撫子「撫子だよ!」フォルゴレ「チチをもがせてくれ!」 (59)

※ガッシュサイド時間軸は千年魔物編直後(アニメ89話)ぐらいです


フォルゴレ「えっと、お名前は『阿良々木 暦』くんだったね……」サラサラサラ

フォルゴレ「はいどうぞ!サインしたのは世界のスーパースター、愛の戦士、パルコ・フォルゴレさ!」

暦「ありがとうございます!僕、実は密かにファンだったんです!」

暦「フォルゴレはいくら女の子のチチを揉んでも何をしても噛まれず罵られず訴えられずに寧ろ喜ばれてる所が尊敬できます男の夢です理想です!」

フォルゴレ「ハハハハハハ!!イヤ~それほどでもあるね~」

キャンチョメ「あったり前さ!なにせフォルゴレは無敵の英雄なんだぜ!」

暦「しかし正月に日本のこんな所でフォルゴレと会えるなんて驚きましたよ、何か撮影ですか?」

キャンチョメ「違うよ、僕らは今からモチノキ町にある清麿の家に遊びに行くんだ」

暦「モチノキ町ですか、だったらあっちから行った方が近道ですよ」

フォルゴレ「わざわざ教えてくれてスマナイね、ありがとう!」

キャンチョメ「じゃあねー暦ー」




暦「あ、しまったそっちの道には…」

暦「まあフォルゴレは外人だし、行かないよな……神社なんて」


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鉄のフォルゴレ~

むーてきーフォルゴーレ♪

――北白蛇神社



キャンチョメ「わぁーすごいや!赤い門がたくさん並んでる!ここに住んでる人はきっとかなりセレブだぜ!」タタタ

フォルゴレ「イヤ、セレブでもここまで門ばっかり作らないと思うぞ?」

キャンチョメ「見てよフォルゴレ、建物がピカピカだよ!新築かな?」

フォルゴレ「これは日本の神社ってやつだね、お家じゃなくてイタリアにある教会みたいなもんだよ」

フォルゴレ「聞いた話じゃ日本ではお正月にここでお願い事をすると叶うんだってさ」

キャンチョメ「ふーん、それでどうするの?」

フォルゴレ「確かそこの箱にこう投げ込んで……そぉい!」ポーイ



カコーン



撫子「撫子だよ!!!」バッ

フォルチョメ「「ウワァアアアアアアアアアアアアア!!??」」

そういや、暦の中の人もガッシュのアニメに出てたっけ。
オリジナルキャラの役で。

撫子「驚かせちゃってごめんね!改めまして、撫子だよ!」

髪の蛇s「」シャシャシャー

キャンチョメ「フォ、フォルゴレー!あの子の髪の毛、全部蛇で出来てるよー!怖いよー!」ビクビク

フォルゴレ「ま、まさか魔物の子か!?」

撫子「魔物なんてそんなしょっぱいものじゃないよ!撫子はね、神様になったんだよ!」

フォルゴレ「神様だって?」

撫子「そう、せっかく神様になったのに誰も初詣にこなくて寂しかったんだー!おじさん、なでこの話し相手になってよ!」

フォルゴレ「お、おじっ……!」ガーン

キャンチョメ「こらー!フォルゴレをバカにするなんてこの僕が許さないぞー!」

キャンチョメ「フォルゴレはすごいんだぜ!世界の大スターなんだ!」

フォルゴレ「そう!私は絶世の美男子、イタ~リアの英雄、パルコ・フォルゴレさ!」

撫子「おお~!フォルゴレだぁ!ホントに本物なんだよね!?」

キャンチョメ「本当さ!この溢れるオーラを見て詐欺師と思うのかい?ひどいじゃないか!」

撫子「撫子知ってるよ!有名な俳優さんだよね?00Fに出てたでしょ!」

フォルゴレ「やあやあ映画観てくれたんだね嬉しいなぁ!」アハハ

キャンチョメ「さっすがフォルゴレ!相変わらず女の子からすっごく好かれてるね!このこの~」

撫子「ううん、別にフツーぐらいかなっ!」

フォルゴレ「あ、そう……」ガクッ

撫子「でも嬉しいな!お賽銭入れてくれて!フォルゴレとキャンチョメは信者1号と2号なんだよっ!」

フォルゴレ「ハッハッハ、信者じゃなくてファンって言い方の方が私は好きだなあ」

フォルゴレ「ところでバンビーナちゃん、その『オサイセン』って言うのはいったい何なんだい?」

撫子「え?」

キャンチョメ「ねぇねぇ、『オサイセン』ってもしかして日本のお菓子ー?僕にもちょうだい!」

撫子「あ、そっかー、フォルゴレは外国人だから分かんなかったよね!」

撫子「いいよ!特別に撫子が教えてあげるっ!!」


――説明中


フォルゴレ「えぇ!?『オサイセン』ってお布施の事だったのかい?」

キャンチョメ「ゴメンよ、さっきフォルゴレがその箱に入れたのはお金じゃないんだ……」

撫子「じゃあ何入れたのー?」ガサガサ



『「チチをもげ!~2014ニューイヤーREMIX~」初回限定盤CD(特別PV収録DVD付き)フォルゴレ直筆サイン入り』



撫子「……」

撫子「フォルゴレーCDなんてショボすぎるよー!大スターなんだからせめてお札くらい入れないとー!」オッサーツ!オッサーツ!

キャンチョメ「フォルゴレをバカにするなー!このCDのどこがショボいって言うんだよー!」

フォルゴレ「そうだそうだ!この初回限定盤は税込1500円!日本のお札一枚分の価値は十分あるぞ!」

フォルゴレ「さらに小さなバンビーナちゃんでも買いやすいように通常盤はなんと410円だ!値下げしたのはパルコ・フォルゴレさ!」

キャンチョメ「フォルゴレのサイン入りCDなんてヤ○オクに出したらプレミアついて10万円はするんだぞー!どうだ、まいったかー!!」

フォルゴレ「だからって本当に売ったりしないでおくれよ?そんな事されたら私は悲しいぞ!?」アセッ

撫子「そんなにすごいの!?じゃあいいや!ありがとっ!」ワーイ

フォルゴレ「もちろん中身だって最高さ!欧米ではすでに月間ヒットチャート1位、ミリオンセラーを速攻で達成さHAHAHAHAHA!」

キャンチョメ「全米が泣いたんだぜ!見たいかい?聞きたいかい?」

撫子「うんっ!撫子、フォルゴレの最高のショーが見たいなぁ!」

フォルゴレ「よし、いくぞキャンチョメ!コンビネーションダンスだ!」バッ

キャンチョメ「ミュージック・スタートー!!」ポチッ

はらかかえてわらたwwwwww


http://www.youtube.com/watch?v=b5rmXIp4-KE



OPPPPAAAAAAAYYYYYYY!!!!


チャッチャッチャ♪チャチャチャ♪チャッチャッチャ♪チャチャチャ♪


チチチチチチチチ


フォルゴレ「ちーっちちっちーおっぱ~い、ぼいんぼい~ん!」

キャンチョメ「ぼいんぼい~ん!」クイクイ

フォルゴレ「ちーっちちっちーおっぱ~い、ぼいんぼい~ん!」

撫子「ぼいんぼい~ん!」クイクイ

フォルゴレ「もげ!もげ!」

撫チョメ「「もげもげもげもげ!!」」



チャッチャッチャ♪チャチャチャ♪チャッチャッチャ♪チャチャチャ♪

モゲーモッゲモゲー♪チッチッヲッモゲー♪


~~~~~

~~~





――約4分後


テーーーーーーーーン♪




撫子「すっごく!すっごく楽しかったよ!フォルゴレって実はすごかったんだね!」パチパチパチ

キャンチョメ「今気づいたか!フォルゴレは凄いんだぞ!カッコよくって、女の子にもてて、映画にだって出てるんだから!」

フォルゴレ「ハハハハハハ!!楽しんでもらえて何よりだよ撫子ちゃん」

フォルゴレ「どうだいお近づきの印に、私にチチをもがせてもらえないかい?」

撫子「……へ?」カァッ

フォルゴレ「ああなんならチチじゃなくてお尻を掴むっていうパターンでも私は全然かまわな」

撫子「ダメーーーーー!!!撫子の胸もお尻も全部暦お兄ちゃんのものなんだからーーー!!!」バキィ!

フォルゴレ「金的ィ!?」バターン

キャンチョメ「フォルゴレ!?フォルゴレーーー!!」



撫子「はわわっどうしよう!せっかくのファン1号なのについひどい事しちゃった!大丈夫だよね?生きてるよね?」

フォルゴレ「」チーン

キャンチョメ「ハハハハハハハ!気にしなくていいさ!」

キャンチョメ「忘れたのかい?フォルゴレが鉄の戦士ということを!無敵の戦士フォルゴレということを!!」バッ


http://www.youtube.com/watch?v=QlG6CNQbtBs





ジャーンジャンジャンジャーンジャーン♪


キャンチョメ「鉄のフォルゴ~レ~♪」

フォルゴレ「無敵フォルゴ~レ~♪」ボロッ スクッ

撫子「おお~~!まるで起き上がりこぼしみたい!」

キャンチョメ「どーだい、驚いたかい?無敵の英雄それが……」

フォルゴレ「パ~ルコ・フォルゴレさ!」キラン

撫子「すごいすごいすごーい!撫子フォルゴレのことますます気に入っちゃった!」キャッキャッ

フォルゴレ「ハッハッハッハッハ!!神様のファンが出来たなんて光栄だね!!」

キャンチョメ「そして僕はこの無敵の英雄パルコ・フォルゴレの友人なんだぞ!どうだ!すごいだろ!」フンゾリ

撫子「せっかくだから撫子の秘密ちょっとだけ教えちゃうね!」

撫子「撫子はねー、三月になるのをずっと待ってるんだ!言っていいのかな、言っちゃおうかな、その頃になったら、好きな人をぶっ殺せるの!」

フォルゴレ「」

キャンチョメ「」



フォルゴレ「……イヤ、その、ゴメンよ撫子ちゃん?私達ちょっと聞き間違いをしたかもしれなくて……さっきの話をもう一回してくれないかな?」ダラダラダラダラ

キャンチョメ「そうだよねフォルゴレ?今のはきっと何かの間違いなんだよね……」ダラダラダラダラ

撫子「仕方ないなあ、もう一回言ったげるよ!」

撫子「撫子はね、暦お兄ちゃんが大好きなんだ!!だからね、ぶっ殺すんだよ!!!」

フォルチョメ「「ギャアァアアアアアーーーー!!!ま、間違いじゃなかったーーーー!!??」」ガタガタガタガタガタガタガタ

撫子「撫子ね、好きな人がいたんだ!」

撫子「阿良々木暦お兄ちゃん……撫子の大好きな暦お兄ちゃん……だから殺すの!」

フォルゴレ「イヤイヤ待ってくれ前提からの結論が色々かっ飛びすぎてないかい!?」ダバー

キャンチョメ「大好きなのに殺しちゃうの?おかしいよそんなの!?」

撫子「撫子はね、暦お兄ちゃんに片思いだったの!撫子は大好きだったのに……暦お兄ちゃんには彼女がいたの!」

撫子「だから叶わない恋なんていらないんです!だから暦お兄ちゃんをぶっ殺すんだ!」

撫子「暦お兄ちゃんを殺したら……暦お兄ちゃんは撫子だけのものになるの!」

撫子「永遠の片思いって素敵でしょ?ね、ね!フォルゴレもそう思わない?」

フォルゴレ「何を言っているんだい!死んじゃったらボインも固くなっちゃうじゃないか!ボインは柔らかい方がいいに決まってる!」

撫子「はいぃ!?そ、そういう問題じゃないよ!」

キャンチョメ「撫子の言うとおりだよ!そいつ男だからボインはないよ、あるのはチンチンだけなんだぜ!!」

フォルゴレ「おおなるほど!流石の無敵キャンチョメ、頭がいいなぁ~~」ポン

キャンチョメ「へへっ、よせやい、照れるだろ」テヘッ

撫子「あ~~も~~!!!」

撫子「な、撫子は暦お兄ちゃんが手に入らない人生なんて嫌なの!だから!暦お兄ちゃんを殺すの!」 クルクル

フォルゴレ(暦お兄ちゃん……阿良々木暦お兄ちゃん……え?)

フォルゴレ(おいおいこんな偶然ってあるかよ~~まさかすぎるよ~~)ダラダラダラダラ

フォルゴレ「ちょ、ちょっとタイム!」

撫子「んー?」

フォルゴレ「実は急にトイレに行きたくなったんだが、ここのトイレはどこにあるんだ?」

撫子「トイレ?それなら右行って角曲がった突き当りにあるよ?」

フォルゴレ「そーかそーかそーかありがとう!よーしキャンチョメ、今すぐトイレに直行だ!」ガシッ

キャンチョメ「どうしたんだいフォルゴレ急に、あ、ちょっと、わぁぁ~~~~~~~っ!!?」


ピューーー


撫子「行ってらっしゃーい」ノシ

フォルゴレいるとなかなかシリアスにならないけど、
一度シリアス展開になるとめちゃくちゃカッコいいんだよな

――物陰


キャンチョメ「フォルゴレ~~あの子怖いよ~~!!キレた時のティオよりおっかないよ~~!!」

キャンチョメ「しかもあれ本気で殺す気の目だったよ~~!!顔を見ただけで漏らしそうだったよ~~!!」ガクガクガクガク

フォルゴレ「ああいう愛情表現が過激なバンビーナやラガッツァは度々見た事があるが……あの子は別格で恐ろしい子だ」ビクビクビクビク

キャンチョメ「ねぇもう帰ろう?早くこんな所出て行ってガッシュの所に行こうよ」

キャンチョメ「撫子は暦お兄ちゃんって人の事しか考えてない感じだしさ、僕たちは普通に逃げられそうだよ?」

フォルゴレ「帰りたいのは山々だがそういう訳にもいかなくなってしまったよ…」

フォルゴレ「聞いてくれキャンチョメ、その暦お兄ちゃんって子はさっきサインしたファンのバンビーノくんだ」

キャンチョメ「そうだったの!?」

フォルゴレ「私はファンが死んじゃうのは嫌だぞ?しかも、ボインの話で一晩中熱く語れそうな感じの貴重なタイプの男の子のファンが」

フォルゴレ「そこでだ、キャンチョメがさっきのバンビーノくんに化けて撫子ちゃんを頑張って説得するんだ」

キャンチョメ「ええ~~~!!!!僕がやるの!?」ガーン!

キャンチョメ「なんでさなんでさ!女の子を口説くのはフォルゴレの得意技だろ!?僕じゃできないよ~~」ガタガタガタ

フォルゴレ「さっき君が言った様に暦以外は眼中に無いみたいだし私じゃだめだ、何、キャンチョメの化ける力とタイムリーなリップサービスがあれば恐れることはないさ」

キャンチョメ「ほんとにほんと?」

フォルゴレ「あの子は見た感じきっとお嬢さん育ちできっとひっかけに弱い、そこで私達の磨き上げてきたハッタリが光るんだ」

キャンチョメ「う、うまくいくかな~~」

フォルゴレ「だーいじょうぶ、もし会話に詰まったら私があそこの陰からカンペを出すから安心してくれ」

キャンチョメ「頼むよフォルゴレ」

フォルゴレ「ポルク!」カッ



ボウン!

~~~~~

撫子「フォルゴレもキャンチョメも遅いなあ……まさかまさか!帰っちゃったりしてないよね!」

撫子「でもイタリアの英雄、鉄のフォルゴレがそんな事するはずないもんね」

撫子「フォルゴレ達が帰ってこないのは、きっとうんこをしているからだよ!」

撫子「アナコンダより太くて金魚のフンよりキレが悪い最悪のやつ!間違いなくうんこなんだ!」

撫子「うんこ♪うんこ♪ぶっというんこ♪きれないうんこ♪最悪d……あれ?」


ガサッ


暦(長鼻)「な、な、撫子、久しぶりだね……」

撫子「暦……お兄ちゃん……?」

(アカン)

暦(長鼻)(ヒィィィ~~緊張するよ~~!次は何を話せばいいか分かんないよ助けてフォルゴレ~~!!)チラッ

フォルゴレ『ほめて!』サッ

暦(長鼻)「やぁ、撫子。今日は一段とキレイだね」

撫子「う、うん……?」

暦(長鼻)「君に会えて僕は嬉しさで胸がいっぱいさ!」

撫子「そうなんだ……」

暦(長鼻)(これで上手くいってるのかな……今度はどうしようか?)チラッ

フォルゴレ『チューしろ!』サッ

暦(長鼻)「ええ!?」

撫子「?」

暦(長鼻)「チューってのは仲良しの男の子と女の子がすることだろ?僕にはムリだよ!」

フォルゴレ『イーじゃないかキャンチョメ!チューぐらいしてやれよ!』ササッ

暦(長鼻)「そんなこと言ったって~~!!」

撫子「さっきから誰と話してるの暦お兄ちゃん……?」

暦(長鼻)「!撫子、あ、えーとこれはね……」

撫子「じーっ……」

暦(長鼻)「……」

撫子「じぃーっ……」

暦(長鼻)「……」ダラダラダラダラ

フォルゴレ(……)ダラダラダラダラ


撫子「うそ!」

暦(長鼻)「ヒッ!?」ビクゥ!

フォルゴレ(ゲッ!?)ビクビクゥ!

撫子「お前ホントは暦お兄ちゃんじゃないんだろこの偽者め!」

撫子「正体を現せ!」パンチ


暦(長鼻)「いたっ!あああああ……ぶった~~~~っ!!!」ポン!

キャンチョメ「ひどいじゃないか!ぶたずとも…ぶたなくてもよいじゃないかーー!!」ウワァアアアン!

撫子「キャンチョメ!」

フォルゴレ「ウワ~~~!!バレるのが速すぎる~~~!!!」ピョーン

撫子「フォルゴレまで!?」

撫子「通りでなんかヘンだと思ったら……キャンチョメもフォルゴレも私をだましてたんだね!」

撫子「だいたい普段の暦お兄ちゃんはそんなにマヌケな顔じゃないもん!鼻とか!鼻とかぁ!!」

撫子「本物の暦お兄ちゃんは撫子なんて呼んでくれないしっ、それにブルマ履いて上半身裸になれ位の事を言ってくるんだから!」

キャンチョメ「な、なんてヘンタイな奴なんだ!フォルゴレだってそんなことしないぞ!」

フォルゴレ「そうだそうだ!第一ブルマよりビキニの女の子の方がずっとセクシーじゃないか!分かってないな彼は!」

キャンチョメ「フォルゴレ~~~!?」

撫子「どうせここにも頼まれてきたんでしょ?撫子が暦お兄ちゃんを殺す計画を止めるようにとか」

撫子「その恋人さんの何とかって人と幼女奴隷さんから依頼されたんでしょ?グルなんでしょ?」

フォルゴレ「そんな人知らないよ~~~!!誰だよそれ~~~!!」ヒイィィィィ

撫子「それだってきっと嘘なんでしょ?ほーんと嘘つき、みんなみんな本当に嘘ばっかり」

撫子「暦お兄ちゃんが手に入らなかったらもう撫子には何もないの……どうでもいいの!邪魔するなら殺しちゃうよ!フォルゴレ!」


蛇s「」ワシャシャシャ-


キャンチョメ「ヒィイイイイ~~~!!蛇が、蛇がいっぱい来てこわいよフォルゴレ~~!!」

フォルゴレ「おいおい穏やかじゃないなぁ!取り囲まれたら私達帰れないぞー!」ダバー

撫子「逃がすわけないよ…だって今からみんな殺しちゃうんだから…」ユラ・・・

撫子「撫子はね、神様だから強いんだよ!町の一つや二つ簡単にぶっ壊せるくらい!」

撫子「だからね、逃げてもムダなの!だってこの町やモチノキ町とかの隣町ごと丸ごと潰しちゃうんだから、逃げ場なんてないんだよ!」

フォルゴレ「何!?」

撫子「暦お兄ちゃんもフォルゴレもキャンチョメもみんなみんな殺すんだ!撫子ならできるもん!あっははははははははは!!!」オオオオオオ

フォルゴレ(なんてことだ……魔物でもないのにとてつもないプレッシャーを感じる……この子は本当に、強い!!)

キャンチョメ(脅しじゃない、この子なら、絶対にやる!殺される!)

ミリアラルポルク
シンポルク

とかなら撫子倒せる
ま、時系列的にはデカポルクぐらいしか使えないよな

キャンチョメ「あぁああぁぁぁあぁーーー!!もうダメだーー!!おしまいだーー!!」ガタガタガタガタ

フォルゴレ「……キャンチョメ、落ち着いて聞いてくれ」

キャンチョメ「こんな時に落ち着いていられるかー!うわあぁぁぁん!」

フォルゴレ「いいかい、今この危機を救えるのは私達しかいない。イタリアの勇者、世界のヒーロー、鉄のフォルゴレと無敵キャンチョメで、皆を助けてあげるんだ」

キャンチョメ「何言ってんのフォルゴレ―!あの子は魔物の子じゃないから、いつもみたいに本を燃やすこともできない!」

キャンチョメ「僕なんかじゃ適いっこないよ!そんなこと出来るわけないよ!」

フォルゴレ「出来る、出来るさ!私だって、本当は怖い、出来る事なら、この場から逃げ出したい」

フォルゴレ「だが、私とキャンチョメなら、二人で力を合わせれば、不可能は……可能になる!」

フォルゴレ「今までだって、数々の困難を、度重なる危機を、二人で乗り越えてきたじゃないか!」

フォルゴレ「私達がここから無事に帰るためにも、私のファンに生き延びてもらうためにも、あの子が人殺しにならないためにも、ガッシュや清麿……町の皆を守るためにも」

フォルゴレ「キャンチョメ……君の力が必要なんだ!」

キャンチョメ「…本当かい?」

フォルゴレ「ああ、本当さ……君の力で皆を助けてあげるんだ」

フォルゴレ「何、大丈夫さ。やばくなってきたら、私が体を張って助けに行く」

キャンチョメ「……分かった、やるよ!僕にしかできないんだね!」



撫子「許さない!撫子の邪魔する人は死んじゃえ!」シャシャー

キャンチョメ「負けないよ……僕は泣き虫じゃない!僕は無敵のキャンチョメ様だ!!」

フォルゴレ「第三の術・ディカポルク!!!」カッ


ボゥン!!


キャンチョメ(大)「たぁーーーーーーっ!!」ズゥゥゥゥン

撫子「わぁー、大きーい」

フォルゴレ「攻撃できるもんならやってみろ!このキャンチョメは不死身だぞ!」

キャンチョメ(大)「うおおおおーーーー!!!食べちゃうぞ!潰しちゃうぞーーー!!!」ズシンズシン

フォルゴレ「降参するなら今のうちだぞハッハッハッハッハ!」


撫子「……!」ピク

撫子「騙されないよ!いっちゃえ蛇さん達!」

蛇s「」キャシャー!

キャンチョメ「うっわあぁぁぁぁぁ!?本物の僕の方に向かってきた!何で!?」

フォルゴレ「危ないキャンチョメー!」バッ

フォルゴレ「ギャアアアアアアアアアアア!!!」ガブガブガブガブ

キャンチョメ「フォ、フォルゴレー!」

撫子「ねぇ知ってる?蛇はね、目だけじゃなくて赤外線センサーでも獲物を感知するんだよ?」

撫子「だからね、撫子に『目をだます』事は通用しないんだ」

撫子「撫子は強い神様だって言ったでしょ?本気でかかってこなきゃ、死ぬよ」

禁書とフォルゴレクロスのひと?

フォルゴレ「ぐふぅ」バターン

キャンチョメ「ふざけるなーー!!フォルゴレだって強いんだぞーー!!無敵なんだぞーーーー!!」




ジャーンジャンジャンジャーンジャーン♪


キャンチョメ「鉄のフォルゴ~レ~♪」

フォルゴレ「無敵フォルゴ~レ~♪」ズタボロ スクッ

撫子「!!へぇ……」ニタァ

キャンチョメ「フハハハハ、どうだどうだーーーー!!!」

フォルゴレ「フフフ、もちろんさ、私は無敵なんだぞ!」フラフラ


撫子「あーあーフォルゴレ何の力も持たないくせにしっぶといなぁ!なまいきだぞー!」

撫子「でもいーや!蛇はまだまだ沢山いるしね!撫子ってば頭いーなぁ!!」

蛇s「」ウゾウゾウゾウゾウゾウゾウゾウゾウゾウゾウゾウゾウゾ

フォルゴレ「ぎゃあああああぁぁぁぁぁ!!??むっちゃ増えたーーーーーーー!!??」ヒィィィィィィ!!

キャンチョメ「あたり一面川みたいになってるよーー!!不気味だよフォルゴレ怖いよ~~~~~!!!」ウワアァァァン!

撫子「えーい、絞め殺しちゃえ!!」

蛇s「」シャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャーーーー!!

フォルチョメ「「うわああああああああああああああああああ!!!」」

助けてやるよ キキィィィィー

ミニフォルゴレラジコンカーででん!

ゴメン・・何してるんだろ

フォルゴレ(グゥ……これはイカン……このままじゃ二人ともやられてしまう……)ギチギチ

フォルゴレ「(せめて、せめてキャンチョメだけでも……)コポルク!!」カッ


ボゥゥン!


キャンチョメ(小)「フォルゴレ!?どうして!?」

フォルゴレ「キャンチョメ、早く安全なところへ!!」

キャンチョメ(小)「で、でも……そしたらフォルゴレが……」




撫子「逃げられるとでも思ったの?」

髪の蛇s「」シュルルル

キャンチョメ(小)「うあぁっ!!」キュゥ

フォルゴレ「っ!!キャンチョメ!!!」

撫子「ふっふーん♪つーかまーえたっ♪」

キャンチョメ(小)「うわぁぁ!やめろ!」

撫子「やっぱりキャンチョメはどれだけ変身しても弱いままなんだね!さぁーてこれからどうやって殺してやろっかなー♪」


フォルゴレ「……キャンチョメを…」ミシ・・・

フォルゴレ「キャンチョメを離せーーーー!!!!」ズボーン!

撫子「えええええええええぇぇぇぇ!!!!脱出したーーーー!!??」ガビーン!


撫子「何で!?なぜ抜けれる!?アバラがいっちゃうほどミチミチに締めつけてやったのに!!」

フォルゴレ「カバさんは子供を助けるときは特に強いんだ!蛇さんが適う訳ないじゃないか!」ガシッ

撫子「ひっ!?何言ってんのフォルゴレ訳わかんないよ!?ちょ、離してよ!!!」

フォルゴレ「キャンチョメに手を出さないのなら離してやるさ!!!」

撫子「やだやだ!こっちこそセクハラ容疑で訴えてやる!!!離せ!!!」ジタバタ

フォルゴレ「おい!あんまり暴れるなよ!ケガしちゃうだろ!!」ジタバタ


ポロッ


キャンチョメ(小)「あっ」ヒュー

撫子「あっ」


スポン


撫子「」ゴックン



撫子「……」

フォルゴレ「……あ」



撫子「ーーーーーー!?!?」パニック

フォルゴレ「うわぁあああああぁぁ!!キャンチョメを飲み込んじゃったーーーーーー!!??」ギャ-

フォルゴレ「マズイマズイマズイ!!このままでは死んでしまう!!急いでキャンチョメを吐き出すんだ!!」

撫子「い、いいもん!豆粒みたいに小さなキャンチョメなんてそのまま消化して殺しちゃうんだから!」

フォルゴレ「バカーー!違うぞーー!死にそうなのは君の方だ!!」

撫子「え!?」

フォルゴレ「あれは呪文で一時的に小さくなってるだけだ!時間が経てば効果は切れる!」

フォルゴレ「体内で元の大きさに戻られてみろ!!いくら君が神様でもお腹が破裂して死んじゃうぞ!!!」

撫子「…嘘……」


撫子「……嫌、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌!!!」

撫子「嫌だ!死ぬのは嫌!!やだやだやだまだ死にたくないよ!!撫子だってまだやりたいことあるのに!!!」

撫子「怖い!怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い死ぬの怖い!!助けて!!!誰か助けてよ!!!うわぁあああぁあーーーーん!!!」

フォルゴレ「気持ちは分かるが一旦落ち着いてくれ!まずは横になって口を開けて、私からもキャンチョメに呼びかけてみる!」

うわぁあああああぁぁ?!

自分がされて嫌なのに暦にはするのか…

――胃袋


キャンチョメ「うーん……あれ?僕いつの間に温泉に来たんだろ?」

キャンチョメ「……って違ーう!!ここ胃袋の中だーー!?僕食べられちゃったんだったーー!!」ガビーン!

キャンチョメ「うわぁああああん!!そういえばなんかおしりが涼しいと思ったら胃液でパンツが溶けてる!!」

キャンチョメ「フォルゴレーーー!!早く助けに来てーーー!!このままじゃ、このままじゃおしりがなくなってしまうよーーー!!!」


<「おーい、キャンチョメー!大丈夫かー?」


キャンチョメ「あっフォルゴレだ!フォルゴレー!」


<「今から撫子ちゃんに寝転んで貰うから、胃の中が少しシェイクするかもしれないけど我慢してくれー」

<「おさまったら術が解ける前に全速力で食道を走って出てきておくれよー!」


キャンチョメ「うん!分かった!!」



グラグラ バッシャァァァァ!!


キャンチョメ「ギャーーー!!」ザブーン

キャンチョメ「フォルゴレめー僕をだましたなー!少しどころじゃないじゃないかー!」

キャンチョメ「あれ……なんだあの紙」

撫子「はぁ……っ、あっ、ううあっ、ぐぅっ…はぁっ……ぁ!!」ハァハァ

フォルゴレ「苦しくても暴れないで!キャンチョメが出やすいようにじっとしといてくれ!!」

フォルゴレ「キャンチョメー!急げーー!私の心の力もそろそろ限界だー!!」

撫子「かはっ……はぁ、ぁう……ああ、ああああああああ!!」ゲホッ


コロンコロン


ポン!


キャンチョメ「ま、間に合ったぁああああーーー!!!フォルゴレーー!!僕戻ってこれたよーー!!」

フォルゴレ「ブラボーキャンチョメえらいぞ!!無事で良かったーーー!!!本当に良かったーーー!!!」ダバー

キャンチョメ「もう誰かの身体の中に入るのはこりごりだよーーー!!!でっかい胃袋なんか二度と行きたくないよーーー!!!」



髪の蛇s「」フッ

スゥー・・・

撫子(人間)「」フラリ


キャンチョメ「おおっと!」タッタッタッタ ハシッ

フォルゴレ「よっと!」キャッチ トスッ

キャンチョメ「ホッ……」ポンポン

フォルゴレ「蛇が消えてる、これは一体!?」

キャンチョメ「撫子、元々は普通の人間だったんだね。フォルゴレ見てよこれ」カサッ

フォルゴレ「なんだこの紙、お札……?」

キャンチョメ「さっき胃袋の中で見つけたんだ。強力な術を使う時の魔本みたいな心の力をこれから感じたから、まさかと思って一緒に持ってきたんだ」

フォルゴレ「そうか、ありがとうな、後で清麿のおみやげに持って行って見せてみようか」

その発想はなかったわ!

>>34
暦が自分(撫子)に対してされて嫌な事=暦と自分以外が相思相愛 をしたから
自分も暦に自分がされて嫌な事をしても許される、その権利がある
とか思ってんじゃね

~~~~~

~~~




撫子「ん……」パチッ

キャンチョメ「おはよう撫子!目がさめたかい?」

撫子「……フォルゴレは?」

キャンチョメ「フォルゴレなら撫子を病院に運ぶ為のタクシーを呼びに下に降りてったよ、僕はお留守番さ」

撫子「へぇ……」

キャンチョメ「まあ、ヤ○ルトでも飲めよ。乳酸菌はお腹にいいんだぜ」ペリペリ

撫子「うん……」チビチビ

キャンチョメ「あの…お菓子も食べるかい?」ゴソゴソ

キャンチョメ「フフフフフ…僕のポケットは自慢のポケットさ!飴もチョコレートも入ってるんだ!いつも僕を元気にしてくれる!」

撫子「うん……」モッチャモッチャ

キャンチョメ「……」

撫子「……」

キャンチョメ(なんか気まずいよ~~~!助けてフォルゴレ~~!!)

キャンチョメ「あ、あのさあ撫子?撫子はさ、まだ暦ってやつの事殺したいの?」

撫子「……分かんなくなってきた、撫子、神様じゃなくなっちゃったし……」

キャンチョメ「撫子さ、さっき僕がお腹の中に入っちゃった時、死ぬのが怖い、死ぬのは嫌って言ってたよね?」

撫子「うん、すごく怖かったし、死にたくなかった」

キャンチョメ「多分さ、暦も殺される時に撫子とおんなじこと感じると思うよ」

撫子「……!!」

キャンチョメ「まだ子供だからフォルゴレの出演したトレンディードラマみたいな色々ややこしい事情があったとしても分かんないけどさ」

キャンチョメ「僕だったらフォルゴレやガッシュに清麿、ティオ、恵にウマゴンやサンビーム達みたいな大好きな人が嫌な目に合うのは見たくないな…」

キャンチョメ「イタズラ以外で僕がされて嫌な事は、僕もあんまりやりたくないし…」

撫子「そっか……」

キャンチョメ「それにさ、もし本当に暦が死んじゃったら、いなくなっちゃったらきっと後悔すると思うぜ?」

キャンチョメ「友達にキッドって魔物の子がいたんだけどさ、魔物との戦いで僕が…僕が何も出来なかったせいで、キッドが魔界に帰ってしまった!」

キャンチョメ「いなくなってしまったキッドとはもう遊べないしお喋りだって、ケンカすることすらできない!」

キャンチョメ「パートナーだったナゾナゾ博士も気丈に振る舞ってたけどやっぱり落ち込んでる……今も僕はこの事をすっごく後悔してるんだ…」

キャンチョメ「誰かがいなくなるってのはきっとそういうことなんだと思う…うまく言えないけど殺しても暦は撫子のものになれないんじゃないかな」

撫子「……そう、なのかな」

キャンチョメ「だ、だからさ、撫子も、え、えーっと……」ダラダラダラダラ

キャンチョメ「ウワーー!フォルゴレみたいにうまく出てこないーー!やっぱり僕じゃダメダメだーー!!」ウワーン!




フォルゴレ「いーや、そんなことないさキャンチョメ」

フォルゴレ「ちょっと目を離していた内に、随分といい男になってるじゃないか。このフォルゴレもかなわないほどのカッコヨサだったぜ」

キャンチョメ「フォルゴレー!お帰りなさーい!」ピョーン


フォルゴレ「撫子ちゃん具合はどうかい?この様子だともう病院は行かなくても大丈夫そうだね」

撫子「いや…って言うかフォルゴレこそ病院が必要だよね?なんかマーライオンみたいな吐血してるよ?」

キャンチョメ「そもそも撫子がやったんだろー」ブーブー

撫子「う…ごめんなさい」

フォルゴレ「ハハハハハハ!!私なら心~配ないさキャンチョメ!なぜなら私は絶世の美男子、無敵の英雄、パルコ・フォルゴレだからさ!」ダバダバダー

撫子(説得力ないなぁ…)


フォルゴレ「話を聞いていると失恋したみたいだけど君ならきっと大丈夫さ!」

フォルゴレ「私は星の数ほどのバンビーナやラガッツァに会ってきたけど、フラれたから神様になるって位ガッツのある子は初めて見たよ」

撫子「ガッツが、ある……?でもなりゆきだったよ?」

フォルゴレ「なりゆきでもかまわないさ人間だもの。私だってスーパースターになったのは故郷を追われた先で偶然TVで見た、カバさんの牙に小鳥がとまってる映像だしね」

フォルゴレ「蛇さんはカバさんと違って神様になれるけど、それでも蛇の牙に小鳥はとまらない……」

フォルゴレ「誰かに離れてほしくなかったら、蛇さんのままではいけないんだよ、撫子ちゃん」

撫子「そう…なの?」

キャンチョメ「フォルゴレ……?」

フォルゴレ「それにそれにイタリアには『1人が消えたら、10人が現れる』っていう諺があるぐらいだし、新しい出会いに向かってもっと積極的にガンガンいこうぜ!青春イエー!」

キャンチョメ「青春イエー!」

フォルゴレ「どうせなら私みたいに一気に10人に囲まれちゃおう!逆ハーイエー!」

キャンチョメ「逆ハーイエー!(どういう意味だろう?)」

撫子「ぎゃ、逆ハー…(まさかまさか、あの漫画見られてないよね!?)」

フォルゴレ「もちろん、そのガッツを恋愛以外に向けてもOKだぜ?」

フォルゴレ「あるんだろ?死にそうな時に思い浮かぶくらいやりたい事が」

撫子「うん……!」

フォルゴレならハーレム作ってもなんか許せる。
支援。

>>38
そんなややこしい事は考えてないだろうな

人にされたら嫌な事は自分もしないという基本的なことを分かってないからガキって言われたんだろう

撫子「暦お兄ちゃんとも、ちゃんとお話しなきゃいけないよね……」

撫子「撫子、沢山嫌われることしちゃったし……話してくれるかな……」

フォルゴレ「こればっかりは私も分からないよ、彼が撫子ちゃんを怖がって近づかなくなったら…その時は本当にもう終わりなのさ」

撫子「そう、だよね……」

キャンチョメ「でもそんな事はなさそうだぜ、ほら!」


タンタンタン


暦「千石!それにフォルゴレ達まで!?」ザッ

撫子「こ、暦お兄ちゃん!?」

フォルゴレ「……!良かったじゃないか!」

キャンチョメ「あのワガママパティだって最終的に心を入れ替えてガッシュや僕らと友達になれたんだしさ、撫子だってなんとかなるよ」

撫子「そうかな……ううん、そう…する!」

キャンチョメ「ねぇフォルゴレ、もうこんな時間だ!早く清麿の家に行こうぜ!」

フォルゴレ「おっとすっかり忘れてたな、じゃあね撫子ちゃん、暦」

撫子「っ……!フォルゴレ、キャンチョメ、聞いて!」

フォルチョメ「「ん?」」クルッ

撫子「あのねっ…撫子のやりたい事、漫画描く事なんだ!」

撫子「さっきのフォルゴレもキャンチョメもおバカだったけどすっごくカッコ良かったから、二人を主人公にした漫画、描こうと思うんだ!!」

フォルゴレ「うん!ぜひその時は読ませてくれ!」

キャンチョメ「楽しみにしてるね!」

撫子「あははははっ!ありがとう、フォルゴレ、キャンチョメ!!」


撫子「だからさっきのお賽銭ヤ○オクに売り払って画材の資金の足しにするね♪助かったよ♪」

フォルゴレ「ひ、ひどいじゃないか~~~!あんまりだ~~~!」ダバー





暦「あの、千石を助けてもらったみたいで……本当にありがとうございます!」ペコリ

フォルゴレ「なーに、ファンに喜んでもらったら私にはなによりさ!」

キャンチョメ「フォルゴレは無敵の英雄だからな!」

暦「お礼と言ってはなんですが僕のチチでよければ……もいで下さい///」ポッ

フォルゴレ「ちょっ、男はノーセンキュー!!」ヒィィ

――高峰家


ピンポーン


清麿「ん、誰だ」ガチャ


フォルゴレ「ア・ハッピーニューイヤー!!」シャキーン

キャンチョメ「へっへーん、遊びに来てやったぜ!」

ガッシュ「ウヌゥ、あけましておめでとうなのだ!」

ウマゴン「メルメルメ~!」

清麿「……何しに来たんだ」

フォルゴレ「何しに来たとはごあいさつだな!せっかくいい話を持ってはるばるやって来たというのに…」キラーン

清麿「イヤ、別に聞きたくないからとっとと帰ってくれ」バタン

フォルゴレ「まぁそんな事言わずに聞いておくれよ~~~!!」アセアセ

キャンチョメ「ちょっとだけでいいからさ~~~!ねぇ!?」

清麿「……ちょっとだけだぞ」ガチャ

清麿「で、はるばるのいい話ってなんだ?」

フォルゴレ「ハッハッハ、そんなに聞きたいかい?」ニヤリ

清麿「……」

ガッシュ「気になるのだ!」ワクワク

ウマゴン「メルメル!」

フォルゴレ「実はな、私の今年の初夢に…………ビクトリームが出てきたんだ」


バタン


フォルゴレ「うわ~んゴメン許して~~!私が悪かったよ~~~!!!」

キャンチョメ「外は寒いんだよ~~!中に入れてよ~~!!」

フォルゴレ「さっきまでワガママないじけっ子の神様と会ってたからボロボロなんだよ~~!家で休ませておくれよ~~!!」

清麿「……その神様ってのは女の子か?」

フォルゴレ「女の子でした!!」

清麿「ガッシュ、ザケル!!!」カッ

フォルゴレ「ギャァアアアアアアアアアア!!!」ビリビリビリビリィ!!!

キャンチョメ「フォルゴレーー!!!」

フォルゴレ「そ、そんなこと言わずに……おみやげもあるんだぞ……」ボロボロ

清麿「おみやげ?」

ガッシュ「お年玉かのぅ!」

キャンチョメ「はいこれ」

蛇神のお札「」クチャッ

キャンチョメ「あ、お菓子と一緒にポケットに入れてたからベトベトになっちゃった」

清麿「お~ま~え~ら~」ゴゴゴゴゴゴ

ウマゴン「メルッ!?」ビクッ

鬼麿「よくも紙ごみ押しつけやがって!!もういいかげんにしろ!!ザケル!」カッ

フォルゴレ「ギャァアアアアアアアアアア!!!」ビリビリビリビリィ!!!

キャンチョメ「フォ、フォルゴレーー!!!」



蛇神のお札「」メラメラ

ガッシュ「ナヌゥ!おみやげが燃えてしまったではないか!」

蛇神のお札(もうやだこいつら…)シクシク

――直江津市


泳太「うっひょ~可愛い子ちゃん発見!」ヒュゥゥーン

泳太「なあなあお嬢さ…コンパスっ!?」サクッ

戦場ヶ原「声を変えてから出直してきなさいこの影薄オリキャラ」

暦「まだ文房具持ち歩いてるのか…」

泳太「声かけきってもないのに~」ヒュー ドシーン

ハイド「泳太、その癖直せよ(さっきの奴声が似てたな…)」


戦場ヶ原「でもやっぱり信じられないわ、世界的俳優のフォルゴレが正月早々日本の一地方都市に来てる訳ないじゃない、騙されてるのよ」

暦「本当にフォルゴレなんだって!ほら、サインだってもらったし!」

戦場ヶ原「どうかしら?いくらでもそれっぽく偽装できるもの、ヘンな子供を連れ歩いてる時点で怪しすぎるし、やっぱり詐欺師よ」

戦場ヶ原「でも感謝しないとね、その自称フォルゴレさんに」

暦「だから本物だって……ああ、そうだな」

戦場ヶ原「この先も阿良々木くんと一緒に生きることができるのだから」

暦「……///」

暦「…なあ、ところで戦場ヶ原」

戦場ヶ原「あら、何かしら急に立ち止まって」

暦「折り入って頼みがあるんだ」グイッ

戦場ヶ原「ちょ、ちょっとここ人が結構いるんだから///……で、言ってみなさいよ?」


暦「僕に、チチをもがせてもらえないか?」

戦場ヶ原「」






ギャアァァァァァ・・・


なでこヒポポタマス
おしまい

もがせてもらえるほどほチチが…

このSSはこれで終わりです
至らない所とかあると思いますが読んで下さってありがとうございました

おつ

>>27
はい

フォルゴレ「次のツアー先は学園都市だって?」

エレン「ストレッチマン?」

ククリ「進撃の巨人?」


が今まで書いたやつです
歳がばれますね

お疲れ様でした。
面白かった。


お札の扱いがwwww


面白かったよ!


化物語よんでみる


ガハラさんはそこそこおっぱいあるからな

沢芽市はいまだに期待してる

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