やよい「じ…ひょう…とどけ…辞表届?」(70)

やよい「おはようございまーす!」

小鳥「あっやよいちゃんおはよう、今日は一番ね」

やよい「えへへー今日は少し早起きだったのでもう来ちゃいました!」

小鳥「ふふっやよいちゃんはいつも元気いっぱいね。今日は雑誌の打ち合わせだったよわね」

やよい「はい!…ってあれ?プロデューサーはいないんですか?」

小鳥「それがまだ来てないのよ。いつもならとっくに来てる時間なんだけど…」

やよい「うう…何かあったんでしょうか…」

小鳥「昨日も夜遅くまで頑張ってたみたいだから、寝坊でもしたんじゃないかしら」

やよい「そういえば最近とっても忙しそうだったかも」

小鳥「そうね…昨日もちょっと疲れた顔をしていたから」

やよい「プロデューサー大丈夫かな…心配です…」

小鳥「だ、大丈夫よ!もう少ししたら連絡してみるから、ソファーにでも座って待っててね!」

やよい「ううー…はい…」

………

……



小鳥「…」

やよい「…」

小鳥「…」ナンイドセッテイマチガッテナイカシラ

やよい「…」ウズウズ

小鳥「…!」モウスコシデフルコンボダワ

やよい「…」ウズウズウズウズ

小鳥「…!!」ワタシーノーミューズゥイッ…

やよい「あ、あの!」ガタッ

小鳥「!!!」ビクゥッ

小鳥「ううっ…99%…ど、どうしたの、やよいちゃん」

やよい「プロデューサーが来るまで、事務所のお掃除しててもいいですか?」

小鳥「えっお掃除?でもやよいちゃんにさせるわけには…」

やよい「私、お掃除好きだから平気です!それに…」

小鳥「それに?」

やよい「それに事務所がピカピカだったら、プロデューサーの疲れも少しは減るかなーって」

小鳥「や、やよいちゃん…ええ子や……じゃあお願いしてもいいかしら」

やよい「はいっ!任せてくださいっ!」

やよい「~♪」サッサ

小鳥「…」

やよい「~♪」フキフキ

小鳥「…」マタカクトクズミノメイシダワ

やよい「~♪」サッサッサ

カサッ

やよい「…あれっ?封筒が落ちてる…じ…ひょう…とどけ…辞表届?」

ガチャ

やよい「!」

小鳥「あら、プロデューサーさん来たのかしら」

伊織「おはようございまーす」

小鳥「あっ伊織ちゃん、おはよう。あら?今日お仕事入ってたかしら?」

伊織「別に。ただ暇だったからきただけよ」

小鳥「まさか!プロデューサーさんに会いにきたんじゃ…」

伊織「そ、そんなわけないでしょ!何で私が休日にまであいつに会わなくちゃいけないのよ!」

やよい「伊織ちゃん…おはよう」

伊織「おはようやよい、ってあんたまた掃除なんてしてたの?」

やよい「うん、事務所が綺麗だったら気持ちいいかなーって」

伊織「あんたって子は…ところでプロデューサーはどこにいるの?」

やよい「それが…まだ来てないみたい」

伊織「ふーん、スーパーアイドル伊織ちゃんよりも遅いだなんていいご身分ね」

やよい「あの、伊織ちゃん」

伊織「何?」

やよい「辞表ってどういう意味かわかる?」

伊織「辞表?んー簡単に言うと、会社を辞めるってことね」

やよい「会社を辞める…どうして?」

伊織「理由は色々あるだろうけど…その仕事が嫌になったり、自分に合わなかったら辞めたくなるんじゃない?」

伊織「…それがどうかしたの?」

やよい「あの…これ…」

伊織「封筒?…………やよい…これ、どうしたの?」

やよい「お掃除してたら見つけて…」

伊織「それにしても、この事務所に辞めたがる人なんて…」

やよい「…」

伊織「…」

小鳥「グスッ」

やよい&伊織「!!」

小鳥「っうう、ううう…」

伊織「まさか…」

伊織「小鳥!」

小鳥「ピ、ピヨっ!」ビクン

やよい「こっ小鳥さん!辞めないでくださいぃ」

小鳥「…ピヨ?」

伊織「何があったか知らないけど、とにかく早まったことはするんじゃないわよ!」

小鳥「へ?な、なんのことでしょうか…」

伊織「ごまかさないで。あんた、今泣いてたでしょ」

小鳥「!っそ、それは…」

やよい「小鳥さん、私じゃ何もできないかもですけど、私にできることなら何でもやります、だから…」

伊織「言いにくいことなのね、でも納得できる理由じゃなきゃ退職なんて許さないから!」

小鳥「え?た、退職?」

伊織「これよ!」バシッ

小鳥「これは…辞表?」

伊織「こんな…突然すぎるわよ!なんで…なんで…」

小鳥「…私じゃない」

やよい&伊織「…え」

小鳥「これ私が書いたんじゃない…」

伊織「えっだって…じゃ、じゃあなんでさっき泣いてたのよ!」

小鳥「それは…シャイニーフェスタFNのアニメを見てたの…」

小鳥「やよいちゃんの『伊織ちゃんの嘘ついてる時くらいわかるもん』ってセリフにうるっときちゃって」

やよい&伊織「…」

小鳥「あ、あのう」

やよい「じゃ、じゃあ小鳥さんは辞めないんですね!よかったです!」

伊織「ふん!人騒がせなひよこねっ!」

やよい「でも私、安心しました!」

伊織「それにしても小鳥じゃないのなら、これは誰の…」

伊織「…」

伊織「…やよい、これ、掃除中に見つけたって言ってたわよね」

やよい「う、うん」

伊織「どの辺で?」

やよい「えーっと…確か、プロデューサーの机の下を掃いてる時に…」

やよい「!」

伊織「…」

やよい「い、伊織ちゃん…もしかして……」

伊織「…」

やよい「そ、そんな…私嫌です!プロデューサーがいなくなるなんて!!」

伊織「やよい、まだそうと決まった訳じゃ、ちょっと落ち着きなさい!」

やよい「嫌です!!なんで…どうして!プロデューサーが!!う、ううっ」

伊織「やよい、泣かないの、あいつが来れば誤解だってわかるわよ」

伊織「そういえばあいつ、まだ来ないのかしら」

小鳥「…それが、さっき電話してもでなかったし、メールの返信もないの…」

小鳥「あの真面目なプロデューサーさんが、こんな時間になっても連絡の一つもないなんて…」

やよい「ううっやっぱり、プロデューサーは…」

伊織「やよい…」

伊織「…」

伊織「…わかったわ、じゃあこの辞表見てみましょう」

やよい「えっ」

小鳥「ちょ、ちょっと伊織ちゃん!それはさすがに…」

伊織「何よ!私は誤解を解くだけよ!あいつが…あいつが辞めるわけ、ないじゃない!!」ペラッ

小鳥「あ、あー」

伊織「…」

やよい「伊織ちゃん…?」

伊織「…小鳥、これ…あいつの字?」

小鳥「…」

やよい「…」

伊織「…」

小鳥「…残念だけど……プロデューサーさんの字で間違いないわ…」

やよい&伊織「!!」

やよい「うっうっ…」

伊織「も、もしかしたらずっと昔に書いたのが、今更になって出てきたのかも!」

小鳥「日付は明日になってるわ」

伊織「あっわかった!いつものドッキリね!小鳥、あんたも仕掛人なんでしょう?全く、驚かせないでよね!!」

小鳥「ドッキリなら事務所を通すのが決まりだから、私が知らないハズはないの」

伊織「…」

やよい「ううっうっう、ぐすっ」

小鳥「ごめんなさい、私もちょっと混乱してて、なんて言ったらいいのか…」

ガチャ

伊織&やよい&小鳥「!」

???「おはようございまーす」

やよい「プロデューサー!?」ダッ

伊織「プロデューサー!!」ダッ

春香「プロデューサー?ざーんねん、可愛い可愛い天海春香ちゃんでしたー!」

伊織「…」

春香「あれ、伊織、ツッコミなし?ノーリアクション!?もしかしてすべった!?」

やよい「ううっううー」グスッ

春香(ええっ!?やよいは泣いてる!?そんなに私でがっかりだったの!?)

カクカクシカジカ

伊織「って訳なのよ」

春香「」ポカーン

伊織「ちょっと春香、聞いてるの?」

春香「そんな…プロデューサーさんが……」

伊織「でね、春香、何か心当たりない?あいつの最近の様子とか」

春香「……そういえば三日前…」

………

……



P「」カタカタ

春香「プロデューサーさんっちょっといいですか?」

P「おっなんだ、春香」

春香「実は今日、チョコチップクッキー作ってきたんです!それでよかったらプロデューサーさんもどうかなーって」

P「おおっこのいい匂いはクッキーのだったのか、じゃあお一つ」モグモグ

春香「ど、どうですか?」

P「ん、うまい。」

春香「本当ですか!」

P「うん、春香はドジなイメージがあるけど、お菓子はいつも美味しいよ。ありがとう」

春香「えへへ、プロデューサーさんはいつも美味しいって言ってくれるから作りがいがあります」

P「そうか?ごめんな、いつも同じ感想ばっかりで。でも美味しいってのは本心だから」

春香「いいんですよ!私、嬉しいです!また作ってきますね!」

………

……



春香「ふふ、プロデューサーさん、いつも本当に美味しそうな顔して食べてくれるんだよね」///

伊織「…春香、私達の見てないところでそんなことしてたのね」

春香「えっ別にコソコソしてた訳じゃないよ!たまたま誰もいなかっただけで!」

やよい「春香さん…」

伊織「まあその件は後で追求するとして…おかしな様子とかではなかったのね」

春香「うーん、いつもどうりだったと思うんだけどなあ」

伊織「参考にならないわね」

ガチャ

一同「!」

???「おはようございます!」

真「おはよう皆。おっ今日は3人だけ?」

やよい「真さん…おはようございます」

真「ん?やよい、ちょっと元気ないように見えるけど…何かあったの?」

伊織「…真、それがね…」

カクカクシカジカ

真「そんな…ばかな…」

伊織「で、真は最近あいつと何かなかった?」

真「プロデューサーと…そういえばこの前…」

………

……



P「っちょっと!真!木に登って何してるんだ!危ないぞ!」

真「あっプロデューサー!見てください子猫が降りられなくなっちゃったみたいで」

P「だからって…ちょっと待ってろ、今はしご持ってくるから!!」

真「へへっ大丈夫ですって!こう見えても昔から木登りは得意ですかr…っ!うわぁっと!!」

P「まっ真!!」

ズザアアアアーーーー

P「いてて…真、大丈夫か」

真「は、はい…プロデューサーが下になってくれたから…」

P「そうか、よかった」

真「すみません、ボクが調子に乗ったばっかりに…っあ、プロデューサー!スーツがボロボロになってます」

P「ん?おお、ホントだ。」

真「ああ、ボクどうしたら…」アワアワ

P「これくらいどうってことないって」

真「でっでも!」

P「ボロボロになるのがスーツで良かったよ。真は代わりがないからな、このくらいで真が助かったと思えば安いもんだ」

真「プロデューサー…」///

………

……



真「それで、そのままお姫様だっこのまま事務所まで運んでくれたんだ…」///

伊織&春香「…」

やよい「プロデューサーかっこいいです!」

伊織「っていうか、今のエピソードで何がわかるっていうのよ」

春香「相変わらず情報はゼロのままだね」

真「うーん、やっぱりあのプロデューサーが辞表を出すなんて信じられないなあ。いたずらとかじゃないの?」

伊織「いたずらといえば…」

ガチャ

一同「!」

???「「おっはよーちゃーん!」」

亜美「おやおや、皆さんお揃いで。なにごとですかな」

真美「うむ、出迎えご苦労であった」

伊織「あんたたち…」

カクシカ

亜美「うあああーーん!!」

真美「グスッ」

伊織「…あんたたちのいたずらじゃないってことはよくわかったわ…」

真「ふ、ふたりとも!まだそうと決まった訳じゃないからっね!」

春香「落ち着いて、それでプロデューサーさん、最近変なとことかなかった?」

真美「うう兄ちゃん…あ…そういえばこの前…」

………

……



亜美「ねえねえ兄ちゃん、マダー?」

P「んーもうちょっと待ってなー」カタカタ

真美「もうっ兄ちゃん!パソコンと真美たちと遊ぶの、どっちが大切なの!」

P「…もちろんパs…真美たちだよっとはい終わり」カタカタッターン

真美「ちょっと兄ちゃん!今パソって言わなかった!?」

P「言ってないよ、で?今日は何がしたいんだって?」

亜美「んっふっふーこれだよ」ジャン

P「こ、これは…いちご100%?」

真美「即答とはさすが兄ちゃん。少年時代にカピカピになるまで読んでただけあるね」

P「今もまだ現役として使ってるけどな。それでそれが何なんだ?」

亜美「んっふっふーこのバイブルのワンシーンを再現してみようってわけさ!」

真美「そして!再現するのはこのシーン!」

亜美「気がある異性と見つめあったら3秒で目を逸らしまうというこれ!」

真美「これで兄ちゃんの真美たちへの気持ちを明らかにしてもらいます!」

P「…もっと過激なシーンかと思えば…まあこのくらいならいいぞ」

亜美「そんなこと言っていられるのは今のうちだよーまずは真美からね!」

真美「よしきたこい!」

P「ふーやれやれ…」

亜美「じゃーいっくよー…せーのっいーちっ」

真美「…」

P「…」

亜美「にーっ」

真美「…」

P「…」

亜美「さーん!」

P「…」

真美「///」サッ

亜美「しゅーりょーって真美!真美がそらしてどうすんのさー!」

真美「だ、だって…」///

亜美「だってじゃないっしょー!兄ちゃんなんて動かざることフドウのごとしだったよー!」

真美「そ、そんなことゆーなら次は亜美がやってみてよ!」

亜美「おうよ!兄ちゃん、亜美は真美とはちがうかんねー!覚悟しなよ!」

P「わかったわかった」

真美「じゃ、じゃあいくよーせーの、いーち」

亜美「…」

P「…」

真美「にぃーい」

亜美「…」

P「…」

真美「さーん」

P「…」

亜美「///」サッ

真美「はいっしゅーりょー!」

亜美「…」

真美「…亜美」

亜美「わかってる、わかってるからみなまでいうな」

亜美「ちくしょー!真美隊員、ここは一時撤退を要求します!」

真美「了解!各員、速やかに撤退せよ!」

ダダダッ

P「…なんだったんだ?」

………

……



真美「いやーあの時は二人揃って撃沈してしまいましてなー」

亜美「それで、今日はリベンジにきたのさ!」

春香(私も撃沈しちゃうんだろうな…)

真(ちょっと試してみたいような…)

やよい「…う?っていうことは二人ともプロデューサーのことが好きってこと?」

亜美真美「「えっ」」

やよい「私もプロデューサーのこと大好きだから、一緒だね!」

春香(やよい…おそろしい子)

真美「そっそんなことより!今は兄ちゃんのことだよ!」

亜美「そうそう!あっ兄ちゃんといえば、この前ラーメン探訪の収録でお姫ちんと一緒だったみたいだよ!」

伊織「貴音ね…何か知ってるかも…」

ガチャ

一同「!!」

???「おはようございます」

やよい「貴音さん!」

伊織「貴音!あんたいいところに!」

貴音「…ただならぬ雰囲気…一体何事です?」

カクシカ

伊織「それで、あんたなら何か知ってるんじゃないかって」

貴音「まさかそのような…」

真「収録中、何かあったりしなかった?」

貴音「いえ、特に何も…!そういえば……」

………

……



P「貴音、今日のラーメン探訪の収録で3人前食べてたけどお腹は大丈夫か?」

貴音「ふふ、あのような美味なるらあめんであれば3人前くらい平気ですよ」

P「はは、そっかーちょっと無理させちゃかなって思ってたけどさすが貴音だな」

貴音「はい、ですが、れでぃたるものもう少し自重した方がよいのかもしれませんね」グー

P「…」

貴音「…」グー

P「…」

貴音(うう、お腹がなっていました…聞かれてしまったでしょうか。なんとはしたない)

P「…」

貴音「!あの、プロデューサー、事務所を通り過ぎてしまいましたが」

P「ああ、ごめんな、ちょっとお腹が空いちゃって。ちょっと寄っていいか?」

貴音「えっ」

P「はは、俺がいつも行くところなんだけど、いつも男一人じゃカッコがつかないからな、少し付き合ってくれないか」

貴音「プロデューサー…ふふ、仕方ありませんね。れでぃたるもの殿方のえすこーとには従いましょう」

P「ありがとな、でもいつも行くところに初めて女性と一緒に行くからちょっと緊張するなあ」

貴音「!わたくしが初めての女性…」///

P「ん、どうした?」

貴音「あ、いえ、なんでもないです……うふふ」

P「?」

………

……

貴音「プロデューサーの心遣い、いつもしんみりと心が温まります…」

春香(貴音さんいいなあ)

伊織「…ちょっとあんたたち、誰があいつとの思い出を語れって言ったのよ」

真美「でもあの時の兄ちゃん、いつもどうりだったよー」

真「だから、やっぱりあの辞表は間違いなんだって!」

貴音「わたくしにも、あの方が辞めるなどとは思えません」

伊織「じゃ、じゃあこれは…」

ガチャ

???「チャオ☆」

一同「!?」





-チャオEND-

やよい「そういえば……」



P「俺はやよいと結婚したいからプロデューサー辞めるよ」

やよい「わかりましたー!」





やよい「プロデューサーと結婚する予定でした!えへへ」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom