ー朝ー

エルエルフ「リーゼロッテ、迎えに来たぞ」ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

リーゼロッテ「エルエルフ…いつもごめんなさい」ｶﾞﾁｬｯ

エルエルフ「気にするな。準備は出来たのか？」

リーゼロッテ「うん」

エルエルフ「じゃ、行くぞ」ｷﾞｭｯ

リーゼロッテ「…！///エルエルフ…手が…」ｶｧｧ

エルエルフ「こ…恋人になったんだから…当然だろう？」

リーゼロッテ「…そうね…」ｸｽｯ

ハルト「おはよう、エルエルフ…リーゼロッテ」ﾆｺｯ

エルエルフ「おう…」

リーゼロッテ「おはようございます」

ハルト「今日もラブラブだなぁ、二人は」ﾆﾔ

エルエルフ「何言ってるんだ。お前達もイチャついているだろう」ﾌﾝ

ショーコ「///」ｶｧｧ

ハルト「まあね…」ﾃﾚｯ

サキ「バカップルが二組もいるわ…」ｽﾀｽﾀ

ハルト「バカップルってなんだよ！サキ！」ｷｯ

サキ「そのままよ」

ｷｰﾝｺｰﾝ ｶｰﾝｺｰﾝ…

ショーコ「チャイムが鳴った！急ぐよ、ハルト！」ﾀﾀｯ

ハルト「うん！」ﾀｯ

エルエルフ「リーゼロッテ、走れるか？」ﾁﾗｯ

リーゼロッテ「えぇ、大丈夫よ」ﾆｺｯ

サキ「せいぜい遅れないように頑張ってね」ﾀﾀｯ

ー教室ー

ハルト「間に合った…」

ショーコ「なんとか遅刻しないで済んだわ」ﾊｧ

エルエルフ「大丈夫か、リーゼロッテ」

リーゼロッテ「えぇ…大丈夫…」ﾊｧﾊｧ

先生「ホームルームを始める。全員席に着いてー…」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

一同「はーい」ｶﾞﾀｶﾞﾀ

先生「では、これでホームルームを終わります」

エルエルフ「やっと終わったな」

リーゼロッテ「そうね」ﾌﾌｯ

エルエルフ「そういえば…宿題やってきたか？」

リーゼロッテ「もちろんよ」ﾆｺｯ

ハルト「あー！宿題やってない！エルエルフ、見せて！」ｶﾞﾀｯ

エルエルフ「自分でやれ」

ハルト「ケチだなぁ…あ、ショーコ！見せて」ﾁﾗｯ

ショーコ「宿題は自分でやるものでしょ？」

ハルト「どうしよう…数学の先生は怖いんだよなぁ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ