うちの鎮守府の一日 (113)

はじめてのSSです(艦これ)

不慣れですが何卒よろしく

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1389429574

朝5:50

島風「てーいーとーくーーーっ!!!朝ですよ!早く!起きて!!」

提督「うん…まだ起床ラッパ鳴ってないんだけど…」

島風「はーやーくー!」

提督「あと5ふnわかった、わかったから島風、布団の上でぴょんぴょんしないで、落ちそう(ゴロン」

ドアガラッ電「司令官、おはようございますなのです」雷・暁・響ドタドタ

雷「ほら司令官、顔洗って歯磨きして早く着替えてらっしゃい!」

響 つ海軍軍服(アイロン済)

暁「ふぅ、提督にはレディーとしてのあしなみがなってないわね」

提督「それを言うなら身だしなみ、じゃないのか?」

暁「う、うるさいっ!わかってたわよ!」

朝食:食堂にて

長門「あぁ、提督か。今日も絶好の演習日和だな」

提督「今日もお世話になります。あれ、赤城さんはもうご飯終わったの?」

長門「いや、資材のつまみ食いが露見したせいで提督が昨日遠征送りにしたじゃないか。もう忘れたのか?」

提督「あっ、地獄の80時間耐久レース」

長門「まぁ途中でボーキが尽きそうだがな。はっはっは」

提督「はっはっは」

加賀「(スッ」

提督「あれ、赤城さんと一緒に行ったはずじゃ?」

加賀「五航船の子とすり替えたわ」

提督「じゃあまさか…」

赤城「ガツガツムシャムシャ」

提督「あっかぎいいいいいいいい!!!!!」


その頃:敵母港空襲作戦

瑞鶴「瑞鶴には…幸運の女神が…ぐすっ」

翔鶴「大丈夫、瑞鶴は悪くないわ…」

駆逐2人「……」

午前:作戦会議(執務室)

提督「では点呼をとるかー

   まず旗艦の島風」

島風「はーい」

   次に川内」

那珂「せんせー、川内ちゃんが夜戦で疲れ切っちゃって起きませんでしたぁー」

   そうかーじゃあ代打北上」

那珂「そこは那珂じゃないの?!」


提督「じゃあ那珂でいいや…はい次、長門」

長門「いいだろう」

   次、陸奥」

陸奥「なに?」

   次、五航戦がいないから加賀」

加賀「五航戦の子なんかと一緒にしないで」

   ラスト、禁固刑にしたいけど赤城」

赤城「バリバリムシャムシャ」

   あと駆逐艦いるかー?」

不知火「先生、初風がスパッツを履くのが嫌だとダダをこねて部屋から出てきません」

   そうか、あとで舞風と一緒にお仕置きだな」

提督「じゃあ那珂でいいや…はい次、長門」

長門「いいだろう」

   次、陸奥」

陸奥「なに?」

   次、五航戦がいないから加賀」

加賀「五航戦の子なんかと一緒にしないで」

   ラスト、禁固刑にしたいけど赤城」

赤城「バリバリムシャムシャ」

   あと駆逐艦いるかー?」

不知火「先生、初風がスパッツを履くのが嫌だとダダをこねて部屋から出てきません」

   そうか、あとで舞風と一緒にお仕置きだな」

誰もおらんだろうが連投スマソ


午前:作戦

提督「第2と第3艦隊はタンカーと鼠輸送、第4は編成し直してレベリング。以上!」

……中庭

麻耶「よっ、提督ー」

提督「麻耶か、久しぶりだな」

麻耶「まったく新造船のお守りは疲れるぜ、そろそろ前線に出してくれよな?」

提督「そうだなー、またタンバリン叩いてくれたら考える」


青葉「カーニバルダヨッ」

麻耶「(ビクッ)な、なんだお前かよ!ビビらせんな!」

青葉「それよりも提督、青葉…見ちゃいました!」

提督「この前みたいな艦娘別お風呂の温度とかは要らないからな」

麻耶「どうやって調べたんだよそれ」

青葉「冗談はともかく!次にくる艦娘…もはや艦娘と呼べるのか、海軍工廠産じゃないらしいですよっ!」


その頃鎮守府外洋

○「私、ここでうまくやっていけるのかなぁ…プカプカ」


ありがとうございます!頑張ります!


午後:緊急会議

島風「“未確認生命体における意思の疎通について”…?提督、とうとう頭も逝っちゃいましたか?」

提督「たった今さっき、青葉から“艦娘じゃないかもしれない(?)ものが鎮守府に来る”という情報提供があったのだ」

長門「歩いて喋るかわいいぬいぐるみが戦艦を操る時代だからな…胸が熱いな」

提督「コラボから離れろ」


川内「んじゃあ、提督みたいな人間の女の子とかは?」

提督「それは自分だけで十分だろ?無通達のリストラ?」

響「うーん…そういえば去年、ロシアに巨大隕石が落ちたんだよ」

電「もしかして宇宙人とか?…UFOとかに吸い込まれちゃうんでしょうか…はわわ」

提督「(かわいい)」

提督「とにかく、だ。鎮守府周辺で不審な人やものを見かけても不用意に話しかけたり挑発しないこと。

   怪しいことがあり次第、執務室まで報告に来るように!」


青葉「(あ…ただ陸軍から潜水艦が来るってだけの話だったのに…大ごとになっちゃった…)」

その頃鎮守府ドック付近水面

木曾「………」ジーッ

まるゆ「………」ビクビク

木曾「……お前、潜水艦か?」

まるゆ「………(コクン」

木曾「………お前、潜れるのか?」

まるゆ「ひ、ひどいです!!」


午後:執務室

提督「というわけで今日からこの鎮守府所属の、三式潜航輸送艇まるゆだ」

まるゆ「よろしくお願いします…さっきいきなり聞かれたのですが、潜れます、もぐもぐ…」

木曾「ごめんってば!ほら、海軍カリーの作り方教えてやるから!」



雷「なーんだ、UFOじゃなかったのね!よかったわ!」

暁「べ、別にほんとに怖かったわけじゃないもの!」

響「(…暁姉さん、宇宙人から逃げるためにクローゼットに隠れてたのは内緒にしてあげよう)」

麻耶「でも暁、さっきは部屋の押し入れnもごもごっ!?」

暁「なっ、レディーがそんなことするわけにゃいわよっ!」

その他「(暁…」

まるゆ「(こんな鎮守府で大丈夫かな…?」

赤城「大丈夫だ、問題ない(キリッ」

まるゆ「!!?!」

16≫木曾たんprpr、激しく同意です

書きためてたのここまでなのですが…書いてほしい艦娘の安価あったら流れで書きます、≫20

≫19さん、20さん、ありがとうございます!

ちょっと時間かかりますが時雨でいきます!


午後:工廠裏

提督「ドッグのぞいたら夕立に「変態っぽい!」って風呂桶投げられたんだが…

   女の子同士だから問題ないよな…ブツブツ

   あれ、あんな所に…時雨?」

提督「おーい、しぐれー」

時雨「提督。こんなところでどうしたんだい?」

提督「帰投したからドッグを見に行ってた。時雨は?」

時雨「あぁ、僕は野良猫を見に。…そ、そんな顔しないで!あの白い猫じゃないから」

提督「そ、そうか…でもあんまりなつかせるなよ?」

時雨「そうだね…でもつい」

提督「はは、時雨らしいな」

時雨「もうこんな時間か、僕もそろそろ出撃?」

提督「あぁ、久々に扶桑山城達と組んでもらうことになる」

時雨「久々だね、ようやく僕も…」

提督「あっ、三毛猫だ ところで聞きたかったんだけど」

時雨「いいよ、なんでも聞いて」

提督「じゃあ…時雨のその三つ編みって何か意味とかあるのか?」

時雨「うん、願掛けみたいなものかな。最初は満潮に編んでもらったんだけど僕が気に入ったから」

提督「ほう…皆仲がよさそうで何よりだな。あっ、猫いっちゃった…

時雨「それじゃあ、出撃行きますか」

19ちゃんもやってみますか
<イクノー♪

≫24 白露型にドン引きされて、どうぞ…


夕方:鎮守府前浅瀬

提督「今日も一日働いたなぁ」

長門「提督、今日もお疲れ様だな」

提督「うむ…散歩に付きあってもらってわるいな、長門」

長門「いや、私も風に当たりたかったからな」

提督「あとは一人でいたい…駆逐艦達の面倒を頼む」

ながもん「いいだろう(キラキラ顔」

≫27
支援ありがとうございます!



提督「とはいったものの」

19「ほら、もうちょっとしっかりするのね!」

168「これじゃ溺れてるみたいよ…」

まるゆ「だ、だって…もぐもぐもぐ」

提督「潜水訓練か?」

19「だってこの子、危なっかしいのね!」

まるゆ「溺れてないですよぉ…」

提督「そろそろ晩ご飯だからほどほどにしておけよ?」

まるゆ「まるゆ、もうつかれました…」

168「じゃ、そろそろ帰ろっか」

19「イクはもっと遊んでたいのー!

  うーん…こうなったら、最終手段なのね!」

  イク、行くのーーっ!」

提督「…わ、や、やめろイク!離せーっ!(ボチャーン」

…帰り路

19「んふー、提督は何をしても怒らないから好きなのね」

提督(びしょ濡れ)「そろそろ私もキレるぞ?」


夕食:食堂にて

時雨「あれ、珍しく提督が軍服じゃない」

川内「ジャージってやつ?提督、なんかあったの?」

提督「海に投げ込まれた」

赤城「それよりご飯はまだですか?」

麻耶「鳳翔さんも忙しいんだよ、手伝ってくれば?」

提督「やめてくれ、資材が一気に減る!」

長門「(ガラッ)飯はまだかー?」駆逐艦わらわら

電「ちょっとお台所を見てくるのです」

雷「私もいくわ!」

暁「仕方ないわねぇ」

響「…(スッ」

提督「駆逐艦たちがしっかりしくれるから安心だな」



麻耶「おーっ、今日はハンバーグか」

電「電はお惣菜並べるの手伝ったのです!」

暁「私だって手伝ったもん!」

提督「うん、みんなよく頑張りました。じゃあ、いただきます」

駆逐達「「いっただっきまーす!」」

長門「頂きます」

陸奥「いただきまーす」

赤城「おかわり」

》33さん

すみません、不慣れなもので…こうですか…?

>>36

あれ?

〉〉38

えっと…

>>41

泣きたいです

>>できたあああやったああああああ!

皆さんありがtぷございます!!

>>44さん

ありがとうございます、素で間違ってました…

落ちつこう

皆さん親切で…本当にありがとうございます


もし艦娘の安価あれば書きます、>>48

夕張

>>48

わかりました!夕張いきます!


夜:工廠

夕張「提督!新しく試したい装備って?」

提督「あぁ、これなんだが」

夕張「もしかして…20.3cm連装の3号!?これをどこで!!(キラキラ」

提督「衣笠の改二が上手くいってな、これを試して欲しい」

夕張「任せてください!(眼鏡すちゃっ」

提督「あれ、夕張って眼鏡だっけ」

夕張「いえ、この前鳥海さんに渡されて

   …なんでも「実験や計算ばっかりだと目が疲れてしまいます」って」

提督「鳥海ナイス。じゃあデータ上がったら執務室まで来てくれ」



提督「後で夕張に白衣でもプレゼントしようかな…」

提督「あれ、艦載機のところに誰か。ちっちゃいから駆逐艦か?

   おーい!艦載機で遊んでると空母に怒られるぞー!」

RJ「なんでウチが怒られなあかんのやーっ!」

提督「おっとごめん。ちっちゃいから駆逐が遊んでるのかと」

RJ「あのさぁ…。 もうええわ、なんなら艦載機の整備手伝ってよ」

提督「じゃあ私戻るから頑張って」

RJ「えぇー…ありえへんわ…ウチ今日も大活躍やったのに…」

提督「仕方ないなぁ。ちょうどジャージだし手伝ってやるよ」



提督「よし。これでいいか」

RJ「おぉー、助かったわ。ありがとな!」

提督「じゃ、ゆっくり休めよ」

RJ「おやすみー」



夜:執務室

提督「(廊下テクテク)艦娘たちも寝始めるころかな、今日は早く寝よう(ドアガチャ」

隼鷹「提督ぅ、おっそいじゃないかーヒック」

千歳「おつかれさまです、何かお飲みになりますか?」

提督「…なぜ2人が私のこたつに」

隼鷹「今日は麻雀やるってヒック、言ってたっしょ!」

提督「………あぁ」

千歳「お酒、お先してましたよー」

隼鷹「ほら、久々だしパーっとね、パーっと!」

提督「今日は疲れた…しかもほら、面子割れしてるじゃないか」

ガチャッ

古鷹「あの…」

隼鷹「待ってたよぉー」

提督「えっ」

古鷹「えへへ…おじゃまします」

隼鷹「じゃあ面子そろったし、やりますか!」

提督「はぁ…東風だけだぞ」

…ルール詳しくないから省略…

提督「半荘まで来たか…にしても古鷹、酒強い…グダッ」

千歳「普段は飲まないみたいですけどこの子、私達くらいは普通に飲んじゃいますよー」

古鷹「えへへ…」

隼鷹「…(うつらうつら」

…西場終わりあたり…

古鷹「…!」

提督「古鷹?8倍役満でも当てたか?」

古鷹「…千歳さん隼鷹さん、偵察機を飛ばして下さい!範囲は基地から15キロ!」

千歳「…え?」

古鷹「早く!」

千歳「わ、分かったわ!隼鷹、起きて!」

隼鷹「zzz…ふぇ?どこの地酒が旨いかって?」

千歳「寝ぼけてないで!」



提督「…何があったんだ?」

古鷹「…いえ、いやな予感が…勝手なこと頼んで、ごめんなさい」

提督「まずは2人の報告を待とう」

提督「千歳の方はどうだ?」

千歳「ただいま基地南方を索敵…何もないみたい」

提督「そうか、ありがとう。隼鷹は?」

隼鷹「北方を索敵…ん?偵察機より連絡…ヤバい!基地から北北東17キロ付近に、空母らしき船影を1隻発見!」

提督「なんだって!?」

隼鷹「スピードは鈍いけど、確実に近づいてきてる!」

提督「古鷹、基地内に緊急警報を!千歳は第一艦隊を全員たたき起せ!隼鷹はそのまま偵察を続けろ!」

警報<ジリリリリリリ

島風「ていとく…なんのさわぎ…ムニャムニャ」

提督「基地の近海に敵空母が現れた」

艦娘達<ザワッ

提督「相手は単独行動をしているらしいから、第一艦隊にはヤツを拿捕してほしい。第二艦隊にはその護衛を頼む」

川内「待ってましたぁ!やっせん!やっせん!」

陸奥「もう、オーダーは撃沈じゃないんだから、張り切り過ぎないでよね」

加賀「私達は何をすればいいかしら」

提督「空母はこちらで待機、上空からの支援を」

赤城「わかりました(バリムシャ」


その頃:基地近海

ヲ級「ヲ…ヲ…(お散歩してたら迷子になった…はやくおうち帰りたい…」

ここのスレ主は何故か応援したくなる

せやな


ちなドッグやなくてドックやで

えっと、今日はここで一旦終わりにします

安価教えていただいた方々、支援下さった方々、ありがとうございました!

拙い文ですが、私の気が向くままによろしくお願いします!

>>60さん

ありがとうございます!頑張ります!

>>61さん

ドックだ…ご指摘ありがとうです!間違い続けるところでした…

うわああああ間違えた

>>62>>59さんと>>60さんへですね!

ここの提督女だったなのか…喋り方で完全に男だと思ってた

痛々しい

>>64さん

ちゃんと読んでてくださって嬉しいです
自分の鎮守府なのでそのままでいいかと…


>>65さん

わかる

おはようございます!

では続きから書いてみます


深夜:執務室

提督「では作戦の確認。あと5分で敵は基地から直線10kmに侵入する。それがスタート合図だ。

   敵の戦力が未知数のため、囮2隻…島風と川内に接近してもらう」

  「ここで強力な反撃をしてくるようなら即時撤退、無抵抗なら拿捕曳航して母港に。

   作戦中に残りの第一、第二艦隊は後方支援を頼む」


千歳「よく見えないけど…おそらく10km圏内には入ったわ」

提督「…それでは敵空母拿捕曳航作戦、開始」



ヲ級「ヲ…(いやな予感がする…こんな時間じゃ艦載機も使えないし、どうしよ…

   ヲ…?(あれ、前から明かりが?ホ級でも迎えにきたかな

   ヲー…(あーもう、帰ったら姫に怒られちゃうよ」

川内「よーーいっ、撃てーーーっ↑↑」

ヲ級「ヲっ!?(なにっ、なんでなんで!?ちょっと待ってよ!」

島風「魚雷外してるし…でも、あなたって遅いのね!」

ヲ級「ヲッ!ヲッ!(待って!私はただ帰りたいだけなの!攻撃の意思はないの!」

川内「…あれ、攻撃してこないね。どうする?」

島風「うーん、じゃあ連れてっちゃおっか」

…縄かけ連行ー

川内「にしても大きいなぁ…2人で引っ張っていけるかな?」

ヲ級「ヲ…(もういいよ…ついていくよ…」

島風「おっそいけど大丈夫みたいよ」


…帰投

提督「おう、よくやった。…こいつが?」

川内「うん、それにしても全く反撃してこなかったんだよね」

島風「しまかぜ達がひっぱっても抵抗しないでついてきたし」

ヲ級「ヲ…(しらない間に敵基地付近まできちゃってたのか…どうしよ…私の言葉じゃ通じないみたいだし」

提督「だいぶ大人しいやつみたいだな。でもどうしようか」

長門「けどすぐ解放するわけにもいかないだろう?基地の場所を敵に知られたら不味いだろうし」

陸奥「そうね、しばらくは武装解除させてうちに置いておきましょ」

赤城「それは…食べられるものですか?(ワクワク」

ヲ級「ヲっ…!(殺意ではない他の意味で生命の危機を感じる…!」

摩耶「でもよ、こいつを探しに敵艦隊がわらわら来たらどうするんだよ?」

提督「そうなったらクラインフィールドで…zzz 」

摩耶「今は大事な時だろーが起きろ!あーもう…提督もこんなだし、あとは明日でいいか?」

響「…賛成。こいつもすぐには害が無さそうだし。暁姉さんも眠っちゃったし」

加賀「この子は空母のようですし、空母寮まで案内しましょう」

摩耶「じゃあそっちは頼む。今日の作戦はこれにて終了、でいいか?提督」

提督「みんな遅くまでご苦労だった…zzz」


深夜:空母寮

加賀「赤城さん、起きて。…じゃあ、ヲ級さん、でいいのかしら。あなたの部屋はここね」

ヲ級「ヲ…?(え、普通は捕虜になったら牢屋とかじゃないの?普通に部屋?」

加賀「私は隣で赤城さんも近くだから、何かあったら遠慮なく呼んでちょうだい。おやすみなさい(ドアパタリ」

ヲ級「ヲ…(あれ、監視をつけるでもなく行っちゃったよ

   (さて、どう逃げよう…でも見つかったらこわいな…

   (あっちの言葉はちょっと理解できるけど、私の言葉は通じないし…」

…30分後

ヲ級「(あーもうわかんないよ!なんなのこの基地!もういいや、寝ちゃお!」

皆さん、支援期待ありがとうございます!

誤字とか気になる点などありましたらまた指摘お願いします!


翌朝:空母寮

チュンチュン

ヲ級「(朝かぁ…そういえば昨日は、お散歩してたら敵基地に捕まって…

   私、どうしたらいいのかな…」

ドアコンコン

加賀「ヲ級さん、もう起きてるかしら。よかったら付いてきていらっしゃい」

ヲ級「ヲ…(なんだろ、尋問とか始まるんだろうな…テクテク」


朝:食堂 

ドアガチャッ

ヲ級「…ヲ?(あれ?」

提督「おー、ヲ級も起きたか。今日の朝めしはご飯、味噌汁に焼き魚、デザートでプリンだぞー」

赤城「上々ね」

電「皆さんおはようございますなのです!ヲ級さんはこっちの席なのです!」

ヲ級「…??」

雷「ほら、早く食べないと冷めちゃうわよ!」

ヲ級「ヲ…!?(たべていいの…!?」

赤城「食べないのなら私が食べてさしあげまs加賀「赤城さんはこっち」」

ヲ級「ヲ…(やっぱりこの人こわい」

スレタイが鎮守府の一日なのですが翌日以降まで続きます…


午前:作戦会議前

提督「会議中は暇だろうから…ヲ級はちょっと遊んでてくれ」

ヲ級「ヲっ!(わかった!」



ヲ級「(とはいっても、自由に出歩いていいのだろうか…敵地だよね、ここ」

   (海に入ってないとこの格好目立つよ…」

ヲ級「(あれ、ここは工廠かな?人の声がする」



夕張「昨日はいきなりの警報でデータはとれないし提督もみつからないし…ブツブツ

   けど敵艦載機を実験できるなんて…フフフ…!」

ヲ級「ドアチラッ(あ、ちょっとヤバい目してる、マッドサイエンティストな部類だ…帰r」

夕張「そこにいるのは誰?ちょっと実験を手伝ってくれるかしら?」

ヲ級「(バレた…だと…?」

夕張「3秒で出てこなかったらこの実験済みの20.3cm連装の3号を…」

ヲ級「ヲっヲっ!(ごめんなさい!待って!撃たないで!」

夕張「あら、ヲ級ちゃん!ちょうどあなたを分解、じゃないわ観察したかったの!」

ヲ級「ヲっ!?ヲーっ!!(えっやだこわい!?失礼しましたーっ!」


…工廠裏


ヲ級「ヲ…(はやくかえりたい…」

提督「おぉ、ヲ級か、ちょうどよかった! さっき艦娘達と作戦のついでに話してたのだが、

   ヲ級にはしばらく基地にとどまってもらうことにした。よろしくな!」

ヲ級「ヲ…?(なんで…?」

提督「返すわけにもいかないし、さっさと食べる…じゃないや処分するって意見もあったんだが…まぁ色々だ。

   武装も解除してあるし通信関連も切ってあるから不便だと思うが、しばらくの我慢だから」

ヲ級「ヲっ(わかった。従うよ」


…鎮守府前浅瀬

ヲ級「(ここの海もきれいだなぁ…タソガレ」

島風トテトテ「…おっ!!」

ヲ級「…ヲっ?!(なんだこの子?!…あ、昨日私を連行してったやつか!」

島風「おっ!おっ!(真顔」

ヲ級「…ヲっヲっ?(何だろう、意思の疎通…?」

島風「…!おっおっおっ!(ニコニコ」

ヲ級「ヲっヲっヲっ!(わぁ、楽しそう」

島風「おっおー!(キラキラ」

ヲ級「ヲっヲーっ!(いぇーい」

島風「おーっ!おっおっ!」バイバーイヒラヒラ

ヲ級「ヲっ!(じゃあねー!

   …何だったんだろう、あの子なりの気遣いなのかな」


…鎮守府入口

赤城「あら、ヲ級さん(ムシャムシャ」

ヲ級「…ヲっ(ひぃっ、食べられる!

   あれ、手に持ってる紙袋は何だろう」

赤城「おひとついかがですか?つボーキ饅頭」

ヲ級「ヲっ?(いいの?」




赤城「提督がヲ級さんを受け入れると聞いたときはどうしようかと思いましたけど…

   ヲ級さんも悪い方じゃないみたいなので、心配ないですね(ニコッ」

ヲ級「ヲ…?(私も信頼されてるのかな?」

赤城「そうですね、まだ一日の付き合いで信頼というのもおかしいですけど…ふふっ

   誰もヲ級さんのことを疑おうとしないんですよ」

ヲ級「(いい鎮守府、なのかな…

   …ん?この人いま私の心を…?」

赤城「それでは、またご飯のときに」ヒラヒラ

ヲ級「ヲーっ(ばいばーい…何なんだろうあの人…でも悪い人じゃなさそう、かな」

ただいまです!

ヲ級ちゃんは弱体化してても使いたいですね

密かにTシャツ購入したくらいには好きです

割とつらくなってきたので、ここからはさっくり終わります…ダラダラしててすいませんでした…

もっと続いてもいいんだけどなー

>>92さん

そう言っていただけると嬉しいです!
まだ書いている途中なのですが、文才のNASAが…


翌々朝:作戦会議

提督「ヲ級について上に掛け合ってみたところ、「暫く様子見の上、運用を検討されたし」との通達が来た。

   そこで提案なのだが、ヲ級には遠征で出てもらったらどうだろう」

不知火「上もあっさり許可を出すのですね。不知火は問題ないです」

阿武隈「私的には、ちょっと怖いけどオーケーです!」

夕立「問題ないっぽい!」

木曾「アリだな。本当の遠征ってヤツを、教えてやるよ」

提督「遠征組は大丈夫みたいだな。前線の方としてはどうだ?」

長門「味方だった艦隊と戦わせるのも酷だろうし、それでいいんじゃないか?」

赤城「自分の食いぶちくらいはかせいでもわらないと、ですね」

瑞鶴「空母の遠征は長いから助かるわ…」

加賀「五航戦、こっちを見るのをやめなさい」



提督「…というわけだ。ヲ級は大丈夫か?」

ヲ級「…ヲっ!?(大丈夫もなにも、まだ来て3日くらいしか経ってないんだけど!

   (この鎮守府いくらなんでも自由すぎるよ!」

提督「お前の心配もわかるが…ほら、資材とかなんとか…情けないが察してくれ」

ヲ級「(まぁ仕方ないのかな、今は養ってもらってるようなもんだし…)

    ヲっ(いいよ)」

提督「そうか…ありがとう」

ピクミンの葉チャッピー思い出すランクの従順さ

>>96さん

個人的にヲ級ちゃんは、強いけどヘタレで流されやすいイメージになってしまったのです…







…3ヶ月後

昼:執務室

摩耶「提督ー、コーヒー入ったぞー」

提督「おう、ありがとう…ズズッ

   ここもだいぶ変わったなぁ」

摩耶「そうか?あたしは何も…あ、けど」

ドタドタ、ドアガチャッ

暁「司令官、帰ってきたわよー!」

雷「しれーかん、さびしくなかった?」

提督「おぉ、お帰り!電も響も待ってたぞ!」

暁「80時間も遠征なんて疲れるわよ!途中でヲ級ちゃんも戦線離れちゃうし、大変だったんだから!」

提督「やっぱり敵母港空襲に同伴は不味かったか…」

摩耶「でも自分から行くって言い出したんだろ?後でちゃんと叱っておけよ」



その頃:工廠

ヲ級「(今の私なら…行けるはず…!」



ヲ級「…ヲっ(夕張さんっ」

夕張「…わっ、びっくりした。ヲ級さん久しぶりね。何かご用?」

ヲ級「…(これを」

夕張「…?何かの図案…?……ま、まさか…!

   …でも、完璧にできる保証はないけど…」

ヲ級「(お願い…します」

夕張「あなたはこれで、後悔しない…?なら、やってみるわ。

   ちょっと妖精さーん!この図案なんだけど…」

3ヶ月って、3日の間違いか?

>>100さん

80時間遠征に出すレベルまで上げるのにそれくらいかかるかなぁ…と3ヶ月です



夕張「もっと安全性を実証した上でやりたいのだけど…仕方がないわね。妖精さん、シミュレーションの通りお願い」

妖精「ハイサー!」

ヲ級「…!」ぽわわーん


深夜:執務室

提督「これで今日の任務も終わったー。缶ビールでもカシュっと…。

   そういえば遠征組が帰ってきてからヲ級に会ってないな」

コンコン

…………

提督「…どうぞ?」

……ガチャッ

提督「おーお疲れさ…ん?…お前…?!」

ヲ級「……提督」



提督「……つまりお前は、自分の元の母港から図案を盗み出して、夕張に改造を頼んだ、と

   提督の指示も許可もなしに何でこんなことを…」

ヲ級「…提督。今まで、ありがとう」

提督「そうだな、まず勝手なことをした罰として、今日から晩飯は抜きに…」

ヲ級「私、今日でこの鎮守府から出て行く」

提督「…何故だ?不満でもあるのか?」

ヲ級「提督…。

   迷子になっていたとはいえ、

  敵艦である私を保護してここまで育ててくれたことには本当に感謝するわ。

   でも…私が来るには時期が早すぎた。

   艦娘の皆は優しいし、鎮守府の居心地も良い。

   私はここで色々な思い出ができた。学んだこともあったし、楽しかったことばかり。

   けれど、長く居続けたことで分かった。私の本当の居場所は……」

提督「…ヲ級、早まるな、考え直せ」

ヲ級「私だってまだここにいたい!

   だから…これ以上何も言わないで…」

提督「…分かった」




深夜:鎮守府浅瀬

提督「…夜は冷えるな。

   見送りはいらないのか?」

ヲ級「悲しくなるからいい」

提督「そっか。忘れ物は?」

ヲ級「艦載機さえあれば」

提督「…あとこれ、夜に赤城が来て置いていったやつ」

ヲ級「…ボーキ饅頭?やっぱりあの人は分かんないなぁ(クスッ」

提督「…じゃあ、気をつけて」

ヲ級「…うん」

提督「いつでも戻ってこいよ」

ヲ級「時期が来たら、ね」

…チャポン


提督「…行ったか」

今追いついた
えっ

まさかのID被り?

てか改造したら喋るのか

>>108さん

ご指摘ありがとうございます!クソ兄貴がスマホwi-fi経由で読んでいた模様です。殴ってきました。
泊地棲姫とか強いのは喋るのでいいかなぁ…とか勝手に思っています…


翌朝6:10

提督「…(6時過ぎたのに誰も起こしに来ない。

   (ヲ級がいなくなったのに気がついたか…」

6:30

ガチャッ

島風「提督…ぐすっ…ヲ級ちゃんがぁ…えぐっ」

提督「あぁ、ヲ級なら帰ったぞ」

島風「…ふぇ?」

提督「自分の場所はあっちだって気付いた、だと」

島風「な、なんで言ってくれなかったんですかぁ!提督のバカぁ!」ドアバタンッ

提督「…はぁ」

提督「内線の番号は…あぁ、厨房か?鳳翔さん、悪いが朝食は執務室に持ってきてくれ」


午前:会議前

コンコン、ガチャ

夕張「…提督、私です」

提督「どうした」

夕張「ヲ級ちゃん…私のせいで…!」

提督「ヲ級から話は聞いた。いつかこうなるのは仕方なかった」

夕張「でも…!」

提督「引きとめられなかったのは私のせいだ。夕張は気にするな」


午前:作戦会議

提督「―――今日の作戦は以上。何か質問は」

艦娘達「………」

提督「…くれぐれも手は抜かないように。以上!」



提督「……」

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