八幡「ドナーになんかならない」 (9)

俺ガイルSS

雪ノ下とか由比ヶ浜が出ないかもしれない

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高校を卒業し、千葉の国立大学に入学した。

違う大学に行った雪ノ下や由比ヶ浜とは連絡を取り合っていたものの高校の時と変わらず大学でもぼっちライフを貫いていた。

転機が訪れたのは大学三年の夏休み。

いずれ訪れる就活のことを考え、意気消沈していた時期にきまぐれで書いて応募した小説が編集者の目に留まり、新人賞受賞。その後、新作を書いてみるとこれもまた当たり、数十万部売れた。そして、俺は小説家として生きることになった。

働きたくなくて専業主婦を目指していた俺にとって、家で一人で書きたいことを書くだけで稼げる仕事はまさに天職だ。

大学生にして平均以上に稼ぐことができ、もう就活の必要がなくなり、世界が明るく感じた。まあ、担当のしつこい催促が鬱陶しいときがあるがどうってことない。

雪ノ下は「こんな男の妄想の産物が」だの相変わらずの毒舌だったが、買って読んでくれたようだ。

由比ヶ浜は俺が「国語が苦手なやつでも読めるように努力したぜ」と言うと顔を赤くして怒ったが、最後まで頑張って読んでくれた。

他の知り合いも俺の小説家デビューを祝ってくれた。

戸塚は「絶対に全部買うよ。そしたら全部に八幡のサイン欲しいな」ともじもじさせながら言ってくれた。

やっぱろ戸塚は天使だ。

あとは悠々自適な残り少ないキャンパスぼっちライフを楽しむとしよう。

だが、油断しないのが訓練されたぼっちの俺だ。これからは小説家として必要な努力をしていこう。飽きられやすい職業なだけにそうならないための努力が必要だ。

とにかく知識を蓄えて行こうと思って本を読み、テレビをたくさん見て、ネタになりそうなことをメモする毎日を過ごしていたある日



実家から親父が入院したことが知らされた。

材木座「なぁ八幡よ、我は今何をしていると思う?」

八幡「?ラノベ作家?」

材木座「違う…








 
 




ニートだよ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"お"!!ど"ぼ"じでな"ん"だよ"ぉ"ぉ"お"お"

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