まどか「だってお祭り男はさ、夢と希望を叶えるんだから」宮川「アカーーーン!!」 (141)




ある日


ドア「」バン!!!!


宮川「うわっ! びっくりしたぁ」


スタッフ「宮川さん」


宮川「なにーもー」


スタッフ「今月も祭りの季節がやってきました」


宮川「んふふwwwもうそんな時期が来ましたかー」


スタッフ「wwwwww」


宮川「なにわろてんねんwww」


スタッフ「宮川さんwww」


宮川「なんやねんwww」


スタッフ「めwww目やについてますwww」


宮川「wwwwwwwwwwwwww」ティッシュドコー


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388840114



スタッフ「宮川さん祭りです」


宮川「うん」フキフキ


スタッフ「そろそろ結果が欲しいです」


宮川「去年はそこそこよーやったと思うよ」


そう、昨年の宮川は頑張った
田植祭りやかぼちゃボート祭りなど合わせて4つの祭りで準優勝というここ最近、一番の当たり年だったと言える

しかーし!!


スタッフ「優勝が……」


宮川「せやんなー、結局そこやねん」



そう、ここ最近優勝が全くないのである。最後に優勝したのはタイで行われた3分の2輪車祭り
このお祭りから実に3年もの間、宮川は優勝できないのでいるのだ


スタッフ「このままじゃ、またイモトさんにギャラクシー賞取られてしまいますよ」


宮川「うーん、あかんなー」


スタッフ「もう一回乳牛祭り行ってギャラクシー賞狙います?」


宮川「狙えるかーwwwアホーwww」


宮川「あれ見て視聴者感動せえへんやろwwwただゲー吐いてただけやであれwww」


スタッフ「www」


宮川「wwwそれじゃあカレンダー出して」



スタッフ「宮川さん実はですね」


宮川「ん?」


スタッフ「今回は日本のお祭りスペシャルということで日本のお祭りだけをピックアップしてカレンダーにまとめてみました」


宮川「え……なにそれ?」


スタッフ「はい」


宮川「はいじゃなくて」


スタッフ「すいません」


宮川「いいのーそれで?」


スタッフ「はい」



宮川「そんなもん、世界の果てまでいってへんやん」


スタッフ「宮川さん」


宮川「なに、真剣な顔して」


スタッフ「日本も世界の一部です」


宮川「やかましいわwwwアホwww」バシッ


スタッフ「www」


宮川「でもなんで急に日本でやることになったの?」


スタッフ「よ」


宮川「よ?」


スタッフ「予算が……」


宮川「嘘つけ―www」



宮川「ロケ行く金もないとか、どうしてこの番組続いてんねんwww」


スタッフ「イモトさんのマナスルの件で……」


宮川「あれかー」


スタッフ「はい……」


昨年に放送され大反響を呼んだイッテQ登山部イモトのマナスル登頂

この放送で番組資金を大量に使用してしまい、現在我らがイッテQはカツカツの状態で放送しているのだーー



宮川「あれ持ちだされたらなんもいえへんわー」


スタッフ「ギャラクシー賞とられちゃいますね」


宮川「www君、ギャラクシー賞欲しがりすぎやないwww」


スタッフ「はいwww」



宮川「まぁ、ええわ。さっさと引くからカレンダー貸して」


スタッフ「はい」ペラ


宮川「www」


スタッフ「宮川さん?」


宮川「薄ないwwwそれ! ペラペラやん!」


スタッフ「あまり祭りやってないみたいで、やっている所だけピックアップしたらこうなっちゃいましたw」ペラペラ


宮川「んふふwww日本のお祭りだけやしね」


スタッフ「これでも4月5月の祭りをまとめた内容なんですよ」


宮川「日本お祭り少ないなーwww」



スタッフ「さあ、引いてください」


宮川「引くけどさ―wなんか釈然とせんなー」


宮川「じゃぁ、はい、これ!」ビリッ


宮川「4月30日群馬県見滝原市、魔女達の祭り!」


名前からして不安な祭り


宮川「魔女達の祭り頑張ります!!」ドン



スタッフ「はーい、OKです!」


宮川「……日本にも魔女っておったんやなwww」


スタッフ「www」


宮川「なんか不吉やしさーww」ペラ


宮川「あれ!?」ペラペラ


そのとき宮川が何かに気付いた!!



宮川「ちょっと待って、これ見てぇ!」


宮川「ほらこれ、5月1日も同じ所でやってる!」


スタッフ「www」


宮川「群馬県見滝原市、春の祭り……」


宮川・スタッフ「wwwwwwwwww」


宮川「絶対こっちの方が楽しそうやんwww」


宮川「いややー、魔女達の祭りとか絶対つまんないもーんwww」


スタッフ「宮川さんwwwその位でwww」


宮川「www」



はたして、魔女達の祭りとはいったいどんな祭りなのか!?





内村「さぁ、はじまりました。世界の果てまでイッテQ」


内村「今夜はなんと世界で一番盛り上がるのは何祭り!?スペシャルをお送りしたいと思います」


イェーイ ドーモー ワッショイ!!!


内村「はいwwということで今回は魔女達の祭りwww?」


宮川「そうですねーwww」


内村「どんな感じのお祭りなのwww?」


宮川「まぁ、それは皆さんご想像の通りの」


内村「想像できないよwwwwwww」


宮川「www」



手越「魔女達の祭りですか?」


宮川「うん、そうだよ」


手越「なんかあんまり体張るやつじゃなさそうっすねw」


宮川「」イラッ


内村「どういうことwww手越君www?」


手越「いや、単純にヌルそうだなーと」


内村「wwwwwwww」



宮川「んふふwww君ねー、手越君。今日はあんまり言わん方いいと思うよ」


ベッキー「おー」


宮川「今回僕相当頑張りました」


手越「結果いつもダメじゃないですかw」


宮川「うるさいわ、アホー!!」


ベッキー「確かにいつもそういってねー、結局負けちゃうんだよねーwww」


宮川「今回は!」


内村「www声大きいなwwwwww」



宮川「すいませんwww気合入ってるんですwww」


手越「今から気合入れたところであれですけどねwww」


一同「wwwwwwwwwwwwww」


宮川「でも、今回はホンマに大丈夫です」


一同「おーーー」


内村「ご意見番はどうですかwww?」


出川「wwwいやー楽しいみですねwww」


内村「楽しいみってwwwなんだよwwwwww」



出川「ごめんごめんwww急にふられたもんだからwww」


内村「急にふられたってwwwえーwww」


宮川「出川さんバラエティって急にふられるもんですよwww」


出川「そうだねwwwごめんチェンVTRいってwww」


内村「あーあwwおっかしwww」


内村「さぁ、それでは魔女達の祭りいったいどんな祭りなのか!」







内村「世界の果てまで!」





宮川「イッテーわっしょーい!!」






内村「日本だけどねwww」


一同「wwwwwwwwwwwww」


今回はこれくらいで
またしばらくしたら更新します

雪合戦おもしろかったですね
次レスより投下します







日テレからはるか114km


お祭り男宮川大輔が行く


世界で一番盛り上がるのは何祭りin日本





祭りが行われるのは高層ビル群が立ち並ぶ近未来感あふれる都市


見滝原市


宮川「わっしょーーーーーい!!!!」


宮川「さぁ皆さん、わたくしがどこに来ているかと申しますと」


宮川「群馬県は見滝原市にございます、見滝原中学校に来ております」


宮川「皆さんこの見滝原中学校凄いんです! 見てください! 校舎全体がガラス張りで、中ではなんと電子黒板や床収納式机などの最新設備などを使用して授業を行っている」


宮川「近未来型の学校となっておりまーす!!」


宮川「いやーすっごいな―」


宮川「でっかいし、綺麗やし」


宮川「ロボットとかも作ってるんちゃうかなwww」



宮川「うし、それじゃあいつものやつで……」


宮川「よっし! ロボット達の祭りあっ、違ったw」


宮川「すいませんwww」


気を取り直してもう一度


宮川「えー魔女達の祭り、どんな祭りかわかりませんがー」


宮川「優勝します! かかってこい!!」




祭りを案内してくれるのは地元の学生

鹿目まどかさんと美樹さやかさんのお二人


宮川「こんにちはー」


まどか・さやか「こんにちはー!」




宮川「今回はよろ
まどか「どうしよ、さやかちゃん。本物のお祭り男だよ!」


さやか「まどか、あんたはしゃぎ過ぎだってちょっと落ち着きなよー」


まどか「でもでもさやかちゃん。私芸能人生で見るの初めてだし、落ち着くなんて無理だよ」


さやか「だからはしゃがないでよー、大輔さんだって困っちゃうでしょ」


まどか「あっ、そうだよね。目の前でワーワー騒がれちゃお仕事にならないもんね」



さやか「うんうん、さすが私の嫁は物分かりが良いなー」


まどか「ウェヒヒヒwwさやかちゃんやめてよもーwww」


宮川「あの、もういい?」


まどか「すいません失礼しました」ペコリ


宮川「いいよいいよ僕もキャーキャー言われるのも久しぶりやったから悪い気しなかったしwww」


さやか「え? 以前にもキャーキャー言われたことがあるんですか?」


宮川「んふふwww失礼やな君wwwwww」



まどか「宮川さんがですか……、手越くんじゃなくて?」


宮川「なんでここで手越君やねんwww」


宮川「手越くん関係ないよーwww僕かて昔はモテてたんですwww」


さやか「えー信じられないなー」


まどか「うん、さすがにそれはちょっとぉ……」


宮川「あれwww? 本当にご存じない?」


まどか・さやか「?」



宮川「天然素材ご存じないの?」


まどか「天然?」


さやか「素材?」


宮川「アカン、これもうアカンw」


宮川「んふww君たちホンマ?」


まどか・さやか「はぁ」


宮川「アカンもういややーーー!」



宮川「とんだカルチャーギャップやーん、もーー」


ただしくはジェネレーションギャップである


宮川「もうなんか知らんけど動悸が激しくなってきたやん」ハァハァ


さやか「なんでwww」


まどか「www」


世代のギャップに本気で落ち込む宮川



宮川「君らいくつ?」


まどか「13歳です!」 ※本編では14歳という設定だが祭りの時期との辻褄合わせでこうなった


さやか「おなじく!」


宮川「僕は40」


まどか・さやか「www」


宮川「おかしいおかしいおかしいww」


宮川「え、なんで笑うの? 僕自分の歳言うただけやでw」



さやか「すいませんww」


まどか「なんかおもしろくてwww」


宮川「なんやそれwww」


宮川「そうかーまぁ、こんなに歳離れてたら知らんでもしょうがないかもなー」


宮川「それじゃあ、気取り直して本題いきましょ!」



宮川「早速聞きたいんだけどいいかな?」


まどか「はい、なんでも聞いてください!」


さやか「まどか、なんでもなんて言うとエッチな質問とかされちゃうかもよwww」


まどか「えーーー」


宮川「アホかー、するかそんなもん!!」


宮川「こちとら嫁も子供もおんねやアホー!」



さやか「冗談ですよ大輔さんwww」


宮川「こいつホンマwww」


まどか「えーー!? 冗談だったのさやかちゃん」


宮川「相方もわかってへんやんwww」


さやか「あははw」


宮川「あははじゃあらへんよーwwwホントに―www」



まどか「さやかちゃんがすいませんww」


宮川「んふふww君もちょっとワロてるやんwww」


まどか・さやか「www」


宮川「アカンww話し進まへんwww」




気を取り直して



宮川「そのですねー、魔女達の祭りっていったいどんな祭りなんですか?」


さやか「最高にクレイジーでバイオレンスな祭りだー」


宮川「えっ……」


宮川「急にめっちゃため口なったぁ!?」


まどか「ぼんやりしてると大怪我しちゃうので気を引き締めて頑張ってください」


宮川「んふふww君は変わらんのかいwww」


まどか「www」



宮川「そんでなにー、そんな危ないの?」


さやか「あぁ、おそらく大量の怪我人が出るだろう」


宮川「うわぁーでた」


宮川「チーズ転がし祭りのパターンや」


まどか「危険ですよー」


宮川「めっちゃプレッシャーかけてくるね、君www」


宮川「でも大丈夫です! 僕、危険な祭り得意ですから」



実は宮川、危険な祭りの戦績は悪くない

ご存知チーズ転がし祭りをはじめ、木の車祭り、海ボクシング祭り、水牛祭りなど

数々の危険な祭りで結果を残してきたー


宮川「よっしゃ! 頑張ろ!!」


まどか「それじゃあ、祭り会場へ案内しますね!」


宮川いざ祭り会場へ








さやか「大輔あれを見ろ!!!!」







宮川「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」





そこで宮川が目にしたものとは!?








今回はこれくらいで

今テレビ見て気付いたけど宮川大輔さんの歳41でしたねwwwwww
脳内保管お願いしますwwwwww

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

ほむら「・・・ありがと」ファサ

では、

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」



まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

お待たせしてすいません

今日の夜にはあげれると思います!

次レスから投下します





マミ「ハァァァアアアアアア!!!」ちゅどーん!




宮川「」ポカーン


まどか「マミさん、今日もかっこいいなぁー」


宮川「アカン」


さやか「大輔さん紹介するよ。祭り実行委員長であり私達の学校の先輩でもある巴マミさんだよ」


まどか「話し方戻ってるww」


宮川「んふふww」



さやか「あーあれはスタッフさんからの指示で」


宮川「中学生に何やらせてんねんwww」


まどか「www」


さやか「www」


マミ「あのー」


さやか「あ、マミさんごめんなさい」


まどか「こんにちわマミさん」


マミ「ええ、こんにちわ鹿目さん、美樹さんそれと」


マミ「宮川さん」ニコリ


宮川「あーはい、よろしく」


マミ「こちらこそよろしくお願いします」



宮川「あのですね……」


マミ「はい?」


宮川「巴さんが右手に持ってるそれって……」


マミ「はい、マスケット銃です」


宮川「いやいやいや」


マミ「マスケット銃ですよ?」


宮川「んふふwwwそうなんやけどねwww」



マミ「?」


宮川「いや、?じゃなくてwww」


宮川「こんな所でそんなもん撃ったらアカンやん」


マミ「これはお祭りで使用する武器の一つですよ」


宮川「武器ぃ!?」


マミ「はい」


宮川「なんやねん武器って、しかも本物やろそれ」


マミ「殺傷能力があるという点で言ったら本物ですね」


宮川「んふふwwwあのねぇ、君」


マミ「はい」



宮川「普通のお祭りには、殺傷能力なんて物騒な単語出てこないやん」


マミ「そうなんですか?」


宮川「そやぁ、そんなもん扱い方間違ったら頭パーンいって中身がピロピロ出て終いやん」


マミ「パーンですか」


宮川「そやぁ、そしてピロピロやぁ」


まどか「頭がパーンなっちゃうんですか……」


宮川「そやぁ、そして中身がピロピロなんねん」


まどか「んふwww」


マミ「……ww」



さやか「頭がパーンなって?」


宮川「……」


さやか「宮川さんww?」


宮川「……中身がピロピロなんねやぁ」


まどか・さやか・マミ「wwwwww」


宮川「んふふwwいやいや、笑いごとやないで君達、ホンマww」


マミ「すいませんw」


まどか「www」



さやか「すいませんww、それで頭がパーンなってどうなるんでしたっけ?」


宮川「……」


まどか「なんでしたっけww?」


宮川「自分らホンマww」


マミ「ピ、なんでしたっけwww?」


宮川「www」


さやか「大輔さんどうなるんですかww?」


宮川「……そんなんしたらなぁ」







宮川「中身がピロピロなんねや!!!」






まどか・さやか・マミ「wwwwwww」


宮川「こいつらwww」



中学生に遊ばれる宮川大輔(41)




宮川「もうピロピロはいいから祭りについて詳しく教えて」


マミ「そうですね」


まどか「切り替えていきましょう!」


さやか「頭切り替えて祭りの説明しちゃうピロ!」


宮川「おもいっきしひきずってるやんww」


まどか・マミ「wwwwww」


さやか「失礼しましたww」


宮川「この青、ホンマwwww」



マミ「宮川さんはお祭りについて二人から説明されましたか?」


宮川「最高にクレイジーでバイオレンスな祭りとは説明されたけどそれ以上は何も……」


マミ「あなた達……」


まどか「ごめんなさいマミさん」


さやか「大輔さんとのおしゃべりが楽しくて全然説明できませんでした……」


宮川「……悪い気はせえへん」ボソッ


マミ「まぁいいわ」


マミ「過ぎたことに、ああだこうだ言っても仕方ないものね。切り替えていきましょう」


まどか・さやか「マミさん」キラキラ


宮川「出来た娘やなぁ」



マミ「それじゃあ、お祭りのルールを私の方で説明します」コホン


マミ「簡単に言うと、このお祭りは魔女達とその使い魔を倒すお祭りなんです」


マミ「魔女とその使い魔にはポイントがあり、そのポイントの合計数で順位を競うお祭りです」


マミ「ちなみに魔女は100ポイント、使い魔は1ポイントとなっています」


マミ「なので、延々と使い魔を倒し続けても優勝は難しいってことですね」



マミ「では、その魔女達をどうやって倒すかといいますと」


マミ「武器を使います」


マミ「さすがに生身で魔女や使い魔達を倒すのは無理があるので、お祭りが始まる前にいくつかの武器が支給されます」


マミ「先ほど私が使用していた銃も武器の一つです」


マミ「最後に会場についてですがこの見滝原市全体を使って行います」



マミ「ふぅ」


マミ「大体こんなものかしら」


まどか「バッチリです!」


さやか「さすがマミさん!」


マミ「うふふ、ありがと」


宮川「いや、あの、ちょっとすいません」


マミ「どこかわからない所がありましたか?」



宮川「わからんとこだらけや!」


宮川「そもそも魔女とか使い魔とかなにー?」


マミ「え、宮川さんは魔女をご存知ないんですか?」


宮川「人並みには知ってると思うけど、詳しく知りませんよーそんなもん」


マミ「魔女を実際に見たことは?」


宮川「んふふwwないです」


マミ「では、先ほど私が銃で撃った大きなぬいぐるみの様なものを覚えてますか?」


宮川「あー、気になってたんや。何やのアレ?」



マミ「あれが魔女です」


宮川「へ?」


マミ「あれが魔女なんです」


宮川「あの気持ち悪いぬいぐるみが?」


マミ「はい」


宮川「あー、要するに人形を魔女という体でやっつけていくお祭りってことかな?」


マミ「いえ、人形では無く本物の魔女です」


宮川「何を言うてんのや、この娘……」





このままでは話しが進みそうもないのでスタッフが説明に入る




スタッフ「宮川さん」


宮川「うわ、何? 収録中やで」


スタッフ「宮川さん、本当にご存知ないんですか?」


宮川「魔女のこと? そりゃないよー」


スタッフ「失礼ながら宮川さんww新聞とか読んだりしますw?」


宮川「ちょっと待って、なんでワロてるのww?」



スタッフ「すいませんwww」


宮川「ホンマに失礼やで、君それーwww」


スタッフ「www」


宮川「もー、で何やったけ、新聞? もちろん読んでるよ」


スタッフ「東スポじゃないですよ?」


宮川「んふふwwwなんで東スポやねんwww」


宮川「違います、ちゃんとしたの読んでます!」



スタッフ「例えばなに読んでるんですか?」


宮川「完璧疑ってるやん自分ww?」


スタッフ「www」


宮川「分かりました答えます。僕は読売新聞読んでます」


スタッフ「あれ、おかしいですね……」


宮川「なにがやねんww」



スタッフ「読売読んでたら魔女について知っているはずなんですけど……」


宮川「……」


スタッフ「……ww」


宮川「よ、読売じゃなかったわ!」


スタッフ「何読んでたんですか?」


宮川「……」


スタッフ「……」


宮川「……それはもうええやん」


スタッフ「えww?」



宮川「僕が読んでた新聞には書いてなかったでええやん」


スタッフ「www」


宮川「それでよくない? そんなあげ足を取るような行為、正直気分悪いよ」


さやか「逃げたwww」


まどか・マミ「wwwwww」


宮川「うるさい! 青ー!」


まどか「青ってwww」


マミ「ひどいわねwww」


さやか「wwwwww」




スタッフ「宮川さん」


宮川「何やぁ!?」


スタッフ「主要な新聞は全部一面で魔女について触れていましたよ」


宮川「……」


まどか「……」


さやか「……」


マミ「……」










スタッフ「……東スポ以外は」

宮川「あ、ごめん僕読んでたの東スポやったわ」


一同「wwwwwwwwwwwwwww」







スタッフ「では宮川さんに魔女やら魔法少女やらその他もろもろ説明してきますんで」


まどか・さやか・マミ「はーい」


宮川「なーんか腑に落ちへんなー」



スタッフが宮川に説明している間に恒例の祭りの起源について説明しておこう




実はここ見滝原市では、近年魔女による被害が社会問題になっている。


元々魔女や使い魔の被害は報告されていたのだが、出現率もそう高くなかった為今までは地域の魔法少女だけでも十分対処できた。


しかし、近年になり魔女の被害報告が急増。


今まではなんとか凌げていたが、魔法少女達も手が回らなくなりつつあった。


そこで、お祭りという形で多数の参加者を募り数の力を借りて、一気に魔女を倒してしまおうというのがこのお祭りの起こりだ。



スタッフ「~~こういうことなんです」


宮川「へー」


さやか「大丈夫ですか?」


宮川「まぁ、一応話は聞いたけどにわかには信じられん内容やな……」


マミ「無理もないと思いますよ」


まどか「うん」


宮川「でも事実だとしたら巴さん、君偉いねー」



マミ「あ、ありがとうございます!」


宮川「すごいよーホンマ」


さやか「ちょっと大輔さん、中学生を口説くのはどうかと思いますよー」


宮川「んふふww僕は褒めることすら許されへんのかwww」


まどか「wwwww」


マミ「こほん」



マミ「ひとまず宮川さんが私を口説いているのかどうかは置いといて」


宮川「いやいやwwwそれは置いといちゃダメですよwww」


さやか・まどか「www」


マミ「お礼を言うのは私達の方なんです」


宮川「え、どうして?」



マミ「少し前に色んなメディアで魔女の存在について取り上げてもらって、世間の皆さまも魔女の存在を認識して下さるようになりました」


マミ「だけどまだまだ、魔女の被害は自分には関係ないものだと思っている方がたくさんいると思います」


マミ「でも、今回宮川さんがお祭りに参加してくれたことで、魔女が身近な脅威であるということを世間の皆さまに知ってもらう良い機会になると思います」


マミ「そういっったこともあって私達は宮川さんにすっごく感謝しているんです」



宮川「なるほどー、いやー恐縮です」


まどか「はい、イッテQはこういう問題についても関心がある番組ですし、私達の目的にもピッタリです!」


宮川「確かにねー」


さやか「後、数字持ってるしね」


宮川「それは言わんでええww」


さやか「やらしい話、数字持ってるしね」


宮川「君、今の業界人っぽく言ってみたいだけやろwww」


さやか「wwwww」




マミ「なんにせよ宮川さん、今回はお仕事を引き受けてくださって」


まどか・さやか・マミ「ありがとうございます!」


宮川「いえ、そんなこちらこそありがとー」


宮川「よっし! なんか気合入ったぞー!」


宮川「絶対優勝したる!」



まどか「きっと優勝できますよ」


マミ「ふふふ、そうね」


さやか「優勝した方が数字も良いでしょうしね」


宮川「一人、嫌なプレッシャーかけてくる青がおんのやけど」


一同「wwwww」



宮川「ま、こんなに期待されてるなら頑張らないといけないですねー」


宮川「よっしゃあ早速、練習に入ろうか!」


マミ「それなら優秀なコーチに来てもらってるわよ」


宮川「ホント?」


まどか「すっごく頼りになる人ですよ」ウェヒヒ


さやか「おーい出てきていいよー」






杏子「まったく、待ちくたびれたっつうの」





宮川「うわぁ……、なんかごっつい槍持ってる」



さやか「大輔さんのこと頼んだよー」


杏子「あぁ、任せとけ!」


杏子「佐倉杏子だ。よろしくな大輔!」


宮川「あ、はい、よろしく後、タメ口」


杏子「早速、練習に行くぞ! 着いてこい大輔!」


宮川「んふふww、あの、タメ口が」




杏子「ん? なんか言ったかー」キラーン

宮川「あ、いえ、なんでもないです」



まどか・さやか「wwwwwww」


今回はここまでです

お待たせしてすいませんでした

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