上条「暗闇の騎士」 (221)

どっかの蜘蛛男スレの影響でやりたくなっただけ。つまり、自己満足です。文才ないよ

とあるはアニメと漫画の知識のみです

バットマン勢は解説と画像を貼ります(設定が様々な所から取ってるので混乱しないように)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1389193442

スキルアウト1「おい、恵まれない俺らに募金してけよ」

男子学生「やっ、やめてください
!!」

スキルアウト2「俺らをあまり怒らせねぇ方がいいぜ」ナイフチョンチョン

男子学生「ヒッ!!………!?」ガクガク

スキルアウト2「ハッハハハハ!!こいつ、ブルッちまってやがらぁ!!…………あれ……ダチが居ねぇ?」ウシロヲフリムク


?????「学生はお寝んねの時間だ」

POW!

スキルアウト2「ッ!!??」バタリ

男子学生「ヒィ!!ぼ、暴力はやめてくださぃ!!」

?????「大丈夫だ、傷つけない」

WOOSH!

男子学生「す、すごい飛んで行っちゃった……」

-翌日-
上条さんの部屋

ニュースキャスター「二人の学生が一人の学生に恐喝していた所、謎の黒ずくめの男が二人を襲ったとの事。恐喝された学生にコメントをいただきました」

男子学生「暗闇から急に出てきて二人を一瞬でやっつけた後、ビューンって空に飛んで行って……。まるでコウモリみたいに飛んで行ったんです」

ニュースキャスター「なお、警備員はこのコメントから男を『バットマン』と呼び、指名手配するとの事。襲われた二人の学生は骨折などの怪我を負っていますが命には別状はないとの事」



インデックス「怖い事もあんだね、とうま」モグモグ

上条「金をたかろうとするからバチが当たったんだよ………って、のんびりしてる場合じゃねぇ!!」



上条「遅刻だぁぁぁぁ!!」ビューン

インデックス「行ってらっしゃいなんだよ~」フリフリ

バットマン

本名…ブルース・ウェイン
昼は世界的に有名な大企業「ウェイン産業」の会長を務める大富豪。だが、夜にはゴッサムシティを守る暗闇の騎士(ダーク・ナイト)へと変身する。

幼い頃に目の前で両親を強盗に殺されて以来、犯罪を強く憎むようになった。青年期には世界各地を放浪し、さまざまな学問知識を学ぶと同時に、あらゆる格闘術や戦闘術をも習得した。超一流の頭脳と、極限まで鍛え上げられた肉体とを兼ね備えた男である。

基本的に単独行動を好むが、ロビンやナイトウイングなど、彼を支える仲間は数多く存在する。また、スーパーマンやワンダーウーマンとともに、ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカの主要メンバーとしても活躍している。

少々無口な所があり、仲間(主にナイトウィング)から「何か言ったらどうなの?」といじられる。

今回のイメージ
http://i.imgur.com/5pLFfkK.jpg

いつもの通り道

上条「うわぁぁぁぁ!!うっ!!」ドンッ

????「おっと!!」ドンッ

上条「あ、すいません」ペコペコ

????「いや、こっちも慣れない場所でちゃんと前を見てなかったよ。すまないけど、ここはどこか教えくれないか?」

上条「え?えっと、ここは学園都市の第7学区ですけど…。外人さんですよね?」

????「ああ、ちょっとしたトラブルでここにいるんだ。僕の名前はブールス、ブルース・ウェインだ」

上条「ど、どうも、上条当麻です。って、ヤバイんだった!!あの、すいませんけど急いでるので失礼!!」ビューン

ウェイン「ふむ………あの反応は……こっちの世界にはウェイン産業はないって事か大きくないって事だな」

学校

ガラガラ

上条「セーフか!!」

小萌「アウトなのです!!」アウトサイン!!

上条「不幸だぁぁぁぁ!!」


青髪「上やん、どうせまたどっかで女子とフラグ建てて遅刻したんやろ~」

土御門「朝からご苦労だにゃー」

上条「いやいや、そんな嬉しいイベントはなく、筋肉質な外人に捕まっただけですよ…」チャクセキ


土御門「もしかして、上やん男にも目覚めたか!?」

青髪「男子諸君!!自分のケツを守るんや!!」

ウホッ ホモガキライナジョシナンカイマセン!!! スマナイ、ホモイガイハカエッテクレナイカ!

上条「不幸が重なっていく……」グッタリ


ウェイン「ダメだ。やっぱり、ウェイン産業はないのか……バットケイブもないか……。コンピュータへはアクセスできるようだが……」タンマツイジリイジリ

ウェイン「まずは、この学園都市の情報が欲しいな……」タンマツイジリイジリ

-同時刻-

どっかの路地裏

?????「さぁ、俺を笑えよ。笑顔で楽しく行こうぜ」

男子学生2「プッ!!、アハハハハハ!!」

女子学生1「イヒヒヒヒヒヒヒ!!」

女子学生2「や、やめてよ……なんでこんな事を……」

?????「なんでだって?見てわかるだろ?俺は道化師(ジョーカー)だぞ。道化師が人を笑顔にして悪いか?さぁ、あんたも笑いな……」プシューー

女子学生2「い、いや、フフ、嫌だよ……、フフフ、助けて……、アハハハハハ、ア"ハハハハハ!!」

ジョーカー「さぁ、会場が変わってもやることは同じだ。俺のショーの始まりだよ!!HAHAHA-HAHAHA!!」

ジョーカー

本名…不明
ゴッサムにいるヴィランの中で一番恐れられている男。別名「犯罪界の道化貴公子」「アーカム精神病院の王」「憎悪の道化師」などと様々である。

化学、芸術の知識に富んでいて。それを活かした武器を作ったりする。基本的に武器のベースはパーティーグッズ。戦闘能力は接近戦に優れていて、ナイフと射撃の腕は達人クラス。

道端にいる人間への無差別殺人、ビルを襲撃するなどのテロ行為、笑気ガスという独自の毒を使っての毒殺、マフィアの様に裏で計画を張り巡らせるなど様々な犯罪を行い。犯罪には、これと言ったこだわりが無い。共通して、殺した人間の顔をピエロの様なメイクを施す。

元々は売れないコメディアンだったが、生まれてくる赤ん坊と妻のために悪友と『レッドフード』と呼ばれるゴッサム伝統の衣装を着て犯罪を行う。が、計画は失敗し、逃げる途中で薬品のタンクに落ちてしまい。身体は白、髪は緑に変色。顔面は引きつって笑顔のようになってしまった。その影響で精神が蝕まれて、狂気の塊のような人間になったと語っているが、事実かどうかは不明。

バットマンに同性愛的な執着と愛憎を持ち、バットマンを相手にすることが至高の喜び。構ってもらうために、2代目ロビン(ジェイソン・トッド)を爆殺したり。ゴッサム警察署長であるジェームズ・ゴードンの姪のバットガール(バーバラ・ゴードン)の背中を撃ち抜き半身不随にした後、ジェームズの前で凌辱し、ジェームズの妻のサラを射[ピーーー]る。



ジョーカーは殺人衝動、破壊衝動の塊で、我々生きている人間の頭をよぎる衝動を代表してやってくれる存在だと思ってます。←これは1の考えだから否定してもいいよ。


今回のイメージ
http://i.imgur.com/qyFsV2Z.jpg

どっかのビル

????「ふむ……ここにいるのも、ゴッサムと同じ様な屑ばかりだな。どれ、猿以下の連中に私の英知を見せてやろう」

????「なにより、ダークナイトも来てるんだからな。この大いなる謎(リドル)と決着をつけようじゃないか……」

リドラー「まずは、この街の人々の弱みを集めなくては……」カタカタ

リドラー

本名…エドワード・ニグマ
自分の犯行をなぞなぞの形で予告する知能犯。彼が犯罪をおこなう目的は、金品目当ての直接的な欲求ではなく、警察やバットマンと知恵比べで対決して勝つという知的欲求を満たすためである。

子供の頃からパズルを解くことに魅せられ、自分だけがパズルを解いた時の知的優越感を忘れられずにいる。犯罪の世界に足を踏み入れてからも、他の犯罪者とは一線を画した知能犯罪を企むことが多い。

黄緑と紫という派手な色合いのスーツを着用している。

バットマンの正体を暴く事を義務だと感じていて、監視カメラを使って観察するが手掛かりを掴んだとこはない。


今回のイメージ
http://i.imgur.com/9NWSr5a.jpg

どっかの路地裏

??????「恐ろ!!そして、喚け!!お前らはこのカカシ(スケアクロウ)より無力だ!!」プシュー

スキルアウト3「うわぁぁぁぁ!!や、やめてくれ!!へっ、蛇がぁぁぁぁぁ!!」ジタバタ

スキルアウト4「と、止めてくれ!!み、水が!!溺れちまうよ!!」ジタバタ

スケアクロウ「恐怖は当然の感情だ。みんな、素直にこわがるべきなんだよ」

スケアクロウ

本名…ジョナサン・クレイン
少年時代に陰湿ないじめを受けていて、恐怖を克服するために心理学と生化学を学び、後にゴッサムシティ大学の教授となった。しかし、生徒に死の恐怖を体感させるといったエキセントリックな指導をしたために、解雇されてしまう。

 その後、スケアクロウと名乗って、犯罪の世界に入る。彼の武器は自ら開発した特殊な「恐怖ガス」で、これを吸い込んだ人間は自分が最も恐れているものの幻覚に悩まされるようになる。

彼が最も恐れている物は鳥。しかし、カラスをペットとして飼っているので基準が曖昧である。

今回のイメージ
http://i.imgur.com/9ctZ3IL.jpg

書き溜めはここまでです

需要があったら、続き書きたい

意外と反応あってよかった

今日の0時頃に貼ります


上条さんの説教で改心するような敵は出てきません。説教しようものなら、ナイフでじっくり時間をかけて殺されちゃいますからね

-放課後-

上条「今日は補習は無し!!さて、特売寄って帰りますか……」

土御門「ちょっと、待つにゃー。上やん」

上条「なんだよ?」

土御門「込み入った話がある。最近話題のバットマンについて……」

上条「?」

土御門「最近、学園都市内でちょくちょく発動している魔術が関係している。その内容は、簡単に言うと別世界に通じる穴を開けて何者かをこっちの世界に連れてくるって言うのが目的。古代、神が生きて目の前に現れることを望んだ人々が自分達の力で連れてくる為に考えられた歴史ある魔術だ」

上条「なら、バットマンは神なのか?」

土御門「いや、あんな奴は見たことも聞いた事も無い。上やんに話したのはバットマンに接触して、彼が学園都市に何をもたらすかを調べて欲しい」

上条「なんで俺に頼むんでせうか……」

土御門「俺と必要悪の教会はバットマンとは別にこっちに連れて来られた奴らの調査。バットマンは死人を出さない。だが、他は違うらしい」

上条「わかった。でも、なんかあったらすぐに連絡してくれ!!無理はすんなよ!!」タッタッタッ

土御門「上やんの方こそ無理すんなよ……。これも、あいつの計画の内の事なのか?」

-夜-

上条「接触って言われても、どこに行けば会えるんだよ……」

キャーーーーー!!

上条「!?」


チンピラ1「お嬢ちゃん、俺たちと楽しい事しない?」

チンピラ2「悪いようにはしないって」

女子学生3「や、やめなさいよ!!」

チンピラ3「強気な女の子もストライクゾーンだぜぇ~」


上条「くそッ、なんでこんな時に……。おい!!てめr……?」


チンピラ2「お嬢ちゃんのを味合わせてくれよ~」

バットマン「味合うのは、俺の靴底の味だ」ゲシッ!!

チンピラ1「バッ!!、バットマンだ!!」

チンピラ3「上から降って来やがった!!」

バットマン「私にはやるべきことがある、手短かに頼むぞ」

チンピラ1「調子こいてんじゃねぇぞ!!俺の拳を喰らいな!!」

バットマン「なら、お前は壁を喰らいな」カワシテ.ツカンデ.カベニブツケル!!

チンピラ1「あふっ!!」バタンキュー

チンピラ3「ひっ!? 覚えてろよ!!」タッタッタッ

バットマン「逃がしはしない」バットラングヲシュッ!!

チンピラ3「グエ!?」ズテェーン


女子学生3「あ、あの、助けてくれてありがとう…」

バットマン「夜道には気をつけろ」



上条「待てッ!!」

バットマン「……何者だ?」

上条「そん事より、あんたに話があるんだ。来てくれない?」

バットマン「なら場所を改めたい、邪魔の入らない場所はないか?」

上条「俺の家でどうだ?場所は~~~だ。逃げるなよ」

バットマン「いいだろう。もし、私を逮捕するつもりなら容赦しないからな」

WOOSH!

上条「土御門に連絡しないと……」

-同時刻-

どっかの路地裏

土御門「……全員死んでやがる」

建宮「これは酷すぎだと思うのよな」

香焼「皆、顔が引きつって笑顔になってるっすよ」

ザァーーーー ピッ

TV{いい笑顔だろ?

土御門「…なんでテレビがこんな所に置いてあるんだ?」

ジョーカー『俺とあんたらをつなぐホットラインだぜ~。これは』

建宮「誰なんだよな………」

ジョーカー『俺の事はどうでもいいんだよ!!あんたらこそ、誰だ?俺はトンガリ耳のコウモリ男に会いたかったのによ』

土御門「教える必要はない」

ジョーカー『秘密か……。サプライズは大好きだが、秘密は嫌いだな。暴露も立派なジョークだぞぉ~。オ~ホッホホホホ!!』

香焼「気味が悪いっすよ、こいつ」

ジョーカー『ふむ……。ピエロは子供には受けが悪いみたいだな。ピエロ嫌いな子供が増えてもどうでもいいんだけどよ。とりあえず、俺はあんたらに話す事は一切無い。今から花火を見るんだからな』

土御門「花火?」

ジョーカー「3………2………1……」

建宮「二人ともここから離れるんだよな!!」

シタイガドーーン


土御門「ゴホッ、ゴホッ。みんな、無事か?」

建宮「香焼が……不意打ちとは卑怯なのよな……」ギリッ

ジョーカー「HA-HA-HA-HA!!。だから言っただろ、サプライズは好きだって!!。俺を捕まえるなら、トンガリ耳を探しな。あいつは俺の影だ。俺はあいつの影で、あいつは俺の影。じゃあな!!」ブチッ

土御門「変人が……」

建宮「ピエロの格好した奴がまともな訳ないのよな……。とりあえず、ここから引こう。頑張るんだよな、香焼…」

香焼「?………」

-数十分後-
上条さんの部屋前

上条「……そうか。そのピエロの話も聞く……。ああ、お前こそ死ぬなよ」ガチャッ

上条「帰ったぞぉーー」

インデックス「とうまーー!!お客様がさっきからお待ちなんだよ!!」

上条「客?」ヘアチラミ


バットマン「君が招待したんだろ?時間は指定しなかったから、すぐに向かったんだが」スワッテイル

上条「」アゼン

バットマン「で、話したい事とはなんだ?私も少し君に聞きたい事がある……」

上条「ああ、すまねぇ。まず、あんたは何者なんだ?」チャクセキ

バットマン「私はただの悪が憎い男だ。周りからはバットマン、暗闇の騎士(ダークナイト)と呼び方は様々だ」

上条「ダークナイト……。あんたは何でここに居るんだ?」

バットマン「突然ワームホールの様なものが現れて飲み込まれたんだ……。たぶん、ここには何者かによって連れて来られたのだ。私と一緒に別の物も連れて来られたんだが、知らないか?」

上条「それって、ピエロみたいな奴か?」

バットマン「知っているなら話は早い、奴はジョーカー。掴み所の無い男だ。小悪党地味た犯罪から一級指名手配されるような犯罪も犯す。全ての犯罪をジョークと捉えている」

上条「なんでそんな奴が……」

バットマン「ジョーカーは、私と切っても切れない関係なのかもな。他に質問は?」

上条「あんたは学園都市で何をするつもりなんだ?」

バットマン「言ったはずだ、私は悪が嫌いだと」

インデックス「とーま、真面目なお話中悪いけど、テレビが見たいんだよ」

上条「いいけど、邪魔するなよ」

インデックス「わかった!!」ポチッ

TV{ニュースの時間です

インデックス「むーー!!面白いないんだよ!!」

上条「邪魔するなって言ったh」

TV{こんばんは。そして初めまして、学園都市の間抜けの諸君

上条「は?」

リドラー「私は大いなる謎。今日はお前らの低レベルな脳にも分かるように脅しをしにきた」

バットマン「エドワード……まさか、ここに来ていたとは」

リドラー「私はこの学園都市の全てを今見ている。ネット、監視カメラ、あらゆる研究所のデータをだ。どうだ、私と少し知恵比べをしないか?。内容は一週間以内に私を見つける事」

上条「それだけ?」

リドラー「無いと思うが、もし私を見つけたら学園都市の勝ち。私が勝ったら、間違いなく学園都市は崩落するだろう。簡単な話、私が知っているデータを全世界に広げるんだよ。学園都市の知られたくない事実を外に広げるとどうなるか分かるよな?」

リドラー「例を挙げると、危ない研究などだな。絶対能力進化計画……量産型能力者計画……。危ない組織なんかも、解体済みのもあるらしいが活動してるのもあるな………。学園都市の実態を知りたい者は、ただ一週間が過ぎるのを待てばいい。知られて困る者は、私を見つけてみろ。無駄な努力だがな!!」

上条「量産型能力者計画って御坂妹達の……」

リドラー「それとダークナイトいや、ここではバットマンか……。とにかく、お前にメッセージだ。ここに居るのは私とお前。あと、あのイかれピエロとカカシの男だ。お前のお得意の暴力が役立ちそうだな」ブチッ

TV{先ほどの映像は電波ジャックにより流されました。発信元は不明で、バットマンとの関係性を調査中です

バットマン「厄介だな……」

上条「今のもあんたの敵か?カカシの男って誰だよ」

バットマン「さっきのはエドワード・ニグマ、自称天才の男だ。もう一人のカカシの男はジョナサン・クレイン。精神科医だったが人に恐怖を与える薬を使い、その後は幾つもの犯罪を犯している」

インデックス「お医さんなのにそんな事するなんて酷いんだよ」

バットマン「……優先順位はジョーカーだが、クレインもリドラーも放っておく訳にも行かない………」

上条「待ってくれ。俺達に手伝わせてくれないか?手伝ってくれそうな奴に心当たりがあるんだ」

バットマン「………君の事は少しばかり調べさせてもらったよ」

上条「?」

バットマン「学園都市の情報を探っていると、事件記録と同時期に入院する少年だろ?今回の敵は手強いがいいか?」テヲサシノベ

上条「ああ!!こっちの奴は血の気が多いからそっちの方があいつらもやる気がでるだろ」カタクアクシュ

-翌朝-

上条さんの部屋

上条「集まってくれてありがとう、みんな」

浜面「大将の頼みならしょうがねぇって。うちもバラされたら色々とまずい事ばかりしてきたし」

一方通行「面倒くせェけど、ガキがうるせェから来てやったよ」

打ち止め「本当は助ける気満々だったくせに ってミサカはミサカは素直になれないあなたの気持ちを代弁してみたり」

一方通行「うっせェぞ、ったくガキが」

上条「話を進めるぞ。ここに来てもらったのは、最近動き始めた奴らへの対応のためだ。まず、3人に紹介しなきゃいけない人がいる……。出てきてくれ」

バットマン「君たちが上条当麻の友人達か……」

浜面「マジかよ大将……本物だよな?」

上条「正真正銘、巷で話題のバットマンさんですよ」

一方通行(デカっ……)168cm

バットマン「まず、今回の敵のデータを見て欲しい。いま、ホログラムを出す」188cm

端末{ホログラム起動

バットマン「昨日の電波ジャックの犯人からだ」ピッ

浜面「あの人を舐めた発言ばかりした奴か………。麦野と絹旗がブチ切れてたな……」

打ち止め「この人のせいでご飯が不味くなった ってミサカはミサカは愚痴を言ってみたり」

バットマン「エドワードは、何処かで学園都市全体を監視している。奴は基本的にコンピュータから離れない」

一方通行「なら話ははェよ。俺がハックでそいつの居場所を探しゃいいんだろ?」

打ち止め「補助はお任せ!! ってミサカはミサカは自信いっぱいに言ってみたり」

上条「学園都市一位の脳なら簡単に出来そうだな」

バットマン「なら、リドラーの事は任せた。次は、まだ情報が少ないクレインだ」ピッ

一方通行「なンですか?この愉快なカカシは?」

バットマン「クレインのこのマスクは恐怖心を煽るのとガスマスクになっている」

浜面「ガスか……。俺の所なら行けそうだな……。大将、こいつは俺に任せてくれよ」

一方通行「第四位が協力するとでも思ってンのか?」

浜面「うっ………。そこは俺の頭を下げるしかねぇよ」

バットマン「クレインはガス以外の方法でも攻めてくるだろう。十分に注意してくれ……。そして、これが最後だ」ピッ

浜面「………ピエロじゃん!!」

一方通行「コウモリのコスプレといい。こいつの周りには変人しか居ないンですかァ?」

打ち止め「真っ白なあなたも人の事言えないよ ってミサカはミサカは思ってる事を素直に言ってみたり」

バットマン「ジョーカーには策は通じない。そして、奴も策を考えているのかわからない。こいつだけは私がなんとかする……」

上条「あんただけで背負いこむなよ、俺も着いてく。香焼の仇だ…」

バットマン「君の実力から考えて、ジョーカーの相手は無理だ。そこら辺のチンピラとはレベルが違う」

浜面「随分とこのピエロを高く買ってるな」

バットマン「奴は私が生んだような物だ。私が蹴りをつけなきゃいけない」

上条「でも、じっとしてるなんて出来ねぇよ!!俺はあんたが止めても着いて行くぞ」

バットマン「……わかった。だが、絶対に一対一にはなるな。私を呼べ。今日話すべき事は終わった。後は各自で頼む、敵の詳しい資料を配っておこう……」

-同時刻-

どっかの空き倉庫

ジョーカー「今日、ここに集まってもらったのは他でもない………。最近、あんたらを困らせてる……。バットマンの事だ」

スキルアウト×20「ザワザワ…ザワザワ…」

ジョーカー「俺にはバットマンを潰すプランがある……。それを実現するには、駒…。つまりあんたらの力が必要だ」

ジョーカー「バットマンは警備員だとかに指名手配されてんだろ?だったら、捕まえて謝礼を貰おうじゃないか!!」

スキルアウト×20「オォーーー!!」

ジョーカー「どんな小さなジョークでもオチ忘れちゃいけない。バットマンは空から落ちるかな?HA-HA-HA-HA!!」


どっかの廃ビル

スピーカー{私には知能がある。君達には力がある。私達が一緒ならバットマンも学園都市全体が相手でも絶対に負けないだろう……

リドラーの部下1「お前、いくらで雇われた?」

リドラーの部下2「軽く7桁だぜ。バットマンは人を殺さないから負けても儲けもんよ」

リドラーの部下3「どっから出てんだろな?10人以上は居るぞ。律儀に全員に銃まで配って」


どっかの廃病院

スケアクロウ「注射による痛みは一瞬。だが、苦痛はどれくらい長いからわからない……」

被検体1「は、話と違うぞ!!バットマンと戦えばいいだけって聞いたのに!!」

スケアクロウ「言ったさ。だが、欲しいのは恐ろしい兵士だ。少ししたら、君は最強の兵団の一人だ…」

被検体1「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

今日はここまで

ちょっと安価
一方通行編とアイテム編どっちが先か
下4まで多い方を先にやる

これって、もう一方通行でいいですか?

まだ書き溜めが終わってないので一週間位掛かるかもしれません

予定だとジョーカー編終わったら、一応JLメンバーかバットファミリーも学園都市に来る

キャラ崩壊

-同日の夜-

一方通行「連続だと48時間以内にけりをつけねェと行けねェのか……。まずはどっから攻める?黄泉川辺りに……。いや、手は借りたくねェ……。ン?」カメラチラミ

一方通行「そォいや、監視カメラの映像を見てるって言ってたな……」パソコンキドウ

一方通行「映像は基本、警備員か風紀委員、学園都市上層部に持ってかれる……。不自然な場所に飛んでねェか……」カタカタカタカタァッン!!

PC{おいおい!!誰だ?私の神聖な世界に入り込もうとしてるのは?

一方通行「ビンゴ」

リドラー「あんたは………学園都市一位の一方通行か。知られたくない秘密を潰しに来たか?」

一方通行「知り合いに頼まれただけだ」カタカタ

リドラー「知り合いか………。昨日の映像を見る限り。上条当麻と浜面仕上。危険人物が3人も集まって何してたかはどうでもいい。策を練っても無駄だぞ」

一方通行「そォかよ」カタカタカタカタァッン

リドラー「ああ、お前らは皆同じだ。暴力で解決させようとする。人を壊すのは、治療できる傷ではなく消えないデータだと思うね。匿名って事で好き勝手言ってる奴が自分の正体がバレたらどうなる?信頼が無くなり、孤独になる。こうすることで私は学園都市を破壊するんだよ!!」

一方通行「おい、俺をそこらの三下と一緒にするンじゃねェよ。それに人を壊すのに有効なのは精神攻撃っな事も心得ンだよ」 カタカタカタカタァッン

リドラー「……面白い……。白い猿が勝つか私が勝つか。オッズは5:1って所だな。まぁ、一週間頑張れ……」ブチッ

一方通行「ムカつくやろォだ………。見つけてやったよ、この三下がァ…」

どっかのネットカフェ

一方通行「ここか……。もっとマシな所を拠点にしやがれってンだ」

一方通行「そこまでだ!!三下ァ!!」バンッ!!

リドラーの部下4「ハズレェ~」

一方通行「あァ?」

リドラーの部下4「ここはダミーだよ。まんまと引っ掛かってやんのhee-hee!!」

一方通行「寝てな…」ガッツウン!!

リドラーの部下4「うげっ?!」バタンキュー

一方通行「何がハズレだ…。だが、ここになんかあるはずだ…」カタカタカタカタァッン

PC{一つ目のヒントに辿り着いたか……

一方通行「出て来やがれ、変人が…」

リドラー「ふぅん、手荒な真似をするんだな。彼は私に雇われただけなのに」

一方通行「俺のデータがあるなら俺がどンな人間かわかンだろォ。そんな事も予想出来ねェようじゃ、そこまで頭良くねェな」

リドラー「なに?何と言った?頭が良くないだと?少なくとも、地球上で最も優れた脳は間違いなく私だぞ!!」

一方通行「なら、そこまで優れてねェって事だなァ…天才さんよォ」

リドラー「ますます、決着をつけたくなった……。一つ目のヒントをやろう……」

謎が10個集まる場所は?

一方通行「なンだ?これは?」

リドラー「見てわかるだろう、なぞなぞだよ。わからないのか?学園都市No.1の頭脳を持つ男のくせに?」ブチッ

一方通行「こんなガキみてェな事しやがって。謎が集まる場所?…………………わかンねェぞ…………」アセリアセリ

一方通行「チッ………しょうがねェ」ピッピッピッピッ.プルプル プルプル ガチャ

黄泉川「一方通行から連絡するなんて、何のようじゃん」

一方通行「いいから、俺の質問に答えろ」

黄泉川「……手短かに頼むじゃん」

一方通行「謎が10個集まる場所は?」

黄泉川「……何言ってるじゃん?」

一方通行「てめェ、ガキの世話好きだろ…。なぞなぞだよ、さっさと答えろ」

黄泉川「……多分、天文台じゃん」

一方通行「天文台だァ?」

黄泉川「10はテン、謎は問題。かなりレベルの低いなぞなぞじゃん」

一方通行「なぞなぞなんかやった事ねェから知らねェよ」プッ

一方通行「天文台……21学区か」

天文台

一方通行「電波は……届かねェ事は無いか……。パソコンオタクはこんな山奥を拠点にするはずがねェ。これもハズレだな」

リドラーの部下5「居たぞ!!」ズダダダダ

リドラーの部下6「やれ!!」ズダダダダ

一方通行「うっせェよ」ハンシャ

リドラーの部下×2「グハァッ」バタリ

一方通行「俺のデータがあるのに銃が効かない事知らねェのかよ」カタカタカタカタァッン

PC{銃が効かないのは知ってたさ……

一方通行「そォかよ。負け惜しみでも言ってな」カタカタカタカタァッン

リドラー「いや、負け惜しみじゃない。君は人を殺す事が好きだろ?」

一方通行「よく知ってるじゃねェか……」カタカタカタカタァッン

リドラー「だが、上条当麻の影響で善人になろうとしてる。人はそうそう変わらないし、殺した事実は変わらない。君は殺した命を背負って生き続けるんだな」

一方通行「俺は自分を善人だとは思ってねェよ。俺は悪党だって事は誰より自分が知ってンだよ」カタカタカタカタァッン

リドラー「ほう、過去を背負って善を目指すか……。なら、見届けてやろう」ブチッ

一方通行「ヒントは無しか…。いや、見つけてやったよ」カタカタカタカタァッン

どっかの廃ビル

一方通行「いいねェ~。らしくなってきたじゃねェかァ」

スピーカー{よく来たな、一方通行!!

ここで決着をつけよう。私はこの建物の何処かに居る

見つけたら、学園都市の勝ちだ………。

ちなみに、この建物には爆弾が仕掛けてある。今から建物を生きて出ようとする者が居たら、建物ごとこの世から消えることになる。

ここにいる金が欲しいだけの屑も例外なくな……

一方通行「うっせェンだよ、腰抜けが」

キイテナイゾォーー!!

一方通行「あァ?」オクヘススム

注意!!

ここから少し地の文が入ります

文才無いから感情が上手く表現できて無いと思う……

「俺は金が貰えるって言われただけだぞ!!しかも、相手はバットマンじゃねぇのかよ!!」

一人のスキルアウトの男が監視カメラに向かって怒鳴っている。爆弾の話は聞かされていなかったようだ。

「楽して金を貰おうとするからこうなったんだ。下りるなら、このビルから出ればいい。全員死ぬかもしれないがな」

リドラーは挑発的な態度で答える。それだけ相手が言うことを聞く事に自信があるのだ。そして、読み通りスキルアウトの男は何も出来ず、拳を握り締める事しかできなかった。

「死ぬのが嫌なら、さっさと一方通行を倒せばいいだろ?。相手が変わってもやる事は同じだ。暴力が君達の唯一の取り柄なんだから」

「クソッ!!」

壁を殴り、そのまま銃を構えて辺りを巡回しだす。男が装備してるのは警備員などでも採用されているアサルトライフルに腰に拳銃が見える。

「おいおい、どっからあんなもン手に入れてンだ?」

柱や死角に使えそうなものをフルに使って男に近づき、背後まで近寄ったら不意を突いて気絶させる。流れるように今の作業を行ない、男はバタリと倒れる。

「借りるぞ」

男からアサルトライフルを奪い。先に進む。ビルは最低限の明かりしか点いてなく、影の部分が多い。視覚だけではなく聴覚、さらには嗅覚を活用して敵が居ないか探る。

部屋を見渡すと、緑色のペンキで?マークが幾つもばら撒かれたように描かれている。その光景をみて「悪趣味だ」と呟く。

不意に前方からピチャッと水の音がし、それに続いて足音が聞こえた。すぐさま、近くの空き箱の影に隠れる。相手は一方通行の存在には気付いてなく、欠伸をしながら歩いてくる。

「まさか爆弾とはな……。やめときゃよかった」

「気付くのが遅ェンだよ」

一方通行の声気付き後ろを振り向くが、同時に顔面に拳が入り、あり得ない距離まで吹っ飛ぶ。その際に音がした為少し離れた場所から「音がしたぞ!」と周りに呼び掛ける声した。

「来るんならまとめて来やがれてンだ」

再び箱の影に隠れる。しばらくすると男が4人確認に来た。

「ひでぇ、顔面がめちゃくちゃだ」

「まだ、近くにいるかもしれない……。構えとけよ」

残る2人の男達が銃を構え、周りを警戒している。銃を構えている内の一人が「あっちにも倒れてるぞ!!」と最初に倒された男に気付く。周りが最初の男の方に向かっている時にチャンスは訪れた。男達が背後を向けた瞬間、一方通行は奪った銃を構え、男達の足を狙い撃つ。驚きと情けない声上げながら男達は次々と倒れる。

「感謝しな、殺さねェ事によ。それより、ここにはあと何人雇われてンだ?」

一人の男の頭に銃を突き付ける。男は冷や汗をかきながらガクガクと震えて、まともな言葉は言えなかった。何人かは撃たれたショックで気絶していて、まともに喋れる人間は限られている。

「使えねェな…。おい!!ちゃんと答えろよ…」

今度は隣の男に銃を突き付ける。

「こ、ここにいるので全員だよ!!た、頼むから撃たないでくれよ」

死を恐怖して、震えながら答える。だが、一方通行は銃口を頭に擦り付ける。

「ガセじゃねェだろな?」

「ほ、本当だって!!俺が会ったのは9人だけだ!!あんたも会った事あるだろ!!」

怯えから本当だと確信し、更に質問する。

「自称天才さんは何処にいンだよ?」

「場所は聞いてないが、これを言えって言われた

1を下で支えている数

だって」

「またかよ!舐めやがって……」

銃の構えを解き、考え始める。

「なぁ?俺達死なないよな?」

先ほど答えた男が質問する。脚から血がどんどん流れてくる。

「あァ?死ぬのが怖ェくせにこんな事してンのか?なら、さっさと足洗った方が身の為だ」

男に背を向けて歩き出す。男は絶望し、そのまま気絶した。

一方通行「黄泉川、~~~に人連れて来い。急げよ」プッ

一方通行「さて、1を支える数………6か……。ガキとやったゲームが役に立つとはな」エレベーターニノル

一方通行「待ってろよ」チーーン

PC{まさか、本当に来るなんて

一方通行「また、テレビ電話かよ」

リドラー「いやいや、約束は守る。パソコンの前に座れ」

一方通行「また、なぞなぞですかァ?」チャクセキ

リドラー「いや、純粋な対決だ。私は少し奥の扉の先にいる。だが、扉はロックが掛かっている。コードを入力しなければ開く事は無い」

一方通行「……ロックの外せばいいんだろ?」

リドラー「理解が早くて助かる。ロックは5重、時間は1分。失敗したら、君の挑戦権は無くなり、私に近付く事を一切禁じる」

一方通行「まさか、俺が負けるとでも思ってンでェすかァ?」

リドラー「可能性のある未来を言っただけだ。実は私は君を気に入ってる節があってな。ダークナイト以外に私と競い合える人間に会えて嬉しいんだよ。まぁ、私の方が上に決まってるんだがな」

一方通行「気持ち悪りィ事ぬかしてンじゃねェよ」

リドラー「そうだな………。では、始めるとしよう」

リドラーのセリフを合図に、リドラーが表示されているページは小さくなり、PCの画面にコード入力画面と時計が表示された。デジタル表示で赤い数字が0.59.99と言った感じで減っていく。

(穴を見つけて埋めるだけ、ガキの時と同じだ。探せ……探せ……)

一方通行の目に迷いや戸惑いは無い。画面に表示される一文字、一文字を見逃す事無く見ている。そして

「1つ目……」

多いなる謎へと続く道を邪魔する門の一が開かれた。この時点で時計は0.49.61と表示している。10秒かかったのが痛いが、この調子なら間に合う。だが、リドラーはまだ余裕があるのか顔から笑みが抜けていない。

「10秒か……。私ならもっと早く出来るぞ」

挑発するが、一方通行はその言葉に耳を貸さなかった。集中して、ただ画面に表示される文字の中から穴を探す。そしてまた、穴を埋める。

「二つ目……俺を舐めンじゃねェよ……」

時計は0.41.58を表示している。さっきよりかかった時間が短くなっていて、空気の緊張感が緩まる。

「ふむ、いいだろう……。続けるがいい……」

さっきより余裕が無くなったのは、確かだがまだ余裕があるようだ。

「なぜ、私の元にあれだけの武器があったと思う? いや、答えなくていい……」

突然のセリフで一方通行の指が一瞬止まるが、また動きだす。彼も少し疑問に思っていたのだろう。

「実は第2学区の武器開発工事で勤めている人間の汚点を見つけてな。脅したら、武器をくれた。とまぁ、簡単な話だ。そして、その武器の一部をジョーカーやスケアクロウに売った。その金で奴らを雇ったんだよ」

あまりにもわかりやすい話だったので、期待して損した一方通行は再び穴を見つけた。

三つ目解除の際は何も言わなかった。それもそのはず、時計の時間が0.29.98。武器の話に気をとられ、時間を大幅に損した。

「集中しろよ。こんなもの、私ならとっくに終わってるぞ!!」

余裕が戻り、罵倒を浴びせる。音を反射して、集中しようとした矢先リドラーからある単語を発した。

「打ち止め……」

「あ"ァ?」

解除画面そっちのけでリドラーを見る。

「君の守るべき対象……。もし、彼女に何かあったら何が起きるかな?」

時間が減っていくのがわかる。だが、一方通行はそれどころではなかった。

「てめェ……。ガキに何しやがったァ!!!」

怒り、憎しみ、殺意の三つが篭った目でリドラーを見る。

「いや、私は何もしていない。情報だよ。情報を他の二人に言っただけだ……。人間は情報を共有しあうものだろ?リンクをシェア、いいね、お気に入り、リツイート、日本人は自分が犯した犯罪を共有したがる位SNS好きだと心得ていたが……。関係ない話だが、あのピエロなら容赦無く子供を殺すだろう……。たっぷりと楽しみながらな……」

嘘か本当か。この二つに挟まれた一方通行は迷ってしまった。しかし、この二つを解決する方法は一つしかない。直接聞く。一方通行は音を反射し、集中した。時間はすでに0.12.41と少なくなっている。

四つ目を解除した。一方通行は何も反応せず作業を続行する。リドラーが口をパクパクしているのが見えるが、決して音の反射を解除しなかった。時計は0.07.14を記している。もう、時間が無い。そして、五つ目の鍵を見つけた。後は、Enterキーを押すだけだ………

指がキーを触れたと同時だった。画面が真っ黒になった。そして

リドラー「残念!!いやぁ、惜しかったなぁ~。まぁ、所詮は君も猿だったってことか……」ドヤァ

一方通行「負けた?俺は……守れなかったのか?」モエツキタゼ

リドラー「そんなに少女が大事だったか?なら、さっさと家に帰って確かめるんだな。そら、帰れ!!シッシッ!!」

一方通行「………」トボトボ

リドラー「ん?なぜ、私の部屋の方へ行く?出口はあっちだぞ?」

一方通行「るっせェェェェ!!」トビラガァーーン

リドラー「ひっ!?」

一方通行「元々、鍵なんか意味ねェんだよ……壊しちまえば同じだ……。おい……」ムナグラツカミ

リドラー「な、何をする……。や、やめろ。お前は負けたんだぞ……」

一方通行「一度しか言わねェからよォく聞けよ……。ガキは無事か?」

リドラー「しっ、知らない……。情報を売っただけだから……」

一方通行「なら、ご自慢の機械で探せよ。ガキが家に居なかったら……。コウモリの約束を破る事になるが死んでもらうぜ……」

リドラー「わ、わかったから!!」カタカタカタ

リドラー「無事だ。今日は朝から出た形跡が無い。玄関以外から出たならわからんが、少なくとも朝から今まで11時間以上は外の監視カメラには写ってない」

一方通行「チッ、汚ねェ手使いやがって。おい、降伏しろ」ナワデシバリ

リドラー「結局は力か……。やはり野蛮な猿め……」シバラレ

一方通行「終わりか………」ピッピッピッピッ.プルプル ガチャ

黄泉川「何の用じゃん。急かすなら、もうすぐそっちにt」

一方通行「リドラー」

黄泉川「ん?」

一方通行「昨日のテレビの男だよ……。ここの6階にいるから捕まえとけ」プッ

一方通行「終わったか」

リドラー「いつか、仕返ししてやる。そこで二回戦だ!!絶対に帰ってきてやる!!」

今日はここまで!!

アイテム編はかなり時間かかると思う

学園都市勢キャラ掴めない……

むぎのんが怖い物ってなんだろ?

思い当たる物あげてくれませんか?
出来れば理由付きで

今日少しだけ貼ります

アイテム難しいです……

-同日の昼-

いつもファミレス

浜面「お願いします!!力を貸してください!!」

絹旗「浜面のくせに、超生意気です」

麦野「何でうちらがそんなことしなきゃなんないのよ。コウモリの変態の仕事だろ?」

浜面「その~、大将とそのコウモリさんが知り合いらしく。困ってそうだったので、ちょっと見栄を張って……」

絹旗「浜面のくせに、何いっちょまえに見栄張ってんですか」

浜面「正直、すまんかった…」

麦野「で?敵の場所は?弱点は?情報が少な過ぎんだよ」

浜面「あれ?……。本当だ!!何もわかんねぇじゃん!!うわぁぁ、詰んだぁぁぁぁ!!」

麦野「ちゃんと計画立てとけや、ゴラァ!!」

浜面「ヒィィィィィ!!!」


絹旗「超駄目な浜面は置いといて、やるならちゃんと計画立てましょう」

浜面「え?やってくれるの?」

絹旗「資料を見てたら、映画の敵みたいだなって思っただけです。浜面のためじゃありません」

浜面「そんなにはっきり言う必要は無いんじゃないか?でも、確かに人間離れしてるよな…。これでも、普通の人間らしいし」

麦野「恐怖ね……。まぁ、暗部のあたし達に怖い物なんて今更ないでしょ」

浜面「それは麦野だけだろ……」

麦野「何か言ったか、おい」

浜面「な、何でもないです!!」

絹旗「それにしても……滝壺遅いですね。用事があるって行ってからだいぶ時間が経ちましたよ」

路地裏

滝壺(誰かがつけて行きてる、撒かないと……。それに急がないと、はまづらが心配しちゃう……)テクテク

男「……………」テクテク

滝壺(うまく撒けない……。なんだか怖いな……)テクテク

男×10「…………」テクテク

滝壺(あれ?いつの間に増えたの?怖い……。すごく怖い)フラテクテク

男×15「…………」テクテク

ゴニョゴニョ.ペチャクチャ

滝壺(誰がから囁いてくる……。怖いよ………)フラフラテク

男×20「…………」テクテク

滝壺(怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖いすごく怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い)フラフラ

男×25「怖いか?なら、それを素直に受け入れろよ……。逃げられないんだよ、恐怖からは……」

男×30「さぁ、恐怖を怖がらないで。こっちに来いよ」

男×35「誰もが、恐怖の前には無力なんだから……」

男×40「さぁ」テヲサシノベル

滝壺「」バタリ

-夜-

アイテム基地

浜面「おかしい。ファミレスに来ないから先に帰ってると思ったのに……。一向に帰って来ない………」

絹旗「なんだか超面倒な事になってしましたね」

麦野「あたしらを狙うなんて、相当な馬鹿ね」

浜面「くそっ!!だから、一緒に行くって言ったのに……」

ユウビンデース

絹旗「まったく、こんな時に超迷惑ですよ。浜面行って来い」

浜面「で、でも」

麦野「いいから行って来い」

浜面「しょうがねぇか。はーい」

オトドケモノデース.ハンコヲ.アリガトウゴザイマー

浜面「おい!!おい!!おい!!!!」

絹旗「なっ!何ですか、急に」

浜面「敵が動きやがった…」

麦野「はぁ?」

浜面が受け取った荷物の送り主名に『親戚なカカシ』と殴り書きで書かれていた。浜面はこれを二人に知らせた後、荷物が何かを確認した。

箱からは一枚のDVDが出てきた。真っ白で何も書かれていない。

「ビデオメッセージか!!」

浜面はすぐにDVDデッキにディスクをセットしようとするが、麦野が浜面の肩に手を置き。それを止めた。

「罠かもしれねぇだろ。勝手に動いてんじゃねえ」

「でも、滝壺が捕まってたら?どうするんだよ!!俺は見るぞ!!」

焦っている浜面は冷静な麦野を見て、少し怒りを感じた。浜面ら麦野の手を振り払い、ディスクをセットする。

ディスクを読み取り、映像が再生される。真っ暗な空間にロウソクが一本中央に置かれていて、ロウソクの小さな明かりが暗い空間でゆらゆらと揺れている。

「恐怖は全てを喰らう猛獣だ……。何もかも喰らい尽くす………。時には自分すらも喰われてしまう。恐怖に喰われると人はこうなる」

突然、声が流れたと思ったら部屋に電気が灯り、闇が消えた。闇の中から出てきたのは、椅子に縛り付けられた滝壺が口に猿轡が咬まされている姿だった。

「~~~~!!~~~~~!!」

眼は真っ赤に充血し、涙を流して何かに怯えたように唸っている。痛々しい彼女の姿から思わず、目をそらしたくなる。そして、画面にカカシが映し出される。

「彼女の恐怖は、随分と子供地味てたぞ……。仲間が消える事が怖いらしいな。だから、その仲間が傷付く瞬間が永遠と彼女の頭の中に映し出されるだろう」

カカシがカメラに近寄って来る。ただの袋を被った人間だというのに、そのカカシからは異様な怖さを放つ。

「恐怖はその人物の全てを語る、恐怖こそ真実だ。それを教えてやるよ。どうだ、親戚だろ?」

「それと……もう少しで恐怖ガスは彼女の精神を破壊する。彼氏の浜面君は廃人になった彼女も愛せるかな?嫌なら、来るがいい。仲間なら一緒に廃人になってやるのが筋だろう?フハハハハハハ!!第7学区の廃病院だぞ」

再生が終わり、画面が暗くなる。映像を見ていた三人は黙っていた。怖い物は無いと言っていた麦野すらも、そのカカシに恐怖していたのだ。だが、浜面にとっては愛する人を失う事の方が怖かった。

「俺…行くよ。あんなカカシなんかに俺の恋を終わらされてたまるかって!!」

絞り出したような声で言い始めたが、言葉にしている内に力が戻ってくる。言い終えた頃には、いつも浜面に戻っていた。

「待てよ、あたしも行く。仲間が困ってんだもんな!!」

「カカシなんて超怖くありません!!」

三人は行く、仲間のために。恐怖を別の恐怖で克服したのだ。だが、恐怖という猛獣が牙を向けるのはこれからだった。

ここまで

続きはいつになるやら……

でも、完結はさせますよ!!オチは考えてないけど

上条さんには、冒頭でウェインとして接触

さらに、学園都市の情報を集めていると必ず目に入る人物って事だから信用したって脳内補完してください

ちょこっと行きます

廃病院

浜面「ここか……。ガスマスクは持って来たか?」スーホースーホー

絹旗「こんな超重要アイテム忘れる訳ないじゃないですか」スーホースーホー

麦野「いい?三人とも別れて滝壺を探すのと無線で定時連絡する。わかった?」スーホースーホー

浜面

浜面「いやぁ、暗いのも目が慣れてきたな……。配電盤があるのって用務室とかか……」カベヅタイ...プスッ

浜面「いったぁぁ!!」

麦野『おい、どうした!?』

絹旗『いきなり死ぬとか、とんだかませですよ!?』

浜面「いや、大丈夫。多分、壊れた壁の棘に刺さったんだと思う……」

絹旗『……浜面には失望しました。喋らないか、無線切って下さい』

麦野『いちいち、んな事で反応してんじゃねぇよ』

浜面「アハハ……。申し訳ない」

サッ

浜面「ん?」

麦野『今度はなんだよ……』イライラ

浜面「今……、近くを誰か通った……。追うから配電盤は後回しにするぞ……」スタスタスタ

絹旗『あっ!ちょっと……。目が慣れて来ても、こっちは不利ですよ』

麦野『もう勝手にしやがれ』

「待て!!」

壁伝いで足元に気を付け相手を追う、浜面。相手は薄っすらとしか見えないが、必死に逃げてる様に伺える。

相手が曲がり角を曲がった瞬間一発の銃声が響いた。

「絹旗……は、武器持って無かったな……。誰だ!!」

大きな声で問いかける。が、返事は返って来なかった。浜面はゆっくりと曲がり角を曲がる。逃げていた相手は床にうつ伏せに倒れていた。

浜面は相手の顔を見ようと死体を仰向けにさせた。そして、浜面は相手の顔を見て驚愕した。

「なっ、なんで………。駒場さんが?」

かつて、自分がスキルアウトとして生活していた時の仲間。そして、一方通行に殺されたはずの駒場利徳がそこにいたのだ。

「守るべき物を守れない勇気の無い者を臆病者と言う……」

突然、死んだはずの駒場が喋り出す。浜面はあまりの出来事に思わず、腰を抜かしてしまう。

「お前は臆病だ。愛した女を守れない弱者だ」

浜面の呼吸が荒くなり、マスクのガラスが曇ってしまったので、マスクを外す。視界がぼやけて、頭がぼうっとする。

「お前は理由が無いと行動出来ない奴だ。お前より行動している人間は死んでいく。なぜ、お前は存在する?お前より存在すべき人間は死んでいくのに……」

しかし、駒場の声は頭の中を響き渡り、ぐるぐると駆け巡る。頭が破裂する様だった。

「や、やめろ……。やめろぉぉぉぉぉ!!!」

声で駒場の声をかき消すと、駒場の姿は消えた。駒場の代わりに藁のカカシが目の前に倒れていた。

「オ、オボェェェェェェェェ」

嘔吐した、全てを吐き出すかの如く。終えた後、呼吸を整える。

「ハァ、ハァ、ハァ………。なんなんだよ……。?」

意識がだいぶ回復した時、無線から大きな声で呼ばれている事に気付く。

麦野『おい!!おいィィ!!おいィィィィ!!』

浜面「あ、すまねぇ……。ハァハァ」

絹旗『こっちの問いかけを無視するなんて……。超心配しましたよ』

麦野『ったく…。心配掛けやがってよ……。って、大丈夫だよな?』

浜面「あ~、ちょっと昔の仲間に会ってた……。多分、相手の攻撃だと思う……」

絹旗『ガスマスクはどうしました?』

浜面「いや、多分壁の棘に薬が仕込まれてたんだと思う。壁伝いも危ない……」

麦野『なら、さっさと電気点けろよ』

浜面「わ、わかってる。今向かって………あ、あったぞ」カチッ

絹旗『電気が点いたのを確認しました』

麦野『これで罠に引っかかる心配は消えたな』

浜面「あれはヤバイ……。幻だってわかってるけどスゲェ怖い。早く滝壺を見つけないと………」

麦野『なんか焦ってない?』

浜面「あんな目にあってるって思うと吐きそうになる。それに俺は臆病じゃない……」プツッ

絹旗「あっ、無線切られましたよ」

麦野『だいぶ追い詰められてる様ね…』

絹旗「私達なら大丈夫ですよ。相手はガスと罠しか使わないってことがわかってますから」

麦野『壁から離れて移動しろよ』

今夜はこんな感じで

人の恐怖って難しいし、キャラが掴めない


ちゃんとジョーカー編行けるかな………

絹旗行きます!!

絹旗「まったく、古典的な罠に引っかかって……」

ジリリリリリリリ プッシャーーーーー

絹旗「な!?スプリンクラー?」

ピチャピチャ…ピチャ…

絹旗「うぇぇ……。びしょ濡れ……。浜面の銃に反応したんでしょうか……。急過ぎて、装甲が発動しませんでしたよ」ビチャビチャ

絹旗「あっ、無線が……。だから、もっと高いのが良かったのに……。お陰で孤立しちゃいましたよ………」

カツカツ.カツカツ

絹旗「誰?」

カカシ1「お嬢さん、こんな所で何やってんだ?」

カカシ2「俺たちが遊んでやろうか?楽しいぜ。血の気のあるスリリングな遊びは」

絹旗「一人は木製バット。後は素手………。大能力者舐めてるんですか?」

カカシ2「乗るって事か?この戦いに」

絹旗「あんまり舐めないでくださいよ」ファイティングポーズ

「恐怖に飲まれろぉ!!」

バットを振りかざし、絹旗に向かって走る。顔は麻袋で出来たカカシの様なマスクを着いていて、目出し帽の様になっている。

「うざったいですね」

瞬時に演算を行い、自分の身体を窒素でコーティングするようにイメージする。戦闘はすぐに終わると思っていた。

だが、バットは絹旗の腹にヒットした。

「!!!?!??」

腹を抑えて、跪く。呼吸が出来ず、声のない悲鳴を上げる。信じられなかった、自分の能力が発動しなかった事が。演算は確実に出来ていたはずなのに。

「怖いか?それともLevel0の攻撃を受けて、プライドに傷が付いたか?お前の本気を見せてみろよ!!」

身動きのとれない絹旗にもう一人の男が膝蹴りを入れる。顔面に膝がクリーンヒットし、絹旗は仰向けに倒れた。

「能力が無いと自分はただの小娘って事がわかったか?それとも、もっと教育してやろうか!!」

追い打ちをかける様に、脇腹に蹴りを入れる。絹旗はすでに気絶していた。

「折れるのが早いな…。ボス、早く来てくれよ」

物陰に向かって男が話し掛ける。すると、影からのそっとひょろりとした男が現れた。

「強過ぎる『恐怖』は毒と同じだ。後遺症や最悪の場合は死に至る事だってあるからな」

絹旗のガスマスクを外し、頬を撫でる。変色や変形して硬くなったその指は絹旗の柔らかい頬に突き刺さる様だった。

「彼女も実験室に。ベッドに固定しておけよ。私がたっぷり可愛がってやろう」

男はそう言って、影の中に消えた。

実験室

絹旗「………!?」ハッ!!

絹旗「見覚えの無い天井を見るって不安になりますね……」

スケアクロウ「目覚めたか?お姫様」

絹旗「あ、あんたは……。よくも滝壺を!!」ガチャガチャ

スケアクロウ「どんなに暴れても構わないが、無駄だ。能力も封じられたか弱い少女を怖がる理由は無い」

絹旗「な、何をするつもりですか」

スケアクロウ「研究…と言った方が早いだろうな」

絹旗「折れない?」

スケアクロウ「見せてやろう。私の研究を」ユビパッチン!!

カカシ1「度肝抜かすぜ。正直、今ここに俺が居る事が奇跡みたいなもんだからな」ガラガラ

絹旗「な、なんなんですか?さっきから」

スケアクロウ「背もたれを見やすい高さにまで調整してやれ。私の研究を観た感想と表情が知りたいしな」

ただいま、絹旗はタイヤ付きベッドに固定中。

スケアクロウ「能力が発動しない理由を教えてやろう。ここに来て、様々な論文、研究資料を読ませてもらった」

絹旗「随分と勉強熱心ですね。見た目通り、頭の中は藁かと思ってました」ガラガラ

スケアクロウ「敵の恐怖を理解するのは難しい。だから、思考を巡らせるんだ。お前の腕から調整した適量の薬を注入している」

絹旗「いつ、私に薬を仕込んだんですか」ガラガラ

スケアクロウ「スプリンクラーの水だ。だが、皮膚吸収だから効果は薄い、軽い錯乱を起こす程度だ」

絹旗「おかしいですね、私の頭はスッキリ冴えてますよ」ガラガラ

スケアクロウ「言ったはずだ、調整してあるって。もし、私がこのスイッチを弄ればお前は廃人にも死人にも出来る……試してやろか?」

絹旗「……遠慮しときます……」ガラガラ

スケアクロウ「こっちも貴重な大能力者のサンプルだ。そう簡単には、壊したりしない

着いたぞ」

絹旗「臭っ!!??」

カカシ2「悪いなお嬢ちゃん。誰かが糞漏らしたみたいだ」

スケアクロウ「酸の匂いもする……嘔吐した者もいるな。片付けろ」ユビパッチン!!

カカシ1

>>80の続き

カカシ1

どう言う事だ!!ちゃんと貼れない!!



カカシ1

なんだか萎えちまったよ……

続きはいつかで

テスト!!


カカシ1

一生、載せられないって言う恐怖に立ち向かった結果

無理でした

カカシ1

これで駄目なら、俺のハートはbroken…状態


絹旗「ここは何なんですか?」

スケアクロウ「研究室だな。ここで新しい薬を研究している。

まず、見て欲しいのは………こいつだ。無能力者…14歳男」

キッタァァァァァァァァァァ!!!!

「…………」

上半身裸の少年が椅子に固定されている。身体中に汗をかいていて、目も充血している。

「死体?」

絹旗がそう言った時だった。

「あ"あ"あ"あ"あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ………………」

ガクガクと少年は震え、暴れ出した。急に唸り声をあげたと思ったら、急に気絶した。

「無能力者、普通の人間。こんな街に来なければ、こんな目にも合わなかったものの……。彼の恐怖は虫、全身を覆われる夢でも見てるのか?」

時間を確認して、少年の隣にある資料に書き足す。

「ボス、終わりました。脱糞は強能力者、嘔吐は低能力者です」

「2、3と続けてか……。いいだろう……。風呂に入れたか?臭くてたまらない」

別の資料に何かを書き足す。カカシのマスクを着けていなければ、ただの研究者に見えただろう。

「能力者としてのレベルが高いと反応も大きくなるのか……。なら、お前のボスは死ぬかもな……」

口が見えないが、目が笑っている。

「麦野はあんたなんかに隙を突かれたりしませんよ」

「わかってる。それに殺さない、殺すなんて勿体無い…。薬の比率を調整しなくては…」

椅子の隣のダイヤルを弄る。サンプルとして薬を注入されている能力者の顔色が少し良くなった様に見える。

絹旗「なんで……。なんでこんな面倒な事をしてるんですか?快楽?それとも、だだの趣味ですか?」

スケアクロウ「………私はな。この世の全ての行動の動力は恐怖だと思っている……。

死ぬのが怖いから病院に行き。
孤独が怖いからパートナーを見つける。
何も残せずに死ぬのが怖いから子供を産む。

勇気はどこぞの哲学者が考えた偶像。恐怖に飲まれるのが怖いから戦う。野獣がテリトリーに入った者に牙を剥くのと同じだ。その事実を証明したいだけだ……。

しかし、私を鑑定した精神科医は『相手に恐怖を与える事が快楽の変態』と言ったがな。まぁ、その医者にはちゃんと反省してもらった」

絹旗「この変態が……」

スケアクロウ「さぁ、無駄なお喋りは終わりだ。それでは、メインディッシュの素敵な恐怖をお楽しみあれ……」プスッ.シューー

絹旗「ひっ!あ、あ、あぁぁぁぁぁぁぁ!!」

スケアクロウ「さて、トラウマと必死に戦う最強のLevel5でも観察するか」ピッ

いやぁー、ちょっとハプニングあったけどよかったよかった……


何度も貼れなかった所は、手下が了解って返事するだけなんだけどね
そこ切ったら貼れたってどう言うだよ

とりあえず、次回は麦のんね!!

キャラ崩壊注意

見てる人居たら、感想言ってくれると嬉しいです

「なんなんだよ……さっきのスプリンクラー……。くそっ、気分悪りぃ」

髪に付いた水を手で落としながら歩いている。特殊メイクと代わりになる物で右目と左腕を補っているので、濡れると困るようだ。

すると、カツカツと角を曲がった所から音がした。

「誰か来たか……。この鬱憤、全部ぶつけてやらぁ!!」

音は近づいているが、まだ出てこない。まるで、麦野を焦らしているかのようだ。

「早く来いよ、オラァ!!女を待たせる童貞は一人でシコってんのがお似合いなんだよ!!」

そして、ついに相手が麦野の視界に入った。視界に入った、ベレー帽を被った金髪の少女は麦野を見てこう言った。

『結局、麦野はいつも自分の事しか考えてないってワケよ』

「はぁ?」

麦野は自分の目を擦り、再び確認する。おかしい、ありえない。なぜ、こいつが目の前に居るのか?頭に異様な痛みを感じ始める。

「?ぅ……」

目眩と吐き気がする……体が重い。頭を抑えて、金髪の少女を見る。

『どうしたのかな?私を殺った時と違って元気がないみたいね』

「なんで……フレンダが……」

ふらふらと壁に寄り添う。立っていられなくなり、そのまま座り込む。

『皆は麦野の事を仲間だって言うけど、本当に仲間なのかな?麦野の能力が怖いから爆弾を扱う様に優しくしてるだけなんじゃない?』

「何が……言いてぇんだよ……」

必死に演算をするが、強烈な痛みがそれを妨げる。

『結局、麦野は化け物ってワケよ。浜面を殺ろうとした時の姿なんて、化け物そのものって感じだったし。自分だって気付いてるんでしょ?』

「あたしは……化け物じゃねぇ……まだ人間だよ…」

麦野がフレンダの言うことを否定すると。フレンダが急に床に横になったかと思うと、さっきまで繋がっていた下半身がなくなっていた。

『麦野がやったんだよ……これ……。これ見ても、自分は化け物じゃないって言えるの?』

手を使って這いつくばって麦野に近づく。

「来るなぁァァァ!!」

体が動かず、頭の痛みで能力も発動しない。麦野は怒鳴るだけで、それ以外は何も出来なかった。

『認めなよ。『フレンダさんの言う通り、自分は化け物です』って。認めたら楽になるよ。もう、人である必要がなくなるんだよ。何しても、化け物って理由で楽になれるよ。そんなメイクも必要なくなるよ』

這いつくばって来たフレンダが麦野の体に手を掛ける。

「やだよ……。グス、まだ人間でいたい……。やっと…、まともに近付けたんだから……」

顔を真っ赤にして涙を流す、メイクは涙で剥がれていた。麦野は残された力でフレンダの手を振り払う。

『なら、そうすれば……。でも結局、麦野は化け物なのは変わらないよ』

フレンダが塵となって消えた。

「なんなんだよ…。辛いよ…浜面ぁ……」

涙を拭う。涙で剥がれたメイク跡は彼女の美しい顔を醜く見せ、その右目は人間離れしている顔をさらに強くした。

遺体保管室

浜面「くそっ!!誰か来いよ……」

ワタシデヨケレバ.イッショニイテヤロウカ?

浜面「誰だ!?」

スケアクロウ「落ち着けよ……。拳銃なんか持って……私を殺しに来たのか?」

浜面「そうだよ!!人にあんな事をする奴を殺して何が悪い!!」

スケアクロウ「おっと、バットマンとは違う思考の持ち主か……。なら、なぜ奴の仕事を引き受けた?それに奴は私を殺さずに引き渡す事を要求するはずだ」

浜面「た、確かに、殺すなって言われたけど。でも、あんたは殺されるべき人間だ!!」

スケアクロウ「私にそんなセリフを言うとは、ジョーカーの相手は務まらないな。

それに私はジョーカーと違って殺しはしない。相手は死ぬかもしれない実験をやってはいけないのか?それでは技術は進歩しない。この街だってそうだろ?

それに、自分の正義が絶対的に正しいと思ってるのか?人によったら、お前の方が罪人になるかもしれないぞ?」

浜面「うるせぇ!!てめぇの体に穴空けんぞ!!」カチャッ

スケアクロウ「怖いか?怖いから私を殺すのか?」

浜面「ああ、怖いよ……。でも、怖さを乗り越えた先に何かが待ってる……。俺はそう信じてる!!」ズダァン!!

スケアクロウ「グハァッ!?…………」グッタリ

浜面「やったか……。ちくしょう、頭痛ぇ……」

スケアクロウ「フフフフフ……。何かが待ってる……。随分とオカルト的な物を信じてるんだな?ここは科学の街のはずだぞ?」

浜面「え?な、なんでだよ……!!」ガクガク

スケアクロウ「防弾チョッキとだけ言っておこう。恐怖に囚われた人間は一生囚われの身だ。逃げる事は出来ない……。お前らは全員、もう終わりだ!!」


オワリジャナイ!!

スケアクロウ「は?」

レベル0の少年「勇気を舐めんな!!!」

POW!!

スケアクロウ「グヘァ!?…な、なんでだ?お前には薬が……。まさか、減らし過ぎたか………」

レベル0の少年「ここでお前を倒す!!皆のために!!勇気のために!!」

POW!!

スケアクロウ「うぐぁ!!…くそッ、落ちこぼれ共を適当に集めるべきじゃなかったか…。だが、まだ薬が血中に残ってるはず……。喰らえ!!」ゴキブリポーイ!!

レベル0の少年「ヒィィィィ!?嫌だぁぁぁぁぁぁぁ!!」ガクガク

スケアクロウ「全く……イレギュラーに救われたな……。ん?逃げたか」キョロキョロ

実験室

浜面「痛みはだいぶ引いたか……。早く皆と合流しないと……。にしても、この部屋、異様に臭いな小便臭いと言うか…….」

絹旗「その声……浜面ですか?」

浜面「絹旗か!よかった……」

絹旗「こっちは超良くありませんよ……。思い出すだけで辛くなる…….」

浜面「とりあえず、ここを出よう。麦野と滝壺は多分別の部屋だ……」

ソノヒツヨウハネェ

浜面「うわっ!?」

麦野「なんだよ……。人の顔見るなり……」

絹旗「大丈夫ですか?超メイク崩れてますよ……」

麦野「いや、いいんだ。見た目なんか……あたしは見た目は化け物かもしれないけど、中身は人間だから……」

浜面「?何言ってんだ?」

麦野「んな事より滝壺の所行くぞ…」

絹旗「わかったんですか?」

浜面「麦野なら一人でも楽勝だっただろ」

麦野「やっぱりさ、皆で迎えに行きたいじゃん。つか、絹旗……あんたなんか小便臭いよ……いや、マジで」

絹旗「!?………この年で漏らして悪いですか!!こっちは変な薬で嫌なものずっと見せられてたんですよ!!」

浜面.麦野「いや、俺も(あたしも)だし」

絹旗「とにかく!!行きますよ!!」タッタッタッ

麦野「一人で行っても、場所わかんないだろ」タッタッタッ

浜面「待ってろよ滝壺、今行くから!!」タッタッタッ

所長室

麦野「ここだよ」

絹旗「いかにもって感じですね」

浜面「よし……行くぞ!!」バーーーン!!


スケアクロウ「ようこそ……。愚かな獣共よ…。懲りずにまた噛み付いてくるとは……学習能力ゼロだな」

浜面「滝壺はどこだ!!」

スケアクロウ「すぐ近くだ。だが、その前に最後の勝負をしようか……」

絹旗「こっちはそのつもりですよ!!」

スケアクロウ「力比べじゃない。簡単な勝負をしようじゃないか……」

麦野「なんだよそれ。変こと言ったら、ぶち殺すわよ!!」

スケアクロウ「かくれんぼだよ。私を見つけて、一発殴ればいい」

浜面「この部屋限定か?」

スケアクロウ「ああ。安心しろ、途中でルールを変える事は無い。受けるか?」

浜面「舐めやがって……。受けるよ、てめぇに一生消えない傷を付けてやるよ!!」

スケアクロウ「そうと決まれば、部屋を出てくれ。準備する」

次回!!

長かったスケアクロウとの対決に終わりが!!

スケアクロウ戦ハッキリ言って長いです



もう少しで出番だよ!!やったねプリンちゃん!!

人格崩壊するルート

影響はあるけど保ってるルート


どっちか悩んでる

こんな事でこいつら歪まねぇよって思ってる原作ファンの人もいると思うから、ちょっと投票を行います!!

精神崩壊するルート 精神崩壊してはいじん状態になり受け答えも何もできずまともな思考能力のなに状態を

ぶつぶつ何か呟いたりフラッシュバックで幻覚をみて、それによって度々狂乱したりという実に狂った姿を見せてくれるとこれを期待するよ

>>107
って意見があるから人格崩壊がどのくらいか決めよう

人格崩壊は例えば、浜面仕上って人間は死んで。新たな人格新浜面が生まれるって感じ

影響は、日常生活で同じような状況になったら突然吐くぐらい



別に廃人にしてもいいけど、4キャラ死ぬのは勿体無いって思ったから

4キャラ崩壊させるのは抵抗があったので、どのキャラを崩壊させるか。こういう投票に変えます

浜面仕上…犯した罪よりも大き過ぎる罰を科せられ、人か化け物かの選択を迫られる。そんな理不尽な世界に人はどの様に歪むのか?

絹旗最愛…悪夢を乗り越え手に入れた力。しかし、その力が使えず自分は親に捨てられた時と変わって無いと知った人の最後とは?

麦野沈利…自分を化け物と認めない化け物は、理性を捨てなくては倒せない相手が現れたら、自分を化け物と認めるのか?


最大2キャラ選んでください。

これはもう浜面と絹旗を壊していいか?

来週まで様子を見ようか悩んでるけど

スケアクロウの犠牲になるのは浜面仕上に決まりました!!

それでは、浜面編スタート!!

スケアクロウの言う通り、三人は一旦部屋を出た。一時間は待っていると

「最初言った事を覚えているか?恐怖とは全てを喰らう猛獣だと……

だが、稀にその猛獣を手懐ける調教師がいる……バットマンだ。アレは恐怖を武器にしている。

アレを殺せば、私の恐怖が一番だと手っ取り早く証明出来る……

お前らは私がバットマンを殺すための人柱になってくれ……フフフフフ…」

スケアクロウの笑い声の後、扉が勝手に開いたかと思うと、謎の液体が三人に降り注いだ。三人は既にマスクを外していたので、液体は完全に三人の肌を触れた。

「うわ!?口に入った!!ぺっ!!ぺっ!!」

浜面が唾吐き出し、口を拭う姿を見て、

「超汚いです!!」

絹旗が怒鳴り、

「何こっちに唾吐いてんだよ!!浜面死ね!!」

麦野がキレた。

この瞬間、三人は少し安心していた、日常はすぐ近くあると。怒鳴ったり、軽口を言ったりと。しかし、かかった液体を拭い終えて、部屋を見るとそんな考えは消えた。

「なんだよ…これ……?」

さっき入った時は、本棚といろんな賞状が飾ってあった壁はどこまでも続く青空に。机と椅子しかなかったかその部屋は、アメリカを想像させる広いトウモロコシ畑に見えた。

「また薬かよ」

麦野の機嫌は更に悪くなった。

「どうせ、こうだと思ってましたよ」

がっかりした絹旗は深いため息を吐く。

「すげぇ…雲がちゃんと動いてる……」

浜面は空を見ている。雲は風に煽られて変形する。そして、どこまでも続きそうな空には太陽がなかった。

「ここにたどり着くまでにお前らは自分の恐怖を知ったはずだ。

その恐怖はこの畑にも潜んでいる。目を光らせ、獲物を狙い、牙を剥けようとする猛獣の様にだ。お前らは調教師になれるといいな」

部屋全体からスケアクロウの声が響き渡る。畑からカラスの群れが飛び立った。

「全く、懲りねェ奴だな……。って、あれ?麦野?絹旗?……急にいなくなるなよ」

すぐ隣にいた二人が自分を残して先に行ったと思った浜面は悲しそうに奥に進んだ。本当はすぐ隣に二人が居ることに気付かないで。

「また駒場さんが出てくるのか?駒場さんはもう居ないのに、なんでちょっと期待してるんだよ。アレは幻覚なのに……」

浜面は幻覚でも駒場利徳に会った事に少し嬉しさを感じていたのだ。自分を恐怖に飲み込もうと現れた幻覚に嬉しさを感じてしまった浜面は自分の頬を引っ叩いた。

「よし……おれは大丈夫だ…」

スッキリした表情の浜面。もう迷う言は無いと自分に言い聞かせた。

「はま……づら……?」

「どんだけ疲れてんだ。滝壺の声が聞こ……え?」

突然、目の前に滝壺が倒れているのが見えた。ジャージは薄汚れて、髪もボサボサになっている。浜面は滝壺に駆け寄った。手を触れ、顔を触れた。滝壺の体がいよう冷たい。温もりを全く感じさせなかった。

「滝壺……嘘だ!!そんな……なんでだよ!!」

滝壺を抱き寄せる。滝壺は既に喋らなくなっていて、身体も全く動かない。身体からはやはり体温を感じなかった。

「嫌だ……うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

浜面は泣き喚いた。愛する人を守れなかった、自分の無力さに絶望した。弔いとして目を閉じてされようと再び顔を触れた時、指に何かが刺さった。

「痛ぁ!!………は?」

先ほどまで抱いていた滝壺が突然、藁で出来たカカシに変わっていた。

「なんだよ…ただの人形かよ………」

カカシを投げるように捨てた。

「本当にそれはカカシかな?」

スケアクロウの声が浜面の頭に響き渡る。

「どういう…意味だよ…」

「自分の無力さを誤魔化すために無意識に作り出した幻かもしれないぞ?と言いたいだけだ」

声の元がどこかわからない。が、すぐ近くにいるのははっきりしている。

「これはお前が作ったカカシだろ。惑わすんじゃねぇよ!!」

拳銃を構えて、辺りを見渡す。耳を澄ましても、誰がどこにいるかわからない。

「なぜ、私が用意したとわかる?確証は?……自分の受け入れたい事しか見もせず、耳にもしない。典型的な人間の例だなお前は。

考えられないのか?自分の無力さから逃げる為に脳が勝手に恋人をカカシに見せていると……」

浜面は何も言えなかった。もしかしたら、スケアクロウの言っている通り、このカカシは滝壺かもしれないと感じてしまったのだ。

「もし、確実に私が見せてる幻だと言えるのなら……そのカカシをその銃で撃てよ…。私を撃ったように、私への憎しみを全てそこのカカシにぶつけろよ」

スケアクロウのその言葉が浜面を震え上がらせた。愛しい人の遺体かもしれない物に銃を向けろと言われたのだ、無理は無いかもしれない。

浜面は悩んだ。これはただのカカシで、滝壺は生きてる。なら、カカシを撃てば済む話だ。だが、もしこのカカシが本当に滝壺だったらと言う可能性が頭をよぎる。

ああ、神様……俺は善人って訳じゃないのは百の承知だ。いろんな人を殺した。でも、罰を与えるなら俺自身にしてくれよ。趣味の悪い冗談よりもたちが悪い。

空の雲が暗く厚くなって行き、次第には勢いの強い雨が降り出した。肌に雨粒が当たり、冷たくなる。

悪い冗談……?そうだ、これはきっと冗談なんだ。普通の人間の俺に神様が用意したとっておきの冗談。カカシ野郎の冗談だ。これが終われば、きっと皆揃って帰れる、笑ながら…。仮に死んでも、笑って帰れる……。

笑おう、そうすれば世界もきっと笑えるはずだ……

「別に深く考えるなよ。愛した人の遺体だったとしても、それは『遺体』で生き物じゃない。肉の塊とカカシ、何が違う?」

この時、浜面の中の何が壊れた。浜面はゆっくりと拳銃をカカシに構えた。

「そうだな……肉の塊もカカシも変わらないよな……。何、悩んでんだか………。皆も「撃て」「撃て」「撃て」って言ってる…」

体にあってポツポツと聞こえる雨音が浜面には、「撃て」と聞こえたようだ。拳銃のハンマーを立てる。

「フフ、ハハハ、アッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!!」

火薬の爆発して、弾丸が射出する音が聞こえた。何回も何回も。銃声と浜面の笑い声が部屋を包む。

浜面は顔は笑っていたが、目からは涙が流れていた。もしかしたら、自分の笑い声で銃声をかき消そうとしてるのかもしれない。

「おっと、刺激しすぎたか……。差し詰めジョーカーJrって所か?」

弾が切れて銃声が止んでも、浜面は笑い続けた。彼は狂人に変わったのか?それは浜面にもわからない。だが、これだけは言える。もう、みんなの知ってる浜面は死んでしまった。

彼は所長室を出ていった。

今回はここまで!!

正直、無理があったかなと思う…

次は絹旗編だけど、ちょっと詰まってる




ごめんねプリンちゃん。貴方の出番はまだ先みたい

乙ー。
こういうの割と大好き

>>127
そう言ってくれるとすごく嬉しいです!!

復旧おめでとう!!
今日の0時以降に投稿しますよ!!

それでは、始めてくよー!!

それでは、始めてくよー!!

「浜面と麦野はどこに行ったんでしょう。これ、さっきと同じ展開になるパターンですよ」

トウモロコシの茎をかき分けて、前に進む。

「また、能力が使えなくなるんでしょうね……。でも、どんな拷問にも屈したりなんかしませんよ!!」

「だろうな。なんせ、勝手に付けられた物だ」

先程まで何も無かった場所にスケアクロウが椅子に座っていた。

「……出ましたね」

表情を一つも変えずに、冷静に答える。

「もっと驚く姿が見たかったが、流石に飽きたか……。もっと自分に素直になれよ、お前はただの子供なんだから」

「私は平気で人を殺せる能力者です。麦野は化け物なのに、私は子供なんですか」

今、目の前にいるスケアクロウは幻覚だと絹旗は気付いた。だが、念のために弱い力で殴ろうとした。予想通り、拳は空を切った。

「いやいや、アレとお前はかなり違う。彼女はこの街で化け物の素質を開花させた。でも、お前の始まりは捨て子だろ?その捨て子をいいように学者共がオモチャにして、この街で一番の化け物の模造品に作り変えた、違うか?まぁ、座れよ」

実験室に居た時のように何かの書類を持って話をし始める。いつの間にか、椅子がもう一席用意されている。

「よく知ってるじゃないですか……」

言われるがままに座る。

「能力にばかり頼って自身の力は低い。そこもアレとの違いの一つだ、アレのスタミナは凄いらしいからな」

確かに浜面と戦う時のスタミナは凄かった。

「また、能力は使えないんですよね」

「それがお前の恐怖ならな。ちゃんと使えないかどうか試してやろうか?」

突然、手元にバールが現れる。バールを持って絹旗に近づいてくる。

「言っとくが、痛みは本物だぞ。恐怖から見せる幻覚か本物か脳が理解出来ていないからな」

バールを目の前に突き出された。絹旗は恐る恐る、それを触れた。感覚は冷たい金属そのものだった。

絹旗は逃げ出したかった。だが、動けなかった。恐怖……その言葉が頭に残る。自分は負けたと絹旗は思ってしまったのだ。

「今の気分はどうだ?怖いか?まさか、助かるなんて思ってないよな!!」

バールの一撃が頬に入る。歯が折れ、口内にそれが刺さったり、切れたりする。

「何かしたらどうだ?まさか、この程度で壊れたとか言うなよ。そんなんじゃ、ダークナイトの代役は務まらないぞ!!」

また、一撃が入る。鉄の味、匂いが頭を刺激する。血が口からポタリポタリと垂れる。

「お前は第一位の模造品じゃない。お前は能力を入れるのに、ちょうどよかっただけの器だ。能力を持って、自分が強くなったと勘違いした不良気取りのガキと同じなんだよ!!」

腹にバールの重い一撃が入る。絹旗はぐったりと項垂れた。静かな空間に血が垂れ落ちる音がした。

「壊れたか?」

バールを床に投げ捨て、絹旗に背を向けた。

「ふぅ……。慣れない力仕事は嫌いだ。

その辺はリドラーが羨ましいな、力仕事は全部部下に押し付けれるから……

幻覚だけだと限界がある…次の目標が決まったか……」

「うるさい……」

「は?」

スケアクロウが後ろを振り向いた。

「うるさいって言ってンだよ!!この腐れ野郎が!!」

バールを持った絹旗がスケアクロウに向かって来た。しかし、スケアクロウはバールが当たる事なく、煙となって消えた。

「あ"あああああァァァァァァァァ!!ムカつく!!殺ってやる……絶対に生かしておかねェ!!覚えとけ!!」

血に濡れたバールを持った絹旗は走り出した。恐怖を怒りに変えて持ち堪えたのだ。しかし、結果的には恐怖を誤魔化しただけに過ぎない。スケアクロウとの対決は続くだろう。

血の匂いがする。それと不気味な笑い声……。地面がぐちゃりぐちゃりとぬかるんで歩きにくい。なんだか嫌な予感がする。

麦野が歩いていると、沼地のようなぬかるんだ場所に辿り着いた。さっきまでトウモロコシしか無かった畑に突然映写機とスピーカーが現れる。映写機は突然カタカタと音を立てて動き出した。

映写機は壁に向かって光を放ち、映像が映し出す。


「ゴッサムの化け物Part1 ウェイロン・ジョーンズ」

「今回、皆に紹介するのは……皆が大好きな見世物小屋にいるような奴だ」

スケアクロウが下水道の中に居る。薄暗い下水道、歩く度に水の音がする。

「クロック!!出てこい!!」

スケアクロウが水に向かって鳥肉を一匹丸ごと放った。すると、水の中で何かが動くのが見えたと思ったら、突然飛び出してきた。

「hisssssssss……。何の用だ、クレイン…」

その何かは二足歩行して、スケアクロウに近づく。麦野はその何かを見て、怪物だと確信した。怪物は体長2mは越えるだろう。ワニの様な見た目、人間の言葉を話し、二足歩行する。学園都市とは無縁の御伽の国のドラゴンを思い浮かばせる。

「画面の向こうの皆に紹介しよう。こいつはキラー・クロック、ゴッサムの下水道に住む都市伝説の一つだった男だ」

スケアクロウの細かい説明によると、彼は一応人間らしい。だが、あの見た目で人間と言われても納得できない。

……BatComputer……

犯罪者リスト

キラー・クロック

本名…ウェイロン・ジョーンズ

性別…男

瞳…黄色

身長…約226cm

体重…312kg

施設…アーカム・アサイラム

彼は先天性の皮膚病により爬虫類のような見た目をしている。この病気は進行し続き、今では人間の面影は殆ど無い。用心棒などを仕事にしている。

知能は低く、短気で怒りやすい。が、ワニと同等の噛みつき力を持ち、水中で長時間潜る事が出来る。皮膚は信じられない程硬く、弾丸は弾かれる。

彼の母親は彼の出産が原因で死亡、父親は彼を叔母に引き渡す。叔母は彼を『化け物』と呼んで虐待。学生時代も友達は一人もおらず、周りは彼を笑いものにしていた。ある日、彼を笑いものにしていた一人に大怪我を負わせ、少年院に入れられた。少年時代のほとんどをそこで過ごす。彼が16歳になり、大人として裁判を受け、有罪判決が下った。
仮釈放された彼は、地下格闘技場でレスラーとして働いた。彼の見た目を笑ったレスラーを殺したのが最初の殺人。

イメージ
http://i.imgur.com/0mRUcEb.jpg

「なんだ?俺の事を茶化しに来たのか?茶化すんなら、ジョーカーの所にでも行けよ。生きて帰れる自信があるならな」

よく見たら、手に先ほどスケアクロウが投げた鳥肉を持っていた。クロックはそれを貪るようにかぶり付いた。

「お前は自分の事をどう思ってる?可哀想とかそういう意味でだ」

そうスケアクロウに言われて、クロックは食べる事を止めた。少し間を開けてからクロックは口を開いた。

「別に……何とも思って無えよ。お前は化け物に生まれた俺が自分を可哀想だと思ってるのか?なら、見当違いだ」

再び鳥肉を食べ始める。クロックの牙は裂く様に肉を喰らう。

「俺は化け物に生まれた。そして、化け物として育った。今更人間ぶってどうする……。今夜は気が乗らない、帰るぞ…」

クロックは水にゆっくりと沈む様に潜った。

映像はここで終わった。

「映画のご感想は?Ms.レイ」

スケアクロウが何個かのフィルムを持って現れた。

「Ms.レイはray、光線からとった。今度からそう名乗れば?麦野沈利なんて人間みたいな名前じゃなくてな…」

フィルムを映写機にセットしながら話しかける。

「ネーミングセンス無いな、あんた」

「まぁ、お前の名前なんかどうでもいい。クロックを見てどう思った?」

いつの間にか、麦野はカウンセリングに使われる寝るタイプの椅子に倒れていた。スケアクロウがその近くに座って、メモを用意している。

「……あれは…本当に人間なのか?」

身体が思うように動かない事がわかった麦野は素直に感想を言った。能力は使える事がわかったが、どこにいるかわからない仲間に当たるかもしれないと考えるとできなかった。

「もちろん、本名ウェイロン・ジョーンズ。彼はちょっとした皮膚病でな…それ以外は至って普通の人間だぞ」

普通の人間と言われても麦野はやはり納得しなかった。普通という概念が分からなくなっていた。

「彼だって自分が普通じゃない事くら分かってる。でも、抗ったってしょうがないだろ?お前はどうだ?自分が普通じゃない事は分かってるはずだ、クロックの様に受け入れればいい」

スケアクロウが立ち上がって、麦野の鼻が当たるか当たらないかの距離で話しかける。麦野は抵抗できなかった。

「クロックは人を襲うし、殺したりする。お前も躊躇する事なく、ビームを撃てよ……。私を殺したいだろ?」

スケアクロウが手が麦野を頬を触れた。ゴキブリが這っているかの様な嫌悪感が麦野を襲った。だが、麦野は能力を使わなかった。

「……そうか、そんなに仲間が大切か…………。あの金髪の男が無事だといいな…」

スケアクロウがボソりと浜面の事を麦野に話した。

「!? てめぇ、浜面に何しやがった!!」

「うるさいぞ、黙って映画でも見てろ……」

映写機からまた映像が流れ始める。

「ゴッサムの化け物Part2 ベイジル・カルロ」

「今回はここ。私たちの家とも言える場所アーカムの隔離練にいる奴を紹介しよう」

刑務所の様にも見える場所にスケアクロウはいた。誰かの喚き声や唸り声が響いている。鉄格子の牢獄から逃げ出そうと壁に何度もぶつかって行く者、鉄格子から手を伸ばして助けを請う者いろんな人間が居た。

「カルロ。お前の役者魂を見せてくれよ」

他の牢獄と違いガラス張りの牢獄に誰か立っていた。

「なんだ、藁頭?私より頭が劣っているお前が医者だと思うと世の中は不思議だなと思わせられるぞ」

リドラーが杖を振り回しながら、歩き回っている。

「よし、次のやつだ」

カメラが一瞬別の所を写している時だ。ズルルルと粘ついた液体の音がした。再びガラス張りの牢獄を写すと。

「おい!!クレイン!!お前さん何でここにいるんだよ!!まさか、パーティじゃないだろな!?パーティならピエロが必要だろ?HAHAHAHAHA!!」

浜面がバットマンから貰った資料の中に居た男、ジョーカーが居た。先ほどまで、リドラーが居た場所にジョーカーが立っている。この現象に麦野は恐怖を感じた。

「もういいだろ。カルロ、仕事を頼みたい」

スケアクロウが牢獄の隣にあるスイッチを押すとガラスの扉が開いた。

「見たか?俺様の演技を!!素晴らしいだろ!!」

中に居たジョーカーの形が崩れ、色も白から茶色に変わった。ドロドロした大きな何かが喋ったのだ。クロックと違い、これは生き物とは言えない何かだ。

……BatComputer……

犯罪者リスト

クレイフェイス

本名…ベイジル・カルロ

性別…男

瞳…黄色

身長…約180cm

体重…82kg

施設…アーカム・アサイラム

落ちぶれたホラー映画俳優で、自分が出演した映画がリメイクされる事に激怒し、リメイク版に出演する俳優、映画関係者を殺してまわった。その際、彼が自分で演じたキャラクターの「クレイフェイス」のマスクを付けていた。

変身能力のある人間の血を輸血して、泥の怪物になった。

隙間さえあればどこからでも侵入でき、様々な物(人も可能)に変身できる。また、泥であるから不死身。

イメージ
http://i.imgur.com/MbiepD9.jpg

「さすがは元俳優だな、カルロ…。さて、仕事の話だ」

メモにバツ印を書き足した。書き足したバツ印の隣にクレイフェイスと書かれている。

「演技なら任せな。で、蝙蝠か?小鳥か?翼か?赤い駒鳥か?」

「いや、蝙蝠はついこの前にメトロポリスに行った、小鳥も一緒だ」

スケアクロウがカルロに新聞を渡す。が、カルロが新聞を掴もうとしたが新聞は泥の中に埋れてしまった。カルロは「クソッ…」と零してから、新聞を掴もうと必死に自分の身体に手を突っ込むが、新聞は出てこなかった。

「翼はデスストロークと一悶着やってる。赤い駒鳥は………ニュースに出てなかったな…。仕事はペンギンが説明する、私は奪われた研究データを取ってくるついでに、アーカムにいる奴をかき集めてるんだよ」

茶色のファイルを手にとって、軽く叩く。一番の目的のファイルは回収済みのようだ。

「俺ら以外にだれが参加するんだ?」

「えーと、クロック、ファイアフライ、フリーズ……。あのチビ…字が汚いな……」

メモを遠くに離したり、近付けたりして解読を試みるが出来なかったようだ。

「まぁ、いいか。アイスバーグに行けばいいのか?」

「ああ、でもちょっと待ってくれ。軽いインタビューがしたい」

カメラでカルロの全身を捉える。

「大丈夫、すぐに済む……。質問だ、今自分の姿に満足してるか?」

「なんで、そんな質問するんだ?」

急な事にカルロは驚いて質問仕返す。

「いいから答えろよ」

が、スケアクロウが少し強く返事をすると、ピクッとした。

「…………満足はしてるぞ。例え、さっきみたいに物が掴めなかったりするがな。だが、この能力の無い体なんか想像もしたくない……。こんな感じでいいか?」

ドロドロの手が普通の人間の手に変わる。その後、ハンマーや斧の形に変形させたりして見せる。

「ああ、十分だ。逃げる時は他の奴も出来るだけ多く解放して、暴動を起こせ。逃げやすくなる」

この言葉を最後に映像は終わった。カメラを閉じたのだろう。

……BatComputer……

データベース

アーカム・アサイラム

所長…ジェレマイア・アーカム

アーカム・アサイラムは精神疾患の疑いのあるゴッサムの犯罪者を収容、治療を目的にした精神病院。

天才と呼ばれたアマデウス・アーカムが精神病に悩まされている人間が治療を受けれずに裁判に掛けられる現状を見て、自分の屋敷を改築したのが始まり。

しかし、警備面や設備が整っていない事が問題である。

イメージ
http://i.imgur.com/xyReBIA.jpg

こっから先は今から書きます
時間かかるかも

名前しか出なかったファイアフライとフリーズ博士の説明、ちゃんとした名前を言われなかったロビンとナイトウィングとレッドロビンの説明は別の機会に

「いや、あの夜は最悪だったな。警戒してなかった赤いのが現れたせいで台無しだ。データは無事だったがな…。感想もしくは質問は?」

再びスケアクロウがメモを用意して待っている。

「あんたの居た街はおかしな奴しかいないの?」

麦野の言葉を聞いたスケアクロウは顎に手を起き、少し考える。

「…………その質問に答えるのは、とても難しい。まず、何を持って普通とするか……。ここから始まるからな。

例えば、さっきのクレイフェイスだ。あいつは能力が無い身体は想像したくないと言っていたな?あれは能力があるという事があいつにとっての普通になっているからだ。

アメリカは銃を持つ事を許されているだろ?一般人は常に銃を持つ事で安心する。逆に銃を持ってないと不安になる。銃という対抗手段が無い事が異常な状況なんだよ。

これはクレイフェイスにも当てはまる。能力がある事が普通で、無い事が異常と脳が判断する。クロックもだ、化け物と罵られて生きてきた彼は親切にされると異様に警戒する癖がある」

またスケアクロウが目の前にまで近づいて来る。

「お前はどうだ?能力の無い自分が想像できるか?最強のLevel5第四位の麦野沈利ではなく、普通の学生の麦野沈利として暮らしている姿が……」

麦野は何も言えなかった。今まで自分が普通じゃないと分かっているつもりだったが、もし自分に能力が無かったらと想像した事も無かった。

「何が言いてぇんだよ……」

「お前は化け物だ。だが、中身までも化け物ではない。人間性を捨ててないからな。だが、お前の深層心理は自分は化け物になりたがってるんじゃないか?

お前は別に普通になりたい訳じゃない。だが、今のように人間と化け物の間も嫌なんだろ?なら、化け物になれよ。

人間になるのは難しい、でも化け物になるのは簡単だぞ」

さて、スケアクロウ戦完結までいこうか

今、ここでこいつの頭を吹っ飛ばせば済む話だ。今まで色んな奴を殺してきたじゃない。でも、ここで殺ればこいつの勝ちになるのか?それは気に入らねぇな。

そもそもあたしは今の現状に満足してないのか?浜面が居て、絹旗が居て、滝壺が居るアイテムに。いいじゃない、あたしは化け物かm…いや、充分化け物だ。でも、浜面達ならどんなあたしでも認めてくれるはず……

もう迷いはない……

麦野に迷いは消えた。人間になる必要も化け物になる必要も無い。今の麦野沈利で充分。これが彼女の答えだ。

気付くと、辺りにあったトウモロコシも映写機も青い空も消えていた。

「終わったのか……。さて、行くか…仲間の所に…」

自分の考えた答えが合ってるか分からない。そもそも答えのある人生なんてない、人の生き方なんかその人次第だ。

スケアクロウに会って、アイテムには良かったのかもしれない。

麦野「絹旗…なんか……大丈夫?」

絹旗「絶対にブッ[ピーーー]!!何が何でもカカシ野郎をなァ!!」

麦野「なんか絹旗が壊れた……ん?」


スケアクロウ「あっ!マズイ…」

絹旗「見つけたぜェ!!こンの藁人間がァ!!脳髄引っ張り出してやらァ!!」

スケアクロウ「わ、私を殺せば仲間が死ぬぞ!!」

麦野「クッ!!」

スケアクロウ「仲間が大切だろ?なら、私に危害を加えるな……いいな?」

絹旗「スゥーー……ハァーー……いいから早く教え下さい」

麦野「やっと落ち着いたみたいね……」

スケアクロウ「この部屋に隠し扉がある。本棚の裏だ……私も一緒について行こう……」

ギィィィィィィィガチャ

麦野「手がこんでやがる。この先に滝壺がいるんだよな?」スタスタスタスタ

スケアクロウ「もちろん……」スタスタスタスタ

絹旗「あれ?浜面が居ない……おかしいですね…」スタスタスタスタ

-地下室-

スケアクロウ「ようこそ、私の世界に……」

麦野「な、なんだよ……ここ」

絹旗「軽く10人以上は居ますよ……」

「あ"あ"あああぁぁぁぁ」「く、来るなぁぁぁぁぁぁ」「死にたくねぇよ……死にたくねぇよ……」

スケアクロウ「ここでは、私の密かに考えていた実験を行っている……。ほれ、そこにいるジャージの奴だろ?心配ない、お前らが全員壊れたらこいつも計画に入れる予定だった。だから、まだ特に何もしてない」

麦野「滝壺!!」

滝壺「む、むぎの?きぬはたも……。よかった……」

絹旗「本当に良かった……」ポロポロ

滝壺「はまづらは?」

麦野「?そう言えば……どこだ?」

スケアクロウ「フフフフフフ……。彼については残念だったよ……。まさか、ちょっと煽っただけで折れるなんてな……。いやぁ、残念でしょうがないよ…」

麦野「!?浜面はどこだよ!!」ムナグラツカミ

スケアクロウ「私からの置き土産がそんなに気になるか!!なら、所長室を出れば見つかるだろな……多分。今回はお前らの勝ちだが、こっちだってやれる事はやった……。次の実験が待ち遠しいな……」

麦野「糞ったれがぁ!!」

BOP!!

スケアクロウ「フグッ!?」ガックリ


絹旗「早く浜面を探しましょう…。大丈夫ですか滝壺?」

滝壺「平気だよ…」フラフラ

麦野「待ってな…あった、研究資料…。よし、行くぞ」

所長室を出た三人は目に入った光景を疑った。

カカシのマスクをつけたスケアクロウの部下達が血塗れで倒れていたのだ。

「いつの間に……」

三人は床に倒れている死体を踏まないように隙間を歩いた。

「西南にはまづら?を感じる……」

「なんで疑問形なんですか?」

浜面仕上という人間が発するAIM拡散力場は変わらないはずだ。滝壺はそれを探知する力がある。なのに、今回ははっきりしていない。

「はまづらに似てるけど、何か違う……。でも、たぶんはまづらだと思うよ」

「行って目で確かめろって事か……」

三人は西南に位置する実験室に向かった。

実験室が近くなるに連れて、不気味な笑い声が聞こえる。

「気味が悪いですね……」

絹旗は自分の能力が使えなくても大丈夫なように死体が持っていた拳銃を握りしめるように構えていた。

「はまづら大丈夫かな?」

愛する男性がこんな不気味な所にいると考えると怖かった。早く一緒に帰りたいという願いが強い。

「あのバカなら大丈夫でしょ」

自分がスケアクロウに負けなかったのも浜面が居たからだ。そう気付いていた麦野は、希望を抱いて進んでいた。

いよいよ実験室についた三人は中を覗く。

「お前も笑ったらどうだ?人生お喜楽になるぜ」

ナイフで相手の口を裂いて、笑顔のようにしていた。

「く、来るなぁ……化け物!!」

「化け物?バカ言っちゃだめだぞ。俺は普通の人間だった……そう……普通だっただよ………。まぁ、もう昔の話だ!!さぁ、このナイフを綺麗な赤で塗装しよう」

一瞬暗くなったかと思ったら急に明るくなった。安定しない性格の男が生きた人間に向けてナイフを向け

THUKTHUKTHUKTHUKTHUKTHUKTHUKTHUKTHUKTHUKTHUKTHUK

何度も刺した。服はズタボロになり、血に汚れた。

「フゥ~……。中々、面白くないもんだな……ん?」

その金髪の男は三人の方を向いて、ニッコリ笑った。

絹旗は信じられなかった。年下の自分が生意気な事言っても、ちゃんと聞いてくれた浜面が、こんなことになってるなんて。

滝壺は信じられなかった。自分のために無茶したり、冷酷になったりしても、優しかった浜面が、こんなことになってるなんて。

麦野は信じられなかった。殺そうとした浜面が、それを許してくれた浜面が、人間に踏みとどまらせてくれた浜面がこんなことになってるなんて。

「ん~?滝壺……生きてたのか?」

浜面が近付いて滝壺を舐めるような視線で見る。滝壺はそんな浜面が怖かった。

「そ、そうよ。だから、そんな変な事してないではやく蝙蝠さんの所に行わよ」

怖かったのは麦野もだった。スケアクロウはとんでもない土産を残した。

「そっくりさんなんか用意しても無駄なんだよ!!」

パン!!と実験室に叩かれた音が響く。浜面は滝壺にビンタを喰らわせた。

「え……?はまづら?痛いよ?」

痛みより先に疑問が湧いたきた。なぜ、浜面は滝壺をぶったのか。

「俺の愛した女は死んだ……そう。だから、偽物なんて用意してもわかんだよ!!」

引きつったような笑顔を見せていた浜面が泣いている。浜面は幻覚のせいでこんなにも苦しんでる。見るに耐えきれなかった。

「ごめん、浜面……」

麦野が浜面を殴った。浜面は吹っ飛び、気絶した。



その後、アンチスキルがスケアクロウとその部下を確保。四人と実験されていた学生達を保護した。

今回はここまで

やったねプリンちゃん!!貴方の出番は直ぐだよ!!

と言う訳で、ジョーカー編ですね
はっきり言って、バットマンいるから上条いるか?って感じがしてます

なので、上条さん空気にならないように頑張りますね

予想以上にネタが思いつかない…
更新はだいぶ先になるかも……

関係ないけど、アーカムナイト楽しみ!!

予想以上にネタが思いつかない…
更新はだいぶ先になるかも……


関係ないけどアーカムナイト楽しみ!!

ちょっとした質問なんだけど
皆の中でジョーカーの声って青野さん?藤原さん?

今日0時に投稿します

自分の思うジョーカーらしさを出せたと思ってます!!仮にこんなのジョーカーじゃねぇ!!って言われてもやるよ!!

だってこれ自己満足だから!!と言うわけで今夜やる

同日の夜

上条さんの部屋

上条「ジョーカーって奴の居場所なんかわかるのか?」

バットマン「分からない。調べたくても、私は外に出ることは出来ないんだ」ピッピッピッピッ

上条「なんでだよ?」

バットマン「私は学園都市で必要なIDがない。言わば、不法入国だ。作ろうと思えば、偽装IDを作れるが法に触れることはしたくない…」ピッピッピッピッ

上条「なら、どうすんだよ?」

バットマン「残念ながら待つしかない……」ピッピッピッピッ

上条「……気になってたんだけど、さっきから何やってんだよ?」

バットマン「アンチスキルの通信回線を傍受しようとしているのだが………」ピッ

コンピューター{第四学区の銀行に
強盗が入った模様。中には人質が数人。犯人はピエロの様なマスクを着けて顔を隠している。手の空いてるユニットは早急に向かう事……

バットマン「出番だぞ、上条…。これを使え」

上条「なんです?この銃みたいなのは?」

バットマン「グラップリングガンだ。それと、パルクールというものを知ってるか?」

上条「パなんだって?」

バットマン「パルクール。まぁ、見ていればわかるだろう…」

WOOSH!

上条「ちょ、待ってくれよ!!」

WOOSH!

-銀行-

ピエロ強盗1「いいか!!動くなよぉ~!!少しでも変な動きをした奴は殺すからな!!」

「ひ、ひぃぃぃ」「お助けェ!!」「ママァ、怖いよ…」「怖くない…怖くない…」

ピエロ強盗2「アンチスキルに囲まれてるぞ……。ボスからなんか言われてるか?」

ピエロ強盗3「なんでも、味方が来るらしい。しかも、凄腕だとよ」

ピエロ強盗1「そいつは期待できそうだな!!」

ガシャァァァァン

ピエロ強盗2「人質がいるってのに、アンチスキルも随分と荒い仕事するんだな」

ピエロ強盗3「ちょっと見てくる……」



ピエロ強盗3「ガラスが割れただけか……。ん?なんだよ、この手裏剣みたいなの?」スッ

zzzzzzzzzzzzzzzzt!!

ピエロ強盗3「ギニャァァァァァァァァ!?」バタリ


上条「今のは?」

バットマン「バットショックラングだ。残りを片付けるぞ…」

ピエロ強盗1「さっき、悲鳴みたいなの聞こえなかったか?」

ピエロ強盗2「いや、何も聞こえなかったかけど?」

ピエロ強盗1「マスクのせいか?まぁ、いいか」

「ママァ、あの人怖いよぉ…」「見ちゃダメでしょ…」「でも…」「怖いなら見なきゃいいでしょ」「お化けみたい……コウモリのお化け…」

ピエロ強盗2「コウモリだ?」



バットマン「お寝んねの時間だ」

KRAK!!

ピエロ強盗1「バットマンだ!!」カチャッ

BRATTA BRATTA

上条「コウモリが怖いか!!」

ゴスッ

ピエロ強盗1「ウグッ……てめぇ……」

バットマン「動き続けろ。決して、狙われるな」バットラングヲシュッ!!

KLANG

ピエロ強盗1「nnnnn……」グッタリ

ピエロ強盗2「動くな…。人質が死ぬぞ……」カチャッ

上条「どうすんだよ!!」

バットマン「種は既に撒き終えてる…」ポチッ

zzzzzzzzt!!

ピエロ強盗2「あ"ァァァァァァァァ!?」バタリ


上条「俺もそのバットなんとかって奴が欲しいな」

バットマン「君は君らしく戦えばいい……」

「神さまぁ、ありがと…」「本当に居たんだね…バットマン…」「テレビが作った都市伝説って言われてたもんね」

上条「都市伝説だってよ」

バットマン「それがいいんだ。伝説は人を怖がらせる…」

無線{流石はダークナイト様だな、バッツ…

バットマン「ジョーカー……」

ジョーカー『愛する俺様の声が聞けて嬉しいか?heee-heee!!』

上条「どこにいるんだよ!!」

ジョーカー『ん?バッツ……。そいつは、新しい弟子か?なら、また爆弾で盛大に殺さなきゃな!!』

バットマン「ふざけるな!!」

ジョーカー『おっとと、怒らない怒らない…。それに、あいつは元気だろ?今頃、俺のお下がりのヘルメット被って、どっかで人殺してるかもな』

バットマン「レッドフードは変わった…」

ジョーカー『バッツ、あんたって存在が変えたんだろ?短パン時代も、墓から出た後も。俺もあんたが居たから変わったんだぜ?』

上条「さっきから何の話をしてんだよ?」

バットマン「奴の戯言だ。気にする必要はない」

ジョーカー『戯言だとぉ?おいおい、俺はちゃんとした事実を言ってるだけだぞ?詳しく話してやろうか?』

バットマン「お前のジョークも話も誰も聞かない」

ジョーカー『なら、無理やり聞かせるまでさ。さぁ、パーティーのお誘いだ!!場所は世界一の探偵ならわかるだろ?

と言いたかったが、今回は足を引っ張る新入りがいるから軽めのヒントだ

ん~……何かいいかな?そうだな、俺のいる位置からもハザードシンボルの付いた建物が幾つも見える…。ありゃ、核だな……。特大花火を期待出来るぜ!!』ブチッ

上条「核って……」

バットマン「落ち着くんだ…今調べてる……。これは小型無線、遠くからの連絡には基地局が必要だ…。この無線のデータをスキャンしよう」ピッピッピッピッ

バットマン「使われた形跡のある基地局は2つだ。第七学区と第二十三学区にある。上条、君は第七学区のも頼む、位置はこれで確認してくれ」スッ

上条「わかった!!」タッタッタッ

どこかの空き倉庫

ジョーカー「ふ~む、上条当麻……。ヒーロー気取りで……。悪人すらも手を差し伸べる……。喧嘩はそこそこって事になってるが、人を殴って吹っ飛ばす事が出来る……。次の驚異の少年は面白そうな奴だなぁ、バッツ…」

ピエロマスク1「驚異の少年ってなんです?」

ジョーカー「黙りやがれ!!お前は第七学区の方の警備を強めるようにつたえろ!!」

ピエロマスク1「で、でも、バットマンは第二十三学区に来るんですよ」

ジョーカー「でもも、糞もねぇんだよ!!バッツは必ずここにたどり着く。だから、上条当麻の実力を見てやろうとしてんじゃねぇか!!わかったか!?わかってんだろなぁ!!」

ピエロマスク1「りょ、了解しました、ボス!!」

ジョーカー「gooooood!!、いい返事だ。だが、ボスを怒らせた罰は受けてもらうぞ。そうだな……、お前さん…恋人とかいるか?親は学園都市の外か?」

ピエロマスク1「あいにく、モテた事はないです。親父は学園都市の電気工学の研究所で働いてます。母親は俺が物心付く前に死にました……」

ジョーカー「男手一つで育てられたって奴か……。親父さんが死んだら悲しいか?」

ピエロマスク1「いえ、親父の事なんかどうでもいいですよ。俺の事を出来損ないって怒鳴るし」

ジョーカー「なるほどな。じゃあ、罰って言うよりもお楽しみなるかもな。お前の手でその親父さんを殺してもらおうか……

楽に殺すなよ、特等席で俺がポップコーンをつまみながら見てやるよ。お前は俺が楽しめる様にやれよ、せっかくのショーなんだからな!!HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!」

第七学区

ビルの屋上

ピエロマスク2「バットマンの話聞いたか?」

ピエロマスク3「サブマシンガン持った奴らを一瞬で殺したって話か?」

ピエロマスク4「バットマンは人は殺さないって聞いたぞ?」

ピエロマスク2「ああ。でも、骨とかは折るんだろ?少しやり過ぎじゃね?」

ピエロマスク4「相手が殺しに来てるならしょうがねぇだろ」

ピエロマスク3「そろそろバットマンの話題は辞めようぜ。縁起が悪くてしょうがない」


上条「てめぇら、そこ開けな!!」

ピエロマスク2「相方の方が来たぞ!!相手してやれ!!」

上条「こんな気持ち悪いマスク着けて……」

ピエロマスク3「べ、別に好きで付けてる訳じゃねぇよ!!」

ジョーカー『おいおい、まさか俺のチームの証が気に入らないのか?なら、しょうがないな』

プシューーーーー

ピエロマスク3「いや!?ちょっ!!ボス、やめ…アッヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」バタリ

ジョーカー『おら!!粛清されたくない奴は真面目に働け!!』

ピエロマスク2「マスクにガスが仕込んであるなんて……」

ピエロマスク4「んな事気にしてる場合じゃねぇ!!行くぞ!!」

上条「お前ら、なんであんな可笑しな奴の下に居るんだよ。あんな奴の下に居たっていつまでも幸せになんかなれない!!いや、寧ろ不幸になるに決まってる。親からもらった大切な命をあんな奴の勝手で奪われていいと思ってんのかよ!!そう思ってるなら、俺がその幻想をぶち殺す!!」

ピエロマスク2「お前なんかに分かる訳ないよな!!」ブンッ

上条「何がだよ!!」シュッ

ピエロマスク4「親に期待されてこんな所に来て……Level0の俺らは学校からも見捨てられて……道を外れた俺たちを……あの人は拾ってくれたんだよ」

上条「能力者って事がそんなに大事かよ!!そんな事どうだっていいだろ!!」ブンッ

ピエロマスク2「お前は特殊な力があるだろ!!そんな奴がわかった様な口聞いてんじゃねぇよ!!」シュッ

ピエロマスク4「人に役立てる能力を持てず、暴力しか取り柄の無いような奴にとってジョーカー様がどれほど尊い方かわかるか?あれは神に近い何かだ」

ジョーカー『嬉しいじゃねぇか、部下がこんなにも俺の事を慕ってくれてるなんてな。くぅ~、涙が出てくるねぇ。ちゃんと、ボスの期待を裏切らないでくれよ~』

上条「お前ら、頭どうかしてるぞ!!」

ピエロマスク2「お前はジョーカーを狂ってるて言ったよな。なら、その下で働いてる奴を可笑しいに来まってるだろ」

上条「おい!!ジョーカー!!」

ゴスッ

ピエロマスク2「フゲェ!?」バタリ

ジョーカー『なんだ、ウニ頭?』

上条「お前はこいつらの事を!!どう思ってるんだ?」

バキッ

ピエロマスク4「フグッ、クッソ……」

ジョーカー『もちろん、大事な大事な駒だ。バットマンにとってお前も同じなんじゃないか?』

上条「何が言いてぇんだよ!!」

ジョーカー『お前は空飛ぶ豚の格好をした男をヒーローだと思ってるのか?あいつも俺と同じ位イかれてるぜ』

ピエロマスク4「死ねェェェェェェェェ!!!」

ゴスッ

上条「ガハッ!?」フラフラ

ジョーカー『10points!!!!脇腹に入ったか?HEEHEEHEEHEEHEEHEE!!』

上条「ふざけやがって!!」

メキッ

ピエロマスク4「ぬぁ?!」バタリ

ジョーカー『ありゃりゃ、全滅じゃねぇか。しかも、今のは肋が逝ったんじゃねぇか?まぁ、折れた骨が内臓に刺さって死んでも、別に鎌わねぇけどな!!』

上条「やり過ぎたって言いたいのか……」

ジョーカー『まさか!!んな事言う訳ねぇだろ!!俺らは死んで同然の事をやったんだからな。これからもじゃんじゃん悪人を殺してくれよ

どっかのトンガリ耳は、頑なに殺しをしたがらないからな。一度勘違いで殺されかけたけど…。ハッシュか……嫌な事思い出しちまった…。あれの後だっけか?殺した小鳥が復活したのも』

上条「何、訳の分からない事をごちゃごちゃ言ってんだよ!!」

ジョーカー『バッツが救えなかった可哀想な子供の事を思い出してただけだ。バッツから聞いてないのか?自分にも訪れるかもしれない未来を』

上条「お前の戯言になんか騙されないぞ」

ジョーカー『あらら、バッツの言葉を真に受けちまったか……。いいだろう、親切な俺が全部話してやるよ。今から言う場所に一人で来い…場所は第十学区の~~~~~だ』ブチッ



一方その頃

第二十三学区

バットマン「学生は学業に専念する事……わかったか……」

ピエロマスク's「は、はい!!」

バットマン「上条もそろそろ終わっただろうか…」ピッピッピッピッ

バットマン「よし、終わってるようだ…。後は、無線のデータから発信源を探して……第十学区…一部に原子力に関する研究を行っている場所がある。ジョーカーは~~~~~に居る……」ピッピッピッピッ

バットマン「上条と合流……いや、すでに向かってるようだ……。彼にここを見つめる術は無いはず…。いや、真相は後だ……」

WOOSH!

ジョーカーの基地の曲

http://m.youtube.com/watch?v

上条「サーカスかよ……」

ピエロマスク5「ようこそ、ジョーカー様のサーカス団へ。あなたはスペシャルゲストとお伺いしています。お前ら!!歓迎してやれ!!」

「「「イエェェェェイ!!」」」「ようこそ!!上条さん!!」「クラッカーでも用意しとけばよかったな」「吹くとピロピロする奴と三角帽子なら渡されたぜ」「いいな、パーティぽくて!!」

ピエロマスク5「ジョーカー様がお待ちです。A口から入ってください」

上条「あ、どうも……」スタスタスタ



テント内

ピエロマスク5「席はあちらです」

ジョーカー「おい!!ウニ頭!!ここだよ!!特等席で見ようぜ!!俺様と隣なんて…ラッキーな奴め」ポンポン

上条「何が起きてるんでせうか……」

ジョーカー「今からショーが始まんだよ!!見逃せねぇぜ、タイトルはこうだ!!「不良息子に殺される親父~恩を仇で返す~」今世紀最大のショーだ!!」


一方その頃

テント外

ピエロマスク5「来た!!バットマンだ!!」

バットマン「ジョーカーはどこだ!!」

ピエロマスク5「ボスは別のお客で忙しんだ。皆!!やるぞ!!」

ピエロマスク's「「「おおおおおおおおおお!!」」」

テントの外で誰かの叫び声がした。だけど、そんな事を気にしてる場合じゃない。すぐ隣にバットマンの宿敵であるジョーカーがいる。

突然ドラムロールが流れる。ジョーカーがマイクを持って立ち上がった。

「紳士淑女の皆さん!!今宵お送りしますのは、道を誤った息子!!それと、その馬鹿息子を男手一つで育てた父親!!」

中央に椅子に縛られた男とピエロの様な格好をした男子生徒が出てきた。縛られた男は「やめろ!!放してくれ」と叫びながら暴れるが、その場にいる人間は全員笑って彼を見ていた。

上条はその光景がとても怖かった。

「彼に与えられたのは!!指を切るためのハサミ、触れば失禁間違いなしのショックスティック、どんな事も出来そうな便利な鉄串、その他はピーラー、メリケンサック、ハンマー。皆様を楽しませる道具を用意しています!!」

別のピエロの格好をした男が道具を運んでくる。

「カメラをズームしろ!!自分の息子に料理される父親さんの顔が拝めないだろ?」

上条は理解できなかった。ジョーカーがやってる事も、周りの人間が笑っている事も、自分がなぜ動けなくなっている事も。

「自分が動けないからパニくってるのか上条君?お楽しみを邪魔されたく無いからな…。俺の隣の席に座ってるのに生きてるなんてラッキーな奴め!!」

ジョーカーの顔が目の前にある。引きつったその笑顔はとても不気味だった狂気を感じるほどに。上条は睨むことしか出来なかった。

「おっと、怖い顔なんてすんなよ。俺みたいにいつでもスマイルを忘れちゃいけないぞ。ほら、ショーが始まる!!」

ピエロの格好をした男が観客席を見渡して一礼し、椅子に縛られた父親に話掛けた。

「よくも俺の事を出来損ないって言ったなぁ!!」

メリケンサックを付けて自分を父親を殴った。頬を、腹を、自分を罵った父親への怒りをその一撃一撃に乗せて。

「堪らないな!!息子のためを思って言った言葉のせいで殴られてるって思うと」

隣にいるジョーカーが嬉しそうに呟いてきた。ドラマとかで見る様な親不孝者が目の前にいる。そして、テレビを見ているのと同じようにそれを見る事しか出来ない。

「いいぞ!!殴り殺しちまえ!!」

観客席にいる誰かがそう叫んだ。その言葉を受けて、男は殴る勢いを増した。

父親は喋る事が出来ない位傷付いていた。痛みをかんじても唸る事しか出来ず、怒る息子に謝罪の言葉を言うことも出来ない。

この光景に興奮した観客席は「殺せ」と殆どの者が要求してきた。殺せコールが響き渡るテント内、しかし一発の発砲音がその興奮を鎮めた。

「まだ殺すんじゃない!!ショーを楽しみたい奴は「殺せ」なんか気安く言うじゃねぇぞ!!それと、もうメリケンサックは飽きた!!新しいのだ!!」

ジョーカーの隣に座っていた手下が頭から血を流して死んでいる。鎮めるだけのために人を殺したジョーカーの心理が理解出来なかった。

「それと心拍数計測器を父親に付けろ。いつ死にそうになったか分からないとやりにくいだろ!!」

ジョーカーの要求を受けて、手下の一人が父親に装置を取り付けた。先ほどまで父親の顔のズームが映し出されていた画面の半分に心拍数が表示された。

「心拍数がやばくなったら止めろ!!放っといても死にそうならショックスティックで起こせ!!せっかくのショーだぜ!!それ位は楽しもうぜ!!!」

テント内に興奮が蘇った。手下達は黙る事は無かった。拷問ショーを本気で楽しもうとしているのだ。だが、父親を殴っていた息子の表情は悲しさが見てた。

さぁて、次回のダークナイトは!!

皆大好きジョーカーだ!!
上条当麻も面白そうなおもちゃになりそうな匂いがして嬉しい限りだ!!
ショーはまだまだ続くぜ!!だが、今夜はここまでだ!!

それでは~ジャンケンbang!!
おっと、おもちゃじゃない方の拳銃だったかHAHAHAHAHAHAHAHAHA

出して欲しいヴィランっています?
できる限り叶えますよ

ただ、自分は邦訳、字幕がついてる奴しか触れてないので。キャラの口調をアニメを元にしたり、ゲームの字幕を元にしたりします

だから、望んだのとちょっと違ってくるかもしれませんので、悪しからず

>>173
可能なら、ベインかポイズンアイビーで

>>176
アイビーはバースオブプレイの方がいいかなって思ったんですけど、ヴィランの方がいいですか?

オチについてなんだけど、これって需要あった?

あったなら、次回作やろうかと思うんだけど
ないなら、終わらせるよ

なんか上条さんの説教がもっともらしいこといってるだけ 言葉に響かない親がってそれがどうした話だよ

>>179
正直、自分でもそう思ってました

上条さんみたいな言葉が自分には思いつかず、なんか違和感を感じながら、書いてた所があります

上条ファンの人、本当にすいません

続編は案が浮かんだら、スレ立てします
もうグダりそうだったんで、無理に敵を出すのはやめました。もし出すなら、続編に出します

アイビーはプレイってのは了解しました

あと、キャットウーマンとレッドフードは仲間なのか、バットガールは健在かも決めたいです

ジョーカーの悪趣味なショーが始まってからどれ位経ったか。上条は目の前で息子が父親を甚振っている図を見ている事しか出来ず、罪悪感でおかしくなりそうになっていた。

「ほら、ウニ頭!!お前も笑えよ。笑えないなら、酸のプールにでも入るか?オススメするぞ」

ジョーカーは笑っていた。息子が父親の手足の指を一本一本切り取る所を見ても。膝をハンマーで叩き、脚を使い物にならなくなる瞬間も。目を鉄串で抉っても。父親が「殺してくれ」と懇願してもだ。

「イカれてやがる……。なんでこんな事するんだ!!」

意識は回復したが、動く事が出来ない。叫んで壊れていまいそうな自分を保とうするしか出来ない。

「生きて苦難を乗り越えれば人は…イカれちまう。それに、そんなに怒る事じゃないだろ。俺は見てるだ。あいつに強要はしてない。ただ、観客の要望を受け入れるのが筋ってもんじゃねぇか?って言ってるだけだ。あいつが辞めたいなら、辞めても別に構わねぇよ」

ジョーカーがそう言った時、誰かが叫んだ。

「もう、無理だよ!!」

「はぁ?」

ジョーカーが声のした方を向いた。叫んだのは中央にいる自分の父親を甚振っていた息子だった。

「これ以上は……もう無理だ!!ごめんよ…親父……本当にごめん……」

罪悪感に負けて、後悔しているようだ。父親に泣きつくが、その父親は言葉を発さず、項垂れているだけだった。

「お前……自分のした事覚えてないのか?指がないからそいつはもう物が握れない、脚も治療してどうなる怪我じゃない、それに目も見えない。そこまで来たんだぞ、あとは殺すだけだってのに……」

席を立ち上がり、マイクと拳銃を持って中央に行く。さっき使ったのとは違い馬鹿みたいに銃身が長い。

「手足は義足とかでなんとかする。目が見えなくても生きていける……。だけど、命はどうにもならない……。だから、やめさせてくれよ!!」

「命は絶対ってか?生きていけるとか言ってるけどな……。それなら寧ろ殺してやった方が相手のためだと思うぞ。親父さんに聞いてみな……許してくれるか」

ブツブツ何かを呟いて虚ろになった父親に別の小さな拳銃を突き付ける。

「お、親父…俺を許してくれるか……?」

脚に縋り付く様に寄った。自分の父親の返り血で汚れた顔が涙でさらに汚くなる。

「…ろ……」

口は少ししかうごかず、掻き消されてしまいそうな小さな声が微かに聞こえた。

「なっ、なんだって?」

聞き取れなかったので、耳を近づける。罪悪感なのか、それとも別の何かのせいかはわからないが、少し近づく事を躊躇している。

「殺せよ……殺してくれぇぇ!!殺してくれよぉぉ!!誰か俺を殺してくれぇぇぇぇぇ!!」

噛み付く様に暴れ出した。椅子をガタガタと震わせたので、椅子が倒れる。

「ほらな!!俺の言った通りだったろ?ほら、もうショーはいいから殺してやれよ」

ジョーカーは手に持っていた拳銃を投げ渡す。だが、投げられた拳銃を取りに行かず、地面に落ちた。ジョーカーは不機嫌そうな顔をする。

「嫌か?なら、しょうがない………。いつの時代も自分でやらないといけねぇんだからな!!」

突然、拳銃で脚を撃ち抜いた。倒れる父親に寄り添う様に息子も倒れた。ジョーカーが合図すると、部下がポリタンクとマッチを持ってきた。ポリタンク内の液体を二人に掛ける。臭いからしてガソリンだ。

「お前はクビだ!!(you are fire!!)」

マッチに火を着け、二人に向かって投げる。

燃え盛るガソリンと親子。苦しみ、悶える二人。静まるテント内。異様な光景を見ていた上条は泣いていた。

「そう泣きなさんなって。そろそろ、愛しのバットちゃんが颯爽と現れるはz……」

ジョーカーが喋っている途中、テントの屋根を突き破って黒い塊が降りてきた。

バットマン「ジョーカー…。パーティはお開きだ」

ジョーカー「いいや、バッツ。パーティはお前無しには始まってないんだよ……。そこで燃えてるのは前座だ

おい、コウモリ狩りだ!!」

「「「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」」」「手柄を挙げるのはこの俺だぁぁ!!」「死ね、コウモリ野郎!!」

ジョーカー「トンガリ耳 (Pointy Ear)とトンガリ頭(Pointy Hair)……。上手いシャレの一つでも言いたいが、俺様は今からビルを5棟くらいぶっ飛ばさなきゃいけないんでな、チャオ!!」タッタッタッタッ

バットマン「待て!!」

ピエロマスク6「てめぇの相手は俺たちだぁぁ!!」

バットマン「クソッ!」


上条「お、俺が…行かなきゃ……。チクショ…身体が重い……」ズルズル



テント外

ジョーカー「おやおや?そんな無様な格好で俺に挑むのか?」

上条「ああ!!俺は…お前を止めてやるよ…」

ジョーカー「そんなトカゲみたいに這いずってる奴に睨まれても怖くねぇっての。それに……なんでお前さんは俺を追う?バットマンに頼まれたから?あの親子を殺したから?」

上条「なら、お前はなんで人を殺す?お前を見ててなんとなくわかったよ。お前には人を殺す理由なんてどうでもいいんだろ?それと同じだ

人を苦しめる奴を捕まえるのに理由がいるか?強いて言うなら、正しいと思ったからそれだけだ」

ジョーカー「理由は無いか…。いい線行ってるぞ、俺も強いて言うなら楽しいからだ。さぁ、一緒にダンスを踊ってくれるかい?」

上条「楽しそうなお誘いをどうも」

ジョーカー「狂った踊りをご一緒に。さぁ、立てよ」スッ

上条「一人で立てる……。それに、手になんか仕込んでるだろ」

ジョーカー「なるほど。こんな使い古しの手は通用しないか……」ポイッ

ジョーカー「お前さんのデータを見て思っただよ」

上条「何をだよ!」

ジョーカー「お前の精神も身体も化け物じみてる。俺らと同じ異形(Freak)だなって」

上条「俺はお前とは違う!!」

ジョーカー「いや、同じだ。正義って言う物を盾にしてるだけで本当は?ただ戦いたいだけじゃねぇのかって?

おっと、そんなに睨むなよ。別に俺はその生き方を否定したいわけじゃない。ただ、もっと堂々としたらってアドバイスをしたいだけだ。盾を捨てて、ただの戦闘狂になればいい」

上条「なんなんだよ……お前は……」

ジョーカー「言ったはずだ。俺は楽しみたいだけだってな。これは俺からのささやかなアドバイスだと思ってくれていい。少しでもお前の人生も楽しくなるといいな。HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHガスッ!! nnnnnnaaa!!!!!??」バタリ

上条「俺はお前とは違う……。俺は自分のために戦ってると思ってない……。みんなのためだ、みんなの幸せに繋がる事なら何でもやる」

こうして、スーパーヴィラン達の夜は終わった。

リドラーとその部下…アンチスキルに逮捕され、部下は少年院や研究所で細かく検査する予定。リドラーは精神疾患の疑いがあったために精神病院送り。

スケアクロウとその部下…スケアクロウ逮捕後、部下は発狂し自殺未遂起こす事例が発生。スケアクロウはこの事と自分とは無関係だと訴える。精神疾患の疑いがあったために精神病院送り。

スケアクロウの実験体…精神病院で入念なチェックを受けている。退院予定は何年後になるかは未定。

ジョーカーとその部下…部下もジョーカーも精神疾患の疑いがあったために精神病院送りに。


一方通行…打ち止めへの過保護が深まった。周りからも本人からも気味悪がられている。

麦野沈利…浜面の事が忘れられず、放心状態が続く。能力を使う事を怖がっている一面もみられる。

絹旗最愛…浜面の事を悔しく思い。その悔しさをバネに自分自身の肉体を鍛え始め、能力無しでも戦える身体を目指しているらしい。

滝壺理后…自分の恐怖であるアイテムの崩壊が現実になりつつあるので、それを阻止するためにみんなのサポートに徹している。

浜面仕上…自分の精神手術を受ける事を頑なに拒否している。今は精神病院でベッドに固定されている。

上条当麻…自分がバットマンの頼みを受けたせいで浜面が壊れてと後悔している。バットマンになんとかするように訴えた。


バットマン…上条当麻の要求を受けて、浜面仕上とヴィラン達を自分に受け渡して欲しいと土御門元春を通じて要求したが、学園都市はそれを拒否。それ以来、姿をくらませている。自分の世界に帰る方法はわかっておらず、機材も買う金が無いため何処かに居候していると思われる。


三人のスーパーヴィランを逮捕した学園都市は三人を大きな精神病院に収容しようとしている。病院建築計画はかなり急ピッチで進められている。

土御門「報告はこれで終わりだ」

アレイスター「ご苦労だった。ふむ、ナイトをFの6に置いてチェック」

???「これはこれは。流石は、アマデウス・アーカムをチェスで負かせた方だ」

アレイスター「私はそのアマデウスと言う人にあった事はないが、その人と是非話をしてみたかった」

土御門「お前らの目的はなんなんだ?上条当麻や第一位にあんなことをさせて」

アレイスター「君はこの世界にいる犯罪者をどう思ってる?」

土御門「?まぁ、面倒事の一つや二つぐらいにしか思ってないが……。それと何が関係ある?」

アレイスター「かつて彼らを最後まで追い詰める敵はいた。でも、結局は彼らは勝つ、誰かの手を借りてだ。

もし、彼らを倒す者がいるなら、それはこの世界の人間じゃない。結果として、イレギュラーの浜面仕上は別世界の人間との戦いに負けた」

土御門「三人を潰すためにこんな事をしたのか?少なくとも上条当麻と第一位は計画の駒のはずだろ」

アレイスター「別に潰すつもりはない。解りやすく言うなら、鍛えているとでも言うんだろう。ここにいる方に紹介された人たちは素晴らしい者ばかりだ」

土御門「で、そちらさんは何で協力してるんだ?」

???「利点は私にもちゃんとある。彼らは本気でこの街を壊しに来る。それを阻止出来なかった時、探偵は絶望するはずだ」

土御門「悪魔の頭(ラーズ・アル・グール)……」

アレイスター「それで次はどんなのがいいか……」

ラーズ「あのピエロには肉縁の妻がいる。それを利用するのはどうだろう」

アレイスター「このマスクの男も気になるな」

to be continued…

一気に行きましたが、これで終わりです

無理やり終わらせた感はありますが、処女作にしてはよくできたかな?と思ってます

再来週辺りで思い付いた続編について質問するかもしれないので、それまでは一旦さよならと言う事でよろしくお願いします

それでは、お付き合いありがとうございました!!

よく見たら、ラーズの説明がなかった…



……BatComputer……

犯罪者リスト

ラーズ・アル・グール

本名…不明

性別…男

瞳…緑

身長…約193cm

体重…98kg

施設…アーカム・アサイラム

数世紀を生き続ける謎の男。アサシン軍団「リーグ・オブ・シャドウ」のリーダーであり、環境テロリスト集団「デーモン」のリーダーでもある。医学、科学、錬金術の知識に富んでいて、推理のみでバットマンがブルース・ウェインである事を見破る。彼の才能を見て、自分の後継者にしようと計画を練ったりしている。

自分の娘であるタリアや、そのタリアとブルースの間に出来た息子ダミアンを利用したり、時には身内さえも計画の駒にする。

彼が不死でいられるのは地球の特定の条件の揃った場所にあると言われるラザラス・ピットがあるからである。ラザラス・ピットは入った者の細胞を活性化させ、若返りの効果を持つ。この泉は死体にも効果があり、脳死体であった二代目ロビンことジェイソン・トッド、末期ガンのリドラーもこれを使って復活した。しかし、ラザラス・ピットは一回しか使えないため、無断で使う者はラーズに死ぬまで追われる羽目になる。

イメージ
http://i.imgur.com/AtcjE4k.jpg

このスレを今の今まで知らなかった蜘蛛男スレを書いてる者です。おお、なぜ完結してから知ったのだ!
続編はリアルタイムで見ます!やっぱりジョーカーやらはカッコいいよね!
ヴィランの登場に答えてくれるというのなら、フクロウの法廷とか見て見たいです!学園都市中に放たれるタロンにカミやんらはどう立ち向かうか

続編も口が裂けるほど頑張れ!

>>191
おお!!蜘蛛男スレはいつも楽しく拝見さけてもらってます。
気付いてもらえただけでも、かなり嬉しいです。


わかりました。フクロウですね、俺もあの話は結構好きなんですよ。迷路の所とか

再来週に質問すると約束したな。あれは嘘だ



一週間くらい時間かけたら、案がそこそこに出てきたのでどれにするか皆さんに選んでもらいたいです

今から次回のスレタイになる予定の物を複数書きます。そこから選んでください

とある覆面の合成麻薬(ヴェノム)

タイトル通りのベインがメイン。ちょっと頭脳派キャラの特性を生かせないかもしれません


バットマン

fuck!!また、貼れない奴かよ!!



>>196の続き

本当にいい加減にしてくれよ


AND上条

一つのストーリーでは無く。一つのエピソードが終わったら、次のエピソードにと、スレ埋まるくらいまで続ける予定。なので、敵とか味方も誰が出てもおかしくないですよ!!


科学の街に羽ばたく翼【ナイトウィング】

バットマンは出ないよ。


バットマン系以外

上条「鋼鉄の男」


上条「エメラルドの戦士と射手」


上条「地上最速の男」

自分の中でフラッシュと言えばバリーさん固定です!!


上条「若きヒーロー達の正義【ヤング・ジャスティス】」

ヤンジャスメンバー以外も出るよ!!メンバーはヴィレッジブックス出版のNEW52:スーパーマン/ヤング・ジャスティス(3218円)とアニメとかに出てたのを基準に選択。

よかった……

それでは、有る程度投票が済んだらスレ立てます

意見とかあったら、大歓迎ですよ!!!

LINEのスタンプにBATMANがついに登場!!

バットマンを始め、ナイトウィング、バットガール、レッドフード、ロビン(ダミアン)、アルフレッドと様々なキャラが!!



と友人に言われたが、なぜジェイソンは居るのに、ティムは居ないのか……。むしろ、なんでジェイソン居んだ?まぁ、あのレッドフード結構好きだからいいけどね!!

BATMANヴィラン編とか来たら、嬉し過ぎて死ぬ

ナイトウィングがいいけど、ランタン/アローもいいなぁ。

>>201
おお!!やっと、書いてくれる人が来てくれた。

正直、一週間経っても何もなかったので。もう、バットマンAND上条に決めようかと迷ってました。


蜘蛛男スレみたいにここでもアメコミ談が気軽に出来る様にしたい

と言っても、俺はDCの方にしか入り込んで無くて、マーベルは片足突っ込んだ程度ですけど

ウィンター・ソルジャーをレイトショー字幕で見て来ました!!

もう、次回作が待てない!!ウィンター・ソルジャーがキャラも俳優もめっちゃカッコイイ!!ウィンター・ソルジャーの正体自体自分は知ってました。でも、胸熱展開でしたね。

そして、相変わらずのクレジット後の映像ですよ!!「やってくれたな!!」って劇場で言いたくなる事あるんですね!!

映画の告知もワクワクさせてくれましたよ。ガーディアンズが映画化が未だに信じられない。スクリーンでアライグマが暴れる所が楽しみ。


早く2015年になれぇぇぇぇ!!気になる映画が増えまくり。アベンジャーズ、X-MEN、アントマン、スターウォーズ、JLA、ガーディアンズ、スープス/バッツだっけ?

ウィンターソルジャーえがったね!やっぱキャップの単独映画は想像してる以上に面白い。前作もアベの前座程度だと思ってナメてかかったらメチャおもろかったし
個人的には『スーツ』を着にいった時がめちゃ燃えました。新スーツもカッコイイけど、あのかつてのスーツも完成されたかっこよさがある
ED後のあれは完全にアベ2への準備ですねー。個人的にはインフィニティジェムがまた出てくるとかそういうのかと思ってたけど
GoGの予告ありました!?俺のトコの劇場なかったじょ・・・アメスパとX-MENはあったけど・・・あと全然カンケーねーけどゴリラが野球する映画すっげおもろそう

GoGの映画は今年じゃなかったっけ?来年もあるの?マジで?ぼく泣くよ?
JLAは正直不安しかないです・・・というのもDCメンバーは日本での知名度がほぼないじゃないっすか・・・俺怖ェよォ・・・つかスープスVSバッツが来年で、JLAはもっと先じゃなかったっけ?

あ、あとこのスレのこと宣伝してもいいですかね?たぶん知らない人がたくさんだろうと思いまして・・・というのも自分がつい最近まで知らなかったってのもあるし・・・
なによりこのスレのタイトルで検索してもヒットしないという不思議な点があるので、知られてないっていう点が大きいんじゃないすかね?
『お前なにサマやねん』って思われるかもしれませんが、私はアメコミをもっと多くの人に知ってもらいたいという信念だけで行動しております。『いらんおせわじゃコラ!』ってなら言ってください

>>204
この前のソー2の「ロキよ、最後のチャンスだ」って宣伝してる割にその最後のチャンス感があまりありませんでしたが、「アベンジャーズ以外全員敵」は正しくと言っていい宣伝でした。ウィンター・ソルジャーばかり見てましたが、ファンコンもカッコ良かった。クレジット後とかでサノスがそろそろちゃんと出ると思ってたんですけど、なかなか出て来ませんね

スーツのシーンは感動と笑いが一緒に来たので、印象的ですね。
本編ラストで仲間フラグを建てつつ、クレジット後に爆弾を置いてくあたりはマーベルは商売上手いなって思っちゃいましたよ。そして、自分はその商法にハマる人の一人なんですけどね。

うちの劇場はゴリラが無い代わりにガーディアンズがあったんでしょうね。「元犯罪者の集まりが宇宙を救う!!」的な宣伝が流れてました。昨日は興奮しておかしくなってましたが、今年の間違いでした。ガーディアンズは日本受けすると嬉しいですけど、まだわからないので怖いですね。

JLAに関しては同意見です。日本とかは、スーパーマン、バットマンはノーラン作品とかで知られてますけど、マーシャンとか言われてもわからない人多いですよね、不安要素たっぷりです。俺の聞いた話だと15年ごろって聞いてたんですけど、あれ?間違ってたかな?

宣伝に関しては大歓迎です。こっちも蜘蛛男スレみたいに賑やかになるのが夢ですから。アメコミが老若男女問わず人気のジャンルになることを願ってます。

方々で予想されてるけど、コミックと同じく『彼』が『彼』を継ぐのかな?・・・という疑問と不安があります。コミックじゃモトサヤに戻せたけど、映画でするとなると色々難しいだろうに・・・

あー、GoGはぜひウケてほしいですね。つうか公開にあわせてGoG初邦訳とかしないかなー。GoGかっこいいよつかコズミック系カッコイイよランタンもカッコイイよファーストランタン編燃えるよ
JLAの映画は、アベみたいにそれぞれを単独映画化って訳じゃなさそうなので日本では知名度問題がかなり大きい壁になりそうですね。グリーンアローとかはドラマでやってるけど、日本じゃ未放送だし
ランタンも(個人的には想像以上におもろかったけど)不評だったし、バットマンはかなり知られてるけど、ノーラン版とは違うから『え?違うのかよ。なんだー』ってなりそう・・・
たぶんJLAのCMが出たりしたら、『アベンジャーズのパクリ企画w』とか言われそう。まあしょうがないっちゃしょうがないけど・・・

宣伝ええなら宣伝させてもらいます。できるならアメコミSS全部宣伝するくらいの勢いが必要だけど、さすがにそりゃ無茶だろうし。とにかくこのスレ応援してるし宣伝させてもらいまっす

>>209
テンション上がってスレを上げちゃう事はよくある事なんで大丈夫ですよ

ラクーンはマブカプに出てたので、「あっこれどっかで見た」って人もいると思うので、受け入れられるかもしれませんね
自分もランタンの映画は結構楽しみましたよ。続編は望めないって聞いてるから、勿体無いって思いました。師であるシネストロと弟子のハルの戦い、これ見たかった……

ノーランバットマンは少し細めのイメージなので、ガチムチ系バットマンを初めて見る人は拒否感が出てしまうのが怖いです。JLAもメンバー次第でウケそうですけどね。



それと、このスレを見てくれてるバットマン好きの皆!!
ゲームBATMAN:ARKHAM ASYLUMを元にしたアニメ映画のトレーラーが公開されましたよ!!
http://m.youtube.com/watch?v

せっかく、動画貼ったのに再生出来ないだと……
Batman: Assault on Arkhamで調べた方が早いかも

DC派のオレにはマーベルの映画がうらやましいわ。
ランタンはシナリオがちょっとアレだったからな。

>>213
ランタンはもしヒットしたら、シネストロとの戦いが映画で観れたのに……


でも、DCキャラがスパイダーマン並みに仕事を選ばないでコラボとかされたら、変な気分になりそう




別にスパイダーマンの事disってないよ。ただ、ハローキティ並みに仕事選ばないなって思っただけだよ

もう二週間も経ちましたので、締め切ります

次回のスレタイは「科学の街に羽ばたく翼【ナイトウィング】」です

書き溜めてからスレ立てするので、少しの間お別れです。このスレは後で申請出すので。それまでの間はアメコミ談などで盛り上がっていただければ幸いです

それでは!!

ものすごく今更なんですけど、キャラ説明の所に貼ってある画像ってちゃんとみれました?

画像貼りはスマフォからなので心配になって来ました

貼り忘れ物ワンシーン



アンチスキル本部

最重要テロリスト留置所


ガラララララ ガシャン!! コツコツコツ


ジョーカー「時化た牢屋だな……。アーカム屋敷のほうが俺様好みに改築出来たし……」キョロキョロ

ジョーカー「監視もいない……俺は誰と遊べばいいんだ?」

ラーズ「そう怒るな…」

ジョーカー「ん?……これはこれは…。デーモンのお頭さんがこんなところで何してんだ。お前も捕まったか?それとも、ここの警備もザルだったのか?」

ラーズ「私は学園都市側の有力者と繋がりがある。ここに居ることは、最初から予定されていた事だ。まぁ、この事を知っているのは3人程だが……」

ジョーカー「俺もそう言ったコネがあれば誕生日パーティーに来てくれる人数も増えるのによ!!」

ラーズ「……時間は限られている。重要な話をしに来た。今後についてだ」

ジョーカー「仕事か?なら、ゴッサムでやるからここから出してくれ」ガチャガチャ

ラーズ「いいや、ここだ。計画の場はこの汚れた街だ」

ジョーカー「…………何がしたい?」

ラーズ「浄化だ。この世界も絶望、そして愚か者で溢れている。誰かが救わなくては、崩壊は免れぬ」

ジョーカー「つまり…だ。ここの人間の数を減らせば良いって事だよな?大災害でも起こすか?生かす奴は箱舟にでも詰め込んでよHAHAHAHAHAHAHAHA!!」

ラーズ「お前には、重要な立場に立ってもらう。詳しく話そう………」




次スレを待て!!

無能力者が学園都市をめちゃくちゃにして、ソレを無能力者が止めるってのがスカッとするな。

あ、それと、次スレ開始する時に、ここで告知してくれませぬか?

>>220
と言う意見があったので
科学の街に羽ばたく翼【ナイトウィング】
科学の街に羽ばたく翼【ナイトウィング】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399052131/)

今後ともよろしくお願いします

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