まどか「スポーツの秋」(213)

まどか「というわけで今日は見滝原中の体育祭です」

さやか「あれ? 文化祭じゃないの?」

まどか「何言ってるのさやかちゃん。今日は体育祭だよ」

さやか「時期的には文化祭だよね」

まどか「体育祭って言ってるよね」

さやか「でも」

まどか「体育祭なんだよ」

さやか「なんか釈然としないけど……ま、優勝目指して頑張っちゃいますかね」

ほむら「こういう時くらいしか活躍できないものね、貴女」

さやか「あれれー? 運動できない負け犬の遠吠えが聞こえるよー?」

ほむら「誰のことかしらね。私は運動得意だし」イラッ

さやか「魔法でズルしてるくせに何言ってんだか」

ほむら「貴女みたいな体力バカと違って身体をうまく使ってるだけよ」

まどか「二人とも仲良くしようよー」

さやか「まさかスポーツであたしに勝てると思ってるんじゃないでしょうね」

ほむら「そんな残酷なこと言ってないわ。だって貴女の唯一の取り得だもの、ねえ」

さやか「ほう……そこまで言うなら勝負といこうじゃないか」

ほむら「受けて立つわ、美樹さやか」

さやか「徒競走だろうと騎馬戦だろうとあたしは負けないよ?」

ほむら「その言葉、そっくりそのまま返してあげるわ」

まどか「え、あれ? さやかちゃん、ほむらちゃん?」

さやか「まどか、止めてもムダだよ。あたしは本気だからね」

ほむら「私だってここで退くつもりはないわよ」

まどか「そうじゃなくて……」

さやか「最初は200m走だっけ。短距離なら体力が無いあんたでもできるね」

ほむら「走るだけのシンプルな競技だから頭が残念な貴女でもできるわね」

さやか「……」グヌヌ

ほむら「……」グヌヌ

まどか「私たち同じクラスだから戦うことはないよ?」

さやか「えっ」

ほむら「えっ」

さやか「……」

ほむら「……」

まどか「……もしかして気づいてなかったの?」

さやか「あ、あはは……も、もちろん冗談に決まってるじゃん」

ほむら「と、当然じゃない。まどかを驚かそうと思って……そう、ドッキリよドッキリ」

まどか「でも二人とも本気だったよね。思いっきり動揺してるし」

さやか「あああ、あたしはいつだって本気だし」

ほむら「どどど、動揺なんてしてないわ」

まどか「とりあえず二人ともこっち向いて話そうよ」

仁美「どうされたんですか、まどかさん」

まどか「あ、仁美ちゃん」

さやか「な、なんでもないよ」

ほむら「そうそう、こっちの話」

まどか「あのね、さやかちゃんとほむらちゃんが……」

ほむら「言ったらまどかにも恥ずかしい思いをしてもらうわよ(羞恥プレイ的な意味で)」

まどか「……ゆ、優勝目指して頑張ろうって気合入れてたんだよ」

仁美「……そうなんですの?」

さやか「そーそー、やっぱ目指すはてっぺんっしょ!」

ほむら(無理があるわね……)

さやか「じ、じゃあ仁美も来たことだし、改めて気合を入れようじゃないか」

仁美「……怪しいですわ。本当は何があったんです?」

まどか「え、えっと……」

さやか「そ、そんなことないって。ほら、優勝目指して頑張るぞー! オー!」

まどか「お、おー」

仁美「……オー」

ほむら「ノー」

さやか「おい」

さやか「勝負に燃えてたさっきまでのあんたはどこいったんだ」

ほむら「きっと夢だったのよ。あるいは幻……そう、杏子の幻術じゃないかしら」

さやか「無関係の杏子を巻き込むなよ。いいからやる気を出せっての」

ほむら「嫌よ。こんな扇情的な格好で見世物になるお祭りにやる気なんて出せないわ」

仁美「確かにウチの学校はブルマですけど……」

まどか「ほむらちゃん、表現が、その……///」

ほむら「こんな露出の多い格好で息を荒げるところを見られたり記録されたりするなんて……」

さやか「体育祭をいかがわしい催し物みたいに言うなよ」

ほむら「まどかの魅惑的な姿が衆人環視に晒されるなんて、そんなの絶対許せない」

まどか「恥ずかしくなるからそういう言い方しないでよ///」

仁美「一応、SPを派遣して部外者は入れないようにしてますけど」

さやか「SP……だと……やっぱお金持ちはレベルが違うなー」

ほむら「それならカメラを持った変質者は入れないわね。良かった……」

さやか「お前は何を心配してるんだよ」

ほむら「まどか」

さやか「ああ、うん。それは聞かなくてもわかってるから」

さやか「観念して優勝に向かって頑張りたまえよ」

ほむら「遠慮するわ。優勝なんてできなくても今後の人生に何の影響も出ないし」

さやか「中二病乙」

ほむら「この場合、どちらかというと高二病ね。中二病って言うのはマミとかまど……」

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「まど……まどろんでる杏子とか」

さやか「まどろんでる杏子関係ないね」

ほむら「ええ、関係ないわ」

さやか「こういうイベントは全力投球が基本だろー」

ほむら「そうやってやる気の無い人間に無理強いするのは良くないわ」

仁美「まあまあ、せっかくの学内行事ですし」

ほむら「なんと言われても私は全力でだれるわ。出番が来たら保健室に逃……」

まどか「ほむらちゃんのかっこいいとこ見たいなー(棒)」

ほむら「目指すは優勝よ。やっぱり学生はイベントに全力で取り組まないとね」

さやか「本当に扱いやすいな」

仁美「まどかさん、すっかり手綱の引き方が上手くなりましたね」

まどか「えへへ」

まどか「でも確かにこの格好はちょっと恥ずかしいよね」

さやか「ウチの学校もスパッツか短パンにすればいいのに」

ほむら「そうね。ブルマはまどかと愛し合う時だけあれば十分だわ」

仁美「まどかさんはほむらさんとそのような行為を……」キ…キマ…

まどか「し、してないよ/// ほむらちゃんも変なこと言わないで///」

恭介「ボクは反対だね」

さやか「恭介!?」

恭介「ブルマを廃止にしたらボクたち男子がどれだけ傷つくかわからないのかい!?」

恭介「プレイの時だけ着るんじゃただのコスプレじゃないか!」

恭介「いや、コスプレはコスプレで割り切って楽しむけどさ!」

恭介「違うんだよ、あくまで日常の中でこういう姿が見られるのがいいんだよ!」

恭介「エロ目的じゃない、自然な空気の中でのエロさをボクたちは求めてるんだ!」

恭介「制服だって学校のだからいいんだよ! プレイ用の制服じゃ興奮度がガタ落ちだよ!」

恭介「なんでそれを理解してくれないんだ! ボクにはわからないよ!」

さやか(……理解したくないなあ)

仁美(……情熱的な上条君も素敵ですわ)

まどか(……この上条君、ほむらちゃんと同じ匂いがする)

ほむら(……なかなかいいことを言うわね、上条恭介)

まどか(なんかあちこちで拍手が起きてる……)

恭介「……すまない、ちょっと理性が感情を押しのけてしまった」

さやか「あー、うん。……ん? 理性が感情を……?」

仁美「……ところで上条君、お身体の方は大丈夫なのですか?」

恭介「うん。競技には参加できないけど、せめてみんなと同じ場所で応援するよ」

ほむら「その方が体操着姿で競技する姿を間近で見られるものね」

恭介「ああ!」

さやか「ねえ、せめてもうちょっと自重しようよ」

まどか「……ねえ、さやかちゃん。本当にあれがいいの?」

さやか「恭介をあれって言わないで欲しいよ親友」

仁美「確固たる自分の信念を持つ方は素敵ですわ」

ほむら「物は言い様ね……」

まどか「恋は盲目ってやつだよね……」

さやか「まどかも人のこと言えないじゃん」

まどか「な、なんで私?」

さやか「いや、だって、ねえ。まどかの好きな人も十分変態だし?」

まどか「だ、誰のことかさっぱりわからないよ///」

マミ「やけに賑やかだと思ったら、やっぱり貴女たちだったわね」

さやか「あ、マミさん」

まどか「マミさんも学年は違うけど同じクラスでしたっけ」

マミ「ええ、一緒にがんばりましょう……と言っても一緒にやれるのはクラス対抗くらいよね」

ほむら「クラス対抗はリレーと綱引きしかないわよ」

マミ「残念ながらリレーは出られないの。でも綱引きには出るわ」

さやか「マミさんって足遅いんですか?」

マミ「足……というより、走ると、その、ちょっぴり邪魔なものが、ね///」

まどか「……邪魔なんですか?」

ほむら「……邪魔なら取ればいいんじゃない?」

マミ(冗談だったのにこの二人怖い……)

ほむら「……ところでマミ。貴女もしかして杏子を呼んだ?」

まどか「え? 杏子ちゃん来てるの?」

マミ「ええ。参加は無理でも、雰囲気だけでも楽しんでもらおうと思って」

さやか「おおー、さすがマミさん」

マミ「私の従姉妹ってことにしてあるから、大丈夫でしょ?」

仁美「関係者なら入れるようになってますから、大丈夫だと思いますわ」

ほむら「どうして従姉妹なの?」

マミ「姉妹だと名前で面倒なことになりそうだったから……」

ほむら「愛人でいいじゃない」

マミ「私の学校生活を面白おかしくしたいのかしら?」

まどか「ほむらちゃん、杏子ちゃん来てるのよく知ってたね」

ほむら「知ってたわけじゃないわ。ただ目に留まっただけよ」

さやか「へー、杏子のやつどこにいるの?」

ほむら「保護者席のあの辺り」

さやか「んー、あ、あれかな? 何か食べてるやつ」

ほむら「そう、多分お昼用だと思われるお弁当食べてるのが杏子だと思うわ」

マミ「佐倉さん、お弁当はまだ食べちゃダメよー!」

まどか「杏子ちゃん……」

まどか「あ、私のパパとママも来てる。たっくんも一緒だ」フリフリ

ほむら「私の義理の父と母、あと義理の弟も来てるわ」フリフリ

まどか「……ほむらちゃん、私の家族に手を振りながら言ってるよね」

仁美「まさか、二人はもう入籍を済ませてるので!?」

まどか「ち、違うよ! ま、まだしてないから///」

さやか(……ん? まだ?)

ほむら「そうね……未来の義理の家族、と言った方が正しいわ」

マミ「……暁美さんは本気で言ってるの?」

さやか「本気だと思いますけど適当に聞き流しておいてください」

仁美「そろそろ開会みたいですわね」

まどか「みんな集まり始めたね。私たちも行こっか」

マミ「私も自分のクラスに戻るわ」

ほむら「……先に行ってて。ちょっと用事を思い出したわ」

さやか「そんなこと言ってサボるんじゃ無いだろうな」

ほむら「サボらないわよ。まどかにかっこいいとこ見せるんだから」

まどか「……わざわざ見せなくても、ほむらちゃんはかっこいいのに」ボソッ

QB「……」チッ

さやか「出てきたんならなんか言えよ」

ほむら「杏子」

杏子「ん? どうした、魔法少女に変身して」モグモグ

ほむら「ここにビデオカメラと予備のメモリ、予備のバッテリーがあるわ」ドサドサ

杏子「……もしかしてアタシに撮影しろって?」モグモグ

ほむら「ええ、その通りよ。撮るのはまどかだけでいいわ」

杏子「なんでアタシがそんな面倒なことを……」モグモグ

ほむら「まどかが映っている時間10分につき、ロッキー1箱」

杏子「了解した、我が主」

ほむら「できればデジカメでの撮影も同時にお願いしたいのだけど」

杏子「ビデオ撮影しながらデジカメ操作は無理があるだろ」

ほむら「……仕方ないわ。静止画は動画から抜けるから、ビデオを優先してちょうだい」

杏子「OK。アタシは貰えるものが貰えりゃ文句は言わないからさ」

ほむら「それは保証するわ。これは手付けよ」つロッキー

杏子「へへ、サンキュ。……でも最終的に報酬は結構な量になるがいいんだろうな?」

ほむら「かまわないわ。これはお金の問題じゃないのよ」

杏子(こいつ、本気の目だ……)

【開会】

まどか「うちのクラスは赤組だね。ハチマキをリボン代わりにしちゃおっと」

ほむら「似合ってるわ、まどか。私はピンク組がよかったけど」

さやか「どうせまどかの色だからとか言うんだろ?」

ほむら「それもあるけど、ハチマキの代わりにまどパンを被れるし」チラッ

さやか「色同じだからってパンツ被るなよ変態」

まどか(な、なんで今日の私のパンツの色知ってるの!?)

【200m走】

まどか「マミさんが走ってるね」

ほむら「走ってるわね」

まどか「すっごい揺れてるね」

ほむら「腹が立つくらい揺れてるわね」

まどか「一緒には走りたくないよね」

ほむら「敵じゃなくて良かったわよね」

さやか「あんたらちょっとは応援しろよ」

【400mリレー】

まどか「ほむらちゃんが走ってるね」

さやか「走ってるね」

まどか「まったく揺れてないね」

さやか「無い胸は揺れぬって諺があるしね」

まどか「袖が振れないんだよさやかちゃん」

さやか「でも意味は大体一緒だよね」

まどか「一緒だけどね」

ほむら「どうだった、私の走りは?」

まどか「あー、うーん……」

さやか「あんたねぇ……」

ほむら「何よ、ぶっちぎりだったでしょ。何か文句でもあるの?」

まどか「ほむらちゃん、ずっと応援してる私の方見て走ってるから……」

さやか「途中で横走りになって、最後は後ろ向きで走るんだもんなぁ」

ほむら「勝ったからいいじゃない。まどか、私かっこよかった?」

まどか「えーと……正直、あんまりかっこよくなかったかなって……」

ほむら「……全力で頑張ったのに」ガックリ

さやか「頑張るところが違うんだよなぁ」

【クラス対抗綱引き】

さやか「マミさん、頑張りましょう」

マミ「ええ。魔法は使わないけど全力で頑張るわ」

さやか「そうだ、ほむらに綱引きの必勝法メモを渡されたんですよ」

マミ「綱引きの必勝法? 重心を下げるとか、足を突っ張るとか?」

さやか「えっと……『マミを最後尾にする』」

マミ「……ねえ、それって私が一番重いってことかしら?」

さやか「ほ、ほむらですよ!? あくまでほむらが書いたメモですから!」

さやか(よく見たらわざわざ綱取りって書いて訂正してる辺り、悪意を感じる……)

マミ「他に何が書いてるの?」

さやか「も、もういいんじゃないですか?」

マミ「あら、何が書いてあるか気になるじゃない」ニコニコ

さやか「じ、じゃあ、えっと……『マミの首に綱を巻きつける』」

マミ「……どういう意味があるの?」

さやか「『負けたらマミるので、火事場のバカ力で勝利を……』」

マミ「ねえ、美樹さん。私を弄るのはそんなに楽しいかしら?」ニコニコ

さやか「だから悪いのはほむらですって! あたしじゃないですってばー!」

【玉入れ】

さやか「よーし、がんばるぞー」ニギニギ

ほむら「さやか、玉を弄びながら執拗に揉むのはやめなさい」

さやか「いちいち卑猥な表現すんな! 普通に持ってるだけだろ!」

まどか「これってお手玉と同じだよね」ニギニギ

ほむら「まどか、そんなはしたないことしないで。揉むなら私の胸を……」

さやか「揉むほど無いじゃん」

ほむら「……相手チームの白玉、全部貴女の血で赤く染めれば勝利は確定ね」

さやか「ズルイクナイ」

恭介「なんで玉入れなんだろうね」

中沢「どういうことだ?」

恭介「玉は入れないだろう? 入れるのは……」

和子「上条君、中沢君、教育的指導です。こっちに来なさい」

中沢「俺も!?」

【障害物競走】

ほむら「まどかとの結婚にどんな障害があっても乗り越えて見せるわ」

さやか「誰と競うんだよ」

【午前の部終了】

仁美「え? はい、わかりました。そちらで――」

さやか「仁美、どうしたの?」

仁美「SPから連絡がありまして、不審者を捕まえたそうです」

ほむら「不審者? どんなやつよ」

仁美「なんでも、執拗にまどかさんだけを撮影していたとか……」

まどか「えぇっ!?」

ほむら「許せないわ! そいつは始末しましょう」ジャキッ

さやか「気持ちはわかったから当たり前のように拳銃を出すな」

ほむら「犯人はどこ? 私が直接始末するから教えなさい、仁美」

まどか「だ、ダメだよほむらちゃん。……気持ちは嬉しいけど」

仁美「それが……赤い髪のポニーテールの少女らしいのですけど」

ほむら「少女? 男じゃないの?」

さやか「ねえ、赤い髪のポニーテールってまさか……」

仁美「捕まえた時にはロッキーの邪魔をするなとかわけのわからないことを叫んでたそうです」

ほむら「……彼女は無罪よ、解放してあげて。もちろんビデオカメラも返して」

仁美「え? ほむらさん、心当たりでも?」

ほむら「私は何も知らないわ。でも彼女に罪は無いと思うの。直感で」

まどか「なんでビデオカメラを持ってたって知ってるのかな?」

ほむら「……ちょ、直感で……」

【昼休み】

さやか「お昼どうする? まどかは家族のところに行くの?」

まどか「ううん。マミさんがみんなで杏子ちゃんと一緒に食べようって」

さやか「あー、いいねー。……そういえばほむらは? 珍しく一緒にいないけど」

まどか「杏子ちゃんに用があるから先に行ってるって」

さやか「あー、ビデオ回させてたんだっけ? 没収すれば?」

まどか「え? なんで?」

さやか「だってずっとまどかを撮影させてたんでしょ?」

まどか「他の人を撮ってたらダメだけど、ほむらちゃんが私を見るのは問題ないから///」

QB「……」チッ

さやか「だから出てきたんならしゃべれよ」

杏子「ひどい目にあった……おい、ちゃんと話を通しておいてくれよ」

ほむら「悪かったわよ……もう大丈夫だから、午後はまた撮影をお願いね」

マミ「お昼前にお弁当が全滅なんて……私の分まで……」

まどか「お待たせー」

ほむら「まどか、シートの上だとお尻が痛くなるから私の膝に座るといいわ」

まどか「それだとほむらちゃんの足が痛くなっちゃうよ?」

ほむら「大丈夫よ。まどかのお尻の感触で気持ちよくなるから」

まどか「杏子ちゃん、隣座っていい?」

ほむら「まどかぁー!」

まどか「もう、ほむらちゃんは変なことばっかり考えるんだから」

さやか「それでも隣に座ってあげるんだね。甘やかしすぎじゃない?」

ほむら「まどか、あーん」

まどか「あーん。……お返しだよ、あーん」

ほむら「あーん」

まどか「ん? さやかちゃん、何か言った?」

さやか「なんでもないよ……」

QB「……」チッ

さやか「だから何でわざわざ出てくるんだよ」

杏子「ちゃんと(マミの金で)弁当買ってきたから機嫌直せって」

マミ「頑張って作ったのに……我慢できなかったの?」

杏子「最初はつまみ食いのつもりだったんだけど……」

マミ「子供じゃないんだから」

杏子「だってよ……マミの料理は美味いから、つい止まらなくて」

マミ「……そうなの?」

杏子「お世辞でこんなこと言わねえよ。悪かったな」

マミ「ふふ、それならいいわ。今度はちゃんとたくさん作ってきてあげるわ」



QB「(温かい目)」

さやか「その差はなんなんだよ」

さやか「なんか周りの空気が甘すぎて、食パンをかじってたはずがハニートーストに」

仁美「食パンだけかじってるのもどうかと思いますけど……」●rec

さやか「仁美、どうしてまどかたちを撮影してるの?」

仁美「学校行事を記録として残してるだけですわ」●rec

さやか「なんで競技中じゃなくて昼休みを記録してんの?」

仁美「さやかさん、撮影の邪魔ですわ」●rec



さやか「あたしの周りはおかしい」

QB「キミもだけどね」キュップイ

【午後の部開始】

知久「お昼休みは終わったみたいだね」

詢子「よーし、じゃあ撮影再開といきましょうか」

知久「……ところでどうしてボクとママの2台でビデオ撮影するんだい?」

詢子「パパはまどかとお友達を普通に撮っててくれていいよ」

知久「じゃあママは何を撮るの?」

詢子「秘密。まどかへのプレゼントってとこかな」

タツヤ「まろかー」

【応援合戦】

仁美「さやかさんの学ラン似合ってますわね」

ほむら「きっと生まれてくる性別を間違えたのよ」

仁美「さやかさんがもしも男の子だったら惚れてたかもしれませんわね」

まどか「私もそれ思ったことあるよ」

ほむら「恋愛に性別は関係ないわよ。ねえまどか」

まどか「普通は関係あるんだよほむらちゃん」

ほむら「……そうね。普通は、ね……」

まどか「でもね、例外ももちろんあるんだよ」ニコッ

ほむら「まどか……」

仁美「……」●rec

【借り物競争】

まどか「簡単な物だといいなー」

さやか「恭介から借りれるものだったらなー」

ほむら「まどパン一択」

さやか「書いてねえよ」

まどか「書いてあっても貸さないよ」

恭介「確かに借り物にパンツって書いてあったらみんな幸せになれるよね」

ほむら「あら、話がわかるじゃない」

恭介「現実的にはブルマが限界だと思うけどさ」

まどか(どこが現実的なんだろう……)

ほむら「競技だから仕方なく脱いでもらうのよね」

恭介「恥ずかしがる表情を見るか下半身を見るか迷っちゃうよね」

さやか「もうやだこの変態ども……」

まどか(あとでほむらちゃんを更正しよう……)

さやか「よーし、あたしの借りるものは……」タタタタタ



『あんパン』



さやか「杏子、今すぐパンツ脱いで」

杏子「ほむらに毒されすぎだバカ」

杏子「お、次はマミの番か。ちょっと幻術魔法でイタズラしてみるかな」



マミ「私の借りるものは……」タタタタタ



『首』



マミ「ついてるわよ!」

杏子「マミのやつ、一人ノリツッコミ上手いなー」ケタケタ



マミ「見間違いよね。首なんて書いてあるわけないわ……」チラッ



『胴体』



マミ「だからついてるって言ってるでしょ!」

杏子「……いや別に気になるわけじゃないけどさ」



マミ「落ち着け、落ち着くのよマミ……素数を数えるのよ……」チラッ



『大事な人』



マミ「佐倉さん、突然で悪いけど一緒に来てくれる?」

杏子「お、おう……///」

QB「ボクはここにいるよ(真顔)」

【パン食い競争】

まどか「ウチのクラスの子速いね」

ほむら「そうね。あんな赤髪ポニテの子はいなかったと思うけど」

まどか「本当は青髪のショートの子が走るはずだったんだけどね」

ほむら「お弁当だけじゃ足りなかったのね」

まどか「あれだけ食べたのにね」

さやか「体操着剥かれたあたしをスルーしないでよ」

まどか「自分のコースだけじゃなくて他のコースのパンもくわえてるね」

ほむら「どれだけ食べれば気がすむのかしら」

さやか「いや、止めてこいよ」

まどか「もう手遅れだよ」

ほむら「近づいて関係者だと思われたくないわ」

『赤組の美樹さん、他のコースのパンを食べないでください!』

さやか「ああー! 杏子のせいであたしに風評被害がー!」

ほむら「杏子に自分の体操着を着せるとか、貴女なかなかマニアックね」

さやか「剥ぎ取られたんだよ。毛布と引き換えに」

まどか「毛布の下は下着姿なの?」

ほむら「ここまでやったら下着交換もしてるに決まってるじゃない」

さやか「プレイじゃないって言ってんだよ。聞けよあたしの話」

恭介「聞いてたからカメラを持ってきたんだけどね」

さやか「き、恭介にだって見せないからね///」

恭介「安心して。あの赤髪の子の体操着姿をカメラに収めたいだけだから」

さやか「……」チラッ

恭介「!」パシャパシャパシャ

ほむら「身体は正直なのね……」ウフフ

まどか「ほむらちゃん、自重」

【二人三脚】

まどか「ん……しょっと、これでほどけないかな」

ほむら「うん、大丈夫だと思うわ」

まどか「じゃあ行こう、ほむらちゃん」

ほむら「ええ」



さやか「まどかと太腿が密着してるのに無反応なんて、お前さては偽者だな!」

ほむら「貴女が私をどう思ってるのかはわかったわ。あとでしばき倒すわね」

まどか(さやかちゃんの言うこともわかるんだよね)

まどか「早く行かないと、もうみんな並んでるよ」

ほむら「そうね、行きましょう」



さやか『ねえ、ほむら』テレパシー

ほむら『なによ』テレパシー

さやか『本当に本物なの? 魔女に操られてるとかじゃないよね?』テレパシー

ほむら(え? まどかへの興奮を抑えてるだけでそこまで疑われるの私?)

さやか『だってあんたなら確実に「まどかの太腿ハァハァ」とか言うじゃん』テレパシー

ほむら『私をなんだと思ってるのよ。……確かに頭の中で考えてるけど』テレパシー

さやか『やっぱり考えてるのかよ』テレパシー

ほむら『でも競技が終わるまでは私は真剣にやるわ。他の競技はともかく』テレパシー

さやか『ふーん。理由聞いてもいい?』テレパシー

ほむら『まどかは今日のためにずっと練習してきたのよ』テレパシー

さやか『ああ、最近放課後付き合い悪いと思ったらそういうことか』テレパシー

ほむら『……みんなの足を引っ張らないようにって。そればっかり気にして』テレパシー

さやか『……あいかわらずなんだ』テレパシー

ほむら『そのまどかの気持ちを無駄にはできないわ』テレパシー

さやか『……そっか、がんばれよ』テレパシー

ほむら『ええ。……なんとかゴールするまで理性が持つといいけど』テレパシー

さやか『そこは全力で頑張れよ。オチをつけんなよ』テレパシー

ほむら『でもまどかの太腿が私の太腿をスリスリして、まどかの肩を抱いて密着して、まどかの顔が……』テレハァハァパシー

さやか『……あっさり理性が陥落しそうなんだけど大丈夫?』テレパシー

ほむら『……幾度も絶望に耐えてきた私でも、今回ばかりは耐えられないかもしれない』テレパシー

さやか『そこまでか』テレパシー

まどか「……はぁ……はぁ……」

ほむら「やったわね、二位よ」ハァハァ

まどか「もうちょっとで一位だったんだけどね……ふぅ……」

ほむら「まどかは頑張ったわ。一位を取るのは来年の目標にしましょう」ハァハァ

まどか「うん、そうだね。ほむらちゃん、また一緒に走ってくれるかな?」

ほむら「ええ、喜んで」ハァハァ

まどか「……ほむらちゃん、まだ息切れしてるの?」

ほむら「なんでもないから気にしないで、まどか」ハァハァ

まどか(またなんか変なこと考えてるんだろうなぁ……)

【大玉ころがし】

さやか「よし、行ってくるよ」

ほむら「ええ、気がすむまで玉を触って転がしてくるといいわ」

さやか「あんたの発言には悪意が感じられる」



恭介「大きくはないけどちょっと転がされてくる」

中沢「座ってろ。俺が行く」

【棒倒し】

恭介「ボクのこの……」

さやか「言わせないよ!?」

いいよいいよー

>>95
>ほむらちゃんを更正しよう
更生させるか矯正するんだと思いますしおすし

【騎馬戦】

まどか「小さいから私が上かな」

仁美「下はどうしましょうか?」

さやか「あたし前やってもいいよ。突撃はまかせろー」

ほむら「私はまどかのお股に腕を差し込めるなら右でも左でもいいわ」

まどか「……ほむらちゃん前ね」

ほむら「どうしてっ!?」

さやか「言われないとわからないのか変態」

>>136
あ、ほんとだ。更生ですね

さやか「よっしゃ、突撃ー!」

ほむら「バカ、そんな後ろから押したら……!」

仁美「さやかさん、ちょっと待っ……!」

まどか「わ、バ、バランスが……!」



マミ「鹿目さんたちの騎馬、開始1分と経たずに崩れてるわ……もしかして鹿目さんって重いのかしら」

QB「……」

さやか「痛てて……ごめんごめん、大丈夫?」

仁美「私は大丈夫ですわ」

まどか「私も大丈夫……なんか下にクッションみたいのが……」

ほむら「……」グッタリ

さやか「ああ、ほむらが下敷きになったのか。良かったね」

まどか「良くないよ!? ほむらちゃん、大丈夫!?」

ほむら「背中にまどかの感触が……」ハァハァ

さやか「あたしはほむらに良かったね、って言ったんだよ」

まどか「心配して損したって言いたくないのに……」

まどか「本当に大丈夫なの?」

ほむら「ええ。まどかにケガは?」

まどか「ほむらちゃんがかばってくれたから私は大丈夫だよ」

ほむら「それならいいわ」

まどか「良くないよ……私をかばって、ケガしちゃってる……」

ほむら「大げさよ。こんなの唾でもつけとけば治るわ」チラッ

まどか「……そこでなんで私の方を見るのかな?」

ほむら「私、身体固いから自分で膝を舐められないの。まどかが舐めてくれれば……」ハァハァ

まどか「どうしてかな……かばってくれたのに、思いっきりビンタしたい気分だよ」

さやか「まどかに保健室にでもつれてってもらったら?」

ほむら「魅力的な提案だけど、この後クラス対抗リレーだから遠慮しておくわ」

さやか「代役に杏子を使おう(提案)」

ほむら「体操着を剥かれるのは嫌よ。露出狂の貴女じゃあるまいし」

さやか「ケガ人相手でもあたしは容赦なく殴っちゃうよー」

まどか「ケガは大丈夫? 痛くないの?」

ほむら「ええ、問題ないわ。それに……まだまどかにかっこいいところを見せてないからね」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「じゃあリレーが始まるみたいだし、行って来るわね」

まどか「うん」

ほむら「頑張ってかっこいいところ見せるわね」

まどか「……もう見せてもらったけどね」

ほむら「ん? 何?」

まどか「なんでもない/// 頑張ってね」



まどか「……私をかばってくれたほむらちゃん、とってもかっこよかったよ」ボソッ

仁美(キマシタワ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!)

【クラス対抗リレー】

ほむら「まどか、どうだった?」

まどか「あはは……」

さやか「だからずっとまどかの方を向いたまま走るなっての」

仁美「器用な走り方ができますのね……」

【閉会】

まどか「うーん……疲れたー……」

ほむら「筋肉痛にならないように、あとでマッサージしてあげるわ」

まどか「本当? ありがとう」

ほむら「でも汗かいたからお風呂に入らないと。あ、お風呂でマッサージすれば一石二鳥じゃない?」ハァハァ

さやか「それは本当にマッサージなのか」

まどか「マッサージじゃないマッサージはダメだよー」

仁美(一緒にお風呂に入るのはつっこまないのでしょうか……)

ほむら「私は善意で言ってるのに……」

まどか「そうだよさやかちゃん、疑っちゃダメだよ」

さやか「いやいやいや、腹の底どころか全身から下心が見えてるじゃん」

まどか「ほむらちゃんがそんなことしようとするわけないよ。ね?」

ほむら「え?」

まどか「ちゃんとマッサージだけしてくれるに決まってるもん。ねー」

ほむら「……」グヌヌ

さやか「じゃあ、あたしもマッサージしてもらっちゃおっかな」

ほむら「筋弛緩剤でいいかしら。ろれつも回らなくなるけど」

さやか「一度でいいから見てみたい、ほむらがあたしにデレるとこ。美樹さやかです」

ほむら「でも最後までまどかにかっこいいところを見せられなかったわね……」

まどか「……そんなことないけど」

仁美「ほむらさんは十分かっこいい姿を見せてますわ」

ほむら「下手な慰めはいらないわよ」

仁美「慰めなんかじゃなくて、事実です。これを聞いてみてください」

ほむら「何これ? ICレコーダー?」

まどか「えっ? ま、まさか……」





まどか『私をかばってくれたほむらちゃん、とってもかっこよかったよ』




ほむら「え? これ、まどかの声……」

まどか「わー/// わー///」

仁美「.というわけですわ」

さやか「良かったね、ほむら。まどかがかっこいいってさー」

まどか「ひ、仁美ちゃん! それこっちに渡して!」

まどか『私をかばってくれたほむらちゃん、とってもかっこよかったよ』

まどか「リピートしないでよー///」

ほむら「///」

仁美「ではこれは暁美さんに差し上げますわ」

ほむら「え、ええ。ありがとう、仁美」

まどか「ほむらちゃん、いい子だから私にそれ渡してね」

ほむら「……着ボイス、いや、目覚ましに入れるまで待ってくれない?」

まどか「ダメダメダメダメ! それは今すぐ消すの///」

さやか「目覚ましとかできるの?」

仁美「録音できる目覚ましはありますわ」

ほむら「じゃあせめてデータだけコピーしてから……」

まどか「それじゃ意味無いんだよ///」

詢子「まどかたちはなんだか楽しそうだねぇ」

知久「そうだね。まどかはいい友達に恵まれてるみたいで良かったよ」

詢子「残念ながらクラスは優勝できなかったけどねー」

知久「優勝なんかよりもっと大事なものが何か、あの子たちにはきっとわかってるさ」

QB「影の薄い脇役がいいセリフで締めようとするなんて、わけがわからないよ」

知久「……」キョロキョロ

詢子「どうしたんだい、パパ」

知久「人の心をえぐるような発言が聞こえた気がしたんだけど気のせいだったのかな」

タツヤ「くーべー」





おしまい

おつかれさまでした
支援ありがとうございました

マミあんの出番が少ないのは仕様です
上級生と部外者だからね、しょうがないね



以下ちょっとだけおまけ

ほむら「例のブツは?」

杏子「ここに」カタッ

ほむら「撮影はうまくいったのでしょうね」

杏子「手ぶれ無し、ピンボケ無し、まどかの体操着につけた隠しマイクで音声もクリア」

ほむら「ほう」

杏子「競技ごとにベストな位置に移動、アングルも多種多様、表情の変化もズームで追った」

ほむら「すばらしい」

杏子「まどか以外……特に映りたがりの邪魔な青いのは極力フレームから外しておいた」

ほむら「パーフェクトよ、杏子」

杏子「感謝の極み」

杏子「合計7時間40分……ロッキー換算で46箱だ」

ほむら「ここに10箱用意したわ。残りは近日中に貴女の泊まっているホテルに届ける」

杏子「あ、いや……最近はマミのところに世話になってたりするんだ……」

ほむら「ふふ、わかったわ。ウチに用意しておくから、好きなときに取りに来なさい」

杏子「ああ、サンキュ」

ほむら「お礼を言うのはこっちよ。貴重なまどか映像をありがとう」

杏子「お安い御用だ」

ほむら「これがあれば、また私の(夜の)生活が潤ってくわ」

杏子「何に使……いや、余計な詮索はしないでおこうか」

ほむら「心遣い感謝するわ。また依頼をするかもしれないから、その時はよろしくね」

杏子「ああ。アタシは報酬があればいつでも受けるさ」



さやか「かっこよく決めてるだろ? これ、盗撮なんだよ……」

まどか「合意の上なら盗撮じゃないんだよ?」

さやか「合意してたの!?」

まどか「えへへ」

――――
――

まどか「あれ? これ体育祭のときのビデオ?」

詢子「ああ、これはパパが撮ってたやつだよ」

まどか「へー……あはは、みんな結構カメラ目線なんだね」

知久「まどかもチラチラとカメラの方を意識してたよ」

まどか「えー、そうだった? もう、恥ずかしいな」

詢子「このシーンは傑作だね。騎馬がすぐ崩れちゃってさ」

まどか「こういう恥ずかしいシーンは消してよー///」

まどか「そういえばママも撮ってなかった?」

詢子「ああ、撮ってたよ。これも見るかい?」

まどか「うん、見せて欲しいな」

詢子「これはまどか用に撮ったんだよ」

知久「そういえばそんなこと言ってたね」

まどか「私用ってどういうこと?」

詢子「まあ見ればわかるって。スタート!」

まどか「……なんでほむらちゃんばっかり映ってるの?」

詢子「だからまどか用だって」

まどか「だ、だからどうしてこれが私用なの///」

詢子「あれ、いらなかった? じゃあこのメモリは消し……」

まどか「い、いらないなんて言ってないよ。どうしてって聞いただけで……」

詢子「言っていいの?」

まどか「……だ、ダメ///」

知久「女の子はこうやってお友達のビデオとか撮るものなの?」

詢子「友達って言うか、まどかの場合……」

まどか「そ、そうなんだよ。ほら、プリクラみたいにお友達のビデオも撮ったりするんだよ」

知久「そうなんだ。若い子のことはよく知らないからね」

詢子「特に女の子のことだからね。パパが知らなくても当然かな」

知久「男の子にはそういうのないからね、てっきりまどかが道を踏み外してしまったのかと……」

詢子「あはは、それは無い無い」

まどか「そ、そうだよ、そんなことないよー。あははははは」



詢子「パパにはいつカミングアウトできるんだろうねー」ニヤニヤ

まどか「うぅ……道を踏み外しちゃってごめんなさい///」





おまけおしまい

秋から冬に変わるの早すぎてネタ出しに困る
もう秋のネタは書けないかなー

それでは皆様おやすみなさい。
またどこかのスレでお会いしましょう。

次は何を書こうかな。

この>>1とほむかってしょっちゅう同じ日スレ立てるけどなんかそういう盟約みたいなのあるの?

>>205
そうなの? 知らなかった

一応、まったくの他人です

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