P「俺の考えた最強のアイドルユニット」 (233)

・アイドルマスター全アイドル(Dearly Stars、ミリオンライブ、シンデレラガールズ)を含みます

・本家以外触れた事無い、またはいずれかのシリーズを知らないという方のための簡単な説明もあります

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1389107226

P「超大手のアイドル事務所に入れたのはいいが、勤務初日からいきなりアイドルをPしろだなんて…」

P「流石は日本最大といったところか……。確か、この事務所にはアイドルが100人以上いて、まだユニットを組んでるアイドルが少ないんだったな…」

P「ユニットといってもいろいろあるし…まずは人数を決めよう>>3

日高 舞

P「5人だな。一番バランスが取れてる人数だ」

P「となると後はメンバーだが……」

P「流石に100人以上いるアイドルを一人ずつ見ていくのは無理だ…あてずっぽで決めよ…」


下5まで好きなアイドル。被ったら下

一人って事か
分かった>>6は無し

P「よく考えたらいきなりユニットを組むなんてのは無理だ。会社の意思に背く事にはなるが一人ずつプロデュースしよう」

P「まぁ、後々ユニットを組む機会もあるだろうしな」

P「俺がPするアイドルは……日高舞、こいつにしよう。いろいろと考え直す必要がありそうだが、一度決めた事は最後までやりとおしてやる」

                  /
                 {/

              .  ´^⌒ 丶、
             /::::::/::::/:::::::::::\
           /7::::::/::::::八::::::::::ヽ:::∨⌒^^ヽ

             /::{ :::::|:::::ィ㌃、:::::仏i:::::i o o }   日高 舞 (Dearly Stars)   
           :::::八:::::N ::ヒソ \ヒソ}::::|  д  }
         /:::::::::: \(|八'' _ ''厶リ   ^: }    元トップアイドル。日本史に残るレベルの有名なスターであった。

            {:::::::::::::/`|:::|、 V:/ .イ {      }    数々のヒット曲を残しており、ミリオンもざら。
         ∨:::::/f⌒゙|:::|  `爪::/⌒): .    }     しかし、その強さ故にライバルがおらず、アイドルがつまらなくなって結婚
             〉::::ヽ|!  |:::ト、__入V゚ /{: : .   {    現在は主婦をしており、新人アイドル日高愛の母親でもある。
           /::::::::: 》  |:::|〉L....」_}_r1〔 ̄「 ̄「゙7)
        〈:::::::::::::r''  |:八  「 ニ}|人_,,L,,,」//
           \:::::〈   l :::::>| 勺/ ´ ___/
         {::::::::\_|:::::「 / ∠:{   /´

P「聞けば聞くほど訳が分からないな。俺より年上のはずだが、確か俺が中学生のときには既にデビューしていたはずだ」

P「TVで彼女の話を聞かない日は無かったし、アイドルを辞めると発表したときは、前田〇子の時なんかとは比べ物にならなかった」

P「どういうわけかここの事務所に所属しているようだが、本当に新人Pの俺が担当できるものなのか…」

P「ええい、ままよ。まずは会ってみる事だ」

-事務所内にある日高舞専用フロア-

P「(一アイドルに一フロア与えてるって…いや、それでも足りないくらいか…?)」

P「す、すいません。失礼します…」

舞「あら?どちら様?」

P「あ、すいません。僕…」

舞「ふふん、その顔…あなた、Pでしょ」

P「ど、どうして…」

舞「えっへん!そのくらい、見破れないとアイドルなんてやっていけないわよ!」

P「はぁ……」

舞「もしかして、貴方が私のPなのかしら?」

P「えっ!?いや、それは…その…」

舞「貴方みたいな人がPなら私も嬉しいわ。前に進もうって感じがするもの」

P「そうですか…?」

舞「ええ。ふふ、何で私に会いに来たのかは知らないけど、満更でもなさそうね。社長には私から言っておくから、今日から貴方は私のP」

舞「いい?」

P「は、はい!もちろんです」

P「まさかこんなに簡単に日高舞のPになれるとは…」

P「というかそもそも日高舞のPって何をすればいいんだ?もはや俺にプロデュースできることなんてあるんだろうか…」

P「今はまだ引退している事になっているが、復帰した瞬間仕事が山ほど舞い込む事は目に見えているし…」

P「いかんいかん。折角Pになったんだ、自分で仕事を掴んでこなくてどうする。よし!待ってろ日高さん!貴方にふさわしい仕事をとってきて見せます!」

下1

下1 仕事の内容で

P「日高さんは昔徹子の部屋に出ていたことがある…復帰の舞台としてはいささか地味ではあるが、相手にとって不足無し!」

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P「と、いうわけで日高さん、どうでしょう?」

舞「うん!いいと思うわよー。徹子さんには話したい事たくさんあったし、ね?」

P「(良かった…怒られたらどうしようと思った…)」

舞「それより、その日高さんってやめにしない?貴方はPで私はアイドルなんだから、もっとフレンドリーにいきましょ」

P「え…でも…」

舞「いいからいいから。貴方に足りないのは積極性よ!もっとがつがつした狼になりなさーい!」

P「じゃ、じゃあ…ゴホン……>>21

レイプしたい

P「レイプしたい……です」

舞「えっ!?……さ、流石の私も驚いちゃったわぁ。でも、そういう事って言っちゃだめなんじゃない?」

P「そ、そうですね…あは、あはははは…い、今のは忘れてください!呼び方も今までどおりで!それじゃ!」

舞「あら……。でも、何かしら。割と満更でも無いような?」

----------------------------------------

ルールルールルルルールルー

徹子「今日のお客様はなんと、昔世界を騒がせたアイドルの日高舞さん。この番組が芸能界復帰最初のお仕事ということで私も緊張しております」

舞「うふふ…緊張している声じゃないですねぇ」

徹子「あら、これでも相当緊張してるのよ。だって貴方、昔どれだけこの業界を騒がせた事か」

舞「徹子さんも相当お年を召してるのによく頑張るわねー」

徹子「ふふ、ほんとにお変わり無いですね」

P「(心なしか空気が悪い)」


ヽ-ュ‐`ハ`ー-く、_,r'     ノ`ー-、     し ば ら く 美 し い 映 像 を

 j⌒´ ノo。゚o}   ヽ   〈 ̄`ヽ  /⌒ヽ           
ノ  /  ∞ {  ヽ丿 ノ-ヽ   }ノ_ノ        ご 堪 能 下 さ い
`ー} ____ノ i `ー<ノ  )`ー  >  /ハ -‐ァ´ 
    `ー、__ト、ノ| |  ト、_r'`ー-< o゚8, o'        __, - 、
    _______  | |  ヽソ   / ヽ゚。、 ヽ   .  /, ─── 、)
  / ----- ヽ //   \ー- ' ___/  }_/'    //  /    ヽi 
 ´ ̄ ̄ ̄ ̄`//   //`ヽ/, ハノ      |_|    ┃ ┃ |
/ゝ、  _,.--‐ 、ニヽ / /   ゝ_/ レ'      (     ⊂⊃ ヽ

`}   ̄r´ ̄//| \ヽl    _c―、_ _ __ >、   \__ノ ノ _ _._ _,.―っ_
 フ>'    / /  ! !    三  ツ      ´ \::::.  ニ ,,ノ⌒ヽ        ゞ  三
o( {   __,ノ ノ   | |    ̄  ̄`――、__ィ    ,  ヽ  ,  )__,-――' ̄  ̄
。゚く( _ノハ /__,,.  | |             `i^   ー   '` ー ' ヽ
 ゚o´ //`ー-‐'´ | |             l              ヽ
    ヾ      | |             |       ⌒      |
                  ,-――、_  l         ,,,@,,,      ノ _,――-、
                 (       ⌒     ヾ、.::;;;;;;::.ノ    ⌒      )
                  \           ヽ         ノ         /
                   \   ヽ、      ヽ ..■■ ノ     ,ノ  /
                     \   l`ー‐--―'`.■■ー'`ー‐--―'、  |
                      〉  イ       .■■       〉  |
                      /  ::|       .■■      (_ヽ \、
                     (。mnノ                `ヽ、_nmn



徹子「昔、貴方がこの番組に出てきた時の事覚えていらっしゃる?貴方ね、この場所でね……」

舞「徹子さんはほんとに変わらなくて怖いわねー。その美貌の秘訣を私にも教えてくれないかしら?」

P「(番組の収録が進んでいる内にテレビ局の周りに無数のカメラが…流石にバレないようにするのは無理か)」

徹子「はい、それでは今日はこの辺でお別れです」

はい、オッケーです。

舞「ほんとに久しぶりねー!」

徹子「私もね、貴方が変わりなくて、嬉しかったですよ」

P「すみません、日高さん、話しているところ申し訳ないんですが少し不味い状況なので早めに抜けないと…」

舞「そうね。それじゃ、徹子さん、またね!」

徹子「はいまた今度ね」

P「(ダミーの車やスタッフの人に手伝ってもらって何とか無事に帰る事ができた…)」

舞「ふふっ、お疲れ様、P」

P「あ、日高さんこそ、お疲れ様でした!」

舞「どーお?Pのお仕事には慣れそう?」

P「はは、まだなんとも…」

舞「そうよねぇーなんていったって初の担当アイドルが舞ちゃんじゃあねー」

P「(一応、それなりの自覚があるのか)」

舞「でも、やるところはちゃんとやる貴方のその姿勢、いいと思うなぁー!」

P「そ、そうですかね…僕なんてまだ何もしてないですけど…」

舞「とかいってぇー、ちゃんとお仕事取ってきたり、さっきは私を守ってくれたりしたじゃない?」

P「それは当然の事をしたまでで…」

舞「ふふ…ま、いっか!それじゃP、今日はお疲れ様!」

P「あ、はい…お疲れ様でした!」

P「ふぅ…Pの仕事も楽じゃないな。というかアイドルのおかげで難易度がベリーハードになってる気が…」

P「あぁ、余計なことを考えるのはやめよう。とりあえず、次の仕事の事を考えないとな」

P「さっき収録を終えたばかりだというのにもう芸能界復帰の噂が広まってるよ。仕事のオファーもガンガン来るし…」

P「とりあえず、この中から今やるに最適な舞台を選ぶ必要があるな」


下1 仕事の内容 アイドルアイドルしてもいいのよ?

P「水着グラビア撮影か…うん、日高さんならきっと喜んでやりそうな…でも年齢的にはちょっと………!?」

P「今凄い怖気がしたような…いや気のせいか…?」

P「とにかく、せっかく選んだ仕事だ。頼んでみるか」

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舞「いいわよー。舞ちゃんのないすばでぃを全国の人に見せちゃいましょ!」

P「すいません…変な仕事ばっかりで」

舞「あら、仕事に変なものなんてないわよ。それに私、昔はこういうことしなかったらから意外と新鮮かも」

P「それなら良かったです…」

舞「貴方はもっと自分に自信を持つべきね…どうしたらいいのかしらん?」

P「あはは……」

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カメラマン「あっ、その表情いいですね!一枚、撮りますよ!」

P「特に何事も無く終わりそうだな…ときたまこっちに視線を送って来るのが気になるけど…というかほんとに29歳かあの人」


舞「はぁーこういう仕事も悪く無いわね。カメラマンに褒められまくっちゃうのって意外と気持ちいいかも」

P「そうですか…」

舞「今日はこれで終わりよね?」

P「はい。すいません…本当は舞さんともなれば今頃超過密スケジュールになっていてもおかしくないのに…」

舞「そんな事貴方が気にすることじゃないのよ。それに、オファーはたくさん来てるんじゃない?それを断ってるのは…誰かしら?」

P「あはは…日高さんには、もっと似合う仕事があるんじゃないかと思いまして…」

舞「いいわぁー、何だかんだ言ってもやっぱり、良いPになれそうねっ!」

P「そうなんですかね…」

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P「うーん、ほんとはレッスンとかして、苦労して仕事を掴むようなP像を描いていたんだが…何せあの人パーフェクトだからな…」

P「とはいえ、日高さんの人気が凄まじくて全国の人に知られていると言っても、今のアイドル人気も馬鹿にできない」

P「念のため今後ぶつかりそうなアイドルグループをチェックしておくか…」


下1 好きなアイドル数名(個人でも可) 名前は出来るだけフルで

  _r---|: \                    _ _
   ヽ: ヘ: : :|: : : ヽ             _ - 彡‐": :ノ: /
    ヘ:ヽ: ヽ、: : ヽ,           /: : : : : : : : : _ノ‐--ァ
     |: : : : : : : __,,|-,_,, - -―- _ |: : : : : : : : : : _:_- "

     ゝ- _ _|::/: : : : : : : : : : : : : ヽフ_: : : : ニ=-‐'         サイネリア(Dearly Stars)

       _,-|:/: : : : : : : : : : : : : : : : : :', |‐" ̄               
      <:::::::〉/: : :/ `' \: ヾ、: _: : : :|: : iヽ                  本名は鈴木彩音。  
     __/:∧-'|::i‐+ 、  ヾヽ `-_i_:メ‐i |~\、                所謂ネットアイドル。

     //  _|: :ヘ:| /:::::`i  . ̄i'::::::レ'|/: ト,/ >ヽ               一部の言葉がカタカナになることが多い(デス)。
 . __,,┬i::∨  〉',: :::| 弋;;;ノ    |:::::::リ |::/フ  \i___
 └- ゝj::/  iヽ⊂⊃       `''"⊂⊃'ヘ   ∧ |::`::i
    ',::〈  /:::::::∨` ―- ,△_,, -―彡ノ:::::|  ∨::::/''''."
     `ヘ〉<::/ ̄ ̄  \ノ|__ト/\;;;::::::::::ヘ_/:丿
     //\/< i            ̄ヘ_,,x__r'

     ~ ゝ;;:::::::::ヘ__   |    |_,,-'"`"ヘ ヽ,
        <;;へ::::::,:―,::`::┴―‐‐'r‐‐'` ̄ ヘ_i

とりあえずここまでとします
チートを使ってゲームしてる気分だ

P「なんというか…凄く、恐るるに足りないです…」

P「ただ、ここの事務所は……」


-876プロ-

愛「暇ダー」

涼「仕事減っちゃったもんね…」

絵里「主に誰かさんのおかげで…」

愛「ごめん…」

絵里「あっ、いや!別に愛ちゃんを責めてる訳じゃなくて…」

愛「うちのママのせいでごめんなさい…」

絵里「愛ちゃんのお母さんを責めたわけでも…」

涼「相手は一アイドルなんだから、誰の責任かといわれたら、実力の足らない僕達だよ」

絵里「そうね……」

愛「ママを…超えなくちゃ…」

P「それより次の日高さんのスケジュールだ……何か大きな仕事を引き受けたいよな」

P「うん、これにしよう」


下1 のコンマ

00~33で舞台

34~66で映画

67~99でLIVE

,. ---. .

                                  ノ'´ ̄`ヽ,.ヽ
                 ,, =ァ'テ'⌒¨´ ̄ ̄`'く⌒テ斤㍉,        }. .}
                    {{{/_______        {{ ‰}i|    ____,.ノ.ノ__
                    _,》'´   }     `丶、 〔 ̄ヾ,_,_リし'.´. . . ⌒¨´ ̄ミ. . .、
              (/    {         \ \,_,_,)〈. .∠./. . . . . . .ヽ . . . \
     ヽ、       i   {             `¨⌒'{'⌒{(  }. ./.,i . i . . . .', . . . . `.、
      \     |  '.                 ,〉 U  厂∨i . l . .i. . i . . . . . . ',
                    、               }      ‐'く| . l . .l. . l. . . . . . . :
   __   、__)⌒7介ー  \  ___.ゝ、___.ノ'⌒7  ,〉   __人_,ノ| . l . .l. . |ミ . 、. .i i.i
        _爻 __, ,ノ    / ̄ ̄{ 厶___.ノ}_厶_/   `フ.i !. / `|.7!.7|. /㍉\∨ i.l
         __廴,___)八   { く⌒ン介く `マ777{    ,/j从|/  l/_j/_,|/  ミ. )}. .i.|  ゲコ太~
        {__‘⌒^ {___人__,/_/5}_,ハ 〈//人_,x仁;三    三三;玉   ]介i.|.i.|
       r‐'┘         ,( (,{]5【__ _} }]]]]]]'⌒}{_,{         {__,{   )ノ从l.|
       └r'つ _,ノ-‐…¬’] [三】川リ hn {T爪              ,こイ.川.|
        ,ノ(__,厂   ___/{__,し'7Z7⌒{匸匚)__}j_(`¬、___~'^'ー~ ___.人. 人{.i.i.{_
      i'⌒)     (,ノ′/凸 / /⌒7川川川 {`ーrヾ⌒'⌒て¨¨´   `¨⌒{ヽ.)i从`ヽ、
       `¨´     (〕-‐‘⌒''く___{__,ノ'^⌒¨¨¨⌒''く}二, ∨             ,ハ  \ ヽ. \__
            ,ノ′ _____     ____,(⌒)__,__└ヘ,_,ノ           / /|    丶 \ __,)、
              / _y'7´     厂 ̄ ̄.;i:i:i∨  (  }__),  }__、        .ノ'⌒'く }  /⌒ヽ、 `¨て)
          {_ _{/      (___,i,i;i;i;i;i;i;i;i;{    (___,),ノ   `¨¨¨⌒¨´     ∨ ′ _ \__,[
          `¨7       、}  `¨¨⌒¨¨〉、____{_,)               {  {  {{_]}  i{ }
          i⌒′ {  n   )¨⌒¨¨⌒¨´  /                       iヽ. \`¨´   八「
          `¨^ー'^ー' `¨´         ∠                       | {\ `¨¨⌒′ )

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日高「舞台?ええ、いいじゃないかしら。楽しそうね!」

P「しばらくのブランクがあったと思いますが、大丈夫ですか?」

日高「あら、誰に言ってるのかなー?この舞ちゃんにかかれば大舞台の一つや二つ問題ナッシング!」

P「はは…心強いです」

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P「日高さんが主役なのは良いとして…メインメンバーの面子はっと……」

P「うわぁ、これはまた…」

下3まで好きなアイドル一名ずつ 名前は出来るだけフルネームで

失礼しました>>42がNGに引っかかってたようなので
>>45はLIVEになります

                /`フ__
              _rく/: : : : : : > 、

             「 //: : : : : : : : : : : : :\ __           天海春香 (アイドルマスター)
            /Lノ_/: /: ://: : : : : : : : : : /  >
              /: : : : //__//: : /li: |: : :|: : : ハ_/l           言わずと知れた765プロ所属アイドル。
             ,': : : : /」|i_」|ミ|/ |i: !: : :!: : : : レヘ           アイマスの顔である。
           l: : : : /ィニニヽ   |」|i--:|、l: : :∧ ハ          持ち前の前向きさが取り得で、アイドルとしては非の打ち所は無い。
           !: : : :l´トしクハ    `ヽノ:/: :|:`Tト-┘         よく転ぶ。
            |: : |: | `ー'    ___  Y//: : :|:!
          ノ!|: :|: | ''''   ,  ,,, ̄ヾ/,‐ァ=、/::! ヽ   /|
        <: :||: :|: |   、       ///´: ::|  | ̄  \
         <リ、::|/\  ` ー _ノ /'::|/: : : :|  /_  /
           ムヘ| |ノ| \ _,イ´  /、ト/: : : :|ノ    ヽ/
          / / |     弋  イ_ /: /|/、

        /:.:__:.:.:.\:.:\
      /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.丶:.: 、  _
.      /:.:.:./:.:、:.:.:.:.:.:.: __:‘:,:.:=-{:.:.:∧
     /:.:.:.「ヽ:.:.\:.:.:.´:.、:.:.:.:∨::,=- V:.:.: 〉
     :.:.:| ´ ̄\:. \:.:.ハ{ハ{:.:. /=-|:.: /
    l:.:. |:./  _\ト}x==ミメV:.:ハ|:.l        島村卯月 (シンデレラガールズ)
    |:.: Ⅴ:〃 ̄`  ,   z:zz ∨ン}:|:.:.|
    |:.:/:‘, zzz  r:::::::::::::::l   Ⅵ:.‘,: !         ノーマル&ノーマル。王道を往くアイドル。
    ∨:.:ハ     ::::::::::::: |   ,リ}/ ヽ|         普通なのが特徴。
     V ヽ-   乂:::::::::/   イ:.:.l  /:,  ´ )     シンデレラガールズの人気投票では二回連続の29位という不動っぷり。
  く ̄ 寸ハ Ⅶ父ト     イ:.:/:.:.  {:.:.∨ /     頑張ります。
     寸:, Ⅶ:.:.:.:./〕7i爪〔[∨:.:.:.l  :.:.:/ /
    ∧  寸. Ⅶ/「≧ミ_r=≦ハ:./ L / /_:,
   / ∧__ _`_丶 !ニニ|二|ニニ }′__´ }‘:,
   /:(_ゝ- 、 `V / 。|  /i://   __ ノ ノL ‘:,
.  /:.:.〈_  ヽノ    Vi:\|/i:/ ,|   ´ゝ-「 _,,/ニ‘:,
  /:.:.:.:.:.:.:ヽノ    |\i:i:i:i:i/ニ∧    ゝ' ′二}

            _

         _/  `ヽ    \     /!
       _ノ        \   ヽヽ   //
      /     ヽ     l  __ l::}_//_  
     /        ',    !´::::::::::|:|/ノ:::::`ヽ 
    r'     \    .',    }ヽ:::::::::リ"´:::::::::::::::::\
    |  、    \   >─‐''  }:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
    ',   \    }┬'   _,..ィ:::::::::/:/l::::i::::::::::::::::::::::∧
    \   \_ノ {_,.ィ::|::/:/:/ノ !:::lヽ_:::|:::::::::::∧
      `ー‐く       l: :!-‐'  \  /´ ヽ:|::::::::::::::::',       日高愛 (Dearly Stars)
         ∧     /: :| ィ三三ミ   ィ三ミ |::::::::::::::::::l
        //ハ    /: : :',⊂⊃  ,   ⊂⊃::::::::::::::::::l        876プロ所属アイドル。超人アイドル日高舞の一人娘。

        ,' !  \  /: : : :ハ l二二二二¨l  !:::::::::::::::::::|        元気一杯なキャラだが春香や卯月と比べるとナイーブな面が多く目立つ。
        | l     ∨: : : : : :ヽ|: : : : : : : : / ,/:::::::::::::::::::/        が、立ち直りは早い。
        | l     !: : : : : : : : l\_: : : :_/_ィ/://::::///        うるさい。
        | |    /: : : : : : : :!: :',::\ ̄/: ::〉-/::::://'

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日高「LIVE?ええ、いいじゃないかしら。楽しそうね!」

P「しばらくのブランクがあったと思いますが、大丈夫ですか?」

日高「あら、誰に言ってるのかなー?この舞ちゃんにかかればLIVEの一つや二つ問題ナッシング!」

P「はは…心強いです」

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P「日高さんの復帰ライブって事で、ゲストも豪華だって聞いてたけど……」

P「うわぁ、これはまた…」

P「天海春香って、若手アイドルじゃ一番活躍してるアイドルだよな……事務所は確かあの765プロ…。
  そんなアイドルがゲスト出演とかやっぱ凄いんだな日高さん…」

P「島村卯月も気になるところだけど、やっぱり娘さんだよなぁ……果たしてどうなる事やら…」

-876プロ-

愛「あ、あああああああ」

涼「どうしたの、愛ちゃん」

愛「あわわ…」

絵里「さっきからこの調子?なんでも、お母さんのライブに出るんだって」

涼「えぇ!嘘…」

愛「む…無理…」

絵里「愛ちゃん…こんな調子じゃ先が思いやられるね?」

涼「大丈夫かな…」

-765プロ-

765P(以下ナP)「春香、あの話は聞いたか?」

春香「はい、さっき小鳥さんから聞きました」

ナP「まぁなんだ。相手はあの日高舞だ。戦うわけじゃないが、精一杯頑張って来い」

春香「…はい!」

-401プロ(シンデレラガールズ)-

401P(以下シP)「うーん…卯月、大丈夫か…?」

島村「はい!私頑張ります!」

凛「卯月ならきっと大丈夫だよ」

未央「そーそ、しまむーならいつも通りにやってくれるって」

シP「だといいんだけど…」

---------------------------------------

愛「ママ」

舞「何?」

愛「ママは何でアイドルになったの?」

舞「さぁ…どうしてかしらね」

愛「ママは私にどうなって欲しい?」

舞「んー?それはもちろん立派なアイドルになって欲しい…かな…」

愛「それはママよりも人気になるってこと?」

舞「ママよりも…かぁー。それはどうかしら」

愛「え?」

舞「ふふ、とにかく自信を持ちなさい!」

愛「(自信…今のままで大丈夫なのかな…)」

-LIVE本番まで後7日-

愛「おはようございます…」


涼「愛ちゃん、相変わらず元気ないね…」

絵里「まだ悩んでるみたい…」

涼「どうしたらいいんだろう…」

愛「ちょっと、お出かけしてくるね」

涼「あっ…」

----------------------------------------

愛「私、このままでママに勝てるのかな…」

?「〇〇〇」


下1 選択肢から人物

①春香
②雪歩
③その他(好きなアイドル一名)

春香「愛ちゃん?どうしたの、こんなところで」

愛「あっ…春香さん…!春香さん…私…」

春香「……。ちょっと、一緒にお茶しようか」

----------------------------------------

春香「そっか…愛ちゃんも舞さんの復帰ライブに出るんだね」

愛「えっ!?もしかして、春香さんも!?」

春香「うん。あともう一人、島村卯月ちゃんも出るみたいだよ」

愛「そうだったんですか…」

春香「よっぽどお母さんの事しか頭に無かったんだね」

愛「だって、私…まだママとライブするなんて事…」


春香「じゃあ、いつならできるの?」

愛「え…」

春香「舞さんは凄いアイドルだよ。数年ぶりに復帰したのに、すぐにスケジュールが埋まっちゃうくらいお仕事が来るんだもん」

愛「そうですよね…あたしが…」

春香「そうじゃない、そうじゃないよ愛ちゃん。愛ちゃんはお母さんの事なんて見ていない。ただ逃げてるだけ」

愛「……」

春香「それは、愛ちゃんがなりたかったアイドルじゃないでしょ?私、愛ちゃんの変わった姿、見たいんだ」

春香「取り得が何も無かった昔の私を見てるみたいで…そんな愛ちゃんが今、どれくらい歌えるようになったのか」

愛「春香さん…」

春香「怖気づいちゃ駄目。自信を持っていこ、愛ちゃん!」

愛「あたし……」

春香「あっ、いけない!この後収録あるんだった!じゃあ愛ちゃん、LIVE楽しみにしてるね!」

愛「あっ…」


愛「(ありがとうございます、春香さん。あたし、今自分にできる事を精一杯やってみます!)」

----------------------------------------

愛「ただいま戻りました!!」

涼「お、おかえり…愛ちゃん」

絵里「おかえり…」

愛「あれ、二人とも元気ないですよ!もっと元気出して!」

涼「え…愛ちゃん、もうお母さんの事、大丈夫なの?」

愛「はい!よーし、レッスン頑張らなきゃ!」

絵里「とにかく、良かった…?」

社長「(愛、あのまま落ち込んでるようならオファーを蹴ろうと思ったけど…あなたのために、無理に引き受けてきて良かったわ)」

----------------------------------------

P「日高さんのLIVEの準備が順調に進んでいるのはいいけど、俺することないな…」

P「>>69するか…」

他事務所にカチコミ

P「暇だし他の事務所にカチコミしてやろ…」

P「つってもどこの事務所にしてやろうか」


下1 選択肢から

①765
②876
③401(シンデレラ)

----------------------------------------

P「よっしゃ、カチコミするぞ」

P「にしても、大手事務所の一つだけあってなかなか立派な事務所だ…」


P「すいません」

ちひろ「はい、何か御用でしょうか」

          { : : /: : : : : : : : : : : : : : :}  V: : : : : : : : :\ : :}
         /: :./: : : : :| : : : i}: : : : : : }   ∨:. : : : : : : : :.\}
.        〈: :}: : : : : :.j|:. : :.,j|: : : : ---- ミ∨: : : : : : :乂: : \
          ∨:. : :. : :斗: : 7 |: : : } :/     }:. : : : : : : : : :.丁
        /:.:{: : : :′| : / |: : /}/ _   :| : : : : : __: : {: :'      千川ちひろ (シンデレラガールズ)
         {: :.{: : :.i| ノイ_ノ/   x≠ミ ノイ: ://´ィァY:∨
          乂:{: : :.i| x≠ミ         ノイ/ 〉-'/\',       アイドルマスターシンデレラガールズのアシスタント。
            〉, : :小       ,              イ/        常に課金することを強いてくる。
        /: :':.:.:.|圦                    {‐く、          かわいい。
          \:.': :| : :::.     r  ァ       {
            }:.Ν: : :个            イ  {ァ、
.           八: : :ヽ ソ:〈   >    <   。si〔/∧
.            \ ⌒ヽノ   /{   。si〔    /∧

P「(ていうか、いつものノリで普通に声を掛けてしまった…こうなったら)」


下1 選択肢から

①戦う
②逃げる
③普通に挨拶しよう

P「(男P、いざ尋常に!)」

----------------------------------------

P「」

ちひろ「急に殴りかかってきたから思わず体が動いてしまいました…。でもこの人一体誰なんでしょう…綺麗なお召し物をしてますけど…」

凛「どうしたんですか?」

ちひろ「ああ、凛ちゃん。この人、一体誰なのかなって思って…」

凛「(何で事務所の入り口で伸びてるの…?)」

           ,....::::´ ̄ ̄:::`ヽ、

          /:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
            /:::::::::::::::::::/::::::::::|:::::::::::::.
        /::,::::::::::::/:/|::::::::::::}ヽ:::::,::::::.

          '::::|:::::::|::-/-|::::::::::/-∨::|:::::|
        |:::::|:::::::|::/_{:::::/__ Ⅵ::: ト        渋谷凛 (シンデレラガールズ)
        |:::::|:::::::|  ○`¨  ○ : }::::::| ':,
        |:::::|:::::::|     ,   {ノ::::::| |        シンデレラガールズ初期から登場しており、ボイス初実装一号の一人でもある。
        |:::::|:::::::|、     __    人 ::: | |        シンデレラガールズの顔といっても過言では無いかもしれない。
        |:::::{:::::::|:::>  __,..イ:::::|::::::| |        島村卯月とはユニット組んでおり、仲が良い。
        |:::八:::::|::イ{ ト、_/!ヽ-、::: |::::::| |
        |::::::: 〉::|ニ{_ヽ /_}ニ、:!::::イ,ノ
        |::|::/ニl:|ニニ{ ,介 |ニニ}::/リ
        |::|:{ニニリニニⅥ: }/ニニ/ニ!
       /イ::|ニニニニニ∨ニニニニ}

凛「この状況はいろいろと不味いような…」

ちひろ「そうですね…じゃあ、とりあえず中に運びましょう。凛ちゃん、そっち持ってくれる?」

凛「は、はい…」

----------------------------------------

凛「(ほんとに誰なのこの人…ん?)」

凛「あっ……ちひろさん、これ…」

ちひろ「何ですか?…名刺?………う、嘘…」

凛「この人、あの日高舞のPですよ…」

ちひろ「あああぁぁぁ、つぶ、潰される…終わってしまいます!」

凛「ちち、ちひろさん…おお、お、おち着いて…」

未央「どしたの?しぶりんとちひろさん」

凛「未央…」

未央「わっ!知らない男の人がいる!どしたの、これ」

凛「それどころじゃないんだよ未央ぉ…」

ちひろ「もうお仕舞いです…もっとお金稼ぎしたかった…」

未央「とりあえずただならぬ状況だということは分かった」

         ,ィ.:.:.:.: ̄ ̄丶、

        /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
.       /.:.:.:.:.:!.:.:.:|ヽ.:.:.:.:.\.:.:ヽ
      /.:.:.-‐/.:.:!.:|┼+:ト、:.:..',.:.:.:.

     ,イ.:/.:.:,イ.:./j/ jハ! I.:.:.:i.:.:.:.:|        本田未央
    ∠.:/.:.:,ィX:::::::::,ィ=X|.:.:.:|.:.:.:.:|

     7.:.:.:〈 ヒソ:::::::::::ヒソ  〉乂.:.:.:\_       元気一杯系アイドル。
     /.:.:.:.:.|:::::::::::、:::::::::::::::jへ.:.:\ゝ        いろんな意味で存在感は強い。
    ム.:.:.ァ|   _    _/≧一'        島村卯月と渋谷凛と同じユニットを組んでおり、仲が良い。
     j/jヘ  ヽ /  ,イ.:.:r=`'

         ` ーァ‐'´  | ̄
         _z‐ァ}   /¨iー―-ュ

P「うっ……いつつ…」

凛「あっ!起きた!」

ちひろ「どどどどうしましょう!とりあえずもう一発殴って…」

未央「ちひろさん落ち着いて…」


P「あ…れ…?俺は確か401プロにきて…どうしたんだっけ…?」

ちひろ「事務所の前で急に倒れたから心配して中に運んだんですよ!いやぁ、無事でよかったです!」

凛「(うっわぁ…)」

未央「(流石っちゃー流石だよね)」

P「それは危ないところをどうも…そっちの二人はどこかで見たことのある顔だと思ったら…NG…」

未央「どもー」

凛「初めまして」

ちひろ「あの、これ落としていたので…」

P「あっすいません…はは、見られてしまいましたか…これじゃスパイかなんかですね」

ちひろ「いえ、決してそんな事は!むしろあの日高舞さんのPさんに会えて光栄です」

P「はは…僕なんて、虎の威を借る狐そのものです…」

凛「(日高舞のP、意外と謙虚なんだね)」

未央「(うん。もっと傲慢な人かと思ってたよ)」

ちひろ「今度のLIVEではうちのアイドルがお世話になります」

P「あ、いえ…こちらこそ」

凛「あの…こんな事言うのもなんですけど、卯月をただの添え物だと思ってもらったら困りますから」

未央「そーそ!しまむーはやる時やるもんね!負けないから!」

ちひろ「こ、こら!そんな言い方は…」

P「いえ、僕は構いませんよ。それじゃ、この辺で失礼します」

ちひろ「お気をつけて…」

----------------------------------------

P「負けない…か。そうだよな…日高舞とはいえ復帰ライブにそれぞれの事務所の主力がゲストとして出演なんて何かあるに決まっている」

P「いってみれば、これは日高舞に対する挑戦状…。本番まで約一週間、俺も頑張らないと」

-LIVEまで後三日-

千早「春香、なんだか楽しそうね」

春香「えっ?そうかなー?」

千早「ううん。楽しそうというよりは嬉しそう…?」

春香「うん!今度、愛ちゃんと同じLIVEに出るんだ」

千早「日高さんの復帰ライブね」

春香「そこで舞さんと同じ舞台に立つのも楽しみだけど、何より愛ちゃんの成長が見られるのが楽しみなんだ」

千早「そう…。でも、ただのゲストで終わるつもりは無いんでしょ?」

春香「もちろんだよ!絶対舞さんより目立って、これからは私達の時代だって認めてもらうの!」

千早「ふふ…春香ならきっとできるわ」

-LIVE前日-

愛「ママ」

舞「何?」

愛「あたし、ママがどうして人気アイドルになれたのか、少し分かったきがする」

舞「突然、凄い事が分かったわねー」

愛「ママはアイドルの仕事を精一杯楽しんで、自信いっぱいにやってきたんだよね」

愛「他の人が言ってたよ。ママは努力を知らないって。でも、それがママの強さの秘訣ならあたしにも分かる気がする」

愛「だって、あたしはママの子だから…そして、あたしはあたしだからママを超えてみせる」

舞「……明日のLIVE、楽しみにしてるわね」

-LIVE当日-

P「いよいよ始まるのか…。もう一度スケジュール確認しとこ…」

15:00 会場入り
16:00 リハーサル
18:00 開場
20:00 開始&前座
21:00 舞さん登場


P「他のアイドル達の準備は整っているみたいだな。う…お腹痛くなってきた…」

舞「あらら、貴方がお腹痛くなってどうするの」

P「あ、舞さん…すいませ…うぐ」

舞「もーしょうがないんだから。はい、腹痛止め」

P「ありがとうございます……。はは、相変わらずですね僕は…日高さんの役に全く立てなくて…」

舞「ほんとにそう思ってる?」

P「はい、ちゃんと自覚はあるつもりです」

舞「はぁ…分かって無いわねー。Pはぁーちゃーんと舞ちゃんの役に立ってるのよー?」

P「でも僕、日高さんに会ってからほんといいとこ…」

舞「ほんとはこんなナイーブな子を励ましたりはしないんだけど…。貴方に必要なのは自信よ!じ・し・ん!」

P「自信…」

舞「そ!貴方は私と会ってからずーっと私の事を考えて奮闘してくれたわ。お仕事だって一生懸命選んでくれた」

舞「それだけでも嬉しかったの。もっと嬉しかったのはLIVEが決まってから」

舞「貴方は今日のためにひたすら気を遣ってくれたわ。声に支障をきたさないように仕事を選んで、ブランクのある
   私のためにトレーニングの時間を入れてくれた。今の若い子達にも負けないような動きのあるダンスをと進言してくれた」

舞「他のPなら私にそんな事させようとは思わないわ。ただ、お金を稼ぐためにひたすら高いギャラの仕事を引き受けてたでしょ」

舞「貴方は、自分のしている事に自信をもちなさい!ね?」


P「……そんな、急に言われても困ります…」

P「でも……今日のLIVE、絶対勝って下さい。舞さん」


舞「りょーかい!」

----------------------------------------

シ「よよ、よ、よーし!い、行って来い!卯月!」

島村「はい!頑張ります!」

----------------------------------------

P「島村卯月…普通が売りだと聞いたけどこれほどとは…まさに非の打ち所が無いな」


卯月「(凛ちゃんや未央ちゃんと約束した…絶対絶対、他の人たちに負けないって!NGの力、見せるって!」


愛「綺麗…」


卯月「(いつかこんな大きな舞台で凛ちゃん達と歌いたい!)」



下1 コンマ

00~33で大盛況
34~66で小盛り
67~99で普通盛り

----------------------------------------

ワァァァァアアアアアアアアア

P「なんだこれは…ゲストのLIVEでこんなに盛り上がるものなのか…?」


春香「凄いですね!」

ナP「ああ、本当にな」


アンコール!アンコール!

卯月「(やったよ、皆。私、頑張れたかな…?)」

----------------------------------------

春香「次は私の番ですね」

ナP「おう、楽しんで来い」

春香「はい!」

----------------------------------------

愛「春香さん…頑張って…」


春香「(昔とは違う…。千早ちゃんや雪歩もいる。皆がいたから私も変われた。それを見せたい人がいる…)

春香「(この大舞台で一人で歌える事が楽しい!)」



下1 コンマ

00~55で大盛況
56~99でこける

春香「あいたっ!」


P「(こけた!?)」

7P「(あちゃー)」

愛「(春香さん!?)」

舞「(いたそー)」


イイゾー!ハルカー!

春香「えへへ…」


P「(受けてる…これが天海春香なのか…)」

----------------------------------------

春香「えへへ…やっちゃいました…」

ナP「まぁ、春香らしくていいんじゃないか」


愛「春香さん、かっこよかったです!」

春香「愛ちゃん…」

愛「それじゃあ、行って来ますね」

春香「あ、待って愛ちゃん。練習、楽しかった?」


愛「はい!」

----------------------------------------

愛「(ここまでやれる事はやってきた…。実力不足でも、練習不足でも、今できることをする!)」

愛「(……ううん。今やれることを楽しむの!結果なんて、二の次でもいい!精一杯楽しもう!)」


舞「愛……」



下1 コンマ

00~55で大成功
56~88で成功
89~99で失敗

----------------------------------------

愛「(振り付けは間違えちゃうし、声も裏返って上手く歌えなかったな…)」

舞「愛」

愛「ママ…」

舞「良いLIVEだったわよ」

愛「でも、やっぱなかなか思い通りにはいかないや…」

舞「ふふ、その割には笑顔ね」

愛「うん…だって、楽しかったから!」

舞「それでいいのよ…実力なんて、後からついてくるもの。楽しんでやる事ができればそれでいいの」

愛「ありがと、ママ……でも、必ずいつか、追い越してみせるから!」



舞「(嬉しいわ…私のライバルになってくれる子達が、こんなに…)」

舞「楽しくなりそうね!」

――――――――――――
――――――――
――――

P「はい…はい…え、島村卯月と共演?すいません、舞は島村さんとは共演しないことにしておりまして…」

P「え?いや、不仲とかそういうわけじゃないんですけど…ほら、次会った時は決着をつけるときみたいな…えぇ、えぇ…」

P「ふぅー。人気アイドルとの共演を断るのも楽じゃないな…でも、舞さんの頼みだし…」

TV「今日は大人気アイドル特集!天海春香さんと島村卯月さんに来ていただいています!」

P「……あれから、アイドル界は大分変わったな…。ゲストに出演した天海さんや島村さんは歌番組にソロで引っ張りだこだし、
  765プロや401プロの活躍ぶりも前にも増して凄くなってるし…」

P「そういや、舞さんの娘さん、今度武道館だっけ?凄いよなぁ…あの時は全然そんな雰囲気じゃなかったのに」

TV「えー!全然そんな風には見えませんけどねー。ここで、お二人から…ですか?告知があります」


舞「たっだいまー!」

P「おかえりなさい。どうでした?」

舞「もー司会のおじさんがめんどくさくって…って、そんなことより!これ!」

P「…?これって…娘さんの武道館コンサートのチラシじゃないですか」

TV「ることになりました!えぇー!」

舞「しーた!」

P「………これって」

舞「ふふ、楽しみね!」



―――――――――End―――――――――――

ここまでとします
ディアリーマスターをプレイしてから数年はたっているため口調や一人称がブレているところなどお詫び申し上げます
またここまで読んでくださった方やレスをしてくれた方には大変感謝しております


誰か忘れているような気がするので別の話で続けるかもしれません

乙!まさかの舞さんで予想とかなり違う展開になったけど満足だわ
あとディアリースターだからね!

>>107
素で間違えた

せっかく名前が出てきたのに出番が無かったサイゼリアちゃんのために
鈴木綾音を担当アイドルに据えてリスタート

P「超大手事務所に所属し、よし初勤務だと思ったらスカウトをしてこいと言われた」

P「そして必死に町中を駆け回ってやっとスカウトに成功したと思ったらパツキンでデスデス言ってるネットアイドルだった」

P「しかもセンパイを連れ戻すためだとか何とかわけの分からない事を言っている」

P「もうやめようかな…」

P「でもせっかくスカウトしたんだし、もう少し頑張ってみよう」


下1 選択肢から

①1人じゃ絶対無理。ユニットを組ませよう
②協調性が無いから1人で売り出そう
③無理。別のアイドル探そう

P「流石に1人で売り出すのは無理があるな…誰か別のアイドルと組まそう」


下1 ユニットの人数(個人名も可。二人組ユニットになります)

P「ユニットは5人だな。一番バランスもよさそうだし」

P「でも綾音と誰を組ませよう…うーん」


下4まで好きなアイドル1名ずつ

P「半ば適当に決めたとはいえ少し無差別すぎたか…?」

P「特に水谷絵里は他のPの担当だけど、組ませてもらえるだろうか…」

----------------------------------------

P「一緒にユニットを組んでいただけませんか…」

尾崎「急にそんな事言われてもね。しかも相手は鈴木さんでしょ?承知できないわ」

P「うっ…やっぱりだめか…」


絵里「やらせてください」

尾崎「絵里、いたの?」

絵里「わたし、ユニットを組んでみたい。サイネリアだけじゃなくて、他のいろんなアイドルと。そうすれば、もっと上を目指せるかもしれない…」

尾崎「他のアイドルの光を浴びても貴方のステップアップにはならないわよ」

絵里「もちろん、わたしはその中で一番になります…」

尾崎「分かったわ。そこまで言うならしばらくはそっちでやってみなさい。あなたのプロデュースもそこのPに任せるわ」

絵里「ありがとう、尾崎さん」

P「(思いつきなのに責任重大だな…)」

          _.........-.............、
       ,..::<:::::::::::::::::::::::::::::::::::>
     /..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.`ヽ

     ./:::::::/:::::::::::i!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..',
    /.::::::,':::::::::i!:/‘,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
   .':::::::::i::::::::/i/_  ヾ、ヘ:::::::::::::::::::::::::::::::::i          水谷絵里 (Dearly Stars)
   i::i:::::::!,:〆-  、     ,\-:::、::::, ' 7::::::!
   !::i!:::::Y ,ィ=ェュ、       ,ィュェ=、/::::::::::          元ひきこもりで、ネットアイドルとして高い人気を得ていた。
    ⅳ、:::::i 《 i::::::::i     i::::::::i 》:::::::::|:::/          サイネリアとはネットを通じてとても仲が良い。
    .i! ヽ::ヘ v゜::ノ     v゜::ノ .l:::::::::Ⅳ           ネットに上げていた動画を見た尾崎に誘われアイドルデビューを果たした。
      |ヾヘ `     ,    ´  .!:::::::::,'            PCその他電子機器にかなり強い。
      ヽ_ゝ      _ _     .!::::::::;            疑問系でなくとも『?』をつけて話す事が多い。
         `i 、    ` ‐ ´   イ!:::::,
          .!:::::>       <::;:::リ:::/

P「まず1人か。後の3人のうち2人は問題ないだろうが、1人だけアイドルに難がありそうなのがいるな…」

P「……最後にまわそ」

----------------------------------------

P「ユニットに参加してもらえないか?」

荒木「別にかまわないっスよ。暇だし」

大西「アタシもいいよー!」

P「お前らがいい奴らでよかったよ」

          -‐‐-  二ニ=-ミ
      _/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:´≧=‐- ≧ミ
.    /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:<厂 ̄`ヽ‘:.、
ー=≦:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:.:.゚。

 /ノ:.:.:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:.:‘:,:.:.:.:.:.:.:\:.: ‘:,:.:.:.:.:.:.:.‘, 
. ヘ/ \:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:.:.: ‘:,:.:.:.:.:.:.: 丶:.:‘:,:.:.:.:.:.:.:.゚。
 〈    寸:.:.:l:.:. |:.:.:.:.:.: \:.:.:.:.:.:.:. \乂:.:.:.:.:. ‘,     荒木比奈 (シンデレラガールズ)
x≦≧ミ ノ:. : |_|ノ:.:.{ゝ--\{\:.:.:.:.:≧=‐-:.:.:.{
二ニニ‘:,:.ハ{Ⅵ|/\{≧=‐   ヽ:.: }:.:.:.:.:.:.:.:.:.}      趣味は漫画をかくことで、普段はジャージ眼鏡ぼさぼさ髪の毛の3点セット。
ニニニニ||:.f笊芹ミハ_,{ 笊芹ミ }:/:. ハ:.:.:.:. /      『~ス』が口癖。

ニニニニlj:.:. 二 ノノ 人_ 二 ノ/ハ/ノ:.:.: /       一応脱オタ宣言はしているが、(二次?)腐女子設定は鉄板。
二ニ==- ヘ∧¨¨¨´ ′   x:x:x:  /7  ∧
二ニニ/ }ハx:x:x           u / ,′:. 〈:.:‘:、
ニニ/   父ト  ~'⌒ー' ..イ ,.′:.:.:.:.:.:.:.:‘:,

= / 。s≦≧s。}:.:〉≧=‐- ≦x≦{:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.}

大西由里子 (シンデレラガールズ)

ガチ腐女子。前髪ぱっつんで太い眉毛の20歳。
AAが見つからない。

P「最後はこいつだな…二宮飛鳥…。こいつをユニットに加えるのはもう半年後くらいにしたいものだが…」

P「やるしかないな」

----------------------------------------

P「と、いうわけでどうかな?ユニット」

飛鳥「ボクをユニットに誘うなんて、大したPだね。でも、少し思慮に欠ける人選じゃないかな?統一感が0だよ」

P「いや、一応共通点はあるんですが…(主にサブカル的な)」

飛鳥「ま、どうしてもっていうならやってあげないこともないかな」

P「ああ、どうしても!」

飛鳥「なんでもするかい?」

P「なんでもします!」

飛鳥「じゃあ、>>134してもらおうかな」

熊本弁(モバマス的)で会話

P「今生のエクスマキナは何処へ…(熊本弁ってどう話せばいいんだ)」

飛鳥「汝も欠片の宿主か(それだよ)」

P「我が力の源が枯渇しているぞ(結構この話し方しんどいんだが)」

飛鳥「今宵はここまでにしよう(ボクもだよ…)」

P「我が配下になるか?」

飛鳥「ああ、いいよ」

二宮飛鳥 (シンデレラガールズ)

本来の意味での中二病。
常に達観しているような発言が目立つ。
が、登場したばかりで台詞も絡みも少ないのでなんとも言えない。

P「なんとか4人集める事に成功したな…。とりあえずこの四人はネットや漫画界隈に強くアピールしていきたいが…」

P「メンバーの顔合わせの時点で不安しかないな」

綾音「というより、アタシの意思は完全無視デスか?」

P「そういやそうだったな…でも水谷を引っ張る事が出来たんだから、そこは感謝してほしいな」

綾音「確かに、そこはとても感謝してるデス。この機会になんとか絵里センパイにアイドルを辞めてもらいマス」

P「(俺は止めるべきなんだろうが…これからの仕事に差し支えるだろうから無関係を突き通そ」

----------------------------------------

P「ということで、新しいユニット完成したわけで…お前らに集まってもらった。水谷とサイネリアは顔見知りだからいいとして、
  それ以外は初対面だよな」

飛鳥「サイネリア…聞いた事があるね。確かネットアイドル出身だとか聞いたけど」

綾音「そうデス。ネットではかなり有名なんデスからね」

飛鳥「ふっ…」

綾音「何がおかしいんデスか」

飛鳥「いや、たかがネットで有名になっても…と思っただけさ」

P「おい飛鳥やめろ」


絵里「聞き捨てなりませんね?どういうことか説明してもらえる?」

P「水谷……」

飛鳥「たまにいるよね、こういうリアルとネットをごっちゃにしている人達って」

絵里「ネットの向こうにも同じ人間がいる。何も間違って無い」

綾音「そうデス!センパイの言う通りデス!」

飛鳥「君達に何を言っても無駄なようだね」

P「(なんて事を……)」

大西「アタシ達、蚊帳の外?」

荒木「そっスね…」

P「ま、まぁまぁ…初対面で急に喧嘩を始める事もないだろ…落ち着いて…」

綾音「ふんっ」

絵里「……」

P「飛鳥も、いいな?」

飛鳥「まぁ、Pが言うならこの辺にしておいてあげるよ」

綾音「さっきから…」

P「お、落ち着けサイブリッジ…」

綾音「サイネリアデス!」

荒木「あのー…私達、なんていうグループなんスかね?」

P「あっ…えーと…」

大西「まさか決めてなかったの…?」

P「いや、ちゃんと決めてあるぞ!お前らのユニット名は>>140だ!」

ガールズ・アンド・サブカルチャー

P「ガールズ・アンド・サブカルチャーだ!」

綾音「Pにしては意外とまともな名前デス…」

飛鳥「自分達の得意分野を前に出していく姿勢はいいと思うな」

荒木「響きも悪くないっスね」

大西「かっこいいじぇ!」

絵里「いいね?」

P「良かった…意外と好評だな。ずっと考えてた甲斐があった」

飛鳥「ユニット名が決まったのはいいけど、しっかりプロデュースをしてくれるんだろうね?」

P「もちろんお前に言われるまでも無い。お前らをトップアイドルにしてやるから心配するな」

荒木「頼りにしてるっス」

綾音「アタシはかなり不安デスが…」

絵里「まぁ…尾崎さんが任せたPならわたしは信用してますけど…?」

P「ま、まぁその分お前らにも頑張ってもらうがな…。と、そろそろだな」

P「本当はもっとお前らに友好を深めて欲しかったんだが、今日はこの辺にしておく。あくまで顔合わせだしな。
  もしかしたら次は早速仕事が入るかもしれないが頼んだぞ」

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P「なんてことだ…早速飛鳥と綾音達が喧嘩をおっぱじめるなんて…」

P「本当はこのまま仕事をしながら仲を深めて貰う予定だったんだが、いくらなんでもあの三人をそのままにしておく訳にもいかないな…」

P「何か良い方法は無いか…」


P「うん。>>143をしてみよう」

PV撮影

P「PVを撮影する事できっと仲良くなれるはず!」

----------------------------------------

P「今日集まってもらったのは他でもない。PVを撮影するためだ」

飛鳥「それは聞いたよ」

荒木「てか、Pにしてはまともな発想っスね」

大西「驚きだじぇ」

飛鳥「ところで、サイバーさんと水谷さんがいないようだけど」

P「二人ならPV撮影の準備に入ってもらっている」

飛鳥「ボク達はPと挨拶しているのに二人はもう準備しているのかい?全く、協調性ってものがないね」

P「(違う…そうじゃないぞ、飛鳥)」


絵里「それはここ。そっちこうやって撮るから」

綾音「分かりました!」

飛鳥「これは……?」

P「言ったろ。二人には準備をしてもらってるって」

飛鳥「他のスタッフがいない…まさか、これだけの機材を二人だけでセッティングしたっていうのかい?」

P「そうだ。二人はネットアイドルとして自分でPVを作っていたんだ。特に水谷の腕は半端じゃないらしい」

飛鳥「……」

綾音「あ、P!こっち準備終わりました!」

P「お、サンキュー!サイトウ!」

綾音「サイネリア」

P「じゃ、お前らはこれに着替えてくれ。今回は宣伝するための簡単なPVを作るからな」


飛鳥「君はいつも一人でこんな事を…?」

絵里「そう?ネットアイドルも簡単じゃないから」

飛鳥「……」


P「お疲れ。ま、こんなもんで十分だろ」

荒木「おつかれっスー」

大西「つかれたー」

飛鳥「お疲れ様」

絵里「じゃあ、私達はこれ片付けて帰るんで。お疲れ様でした」

綾音「お疲れデス」

P「おう、悪いな」

絵里「まぁ、私物ですから?」

綾音「下手に触って壊されたらたまらないデス」

P「じゃあ頼む」

荒木「ありがとっス」

飛鳥「……」


飛鳥「ボクも手伝うよ…」

絵里「無理しなくていいよ。サイネリアの言う通り下手に扱われても困るから」

飛鳥「これでもこういった機材には強いほうでね」

絵里「……」

綾音「ぐぬぬ…」

飛鳥「サイナリアさんはいいよ」

綾音「何でデスか!あとサイネリアデス!」

飛鳥「ボクはね、ネットアイドルとかそういうものに興味が無くてね…むしろ馬鹿にしていた」

絵里「(尾崎さんと一緒だ…)」

飛鳥「外では通用しない人間がネットの力を借りて大きな顔をしているだけだと思っていたんだ…」


絵里「間違ってない」

飛鳥「……」

絵里「私がネットアイドルをしていた頃は外で話すのが怖くて、本当のアイドルになれたときもちゃんと歌えなかったくらい」

綾音「センパイ…」

絵里「でも、尾崎さんに会って変われた…サイネリアは、あんまり良く思ってないみたいだけど、私嬉しかった」

飛鳥「そうかい……どうやら、ボクは無責任な事を言ってしまったようだね」

絵里「ううん。私の近くにも貴方みたいな人がいるから現実の人にそういう風に思われるって事は痛いほど分かってる。だから、謝らなくていい?」

飛鳥「ふふ……じゃあ、これからよろしく頼むよ」

絵里「うん」


綾音「センパイは許しても、アタシは許さないデスからネ!」

飛鳥「ああ、君はいいよ、サイコネリア。なんだか気が合う気がしない」

綾音「キー!もうサイネリアって呼ばなくていいデスから!鈴木って読んで下さい!」

飛鳥「分かったよ茂木」

綾音「こいつ…」

絵里「まぁまぁ……」


P「(どうやら、上手くいったみたいだな…)」

----------------------------------------

P「なんとか三人とも和解できたみたいで何よりだ。荒木と大西に関してはまぁ問題ないだろう」

P「とはいえ、こっからだな…。何とかトップまで昇らせてやる!」



以下1 選択肢から

①営業
②レッスン
③その他(自由にどうぞ)

----------------------------------------

ハイ、ワンツー!ワンツー!

P「(割と好調だな…。まぁ5人ともポテンシャルは高いからな…)」


大西「うへぇー疲れたー」

飛鳥「この程度でへばるなんてだらしないよ」

荒木「二ノさんは元気すぎっス…」

飛鳥「ん?なんだいその二ノって」

大西「あの有名なアイドルにあやかって二ノ!」

綾音「ぷぷっ…」

飛鳥「……」

荒木「嫌ならやめるっスけど」

飛鳥「いや、別に構わないよ。でも小木、君はちょっときな」

綾音「上等デス」

絵里「やめなよ…?」

----------------------------------------

P「この中で一番人気があるのはやっぱり絵里か…?正統派って感じするもんな…」

P「とすると、リーダーはやっぱり絵里か。サイネリアは絵里のバックアップを頼んで三人を引っ張ってもらう…」

P「こうして見るとなかなか良いチームに思えてくるな」



下1 選択肢から

①レッスン
②営業
③その他(自由にどうぞ)

----------------------------------------

トレーナー「よーし、いい調子ね皆!大分息があってきたよ!」

P「(ダンスの腕は上達していっている…。そろそろPの俺の出番か…)」


綾音「あ、P。暇ならアタシの飲み物買ってきて欲しいデス。さっき全部飲んでしまいマシタ」

飛鳥「じゃあボクのも」

大西「ついでにアタシらのも」

P「(Pは忙しいな!)」

----------------------------------------

P「いい加減あいつらに仕事を持ってきてやらないとな…」


以下1 選択肢から

①地方LIVE
②地方番組に出演
③その他(自由にどうぞ)

P「今日集まって貰ったのは他でもない!お前らに初仕事を持ってきてやったぞ!」

荒木「マジっスか?」

飛鳥「嘘だったら承知しないからね?」

綾音「胡散臭いデス」

P「何か悪い事をした覚えも無いのにこの扱い…」

絵里「とりあえず、話を聞いてみよう…?」

P「絵里はいい子だな…」

綾音「いいからさっさと話すデス。あとさりげなく下の名前で呼ぶな」

P「可愛く無いアイドルばかりだ…。お前らの初仕事はなぁ!地方LIVEだぁ!」

大西「LIVEかー!」

絵里「初めてのお仕事にしては、重大?」

飛鳥「気は抜けないね」

P「そこそこ名があるとはいえ、ネットアイドル出身二人に新人アイドル(飛鳥)一人、オタク系二人ってのは異色過ぎてな…。
  敬遠される事が多かったんだ…」

綾音「まぁ気持ちは分かるデス…」

飛鳥「ちなみに、地方ってどこの事かな」

P「ああ、場所か。>>160だ」

ウサミン星

P「ウサミン星だ」

荒木「ウサミン星…?別の惑星っスか?」

P「んなわけないだろ」

絵里「聞いた事がある。401プロ(シンデレラガールズ)所属の謎だらけアイドル、安部菜々ことウサミン…」

絵里「彼女のプロフィールには出身地がウサミン星と書かれているけど、ネットの有志達によって住所が割られてるって…?」

飛鳥「その場所は?」

P「千葉だ」

大西「かなり近いじぇ…」

P「まぁ、割と頑張ったからな。結構都心から近いところでやるぞ」

飛鳥「ボク達にふさわしい舞台のようだね。心が躍るよ」

P「そう言って貰えると嬉しいよ。まぁ、そのためには練習、頼むぞ!」

大西「もちろん!」

綾音「やるからには成功させマス!」

                / ̄/
           /   /
          /     {                |!、           i|
     -‐ ミ _ {    夊__               |!   永  ウ.  正 i|
  /     z_>--─   <⌒ 、                |!  遠. サ.  真 i|
/      /: : : : : : : : : : : :\: :ー‐=ァ          |!  の  ミ  正 i| 
ー、 __/: : : : :i⌒ 、: : \: : : :\: :く         |!  17  ン  .銘 i|  
.     /: : : : :/i: | u \: : :ヽ_: : : \:.丶         |!  歳  星    i|  安部菜々 (シンデレラガールズ)
  ∠ イ: : : : |! 斗‐   X´Ⅳ\: :(\ r‐‐ ミ._    |!  で  .か     i|
      |: : : :ィ         ___ r─- \\匕イ廴}r┐ |!   す  .ら.     i|
      |: : : : | fi´茫x    ´ ̄  ̄「:>ノ )_  廴}} }<|!      来    i|
      |∧: i {圦 廴ソ  `     イ : : |\_ 廴%'_r ゚  |!     た    i|
       v: :\      r  ^  ∧: :リ__ へ __    〕ト i!斗i! -=ニ二ニ=‐ xi|
       \: :.ヽ j   ゝ '  勹イ ゚ ゚ ゚ ゚ 〉〉二ニ=-ヘ,> ,,       ヽ
.           \:.个=‐-- 彳 ー‐=ァ ゚ ゚ /7 /   /  }_} ヽ     ',
           v‐=ニ彡}     /゚ ゚ ゚ ゚}_} {       }_}       イ
          r┤゚ ゚ ゚ Y __    /゚ ゚ ゚ ゚ }_}〈i       /7 -=ニ二
         {圦 ゚ ゚ ゚ ゚ 乂  ` j {゚ ゚ ゚ ゚ /7 廴    /7
         ‰\゚ ゚ ゚ ゚ ゚ ≫s。 |゚ ゚ ゚ /7    Y≧彡'

----------------------------------------

絵里「今日も疲れたね?」

綾音「アタシはもう腕があがらないデスー」

飛鳥「情け無いね」

綾音「アァ!?」

絵里「まだ元気みたいだね…」


絵里「あいたっ」

朋花「あら~ごめんなさいね~。でもよそみしてる貴方が悪いんですよ~♪」


綾音「なんですかあの人!明らかに向こうが悪いじゃないですか!」

飛鳥「ボクもああいう人は嫌いだな」

絵里「若い女性…事務所を歩いていたって事は、あの人もアイドル?」

綾音「いつか会ったらぎったんぎったんにしてやるデス!」

              ,/ ! ハ  ノ/ , ィ‐ヽ
             _r」-‐┴‐―‐‐<_ノj゙i
            ,.-' _, ― 、:    yr―、`ヽ、
.         /_,-'´へゝー    t-‐、 ヽ、ヽ

..        / / /ィ´       ヽ、ヽ、ヽ ヽ

.        / / / ノ  .λ    、  ヽ、i  k l
         | | ノ /   / t .k  `ヽ、_k l  l |
     、_j,-'´ / ,イ/___ ヽi ヽ、_ー、_ノ_ |  り
      ーォtァ_ノ ノ ::::::::::::::ヽ:::::::::~:::: ̄ヽ_ヽ_ ノ     天空橋朋花 (ミリオンライブ)

        リl | _ ィ〒〒:::::::::::::::::ィ〒〒、_ | ̄.|     
.          λ k ::::::: ̄:::::::: , :::::::::::: ̄::::::::|  |       女王様系アイドル。
         1 い             ./|  |       彼女のファンは僕であり豚でもある。
          V .|k     ____     ./y| |       特技は口げんか。
          Vi|~.ヽ、  `‐ ´   _/´ | |
           iリ    `ー、_   ,ィ'´    | /
           ∧!    .|゙゙  ̄  |     |./
.          八|    ノ.    |    |/
        __./ ├-‐''´     ヽ、_rti/i

      / / i  |ー-、    _  ζiλー-、

----------------------------------------

P「うぁー!やってきたぞ、千葉!」

絵里「運転お疲れ様です?」

飛鳥「うるさいよP」

綾音「そこまでかからなかったですね」

大西「関東圏内だし」

荒木「眠いっス…」

P「緊張感ねぇなお前ら…。とりあえず今日は会場の下見をした後、ホテルにチェックINな」



飛鳥「へぇー。郊外LIVEだっていうからもっと小さいのかと思っていたけど、意外と広い場所なんだね」

絵里「やだ…ちょっと緊張したきた…」

綾音「練習だと思えば大丈夫デスよ」

大西「くぅ~燃えてきたじぇ~!」

荒木「………」

----------------------------------------

P「じゃーホテルの部屋割りするぞー!はい、このクジ引いてー」

飛鳥「P」

P「なんだ」

綾音「なんだじゃないデス。何で6本あるんですか」

P「お前算数もできないのか。ちゃんと学校行けよ」

綾音「そうじゃナイです!何でお前も混ざってるんダッテ言ってるんですよ!」

P「えーだってツインが三つしか取れなかったんだもん」

飛鳥「仕方ない。Pには一つ部屋あげるから、抜けてね」

P「クソッ……」



下1 コンマ 飛鳥と同じ部屋

00~25で綾音
26~50で絵里
51~75で大西
76~99で荒木

飛鳥「うっ…よりによって君とか…」

綾音「それはこっちの台詞です…」

絵里「あはは…じゃ、次は私が引くね?」

綾音「センパイこっち来てくださいよー…」



下1 コンマ 絵里と同じ部屋

00~50で大西達
51~99で綾音達

綾音「せんぱぁーい…」

絵里「ごめんねサイネリア?でも、この機会に飛鳥さんと仲良くなるのもいいんじゃないかな?」

綾音「誰がこいつナンカと…」

飛鳥「それこそこっちの台詞だよ」

P「(LIVE前日にも関わらずこれか)」

大西「じゃあ、絵里ちゃんはアタシ達と一緒に行くじぇ」

絵里「うん」

荒木「……」

P「荒木、どうした?」

荒木「眠いっス…」

P「そうか…」

----------------------------------------

飛鳥「……」

綾音「……」

飛鳥「君、何でネットアイドルなんか始めたわけ?」

綾音「お前に言う事なんて無いデス」

飛鳥「……」

飛鳥「じゃ、現実のアイドルになった理由は?」

綾音「センパイを連れ戻すため」

飛鳥「センパイって絵里の事だよね?彼女は本当のアイドルになって変わったと言っていたけど、
    無理に連れ戻す事は彼女にとってマイナスなんじゃないの?」

綾音「お前にはアタシの気持ちは分からないですよ…」

飛鳥「……そうかい」

----------------------------------------

絵里「大西さんと荒木さん、何してるの?」

荒木「漫画描いてるっス」

絵里「漫画かー。私もネットで薦められた漫画とかよく読んでたなー?」

大西「でへへ。絵里ちゃんも漫画読むの?どんな漫画?アタシのオススメは…」

荒木「由里子さんのは絶対オススメしちゃいけないっス!絵里さんは純粋なままでいて…」

絵里「?」

大西「ちぇっ…絵里ちゃんはいい素材だと思うんだけどなー」

荒木「(二人にしなくて良かったっスね…)」

-LIVE本番当日-

P「うーん!いい天気だー!よっしゃ、点呼取るぞー!」

飛鳥「朝から元気だね」

綾音「うるさいデス」

絵里「朝は苦手だなぁ…」

大西「よく眠れたー!」

P「あれ、荒木はどうした」

絵里「あれ、さっきまで一緒に来たんだけど…?」


荒木「すいません…ちょっとトイレに寄ってて…」

P「おう、大丈夫だぞ。まだ時間はたっぷりあるからな。それじゃあ行くか」

飛鳥「Pの運転、荒くて嫌いなんだけど」


荒木「………」

絵里「…?」

大西「ふぉー!たくさん人が集まってるー!」

飛鳥「凄いね…」

P「宣伝はばっちりしたからな。あなたの傍に這いよるアイドルアンドサブカルチャーってな!」

綾音「まぁそのキャッチコピーはいろいろと合ってますけど…」


スタッフ「準備、お願いしまーす」

P「はーい」

----------------------------------------

綾音「振り付けも完璧…声もOk…」

大西「衣装もばっちりだじぇ!」


荒木「………」

絵里「荒木さん…?」

荒木「え、あぁ、なんスか?」

絵里「さっきから元気ないみたいですけど…、動きも鈍いし…」

荒木「……」

絵里「私、この中じゃ年齢低いですけど、Pに皆を頼むって言われてしまったので…。いえ、仲間として、心配です。どこか悪いんですか?」

荒木「……ごめんなさい、昨日から少し吐き気が…」

飛鳥「なっ…君、そんな大事な事、ずっと黙っていたのかい!?」

荒木「心配かけたくなかったから…」

飛鳥「っ……」



下1 選択肢から

①責める
②励ます
③労わる

飛鳥「君は心配をかけないようにしたつもりなんだろうが、その行為が逆にボク達に迷惑をかけているって事が分からないのかい?」

飛鳥「早く言ってくれれば対応のしようもあったのに、もう本番前じゃないか!」

絵里「飛鳥さん、その辺で…」

荒木「ごめんっス……」

スタッフ「開始5分前でーす」

飛鳥「とにかくそんな状態で出られても迷惑だからね。じっくり頭を冷やすといいよ」


絵里「飛鳥さんの言った事はちょっと厳しすぎだと思うけど、無理して出て失敗すると大変だからね?出ない方がいいって言うのは同感かな…」

荒木「ごめん…」

綾音「まぁ、ゆっくりしてて下さい。後はアタシ達が何とかしますから!あんな奴の言う事、真に受けちゃだめデスよ!」



下1 コンマ

00~33で成功
34~99で失敗

----------------------------------------

P「(受けはいまいちだったか…。これで印象が悪くなる事より、アイドル達が落ち込まないかが心配だな)」


飛鳥「……」

荒木「……」

絵里「……」

大西「……」

綾音「……」


P「(くそっ、車の中でお通夜かよ!)」


P「なぁ、確かに今日は不調だったけど、荒木がいたら、完璧だろ?」

飛鳥「そうだよね。やっぱり今日上手くいかなかったのは荒木さんのせいだって、Pもそう思うよね?」

P「(まずっ!?)」


P「そ、それはどうだろうな~。具合が悪くなったのは、荒木のせいじゃないし~…黙ってたのも、皆に心配かけないようにするためだし…」

飛鳥「その結果がこれだけどね」

綾音「いい加減にするデス!今日はアタシ達がミスを連発したのがいけなかったんデス!他人のせいにしないで!」

飛鳥「他人のせい?いいや、違うね。ボク達がミスをしたのは全部荒木さんが抜けた部分だけだった。原因は明白だよ」

綾音「そこをなんとかする…」

絵里「もうやめて!」

綾音「………」

絵里「過ぎた事をいつまで言っても仕方ないんじゃない?荒木さんも反省してるし、もうこのことで誰が悪かったとか言う必要は無いよ」

絵里「次、頑張ろう?」

飛鳥「………」


P「(流石リーダーだなぁ…。絵里がいてくれて、ほんと助かった。しかし、駆け出しがこんな調子で大丈夫か…?)」

とりあえずここまで
これは長編になる予感…というか既に長い
後、飛鳥クンが凄く悪者になってますけど飛鳥クン大好きです

あ…何かおかしいと思ったら…
すいません、全部綾音→彩音でお願いします…

うわほんとだ恥ずかC

―翌日―

P「結局あの後険悪な雰囲気のまま皆と別れてしまった…」

P「上手く仲直りしてもらいたいが一体どうすれば…」


P「試しに>>192してみよう」

お食事会

P「試しに食事会を開こう!仲違いしても、同じ釜の飯を食えばまた仲良くなれる!…はず!」

----------------------------------------

P「お食事会をしようじゃないか!」

絵理「急にどうしたんですか…もちろん構いませんが?」

P「よし!…まぁ、絵理なら分かっていると思うがこの食事は皆の仲を戻すためのものだ」

絵理「はい。だろうと思いましたけど」

P「そして今はライブ後で皆休暇をとっている」

絵理「Pがそうしてくれたんですけどね?」

P「そこで、メンバーの召集はお前に任せた」

絵理「…別に構いませんが、Pでも良いんじゃありませんか?」

P「まぁ、少しでもメンバー間の空気を柔らかくするためには俺じゃあんまり効果が無いだろう…」

絵理「……分かりました。出来る限りの事はやってみます」

P「頼むよ。といっても誘うだけなんだけどな」

絵理「ならPが」

P「どうかお願いします」

----------------------------------------

絵理「Pにも困ったな…。まぁ、LIVEから二日たってるのに一度も皆と連絡して無いし…」

絵理「サイネリアにメールしてみようかな…」

絵理「……あれ、今日はスカイプにINしてる…」


―――――――チャット――――――――――

ELLIE「サイネリア」

サイネリア「ッ!センパイ放置してたんじゃないんですか…」

ELLIE「まぁね。サイネリアも全然INしないし…」

サイネリア「それは…」

サイネリア「センパイがまだ怒ってるのかと思って…」

ELLIE「怒る?そんな事無いよ」

サイネリア「良かったです…。」

サイネリアでもまだアタシはあいつの事が…」

ELLIE「飛鳥さん?うーん…」


「まぁでも、飛鳥さんにだって悪気があった訳じゃないと思うよ?」

「そんなはずないデス!アイツは自分の事しか考えていないからあんな事が言えるんデスよ!」

「そうかなぁ…。初めこそ強く当たってきたけど、ここ最近の飛鳥さんは皆の事よく見てたと思うけど…」

「なんでセンパイはそんなにアイツの事をかばうんデスか?同じユニットを組んでるから仕方なく?」

「もちろんそれだけじゃないよ。私、初めてユニットを組む事にしてとても緊張してて、それなのに飛鳥さんと喧嘩して…」

「正直やっぱりもうやめようと思ってたんだ。でも自分からやらせて欲しいと言ったからには引き返せなくて…」

「でも、すぐに打ち解けられて、その後はずっと楽しかった」

「楽しかった……」

「うん。リアルのアイドルになって876プロの皆や765プロの人達とも仲良くなったけど、こんなに身近に人を感じられたのはガーサルの皆が初めて…」

「センパイ…」

お…名前忘れてた…

>>195

ELLIE「まぁでも、飛鳥さんにだって悪気があった訳じゃないと思うよ?」

「そんなはずないデス!アイツは自分の事しか考えていないからあんな事が言えるんデスよ!」

ELLIE「そうかなぁ…。初めこそ強く当たってきたけど、ここ最近の飛鳥さんは皆の事よく見てたと思うけど…」

「なんでセンパイはそんなにアイツの事をかばうんデスか?同じユニットを組んでるから仕方なく?」

ELLIE「もちろんそれだけじゃないよ。私、初めてユニットを組む事にしてとても緊張してて、それなのに飛鳥さんと喧嘩して…」

ELLIE「正直やっぱりもうやめようと思ってたんだ。でも自分からやらせて欲しいと言ったからには引き返せなくて…」

ELLIE「でも、すぐに打ち解けられて、その後はずっと楽しかった」

サイネリア「楽しかった……」

ELLIE「うん。リアルのアイドルになって876プロの皆や765プロの人達とも仲良くなったけど、こんなに身近に人を感じられたのはガーサルの皆が初めて…」

サイネリア「センパイ…」


ELLIE「だから、こんなところで終わらせたくないな?」

サイネリア「……」

サイネリア「センパイがそこまで言うなら…」

ELLIE「ありがと、サイネリア」

サイネリア「べ、別にセンパイのためジャないですからね!?アタシもあんなつまらない奴のせいでgdgdになるのが嫌なだけデスから!」

ELLIE「ふふ…そうだね」

ELLIE「それじゃあと言ったらなんだけど、今度アイドルの皆とご飯一緒に食べたいと思ってるの」

サイネリア「それはいい考えですね」

ELLIE「サイネリアは大西さんを誘っておいて。私は残りの二人を誘うから?」

サイネリア「分かりました!」

ELLIE「じゃあ日程や時間は後で………」

----------------------------------------

絵理「ふぅ。次はどうしようかな…。荒木さんは大丈夫そうだけど…問題は飛鳥さんだよね」

絵理「電話してみよ…出るかな…」


絵理「やっぱり出ない…。でも、出られない状況なのかもしれないし、二人にメールして様子を見よう…」

----------------------------------------

絵理「あ、荒木さんからは返ってきた。大丈夫、か…。多分、落ち込んでるんだろうなぁ」

絵理「で、飛鳥さんは…無視?気づいて無い?……多分前者かな」

絵理「一日待ってみよう」

-----------------翌日---------------------

絵理「やっぱ連絡無しか…。Pも飛鳥さんがプライベートで何をしてるか知らないみたいだし、どうしたらいいんだろう…」

絵理「確か飛鳥さんって事務所の近くに住んでるんだよね…」

絵理「……」

----------------------------------------

絵理「来ちゃった…。思い立ってすぐ外に出るなんて自分でもびっくり…?」

絵理「…よし!いくよ!」ピンポーン

絵理「……」

絵理「……」ピンポーン

絵理「……。居留守…?それとも本当にいないのかな…どうしよう」

絵理「…せっかく外に出たんだし、ついでにこの辺りをうろついてみようかな…うん、そうしよう」


絵理「でも、この辺で知ってる建物って電気屋しか無いんだよね…。」

絵理「あ、あの>>202とかいいかも?」

サイゼリア


絵理「あのサイゼリアならいるかも?」

----------------------------------------

店員「お待たせしましたー」

絵理「どうも…」


絵理「いない…」

絵理「よく考えたら女の子が一人でファミレスに入るものじゃない?」

絵理「そもそもファミレスなんてあまり入った事無い…」

----------------------------------------

絵理「飛鳥さんの入りそうなお店に行こう」

絵理「うーん例えば…>>204かな?」

スターバックス

絵理「事務所の近くのスターバックスにならいそう?」

絵理「飛鳥さんそういうとこ好きみたいだし…」

----------------------------------------

絵理「(うわ、いた…)」

飛鳥「……」

絵理「(なんかよく分からない本読んでる?)」

飛鳥「……」

絵理「(声かけたほうがいいよね…折角見つけたんだし…)」


絵理「あ、飛鳥さん」

飛鳥「…」

絵理「(無視された!)」

絵理「前の椅子、座るね?」

飛鳥「……」

絵理「えーと…な、何読んでるの?」

飛鳥「……」

絵理「(う、これは手ごわい…)」

絵理「うーん…あ、その本あれだよね?なんかいろんな言葉が載ってるやつ(主に中二の)」

飛鳥「…」

絵理「(あ、ちょっと反応した)」

絵理「そういえば今度魔法科高校の劣等生っていうラノベがアニメ化するんだってね?飛鳥さん知ってる?」

飛鳥「…ん」

絵理「(もう少しかな?)」

絵理「どんな内容だったかな…確か、妹がお兄さんより強くて…」

飛鳥「逆だよ!……あ」

絵理「あはは…無視するのはよく無いと思うな?」

飛鳥「ボクは一人の時間を楽しんでいたんだ…邪魔はしないで欲しい」

絵理「うん…それは悪かったと思うけど、メールも電話も無視したでしょ?」

飛鳥「……ボクには考える時間が必要だから…」

絵理「ユニットのこと?」

飛鳥「……」

絵理「飛鳥さんに文句言うわけじゃないけど、ここでやめるのはかっこ悪いんじゃないかな?」

飛鳥「…なんだって?」

絵理「だって、ここまでやってきたのに、他の子がちょっと問題を起こしたくらいで抜けるなんて、どうかな?」

絵理「しかも、その問題だって大したミスのうちに入らないと思うけど…」

飛鳥「大したミスじゃないだって?ボク達は毎日レッスンにレッスンを重ねて、ようやく立てた初舞台だったんだ!」

飛鳥「その舞台で起きたんだよ?しかも事故じゃなく、あれは未然に防げたものだった!」

絵理「うん…そうなんだけど、それならもっと荒木さんと話し合うべきじゃないかな?」

飛鳥「もうボクの気持ちは十分伝わったと思うけど」

絵理「それは飛鳥さんだけが思ってる事でしょ?飛鳥さんがどう考えてるのかはっきりは分からないけど、
    飛鳥さんだけじゃなく私達全員の問題でもあるの。それを一人で考えて決められるのは困るよ」

飛鳥「…」

絵理「とにかく、食事には来てね?絶対だよ!」

飛鳥「……」

絵理「それじゃ…」

とりあえずここまで

安価少な目にしなきゃ(使命感)

お、復活してんじゃーん!

絵理「というわけで、なんとか皆に話はつけておきました。日程も一応」

P「そうか…いろいろとすまないな」

絵理「このくらいはなんでもありません」

P「ありがとう。やっぱりお前に頼んでよかったよ」

絵理「そんな…」

P「食事会も頼んだぞ。俺は行けないからな」

絵理「え?」

P「ん?」

絵理「いえ…Pは一緒に食事するものだと思っていたので…」

P「その日は生憎仕事が夜まで入っていてな…すまん…」

絵理「仕方ありませんね…日程を決めたのは私たちですし…」

P「とにかく、頼む!絵理、お前が頼りなんだ!」

絵理「分かりました。これは私たちで解決すべき事でもありますし、できるだけやってみます」

P「(本当、ええ子や…)」

-----------------当日---------------------

大西「久しぶりに皆と会ったね!」

彩音「そうですね」

絵理「皆元気そうで何よりです。飛鳥さんがまだですが…」

彩音「あいつ、本当に来るんですかね…」

絵理「多分、大丈夫だと思う…」

荒木「やっぱり…まだ怒ってるんスか…?」

絵理「い、いや!もう考え直してくれてるよ!…多分…」

大西「不安だじぇ…」

絵理「と、とにかく!今日は初LIVE祝いってことで、好きなものを好きなだけ食べよう!」

彩音「そ、そうです!アタシはこのチャーハンにしマス!」

大西「じゃあアタシはパスタにするよ」

荒木「アタシもパスタにするっス」


絵理「(飛鳥さん、ちゃんと来てくれるかな…)」

彩音「アイツは来てないけど、気にする事ありませんよ!そのうちひょっこりやってくるでしょうから」

絵理「うん…(サイネリア、励ましてくれてるんだ…)」

彩音「(全く、この期に及んでセンパイに苦労をかけるなんてとんでもない奴デス)」

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大西「結局、来なかったじぇ…」

絵理「うん…」

荒木「やっぱり、まだ怒ってるんスね…すいません、アタシもう帰るっス」

絵理「あ…」

彩音「……」

絵理「なんか、ごめんね」

大西「いや、絵理ちゃんが謝る事じゃないよ!ま、まぁ、こういうことは時間が解決してくれるから、また今度だじぇ!」

絵理「うん、またね」

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絵理「サイネリアも、せっかく手伝ってくれたのにごめんね?」

彩音「センパイは悪くないデスよ!悪いのは全部アイツなんですから!それじゃ、アタシもこれで!」

絵理「あ、うん…」

彩音「……」

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彩音「LINEとかあまり使わないんだけど…」


「おい、約束破るなんて非常識なんじゃないデスか?」


彩音「こうしておけば、そのうち釣れるでしょう…」


「君は鈴木さんだよね」


彩音「非現実では本名で読んでくるこの性格…たちが悪い…」


「そうです。センパイがせっかく誘ったにも関わらず無視するとは、どんな神経をしてるんデスか?」

「さぁ。ボクは行くと言った覚えは無いけど」

「あぁ、そうですか。そうやって人と会うのを避けて、一人ニヒルを気取ってるといいデスよ。
 どうせ私達以外には話す相手なんていないでショウからね」


彩音「くく…効いてる効いてるw」

彩音「…」

彩音「ちょっと言いすぎましたかね…?」

「どう、周りと付き合っていけばいいのか分からないんだ」


彩音「…」


「自分が周りにあわせようとせず、あえて避けているのはその通りだ。でも、怖いんだよ…」


彩音「(現実の二宮なら絶対に言わない。リアルじゃないからか…)」


「だから?」

「……」

「だから、助けて欲しいんですか?だから慰めて欲しいんですか?
 アナタが弱いばかりに他の人間を、真面目に前に進んでいる人たちを傷つけないで下さい!」


彩音「アタシも…センパイが遠くて言ってしまいそうで怖いんデスから」


「ありがとう。サイリウム」


彩音「……」


荒木「メール…飛鳥さんから…」

荒木「見たくない…。もしかしたら謝罪のメールかもしれない。言い過ぎたと言ってくれてるかもしれない…」

荒木「(でも見れない。それを見たら、きっと自分の事も許してしまいそうな気がするから。あの時の失敗は、飛鳥さんの言う通り、アタシの責任…。
     謝ってもらうんじゃなくて、アタシが詫びなくちゃいけない問題)」


  本当のユニットだって思って


荒木「あ…」

荒木「(そういえば、同じ事務所の凛ちゃんが言ってたっけ…。以前NGでLIVEが失敗したせいで揉めたって。
     そのときはあんな仲の良い三人が喧嘩なんてするんだと思ったけど…)」

荒木「確か…」

―――――――――――――――――――――

凛「でね、みおなんてユニット抜ける!なんて言い出して、卯月は泣いちゃって…。
   私はみおがちゃんと練習してないから本番でミスをするんだって言ってね」

凛「暫く顔も見たくなかったけど、体がどうしても動いちゃって、いつもレッスンの帰りに三人で立ち寄ってた喫茶店にふらっと入っちゃったんだ。
   そしたらそこには卯月がいて、その後に未央も来たの。三人で顔を合わせて、笑っちゃった」

凛「それで思ったよ。謝る必要も、謝られる必要も無いって。一人の失敗は皆の失敗。三人が一つになる。それが本当のユニットだって」

―――――――――――――――――――――

荒木「皆が一つに…」

荒木「(あのときは感じなんだろうって思ったけど、今なら分かる…。皆性格はバラバラで、口調だって全然違ったけど、レッスンを通してまとまった気がする。
     今なら、凛ちゃん達のように…」

荒木「(このメールは見ないで置こう。変わりに……)」

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絵理「どどどどうしましょう??」

P「落ち着け…絵理、まだ慌てるような時間じゃない」

絵理「ぷ、Pだって顔色が優れませんよ…」

P「く…絵理なら大丈夫だと思ったんだが…」

絵理「ごめんなさい…」

P「いや、絵理が謝る事じゃない。しかし、それだけ飛鳥の心の闇は深いのか…」

飛鳥「ボクの心の中は誰にも測れない…当然さ」

P「あ、飛鳥!?」

荒木「ちーっス…」

絵理「荒木さんも!」

P「お、お前ら、どうして…」

飛鳥「P達こそ、事務所のロビーで密談かい?」

荒木「混ぜて欲しいっスね」


P「いや、その相談は今解決したというか…」

絵理「二人とも、仲直りしたの…?」

飛鳥「仲直り?おかしいな、仲が悪くなった覚えは無いんだけど…」

荒木「ま、まぁ、迷惑をかけたのは確かなんで、Pに謝りにきたんス」

P「俺は別にいいさ。皆が今まで通りにやってくれたらそれで。ただ、絵理には謝っておけよ。
  たくさん心配かけたんだからな」

荒木「はい。絵理ちゃん、いろいろ気を遣ってくれてありがとう」

飛鳥「ボクからも心から感謝するよ」

絵理「……」

絵理「へへ。どういたしまして!」

P「…」

P「(やっぱ、俺が出る必要は無かったな)」

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P「無事ユニットが元通りになったところで、仕事再開だ!」

絵理「はい!」


P「…おいおい、返事が良いのは絵理だけか?他の奴はどうした?」

飛鳥「最近、不規則な生活が続いてね…」

大西「アタシも…」

荒木「アイデアがよく浮かんでくるんスよ」

彩音「アタシは夜更しは慣れてますからね」

P「なんにしろ寝不足じゃねぇか」

絵理「みんな…」

P「お前たち、そんなんじゃこれからの仕事に差し支えるぞ。もっとしゃきっとしてくれ」

大西「そんなこと言ってもまだLIVE終えて一ヶ月とたたないうちに仕事なんてあるわけないじぇ…」

飛鳥「そう。ボク達は無理の無いスタートを切るのさ」

P「……」


絵理「ちょ、ちょっと…しっかりしよう?スタートが肝心だよ」

P「あぁ。絵理の言う通りだ。それに、初仕事だって持って来てやったぞ。テレビだぞー」

彩音「はは…。トリビアなんてとっくに終わったじゃないデスか…。そういう冗談はいらないデス」

飛鳥「本当だね。そんなのはサーロインだけで十分だよ」

彩音「サーロインってナンですか!?原型が危ういです!」

荒木「あの…テレビって言ったんだと思うけど…」

大西「アタシもそう聞こえたじぇ…」

絵理「P、本当なんですか?」

P「ああ、正真正銘、TV番組の収録が入っている」

彩音「そんな重要な事はもっと早く言ってくだサイ!」

P「あまりにもお前らからやる気が感じられなかったんでな」

荒木「でもテレビなんて凄いっスね」

P「最近いろんなアイドルグループが出てきているからそれを紹介するコーナーでな」


P「ただし、残念ながら番組に出られるのは二人だけだ」

飛鳥「まぁ、仕方ないね」

P「絵理はリーダーだから外せない。問題は後の一人だ」

彩音「もちろんセンパイと一緒に共演するのはこのアタシです!」

P「そうしてやりたいのは山々だが、これはユニット全体のチャンスであると同時に…」

飛鳥「ボク達個人のチャンスでもある」

P「そういうことだ。ユニットで成功するための宣伝には変わりないが、テレビに出られる分、そいつの知名度が急上昇するのも確かだ」

絵理「だったら、私が無条件で出られるというのは…」

P「いや、今のガールズ・アンド・サブカルチャーは絵理あってのだと俺は思っている。他の皆も同じ気持ちのはずだ」

飛鳥「まぁね。助けられた回数は少なくないし、その点は感謝しているよ。それに、今回ボクは降りるしね」

P「本当か、飛鳥」」

飛鳥「もちろんだよ。チームへの貢献度で言えば、ボクは一番しただろうからね。そんな資格は無いよ」

荒木「ならアタシも自体するっス」

P「荒木…」


大西「アタシも、正直に言ったらテレビとか苦手だし…足引っ張ると悪いからやめとくね」

彩音「ちょ、ちょっと待つデス!それじゃまるで、アタシが目立ちたがりの、自意識過剰な、遠慮知らずみたいじゃないデスか!」

飛鳥「違うのかい?」

彩音「とにかく、これじゃ納得できません!やめます」

絵理「サイネリア…」

P「納得も何も、誰か出てくれないと困るんだが」

彩音「なら四人から公平に審査するべきです。折角のチャンスなんだから、資格が無いとか苦手だとか言ってる場合じゃ無いんデス!」

P「まぁ、確かにその通りだな。分かった、俺に任せてくれ」

絵理「ユニットの事を真剣に考えてくれてるんだね、サイネリア」

彩音「べ、別にユニットじゃなくて、センパイが悲しむ顔が見たくないだけですから!」

飛鳥「もうツンデレでもないね」

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P「サイネリアが自分や絵理の事だけじゃなく、ユニットの事まで考えてくれていたとはな…」

P「まぁ、最後の一言が本心なのかもしれないが」

P「だけど、サイネリアもあぁ言ってくれた事だし、ユニットのためになる人選を考えるとするか」

P「といっても誰でもいいな…うん。あみだくじにしよ…」


絵理と一緒に出るメンバー
①飛鳥②サイネリア③大西④荒木

下1


P「荒木にしよう。あいつなら、落ち着いて発言できるだろ。思慮分別もあるし絵理と二人で助け合えるはずだ」

出演者:水谷絵理、荒木比奈

P「よし」

とりあえずここまでです

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