直葉「お兄ちゃんと“小さなキリトくん”」 (46)


カップリングは桐ヶ谷兄妹。
エッチな描写があるので苦手な人は注意。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1389446679

キリト「リーファ!あっち行ってみたい!」

リーファ「え…でもとりあえず今日はもうホームに帰ってログアウトしたほうが」

リーファは4歳ぐらいの小さな黒髪の男の子と歩いていた。

キリト「やだやだ!!もっと遊ぼリーファぁ……」

涙目上目遣いのキリト君…か、可愛すぎる。

リーファ「…しょ、しょうがないなぁもう」

キリト「やったぁ!大好きリーファ!」ギュゥ

リーファ「……」

私…もう死んでもいい。

ー30分前のことだ。

私とお兄ちゃんはALOでクエストをこなしていた。

そのクエストは討伐系クエストで、目的のモンスターを倒しにいっていた。

キリト「これで終わりだ!!」

モンスター「ギョエエエエ!!」

私はこの時油断していた。

てっきりモンスターはもう死んでるのかと思っていた。

リーファ「さすがお兄ちゃんだね!結構楽勝なクエストだったねお兄ー」

キリト「危ない!」

私とお兄ちゃんはALOでクエストをこなしていた。

そのクエストは討伐系クエストで、目的のモンスターを倒しにいっていた。

キリト「これで終わりだ!!」

モンスター「ギョエエエエ!!」

私はこの時油断していた。

てっきりモンスターはもう死んでるのかと思っていた。

リーファ「さすがお兄ちゃんだね!結構楽勝なクエストだったねお兄ー」

キリト「危ない!」

え?

私はお兄ちゃんに突き飛ばされた。

キリト「ぐ……っ!!」

リーファ「お、お兄ちゃん!?」

お兄ちゃんに何か液体みたいなのが付いてる。

私を庇ってー。

モンスター「ジャワァァァ!!」

花のような形をしたモンスターはまだ生きていたんだ!

マズイかも…こういう攻撃って大体特殊効果があったりする。

麻痺毒だったり、眠ってしまったり…とにかくこいつのトドメを刺そう。

リーファ「やぁぁぁぁぁ!!」

モンスター「ギョエエエエ!!」

私はソードスキルでモンスターを倒し、急いでお兄ちゃんの所に駆けつけた。

リーファ「大丈夫お兄ちゃん!?しっかりして!」

キリト「くっ……なんだこれ」

お兄ちゃんからなにやら煙が出ている。

お兄ちゃんはどうやら動けそうにないし、麻痺毒の一種?

キリト「なん…だ……身体が」

リーファ「お、お兄ちゃん?」

お兄ちゃんの身体がどんどん煙に包まれていき、ついには見えなくなってしまった。

下手に触るともし感染型の毒だった場合、私まで毒をくらっちゃうし…でも、お兄ちゃんが煙に包まれて……あぁもういったいなんなのこれ!?

そして煙から出て来たのはー。

リーファ「………お、お兄ちゃん?」

キリト「……あ、リーファだ!」

ショタキリト君であったーーー。

リーファ「はぁ……どうしよこれ」

キリト「空飛ぶのって気持ちいいなぁ!!」

毒の効果と見て間違いないのだろうけど、どういうことなの?

お兄ちゃんは子供の姿になってしまい、性格まで子供っぽくなってしまってる。

だけど、記憶とかはちゃんとあって……私のこともちゃんとわかってるみたいだし……意味がわからない。

とりあえず私はこの小さなキリト君をスイルベーン、私のホームに連れて帰ることにした。

他の所だともし、知り合いに出会ってしまうと面倒なことになりそうだし。

キリト「リーファ!早く行こうよぉ!リーファのお家!」

リーファ「う、うん!」

それにこんな可愛いキリト君を誰にも見せたくないし。

リーファ「(私が守ってあげるからね!お兄ちゃん!)」

キリト「びゅーーん!!」

スイルベーン、リーファのホーム

リーファ「ただいまっと…」

キリト「あ、ベッドだベッド!」

リーファ「もう、おに…キリトくん?ベッドに飛び込んだりして……お行儀悪いよ?」

キリト「リーファもおいでよ!」グイ

リーファ「え」

私はキリト君に引っ張られてベッドに転がされた………というか。

この子……ステータスはお兄ちゃんのままだ。

キリト「ここのベッドフカフカだね!前から一度ここで寝てみたかったんだぁ!」

リーファ「へ、へぇ……そうなんだ」

あれ?……これ、記憶はそのままなんだよね?

キリト「でもリーファと2人きりでここの家に来たことなかったから、なかなかチャンスがなかったんだぁ……」

リーファ「……」

…と、いうことは…これ、全部お兄ちゃんの本心なんだよね?

私のベッドで……寝てみたかったとか………。

リーファ「////」

お兄ちゃんなに考えてんのよ……まったく。

キリト「リーファ!」ギュゥ

リーファ「ふぇ……お、お兄ちゃん!?」

ええええ!?

だ、抱きついてきた!?

キリト「リーファあったかぁーい」

こ、ここここれ!これ!お兄ちゃんの本心なんだよね!?

なに!?

お兄ちゃん私に抱きついたりしたかったの!?

リーファ「あ、あのさ…キリト君」

き……聞いてみてもいい……かな?

キリト「なーに?」

リーファ「その……私のこと…好き?」

キリト「うん!大好きだよ!」

ふぉぉぉぉおおおお!!

私もう死ねる!

死んでもいい!!

キリト「だってリーファは…俺の家族だもん!」



リーファ「……え、あ、あはは」

そう……だよね。そりゃ……。

リーファ「そっか……」

キリト「へへへ!リーファは俺のことすきー?」

リーファ「う、うん…もちろん」

キリト「やったー!」

なに傷付いてるんだろう私。

そんなこと、前からわかってたじゃん。

何を……期待してたんだろう……バカみたい。

キリト「あ……でもリーファって俺と恋人になりたいんだっけ?」

リーファ「……………………は?」

今何て言ったこの子。

いや、わかってるけど言ったことは。

でも、いや、まぁこの子が言ってることは当たってるんだけどさ……

キリト「いやぁ……なんだか照れちゃうなぁ……へへ」

リーファ「……」

も、元に戻ったら…絶対殴ってやる。

キリト「でもリーファと結婚できたら楽しそうだね!」

リーファ「……………………は?」

え、次はなんて言ったこの子……結婚?……私と………お兄ちゃんが!?

リーファ「ちょ、ちょちょちょ!ちょっとキリト君!?」

キリト「?どーしたのリーファ?」

リーファ「あ、あなた一体なに考えてるの!?あ……アスナさんが……いるのに」

そ、そうよ。キリト君には……お兄ちゃんには……アスナさんがいるんだから……。

キリト「んーアスナのことも大好きだけど、俺リーファのことも大好きだもん。どっちとも結婚できたらいいのにね!」

……お兄ちゃん。

へぇ……普段からそんなこと考えてたんだぁ。

へぇ?

リーファ「ねぇ?お兄ちゃん?質問に答えてくれる?」

キリト「うん!なんでも答えてあげる!」

リーファ「私のこと好きなんだよね?」

キリト「うん、好きだよ?」

リーファ「じゃあ私のこと……女として見たことある?」

キリト「うん!あるよー!リーファはおっぱい大きいもん!」

ほぅ?

リーファ「……私の裸……見たいと思ったことは?」

キリト「うん!あるよー!でも家族だからダメかなって思ったんだぁ!」

リーファ「……私と結婚したいの?」

キリト「うん!リーファ可愛いもん!でも妹だから難しいよね!」

リーファ「……じゃあ、もし、私がキリト君と兄妹じゃなかったら………私を恋人にしてた可能性はある?」

キリト「うん!リーファと恋人になってみたいな!」

へぇ……お兄ちゃん………私のことそんな目で見てたんだ?

へえ?

リーファ「私とキスしたい?」

キリト「うん」

リーファ「……その、もっとエッチなことも?」

キリト「うん!」

……お兄ちゃんの変態。

キリト「あれ?……なんだろう?身体から煙が………」

……これはもしかして。

モクモクモク

キリト「うぉっと……」

リーファ「……元に戻ったんだね、お兄ちゃん」

キリト「リ…リーファ」

リーファ「お兄ちゃん……さっきの質問、続けていい?」

キリト「……へ?あの?なんのこと言ってるのかわからないなぁ……なんて」

リーファ「小さくなったキリト君にはちゃんと記憶があった。だから今のお兄ちゃんにはちゃんと小さくなってた時の記憶もあるはずだよ」

キリト「……えーと、あ、そろそろリアルの晩飯の時間だし、ログアウトしよ…」

リーファ「逃がすか」

キリト「うぉっ!…リ、リーファ!?」

私はベッドから起き上がっていたお兄ちゃんを再びベッドに引き込んで、馬乗りになった。

リーファ「質問……するね?」

キリト「あの……リーファさん?」

リーファ「お兄ちゃん……私のこと、好き?」

キリト「そ……そりゃ、家族だからな」

リーファ「ふーん……じゃあ私のこと、女として見たことある?」

キリト「………n」

リーファ「嘘吐いたら全部アスナさんにチクるから」

キリト「………あり……ます」

リーファ「……私の胸が、大きいから?」

蔑んだ目で私はお兄ちゃんを見た。

キリト「そ、それは……男として……仕方ないというか」

リーファ「変態」

キリト「」

リーファ「変態なお兄ちゃんは…私の裸……見たいんでしょ?」

キリト「お、おい……な、なに装備解除して」

リーファ「そんなにみたいなら見せてあげるよ……ほら、お兄ちゃんが見たかった裸」

キリト「な、なななななな!?////」

恥ずかしい…だけど、私はこうなりたかった。

お兄ちゃんと、こんな関係になりたかった。

ずっと我慢してたのに、忘れようと思ったのに…お兄ちゃんも私を求めていたという事実は、私の理性を破壊するには充分の威力があった。

リーファ「キス……も、したいんでしょ?////」

キリト「ちょ……リーファ!ーーっん」

私のファーストキス。

そっと触れ合うような優しいキスではなくて、舌を絡ませた深い深いディープキス。

リーファ「ーーっん……はっ…はっ」

キリト「はぁ…はぁ…リーファ……これ以上は……」

リーファ「……私と……エッチ……したいんでしょ?」

キリト「そ……それは」

リーファ「いいよ…私……お兄ちゃんとなら………エッチしても」

キリト「……スグ」

リーファ「……お兄ちゃん…抱いて」

私はこの日、お兄ちゃんに初めてを捧げた。

キリト「……大丈夫か、スグ」

リーファ「……うん」

なんか不思議な感じ。

ゲームだからだと思うけど、痛くはなかった。

でもこのなんとも言えない疲労感。

エッチの後ってこんな感じなんだ。

キリト「……」

リーファ「……しちゃったね……私達」

お兄ちゃんに話しかける。

キリト「……うん」

私は………1番したかった質問をすることにした。

リーファ「……最後の質問……してもいい?」

キリト「……うん」

リーファ「私と……結婚したいですか?」

キリト「……ウソ……吐いても意味ねぇんだよな今更」

リーファ「ふふ……そうだよ」

キリト「なら……俺は……リーファと………いや、桐ヶ谷直葉と結婚したい」

自然と涙が出てきた。

嬉しい。

凄く嬉しいけど……このまま素直に喜ぶのは悔しいから……。

リーファ「うん…………お兄ちゃん、最低だね」

笑顔でそう言ってやった。

キリト「……だな」

お兄ちゃんも笑ってる。

リーファ「……浮気男」

キリト「……皆に嫌われちゃうだろうな、俺」

お兄ちゃんは笑いながら、諦めたように言った。

リーファ「……ごめん」

キリト「いいんだ。なあ…スグ」

お兄ちゃんは私を抱き寄せた。

リーファ「……なに?」

キリト「俺……たぶんひとりぼっちになっちゃうからさ……だからスグだけは、俺の隣にいてくれ」

リーファ「……いつまで?」

キリト「一生」

リーファ「……本気?」

あぁ……また涙が出てきちゃった。

キリト「俺と結婚しよう……スグ」

リーファ「………はい」

………………………。

現実世界 エギルの店

ユイ「というssをss vipで読みました。誰が投稿したと思いますか?」

和人「……」

アスナ「……」

直葉「……なによこれ////」

里香「な……なんつぅ過激な///」

珪子「はわわわわ////」

詩乃「……ひどいわねこれは」

エギル「……おいおい」

クライン「な、なんじゃこりゃあ!!」

一同「…………」

クライン「な、なんだよその目は!お、俺がss vipなんてやってるわけねぇだろが!」

ユイ「そうですよ皆さん!クラインさんがこんなことするわけないですよ大人なんですから!」

和人「……ホントだろうなクライン」

クライン「も、もちろんだぜぇキリの字!俺とお前の仲じゃないか!信じてくれって!なっ?」

ユイ「ちなみにIDはKIeinとなっています。偶然にもクラインさんと同じ名前ですね♪」

クライン「」

アスナ「……エギルさん」

エギル「……物を壊さなかったら好きなだけ暴れていい。幸い今は俺達しかいないんでな」

ユイ「まったく…パパが浮気なんてするはずがありません……こんな物…一体誰が書いたんでしょう?」

直葉「さ、最低ぇ……こ、こんなの……わ、私とお兄ちゃんが……こんなの!!////」

里香「これだからアンタって奴は……!」

珪子「け、穢らわしいです!!」

アスナ「大事な娘になんてもの見せるのよ……」

クライン「キ…キリの字……た、助けてくれぇ!」

和人「………知るか」

詩乃「アスナ…流石にナイフは危ないからフォークにしときなさい」

エギル「いや……どっちにしたってそれ危なくないか?……ま、もう遅いか」

女子s「しねぇぇええええ!!」

クライン「お助けぇえええええ!!」

ユイ「パパ…大丈夫ですか?」

和人「ユイ……お前にはまだss vipは早すぎる、今後見ないように」

ユイ「はーい」

終わり

オマケーR18

キリト「どうだスグ……気持ちいいか?」

スグ「……ん……よく、わかんない////」

お兄ちゃんが私の胸にそっと触れる。

なんだかくすぐったい…感じかな?

キリト「……スグ」

リーファ「なに?おにぃーーっ!」

リーファ「ーーっんーーっ!」

チュ……チュル……クチャクチャ……

私とお兄ちゃんの舌が絡み合うたびに部屋に艶かしい音が響く。

あ……気持ちいい。

私はもっとお兄ちゃんと深く深く繋がりたくて、自分から舌を伸ばし、お兄ちゃんの口の中を犯す。

キリト「ん……スグ……ーーっん」

リーファ「ーーんっ……やめないで……もっと……もっとキスして……」

キリト「スグ……可愛いよ」

リーファ「あっ……お兄ちゃん……そこ耳……舐めたら……あ……ダメだよぉ……」

お兄ちゃんに耳を舐められる。

私は口にしてほしいのに……でも、これも気持ちいい。

キリト「………」スッ

リーファ「!?」

クチュクチュ

リーファ「あぁ……お兄ちゃん……そこは」

キリト「スグ……もうこんなに濡れて………」

お兄ちゃんの手が私の下の口を犯していく。

リーファ「やめ……あん……だ、だめ」

キリト「そんなこと言って……ホントは気持ちいんだろ?」

クチュクチュクチュ

リーファ「ひぅ!……そんな速く……あぁ…あ……いや……あん……やぁ」

キリト「いいんだよスグ……イっても」

リーファ「あっ……だ、だめ……私もう……あぁ、お兄ちゃん!……あ、あっ……イク…イクよ……あぁ!…イク!」

ビクン

リーファ「あ……あぁ……」

お兄ちゃんの手……凄く気持ちよかった。

好きな人にされるとこんなに違うなんて……クセになっちゃいそう。

キリト「スグ……俺もう……」

リーファ「うん………いいよお兄ちゃん」

お兄ちゃん……辛そうな顔してる。

そんなに私のこと求めてくれてるんだね。

リーファ「我慢しないでお兄ちゃん……私のこと……メチャクチャにして?」

キリト「リーファ!」

リーファ「ああっ、お兄ちゃん!」

……………………。

ユイ「…というオマケが投稿されていたんですが………クラインさん?」

クライン「なっ……」

和人「……お前」

アスナ「………ほう?」

直葉「………あ…か……な……////」

里香「い、いい度胸してるわあんた////」

珪子「110番です110番!////」

詩乃「……キモチわるい」

エギル「すみません閉店にしますので早く避難してください」

ユイ「まったく懲りないですねクラインさんは…」

クライン「ち、違う!マジで違う!俺じゃない!!」

アスナ「1度ならず2度までも……」

直葉「うっ……うう…ヒドイよこんなの書くなんて」

和人「わわっ…泣くなよスグ」

直葉「だ、だって……うぅ……ひっく…」

里香「最っ低!!」

珪子「お、女の敵です!!」

詩乃「…さすがに今回ばかりは私も協力するわ」

エギル「前みたいにフォークでソードスキル使うのは止してくれよ皆。フォークがグニャグニャになってたからこの前」

クライン「キリの字ぃ!!ホントに俺じゃないんだ!!信じてくれよぉぉ!」

和人「前科があるからな……無理」

クライン「そ、そんなぁぁぁ!」

女性陣「しねぇぇぇぇええ!!」

クライン「ぎゃあああああああ!!」

エギル「……はぁ、やれやれ」

和人「悪いなエギル、迷惑かけて」

エギル「まぁ仕方ないさ、弁償は全てクラインにしてもらう」

ユイ「まったくもう、クラインさんは反省するべきです!」プクゥ

和人「ユイ…ss vipはダメだって言ったろ?」

ユイ「う…ごめんなさい。キリユイが中々見つからなくて……今度からはpixivで探します」

和人「キリユイ?なんだそれ?」

ユイ「なんでもありませんよパパ?あ……そういえば今回のss少し気になることがあるんですよね」

和人「気になること?」

ユイ「はい、書いたのはクラインさんだと思うのですが、IDが違うんです」

和人「なに?」

エギル「IDにはなんて書いてあるんだ?」

ユイ「えーと……Heathcliffと書いてあります。心当たりがありますか?」

和人「…………」

エギル「…………」

ユイ「あの、パパ?」

エギル「……あいつも暇なんだろうな」

和人「……後でクラインには俺から謝っとくよ」

ユイ「?」

とある場所にて

「これはオマケであっても遊びではない」

「…………それでは諸君、また会おう」

終わり

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