まどか「誰かに見張られてる気がする……」(248)

~学校~

まどか「なんか夜になると見張られてるきがするんだけど気のせいかな?」

ほむら「!?」ピクッ

さやか「今前の方で挙動不審な奴がいたんだけど……」

まどか「まさか……ほむらちゃんがそんなことするわけないよ」

さやか「私にはあいつ意外に考えられないんだけど…」

まどか「う~んでも、私の気のせいかもしれないし」

さやか「まぁいくらほむらがアンタに熱があるからって、そこまではしないか」

まどか「いやだなぁ、ほむらちゃんはただのお友達でしょ? 何で私なんかを」

さやか「……」

さやか「……まぁ、いいけど」

ほっ。

まどかが天使で助かったわ。

それにしても、美樹さやか。余計なことをまどかに吹き込むんじゃないわよ。

あの子に余計な心配をさせてしまうじゃない。


たとえワルプルギスの夜を倒したとはいえ、あの白い奴がまだまどかを狙っている以上、油断はできない。

だから私は毎晩のようにまどかの家に見張りに来ている。契約を結ばないように。

断じて、夜這いではない

夜這いなどでないわ。

私はまどかを守る為に、行動しているのだから。

再度強調するけれども、夜這いなどではないわ!!

黄色もおねがいします

~深夜~

ほむら「はぁ……はぁ……まどかの寝顔……」ダラァ

ああ、触りたい……。目の前に柔らかそうなほっぺに触れてみたい。

QB(毎晩、ご苦労様だね)

ほむら(!?)

見られた?

QB(安心してよ。秘密さえ守ってくれればキミがこうして忍び込んでたり、まどかの寝顔をにやつきながら涎をたらしていることを告げ口したりなんてしないから)

ほむら(何を言ってるのかしら?それでは、私がまるで変態のようではないの?)ダラァ

QB(……)

図星w

     (( {{    ((ノ/_/^   _ _ _ _
        >≧─‐‐'< 《   /:::::::::::::::::::::::::::::|
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  __..斗七´ ̄ ̄`  .{{ ∨ /    /  /   /   //   ヽ
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          . x<_}レ八/   _          _    ', /
                 //  / rz0,          / rz0,   ',ヘ
               i {   乂塁ノ           乂塁ノ   i ',  僕が契約して
              l :{                       ::}, ヘ        魔法少女になったよ
                l l::.',                   .::/:::, ', 
.                l l::::::\      ヽ-'ヽ-'゙      ..::::/:::::::', i 
             / ̄`ヽ \≧、_          ......::_::;ィ  // ノ:
          く __ `ヽ \ノ ソ   ノ 7¬==¬  ̄iィ   ..イ / }
        .   `ヽ   \彡'/    \ーz ト-、>‐彡: :j/..:: ノ
    >=--───彡ヽ  ソ ´  ̄     }トr<7斗‐┐}=彡   /
 .  / /_... ---──r‐<        /  }  }}____j ゝ==イ/  __
   { /´         {{_ ..---─   / ___ レ'ヘヽY`ヽ\  乂こ´ヽ `ヽ
   |{         ∠_  ̄` ___/´ ̄     \\ \\    ̄)
   乂___ノ     _/   `ヽ__/..:          ヽ_\ `¨、_/ _彡'
          .ヘ    /  }               il  ヽ   ̄ ̄
        _/   \ /    |            }}   }
      _/     _/        〉─-.、         ノ    /
    /     /.        }─‐、 >.. ____ /  /
   /     /            ト 、  ヽ:.:.:.]]:.:.:.:.:>r-‐

QB(とにかく、このことをまどかに知られたくなければ、魔法少女の秘密を話さないことだ)

ほむら(どこまでも卑怯な奴ね……)

私はまどかを守るために、毎夜見張りに来ている。

その時寝ているまどかを見ていると、なんだか興奮する自分に気がついてしまった。

きっといつの間にかまどかを守るうちに、彼女のことを想うようになってしまったんだわ。

せっかくワルプルギスの夜を倒したのに、まどかに嫌われて傍にいられなくなっては元も子もないじゃない。

QB(キミがまどかにどんなことをしようが止めはしないよ。 まどかがこの事実を知った時に交渉の材料が増えるのは望ましいからね)

ほむら(別に私はまどかをどうにかしたいわけじゃないわ。まどかが勝手に契約を結ばないように見張ってるだけよ)

QB(……やれやれ)

わたしだって、絶対に侵しては行けない引き際や、人として最低限の理性は持ちあわせているつもりよ。

いくらまどかが天使で、可愛くいいからといって、ほっぺにちゅーしたり、頬ずりしたり、その他諸々言葉では言えないぐらい恥ずかしいことをするなんてことはしないわ。

なぜなら私は淑女。変態ではないのだから。

QB(やれやれ。それじゃあぼくは退散するとするよ)

ほむら(早く消えなさい)

キュウべぇはどこかへ消えてしまった。まだ近くにいるのだろう。


まったく、わたしはあいつには一生手を焼かされることになるのかしら……。

気分を治すためにまどかの寝顔でも眺めよう。

まどか「すぅ……すぅ――」

はぁーっ。癒されるわ。

これを見るたび今まで頑張ってきたって思えるもの。


私は予め用意しておいたブランケットを盾の中から取り出した。

準備万端。

そして、まどかのベッドを背にして寄れかかった。

まどか「すぅ……すぴぃ……」

ふふ。首筋に温かい吐息が耳に触れて、気持ちいい。

いまごろ、まどかはどんな夢をみてるのかしらね。

後ろにはまどかがいてくれるのね。

こんなことをしていて、突然まどかが目を覚ましたらと思うと、少し怖いのだけれど

この子は一度寝たらそう簡単には起きない。

時を止める力があるから、何度かそれを使って確かめたもの。

きっとここで鼻息を荒くしたとしても、気づかないと思う。そんなことはしないけれど。


でも、わたしは寝てるまどかにキスどころか、触ったことすらない。

万が一目を覚ましたとしても逃げるぐらいの保険はあるにも関わらず。


じゃあ、なぜこうして息を潜めているだけなのかって?

わたしにもどうしてかわからない。

そんな気にはなれないの。

確かにまどかの温もりを感じたいし、ぎゅってしたい気持ちはある。

まどかの方から「ほむらちゃん~!」と言って肩がきしまんばかりに抱きしめてくれれば、迷わず昇天してしまう自信がある。


それでも……。


やっぱり、同じ女の子だから、抵抗があるのかしら。

今まで守ってきたこの子を、わたしの手で汚すことを躊躇ってるのかもしれない。

あるいは……。

わたしはとんでもない夢を見ているのかもしれない。


まどかの方から――。

わたしの気持ちに気づいても、それでもなお、わたしのことを避けずに……。

それどころか「ああ、よかった。わたしも同じ気持ちなんだよ」と涙ながらに告白してくれることを。

まどか「すぴ……すぴぃ……」

再び首筋にまどかの温かい息がかかって、考えるのをやめた。

ほむら「夢見すぎだよね」

今日も元気なあなたを見れて幸せだった。

また明日も、傍にいられれば。


――そこでわたしの意識は遠くなった。


――っ!?

しまった、今何時?

あんまり気持ちよくて、ついつい眠ってしまったじゃない。


慌てて部屋の中にある時計を確認すると、まだ夜中だということに気づいた。


ふぅ……、そんなに時間は経ってないみたいね。

あれ? 入り口の戸が開いてる?

来た時には閉じてたのに……。

誰か開けたの?


後ろには寝ているまどか。

まさか、家族の誰かが? あるいはまどか自身が……。


あああああああああああああああ。

思わず叫びだしたくなるのを堪え、

ブランケットを回収して、その場を立ち去った。

~学校~

とにかく落ち着くのよ。

まだ、誰かに見られたと決まったわけじゃないわ。

わたしの気のせいだという可能性もあるし、風などで開いた可能性もあるじゃないの。

――後者はかなり、神頼み的な願望だけど。


とにかくまどかの前では何食わぬ顔をするしかないわ。

まどか「おはよ!ほむらちゃん」

ほむら「ほむっ!?」

まどか「ど、どうしたの? 」

さやか「ん……なにかあったん、まどか?」

まどか「ええと……後ろからほむらちゃんの肩叩いただけなんだけど……」

ほむら「大丈夫。心配には及ばないわ」

まどか「ふふ、変なほむらちゃん」

さやか「もしかして、何か後ろめたいことがあるんじゃないの?」

ほむら「そんなことないわよ」

まどか「そうだよね~。でもほむらちゃんは結構面白いところあるんだね。なんか意外」

ほむら「今のは忘れてちょうだい……」


はぁっ……びっくりした。いきなり肩を叩かれるなんて心臓に悪いじゃないの、まどか。

でもまどかは、昨日のこと何も言ってこない……。何も知らないの?

もし、あの部屋のドアを開けたのが、まどか自身なら直接わたしに問い正すに違いないわ。

あるいは昨日の時点で、声をかけるに違いない。

今のところまどかの家族が開けたという線が濃厚ね。

じゃあ、まどかの家族は、まどかに話してないということ?

それもなんか変な気がするけれど……。

とりあえず今のところ大丈夫……でいいのかしら。

いいぞ

ほむら「……」

まどか「ほむらちゃん!?」

ほむら「まどか?どうしたの」

さやか「それはこっちのセリフだっての。放課後、ケーキ屋に寄っていこって話」

ほむら「え? そういうことなら、ご一緒させてもらおうかしら」

まどか「うぇひひ、じゃあ、また授業おわったらね」

さやか「マミさんにも声かけとくよ」


よかった、やっぱりバレてないみたい。

ケーキ屋かぁ。いいわね、そういうの学生っぽくて。

まどかの好みとかも知ることができるかも。

~ケーキ屋~

マミ「わたしの行きつけで良かったのかしら?」

さやか「この中じゃ一番マミさんがこういうお店には詳しそうだから、むしろありがたいです」

杏子「アタシも来ちまったけどいいのか? 金なんてないんだぜ?」

さやか「貸してあげるよ。その代わりちゃんとバイトして返しなよ」

マミ「テーブルは5人用の席がないのね。4人用の席はあるみたいだけど」

さやか「じゃあ、3:2でいいかな? 杏子とマミさんは私の席で」

杏子「アタシは別に構わないよ。マミがいた方がおすすめ聞けるし、さやかに金の相談もできるしな」

マミ「鹿目さんたちはそれでいいかしら?」

まどか「うん、いいよね?ほむらちゃん」

ほむら「え? ええ……」

心の中でやった!と思っていたらさやかが不敵な笑みを浮かべて、こちらを見ているのに気がついた。

まどかと二人きりにしてくれたのは嬉しいのだけれど……。感謝しなさいよと言ってるみたい。恩着せがましいわね。

まあ、感謝してあげなくもないけれど。

まどか「よろしくね、ほむらちゃん」

さやかはわたしの気持ちに気づいてるみたいだけど、肝心のまどかはこの調子。

はあっ。溜息がでそう。

まどか「ケーキの種類いっぱいあるね。どれがいい?」

ほむら「えっと……わたしあまりこういうお店に来たことなくて」

まどか「そっか。じゃあ一緒のやつにする?」

ほむら「そうねそれがいいわ」

まどか「あ、でもいろんな味を楽しみたいから、別々の方がいいかも」

ほむら「え?」

それってつまり……。まどかのケーキをたべてもいいってこと?

まどか「ほむらちゃんはどっちがいいかな?」

ほむら「じゃあせっかくだから、別々のを頼みましょうか?」

まどか「うん!」


一瞬、まどかと食べさせあいをするところを想像してしまったわ。

馬鹿だ、わたし。恥ずかしいわね。

まどか「ねえ、ほむらちゃんはゆうべ、何してた?」

ドキッ……。

ま、まさか。そんな、バレて。

ほむら「魔法少女の仕事で……」

まどか「あ、お疲れさま。そうだよね。」

まどか「その後は何してたの?」

ほむら「えっと……普通にいつも通り帰って、寝たわ」

どうしてそんなに食いついてくるのよ?

まどか「そっか……」

えええ?な、なんでそんな腑に落ちないって顔してるの?

ほむら「昨日何かあったのかしら?」

まどか「えへへ、なんでもないよ。ただちょっと変な夢見ちゃって」

ほむら「夢?」

まどか「うん。昨日夜にトイレ行こうとしたら、誰かが私のベッドにもたれかかってたの」

ああああああああああアアーッ!

まどか「わたし、怖くなっちゃってそのまま寝てたんだけど、そしたら、その人はいつの間にかいなくなってて……」

そりゃ、出入りの時は念入りに時間停止使ってますからね。

まどか「夢かなって思ってそのまま寝ちゃったんだけど」

ほむら「そ、そう……」

ああ……やっぱり寝過ごしたのがいけなかったのね。

でも幸いまどかにはわたしだってバレてないみたい。


ほむら「大丈夫よ、何かあったらあなたはわたしが守るもの」

まどか「ふふ。ほむらちゃんは優しいなぁ」

まどか「ねえ……もし迷惑じゃなかったら、今夜うちに来て一緒にお泊りしてくれないかな?」

ほむら「えっ?わたしが?」

まどか「ほむらちゃんさえよければだけど」

ほむら「別に構わないわよ。もしかして、怖いの?」

まどか「えへへ。少しね。ママたちには恥ずかしくて言えないんだけど」


なに? なによこの展開は。

夢のようじゃない。本当にいいの?

でも、泊りって……。

なにを持っていけばいいのかわからないわ。

やっぱバラの花束とか指輪とか常識かしら?

ほむら「じゃあ、9時ぐらいにおうちのほうにお邪魔していいかしら?」

まどか「うん。待ってるよ。でも家の場所とかわかんないんじゃない」

ほむら「そうね。近くまで来てくれるかしら?」

まどか「ならコンビニで待ち合わせね」


ごめんなさい。本当はあなたの家も知ってるの。

まどかを騙して悪いとは思ってるわ。

でも、まさか毎夜のように忍び込んでいるのがわたしだなんて言うわけにはいかないし。

まどか「ケーキ来たよ!わたし、チーズケーキ大好きなんだ」

ほむら「私のはチョコレートだけど……たべる?」

まどか「えへへ、ちょっとだけもらうね」

まどかがスプーンを使って、私のチョコケーキを掬う。

そのケーキを美味しそうに食べる姿を見て、胸が締め付けられそうになった。


――ああ、かわいいわ。

できれば写真にとって、部屋に貼りたいわね。20枚ぐらい焼きましできないかしら。

まどか「ほら、ほむらちゃんも」

まどかはそう言って、スプーンで自分のケーキをすくって私にむかって差し出してきた。

えええ?

ほむら「さすがに、それはっ」///

まどか「いいよ誰も見てないし。ほらっ!」

まどかはさらに身を乗り出してスプーン私の口元までスプーンを伸ばしてきた。

えええ?

ほむら「さすがに、それはっ」///

まどか「いいよ誰も見てないし。ほらっ!」

まどかはさらに身を乗り出してスプーン私の口元までスプーンを伸ばしてきた。

私は顔が真っ赤になってないか心配になりながら、目をつぶってそのケーキをいただきました。

――味がわからないわ。

まどか「美味しい?」

ほむら「うん……」

まどかは、わたしがこんなにあたふたしているというのに、つゆ知らずケーキを楽しんでいた。

自分のチョコレートケーキとにらめっこしながら、どこに視線をやっていいのかわからず、半泣きになっていた。

もちろん嬉し泣きだ。

~夜~

寝間着も、制服もカバンに詰め込んでコンビニで本を読みながらあたふたしていた。

もうすぐまどかがくる。まどかの家に泊まる。合法的にお泊り。

『お泊り』なんて甘美な響きなのかしら。

まさに今日このために今まで頑張ってきたと言っても過言ではないわね。

でも、なにか私大事なことを忘れてる気がする。なんだっけ?

まどか「ほむらちゃん!待った?」

私服姿のまどか!? 

まどか「ほむらちゃん?」

はっ……落ち着くのよわたし。こういうときは素数を数えるの……2,4,6,8,10。

ほむら「ええ、今来たところよ」キリッ

ほむら「でも、私なんかがお邪魔してよかったのかしら? ご家族に迷惑じゃ……」

まどか「大丈夫だよ。パパなんて、さやかちゃんや仁美ちゃん以外のお友達と仲良くなれて良かったって喜んでたし」

ほむら「そう……でもわたしは緊張するわ」

まどか「えへへ。私は少し楽しみだなぁ。ほむらちゃんと仲良くなれて嬉しいよ」

まどか……。

~まどか宅~

智久「やぁいらっしゃい。もうすぐでママが帰ってくるけど気にせずに遊んでていいよ」

ほむら「お邪魔します。これつまらないものですが」

智久「ありがとう。君が暁美さんだね。まどかから聞いてるけど、本当しっかりした子だね。自分の家だと思ってゆっくりしてっていいから」

ほむら「ありがとうございます」

まどか「じゃあ、わたしのお部屋二階だから行こうか」

ほむら「ええ」

お友達のおうちに呼ばれるのって新鮮だわ。

マミの家には何回か足を運んだことはあるけれども、遊びにというわけじゃないし。

重苦しい話もなく、まどかと関わりが持てるね。

何度となく足を運んだまどかの部屋は、明かりがついてていつもと違う場所みたい。

なんだか落ち着かないわね……。

まどか「ゆっくりしていいよ。わたし、何か飲み物淹れてくるね」

ほむら「気を使わなくていいのよ」

まどか「ほむらちゃんが折角きてくれたんだもん。楽しんでって欲しいな」


そう言ってまどかが部屋から出ていった。


色々タンスの中の物。特に左から二番目の引き出しの中のものが気になってしまうけれど、私は淑女。

決して物色したり、頭にかぶったり、匂いを嗅いではぁはぁしたりなんてしないわよ。

机の上に置いてある写真は、入学式の時のものかしら。

はあっ。可愛い。思わずため息がでてしまう。折角だから、携帯に納めておきましょう。

他にも写真ないかしら。

小学校の頃からずっとまどかと友達だったさやかが羨ましいわ。

いつもあの子の側にいたのはさやかみたいだけれど、

わたしは…あの子とこれからどういう関係を築いていけるんだろう。


さやかと同等に。あるいはそれ以上に、まどかにとって特別な存在になることなんて、この先あり得るのかしら。

まどか「お待たせ~。ホットミルクで大丈夫かな?」

ほむら「ええ。ありがとう」

まどか「写真みてたの?」

ほむら「1年前のやつよね?これ。 もっと昔のものはないのかしら?」

まどか「あるにはあるけど…ちょっと恥ずかしいな。持ってこようか?」

ほむら「見てみたいわね」

全力で持ってきて。お願いします。

まどか「持ってきたよ」

こ、これは……。

ペラペラっと何枚かめくって見ると、子どもの時のまどかの写真が何枚も挟まっていた。

ああ、なんて素晴らしいの!持って帰りたい。

でも、私は淑女。まどかの前では常に冷静でいるのが私の勤め。

ほむら「可愛いわね……」

まどか「なんか、カップ持つ手が震えてるけど大丈夫? どこか具合い悪いの?」

ほむら「心配しなくても、すぐ収まるわ」

とはいえ、こんなもの見せられたら平静を装うだけで精一杯よ。

二枚、三枚ぐらい後でこっそり抜いてもバレないかしら……。

ダメよ、私。淑女は盗みなんて働かないものね。

サ、コソコソ……サ。にぎ。さ。

でも、手が勝手に動くというのなら、しかたない。仕方ないのよ。

まどか「アルバムはもういいかな? 自分のだけ見られるって、やっぱり恥ずかしいよ」///

ほむら「えっ?」

まだ堪能し足りないのだけど……。

でも、今度監視する時、まどかが寝てから見ればいいわよね。

写真も一枚だけど頂いたし。小学生の運動会のやつ。

ほむら「わかったわ」

まどか「ほむらちゃんの写真も見てみたいな」

ほむら「残念だけど、写真は持って来てないの。実家にあるから」

まどか「そうなんだ」

まどか「ほむらちゃんにずっと聞きたかったことがあるんだけどさ……いいかな?」

ほむら「何?」

まどか「私が魔法少女になるのに、ほむらちゃんがすごく反対してくれたよね。マミさんや、さやかちゃんも反対だったみたいだけど、ほむらちゃんだけはなんか必死に……」

ほむら「当たり前よ。あなたみたいな子が魔法少女になる理由がないのだもの」

まどか「うん……それはいいんだけどね。どうしてほむらちゃんがそんなに心配してくれるのかなって」

ほむら「それは……あなたが……」

まどか「?」

ほむら「……ねえ、こんなことを聞くのもなんなのだけど、もしかして私の忠告は余計だった? あなたがただ単に魔女と戦って人助けをしたいということは私も知っているわ。だとしたら、あなたの邪魔をした私は」

まどか「えへへ。そんなことないよ」

まどか「私もほむらちゃんや、さやかちゃんたちみたいにかっこ良くなれたらなって思うけど、ほむらちゃんの説得が嫌だったなんて思ってないよ。むしろ、嬉しかったんだよ。ああ、こんなに私の心配してくれる子がいるんだなって」

ほむら「そう……よかったわ」

まどか「でも……ほむらちゃんはなんで私に優しくしてくれるのかな?」

ほむら「わたしが、あなたに特別優しくしてるってことかしら」

まどか「……うん。なんだか不思議なんだ。ほむらちゃんのこと、初めて会ったときから……初めて会った気がしなくて」

まどか言いづらいのか、ははばかるように私をみながら言う。

そんなまどかが愛らしくて、わたしも笑顔になった。

ちょっとご飯たべてきます。すぐ戻ります

保守どうもです。遅くなってすいません。

ほむら「ふふふ、私もまどかには初めて会った気がしなかったわ」

まどか「本当? ほむらちゃんも私と同じこと思ってくれてたの?」

ほむら「そうね。もしかしたらそのせいであなたに強く忠告したのかもしれないわ」


本当のことなんて、まどかは知らなくていい。

そんなことを知ってわたしに引け目を感じさせたくない。

それに……。

全てがうまくいっているこの時間では……

あなたと同じ時間の中で生きている暁美ほむらでいたいの。

まどか「ひどいんだよ、さやかちゃんたちに笑わないでねって言ってこのこと話したら馬鹿にされちゃって」

ほむら「現実なんてわからないものよ。 わたしたちみたいな不確かな存在がいる以上、どんなおかしなことがあっても不思議じゃないわ」

まどか「そうだね。でも素敵だよね。二人が同じように会ったことがあると思って出会うなんて」

ほむら「ええ。ほんとうね」

なんだかいい雰囲気じゃない、わたしたち?

これは、朝チュンを期待してもいいのかしら。

お風呂にはちゃんと入ってきたし、私はいつでも大丈夫よ、まどか。

まどか「あ、よだれが」

まどか「ワルプルギスの夜がいなくなってから、ほむらちゃんは変わったよね」

ほむら「そう? どんな風に?」

まどか「柔らかくなったっていうか、穏やかになったよ。あと、すごく話しやすくなった。前はお友達になりたくても、わたしが嫌われてるみたいで、怖かったから」

ほむら「嫌いだなんて……」

まどか「そうだよね。あのころからずっとわたしを心配してくれてたのはわかってたよ」

ほむら「そう……」

ちゃんと伝わってたのかしら……。それなら嬉しいわ。

まどか「だから、わたしもほむらちゃんにしてあげられることがあったら言ってほしいな。私だけお世話になりっぱなしっていうのは寂しいから」

ほむら「まどか……」


まどかにして欲しいことなんて山ほどあるわ。選びきれないほどに。

まどかと朝ごはん。まどかと登校。まどかとお勉強。まどかと休み時間。まどかとお弁当。まどかと保健室。まどかと体育倉庫。まどかとお風呂。まどかとベッド。

まどか「またよだれ出てるよ」

ほむら「でも、お礼されることはしてないの。わたしは自分の為に動いていただけだし」

まどか「自分のため?」

ほむら「えっと……誰かが救われれば、私が魔法少女になった意味があるということよ」

まどか「あ……うん、分かる気がするよ」

なんだか胸がいたい。

ほむら「ミルクいただくわね」

まどか「うん!おかわり欲しかったら言ってね」

それからしばらく何気ない話をしていると、まどかがあくびをした。

ほむら「そろそろ寝ましょうか。えっと……泊まってっていいのよね」

まどか「うん、お布団ないから、私のベッドしかないけどいい?」

いいですとも!

ほむら「いいの? わたし……その、寝相とかよくないかも。変な寝言とか……」

まどか「大丈夫だよ。でもそのかわり、私もへんな寝言とか言っても気にしないでね。みんなには内緒にしてね」

ああ……生きててよかったわ。

まどか「えっと、パジャマとか持ってきた?」

ほむら「ええ。着替えてもいいかしら?」

まどか「私もお風呂入ってから、着替えてくるから。ほむらちゃんは入ってきたのかな。会った時髪の毛が少し濡れてたし」

ほむら「!?」

わたしはなんて愚かなことをしてしまったの。

『私とまどか~17つの野望~』の1つが達せられるところだったというのに。しかもランクSが。

ちなみにランクはCからSSSまである。SSSが何なのかはとても口に出して言えない。なぜなら私は淑女だから。

そういうのは書かないね。ごめんよ。

またまどかの部屋に一人残された。

パジャマに着替えてさっきアルバムから抜いておいた写真を取り出した。


ああ、小学生のまどか、可愛い。

やわらかそうなほっぺ。華奢な身体抱きしめたい。

何よりこの笑顔。天使としか言いようがないわ。

すりすり……。


トントン!

ほむら「!?」サ

抜き取った写真をポケットの中に隠した。

まどか? えらく帰ってくるのが早いわね。

詢子「まどか、いるか? ありゃ、どうも……」

まどかのお母さんだ。何回か見たことはあるけれど話すのは初めて。

ほむら「どうもお邪魔してます」

詢子「ごめんね、ついいつもの調子で。まどかは風呂?」

ほむら「はい」

詢子「そっか。ありがとうね。ええっと……」

ほむら「暁美ほむらです」

詢子「そうそう。格好いい名前だって言われない?」

ほむら「……」

ほむら「――言われないです」


まどかと会ったときも同じことを言われた。

初めてわたしの名前をかっこいいと褒めてくれたこと。

今でも覚えてる。


でも――

それは『今のまどか』じゃない。

詢子「くつろいでるとこ邪魔してわるかったね。なんかあったら遠慮なく言ってくれていいから」

ほむら「どうぞ、お構いなく」

詢子「ほんとしっかりした子だね。あの子も一人暮らししたら、ほむらちゃんみたいになるのかな」

ほむら「どうでしょうね」

私みたいにはならないで欲しいと、いつも願っているのだけれど。

おばさんだってそんなこと、本心では思ってないのではないかと思う。

まどかは今のままで十分だって――。そのままでいて欲しいって。

詢子「まどかも言ってたけど、やっぱり不思議な子だね。あ、別に変だって言ってるわけじゃないんだよ」

ほむら「大丈夫です。よく言われますから」

詢子「そっか。まあ、仲良くやってくれればいいから。

私は遅くまで帰ってこないけど、一人暮らしで大変なのは知ってるから、いつでも来ていいよ」

ほむら「ありがとうございます」

詢子「じゃあ、またね」

ちょっと緊張したけど、良い人でよかった。

まどかは本当に良い環境で育ったのね。


家族か。

私はもう当分会えないんだろうな。

こんな変わってしまって。どうやって顔をあわせていいかわからないもの。

 \タダイマン…/
    , -─-、  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄|
  ,マミ-─-'、  |      | \オカエリンコ/

 ν*(ノノ`ヽ) |        |
  ξゝ ゚ ヮ゚ノξ |      ○|   i´Y´`ヽ             ._       __
    /) 巴)つ  |        |  r'´ ̄ ̄`ハ  i>ィ⌒´`i>i<i    ,r´===ヽ.   '´   ヽ
   く/±|jゝ  |        |  l,l//^ヘヾ| !| (( ノリ从从ゝ))   !l|从ハノリ!|  { i{ノハ从k}
    .し'ノ  _|____|  八゚ヮ ゚ !)リ!|  リ、゚ヮ ゚ !)ノリ    |リ、゚ ヮ ゚ノl|   ヽ!l|-ヮ-ノリ
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それにしても、遅いわね。まだかしら?

あんまり遅いので気になって部屋を出てまどかを迎えに行く。

別に覗くつもりなんてないわよ。淑女だもの。

――こそ、こそ。

でもね、見えてしまうのは仕方ないの。

偶然通りかかったところが、たまたまお風呂で、何も来てないまどかと鉢合わせすることになったとしても、それは私が悪いわけではないわ。

神の啓示。神の導きよ。

――こそ、こそ。

1階へ降りて右手の廊下を歩いていくと、居間の明かりがついているのが見えた。

「やっぱりそうだったんだね」

そこから話し声がきこえたので、なんだろうと思い、

わたしはゆっくりとそちらへ歩いて行くと、それがまどかとおばさんだとわかった。


詢子「で、犯人がわかったところでどうするよ?」

犯人?

何、なんなの?

まどか「大丈夫だよ。ママは何も見なかったことにして」

詢子「まぁあんたがそれでいいって言うなら、私は何も言うことはないけどさ」


見なかったことにして?

なんのこと――あ。

もしや、昨夜の……。

半開きの戸。あれはまさかまどかのおばさんが――。

詢子「こっそり家に潜ってくるってのは、感心しないね」

や、やっぱり……ばれて。

ああ、あああ……。

おしまいよ。

全部ばれてしまったんだわ。

まどか「ほむらちゃんにも色々あるんだよ。一人で寂しかったりとか」

まどか?

詢子「まあ中学生で一人暮らしってのはそうだろうよ。でも、あの子はそんな風には見えなかったんだけどな。

しっかりしてて、あんたと同い年の子だなんて信じられないよ」

まどか「私もね、ホントはまだよくわからないの。ほむらちゃんのこと。とても不思議な子だし。ちょっぴり怖いなって思ったこともあるんだ」

まどか「でもね。そばにいると、なんだかとっても安心するの。

きっとどこかで会ったことがあるんだと思う。ほむらちゃんは話してくれないけど、私だけが忘れてて」

詢子「私の記憶にはないけどね。暁美なんて名字、初めて聞いた。ほむらって名前も珍しいし」

まどか「そうだね。ちょっと変わってるけど格好いいよね」

まどか――あなた……。

グスッ……。

まどか「とにかく悪い子じゃないの。これからほむらちゃんがこっそり家に来ることがあっても、叱らないであげて」

詢子「誰も悪いなんて言ってないさ。よくわからないけど、あの子にも色々事情があるみたいだしな」

まどか「……守ってくれてるんだよ」

詢子「守る?」

まどか「うんう……一人はやっぱり寂しいからね。そういうときがあるんだと思うよ」

詢子「まあいっか。私はもう寝るよ。アンタたちもあんまり夜更かししないようにね」

まどか「ありがとう、ママ」

まどか。

あなた本当は気づいてたのね。

大方、朝におばさんから、昨日の話を聞かされてたんだ。

確証があったかどうかは知れないけど、忍び込んだのが私だって気づいてて知らないふりを。


嬉しい。涙が止まらないじゃない。

私をかばってくれたこと。


『……守ってくれてるんだよ』


何よりも――私のことを信じてくれたことが。

しばしの時間

時を止めて涙が止まるまで私は泣いた。

こんなことに魔法を使うのは初めてだ。

ああ、魔法少女って本当に便利だなぁと改めて思った。

まどか「えへへ、おまたせ。ごめんね遅くなっちゃって」

ほむら「いいえ……こちらこそ」

まどか「?」

ほむら「なんでもないわ。 さぁ、寝ましょう」

まどか「うん!」

まどかは、電気を消して私たちはベッドに横になった。

夜の闇があった。

そこはいつもと変わらない、まどかの部屋。

なのに、全然ちがう。

こんなにも……胸が苦しい。

泣きたくて、今にも叫び出したい。


ほむら「ねぇまどか……」

まどか「どうしたの?」

ほむら「お願い……ひとつだけ聞いてもらってもいいかしら」

まどか「うん。わたしにできることなら。いいよ」

ほむら「あのね――」

まどか。

私はあなたのことがこんなにも――。

優しいあなたが。いつもまっすぐなあなたが。

私の名前を格好いいと褒めてあなたが。

私のことを信じてくれたあなたが。

私は――。

ほむら「背中――」

まどか「せなかがどうかしたの?」



こんな気持ち届かないってことぐらい、わかってるの。

だからこんなにも切なくて。

少しだけでいい。私に温もりを分けて欲しい。


『いやだなぁ、ほむらちゃんはただのお友達でしょ? 何で私なんかを』


ほむら「――いいの。なんでもない」


でも、あなたは遠くにいて。

こんなに近くにいるのに、遠く感じる。

だから寂しくて。ひどく泣きたくなるんだわ。

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「まど……か?」

背中に柔らかい感触がした。

それから、肩にか細い指が触れて……えっ?


まどか「ごめん、背中が寂しいのかなって……あ、そうじゃなくてその、わたし……なんか……」

もじもじと、申し訳なさそうにするまどか。

ほむら「いいの。とても温かいわ」

この子は震えてる私を見て堪えられなかったんだ。

本当に優しい子なんだ。

まどか「えへへ、温かいね。もし熱苦しかったら言ってね」

ほむら「真冬だもの。そんなことはないわ」

まどか「うん。じゃあ、このままで……ね」

わたしはその優しさが堪らなくて、またぐずぐすと泣いてしまった。

今はこのままでもいい。

気づいてもらえなくてもいい。

伝わらなくてもいいの。


だけど、もし、あなたが誰かに恋をすることがあったなら――。

私ではない誰か――

あるいは、万に一つ私を選んでくれることがあったなら……。


そのときは――。


おしまい。

乙です。
宣伝になりますが、拙作のSSで絵をつけてもらって動画としてあげています。
まどほむの百合百合が楽しみたいという方はご覧頂ければ多分幸せになれると思います。
ttp://bit.ly/OHBro5

ありゃ、乙でした

まさかの綺麗な終わり方に動揺が隠せない

>>216
ほむらが里帰りするやつってどこかでつづいてるの?
にじファン死亡しちゃったけど

>>219
ごめん。
本当はまどかがほむらの犯行と下心に気づいて、
ほむらを追い詰めていくニヤニヤものを書く予定だった。
どうしてこうなったか謎。

>>220
前のSSでも聞かれたけど、続きは書いてます。
投稿方法はまだ決めてません。

あの動画頑張ってるけど正直微妙だったわ
必ずしも絵や音がつけばいいってもんじゃねーな

>>224
やっぱテンポとかが悪いんかな?
よかったら何が悪いか教えてくれる?

>>228
本編はひたすらテンポ悪い
OPムービー(笑)とか作ってるけど演出が安っぽすぎて萎える、無い方がいいレベル

>>231
ありがとう。
結構テキストは削ってるけどやっぱ見てる側は堪らんのだな。
OPに関しては言わんでくれww とりあえず参考になった。

>>228
追い詰めていくニヤニヤものっていい意味でなの?まどほむ的な

画像の素材はいいんだけどな
htmlにして文章の合間合間に挿絵貼るだけでいいんじゃね?動画じゃなくてよくね?と俺は思った

>>233
いい意味でってのはよくわからんが、多分そう。
シュタゲで、岡部が助手をいじるような感じのやつ。
友人がニヤニヤSS書いてて、そういうの書きたくなったでござる。

>>234
俺も絵はいいと思う。
すごくいい絵もらっていて活かしきれてないのが申し訳ないんだけど
どうしてもノベルゲーが作りたかった。
でも、そういう意見は書いてくれないので正直助かる。

こういう二次創作作る人ってどういう動機で始めるもんなの?
オリジナル作ったりもするの?
批判とかじゃなくて、周りでやってる人がいないから聞いてみたくてさ

>>239
そういうの全く書ける気がしない。
普通に書いててそういう方向に向かう奴はすげえって思う。

>>240
レス先間違えた。239じゃなくて238

>>239
元々話を書くのが好きだったのが大きいと思うけど、
ノベルゲーやって惚れた。
二次創作初めて、オリジナルも作ったりもしたけど、手間もかかるし
見てもらえるものを作りたいと思う。

なんかよくわかんねー終わり方だった
つーかオチてなくねこれ

>>245
あんたは正しい。いつも言われます。
綺麗にしんみり終わらせたいのに、上手くいかないでござる。

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