一護「まだ就職してないのかよチャド」 チャド「・・・」(243)

一護「いつまでも虚と戦ってないで」

チャド「この俺にどういう職があるというのだ」

チャド「力仕事・・・それぐらいだろ」

一護「土木でもとび職でも立派な仕事じゃねえか。そうだろ?」

チャド「毎日毎日汗水たらし安い給料を貰う・・・哀れな生き方だ」

チャド「俺の居る場所は戦いの地だけだ。お前に俺の何が解るというのだ」

一護「あのなあ」

チャド「俺から見ればお前の方が負け犬に見える」

チャド「ギラギラしたあの目の黒崎一護はどこへ行ったというのだ」

一護「・・・」

チャド「答えられまいよ。言っておくが今の俺なら更木剣八程度簡単に屠れる!」

一護「何言っても無駄なようだな。もういいよお前」

一護「そうやって先も見ずに生きてけよお前は」

チャド「ああ。そうするつもりだ」

一護「・・・」

ルキア「もう良いだろ茶渡の事は」

一護「だって」

ルキア「いくら説得しても職を探そうとせんじゃないか」

ルキア「もう無理なのだ茶渡は・・・」

一護「36にもなって夢見てるもんな。剣八殺せるってよ」

ルキア「それはあり得んな。断じて」

一護「挑んだとしても真っ二つにされるのがオチだぜ」

チャド「中々巨大な虚だな・・・霊圧も申し分ない」

虚「オオオ」

チャド「20%ってところか。この程度なら」

チャド「ハアアアアアア・・・」

チャド「俺は能の無い人間でねぇ。唯一の取り柄と言えば」

チャド「この筋肉操作ぐらいなのだ」

虚「オオオ!?」

チャド「滅するがよい!!破ァッ!!!」

虚「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

チャド「他愛にもない・・・」

チャド「この茶渡泰虎を倒す者はいつ現れるのか」

石田「な、なんだってー!?」

石田「いい歳こいて虚を狩ってる!?それはダメだ!」

ルキア「お前は何をしてるんだ」

石田「タクシードライバーさ。もっとも僕のタクシーは」

石田「救急車だけどね!」

石田「ちなみにこの救急車はうちのだ。無断で使ってる」

石田「お陰様で僕は勘当さ!HAHAHA」

石田「早くお茶と茶菓子を出して朽木さん」

ルキア「こいつ・・・」

石田「君も黒崎もまああれだからね」

石田「こういうのは阿散井に任せた方が」

ルキア「いや別に茶渡はほっといてもいいだろ。思い出してみろ」

ルキア「茶渡が・・・勝った事あるか?」

石田「無いね。弱いもんあれ」

ルキア「そうだろ」

石田「あれこそウドの大木って言葉が相応しい」

石田「木偶の棒でも可」

ルキア「問題はいつまでも茶渡に構う一護だ。あいつだって働いておるだろ」

石田「焼きもちか!黒崎ってホモっぽいしね。ンフフ」

ルキア「もう帰れ」

石田「今日はここで泊まってくよ。いいよね?」

石田「いいと言うまではここに寄生する。覚悟はできてる」

チャド「どうやら現世ではこの俺を全力にさせる奴が居ない」

チャド「尸魂界に行くか。いや虚圏でも地獄でもいい」

チャド「この俺を100%のフルパワーを出させるそんな奴を」

チャド「この俺をだ・・・」

チャド「行こう尸魂界に・・・」

救急車で白タクかよwww

狛村「くぅ~ん・・・」

チャド「弱いねぇ・・・弱すぎる」

狛村「ワンワンワン!!」

チャド「ん?命乞いをしてるのかね。哀れだねぇ」

狛村「ガルルルルルルルル」

チャド「ほお。まだやる気なのかね」

チャド「いいだろう!40%だ・・・ハアアアア・・・」

狛村「キャイイイン・・・」

チャド「死ね」

狛村「ぐわああああああああああああああああああああああああああ」

チャド「隊長格もこの程度か」

射場「何さらしとんじゃ!われは!!」

チャド「こう見えても俺は動物好きでねぇ」

チャド「心が痛むよ。射場鉄左衛門」

射場「アホぬかせ!ミンチになっとるやろが!!」

チャド「これは躾だ。牙をむく者にはこれぐらいが調度いい」

チャド「どうした?仇は討たんのか。射場鉄左衛門」

射場「やったる。わしの命にかけてもおどれを」

チャド「いいだろう」

チャド「お前も40%の力で葬ってやる。そこに転がる男同様にな」

ZIPPEIーーーー!

チャド「邪魔するよ」

剣八「何だオメーは」

チャド「茶渡泰虎。これは土産だ」

剣八「一角と弓親・・・やるじゃねえか」

チャド「それなりの強さだった。この俺に60%力を出させるとは」

剣八「おもしれえ!殺し合おうぜ!!」

チャド「いい霊圧だ・・・しかしだ」

チャド「お前も俺に100%の力を出すに値しない!!」

チャド「ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

白哉「更木剣八の霊圧が消えた・・・」

拳西「ぐわあああああああああああああああああああああああああああ」

チャド「更木剣八と共に一護を窮地に追い込んだ朽木白哉」

チャド「更木剣八は強かった。この俺に80%の力を出させるとはな」

チャド「お前はどうだ朽木白哉」

白哉「そうか。兄は」

チャド「お喋りの時間はここまでだ!喝ッッ!!」

白哉「散れ・・・」

チャド「これが千本桜。凄いねぇ」

チャド「それでこれで俺を倒せる気か?甘いねぇ・・・甘い甘い!!」

チャドが普通に強いwwwwww

日番谷「朽木!しっかりしろ!朽木!!」

白哉「恋次・・・恋次は・・・」

日番谷「どこにも見当たらねえ」

白哉「兄は無事だったのか」

日番谷「ああ。松本はやられちまったけど俺はシカトされたぜ」

日番谷「きっとビビったんだろな俺に。ヘッヘッヘ」

白哉「そうか・・・」

白哉「私はもう長くない・・・黒崎一護・・・奴なら・・・」

白哉「・・・」

白哉「恋次・・・ルキア・・・済まぬ・・・」


済まぬ

石田「大変だ大変だ大変だ!!!!」

一護「この書類コピーしといて」

石田「大変だぞ黒崎!!」

石田「驚くなよ。実は・・・」

石田「そこの君コーヒーひとつね。黒崎の友達だよ僕」

一護「どうしたんだよ」

石田「尸魂界が襲われちゃったの」

一護「なん・・・だと・・・?」

石田「ハゲも綾瀬川くんも乱菊さんも更木剣八も朽木白哉もやられちゃったの」

一護「本当かよ」

石田「本当さコーヒーまだかネ。グズグズするんじゃないヨ」

ルキア「行くのか一護」

一護「ああ。入社して初めて早退したぜ俺」

ルキア「私も」

一護「お前はいいよ。家に居ろよ」

石田「さあグズグズするなよ!」

一護「行ってくるわ。チャドを倒しに」

ルキア「気を付けるのだぞ」

石田「大丈夫。もしも黒崎が死んだら君たちの面倒は僕が見るよ」

ルキア「は?」

石田「嘘に決まってるだろ!コブ付きなんていらんわ!!」

一護「ほら行くぞ」

一護が真面目なリーマン…だと…?

一護「ひでえな・・・」

白哉「黒崎一護・・・か」

一護「白哉。また派手にやられたな」

白哉「あの男は・・・茶渡泰虎を止められるのは兄だけだ・・・」

一護「わかってるよ。喋んなよ死ぬぞ」

白哉「私はもう長くない・・・尸魂界をルキアを・・・頼む」

石田「僕には何を頼みたい」

白哉「何も無い・・・」

一護「わかったぜ白哉。任せとけ俺に」

チャド「やるねぇ。さすがは京楽さんだよ」

京楽「茶渡くんも随分と強く・・・一護くん」

一護「悪い京楽さん。こいつは俺に任せてくれ」

チャド「今さら何の用だ?一護」

一護「お前を倒しに来た。俺がやらなきゃいけねえ」

石田「涅マユリは倒したか?」

チャド「ああ。先ほどな」

石田「よし!よくやったぞ茶渡くん。ネムさんは」

チャド「邪魔をするのでね。軽く捻ってやった。俺は女子供でも容赦しない」

石田「何だと!この外道が!!ぶち殺してやる!!!」

一護「お前はあっち行ってろよ。頼むから」

チャド「一護・・・まずは80%からだ」

一護「来いよチャド」

日番谷「・・・」ブッ

恋次「何だと朽木隊長が茶渡に」

日番谷「ああ。俺が来たときには・・・クソ」

恋次「アンタ何やってんだ!こんなところで!!」

日番谷「お、俺は・・・俺は・・・」

恋次「どうせこの騒ぎに乗じて平子隊長やろうとしてんだろ!!そうだろうが!!」

日番谷「そ、それは」

恋次「俺も行く。茶渡のところに」

日番谷「ああ。俺は雛森のとこ行く」

恋次「アンタもくんだよ。ぶっ殺すぞ」

日番谷「お、おう」

チャド「俺の思い過ごしだったのかね」

チャド「今の月牙・・・弱くなったな一護」

一護「だろうな。だって俺本気出してねえから」

一護「俺死神代行引退する前にさ浦原さんに力を封印してもらったんだ」

一護「あんまり派手に出すと・・・わかるだろ」

チャド「ならば見せるのだ。この俺にその力を」

一護「そうだな。もう手加減はしねえ・・・」

一護「本気でてめえを殺してやる」

>>51
ブッってなに?

>>54
屁じゃね?

石田「ゲーッ!素手で茶渡くんを吹っ飛ばしたぞ!?」

石田「何と茶渡くんに力を!ひええ」

恋次「どうした」

チャド「やるねぇ・・・いいパンチだ」

一護「チャドの筋肉が」

チャド「初めて敵に会えた・・・いい殺し合いをしよう」

石田「まるで津波が来る前の海辺のようだ」

石田「わかるだろ阿散井?あれはヤバいサーファーも死ぬ」

恋次「いいからこれやるからあっち行ってろ」

石田「わーいわーい・・・何だこれ居るかこんなもん」

チャド「ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

一護「なん・・・だと・・・?」

チャド「これが100%の俺だ」

一護「今までのチャドとは比べ物にならねえ・・・何て・・・」

一護「消えた・・・?」

チャド「後ろだ一護」

一護「チッ」

チャド「どうした一護?怯えているのか」

一護「ビビってねえ。ビビっちゃいねえ!!」

チャド「強気だな一護。でも勘違いするなよ」

チャド「お前はまだ100%の俺と戦う資格を得たにすぎない」

チャド「死にたくないのなら全力で俺を超えろ。この俺をな」

チャド「それと言い忘れてたな一護」

チャド「100%の俺はひどく腹が減る」

一護「やめろチャド!何やってんだてめえは!!」

チャド「何が言いたい」

チャド「死神の魂魄を吸収する。それがどうかしたか?」

一護「くっ・・・」

チャド「所詮お前たち死神は剣を手に戦うしかない」

チャド「武器を鬼道を屈して戦うだけだ」

チャド「しかし俺は違う!俺はこの拳で戦ってきた。パワーでだ」

チャド「技を超えた純粋な強さそれがパワーだ!!!」

36歳で髪がオレンジのおっさんが剣背負ってる姿を想像したらワロタ

チャド「立て」

一護「ハァ・・・」

チャド「何かを護るため誰かを護るために戦うのがお前の信条だったな」

一護「それだけは曲げられねえ・・・俺の」

チャド「魂にでも誓ったと言うのかね?この俺を目の前にしても」

チャド「お前には足りない物がある。それは」

チャド「危機感だ。お前まだ自分が死なないとでも思ってるんじゃないのか?」

一護「うぐっ・・・がはっ・・・」

一護「強い・・・こいつは・・・」

チャド「今のお前は何も護れやしない」

チャド「何ならお前の仲間を一人殺してやろうか?」

一護「ま、待て・・・やめろォ!!」

>>68
一心の髪がオレンジ色になった感じを想像した

石田「こ、こっち来たぞ」

日番谷「氷輪丸!!!」

日番谷「氷輪丸の氷の龍をただの飛び道具だと思うなよ!これは」

チャド「どけ」

日番谷「は、はい・・・」

チャド「井上と朽木が居ないのは残念だ」

石田「殺すのか。ならば僕をやりたまえ」

石田「阿散井は副隊長、僕は親不孝者。死ぬのは僕」

恋次「俺だ。茶渡!殺すなら俺をやれ!!」

恋次「でも俺もただじゃ死なねぇ!!!」

一護「やめろォ!!!!!」

チャド「一護・・・お前は無力だ」

石田「阿散井・・・ダメだ死んでる」

チャド「仲間一つ護れやしない。お前は」

一護「俺は弱い・・・」

日番谷「見ろよ黒崎をあれは」

石田「やかましい!お前はあっち行ってろ!!」

一護「もう俺は誰も殺させねえ」

一護「お前が魂を捨てた代わりに得た力全部・・・全部まとめて使ってかかって来い」

一護「お前の全てをぶっ壊して俺が勝つ」

チャド「いい目だ」

チャド「そんな目をして挑んできた奴の屍を乗り越え俺は勝ってきた」

チャド「そんな時は開いてがどんなに弱くても全力を出したよ」

チャド「そして今ならかつてない力を出せる!!勝負だ!!」

チャド「これがフルパワーの100%中の100%だ」

一護「俺はこの斬月に月牙天衝にかける・・・」

一護「行くぜ・・・月牙天衝!!!!!!!!」

チャド「ヌオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

一護「防ぎやがった」

チャド「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

チャド「この俺に両腕を使わせるとは・・・ヌオオ・・・」

石田「何をやってるんだ黒崎!思い出してみろお前は如何なる時も窮地を乗り越えたじゃないか」

チャド「ヌオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

一護「このまま押し切ってやる・・・チャド!!!」

チャド「一護オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

チャド「100パーセントを超えた歪みか・・・」

一護「・・・」

石田「終わったな」

一護「チャドは」

石田「完全に消滅した。完全にな」

一護「恋次・・・死んじまいやがってバカ野郎が」

石田「いや死んでないよ。ほら」

恋次「生きてるぜ。死ぬわけねえだろ俺が」

一護「そうか・・・そうだよな」

恋次「ルキアが心配してんだろ。うち帰れよ」

石田「僕たちに御礼は」

恋次「てめえにはねえ」

一護「チャド・・・」

チャド「くっ・・・俺は負けたのか」

チャド「ここは・・・虚圏か」

チャド「なるほど神はまだ俺が死ぬ事を許さぬと言うのか」

チャド「この俺に更なる力を身に付けろとそういうのか」

チャド「そうかそうか・・・フフフ・・・」

チャド「ハッハッハ!俺を生かした事を後悔するぞ!!!」

チャド「この俺をだ!俺は一護に敗れちゃいない・・・俺は」

チャド「俺は何者も殺すことはできぬ。唯一無二の存在なのだ」

一護「チャドがいねえと虚退治する奴がいないよな」

石田「だから僕が立ち上がったのさ」

石田「給料貰っちゃったりしてね。滅却師兼死神代行ってか」

一護「タクシーは」

石田「やめました!見てごらんよこの衣装を」

石田「白黒だよ白黒」

一護「俺はもう疲れた。しばらくそっとしといてくれ」

浦原「は?あたしに稽古を」

一角「先の闘いでは派手にやられたっすからね」

弓親「だから僕たちに」

恋次「鍛えてくれよ俺たちを!」

浦原「そんなこと言われましてもね。ほら茶渡さん以上の強敵は」

弓親「・・・」

恋次「それがあいつどうも生きてるらしいんすよね」

浦原「そんなバカな。あり得ないっすよ茶渡さんが」

恋次「あいつの頑丈さ知ってるだろアンタも」

恋次「ついこの間、虚圏に探索に行った狛村隊長と六車隊長が消えちまった」

恋次「隊舎に茶渡からの手紙と生首を添えてな」

チャド「穴」

ガンテンバイン「はい?」

チャド「地獄と現世を通じる穴ができたらどうなるだろうな」

ガンテンバイン「そ、それは大変な事に・・・はい」

チャド「そうすれば現世はもっと楽しくなるだろうな」

チャド「混沌と殺戮。俺の求めていた力のみの世界に」

ガンテンバイン「く、狂ってる・・・」

チャド「どいつもこいつも殺してやる」

チャド「ガキも老人も妊婦もだ。力無き者には死が似合う」

ガンテンバイン「・・・ゴクッ」

ルキア「一護に・・・また」

日番谷「本当はさ。禁じられてるんだぜ黒崎の手を借りるのを」

日番谷「でもほら虚圏行けって言われてそれで・・・」

ルキア「ほ、他には」

日番谷「雛森と俺・・・ほら茶渡が派手にやったからこれぐらいしか。な?」

日番谷「それで黒崎は」

ルキア「今は仕事に」

日番谷「頼むよ朽木!慈悲をくれ俺に!!」

ルキア「・・・」

最後は大竹になって一護が「そっちが神様ならこっちは女神様だ」って言って終わるのか

雛森「ごめんね朽木さん」

ルキア「いえいいんです」

日番谷「黒崎来ねえのかよ。まあいいや」

日番谷「何でも地獄と現世を通過させる境界トンネルの装置を破壊するんだとさ」

日番谷「破壊だけなら俺でもできるよな・・・絶対に」

織姫「あれ?どうしたの朽木さん」

ルキア「井上」

織姫「どこか行くの?私をハブにして」

ルキア「いや危険だからその」

織姫「へ、へえ・・・また仲間外れか」

織姫「酷いよね相変わらず・・・」

ガンテンバイン「どうして俺が・・・クソ」

グリムジョー「おい!」

ガンテンバイン「あっ・・・」

グリムジョー「何やってんだてめえは?こんな機械作ってよ」

ガンテンバイン「やめろ!触るんじゃない!!」

ガンテンバイン「あのお方に・・・あのお方に俺が殺される」

グリムジョー「誰がどうやってるか知らねえけどよ」

グリムジョー「邪魔くせえんだよ。あ?」

ガンテンバイン「やめろォ!!!」

日番谷「なんだと」

日番谷「装置が壊されてる!!やった俺の手柄だ!!!」

ルキア「すまんな」

雛森「ありがとうございます」

織姫「優しいだね。惚れちゃいそう」

グリムジョー「勘違いしてんじゃねえよ。邪魔なんだよこれ」

ガンテンバイン「こ、殺される・・・解らんのかあの御方は!!」

チャド「装置一つ護れぬのか・・・貴様は」

ガンテンバイン「あ・・・あ・・・」

ルキア「お前は」

チャド「久しぶりだな朽木、井上。そして死神たちよ」

チャド「やってくれたな・・・よく俺の境界トンネルの夢を打ち砕いて」

日番谷「!!」

チャド「はじめてだ・・・この俺をここまでコケにしたバカ共は・・・」

ルキア「・・・」

雛森「・・・」

織姫「茶渡くんのくせに。何言ってんだか」

チャド「まさかこんな結果になろうとは・・・」

チャド「ゆ・・・許さん・・・」

チャド「ぜったいに許さんぞ虫ケラども!!!!じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!!!」

チャド「一人たりとも逃がさんぞ覚悟しろ!!!!」

グリムジョー「何だか知らねえけど。調子こいてんじゃねえぞ」

チャド「くっくっく・・・何を言いだすかと思えば・・・」

チャド「忘れたとは言わさんぞ俺を恐ろしさを」

チャド「カアアッッ・・・」ゴゴゴゴゴ

日番谷「そ、そそ、そんな・・・」

ルキア「あ奴こ、ここまで物凄いとは・・・」

ルキア「何という霊圧だ。か、勝てるわけ」

チャド「当たり前だ。たった5匹のアリが恐竜に勝てると思ったか?」

グリムジョー「上等だ。来いよほら来いって」

グリムジョー「てめえ・・・黒崎の仲間で一番ヘボい野郎だったよな」

チャド「くっくっく・・・」

チャド「いちいち癇にさわる野郎だ!!!!!」

チャド「破ァッ!!!!」

グリムジョー「くっ・・・くくく・・・」

グリムジョー「オラァ!!!」

チャド「なるほど・・・いい動きだパワーも申し分ない」

日番谷「い、いける!誰だか知らねえけどあいつなら!」

日番谷「茶渡!100%の力を出しやがれ!!こいつなら負けねえぞ!」

グリムジョー「全力で来いよ。そうだろデカいの」

チャド「100%・・・あああれか。そんなものとっくの昔に超越した」

チャド「見せてやる・・・俺の刀剣解放を」

グリムジョー「刀剣解放っててめえ破面か」

チャド「俺は虚に近い・・・そうだったよな朽木」

ルキア「そ、そういえば」

チャド「見せてやるぞ!俺の力をな!!!」

チャド「ふぅ・・・カアアアアッッ」

グリムジョー「何かと思えばシャツ脱いだだけかよ。くだらねえ」

チャド「お楽しみはここからだ」

チャド「ホアアア・・・アアアアアアアア」

ルキア「れ、霊圧がどんどん強くなっていく・・・」

チャド「アア・・・ハアアアアアアアアアアア!!」

チャド「はあっ・・・はあっ・・・」

グリムジョー「マジでかよ・・・こんな」

日番谷「こ、殺される・・・」

ルキア「悪夢だ・・・」

チャド「へへへ。気をつけろよ・・・こうなってしまったら前ほど優しくないぞ」

チャド「そうだな。あの100%の俺の10倍以上は確実だ・・・」

日番谷「なん・・・だと・・・?」

チャド「ばっ!!!!」

ルキア「日番谷隊長!雛森副隊長と井上は」

日番谷「すまねえ逃げるの精一杯だった」

グリムジョー「ここだここ」

日番谷「雛森!血が出てる・・・てめえ護るならちゃんとしろよ!!」

グリムジョー「うるせえな。持ってろよほら」

グリムジョー「お前・・・死神女もこいつを」

ルキア「助かった。済まぬ・・・」

グリムジョー「近くに居たから。ついでだついで」

チャド「ハッハッハさすがに逃げ足は速いな」

チャド「もっとも今のはほんの挨拶代わりだ。死神にだってできる」

チャド「くっくっく。情けないツラだ・・・さてどいつから殺してやろうか・・・」

チャド「決めた!!!」

グリムジョー「はやい!」

日番谷「おっと」

雛森「あ・・・う・・・」

ルキア「雛森副隊長!!!」

雛森「これで・・・三度目・・・」

日番谷「くっ・・・卑劣!何て野郎だてめえ!!」

グリムジョー「狙うなら俺からだろうがてめえビビってんのか」

チャド「弱い奴から先に狙う。これが戦いだ」

グリムジョー「それはてめえが雑魚にしか粋がれねえからだろ。来いよ」

グリムジョー「殺してやるよてめえは」

チャド「いい気になるんじゃないぞ・・・破面が!!!」

恋次「虚圏か・・・久しぶりに来たな」

ガンテンバイン「うっ・・・」

恋次「お前に聞きてえ事があんだけどな」

恋次「死神見なかったか」

ガンテンバイン「や、奴らなら茶渡泰虎と・・・戦っている・・・」

恋次「やっぱり茶渡か」

恋次「修行の成果を見せてやる」

ガンテンバイン「」

恋次「待ってろよルキア、雛森、井上。今行ってやるからな!!!」

グリムジョー「虚閃!」

チャド「フン!!何が・・・虚閃だ!!」

グリムジョー「てめえ今の虚閃が虚閃だと思ってんじゃねえぞ」

チャド「何を」

グリムジョー「こいつが俺の虚閃だ」

チャド「くっ!この至近距離で放つというのか!!」

グリムジョー「勝負と行こうじゃねえか!!」

チャド「虫ケラが・・・死ぬのは貴様だ!!!」

日番谷「おい井上!雛森早く早く!!!」

織姫「チッ」

チャド「・・・耐え抜いてやったぞ。フフフ」

日番谷「ば、化物だ」

チャド「さあ次は誰だ・・・お前か!」

恋次「待てよ。俺が相手だ」

チャド「阿散井か。来たのだな」

チャド「なるほど前に会った時より強く・・・」

恋次「ああ」

日番谷「無茶だ!あいつは茶渡の強さをわかっちゃいねえ!!」

グリムジョー「少なくともてめえよりはわかってんだろ」

ルキア「恋次は相手の力量を解らず突っ込む男ではないからな」

日番谷「ぐぬぬ・・・」

恋次「行くぞォ!!!!」

この>>1の面を一度でいいから見てみたい

チャド「ダアッッ!!!」

恋次「くっ・・・」

チャド「吹き飛ぶがいい阿散井!!!」

恋次「調子に乗ってんじゃねえ!!」

チャド「弾き飛ばした・・・だと・・・!?」

恋次「狒骨大砲!!!」

チャド「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

チャド「ハァ・・・ハァ・・・」

チャド「お・・・おのれ・・・!!」

>>145
(・-・)

俺は断面図がみたい

>>148
(U)

チャド「くっくっく・・・見縊ってたよ阿散井」

チャド「お前の実力をな」

恋次「俺もだ」

チャド「ならば本気を出そう・・・本気をな」

恋次「最初からそうすりゃいいんだよ。本気でやろうぜ」

ルキア「れ、恋次のやつ・・・こんな時にまであの重いタオルを巻いておったのか」

恋次「てめえに殺された死神の怒りを思い知れ!!!」

日番谷「勝てる!!!!」

チャド「貴様はこの俺が変身したのを知らんだろう」

チャド「貴様にもあたえてやるぞ朽木たちと同じこの俺に対する恐怖を」

恋次「変身・・・だと・・・?」

チャド「よし先に絶望感をあたえておいてやろう」

チャド「どうしようもない絶望をな!」

チャド「この茶渡泰虎は変身するたびにパワーがはるかに増す・・・」

チャド「その変身をあと2回残してる。その意味がわかるな?」

恋次「なん・・・だと・・・?」

ルキア「あと2回だと」

チャド「見せてやろう!!光栄に思うがいい!!」

チャド「この変身をみせるのは貴様が初めてだ!!!」

チャド「ハーハッハッハ!よーく見ておけ!!」

チャド「茶渡泰虎の第2段階の刀剣解放を!!!」

チャド「カアアアアア・・・・!!」

恋次「!!」

チャド「ぬううう・・・!!」

チャド「おああああああああああ・・・かはあっ!!!」

チャド「ふうっ・・・」

恋次「・・・」

チャド「待たせたな。さて第2回戦と行こうか」

日番谷「たいして変わって」

グリムジョー「馬鹿野郎がよく見ろよ・・・さっきまでとは別物だぜ」

チャド「どぉれ。ちょっと拝見」

恋次「くそったれ!パワーがてめえならスピードは俺だ!」

恋次「!!」

チャド「遅いねぇ・・・遅すぎる」

チャド「ひゃあ!!!」

恋次「お・・・おあっ・・・」

チャド「ひゃあ!!!」

恋次「くっ!」

恋次「は、はやい・・・」

チャド「ひゃあ!!!」

チャド「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃ・・・!!!」

恋次「ぐああっ!!!」

日番谷「さてと・・・」

グリムジョー「十刃ってのはみんなそれぞれ能力があるんだぜ」

日番谷「もういいから帰ろうぜ。無理だ無理」

グリムジョー「ウルキオラの超速再生にアーロニーロの能力」

ルキア「貴様は何なのだ」

グリムジョー「俺は死の淵から這い上がる事でその強さを増す」

グリムジョー「誰でもいい!俺を半殺しにしろ!あいつ死んじまうぞ!!」

雛森「わ、わかりました」

日番谷「帰ろうぜ。もういいだろ!」

グリムジョー「思いっきりやれ!!」

チャド「ふぅん」

チャド「あと3人か・・・いや井上とグリムジョーを含め5人」

チャド「どうせ死神は一人残らず絶やすつもりだ!」

チャド「ようし・・・この姿でも貴様なら全員を粉々にするのは簡単な事だ」

チャド「しかし殺す前に死よりもおそろしい究極のパワーを見せてやる!」

ルキア「なん・・・だと・・・」

チャド「大サービスだ!!!俺の最後の変身を・・・」

チャド「俺の真の姿を!!!」

チャド「うおおおおおお・・・!!!!」

ルキア「しっかりしろ恋次」

織姫「終わったよ」

グリムジョー「その刺青連れてどっか遠くに行きな」

ルキア「し、しかし」

グリムジョー「邪魔なんだよ。てめえら」

日番谷「お、俺こう見えても隊長だぞ!!!」

グリムジョー「黒崎って奴は甘い男だ。護る護るってうるさくてよ」

グリムジョー「てめえら死なれちゃあの野郎の本気の力出せねえだろうが!」

グリムジョー「黒崎を倒すのはあいつじゃねえ。この俺だ!!!」

ルキア「わ、わかった。お前も死ぬんじゃないぞ」

雛森「頑張ってくださいね」

日番谷「お、俺は知らねえ・・・知らねえぞ」

グリムジョー「派手に暴れてやるか・・・あの野郎相手によ」

一護「ただいま・・・何だいねえのかよ」

たつき「一護」

一護「たつき、何でお前が」

たつき「朽木さんが出かけるからって留守預かってんだよ」

一護「出かけるって」

たつき「それとこれ」

一護「・・・すぐに戻るって・・・」

たつき「もう5時間になるよ。帰って来なくて」

一護「虚圏か・・・」

チャド「・・・」

日番谷「あれが茶渡の正体か・さっぱりし」

恋次「外見で判断するなといういい見本だ・・・見ろよアンタも」

グリムジョー「くたばりやがれ!!!!」

チャド「カッ」

チャド「きええええっ!!!!」

恋次「あ、あの野郎・・・ただの足蹴りで弾き返しやがった」

チャド「今度はこっちからやらせてもらうぞ・・・軽くな・・・」

グリムジョー「ごふっ!!」

チャド「助けたかったらいつでも来い。フフフ」

グリムジョー「わかっちゃねえな・・・感じてみろよ」

チャド「ムッ・・・これは」

グリムジョー「黒崎だ。奴が来た・・・わかんだろ・・・てめえも」

チャド「今さらあいつが来てどうなると言うのだ!!」

グリムジョー「少なくともてめえは死ぬ。黒崎一護って男はてめえより強い・・・負けねえはずだ」

チャド「減らず口を叩くな!!!」

チャド「俺は唯一無二の強さを持つ男・・・茶渡泰虎だ」

グリムジョー「へっ・・・そうかい」

チャド「もういい。お前は死ね」

一護「これは・・・」

チャド「遅かったな。こいつ死んだぞ」

一護「関係ねえ野郎まで巻き込みやがって・・・グリムジョー」

一護「今度こそてめえは俺がぶっ倒す!この俺が!!!」

チャド「くだらない事を・・・」

恋次「俺たちは邪魔だ。離れようぜ」

織姫「ええーっ!だって黒崎くんが」

ルキア「我儘を言うな行くぞ」

織姫「チッ。気安く触るなよ泥棒猫が」ペッ

ルキア「・・・」

チャド「空中戦と地上戦・・・どっちがいい」

一護「どっちかつうと地上戦かな・・・」

チャド「そうか。ならばこのまま始めるとしよう」

一護「サービスいいな・・・それとも余裕ってやつか?」

チャド「こう見えても俺は優しくてねぇ」

チャド「そうだもう一つとっておきの大サービスをしてやろう」

チャド「両手を使わないでやる。どうだ?」

一護「両手・・・お前の武器なのにか」

チャド「問題ない」

一護「そうか・・・さてと。こっちから仕掛けてもいいんだろ」

チャド「好きなようにしろ」

一護「行くぜ・・・チャド」

一護「でやあああああああッッ!!!」

チャド「チッ」

一護「どうしたチャド!押されてるじゃねえか!!」

チャド「ぐっ・・・」

一護「両手を使えよ!チャド!!!」

チャド「己ェ・・・一端のサラリーマンが!!!」

一護「手使ったじゃねえか。へへへ」

チャド「サービス期間は終わったんだ」

一護「そうかい。なら俺も忠告してやるか」

一護「てめえはよ。自分の強さに自信ありすぎるんだ」

一護「そのせいでスキだらけなんだよ。前よりもな」

チャド「・・・そいつはどうも・・・」

チャド「そろそろ飽きてきたな。決着をつけよう」

チャド「一護。虚化はどうした」

一護「・・・」

チャド「やるなら早めにした方がいい」

チャド「マックスパワー・・・つまりこの姿の約50%でお前を虚圏のチリにする事ができる」

一護「なん・・・だと・・・」

一護「・・・そいつはちょっと大げさだぜ。へへ」

一護「ハッタリをかませすぎだぜチャド」

チャド「やはりお前との殺し合いは楽しい・・・」

チャド「さて行くとするかね・・・」

一護「月牙天衝!!!」

チャド「フヌヌヌ・・・ハアアアアアアアアアアア!!!!」

一護「野郎・・・俺の全力の月牙を」

一護「ハッタリじゃねえ。チャドのやつ本当に半分しか出しちゃいねえ」



ルキア「我々にできる事はないのか恋次」

恋次「・・・月牙天衝だ」

日番谷「そ、それならさっきやったろうが!もう帰ろうぜ」

雛森「帰りたきゃ一人で帰りな。クズが」

恋次「限界まで溜めた月牙を奴に放つそれしか方法はねえ!」

恋次「少しでも俺たちで時間を稼いでやるんだ。一語だってわかってるはず」

恋次「一護ォ!」

一護「恋次・・・ルキア」

ルキア「我々が奴を食い止める。その隙に」

チャド「うぬらがこの場に立つ資格など無いわ!失せろ!!!」

恋次「月牙だ。全力の極限まで溜めろ」

ルキア「そして奴を撃つのだ。良いな」

一護「でも」

雛森「安心してください。私頑丈ですから」

一護「・・・わかった。死ぬんじゃねえぞ」

恋次「ああ。死にはしねえさ絶対に」

一護「ふぅ・・・」

チャド「何を考えておるのだ!貴様たちに!」

チャド「邪魔はさせぬぞ!!!」

恋次「てめえだけは止めなきゃならねえ。あの死んだ破面も命賭けてたからな!」

チャド「グリムジョー・・・お前たちも甘いねぇ!甘すぎるのだ!!!」

チャド「いいだろう!そんなに邪魔をしたくばうぬら諸共粉々に砕いてやる!!喝ッッ!」

ルキア「一護・・・まだかまだなのか」

チャド「余所見をするな朽木・・・死ぬぞ」

チャド「さて・・・な、何だあれは・・・月牙だと言うのか!あれは」

恋次「やべえ。もうバレちまった」

チャド「何をコソコソしておるのかと思えば・・・撃たせぬぞ一護ォッッ」

チャド「虚圏もろともゴミにしてやる!!!!」

一護「・・・よし!できた!!!」

恋次「やれーーーッッ!!!」

チャド「な・・・しまった・・・!」

恋次「伏せろッッ!!!」

チャド「こんなもの・・・・!!!」

チャド「ぐっ・・・くっ・・・」

チャド「こ・・・こんなもの・・・こ、こんな」

チャド「こ、この・・・」

チャド「こっ・・・」

チャド「うあああああああああああああああああああああああ」

ルキア「や、やった・・・やったぞ」

日番谷「やればできるじゃねえか」

雛森「もう帰っていいよ」

日番谷「ぐぬぬ・・・」

ルキア「一護と恋次は・・・」

雛森「あれ・・・あそこ」

一護「おーい」

恋次「ここだここ・・・」

織姫「黒崎くん!今治すからね!恋次くんは後でいいよね?」

恋次「お、おう・・・」

日番谷「やっと帰れるな。やっと・・・」

一護「グリムジョー・・・あいつ」

ルキア「素晴らしい男だっ・・・」

一護「どうしたルキア」

ルキア「茶渡だ!!!!」

チャド「フゥ・・・フゥ・・・破ァ!!」

恋次「マジ・・・かよ・・・」

雛森「あ、阿散井・・・くん」

ルキア「恋次!」

日番谷「あわわわわ・・・」

チャド「さ、さすがの俺も今のは死ぬかと思った・・・この茶渡泰虎が死にかけたのだぞ・・・」

一護「逃げろ・・・逃げるんだ!!」

ルキア「何を言っておる一護・・・そ、そんなこと・・・」

一護「さっさと行け!邪魔だ!!みんな揃って死にてえか!!!」

チャド「貴様らを許すと思うか?一匹残らず生かしては帰さんぞ・・・」

チャド「ダメージはくらっても貴様ら如き片付けるのはわけはないぞ!!!」

ルキア「う、うわああ」

一護「ルキア!やめろチャド!!!」

チャド「ふ・・・」

ルキア「一護ォッッ!!!!」

一護「あ・・・」

雛森「朽木さんが・・・朽木さんが・・・」

織姫「フフ」

日番谷「死んだふり・・・死んだふり・・・」

チャド「くっくっく。お次は井上を粉々にしてみせようか」

一護「ゆ・・・許さねえ・・・よ・・・よくも・・・よくも・・・」

一護「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」プチン

雛森「!?」

チャド「ん・・・なんだと・・・!?」

雛森「く、黒崎・・・さん・・・?」

一護「雛森・・・恋次たち連れてさっさと現世に帰れ!まだかすかに生きている・・・」

雛森「あ・・・あ・・・」

一護「俺の理性がちょっとでも残ってるうちにとっとと消えるんだ!!」

雛森「は、はい・・・」

雛森「ほら井上さんも笑ってないでシロちゃんも腰抜かしてないで」

織姫「こ、これで黒崎くんは・・・私の・・・ククク」

日番谷「あ、歩けねえ・・・おんぶしてくり・・・」

チャド「な、なんだ!あいつの変化は・・・虚化とは仮面を被る事じゃ・・・」

チャド「あれはまるで・・・完全な破面・・・まさか一護が」

一護「いい加減にしろ・・・このクズ野郎」

一護「次から次へ罪のない者の命を殺しやがって・・・ルキアまで・・・」

チャド「な、なぜだ・・・一護・・・貴様は・・・」

一護「俺は怒ったぜ・・・チャド・・・」

チャド「俺の質問に答えろ!何者なのだお前は!!!」

一護「俺は現世から貴様を倒すためにやって来た死神・・・」

一護「虚の力を持ちながら激しい怒りに目覚めた・・・」

一護「死神代行・黒崎一護だ!!!」

チャド「くっくっく・・・なるほど・・・虚の力か」

チャド「ふーっ!ふーっ!」

チャド「破!」

チャド「くっ・・・避けだと・・・」

チャド「そんなはずはない!!!」

一護「どうした当ててみろよ」

チャド「な、なにを・・・ふざけやがって・・・」

チャド「後悔しやがれ!!!!」

一護「ペッ・・・それだけか」

チャド「な・・・に・・・ちくしょう・・・」

チャド「チクショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」

チャド「この俺が・・・この俺が!!」

一護「終わりだチャド」

チャド「そ、それは・・・」

一護「こいつを使うのは藍染に続いて二度目だ」

一護「でもこの姿で使うとなればどうなるか・・・俺にも解らねえ」

チャド「貴様!俺と共に死ぬと言うのか!!」

一護「そうでもしなきゃ俺は貴様に勝てねえ!それに貴様を倒す・・・ルキアの仇だ」

一護「あいつはもう帰って来ねえんだ!!!」

チャド「よかろう・・・ならば砕いてみせよう!この拳に生涯のすべてをこめて!!」

チャド「うけてみよ!我が全霊の拳を!!」

一護「見せてやるよこれが最後の月牙天衝だ」

チャド「天に滅っせい一護ォ!!!!!」

一護「無月」

チャド「そうか・・・俺は死んだのか。ここは」

ルキア「地獄の入り口だ」

チャド「朽木どうして」

ルキア「お前が敗れてここに来ると一護が勝つと信じていた。茶渡もう良いだろう」

ルキア「お前はもう十分すぎるほど戦った。これで終わりなのだ」

チャド「今度の俺の相手は地獄か・・・面白い」

ルキア「茶渡!」

チャド「ようやく俺の居場所が見つかったというわけだな。フフフ」

チャド「その礼と言っちゃなんだが俺の力・・・この力で3人生き返らせる」

チャド「お前と朽木白哉それにグリムジョーを・・・」

チャド「お前は一護の傍に居てやれ。俺のように力に染まらぬようにな」

ルキア「あんずるな。わかっておる」

チャド「他の誰かを護るために120%の力が出せる・・・それが一護のお前たちの強さなのだ」

チャド「お前たちには色々と世話ばかりかけちまったな」

ルキア「茶渡・・・」

石田「あれから1週間見てごらんよ。落ち込んだりしちゃって」

一角「そりゃそうだろルキアちゃんが吹っ飛んだんだろ。誰だって」

弓親「阿散井だって怪我治ったけどずっとふさぎ込んでるよ」

石田「よし僕が喝を入れてあげよう!黒崎!!」

一護「・・・」

石田「働きたまエ。君が働かなかったら子供たちはどうするのかネ」

一護「失せろ」

石田「何だって!?この口がそれを言うか!!!」

一角「ほっといてやれよ!何なんだお前は」

弓親「元気だしなよ一護」

石田「離せぬか!無礼者が!!」

ルキア「おい!」

一護「ふぅ・・・またかよ・・・お前いい加減に」

ルキア「何なのだこの散らかしようは!まったく私が居らんと何もできないのだな」

一護「ルキア・・・お前どうして!」

ルキア「茶渡。あ奴が最後の最後で私や兄様達を蘇らせてくれた」

ルキア「みんなはどうした」

一護「たつきが面倒見てくれてる浦原さんの家に預けるとまずいからな」

ルキア「そうか。恋次の奴も驚いておったぞ」

一護「そうだろうな。迎えに行こうぜ車出すからよ」

ルキア「ああ」

ルキア「力に染まらぬように・・・か」

ルキア「心配するな茶渡。一護は力には染まらん」

一護「おい!行くぞ」

ルキア「一護は昔から何一つ変わらぬ男だからな」


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