承太郎「授業参観か…」(109)

ガララ

承太郎「…」

DIO「…」

承太郎「(そういえばジョルノ君の親父は…)」

DIO「(そういえば徐輪ちゃんの父親は)」

DIO・承太郎「(こいつだった…!)」

承太郎「…息子を見に来たのか」

DIO「当たり前だ、我が息子がどれほど優秀な生徒か確認しにきたんだ」

DIO「そういう承太郎も愛しの娘を見に来たんだろう?」

承太郎「あぁ…」

DIO「徐輪ちゃんはどこにいるんだ?」

承太郎「真ん中の列の一番前の席に机に足掛けてる奴だ、後ちゃん付けはやめろ気持ち悪ぃんだよ」

DIO「おぉ…あれか…ククク…なんともお前らしい馬鹿な面してるじゃあないか」

承太郎「いちいちイライラする野郎だぜ…」

承太郎「テメェの息子はどこにいんだよ」

DIO「一番右の列の前の席だ」

承太郎「あれか…あんま似てないな」

DIO「だが俺と似て優秀そうだろう?」

承太郎「それはどうでもいいんだが…それより」

DIO「ん?」

承太郎「机に木が生えてるぞ」
DIO「」

ジョルノ「机の60%を生きた木に変え、身を隠した」

ジョルノ「これで僕が当てられる可能性は、無い」

DIO「あの馬鹿が…学校でスタンドを使うなとあれほどいっただろう…」イライラ

承太郎「父親と似てずいぶんと「個性的」なんだな」

DIO「…いいだろうそこまでいうならどっちの子が優秀か今日はっきりさせてやる」

承太郎「受けてたつぜ」


徐輪「(うっせぇ…)」

プッチ「はいじゃあ今日は授業参観という事でみんなのお母さんやお父さんが来てると思います」

ジョルノ「先生、今日は授業参観だからスーツですね、カッコイイです」

プッチ「ありがとうジョルノ君」

徐輪「いやだせぇだろ」

プッチ「…」イラッ

DIO「教師を馬鹿にするとはどんな教育をしてるんだ承太郎?」ニヤニヤ

承太郎「あの馬鹿野郎が…」

DIO「それに比べてジョルノは先生を褒め讃えている、素晴らしい」

承太郎「それはどうかな…? あれを見てみな」

DIO「何…?」

ジョルノ「なんていうか…先生のネクタイの柄がこう…自然な感じで…」

プッチ「もうわかりましたから」

ジョルノ「でもワイシャツもこう…キッチリしてて…」

プッチ「授業を進めたいんだけど…」

承太郎「いくら褒め讃えてても授業の邪魔しちゃいけねぇよなぁ?」

DIO「ぐぬぬ…」

DIO「だ、だが学校の授業で大切なのは勉強ができるという事だ」

承太郎「ほう…」

DIO「今日の授業は国語だ…ジョルノは国語が得意なんでな」

承太郎「国語か…徐輪は国語は苦手だな」

DIO「ふっ…勝負あったな承太郎謝るなら今のうちだぞ?」

承太郎「だがウチの徐輪は態度は悪いがやれば出来る子だ、まだわかんないぜ?」

DIO「せいぜい足掻くんだな承太郎!」

ジョジョは寡黙な奴とお気楽な奴の交互に主人公になるから仕方ない
ジョセフ、丈助、徐輪の系譜

プッチ「今日は国語です…といいたい所ですが」

DIO「何?」

プッチ「今日はお父さんお母さんがいることですし両親の良いところを作文にしてもらいましょう」

DIO「なんだと!?そんな話は聞いていない!」

ディアボロ「うるさいぞ!」

DIO「あっ…失礼いたしました…」

ディアボロ「まったく…」

ディアボロ「(トリッシュは何を書いてくれるんだろうか…)」

トリッシュ「…」チラッ

ディアボロ「…」ニコッ

トリッシュ「はあ…」プイッ

ディアボロ「」

承太郎「…」ニヤニヤ

DIO「ぐぅぅぅ…」

承太郎「こんな父親でジョルノ君は作文が書けるのか?」

DIO「黙れ!貴様こそいい年こいて帽子なんか被りおって!スーツに似合わな過ぎだ!」

承太郎「あぁ…!?テメェだってスーツに趣味悪ィハートばっか付けやがって!」

DIO「き、貴様ァ!」

DIO「ザ・ワールド!」

承太郎「スタープラチナ!」

プッチ「そこのお父さん方お静かに!」

承太郎「…」

DIO「…」

承太郎「おいDIO」ヒソヒソ

DIO「なんだ」ヒソヒソ

承太郎「時止めるぞ」

DIO「その手があったか」

承太郎「スタープラチナ!」

DIO「ザ・ワールド!」

ドゥーン

仕事場着いちゃった落としてくれ
書きたい人いれば書いて

書くぞ、本当に良いのか

ドゥーン


承太郎「・・・ハッ!?」

DIO「なんだ・・・どういうことだ? 俺はたしかに時を止めたはずだが・・・」



ディアボロ(殺すぞ・・・!! ジョルノの糞親父ッ・・・!! よりにもよって授業参観にスタンドバトルする阿呆がいるかッ!!)

ディアボロ(貴様らが時を止めたという『過程』はふっ飛ばさせてもらった!!
        この世には・・・吉良吉影が貴様らのラッシュの巻き添えを食らって吹っ飛んだという『結果』だけが残る!!)




吉良「ヤッダーバァァアアアアァァァァッ!!!?」ドグシャァッ!!

早人「と、父さァァァァァァん!!!?」

プッチ「吉良さん、授業参観ですよ? はしゃぐのも程々に」

吉良「夢だ・・・これは・・・夢だ。この私が追い詰められてしまうなんて・・・きっと・・・これは夢なんだ・・・」

早人(うう・・・恥を晒さないでおくれよ父さん・・・またジョリーンとかに馬鹿にされてしまうよ・・・
    『やーい、お前の父ちゃんモナリザで勃起する殺人鬼ィィィィ!!!!』と・・・!!)

仗助「まぁ・・・なんだ・・・そう気を落とすなって早人? 世の中、ああいう親父さんがいてもおかしくねーって
    俺の親父見てみろよ? あの歳で不倫したんだぜ?」

ジョルノ「そうですよ。僕の父さんなんていきなり自分の頭の中に指突っ込んじゃいますし」

早人「み、みんな・・・!!」

ジョリーン(早くクラス替えしてぇ・・・)

あとは任せた

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年11月01日 (日) 23:22:14   ID: pwlVV10x

にぎやかなな教室だこと

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