シンジ「キスだけで絶頂させられるリップ、ですか?」(897)

リツコ「試験的に作ってみたの」

シンジ「どうして、そんなものを」

リツコ「販売すれば、研究資金の足しになるかもと思ったのよ。でもダメね」

シンジ「失敗作なんですか?」

リツコ「強力すぎるのよ。こんなモノが市場に出回ったら収拾がつかなくなるもの」

シンジ「はあ……で、僕を呼んだ用事って」

リツコ「シンジ君、あなたこれ使ってみない? 大量に出品はできないけれど、全く活用しないのも勿体ないわ」

シンジ(押しつけられちゃった。リップなんだし女の人に渡せばいいのに)

シンジ「あ。綾波、綾波も今帰り?」

レイ「ええ」

シンジ「僕も。一緒にいいかな」

レイ「構わないわ」

テクテクテク

シンジ(とにかく使ってみろって言われたけど……)チラッ

レイ「……」

シンジ(例えば綾波みたいな子にも効果あったりするものなのかな?)

レイ「なに?」

シンジ「あ、ごめん、別になんでもないよ」

テクテクテク

シンジ「キス……」

レイ「?」

シンジ「いや、えっと。例えばだよ? 例えばだけど、僕が綾波とキスしたいって言ったら、どうする?」

レイ「質問の意味がよく判らない」

シンジ「してくれるかな……ってこと。逆に、絶対イヤだとか」

レイ「別に。構わないわ」

シンジ「い、いいの?」

レイ「常時露出している粘膜が接触するだけで、身体機能維持に問題ないもの」

シンジ「そ……そーいう考えなんだ……」

レイ「それに、碇君なら、平気」

シンジ「……綾波! じゃあ、お願いしていいかな。一回でいいから。試してみたいことがあって」

レイ「…」コクリ

シンジ「ちょっと待ってね」ヌリヌリ

レイ「何をしているの?」

シンジ「試したいことの準備があって……よし、こんなもんかな」

レイ「……」

シンジ「目、つぶってくれる?」

レイ「こう?」

シンジ「うん。い、いくよ」

チュッ…

レイ「ッ!?」ビクン

レイ「ぁ~~!」ビクビク

シンジ「綾波!? 大丈夫?」

レイ「な……に? 今の。ハァ、ハァ」

シンジ(うわ。なんかめちゃくちゃ色っぽい)

シンジ(……リップの効果って、一回キスしたくらいじゃ消えないよな?)

チュゥ

レイ「ン、ふぁっ!」

シンジ(す、凄いや。このリップ、凄い!)

チュッ、チュッ、チュチュ

レイ「ひッ! ああ! いかりく、ンぅぅ!!」ビクビクン!ビククッ!

―――

レイ「ハァ、ハァ、ハァ」

シンジ「まだ自分じゃ歩けない? ほら、綾波の部屋に着いたよ」

レイ「ハァァ……ぁ」

ドサッ

シンジ「大丈夫? 少し時間が経てばちゃんと回復すると思う。それじゃ、僕帰るね」

レイ「イカリ……ク……モット……」

テクテクテク

シンジ(あそこまで効くなんて。強力すぎるって、リツコさんの言ってたとおりだ)

シンジ(これってマズいよな……でも、使って報告するってリツコさんと約束しちゃってるし)

レイ『あ~~!』

シンジ(あの綾波でも、あんな……)ドキドキ

シンジ「ただいまー」

―――

ミサト「シンちゃーん、もう一杯ちょうだい」

シンジ「今日は少し飲み過ぎですよ。ミサトさん」

シンジ(他に使うとしたら、ミサトさん? でもそもそも僕みたいな子供とキスなんて)

アスカ「ちょっとシンジ! この辺に置いといた雑誌どこよ」

シンジ「テーブルの上にない?」

シンジ(じゃあアスカ……? どう反応するか、見てみたくはあるけど)

学校~

シンジ「はぁ」

シンジ(結局、考えるだけで何もできなかったな。使う決心つかないし)

レイ「……碇君」

シンジ「あ、おはよう綾な」

レイ「キスして」

シンジ「みぃっ」

トウジ「な、何や!?」

ケンスケ「今……キスって」

レイ「キス。お願い」

ザワザワザワザワ

「すげー、こんなおおっぴらに」
「してやれよー碇!」
「綾波さん、どうしちゃったの?」

アスカ「あ、あ、あんたバカァ!? 突然トチ狂ってんじゃないわよ!」

レイ「どいて、弐号機パイロット。私は碇君と話してるの」

アスカ「ッ」

レイ「碇君……昨日は、あんなにキスしてくれたのに」

ザワザワザワザワ!!

シンジ「ああああああ……」

トウジ「ホ、ホンマかっ、シンジ」

ケンスケ「いいよなぁエヴァのパイロットは」

ヒカリ「碇君、フケツよ!」

アスカ「シンジ……あんた」

シンジ「綾波! と、とにかく一旦こっち来て!」グイッ

タタタタッ

シンジ「ハァ、ハァ……ここなら」

レイ「ここで、してくれるの?」

シンジ「え。いや、そうじゃなくて話を」

レイ「……」

シンジ「う」



アスカ「あいつら、どこ隠れてんのよ……見つけて聞き出してとっちめてやるっ」

シンジ(綾波……すっごく期待してるんだ。ぽわっと赤くなってて、可愛い……)

シンジ(元はと言えば僕から頼んで使っちゃったんだし、いまさらダメってのも……)

レイ「……して」

シンジ「ゴクッ。う、うん。今、準備だけするから」ヌリヌリ

レイ「早く。もう待てないの」

ギュッ

レイ「あ」

シンジ「綾波っ!」

チュゥゥ

レイ「ンぅ、あぁぁッ!」

シンジ(イってる……うう、こうやってイクところ、やっぱりもっと見たい! もっと!)

チュ、チュゥゥ

レイ「ひぅ! ふあ、あ~~!」

アスカ「ここかぁ!?」

バタン!

シンジ「えっ」

アスカ「あ」

レイ「ハァ、ハァ、いかりく……」

アスカ「ぬわにしてんのよぉあんたらっ!! が、学校で!!」

シンジ「アアアスカ。いや、別に、ホントに、何も」

レイ「ぁぁ、いかりくぅん……続けて……キス……キスください……」スリスリ

アスカ「ッッ」

シンジ「あっ、綾波。ちょっとストップ」

アスカ「これの! どこが! 何もしてない光景だってのよ!」

シンジ「どこがって。ええっと」

レイ「……邪魔しないで、弐号機パイロット」

アスカ「うっさい、発情女。あんたこそ黙ってて」

レイ「あなたはしてもらったことが無いの? 碇君から……キス」

アスカ「!」

レイ「そう、無いの」

アスカ「あるわよ!……一回だけ。シンジからってわけじゃないけど」

シンジ(落ち着け、落ち着け。こういう時こそ、男の僕がしっかりして綾波を守ってあげないと)

アスカ「勘違いしないでよね。私はこんな奴どうでもよくて、ただ暇つぶしでキスしてみただけなんだから」

レイ「だから気持ち良くなれなかったのね」

アスカ「はぁ!?」

シンジ「あの、アスカ。違うんだ、僕がリツコさんから貰ったリップを使ってて」

アスカ「今は唇がすべすべって? バカじゃないのあんた」

シンジ「……」

レイ「……あなたもしてもらったら? 碇君に。そうすれば、とてもとても気持ち良くなれるわ」

アスカ「お断りよ」

レイ「怖いの?」

アスカ「なにを怖がるってえのよ」

レイ「私みたいに、碇君のモノになるのが」

アスカ「……馬鹿馬鹿しい」

レイ「何もしないのなら、邪魔しないで」

アスカ「く……ッ」

レイ「碇君、また、お願い」

アスカ「つ……つき合ってらんないわっ、この変態コンビ!!」

バタン!

家~

シンジ(なんだか疲れちゃった……自業自得だけど)

シンジ(このリップ、強力すぎるから、使うとしたって気をつけないと)

シンジ「……」ヌリヌリ

ペロ、チュ

シンジ(なんともないか。塗ってから自分で自分に触れてみても効果はないんだな。どういう仕組みなんだろ?)



シンジ「スー、スー」

アスカ「ん?」

シンジ「スー、スー」

アスカ「なにこんなトコで寝てんのよ。邪魔よ」

シンジ「スー……ン」

アスカ(こいつ、ファーストと付き合い始めたってことよね)

アスカ(……ふん。ま、お似合いじゃない)

シンジ「スー、スー」

アスカ(なにが『怖いの?』よ。ああやって逆に牽制でもしてるつもり?)

アスカ(あいにく同居してんだから、その気になればキスの一つや二つ……ほら。今だって……)

アスカ「……」

シンジ「ン」

チュゥ

アスカ「!?」ビク

アスカ「ぁんっ! ン~~~~ッ」ブルブル

シンジ「ンン」

アスカ(な……んなの? 私いま、イ……った?)

アスカ「シンジ……?」

シンジ「スー、スー」

アスカ「……」ドキドキ

チュッ

アスカ「ふぁッ!」

チュゥゥ、チュ、チュチュッ

アスカ「ひアア! ふゃぁう! ンぁぁぁぁ~~~!!」ビクビクッビク

アスカ(なにこれっなにこれっなにこれええっ)

シンジ「んあ?」

アスカ「ああらメぇ、しんじぃぃ! 起きないれっ……ンンン」

シンジ「むぐぅ!?」

チュプ、チュッ

アスカ「ああっ! ぁ、と……とめらんらい、いくらでもイけちゃうの、キス、ひぁぁン!」

シンジ「ぷはっ。ア、アスカ。しっかりして! アスカ!」ギュッ

アスカ(あ―――)

アスカ(シンジ、やっと抱きしめてくれた……)

チュゥゥ!

アスカ「ああ! ひへぁぁぁぁっぁぁ~~~」ビクンッ!ビクンッ!

シンジ「気絶しちゃった……」

シンジ(どうなってるんだろ。リビングで寝ちゃってて。アスカが寝てる間にキスしてた……?)

シンジ(なんでそんな)



アスカ「ん」

シンジ「アスカ、気がついた? 大丈夫なの?」

アスカ「あ……しんじ」

シンジ「う、うん。シンジだけど」

アスカ「シンジぃ」スリスリ

シンジ(な、なんか怖い)

シンジ「ねえ。どうして僕にキスなんて」

アスカ「ふふ、だって好きなんだもん。シンジだーい好きなの」

シンジ「ア……アスカが壊れた……」

ネルフ~

リツコ「そう。順調のようね」

シンジ「順調なんですか? 色々と取り返しのつかないことになってるような」

リツコ「可愛い女の子二人ともに懐かれて、悪い気分はしないでしょう?」

シンジ「それは……でも、綾波はともかくアスカがああだから、毎日取り合いみたいになっちゃって……」

リツコ「あら、自慢かしら。むしろそれこそ男冥利につきるってものじゃなくて?」

シンジ「だって、リップの力じゃないですか」

リツコ「レイがキスを許したのや、アスカが自分からキスしたのは相手が碇シンジ君だからよ」

シンジ「……」

リツコ「そうね。そういう意味では、シンジ君とキスをする気がない女性にも試してみて欲しいわね」

シンジ「え」

リツコ「ミサト、あるいはマヤなんてどうかしら。私としてもあの二人なら、観察に都合がいいし」

シンジ「さすがにそれはマズいですよ」

リツコ「なぜ?」

シンジ「なぜって……」

リツコ「快楽以外の症状をともなう麻薬とは違うのだし、女を何人も囲っているような男はそこかしこにいるわ」

シンジ「だからって! 道具には違いないし、そんな男になる必要だって無いじゃないですか」

リツコ「もうレイとアスカをモノにしてしまったくせに?」

シンジ「あぅ」

シンジ「と、とにかく。威力を思い知ったから、そう安易に使うのは反対なんです」

リツコ「……」

シンジ「使わせてもらっておいて、我侭言うようでごめんなさい」

リツコ「はぁ。ま、いいわ。今日は帰りなさい」

シンジ「はい」

プシュッ

リツコ「中々頑固ね……でも……」

限界任せた

ネルフ自販機前…

シンジ「はぁ…なんであんなことになったんだろう
元はと言えばリツコさんのせいだ。僕は悪くない悪くない悪くない…

それにしても綾波やアスカに悪いなー。クラスのみんなからも茶化されちゃうし…」

ピト…(頬に冷たい缶コーヒー)

シンジ「ヒャッ!!」

加地「どうしたんだい?そんな辛気臭い顔して
もしかしてこれかな?」(小指を立てる)

シンジ「あっ、加地さん
なんですかもう、やめて下さいよ
それにそんなんじゃないです。」

加地「おー、これは失敬失敬こっちだったかな?」(親指をたてる)

シンジ「だから違いますって、もうそんなんじゃないです。それに僕そういう趣味ないですよ!」

加地「そうかい、何にもないなら良かった。これから暇かい?ちょっとデートにでも付き合ってくれないかな?」

シンジ「僕男ですよ。」

加地「愛に性別なんて関係ないさ。」

シンジ(えっ何これ、これってヤバイパターンなんじゃ…
ていうかこれって男にも効くのかな?
何を考えてるんだ僕は!そうじゃなくて、そうじゃなくて…

あ、、、)

加地「アッー!!」

こういうのオナシャス!!

>>253
誰得w

>>254
我特

リツコ「……ヒトは結局、悦楽には抗いきれないものなのよ。痛みや苦しみ以上にね」



シンジ「ただいま」

アスカ「おかえりなさいっ」ガバッ

シンジ「わ!?」

アスカ「バーカ、驚きすぎよ」

シンジ「アスカ……だってちょうど玄関にいるなんて思わなかったから」

アスカ「ちょうどじゃないわよ。外見てたらシンジが見えたから待ってたの」

シンジ「そ、そっか」

アスカ「ね。おかえりのキス……して」

シンジ「う゛」

アスカ「んー」

シンジ(すぐ来るだろうと思って、先にリップ塗っといて良かった……)

シンジ(あんまり乱用はしたくないけど、綾波とアスカにはもう使っちゃったんだから)

シンジ(責任……そうだ、責任取らなくちゃいけないんだ)

チュ

アスカ「ッ」ビクン

チュゥゥゥ

アスカ「ひぅ! あっあ~~~~!」ビクビクビク

シンジ(もう何回も見てるけど、やっぱり凄い……ッ、いつもキツくて、僕のことなんか見下してたアスカなのに)

チュッ、チュプ

アスカ「あぅンッ! いふゃッ!」

シンジ(僕の腕の中で跳ねまわって、腰砕けになって、だらしないエッチな顔になって)

アスカ「ぁぁ……き……もひぃ……」

シンジ「満足した? そろそろ靴くらい脱ぎたいんだけど」

アスカ「だめへ……もっろぉ、キスほひ」

シンジ「ンっ」

チュゥゥゥゥゥゥゥゥ

アスカ「ふぁ、ァァ~~~~ッッ!」ガクガクガク

ミサト「アスカは?」

シンジ「今日は疲れちゃったみたいで。先に寝てます」

ミサト「そっか。ま、あの子も、好き勝手してるように見えてあれで色々大変なのよ」

シンジ「……はい」

ペンペン「クェ」

ミサト「んふ、ペンペン、おいで~」

シンジ「!」

シンジ(ミサトさん無防備だから、かがんだら胸の谷間が……って! なに考えてるんだ、僕)

シンジ(そんなのずっとそうじゃないか。リツコさんがおかしな事言うから、変に意識しちゃってるんだ)

ミサト「たかいたかーい」

ペンペン「クェェッ!?」

シンジ「ミ、ミサトさん。ペンペン困ってますよ」

ミサト「そーいえばシンちゃん。ぬふふ」

シンジ「な。なんですか?」

ミサト「レイとできちゃったんですって~?」

シンジ「えっ」

ミサト「クラスメートの面前でイチャついきすぎて騒ぎになったって、学校の先生から聞いたわよ」

シンジ(あ……! この前の、綾波の)

ミサト「心配しないで。そう焦んなくってもぉ、おねーさん邪魔したりしないから」

シンジ「いや、えっと」

ミサト「ただ、するのはキスまでにしといてね? そこまでなら健全なお付き合いってもんよ!ね?」

ミサト「それにしても。あのレイに、自分から『キスしたい』って言わせたってホントなの?」

シンジ「や、それはその……まぁ」

ミサト「ふーん。シンちゃんったら、とんだテクニシャンだったのかしら」

シンジ「そういうわけじゃ。あの、ミサトさん、もう酔ってるんですか?」

ミサト「軽くよ、かる~く。はぁ……けどこんなことなら、ファーストキスくらい奪っちゃっとけば良かったわ」

シンジ「綾波の?」

ミサト「シンジ君のよぉ、決まってるでしょ」

シンジ「……っ ///」

ミサト「ねえね。今からでも、一回だけ記念にしとこっか?」

ミサト「えい!」グィッ

シンジ「ぁわっ」

ポニュン!

ミサト「なぁんてね。レイに怒られちゃうわ」

シンジ(おっぱ……顔いっぱいおっぱいが……)

ミサト「なんにせよあなた達が、こんな生活の中でも少しでも楽しめてるなら、良かったわ」

シンジ「……」ドキドキ

シンジ(ダメだ……考えたり想像したりしちゃダメだ……ミサトさんを……)

ムニムニ

シンジ(あ、ぅぅぅ)

リツコ「……どんな女でも確実に虜にできる方法を手に入れたとして」

マヤ「?」

リツコ「それを使わずに生きていける男がいるかしら?」

マヤ「何の話ですか、先輩」

リツコ「さあ。他愛もない想定よ。男の性的機能が健康だとして」

マヤ「うーん……人によるんじゃないかな……」

リツコ「ふふ。私の考えでは、そんな男はいないわ」

マヤ「そ、そうでしょうか」

リツコ「ええ。正常であるほど、その手段に溺れていくことになるわ……きっと」

マヤ「先輩?」

リツコ「楽しみね、マヤ」

ああ…どんなヒカリが堕ちるか楽しみだな

シンジ「は…………離してください。ミサトさん」

ミサト「ん?」

シンジ「……」

ミサト「ど、どったの。マジな顔しちゃって」

シンジ「……一回だけでいいですから。本当に、記念で、キスしちゃダメですか?」

ミサト「シンジ君!?」

ミサト「やあね。お、大人をからかわないでよ。さっきも言ったけどレイに怒られちゃうわよ?」

シンジ「誰にも言いいません。僕も、二度とこんなこと言いませんから」

ミサト「シンジ君……」

シンジ「……」ドキドキドキドキ

ミサト「絶対に秘密って、約束できる?」

シンジ「は、はいっ」

ミサト「一生で一回、今日この時だけ。いいわね」

シンジ「はい!」

ミサト「じゃ……特別よ」

シンジ「ありがとう、ミサトさん!」

スッ

ミサト「なに? それ」

シンジ「えっと。だって……記念だから」ヌリヌリ

ミサト「ふふ、シンジ君なりのエチケットってわけ?」

ミサト「せっかくだから、大人のキス、してあげる」

シンジ「ン……」

チュプ…

ミサト「!?」

チュプゥゥ

ミサト「ンンっ、ひぅ……! あぁぁぁぁぁぁ~~~!!」ビクッビクッビクッ

??「勝ったな(堕ちたな)…」

????「ああ…(シンジちゃんGJ!)」ニヤリ

トサッ

ミサト「……ぁ……ぁ? なに? ぃまの……」

シンジ「あ。すぐ離れちゃった」

ミサト「ハァ、ハァ、ちょ……ま、待って、おかしいの」

チュッ

ミサト「ふあああぅン!」

シンジ「大人のキス、してくれるって言ったじゃないですか」

ミサト「ら……らって、それどころひゃ……」

チュ、チュチュ、チュッ

ミサト「ぃひ! くるっひゃう、ああン! イクのとまらひぁぁぁぁ!!」

ミサト「ヒう……ン、ぅ……」ピクピク

シンジ(綾波やアスカと同じだ。ミサトさん、大人のミサトさんだって全然抵抗できないんだ!)

ミサト「ぁ~……」

シンジ「ゴクッ。ミ、ミサトさん。すごいカッコですよ」

シンジ(よく見たら、ホットパンツのあそこのとこが、ぐちゃぐちゃになってるし……)

シンジ「ハァ、ハァ」

ミサト「レ、イ……も。このキス、で……?」

マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

シンジ「ハァ、ハァ……そうです。ごめんなさい」

ミサト「ゥ、くぅ」ヨロッ

シンジ「起きあがれますか?―――わっ!?」

ドサッ

ミサト「フー……フー……」

シンジ「ミ、サトさ」

シンジ(うぁ。おっぱい、鼻に触れそう)

ミサト「触りたいの? 私のおっぱい」

シンジ「ッ!」

ミサト「オ、オオトコのコだもんね。ぃいわよぉ。好きなようにしっ、していじって」

シンジ「あ、あの? 大丈夫……です、か?」

ミサト「だっだからその、その代わりにぃ、ね、もっと、ね、ね、ね」

シンジ「あの! いったん落ち着いンンむぐっ!?」

チュゥゥゥジュルルルル

ミサト「んんッんんンちゅっんんンンンンーーー!!」ブルブルブル

シンジ(べろ……っ、入ってきて、暴れ……!)

ミサト「はむっンジュルルルっ、ン、ぁン!」

シンジ(ミサトさんの、唾液も……口が溶け……大人のキスってこんなスゴぃ)

ジュプチュ、チュヂュヂュレロ、ンチュジュルルッ

シンジ(それに全然離れな、ミサトさん! イキっぱなしのままで……あ、あ)

ミサト「ああ~ッ! あ、ハむちゅぅじゅるっ、ンンン~~~!!」ビクッビクッ

シンジ「ぷはっ、ハァァ、ふぁ」

ミサト「ぁぁぁこれぇ、これイぃぃ、キスじぁわせぇぇ」

チュゥゥゥゥゥゥゥ

ミサト「ひぃあああっァァ~~~~~~ッッッッ」ビクビクビク!

アスカと三つ巴

シンジ「ふぁ、ハァ、ハッ……」

ミサト「」

シンジ「ハァ……ミサトさん。ミサトさん?」

シンジ(気絶したのか。アスカもそうだったけど、簡単に、こうなるまで止まらなくなるのが難点だよな)

ミサト「」タユン

シンジ(ゴクッ……目の毒だからタオルかけとこ)



アスカ「……」

ネルフ~

シンジ「……」

リツコ「限られた時間を、沈黙で消費するのは勘弁して欲しいのだけど。何かしら?」

シンジ「この……リップって、効き目の弱いのとかできないんですか?」

リツコ「それが出来るなら販売を諦めたりしてないわ。まぁ、塗り方を工夫すれば多少違いはあるでしょうけど」

シンジ「……」

リツコ「ミサトに使用したのね」

シンジ「!」ピク

リツコ「いいのよ。私からも依頼済みだったことだし。ただ」

シンジ「ただ、なんですか?」

リツコ「使用を重ねるうちに、あなたの唇に浸透してリップの効果が定着するから、気をつけてちょうだい」

シンジ「定着……定着っ!? それって、つまりずっと塗りっぱなしになるってことですか!?」

リツコ「同じと思ってくれて差し支えないわ」

シンジ「そんな。どうして今まで教えてくれなかったんですか!」

リツコ「嫌なの? 塗る手間が省けて便利だと思うけど」

シンジ「だって、塗らなくてもあんなになるんじゃ……普通に……できなくなっちゃうじゃないですか」

リツコ「さっきの検査結果でも、まだ定着までしてないの。嫌なら、今後は控えればいいだけの話よ」

シンジ「……」

リツコ「また沈黙?」

シンジ「……リツコさんは、ズルいです。全部分かってて」

リツコ「全部は買いかぶりね。でも確かに、分かっていることもあるわ。碇シンジ君」

シンジ「はい」

リツコ「もう、後戻りできそうにないのでしょう?」

シンジ「……」コク

シンジ「……」テクテク


リツコ『もう一つ。面白いことを教えておいてあげるわ』

リツコ『唇以外へのキスでも、リップの効力は発揮されるの』

リツコ『どの部位にどの程度効くかまでは判然としないから、試したらレポートをお願いね』


シンジ「……」テクテク

マヤ「あ、シンジ君! ちょうど良かった」

シンジ「マヤさん。なんですか?」

マヤ「初号機のプラグ内装備を調整するんだけど、使用者の意見も聞きたいの。少しいい?」

シンジ「ええ、いいですよ」

マリ「ありがと」

× マリ「ありがと」
○ マヤ「ありがと」

マヤ「ふ、くぅン、ぁ……やっ」

シンジ「手の甲や指にしても、振り払えないくらいには効くんですね」

マヤ「ハァ、ぁっ、シンジく……ン、ぁン、なんのこと……?」

シンジ「すみません。こっちの話です」

チュプ

マヤ「いひィ!」

シンジ「気持ちいいですか? マヤさん」

マヤ「ああ……だめぇ、ダメよっ、こんなコト……ぉ」

チュッチュッ…チュゥゥゥ

マヤ「ハ、ぁ、ぁ! あ~~~っ」ビククッ

シンジ(しつこくやれば、手だけでもイクんだ)

マヤ「ハァ、ハァ、ハァ」

シンジ「……」スッ

マヤ「あ……ぉ、お願い、ハァ、これ以上は……ね? 私、私、好きな人いるから……」

シンジ(マヤさんに好きな人が……当たり前か)

シンジ「ネルフの人ですか?」

マヤ「そ、それは、秘密なの。だけど」

シンジ(首すじに……)

チュゥッ

マヤ「ああン!」

シンジ「ネルフの人?」

マヤ「ハァァ、ぁ、ぁ……ソ……そうなのぉ、でも」

シンジ(逆も)

チュゥゥッ

マヤ「ひゃうンンン!」

シンジ「でも、なんですか?」

マヤ「ハァ、ハァ、れもぉ、れも……言えなひ、ぃ」

シンジ(耳は?)

ハムッ…チュゥゥ

マヤ「ふはぁぅッ!!」

レロッ

マヤ「ひッ」

チュゥゥ! レロレロレロジュププッ!

マヤ「ああッあ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ~~~」ガクガクガク

シンジ「ふはぁ……」

マヤ「ハ……ヒヘ、ぁハ」

シンジ「マヤさんの好きな人って、どんな人なんですか?」

マヤ「……スキ……しぇんぱひ……」

シンジ「え゛。せ、先輩って、まさか」

マヤ「あか、ぎぃ……はかせぇ、らの。らからぁ、ヒミツに……ハァァ~」

シンジ「ごめんなさい! そういう事だったなんて」

マヤ「……」ポー

シンジ「で、でも僕、誰にも言いませんし、女の人同士だって構わない思いますから。ホントに」

マヤ「ヒミツぅ、よ?」

シンジ「はい」

マヤ「ふふっ」

シンジ(わ。マヤさんってやっぱり可愛いな。それに、今は色っぽくもあって)

シンジ(それで、リツコさんのことが好きだって……)

シンジ「でも……」スッ

マヤ「ぁ……また、しちゃうの……?」

シンジ「今、好きな人が変わっちゃえば関係なくなりますよね」

マヤ「それはムリよ、しんじく……ンっ」

    たまらんだろ?           たまらん!

           _, ,_            ,_
         (; ゚д゚ )          (`   )
        (   ⊃┳O        ⊂(   ヽ
        ( ⌒) )┃_        ┃(⌒ ) )  _

   / ̄ ̄ ̄`J ̄ ̄ /\    / ̄ ̄し' ̄ ̄ ̄/\
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       たまらんだろ?  たまらん!

             _, ,_ コツン ,_
           (; `д´)\/(`   )
          (   ⊃┳O ⊂(   ヽ
          ( ⌒) )┃_ ┃(⌒ ) )   _
   (( / ̄ ̄ ̄`J ̄ ̄ / ̄ ̄し' ̄ ̄ ̄/\ ))

      ̄◎ ̄○ ̄◎ ̄○◎ ̄○ ̄◎ ̄○ ̄
              /☆\

たまら──ん! _, ,_  _, ,_   _, ,_ _, ,_ たまらん――!
         ((Д´≡`Д)) ((д`≡´д))

          ((   ⊃┳O⊂(   ヽ))
         (( ⌒) ))┃_ ┃((⌒ ) ))   _
    ((/ ̄ ̄ ̄`J)) ̄ / ̄ ̄((し' ̄ ̄ ̄/\))

      ̄◎ ̄○ ̄◎ ̄○◎ ̄○ ̄◎ ̄○ ̄

チュゥゥ…

マヤ「ンンンンっ!?」

ツプッ

シンジ(舌も入れて……ミサトさんみたいに……っ)

チュププ、ジュプチュルルルレロレロレロチュルル

マヤ「~~~~~~~~っっ!!!!」ガクガクガクガク

バァァァァーーン       \(`・ω・´ )      /
 (`/ω・´)>       \(⊃⌒*⌒⊂)  /    (`・ω・´)/
  \   ヽ           \/__ノωヽ__)/      く\   ヽ
    >ωく          ∧∧∧∧∧          >ωく

                  < の モ チ>
───────────< 予  ミ ン>──────────
.                < 感 モ コ>

                 < !!! ミ  >
(`・ω・´)チンコモーミモミ!!!/∨∨∨∨∨\    (`・ω・´)
 \ヽ/ヽ         /          .\  く\   ヽ>
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マヤ(あ……あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ)


『どんな女でも確実に虜にできる方法を手に入れたとして』


マヤ(そっか―――先輩が言ってたのって……こ……れ……)

そろそろ>>1就寝

学校~屋上

レイ「いかりくん、いかりくん」

シンジ「綾な……あっ。ご、ごめん、一瞬だけ待って」

パカッ ピッ

レイ「メール……?」

シンジ「うん。ネルフからの着信だから一応見とかないと」

シンジ(あ、でもマヤさんだ。『好き』……って、こーいうメール多いな。可愛いからいいけど)

シンジ「呼び出しとかじゃなかったよ」

レイ「良かった。じゃあ、また……お願い」

シンジ「綾な……」

バタン!

ヒカリ「碇君! 綾波さん! いい加減にしなさいっ」

レイ「……またなのね」

シンジ「そういえば、前はアスカが来たっけ」

シンジ(アスカ……は、様子おかしいんだよな……どこか具合悪いんじゃないといいけど)

ヒカリ「……」ツカツカツカ

シンジ「い、委員長。どーしたのかな……なんて」

ヒカリ「言わなくても分かってるでしょ」

シンジ「う。はい」

ヒカリ「男女交際禁止なんて校則はないけど、学校は勉強するところなんだから」

シンジ「……はい」

ヒカリ「パイロットだから……色々大変だとは思うけど。でも、普通通りであることも大事だって思うの」

シンジ「うん、そうかもね」

ヒカリ「綾波さんも」

シンジ「綾波じゃないよ、元はと言えば僕が誘ったんだから」

レイ「碇君……」

ヒカリ「そう……」

ヒカリ「ねえ。碇君だけちょっと別に話していい?」

シンジ「え? まぁ、僕は構わないけど」

レイ「どうぞ。でも、碇君を苛めないで」

ヒカリ「……綾波さんは、ホントに碇君のこと好きなんだね」



シンジ「それで、なに?」

ヒカリ「うん。あのね、碇君って、綾波さんと付き合ってるんだよね? 間違いなく」

シンジ「う、うん。そのつもりだけど」

ヒカリ「じゃあ……アスカは?」

シンジ「!?」

ヒカリ「私、見たんだから。碇君が、アスカともキスしてるところ」

ネルフ~

マリ「ふぅん。こんなのがそんなスゲーアイテムなんだぁ」

リツコ「そうよ」

マリ「さっすが赤木博士」

リツコ「正直私の功績とは言いがたいのだけど、ま、それはともかく」

マリ「ともかく。私はこれを使ってみて、使用感を報告すればいいわけね?」

リツコ「ええ。ぜひお願いするわ」

アスカ…

リツコ「シンジ君も随分とノってきたようだけど、そろそろ別視点の実験結果も集めたいの」

マリ「楽しそうだからオッケーしとく。これって、シンジ君のと違いあんの?」

リツコ「基本的には同じよ。ただしあちらは男性用、こちらは女性用」

マリ「つまり?」

リツコ「単に、男性用は女性にしか効果がなく、女性用は男性に……というだけ」

マリ「じゃ、効能自体はさっき聞いた説明通りでいいんだね」

リツコ「無くさないでね? まあ落ちてるリップを拾って使う人はいないでしょうけど」

マリ「だーいじょうぶだって。それより、私からも一つ依頼があるんだけどさ」

リツコ「なにかしら?」

マリ「せっかくだからこのリップ、もっと沢山作っておいて欲しいにゃ」

>>118再び。そろそろバトンタッチ頼む

     _, ,_
    (`Д´ ;) 
   O┳⊂  )
   _┃( (⌒ )
 /\ ̄ ̄し' ̄ ̄ ̄\
  ̄○ ̄◎ ̄○ ̄◎ ̄ ) ))
           _, ,_ _, ,_
     パコーン (Д´≡`Д) あおおぉぉぉ―――!

  _, ,_       O┳⊂  )
(*`Д´)     _  ┃( (⌒ )
  ⊂彡☆(( /\ ̄ ̄し' ̄ ̄ ̄\ ))
        ̄○ ̄◎ ̄○ ̄◎ ̄


新・保守時間目安表 (休日用)
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04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
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19:00-00:00 5分以内

ニート共保守しとけよ

新・保守時間目安表 (休日用)
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新・保守時間の目安 (平日用)
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保守しすぎんな

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>>686
時刻表に縛られた旅なんてつまらないだろ

>>694
スレが埋まって書き手が最後まで書けなくてもいいのか?馬鹿か?

>>694
678 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/23(火) 13:07:43.74 ID:F2FHvi960 [1/9]
ume

お前埋めたいだけじゃんwwwww

次スレは任せとけ
さぁ、中途半端に埋めないで
全て埋めてしまえ

無駄な努力だよ負け犬どもが












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16:00-19:00 10分以内
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02:00-04:00 25分以内
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09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

ゲンドウ「……」

シンジ「父さん」

ゲンドウ「……どうした、シンジ。何か用か」

シンジ「いや、用があるわけじゃないけど……ていうか、親子なんだし、用がなきゃ会っちゃいけない事はないでしょ」スタスタ

ゲンドウ「私は忙しいんだ。用がないなら下がっていろ」

シンジ「父さん、これどう思う?こっち向いてみてよ」

ゲンドウ「……私は忙しいんだと言っ」クッ

チュウ

ゲンドウ「……~~!!?んぉおおっ!!」ドピュッ ドピュッ

正直ここまで保守されるほど面白い?書くスピード遅いしすぐ消えるし
ようやるわ

vipなんてゴミスレしか立ってないだろうが
黙って保守してろ

クリアアサヒが♪L( ^ω^ )┘└( ^ω^ )」♪

家で冷えてる♪L( ^ω^ )┘└( ^ω^ )」♪

それが罠とも知らずに~♪L( ^ω^ )┘└( ^ω^ )」♪

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