P「修羅場を安価で切り抜ける」(209)

P「……」

P(私プロデューサーは、今この765の事務所で大変まずい、重たい空気を吸っております)

P(……原因は確かに俺のせいだけど)

P(まさかこんなことになるとは……)

P(俺はどうもこうも介入のしようがなく、ただ様子を見ることしかできないのだが)

P(お互いににらみを利かせているのは>>5,8,10の三人だ)

※被ったら下

ミキ

美希「……デコちゃんがそんな人だったとは思わなかったの」

伊織「黙りなさいよ、しらじらしい」

貴音「元はといえばあなたたちが悪いのでしょう?」

伊織「なんですって? 貴音だって原因の一つでしょ!?」

貴音「私は思うまま行動したまでですから」

美希「……」

P(……さっきからずっとこんな感じだ)

P(この三人が今までこんな喧嘩をしたことがあっただろうか……)

P(どうやらもめている原因は>>15らしい)

プリン

P「……あの」

伊織「何よ」

P「一応確認しておきたいんですけど……その、原因はプリンなんですよね?」

美希「そうなの」

P「……はぁ」

貴音「まさか貴方様、この期に及んでプリンごとき、などとほざくために会話を止めたわけではありませんよね?」

P「あ、えっと……すみません」

P(貴音のガチトーン超怖い)

美希「でも、ハニーの気持ちも少しだけわかるの。だって二人とも自分のことばっかりで話が進まないの」

伊織「アンタには言われたくないんだけど、そうね。状況を整理しましょうか」

貴音「私が先日買ってきたおいたごーじゃすせれぶぷりん。冷蔵庫に入れておいたものが、なかった」

美希「美希はちょうど、プリンを食べてたの。でも、そのプリンはちょっと前にやよいからもらったものなの」

伊織「そのプリンは私がやよいに買ってあげたものだったってこと」

美希「違うの! そういうこともあるかも、って思ってやよいに聞いたんだよ? 本当にいいの、って」

伊織「だから言ってるでしょ! その聞き方じゃ単にやよいがその時は食べたくなかっただけかも知れないじゃない」

美希「ゼッタイデコちゃんの勘違いなの! 詰めたくて超おいしかったから、あれはやよいがどこかでもらってきたものだったの!」

貴音「しかし、それが私のものでない、という証拠はありません」

美希「それはデコちゃんが貴音のプリンをやよいにあげた、って言って嘘ついて、実は自分で食べちゃったに決まってるの」

伊織「アンタいい加減にしなさいよ? 私はね、あんまり言いたくはないけどプリンなんていくらでも食べられるの!」

貴音「しかし、伊織のその実際的に関係のない話でつじつまを合わせようとする点、ひっかかります」

伊織「あぁもう! なんなのよ! 私はみんなで食べるように買おうとおもったプリンが一つしかなくて、ちょうどやよいがいたからあげただけ!」

美希「ミキだって! やよいからもらったのをありがたく食べただけなの!」

貴音「それならば私のごーじゃすせれぶぷりんはどこに消えたのですか? 答えてください」

P(……こんなのラチが空くはずないだろ)

P(……なら、こうしよう)

>>30
1.新しいプリンを買ってこよう
2.他の話題で話をそらそう
3.一人ずつ話を聞いてひも解いていこう
4.誰か証人を呼ぼう

4・・・かなぁ

P「おいおい、その様子じゃ流石にラチが空かないだろう。やよいなり、誰か証人を呼べばいいんじゃないか?」

伊織「……確かにね」

美希「それはいい案なの」

P「確か……うん、やよいならもう帰ってくるぞ」



やよい「おはようございまーす! えっと、お話ってなんですか?」

伊織「えぇ、実はね……」

貴音「やよい、プリンについてです」

やよい「え? ……あぁ!」

美希「ミキ、嘘ついてないよね? やよい」

P「話してくれるか?」

やよい「はい! 確か>>35です!」
1.伊織からもらった
2.お仕事先でもらった
3.貴音からもらった
4.その他

お仕事先から貰ったのと伊織から貰ったのがかぶったので
お仕事先で貰ったやつを美希にあげた

やよい「えっと、最初伊織ちゃんからもらったんですけど、その後お仕事先でもらっちゃって」

やよい「ちょうど美希さんがいたので、よかったら! っと思ってあげたんですけど、ダメでしたか……?」

伊織「……そういうこと」

美希「ほら言った通りなの!」

伊織「……まあ、疑ったことは謝るわよ。でも、まだいくつか疑問があるわよ」

美希「え? あ、貴音……」

貴音「……」

伊織「やよいの言ったとおりだと、冷蔵庫には触れてない……ということは、やよい。私があげた方は?」

やよい「え? 確か冷蔵庫に入れておいたはずですけど、誰かよかったら食べてください! って書いておきました」

貴音「……コホン」

美希「……貴音?」

貴音「えぇ、これはですね。ぷりんというものにおける……」

伊織「たーかーねー?」

貴音「な、なんと! い、伊織……嬢……?」

貴音「……申し訳ありませんでした。つい欲にとらわれ食べてしまったのはいいのですが……」

貴音「どうにも罪悪感が残り、誰かに相談しようというところで二人が喧嘩をしているところに遭遇し」

貴音「その場の流れで、つい……ご迷惑をおかけいたしました」

伊織「全くよ……ホント、さんざんだったわ」

美希「ミキも疲れたの……あふぅ」

貴音「……それにしても、やよい。ありがとうございました。この件も、ぷりんについても」

やよい「あ、いえ! 私皆さんからいろいろもらうので、あれくらいは全然気にしないでください!」

伊織「……天使ね」

美希「そうかも……ってデコちゃん?」

伊織「はっ! って、で、デコちゃん言うな!」

美希「あ、今誤魔化したの!」

伊織「うるさいうるさい!」

P「……これで一件落着、かな。流石はやよいだな」

やよい「もー! 喧嘩はダメですよー!」

ミッションコンプリート!

安価の配分がわからない
というかプリンて

次の3人>>45,46,47

再び貴音

P「さて別の日……また事務所から変な声が聞こえる」

貴音「ですから……」

真美「もういいよお姫ちん……ぐすっ……」

真「そうやって泣いてもさ、何も変わらないんだよ真美」

真美「まこちんがそれを言うの……?」

真「……貴音が悪いんだ」

貴音「私ですか」

P(……なんでも今日は>>60についてらしい)

ゼリー

P(……話が見えん。趣味が悪いが、少し盗み聞きさせてもらう)

真美「……楽しみにしてたんだよ」

真「……」

貴音「真美、あれはですね……」

真美「絶対お姫ちんだ」

貴音「……根拠は」

真美「……だって」

貴音「真美、いいですか。人を疑うという事は、等しくその人を裏切るということ。根拠がないなら猶更、関係が悪くなるでしょう」

真美「だったら!」

真「真美、もういいから……」

真美「まこちんもだよ……もういいよ」

真「……ちゃんと話をしよう」

貴音「そうですね」

P(あぁもうわからん。もやもやしてたまらんからプロデューサー権限で聞きだす)

ガチャッ

真美「……兄ちゃん?」

P「どうした真美? それに貴音と真まで。随分と難しい顔をして」

真美「……」

貴音「……それがですね」



>>73
1.こんにゃくゼリーで事故があった
2.ゼリー状の何かで嫌がらせされてた
3.ゴージャスセレブゼリーがなくなっていた
4.その他のゼリー

3

真美「真美の、真美のゴージャスセレブゼリーが……」

P「……ん?」

真美「なくなってたの……」

P「……えっと」

真「プロデューサー、何も言わないんですか?」

P「あ、いや、それはその……お気の毒というか」

真美「う、うわああああああん!!」

P「え、ちょ、な、なんで!?」

貴音「貴方様のことです、きっとご存知ないのでしょう。ごーじゃすせれぶぜりーは一日数個限定。ぷりんをもしのぐ人気なのですよ」

P「だ、だからってさ……」

真美「……亜美がくれたんだ」

P「亜美が?」

真美「うん。亜美は一回食べたことある、って。すごくうれしかったし、食べたかったっていうのもあるけど……」

真美「感想も言えないっていうのが、亜美に悪いし……すごく、悲しくって……ぐすっ」

P「……それで、そっちの二人は?」

真「ゼリーらしきものを持ち出す影をみたんです」

P「うちの事務所の人か?」

真「わからないです。帰ってきたとき、とっさだったので」

P「貴音は?」

貴音「私は……その、ちょうど手に入れたぜりーを冷蔵庫に入れておいたのですが」

P「……」

貴音「あ、貴方様信じてくださいまし! 前回はあのようなことがありましたが、それ以降心に決めております」

貴音「今回に関しては尚のこと! あれほどに高級なものを勝手に食べるはずが!」

P「あぁ、いいよ貴音。別に俺は名探偵でもなんでもないし」

貴音「……はい」

真美「お姫ちん、やっぱり前にも何かやってたんだ……じゃ、食べたんでしょ?」

貴音「だ、だから真美……わたくしは」

真美「ねぇ、食べたなら食べたって言って? 別に、いいの。でも、勝手に食べられちゃったのが……う、うぅ……」

真「……貴音」

貴音「……ですが、真。その目撃情報、とやら真しか見てないそうで」

真「ま、いまのところは」

貴音「ですと、逆に言えば犯人と思われる人物は真を見ているわけです」

真「……」

貴音「その場に居合わせたのなら、真に濡れ衣を着せる、くらいのことをやってのけそうですが、それがない」

真「……何がいいたいのさ」

貴音「私は、巧みにありばいを作って自らの犯行を隠している、そう思っているのです」

真「貴音……」

貴音「本当はこのようなこと言いたくはありません。ですがいくつかそう思う点はあるのです」

貴音「まず真の言う相手の特徴が少なすぎる事。これはとっさにでた噂である可能性が高い」

貴音「そして相手が名乗り出ない、ということは犯人を誰かわからないまま迷宮入りさせたいという考えから」

真「……ふふっ」

貴音「いかがでしょうか」

真「……正解だよ、貴音。僕が犯人だ……」

貴音「……」

真「……なんてさ、ドラマじゃないんだから。それにこれは遊びじゃない」

真「貴音がそこまで僕を疑ってるのもわからなくはないけどさ、それなら僕だって」

真「まさにそのドラマでいうと、ベラベラしゃべる人って最後は犯人だったりするし」

真「一度やらかしてる人ってなかなかやめられなかったりね」

貴音「……」

真「もっと言ってしまえば……そう、真美」

真美「……え?」

真「これは全部真美のイタズラで、そう仕組まれてたとか」

真美「ちょ、ちょっとまこちんどうしてそんなこと言うの……?」

真「日頃の行い、っていうのもあると思うけど。もちろん完全に疑ってるわけじゃないし、こういう状況だから」

真美「う、うぅ……」

P「相変わらずラチが空かないな……よし、ならば>>85すれば犯人が見えてくるはずだ!」

※自由安価で

聞き込み

小鳥「……それで私ですか」

P「その時いなかったんですか、事務所に」

小鳥「えっと……あぁ、時間的にはいました、多分」

P「デスクワーク中だと気が付かないもんですしね」

小鳥「そ、そうなんですよ!」

小鳥(サボッてたわけじゃないのよ断じて!)

P「それで、思い出せそうですか? 例えばゼリーを食べるうんぬんとか」

小鳥「うーん……あ、そういえば!」

P「何か思い出しました!?」

小鳥「>>90

社長の後姿を見た

小鳥「社長の後ろ姿を見た記憶はあるんですけど……」

P「……なるほど。ありがとうございます」




社長「それで私かね」

P「はい。お忙しいところ申し訳」

社長「あぁ、それはいいんだ。ちょうど時間が空いたところでね。それで、なんだったかなその……」

P「ゴージャスセレブゼリーですね」

社長「あぁ、それだね」

社長「>>95

1.私が食べた
2.他のアイドルが食べてるのを見た
3.腐っていると思って捨てた
4.お土産と勘違いして持って帰った

P「お疲れ様でした!!」

真美「かんぱーい!」

貴音「うみゅうみゅ、おいしゅうごじゃいましゅ……」

真「ホント、これおいしいよ! 今まで食べたことない!」

P「確かにうまいな! いやーしかしよかったよかった!」

真美「ホント、しゃちょーが犯人だったとはね!」

真「ま、こうして食べられたんだしよかったよね!」

貴音「まこと、よかったと……んっ!?」

真美「あ、も、もうお姫ちん欲張り過ぎ!」

真「あはは……」

P「……」

P(真実を告げた後、鬼の形相をした3人に詰め寄られ肉体的にも精神的にも削られた社長は人数分のゼリーを買うことで示談は成立)

P(果たしてあの会議室で何が起こったのか……俺には知るよしもない……)

ミッションクリア?

修羅場を書こうとおもったらなんでグルメミステリーになってるのよ

>>105,106,107

お姫ちん

P「今日はもう話を聞いてある」

P「なんでも>>120だとか」

Pからのキスマーク

P「なんでも、俺のキスマークだそうで」

春香「……」

貴音「……」

伊織「……」

P(……何これ)

春香「……あの」

貴音「なんでしょう」

春香「……」

伊織「……何よ」

春香「……二人に聞くよ?」

貴音「えぇ」

伊織「どうぞ」

P(いちいちこんな問答していくつもりですか?)


――

――

春香「へぇ、じゃあ伊織の首についてるそれは虫刺されってことなのかな」

伊織「じゃなかったらなんなの? それにね、もしこれがアンタが思ってるようなものだとしても何ら問題はないわ」

春香「……伊織はじゃあ、プロデューサーさんのこと好きなんだ」

伊織「は、はぁ!?」

春香「だから、こうやって問題になってるんでしょ? ね、貴音さん」

貴音「……春香。貴方もでしょう」

春香「え?」

貴音「確認したところ、貴方が一番多い。それも、虫刺されと言い逃れるにはあまりにも不自然な」

春香「……いつ見たんですか?」

貴音「ちょうど、先ほど衣装変更の際」

春香「あはは、意外とあくどいな貴音さん。……意外、じゃないか」

貴音「春香ほどあざとくはないと自負しておりますから」

伊織「それじゃ何? 貴音はもうプロデューサーとの関係を認めるわけ?」

貴音「何か問題でも?」

書きたいけど眠いわ 誰か書いてくれてもいい
昼杉まで残ってたら書くが落ちてたらそのうち立てるかもしれない

P(この緊迫した雰囲気のなか一つ重大なお知らせが)

P(俺は彼女たちとの関係をひとつとして覚えていないんだが……はてさて)

P(都合よく忘れているのか、本当に彼女たちの勘違いなのかはどちらにせよこれからわかることだろう)

P(ただ、このままでは俺も命の危険が。そんな気がする)

春香「貴音さんずいぶん強気ですけど、あんまり調子に乗ってるとプロデューサーさんにも迷惑がかかるってこと、わかんないかなぁ…」

貴音「私からすれば物証があるにもかかわらず、互いの真意を探ろうと必死な貴方型の方が迷惑で、滑稽に見えますが」

伊織「なんですって!?」

春香「やめなよ伊織、今この人に話しかけたって勝てっこないよ」

伊織「アンタもなに? いけしゃあしゃあと馴れ馴れしくして私を取り入れてどうにかしようとでも思ったわけ? 本当、呆れるわね」

春香「……あ、そう」

貴音「正直に話せば良いのです。既に真実は私の中にありますが、互いに認識されなければこの争いは収まりませんので」

春香「……じゃあ私は言うよ?」

バッ

春香「ここ、胸のあたりについてるのはね。おとといの夜にプロデューサーさんからつけてもらったの」

伊織「春香、アンタ……」

春香「どうしたの? 私はいいよ、プロデューサーさんがいるから」

春香「確かに貴音さんの言う通り。何もしなきゃこのまま馬鹿みたいな言い争いが続くだけだから」

貴音「……あの方とのことを自ら曝すと」

春香「あれ? どうしたんですか貴音さん。もしかして私がこんなに攻めてくるとは思わなくて困ってます?」

貴音「……」

春香「この中で、何人がプロデューサーさんとキスをしたのか。この感じならそろそろ嘘ついてる人がわかるんじゃないかなぁ」

伊織「……元はといえば」

貴音「……あの方が、私達を集めたのでしたか」

P(……そう。なぜか俺はこの三人を集めたんだ)

すまん書けるとしたら夜になりそうだ

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