雪乃「本当に救いようのないクズね」 (27)

“俺の青春はやはりまちがっている”の雪乃×八幡のSSです



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お菓子


雪乃「今日はお茶請けにマカロンを焼いてみたわ」スッ

八幡「お、いつも悪いな」パクッ

雪乃「………………」

八幡「………………」モグモグ

雪乃「……その、味はおかしくないかしら?」

八幡「おう、いつも通り美味いぞ」

雪乃「……そう」フゥ




八幡「………………」モグモグ

雪乃「美味しかったなら“美味しい”と言うのが作った人への礼儀というものでしょう」

八幡「毎日美味しいものを食べてるとそれに慣れちまうんだよなぁ」

雪乃「そんなことも言えないなんて貴方は……」

八幡「……いつも作ってきてくれて、ありがとな」

雪乃「本当に救いようのないクズね」クスッ



匙「はぁぁぁっ!!」

凄まじいオーラが匙の体を覆う。
今までの匙からは感じたことのないドラゴンのオーラだ。

兵藤「匙、ついに禁手[バランスブレイカー]になりやがったのか!」

匙「ああ、やったぜ兵藤」

ソーナ「よく頑張ったわね」ニコ

匙「かいちょーう!」

俺は禁手に至った喜びとソーナ会長に誉められた喜びで会長に抱きついた。
その瞬間、世界が歪んだ………。


気がつくと俺は自室のベッドで寝ていた。
禁手に至ったのはどうやら夢のようだ。
俺はまた、夢を見しまったのだ。

匙「はぁ、また夢かよ。やっぱり兵藤に追い付くにはもっと鍛えないとな。今日も修行がんばるぞー!」

こうして今日もまた匙元士郎の1日がはじまる。

?了?

>>6
誤爆。
許してにゃん ヘ(≧▽≦ヘ)♪

聞いたことのない作品のssだね
マイナー作品なのかな(笑)

雪乃「>>1って、本当にどうしようもない屑ね」



手袋


八幡「……早く来すぎたか?」キョロキョロ

雪乃「………………」オドオド

八幡「まだ約束の30分前なのになんでいるんだよ……」

雪乃「…………あっ」ジー

八幡「……よう」

雪乃「人を回せている状況でよく悠々と歩いてくるわね」フンッ





八幡「いや、まだ予定の時間になってないし……」

雪乃「何を言っているのかしら、この男は」

八幡「もしかして楽しみにして早く来すぎたとか?」

雪乃「そんなわけないじゃない。社会人なら約束の一時間前に来るのが当然でしょう」

八幡「いや、俺別に社会人じゃない……ってもしかして三十分前から待ってたとか…?」

雪乃「そ、そんなはずないでしょう」





八幡「ふーん」ニヤニヤ

雪乃「気持ち悪い顔で私を見るのをやめなさい。警察に通報されたいのかしら」

八幡「へいへい。まだちょっと時間も早いけど行くか」

雪乃「………………」スッ

八幡「その手はなんだよ」

雪乃「私はこんな寒空の下三十分も貴方を待っていたのよ?手の冷えた私に手袋の一つでも貸すのがマナーでしょう」





八幡「悪いけど手袋なんて持ってなくてな。持ってないものは貸せないだろ」

雪乃「気の利かない男ね…」

八幡「……自分だって手袋を忘れてるくせに」ボソッ

雪乃「んっ」スッ

八幡「だから手袋は持ってないって言っただろ」ジー

雪乃「あなたが気の聞かない男だということは分かったわ」





八幡「だったらこの手はなんだよ」ジー

雪乃「てっ、手袋を持っていないことは分かったわ。なら手袋の代わりに手を温めるのが男子としてのマナーでしょ」

八幡「へいへい。自販機で飲み物を買ってくるからちょっと待ってろ」

雪乃「え?」ショボン

八幡「…と思ったけど自販機まで距離があるからお前もついてこいよ」ギュッ

雪乃「い、いきなり女子の手を握るなんて、本当に救いようのない男ね」



こんな感じでダラダラ書きます
原作は修旅・アニメは全部見てて、名前は素で忘れてた

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