白龍「姉さん…」スッ

白瑛(顔…近い…っ)

白瑛「ダメよ！白龍っ…止めなさい」ドンッ

白龍「姉さんは…俺の事嫌い…ですか？」

白瑛「嫌いなわけ…無いじゃない。でも、私達は兄弟だから…」

白龍「だから、俺には関係ないんです。姉さん…」

白瑛「だ…ダメなのよ！」ドスッ

白龍「ぐ…っ！？」

白瑛「ごめんなさい…白龍。でも、私は…」

白龍「…姉…さん…どうして攻撃…するんですか？」

白瑛「白龍の顔が…近いからよ」

白龍「好きならキスをする…って本に書いてありました」

白瑛「それは間違えよ」

白龍「でも、俺の気持ちは本当です」サッ

白瑛「…白龍」

アラジン「ねぇ、アリババくん。あの二人は何してるの？」ヒソヒソ

アリババ「見れば分かるだろ？愛し合ってるんだよ」コソッ

モルジアナ「あの白龍さんが？」

アラジン「でも、あの二人は…」

アリババ「兄弟だな」

モルジアナ「大丈夫なんですか？」

アリババ「さぁ？」

白瑛「…白龍、ずっと気になるの。あの3人が」

白龍「！？」

白龍「えっと…アラジン殿、アリババ殿、モルジアナ殿…いつからそこに…？」

アラジン「白龍くんが来る前から…かな？」

アリババ(バカ！アラジン！…)

モルジアナ「白龍さん、私達には気にせず続けてください」

白龍「ち、違いますよ？…姉さんとは、話をしていただけですから…」アセアセ

白瑛(助かった…)

アリババ「あー…いや、悪かったな…」

アラジン「嘘はダメだよ、白龍くん」ニコッ

一同「…」

ー翌日ー

白龍(どうしよう…皆に合わせる顔がない。昨日はそのまま逃げ出したけど…皆は気付いているよなぁ…。いや、そもそも姉を好きになる俺が悪いんだけど)

白龍「皆に姉さんが好きって言ったらどんな顔するんだろう…？」

ー白龍の想像ー

アラジン「別に良いんじゃないかな？」

アリババ「いや、問題有りすぎだろ？」

モルジアナ「最低です、白龍さん」

白龍「…ダメだ…絶対に言えない」

白龍(とりあえず、気分転換しよう)

ガチャンッスタスタスタスタ

白龍「！…姉さん」

白瑛「白龍…」

白龍「姉さん…話がある」

白瑛「ご、ごめんなさい…私…今は…っ」タタッ

白龍「ま…待ってください！」ガシッ

白瑛「きゃ…っ！？」

白龍「逃げないで…姉さん」スッ

白瑛「…っ白龍…顔…近い…っ///」パッ

白龍「姉さん…反らさないで」ススッ

白瑛「…っ…やめ…///」

チュッ

白瑛「！？！や…はくりゅ…っ変態っ！！///」ゴッ

白龍「うぐっ！？」

白瑛「はぁ…はぁ…私達は…兄弟だから…そういうのはダメなの///」

白龍「姉…さん、言いましたよね？本気で好きなんです。姉さんは…どうなんですか？」

白瑛「そんなの…私だって好き…///」

白龍「え？」

白龍「今…何て…言いました？」

白瑛「だから…っ私も大好き」

白龍「それは…兄弟として、ですか？」

白瑛「違う…男性として…好きなの///」

白龍「…っ！姉さん…」

白瑛「白龍…///」

アラジン「めでたし、めでたしだね！」ピョコッ

アリババ「空気読め、アラジン！」バッ

モルジアナ「…」

白龍「あの…また見ていたのですか？」

モルジアナ「今回はたまたまです」

アラジン「違うよ、モルさん…アリババくんがこっちに面白いものがあるって言ったからだよ」

アリババ「！？いや…それは…」(アラジンのバカ！)

白龍「アリババ殿…本当ですか？」ゴゴゴ…

白瑛「…あなた達は誤解しているだけよ！私達は何もしてないわ」

アラジン「でも…キスして…もごっ！？」ジタバタ

アリババ「アラジン、少し黙ってろ！」ガシッ

白龍「…はぁ…アラジン殿、アリババ殿、モルジアナ殿…皆さんには内緒にしてください…」

アリババ「じゃ、詳しく説明してよ」ﾆﾔ

白瑛「…っ！///」ｶｧｧ

白龍「な…何を…っ」

アリババ「え？…関係性とか…どこまで進んだとか…？」ﾆﾔﾘ

アラジン「知りたい！」ｶﾞﾊﾞｯ

モルジアナ「変な事は考えてませんよね？」ゴゴゴ

アラジン、アリババ「…いや、考えて無いよ？」ｱｾｯ

モルジアナ「…」

白龍「教えたら…公開しないでくださいよ？」

モル、アラ、アリ「了解！」

白瑛「ちょ…っ白龍？///私は嫌よ…」ｱｾｯ

白龍「じゃ、姉さんは俺達が好き同士って広まっても良いんですか？」

白瑛「それは…」

ー数時間後ー

白龍「で、俺達は無事に付き合って…」ﾃﾚｯ

白瑛「まだ付き合って無いわよ…？」

白龍「…え…？」

白瑛「プロポーズは男性からでしょう？」

アリババ「なーんだ…まだキスだけか…もっと…こう、押し倒…ぐぁっ！？」ﾊﾞﾀｯ

アラジン「柔らかいおっぱ…ぐっ！？」ﾄﾞｻｯ

モルジアナ「白龍さんでそんな変な妄想しないでください」ゴゴゴ…

>>1です。
見ている人いますか？
遅くなり、すみませんでした。
再開します。

♪//♪//♪//♪//♪//♪

白龍「…俺達は…その…周りの目を気にしながら恋愛をするのは嫌なんだ。だから…皆さん、絶対に秘密にしてくださいね？」

モルジアナ「はい！もちろんです。こんな純愛…素敵です」パァアッ

アラジン「僕たちは約束は絶対に守るよ」

アリババ「あぁ、どこまで進んだのか教えてくれたら…」

モルジアナ「アリババさん？」ゴゴゴゴゴ