女魔導師「わ、私を犯す気なのね!!」(89)

女魔導師「エロ同人みたいに!!集団で私を玩具にする気でしょ!!」

人狼「いや・・・しねえっすよ。つーか、アンタが俺の縄張りに入ったから
   攻撃したまでであって、別に犯すとかそういうことでは

女魔導師「そして、用が済んだら森の奥で触手でレイプしまくって、
     レイプ目状態になったトコロを更にレイプする気なのね!!」

人狼「いやいや、ってかボキャ貧ですかアンタ。
   レイプって単語何回使ってんですか。
   そういうときは、用が済んだら森の奥で触手で陵辱したあと、
   絶頂状態のところを無理矢理強姦するーとか、表現の方法色々あるでしょ。」

女魔導師「う・・・!!か、関係ないわ!!言葉で私を油断させたあとに、
     仲間をよんで集団レイプする気なのね!!」

人狼「どんだけレイプ好きなんっすかね。つーかマジ勘弁。
   俺、戦いに来た相手を屠る趣味はあるけど、
   態々負けた相手を手篭めにする趣味はないんで…。」

女魔導師「う、うるさいわね!!いいからさっさと私を犯しなさいよ!!
     もう犯してギブミーレイプ!!」

人狼「えー!?何それ!?つかアンタ何しにきたの!?
   実は単なる変態のニンフォマニア!?それとも陵辱願望者!?
   ワケわかんねーっすよ!!」

女魔導師「ああ、気付いたら白濁液にまみれて精神ズタボロにされるのね。
     うん、それがいいわ。私の最後はあんたらに陵辱されて終わると、
     そう決めたのよ!!」

人狼「うわぁ…。勝手にレイプ願望抱かれて、勝手に強姦魔にされる俺ら
   人狼族マジ悲しすぎ…。ってか、さっきから言ってんじゃん。
   しねえってば!俺と戦うことが目的だったんなら、滅茶苦茶弱いし、
   魔法もロクに使えてねえし、殺す気すら何一つ起きないんで、
   もう帰ってくださいお願いします…」

女魔導師「な、なによ!!言っておくけど、私をレイプしないなんて
     いつか後悔するわよ!!人生損してるわよ!!」

人狼「いや、人生じゃなくて狼生なんで。
   ついでにアンタ犯して得るものも特にないんで。
   たかが生きてるうちに味わえる一瞬の快楽なんぞに溺れる気もないんで。
   もう帰ってくれません?これ以上粘られても何も出ないんで。」

女魔導師「う…なによ。わかったわよ。帰ればいいんでしょ!
     帰るわよ!!ふん!!」

(女魔導師、踵を返して帰る。)

人狼「いやー…なんであんなに怒ってるんですかね…」

人狼「……」

人狼「(んー、でもこのまま無事に帰れんのかあの人。
    見たところ戦闘力皆無だから、ヘタをしたら、帰り道で
    魔獣に殺されかねんのだがなあ…)」

(魔獣の森出口付近)

女魔導師「なによ!!なにが高潔な人狼族よ!!
     高潔なら相手の言い分くらい聞きなさいよ!」

ゴブリンA「んー、なんか牝猫の臭いがするなあ…」

女魔導師「!」

ゴブリンA「ぶほほ…。なあ、お嬢さん。オイラと少し遊んでいかねえかあ…?」

(魔獣の森中腹付近)

人狼「ん!…この臭いは!」

人狼「…チッ。バカが!!
   とっとと、帰ってりゃあいいものを!!」

(魔獣の森出口付近)

女魔導師「グッ……うっ…。」

ゴブリンA「んー?どうしたの?これで終わりなの?
     ちょっと弱すぎなんじゃないかなあ…?」

(ゴキッ。ドムッ 容赦なく殴るゴブリン。

女魔導師「ご…ほっ!!…ウブっ…げえええ!!」

ゴブリンA「あー…きたねえなー。吐いちゃったよ。
     どうしてくれんの。服汚れちゃったじゃないの…。」

女魔導師「げほ……あ、はグッ…」

ゴブリンA「(イラッ・・・)」

(バキッ!!)

女魔導師「んあ!!が!!」

ゴブリンA「ふー…一体なんのつもりだよ。
     魔導師かと思ったら魔法一つも使えねえし…。
     人の服にゲロかけといて詫びの一つもねえの?
     なんなんだよぉ!!コラぁ!!」

(バキッ ゴスッ ガスッ!!)

女魔導師「ひ!!あ…ああがッ!!」

ゴブリンA「最初の威勢はどこいったんだよ!!
     ああ!?コラ!!もっといきがってみろや!!
     おい!!」

(ゴスッ・・・)

女魔導師「お!!ぐええ!」

ゴブリンA「はあ・・、そういえばテメェ。
     最初にレイプがどうとか言ってたけどさぁ…。
     よく聞こえなかったんだよなぁ…俺ェ耳悪いからさ。
     だからもっと聞こえやすくして欲しいんだよなぁ…。]

(腰巻きを外し始めるゴブリンA)

女魔導師「!」

(凄まじいモノが目の前に現れる)

(ギンッギンッ!!)

ゴブリンA「よがり狂って「レイプ!レイプぅ!!」って、叫んでよ。
     そうすりゃ耳の悪い俺でも聞こえるからさ……ふひひひ!!」

女魔導師「ひ、やだ!!やめて!!」

ゴブリンA「何をやめんだよ…ぐひひ。殺されんのとどっちがマシか考えてみろや。」

女魔導師「や、やだっ!!放して!!」

ゴブリンA「(イライライライラッ・・・)」

(ボゴッ!!)

女魔導師「おっ…えええ!!ウブっうう!?」

ゴブリンA「ん~…いいねえ!ゲロくせえ口ん中も割と入れば都ってかぁ・・」

(ゴブリンのモノが女魔導師の口内に挿入!!)

女魔導師「ん!!ぐんっ!!…!!お、グッ…おゴッ!!」

(じゅぽん!! ごりごり!! ぐちゅ!!)

ゴブリンA「おら!!ゲロ臭い喉の奥まで突っ込んでやるよ!!メス豚がよぉ!!
     ふほほほ!!」

(じゅごっ!! ゴリゴリ!! ごりゅりゅ!!)

女魔導師「むごぉッ!!!おおッえ!!ごぶッ……!」

ゴブリンA「ふー!!ふー!!ぐへへ!!辛抱たまらねえ!!
     ぷひひ!!」

(どぴゅ!!ドぷっ!!ぐぴるッ!!ぐぴ!!ごくん!!ごくっ!!)

女魔導師「ん…おおっ!!お……ごっ……おお…」

(ずぽんっ…)

女魔導師「ほっ、おっ!!!げええええ!!うげええ!!ゴ…ほっ!!
     げぼえええ!!」

(びちゃ…びちゃ)

ゴブリンA「あああ!!キタねえなぁ……。
     またゲロカス吐きやがって、ゲロ豚がよぉ!!」

(バキッ・・・!)

女魔導師「う…アッ!!」

(顔中白濁液と血まみれの女魔導師)

ゴブリンA「ふっほほほほ!!その方がよくにあってんぞ!!
     覚悟しろや…人間に生まれてきたことを後悔させてやっからよぉ…」


(物陰・・・・)

人狼「はあ…。言わんこっちゃあねえな。
   やっぱりこうなってるかよ…。
   弱い奴ってのは皆こうだな。
   気の毒だが、これが魔獣の世界の常識だ。
   ま、レイプ願望あったんなら、寧ろその方が幸せなんじゃねえの…」

女魔導師「いや…だ。」

(物陰)人狼&ゴブリンA「え?」

女魔導師「こんなの……やだ。たすけて。助けてよ。
     お母さん。お父さん。…死に、たくない。
     こんなのやだ!!やだよぉ!!(涙)」

(物陰)人狼「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ゴブリンA「ぶっははっはあ!!こんなとこに助けにはこねえよ!!
     うーん!!そそるなあ!!いいなぁ!!
     オラ!!股開けよ!!ぐちゃ味噌に犯してラミアの苗床にしてやるぜ!
     げえははははは!!!」

女魔導師「いやああああ!!やめて!!たすけてえええ!!」

ゴブリンA「ぐへへ。それじゃあ挿入――――――――」

人狼「は…ちょっとストップで。」

(トンっ)

ゴブリンA「ん?誰だおめ――――――――」

人狼「よう、久しぶりじゃないの。ゴブちゃん。」

ゴブリンA「――――――――」

人狼「最近、あんまり森の奥地に顔見せねえもんだから寂しかったんだよ。
   楽しそうじゃん。俺も混ぜてもらっていいのか?」

ゴブリンA「こ、こ、ここ、、コーーーーーーーネル様!!
     な、なして、なしてこのような辺鄙なところにいいいいい!?」

人狼「あー、その名で呼ばないでって約束したよなぁ…?」

ゴブリンA「ひ、、ひいいいい!?な、ナゼっ?
     ここに居られるのですかあ!?」

人狼「最近暇でさ…。森の奥に来る人間が居なくなってもう百年は経つじゃん。
   だからさ、暇で暇でショウガナイから。散歩に来てんのよ。」

ゴブリンA「そ、そうなんで

人狼「あのさぁ、森の出口付近では人を襲わないって盟約忘れたワケじゃないよね。」

ゴブリンA「うっ…」

人狼「あんまりおイタが過ぎるとよくないんだよねえ…。
   じゃないとさ。その立派なポークビッツでウィンナーとか焼きたくないでしょ?」

(ガしっ!! ぎゅうううう!! 人狼ナニを思いっきり鷲掴みにし、にっこり嗤う)

ゴブリンA「ひ、ひ、」

ゴブリンA「し、失礼しましたぁ!!」

(星の速さで奥地に向かって小便漏らしながら駆けていくゴブリンA)

人狼「ったく、掟破りのノータリンが。」

女魔導師「あ…、の…」

人狼「はあ…。アンタもさ。こんな人里との目と鼻の先で捕まんなよ。
   走って逃げりゃあいいのにさ。」

女魔導師「……」

人狼「まあ、ね、アンタが本当に陵辱願望アリで、あのまま滅茶苦茶にされても
   いいような人種なら何もせんし、助けもしないさ。
   でもな、アンタそういうタイプじゃないだろ…。」

女魔導師「……私、は…」

人狼「もう帰りなって…。日が沈んだらもう手遅れだろ。
   さっさとアンタの大事なお父さんとお母さんのところに帰ってやれば?」

女魔導師「帰る場所…なんて…ないから…」

人狼「ん?」

女魔導師「……」

人狼「……」

(人間の里 付近)

人狼「おー……、田舎かと思ったけど結構栄えてんじゃんか。」

女魔導師「……」

人狼「ずーっと、だんまりですかー。ま、そりゃああんな目にあえば、
   言葉も出ないかー。」

女魔導師「あの、………ありがとう。」

人狼「んー?」

女魔導師「その、……たすけてくれて。」

人狼「……」

女魔導師「えっと、……嬉しかった…から、」

人狼「アンタがそんなこと言うタマだったとはね…。
   ちょい驚いたわ…。
   ま、気を付けて帰れな。」

(人間の里)

女魔導師「……」

(ギいいいいッ 門の開く音)

衛兵A「誰だ!!…なんだ、オマエか。
   小汚い格好だな。どこへ行っていた?」

女魔導師「外へ……少し……」

衛兵A「へっ!また魔獣の森か!!相変わらず懲りないねえ!!
   やっぱりアレか!お前みたいなやつだとどうしても惹かれて、
   行きたくなるんだろ!え!?」

衛兵B「よせ!!それ以上言うな。見れば怪我をしているじゃないか。
   もっと慎めよ。」

衛兵A「ケッ…!こんな奴治療してくれる様な奴なんざこの街のどこにも居ねえよ!!」

衛兵B「おい!!A!!」

女魔導師「…」

(スタスタスタ… 無言で街の中へと消えていく女魔導師)

衛兵B「…」

衛兵A「へっ!!穢れた血脈が!!」

(物陰)人狼「・・・・・・」

(数日後 魔獣の森 奥地)

人狼「――――――――。」

人狼「暇だー!!暇すぎる!!」

部下A「ここは森の奥地ですからねえ。なかなか人は来ないですよ。」

人狼「あー!!戦いてえなあ!!チクショー!」

部下A「いずれ人も、ここには来なくなりますよ。
   そろそろ移住せねばならなくなるかもしれませんね。
   食料的な意味で。」

人狼「えー…引越しメンドくせえのお…。」

部下A「あの…コーネル様。例の件ですが…。」

部下B「こ、コーネル様!!大変です!!」

人狼「!どうした!?」

(慌てて部下Bが奥地の玉座の間へ駆け込んでくる!)

部下B「人間が、攻め!――――――――

(カッ!! ドごおおおおおおおおおお!!!)

(ぷしゅううう チリチリ・・・!! 消し炭になった部下Bが地面に横たわる。)

人狼「ありゃま。こりゃあひでえな。」

部下A「な、何者だ!!」

人狼「あー…。いいって、いいってそういうの。
   もう、お互いさ。相手のこと知ってるからさ。」

部下A「え!?」

人狼「ははは!!なあ、そうだろう!!
   オマエさんなら知ってるよなあ!
   そうだろ?」

人狼「女魔導師さんよぉ!!」

女魔導師「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

人狼「いやぁ、やられたよ。最初に気付くべきだったかな……。
   この森に昔人間がやって来たのは百年前の話だった。
   それ以降奥地に辿りつけた奴なんざ「一人も」居ない。」

女魔導師「・・・・・・・・・・」

人狼「俺も百年の間に随分と柔らかくなっちゃったなあ…。
   よく考えてみりゃあな。魔法を何一つ使えねえ奴なんざ、
   この奥地にたどり着くワケがねえ。
   その前にゴブリン共に殺されちまうわな。」

女魔導師「…知っていたのか。」

人狼「いやあ…流石に気づかなかった。俺も鈍ったよなあ…。
   ただのお惚けたレイプ願望アリの妄想お嬢さんかと思ってたよ。
   最初はさ。」

人狼「ところがさ。…どうも君の臭いはかぎ覚えがあってねえ…。
   どこかで会った気がしたんだよ。だから、この前は殺さずに見逃したんだ。
   ま、そうじゃなくても君の演技に騙されて見逃したかもだけどね。」

女魔導師「そう…」

人狼「百年前、俺を殺しにやってきた愚かで命知らずな人間がいた。
   そいつはとある人間の里では勇者と崇められていた。
   人狼族の長、コーネルを敗るために人間たちが生み出した英雄の一人としてな。
   俺はそいつとは、三日に渡り戦い続けた。
   強かったからな…。今まで戦った誰よりも強かった。」

女魔導師「・・・・・・」

人狼「だが、勝負は結局俺が勝った。奴は死んだ。
   人間だから死は必然だ。
   俺は死力を尽くして戦ったソイツを人間の里に送り届けた。
   勇敢な戦士だった。せめて遺体だけでも返そうと思ったんだ。」

人狼「そして、奴の死体は里の入り口に置いてやった。
   里長たちもやってきて、俺たち人狼族は、
   誇りをかけた戦いの礼として、人間の里に一切手を出さない
   不可侵の条約を結んだ。
   そう、その時だよ。
   奴の死体に真っ先に駆け寄った女がいた。
   その女の臭いが、
   お前とそっくりだったんだ。
   いい香りだった。ラベンダーの香りだ。
   自慢じゃないが、女の臭いは忘れないんだ。」

女魔導師「」

人狼「クックック!!ああ、そうか!おまえやっぱりそうか!
   あの女の娘だったのか!!なるほどなぁ!
   それで俺のところにきたワケだ!!」

女魔導師「――――――――黙れ。」

人狼「なるほど!それで妄想女の演技をした後で、
   ゴブリンのわざと犯されるフリをしたのか!
   俺が次に会った時に油断するように!!
   隙をついて殺しやすくするようにしたワケだ!!
   合点がいったぞ!!ああ、切ない復讐劇だな!!
   父親を殺した俺がそんなに憎かったのか君は!!」

女魔導師「うるさい!!!」

(ゴオッ!! 凄まじい速さで炎弾が人狼に迫る!!)

人狼「あたらん。」

(凄まじい速さを凌ぐ瞬身の絶技、一切の炎弾は人狼をかすめ捉えることもない。)

人狼「威力はまあまあ。だ。だが、遅い。そんな鈍い魔弾では俺には当たらない。」

女魔導師「貴様!!」

人狼「一つ聞きたいことがある。あの時だ。
   俺がオマエを村に送っていたときだ。
   ナゼあの時俺を殺さなかった?」

女魔導師「!」

人狼「完全に油断していた。
   オマエを背にかついで、何一つ無防備だった俺をナゼ殺さなかったんだ?」

女魔導師「それは…!!」

人狼「甘さか。人間特有の。」

女魔導師「――――――――!」

人狼「あててやろうか。そこまでして何故この瞬間まで
   俺を殺さなかったかを。」

女魔導師「――――――――ナニを」

人狼「オマエは、半分人間じゃない。」

女魔導師「!!!」

人狼「図星か。あの里の人間たちのお前に対する態度。
   そしてその魔法の力。
   哀しいもんだなあ…。アンタ、半分は魔獣と同じ血が流れてるんだろ。」

女魔導師「違う!!」

人狼「否定したって意味はない。そりゃあアンタの現実だ。」

人狼「そうだな。最大の理由があったな。
   まず、何故今俺を殺すかという理由だ。
   俺が条約を破って一週間後に人間の里を襲うことを知っていたんだろう?」

部下A「!」

女魔導師「お前は――――――――!!最初から全部!!」

人狼「はっはっはは!!言ったろう!そんなことを言うタマじゃない!
   ってな!!
   あんな差別と罵倒を浴びせてくる奴等でも救いたいってか!!
   健気で泣かせる話だなあ!!父親の守った村を守って、
   今度は自分が英雄になるつもりなのか!?
   その為にわざわざ、俺をここまで殺さずにおいたと!
   なんとも可笑しいな!!喜劇もいいところだ!!」

女魔導師「うおおおおおおおおおおおおおおお!!」

(ガきんッ!!! 女魔導師、魔剣を振るう)

部下A「コーネル様ッ!!」

人狼「手を出すな!!これは俺の戦いだ!!
   この獲物は俺のものだ!!」

女魔導師「貴様はッ!!父の仇だ!!」

人狼「半人半魔になってまで、不死の命を手に入れてまで俺に挑むのか!!
   ふははは!!よかろう!!ならばっ!!!!」

人狼「我が名はコーネル!!!人狼族の長、孤高の獣戦士なり!!
   貴様の名を問う!!貴様は何者か!!!」

女魔導師「ヒルダだ!!貴様が殺した男、ダリス・ウォールガーの一人娘!!
     刻め!!今生で唯一の!!貴様を殺すものの名だ!!」

人狼「是非も無し!!!気に入ったぞ!!
   貴様が勝てば、人里には手を出さぬ!!
   だが、もし敗ければ!!」







人狼「俺の妻になれっ!!!!!!!!!!!!!!!」

部下A&女魔導師「――――――――は?」

部下A「な、ナニを口走ってるんデスかー!!アンター!!」

女魔導師「き、貴様!ナニをふざけて!!」

人狼「ふざけてない!!俺は大マジだ!!
   ってなワケで…。もし、敗けたら…
   優しくレイプしますんでよろしくっすよー!
   お嬢さん♥」

女魔導師「ふ、ふざけるな!!誰が!!」

部下A「(あれ?顔めっさ赤いんですけど!?
    もしかして、まんざらでもないの!?)」

女魔導師「誰がお前なんぞにレイプして、陵辱して、強姦なんぞされるか!!」

人狼「(あ、やっぱボキャ貧だわ。この娘。)」

部下A「(えー…こんなのに僕の部下殺されたの…ショックだわー……)」

人狼「ま、兎に角奴の娘だし。手は一切ぬかんが。
   敗けた後のことも一応考えておいてくれよ。」

女魔導師「誰が考えるか!!」

人狼「さて、ま、今生で唯一俺を殺せるというのなら、
   言葉どおりやってみるがいい。」

女魔導師「言葉どおりにしてやる!!」

人狼「(そこは「望むところだ!!」とかの方がいい気が…)」

人狼「ま、まあいい。ともかくいくぞ!!」

(数時間後  森の奥地)


女魔導師「あぁー!!らめェ!!そんなに激しくしちゃあいやあ♥
     とんじゃぅー!!とんじゃうのぉ!!あぁあ♥」

人狼「そんなことは言っても下は正直じゃないの。
   もうこんなに濡れて…
   はしたない娘だ…」

女魔導師「あぁ♥らめえ♥コーネル様の大きいのぉ入っちゃううのぉ・・
     ひあっ…あ、ああ」

部下A「ど う し て こ う な っ た」

人狼「うッ…もう我慢できん」

(ずぷにゅう……!)

女魔導師「あああ、!!らめェえええええ♥い…ッちゃあああああ!!」

部下A「(俺、実家の森に帰ろうかな…)」

(こうして、人間の里は襲われることはなくなり、
 人狼族は引越しすることを余儀なくされることとなった。)

(そして、数年の月日が流れた――――――)

女魔導師「あなた、もう朝ですよ♥起きてくださぁい♥」

人狼「お、申し訳ない。ぬはは、いやぁ昨日はお互い大変だったからねえ………」

(ぷにゅう むにっ むにっ)

女魔導師「あんッ♥もう、いけませんよ。他の人達が見ているじゃないですか♥
     もうっスケベ♥」

人狼「だーっはっはっは!!こりゃすまん。だってェ…我慢できないもん。」

部下A「欝だ…朝からこのイチャイチャ。…殺してえ」

人狼「ぬーっふっふっふ。今日の服はぁ…。
   どこがセクシーポイントかなぁ…。
   うふ!うふ!どぅふふふ!!」

(つんッ つんっ さわさわ)

女魔導師「いやぁん!!もうッ。そんなことばかり考えて、
     また私をレイプしちゃうつもりなのね!!」

人狼「いーじゃない!!だってお互い公認じゃん!
   今日もさぁ…仕事で疲れちゃったからさぁ…ね?」

部下A「(ブチブチブチブチッ!!! 怒)」

部下A「(もう、我慢できない!!いってやる!!絶対言ってやる!!
   この色情狂どもが!!もう腹が立って勘弁ならん!!)」

ゴブリンA「あ、あのぉ…」

部下A「おわっ!?誰だよアンタ!」

ゴブリンA「む、昔…魔獣の森でお世話になったゴブリンAです。」

部下A「お、おまえ、アイツか。あのふてぶてしいゴブリン族の若頭か!?
   なんか、すごい痩せたな…オマエ。」

ゴブリンA「賭け事でスって…女房子供にも逃げられ…
     うっ…ぐすっ…路頭に迷っていたら、知り合いに出会ったもんで…
     ここなら、どんな魔獣でも受け入れてくれると聞いたもんで…グスッ。」

部下A「あ、ああ。いいんだけどさ。
   取り敢えず、長の二人の許可だけもらっといてくれる?」

ゴブリンA「おお、なんという慈悲を―――――」

女魔導師「あらぁ♥懐かしい人がいるわぁ♥」

ゴブリンA「え」

(ゴブリン、この世の絶望全てをかき集めたような表情で呆然とする。)

人狼「おっ!!ゴブリンちゃんじゃん!!久しぶりー!
   しかし、痩せたねえー。前はもっと太ってたのにね。」

ゴブリンA「こ、こ、ここお。こーねるさま・・・!!
     なぜにここにいいいい!!!」

人狼「いやあ、色々あって引越したんだけどさ。
   あ、…そういや、昔俺の愛妻となんかあったっけ?」

ゴブリンA「い、いえええ!っわたしはあああ!!なにも!!」

女魔導師「んふっ♥コーネルの森へよく来てくれましたぁ♥
     歓迎しますわ…」

(ぎゅうっ  女魔導師、ゴブリンAの首元に抱きつく)

ゴブリンA「ぬおお!?な、なにを!? (ドキドキ!)」

女魔導師「昔の話を一言でもしてみろ。
     精力絞り尽くした後で、
     きさんのチ●ポ噛みちぎって豚の餌にするぞ。 (ボソッ)」

ゴブリンA「」

女魔導師「よろしくお願いねえ♥」

ゴブリンA「は、はひいいいいい…」

(じょおおおお!!)

部下A「おわ!!きたねえ!!漏らしやがった!!」

(数分後 女魔導師は森に出かけ 部下Aと人狼のみ残る)

部下A「あー、色々びっくりした。
   まったく、しかし驚きましたよ。
   まさか本当に妻になってしまうとはね。彼女が。」

人狼「まあ、一番驚いてんのは俺なんだけどね。
   まさか、あの娘の母親がサキュバスの末裔だったとはね。
   流石に予想外だったが。」

部下A「要は、あの女は純粋な魔族と人間のハーフだったわけですか。
   そりゃあ気づかないですね。私ら魔族と獣のハーフですしね。」

人狼「まあな。」

部下A「ははっ。しかし、ここまで上手くいくとはね。
   半人半魔とはいえ人間の端くれである女を嫁に迎えて、
   なにはともあれ一族は無事存続できそうで何よりですね。」

人狼「そうだな。確かに、なによりのことだ。」

人狼「ああ、そうだ。お前に言い忘れていたことがあった。
   よくやったぞ。部下A。」

部下A「は、はい。何がよくやったので」

人狼「とぼける必要はないぜ。なにもだ。」

部下A「?」

人狼「あの娘は、どうやって村が俺によって襲撃されることを知った?
   あの娘は、どうやって自分が生まれたことを知った?
   あの娘は、どうして俺が魔獣の森の奥地に住んでいたことを知っていた?」

部下A「」

人狼「五十年前…俺の前に一人の人狼が現れた。ちょうど奴が俺に戦いを挑んでからの
   五十年後に、俺の前に部下になりたいと言い出した奴がいた。
   そいつは、特に俺の存在と今までどんな行いをしてきたのかをも聞かず、
   俺に忠誠を誓い、命を分け与える兄弟たちの一員となった。」

部下A「――――――――。」

人狼「なぜ、だろうな?
   ソイツは、何の後悔もせず、何の言い訳もせず、何の苦も言わず、
   俺にとって優秀過ぎるほどの部下であった。」

人狼「俺は寛大だった。
   実に、今もそうだ。
   オマエがいつ、俺を裏切って情報を横流しにしようが、
   俺は許可しているつもりだ。今回俺は「おまえのおかげで」いい伴侶を
   手に入れることが出来たわけだ。」

部下A「なんのことやら……わかりませんね。」

人狼「一つ覚えておくがいい。オマエが一体ナニを考えているのかは知らん。
   が、しかしだ。
   あの娘はもはや俺の妻だ。
   この先オマエの策に俺の妻を巻き込むようなことがあれば…」

人狼「殺すぞ」

部下A「ははは。ご冗談を。」

人狼「……」

人狼「わーっはっはっは。そうだよねえ!!
   冗談としちゃあ笑えたろう!」

部下A「まったく…勘弁してください。
   さすがに肝が冷えましたよ…。」

人狼「いやあー悪い悪い。こう長年ぼけーっと過ごしてると、
   頭の血が鈍くなってな…頭を使った冗談もたまには言わねえと!」

部下A「そういう怖いのはまたの機会にしてください。
    あんまり酷いと実家に帰りたくなる。」

人狼「わはは!!すまんね!
   やっぱこういうのは俺の肌には合わんらしい!」

部下A「(本当に、合ってませんよ。
    危うく、本当に死ぬとこでしたよ…)」

人狼「(流石に…こりゃ尻尾を出すほど馬鹿ではないか…)」

(魔獣の森)

部下A「(まったく…本当に油断ならない。
    あと少しで危うく死ぬところだ。)」

部下A「(ダリス…オマエの娘は、まだ生きているぞ…。)」

部下A「(私が…どんな手を使っても。どんなに手を汚しても
     オマエとの約束は必ず果たす。
     あの娘は何が何でも、私が必ず守る…。)」

部下A「(例えどんな苦難が待っていようと、
    オマエが守ろうとした故郷と、あの娘の命は守ってみせる!
    この…私の手でな!!)」

(この数百年後、コーネルは人狼族の長として更なる崇拝を多くの人狼の民たち
 から、集め、居城を構え、多くの臣下と信奉者である人間たちを迎え、
 大帝国を建国することとなる。
 その后であるヒルダは末永く、子宝にも恵まれ幸せに暮らしたという。
 コーネルは、大帝国を建設した主、帝王として人狼族の間では語り継がれる
 数々の神話の神として、その後の世に名を轟かせる存在となったのだった。)


(終わり)

心底どうでもいい すたっふろーる

ゴブリンA 本名 モッコス

衛兵A 本名 リバート

衛兵B 本名 レオナルド

部下A 本名 ガルダ

この低俗ヘタレ文章を書いた 投稿主

ありがとうございました。

Aと親父の関係は?

>>81

百年前、魔獣の森でくたばりかけていたところを
ダリス夫妻に助けられる。
が、しかし、お礼をする機会もなくダリスが亡くなった知らせを受ける。
その後ダリスの妻に懇願され、女魔導師の保護者(影から見守る)になるが、
復讐のために生きるヒルダにどのように接していいかわからなかった。
そうしているうちに、コーネルの部下になり、気づいたら、
コーネルの人格を好ましく思うようになっていた。
そして、今回ヒルダとコーネルくっつけちゃえば丸くおさまんじゃね?
とか考えて、策を弄する。
ツッコミ系統、情に厚いが、独善的な参謀タイプ。

的なんでいいんでしょうか。本当に読んでくれて有難うございました。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom