まどか「マミさんは名探偵!」(233)

さやか「お、ようやく着いたね」

マミ「結構よさそうな温泉旅館ね!」

杏子「よーし! 早く行こうぜ!」

ほむら「いつも魔女退治と勉強に追われてばかりだけれど
たまにはこういうのも悪くないわね」

まどか「うん!」

まどか(今日、私たちは商店街の福引で当たった温泉旅行に来ています。
せっかくなので、マミさんと杏子ちゃんも誘って5人で楽しく週末を過ごすことにしました。

…でもこの時の私は、まさか旅行先であんな事件が起こるとは思いもしなかったのです)

ほう


杏子「腹減ったなぁ。飯まだかよ?」

さやか「あんた、そればっかりね。
夕食まではまだ時間があるんだし、せっかく温泉宿に来たんだから、まずは温泉でしょ?」

マミ「そうね、広い湯船につかるのも悪くないわ」

まどか「さんせーい!」

ほむら(……ま、まどかと温泉! 落ち着くのよ私。平静を装わないと。
それにしても浴衣姿も可愛いわ、まどか)

マミさんはたしかにLみたいに年中甘い物食べてるもんね

マミ「……で、皆なんで私の方をじっと見てるの?
これから服を脱ぐところなんだけど」

さやか「い、いえ別に」

杏子「な、何でもない」

まどか(……つい気になっちゃうよね、あれだけ大きいと)

ほむら(ま、まどかが、下着姿に! ああ、もう目が離せないわ! 
そのまま、そのまま次はブラジャーを! )

ほむらちゃんは安定の変態度


マミ「いい湯だったわね、私そろそろ上がるわ。
……脱衣所の前でコーヒー牛乳でも飲んで待ってるわ」

さやか「あ、はい」

杏子「お、おう」

・・・・・・

さやか「すごかったね」

杏子「ああ、すごかった」

さやか「熟れた果実のようにたわわに実った二つのふくらみが、
こう歩くたびにゆれながら、におい立つような女らしさを主張していたね」

杏子「それでいて、きゅっとしまったおしりからふくらはぎにかけての脚線美。
女のあたしらですら、とりあえず見とれるな」

まどか「ふうう、気持ちいいね。ほむらちゃん。周りの景色もいいし」ザパーン
(立ち上がって風景を見ている)

ほむら「……ええ、まさに絶景ね」


数分後

杏子「で、なんであいつは倒れるまでお湯につかったりなんかしてたんだよ」

さやか「さあ? 頭に血が上りすぎて、のぼせちゃったみたいね」

杏子「だとしても鼻血が出るまでつかるかね。小学生か? あいつは」

まどか「さやかちゃん! ほむらちゃんは?」

さやか「とりあえず、脱衣所のベンチに寝かせてきたわ。
ただの湯あたりなんだから、少し休んでれば大丈夫でしょ」

……

ほむら「……う、うーん。まどか、まどかぁ」


さやか「さて、あたしはそろそろ出るわ」

杏子「あたしも、温泉はもう存分に堪能したからな。次は飯だ、飯!」

まどか「あたしはもう1回露天風呂につかってくるよ」

さやか「そう、あんたはのぼせないように気をつけなさいよ?」

まどか「うん」

マミ「よし!マスケット型麻酔銃で美樹さんを眠らせてっと」

>>24
堂々としすぎだろwwwwwww


まどか「そろそろ出ようかな。
……体拭いてっと。ん、……あれ、あれえ!?」

さやか「どうしたの、まどか?」

まどか「あたしのパンツがない!」

杏子「何だって?」

マミ「どうかしたの? なんか騒がしいけど」

さやか「まどかの下着がなくなっているんです! 」

マミ「何ですって?」


マミ(浴場に入ったとき、私たち以外の客はいなかったし
入っているときも、他に誰も入ってこなかった)

マミ(私が脱衣所の前で待っているときも誰も入らなかった。
と、いうことは必然的に犯行は私が出て行った後の短い時間に行われたことになる)

マミ(でも、それはつまり犯人は私たちの中にいるということに……)

マミ(だけど、私には、生死を共にしてきた仲間を疑うなんて……
そんなこと! そんなことできない!)

タイヘンダー

たしかに犯人の予想がまるでできない…
緊張してきた…


マミ「というわけで、暁美さん。
何か言うことあるわよね」

ほむら「何が、「というわけで」よ。
さっきの仲間を疑うことはできないとかいうモノローグは何だったのよ?」

マミ「だって、疑う余地もないでしょう?」

ほむら「一体何の証拠があるのよ。
しれっと犯人扱いしないでちょうだい。
大体、私たち全員が入っているときに第三者が脱衣所に入ってきて取った可能性もあるでしょう」

マミ「鹿目さんの下着だけがなくなっているということは
犯人は鹿目さんが入っていることを知っていなくてはならないけど
外部の人間にいつ、どのタイミングで鹿目さんが入っているか、どれが鹿目さんの下着か、なんてわかるわけないでしょう。

美樹さんと佐倉さんは一緒だったみたいだし、先に脱衣所で休んでいたあなたにしかできないわ。」

まどか「マミさん! ちょっと待ってください!」

まだ証拠が挙がってないぞ


まどか「まだほむらちゃんが犯人て決まったわけじゃないんだし、
そこまできつい口調で問い詰めるのは、あんまりです!」

マミ「……鹿目さん」

まどか「今日はみんなで仲良く親睦を深めるためにきたんですよ?
そりゃ、下着がなくなったのは困りますけど、替えの下着は持ってきてますし、
もうやめましょう。こんなことで雰囲気悪くするのは……。

それに、私、ほむらちゃんを信じてます!
だって私の一番大切な友だちですから! 」

ほむら「ま、まどか……」

まどかはよい子


ほむら「……ま、まどか。 ううっ、ぐすん。
私、その言葉だけで十分よ」

まどか「ほむらちゃんったら、涙ぐんじゃって。
まって、今何か拭くもの、探すから」

ほむら「その必要はないわ。さっきまどかから拝借したパンツがあるもの」

まどか「……ほむらちゃん。今のセリフもう一回言って?」

ほむら「え? だからさっきまどかから拝借したパンツが……」

まどか「えっ」

                   '"  ̄ ̄ ̄  '   、
          /⌒\ /              \/ ̄ ̄|
           |: .  ノ                  ‘:, . : |
         /|: : . /     | |    |         ∨ : /\
         // ∨:..| ,       | |    | |         ', 〈   \
       ⌒7  :/. : :| |    |  | 八    | | \  |     |: :゚, 〈⌒
.       ′ | : : :| |  __|_|_ノ \  |V\__|_  | |  |   '
       ;   |__;| |    |\|     \|    \|:. | | |_|    i
        | |  /:八| \ |;;::  ィ●ァ  ィ●ァ :::;;||  | |ノ∧     |
        | | :〈__人|   ゝ;;::          ::;;|| 八  人|   |
        |ノ|   | /゚ |   |;::     c{ っ   ::;||/ ムイ⌒|   八
.          八  /∨ :八  |;;::    __   ::;;;|  /  Vヘ.| /
.            ∨     \|ヽ;;::   ー   ::;;/|/     ∨
                  \;;::    ::;;/

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               / ̄ ̄ ̄      ̄ ̄ ̄\
               |;;::              ::;;|

>>41
こんな感じだろうなwwwwwwwwwww

ほむら「(ドン! ドン!)入れて! 入れてちょうだい!
部屋から閉め出すなんてあんまりよ! まどか!!」

さやか「まどか? 何か言ってるけど? 」

まどか「ほむらちゃんのうそつき! もうほむらちゃんなんて二度と信じないんだから!
旅館の人に頼んで食事は廊下に出してもらうから、一人で食べてよね!」

ほむら「そんなぁ、あんまりだわ! 私、嘘なんてついてないじゃない!
いきなり犯人扱いされたから、文句言っただけで「自分がやってない」なんていってないもの!

それに、目の前に無防備な状態でまどかの下着があったら、
取らない方がむしろ失礼じゃない! 」


……
杏子「飯、まだかな~」

マミ「あなたそればっかりね」
 

ほむらちゃん……


杏子「いやあ、美味かった。 
普段はジャンクフードばっか食ってたけど、こういう和食もイケるもんだな。」

さやか「ねえ、まどか。転校生の奴、閉め出しっぱなしで良いの?
流石に浴衣姿で廊下で寝たら風邪ひくんじゃない? 」

まどか「う、うーん。
(許してあげたいけど、和解のタイミングがつかめなくなっちゃった。
さやかちゃんの今の言葉に乗るべきかな……)」

杏子「お、トランプがあるぜ。大貧民でもやるか?」

マミ「いいわね! ゲームで遊ぶなんて久しぶりだわ。
鹿目さんたちも一緒にやりましょう! 」

さやか「いいですね! まどかもいこ!」

まどか「う、うん。(……言い出しそびれた)」

大富豪じゃないところが良い


さやか「夜も更けてきたし、そろそろ寝ますか」

まどか「…そうだね、ゲームもひと段落ついたし。布団は宿の人が敷いてくれてたんだっけ」

杏子「よーし、一番いいとこ取った!」

マミ「どれも同じでしょう」

……
さやか「あれ……、あれ!」

まどか「どうしたの? 」

さやか「寝る前に食べようと思って、買ってきたあたしのプリンがない!」

マミ「何ですって!?」

マミ「事件が起きるなら!解決するしかないじゃない☆」


さやか「お風呂の帰りに冷蔵庫に入れておいたんです。
夕食の後には確かあったと思うんだけど」

マミ(なんてことかしら? またも盗難が発生するなんて!)

マミ(夕食の片付けの時、旅館の仲居さんが部屋に布団を敷いたのを最後に
この部屋には誰も外から入っていない)

マミ(夕食の後は、皆でトランプをして、途中で一休みしたけれど。
その時は、美樹さんがTVを見ていて、私と鹿目さんがおしゃべりしていた。
佐倉さんは窓の景色をみていた。

でも途中で美樹さんがトイレに行ったり、
私と鹿目さんが歯磨きに行ったりしていたから、お互いをずっと見張りあっていたわけじゃない。
……つまり、またも犯人は私たちの中にいるということに! )

マミさんこれは胸…腕の見せ所だぞ!

ナンテコッタ


マミ「というわけで、佐倉さん。さっさと美樹さんに謝りなさい」

杏子「何が、「というわけで」だよ! いきなりあたしが犯人扱いかよ」

マミ「ゲームの途中で一休みした時、私と鹿目さんはおしゃべりしていたし、
途中で洗面所に行ったりしたのを除けば、ほとんど一緒だったの。

TVに夢中になっていた美樹さんの目を盗んで
プリンを食べることが出来たのはあなただけでしょう」

さやか「ま、待ってください! マミさん」


さやか「確かに昔の杏子は、生きるために盗みとかしてたかもしれませんけど。
最近はバイトとかもしてるし、
何よりあたしに、もう魔法を使って盗みを働いたりはしないって約束してくれたんです。

……あたし、杏子の言葉、信じたいんです!」

杏子「……さ、さやか」

さやか「あたしはさ、その、なんていうか、最近の一生懸命頑張ってるあんたのこと知ってるからさ、
何か応援してあげたいなぁ、って思ったというか、
あたしだけはあんたの味方でいてあげたいっておもったんだよ」

杏子「さやか。……ありがとうな」

イイハナシダナー


マミ「でも、美樹さん。 プリンはいいの?」

さやか「まあ、また買ってきますよ。こんなことで雰囲気悪くなるなんて嫌ですし」

杏子「そうだな、チョコプリンなら、下の売店にまだ売ってたと思うし」

さやか「えっと、……杏子。

あたし「プリン」としか言ってなかったんだけど。
なんで、あたしが買ったのが「チョコプリン」だってわかったの?」

杏子「えっ」

わたしって、ほんとバカ

杏子「(ドン! ドン!)入れて! 入れてくれよ!
部屋から閉め出すなんてあんまりだ! さやか!!」

マミ「美樹さん…… 何か言ってるけど? 」

さやか「あんたの言葉なんか信じたあたしが馬鹿だった!
今日はあんたの顔なんて見たくもないの!!」

杏子「そりゃ、あんまりだぜ! 
別に魔法使って取ったわけじゃねえし
冷蔵庫の中の名前書いてないものは早い者勝ちってのが普通じゃねえのかよ! 」

まどか「さやかちゃん。本当に杏子ちゃん(とほむらちゃんもだけど)閉め出しっぱなしで良いの?
流石に浴衣姿で廊下で寝たら風邪ひくんじゃない? 」

さやか「いいの! もう知らないわよ、あんな奴!」

マミ「さ、みんな寝ましょう」

さやか「はーい」

まどか(本当にいいのかなぁ?)


マミ「電気、消すわよ?」

まどか・さやか「は~い」

……

さやか(……………………ん、あれ? 誰かあたしの布団の中に入ってきた?)

さやか(やだ、ふともも撫でまわされてる。
それも、なんだかいつくしむように、何度も何度も……
あっ! なんだか、だんだん下腹部の方に近づいてきて……、やんっ?)

あんこはハードな生活だったから…

やんっ


さやか(えっと、入り口側から、私・マミさん・まどかの順番で寝ていたから……
すぐ隣に寝ていたのは……マミさん? えっ、じゃあこれマミさんなの? )

さやか(だ、駄目だよ、マミさん。
私、そりゃあマミさんのこと先輩として尊敬してるけど、こういう関係にはなれないっていうか……あんっ)

さやか(ど、どうしよう、変な気分になってきちゃった。
なんだか頭がぼうっとしてきて…

あれ? 今度は浴衣の胸元に手? を入れてきてる?

ん、ぁ!
今度はおっぱいを何度も外側から包み込むように揉みしだかれてるよぉ。
あ、だめ、……そんな敏感なところ)

さやか「あんっ!」

マミ「美樹さん? どうかしたの?」

さやか「えっ」

 \                    /

   \  丶       i.   |      /     ./       /
    \  ヽ     i.   .|     /    /      /
      \  ヽ    i  |     /   /     /
   \

                                  -‐
  ー

 __           わ た し で す           --
     二          / ̄\           = 二
   ̄.            | ^o^ |                 ̄

    -‐           \_/                ‐-

    /

            /               ヽ      \
    /                    丶     \
   /   /    /      |   i,      丶     \
 /    /    /       |    i,      丶     \


さやか(あれ? 少し離れたところからマミさんの声が? 
ということは、マミさんは隣の布団にいる?
じゃあ、今私の布団の中にいるのは? )

さやか「いやあああああ!!」

マミ「美樹さん!?」

まどか「ふぇ? なに、どうしたの? さやかちゃん」

さやか「今、だ、誰かが! 誰かがあたしの布団にもぐりこんでおっぱい触ってたんです! 」

まどか「えっ」

マミ「何ですって! 」

>>85
お前か
許さんぞ


マミ(外部から誰かが侵入した形跡はない。仮に侵入したら、さすがに音だってするし、気配があれば気が付く)

マミ(入り口側から、美樹さん・私・鹿目さんの順番で寝ていたから……

鹿目さんが美樹さんの布団まで近づいて来たら、気配とかするだろうし。
私が電気をつける一瞬で、自分の布団のところまで戻れるわけもない)

マミ(と、いうことは、恐ろしい結論になってしまうけど……)


マミ「犯人は、私たちが眠る前から、もしかしたらもっと前から、この部屋に忍び込んでいた。
そして、今もこの部屋のどこかに身を潜めていることになるわ……」

さやか「ええっ!」

まどか「うそっ!」

QB「そんな!」


マミ「……」

さやか「……」

まどか「……」

QB「?」

なにやってんすかキュウさん

QBだ殺せ

>>95
ウォーーーーーーー


QB「(ドン! ドン!)入れて! 入れてくれよ!
部屋から閉め出すなんてあんまりだよ! マミ!!」

まどか「マミさん…… 何か言ってますけど? 」

マミ「いいのよ。 誰も入ってこれないように、鍵もかけて、結界も張りなおしたし。
今度こそ寝ましょう」

QB「違うんだ! 誤解だよ! マミ!
僕はただ置いてきぼりにされて、独りで寝ようと思ったらなんだか寝付けなくて!
いつものようにマミと一緒でないと眠れない感じで!

間違えてさやかの布団に入っちゃったんだよ!
決してさやかにセクハラするつもりじゃなかったんだ! 」

さやか「まったく、どいつもこいつも……。 まどかも、馬鹿どもはほっといて寝るわよ!」

まどか「う、うん」

(旅館の廊下)

QB「(ドン! ドン!)マミ!」

杏子「そんぐらいにしとけよ、キュウベえ。
お前、普通の人から見えないから、他の客から、あたしらが夜中に騒いでるように思われちまう」

ほむら「まったく、あなたのやったことは犯罪だって、自覚した方が良いわよ? 」

QB「君からそんな言葉を聞くなんて、何だか新鮮な気分だよ」

ほむら「私は、罪を犯したわけではないわ。
よく偉い人がいっているでしょう。

「周りの人間が、どんなに自分の行動を否定したとしても
自分の信念と理想を貫いたものだけが、本当の人生の勝利者となり、新しい価値観と世界を創っていく」って

私は、自分の信念と理想に殉じただけ。
私を罪人というのなら、人類の歴史を進歩させてきた世界の革命者たちは、みな罪人ということになるわ」

杏子「下着泥棒の言い訳としては斬新な部類だな」

ほむほむは重症

QB「お互いをなじりあうような非建設的な会話はやめよう。
……それより、どうだろう。この際だから、ここは協力し合うというのは」

杏子「というと?」

QB「ほむらはまどかとねんごろになりたい。
杏子はさやかに仕返ししたい。
僕はマミと一緒に眠りたい。

僕たちの利害は一致しているじゃないか、そうだろう?」

ほむら「でも……どうするつもり?」

QB「なに、ほむらの時間停止、杏子の幻覚魔法、僕の物質透過。
これらを駆使すればこの状況を打開するなんて、造作もないよ。

実は、まどか達の泊まっている部屋の向かい側とその右隣は空室なんだ。
そこに君たちはそれぞれの相手を連れ込むのさ。
そこから先はそれぞれやりたいようにということで」

ほむら「……いいわ。とりあえず話を聞きましょう」

杏子「ま、あたしらが廊下で寒い思いして、あいつらだけ気持ちよく寝ているのは癪な気分だしな」

QBクズすぎワロタ


QB(まずは、このとおり、
ぼくが物質透過でまどか達が止まっている部屋に侵入する……っと。

マミの結界の張り方には癖があるから、隙があるところもわかるんだよ)

ほむら(だったら最初からそうすればいいじゃない)

QB(マミと二人きりになれないだろ? よし、結界は解除したよ
ほむら、時間停止だ)

ほむら(了解。杏子、時間を止めるから手をつないで。
あなたまで動けないと困るから)

杏子(わかった)

ほむら(そして、私が時間を止めた状態で、魔法でカギを開けて中に入る。
…当然、音も気配もまどか達にはわからない)


杏子(部屋に入れたな。この後は? )

ほむら(ちょっと面倒だけど、この状態で私はまどかを、あなたはさやかを
あらかじめ鍵を開けておいた空き室に連れ込むのよ)

杏子(若干、厳しそうだな)

ほむら(ええ、私と手をつないだまま、魔法を使うなり、布団でくるむなりして運ぶのよ? 
直接触れると、まどかたちもこの時間停止空間で動けるようになって、気づかれるかもしれないからね)

マミさん何とかしてくれ


ほむら(それじゃあ、私は向かいの部屋)

杏子(あたしは右隣の部屋だな。……よし、運んだぜ)
……でも、このあとはどうすんだ?
まどか達の怒りをかっているこの状態で、下手なことしたら、火に油なんじゃねえのか?)

QB(そこで君の出番だよ。幻覚魔法でまどかとさやかからは、君たちをマミに見えるようにするんだ。

ふたりとも先輩のマミには一目置いてるし、多少やんちゃなことをやっても、
「きっと、寂しがりなところがある先輩が旅行先でつい悪乗りしちゃったんだよね」って感じで
激しく怒ったりはできないだろ? )

杏子(なるほど)

QBひどいな


ほむら(念のため聞くけど、あなたの幻覚魔法って眠ってる相手にもかかるの?)

杏子(別に試したことがあるわけじゃねえけど、ただあたしの幻覚魔法は視覚と聴覚両方から作用するからな。
眠っている状態でも案外耳は聞こえてるし、しかもその時人間の深層意識はむき出しだ。

むしろ普通の状態よりよく効くと思うぜ)

ほむら(なるほど。それじゃ、早速、こっちにきてまどかに魔法かけてくれる?)

杏子(わかった)


QB(さて、やっとふたりきりになれたね、マミ)

マミ「……キュウべえ?」

QB「お、起きてたのかい?」

マミ「あなたの気配がしたから何となく目が覚めたのよ。
というか、どうせ結界を張っても、あなたの事だから入ってきちゃうんじゃないかと思っていたわ。

……私と一緒でないと眠れないんですって?
いつもそっけないのに可愛いところあるじゃない。

意外と甘えん坊さんなのね、ふふ」

なん…だと


QB「べ、別に僕は、君と寝たかったわけじゃなくて! 
ただ君の方が僕という抱き枕がないとさびしくて眠れないんじゃないかと気を遣っただけで!
……まあ、マミの方がどうしてもというのなら一緒に寝てもいいかな」

マミ「意地張っちゃって……。いいわ、私が折れてあげる」

QB「え?」

マミ「キュウべえ……おいで?(ハラリ)」(浴衣の胸元をはだけてる)

QB「マ、マミ!」

マミ「んっ! あ、あんっ! そんなに激しくしちゃだめよ……鹿目さんたちが気づいちゃうわ」

QB(……まどか達は別室にいるからその心配はないんだけどね)

ふざけんな

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3517771.gif

(´・ω・`)b

>>121
うひょおおおおおおおおおおおおお

~向かいの部屋~

ほむら(ああ、目の前にまどかの寝顔が! 何度見ても可愛いわ)

まどか「すぅ……むにゃむにゃ」

ほむら(そうだ!写真撮っておこっと!)ゴソゴソ

まどか「ん? ま、マミさん?」

ほむら「(ギクッ)起きたの? え、えっと何かしら? ま……鹿目さん?」

まどか「あの、マミさんにお願いがあるんです」

ほむら「お願い?」


まどか「ほむらちゃんたち部屋に入れてあげてくれませんか?
廊下で眠るのはちょっとかわいそうですよ。
……きっと今頃反省してしょげ返ってると思うんです。

でも一度、厳しく言っちゃった私の立場からだと許してあげるのにも、タイミング外しちゃったし、
先輩のマミさんがフォローしてあげる形で和解するようにしたいんです」

ほむら(まどか……、やっぱり優しい娘なのね。
というか……すいません。反省するどころか開き直って、己の欲望を満たそうとしてました)

まどか「マミさん?」

ほむら「え、ええ! わかったわ。 
あの娘たちを部屋に入れておいてあげる。だから安心してあなたはもう眠りなさい?」

まどか「はい、ありがとうございます。
すぅ……むにゃむにゃ」

あんさや
あんさや

~右隣の部屋~

杏子(さてと、どうしよっかなー?
仕返しに顔に落書きでもしてやろうかな? それとも……)

ほむら(……杏子)

杏子(うわ、なんだよ急に! まどかとよろしくやってんじゃなかったのかよ?)

ほむら(それが、あの娘。マミの姿をした私に、私たちがかわいそうだから部屋に入れたげてって。許してあげてって頼むの。

……何だか、その、毒気が抜かれたというか、自分が恥ずかしくなって。
だから、まどかと一緒に元の部屋に戻って普通に寝ることにしたわ)

杏子(……)

ほむら(だから、まどかにかけた幻覚魔法を解いてくれる? もう必要ないし)


杏子(ま、いいけどよ、 ほら、解いたぜ)

ほむら(ありがとう。 あなたもほどほどにね? 
本当は美樹さやかを嫌ってるわけじゃないし、逆恨みだって自分でもわかっているでしょ?)

杏子(余計な御世話だっつうの!)

ほむら(ふふ、じゃあね)

杏子「ったく、なんだよ。あたしまで何だか馬鹿らしくなってきちまった」

さやか「……杏子」

杏子(ギクッ)

どうくる


さやか「……駄目だよ、杏子。そんなことしちゃあ。
食べ物くらいあたしの分けてあげるから。むにゃむにゃ」

杏子「ね、寝言かよ。おどかしやがって」

さやか「……あたしは、あんたが本当は良い娘だってわかってんだからさぁ。
だから、もうすねたりするんじゃないよぉ?」

杏子「夢の中でもあたしにお説教かよ。ったく」

杏子「……」

さやかはよい子

~マミたちの部屋~

ほむら「あら、杏子。結局あなたもこっちで眠るの? 美樹さやかは?」

杏子「さやかは、あの部屋でゆっくり寝かせてやることにした。
……運ぶと目を覚ましちゃうかもしれないし、どうせ空き室なんだろ? あの部屋は?

明日の朝、隣の部屋から連れ戻して、寝ぼけて部屋を間違えたんだってことにしとけば問題ない」

ほむら「あ、そう」

杏子「マミとキュウべえは?」

ほむら「寝ているわ。一緒に」

杏子「妙にすっきりしたさわやかな顔で寝やがって。……のんきなもんだな」

ほむら「あたしたちも寝ましょう」

杏子「そうだな」

めでたしめでたし


~翌朝~

マミ「…ねえ、美樹さんがいないんだけど」

まどか「ふぇ、あ、本当だ!?」

QB(どういうことだい? 杏子)

杏子(いや、結局、昨日さやかの奴は右隣の部屋で寝かせてやることにしたんだ。
どうせ空き室なんだろ? 今連れてくるよ)

QB(え? 右隣?)

杏子(何だよ?)

ついに本番か


QB(僕は「向かい側」と「その右隣」が空き室だっていったんだよ?)

ほむら(何ですって! じゃあこの部屋の右隣は……)

QB(うん、誰か他の客が泊まっていたはず)

杏子(まじかよ! そういえばあの部屋、暗かったけど最初から布団が敷いてあったような……
じゃあさやかは今、赤の他人の部屋に一緒に入っている状態に……)

(……っ!!!!)
(!!!!)

マミ「何か隣の部屋が騒がしいわ」

まどか「……というか隣からさやかちゃんの声がするような」


~前日のお昼頃、温泉に向かうある電車の中~

恭介「いいのかい? 温泉に招待なんかしてもらって」

仁美「ええ、上條君には、良い湯治になりますでしょう?
他の方がこれなくなったのは残念ですけど」

恭介「そうなんだよ。せっかくだからクラスの男女グループで温泉に行くって話だったのに。
中沢とか他の奴もさ、なんでもたまたま同じ日程で家族全員招待のハワイ旅行が当たっただの、
期限付きの高級ホテルのリゾートチケットをもらっただのってドタキャンされたんだ」

仁美(まあ、私が手を回してそういう展開にしたんですけどね)

恭介「志筑さんも、さやかたちに声かけたんだよね?」

仁美「ええ、でもいい返事がもらえなくて。」

仁美(遠くから聞こえるか聞こえないかくらいの小声で声をかけたのですけれどね。
……私、別に嘘はついていませんわ)


恭介(冷静に考えたら、同じクラスの女子と二人きりで温泉に一泊……
い、良いのかな? 別に付き合っているわけでもないのに。なんか意識してしまうな)

仁美(ふふふ。先日、さやかさんに私の気持ちを告白したうえで
もし、上條君の事が好きなら、次の日までに告白するよう迫ったのは正解でしたわ)

仁美(さやかさんのことですから、少しずつ時間をかけて親しくなっていって
気づいた時にはお互いを男女として意識しているという流れを漠然と考えていたんでしょうけど。

いきなり告白するように期限を切って迫られたら
さやかさんの性格上、何もできなくなると踏んでいましたわ。
読み通り、私の告白はいい牽制球になりましたの)


仁美(……まあ私も、まだ上條君と恋人関係にもっていけるほど親しくなっていませんし、実は告白もしていませんけど。
さやかさんのことですから、何となく私が上條君と一緒に時間を過ごすところを見せつければ
勝手に付き合っているものと勘違いして身を引くと思っていましたわ)

仁美(あとは、さやかさんが勘違いをし続けている間に
上條君と親しくなって既成事実を作るだけですの。

悪く思わないでくださいね、さやかさん。
恋愛に王道も邪道もありませんの)

仁美「計画通り」

恭介「ここが温泉旅館かぁ。悪くない雰囲気だね。中学生だけで泊まれるの?」

仁美「父から話を通してるので大丈夫なはずですわ。
それより、足の調子まだよくないんでしょう? 私が手を貸します」

恭介「あ、ありがとう」
恭介(って、志筑さん! 胸が! 胸があたっているよ! ま、まずいって)

仁美(もちろんあてていますの)


仁美「ふう、良い温泉でしたわ。……上條君はどうでしたの?」

恭介「いや、いい湯だったけど。
……それより、ぼ、僕たち同じ部屋なんだけど、ひ、一部屋しか取れなかったの?」

仁美「ええ、残念ながら」(ニッコリ)

恭介「い、いいのかな」

仁美「でも、旅館側の都合でどうしてもこうなってしまいましたの。
私たちが二人きりで過ごす結果になってしまったのは
あくまで、たまたまの偶然で、誰のせいでもありませんわ。それに私は気にしていませんから。

……いやん! 帯がほどけてしまいましたの! 浴衣って着るのが難しいですわ」

恭介「!!!」

仁美(ふふふ、どうですの? 
同い年の女子がお風呂上りで
ほんのりと頬を桜色にしながら、浴衣姿を着崩しておりましてよ?
意識してますわよねぇ? 上條君?)


仁美「なかなかおいしい食事ですわね」

恭介「そうだね。……なんだか珍しい味付けだ」

仁美(もちろん、私が手を回して食事に精力剤を盛っていただいておりますの。
今夜はお覚悟してくださいましね。上條君?)


仁美「そろそろ眠りましょうか」

恭介「う、うん」

仁美「それでは、おやすみなさい」
……

恭介(ね、眠れない。気持ちが高ぶって。
それになぜか志筑さんも妙に今日は僕に迫っている気がするし。
僕もしかして誘惑されてる? ま、まさかね?)

仁美(ふふふ、仕上げですわ。とはいえ、私から迫るわけにはいきませんの。
あくまでも上條君から手を出させて、負い目を負わせなくては……。

「ひどいですわ、私、結婚するまで純潔を守るつもりでしたのに!」
「ごめんよ、志筑さん! 君があまりに魅力的だったから」
「責任を取ってください!」
「わかったよ、僕も男だ! 結婚しよう」
「はい!」

この流れで確定ですの! ばっちこーいですわ! 上條君!)

恭介「いつから俺が男だと錯覚していた」


上條(とにかく間違いを犯すのはよくない。早く寝ないと。
うん、だんだん瞼が重くなってきた)

仁美(もう、まだきてくれませんの? 駄目ですわ、何だか眠くなってきて……。
苦労して作り上げたチャンスですのに……でも、ねむ……)

「……だよ。……ちまった」
「……子」
「……杏子。そんなことしちゃあ。
……げるから。むにゃむにゃ」
「ね……やがって」

上條(気のせいかな? 今部屋の中で、人の声がしたような)

上條(……目が覚めてきちゃった)ゴロリ

上條(って、ええええ! 僕の隣にさやかが寝てる!?)

上條と恭介の使い分けの基準はなんなのか

さやか「すぅ……すぅ……」

恭介(いやいやいや! いくらなんでもあり得ない!
志筑さんと二人で泊まっていた部屋にいきなりさやかが現れるなんて!

そうか、これは夢なんだ! 
意識がはっきりしている覚醒夢ってやつか!)

さやか「ううん」(ごろり、ハラリ)

恭介(うわあああ! さやかが寝返りうった拍子に浴衣の前がはだけてあられもない姿に!
しかもさやかの顔が僕の目の前に!

こんな夢見るなんて……
僕自覚してなかったけど、さやかをそういう目で見ていたのか?)

そういう目で見てたのか

恭介(それにしても、さやかのおっぱい。
お椀型というか、ほどよく成熟して、その、気づかないうちに大人になってたんだな。
……まあ僕の夢だけど、これ。

寝顔もなんだかこう、可愛いな。
というか女の子の寝顔見るのって初めてじゃないのか、僕。

……それにしても変だ。こう体が熱くて、さやかを見た瞬間にこう下半身にずんと衝撃が走って、抑えきれない衝動が湧き上がっているような)

さやか「ううん、恭介。恭介ぇ。すきだよ……」

恭介(プツン)←理性の糸が切れる音


恭介(か、可愛い! そうだ、どうせこれは夢なんだ! 
だったら何やっても構わないよな!)

恭介「さやか、僕も、好きだよ、さやかぁ!(ガバッ)」

さやか(え? あれ、何これ?
……あたし恭介と抱き合ってキスしてる?
……そっかぁ、こりゃ夢だ。だって恭介がこんなところにいるはずないもん。
でもいい夢だなぁ。もう少し覚めないでほしいなぁ)

さやか「恭介、抱いて! あたし、恭介が欲しいの!」
(…なぁんてこんなこと夢の中でもなきゃ言えないわよね)

仁美ちゃんを悪者にする前座は必要だったのかよ!?

後悔なんてあるわけない!

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               | : l: i:∧""  < ヲ  .|:.( ∨ . | |
               | : l: :i: :〕ト .  _ __ . イ!:∧ ∨:| |
             ∩  .N人ノヽ!;从ル ∧_ /ル' ∧ Ⅵ .!`ヽ
            l | ./ )    }><! 〈〉 / / }__   し'へ
            | |_/ /   ∠斗.<j レ'⌒ヽ' イ(___ノ   しノハ
            r「   /  /、           从 入 _ __ イ  i}
             ノし(⌒Y /ヽ:::}  ノⅤ厂ⅥⅤ入  ∧      ノ
         〈\__ メY、:: :::}⌒7.:⌒ ー'´.: ̄`ヽV/  > --<\
          }\   j 〉/j ./. :: :: :: :: :: :: :: :: :: 7 ´     V∧
          |  >く/   ノ人 :: : :.ノヾ. :: :: _::ノ{          V∧
         人__ _/   //  }「  o li > ≠斗        V ハ
                //  /    .|!    ∧        V ji
                 //  / \ o j| _ _ / .∧           i |

>>193
精力剤飲ませないといけなかった


恭介「さやか!」

恭介(さやかの張りのあるおっぱい、……弾力があってやわらかいな。
触れると僕の手を押し返してくる。
……下の方はどうなのかな)

さやか「んっ、恭介、ああっ」

さやか(恭介の指が私の大事なところを何度も何度も愛撫して
……入ってくるよぉ!)

恭介「さやか! もう、我慢できないよ」

さやか「いいよ、きてぇ!」

こんなに冷静に「弾力が…」なんて考えてる余裕ってあるんですかね?(20歳/童貞)

~翌朝~

恭介(……朝か。ふううう、何だか昨日はすごい夢を見てしまった)

さやか(ん、朝か。昨日は良い夢見たなぁ、えへへ)

仁美(ん、朝ですのね。……しまった!眠ってしまいましたわ。
せっかくのチャンスを…って、え? え?)

仁美「いやあああああああ!!!」

恭介「えっ」
さやか「何?」

仁美「なぜさやかさんがこの部屋におりますの!?
何で上條君とあられもない姿で抱き合いながら、同じ布団で寝ているんですの!?」

さやか「あれ? 夢じゃなかったの? え?」

仁美「一体どういうことですの!! 」

~帰りの電車の中~

仁美「あんまりですわ! 私、上條君と思い出を作るために来ましたのに、
自分の真横で親友が好きな相手と抱き合っていたなんて……
おかげで思い出どころかNTRのトラウマが出来上がってしまいましたわ! 」

さやか「だから! あたしにもよくわかんないんだって!
気づいたら、恭介の隣にいて、……唇を重ね合わせて、
お互いを求めあって……(ポッ)///

いやん! もう!(照れ照れ)」

仁美「(ギリギリ) 汚い! さすがさやかさん、さやきたないですの!」

さやか「さやきたないって何だよ!?
さやかわいい、とか、さやかっこいいと評される
品行方正な美少女、さやかちゃんをつかまえて! 」

恭介(ど、どうしよう? なんかとんでもないことをしてしまったような? )

ひゃほう

まどか「マミさん、仁美ちゃんたちがたまたま、私たちとおなじ旅館に泊まっていたのはわかったんですけど、
何でさやかちゃんが仁美ちゃんたちの部屋にいたんですかね? 」

マミ「いや、ここまで事件を解決してきた私にもさすがにわからないわね」

マミ(……というか、暁美さんと佐倉さんも、いつの間に部屋に戻ってきていたし。
キュウべえ? 何か知ってる? )

QB(僕は入るときに部屋の結界を内側から解除して、ほむらたちも入れるようにはしたよ?
でも、さやかを別室に運んだりなんかはしてない)

マミ(そう)

どうしよう?
じゃねぇよ


まどか「それに仁美ちゃんとさやかちゃんもなんだか険悪な雰囲気になっているし……。
さやかちゃんと恭介君がなにかしてたのかな? 」

ほむら(なにかしてたというより、ナニしてたんでしょうけど
まどかがそういうことを知るのはまだ早いわよね)

ほむら「きっと寝ぼけて隣の部屋に行ってしまったのよ。
……その後何があったのかは知らないけど」

杏子(あ、あたしのせいじゃないぞ。あたししーらないっと)

まどか(こうして、いくつかの謎を残したまま、私たちの一泊二日の温泉旅行は終わりました。

一体何が起こっていたのか、いつか謎が解ける時がくるのかもしれないし
わからないままなのかもしれませんが
とりあえず、私は、さやかちゃんたちの喧嘩がおさまって、早く仲直りするのを願うばかりなのでした)

おしまい

1です。

スレタイだと、何だか密室殺人が起こって本格的な推理でもするかのようですが
全力でタイトルを裏切るというか途中からほぼタイトル関係なしなSSになってしまいました。
ノリと勢いで書くとこうなるという良い例ですね。

まあ、一応途中までマミさんが事件を解決? しているのは確かなので許してください。
途中支援していただいた方
付き合っていただいた方
ありがとうございました。

それでは。

楽しませてもらいました
>>1

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