六花「ゆうた…鍵、忘れた…」(141)

六花「……」

ゆうた「仕方ないな。今晩だけ泊めてやる」

六花「ほんと!?」

ゆうた「ただし!」

六花「?」

ゆうた「俺の家にいる間は普通の女の子でいること。できるか?」

六花「分かった。いいだろう。邪王心眼に出来ぬものなどない」

ゆうた「よし。じゃあ今から入るからな。準備は出来たか?」

六花「いつでもOK」

ゆうた「じゃあ…」

六花「待って!!」

六花「着替え…どうしよう…」

ゆうた「それくらい俺が貸してやるよ」

六花「あり…がとう…」

ゆうた「じゃあ、よーい、スタート!」

六花「ゆうた!!」

ゆうた「なんだ?」

六花「寒い…シャワーかして?」

ゆうた「シャワー? あ、ああそうか… こっちだからついてきて」

六花「うん…」

ゆうた「ここだ。着替えおいとくから入ってて」

六花「ゆうた…」

ゆうた「なに?」

六花「呼んだら…すぐ来てね…」

ゆうた「…わかった…じゃあごゆっくり」

六花「うん…」

-10分後-

六花「ゆうたーー」

ゆうた「なにーー?」

六花「早く来てー」

ゆうた「(なんだろう…着替えちゃんと置いたはずだけど)」

ゆうた「どうした?」

六花「あの…えっと…」

ゆうた「なんだ? はっきり言ってくれ」

六花「えっと、その…下着…が…」

眠いから続きたのんだ

分かった 続き書く

ゆうた「えっ何? もう一回」

六花「だから…下着が…ない…」

ゆうた「えっ? もう一回」

六花「うぅ…ゆうたのばかぁ…」

ゆうた「ごめんごめん。樟葉の持ってくるわ。今誰もいないから大丈夫だろ」

六花「うん…ありがと…」

ゆうた「寒くないか? 毛布扉開けたとこに置いとくから使っていいよ」

六花「ゆ、ゆうた!」

ゆうた「ん? なんだ?」

六花「いや…やっぱり何でもない…」

ゆうた「? そうか。じゃあすぐくるから」

六花「うん…」

ゆうた「これでいいか」

ゆうた「おーい。持ってきたぞー」

六花「ありがとう。ちょっと開けるから…隙間から渡して…」

ゆうた「う、うん…」

ゆうた「じゃあ先部屋行ってるな。場所分かるだろ?」

六花「うん。たぶん大丈夫。すぐいくね」

ゆうた「ああ」

六花「ゆーた…」

ゆうた「ん? あっ…」

六花「これ…ちょっと大きいよ…」

ゆうた「ごっごめん…俺のしかなくて…」

六花「肩が見えちゃうよ…」

ゆうた「すまん、今日はそれで我慢してくれ!」

六花「まぁ、ゆうただけならいいけど…」

ゆうた「えっ?」

六花「あっ…そ、そうじゃなくて…その…」

ゆうた「六花…」

六花「あっその… あっ、ゆうた! トイレ借りていい!?」

ゆうた「えっああ、いいよ。場所分かるか?」

六花「ゆーた…一緒に来て…一人じゃ怖いよ……」

ゆうた「ったくしょうがないな。ほれ、いくぞ」

六花「…うん!」

ゆうた「ここだ。入れ」

六花「ちゃんと待っててね…音とか……なんでもない!!」

ゆうた「(きかねぇよそんなもん)」

ゆうた「(ちょっと寒いな)」

バチン!!!

ゆうた「!?」

六花「キャッ!! ゆうた!! なに!?」

ゆうた「落ち着け。停電だ。ちょっと見てくる」

六花「待ってよゆうた…置いてかないで…」

ゆうた「分かったから早くしろ」

キー、バタン!

六花「もういいよ」

ゆうた「たぶんブレーカーが落ちたでけだと思うけど…」

六花「ゆうた…怖い…」

ゆうた「二人なら大丈夫だ」

カチッ

ゆうた「ついたついた。 ってあれ?」

六花「なっなに?」

ゆうた「お前…目赤いぞ。もしかしてさっきの停電で…」

六花「違う! これは邪王しんが…」

ゆうた「邪王、なんだって?」

六花「ゆうたのいじわる…」

ゆうた「冗談冗談。さて、もう寝るか」

六花「えっもう寝るの?」

ゆうた「もうって…11時だぞ。何時に寝るつもりだったんだ」

六花「分かった…」

ゆうた「じゃあ六花はこっちの部屋で…」

六花「えっ、別々で寝るの?」

ゆうた「あたりまえだろ。もしかしてお前…怖いのか」

六花「怖くない!! だいじょうぶ。一人で寝れる」

ゆうた「そうか。じゃあおやすみー」

六花「あうぅ…」

-20分後-

ゆうた「(もう寝たかな)」

スーッ

六花「ゆーた!!」

ゆうた「うわっ!」

六花「ゆうたぁ…やっぱり怖いよぉ…」

ゆうた「はぁ…仕方ないなぁ。ほれ、こっち来ていいぞ」

六花「うん!」

-10分後-

ゆうた「寝たか?」

六花「寝た」

ゆうた「起きてるだろ… 六花はさ、今までだれかと付き合ったことないの」

六花「凸守といつも付き合っている」

ゆうた「そうじゃなくて。ていうか中二病戻ってきてないか? まあいいや。そうじゃなくて恋愛の方だよ」

六花「ゆうたは…ある…?」

ゆうた「俺か? 俺はないけど… 六花は?」

六花「…ない…」

ゆうた「そうか…」

六花「でも…ゆうたなら…いいかもしれない…」

ゆうた「えっ?」

六花「一緒にいて…すごく楽しい」

ゆうた「……」

六花「ゆうたといると…つらいこと、忘れられる」

ゆうた「おれも…六花といると楽しいよ」

六花「ゆうた…」

ゆうた「ごめんな、変なこと言って」

六花「私は…」

ゆうた「ん?」

六花「ゆうたのことが…好き」

ゆうた「六花…」

六花「でもゆうたは…私なんかより、ほかに好きな人いるよね…」

ゆうた「俺も…」

六花「俺も、六花が好きだ」

>>100
ミス ↓に書き直す

ゆうた「六花…」

六花「でもゆうたは…私なんかより、ほかに好きな人いるよね…」

ゆうた「俺も…」

ゆうた「俺も、六花が好きだ」

六花「ゆーた……」

ゆうた「六花……」

-翌朝-

六花「昨夜は流石だったな! ダークフレイムマスター! あんなテクニックを隠し持っていたとは!!」

ゆうた「それ言うな!」

六花「あうぅ…」

ゆうた「……」

六花「…えへへ」

ゆうた「六花」

六花「何?」

ゆうた「これからも…よろしくな」

六花「…うん!!」

                   <終>

ご静聴 ありがとうございました

凸守「直人~大好きデ~ス!」ギュッ

俺「はっ?やめろよ!凸守はないからwww」

凸守「えっ?………」シュンッ

俺「嘘だよバーカ^^愛してるに決まってんだろ!」ギュッ

凸守「直人!ビックリしたデス!許さないデ~ス!凸守は凄く悲しかったデスよ…でも、直人に抱きしめられると何もかもがどうでもよくなるデス…///」

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