浜田「コロシアイ学園生活?」 (63)

浜田「・・・ん?あれ、俺寝てたか?」

浜田「・・・どこやここ。見慣れない教室やな」

浜田「なんやここ?学校か?」

浜田「俺は確かガキの収録に来てたはずなんやけどな・・・。アカン、記憶が飛んでるわ」

浜田「とりあえずその辺歩いてみるか」

浜田「体育館。ここになんかありそうやな」

ガチャ

田中「あ!浜田さん!」

遠藤「浜田さんもここにいたんですか!?」

浜田「お前ら何しとんねん」

邦正「ここに呼ばれたんすよ。なんか見知らぬ教室で寝てて」

浜田「お前らもか」

松本「わけわからへんなあ・・・」

???「お前らー。よう来たな」

一同「!!」

藤原「全員揃うまで待っとったで」

浜田「藤原やないか」

藤原「ちゃうわ。俺はーこの学園のがくっ・・・学園長のフジkっ・・・フジクマや」

田中「カミカミじゃないっすか」

松本「もうなんなん~~~」

邦正「またなんかさせる気ですか!?」

藤原「その通りや。お前ら、俺が言うこと聞いとくんやで」

遠藤「聞いてますよ最初から」

藤原「お前らにはーこれからコロッ・・・コロシアイ学園生活をしてもらうでー」

松本「えええええええええええ!!?」

田中「なんすか殺し合いって!?」

藤原「その名のとおりや。ここから出たければ誰かを殺すんや」

邦正「この中の誰かをか!?」

藤原「そういうことや。わかったらお前らが生活する部屋へ案内するで」

遠藤「いや唐突すぎるでしょ」

松本「マジかこれ!?」

浜田「藤原お前本気で言っとるんか!?」

藤原「俺は本気やて。いつでも本気やて」

田中「付き合うしかないみたいですね」

松本「なんやねんこれえ~」

藤原「ここがお前らが生活する部屋や。各自一人一人のプレートがあるからそこがお前らの部屋や」

浜田「いやここで何したらええんねん」

藤原「殺し合いや。出たくないんやったらせんでええけどな。じゃあな」

遠藤「行っちゃいましたね」

田中「どうします?」

松本「いやどうするって言われてもやな」

邦正「いやや・・・嫌や・・・嫌あああああああああああああああああ!!!」

遠藤「ちょっと邦正さんどうしたんです!?」

邦正「山ちゃんは殺し合いなんてやりとうなああああああああああああい!!!」スタタタタタ

田中「部屋にこもっちゃいましたね」

浜田「あいつはこういうの無理やな」

ナレーション「こうして、各自の殺し合い学園生活は幕を開けた」

浜田「いやー。これホンマどうしたらええんやろ」

田中「あっ。浜田さん」

浜田「おお田中か」

田中「いやー。遠藤と松本さんも部屋にずっといるみたいですよ」

浜田「まあ怖くて外歩けへんもんな」

田中「でもホントに僕らの中で殺し合いなんかあるんでしょうか?」

浜田「無いやろ。みんなビビって出来へんわ」

田中「そうですよね。僕なんか絶対無理ですもん」

浜田「ナハハ。せやな」

ナレーション「殺し合い生活だというのに和気あいあいとしている浜田と田中・・・」

浜田「ここは食堂か」

田中「食べ物がいっぱいですね」

浜田「お、弁当が置いてあるで。5人分あるわ」

田中「名前書いてありますね。見てみますか」カパッ

浜田「ん?なんか海苔で文字書いてあるで」

「田中、タイキック」

田中「ええええええええええ!!?」

ボクサー「~~~~♪」

田中「ちょっ!!えっうああああああああああ!!!がっっっっ!!!」ボカッ!!!

浜田「ナハハハハwww」

田中「ああ~~~。っ痛・・・」

デデーン 浜田ーアウトー

浜田「え!?嘘やろ!?あああっ!!!」ボスッ!!!

田中「ちょっ・・・ええ?」

浜田「ウソやんウソやん。それなん?これそれなん?」

田中「・・・みたいっすね」

浜田「アカンわ。これ部屋にこもってた方の勝ちやんけ」

田中「戻りますか」

浜田「せやな」

ナレーション「ここでようやくコロシアイ学園生活の恐ろしさを知る二人であった」

松本「・・・何にも無さそうな部屋やなあ」

松本「ん・・・引き出しや」ガララ

つ浜田アイコラ

松本「ブッwww」

デデーン 松本ーアウトー

松本「は?えええええええええ!?あうっ!!!」ボスッ!!!



遠藤「引き出し・・・」ガララ

つ千秋ヌード写真集

遠藤「だははっwwww」

デデーン 遠藤 アウトー

遠藤「え?え?あうっ!!!」ボスッ!!!

遠藤「・・・ええー・・・」

ナレーション「そして・・・夜が明け日にちは変わった」

遠藤「おはようございます」

松本「おお」

浜田「お前ら寝れたか?」

松本「寝れへんわ。なんやねんあの引き出し」

遠藤「いやーわけわからないっすわ」

浜田「殺し合いって、俺らのケツ殺すって意味かな」

遠藤「そうなんじゃないます?」

松本「山ちゃんと田中はどうした?」

浜田「山ちゃんはずっと引きこもってたみたいやけど、田中が来ないのは変やな」

遠藤「田中の部屋行ってみましょうか」

松本「せやな」

遠藤「あれ・・・田中の部屋鍵かかってないですよ」

浜田「無用心な奴やなー。おい田中ー!」

松本「うわ、田中の部屋散らかりすぎやん」

遠藤「争った後のような感じっすね」

浜田「シャワールームが空いとるで。おい田中ーーー」

浜田「たっ・・・」

遠藤「え?・・・う、うわああああああああああああああああ!!!」

デデーン 田中ー死亡ー

松本「なにこれ?死んどるん?」

遠藤「みたいっすね・・・」

藤原「ようお前らー早速死体が出たみたいやな」

松本「藤原、どうしたんや」

遠藤「あ、邦正さん」

邦正「嫌やー嫌やー!山ちゃんは部屋から出たくないんねん!!」

藤原「とりあえずみんな集まってやー。今から学級裁判やるでー」

浜田「学級裁判?」

藤原「お前らもわかっとるかと思うけども、田中はお前らの誰かが殺したんや」

松本「マジで!?」

藤原「マジや。お前らにはこれから田中を殺した犯人を当ててもらうんや」

藤原「見事犯人がわかったら犯人だけおしおきでお前らは外に出れるわけや」

遠藤「犯人がわからなかったら?」

藤原「犯人だけ外に出れてあとは全員おしおきや」

浜田「勘弁せえや~」

邦正「そんなんやりとうないわ!!山ちゃんは関係あらへん!!」

藤原「そんなん聞かへんわ。お前ら4人でやりや。学級裁判の始まりや」

浜田「お前や。お前や遠藤」

遠藤「ええっ!?」

松本「もう完全に遠藤やな。遠藤は田中殺しそうやわ」

邦正「僕もそう思います」

遠藤「邦正さんまで何言ってるんですか!?」

松本「お前前言ってたやないか。田中にばかりピンの仕事が来てムカツクって」

遠藤「いや確かに言いましたけど殺すまでしませんって!」

浜田「いや、こういう状況だとお前は殺すなあ」

遠藤「ないですって!絶対ない!!」

松本「田中の死体の周り調べてみいや。こいつバカやから証拠とか残しとるわきっと」

邦正「千秋の写真とかないか?」

遠藤「ありませんって!」

浜田「んー。それっぽいのはないなあ」

松本「さすがにバカでも証拠は残さへんか」

遠藤「だから俺やってませんって!松本さんだって怪しいですよ!」

松本「なんでや」

遠藤「真っ先に俺を犯人に仕立て上げようとしてたじゃないっすか」

松本「そんなんで犯人扱いするなや。お前それ根拠あって言っとるん?」

遠藤「田中言ってたんですよ。最近松本さんが調子乗っとるって」

松本「そんなん言ってたん?」

遠藤「調子乗って映画作ったけど大コケですやんとかほざいてましたよ」

浜田「ブッww」

邦正「ククッww」

デデーン 浜田ー邦正ーアウトー

松本「やめいって!!そんなんアカンで!!!」

遠藤「田中が言ってたんですって。それを聞いた松本さんが腹いせに殺したんですよ」

松本「しないって!そんなんで人殺すとか短期にもほどあるやん!」

遠藤「俺にも言えることでしょ!」

松本「ま、まあな・・・」

浜田「結局誰や!誰が殺ったんねん」

邦正「浜田さんが一番怪しんですって!」

松本「うん。人殺しの顔してるからな」

浜田「は!!?いやちょい待てって!」

遠藤「確か、こないだ田中にコーヒー買って来てやるとか言って1万貰ってましたね」

邦正「ぼったくってますやん」

浜田「いやそれやったら田中が俺殺すのが自然やないか」

邦正「田中が殺しに来たんだけど反撃して浜田さんが殺したんや」

浜田「ないない!!絶対ないわ!」

松本「もう浜田ってことでええやろ」

藤原「よしじゃあ結論は浜田が犯人ってことでええな?」

浜田「待てや!!待て待て!!!」

松本「往生際悪いで浜田」

遠藤「もう諦めてください」

邦正「警察で足洗って出直してください」

浜田「だからちゃうって!!」

藤原「あ、ちょっと待てや。特別講師が来たみたいや」

松本「特別講師?」

蝶野「ガッテム!!!」

邦正「!!?」

浜田「えー・・・」

松本「マジかいな・・・」

蝶野「・・・今日ここに来たのは他でもない」

邦正「・・・」(;^ω^)

蝶野「お前らの中に・・・田中を殺した者がいる」

遠藤「えっ」

松本「ホンマか・・・」

蝶野「田中の血痕を探知するこの機械を一人一人に当ててみる。この機械が反応した人物が田中を殺した犯人だ!!」

邦正「・・・」

蝶野「よしじゃあ端からいくぞ・・・」

蝶野「まずお前からだ」

浜田「はい・・・」

蝶野「・・・反応なし。次」

松本「はい」

蝶野「反応なし。次!」

遠藤「はいっ」

蝶野「・・・反応ないな。次!」

邦正「・・・」

蝶野「おいどうした!前に出て来い!!」

邦正「はい・・・」

蝶野「・・・」

『ピピーーー!!ピピピーーーーー!!!』

蝶野「・・・反応しているな」

邦正「僕じゃありません。僕はやってません!」

蝶野「じゃあなんで機械が反応してるんだああ!!!」

邦正「知りません!!そんなん知りませんって!!」

蝶野「ちなみに・・・今回田中の部屋の監視カメラからこんな映像が撮れた」ピッ


田中『ん・・・ちょ!邦正さん何持ってるんです!?』

邦正『悪い田中!!お前が一番殺しやすそうなんや!!!』

田中『いや待ってくださいって!ちょっと・・・』

邦正『外に出るためや!死んでくれ田中ーーーーー!!!』

田中『ああああああああ。がっ』

遠藤「うわあ・・・」

浜田「こりゃアカンな・・・」

松本「もう無理やな」

邦正「違う!誰かが僕をハメようとしてるんです!!」

蝶野「このカメラに細工は一切ない!!何故なら俺が撮ったからだ!!」

松本「なんでやねんww」

蝶野「いいか・・・殺しをした者はおしおきを受ける・・・。わかってるだろうな」

邦正「・・・はい」

蝶野「よし歯食いしばれ!!」

邦正「いや待って!やっぱ待って!!」

蝶野「ガッテエエエエエエエエム!!!」

バシーーーーーーーーーン!!!

邦正「ぶおっ!!!」ドタッ

邦正「ぶぼぼぼ・・・」ガタガタ

松本「ふっwww」

浜田「ふふっww」

遠藤「ははっwww」

デデーン 浜田ー松本ー遠藤 アウトー

浜田「がっ!!」ボスッ!!!

松本「うっ!!!」ボスッ!!!

遠藤「げっ!!!」ボスッ!!!

藤原「ってなわけで、邦正が犯人だったわけや。邦正以外の3人は無事外に出れるで」

松本「ああホンマですか」

浜田「よかったなー」

蝶野「月亭!お前は俺とここで二人暮らしだ・・・」

邦正「え!ちょっと待って!ああああああああ・・・」

藤原「よし。これでコロシアイ学園生活は終わりや」

遠藤「終わりましたねー」

松本「長かったわー」

浜田「もう勘弁して欲しいわー」

ナレーション「こうして・・・過酷な学園生活は幕を閉じた」

田中「・・・あれ?ここは?」

田中「うーん・・・確か邦正さんにピコピコハンマーで思いっ切り殴られて・・・」

田中「それで俺は倒れて・・・誰かが運んできてくれた?」

マツコ「その通りよ♥」

田中「えええっ!!?」

マツコ「あたしが・・・とっさにあなたをこの二人っきりの部屋まで運んであげたの」ハアハア

田中「そ、それはありがとうございます。ってマツコさん!やめましょ!あああああああああああああああ!!!」

マツコ「いただきまーーーーーーす!!!」ハアハアハアハア


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