狛枝「TRPG・ギャルゲ風安価SSで苗木クンがらーぶらーぶするみたいだね」 (61)

狛枝「やぁみんな!ここでは>>1の代わりにボクが司会のようなものを務めるよ!こんなゴミみたいなボクにも出番があるなんてなんてなんて幸運なんだ!」

狛枝「え?これを見ながらでいいからルール説明をしろ?分かったよ」

狛枝「えっと、このSSは苗木クンが主人公となって様々な場面でらーぶらーぶすることが目的のTRPG・ギャルゲ風安価SSみたいだよ」

狛枝「ステータスみたいなものもあるけど序盤のチュートリアル的な部分でその場その場で説明があるんだって」

狛枝「難易度はヤサシイ、フツウ、イジワルの三つで周回を重ねると若干増えるみたいだね」

狛枝「えっとなになに?モードが幾つか選べるみたいだよ。最初は『希望ヵ峰学園編』と『コロシアイ学園編』と『ダンガンロンパIF(>>1Ver)』の三つだね」

狛枝「今夜から投下を開始するらしいよ、頑張ってね。大丈夫、君達の持つ希望は絶望なんかに負けないからさ!」

狛枝「それと質問は今のうちにしろ、だって。それじゃあよろしくね」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1389170582

期待

途中で書き込んでしまった…しかも間違ってsageという…

期待してくれるのはありがたいですが今あらしが湧いているので今日は見送ります。

狛枝「今日は投下しない?いやいや、そんなことはないよ。君達の希望の踏み台としてボクは行動しなきゃいけないからね」

狛枝「安価直下で難易度、安価下3でモードを選んでね」

狛枝「連投はだめだよ?」

狛枝「難易度はフツウ、モードは……絶望だからコロシアイかな?なんて絶望的なんだ!でもこの程度の絶望に負ける君達じゃないよね!」

狛枝「難易度フツウだと、苗木クンが下のどれかの能力を持っているよ。あくまでサポート程度だから安心して。若干カオスになることもあるけどその程度の絶望じゃ君達は屈したりしないよね?それじゃあこの中から選んでよ」

1、阿良々木暦の別人格(忍ちゃんもついてくる……かも?)
2、脱衣術
3、狛枝式の幸運
4、カリチュマ

狛枝「22:10までの多数決、同数なら先に出た方に決定するよ」

狛枝「流石に短すぎるね。15分までに延長だよ」

狛枝「別人格としての阿良々木暦クンだね」

狛枝「それじゃあ初日(チュートリアル)を始めようか。始まり方は原作とは少し異なるよ」

……………………

苗木(オーソドックスに自己紹介から始めようか。ボクの名前は苗木誠。今日から希望ヵ峰学園に、超高校級の幸運として入学するごく普通の高校生だ)

苗木(好きなものから成績、運動神経に至るまで平凡なボクの取り柄は人よりほんの少しだけ前向きなところだ。そんなボクに、最近悩みができた)

苗木(どうやらボクは……二重人格になってしまったみたいなんだ)

苗木(いままではなんとかなってきたけとこれから大丈夫だろうか)

苗木(悩んでいても仕方がない。そう結論付け、ボクは思いきって希望ヵ峰学園の校舎内に入った)

苗木(そのとき……)

グニャリ

……………………

苗木「ん……」

苗木(ボクが目を覚ましたのは、見知らぬ教室だった)

苗木(とにかく異質。それがこの教室の第一印象だった)

苗木(窓があるべき場所は、鉄板で覆われ、教室内には監視カメラが設置されている)

苗木(いったいここは……?もしかして、希望ヵ峰学園の教室なのか?)

苗木(……おや?)

苗木(ボクが眠っていた机の上に一枚の紙切れが置かれている)

紙切れ「希望ヵ峰学園に入学おめでとうございます。入学式があるので体育館に八時までに集合してください」

苗木(クレヨンかパステルで書かれたそれは、園児が書いたように醜く、どこか禍々しさを感じさせた)

苗木(……とりあえずこの教室から出よう)

廊下……

苗木(ここが学校なら玄関があるはずだ。体育館に行く前に外の様子を確認しよう。それでここが希望ヵ峰学園なのか分かるはずだし)

トコトコトコトコ……

玄関……

苗木(玄関は鋼鉄の扉で塞がれていた。天井部には銃火器のようなものが備え付けられている)

苗木(玄関には14名のボクと同じく希望ヵ峰学園に入学する高校生がいた。もしかすると本当にここは希望ヵ峰学園なのかもしれない)

苗木(彼らもどうやら希望ヵ峰学園の校舎に入ろうとした時から記憶がなく、気がついたら教室で眠っていたようだ。自己紹介を済ませたボク達は、『入学式』があるという体育館に向かった)

体育館……

苗木(入学式のような雰囲気の体育館。しかしそこには誰もいなかった)

苗木(と思ったその時、体育館のステージの上に、白と黒のクマが現れた)

苗木(クマはモノクマと名乗り、ボク達がこの学園で一生を過ごさなければならないと言い放った)

苗木(もしこの学園から出たいなら、秩序を乱す、すなわち誰かを殺すしかないと言った)

苗木(モノクマは各自に生徒手帳を配るとそそくさと去っていった。事態についていけないボクらを残して)

苗木自室……

苗木(希望ヵ峰学園に入学して新しい一歩を歩み始める……そのはずだったのに……)

苗木(クソッ、なんでこんなことになるんだよ!)

苗木(誰かを殺したら外に出られる……みんな、本気にしてないよな?)

苗木(……とりあえずこの学園の中を探索してみるか)

ガチャリ

苗木(そこでボクが目にしたのは……)

苗木(まるで一昔前の漫画のようなシチュエーションだった)

舞園「きゃっ」

苗木「うわっ」

苗木(『超高校級のアイドル』こと、舞園さやかとぶつかったのだ)

苗木「ご、ごめん舞園さん!立てる?」

舞園「はい、なんとか。こっちこそごめんなさい、苗木君」

苗木「舞園さんは悪くないよ。ごめんね」

舞園「ふふっ、このままだとずっと謝り合いが続いてしまいますね」

苗木「そ、そうだね」

舞園「そうでした!苗木君、食堂に来てください」

苗木「なにかあるの?」

舞園「みんなでこの学園内を一通り調べてみよう、って思ったんです。どこか外に出られる場所があるかもしれませんし」

舞園「それで今苗木君を呼びにいこうとしていたところだったんです」

苗木「分かったよ。食堂だね」

舞園「はい。私は他のみんなを呼んでくるので待っていてください」

苗木「うん。それじゃあまたね」

食堂……

苗木(生徒手帳の校則を確認しつつ待っていると全員が揃った)

苗木(数分ほど話し合い、手分けして学園内を探索することになったみたいだ。校則でもこの学園を調べることは禁止されていない、と明記されていたし大丈夫だろう。あくまでモノクマが校則を守るつもりなら)

苗木(それじゃあボクはどこを探索しよう)

チュートリアル

狛枝「さて、チュートリアルだよ。このコロシアイ学園編は基本的には自由行動中に苗木クンをみんなの自由安価で動かすことによって進めていくことになるね」

狛枝「コロシアイにならないように尽くすもよし、江ノ島とかいう絶望に尽くすもよしのかなりの自由度を誇るよ」

狛枝「この時に阿良々木暦クンに変わる、という安価を取れば苗木クンの人格が阿良々木クンのものに変わるよ」

狛枝「自由行動は一日二回。阿良々木クンに変わるだけだと時間は消費しないけど変わると一日は阿良々木クンのままだから注意してね」

狛枝「今回は自由行動ではないけど、イベントでの行動なんかもすべて自由安価で行動を選択してもらうことになるよ」

狛枝「今回は阿良々木クンに代わるのはなしだよ」

狛枝「ステータスの説明はまた後で。楽しみにしといてね」

安価下2

不二咲

すみません今日はここまでで。

これらーぶらーぶすんの?

>>32
コロシアイ学園編は難易度が高いですけど誰一人死ななければ大丈夫です。適度に阿良々木くんを使えば意外と簡単かもしれませんよ。

狛枝「こんな時間だけど少し更新するよ。夜もまたあるから楽しみにしててね」

>>28
狛枝「苗木クンはどこをって言っていたたはずなんだけどな……こんなゴミクズみたいなボクの言うことなんてみんな気にもとめないだろうけど次からはよく読んで安価をとって欲しいかな」

苗木(不二咲さんと探索をしよう)

苗木「不二咲さん!」

不二咲「えっと、苗木くんだよねぇ?どうしたのぉ?」

苗木「一緒に調べようよ。一人で探索するより何人かで集まって探索したほうが安心できると思うからさ」

不二咲「うん、いいよぉ」

……………………

教室……

苗木「ここもダメみたいだね」

不二咲「うーん、やっぱりかぁ。この鉄板、どれも外れないように取り付けられてるみたいだねぇ」

苗木「大神さんならなんとかなったかもしれないけど……ボクらじゃどうしようもないね」

不二咲「この学校、本当に封鎖されてるよぉ」

苗木「……仕方がないよ。そろそろ食堂に集合する時間だし戻ろうか」

不二咲「そうだねぇ……」

食堂……

苗木(ボクらは食堂で互いに情報を交換し合った。そこで分かったことは、この学校は希望ヵ峰学園で、本当に封鎖され外に出る方法がない、ということだけだった。幸い食料等消耗品の類いは安心してよさそうだったけど……)

苗木(気まずい沈黙の中、ボクらは各自自室へと戻った)

苗木自室……

苗木(そういえばこの部屋もよく調べてなかったな)

苗木(寝る前に調べておくか)

……………………

苗木(部屋の中にはベット、鍵、ゴミ箱、メモ帳、工具セットなどがあった。さっきボクは鍵をかけずに出ていたのか……こんな状況なのに我ながら不用心だ。次からは気をつけよう)

苗木(部屋に貼られてた紙の内容からして、この扉の向こうはシャワールームだろう)

ガチャガチャ

苗木(……開かない)

モノクマ「うぷぷ、お困りのようですね、苗木クン!」

苗木「うわぁ!」

モノクマ「そんなに驚かなくてもいいじゃないか!」

苗木「な、なんでお前がここにいるんだよ!鍵をかけてたはずじゃないか!」

モノクマ「そんな細かいこと気にしてたら将来苗木クンの髪が絶滅しちゃうよ?ボクはシャワールームが開かないことに困ってる苗木クンを助けにきたんだよ」

モノクマ「実はこの扉、建て付けが悪くてコツをつかんでないと開かないんだよ」

モノクマ「取っ手を上に持ち上げるようにしながら開けてみてよ」

苗木(……開いた)

モノクマ「うぷぷ、『超高校級の幸運』の苗木クンのシャワールームの建て付けが悪いなんて、全然幸運じゃないね!笑っちゃうよ!」

モノクマ「それじゃあボクは帰るよ!いくらボクが生徒想いとはいっても忙しいことには変わりがないからね!」

苗木(そう言うとモノクマは去っていった)

苗木(……神出鬼没とはこのことなんだろうな)

苗木(疲れたし、寝よう。起きた時、これが夢だったらいいな)

……………………

モノクマ劇場

モノクマ「うぷぷ、このモードを選ぶなんてみんなよく分かってるね」

モノクマ「そんなみんなには明日使える豆知識をお伝えするよ」

モノクマ「>>1の大好きな吸血鬼の発祥だけど、実はペストやコレラ、それに狂犬病といった動物から感染する病なんだよ」

モノクマ「これらの病気の感染者はは死ぬ前に埋葬されちゃったりすることもあったんだ。まだ生きてるわけだから中には墓場から出てきちゃう者もいたみたいだね」

モノクマ「だから吸血鬼は棺桶とか墓場から出てくるイメージがついたみたいだよ」

モノクマ「えっ?この話題を始めた理由?」

モノクマ「そんなものあるわけないじゃん!バーカ!」

……………………

コロシアイ学園生活二日目……

チュートリアル

狛枝「朝になると現在のステータスが公開されるよ。ステータスはクトゥルフ神話TRPGのものを参考に作ってあるみたいだね」

狛枝「苗木クンと阿良々木クンはステータスが別だよ。みんなに分かりやすい例を出すと、ジェノさんと腐川さんって身体能力が違うのと同じってことかな」

狛枝「生憎忍ちゃんのステータスはないんだ。作っても良かったんだけど忍ちゃんに頼りきりにされると困るからさ。ごめんね」

苗木誠 人間

STR:9 DEX:9 CON:9 SIZ:8 APP:10 INT:9 POW:20 EDU:9 SAN:99 幸運:99 アイデア:45 知識:45 最大正気度:99 ダメージボーナス:0 体力:9 マジックポイント:20

阿良々木暦 吸血鬼もどき

STR:22 DEX:13 CON:13 SIZ:8 APP:10 INT:14 POW:14 EDU:12 SAN:70 幸運:70 アイデア:70 知識:60 最大正気度:99 ダメージボーナス:1D4 体力:11 マジックポイント:14

狛枝「一つ一つ説明するのはいささか面倒だけど、これが希望の踏み台となるならボクは喜んで行わせてもらうよ!」

狛枝「左から、筋力、敏捷性、体力、体格、容姿、知性、精神力、教養、正気度だね」

狛枝「幸運とアイデアは字面から察して欲しいな。正気度は正気でいるための精神の状態、つまり精神のヒットポイントってところだね。減ることは多々あっても回復することはほとんどないよ」

狛枝「最大正気度っていうのは正気度の最大値だよ。クトゥルフ神話TRPGではクトゥルフ神話技能、という禁断の知識を得ることで減少するけどこのSSでは絶望指数、というものを設けていてそれが上がるにつれて下がっていくよ」

狛枝「ダメージボーナスというのは肉体を使った攻撃の際に相手に与えるダメージにボーナスされる値だね。筋力と体格が大きいほどこの値も大きくなるよ。Dは気にしなくても問題はないよ」

狛枝「体力とマジックポイントは言わずもがな、かな」

狛枝「こんな説明でごめんね。分かりにくいという人はググればいいと思うよ」

狛枝「技能については必要になったときにそれぞれ公開していくからゆっくり待っててね」

狛枝「続きは夜だよ」

狛枝「申し訳ないんだけど今日はもう投下できそうにないんだ。ごめんね」

狛枝「今後どんな風に苗木クンを動かしていくのかの方針とかボクへの要望とか話し合っていて欲しいかな」

狛枝「それじゃあまた明日」

ルールが出揃ってないと何とも言えないな…

>>40
狛枝「そうだね、こんな序盤でこんなこと言われても困っちゃうよね。ごめん」

狛枝「今日は投下は十時ごろになるよ」

狛枝「みんなにはこれからの方針を決めてもらおうかとおもうな」

1、>>1の趣味全開。ご都合主義?原作崩壊?ハッ(嘲笑)
2、>>1の趣味も混じったコロシアイ学園生活(約50%、つまりマックスパワーの半分も使えば君を宇宙の塵にできる)
3、原作水準で進むコロシアイ学園生活(ストーリーは若干違います)

狛枝「>>1の趣味?ボクにも分からないなぁ。でも>>1がヤマヤミが好きって言ってるのは聞いたことあるよ。参考にしてね」

狛枝「夜までの多数決で決めてね」

モノクマ「うぷぷ、ご都合主義とか原作崩壊は多々あるだろうけど、誰も死なないなんて言ってないんだよね。方針を決めるの、ヤマヤミをググってからでも遅くなかったんじゃないかな」

モノクマ「>>1の趣味についてちゃんとヒントも出してたし、容赦しないからね!」

モノクマ「選択肢誤って速攻で苗木クンが死んじゃっても苦情は受け付けないよ!だって決めたのはオマエラなんだから!」

モノクマ「あ、そうそう。ボクの中の人も攻略できるよ。難易度は絶望級だけどね!ディストピアだよ!」

モノクマ「それじゃあ投下を開始しようかな」

狛枝「あのねぇモノクマ。ここはボクのコーナーなんだけど」

モノクマ「細かいこと気にしないの!男だろうが!」

ピンポンパンポン

モノクマ「オマエラ、おはようございます」

苗木「……朝、なのかな」

苗木「やっぱりここは現実なのか」

苗木「……たしか石丸クンが朝食会を開くとか言ってたっけ。食堂に行こう」

食堂……

苗木(ボクが食堂についたときはまだ全員はそろっていなかった)

苗木(ボクよりも前にきていたのが規則正しい学生に部類されるみんな)

苗木(ボクより少し遅めにやってくるのが多少時間にルーズな人達。ほとんどの高校生はここに部類されるんじゃないかな)

苗木(そして、遅れていることを気にしていないのでは、と思えるほど遅れてくるのが他人を気にしないマイペースな人達だ)

苗木(全員が揃ったことで朝食会が始まった)

苗木(といっても、話し合うことなんてほとんどなく、朝食終了後すぐに解散になってしまった)

苗木自室……

苗木(さて、ボクもこれからどうしようかな)

安価下2

狛枝「早速だけど離席するよ」

安価下

狛枝「原作通りに進むけどいいよね?」

苗木「舞園さんのところに行ってみようかな」

苗木(そういえば彼女とは中学が同じだったな。ずっと違うクラスだったし舞園さんはボクのことなんて知らないだろうけど)

舞園自室……

ピンポーン

舞園「誰でしょうか……あ、苗木君」

苗木「やぁ舞園さん。突然きちゃってごめんね」

舞園「いえ、私は構いませんよ」

苗木「良かった、断られたりしたらどうしようかと思ったよ」

舞園「ふふ、苗木君って意外と心配性なんですね」

舞園「そういえばですけど苗木君。私達、同じ中学校出身ですよね。覚えていますか?」

苗木「えっ!?どうして舞園さんがボクのことを!?」

舞園「中学のころ、学校に鶴が迷い込んでしまったことがあったじゃないですか。そのとき苗木君が鶴を助けているのをたまたま目撃して」

舞園「あぁ、この人は優しいんだな。そう思ったんです」

苗木(舞園さんがボクなんかのことを覚えていてくれるなんて……!)

舞園「そうだ苗木君。ついてきて欲しいところがあるんです」

苗木「どこかな?」

舞園「実は護身用の武器を探していて」

苗木「ぶ、武器!?」

舞園「あのモノクマさんの言葉、本気にしている人がいないとも限りませんし……」

苗木「そ、そうだよね。うん、こんな状況なんだから護身用の武器くらい必要だよ」

苗木(どこか武器がありそうな場所があったかな……たしか体育館の前のあの場所なら……)

舞園「体育館の前ですね」

苗木「えっ、口に出てた?」

舞園「いいえ、出してませんでしたよ」

苗木「ならどうして分かったの?」

舞園「私……エスパーなんです」

苗木「えっ」

舞園「冗談です。ただの勘ですよ」

苗木(鋭すぎだろ……)

体育館前……

苗木(武器になりそうなもの……模擬刀くらいしかないな)

舞園(その模擬刀、苗木君の部屋に持っていってください。私は別のものを探しますから)

苗木(こいつ……直接脳内に……!?)

……………………

苗木「ごめんね、いいものがみつからなくて」

舞園「いえ、苗木君のせいじゃありませんよ」

舞園「それじゃあまた」

苗木「うん、バイバイ」

舞園の好感度が上がった……

チュートリアル

狛枝「好感度、すなわち相手に好ましく思われているかの値だね」

狛枝「上がれば上がるほど相手に好かれ、苗木君のために行動してくれるようになるよ。まぁ同時にヤンデレ度的ななにかも上がるんだけどね」

狛枝「どうすればエンディングなのかは自分で考えてね。まぁ好感度が重要になるのは予備学科でも分かるだろうけど」

苗木自室……

苗木「じっとしてる気分じゃないな……」

安価下2

狛枝「イキキルの事件を回避しにいってるのかな?あの絶望が出す動機がまだ分かってないのに?いやいや、バカにしてるわけじゃないんだよ。それがみんなの希望だっていうならボクはそれに従うだけさ」

苗木「なんだか桑田クンに会わないといけない気がしてきた……」

桑田自室……

ピンポーン

桑田「おう……ってなんだよ苗木か」

苗木「やあ桑田クン」

桑田「んー、あれだ。立ち話もなんだし入れよ」

……………………

桑田「つーわけで、オレはミュージシャンになりたいわけよ!」

苗木「うーん、せっかくの才能なのにもったいないよ」

桑田「いやいや、自分で職を選べないんじゃ才能なんてあってないようなもんだろ」

桑田「したくもねー仕事とかするくらいならオレは別の道を探すぜ」

苗木「……桑田クンは強いね」

桑田「ハァ?」

苗木「大抵の人は才能をもっているとその才能に溺れてしまうと思うんだ。でも桑田クンはそれ以外の道を選ぼうとしてるじゃないか」

桑田「……そうかよ」

苗木「……絶対にここからでよう。ミュージシャンになるためにも」

桑田「……そうだな」

苗木「でもモノクマの言いなりになって殺し合いをするなんてだめだからね」

桑田「わーってるよそんくらい」

桑田の好感度が上がった……

ピンポンパンポン

モノクマ「夜時間です」

苗木「……寝よう」

……………………

モノクマ劇場

モノクマ「一般的に異常だと言われる自殺。しかし、それは生物学的には必要なことなのです」

モノクマ「レミングと呼ばれるネズミの仲間は群れが増えすぎると群れが一定数以下になるまで集団で海に飛び込み始めます」

モノクマ「増えすぎた人間にも同じことが言えるのかもしれません」

モノクマ「たしかに社会問題やイジメなどが原因で自殺する人達はいるでしょう」

モノクマ「ですが、それも自殺をするためのほんの小さなきっかけにすぎないのかもしれません」

……………………

狛枝「今日はここまでだよ」

狛枝「>>1自身もレミングの行動が事故であることは知ってるよ。原作に近くしようと頑張っただけだから許してね」

狛枝「今日は>>1がヤマヤミ徹夜をプレイする予定だから投下は無理そうだね。実は>>1、初プレイなんだ。なんで>>1はそういうのが好きなんだろうね」

狛枝「あぁそうだ。一応聞いておくよ。このSS、需要あるのかな?なければもう落とそうかと思うんだけど。どうしても書いて欲しいなら頑張るみたいだけどさ」

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