P「新Pに皆懐いてしまった……」(477)

亜美「兄ちゃん兄ちゃん!」

新P「どうしたんだい亜美」

真美「こっちこっち!」

新P「おいおい真美まで」

春香「新プロデューサーさん~」

千早「そこの変態と違って凄いやりやすいプロデューサーです」


P「……」

P「どうしてこうなった」

伊織「ちょっと新プロデューサー! 早くしなさいよ、まったく」

新P「ごめんごめん」

真「新プロデューサー、これについてなんですが……」

新P「あぁっ、真。そうだなこれは……」


P「俺の仕事全くねぇ」

美希「そんな事ないと思うな」

P「美希、お前、いいのか、あいつの所行かなくて……」

美希「美希はハニー一筋なの!」

美希「だから、新プロデューサーが来てから皆そっち行くから、美希は嬉しいなって思うの」

P「それは嬉しいんだが、こう、俺の仕事が……」

美希「ハニーのお仕事は美希をもっとキラキラさせることなの!」

P「美希ぃいいい!」ボロボロ

プルルル

P「あっ、電話だ。あずささんからだ」

P「どうしました?」

あずさ「あっ、プロデューサーさん、すいません、ちょっと……その、」

P「……道に迷ったと?」

あずさ「お恥ずかしながら……」

P「……新Pに電話すればいいじゃないですか」

P「俺より役に立つってもっぱらの評判ですよ……」

あずさ「う~ん、でも、私はやっぱりプロデューサーさんがいいなって……」

あずさ「新Pさんは、こう、ちょっと違うなぁって思って……」

あずさ「……めいわく、でしたか?」

P「い、いえっ、」

P(どういう事だ……違うかなって、でも、仲良さそうに話してたじゃないか……)

P(全くわからない)

P「……取り合えず、今迎えに行きますので、その、辺りがどんな所かわかりますか?」

あずさ「ええ~っと、車が走ってます」

P「あ~なんとなくわかりました」

P「あずささ~ん!」

P(最近、こう第六感的なものであずささんが迷子になった場所がわかるようになってきてんだよな……)

P(俺の頭大丈夫かな)

あずさ「プロデューサーさ~ん!」

P「いやー良かった」

あずさ「ふふふ」

P「どうしたんですか?」

あずさ「やっぱり私をすぐ見つけてくれるのはプロデューサーさんだなぁって思って」

P「は、はぁ……」

P(なんか機嫌良さそうだし、別にいいか)

新P「こら、響! ペットを連れて来ちゃ駄目だって言っただろう」

響「う、ううっ、プロデューサーはそんな事言わなかったぞ……」

新P「ここは響のおうちじゃないんだぞ?」

響「ば、バカーっ!」ダダダッ



響「……皆は新Pがいいっていうけど、自分はそうは思わないぞ……」キィキィ

ハム蔵(前のヤツのほうが人良かったしな)

響「……ん? あそこにいるのは……プロデューサー!」

P「お、おおう、どうした響……」

響「ど、どうしてこんな公園にいるんだ?」

P「なんでって、俺、今美希の担当しかしてないんだもの」

P「全員のプロデューサーしてた時より暇なの当然だろ」

P「……俺と違って、新Pは優秀なようだし?」

ハム蔵(コイツ卑屈になりすぎだろ。馬鹿じゃないのか)

P「なんか今ハム蔵に悪口言われた様な気がしたんだが……」

響「そ、そんな事ないぞ!」

P「そうか? まぁでも、ほら早く事務所行ったほうがいいぞ。新Pが待ってるだろうし」

響「じ、自分、帰りたくないぞ……」

P「どうして?」

響「き、今日は、ハム蔵たちと遊ぶって決めてたから……」

P「……そっか。そうだ響、そこのペットショップで今動物達のご飯が売出しなんだが……買ってくか?」

P「給料昨日入ったばっかで、財布に余裕あるんだよ俺。買ってあげるぞ」

響「い、いいのか、プロデューサー……」

P「あぁ、別に構わないぞ」

P(いつもの事だし)

ハム蔵(そんなおせっかいばかり焼くから毎回給料日前に金欠になってんだろ)

P「ま、またなんかハム蔵から言われた様な……」ゾワゾワ

響「そ、そんなことないぞっ! い、行く!」

響(ハム蔵、やっぱりこっちのプロデューサーの方が自分好きだぞ)

P「……出来れば、その、あんまり買わないでね」ボソッ

新P「音無さん、手伝いますよ!」

小鳥「いいの?」

新P「はいっ! どんどん俺使ってください!」

小鳥「じゃあ、お願いしちゃおっかな……」

小鳥(プロデューサーさんより気がきくわぁこの子……って、ダメダメ浮気は)

小鳥「別に付き合ってるわけじゃないけど」

新P「何か言いました?」

小鳥「ぜ、全然?」

小鳥(でも新Pくんの方が心なしかイケメンだし……)

小鳥(将来性の問題から言っても、やはり新Pくんのほうに軍配が……)

小鳥「って、ダメダメっ」

小鳥「あぁ~どうすればいいの」


美希「ハニー、おかしいの」

P「なにが?」

美希「ハニーは美希とだけ一緒のはずなのに」

美希「なんで響とあずさがいるの?」

貴音「わたくしもいますが」

P「うわおっ!」

P「た、貴音、い、いつから」

貴音「いつから、と申されまして、ずっとおりましたが……」

P「お、お前はいいのか、新Pの所に行かなくて……」

貴音「あなた様、忘れたのですか?」

P「な、何が?」

貴音「しをわかつまで、との約束を……」ポッ

P「いや、してないから」

あずさ「あらあら、楽しそう。私も、えいっ!」ダキッ

P「あ、あずささんっ」

美希「あずさ離れて欲しいの。ハニー困ってるの」

あずさ「そうなんですか?」

P「え、えぇ~っと」

新P(俺の美希やあずさ、貴音に近づきやがって、あのクソP……)ブツブツ

小鳥「ど、どうかしました?」

新P「いえっ、なんでもないですよ」クルッ ニコッ

小鳥「そ、そう?」

新P「はい」ニコッ

新P「そういえば、貴音や美希ってあのPとどういう仲なんですか? なんか最初からずっとベッタリって感じですけど」

小鳥「う、う~ん、なんというか、こう、複雑な関係というか」

新P「ふく、ざつ?」ピクッ

新P「スキャンダル的な意味で、ではないですよね?」

小鳥「そこらへんは大丈夫だと思いますけど……」(多分)

P「今年のクリスマスどうしよう」

P「去年みたいに皆でっ、てのは無理だよなぁ。新Pいるし」

P「はぁ……」

美希「美希と一緒に過ごせばいいなって思うな」

美希「そして二人は大人になるの!」

P「いや、それはだめ」

美希「ハニーは美希の事嫌いなの?」ウルウル

P「いやっ、そうじゃなくて、俺、逮捕されちゃうし、その、スキャンダラスな事は」

貴音「ならばわたくしと」

あずさ「プロデューサーさん、今年のクリスマスなんですけど~」


新P(クソっ、どうにか俺に振り向かせないと……)

新P(……何が逮捕されちゃうだ。美希のためならそれぐらい構わないって根性見せてみろよ)

P(何か、新Pからの視線を感じる……)

P「ど、どうかしたかい?」

新P「あっ、いえ、なんとなく、仲が良いなと」

P「……君の方がアイドルたちと仲が良いじゃないか」

伊織「何してんのよ! 早く行くわよ新P!」

新P「あ、あぁごめん伊織今行くよ」

P「……頑張ってね」

新P「……」バタン

P(あれ、今俺無視された?)

響「ぷ、プロデューサー、今年のクリスマスなんだけど、」

美希「ダメ! ハニーは美希と一緒なの!」

貴音「しかしねんれいの問題があるのでは? そうしますと、わたくしだけと」

あずさ「私も大丈夫ですよ~」

P(少し前まで、アイドルたちを取られた、と俺は絶望にくれていた)

P(いや、、美希はいてくれたし、そうでもないか)

P(貴音もいてくれたらしいし)

P(あれ、別に絶望にくれる必要なくね?)

P「……なんだか、気づかれしちゃったな……」

P「……ごめん皆、俺少し仮眠取るよ……・」スゥスゥ

美希「寝ちゃったの。ハニーの寝顔可愛いの!」

あずさ「本当ですね~」

P「う、ううん」ゴロゴロ

あずさ「ソファの上だとちょっと辛そうですね~」

あずさ「ふふふ、膝枕してあげましょうか」

美希「っ!?」

美希「美希がやるの!」

貴音「そのやくめでしたらわたくしが適任かと」

響「じ、自分だって!」

あずさ「あ、あらあら、プロデューサーさんの顔が勝手に私の膝の上に……」ヒョイ

P「ん、んん……なんか柔らかい……」

美希「あずさそれどう見てもわざとなの! 」

ごめん一旦ねるわ

亜美も可愛く描いていただけるんでしょうねぇ

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

雪歩「……」

雪歩(美希ちゃんが離れてプロデューサーが完全に傷心になってから)

雪歩(近づこうと思ってたのに)

雪歩(むしろ増えてるよぉ~)

新P「どうかしたか雪歩」

雪歩「っ!?」ズササ

新P「あっ、ごめん。雪歩は男が苦手だったんだっけ」

新P「でも少しずつでも慣れていかないとダメだぞ?」

雪歩「は、はいぃ」

雪歩(プロデューサーなら平気なんだけどなぁ……)

新P「まずはこれでも飲んで落ち着いて」ニヤァッ

ゴクゴク 

雪歩「あ、あれ~?」バタン

新P「さて、催眠術をかけるとするか。手駒は多いほうがいい」

新P「雪歩は新Pの事が大好きになる~大好きになる~」

雪歩「新プロデューサー大好き~」ダキッ

新P「こらこら雪歩」


P(男嫌いの雪歩も懐いてる……はぁ、やっぱり俺より優秀なんだな新P)

P「まっ、今の俺にできる事だけやるとするか」

P「律子と新Pがほとんどのアイドルの担当だから」

P「俺の仕事なんてほとんとないから、特にすることなんてないんだけども」

P「さて美希、今日は雑誌のモデルの撮影だぞ」

美希「zzzz」

P「起きろ美希」

美希「zzzzz眠いの……」

P「しょうがないな……ほらおぶってやるから」

美希「ハニー大好きなの……」ヨジヨジ

冬馬「あれが噂に聞く新しいPか……」

冬馬「前のと違って隙がねぇな……」

冬馬「取り合えずアイツに電話してみるか。クビになって落ち込んでるだろうからな」ピポパ

P「ん? 誰からだ」

冬馬「俺だ」

P「おぉ、どうした冬馬」

冬馬「上手くいえねぇけど、その、クビになったからって落ち込むなよ?」

P「ん? 別にクビになってないぞ」

冬馬「は? じゃああの新しいPはなんなんだよ」

P「えっと、後輩? 俺が仕事取られちゃうくらいに優秀な」

冬馬「何、今お前仕事ないのか?」

P「まぁ、美希の担当だけだし」

冬馬「そうか……」

冬馬「……なぁ、うち、こないか?」

P「え?」

冬馬「お前そこそこやり手だったろ」

翔太「冬馬765のP気に入ってるもんね~」

冬馬「うるせぇ!」

P「お、おいおい何かあったのか?」

冬馬「なんもねぇよ」

P「そ、そうか」

冬馬「まぁ、考えるだけ考えといてくれよ」

プツッ

P「……961のP、か」

P「765には俺、要らないもんな」

P「俺いなくても、皆やっていけるさ」

P「いや、貴音や美希、あずささんに響がいる」

P「でも、仕事としての担当は美希だけだし」

P「今の俺ほぼ社内ニートじゃん」

P「はぁ……」

P「仕事、したいなぁ……」

北斗「あれ、こんな所で何してるんですか」

P「おおう、北斗か」キィキィ

P「優秀な後輩が出来てさ、俺の仕事、あんまりなくてさ」

北斗(そういや新Pが出来たとか……)

P「はぁ……」

北斗「……食べます?」

P「……いいのか? こんな高そうなドーナツ」

北斗「どうぞ」

北斗(なんか不憫ですし……)

P「うめぇ~」ムシャムシャ

P「うっ、ううっ、ううっ」ボロボロ

北斗(うわっ、泣き始めた……)

P「あの男嫌いの雪歩ですら懐くんだぜ、新P」

P「もう俺とかいらないじゃん……ゴミじゃん」

北斗「は、はぁ」

P「北斗、アイドルの立場としては、やっぱり新Pの方が新鮮っていうか、良いものなのか?」

北斗「どうですかね。人によるとしか……」

P「やっぱり俺はいらないんだぁあああああ」

北斗(相変わらず面白い人だな)

北斗「……なんなら、ジュピターに入りますか?」

P「えっ?」

北斗「スマッ○も4人ですし、やっぱり息の長いアイドルを目指すとなるとあともう一人って話があるんですよ」

北斗「冬馬も喜びますし」

P(冬馬のうちにこいってまさかそういう意味だったの?)

P「……考えとくよ」

……

冬馬「もう皆も知ってるかもしんねーが、新しい仲間を紹介するぜ!」

P「ヨロシク!」ピッ


高木「な、何をやっているんだぁあああああ!」ガタガタ

小鳥「ぴ、ピヨ。テレビが壊れちゃうピヨ」

翔太「新生ジュピター! 宜しくね!」

キャーキャー

P「ふぅ、疲れた」

冬馬「中々良かったぜ」

北斗「まさかここまでやるとは思ってなかったですよ」

P「俺に出来ないことはないさ」

翔太「僕たちこれからトップアイドル一直線だね」


小鳥(落ち込んでたし、何かやらかすとは思ってたけど、まさかこんな予想斜め上)

美希「ハニーキラキラしてるの! かっこいいの!」

新P(ハハハハッ、勝手にいなくなってくれて助かるよP)

貴音「わたくしは961プロにいかねばなりません」

響「じ、自分もだぞ!」

美希「美希もハニーと一緒にキラキラするの!」

あずさ「私も……」

新P「えっ」

小鳥「ま、待つピヨ!」

小鳥(あぁもうプロデューサーさん本当何やってるんですかぁ……)

司会「へぇ~それでPくんの加入ってどんな経緯だったの?」

P「いやーその、皆が「やってみないか」って声かけてくれて」

冬馬「生まれたての小鹿みたいな目してたよな」

P「ちょっwww」

お茶の間 ダハハハハハッ

北斗「Pくん一人寂しくブランコしてて、それでドーナツあげたりなんかもしましたね」

翔太「うわっ可愛いなぁ」

お茶の間 ダハハハハッ

P「恥ずかしい過去をバラすなよwwww」

新P(くそっ、貴音や美希、あずさまで961に……)

小鳥(社長が放心状態に……)

高木「」

小鳥「いやでも、こうしてみるとやっぱりプロデューサーさん結構かっこいいピヨ」

高木「お、音無くん、そんな事言ってる場合じゃ……」

高木「あぁもう……」ブツブツ

新P「クソックソッ」ブツブツ

小鳥(なんだか最近765の空気悪くなってきてる……やっぱりプロデューサーさんがいないと)

小鳥「あっと、今の番組ちゃんと録画出来てたかな……プロデューサーさんの出てるの全部チェックしとかないと……」

伊織「あ、あんのバカ何やってんのよ!」

やよい「うっうープロデューサーがテレビに出てますー」

千早(ちょっとカッコイイと思ったとか口が裂けても言えない)


小鳥「Pグッズにもう10万もつぎ込んでしまったピヨ……」

小鳥(ついつい買っちゃう……)

高木「もう一人Pを増やせば彼の負担も減るかと思ったのに」

高木「まさかこんな事になるなんて……」

高木「新人Pを取るのはもう少し見送るべきだったか……」ブツブツ

新P(クソッ、美希や貴音、あずさがいなくなるなんて誤算だ)

新P(アイドルたちのハーレムを作ろうと思ってたのに……)

新P(巨乳は絶対必要だ。というか俺が好きだ)


美希「ハニー今日は一緒に遊ぶの!」

P「別に構わないけど」

美希「本当に?」

P「なんで?」

美希「いつもなら「アイドルとプロデューサーはそういう事しちゃいけない」っていうの」

P「俺別に今プロデューサーじゃないし」

新P「うわあああああああああっ!!!!!」

新P「こんなハズじゃああああああああああ」

小鳥「ピヨッ」ビクッ

小鳥「な、何かしら今の叫び声……って、だめだめ。今からプロデューサーさんが出る番組なんだから見ないと」


美希「ハニーとのデートなのになんであずさや貴音、響までくるの。他にももろもろ余計なのも」

P「いや、だって二人きりだと互いにスキャンダルになるし……」

P「同じ事務所内での交流って事で。これならいくらパパラッチが来ても大丈夫」

響「一人だけ抜け駆けなんてゆるさないさ!」

冬馬「早く行こうぜ」

黒井「では行くとするか」

翔太「大トロおいしぃ~」

あずさ「回らないお寿司もあるんですね~」

貴音「なんと面妖な……」

黒井「うむ。私の奢りだ。気にしないで食べるといい」

北斗「でも最近本当好調ですね」

P「紅白にも出れることになったしな」

冬馬「お前を誘って本当良かったぜ」

P(Pとしての仕事はなくなったけど、これはこれでいっかな)

高木「私は良くないよぉおおおおおおおお」

小鳥「紅白の録画もしとかないと……」



千早(本当はプロデューサーの事結構気に入ってたんだけどな……私も961に行こうかな)

正直NTR展開ぐらいしか思い浮かばないんだが

半NTRみたいなのでよければ。
キャラDISはしないよ。

んじゃ書き溜めないけどいくで

高木「いきなりだが今日から我々の仲間となる新しいプロデューサーを紹介する」

新P「初めまして、新Pです。以前は他のプロダクションで仕事をしていました」

高木「彼とは不思議な縁があってね、P君も忙しいと思うから助けになればと思って」

新P「よろしくお願いします!」

高木「彼はかなり腕が立つぞ、もちろんP君も同じぐらい腕が立つがね。それじゃよろしく頼むよぉ!」

高木「あっ、そうだ、彼には天海くんの面倒を見てもらうことにしたよ」

高木「天海くんならもうひとり立ちできるぐらい成長したからね、まずは彼にお願いしたいと思う」

春香「わ、私ですか…」

春香(プロデューサーさんじゃなくなっちゃうんだ……)

高木「うむ、彼に任せておけば安心だよ。それじゃ、あとは頼んだよ」

新P「はい、分かりました」

春香「はい……」

新P「よろしくね、春香ちゃん」

春香「よ、よろしくお願いします、新Pさん……」

P「……」

春香(プロデューサーさん……)

P(すまない春香……俺の力が足りないばかりに……)

新P「……」

新P「それじゃ春香ちゃん、キミのこと、もっと知りたいから会議室に行こうか」

春香「はい、分かりました……」

----------

新P「なるほど、キミのことは大体分かったよ」

新P「いや、それは嘘かな。レッスンや舞台を実際に見てみないとね」

春香「はい……」

新P「どうしたんだい、春香ちゃん?」

春香「い、いえ……その……急にプロデューサーさんが変わったからびっくりしてしまって……」

新P「そうだったね、ごめんね、春香ちゃん」

新P「新しいプロデューサーとはいえ、ちょっと話が急すぎたね」

新P「それじゃ、ちょっとボクの話でもしようかな……」

新P「かくかくしかじか……」

春香「へぇ……新Pさんって面白いですね」

新P「ははは、喜んでもらえて何よりだよ」

春香「さ、午後からレッスンですから一緒に行きましょう!」

新P「あぁ、そうさせてもらうよ」

春香(あくまでも仕事……プロデューサーさんとの関係は仕事上のものなんだから……)

----------レッスン中----------

新P(ふむ……ダンスもなかなか……)

新P(歌もいい……そして何よりあのルックス、売れないわけがない……)

春香「新Pさん、どうでしたか……?」

新P「あぁ、正直ここまでとは思ってなかったよ。ボクの想像以上だ」

春香「ありがとうございます、プロデューサーさん!」

春香「じゃなかったですね……ごめんなさい……新Pさん……」

新P「ははは、気にしなくていいって」

新P(もしかしてこの子、プロデューサーのことが……)

----------レッスン終了----------

新P「ただ今戻りました」

P「お疲れ様です、新Pさん」

新P「やめてくださいよ、ボクのほうが年上ですけどこの事務所では後輩なんですから」

P「そうは言ってもなぁ……分かりました、ではお互いに敬語はやめましょう」

新P「はい!」

春香「プロデューサーさん……?」

P「おぉ春香、お疲れさま。新Pはどうだった?」

春香「あっ、え、えぇ……私のことよく見てくれました……」

P「そ、そうか……ま、まぁ彼に任せておけば安心だから、しっかりいうこと聞くんだぞ」

春香「はい……」

春香(プロデューサーさんとの会話ってこんなによそよそしかったっけ……)

春香(たった1日、別の人に見てもらっただけなのに……なんだろう……この気持ち……)

響「プロデューサー!今度のステージのことなんだけどさー」

P「ん?なんだ?響なら何着てもかわいいぞ?」

P&響「わいわいがやがや……」

春香「あっ……」

春香(プロデューサーさん……行っちゃった……)

春香(響ちゃん、楽しそうだったな……)

新P「春香ちゃん?」

春香「ふぁいっ!?」

新P「どうしたの?ぼーっとしちゃって、もしかして疲れたのかな」

春香「いえ、全然、大丈夫ですよ!」

新P「それならいいんだけど……じゃ、ボクは春香ちゃんの今までのビデオとか見ておくから今日はあがっていいよ」

春香「はい、お疲れ様でした……」

新P「さて、春香ちゃんの今までのビデオと資料を……」

----------自宅にて----------

春香「はぁ……新Pさん……悪い人じゃなさそうなんだけどな……」

春香「やっぱりプロデューサーさんのほうが……」

春香「でも、もう決まったことなんだし、仕方ないよ……ね……」

春香「そうだ!プロデューサーさんにメールしてみよう!」

From春香:
プロデューサーさんこんばんは!
って元気なふりをしてみましたけど、少しさびしいです……

春香「えへへ、少しだけ本当の気持ちを書いちゃった……」

FromP:
すまないな春香。俺がふがいないばっかりに。
本当は俺も春香のことプロデュースしてあげたいよ……

春香「えっ!?ふふふっ……プロデューサーさんも同じ気持ちだったんだ……」

From春香:
ありがとうございますっ!
少し元気でましたよ!
それじゃ、おやすみなさい。

春香「うんっ……明日社長にお願いしてみよう……」

春香「やっぱり私の担当をプロデューサーさんにしてほしいって……」

春香「プロデューサーさん……」ウトウト

----------次の日----------

春香「よしっ、お願いしよう!」

ガチャ

真美「兄ちゃん、遊ぼ!遊ぼ!」

P「こ、こら真美!」

真美「ね~ね~いいでしょ~」

P「もう、仕方ない、少しだけだぞ」

真美「やったぁ!兄ちゃん大好き!」

P「ははっ、そりゃ嬉しいことで、って春香」

春香「お、おはようございますプロデュ」

新P「春香ちゃん、おはよう」

春香「!?」

春香「お、おはようございます新Pさん……」

P「あっ……」チラッ

新P「さ、春香ちゃん、こっちへ来てくれるかな」

春香「はい……」チラッ

新P「いやぁ、昨日春香ちゃんのビデオと資料を調べつくしたんだけどさ……」

新P「春香ちゃんは本当にすごい才能を持ってる、しかも努力家だ」

新P「ボクが必ず、キミをトップアイドルにして見せるよ」

春香「新Pさん……」

新P「よし、今日はあいさつ回りに行こうか」

新P「ボクが以前からお付き合いがある方が何名かいるからそこへ行こう」

新P「会ったことない人ばかりだと思うけど、春香ちゃんの顔を売るためにも挨拶は必要だからね」

春香「はい、よろしくお願いします」

----------もろもろ挨拶----------

春香「私びっくりしちゃいました、新Pさんって顔がひろいんですね」

新P「ははっ、まぁ前の事務所が大手だったからね、いろんな付き合いがあるのさ」

新P「もちろん、アイドルにとっての闇の部分の付き合いも……ね……」

春香「闇……ですか?」

新P「いや、春香ちゃんは知らなくていいよ。もちろん前のプロデューサーもそういうことには無縁だっただろうし」

春香「そうですか……」

----------再び事務所----------

新P「さて、明日からまた、よろしくね春香ちゃん」

春香「はい、また明日ですね!」

どうあがいても絶望

>>426
頑張れよ

響「……」プルプル

貴音「響、何を読んでるのですか?」


稲わらで編んだ猫用の家「猫ちぐら」が新潟県関川村で作られ、
全国にぬくもりを届けている。

猫ちぐらは底の直径20~45センチ、高さ16~38センチのドーム形。
子守のために使っていた揺りかごをヒントに、1980年頃から
作られるようになった。
「関川村猫ちぐらの会」会員約30人による手作りで、一つ仕上げるのに
平均1週間かかり、注文から約1年待ちの人気ぶりだという。

「猫がくつろいでいる写真を送ってくれる人もいて、こちらもほんわかする」
と同会の松浦光枝さん

ソースは
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121127-OYT1T00800.htm?from=navlp
猫ちぐらから顔を出すネコ(26日、新潟県関川村で)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20121127-836027-1-L.jpg
■関川村猫ちぐらの会 http://www.nekochigura.com/
 画像は
 http://www.nekochigura.com/image/photo1.gif
 http://www.nekochigura.com/image/photo2.gif


響「うきゃゃゃ~♪」

貴音「め、面妖な…」

P「音無さんがセックスしてた死にたい」

春香「一発ヤったぐらいじゃ彼氏になれませんって」

千早「せやな」

P「二回ヤってたら」

貴音「それは諦めろよ」

P「くそ、俺には専用のオナホがあるからいいんだ。天海春香っていうオナホが」

春音「人の名前付けるのやめて」

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