日向「ペルソナ?」 (1000)


……ここはどこだろう?俺は目を覚ますと学校の教室のような場所に居た。ような、と言ったのはそこが床も壁も、とにかく目に入るモノ一面真っ青に塗られていたからだ。

???「お目覚めになられましたかな?」

 声のした方に目をやると、異様なまでに鼻の大きな老人が、教卓に手を組んで座っていた。

???「ようこそ……我がベルベットルームへ……申し遅れましたな。私の名はイゴール」

イゴール「この部屋……夢と現実、精神と物質の狭間の場所……ベルベットルームの主を致しております」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388811039


 ベルベットルーム?……聞いたことのない言葉だ。

イゴール「さよう……この場所は少々特別でしてな。”契約”を果たされた方のみがお入りになれるのです」

 老人はこちらの考えを読んだかのように言った。

イゴール「さて……お客様は数奇な運命をお持ちのようだ。絶望を振りまく”ダーク”、ただ生死の境界に関わることから逃げる”ライト”、他者を押しのけても生きようとする”カオス”、それら一切を許さず正義を強制する”ロウ”。……貴方はそのどれとも違う場所に今、立っていらっしゃる」

イゴール「貴方がその道を真っ直ぐ往くのか、それとも他の道と交わるのかはわかりません。ただ、私は手助けをするものです。貴方の往く道が、途中で途切れてしまわないようにね……これをお持ちなさい」

 日向は”契約の鍵”を手に入れた!

イゴール「今、世界には悪魔とも影とも付かないモノが溢れかえっています……けれど、それらは貴方にとっては真の脅威とはならないでしょう。真に恐ろしいのは……」

イゴール「……少々お喋りが過ぎましたな。これ以上お引き止めするのも悪い。行って、己が瞳で確かめてください」

 老人の声はどんどん遠くなっていく……それと同時に視界の青も薄れ……。




???「オイ、聞いてんのかって、おい」

 次の瞬間、俺は教室の机に座っていた。今度は真っ当な色彩の、だ。目の前には紫に髪を染めた派手な格好の男が立っている。

日向「……あれ、鼻の爺さんは?」

???「は?……オイオイ、無視してたんじゃなくてマジに目ぇー開けたまま寝てたのかよ、お前……」

日向「…………」

 どうやらさっきのは夢だったようだ。

左右田「……聞いてなかったみたいだから、もう一度言っとくけど。俺の名前は左右田和一だ。よろしくな」

 そう言って左右田と名乗る男は右手を差し出してくる。

日向「ああ、よろしく……俺は日向創だ」


左右田「日向っつーのか。なあ日向、お前、なんか知らねえか?」

日向「なんかって?」

左右田「なんかはなんかだよ!!……この状況について。入学式に来たと思ったら、校門のとこでなんでか知らねえけど気を失って、気がついたらここにいたんだ……お前もそうか?」

 そういえば……そんなこともあったような気がする。記憶に靄がかかったようで、上手く思い出せない。

日向「ああ、確か俺も、この希望ヶ峰学園の入学式に来て……でもそれ以上のことはわからない」

左右田「オメーもそうか……アイツも同じだっていうし、こりゃ手詰まりだな」

 教室の後ろを指さして左右田が言った。釣られて目をやると、女の子が座っていた。

日向「お前も希望ヶ峰学園の新入生なのか?」

七海「うん……七海千秋っていいます。よろしく……」

 そう言うと彼女は手に持っていたそれにさっさと視線を戻してしまった。

日向「なんだ、あれ? ゲーム機?」

左右田「いや、電子生徒手帳らしいぜ? 確かによくわかんねーペット育成ゲームもついてたけど。俺らが目を覚ましたとき、ポケットに入ってたんだ。お前は?」

 言われてズボンのポケットを漁ると、確かに覚えのない感触があった。

日向「希望ヶ峰学園生徒手帳か……ここが希望ヶ峰学園なのは間違いないみたいだな。校内マップ、校則、ペット、メール、それから×印のついたアイコンに……死に顔動画?」


 どれから弄ってみよう?

>>8 1 校内マップ
  2 校則
  3 ペット
  4 メール
  5 ×印
  6 死に顔動画

6


日向「この死に顔動画っていうのはなんなんだ?」

左右田「ああ、それな。生徒向けの動画投稿サイトみたいだな。でもまだ一個も動画がUPされてねーし、UPの仕方もどこにも書いてねーんだよ」

左右田「ま、そのうちなんか投稿されんじゃねえの?」

日向「ふーん……でも、なんか不気味な名前だよな? 死に顔、だなんてさ」


 次はどれを弄ってみよう?

>>11 1 校内マップ

   2 校則
   3 ペット
   4 メール
   5 ×印
   6 死に顔動画


(死に顔動画=デビサバ2に出てくる要素、その名の通り死ぬ瞬間の動画が出てくる)


日向「ん? なんだこれ?」

左右田「どうかしたか?」

日向「いや、生徒手帳の校則なんだが……まるで意味がわからなくて」

左右田「どれどれ? 確かにな……まあ、そんなに気にしないでいいんじゃねえか?」

【校則】

1 希望ヶ峰学園の敷地内から外に出ようとする行為の禁止
2 生徒手帳以外の通信機器の使用の禁止

 上記の規則を破ろうとした場合、ペナルティが発生します。また校則は予告なく追加・変更される場合があります。

日向「校則って割にはやけに少ないな……まるでルール無用のサバイバルでもやるみたいだ」



次はどれを弄ってみよう?

>>14 1 校内マップ

   2 校則
   3 ペット
   4 メール
   5 ×印
   6 死に顔動画

4


日向「メールか……」

 そういえば、携帯電話はどこにいったのだろう? 上着のポケットを探ってみると、意外にもというべきか、それは元のまま存在していた。しかし……

日向「あれ? 圏外になってるな」

左右田「やっぱりお前もか……俺のも駄目だ」

日向「じゃあ、この電子生徒手帳のメール機能も使えないんじゃないか?」

左右田「そっちは問題ないみたいだぜ。多分学内に専用の無線LANがあるんだろうな。っていってもまだ連絡先がないから使えないが……」

 そう言って左右田はちらり、とこちらを見た。

どうする?

>>17 1連絡先を交換する
    2しない


※左右田、七海のどちらかと連絡先を交換するとストーリーが進行します!

1

 
日向「じゃあ、アドレス交換しないか?」

左右田「え……しょ、しょうがねえなァ……」

 左右田は妙にてれてれとした様子で頭を掻きながら言った。

左右田「ど、どうすりゃいいんだ?」

日向「たぶんこの黒い部分が赤外線ポートだから、ここを近づけて……」

左右田「……中学の頃は実家の手伝いばっかだったからな。あんまり友達とメールとかしたことなくってよ」

日向「……友達?」

左右田「!? なに言ってんだろうな、オレ……まだ会ったばっかりだってのに。勝手に友達になった気で……」

日向「……いや、俺達はもう友達だ。だろ?」

左右田「日向……へへ、ありがとうよ」



                     我は汝……汝は我……
                   汝、新たなる絆を見出したり……

                  絆は即ち、希望と未来のよき糧なり……
            汝、”魔術師”のペルソナへと至る、その一歩を踏み出したり…… 


【魔術師】コミュが発生した! 魔術師:コミュランク1 

【左右田和一】の連絡先を手に入れた! ※今後はメールで左右田和一と連絡が取れます。

【左右田和一】のプロフィールを手に入れた!

左右田和一 

【魔術師】コミュ コミュランク1 
属性:ライト
ペルソナ:???


Time 9:55 1st day 始まりの月曜日


 俺が左右田と連絡先を交換し終えたとき、生徒手帳から着信音が鳴り響いた。それも、俺と左右田の両方から同時に、だ。

左右田「おいおい、案外せっかちなやつだな~お前。さっそくメール打ってみましたってか?」

日向「いや……俺の方にも来たぞ」

左右田「ああ? おっかしいな。俺、まだお前にしかアドレス教えてないのによ……」

日向「学校からの連絡じゃないか?」 

 そう言って俺は、届いたメールを開封した。



 新着1件  

 sub: 新しい【死に顔動画】が届きました

 

 それはタイトルだけで本文のない、ひどくそっけないメールだった。ただし、動画ファイルが添付されている。

 日向「とりあえず見てみるか……」

 何の気はなしにそのファイルを開く。



 ……ザッ……ザザッ……

???「……お、お前、いったい……なんなんだよォ!」

???「アッハッハッハッハ! いいね! イイ表情するじゃん! ああ、なんて絶望的ィ!!」

 ……ザッ……ザザッ……

???「おい、左右田! 早く逃げ……」

???「あ」 

 その瞬間、カメラが大きく揺らぐ。一瞬映ったその血まみれの顔は、間違いなく隣にいる左右田のものだった。一瞬教室の時計が映る。指し示していたその時刻は、10時ちょうどだった。

 そして、暗転。


日向「なんだ……この映像」

 それは、内容的には出来の悪いスプラッタ映画以外の何者でもなかった。一言で陳腐、と言ってしまってもいい。

 けれど、その映像にはなにか真に迫るものがあって……ただの作り物だと無視することは、俺には出来なかった。

左右田「……なんの悪戯だよ、コレ」

 左右田は元から青白い顔を更に白くしてこちらに詰め寄った。どうやら彼にも、同じものが届いたらしい。

左右田「わざわざこんなものを見せるために友達ヅラして近づいてきたってのか? いい趣味してんな、テメー」

>>25    1 映っていた左右田のほうが怪しい、と言う
      2 友達を騙すようなことはしない、と言う
      3 この教室に入るのは初めてだ、と言う
      4 七海は何か知らないか、と言う



日向「俺は、友達を騙すような真似はしないぞ」

左右田「……ケッ、何が友達だよ。わざわざこんな手の込んだ映像まで作って……迫真の演技だったじゃねーか」

日向「……ちょっと待て。お前の方の動画には、俺が映ってたのか?」

左右田「はあ? どういう意味だ?」

日向「……俺の方には、殺されそうになるお前の姿が映ってる。ホラ」

 俺は左右田に自分の生徒手帳に送られてきた動画を見せてやった。

左右田「どういうことだ!? 俺はこんなのしらねーぞ!」

日向「俺だってそうだよ! でも、1つ気になることがあるんだ。ほら、ここ。この教室の時計が映ってるんだけど」

左右田「……これがどうかしたか?」

日向「よく見ろ。10時を指してるだろ。今が10時3分前だ」

左右田「もしかして、これが未来の映像だっていいてーのか!? そんなことあるわけ……」

日向「もし違ったら違ったでいい。あと三分だけ、ここで待ってみよう」


 ……時計の針が、10時ちょうどを指し示した。

左右田「見ろ、やっぱりなにも起きねえじゃねえか」


 左右田がそう言った瞬間、教室の前の扉を開けて一人の少女が入ってきた。

 その少女は、絶世の美女といっていいほど美しかった、と思う。けれど、どこか顔の印象が定まらないところがあった。

 ある時はクールな女のようにも見えたし、ある時にはあどけない少女のようにも、自信に満ち溢れたギャルにも見えた。

 ある意味で、その女には顔がなかった。

???「ハロー、エブリワーン! みんな元気にしてる~?」

???「まあどんなに健康で長生きしそうに見えても私様の前では平等に無意味なんだけどなァ!」

左右田「……な……」

 そのあまりにも強烈なキャラクターに、俺も左右田も圧倒されていた。疑問は山ほど湧いてきたが、金魚のように口をパクパクさせることしかできない。

???「さて……さっそくですけど、あなた達には死んでもらいましょう。……ニャルラトホテプ!!」

 その女は自分のこめかみに指を銃のようにして当てて、意味不明な呪文としか思えない言葉を叫んだ。

左右田「……嘘、だろ……?」

 次の瞬間、女の傍らには”なにか”が立っていた。全身を黒い皮膚で覆われた、羽のある怪物。真っ黒な顔に王冠を被ったその姿は、まるで神話に出てくる悪魔のようだった。

???「【メギドラダイン】」

 ……その言葉の次の瞬間、俺は意識を失った。

今回七海との絡みはないの?


ミスった。>>30はバッドエンド用なので無視してください

>>31今回は最初にコミュ築けるのはどっちかです。でもあとからちゃんと築けるので安心してください。



 左右田がそう言った瞬間、教室の前の扉を開けて一人の少女が入ってきた。

 その少女は、絶世の美女といっていいほど美しかった、と思う。けれど、どこか顔の印象が定まらないところがあった。

 ある時はクールな女のようにも見えたし、ある時にはあどけない少女のようにも、自信に満ち溢れたギャルにも見えた。

 ある意味で、その女には顔がなかった。

???「ハロー、エブリワーン! みんな元気にしてる~?」

???「まあどんなに健康で長生きしそうに見えても私様の前では平等に無意味なんだけどなァ!」

左右田「……な……」

 そのあまりにも強烈なキャラクターに、俺も左右田も圧倒されていた。疑問は山ほど湧いてきたが、金魚のように口をパクパクさせることしかできない。

???「さて……さっそくですけど、あなた達には死んでもらいましょう。……ニャルラトホテプ!!」

 その女は自分のこめかみに指を銃のようにして当てて、意味不明な呪文としか思えない言葉を叫んだ。

 次の瞬間、女の傍らには”なにか”が立っていた。全身を黒い皮膚で覆われた、羽のある怪物。真っ黒な顔に王冠を被ったその姿は、まるで神話に出てくる悪魔のようだった。

左右田「……お、お前、いったい……なんなんだよォ!」

???「アッハッハッハッハ! いいね! イイ表情するじゃん! ああ、なんて絶望的ィ!!」

日向「おい、左右田! 早く逃げ……」

左右田「あ」 

???「さようなら。【イノセントタック】」

 その”なにか”は手を振りかざすと、左右田の方へ叩きつけるような素振りをした。左右田の前の空間が歪み、今にも爆発しそうに見えた。

日向「危ない!」

 俺はとっさに左右田を庇うように覆いかぶさる。……空間の歪みは今や太陽のような輝きになっていて――

 ――俺は意識を失った。



 ……気が付くと俺はまた、さっきの青い教室――ベルベットルームに立っていた。

 部屋の主、イゴールは出来の悪い生徒を見る教師のような目でこちらを見ている。

イゴール「こんなに早く再びお目にかかることになるとは、お互い思いませんでしたな?」

イゴール「確かに私は貴方の往く道が途切れないよう手助けをすると申し上げました。けれど、これほど早くその道が途切れるようでしたら……」

>>36  1もう一度チャンスをくれ、と言う
     2左右田はどうなった、と言う
     3…………

1



日向「もう一度チャンスをくれ! 俺はこんなところじゃ終われないんだ!」

イゴール「……たしかに人は人生の初めにおいてはみな、愚者」

イゴール「そう、このカードが示すようにね」

 そう言ってイゴールは、一枚のタロットカードをこちらに差し出した。

イゴール「……どうぞ、それはお持ちください。きっと、貴方の往く道の助けになるはずです」

 受け取ったカードから、全身に不思議な力が満ちるのを感じる。



    我は汝……汝は我……我は汝の心の海より出でし者
  ……片目と引き換えに叡智を手に入れし者、オーディンなり!!


日向創は愚者のペルソナ、【オーディン】の力に目覚めた!

日向創
【愚者】コミュ コミュランク1 
属性:ニュートラル
ペルソナ:オーディン


イゴール「ふふ、いささか意地悪が過ぎましたかな?」

イゴール「しかし危機は未だ去っておりませぬ……出来れば、次にお目にかかるのは後日でありたいものですな」






左右田「な、なんだこりゃ!!?」

 耳元で左右田のがなるような声がした。瞼を開けると、そこには先ほどと同じ光景が広がっていた。気を失っていた時間はおそらく10秒にも満たないだろう。

 ただ、さっきと決定的に違っているのは

???「へぇ……アンタもペルソナ使いだったとはね」

 槍を構えた大男が、俺達を庇うように顔の黒いバケモノとの間に立ちふさがっていることだった。

???「さて……楽しくなってきたわね」

 女はバケモノを自分の傍らに呼び戻し、こちらの様子を伺っている。


 どうする?

 >>43 1攻撃(椅子で殴る)
     2スキル(グングニル)
     3話しかける
     4逃走
     5その他(内容も)

2


日向「喰らえ!【グングニル】!!」

 俺は自分のペルソナ、オーディンにその手に持った槍で攻撃を仕掛けるよう命じた。

???「【ハイパーカウンタ】」

 しかし顔の黒い怪物――ニャルラトホテプはそれをいともたやすくはじき返した。

???「へえ……けっこうやるみたいじゃん。まあ、まだまだ私様を倒すには程遠いけどね」チラッ

日向「……?」

 彼女がちらり、と自分の後ろに目をやった気がした。

???「今度はこっちからいくよっ!!」

 ここでこいつを倒すのは無理かもしれない。今やらなければならないことはなんだろう?

 左右田は戦力にこそならないが、自分の足で逃げるくらいはできるし、簡単な指示もこなせそうだ。



 >>48  1攻撃(椅子で殴る)
     2スキル(グングニル)
     3話しかける
     4逃走
     5その他(内容も)




日向「七海!」

七海「えっ?」

???「【アギダイン】!!」

 俺が七海に声をかけたのと、彼女がその場から飛び跳ねたのと、さっきまで彼女が居た場所に炎が襲うのはほぼ同時だった。

七海「よかったー。さっきから声をかけてくれないから、忘れられてるのかと思ったよ。えーっと……」

日向「日向創だ。っていうか、そんなこと言ってる場合か!? これからどうする!?」

七海「うーん……なんとなく……なんだけどね? 今の日向くんの能力じゃ、あれには勝てないような気がするんだ」

 なんとなく、と言いつつも彼女には確信があるようだった。

日向(もしかして、それがこいつの能力……なのか?)

七海「だからね、一瞬の隙をついて、逃げるしかない……って思うな」


>>52 1それでも戦う
   2窓から逃げる
   3廊下に逃げる

3


日向「……わかった。じゃあ、廊下側から逃げよう。いちにのさんでもう一度攻撃を仕掛けるぞ。いくら効かないっていっても、目眩ましくらいにはなるはずだ」

左右田「お、おう」

七海「おっけー」

???「……相談は終わったかしら? じゃあ、そろそろ本気でいくよ……【チャージ】!」

 その瞬間、ニャルラトホテプの体が大きく膨らんだ。そしてその力はやがて、奴の右手に集まり、闇の塊として溢れ始めた。

日向「いくぞ! いち、にいの、さん!【真理の雷】!!」

???「効かないよ!【反魔法】!」

 俺のペルソナ、オーディンが放った光の奔流は、予想通りというべきか、奴の左手でたやすく振り払われてしまった。しかしそれが跳ね返ってくる前に、俺達は閃光にまぎれて廊下へと駈け出していた。

日向「まずは出口か階段を目指そう!」

 そう言って俺たち三人は一塊になって走りだした。

左右田「おわっ!!?」

 けれど、俺達を待っていたのは

日向「マジかよ……」

 廊下に溢れかえる、異形の化け物たちの姿だった。


左右田「……スゲェ数だな……」

七海「でも、闇雲にウロウロしてるだけみたい……まだ私たちのことには気づいてないよ」

日向「って言ってもなあ……階段まで行こうとすれば、どうやったって見つかると思うぞ」

左右田「……なあ、日向。さっきは悪かったな。オマエは俺のこと友達だって言ってくれたのに、悪戯だなんて疑ってよ」

日向「……なんだ? いきなり」

左右田「お、俺がよ……アイツらを引き付ける。だから、オマエらはその隙に」

日向「何をバカなこと……」

 そこまで言ったとき、左右田の足がガクガクと震えているのがわかった。コイツは、本気で言っているのだ。

左右田「だってよ……それくらいしねえと……お前だって、命がけで俺のこと庇ってくれたのに……友達なんて言えない気がしてよ……」

日向「おい、やめろって!」

 そう言って左右田の肩を掴む。と、その瞬間、俺の体からなにか暖かいものが、左右田に向かって流れ込んだ気がした。


    我は汝……汝は我……我は汝の心の海より出でし者
  ……冒険者の友、知恵と宝具を授けし者、ダイダロスなり!!


左右田和一は魔術師のペルソナ、【ダイダロス】の力に目覚めた!

左右田和一
【魔術師】コミュ コミュランク1 
属性:ライト
ペルソナ:ダイダロス




左右田「……何だ? これ」

日向「おい、左右田。どうした!」

 左右田はふらふらと怪物たちの方にむかって歩き出してしまった。しかし……

左右田「糸……この糸を辿っていけば……」

 怪物たちは、まるで左右田の姿が目に入らないかのように無視している。

左右田「これが……俺の力、【トラエスト】……オイ、早くお前らも来い。俺に捕まって離れるなよ」

日向「……どうする?」

七海「行こう」

 その言葉に導かれるままに左右田のあとについていく。結局、校舎の外に出るまで怪物たちは一度も襲いかかっては来なかったのだった。


オーディンは知識や才能を得るために片目を差し出したり槍で自分を刺して磔になったりする才能キチガイ。

ダイダロスはミノタウロスの迷宮から逃げるための、アリアドネの糸を作った人。機械職人でもある。


ちょっと休憩します。質問とかあれば

オーディンは弱体化してるだろうけど
気が早いだろうが日向の覚醒ペルソナは真オーディン?それとも別のペルソナ?


>>59 オーディンはガチ仕樣です。というのも、さすがにペルソナ合体とか入れると大変なので「コミュをMAXにするとそのコミュのペルソナを一体貰える」という仕樣だからです。

だからしばらくはオーディン一体で戦い続けることになります。

ちなみに覚醒ペルソナは別で考えてます


ちなステータス(スキル枠4個)

オーディン

・真理の雷(雷)
・グングニル(貫)
・マッドアサルト(打)
・ブフダイン(氷)

ダイダロス

・マハラギダイン(炎)
・トラエスト(ダンジョン脱出)
・マカジャマ(封付着)
・マハタルンダ(攻UP)

愚者なのにオーディンって突っ込んじゃダメかな


>>63 そもそも刑死者の絵柄はオーディンを描いたものだったりするのに皇帝になってるのでペルソナ本編もわりとテキトーだという。
オーディンは最高神の癖に一生懸命語学勉強したりする向上心に満ちた神なので個人的に愚者がしっくりきた


再開します。


日向「ふう……なんとか外に出れたみたいだな……」

日向「今いる場所は……【旧校舎】か。ここには怪物もいないみたいだし、しばらくはここを拠点にしてもいいかな」

七海「ねえ、まずは状況を整理してみようよ」


>>67  1 ここはいったいどこなのか
     2 さっきの女はなんなのか
     3 うろついている怪物の正体は?
     4 「死に顔動画」とはなんなのか
     5 今後、どうするべきか
     6 その他(内容も)
     7 話したいことはない

1


日向「ここはいったいどこなのか……か」

左右田「日向も七海も希望ヶ峰学園の新入生なんだよな?」

日向「入学式に来た俺達はそれぞれ気を失って、気がついたらあの教室に居た……」

日向「もしかしたら他にも同じ境遇のやつらがいるかもしれないな……」

七海「それ以上のことは私も知らないよ」

 七海がふるふると首を横に振った。

左右田「……しょーがねー。次の話題に移ろうぜ」

>>71  1 ここはいったいどこなのか
     2 さっきの女はなんなのか
     3 うろついている怪物の正体は?
     4 「死に顔動画」とはなんなのか
     5 今後、どうするべきか
     6 その他(内容も)
     7 話したいことはない

4


左右田「さっきの”死に顔動画”、ありゃ一体何なんだ?」

七海「? なあに、それ?」

日向「あ、そうか。七海は知らないんだったな。あの変な女が襲ってくる前に、妙な動画がメールで届いたんだよ」

 そう言って俺は先程の動画を七海に見せた。

七海「うわあ、すごいね、これ。……あれ? でもさっき、誰かカメラなんて撮ってたっけ?」

日向「いや……そもそもこの動画は、実際にこの出来事が起こる前に送られてきたんだ。しかもその結末も現実とは異なる」

七海「つまり……『死を予言するメール』ってこと?」

日向「ああ……そういうことになるな」

 その言葉の持つ重みに、思わず口調が暗くなる。


左右田「……でもよぉ。こうして俺は生きてるぜ? つまり『動画の未来は変えられる』ってことじゃねえのか?」

日向「!! ……そうだな。その通りだ」

七海「じゃあ、今後もし別の死に顔動画が送られてきても」

左右田「ああ! 俺達でその未来を回避してやろうぜ!」 


>>75   1 ここはいったいどこなのか
     2 さっきの女はなんなのか
     3 うろついている怪物の正体は?
     4 「死に顔動画」とはなんなのか
     5 今後、どうするべきか
     6 その他(内容も)
     7 話したいことはない


2


左右田「さっきの女……今思い出しても寒気がするぜ」

 左右田は実際にぶるり、と震えてみせた。

左右田「まあ、俺も似たようなよくわからない力を使ってるけどよ……アイツのあの『黒い顔のバケモノ』、あれは別格だ。出来ることなら二度と会いたくねえ」

七海「……でも、だからこそ倒せばなにか……この状況についてわかることがあるかもよ?」

左右田「だとしても……俺はアイツと戦うのはゴメンだ」

日向(左右田の言うとおり……十分な戦力が揃うまでは、アイツと戦うのは避けたほうがいいだろうな)

日向(万が一出くわしても、逃げることを最優先に考えたほうがいいだろうな)

日向(アイツと会話できるとしたら、【同じくらい気が狂った】やつだけだろう)




>>78  1 ここはいったいどこなのか
     2 さっきの女はなんなのか
     3 うろついている怪物の正体は?
     4 「死に顔動画」とはなんなのか
     5 今後、どうするべきか
     6 その他(内容も)
     7 話したいことはない

>>77


 新着メールはないみたいだ。

 連絡先

左右田和一
【魔術師】コミュ コミュランク1 
属性:ライト
ペルソナ:ダイダロス


 左右田にメールを送りますか?

>>81 1はい
    2いいえ


>>82 内容は?

自分のプロフィールととにかくよろしくと


日向(とりあえず改めて自己紹介でも打っとくか……くさもちが好きです、桜餅はダメ、っと……)

日向「お、さっそく返信が来た!」


From 左右田和一

そんなくだらないことでわざわざメールしてくるんじゃねーって!(●`ε´●)

まあ誕生日にはくさもちやるよ、ちなみに俺の誕生日は6月29日だからな、そっちもプレゼント忘れるなよ(・∀・)



日向「……そっけない文面の割に返信早いし、顔文字もたくさん使ってるな……」

 もう少しで左右田と仲が深まりそうな気がする……




>>85  1 ここはいったいどこなのか
     2 さっきの女はなんなのか
     3 うろついている怪物の正体は?
     4 「死に顔動画」とはなんなのか
     5 今後、どうするべきか
     6 その他(内容も)
     7 話したいことはない

3


日向「あの女のことも気になるけど、うろついてた怪物たちはなんなんだろうな……」

左右田「さあな。確かなのは、俺達はあの女やいるかもしれねえその仲間と怪物、両方から身を守らないといけねえってことだ」

左右田「そのためにはきっとこの力……『ペルソナ』が役に立つと思う」

 そう言って左右田はダイダロスを自分の隣に呼び出した。

左右田「この力がなんなのかもまだわからねえけど……少しづつでも調べて行ったほうがいいよな」

日向(そういえば、七海はペルソナ能力を持っていないのかな?)

 気にはなったが、まだそれを聞けるほど仲良くはない気がする……


>>88  1 ここはいったいどこなのか
     2 さっきの女はなんなのか
     3 うろついている怪物の正体は?
     4 「死に顔動画」とはなんなのか
     5 今後、どうするべきか
     6 その他(内容も)
     7 話したいことはない

6七海とアドレス交換


日向「なあ、七海。こんな状況だし、なにかあったとき連絡が取れるように、連絡先交換しないか?」

七海「…………」ジー

日向「な、なんだ?」

七海「ねえ、日向くん。日向くんって、RPGを何周もするほう?」

日向(どういう意図かはわからないけど、どうやら七海にとって重要な質問らしいな。ここは……)


>>93 なんと答える?

>>91


日向「一週目は楽しむことだけ考えてストーリーを重視してやってー、二週目はとりあえず武器とか道具類を集めたりするし、まあ何周かはするかな」

七海「…………」ジー

日向「…………」ドキドキ

七海「……ふふっ」ニコッ

七海「やっぱり日向くんは同志だったんだね! だよね~人修羅も倒さず女神転生を語るとかありえないよね~」

七海「しょうがないから特別に! 私の連絡先を教えてしんぜよう」フンス

日向「……ん!?」

 七海の頭に、なにかピコピコと動く耳のようなものが見えた気がする……!



                     我は汝……汝は我……
                   汝、新たなる絆を見出したり……

                  絆は即ち、希望と未来のよき糧なり……
            汝、”永劫”のペルソナへと至る、その一歩を踏み出したり…… 


【永劫】コミュが発生した! 永劫:コミュランク1 

【七海千秋】の連絡先を手に入れた! ※今後はメールで七海千秋と連絡が取れます。

【七海千秋】のプロフィールを手に入れた!

七海千秋 

【永劫】コミュ コミュランク1 
属性:ライト 
ペルソナ ツキノウサギ




七海「そういえばね、ここに来るまでの間、いろんな怪物を見たけど、なんとなくだけど、どんな攻撃が有効かわかるような気がしたんだ」

七海「私をパーティーに入れてると、いろいろと助言してあげられる……と思うよ? その分アタッカーが少なくなっちゃうけど……」




ツキノウサギ

アフリカ・ホッテントット族の神話に出てくる死の使い。月は人間に永遠の命を与えようと「私が欠けてもまた満ちるようにあなた達の生命も永遠である」と伝えるよう兎に命じたが、彼女が「月の命は永遠だが人間は一度死ぬと蘇ることはない」と真逆のことを伝えたため、人の命には限りがあるのだという。
この時月が怒って棒を投げたので、月面に映る兎の唇は割れていると言われる。



日向「あとは……今後どうするかも話し合っておきたいと思うんだ」

左右田「どうするって言われてもなァ……」

七海「……あのね、これはあくまで仮の話なんだけど。校則にあったよね?『希望ヶ峰学園の敷地内から外に出ようとする行為の禁止』『生徒手帳以外の通信機器の使用の禁止』って」

七海「つまり、これは……この学園内を舞台にした、サバイバルゲームなんじゃないかな、って……」

左右田「ま、マジかよ……どーすんだよそれ」

七海「……問題はね、私たちにそのつもりがなくても、『生き残るためには他の人を殺さなきゃ』って考える人がいるかも、ってことなの」

七海「多分、グループは大きく分けて4つ。
1つは、この状況を作り出した人たち。いわゆる黒幕だね。
1つは、他の人を殺してでも自分が生き残ろうとするグループ。
1つは、積極的に殺そうとはしないけど、殺しにきた相手には容赦しないグループ。
1つは、殺したり殺されたり、そういうことには関わらないようにするグループ」


※システム上は上から順にダーク・カオス・ロウ・ライトと表示されます。ダークは他の全てのグループと、カオスはダークとロウと、ロウはダークとカオスと、ライトはダークと反目しています。


左右田「お、俺は……人を殺すなんてよォ、とてもじゃないけどできねえ……でも、でも……自分が死ぬのも怖ぇ……」

七海「……うん、そうだね。私も同じだよ」

七海「ほら、元気だして! あくまで仮の話だって言ったでしょ? きっと私の考えすぎだと思うよ?」






日向「これで状況の整理はだいたい終わったかな……」

左右田「整理っていっても、『なにもわからない』っていうことを改めて確認したようなもんだけどな……」

七海「うん……せめてなにか、行動の指針になるものがあればいいんだけど……」

 七海がそう言った瞬間、生徒手帳から着信音が鳴り響いた。それも、三人同時にだ。

 思わず顔を見合わせる。二人の顔には、明らかな緊張が走っていた。きっと俺も同じだろう。

日向「……俺は、ここにいる二人にしかアドレスを教えてない」

左右田「お、俺だって……」

七海「もしかして……」

日向「ああ」

 俺はごくりとつばを飲み込んで、その忌まわしき単語を口にした。

日向「新しい『死に顔動画』が届いたのかもしれない」


 ――そして、その悪い予感は、見事に的中してしまっていた。


新着1件  

 sub: 新しい【死に顔動画】が届きました



左右田「……三人で同時に開いてみるか」

 俺達は目線を交わし合うと、お互いの生徒手帳を見えるように突き出しあった。意外にも、というべきか、やはりというか。その動画の内容は、三人共同じだった。動画の撮影日時は一週間後の月曜日。

 それは、にわかには信じがたい光景だった。爆弾でも落とされたのかというような瓦礫の山。そこを這いずりまわる化け物たちの群れ。中にはビルほどの大きさを持つ個体さえあった。それはさながら聖書に出てくる黙示録の光景だ。

 そしてその瓦礫の下からちらりと見えた一本の腕……はっきりとは見えないが、その血まみれの腕の持ち主はもう、生きてはいないだろう……

 この世の地獄とでも言うべき様を存分に映したのち、映像は終わった。


左右田「なんだよ……今の」

七海「…………」

 左右田が蚊の鳴くような声を挙げた。飄々とした印象の七海も、これには流石にショックを受けたのか言葉が出ないようだった。

左右田「なんなんだよ! わけわかんねぇよ! こんな化け物どもが暴れてるのにどうして警察は助けにこねーんだよ! もううちに返してくれよ!」

 左右田は今にも精神的ショックで発狂してしまいそうだ……


>>103 どうする?



左右田に 〉落ち着け


 左右田に落ち着け、と言ってみた。

左右田「落ち着けだって!? こんな状況で落ち着いていられるかよチクショウ!」

日向「!?」

 逆効果だったみたいだ……

 左右田のカオス傾向が高まった!



七海「……でも、これで当面の目標は決まったね」

日向「え?」

七海「なんとか情報を集めて、一週間後のあの場面を回避しよう。大丈夫だよ。だって、さっきも変えられたじゃない。『死に顔動画』は絶対じゃない。三人なら出来るよ、きっと」

日向「……だな」

左右田「う、うう……そ、そうだよな」

 三人で一週間を生き延びることを誓い合った!

 【愚者】のコミュランクが2に上がった!




とりあえずプロローグおしまい。またちょっと休憩します。

明日も休みだしとりあえず一日目終わるまではやる予定。


 再開します。


Time 12:00 1st day 始まりの月曜日


日向「暗くなると怪物に襲われて危ないから、動けるのは18:00くらいまでだな……一回行動するごとに30分くらい消費しそうだ」


>>112

   1移動 
   2生徒手帳 
   3メンバーと会話



1


日向「今いるところは【旧校舎】だな」

日向「他に大きな建物としては【新校舎】【実習棟】【部室棟】【プール】【体育館】【多目的ホール】があるみたいだ。あと【グラウンド】と【校門前】にも行けるみたいだな」

日向「近づくのは危険かもしれないが、新校舎の中には【ベルベットルーム】もあるぞ」


どこへいく? >>115

体育館


日向「体育館にやってきたぞ」

日向「残念ながら誰もいないみたいだな……」

日向「ん? これは……ドーナッツの空き袋と空のプロテインの容器?」

日向「さっきまで誰かいたのかな……また時間を空けて探しに来るか」



次の行動は?


>>118

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話



1 七海とプール



日向「いやいや、この状況で左右田を一人残していくのはマズいよな……」

日向「というわけで三人でプールにやってきたけど……案の定、というか誰もいないなあ」

七海「……でも、水場があるのは嬉しいよね」

日向「? いくらサバイバルって言っても、水道は使えるみたいだし、飲み水は問題ないみたいだぞ? 学校の水は一度貯水タンクに貯められてから蛇口に回されるからな」

七海「……そうじゃなくって……うう……」

日向「??」

七海「だから、その……私だって女の子だし、あんまり汗臭いのは……」

日向「……ああ、すまない! ちょっと俺、その辺に誰かいないか見てくるわ! ほら、左右田もいくぞ」

左右田「イテテ! なんだよ、急に引っ張るなって!」

 30分ほど時間を潰した……


>>120

   1移動 
   2生徒手帳 
   3メンバーと会話

3 人がいそうな場所はどこか


日向「今は少しでも情報が欲しいな……誰か他の人間を見つけられればいいんだが……」

左右田「って言っても怪物がウロウロしてるしよォ……あんまり出歩いてるヤツはいねえんじゃねぇか?どっかに閉じこもって、隠れてたり……」

左右田「それに、こっちから近づいていっても警戒されて逃げられちまうこともあるしな……」

七海「うーん……私のペルソナで、なんとなく動きまわってる人の気配は感じるんだけど……場所まではわからないなあ」

七海「ちなみに、今は『全部で5人』くらいの人が歩きまわってるみたい……日数が経てば出てくる人もいると思うんだけどね」



>>124

   1移動 
   2生徒手帳 
   3メンバーと会話


3


>>128 どっちと >>130 なんの話をする?

七海



日向「なあ、七海。お前のペルソナって……」

七海「うん。日向くん達のと違って、人型じゃなくて、パーツだけ生えてくる感じなんだけど……なんでかな?」

日向「……いや、そういう問題じゃ」

七海「耳が生えてるのはなんとなくわかるんだけど……自分じゃ見えないからなぁ」ピコピコ

日向(……なんかピコピコ動いてる……)

日向(こうして見ると、なんだか七海そのものがペルソナみたいだな……)


 もう少しで七海との仲が深まりそうな気がする……


Time 14:00 1st day 始まりの月曜日


次の行動は?


>>133

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話


1新校舎


日向「さて……危険を冒して新校舎にやってきだけど……さっきの女はもういないみたいだな」

日向「相変わらず怪物がうようよしてるから、ここには長居しないほうがよさそうだ」

日向「ん? なんだか薬品をぶちまけたような跡があるけど……誰か転びでもしたのかな?」

日向「さっきまで誰かいたのかな……また時間を空けて探しに来るか」



次の行動は?


>>135

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話



1 実習棟


日向「実習棟にやってきたけど……」

七海「あれ? 近くに誰か居る感じがするのになあ……」ピコピコ

左右田「気のせいじゃねえか? 人っ子一人見当たんねえぞ?」

七海「むぅ……どこかに隠れてるんじゃないかな? 探せば見つかるかもしれないよ?」

日向「けど、そこまでして隠れようとしてるやつを無理に見つけ出したら……」

左右田「ああ。逃げられるか逆に襲いかかってくるか……」

日向「戦力に自信が出来たら徹底的に捜索してみるのもいいかもしれないな」





今日はここまでにします。続きはまた。

 キャラクターにはそれぞれ出会える場所を予め決めてあります。でも初日から全員と知り合いになるとストーリー的に面白く無いので日が進むことで解禁されるキャラクターがほとんどです。

 初日は移動もいいけどまだ使ってない生徒手帳の機能とか、ベルベットルームに行ってみたりしてもいいかもしれません。

 「時間を空けて探しに来るか」って言った場所へはもう一度行ったらほぼ出会えます。

何か質問あれば

初期メンバーが狛枝じゃなくて左右田なのはやっぱり狛枝は味方としてちゃんと戦わないの?

道化師ポジだろ
愚者とアルカナ一緒だけどな

体育館でドーナツとプロテインが出てきたから朝日奈とさくらちゃんは確定で居る


>>141 >>143の言うとおり、1キャラも出ます。アルカナありきで考えたので2のキャラでも出れない人もいます

>>141 >>142 狛枝は後々でてきます。敵か味方かは……

人いたら再開したい

Time 15:00 1st day 始まりの月曜日

日向「そろそろ日が陰り始めてきたな……」

次の行動は?

>>150

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話


2


どれを弄ってみよう?



>>153 1 校内マップ

     2 校則
     3 ペット
     4 メール
     5 ×印
     6 死に顔動画


日向「しかし、生徒手帳にわざわざペット育成ゲームをつけるって、この学校の偉い人は何を考えてるんだ?」

日向「まあ、七海は楽しんでるみたいだけど……ちょっとやってみるか」

 ペットのアイコンを選択すると、画面いっぱいに左右を白黒で塗り分けられた二頭身のクマが現れた。

モノクマ「オマエラ、おはようございます。ボクはモノクマ! よーろしーくねー」

 妙に間延びしたイントネーションで話しかけてくる。ちょっとうっとおしい。

 と、そこでたまたま近くに居た七海が画面を覗きこんできた。

七海「あ! 日向くんのペット、私のと色が違う!」

日向「え? そうなのか?」

七海「うん……ほら、見て」

 そう言って七海が差し出してきた生徒手帳には、確かにピンク色のかわいいウサギのマスコットが踊っていた。

七海「男女でバージョンが違うのかな……いいなぁ……」


>>156 1ちょっと貸してやろうか?
     2そんなことより連絡先教えてくれよ
     3無言でモノクマと戯れる



連絡先はさっき聞いたんだった……



>>159 1ちょっと貸してやろうか?
     2無言でモノクマと戯れる
     3七海のペルソナを見せてくれたらいいよ、と言う

1


日向「ちょっと貸してやろうか?」

七海「え!?」

日向「え、何かそんなに変なこと言ったか?」

七海「あ、ううん。違うの。ただ……私、ゲームは好きだけど、対戦とか交換とかしたことなくて……」

七海「だから、嬉しいなって」ニコッ

七海「わ! 日向くん見てみて! この子、野球やったりバイクに乗ったりするよ!」


 七海のことが少しわかった気がする……

 【永劫】のコミュランクが2に上がった!


七海のペルソナステータス忘れてた

 ツキノウサギ
・アナライズ(敵の解析)
・トラフーリ(ザコ敵との戦闘回避)

 他にもパーティーにいると他の人を察知したりしてくれますが、戦闘では一切攻撃してくれません

次の行動は?

>>162

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話


1 新校舎


日向「新校舎にやってきたぞ」

左右田「相変わらずここは怪物が多いな……っていうか、ここからあいつらは生まれてくるんじゃねえか?」

七海「んっ……!」

 七海が鼻をひくひくさせている。

七海「あっちのほうに誰か居るみたい」

左右田「マジか! 行ってみようぜ!」



???「ひゃ~ん! な、なんなんですか、これ」

 女の子が鳥の化け物たちに襲われている!

>>165 1左右田のマハラギダインで焼き払う
     2ここからグングニルを投げる
     3まずはかけよって女の子を庇う
     4七海に分析してもらう


4


左右田「お、おい! なにしてんだよ! 早く助けねえと!」

日向「落ち着け。俺達が返り討ちにあったら元も子もないだろ? 七海、敵の分析を頼む」

 >>日向のロウ傾向が高まった!

七海「う、うん……。わかったよ! あの敵は貫通属性の攻撃に弱いみたい」

日向「だったら……」

 オーディンはグングニルの槍を振りかぶった! 槍は蛇のようにくねりながら全ての化け物を貫いて、女の子の隣に突き刺さった。

???「ひぃっ!!」

日向「おい、大丈夫か?」

???「ひゃあああああ! 来ないでくださぁい!」

 だいぶ怯えさせてしまったみたいだ……


>>168  1落ち着け! と怒鳴りつける
     2このままの距離で様子を見る
     3左右田と七海にまかせる
     4大丈夫だ、と優しく声をかける


3


左右田「大丈夫だって! 俺たち悪い人じゃねーから!」

七海「ぷるぷる……ぼく、悪い人間じゃないよ……なんちゃって」

 二人の【いい人】オーラでなんとか警戒を解いてくれたようだ。

???「あの、あなた達は一体……」

日向「俺の名前は日向創。こっちが左右田和一で、彼女は七海千秋。みんな希望ヶ峰学園の新入生だ。お前は?」

罪木「わ、わたしは罪木蜜柑といいます……希望ヶ峰学園の新入生ですぅ……」

日向「いろいろと聞きたいことはあるだろうけど、とりあえずここは怪物が多くて危ない。新校舎に俺たちの拠点があるんだが、一緒に来てくれるか?」

罪木「は、はいぃ……よろしくお願いしますぅ」

【罪木蜜柑】が仲間になった!

【罪木蜜柑】のプロフィールを手に入れた!


罪木蜜柑

 
【???】コミュ  
属性:ライト

ペルソナ:???






日向「……そうか、罪木も目が覚めたらこの学校にいたのか」

罪木「す、すみませぇん! お役に立てなくて!」

日向「いや……それはお互い様だしな。ところで、本当に罪木はこの”ペルソナ”能力は使えないのか?」

罪木「は、はい……というか、未だにあの化け物のことも、皆さんがそれに対抗するための力を持ってるってことも……現実として受け止められなくて」

左右田「まあそれはしゃーねーよ。俺だって自分が使えなかったら、こんな力トリックか幻覚だと思うぜ」

罪木「何の力もない足手まといですみません! お詫びに脱ぐので許してくださぁい!」

左右田「ブハッ! ぬ、脱ぐって!?」

七海「ストップ。こんな状況なんだから、そんなことしてたらすぐモラルを無くしてヒャッハーな人たちの仲間入りだよ? 罪木さんもあんまりそういうこと言わないように」

罪木「す、すみませぇん……」


日向「しかし、これ以上人数が増えると常に皆で移動するってわけにはいかなくなるな……」

七海「さいわい、この旧校舎にはあんまり化け物も近づいてこないみたいだし、ここをアジトにして待機してもらえばいいんじゃないかな?」

七海「購買には簡単な食料もあったし……夜もここで越すことにしようよ」

日向「そうだな……」


※パーティーメンバーは三人が限界です。リーダーシップのある人がメンバーになればその人をリーダーにもう一つパーティーを組むことも出来るようになりますが……
  現在のパーティーは日向・左右田・七海です。ペルソナ能力を持たない人間をパーティーに入れることも出来ますが、戦闘では役に立ちません。


Time 16:00 1st day 始まりの月曜日


>>175

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間は経過しません)


>>177 1 校内マップ

     2 校則
     3 ペット
     4 メール
     5 ペルソナ
     6 死に顔動画

4 罪木にメールしたいからアドレス聞く
ダメなら左右田にメール


日向「なあ、罪木……」

罪木「はいぃ! 日向さん、なんですかぁ?」ナミダメ

日向(うぅ……なんというか、嗜虐心を煽る娘だなあ……)


>>180 1なにかあったとき連絡が取れるよう、アドレスを教えてくれないか?
    2俺たちもう仲間だし、連絡先を交換しよう
    3アドレス教えろ
4おもむろに胸を揉む




日向「俺たちもう仲間だし、連絡先交換を交換しないか?」

罪木「は、はい!どうぞっ!」

 罪木はおどおどと生徒手帳を差し出してきた。

罪木「あ、あの、日向さん。仲間っていうとあれですよね? ジュースを買ってきたり、お肩をお揉みしたりすればいいんですよね?」

日向「いや……そういうのを仲間とはいわないだろう」

罪木「えっと……それじゃあ、やっぱり脱ぎますか?」

日向「…………」

 どうやら罪木は相当変わった娘らしい。男と二人で残していくのは若干不安が残る……編成には気をつけよう。


【罪木蜜柑】の連絡先を手に入れた!これからは罪木とメールできるようになります。


 今更ですが「現在地」のシステムを導入します。旧校舎以外の場所にいる場合、メンバーの変更やパーティー以外の人物との会話など一部の行動ができません。

日向「現在地は旧校舎だ」

次はどうしますか?

>>189

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間は経過しません)


3七海



日向「なあ、七海……ってなにやってんだ?」

 七海はさっき貸してやった俺の電子生徒手帳の顔を近づけて、ふんふんと鼻を動かしていた。

七海「あ、日向くん。実はさ……日向くんの電子生徒手帳から、ペルソナの気配を感じるんだよね~」

日向「は?……ああ、そういうことか」

七海「? そういうことって?」

日向「い、いや。なんでもないんだ。気にしないでくれ」

日向(七海が俺の匂いを好んで嗅いでると思ったなんて言えないよ!)

七海「あ、それでね? この気配、きっと日向くんのペットが私のと違うことと関係してると思うんだ。だから時間があったら遊んであげて?」

 そう言って七海は俺の電子生徒手帳を返してくれた。

日向「遊ぶって……この気味の悪いクマとか?」

 モノクマは画面の向こうでニヤニヤ笑いを浮かべている……

 もう少しで七海と仲良くなれそうな気がする……

Time 17:00 1st day 始まりの月曜日

現在地 旧校舎

次はどうしますか?

>>192

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間は経過しません)

3 罪木


日向「なあ、罪木……」

罪木「はい! 何でしょう日向さん!」

>>195 1やっぱりペルソナは使えないのか?
     2なにか得意なことはあるか?
     3これからどうしたらいいと思う?
     4おもむろに胸を揉む
     5その他(内容も)

3


罪木「うう……どうしたら、ですかぁ? 私には全然……こうしていればいつかは助けが来ると思うんですけど……」

日向(そういえば……罪木にはまだ死に顔動画のことは話してなかったな)

>>197 1話す
   2話さない

1

1
おもむろに胸を揉んだらどうなるんです?



 罪木に死に顔動画について説明した。

罪木「そ、そんな……一週間後にみんな死んじゃうなんて……うう……」

 罪木は泣きだしてしまった!

日向「だ、大丈夫か?」

罪木「……日向さん。少し頭が痛いので、放っておいてもらえますか?」

日向「あ、ああ……」

 なんだか罪木の雰囲気が少し変わった気がする……

 罪木のダーク傾向が高まった!

Time 17:30 1st day 始まりの月曜日

現在地 旧校舎

日向「そろそろ日が暮れるな……最後になにかやっておきたいことがあるなら今のうちだ」

>>201

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間は経過しません)

3全員って出来る?
出来なければ左右田


 何について話す?

>>205

これからの方針


日向「なあ、みんなちょっといいか? 新しいメンバーも加わったことだし、ここで一旦これからの方針を整理しておきたいんだ」

 >>罪木に、他人を殺してでも生き延びようとするやつがいるかもしれないこと、ダーク・カオス・ロウ・ライトの分類について説明した。

七海「別に誰かに殺人を強要されてるわけじゃないよ。でも、他の人が自分を殺すかもしれない、だから先に殺そう。お互いがそう思った時、理由がなにもなくてもそれはおこっちゃうかもしれないんだ」

七海「でも、だからこそ私たちは絶対誰も殺さない、そう誓い合うことでこの七日間を生き延びる。そう決めたんだ」

左右田「って言ってもよ……やっぱり自分が生き延びることを第一に考えねーと」

罪木「うう……なんだかこの話をしてると、頭の裏側がチクチクする気がします……忘れていることを思い出すような……」

日向「俺は……」

 >>208  1例え自分が死んでも、誰も殺したくない
     2殺されるくらいなら反撃も已むをえない
     3他の奴らを守るため、殺人者は積極的に排除する
     4このルールのない世界を楽しみたい


2



左右田「だよな? 俺は間違ってねーよな!?」

 >>日向のカオス傾向が強まった……

 >>左右田のカオス傾向が強まった……左右田の属性が【カオス】になった!

七海「……この話はこれくらいにしよっか。もう日もくれてきたし……」

 微妙な雰囲気のまま解散となった……


Time 18:00 1st day 始まりの月曜日

現在地 旧校舎



日向「そろそろ日が暮れる……野営の準備をしておこう」

七海「って言っても、屋根も食料もあるし……見張りの順番を決めるくらいかな?」

左右田「さーて、明日はどうするか……一週間後の死に顔動画だけじゃあ、行動指針も立たねぇよなァ」

 左右田がそういった瞬間、四人の生徒手帳が着信音を挙げた。

日向「……左右田。余計なこというからだぞ?」

左右田「って俺のせいかよ!?」

七海「……二人とも結構余裕あるね」

日向「冗談はさておき……見てみるか」


…………ザッ…………ザザザッ……

???「テメェ……フ……ねえぞコラァ……」

 男のだみ声が聞こえる……後ろ姿しか映っていないが、かなりの大男だ……

???「やめ……許し……」

 男の陰になって見えないが、女の子の声が聞こえる……

 男が手に持った棒を振り下ろした! そして、画面は真っ暗になった……


???「ふふふふふふ……アハハハハハハハハ!!」

 と思った瞬間、大きな笑い声が鳴り響いた! どうやら動画自体は続いていたらしい……

 今度こそ再生は終了し、元の画面に戻った…… 


左右田「なんだぁ? 最後のあの笑い声……」

七海「あの”顔のない女”とも違う声だったけど……一体誰なんだろう?」

罪木「動画の日時は……明日の16時になってますね……」

七海「……どうする?」

>>215 1大男を見つけて殺人を辞めさせよう
     2女の子を探しだして保護しよう
     3笑い声の主が気になる
     4かかわり合いにならないようにしよう




2



七海「……そうだね。この動画の内容を現実にしちゃいけない」

左右田「ああ、そうだな! 絶対に食い止めてみせるぜ」

罪木「はいぃ!」


 皆との絆が深まるのを感じる……

【愚者】コミュランクが3に上がった!


左右田「そうと決まればさっさと寝るか! 灯りもねえし、夜更かししててもしょーがねーからなァ」

七海「あ! 左右田くん、見張り順まだ決めてないのに!」

 ……みんなで和気あいあいと夜を過ごした。


 ようやく一日目終了。晩御飯食べてきます。帰ってきて人いたら続きやりたい。質問あれば

>>198 カオスなことになります。主に属性が

属性が反目すると仲間から抜けちゃうのかな

大男って大和田か?
…でも女は殴らないとか言ってたよな…
狛枝にでも何か言われたのか?

個人的に七海のペットがすごく気になる
考えすぎだろうか


>>219 主人公と対立する属性になってもすぐに離脱するわけではありませんが、離脱イベントが発生する可能性が生じます。
    左右田なんかは一人で離脱する勇気はありませんが、他のグループと接触すると……

>>223 七海のペットはダンガンロンパ2のモノミと一緒です。日向くんのだけ特別製です


 投下再開します


Time 09:00 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

 夜が明けた……これが夢ならば、とどれだけ願ったかわからないが……やはり現実は変えられない。

 何一つわからないこんな状況……それでも俺達は生きている。

日向「とりあえず今日は、あの死に顔動画の光景を阻止しないと……被害者になる女の子を探して保護するんだったな」





>>228

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間は経過しません)



>>231 何について話す?

>>230


 行動を始める前に、皆でもう一度動画を見てわかることがないか話し合うことにした。

左右田「って言ってもよぉ、俺たちこの学校のことについてほとんど何も知らないしなァ……この映像だけじゃ、これが建物の中だってことくらいしかわかんねえな……」

七海「やっぱりこの大男より先に女の子を探しだして保護するしかないんじゃないかな?」

罪木「…………」

日向「ん? どうした? 罪木?」

罪木「あ、日向さん! いえ、なんでも……!」


>>234  1そうか、と流す
      2何か気になることでもあるのか?と優しく聞く
      3いいから言えと脅す

2


罪木「いえ……本当になんでも……」

日向「……そうか?」

 罪木とは属性が違うので、これ以上心を開いてはくれないみたいだ……

 それにしても、罪木が気づいたこととは一体なんだろうか?それがわかればこの事件を未然に防げる気がするのだが……


>>240


>>持ってる棒がなにか良く見てみた。

日向「…………」

 しかし何もわからなかった。どうやらこれは関係ないみたいだ……

罪木「…………」

 罪木はおどおどとこちらの様子を伺っている。

 あとでもう一度聞いてみるか、もしくは自分で考える時間を取ってもいいかもしれない……


Time 09:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎



>>244

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間は経過しません)

3七海


七海「あ、日向くん……」

日向「よう、七海。ちょっといいか?」

七海「うん。私の方も日向とお話したいと思ってたの」

七海「あのね……左右田くんのことなんだけど……注意して見ておいてあげてくれないかな?」

七海「何度も言ってるように、ここでは誰かが殺し合いを強制してるわけじゃない。”顔のない女”みたいな例外はいるけど、ほとんどの人は普通なら誰かを殺そうなんて思わないはずだよ」

七海「だけど、今日も死に顔動画は届いてしまった……あの男の人にどんな事情があるかはわからないけど……きっと、どうしても人を殺さなきゃいけない理由なんてどこにもないはずだよ」

七海「だから……日向くんも、『生きるために誰かを殺そう』なんて思っちゃダメ。たとえ、私が殺されそうになっても。ね?」

日向「七海……」

 普段はおっとりとした七海から、強い意志を感じる……

【永劫】コミュランクが2に上がった!

日向のライト傾向が高まった!

Time 10:00 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 左右田和一 七海千秋


>>248

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間は経過しません)



 なんだかやけにキョロキョロとしている左右田に声をかけた。

日向「なにやってるんだ?」

左右田「あ? ああ、なにか武器になりそうなものはないかと思ってな」

左右田「おめーも言ってただろ? 殺されてからじゃおせーんだ、最低限の護身具くらいは準備しておかねーとな」

日向「でも、まだ殺し合いになるときまったわけじゃ……」

左右田「なに言ってんだ! オメーも見ただろうが! 少なくともあの大男は他の人間を殺すつもりなんだぞ!? それを止めるってことは戦いになるってことだろうが!」


>>250 1確かにそのとおりだ
     2だからといって殺したら同類だ
     3その他(内容も)

1


日向「確かにそのとおりだ……あの大男に無策で挑んだら、俺たちは死ぬだけだろうな」

左右田「だろォ!? だったら……だったら先に殺すしかねーじゃねーか!」

左右田「なあ相棒! 俺たち二人でゼッテーこのクソッタレな世界を生き延びてやろうぜ!」

 左右田との間に確かな絆を感じる……

【魔術師】コミュランクが2に上がった!

日向のカオス傾向が高まった……日向の属性が【カオス】になった!

Time 10:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 左右田和一 七海千秋


>>255

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間は経過しません)


1


>>258 どこにいく?

【新校舎】【実習棟】【部室棟】【プール】【体育館】【多目的ホール】

【グラウンド】【校門前】【ベルベットルーム】

多目的ホール


日向「多目的ホールか……やってくるのは初めてだな」

左右田「はえーとこあの大男を見つけ出さねえと……」

七海「ちょっと待って! 誰かいる気配がする!」

 七海がそう言うと、どこからか声が聞こえてきた。

???「ほう……よくぞわかったな」

 声はホールの音響で反響して出処がわからない……!

左右田「誰だ、テメェ!」

???「フン……貴様らのような禍々しい者の前に姿を現すわけがないだろう。貴様らなど、俺が導くにも値しない……!」

???「他の者の安全を考えれば、ここで拘束しておいたほうがいいかもしれないが……流石に三対一では分が悪い。俺もまだこの”力”に慣れていないことだしな」

七海「! 日向くん、あの口ぶり……」

日向「ああ……多分こいつもペルソナ能力に目覚めている」


???「とにかく、さっさと去れ! ここはお前らのようなやつが来るところじゃあない!」

左右田「クッソ、好き勝手いいやがって……おい七海、なんとか奴の居場所を突き止められねーのか!?」

七海「うん……頑張ってはいるんだけど、なんだか気配の掴みどころがなくて……」

日向「でも、これではっきりしたな。この学園には、俺たち以外にもペルソナ能力者がいるんだ。それがわかっただけでも収穫だ」

Time 11:00 2nd day 変節の火曜日

現在地 新校舎

パーティー 日向創 左右田和一 七海千秋


>>255

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間は経過しません)


安価ミス。

>>267

1部室棟


日向「部室棟にやってきたけど……残念ながら誰もいないみたいだな……」

日向「ん? これは……空のフィルムケース?」

日向「このご時世、フィルムカメラを使ってる人がまだいるなんてな……まだ近くにいるんだろうか?」



Time 11:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 部室棟

パーティー 日向創 左右田和一 七海千秋


>>271

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  

1 実習


日向「さて、実習棟にやってきたけど……昨日言ってた気配、今日は感じるか?」

七海「ううん……もうここにはいないみたい」

 そのとき、どこからともなく声が聞こえた。

???「……盾子ちゃん?」

日向「!?」

七海「だれ!? 誰かいるの!?」

???「……盾子ちゃんじゃなかった」

日向「七海! 相手はどこにいる!?」

七海「それが……全然気配を感じられなくて」

左右田「おい! いるんだったら出てきやがれ!」

???「…………ここには誰もいませんよ?」

左右田「そんなのが通用するかぁ!!」

日向「ふざけてるようだけど、七海が気配を感じられないくらいだ。何らかのペルソナ能力者かもしれない。むやみに追いかけまわすのは辞めたほうが……」

???「……ホッ」

日向(いいんだろうが……なんだろう、この『案外御し易そう』感は……)



Time 12:00 2nd day 変節の火曜日

現在地 実習棟

パーティー 日向創 左右田和一 七海千秋


>>276

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  


設定してあるフラグ立て行動がなかなか採用されなくて焦る……ヒントとか出したほうがいいのかなー

3罪木


罪木は拠点待機なのでなにか別の行動を

>>279

1 旧校舎

ここって連続安価はありなの?


>>281 同じ安価を取るために連投するんでなければいいかなーと


 ――旧校舎の拠点

日向「ふう……しかし結構歩き回ったな……少し疲れたな」

 と、その時突然生徒手帳が着信音を鳴らした。

日向「!?」

 俺は新しい死に顔動画が届いたのかと、ビクビクしながら確認した。すると……

モノクマ「もう! 疲れたなーじゃないよ! そりゃーあれだけ歩き回れば疲れもするよ!」

日向「えっ!?」

 なぜか、勝手にペットゲームが起動していた。しかもボタンを押しても画面が元に戻らない!!

モノクマ「普通こういうゲームって全部の機能確認するものでしょ!? ビックリだよ! まさに絶望的だよ!」

モノクマ「ハッ……まさかボクにこの絶望感をプレゼントするために放置プレイを!? ハァハァ……コイツはエクストリームだぜぇ……」

モノクマ「まったく……せっかく行き詰まったときのヒント機能としてこのボクが準備されてるっていうのに、そこにすらたどり着けないってどういうこと!?」

モノクマ「……ま、ちょっと差し出がましいこと言っちゃったけど……タイムリミットまでもう時間もないし。せいぜい頑張ってね!」

 クマのマスコットは腹立たしい笑顔で親指を上げている……!


                     我は汝……汝は我……
                   汝、新たなる絆を見出したり……

                  絆は即ち、希望と未来のよき糧なり……
            汝、”塔”のペルソナへと至る、その一歩を踏み出したり…… 


【塔】コミュが発生した! 塔:コミュランク1 


Time 12:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 左右田和一 七海千秋


>>288

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間経過なし)  

2


>>290 1 校内マップ

     2 校則
     3 ペット
     4 メール
     5 ペルソナ
     6 死に顔動画

3


 生徒手帳のペット機能を起動させると、例の白黒クマは畳の部屋でゴロゴロと漫画を読んでいた。

モノクマ「あ、来たの? まったく~、言われたからってすぐにヒントもらいに来るなんて、キミって人間にはプライドがないのかね?」

日向「じゃあどうしろっていうんだ……!!」

モノクマ「あ、怒った? こんなゲームにマジになっちゃってどうするの。でもま、せっかく来てくれたんだし」

モノクマ「初回サービスで、何でも一つ質問に答えてあげるよ。本当になんでもね」

モノクマ「だからって『オチはどうなる?』とか聞いちゃダメだよ? 本当に答えちゃうから。そしたらキミもつまんないでしょ?」


>>295    何を聞く? 
 



モノクマ「お、意外と手堅い質問で来たね」

モノクマ「ずばり答えてしんぜよう! 『女の子』は新校舎に、『大男』はグラウンドに、『笑い声の主』は校門前にいるよ!」

モノクマ「ま、会うだけなら簡単だね。一度でちゃんと会えるはずだよ。会うだけなら、ね」

モノクマ「じゃ、また呼んでね!」

【塔】のコミュランクが2に上がった!




Time 13:00 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 左右田和一 七海千秋

日向「死に顔動画のリミットまであと三時間か……」

>>300

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間経過なし)  

1新校舎


とりあえず今日はここまでで。次は金曜日には投下できると思います

普通に考えてカオス寄りにならないパーティだとさくらちゃん、七海、罪木のパーティがさいつよじゃないか?
リーダーが問題だけ

日向はNNのままだとカムクラ化しそうで怖い

罪木の話は七海に頼んで聞き出して貰えるかな?

いや確かカムクラはハンドルネームの時『既に使われてる』って出てたから別々な可能性がある(この場合カムクラはカオス)
後七海はりせちー・風花枠(アナライズ役)だと思う

カムクラはペルソナ的に独立してるのか眠っているだけなのかどっちだろう?
カオスはダンガンロンパ的にやばそう。


 進捗状況やばいのに今日も来てしまったぜ……

>>304>>306 いちおう言っとくと、パーティーはアナライズ役も含め三人までです

>>305 ニュートラルは他のあらゆる属性と仲良く出来る最強の属性だけど”ニュートラル傾向が高まる”ことはないのでもう……

>>308カムクラ氏と出会える条件は実はもう満たしてますが、みんなが全然選ばないある行動が必要です


Time 13:00 2nd day 変節の火曜日 【カオスルート】



日向「新校舎にきたけど……やっぱりここは化け物たちが多いな。注意して進むことに……」

???「誰か――誰か助けて!!」

七海「! 今の声!」

左右田「ああ……確かに”死に顔動画”の女の声と同じだ!」

日向「嘘だろ!? タイムリミットまではまだ時間が……」

七海「とにかく急ごう!」

 俺たちが声のした方に駆けつけると、そこには熊のような大きさの犬の群れが女の子を囲んで唸り声を挙げていた。

七海「まずは女の子の安全の確保を……」

左右田「そんなまどろっこしいことしてられっかよォ! 焼き尽くせ!【マハラギダイン】!」

 左右田は頭に血が昇っているようで、七海の制止を聞かずに飛び出した。炎は一瞬にして犬達を包み込んでいく……と、そのとき一際大きな一匹が炎の中から抜けだしてこちらに襲いかかかってきた!その巨大な牙からはなにか紫色の液体が滴り落ちている。

日向「くっ……穿け!【グングニル】!」

 すんでのところで体当たりは躱したものの、牙を腕にかすってしまった……


???「ああ! ありがとうございます……! あなた達は?」

日向「俺たちは……希望ヶ峰学園の新入生だ……キミのことを探してた……」

左右田「お、おい日向、大丈夫か!? 顔が真っ青だぞ!」

七海「たぶん……さっきのやつが毒を持ってたんだと思う……ねえ、あなた、なにか不思議な力は持ってない? さっきの私たちと同じような……」

???「いえ……さっき炎を出したりしてたやつですよね? 残念ながら……」

日向「さっきのやつの仲間が来るかもしれない……とにかく今はここを離れ……」

七海「わかった! 左右田くん、日向くんに手を貸してあげて!」

左右田「オウ! おい、日向、しっかりしろよ……!」



左右田「なんとか旧校舎まで戻ってきたけどよォ……このあとどうするんだ?」

七海「罪木さん! 出てきて! 日向くんが大変なの!」

罪木「ふぇぇ……どうしたんですか……って、日向さん!?」

罪木「酷い……傷口が腐りかけてる……」

七海「さっき、犬の姿の化け物にやられたの。治療するから手伝ってくれる?」

罪木「そんな……もしこれが毒によるものだとしたら、応急手当したところで意味無いですよぉ……根本的な治療が出来る場所がないですから……」

 そのとき、どうして自分の口からそんなに荒っぽい言葉が出たのかわからなかった。この極限状況で、俺は自分が思っている以上に【狂気】に近づいているのかもしれない……

日向「うるさいぞ、罪木。さっさとやれ。失敗は許さない」

 そう言って罪木の手を掴む。すると自分の体から、なにか暖かいものが罪木に流れこむのを感じた。

罪木「日向さん……!? う、ううぅぅぅぅぅぅ……」




    我は汝……汝は我……我は汝の心の海より出でし者
    ……医の神にして万の蛇の主、アスクレピオスなり!!


罪木蜜柑は月のペルソナ、【アスクレピオス】の力に目覚めた!

アスクレピオス
・アムリタ(状態異常回復)
・メディア(体力回復)
・夢見針(睡眠付着)



左右田「こりゃあ……」

七海「すごい……これが罪木さんの力……?」

 俺の腕の傷はみるみるうちに癒えていく。けれど、周りの人間とは違って彼女自身はそれほど自分の発現した能力に驚いていないようだった。傷の治りを確かめるように、俺の腕をその細い指先でゆっくりとなぞりあげる。

 その頬は上気し、瞳はてらてらと滑るような光を湛えていた。そっと体を倒し、俺の耳に顔を近づけると

罪木「日向さぁん……他になにか……私にできること、ありますかぁ?」

 と媚びるように囁いた。



                      我は汝……汝は我……
                   汝、新たなる絆を見出したり……

                  絆は即ち、希望と未来のよき糧なり……
            汝、”月”のペルソナへと至る、その一歩を踏み出したり…… 


【月】コミュが発生した! 月:コミュランク1 

 罪木蜜柑のダーク傾向が高まった。罪木蜜柑の属性がダークになった!

 罪木蜜柑 のプロフィールを手に入れた!

罪木蜜柑 

【月】コミュ コミュランク1 
属性:ダーク
ペルソナ:アスクレピオス

 アスクレピオス
ギリシャ神話の名医。その腕前は死者を蘇らせるほどで、冥界の王ハーデスの怒りを飼うこととなる。死後はへびつかい座となった。
余談だが、洋の東西を問わず蛇は男性器や性行為のメタファーとして用いられることが多い。




 俺たちはその後、俺の容態が落ち着くのを待ってから助けだした彼女に事情を説明することにした。なぜだかその間も罪木は俺に腕を絡ませて体をもたせかかってくる。

日向「……というわけで、この”死に顔動画”を見て俺たちはきみ――ええっと……」

舞園「さやかです。舞園さやか」

日向「そう。俺は日向創だ、よろしくな――きみを探してたってわけだ。この『大男』から守るためにね」

左右田「俺は左右田和一だ。よろしくな」

七海「私は七海千秋」

罪木「罪木蜜柑ですぅ」

舞園「はい。みなさんよろしくお願いします」

舞園「それにしても……化け物だけじゃなく、『死に顔動画』に『ペルソナ能力』……信じられないことばかりです」

 彼女はぶるり、と身を震わせた。けれど俺は彼女の言葉を聞いて、あれ、と思った。「ペルソナ」という言葉を俺たちは使っただろうか?

左右田「さて、とりあえずはこれで安心だな……これからどうするんだ?」

七海「うん……罪木さんがペルソナに目覚めたのはいいことだけど……流石に三人以上じゃ身動きが取りづらいよね」

日向「探索班とここに残る班に分かれるとしたら、戦闘向けの能力の俺と左右田はバラけた方がいいだろうな。」


>>318 >>319     探索班のメンツは?(左右田以外)

まいぞの

七海


舞園「えっと……何の能力もなくて足をひっぱるかもしれないけど、よろしくお願いします!」

七海「うん、よろしくね!」

日向「じゃあこのメンバーで行こう」

日向「そうだ。何かがあった時のために、連絡先を教えてくれないか?」

舞園「はい、もちろんです!」

舞園さやかの連絡先を手に入れた! これからはメールで舞園さやかと連絡を取れるようになりました。



Time 13:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 舞園さやか 七海千秋

>>322

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間経過なし)  




3 七海


七海「ねえ、日向くん……」

 ぼーっとしていると、七海が声をかけてきた。……なんだか、探るような目つきで俺のことを見つめてくる。

日向「……なんだよ」

 ついついぶっきらぼうになってしまう。

七海「日向くんは言ったよね? 絶対に誰も殺そうなんてしないって……あの言葉は本当だよね?」



>>324  1本当だ
      2時と場合による
      3あのころは何もわかってなかっただけだ
      4その他(内容も)

2


日向「時と場合にもよるさ……お前たちを守るためだったら、俺は……」

>>日向のロウ傾向が高まった!

 七海はそれを聞いて、悲しそうに目を伏せた。

七海「……そっか。だったら、私はもう……日向くんと一緒には……」

日向「七海?」

七海「ううん、なんでもない……」

 七海との間に溝のようなものを感じる……【永劫】コミュがブロウクンになった!







Time 14:00 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 舞園さやか 七海千秋

>>322

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間経過なし)  



ミス。>>332

3 まいぞの


>>336 何について話す?

ブロウクンってもうアウトなの?


日向「舞園、ちょっといいか?」

舞園「はい。なんでしょう、日向さん?」

日向「さっきのことだけどさ……この俺たちの能力……」

舞園「はい。ペルソナ、でしたっけ? 残念ですけど、やっぱり私には……」

日向「そう。その『ペルソナ』って呼び方。一体誰に聞いたんだ?」

舞園「……嫌だなあ。初めにあった時、日向さんが言ってたんじゃないですか」

日向「……そうだったか?」

舞園「そうですよぉ」

 やはり何かを隠しているようだが……問い詰めるには証拠が足りないみたいだ。


>>336 放置しておくと離脱してしまいます


Time 14:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 舞園さやか 七海千秋

>>345

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間経過なし)  

雑魚全員無視できる七海が抜けたら[ピーーー]る


>>350 何について話す?

自分でも方針についてどうすればいいかよくわからない
七海はどう思う?と言う


日向「七海……」

七海「なあに? 日向くん」

日向「……さっきはすまなかった。正直、俺もパニックで……どうしていいかわからないんだ」

七海「そう……でもしょうがないよ、こんな状況だもんね」

七海「でも……さっきの日向くんの目、なんだかとっても……怖かった。まるで、日向くんが日向くんじゃなくなっちゃうような気がして……」

日向「今はどうだ?」

七海「今は……大丈夫かな」

日向(さっきのは、自分でも少しおかしくなっていた気がする……もしかすると「他の人の属性に影響を与える」人がいるのかもしれないな……)


Time 15:00 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 舞園さやか 七海千秋

>>355

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間経過なし)  


>>357 1 校内マップ

     2 校則
     3 ペット
     4 メール
     5 ペルソナ
     6 死に顔動画


3


モノクマ「うぷぷぷぷ……こんな短期間に二度もボクに会いにきてくれるなんて、日向くんはもうボクのヒント無しでは生きられない体になってしまったのかな?」

モノクマ「うーんとねえ……じゃあ今日はメール機能について教えてあげよう!」

モノクマ「今は人数がそれほどでもないから、直接話せばメールは使わなくて済むけど……他にリーダーが出来るキャラが仲間になって、別行動を取るようになったときに重宝するはずだよ!」

モノクマ「それから、自分の属性が変わる度にチェックする癖をつけたほうがいいかもね! 知らない間にアドレスが登録されてたりするみたいだからさ……」

モノクマ「それぞれの属性のボス格は、直接会う前にメールで仲良くなっておくことをオススメするよ! でないと……うぷぷぷぷ」






Time 15:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 舞園さやか 七海千秋

>>360

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間経過なし)  

2

>>362 1 校内マップ

     2 校則
     3 ペット
     4 メール
     5 ペルソナ
     6 死に顔動画


5


日向「今は付け替えできるペルソナは何も持ってないな……コミュをMAXにすることで新しいペルソナをゲットできるみたいだ」

日向「特定の特技を持ったペルソナか仲間がいないと詰む状況もあるみたいだから、なるべくたくさん持っておくに越したことはないな」

>>365 1 校内マップ

     2 校則
     3 ペット
     4 メール
     5 ペルソナ
     6 死に顔動画

1


日向「今まで行った場所について、整理しておくか……」

【旧校舎】拠点。罪木と左右田がいる。

【新校舎】罪木と舞園がいた場所。

【実習棟】「盾子ちゃん」という謎の声がした。捕まえるためには戦闘が避けられないだろう。

【部室棟】「フィルム」が落ちていた。

【プール】昨日は誰もいなかった。

【体育館】「プロテイン」と「ドーナッツ」のゴミが落ちていた。

【多目的ホール】誰かがいるらしいが、「カオス」では仲間にはできないみたいだ……

【グラウンド】大男がいるらしい

【校門前】笑い声の主がいるらしい

【ベルベットルーム】まだ行っていない

日向「こんなもんか……」


Time 16:00 2nd day 変節の火曜日


日向「もう四時か……結局例の大男は現れなかったな……」

七海「でもいいじゃない! 結果として『死に顔動画』の光景は回避できたんだからさ! ねえ、舞園さん?」

舞園「ええ……そうです……ねっ!!」

 振り向いた瞬間、彼女は腕を横一文字に大きく振った。

七海「えっ……」

 一瞬遅れて、七海の白い首から鮮血が飛び散った。

日向「…………は?」

 俺は、その突然の光景に思考停止状態に陥ってしまっていた。……そして、彼女はその隙を見逃さなかった。

舞園「この……悪魔め……死ね……死んでよぉ!」

 彼女は俺にかけよると、何度も俺の脇腹を手にしたガラス片で突き刺した。

 何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。何度も。


        才とは、己が手で掴み取るもの
       絆とは、他者と手を取り合うこと

         なぜに人は二つの腕持つ
        己の生を繋ぎ止めるためか 
      それとも時に死さえ抱きとめるためか

          死は決して無為にあらず
    ……しかして答えを知る前に命手放すは敗北なり      

              BAD END


一応伏線は張ってたつもり。18時まで休憩します。質問あれば

伏線についてわからなかったからkwsk

ペルソナコミュだと普通→ブロウクン→リバースの順で悪くなる
ロウカオスのボスは
ロウ→苗木・霧切
カオス→私様・狛枝
が有力かな
ライトダークはそれぞれ
ライト→ロウ
ダーク→カオスに振ってね

今の日向だったら苗木、不二咲、石丸、豚神辺りとは相性悪そう 七海とも仲違い寸前だし


>>373
>>221の言うとおり、大男さんが本当に女を殴ったのか、とか。罪木さんはその辺に気づいてたみたいですね。あと舞園さんがなんでペルソナを知ってたのか、とか。

大男、女の子、笑い声の主の三人がそれぞれこの事件でどんな役割なのかを考えればきっと止められる……はず

でも事件以外にも(属性的な意味で)次々ピンチが迫っているので、事件にばっかりかまけてもいられないかも。


>>376
ロウカオスはちょっと独自の解釈でコロシアイ学園生活でいうと

コロシアイを仕組んだ黒幕=ダーク
コロシアイに乗った殺人犯=カオス
学級裁判に積極的なやつ(結果としてクロを殺す)=ロウ
殺しも嫌だし裁判も嫌だというやつ=ライト

になってます

>>377死んでリセットなので日向くんはニュートラルに戻ってます


再開状況 >>225 Time 09:00 2nd day 変節の火曜日

日向創
【愚者】コミュ コミュランク3
属性:ニュートラル(ロウ、カオスにリーチ)
ペルソナ:オーディン

オーディン
・真理の雷(雷)
・グングニル(貫)
・マッドアサルト(打)
・ブフダイン(氷)

左右田和一
【魔術師】コミュ コミュランク1 
属性:カオス
ペルソナ:ダイダロス
アドレス:取得済み

ダイダロス
・マハラギダイン(炎)
・トラエスト(ダンジョン脱出)
・マカジャマ(封付着)
・マハタルンダ(攻UP)

七海千秋
【永劫】コミュ コミュランク2 
属性:ライト
ペルソナ:ツキノウサギ
アドレス:取得済み

ツキノウサギ
・アナライズ(敵の解析)
・トラフーリ(ザコ敵との戦闘回避)
・人感知

罪木蜜柑
【???】コミュ
属性:ライト(ダークにリーチ)
ペルソナ:???
アドレス:取得済み

Time 09:00 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 七海千秋 左右田和一

>>383

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21多目的ホール


日向「多目的ホールか……やってくるのは初めてだな」

左右田「はえーとこあの女の子を見つけ出して保護しねえと……」

七海「ちょっと待って! 誰かいる気配がする!」

 七海がそう言うと、どこからか声が聞こえてきた。

???「ほう……よくぞわかったな」

 声はホールの音響で反響して出処がわからない……!

左右田「誰だ、テメェ!」

???「フン……まあ悪意のある連中ではないらしいな。よかろう! お前ら、俺が導いてやるぞ!」

十神「十神の名にかけてな!」

左右田「うわっ! お前、いつの間に俺らの後ろに!?」

十神「造作も無いことだ……この俺の”力”を持ってすればな」

日向「その口ぶり……お前もペルソナ能力者なのか?」


十神「ほう……ということは貴様もか。ますます気に入ったぞ」

十神「今、この学園にはこの世に本来居てはいけない化け物たちが跋扈している……しかし、俺についてくればきっと生き延びられるはずだ」

 十神という男から、ものすごいリーダーシップを感じる……!

十神「これが俺のペルソナ能力、【プロテウス】だ。あとでお前らの能力も教えてくれ。作戦を立てる時の参考にしたいからな」

左右田「で、でもよぉ……都合が良すぎねえか? 初対面の俺たちにいきなりペルソナ能力まで披露して……俺らがもし敵だったとしたら、どうする気だ?」

十神「フン……その質問自体が敵対する気がないと自ら吐露しているようなものだが……一応答えておいてやる」

十神「見ればわかる。そいつが信頼に値するやつかどうかはな」

 十神との間に絆が芽生えるのを感じる……!



                      我は汝……汝は我……
                   汝、新たなる絆を見出したり……

                  絆は即ち、希望と未来のよき糧なり……
            汝、”隠者”のペルソナへと至る、その一歩を踏み出したり…… 


十神白夜のプロフィールを入手した! 十神白夜の連絡先を入手した!


十神白夜
【隠者】コミュ コミュランク1 
属性:ロウ
ペルソナ:プロテウス
アドレス:取得済み

ダイダロス
・プフダイン(氷)
・ジオダイン(雷)
・ガルダイン(風)
・警戒(敵奇襲率ダウン)



 俺たちは旧校舎に十神を連れて行き、俺たちのペルソナ能力について、死に顔動画について、俺たちが今被害者の女の子を探していることを説明した。

十神「”顔のない女”に”死に顔動画”か……化け物たち以外にもそんな脅威があったとはな……」

日向「ああ……だから、よければ十神にリーダーをお願いしたいんだが……」

 この男には俺にそう言わせるだけのなにかがあった。しかし……

十神「……いや、それはやめておこう」

日向「!? どうしてだ?」

十神「……その理由は今は説明できない。とにかく、今までどおり日向、お前がリーダーをやれ。俺はその指示に従おう」

 ……どうやら十神にはなにか考えがあるみたいだ……

Time 09:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 七海千秋 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 十神白夜

>>391

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  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間経過なし)

3 七海

>>393 何について?

お勧めのパーティー編成



日向「なあ、七海……パーティー編成についてなんだけど……」

七海「ああ、そうだね。人数も増えてきたし……そろそろ考えたほうがいいよね」

七海「新しく仲間になった十神くんは、いろんな魔法が使えるみたい……敵の弱点属性がわかる私と相性がいいかもね」

七海「罪木さんは残念だけどまだペルソナ能力は使えないみたいなんだ……なにかきっかけがあればいいんだけど……」

七海「左右田くんは……こういっちゃなんだけど、器用貧乏って感じかな?」

七海「でも、連れて行く人だけじゃなく残していく人の組み合わせにも注意しないと、思わぬことが起こったりするかもしれないよ」

ime 10:00 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 七海千秋 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 十神白夜

>>398

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間経過なし)

2

>>400 1 校内マップ

     2 校則
     3 ペット
     4 メール
     5 ペルソナ
     6 死に顔動画


罪木と男で残したらアカンって以前言ってたような…
2



日向「メールか……新しいメールは届いてないみたいだな」

>>403



モノクマ「新しいメールが届くのは『自分の属性が変わった時』だよ!」

ミスった……

>>406

左右田

>>408 内容は?

味方の印象


日向「仲間たちの印象でも聞いてみるか」

日向「お、もう返事が来た」

from 左右田

 おいおい、他のやつらの印象とか、そういうのメールでこっそり聞くのよくないと思うぜ~(●`ε´●)

 まあ女子たちが聞いてるところじゃちょっと話しにくいけどよ!ちなみにお前はどっち狙い?

 ……まあ冗談は置いといて、あの十神白夜のやつが入ってきたのは心強いよな。アイツといると、誰も殺さずこの学園を生き延びられるんじゃないかって気がしてくるぜ。まあ気がするだけだけどな。



 ――どうやら左右田は十神の圧倒的な「ロウ」の力に心惹かれはじめているようだ……

Time 10:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 七海千秋 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 十神白夜

>>398

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間経過なし)

4

またミス……すみません。>>411を採用します。

新しいパーティー

>>414 >>416

十神

左右田

Time 10:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 十神白夜 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 七海千秋

>>419

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間経過なし)


1 グラウンド


 恒例のペルソナ解説忘れてた

プロテウス
ギリシャ神話の海神で、変化と予言の神。獅子、大蛇、豹、野猪、流水、高く茂った樹木などに自由自在に姿を変えるという。


Time 10:30 2nd day 変節の火曜日 【ニュートラルルート】


日向「左右田、それに十神。これからグラウンドに行く。ついてきてくれるか?」

十神「どうした、日向? やけに意気込んでいるな」

日向「なんとなく、だけど……そこにあいつがいる気がするんだ。例の大男が」

左右田「大男って、例の死に顔動画のか!?」

日向「ああ。だから、もしかしたら戦いになるかもしれない。いや、きっとなると思う。だから二人を選んだんだ」

左右田「ああ、奇襲だ! 向こうに見つかる前にこっちから行ってぶっ殺してやる!」

十神「ぶっ殺すのには賛同できないが、向こうが殺意を持っている以上、戦いは避けられないだろうな」

 二人はタイプは違えど共に好戦的だ……戦いの予感に息巻いている。

>423 1よし、ぶっ殺そう
    2危険は排除しよう
    3本当にそれでいいのだろうか


日向「ああ……危険は予め排除しなくちゃいけない。ここにいる皆を守るためにも」

十神「……お前をリーダーに見込んだ俺の目に狂いはなかったようだな」

 日向のロウ傾向が高まった……日向の属性が【ロウ】になった!

 十神から信頼を寄せられているのを感じる……

 【隠者】コミュがコミュランク2に上がった!


 左右田になにか言葉をかけますか?

>>426   1かけない
     2かける(内容も)




2 暴走しないよう柔らかく諭す


日向「なあ、左右田。あんまり暴走するなよ?」

十神「ああ。もし誰かが手を汚す必要が生まれたら……俺がやる。お前はリーダーについていけばいい」

左右田「日向……十神ィ……!」

日向(なるほど……だから十神は、俺をリーダーに……)

 左右田のロウ傾向が高まった。左右田の属性が【ロウ】になった!

 左右田から信頼を寄せられているのを感じる……【魔術師】コミュのコミュランクが2に上がった!

日向「よし! 行くぞ!」

十神/左右田『おう!』


 グラウンドに行くと、そこには予想通りというべきか……例の大男が居た。リーゼントに学ランの、如何にもといった不良スタイルだ。

 なんと、怪物たちが徘徊するグラウンドのど真ん中で手を組んで仁王立ちしている。その鋭い眼光だけで怪物たちを追い払っている。

???「……なんだァ、テメェら!」

左右田「ヒィ!!」

十神「臆するな、左右田! 目をそらしたらやられるぞ!」

日向「こい! オーディン!」

 俺がオーディンを呼び出すと、大男の目つきが一層鋭くなった。

???「へえ……おもしれえ。テメェらもこの変な能力を使いやがんのか。やるってんなら相手になってやるぜ!」

???「来い! シュテンドウジ!」

 大男は外見に違わぬ巨大な鬼のペルソナを呼び出した!

日向(七海が居ないから敵の分析はできない……とにかく攻撃を仕掛けるしかない!)


日向の行動

>>433 1本体に攻撃(殴りかかる)
     2スキル(真理の雷)
     3防御
     4その他(内容も)

二人への指示


>>435 1本体を狙え
     2スキルを使え
     3防御せよ
     4その他(内容も)

4
こんなところで何をしてるのか聞く

4話し合いが通じない相手か分かるまで待機



日向「待て! お前はこんなところで、一体何をしてたんだ!?」

???「ああん!? ごちゃごちゃうるせえぞコラァ!」

 大男は俺の頭の半分はあろうかという巨大な拳で思いっきり顔面を殴ってきた。その威力に一瞬意識が飛びかける。

日向(クソ……こんなの何発も食らったら立ってられないぞ!)

左右田「テメェ!」

日向「待て!」

 左右田がペルソナをけしかけようとするのを声で制する。

日向「もう少し……俺に時間をくれないか」



>>438 1本体に攻撃(殴りかかる)
     2スキル(真理の雷)
     3防御
     4その他(内容も)

二人への指示


>>440 1本体を狙え
     2スキルを使え
     3防御せよ
     4その他(内容も)

名前を聞く、お前に殺意がないならこちらに戦意はないと伝える

>>435


日向「お前、名前はなんていうんだ?」

大和田「ああ!!? 今更なんだってんだ!? 大和田紋土だよ、文句あっかコラァ!!」

日向「大和田……お前に戦意がないなら、こっちも……」

大和田「そっちからかかってきといて今更何言ってんだタコが! それに後ろの二人はそうは思ってねえみたいだぜぇ!!」

 大和田と名乗る男は今度は俺の腹にその拳を突き立てた……思わず朝食べたものが逆流しそうになる……

日向(くっ……たぶんもう一発くらったら、もう立っていられない……)

 左右田と十神は心配そうに様子を伺っているが、俺がなにか言うまでは攻撃をこらえてくれるみたいだ。


>>443 1本体に攻撃(殴りかかる)
     2スキル(真理の雷)
     3防御
     4その他(内容も)

二人への指示


>>444 1本体を狙え
     2スキルを使え
     3防御せよ
     4その他(内容も)

3

4十神にも説得に加わってもらう


日向(く……こうなったら)

 俺は下腹に力を入れ、なんとか次の攻撃に耐えようと身を固めた。

大和田「いい加減死んどけコラァ!!」

日向「ぐ……ぐあ……オエッ」

 しかしそんな俺の決意を軽くあざ笑うように、大和田の拳は深く深く、俺の胃袋まで突き刺さった。――けれど、今の一撃ではっきりとわかったことがあった。

大和田「おい、次はどっちだ? なんなら二人まとめてかかってきてもいいぞコラァ……」

日向(……ダメだ、声が)

 なんとかしてそれを二人に伝えなければと思うのだが、激痛で息を吸うことさえできない……!

左右田「よ、よくも日向をやりやがったな……」

 左右田が今にも飛びかかろうとするのを、十神が手で制した。

十神「――いや、ここまでだ。これ以上戦う必要はない」

大和田「あんだとコラァ……! そっちから仕掛けてきて好き勝手抜かすんじゃねえ!!」

十神「ならば、俺を殴るか? 言っておくが俺は一切反撃しない。無抵抗にお前に殴られ続ける。それでも俺を殴るか?」

大和田「ぐっ……」

十神「見れば、ペルソナを使わない日向に合わせて素手だけで戦っていた……殺すつもりなら一瞬だろうに。見かけどおりの暴力バカだが、どうやら俺たちの考えていたような人殺しではないらしいな」

大和田「ああん!? だれが人殺しだコラァ!」 

十神「うるさいやつだな。今からその説明をしてやろうというんだ」




 俺たちは大和田に死に顔動画について、そこに映っていた大男について説明した。

大和田「それにしても信じられねえなァ……未来が映った動画だとかよぉ」

十神「お前の使うペルソナ能力も十分に非常識なものだ。どうやらここでは常識が通用しないらしい」

大和田「へっ、違えねえ。オイ、ちょっと俺にもその死に顔動画とやらを見せてくれよ」

 大和田に死に顔動画を見せてやった……

大和田「……間違いねえ、確かにコイツは俺だな。だけど俺じゃねえ」

十神「意味がわからん。貴様は脳みそにまでその鬱陶しい髪の毛が入っているのか?」

大和田「うるせえ!……この格好はどうみても俺だ。ケド、自慢じゃねえがどんなに頭に血が昇っても、俺は女に手を挙げたりはしねえ」

左右田「そんなこと言ってもよぉ、どうみても棒を振り下ろして……降ろして……」

 言われてみれば……女の子を殴ったのではなく、単に腕を降ろしただけにも見える……

左右田「で、でもよぉ、これは死に顔動画なんだろ? じゃあ女の子が死んだのには間違いないわけで……」


 いや……もしかしたら俺たちは勘違いしていたのかもしれない。俺の推理は……


>>450 

襲われたのは大和田


日向「死んだのは大和田のほうなのかもしれない……それで、腕の力が抜けて、棒を降ろしたんだ」

左右田「なるほど……じゃあ大和田……さんを守ってれば、死に顔動画は回避できるってわけだ」

大和田「呼び捨てで構わねえよ」

日向「いや、そうとは限らないぞ……もしこの女が無差別に人を殺すつもりだったとしたら……」

十神「なるほど、大和田の代わりに誰かを殺そうとすることは十分にありえる……つまりこの女を抑えなければ、事件の解決にはならないわけだ」

日向「それにこの笑い声の主も気になる……勘だけど、コイツがこの事件になにか関係してる気がするんだ」

日向「ってわけで……大和田。俺たちに協力してくれないか?」

 見かけに反して気のいいこの男なら、きっと快諾してくれるだろう。俺はそう思ったのだが……

大和田「……ワリィけど、俺はパスだ。助けてくれたことには礼を言うし、あんたらと敵対するつもりもねえ。けど、大人数ってのはどうも性に合わなくてよ」

日向「だけど……」

大和田「そんな心配そうな顔しなくっても、殺されるようなヘマはしねえよ。俺は俺でこの女を探す。離れてても、同じモンを目指してりゃダチだぜ」

日向「そうか……そうだな」

 大和田との絆の芽生えを感じる……



                      我は汝……汝は我……
                   汝、新たなる絆を見出したり……

                  絆は即ち、希望と未来のよき糧なり……
            汝、”皇帝”のペルソナへと至る、その一歩を踏み出したり…… 


大和田紋土のプロフィールを入手した! 大和田紋土の連絡先を入手した!


大和田紋土
【皇帝】コミュ コミュランク1 
属性:カオス
ペルソナ:シュテンドウジ
アドレス:取得済み

シュテンドウジ
・マハタルカジャ(味方全体の攻撃力アップ)
・チャージ(次の攻撃のダメージが2倍)
・ゴッドハンド(打)
・刹那五月雨撃ち(貫)


酒呑童子
茨木童子を始めとする鬼どもを従える鬼の首領。様々な逸話があるが、どれも毒の酒を盛られて殺される。しかしそれは、単純な武力では適うものがいなかったからともいえよう。



 俺たちは大和田と再会を誓い、別れることにした……

Time 11:00 2nd day 変節の火曜日

現在地 グラウンド

パーティー 日向創 十神白夜 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 七海千秋

>>457

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  


十神「それにしても……お前、もう少し上手い方法はなかったのか? 顔がパンパンだぞ」

日向「う……確かに、気が緩んできたら急に痛みが……」

十神「一度旧校舎に戻って様子をみよう。こんな状況だ、万が一キズが深くてもまともな治療なんてできないぞ」


日向「うう……目元が腫れて視界が狭くなってきた」

罪木「ひ、日向さん!? 大丈夫ですかぁ!?」

日向「その声は罪木か? 聞いてくれ、とりあえず大男の方とは会って話をつけてきたんだ……」

罪木「そんなことどうでもいいですから! 早く横になってください!」

日向「あ、ああ……」

日向(珍しく凄い剣幕だな……)

罪木「ああ、どうしましょう……ここじゃ、冷やすための氷さえ……」

日向「なあ、罪木。そんなに心配するなって」

罪木「しゃべらないでください! 口の中も切れてるかも……触ると痛みますか?」

 罪木の手がゆっくりと俺の顔を撫でている……冷たくて気持ちいい……

日向(あれ……なんだか、本当に痛みが引いてきたような……それに腫れも)

罪木「もしかして、これは」


                我は汝……汝は我……
              我は汝の心の海より出でし者
        ……医の神にして万の蛇の主、アスクレピオスなり!!

 罪木蜜柑は月のペルソナ、【アスクレピオス】の力に目覚めた!


                 我は汝……汝は我……
              汝、新たなる絆を見出したり……

             絆は即ち、希望と未来のよき糧なり……
        汝、”月”のペルソナへと至る、その一歩を踏み出したり…… 

 日向は【月】コミュを手に入れた!

 罪木蜜柑のライト傾向が高まった!


罪木蜜柑
【月】コミュ コミュランク1 
属性:ライト
ペルソナ:アスクレピオス
アドレス:取得済み


アスクレピオス
・アムリタ(状態異常回復)
・メディア(体力回復)
・夢見針(睡眠付着)


罪木「これが……私のペルソナ」

日向「癒しの力のペルソナか……やさしい罪木にぴったりじゃないか」

罪木「うう……日向さん……日向さぁん!!」

 泣きじゃくる罪木をあやして過ごした……

Time 11:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 十神白夜 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 七海千秋

>>466

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間経過なし)

3 みんなで笑い声の女対策について話し合う

上+大和田を殺してた女対策も

>>465笑い声の主の性別は未確定



 治療を終えた俺たちは、七海と罪木に大和田との出会いについて一部始終を話した。

七海「そっか……それじゃあその大和田くんは、被害者だったんだね……」

十神「ああ……そしてあの女の目的がわからない以上、他の人間がターゲットになる可能性がある」

日向「それにあの笑い声の主も気になるしな」

左右田「日向はそういうけどよぉ、あんまり関係ねえんじゃねえか?」

罪木「少なくとも大和田さんを殺したのは、その女の人だったわけですよね? その人さえ捕まえればいいんじゃないんですか?」

日向「うーん、そんな簡単な事で本当にいいんだろうか?」

左右田「ま、どっちにしろ相手はどこにいるかもわかんねえんだ。闇雲に歩きまわってみるしかねえだろ!」

日向(どこにいるかわからない、か。それはそのとおりなんだが……)

日向(なぜだろう、笑い声の主は校門前に、女の方は新校舎にいる気がする……)

Time 12:00 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 十神白夜 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 七海千秋

>>470

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更(時間経過なし)

1校門前



日向「校門か……そういえば、化け物に邪魔されて考えてもみなかったけど……これだけ人数がいれば外に出られるんじゃないか?」

???「あはは、それはやめたほうがいいなあ」

十神「誰だ!」

???「いよっと!」

 その声の主は校門脇の倉庫の屋根から降ってきた。

狛枝「やあ。ボクの名前は狛枝凪斗。よろしくね」

 そう言って朗らかに手を差し伸べてくる。俺を含めた皆は、戸惑いながらもその手を握り返した。

日向「……こんなところでなにしてるんだ?」

狛枝「ん? 君たちと同じだとおもうよぉ。こんな化け物だらけの学校に長居したくないからね。外に出ようと思ってきたんだけど、ダメだった。見えない壁みたいなものがあってさ。なんなら確かめてみる?」

 彼の言うとおり、学園と外との境には壁のようなものが有って行き来できないようになっている。

狛枝「残念だけどしかたないね。ところで君たちは? どういう集まりなのかな?」

>>472   1死に顔動画について説明する
      2話を濁して立ち去る

2



日向「いや、別に。それじゃあな」

左右田「ああ、それじゃあな……ってええ!?」

十神「おい、待て日向。コイツがあの女の標的にならんとも限らんのだ。説明する必要があるだろう」

 十神に引き止められてしまった……しょうがなく死に顔動画について説明した。

狛枝「ふうん……死に顔動画か……にわかには信じがたいけど、実物を見せられちゃあ、ね……それにここは他にも信じられないことだらけだし」

左右田「なあ、お前この女をどこかで見なかったか?」

狛枝「残念だけどボクは見てないなあ。でも、見つけたら連絡するよ。だから連絡先を教えてくれないかな?」

 狛枝はニコニコと電子生徒手帳を差し出した。

日向「あ、ああ……」

 狛枝との間に歪な絆の芽生えを感じる……


                 我は汝……汝は我……
              汝、新たなる絆を見出したり……

             絆は即ち、希望と未来のよき糧なり……
        汝、”死神”のペルソナへと至る、その一歩を踏み出したり…… 

 日向は【死神】コミュを手に入れた!


狛枝凪斗
【死神】コミュ コミュランク1 
属性:???
ペルソナ:???
アドレス:取得済み


狛枝「じゃあ、さっきの動画の女の子を見つけたら連絡するよ」

左右田「え? お前は一緒に来ないのか? その方が安全だぞ?」

狛枝「うーん、ボクってけっこう人見知りするたちなんだよね……こう見えても運はいいほうだから、ボクのことなら心配しなくて大丈夫」

左右田「そうは言ってもよォ……」



>>480   1じゃあな、と言って立ち去る
       2どうしても一緒に来い、と誘う
       3お前があの笑い声の主じゃないのか?と聞く
       4その他(内容も)


1


日向「じゃあな」

左右田「っておい日向、待てよ! なんかアイツにやたら厳しくねーか!?」

 左右田の言うとおりだ。確かに自分でもそう思う。けれど、これ以上アイツと深く関わるなと胸の中で警報が激しく鳴り響いているのだった。





狛枝「……ふーん、あれが日向創かあ。思ったよりおもしろそうなやつだね」

狛枝「それにしてもあそこまでそっけなくされると……フフ、逆にこっちを振り向かせたくなるなあ」

狛枝「彼ならきっと戦いを挑んでくると思って、ちょっと緊張してたのに」

狛枝「ね?……オルフェウス?」



Time 12:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 校門前

パーティー 日向創 十神白夜 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 七海千秋

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗

>>485

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  

2

>>488 1 校内マップ

     2 校則
     3 ペット
     4 メール
     5 ペルソナ
     6 死に顔動画



4


日向「あれ? 見覚えのないアドレスが増えてるな……って、十神白夜? なんで十神のアドレスがもう一個……」

>>492 1十神(新)
     2罪木蜜柑
     3七海千秋
     4大和田紋土
     5狛枝凪斗


>>495
 内容

4

狛枝はオルフェウスなのか。中の人繋がりでネメシスかと

すげー今更だけど隠者神代とかムネモシュネ松井とかレギオン斑井とか入れればよかった……ゼロ勢すっかり忘れてた。


日向「大和田のやつに例の女の子を見かけなかったか聞いて、ついでに狛枝ってやつについて報告しとこう」

日向「お、もう返事が帰ってきた」


From 大和田

 例の女はまだ見てねえ。
 それと、怪しいヤツを野放しには出来ねえ。ちょっくら行ってシメてきてやんよ。校門前だな?


日向「しまったな……大和田の血の昇りやすさからいったらこうなることは予想できたのに……」






Time 13:00 2nd day 変節の火曜日

現在地 校門前

パーティー 日向創 十神白夜 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 七海千秋

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗

>>505

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

ってすでに校門前にいたksk

3 十神


>>504 一応>>移動>>校門前 を選択しないと校門前でのイベントには立ち会えません

>>508 内容は?

大和田と狛枝が出会ったときの対処法



十神「なに? 大和田と狛枝が出くわしたときの対処法だと?」

十神「確かに大和田のヤツは乱暴者だが、あんな無害そうなヤツにいきなり手出しすることもあるまい」

日向「いや、心配なのは大和田の方だよ!」

十神「それこそ杞憂というやつだ。そんなことより早く例の女を探しにだな……」

日向(だめだ……まともに取り合ってくれない。それはそうか。狛枝の奴が危ないっていうのはあくまで俺の勘にすぎないもんな……)

日向(こんなことならあのときもっとちゃんと対処していれば……)


Time 13:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 校門前

パーティー 日向創 十神白夜 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 七海千秋

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗

>>512

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  2生徒手帳 
  3メンバーと会話


狛枝「あれ? 日向くん。どうしたの? こんなに早くまた会いに来てくれるなんて嬉しいなあ」

 どうやら大和田はまだ来ていないみたいだ……

狛枝「あ、例の女の子だっけ? 残念だけどこっちには来なかったよ」



>>515  1そうか、わかった
      2そんなことよりお前ともう少し話がしたい
      3いきなり襲い掛かる
      4その他(内容も)




ここにいる理由教えてくれ。ここに何かあるとか


日向「なあ、狛枝。なんでお前はこんなところにいるんだ?」

狛枝「え、どうしたの? 急に。」

日向「いいから答えてくれ」

狛枝「うーん……理由って言っても……この辺は怪物も少ないし、外から助けが来た時に真っ先に見つけられるから、かな」

左右田「おい、日向。お前変だぞ? 急につっかかるみたいに」

 次は何を尋ねる?

>>518

これからの行動方針


日向「これからお前はどうするつもりなんだ?」

狛枝「そうだねえ……なにもしないつもり、かな。ボクみたいな凡人が手を出すと、ろくな事にならないからねえ。ここでのんびり助けを待つとするよ」

左右田「おい、もういいからいこうぜ? 早く女を探さねえとよぉ」

日向(おそらく次が最後の質問だ……)


>>521


さっき見せた死に顔動画の笑い声がお前の声と似ている、あれはお前じゃないのか?



日向「さっき見せた死に顔動画の笑い声がお前の声と似ている、あれはお前じゃないのか?」

狛枝「うーん、そうかなあ……自分の声って録音で聞くとよくわからないからね」

狛枝「それにもしそうだとしても、ボクが笑ったことが事件にどう関係してくるのかな? 確かに人が死ぬのを見て笑ったとしたら不謹慎だけど……たまたま近くにいて面白いものを見かけただけだったりしてね」

日向(だめだ……少なくとも自分の中でくらい推理を固めないと、コイツを問い詰められそうにない……)


>>524 1引き上げる
    2戦いを挑む

1


Time 14:00 2nd day 変節の火曜日

現在地 校門前

パーティー 日向創 十神白夜 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 七海千秋

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗

>>527

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話


1

>>530 どこにいく?

【新校舎】【実習棟】【部室棟】【プール】【体育館】【多目的ホール】

【グラウンド】【校門前】【ベルベットルーム】

>>529


Time 14:00 2nd day 変節の火曜日 【ロウルート】



日向「新校舎にきたけど……やっぱりここは化け物たちが多いな。注意して進むことに……」

???「誰か――誰か助けて!!」

左右田「今の声は!」

十神「ああ……確かに”死に顔動画”の女の声と同じだ。しかし『助けて』だと……? 何かの罠かもしれんぞ」

左右田「いや……俺たちが大和田と関わったことで未来は変わったんだ。もしかしたら化け物に襲われてるのかも……」

 どうする?

>>532  1助けに行く
      2行かない    

1


日向「事情を詮索するのは後だ! とにかく今は助けに行こう!」

十神「……わかった。リーダーの意見に従おう」

左右田「そうと決まればダッシュで行くぜ!」

 俺たちが声のした方に駆けつけると、そこには熊のような大きさの犬の群れが女の子を囲んで唸り声を挙げていた。

左右田「いくぜ、ダイダロス!【マハラギダイン】!!」

 まずは左右田が先陣を切って飛び出した。炎は一瞬にして犬達を包み込んでいく……と、そのとき一際大きな一匹が炎の中から抜けだしてこちらに襲いかかかってきた!その巨大な牙からはなにか紫色の液体が滴り落ちている。

十神「フン! 破れかぶれか。【ガルダイン】」

 しかし十神が【警戒】してくれていたおかげで奇襲を防いでくれた!

日向「もう片付いたか……何かする暇もなかったな」

???「ああ! ありがとうございます……! あなた達は?」

 この声には聞き覚えがある。やはりあの動画の女の子だ……

日向「俺たちは希望ヶ峰学園の新入生だ。キミのことを探してた」



>>535  1まずはアジトに向かおう
     2お前が殺人鬼か?
     3黙って襲いかかる

1


日向「まずは俺たちのアジトまで付いてきてくれるか? ここだとまた怪物に襲われる可能性があるからな」

左右田「日向!? そいつは殺……」

 左右田がそこまで言いかけた時、十神が慌てて口を塞いだ。

十神(馬鹿か、貴様は!? だからこそ、ペルソナが使える女子二人もいるアジトに連れて行くんだろうが!!)

???「どうかしたんですか?」

日向「いや、なんでもない。アジトは旧校舎だ、ついてきてくれ」

 十神の声は俺にも聞こえていた。けれど、俺にはまだ――この女の子が”敵”だという確信が持てずにいた。


七海「おかえり! 日向く――!?」

???「あ、女の子もいたんですね! よかった……流石に男の人だけのグループは怖かったから……」

罪木「ふぇ!? ええっと、これはどういう……」

日向「みんな。とりあえず落ち着いて座ってくれ」

左右田「…………」

十神「…………」

???「……みなさん、どうされたんですか?」

日向「いや、なんでもない。とりあえず自己紹介から始めようか。俺は日向創だ」

舞園「私の名前は舞園さやかです。みなさん、よろしくお願いしますね!」

日向「舞園さん……」



>>540  1皆に襲いかかるよう合図する
     2死に顔動画を見せる
     3大和田紋土という男を知っているか?
     4その他(内容も)

3


舞園「? 誰ですか? それ」

 どうもこの様子はとぼけているようには見えない……どうやら本当に知らないみたいだ。


>>544 1知らないならいいんだ
    2お前が殺そうとしていた男だ
    3メールで大和田を呼び出す
    4死に顔動画を見せる
    5その他(内容も)

>>543


日向「俺たちの他にも誰かにあったりしなかったか?」

舞園「えっ……いえ、別に」

 わずかだが動揺していた。嘘をついているみたいだ。

舞園「……あの、さっきからなんなんですか? まるで取り調べみたいな……なんだか怖いです……」

日向(警戒心を抱かれちゃったみたいだな……)


>>556   1誰にあったんだ?
      2怖がらせてすまない。質問はこれくらいにしよう
      3なんで嘘をつく?
      4その他(内容も)

4本当のことを言ってくれ。今、お前を信用できるか分からないから

ミスった……>>546で書いてくる


日向「なあ、舞園。本当のことを言ってくれ。お前のことを信頼できるかどうか、まだわからないんだ」

舞園「そんな……私は別に嘘なんて……ねえ、みなさん……」

 舞園は周りに座っている皆を見回した……しかし皆は舞園を疑いの目で見ている……

日向(死に顔動画のこともあるし、当然か……)

舞園「私は……私……」

 舞園は突然立ち上がり、走って逃げ出した!

左右田「あ、コラ! 待ちやがれ!」

十神「くっ……やはり何か企んでいたのか……おい、日向! 追うぞ!」

日向「ああ!」


左右田「くっそ、女のくせに足速えな……」

十神「七海と罪木はついてこれなかったか……戦いになったら、この三人でということになるな」

日向「く……ようやく止まったか」

 見ると、舞園は化け物の集団に襲われている……

舞園「いやぁぁぁ! 来ないでぇ!」

 と、舞園の頭上に巨大な狐のようなものが姿を現した! 狐は青い炎を吐き出し、群がる化け物の集団を蹴散らしていく……

舞園「いや……そんな……ウソ……」

舞園「イヤァァァァァァァァァ!!!」

 狐は狂ったように暴れ回り、辺り一面を火の海に変えていく……

十神「クソ……はやくアイツを倒さないと。このままでは焼け死んでしまう!」


 どうする?

>>552 1舞園に近づく
     2舞園と距離を取る
     3スキル(グングニル)
     4その他(内容も)

二人への指示


>>554 1舞園に近づけ
     2舞園と距離をとれ
     3スキルを使え
     4その他(内容も)

本当に襲われてるのか距離をとって観察

4 舞園を助けるために一緒に化け物と戦ってもらう



 俺はとっさに舞園から距離を取った。狐は相変わらず炎を吐き続けている。

十神「おい、日向何をしてる! この火の周りの早さじゃどうせ逃げられない! 戦うしかないぞ!」

日向(いや、あの狐は闇雲に暴れ回っているだけだ。俺たちを狙っているわけじゃない)

日向(それにあの舞園の様子……もしかして、あいつ自身も苦しんでるんじゃないか?)

日向「十神、左右田! あの狐を倒したい! 力を貸してくれ!」

左右田「やっとその気になったかよ……」

日向「ただし、舞園を殺すためじゃない! 救うためだ!」

左右田「はぁ!? おま、なに言って……」

十神「……舞園に当たらないよう、あの狐だけを攻撃するためにはかなりの位置まで近づかなければならない。危険を伴うぞ。その価値はあるのか?」


>>557

価値があるとか関係ない。あいつは苦しんでいる。そのままにしておくのはかわいそうだ。だから助ける

舞園を懐柔できれば何かわかるかもしれない。その為にはまず動きを止めるべきだ


日向「舞園を懐柔できれば何かわかるかもしれない。その為にはまず動きを止めるべきだ」

十神「…………」

 十神はぽかんとした顔をしている。

日向「……どうした?」

十神「いや、俺が思っていた以上にお前は強かだな。それでこそリーダーだ」

 十神からの信頼が深まったのを感じる……【隠者】のコミュランクが3に上がった!

 日向のロウ傾向が高まった!

十神「それにしても『懐柔』とはな……そういう言葉は俺以外の前では使うなよ? 皆の士気に障るからな」



十神「日向、お前はここにいろ。俺たちが奴に接近する」

日向「どうしてだ!? 俺も一緒に……」

十神「お前のペルソナが持つ【グングニル】はまさに必中必殺の武器だ。しかし、下手をすれば舞園にも当たってしまう」

十神「俺たちで奴を舞園から引き離す。そこを狙うんだ」

左右田「俺たちって、もしかして俺も……?」

十神「当然だ。行くぞ」

左右田「マジかよ……」

十神「投げるタイミングはお前に任せる。外すなよ」


 十神たちと舞園の距離は50メートルくらいだ……グングニルを投げますか?


>>561  1投げる
     2投げない

2


 十神たちは更に舞園に近づいていく……

 左右田の頬を炎が掠った!

左右田「アチッ! まじで熱い!」

十神「騒ぐな! 渦の中心はこんなものじゃすまないぞ」

左右田「なんかこう、炎を除ける呪文とかねえのかよ!」

十神「残念ながらないな。戻ったら罪木に治療してもらえ」


十神たちと舞園の距離は40メートルくらいだ……グングニルを投げますか?


>>563  1投げる
     2投げない

2


十神たちは更に舞園に近づいていく……

 狐が十神たちに気がついた! 激しい炎が二人を襲う……

十神「くっ! プフダイン!」

左右田「あ! 氷結呪文使えんじゃねえか!」

十神「だから今こうして炎を防ぐのに使ったろう!」

十神たちと舞園の距離は30メートルくらいだ……グングニルを投げますか?


>>565 1投げる
     2投げない

2


十神たちは更に舞園に近づいていく……

左右田「……? 攻撃が来ねえな……妙な感じだぜ」 

十神「なにをたくらんでいるのかしらんが……ここは一気に距離を詰めるぞ!」

 十神は舞園に向かって走りだした!

十神たちと舞園の距離は20メートルくらいだ……グングニルを投げますか?

>>567  1投げる
     2投げない

2


十神は舞園の眼前までやってきた……

 狐が十神に向かって炎を吐き出す!

十神「くっ……プフダイン!」

 しかし魔力が足りない!

十神「なにっ……馬鹿な、ぐあああああああ!」

 十神の体を炎が包み込む……!

グングニルを投げますか?

>>570  1投げる
     2投げない



1


日向「くっそ、行け!【グングニル】!!」

 必中の魔力を込められた槍は寸分違わず狙い通りに飛んでいき、狐の喉元に突き刺さった!

左右田「危ねえ!」

 苦し紛れに吐出された炎が舞園を襲うが、すんでのところで左右田が突き飛ばした!

日向「おい、大丈夫かお前ら!」

左右田「俺とこの女は平気だが、十神の奴が……!」

舞園「そんな……私のせいで、この人が……」

 舞園がまたしてもパニックを起こしそうだ……


>>574  1十神の治療を優先する
     2落ち着け、と頬を叩く
     3お前のせいじゃない、と宥める
     4その他(内容も)

4 左右田に十神を罪木に治療させに活かせる 日向は舞園のフォロー


日向「左右田! 十神を頼む! 罪木のところに連れて行ってやってくれ!」

左右田「……っ! わかった! そっちは頼むぞ!」

 左右田は十神を背負って旧校舎に走っていった……それを見送ってから、舞園に声をかける。

日向「なあ、舞園。さっきのはお前のせいじゃない、気にするな」

舞園「…………」

 そう声をかけると、舞園の体の震えがピタリと止まった。

舞園「……私のせいじゃ、ない?」



日向「ああ、だからそんなに……」

舞園「そう……そうですよね。悪いのは全部……この、悪魔」

 ぐさり。

日向「まい……ぞの?」

舞園「そう! あなたも! 私も! 悪くない! 悪いのは全部……悪魔!」

 ざく、ざく、ざく。俺の腹に、胸に、次々と傷が刻まれていく。

舞園「安心してください……自分だけ生きようなんて思ってません。あなたのお仲間を消したら、私も……」

 最後に見えた舞園の顔は……その凶行にも関わらず、酷く悲しげだった。





        才とは、己が手で掴み取るもの
       絆とは、他者と手を取り合うこと

         なぜに人は二つの腕持つ
        己の生を繋ぎ止めるためか 
      それとも時に死さえ抱きとめるためか

          死は決して無為にあらず
    ……しかして答えを知る前に命手放すは敗北なり      

              BAD END


 けっこう伏線あるのでそろそろ舞園さんがなにを誤解しているか……というか何を吹きこまれているかはわかるはず。

 最後に十神と舞園を離したのが決定打でした。魔力切れはもちろん理由あります。

 ちょっと休憩します。質問あれば



そろそろキャラのロウカオスの分配を考える時期かも
舞園さんはカオス寄り 大和田はロウ寄り
狛枝?どう考えてもダークだろ

大和田はステータスではカオスだったけど普通に仲良くできたな


>>588 >>590 大和田が加入してくれなかったのは属性が違うからです

そろそろ再開します。さすがに最初からはキツイのでレス番指定お願いします

>>595



人いないけど大丈夫だろうか……一応やってみる。

>>566から

十神たちは更に舞園に近づいていく……

左右田「……? 攻撃が来ねえな……妙な感じだぜ」 

十神「なにをたくらんでいるのかしらんが……ここは一気に距離を詰めるぞ!」

 十神は舞園に向かって走りだした!

十神たちと舞園の距離は20メートルくらいだ……グングニルを投げますか?

>>600  1投げる
     2投げない

1投げてみるか?


日向「行け!【グングニル】!!」

 必中の魔力を込められた槍は寸分違わず狙い通りに飛んでいき、狐の喉元に突き刺さった!

十神「危ないっ!」

 苦し紛れに吐出された炎が舞園を襲うが、すんでのところで十神が突き飛ばした!

十神「ぐあっ……!」

舞園「え……そんな……私を庇って……?」

日向「大丈夫か、お前ら!」

 駆け寄ってみると、十神は背中に大きな火傷を負っていた……

舞園「そんな、私、あなた達のこと、悪魔だと思って……!」

十神「気に病むな……お前のせいじゃない、俺のミスだ。それよりも、心を強くもて。自分のペルソナに飲み込まれるな」

舞園「ペル……ソナ……? 私に……」

舞園「私に……そんな力があるなら……お願い! 彼を助ける力を……!」


                我は汝……汝は我……
              我は汝の心の海より出でし者
          ……白面金毛九尾の狐、タマモノマエなり!!

 舞園さやかは太陽のペルソナ、【タマモノマエ】の力に目覚めた!

タマモノマエ
・セクシーダンス(悩殺付着)
・マハラギダイン(全体火炎)
・ディアラマ(回復)
・吸魔(魔力吸収)

 その記録は古代中国にまで遡る、国家転覆クラスの大妖怪。各時代に現れては美女の姿を取り、為政者を惑わし国家を破滅に導いたという。
 最強の妖狐である白面金毛九尾の狐と同一視されることもある。

ソウダは避けれたのに豚神は被弾か…

これはあれか、ソウダがアギ系に慣れてるからか


 半人半狐のペルソナが、十神の背中の傷を癒していく……

舞園「これが……私のペルソナ……」

日向「いろいろ、聞きたいことはあると思う。でも、とりあえずさっきのアジトに戻らないか?……俺たちを信用してくれるなら」

舞園「……わかりました。こちらこそ、今殺さないでくれて、ありがとう」

 彼女は神妙な表情で頷いた。

悪魔と勘違いで殺そうとするってロウ極まってそうだな



 アジトに着いた俺たちは、まずこちらの説明から聞いてもらうことにした。ペルソナ能力のこと、死に顔動画のこと。それを見て舞園を探していたこと。

舞園「そうだったんですか……ごめんなさい、私、勘違いでとんでもないこと……」

左右田「いや、まあ結果的には誰も殺してないわけだし? 結果オーライってやつだろ!」

日向「左右田、珍しくいい事言うな」

左右田「珍しくってなんだよ!」

七海「……でも、謝るってことは心あたりがあるってことだよね? どうして大和田くんを殺そうとしたの?」

舞園「それは……」

 舞園はなんだか言いにくそうにしている……

十神「言いたくなければ言わなくていい、なんてことは俺は言わんぞ。今のお前なら、自分のしたことにちゃんと向き合えるはずだ」

舞園「はい……わかりました。お話します」



舞園「実のところ、その大和田という人についてはなにも知りません。ただ、こう聞いていたんです。『この化け物たちを呼び出している奴らがいる』『そいつらはペルソナという能力を使って悪魔を呼び出し、使役している』」

日向「!!」

舞園「もちろん、初めは信じませんでした。でも、実際にその人が化け物を呼び出して自由に操るところをみて、その力を悪用するやつらがいるって言われて……」

左右田「じゃあ、もしかして俺たちのことも……?」

舞園「はい……だから言いづらくて。すみません」

舞園「初めはただ怖かったんです。でも、その人の言葉を聞いていると、これ以上化け物たちが増える前に殺さなきゃ、殺される前に殺さなきゃって、そんなふうに思えてきて……」

十神「実際には、あの化け物については俺たちもなにも知らん。ペルソナは一人一体だし、それほど離れた位置で使役することもできん」

舞園「はい……自分がペルソナ能力者になった今ならわかります。あの怪物とこれは、似て非なるものだって。でも……」

七海「なにも知らないところにそんなことを吹きこまれたら、信じちゃうよね……」

日向「で、誰なんだ? そんなことを言ったヤツは!」

舞園「狛枝凪斗、と言っていました……緑のロングコートを着た……」


左右田「狛枝ァ!?」

七海「左右田くん、知ってるの?」

十神「俺たちが校門前で会った男だ……奴め、一体何を考えてそんなことを……」

日向「やっぱりそうだったんだ……」

罪木「ええっと……なにが、ですかぁ?」

日向「ほら、あの死に顔動画の笑い声の主! あれが狛枝だったんだ!」

 そう言って俺は自分の電子生徒手帳をみんなに見えるように突き出した。

舞園「あ……これが例の……?」

 舞園は、未遂とはいえ自分が人を殺す映像を見るのには流石に抵抗があるみたいで、顔を逸らした。

 再生が終わる間際、あの忌まわしい笑い声が響き渡る。

舞園「……はい。たぶん間違いありません。この人です」

日向「クソ、俺たちだってヤツの声を聞いていたのに! なんで気づけなかったんだ!」

 悔しさに思わず唇を噛み締める。

十神「つまり奴は、意図的にペルソナ能力者への恐怖を舞園に植え付け、殺意を唆し、大和田殺害の現場を見て高笑いしていた、ということか……なんてやつだ……」



 と、そのとき舞園が突然立ち上がり、深々と頭を下げた。

左右田「おい、突然どうした!?」

舞園「……唆されてのこととはいえ、私は皆さんのことを殺そうとしました。謝って許されることじゃありません。でも、ごめんなさい」

十神「フン。今更何を言っている」

左右田「そうだぜ。結局被害は十神の火傷だけで済んだし、それも舞園ちゃんが治してくれたしよぉ」

十神「……本来なら火炎に耐性のある貴様が積極的に庇いにいくべきだったんじゃないか?」

七海「もう、二人とも喧嘩しないの。……でも、本当にそうだよ。舞園さんはちゃんと立ち止まれた。だから、それでいいんじゃないかな」

舞園「みなさん……!」

日向「ってわけだ。新戦力加入、って考えてもいいかな?」

罪木「ええっと、舞園さん! どうかよろしくお願いしまひゅ!」

舞園「……はい! こちらこそよろしくお願いします!」

 舞園は顔を上げると、まるで太陽のように笑った……


                 我は汝……汝は我……
              汝、新たなる絆を見出したり……

             絆は即ち、希望と未来のよき糧なり……
        汝、”太陽”のペルソナへと至る、その一歩を踏み出したり…… 

 日向は【太陽】コミュを手に入れた!

 舞園さやかの連絡先を手に入れた!

 舞園さやかのライト傾向が高まった!舞園さやかの属性がライトになった!

舞園さやか
【太陽】コミュ コミュランク1 
属性:ライト
ペルソナ:タマモノマエ
アドレス:取得済み



 二日目の死に顔動画を回避した!18:00まで自由に行動できます。


Time 14:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 十神白夜 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 七海千秋 舞園さやか

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗

>>616

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更

2


>>619 1 校内マップ

     2 校則
     3 ペット
     4 メール
     5 ペルソナ
     6 死に顔動画


3


モノクマ「オマエラ、また来たの? もうボクが一番コミュランク高いじゃない!」

モノクマ「……もしかして、人間の友達いないの?」

モノクマ「……でもまあ、気分がいいからまた質問に答える形式にしてあげよう! なんでも聞いていいよ!」

何を聞く?

>>623


モノクマ「ぶっちゃけ近づかないことだね! 展開上近づく必要があっても、戦闘は回避すること!」

モノクマ「勘の良い人は気づいてるだろうけど、○○系スキルを使ってくるからね!」

モノクマ「終盤、ルート次第では戦いを避けられないこともあるだろうけど、対策は必須だよ!まあ、キミが超高校級の幸運だっていうならナマでも勝てるかもしれないけど」

モノクマ「ここだけの話、彼の本性を暴く前ならもう少し友好的な関係を結べたかもしれないけど……こればっかりはしょうがないね」

モノクマ「彼と同じところまで堕ちれば話は別だけど……その場合今の仲間たちとはオサラバかな」


【塔】のコミュランクが3に上がった!


人もいないし今日はここまでにします

即死系スキル(高確率死んでくれる?)
淀んだ空気(全体バステ率UP)
デビルスマイル(全体恐怖)
亡者の嘆き(恐怖持ち即死)
幸運99(バステ付与率に影響)

くらい持ってそう


まあ狛枝の能力については、今ならイゴっても舞園戦後からのコンティニューなので玉砕覚悟で確かめにいくのもありかも。

せっかく考えたのに出番無かったら哀しいし。

人いたら再開します


Time 15:00 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 十神白夜 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 七海千秋 舞園さやか

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗

>>642

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更

>>645 1 校内マップ

     2 校則
     3 ペット
     4 メール
     5 ペルソナ
     6 死に顔動画

4大和田


日向「よし、大和田のやつにメールしてみるか」

日向「……おかしいな、いつまでたっても返信が来ない。なにかあったんじゃ……」


Time 15:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 十神白夜 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 七海千秋 舞園さやか

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗

>>649

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更


4


新メンバー

>>652 >>654

罪木

七海


Time 15:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 罪木蜜柑 七海千秋

待機メンバー 左右田和一 十神白夜 舞園さやか

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗

>>657

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更

1校門前


 俺は三度、狛枝のところへやってきた。

狛枝「やあ、日向くん。こんなに早くまた会いに来てくれるなんて、思っても見なかったよ。ボクに何か用?」

 狛枝はあいも変わらずニヤニヤと薄気味悪い笑みを浮かべている……


>>660 1大和田紋土がここに来なかったか?
     2どうして舞園にあんなウソをついた?
     3お前は一体何を企んでる?
     4その他(内容も)

2と↑


日向「どうして舞園さやかにウソを教えた?」

狛枝「……え? なんの話?」

日向「とぼけるんだったら、舞園に名前を名乗るべきじゃなかったな。あいつから聞いたんだ。『狛枝という男にペルソナ使いがこの事態の元凶だ』って話を聞いたってな」

日向「そもそもお前は死に顔動画を見せた時、舞園のことを知らないって言ったよな?」

 狛枝は俺の問に観念したのか、目を閉じて大きく息を吸い込んだ。

 そして瞼を開けると……そこに立っていたのは、不吉な予感を全身から発する凶人だった。その目は、闇を幾重にも塗り重ねたようにてらてらと不気味な光を放っていた。

狛枝「……もうとぼけるのも限界かな。それでどうする? 虚言を吐いて皆を混乱させるボクを排除するかい? 出来るのかな? 日向くんに」

 その開き直った物言いは、さっきまでの気弱そうな青年のそれとは全く違っていた。

>>665  1俺たちはお前なんかに負けない
      2今はまだその時じゃない
      3お前と友達になりたい
      4その他(内容も)




3


日向「俺はお前と敵対したいわけじゃない。お前と友達になりたいんだよ」

狛枝「……ふーん」

 狛枝は興が削がれたようだった。

狛枝「力の差をわきまえるか、それとも無謀にも挑んでくるかと思ったけど……つまんないこというね? キミとボクとじゃ選んだ道が違うんだ。それはキミもわかってるはずだろ?」

狛枝「それとも……キミもボクと同じ所まで堕ちてきてくれる……とでも言うのかな? だったらさ」

狛枝「後ろにいる……七海さんだっけ? 彼女を」

狛枝「殺してみせてよ」


>>669 1そんなことは出来ない
     2七海を殺す

1

日向「そんなこと、出来るわけないだろ!」

狛枝「……やっぱりね。友達になりたい、とか言っておいて、キミの覚悟はその程度なんだ」

日向「だって、そんな……そんなことに何の意味があるんだ!?」

狛枝「意味なんてないよ。覚悟って、そういうものだろ?」

狛枝「……ああ、それにしても残念だなぁ。本当は少しだけ期待してたんだ。日向くんがボクと同じ道を歩んでくれるかもしれないって……裏切られた気分だよ」

狛枝「……どうしようか。この場でやっちゃおうか?」


>>673  1望むところだ
      2お前に付き合ってやる義理はない

1


日向「……望むところだ、やってやる!」

狛枝「……ふふふ」

狛枝「ははっ……アハハハハハハハ!!! イイね! そう来なくっちゃ! さあ、日向くん! 君の染まらない心(ナカ)を見せてくれ……」

 狛枝は狂ったように嗤うと、自分のペルソナを呼び出した。

狛枝「来い! オルフェウス!」

 竪琴を持った銀髪の男性型ペルソナだ。その目には狛枝と同じ、狂気に満ちた光がやどっている。

日向「来るぞ! 七海! 罪木!」

狛枝「遅い、遅いよ日向くん!【マハムドオン】!!」

 狛枝がそう唱えると、突如俺たちの足元に闇が生まれ、そこから黒い手が伸びてきた。まるで俺たちの魂ごと鷲掴みにしようとするかのように、その指はわさわさと動いている。

↓レス直下 コンマ50以下で即死


狛枝「……あーあ。つまらない。ツマラナイなあ」

狛枝「せめて、もう少しボクを楽しませてくれるかと思ったのに」

 狛枝は独り言のように呟いた。いや、実際それは独り言なのだ。

 彼の言葉に応えられる人間は、もうこの場にはいないのだから。

 彼の足元に転がったモノはもう、二度と言葉を発することはないのだから。



        才とは、己が手で掴み取るもの
       絆とは、他者と手を取り合うこと

         なぜに人は二つの腕持つ
        己の生を繋ぎ止めるためか 
      それとも時に死さえ抱きとめるためか

          死は決して無為にあらず
    ……しかして答えを知る前に命手放すは敗北なり      

              BAD END


というわけで、狛枝を倒すためにはリアルな意味での超高校級の幸運が必要になります。

再開は>>614から


 二日目の死に顔動画を回避した!18:00まで自由に行動できます。


Time 14:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 十神白夜 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 七海千秋 舞園さやか

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗

>>688

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー変更


 新校舎の脇に見慣れない青いドアがあった……

七海「どうしたの? 日向くん。そんなところに立ち止まって」

 どうやらこのドアは自分にしか見えないらしい。とりあえず入ってみることにした。

???「ようこそ、ベルベットルームへ」

 ドアの向こうには、あの青い教室が会った……ただし、前と違って見慣れない女の子が座っている……

セレス「ようやく来てくださいましたのね……私、ここでお手伝いをさせて頂いております、セレスティア・ルーデンベルクと申します」


>>690  1セレスさん、よろしく
      2どう見ても日本人だ
      3餃子臭いぞ

3


 餃子臭いぞ、と言ってみた……

セレス「……あら、レディに対して失礼ですわね。そもそも……」

セレス「テメーがいつまで経っても来ねえからシャワーも浴びにいけねえんだよこのビチグソがぁ!!」クワッ

日向「…………」

セレス「……レディを待たせるのはナイト失格ですわよ? 今の貴方は最低ランク、Eですわ」

セレス「まあいいですわ。それよりわたくし、欲しいものがありますの」

セレス「持ってきて頂けたら、貴方のランクを考えなおさないこともありませんことよ?」

セレス「そうなれば、働きに応じて相応の褒美も取らせますわ」

 ……言っていることは複雑だが、要するに依頼の物を持ってくればアイテムが貰えるらしい。

セレス「今欲しいのは……『メカ苗木』ですわ」

セレス「持ってきて頂けたら、『ホムンクルス』を差し上げますわ」

セレス「それでは、頑張ってくださいましね?」


 セレスティア・ルーデンベルクとの間に絆のようなものを感じる……



                 我は汝……汝は我……
              汝、新たなる絆を見出したり……

             絆は即ち、希望と未来のよき糧なり……
        汝、”運命の輪”のペルソナへと至る、その一歩を踏み出したり…… 

 日向は【運命の輪】コミュを手に入れた!


セレスティア・ルーデンベルク
【運命の輪】コミュ コミュランク1 




Time 15:00 2nd day 変節の火曜日

現在地 ベルベットルーム

パーティー 日向創 十神白夜 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 七海千秋 舞園さやか

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗

>>695

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  

3


>>698 誰と >>700 何について話す?

左右田

チームの中で誰を1番信頼しているか


日向「なあ、左右田」

左右田「んあ、なんだ?」

日向「俺たちの仲間で、一番信頼できるのって誰だ?」

左右田「……どうした? なんか辛いことでもあったのか?」

左右田「心配しなくっても、オメーはリーダーとしてしっかりやってるよ。な? 俺が保証してやるって!」

 逆に心配されてしまった……



Time 15:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 ベルベットルーム

パーティー 日向創 十神白夜 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 七海千秋 舞園さやか

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗

>>703

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

1

>>705 どこにいく?

【新校舎】【実習棟】【部室棟】【プール】【体育館】【多目的ホール】

【グラウンド】【校門前】【ベルベットルーム】

グラウンド

大和田が心配だな


七海「むっ……日向くん、グラウンドに雑魚悪魔の群れがいるみたい」クンクン

日向「ほんとか!? 襲われてる人は!?」

七海「それは大丈夫。いるのは悪魔だけだよ」

日向(どうしよう……念のため、退治しておくか?)

>>707   1する
       2しない

人いないっぽいので、続きはまた

パーティー野郎3人に戻ったはずなのに七海がいるのはなぜ?

今更なこと聞いて申し訳ないんだが
十神って1のほう?豚神のほう?

>>710 すみません、普通にミスです。左右田十神で書き直してくる

>>712この十神のペルソナは変化の神プロテウスです

あと十神の魔翌力切れはタマモノマエのステータス(吸魔がある)で説明できた気になっていたけど伝わっただろうか…

たぶん次は月曜の夜に来ます

人いるだろうか


 グラウンドへとやってきた俺たちを待ち構えていたのは、青い馬に乗ったガイコツの化け物だった。

日向「あいつ……けっこう手強そうだな。なんか他の化け物とは雰囲気が違う」

十神「ひょっとすると、時間が経つにつれて化け物たちがより強力になっていくのかもしれんな……」

左右田「マジかよ!? これから先、敵はどんどん強くなるってのか!?」

十神「落ち着け。むしろこれはチャンスかもしれんぞ? あいつを倒すことが出来れば、これから先の戦いにむけてのいい特訓になるだろう」

日向「けど……なんかイヤな予感がするっていうか……」


どうする?

>>727  1戦いを挑む
     2見なかったことにする


青いのってペイルライダーさんだっけ


日向「……イヤ、そんなこと言っていられない、か! やってやる!」

十神「よし……じゃあ、まず俺が魔法で攻撃して牽制する。スキが生まれたら日向がトドメをさせ」

左右田「お、俺は!? 俺には役割はないわけ!?」

十神「落ち着け。お前には一番重要な役割を任せる」

左右田「え゛……。いや、そう言われるとプレッシャーっつーか」

十神「お前にやってもらいたいのは退路の確保だ。万が一のとき、俺たちを連れて逃げ出す用意をしておけ」

左右田「逃げる準備って……それが一番重要なことかあ?」

十神「なにを言ってる。これはゲームじゃないんだ。一度死んだら終わりなんだぞ? 慎重になりすぎるということはない」

左右田「わかったけどよォ……」

十神「よし、それじゃあいち、にのさんで行くぞ」

十神「いち、にの」

十神「さん! 【プフダイン】!」




 十神の放った魔法は青い光の矢となってガイコツの足元に飛んで行く。ヤツも途中で気づいたが、もはや目前まで来ていたそれを避けることはままならず。地面から現れた氷柱がヤツの左半身を貫いた。

日向「よし! トドメだ! 喰らえ、【グングニル】!」

 隠れていた物陰から飛び出し、ペルソナを呼び出す。しっかりと狙いを定めようと、ヤツの顔を見据えた。それが間違いだった。

???「…………」

 ニヤリ、と奴が笑った。ただそれだけのことのはずだった。けれど、その笑顔はこの世のありとあらゆる不吉な予兆を孕んでいた。


レス直下コンマ30以下で恐怖状態に





日向「うわああああああああああ!!」

 思わず頭を抱えてその場にしゃがみ込む。

左右田「ひ、日向? どうしたんだ!?」

十神「わからん! ヤツの仕業かもしれん。とにかく今は一旦引き上げるぞ!」



 ……それからどれくらいの時間が経っただろうか。気が付くと俺は、旧校舎で横になっていた。

罪木「あ、気が付きましたかぁ? よかった……ほんとによかったですぅ」

日向「……左右田と十神は?」

罪木「あの二人でしたら隣の教室にいますよ。二人とも、日向さんのこととっても心配してました」

日向「そうか……罪木にも迷惑かけたな」

罪木「いいえぇ。私なんかがお役に立てて嬉しいですよぉ」

日向(クソ……あの化け物の目を見た瞬間、急に恐怖心が沸き上がってきて……)

日向(誰かに一発叩かれでもしたら、すぐ目が醒めるかもしれないけど……【よっぽどの信頼関係】がないと、とっさの判断でそこまでできないよな)

日向(とにかく、覚えておこう……こっちの感情につけ込んでくる敵がいること、仲間がいれば対応できるかもしれないこと……)

日向(似たような攻撃をしてくるのは、アイツだけじゃないかもしれないからな……)

罪木「ところで、あのぅ、日向さん……」

日向「ん? なんだ、罪木?」

罪木「そのう……あんまり頭をゴロゴロされると、その……くすぐったいっていうか……」

 ……今気がついたが、俺が枕にしているこれは……。思わず飛び起きる。

日向「わ、悪い!」

罪木「い、いえ! あ、私、皆に日向さんが目を覚ましたって伝えてきますね!」

 罪木は顔を真赤にして出ていった……



日向「けっこう長いこと気を失ってたみたいだな……時間をロスしてしまった」



Time 17:00 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 十神白夜 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 七海千秋 舞園さやか

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗

>>738

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー入れ替え

大和田は多分もう…1部室棟



日向「部室棟か……前に来たときは誰もいなかったけど……」

十神「誰がどこにいるかわからんからな。移動しているかもしれんし……」

左右田「つっても、化け物もウロウロしてるし、俺だったらどっかに縮こまって隠れてると思うんだよなー。だから虱潰しに探してみ……」

 そう言って左右田が歴史研究会と書かれたドアを開けると、そこには女の子が一人、立っていた。燃えるような赤毛とそばかすが特徴の、地味な感じの女の子だ。

???「……ひっ」

 突然現れた男三人組によほど驚いたのか、彼女は息を吐くことさえ忘れて固まっている。


>>742    1お前は何者だ
       2大丈夫だ、俺たちは敵じゃない
       3言うことを聞くか死ぬか選べ
       4お前は俺が守ってやる
       5その他(内容も)




日向「大丈夫だ、俺たちは敵じゃない」

 日向のライト傾向が高まった!

???「そんなこと言われても、信じられるわけないじゃない!」

左右田「って言ってもよォ、こんなところに一人じゃ危なくねーか?」

???「お生憎さま、自分の身くらい自分で守れるわ。さっさとどっか行ってよ!」

 女の子は俺達の事を強く拒絶している……

日向「……旧校舎に俺たちのアジトがある、もしなにかあったらそこに来てくれ」

十神「いいのか? 彼女がもし普通の少女ならここに残していくのは危険だし、そうでないなら……」

 その先、彼が何を言おうとしているのかはわかったけれど、とてもそんなことをする気にはならなかった。

日向「悪かったな。すぐ出て行くよ」

 そう言って、彼女に背を向けて歩き出した。



???「……よ」

日向「え?」

???「男だったら、『君が嫌がっても君を守る』くらい言いなさいよ! なんでそこで折れるわけ!?」

日向「……はい?」

???「あんた、名前は?」

日向「日向、創……です」

???「日向くんね。悪いけどアンタ、私の中では『頼りない日向くん』ってことで決定されたから。こんな状況なんだから、もうちょっとシャキッとしなさいよ!」

日向「……はぁ」

???「旧校舎の方って言ってたっけ、アンタ達のアジト。じゃあ、とりあえずそこに案内してよ」

 そう言いながらも彼女は俺たちより前に立って歩き出した。

日向「ちょ、ちょっと待って!」

???「……なによ?」

 そう言って彼女は振り返り、眉の間にシワを寄せてこっちを見た。

日向「えーっと……君の名前は?」

小泉「私の名前は小泉真昼よ。よろしくね、頼りない日向くん?」



                 我は汝……汝は我……
              汝、新たなる絆を見出したり……

             絆は即ち、希望と未来のよき糧なり……
        汝、”女教皇”のペルソナへと至る、その一歩を踏み出したり…… 

 日向は【女教皇】コミュを手に入れた!

 小泉真昼の連絡先を手に入れた!

小泉真昼
【女教皇】コミュ コミュランク1 
属性:ロウ
ペルソナ:???
アドレス:取得済み






左右田「……俺、あの女ニガテかも」

十神「確かに……あそこまではっきりモノを言う女は初めて見たな」



日向「今日もそろそろ日が暮れる……最後の行動だ」

Time 17:30 2nd day 変節の火曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 十神白夜 左右田和一

待機メンバー 罪木蜜柑 七海千秋 舞園さやか 小泉真昼

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗

>>748

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  4メンバー入れ替え


 俺は三度、狛枝のところへやってきた。

狛枝「やあ、日向くん。こんなに早くまた会いに来てくれるなんて、思っても見なかったよ。ボクに何か用?」

 狛枝はあいも変わらずニヤニヤと薄気味悪い笑みを浮かべている……


>>750 1大和田紋土がここに来なかったか?
     2どうして舞園にあんなウソをついた?
     3お前は一体何を企んでる?
     4その他(内容も)

4十神を攻撃して狛枝と仲間になりたいという


 流石にカオス度高すぎるので今のロウ日向くんでは出来ない、ということで。再安価>>752

1


日向「大和田紋土という男がここに来なかったか? リーゼントの大男なんだが」

狛枝「うーんと……どうしよっかな。よし、教えてあげる。彼なら確かにここに来たよ」

日向「!! それで、どうなった?」

狛枝「別にどうもしなかったよ。怪しいやつだ、なんて因縁をつけられたけど、話したらボクが悪い人間じゃないってわかってくれたみたいでさ」

日向「…………」


>>755   1ありがとう
     2本当か?お前のことは信用出来ない
     3そうか、またな
     4その他(内容も)

うーん……死神コミュは上げたいが…2


日向「本当か? お前の言うことは信用出来ない」

狛枝「うーん、そんなこと言われてもなあ……どこかで大和田くんに会ったら、聞いてみてよ。そうしたら、ボクの疑いも晴れるかな?」

狛枝「そもそも、なんでそんなにボクの言うことを疑うのさ?」

>>758  1舞園さやかに嘘を吹き込んだからだ
     2いや、疑ってすまなかった
     3なんとなくだ

一応3


すまん、>>760


日向「なんとなくだ」

狛枝「……はぁ?」

日向「だから、なんとなくだって言ったんだ。理由なんてない」

 俺はそれがどうかしたか、と言わんばかりの顔で狛枝を睨んでやった。

狛枝「…………ははっ」

狛枝「あははははははは! 日向くんは本当に面白いねえ! ははははははは!」

 俺の言葉のどこがツボに入ったのか、狛枝は腹を抱えて本当に楽しそうに笑い出した。

狛枝「ははは、はあ……でも、本当に大和田くんとはちょっと話をしただけだよ。今回は本当さ」

 狛枝は今回は、という言葉を使った。つまり、認めたということだ。舞園の時は……

日向「…………」

 しかし俺はそこにツッコむようなことはしなかった。

狛枝「こんなに笑ったのは久しぶりだよ。全く、日向くんはボクを楽しませてくれる」

 狛枝からの邪な親愛を感じる……【死神】のコミュランクが2に上がった!



狛枝「……でも、それにしても残念だよ。ボクと日向くんは気が合うと思うのになあ」

狛枝「行く道が違うなんて。いつかは戦わなきゃいけないなんて。本当に残念だなあ」


Time 18:00  変節の火曜日 ロウルート


日向「早いもんだな……もうここに来て二日目が終わりか」

 俺は暮れゆく夕日を見ながらひとりごちた。

左右田「初めはどうなることかと思ったけどよぉ……今日の死に顔動画も回避できたし、仲間もだんだん増えてきたし……手応えっていうか、すこしづつ状況はよくなってる気はするよな」

十神「どうだかな……”一週間後”とやらに定められた死に顔動画……それをなんとかしない限り、俺たちは決められた死に向かって一歩づつ進んでいるだけかもしれん」

七海「でも今は、私たちにできることを一つづつやっていくしかない。その中では、誰も殺さず、殺させず……ベストな行動が出来たんじゃないかな」

罪木「そ、そうですよぉ! 私、一人だったらきっと怖くておかしくなっちゃってたと思います……みなさんと会えてよかったです!」

舞園「私も……みなさんのお陰で、この手を汚さずに済んだ。もし生きてもとの世界に帰れても、人殺しのアイドルじゃ、皆を笑顔にすることなんて出来なかったと思うから」

左右田「え、舞園ってアイドルだったのかよ! 道理でかわいいとは思ってたけど……」

舞園「ええっ、知らなかったんですか!? ちょっとショックかも……そんなに知名度ないのかなあ」

小泉「ちょっと左右田! 舞園さん泣かせてんじゃないわよ!」

 夕闇の中に笑い声が溶けてゆく……

 ……みんなとの間に強い絆を感じる。【愚者】コミュランクが3に上がった!


 そのとき、皆の電子生徒手帳が一斉に着信音を挙げた。さっきまでの和気あいあいとした空気が一変し、皆の間に緊張が走る。

十神「ついに来たか……これが例のやつだな?」

 十神の問にコクリと頷いて答える。

十神「とりあえず……皆を代表して、俺の生徒手帳で見てみよう」

 ――今日も新しい死に顔動画が届いたのだ。



 新着 1件  件名:新しい【死に顔動画】が届きました!


……ザッ……ザザッ……

 今日の映像は、この前よりも鮮明だ。睨み合う二人の女の顔がはっきりと見える。

 一人は長い銀髪を片側だけ三つ編みにした、鋭い目の少女。手にはその華奢な外見に似合わない、厳つい革手袋をしている。

 もう一人は金髪を宝石をあしらったリボンで留めたフランス人形のように色白な女性。

 二人はただ、無言で睨み合っている……と思ったその時。

 どちらが先に火蓋を切ったのかはわからない。二人はほぼ同時にペルソナを呼び出した。

 手袋の少女のペルソナは、地獄絵図でよく見る裁きの主――閻魔大王の姿をしている。一方の金髪のペルソナは多くの花を携えた女性形のペルソナだ。ただし、その長い髪の下の顔は骸骨になっている。

 二人の戦いは熾烈を極めた。既に幾度かのペルソナバトルを経験した俺たちでも目で追うのが精一杯の速さだ。二人の力はほとんど互角のようで、一進一退の工房を繰り広げている。

 しかしある時、手袋の少女が攻撃の余波でバランスを崩した。チャンスとばかりに金髪は巨大な氷の塊を生み出し、それを叩きつける。それを迎え撃とうと手袋のペルソナが炎を吐き出した。二つがぶつかり合った瞬間、大きな光が生まれ――二人がその光に飲み込まれたところで動画は終わっていた。


七海「今の戦い……一体どっちが勝ったんだろう」

十神「さあな。あるいは相打ちか……」

日向「俺たち以外のペルソナ使い同士の争いか……いつかは起こるだろうと予想してたけど」

左右田「でもよお、さっきの金髪の女の子、めっちゃ美人だったよなァ!?」

十神「貴様は……緊張感という言葉を知らんのか」

左右田「どうせ助けるならあっちの娘がいいなあ……」

舞園「…………」

七海「…………」

小泉「……左右田、アンタねえ」

左右田「……なんてよぉ、冗談だって! だからそんな冷たい目で見ないでくれ!」

日向「だけど……実際のところ、どっちを助けりゃいいんだ?」

十神「さあて、な。この映像だけでは争いの原因もわからん……とにかくどちらかを見つけ出してもう片方と会わせないようにするしかないだろうな」

日向「そうか……」

 そして、二日目の夜も更けていく……


Time ??:?? 3rd day 対立の水曜日

 いつからだろう。カチリ、カチリという腕時計の針の音が聞こえなくなった。いや、針の音だけじゃない。まるで時が止まってしまったかのように、あらゆる音は消え去っていた。

???「こんばんは、ハジメ」

 いつのまに忍び寄ったのだろう。枕元に一人の男が立っていた。黒髪を腰まで垂らした、さながら死神のように陰気な顔をした男だ。

 得体の知れない奴がいきなり現れたら、本来もう少し慌てるべきだろう。けれど俺は、なぜだか騒ぎ立てる気にはならず奴の言葉を黙って聞いていた。

???「それは、これがハジメの夢の中だからですよ」

 男は俺の心を読んだように言った。

???「まあ、どこまでを夢と呼ぶかは疑問ではありますが……なにしろここには現というものはないですから」

???「そして、どんな夢にも終わりは来る……貴方がぼくと違う道を選んだのは残念ですが、きっとどこかでまた交わることもあるでしょう」

???「……ぼくの名前はカムクライズル。ぼくはいつでも、貴方のそばにいます」


 カムクラとの間に絆が芽生えるのを感じる……



                 我は汝……汝は我……
              汝、新たなる絆を見出したり……

             絆は即ち、希望と未来のよき糧なり……
        汝、”道化師”のペルソナへと至る、その一歩を踏み出したり…… 

 日向は【道化師】コミュを手に入れた!


カムクライズル
【道化師】コミュ コミュランク1 
属性:???
ペルソナ:???
アドレス:未取得

今日はここまでで。やっと二日目が終わった……

>>1は前の使いかけスレHTML化依頼したのかな?
まだ落ちてないみたいだけど

明日の夜また来ます。安価やるのでよければ


>>788 遅くなったけど依頼してきた。指摘してくれてありがとう


 現在 Time 08:00 3rd day 対立の水曜日


 パーティーメンバー

日向創
【愚者】コミュ コミュランク3
属性:ロウ
ペルソナ:オーディン

オーディン
・真理の雷(雷)
・グングニル(貫)
・マッドアサルト(打)
・ブフダイン(氷)

左右田和一
【魔術師】コミュ コミュランク2 
属性:ロウ
ペルソナ:ダイダロス
アドレス:取得済み

ダイダロス
・マハラギダイン(炎)
・トラエスト(ダンジョン脱出)
・マカジャマ(封付着)
・マハタルンダ(攻UP)

七海千秋
【永劫】コミュ コミュランク2 
属性:ライト
ペルソナ:ツキノウサギ
アドレス:取得済み

ツキノウサギ
・アナライズ(敵の解析)
・トラフーリ(ザコ敵との戦闘回避)
・人感知

罪木蜜柑
【月】コミュ コミュランク1
属性:ライト
ペルソナ:アスクレピオス
アドレス:取得済み

アスクレピオス
・アムリタ(状態異常回復)
・メディア(体力回復)
・夢見針(睡眠付着)


舞園さやか
【太陽】コミュ コミュランク1 
属性:ライト
ペルソナ:タマモノマエ
アドレス:取得済み

タマモノマエ
・セクシーダンス(悩殺付着)
・マハラギダイン(全体火炎)
・ディアラマ(回復)
・吸魔(魔力吸収)

小泉真昼
【女教皇】コミュ コミュランク1 
属性:ロウ
ペルソナ:???
アドレス:取得済み


コミュメンバー

大和田紋土
【皇帝】コミュ コミュランク1 
属性:カオス
ペルソナ:シュテンドウジ
アドレス:取得済み

シュテンドウジ
・マハタルカジャ(味方全体の攻撃力アップ)
・チャージ(次の攻撃のダメージが2倍)
・ゴッドハンド(打)
・刹那五月雨撃ち(貫)

狛枝凪斗
【死神】コミュ コミュランク2 
属性:???
ペルソナ:???
アドレス:取得済み

モノクマ
【塔】コミュ コミュランク3
電子生徒手帳で【ペット】を選ぶと役立つ情報をくれる

セレス
【運命の輪】コミュ コミュランク1
ベルベットルームにいる。依頼の品を持って行くとアイテムをくれる。現在の依頼は「メカ苗木」

カムクライズル
【道化師】コミュ コミュランク1
謎の男。こちらから接触を図ることはできない



 移動場所

【新校舎】【実習棟】【部室棟】【プール】【体育館】【多目的ホール】【グラウンド】【校門前】【ベルベットルーム】

 電子手帳メニュー

 【校内マップ】【ペット】【メール】【死に顔動画】※【校則】※【ペルソナ】

 ※は時間消費なし

 旧校舎でのみ、時間消費なしでパーティーの変更ができます。



Time 08:30 3rd day 対立の水曜日


 朝食を終えた俺たちは、十神の呼びかけの元で本日の作戦会議を行っていた。

十神「さて、今日の行動指針についてだが……昨日までと同じく、死神動画に映った殺人を止める。これは確認するまでもないな?」

七海「うん……だけど今回は、どっちが『犯人』っていう感じでもなかったよね……殺人って言うより、戦いっていうか……」

日向「おまけにどっちもペルソナ能力を持ってたからな……おそらく、戦闘は避けられないだろうな」

 と、ここで今まで黙って話を聞いていた左右田が唐突に口を挟んできた。

左右田「あのよォ……思ったんだけど、パーティーを幾つかに分散したほうが効率がいいんじゃねえかな……なんて」

十神「貴様は……今までの話を聞いていたのか? おそらくペルソナ能力を持つもの同士の戦いになる。となれば、当然戦力は集中させておくべきだ」

 そのとおりだ、といった感じで皆が頷く。

左右田「でもよ、見つけられなかったら元も子もねえし……それに大人数で行くから警戒させるんだって! 戦いにならないようにするのが一番だろ?」

十神「……どうやらお前の中では『パーティーを分散したい』という結論が先にあるようだな。俺に言わせれば馬鹿らしいの一言だが……」

 そう言って十神は俺の方に向き直った。

十神「リーダーは日向、お前だ。お前はどう思う?」

小泉「うっそ、あんたがリーダーだったの? アタシ、ずっと十神くんだと思ってたわ」

 俺は……

>> 1パーティーを分散するという
  2分散させるべきではないという

2個下


日向「本当は俺も分散させるべきじゃない、と思う。だけど……」

 左右田の方をチラリと見る。

左右田「?」

日向(たぶん、そう言えばコイツは勝手にパーティーを抜けるような気がする……そうなるくらいなら)

日向「いや、なんでもない。左右田の言うとおり、パーティーを分散しよう」

十神「……リーダーがそう言うのなら仕方ない。皆もそれでいいな?」

 他のメンバーは腑に落ちない様子ながらも頷いてくれた。

十神「なら問題は組み分けだ。さっき言ったように、ペルソナ使いとの戦闘になる可能性がある。俺と左右田、日向が全員同じ組になるのは避けたほうがいいだろうな」

小泉「あ、アタシはそのペルソナ能力? っていうのを持ってないから、ここで皆の帰りを待ってるよ」

七海「じゃあ私も……ここに残ろっかな。私の能力なら、化け物や怪しい人が近づいてきたらすぐにわかるから安心だし。ね、小泉さん?」

舞園「わ、わたしは出来れば十神くんと一緒が……」

>> 1七海、小泉と一緒に旧校舎に残る
  2十神、舞園と一緒に探索に行く
  3罪木を連れて左右田の組に入る

2個下


日向(ここは左右田を一人にしておかない方がいいだろうな……)

日向「じゃあ、俺たちは左右田と一緒に行くか。なあ、罪木?」

 俺がそう声をかけると、罪木は飛び上がらんばかりに驚いた。

罪木「ふぇっ!? わ、私もですかぁ!?」

日向「そんなに驚かなくても……誰か他の人と組みたかったか?」

罪木「い、いえ! そうじゃなくて……こういうとき、誘ってもらえるの、初めてだったので……また一人の組になるのかと思ってましたぁ」

 そう言って罪木はえへへ、と笑った。

日向「じゃあ、俺と罪木、それから左右田の三人が組ってことで。言っておくけど、探索が目的で別れただけだからな。もし何か見つけても、一人で事に当たらずすぐに連絡してくれ」

 俺がそう言うと、十神は当然だ、という感じで頷いた。この様子なら、十神の組については心配ないだろう。

日向(あとは俺が、左右田が暴走しないように目を光らせれば万事オッケーだ)

七海「みんな、怪我をしたりしたらいつでもここに戻ってきてね。簡単な治療くらいだったらできるから」

十神「なにも見つからなかったら……そんなことは考えたくないが……その場合は夜にここで落ち合うとしよう」

 七海と小泉に見送られ、俺たちはそれぞれ逆の方向に向かって歩き始めた。


Time 09:00 3rd day 対立の水曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 左右田和一 罪木蜜柑 

待機メンバー 七海千秋 小泉真昼

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗

 このレスの2つ下↓

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  


日向「あ、そうだ左右田」

 俺は道すがら、ベルベットルームで出会ったセレスと名乗る女の依頼のことを思い出した。

左右田「なんだよ。言っとくけどそのギャグ、小学校の時に百回は言われてっからな」

日向「ギャグじゃないって!……『メカ苗木』っていうのが欲しいんだけど、お前作れないか?」

左右田「なんだそりゃ? なんでそんなもの欲しいんだ?」

日向「えーと……」

 あの不思議な青い空間のことを、どうやってこいつに説明したらいいんだろうか……。

左右田「ま、なんだっていいけどよ。でも俺、お前に機械いじりが得意って言ったっけ? いや、まあ確かに得意なんだけどよォ」

 そう言われてハッと気がつく。確かになぜ自分は、メカ苗木なるものの制作を左右田に頼んだのだろう? なぜかはわからないが、左右田なら作れる、という確信が自分の中にはあった。

左右田「でも、流石の俺でも苗木ってのがなんなのかがわからねえとなあ。作って欲しいんだったら、その苗木ってのの情報を集めてきてくれ。そしたらいつでも腕を振るってやるからよォ」

日向「でもお前、材料とか……」

左右田「それがよ……ほら!」

 そういって左右田はポケットからネジやらなんやらガラクタを掌いっぱいに掴み出した。

左右田「化け物が暴れた後に残ってたのを拾ってきたんだ。こんだけあったらロボットの一体や二体すぐだぜ!」

日向(いや……いくらガラクタがあっても普通ロボットは作れないぞ……)

 左右田との絆が深まるのを感じる……【魔術師】コミュランクが3に上がった!



Time 09:30 3rd day 対立の水曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 左右田和一 罪木蜜柑 

待機メンバー 七海千秋 小泉真昼

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗

 このレスの2つ下↓

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  3メンバーと会話

  

電子生徒手帳メニュー

 【校内マップ】【ペット】【メール】【死に顔動画】※【校則】※【ペルソナ】

 ※は時間消費なし

レス直下


>>816 相手

>>818 内容

ミスった……>>818 と>>820

大和田

十神(真)

今どこで何してる?何か情報は手に入れた?

>>819 そういえば真十神のアドレスあったんだっけ……連絡先に書くの忘れてた。スマン


日向「それにしても大和田のことが心配だな……狛枝は話をしただけって言ってたけど……アイツの言うことは信用ならない。ちょっとメールしてみるか」

日向「今どこでなにしてる? 何か情報は手に入れたか?」

日向「……やっぱり変だ。いつまで経っても返信が来ない。やっぱりアイツの身になにかあったんじゃ……」


Time 10:00 3rd day 対立の水曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 左右田和一 罪木蜜柑 

待機メンバー 七海千秋 小泉真昼

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗 舞園さやか 十神白夜 十神白夜(真)

 このレスの2つ下↓

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  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  


日向「……なんだこれ」

 俺たちがプールにやってくると、昨日まではなかったものが待っていた。化け物に壊された学校の廃材で出来たと思われる、大きな神輿のようなものだ。

 その天辺には一人の女性が座っている。どこから持ってきたのかパラソルのようなものまで有って、ここが学校のプールでさえなければまるでセレブの休暇のようにも見えたかもしれない。

???「あら、ごきげんよう」

 そう言って女性はこちらに手を振って来た。顔は逆光になっていて、よく見えない。

日向「あんた、こんなところで一体なにをしてるんだ!?」

???「見てわかりませんか? 暑いので水辺で涼んでいるんです。よかったらみなさんもどうですか?」

日向「暑いので、って……お前な」

罪木「! あ、あの、日向さん、あそこ……!」

 突然、罪木にくいと服の裾を引っ張られた。指差された方向を見ると、人形のような姿の小さな化け物が一匹、神輿の下で動いているのを見つけた。

日向「……! おい、お前! 急いでそこから離れろ!」

ソニア「無礼者! お前ではありません! わたくしにはソニア・ネヴァーマインドという立派な名前があります! 腹を切りなさい!」

日向「そんなこと言ってる場合か! 早く逃げろ、そこに化け物が……」

>> 1神輿を駆け上ってソニアを運び出す
  2化け物に飛びかかる
  3放っておいて逃げる

2個下


日向「くそっ!」

 俺はとっさに神輿のようなものを駆け上がり、ソニアと名乗る女の腕を掴んだ。

日向「早く逃げるぞ!」

ソニア「ちょっと! 離してください!」

 しかしソニアは頑として動こうとしない。

日向(彼女を抱えたままここから降りるのは無理だ! どうすれば……)

日向「左右田! 今から彼女を落とすから、下でキャッチしろ!」

左右田「ええっ!? む、無茶言うなって!」

日向「無茶でもなんでもいい! 骨の一、二本折れたって死ぬよりましだ! 早く!」

ソニア「ちょ、ちょっと! 一体なにを……!?」

 俺は意を決して彼女を投げ落とそうとした……が、それは叶わなかった。

左右田「マジかよ……」

 その前に、神輿が化け物たちに取り囲まれてしまったからだ。奴らは俺たちが落ちてくるのを待ち構えるように、天に手をかざしてこちらを見上げている。

日向(くそ、どうすれば……)

 そうこうしているうちに、遂に初めの一体が神輿を登り終えてしまった。がらんどうの瞳でこちらを見据えながら、ゆらゆらと近づいてくる。

日向「……っ!」

ソニア「きゃ!」


 俺はとっさにソニアを押し倒し、覆いかぶさるような姿勢を取った。そして来るであろう攻撃を身を硬くして待つ。……けれど、いくら待とうとも衝撃も熱も斬撃も、なにもやってはこなかった。

日向「…………?」

ソニア「あの……積極的なのはやぶさかではないですが、わたくし、まだ名前も聞いておりません……」

 腕の下ではソニアが真っ赤な顔をしてこちらを見上げている。

 振り向くと、化け物は不思議そうな様子で首をかしげてみせた。

???「?」

ソニア「あ、見られながらというのは気になりますよね。モコイさん、もう下に行っていいですよ」

モコイ「…………」

 モコイ、と呼ばれた化け物は手に持っていたペットボトルを置くと、すごすごと下に降りていった。


左右田「おーい! 日向! 大丈夫かー!」

 下から左右田の声が聞こえた。

左右田「くそ、こうなったらこいつら焼き払って……」

ソニア「止めなさい! 無礼者!【吸血】!」

 ソニアが立ち上がり、一喝する。すると左右田が膝から崩れ落ち、神輿を囲んでいた化け物達は手を叩き、歓声を挙げた。

左右田「ど……どういうこと?」

ちょっと晩飯食ってきます。

再開します


日向「へえ……悪魔、かあ」

ソニア「はい! こちらにいらっしゃるのがモコイさんで、あのこちらがジャックフロストのジャアくんです! わたくしのコレクションの一つ、『悪魔全書』に挿絵付きで載っていたから間違いありません!」

 俺たちはプールサイドに座って、ソニア・ネヴァーマインドを囲んで話を聞いていた。彼女はこの学園にいる化け物のことを”悪魔”と呼んだ。

罪木「で、でもなんでこの学園にその『悪魔』がいるんでしょうか……」

ソニア「それは私にもわからないのです……昔読んだ本に彼らの姿が載っていただけですから」

日向「じゃあ、どうして悪魔たちはお前の言うことを聞くんだ?」

ソニア「ウフフ。それはきっとこの……」

 ソニアの横にペルソナが現れた。その多くの花を携えた女性形のペルソナに、俺たちは見覚えがあった。

ソニア「ペルセポネさんのおかげでしょう。どうしてこんな不思議な能力が使えるのかも、わたくしにはとんとわからないのですが」

左右田(これって……)

日向(ああ、死に顔動画に出ていたペルソナだ)

 ということは彼女があの金髪の女性なのだろうか。髪を卸しているのでまったく気が付かなかった。

ソニア「わたくしの知っていることはこれで全部です。今度はそちらの事情も話していただけますか?」

日向「……え?」

ソニア「お三方はどのようにして出会われたのですか? それにここに来たとき、誰かを探しているようにも見えましたが……」

>> 1死に顔動画についても包み隠さず話す
  2死に顔動画についてだけ隠して事情を話す
  3適当なつくり話をする
  4その他(内容も)

2個下


 俺たちはここに来るまでに起きたことを全部話した。もちろん、彼女が映った死に顔動画についても。

ソニア「そうですか……わたくしとその方のどちらかが……」

左右田「もちろん、そんなことさせませんって! ソニアさんは俺たちが守ってみせますよ!」

 左右田が鼻息も荒く口を挟んできた。

日向「ああ。だからソニアは安心して……」

ソニア「ありがとうございます。けれど、わたくしもただ守られているというわけにはいきません。自分の身は自分で守らないと」

日向「そうは言ってもなあ……一人にするわけにはいかないよ。俺たちが信用出来ないっていうなら、なんとか信用してもらえるように……」

ソニア「……信用していないのはどちらですか?」

 ソニアはこれまでとは違う、きっぱりとした口調で言った。その真っ直ぐな眼差しに射止められ何も言えなくなる。

ソニア「全てを話してくれたことには感謝します。けれど貴方達がわたくしと一緒に居ようとするのは、わたくしを守るためだけではなくわたくしがもう一人を殺さないよう、監視するためでもあるのではないですか?」


>> 1正直言って否定出来ない
  2監視なんて考えていない
  3もう一人を殺すつもりなのか?
  4お前のことが好きだからだ
  5その他(内容も)

2下



日向「違う! 俺たちは誰にも死んで欲しくないだけだ! 一人にしたら死に顔動画の場面になるかもしれないだろ?」

ソニア「……日向さんの考えはよくわかりました。そして、それがわたくしの考えと違うことも」

ソニア「はっきり言いましょう。わたくしはその方を探し出し、然るべき対処をするつもりです。自分の命を狙っている人がどこかに居るなんて、とてもではないですが耐えられません」

日向「そんな! そんなことにならないよう俺たちが……」

ソニア「皆さんに守ってもらって今日をやりすごしたとしても、その方をなんとかしない限り根本的な対策にはならないのではありませんか? わたくしは明日以降も命の危機に怯えて過ごさなければならないのでしょうか」

日向(しまった……死に顔動画は死を回避するためのものだと思っていたけれど、むしろ俺たちがあの場面を作り出してしまったのか!?)

日向「そ……そんなことをさせるわけにはいかない!」

ソニア「……ならばどうしますか? 力づくでも従わせますか!?」

 ソニアはその美しい顔を怒りに歪めてペルセポネを呼び出す。彼女の感情に呼応するように花びらをはらはらと散らす。それは地面に落ちた瞬間、青い炎を上げた。

日向(くっ……戦うしかないのか!?)


>> 1一目散に逃げ出す
  2説得を試みる
  3戦う
  4その他(内容も)

 2個下


日向「ソニア! 待ってくれ!」

ソニア「待てと言われて待つ奴はいねえ、です!【マハムド】!」

>>1個下コンマ30以下で即死


日向「いきなり仕掛けてきたぞ! しょうがない、罪木、左右田!」

罪木「は、はいぃ!」

左右田「……あぁ」

日向「? おい、どうした、左右田?」

ソニア「うふふ」

 ソニアがその美しい口元を歪めて笑うと、左右田がびくりと身を縮ませた。

ソニア「わたくしにはわかりますわ、左右田さん。いえ、罪木さんと日向さんも。皆、瞳の奥に混沌を秘めている……【邪流転生】」

日向(なんだ? なにを仕掛けられた!? なんだか嫌な予感がする)


>> 1スキル(真理の雷)
  2防御
  3逃走
  4左右田を殴る
  5その他(内容も)

2個下


日向「喰らえ!【真理の雷】!」

ソニア「きゃあ!」

 俺の攻撃をモロに食らったソニアはその場に倒れ伏した。

日向(よかった……あの予感は気のせいだったのか)

日向「よし、左右田! 彼女を抑えろ! 悪いけど拘束させてもらおう」

ソニア「う、うう……う、ふふ」

ソニア「うふふふふふふふふふふふふ」

日向「何がおかしいんだ!? 左右田、早く抑えろ!」

左右田「……ああ」

 しかし、そう言いながらもその場を動こうとはしなかった。

日向「なにやってんだ左右田!? もういい、俺がやる!!」

 そう言って彼女の元に屈みこんだ瞬間。俺の頭に強い衝撃が走った。

日向「そ……う……だ……!?」

左右田「本当に……本当になにをやってんだ、俺は」

左右田「でも、こうしなきゃって……すまねえ、日向、すまねえ」

 俺はゆっくりとブラックアウトしていく視界の端で、左右田の片目が赤く光るのを見た気がした。





        才とは、己が手で掴み取るもの
       絆とは、他者と手を取り合うこと

         なぜに人は二つの腕持つ
        己の生を繋ぎ止めるためか 
      それとも時に死さえ抱きとめるためか

          死は決して無為にあらず
    ……しかして答えを知る前に命手放すは敗北なり      

              BAD END


今回ちょっと難しすぎたかもしれない。もう遅いのであとちょびっとだけ

 Time 06:30 3rd day 対立の水曜日

 ……なんだか嫌な夢を見た気がする。そのせいか、少し早く目を覚ましてしまった。みんなが起きるまで、ゲームでもして時間を潰そうか……


モノクマ「オマエラ、おはようございます! 今日もいい死に顔びよりだね!」

モノクマ「でももうちょっと長生きしてくれないと、ボクとしても困るんだよね……だから特別に、なにかヒントをあげよう! 何について聞きたい?」


>>モノクマへの質問

 2個下




モノクマ「うーん、ちょっと誤解されてる気がするなあ。ソニアさんが操っているのが悪魔なんじゃなく、ずっと日向くんたちが『化け物』と呼んでいたものがソニアさんのおかげで悪魔だとわかったんだ。ま、それも一部に過ぎないけどね」

モノクマ「だから、悪魔への対策って言われても特にない……かな。ぶっちゃけ、一部を除いてペルソナ使い以外は深刻な脅威にはなりえな……ゴホンゴホン」

モノクマ「特別にもう一つヒントをあげよう! これだけじゃたぶん前回の二の舞いになるからね!」

>>モノクマへの質問

 1個下


モノクマ「……君たちはゲームをするとき攻略本を見ない派なんだね。その心意気を買うよ!頑張って3日目を生き抜いてね!」

モノクマ「あ、カムクライズルは今日はまったく関わりないよ。明日以降の展開のための顔見せってところかな? それでもどうしても会いたかったら、今進んでる道の反対に行くといいかもね!」

モノクマ「じゃ! はば・ないすた~」


Time 08:30 3rd day 対立の水曜日


 朝食を終えた俺たちは、十神の呼びかけの元で本日の作戦会議を行っていた。

十神「さて、今日の行動指針についてだが……昨日までと同じく、死神動画に映った殺人を止める。これは確認するまでもないな?」

七海「うん……だけど今回は、どっちが『犯人』っていう感じでもなかったよね……殺人って言うより、戦いっていうか……」

日向「おまけにどっちもペルソナ能力を持ってたからな……おそらく、戦闘は避けられないだろうな」

 と、ここで今まで黙って話を聞いていた左右田が唐突に口を挟んできた。

左右田「あのよォ……思ったんだけど、パーティーを幾つかに分散したほうが効率がいいんじゃねえかな……なんて」

十神「貴様は……今までの話を聞いていたのか? おそらくペルソナ能力を持つもの同士の戦いになる。となれば、当然戦力は集中させておくべきだ」

 そのとおりだ、といった感じで皆が頷く。

左右田「でもよ、見つけられなかったら元も子もねえし……それに大人数で行くから警戒させるんだって! 戦いにならないようにするのが一番だろ?」

十神「……どうやらお前の中では『パーティーを分散したい』という結論が先にあるようだな。俺に言わせれば馬鹿らしいの一言だが……」

 そう言って十神は俺の方に向き直った。

十神「リーダーは日向、お前だ。お前はどう思う?」

小泉「うっそ、あんたがリーダーだったの? アタシ、ずっと十神くんだと思ってたわ」

 俺は……

>> 1パーティーを分散するという
  2分散させるべきではないという

2個下

日向「本当は俺も分散させるべきじゃない、と思う。だけど……」

 左右田の方をチラリと見る。

左右田「?」

日向(たぶん、そう言えばコイツは勝手にパーティーを抜けるような気がする……そうなるくらいなら)

日向「いや、なんでもない。左右田の言うとおり、パーティーを分散しよう」

十神「……リーダーがそう言うのなら仕方ない。皆もそれでいいな?」

 他のメンバーは腑に落ちない様子ながらも頷いてくれた。

十神「なら問題は組み分けだ。さっき言ったように、ペルソナ使いとの戦闘になる可能性がある。俺と左右田、日向が全員同じ組になるのは避けたほうがいいだろうな」

小泉「あ、アタシはそのペルソナ能力? っていうのを持ってないから、ここで皆の帰りを待ってるよ」

七海「じゃあ私も……ここに残ろっかな。私の能力なら、化け物や怪しい人が近づいてきたらすぐにわかるから安心だし。ね、小泉さん?」

舞園「わ、わたしは出来れば十神くんと一緒が……」

>> 1七海、小泉と一緒に旧校舎に残る
  2十神、舞園と一緒に探索に行く
  3罪木を連れて左右田の組に入る

1個下

日向(ここは左右田を一人にしておかない方がいいだろうな……)

日向「じゃあ、俺たちは左右田と一緒に行くか。なあ、罪木?」

 俺がそう声をかけると、罪木は飛び上がらんばかりに驚いた。

罪木「ふぇっ!? わ、私もですかぁ!?」

日向「そんなに驚かなくても……誰か他の人と組みたかったか?」

罪木「い、いえ! そうじゃなくて……こういうとき、誘ってもらえるの、初めてだったので……また一人の組になるのかと思ってましたぁ」

 そう言って罪木はえへへ、と笑った。

日向「じゃあ、俺と罪木、それから左右田の三人が組ってことで。言っておくけど、探索が目的で別れただけだからな。もし何か見つけても、一人で事に当たらずすぐに連絡してくれ」

 俺がそう言うと、十神は当然だ、という感じで頷いた。この様子なら、十神の組については心配ないだろう。

日向(あとは俺が、左右田が暴走しないように目を光らせれば万事オッケーだ)

七海「みんな、怪我をしたりしたらいつでもここに戻ってきてね。簡単な治療くらいだったらできるから」

十神「なにも見つからなかったら……そんなことは考えたくないが……その場合は夜にここで落ち合うとしよう」

 七海と小泉に見送られ、俺たちはそれぞれ逆の方向に向かって歩き始めた。

今日はここまでで。たぶん明日も来ます

やるぞー


Time 09:00 3rd day 対立の水曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 左右田和一 罪木蜜柑 

待機メンバー 七海千秋 小泉真昼

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗 十神白夜 左右田和一 十神白夜(真)

 このレスの2つ下↓

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  


七海「あ、そうだ。ちょっと日向くんに話をしておきたいことがあったんだった」

左右田「えー。早く行かねえと十神たちに先越されちまうぜー」

日向「コラ、左右田。別に俺たちは競争してるわけじゃないだろ?」

七海「ごめんね、左右田くん。ちょっとだけだから……」

 そう言って七海は少し離れた場所まで俺を引っ張っていった。

日向「……で、なんなんだ? あのタイミングで言うくらいだから、よっぽど重要なことなのか?」

七海「重要なこと……うん、そうだね。ねえ、日向くんは呪いって信じる?」


>>1いきなり何を言ってるんだ?
 2化け物がいるくらいだ、あるかもしれない
 3七海があるというなら信じるさ

 2個下


日向「なにせあんな化け物たちが現実にうろついてるのを見ちゃったしな……呪いくらいあっても不思議じゃないさ」

 正直言って、突然ずいぶん妙なことを言うな、とは思った。ただ、なぜだか茶化してはいけないような気がしたのだ。

七海「ありがとう……あのね、世の中には本当にいるんだよ。その存在が……あまりにも、あまりにも強すぎて。他の人間に烙印を刻み込んでしまう、そんな人が」

七海「それは、その人を決定的に変えてしまう……その人の深層心理、魂にまで刻まれて。たとえ記憶を無くしたとしてもその影響を完全に消すことは出来ない。それって、もう呪いみたいなものなんだ」

 七海は嫌なことを思い出したかのようにぶるりと身を震わせた。心なしか顔色も悪い気がする。

>> 1俺にはそんな人はいないなあ
  2七海にもそんな人がいるのか?
  3俺にとっては七海がそうだな

2個下



日向「ふーん。七海にもそんな人がいるのか?」

 それは別に大した意味があって言った言葉じゃなかった。たんなる相づちみたいなものだった。けれど

七海「え……私?」

七海「うん……私にも居たよ。その人と会うまでと会ったあとで、ぜんぜん違う自分になった……そんな人が」

 そこまで言ったとき、彼女の瞳から堰を切ったように涙が溢れた。

日向「な、七海? 辛かったら別に話さなくてもいいんだぞ?」アセアセ

七海「ううん……日向くんには、聞いて欲しいんだ。私は、その人にもう一度でいいから会いたい。たとえ、それが許されないことでも……」

 七海の瞳から強い決意を感じる……

 七海千秋から秘密を打ち明けられた!【永劫】コミュランクが3に上がった!


日向(しかし、あの七海にここまで言わせるなんてな……そいつはいったいどんなやつなんだろう)

日向(……なんだかわけもわからないけどイライラするぞ。七海を悲しませやがって。会うことがあったら一発殴ってやる)



Time 09:30 3rd day 対立の水曜日

現在地 旧校舎

パーティー 日向創 左右田和一 罪木蜜柑 

待機メンバー 七海千秋 小泉真昼

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗 十神白夜 左右田和一 十神白夜(真)

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  2生徒手帳 
  3メンバーと会話

  


日向「……なんだこれ」

 俺たちがプールにやってくると、昨日まではなかったものが待っていた。化け物に壊された学校の廃材で出来たと思われる、大きな神輿のようなものだ。

 その天辺には一人の女性が座っている。どこから持ってきたのかパラソルのようなものまで有って、ここが学校のプールでさえなければまるでセレブの休暇のようにも見えたかもしれない。

???「あら、ごきげんよう」

 そう言って女性はこちらに手を振って来た。顔は逆光になっていて、よく見えない。

日向「あんた、こんなところで一体なにをしてるんだ!?」

???「見てわかりませんか? 暑いので水辺で涼んでいるんです。よかったらみなさんもどうですか?」

日向「暑いので、って……お前な」

罪木「! あ、あの、日向さん、あそこ……!」

 突然、罪木にくいと服の裾を引っ張られた。指差された方向を見ると、人形のような姿の小さな化け物が一匹、神輿の下で動いているのを見つけた。

日向「……! おい、お前! 急いでそこから離れろ!」

ソニア「無礼者! お前ではありません! わたくしにはソニア・ネヴァーマインドという立派な名前があります! 腹を切りなさい!」

日向「そんなこと言ってる場合か! 早く逃げろ、そこに化け物が……」

>> 1神輿を駆け上ってソニアを運び出す
  2化け物に飛びかかる
  3放っておいて逃げる

2個下


日向「くそ、こいつめ!」

 俺はとっさに化け物に素手で飛びかかっていた。以外にも、敵の力はそれほど強くなく、あっけなく組み伏せることができた。

日向「よし、これで……」

ソニア「ああ、モコイさん!」

 するとソニアと名乗る女は神輿の上からするすると滑り降りてきて、俺に駆け寄ってきた。

日向「まて、近づくな! まだ暴れるかも」

ソニア「退いてください!」

 そのまま体当たりの要領で吹き飛ばされる。

日向「??」

ソニア「ああ、大丈夫ですか? モコイさん」

 そのまま彼女は化け物を抱き起こし、介抱しはじめた。

左右田「……なあ、この状況どういうことだ?」

罪木「私に聞かれたってわかりませんよぅ!」


日向「へえ……悪魔、かあ」

ソニア「はい! こちらにいらっしゃるのがモコイさんで、あのこちらがジャックフロストのジャアくんです! わたくしのコレクションの一つ、『悪魔全書』に挿絵付きで載っていたから間違いありません!」

 俺たちはプールサイドに座って、ソニア・ネヴァーマインドを囲んで話を聞いていた。彼女はこの学園にいる化け物のことを”悪魔”と呼んだ。

 彼女の膝元では、モコイが膝枕の状態で傷を撫でてもらっている。ジャアくんという悪魔はそれが気に入らないのかちょっかいを出している。

罪木「で、でもなんでこの学園にその『悪魔』がいるんでしょうか……」

ソニア「それは私にもわからないのです……昔読んだ本に彼らの姿が載っていただけですから」

日向「じゃあ、どうして悪魔たちはお前の言うことを聞くんだ?」

ソニア「ウフフ。それはきっとこの……」

 ソニアの横にペルソナが現れた。その多くの花を携えた女性形のペルソナに、俺たちは見覚えがあった。

ソニア「ペルセポネさんのおかげでしょう。どうしてこんな不思議な能力が使えるのかも、わたくしにはとんとわからないのですが」

左右田(これって……)

日向(ああ、死に顔動画に出ていたペルソナだ)

 ということは彼女があの金髪の女性なのだろうか。髪を卸しているのでまったく気が付かなかった。

ソニア「わたくしの知っていることはこれで全部です。今度はそちらの事情も話していただけますか?」

日向「……え?」

ソニア「お三方はどのようにして出会われたのですか? それにここに来たとき、誰かを探しているようにも見えましたが……」

>> 1死に顔動画についても包み隠さず話す
  2死に顔動画についてだけ隠して事情を話す
  3適当なつくり話をする
  4その他(内容も)

2個下


 俺たちはここに来るまでに起きたことを全部話した。もちろん、彼女が映った死に顔動画についても。

ソニア「そうですか……わたくしとその方のどちらかが……」

左右田「もちろん、そんなことさせませんって! ソニアさんは俺たちが守ってみせますよ!」

 左右田が鼻息も荒く口を挟んできた。

日向「ああ。だからソニアは安心して……」

ソニア「ありがとうございます。けれど、わたくしもただ守られているというわけにはいきません。自分の身は自分で守らないと」

日向「そうは言ってもなあ……一人にするわけにはいかないよ。俺たちが信用出来ないっていうなら、なんとか信用してもらえるように……」

ソニア「……信用していないのはどちらですか?」

 ソニアはこれまでとは違う、きっぱりとした口調で言った。その真っ直ぐな眼差しに射止められ何も言えなくなる。

ソニア「全てを話してくれたことには感謝します。けれど貴方達がわたくしと一緒に居ようとするのは、わたくしを守るためだけではなくわたくしがもう一人を殺さないよう、監視するためでもあるのではないですか?」


>> 1正直言って否定出来ない
  2監視なんて考えていない
  3もう一人を殺すつもりなのか?
  4お前のことが好きだからだ
  5その他(内容も)

2下



日向「……もう一人を殺すつもりなのか?」

ソニア「質問を質問で返すとは、無礼な方ですね……でも、いいでしょう。わたくしに危機を伝えてくださったのは、他ならぬ貴方達ですから」

ソニア「ええ。もしその方が、本当にわたくしの命を狙っているのであれば、已むを得ないと考えます」

ソニア「それで? わたくしの考えは先に伝えました。それを知って日向さんたちはどうしますか? そんなことは許すわけにはいかない、とおっしゃいますか?」

 いつの間にか、俺たちとソニアの間にはピリピリとした空気が流れ始めていた。左右田と罪木が心配そうな顔でこちらを見てくる。

日向「俺は……」

>> 1そんなことを許すわけにはいかない、と言う
  2命を狙ってくるならそれも致し方ない、という
  3こちらから攻撃を仕掛けるべきだ、という
  4その他(内容も)

2個下



日向「いや……それじゃまだ生ぬるい。むしろこちらから積極的に仕掛けていくべきだ」

左右田「は!? お、おい日向、何言ってんだよ……」

罪木「そ、そうですよぅ、日向さん……」

 なぜ自分がそんなことを口走ったのか、自分でもよくわからなかった。少なくともさっきまでの俺なら、そんなことは口が裂けても言わなかっただろう。

 けれど、彼女の――ソニア・ネヴァーマインドの――その妖しい瞳を見ていると、今まで大事に思っていた常識やモラルが、とてもくだらないもののように思えてきたのだ。

ソニア「まあ!! それはとてもいい考えですわね。日向さんは頼りになる殿方ですね♪」

 ソニアはさっきまでのピリピリした空気が嘘のように甘えた声を出した。もはや俺が彼女にとって”脅威”ではない、と察知したのだろう。

日向「左右田、罪木。お前たちはどうする? 今ならまだ、二人が十神たちの方に合流したいって言っても、それを咎めたりはしない」

左右田「ど、どうするって……そんなこといきなり言われてもよぉ。お、お前はどうするつもりなんだよ」

日向「別に……どうもしないよ。ただ、『死に顔動画』なんてものに踊らされて、名前も知らない奴のために必死で走り回るのが馬鹿らしくなっただけだ」

日向「これからは……自分たちが生き延びるために戦う」

罪木「ひ、日向さんは私たちについてどうお考えなんですかぁ!?」

 罪木が今にも泣き出しそうな声を上げた。

罪木「しょ、正直言って今の日向さんはなんだか怖いですぅ……で、でも、私……」

罪木「日向さんが私を必要だって言ってくれるなら……ついていこうと思います」

左右田「つ、罪木までなに言ってんだよ!?」

罪木「…………」

 罪木は足を震わせながらも、俺から目を逸そうとはしなかった。どうやら彼女は真剣なようだ。

日向「…………」



>>  1お前たちにはこの道は無理だ、大人しく旧校舎に帰れ
   2それを決めるのはお前たちだ、自分で考えろ
   3……一緒に来い、罪木、左右田
   4やっぱり気が変わった、お前らここで死んでいけ
   5その他(内容も)

2個下


日向「……お前たちにはこの道は無理だ。大人しく旧校舎に戻って、十神たちと合流しろ」

ソニア「あら……流石の日向さんもお仲間には優しいんですね。さっきは『敵対する者には積極的に仕掛けていくべき』っておっしゃったのに」

左右田「て、敵対って……お前、本気なのかよ! 本気でそんな!」

日向「さっさと行け!」

 さきほどから頭の奥がガンガンと痛む。気を抜くと、この場で二人に襲いかかってしまいそうだ。

ソニア「……まだ『染まり』きっていないようですわね。まあいいでしょう。日向さんに免じて、ここは見逃して差し上げます」

罪木「……日向さん」

日向「……なんだよ、罪木」

罪木「あの、怪我したらいつでもメールしてくださいね。私のペルソナで治療しますから」

日向「……いいからさっさと行け」

罪木「……はい」

 こうして、左右田と罪木の二人と俺は袂を分かつことになった。去っていく罪木が何度もこちらを振り向いているのが見えた。


ソニア「……それでは、よろしくお願い致しますね、日向さん?」

日向「……ああ」

ソニア「ではさっそく、その三つ編みの女の子とやらを探しだして『処理』しに行きましょうか」

日向「ああ」

 ……なんだか、以前にもソニアと二人でこうして会話したことがあるような気がする……いや、あのときは確かもう一人いたような……

 先程からやけに頭が痛む……


ソニアとの間に絆が芽生えるのを感じる……



                 我は汝……汝は我……
              汝、新たなる絆を見出したり……

             絆は即ち、希望と未来のよき糧なり……
        汝、”女帝”のペルソナへと至る、その一歩を踏み出したり…… 

 日向は【女帝】コミュを手に入れた!

 ソニアの連絡先を手に入れた!

ソニア・ネヴァーマインド
【女帝】コミュ コミュランク1 
属性:ダーク
ペルソナ:ペルセポネ
アドレス:取得済み


ペルセポネ
・悪魔召喚・交渉(悪魔との契約・契約した悪魔の使役が行える)
・邪流転生(対人間限定。属性をダークに変える)
・マハムド
・リカーム

ペルセポネ

ギリシャ神話の花の女神にして冥界の王ハーデスの妻。その美しさを見初められ、ハーデスに半ば強引に妻にされるが、後に冥府の女王としての立場を受け入れる。
ハーデスの浮気に嫉妬心を燃やし浮気相手を化け物に変えるなど、むしろハーデスを尻に敷いている節さえある。


 日向の【ダーク】傾向が高まった! 日向の属性が【ダーク】になった!

 左右田・罪木がパーティーから離脱した!

 拠点が【旧校舎】から【プール】になった!


Time 10:00 3rd day 対立の水曜日

現在地 プール

現在の属性 ダーク

パーティー 日向創 ソニア・ネヴァーマインド

待機メンバー なし

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗 十神白夜 左右田和一 十神白夜(真)舞園さやか 罪木蜜柑 七海千秋 小泉真昼

 このレスの2つ下↓

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電子生徒手帳メニュー

 【校内マップ】【ペット】【メール】【死に顔動画】※【校則】※【ペルソナ】

 ※は時間消費なし

レス直下


>> 1個下 相手

>> 3個下 内容

七海

ダークになったなら狛枝仲間に出来るかもしれないね

文字化け誰や

七海ならこれ以上俺に近づくな、次会うときは戦うことになる


すまん、もう>>930>>932で書いちゃった



日向(七海……)


宛先 七海千秋

件名 これ以上俺に近づくな

次に会う時は戦うことになる。



ピリリリ!

日向(もう返信が来たか……)


送信者 七海千秋

件名 左右田くんたちから話は聞きました。

やっぱり日向くんもあの人の呪いに勝てなかったんだね……

だったら私が日向くんを止める。戦ってでも。それが日向くんを解放してあげる唯一の方法だと思うから。



追伸 私たちは今も旧校舎にいます。戦う覚悟が出来たらいつでも来てください


Time 10:30 3rd day 対立の水曜日

現在地 プール

現在の属性 ダーク

パーティー 日向創 ソニア・ネヴァーマインド

待機メンバー なし

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗 十神白夜 左右田和一 十神白夜(真)舞園さやか 罪木蜜柑 七海千秋 小泉真昼

 2個下

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移動場所

【新校舎】【実習棟】【部室棟】【プール】【体育館】【多目的ホール】【グラウンド】【校門前】【ベルベットルーム】

レス直下


狛枝「~~♪~~♪」

 俺がソニアを連れて校門前に行くと、そこにはいつものように狛枝が寝転んでいた。違うのは、奴が音楽を聞きながら鼻歌を口ずさんでいたことだ。

ソニア「あれが先ほど話していた狛枝さんですか?」

日向「ああ。ソニアはここで待っててくれないか。ちょっと話をしてくるから」

 そう言い残して一人狛枝の元に向かう。

日向「おい、狛枝! 何やってんだ、お前?」

 俺が声をかけると、狛枝は不機嫌そうな顔で身を起こした。

狛枝「見てわからないかな、日向くん。音楽を聞いてるんだよ。人がイヤホンをしているときにわざわざ声をかけるなんて、日向くんも常識がないね。ボクとしては人を拒絶するつもりでつけてたんだけど」

 けれどその表情は、後ろに立っているソニアを見つけると興味深そうなそれに変わった。俺とソニアの間を視線が何度も行き来する。

狛枝「へえ……お仲間が変わったんだ。それに日向くん自身も。少しはボクの往く道に近くなったのかな?」

日向「さあ、な。ところでそれ、なんだよ。今どきカセットテープか?」

 狛枝のつけているイヤホンの先につながっているのは、最近流行りのMP3プレイヤーなどではなく、ポケットに収めるのがやっとの大きなウォークマンだった。

狛枝「違うよ。これはS-DATさ。CDなんかより、音の劣化が少ない。良いものだよ。最近ではハイレゾ音源、なんてものもあるみたいだけどね」

日向「ふーん」

 正直音楽機器のことはあまり詳しくないのでわからなかったが、適当に相槌を打つ。

狛枝「日向くんは、デジタル派? それともアナログ派?」

日向「それって音楽の話か?」

狛枝「なんでもいいよ。別にゲームのコントローラーでもテレビの電波でも。単なる雑談なんだから」

 しかし、そう言う狛枝の目にはただの雑談とは思えないほどの真剣な光が宿っていた。

日向「俺は……」

>> 1アナログ派
  2デジタル派
  3どちらでもない

2個下


日向「デジタル派、かな。なんか進んでる気がするし」

狛枝「……ふーん、そうなんだ」

 狛枝は露骨に興味を失った様子だ……

狛枝「デジタルっていうのはさ、物事をデータに変換することなんだよ。そこには必ずロスが生じる」

狛枝「これは例えばの話だけど……日向をデジタルにするとしよう。どんなに正確にデータ化したとしても、そこに生まれるのは『日向くんのデータ』であって日向くんではない」

狛枝「音楽も同じさ。どんなにロスが少ない変換方法でも、魂まではコピー出来ない……」

狛枝「ま、これはあくまでボクの考えだけどね」

 そう言うと狛枝はまたイヤホンを耳に戻してしまった……どうやらこれ以上会話する気はないみたいだ。



あのーセレスさんはマーガレット枠でベルベットに居ますが……?
ソニアがダークなのは田中がダークよりだからだと思うんだよ


Time 11:00 3rd day 対立の水曜日

現在地 校門前

現在の属性 ダーク

パーティー 日向創 ソニア・ネヴァーマインド

待機メンバー なし

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗 十神白夜 左右田和一 十神白夜(真) 舞園さやか 罪木蜜柑 七海千秋 小泉真昼

 2個下

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話


日向「さて……実習棟にやっては来たが……」

ソニア「ここに誰かいらっしゃるのですか?」

日向「ああ……前にここに来た時は誰かの声がしたんだ……結局姿は見せなかったけどな……おい! いるんだろ!」

???「……また来たの? いいから帰って。私、盾子ちゃん以外と会う気はないから」

日向「そうか……なら、この実習棟に火でもつけるか」

???「!!?」

日向「それなら、流石に姿を見せざるを得なくなるだろ?」ニッコリ

???「……それは困る。わかった、私が出てく」

日向「……俺の名前は日向創だ! お前は?」

戦刃「……むくろ。戦刃むくろ」

日向「そうか。戦刃、俺たちは別に実習棟が欲しいわけじゃない。むしろ欲しいのはお前の方なんだ」

戦刃「……私があなたたちの仲間になったとして、なにかメリットはあるの?」


>> 1そんなものはない
  2仲間は多いほうが安全だ
  3逆にお前は何が出来る?
  4その他(内容も)

2個下


日向「俺たちについてくれば、お前に絶望を見せてやるぞ。逆にお前はなにができる?」

戦刃「なんでも。ここであなたたちを殺すことも」

日向「でも殺さないでくれているのか。案外優しいんだな」

戦刃「……ずいぶんと肝が座ってるね」

日向「で、どうする? 俺たちと来るのか、来ないのか?」

戦刃「……いいよ、あなた、なんだか面白いし。三日待っても待ち合わせに来ないことくらい、盾子ちゃんにとってはいつものことだけど。でも、たまにはこっちから探しに行く」

ソニア「その盾子ちゃん、というのはどなたですの?」

戦刃「私の妹。たぶんこの学園のどこかにいると思う。私は盾子ちゃんを探してる」

日向「そうか。じゃあ一緒に探そう」

戦刃「……ありがとう。よろしく」


戦刃との間に絆が芽生えるのを感じる……



                 我は汝……汝は我……
              汝、新たなる絆を見出したり……

             絆は即ち、希望と未来のよき糧なり……
        汝、”戦車”のペルソナへと至る、その一歩を踏み出したり…… 

 日向は【戦車】コミュを手に入れた!

 戦刃の連絡先を手に入れた!

戦刃むくろ
【戦車】コミュ コミュランク1 
属性:ダーク
ペルソナ:ティンダロス
アドレス:取得済み


ティンダロス
・隠形 (エンカウント率低下、奇襲率上昇)
・ザンダイン(衝撃)
・ポイズンクロー(物理・毒付着)
・戦神の加護(クリティカル率大幅アップ)


ティンダロス

正式名称ティンダロスの猟犬。獲物を追う様子から猟犬と名がついてはいるが、犬とはまったく別の生き物である。我々とはまったく異なる時間・空間の中に済んでおり、時間操作の魔術に手を出したりして彼らの時間に迷い込んできた獲物の匂いを覚える。
そして90度以下の角度さえあればいつでもどこでも獲物の傍に現れてその喉を食い破るという。ティンダロスの猟犬にとってこの世界の空間も時間も、なんの妨げにもならない。


Time 11:30 3rd day 対立の水曜日

現在地 実習棟

現在の属性 ダーク

パーティー 日向創 ソニア・ネヴァーマインド 戦刃むくろ

待機メンバー なし

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗 十神白夜 左右田和一 十神白夜(真) 舞園さやか 罪木蜜柑 七海千秋 小泉真昼

 2個下

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話


日向「さて。そろそろ行こうか。三人じゃまだ心もとないし、もう少し仲間が欲しいな」

ソニア「あら、そうですか?」

日向「まあ、一緒に行動するのは三人が限界だけどな。少しでも人数が多いほうがいいだろ?」

ソニア「わたくしはてっきり、日向さんは自分の力に絶対の自信を持ってるんだと思ってましたが……」

日向「ハァ? なんでそうなるんだよ」

ソニア「だって、あの二人……日向さんなら、容易にこちら側に引き込めたでしょう?」

 あの二人、とは左右田と罪木のことだろう。ソニアはそう言ってたおやかに笑った。けれど、その笑みでは彼女のどす黒い意図までは隠せなかった。

日向「……あの二人じゃ、俺たちにはついてこれないだろ」

ソニア「あら。ついて来れないなら来れないで、使い道はいくらでもあったでしょうに」

日向「…………」


ソニア「この際だからはっきり言っておきますね。わたくしは、この世界の『王』になるつもりです」

ソニア「わたくしの往く道には、たぶん数多くの障害が立ちはだかっているでしょう。もしかすると、日向さんもそうなるかもしれませんね」

日向「…………」

ソニア「そんなときに必要なのは、自分のことを”押し上げて”くれる存在です。わたくしを王にするためなら、自分自身の命さえ厭わないような」

ソニア「日向さんは初めからそれを持っていた。けれど、手放してしまった。もったいないことです。自分の力に自信がないなら、なおさら」

ソニア「それとも、日向さん自身がわたくしを王にするための礎となってくださいますか?……ふふふ、そんなわけありませんわね。貴方もまた、王の器ですもの」

ソニア「わたくしたちの進む道は同じ……けれど、覚えておいてください。王になれるのはただ一人だということを」



 ソニアのことが少しわかった気がする……『女帝』のコミュランクが2に上がった!


Time 12:00 3rd day 対立の水曜日

現在地 実習棟

現在の属性 ダーク

パーティー 日向創 ソニア・ネヴァーマインド 戦刃むくろ

待機メンバー なし

連絡先 大和田紋土 狛枝凪斗 十神白夜 左右田和一 十神白夜(真) 舞園さやか 罪木蜜柑 七海千秋 小泉真昼

 2個下

  1移動 
  2生徒手帳 
  3メンバーと会話


【新校舎】【実習棟】【部室棟】【プール】【体育館】【多目的ホール】【グラウンド】【校門前】【ベルベットルーム】

直下

旧校舎はないんだな
部室棟で


>>977 失礼。抜けてた


 多目的ホールへ向かう道の途中で、俺たちは一人立ち尽くしている女の子を見つけた。長い髪を片方だけ三つ編みにした、変わった髪型の少女だ。

日向「あれは……たぶん、例の死に顔動画の女だ!」

ソニア「あら……あれが噂の? ふふ……けっこうお強そうですわね。どうしますか?」

日向「どうするって言っても……この位置じゃもう見つかってるだろ」

戦刃「あ……それは大丈夫。私のペルソナで、こっちのことを見にくくしてるから。あのこのペルソナが探知タイプじゃなければ向こうにはまだ見えてないと思う」

日向「マジか……なら」

>>  1このまま見つからないよう逃げ出そう
   2一人を逃走経路の確保に回して二人で襲いかかろう
   3玉砕覚悟で三人で叩き潰そう
   4友好的に話しかけて様子を見よう
   5その他(内容も)

2個下


日向「とりあえず二人はここで隠れておいてくれ。俺が一人で様子を見てくるから」

戦刃「……わかった。なにかあったら救援に向かう」

 俺は二人を残してその少女に近づいていった。警戒心を持たれないよう、敢えて大声をあげて近づいていく。

日向「おーい!」

???「……なにかしら」

 とりあえず、会話ができる距離まで近づくことには成功した。しかし彼女の目は険しい。その鋭さは、思わず同年代のはずの彼女を少女と呼ぶのをためらうほどだ。  

日向「いや、人の姿が見えたからさ。俺の名前は日向創。そっちは?」

霧切「……霧切響子よ」

日向「そっか。霧切は……」

霧切「そこまでよ。今すぐ後ろを向いて、そのまま真っ直ぐ立ち去りなさい」

日向「……は?」

霧切「じゃないと、敵対の意志ありと見なすわ」

日向「ちょっと待ってくれよ霧切、俺はなにも」


霧切「……私が何も知らないと思ってるの? 日向創。十神白夜から話は聞いてるわ。そして聞いた通りのドス黒い意志の持ち主みたいね。もっとも、彼らはまだあなたを信じていたかったようだけど」

日向「……ちょ、ま」

霧切「私一人で待っていれば接触してくるかもと思って十神くんたちには隠れていてもらったけど……大正解だったみたいね。来なさい! ヤマ!」

 そう言って霧切は自分のペルソナを呼び出した。その姿は死に顔動画で見たのと同じ……地獄の審判官、閻魔大王そのものだ。

 その鋭く、冷たい目は仲間を裏切り悪の道に走った俺を決して許す気はない、と告げていた。

霧切「【光の審判】!」

日向「!! っと!」

 霧切のペルソナが手に持っていた笏を振り下ろすのをすんでのところで躱す。

霧切「なかなか素早いわね……でも無駄よ。十神くん! 舞園さん!」

日向(畜生……どこかにあの二人が隠れているのか!? どうする……どうする!?)


>> 1一か八か、最速で霧切を倒す
  2距離を取り時間を稼いで戦刃とソニアが来るのを待つ
  3背後から襲われるのを覚悟で一目散に逃げ出す
  4あえて無抵抗でさらなる説得を試みる
  5その他(内容も)

2個下


日向「クソ……こうなったら! 【グングニル】!」

霧切「効かないわ!【物理無効】! 喰らいなさい、アギダイン!」

日向「! 防げ、オーディン!」

 霧切のペルソナが放った炎を、すんでのところで防ぐ。ほっと息をついた瞬間、別の二方向から炎が襲ってきた。

日向(……さけられな)

 そう思った瞬間、俺の体は炎に包まれていた。体の力が抜け、ゆっくりとその場に崩れ落ちる。しかし、体は地面に着くよりも早く焼け、灰になって風のなかに溶けていった。

十神「……馬鹿野郎が」

前園「十神さん! まだ周りに敵がいるかもしれません! 気を抜かないで!」

十神「……そうだな。それは本来、俺が言うべき言葉だった」

十神「不甲斐ない姿を見せたな。すまない」

舞園「いえ」

十神「もう大丈夫だ。霧切、さっそくだが背中はまかせたぞ」

霧切「ええ。そっちも頼むわね」

十神「行くぞ!」





        才とは、己が手で掴み取るもの
       絆とは、他者と手を取り合うこと

         なぜに人は二つの腕持つ
        己の生を繋ぎ止めるためか 
      それとも時に死さえ抱きとめるためか

          死は決して無為にあらず
    ……しかして答えを知る前に命手放すは敗北なり      

              BAD END

日向「マヨナカテレビ?」

日向「マヨナカテレビ?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390574732/)

新スレ立てました。続きはこっちで

物理『無効』はまだマシ
物理『反射』や『吸収』なんて奴は面倒くさいにも程がある
(物理効かない→魔法使わざる負えない→MPがスッカラカン)


 D-1グランプリ編


日向「ん? また新しい死に顔動画が届いたみたいだな……」


 ザ……ザザッ……


モノクマ総統「漢の中の漢たち、出てこいクマ~!」


 あの子のパンツは誰にも渡さん! 声は少年、ガタイはラグビー選手! 超高校級のパンツハンター、日向創!

日向「その下着、切らせてもらう!」


 盗聴器ならお手の物! どんなにそっけなくされてもめげないその根性が超高校級だ! 超高校級のストーカー、左右田和一!

左右田「ソニアさんの白い肌甘咬みしてぇ~」


 臭い、小さい、だがそれがいい! ビッグバン状態でムチムチ好きにも対応! 全方位に死角なし! 超高校級のドS、西園寺日寄子!

西園寺「同級生を『おにい』なんて呼ぶわけねーだろ! 現実見ろ!」


 純愛レイプ寝取られなんでも来い! まさに妄想されるために生まれてきた女! 超高校級のエロ同人枠、罪木蜜柑!

罪木「クレイジーサイコレズってなんですかぁ?」


 誰が呼んだか『巨乳な霧切さん』! ビジュアルは苗木の趣味か、それともまさかのちーたんか!? 『こんな彼女が欲しいですね~』とはスタッフの弁! 超高校級の妄想彼女、七海千秋!

七海「格ゲーならまかせて」


 こいつ自体が苗木のシャドウみたいなもんだ! 幾多の絶望苗木萌えを喜ばせ、そしてSS書きを泣かせてきた男! 超高校級の妄想殺し、狛枝凪斗!

狛枝「アナグラム? すごい偶然だね!」


 前作からはコイツが登場だ! ケロイド? ぼっち? 悔しかったら単体スピンオフ出してみろ! 正ヒロインのパワーを見せてやれ! JDC所属、超高校級探偵、霧切響子!

霧切「バラバラ死体を見て○○しやすくするトリックだと思いつかない人は探偵やめたほうがいいわね」



 集う超高校級たち! その死闘が幕を開ける!D-1GRAND PRIXここに開幕!!

Catherine編もやりたい。

罪木が妊娠して結婚迫ってくるけど七海と不倫しちゃうやつ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月03日 (木) 01:46:34   ID: 3yarF_wj

微妙

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