ちなつ「あかねさんの前であかりちゃんとキスしたらどうなるかな?」(669)

京子「きっと怒るだろうな」

結衣「激怒する姿が簡単に想像できるね」

ちなつ「てことは私、殺されるんでしょうか?」

京子「まさか」

結衣「いくらあかねさんでもそこまでしないだろ」

ちなつ「ですよねー」

あかり「あのぉ。三人とも何の話をしてるの?」

京子「心配するな。これはあかりの将来にかかわることなんだ」

あかり「え?」

結衣「今のあかりにはまだ分からないだろうけど、
    いずれ私たちに感謝することになると思うよ?」

途中で終わったの書き直しか


その日の娯楽部では会議が行われていたのだ。

議題はつまり、あかねさんの正体を暴くこと。

あの笑顔の裏には、どんな本性が潜んでいるかということ。


結衣「あかねさんは今日大学休みなんだよね?」

ちなつ「休みの日は、あかりちゃんグッズでお楽しみタイムらしいですよ」

京子「さすが変態だな。おし、出発するか」

あかり「……へ?」


話の流れについていけないあかりに構わず、腰を上げる一同。

目的地はもちろん赤座家。


あかね「あら、お客さんね?」


玄関で出迎えてくれたのは現役女子大生のあかりの姉だった。

長身で赤い髪の毛が特徴。髪の後ろを団子にして止めてる。

そんなどうでもいい部分が、やはりあかりの姉なんだと感じさせられる。

本物の方か④


京子「あかねさんにお話したいことがあります」


リビングでお茶を淹れてもらってる最中、京子が不意にそういった。

あかねは、あら何かしら、と言って京子の瞳を見つめた。


京子「あかりには付き合ってる女の子がいるんです」


あかねはティーカップを落とした。


京子「その子とはキスまでする仲です。
    もう五回くらいキスしちゃったそうです」


あかねの顔から笑みが消えた。


あかねは、あまりの衝撃に気を失いそうになったが、
深呼吸してなんとか正気を保つ。

唇が震えるのが分かった。

自分がその女の子の名前を訊いたら、
瞬殺してしまうのが容易に想像できたから。


血を流しながら地に伏せ、涙目で自分を見上げてくる同級生。

そういうことは中学三年の時に卒業したはずだった。


あかね(私のあかりが……? 嘘でしょ? きっと京子ちゃんはジョークを
     言ってるのよ。そうとしか考えられないわ。でも、もし本当だったら?
     どこの馬の骨ともわからない女に奪われたってことなの……?)


怒り、哀しみ、未来予想、後悔。

あかねの脳裏を思考が駆け巡る。


結果的に訊かずにはいられなくなった。

殴ったらのキスバージョンか

また病院寄ろうぜーになったら笑う

はよ


結衣「あかねさん? うつむいたまま震えてますけど大丈夫ですか?」

あかね「え、ええ……。大丈夫。ちょっと驚いちゃったのよ。
     京子ちゃんったらいつのまにジョークのセンスを
     身に着けたのかしらって」

京子「冗談じゃないっすよ?」


ガシャアアアアアン!!

一同があかねの方に注目し、床に叩きつけられたカップを見た。

あかねは、しまった、と言う顔をして言い訳しようとした。


結衣「動揺したのはあかりのことが好きだからですか?」


全身が血の色で染まった気がした。

気が付いたら結衣を床に押し倒し、首を絞めていた。


あかね「もう一度言って見なさいよ……首をへし折ってあげるわ」

結衣「う……ぐあああ……」


あかり「お姉ちゃん、結衣ちゃんに何してるの!!」

ちなつ「あかねさん落ち着いて下さい!!」


二人の一年生が止めにかかるが、万力のような
あかねの手は簡単には外れなかった。

結衣の顔から血の気が引いていき、ついに息絶えようとしたその時。


京子「ちなみにあかりと付き合ってるのは、ちなつちゃんなんです」


結衣の首から地獄の施錠が解除され、ちなつのお腹にボディブローがさく裂した。


あかね「あらそう。勘違いしてごめんなさいね。
     てっきり結衣ちゃんがあかりを奪った犯人なのかと思ってたわ」

ちなつ「ぐえええ……痛いよぉ……誰かお医者さん呼んでよぉ」

あかねは少しだけほっとしていた。

先程の一撃は一週間は再起不能になるくらいのボディだったのに、
ちなつは減らず口を叩く余裕があるのだ。

中学生の女の子の防御力をはるかに超えている。

もしかしたら、ちなつもどこかで訓練を受けたのかもしれない。

そう思うと親近感を抱けるのだった。


ちなつ「いきなり殴るなんてひどいじゃないですか!!」

あかり「暴力振るうなんて信じられないよ!!
     あかり、そんなお姉ちゃんなんて大嫌い!!」

あかね「……え?」

京子「くくくっ。あかりは今大嫌いって言いましたよ」

あかね「え、あの、ごめん。意味わかんないわ」

あかねはあかりのいる目の前では本性を表さない

こわすぎワロタ


あかりは目に涙を浮かべながら、ちなつをお腹をさすっていた。

真っ赤に染まった可愛いお腹。あかねの拳の跡がくっきり残ってる。


ちなつ「痛すぎておやつが食べられないよー」

あかり「い、命にかかわらなくてよかったね。
     お姉ちゃんが殴った時、大砲みたいなすごい音がしたから心配したよ」

あかね「あの、あかり……?」

あかり「話しかけてこないで!!
    もうお姉ちゃんとは口聞いてあげないんだから!!」


血を分けた妹に嫌われる。

それが、あかねにとってどんな意味を持つのだろうか。

絶望などと言う言葉では生ぬるい。

死すら超越した永遠に続く拷問であった。

ほう


京子「おい結衣、まさか本当に首が折れてないだろうな?」

結衣「たぶん大丈夫だと思う。一時的な呼吸困難のせいで、
    今も頭がボーっとするけどね」

京子「じゃあ帰りに病院寄ってこうぜ」

結衣「そうだな。ちなつちゃんも一緒に行くかい?」

ちなつ「はい♪ 結衣先輩とならどこへだって着いて行きます!!」

京子「じゃあそういうことだから。また明日学校で会おうぜ、あかり」

あかり「う、うん。またね、みんな」


騒動の原因となった少女らは普通に帰って行った。


あかりは、床に崩れ落ちてる姉を横目で見ながら階段を上って行った。

すすり泣く女の声。今のあかりにはそれすら不快だった。

本当は付き合ってないとはいえ、友人のちなつにボディをかましたのだ。

簡単に許せるはずなかった。


姉妹間の会話はないまま一日が終わった。

翌朝、あかりは食堂でばったり遭遇した姉に挨拶されたが、無視した。


あかね「あかり……。お願いだから聞いてちょうだい。
     昨日のことは誤解なのよ。
     ちなつちゃんには電話で謝ったのよ……?」

あかり「……」

あかね「ねえ、あかり。まだ怒ってるの?
     お姉ちゃん、本当に反省してるのよ?」

あかり「行ってきます」


食事もせずに、通学カバンを片手に玄関を出ていくあかり。

あまりにもそっけない態度。

あかねは悲痛で胸が張り裂けそうになる。

昨日のように床に崩れ落ち、いつまでも泣き続けた。

休憩タイムが始まった

ちなつの防御力kwsk

おいコラ

わろた

相変わらず飛ばしてますな

なんだこれ面白いぞ

はよ(期待)

バンバン

はぁ…はぁ…はやく

こっちも一応

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

はよ

我、帰還セリ

はよしろ

この類のスレ4回は見てるがイザナミなの?

場所が変わって、あかりの教室である。


向日葵「まあ、そんなことがありましたの」

櫻子「ちなつちゃん、よく生きてたね。
    重いボディ喰らった割にはピンピンしてるし」

ちなつ「えへへ。私ってこう見えてタフなの。
     お姉ちゃんに鍛えられてるからね」

あかり「昨日は本当にごめんね」

ちなつ「大丈夫だよー。お医者さんにも何ともないって言われたし」

向日葵(吉川ちなつ……。こいつ、何者ですの?)

櫻子「でも、あかりちゃんも大変だよねー。
    お姉さんと顔あわせるだけで気まずいっしょ?」

あかり「あんな家、もう帰りたくないよ」

椅子に深く腰掛けたあかり。

人生に疲れ切った未亡人のような雰囲気である。

あかり「あんな人、あかりのお姉ちゃんじゃないもん」

あかりの瞳から大粒の涙が零れ落ちた時、
向日葵の中である決心が固まったのだった。


向日葵「しばらくわたくしの家で生活しませんか?」

あかり「え?」


向日葵は、赤座姉妹の関係修復のために一番必要なのは
時間だと思っていた。それとお互いの距離。


離れて暮らせば、今まで見えなかったことも見えてくるものなのである。

あなたが書く向日葵には期待せざるを得ない


あかり「でも、向日葵ちゃんの家族の人に迷惑じゃないかな?」

向日葵「両親なら説得しますから大丈夫ですわ。
     仕事で忙しいから、滅多に家に帰ってこないという設定ですし」

櫻子「そういえば、向日葵の家に行ってもめったに親御さんに会わないね」

向日葵「実質的には、私と妹の楓との二人暮らし状態ですわ」

ちなつ「あかりちゃん、向日葵ちゃんもこう言ってることだから、
     お邪魔させてもらえば?」

あかり「うん、そうだね。それじゃあ今日からお世話になるね、向日葵ちゃん」

向日葵「こちらこそお願いしますわ。
     赤座さんが帰りたいと思えるまでゆっくりしていってくださいな」


帰宅してから泊まり込みの荷物を用意するあかり。

それを目撃したあかねは、取り乱しながら早まった真似は止めないさいと
止めたが、あかりは聴く耳を持たなかった。

あかねさんの醸し出すラスボス臭はいつも凄い

向日葵の家の玄関に手を伸ばすあかり。


楓「あっ」


楓と対面してしまった。

楓も玄関を開けようとしていたのか?

そうではない。


楓「いらっしゃい。あかりお姉ちゃん」

あかり「え?」

楓「お姉ちゃんから話は聞いてるよ。
   こころの整理がつくまで、楓の家でくつろいでね」


まさに、よくできた妹であった。

あかりは向日葵の部屋に案内され、そこで寝泊まりするように言われた。

傷心のあかりには、この時点で向日葵の考えてることなど想像もつかなかった。


向日葵(うふふふ……。笑いが止まりませんわ)

楓「お姉ちゃん、どうしたの?」

向日葵「なんでもありませんわ。
     それより今夜の夕食はハンバーグにしましょう。
     ちょうど材料を切らしていたんですの。買い出しに行きますわ」

あかり「あかりも一緒に行ってもいいかな?」

向日葵「もちろんですわ。楓と三人で行きましょう」

楓「わーい。お買いもの楽しみー」

回りくどい表現で笑っちゃう

波乱の予感


見ていて微笑ましくなるお買いものを済ませたあと、
帰宅してさっそく夕飯の準備。

向日葵はいいと言ったのだが、あかりがどうしても
手伝うと言って聞かなかったので二人で台所に立つ。



てきぱきと手を動かす向日葵。

その動作には無駄がなく、主婦のようである。

あかりは彼女に指示されたとおりに野菜を切ったり、
炒めものをするだけ。

食卓に並んでいくのはあかりの好物ばかり。


あかり「あかりがハンバーグ好きだってこと、知ってたの?」

向日葵「ふふ。歳納先輩がそうおっしゃっていたんですのよ」

あかり「へー。意外だね。京子ちゃんと向日葵ちゃんって、
     あんまり接点がなさそうだから」

続けてくれ

このままではひまちゃんがあかねさんの手によってミンチよりひでぇ状態にされてしまうよ

向日葵「歳納先輩はよく杉浦先輩に呼び出されるじゃないですか。
     生徒会室にも頻繁に顔を出しますから」

あかり「あー、たしかにプリントの提出忘れとか多いもんね」

向日葵「ハンバーグがこんがり焼けましたわ」

あかり「わー、すごいねぇ」


なぜかクマさんをかたどったハンバーグ。

ちゃんと耳まで着いていたから奇妙だった。

まるであかりのお団子を象徴しているかのごとく。


楓「いただきまーす」

向日葵「今日もささやかな食事を与えられたことを主に感謝していただきましょう」

あかり「主ってなに?」

向日葵「うるせーですの。早く食べましょう」

あかり「うん」

期待を裏切らないライブ感

お前の書く向日葵好きだわ

ほのぼのとしながらも、粛々とした不思議な食事風景だった。

あっという間に食べ終わってリビングでくつろいだ後は、お風呂タイム!!


向日葵「お背中お流しいたしますわ。あかりさん」

あかり「あかりさん?」

向日葵「いけませんでしたか? 一緒に暮らしてるんですから、
     名字で呼ぶなんて他人行儀だと思いまして」

あかり「あかりは全然かまわないよ。好きな名前で呼んでね!!」

向日葵「うふふ。あなたって素敵ですわ。食べたくなっちゃうくらい」

あかり「え?」

向日葵「こっちの話ですわ。さ、早く衣服を脱いでお風呂に入りましょう?」

古谷あかりか……、ふむ

ナイロンタオルにたっぷり石鹸を含ませ、あかりの背中に当てた。

あかりがびくっと反応したが、かまわない。

ぴたっと身体をあかりに密着させ、身体のすみずみまで洗ってやった。


あかり「あうぅ……。そんなとこまで洗わなくていいよぉ」

向日葵「そう言わないで下さいな。私とあかりさんの仲ではありませんか」


やらしい手つきで太ももをまさぐり、秘密の部分にまで手を伸ばす向日葵。

色欲の塊だった。

中学生とは思えないほど豊満な胸をあかりに押し付けながら、
発情した雌特有の甘い息を吐いている。


あかり「だ、だめぇ……!!」

>>1の向日葵が相変わらずで安心した


向日葵はタオルなどその辺に捨ててしまい、愛撫を始めた。

ピンと張った乳首が気に入ったらしく、優しくつまむ。


あかり「や、やだよ……。あかり、こんな関係になりたくて
     向日葵ちゃんの家に来たわけじゃないよ」

向日葵「いいえ。あなただって本当は分かっていたはずです」


唇を奪おうとする向日葵。

あかりはたまらなくなって浴場から飛び出し、
楓ちゃんに言いつけてやろうとしたが、追いかけてきた向日葵に捕まる。

抵抗するあかりを壁際まで追い詰め、強引にキスを迫った。


あかりはついに大声をあげてしまった。

騒ぎを聴きつけて楓が来たのだが、残念なことに彼女は
ビデオカメラを手にしていた。


楓「ごめんね、あかりお姉ちゃん。向日葵お姉ちゃんの言いつけなの。
   あかりお姉ちゃんの恥ずかしいところは全部カメラに撮影しちゃうね」

あかり「うそでしょ……」

向日葵「主は認めてくださいました。私があなたという存在を
     所有することを。分かりますか、赤座あかりさん?」

あかり「分かるわけないでしょ……。どうして……
     あかりに酷いことするの……」


向日葵の大好物は泣いてるあかりの顔だった。

夢中になってあかりを押し倒し、唇をむさぼるように奪う。

向日葵の安定感

堪らんな

あかりは服も着ることも許されないままベッドまで連行され、
身体の隅々まで調べられてしまった。

向日葵はついに赤座あかりを知ったのだ。


向日葵「ふぅ。気持ちよかったですわ」

あかり「……」

楓「お姉ちゃん。楓、もう眠くなっちゃった」

向日葵「ありがとう楓。もう夜遅いから寝なさい?
     カメラの編集は私があとでやっておきますわ」

楓「うん。おやすみなさい」


部屋の明かりが消され、向日葵と一緒に寝ることになったあかり。

深夜の間に逃げようと考えていたが、あいにく手錠されてる。

結局、古谷家で朝を迎えるしかなかった。

向日葵「いい朝ですわね、あかりさん?」

あかり「そうだね……」

向日葵「今日から一緒に学校に行くんですのよ。
     櫻子も着いてきますけど、気にしないでくださいな」

あかり「うん」

向日葵「言っておきますけど、昨日のことを他人に漏らしたら
     どうなるか、言わなくても分かりますよね」

あかり「うん」

向日葵「さすがあかりさんですわ。では朝食の支度をしてきます」



無味乾燥な空気が漂う世界。

ここはあかりの居場所じゃないのは明らかだった。

支配者と被支配者の関係なんて、まるで中世の世界に戻ってしまったかのよう。


教室に着いてから、あかりは向日葵の頬を引っぱたいた。

展開が全く読めん

向日葵「……!!」

櫻子「あれれ? 今のは見間違えかな?」

ちなつ「あかり……ちゃん?」


本当は昨日の段階で向日葵をぶってやりたかった。

できなかったのは楓が目の前で見てたから。

でも教室なら同級生しかいない。

うっぷんを晴らすにはぴったりな場所だった。


あかり「向日葵ちゃん、見損なったよ」

向日葵「痛いですわ。いきなりどうしたんですの?」

あかり「人前ではお嬢様ぶるんだね。あなたって最低。
    家じゃあんな酷いことしたくせに」

ちなつ「え……? え?」

櫻子「なにこれ? 痴話喧嘩なのか?」

女子A「ちょっと何あれ、修羅場?」

女子B「マジやばいって。赤座さんマジ切れしてんじゃん」


外野の声なんてあかりには関係なかった。

目の前でとぼけてる魔女を断罪してやりたかったのだ。


あかり「向日葵ちゃんなんて死ねばいいんだ!!」

向日葵「赤座さん、どうか落ち着いて下さいな。
     何の話をしてるのか、さっぱり分かりませんわ」


あかりは怒る一方で、ついに向日葵を突き飛ばしてしまった。

おっぱいが揺れる。

おっぱいが揺れたかどうかは大事なことだな

向日葵「いたた……。んもう。私が何をしたって言うんですの」


嘘泣きして、周囲の同情を得ようとしてる向日葵。

あかりはそういう態度がますます気に入らなくて、
向日葵の髪の毛を掴んで引きずり始めた。


向日葵「いやあああああああ!!」

櫻子「ちょっとあかりちゃん、それはさすがにやりすぎだって!!」

あかり「うるさい!!」

ちなつ「せ、先生に言った方がいいと思うよこれ!!
     誰か先生呼んできてええええ!!」


カオスの極みであった。誰よりも暴力を嫌ったあかりが、
今では率先して悪事を働いている。その原動力は恨みだった。

向日葵は淑女だけど痴女

あかりと向日葵は生徒指導室へ呼び出され、
放課後遅くまで叱られた。

先生方には痴話げんかの末の決闘ということで話が付いた。

それ以外に言い訳しようがなかった。


あかりは、帰り際に向日葵にボディブロー(姉の見よう見まね)
を喰らわせてから、自宅に直帰した。

荷物は古谷家に置いたままだったが、あとで楓に命じて
持ってこさせればいいと考えていた。


あかり「帰ったよ、お姉ちゃん」

あかね「あかり!? もう帰ってきたのね!!
     というか、帰って来てくれたのね!! お姉ちゃんうれしいわ!!」

あかり「うん。そうだね。でもその前に……」

あかね「え……」

あかりは優しい子だよ


ボディに一撃を食らい、床をゴロゴロ転がってしまうあかね。

正面にいる相手に不意打ちを食らうのは、実に四年ぶりだった。


あかりは姉を見下しながら笑っていた。


向日葵と全く同じ反応をしたからだ。

もっとも向日葵は耐えきれない激痛のあまり、
腕を天へ伸ばしながら何事かをつぶやいていたが。


あかり「あかりね、暴力って大好き」

あかね「ちょ……いきなりお腹は痛いじゃない。
     あかりったらいつのまに軍隊式の格闘技なんて身につけたの?」

あかり「全部向日葵ちゃんのせいなんだよ。
     あの紫髪があかりを狂わせてしまったの。分かる?」

あかね「ぐっ……!?」


実の姉にマーシャルアーツを決めるあかり。

もはや中学生のレベルを超えていた。

覚醒したか

いい展開になってきたな

これであかりとあかねの力関係がはっきりした。


あかりは姉をサンドバックだと思うことにして、
今までのハレンチ行為を許してあげることにした。


あかね「ほ、本当にいいのね?
     たまにはあかりのオパンツをくんかくんかしてもいいのね?」

あかり「うん。一週間に一度だけなら認めてあげる。
     妹系の同人誌も捨てなくていいよ。高かったんでしょ?」

あかね「ええ。コムケで必死にかき集めたの。あの時は私もまだ若かったわ」

あかり「お姉ちゃんが変態なのは今に始まったことじゃないしね。
     どうせ治りようがないんだよ」


あかりには次なる目的があった。

今回の騒動の根源である、歳納京子の粛清である。

数奇な運命や

口止めの為に録画したんだと思ったがこのあかりには恐るるに足らんようだな

返り討ちにあってバトル展開

考えてみれば、娯楽部であかりの姉をどうこうしようと
始めに言い出したのは、ちなつに思えるが、
率先して先導したのは京子である。


今回の事件の最終的解決のためには、罪人を処罰しなければならない。

ちなつは可愛いから見逃してあげるにしても、
結衣は京子と同罪なので、やはり制裁が必要だった。


翌朝、二年生のクラスの顔を出したあかり。


あかり「おはよう京子ちゃん、さっそくだけど死んで」

京子「ちょ……」


右手を取られた京子の身体が宙へ浮かび、背中から落下。

オリンピックレベルの背負い投げだった。

展開が早いな

京子は周囲の机を巻き込みながら転倒したので大騒ぎになった。

次期生徒会長の綾乃もしっかりその現場を目撃していた。


京子「ぐあああ!! 背中が割れそうに痛いよおおお!!」

綾乃「赤座さん、あなた朝から何やってるの!!」

あかり「粛清です」

綾乃「しゅ、粛清?」

あかり「京子ちゃんはあかりをバカにしました。
     姉妹の関係を滅茶苦茶にしました。 
     今までだってあかりのこと影が薄いとか言ってバカにしました」

綾乃「あ、赤座さん……?」

あかり「杉浦先輩にあかりの気持ちが分かりますか?」

綾乃「ひっ……。あ、あの。その……暴力はよくないと思うんだけど」

あかり「は?」

胸が痛くなってきた

あかりが目を細めただけで戦意を失う綾乃。

彼女は元からヘタレなのだ。

未知の生物の蛮行を目にしてビビらないわけがない。


あかり「杉浦先輩も同じ目にあいたいですか?」

綾乃「ぜ、全力でお断りするわ」

あかり「じゃあ黙ってみててくださいよ」

綾乃「で、でも、歳納京子が痛めつけられてるのに
    放置するなんて無理よ!!」

あかり「はぁ……」

休憩タイム来たり

はやくしろ

おいコラ

休憩代行はよ

綾乃までもが犠牲に…?

ちなつなら・・・ちなつならなんとかしてくれる

誰か>>1の過去作を

あかり「ちなつちゃん、暴力はいいぞ!」

また向日葵が活躍してくれるといいな
というか>>1のSSだと櫻子基本影薄いよな

完走支援

いまさらだが、綾乃は歳納京子を愛してる。

用もないのに生徒会室へ呼び出したりと、
ある意味ストーカーとも言えるだろう。


あかりが京子に暴力をふるうと、いずれ綾乃の知ることになるから、
制裁の続行のため、綾乃に処罰を与えるのは必然だった。


綾乃の首へ、そーっと手を伸ばそうとするあかり。


綾乃「いや……やめてください……」

京子「おいあかり!! おまえが憎いのは私だろ!!
    綾乃は関係ないじゃないか!!」

あかり「うん。そうなんだけど、まあ連帯責任みたいなものかな」

結衣「あかり、暴力はそこまでだ」

あかり「結衣ちゃん?」


結衣「どうして京子に背負い投げなんてしたんだ」

あかり「京子ちゃんがすべての元凶だからだよ。
     あと結衣ちゃんも死んでね」

結衣「ふごっ……!!」


右ストレートをまともに喰らい、三メートル吹き飛ぶ。


綾乃「ああぁ……ついに船見さんまで……。
    もう私たちは終わりよ。全員殺されるんだわ……」

あかり「はぁ、杉浦先輩は分かってませんね。あかりは
     邪魔する人を排除したいだけなんです。
     あかりの制裁を邪魔しないと誓うなら見逃してあげますけど?」

綾乃「え、どういう意味?」

あかり「結衣ちゃんと京子ちゃんには、しばらく入院してもらいます。
     その邪魔をしなければ杉浦先輩は助かるってことです」

綾乃はその提案に乗りかけた自分を恥じた。

彼女は自他ともに認める時期生徒会長、最有力候補。

というか、確実に生徒会長になる。


何が楽しくて悪の甘言などに惑わされようか。


綾乃「赤座さん、私は地獄の底まで歳納京子の味方をするわ。
    たとえどんな奴が相手でもね」

あかり「へえ。かっこいいこと言いますね。
     まだあかりの実力が理解できないんですか?」

綾乃「ふ、ふん。そんなのやってみなければ分からないでしょ?
    これでも体育は得意なんだからね」


そういう次元の話ではないのだ。

運動神経が良いとか、腕力があるとか、そういう次元を
とっくにあかりは通り越してる。現に向日葵やあかねでも勝てないのである。

これが赤座家血系の力

引き合いに出される向日葵の凄さ

やめてあげて(血涙スマイル)

向日葵とあかねさんが同列で語られるのがすごいな

綾乃は、首が急に重たくなったと思ったら、めまいがした。

いつのまにか背後に回っていたあかり。

綾乃の無防備な首筋に向けてチョップをかましていた。


綾乃「うそ……でしょ……。目がくらくらして吐き気がするわ」

あかり「えへ」

京子「やめろぉ!! 綾乃に手を出すなぁ!!」

あかり「うるさいなぁ。えい」

京子「ぐわあああああああああ!!」


京子はすねを蹴られて悶絶した。

もちろんただのケリではない。

鉄球で叩かれたかのような勢いだった。

誰か>>1の過去作のスレタイ教えてください

結衣「京子、大丈夫か!!」

京子「うぁぁああ!! 早く病院に連れて行ってくれええ!!」

櫻子「先輩、お気を確かに!!
    その程度の怪我なら保健室で手当てできます!!」

結衣「き、君は大室さんじゃないか!!
    こんな修羅場にわざわざやってくるなんて何考えてんだ!!」

千歳「怪我せんうちに、はよかえりーや」

櫻子「そういうわけにはいきません。
    この大室櫻子、友人としてあかりちゃんの暴走を止める義務があります!!」

結衣「ま、まぶしい!?」

京子「櫻子ちゃんの背後に後光が差している?
    あと千歳、おまえいたのか」

千歳「怖いから影から見守ってたわ。
    私、格闘技とか使えんし」

櫻子がぐう聖……!?

あかり「櫻子ちゃんまであかりの犠牲になりにきたのかな?」

櫻子「あかりちゃんの暴走の一因を作ったのは向日葵の監禁未遂でしょ?」

あかり「えっ、知ってたんだ?」

櫻子「昨日から向日葵の様子が変だったから楓を問い詰めたんだよ。
    そしたら例のビデオが発見されたからこっそり見ちゃった」

あかり「向日葵ちゃん、最低だよね?」

櫻子「うん。そこは幼馴染の私でも擁護しようがない。
    私も飽きて捨てられちゃったし」

京子「なっ?」

櫻子「長年連れ添った櫻子には、もう飽きちゃったんだって。
    酷いよね? でも、向日葵ってそういう奴だから」

あかり「やっぱクズだね。もっと殴っておけばよかった」

櫻子「私も別の次元のお話であいつに監禁されたことがあった。
    気持ちはよく分かるよ。でも向日葵に勝てるなんてすごいね」

>>99
こんなに書いてるのか
というか全てにおいてバトル臭がすさまじいな

>>102
誤爆したorz

別次元とか言うなww

こいつら世界に気づいてる

>>103
ごば…あ、ああ!ドンマイ!

あかり「赤座家の血筋なの」

櫻子「そっか。あかねさんの妹だもんね」

京子「おいあかり、なんで私と結衣ばっかり殴られるんだ。
    ちなつちゃんだって共犯じゃないか」

あかり「ちなつちゃんの髪ってふわふわしてるよね?」

京子「おう」

あかり「……」

京子「へ? まさか、それだけの理由で
   ちなつちゃんだけ優遇されてるの?」

あかり「うん」


京子はふざけるな、と叫びながら、椅子を振り回し始めた。

周囲を巻き込みながらの大暴走☆

あかりは、一瞬のすきを突いて椅子を取り上げ、今日の顔面を殴った。

今日顔面殴った

大暴走☆

鼻字を出しながら泣き崩れる京子。

どうやってもあかりには敵わないのは明らか。

今まで小馬鹿にしてた存在に一方的に殴られる屈辱。


綾乃「ほら、ハンカチで血をふきなさい」

京子「うぇぇん……あやのぉ。あかりがいじめるよぉ」

綾乃「ちょ、歳納京子?」


京子は綾乃にしがみつきながら泣くに泣いた。


櫻子「確かに強いね。これなら向日葵がボロ負けするわけだ」

あかり「向日葵ちゃんはおっぱいしか取り柄のないクズだからね。
     神聖なるあかりに勝てるわけないじゃない」

櫻子「ねえあかりちゃん、先輩達を許してあげてくれないかな?」

あかり「なにそれ。あかりと交渉でもするつもり?」

でも、>>99みたいなスレタイがあったら読んでみたい

櫻子「歳納先輩と船見先輩は悪気はなかったんだよ。
    ただあかりちゃんにお姉さんの正体を
    知ってもらいたかっただけなんだ」

あかり「当事者じゃないのに妙に詳しいね」

結衣「大室さんの言うとおりだ。
    あかねさんの魔の手からあかりを
    救い出してあげたかったんだ!!」

あかり「ふーん。そうなんだ。
     人の家庭の事情に勝手に首を突っ込まないでね?」

結衣「うわあああああ!?」


ジャイアントスイングされた結衣。

ぐるぐる回ってから、教卓の方へ吹き飛ばされてしまった。


教師「ちょっと、朝から何の騒ぎですか?」

京子「やべえ、先生に見つかっちまったぞ!!」

ジャイアントスイングwww

やべえって教師頼れよw

もはや先生に見つかったからどうとかそういうレベルじゃないだろwwwwwwwwww


教師「船見さんが教卓に頭か突っ込んで気絶してますわ!!
    この平和な女子中学でなんでこんな惨事が!! あぁ神よ!!」

京子「せ、せんせー。それは全部このあかりが……」

あかり「ばらしたら、あとで綾乃さんボコるから」ボソッ

京子「……全部私がやりましたぁ!!」

結衣「ち、ちがいます……悪いのは私も一緒です」

京子「結衣!?」

櫻子「復活するの早いですね!!」

結衣「この騒動の原因は私と京子だけです……。
    ほかの生徒は関係ありません」

教師「嘘ですね」

結衣「な?」

教師「実は一部始終を黙ってみてましたの」

櫻子「おい向日葵、教師の振りをするのは止めろよ」

教師「はい?」

櫻子「そのお嬢様ぶった話し方、おまえしかいないだろ。
    いい加減、正体を表してみろよ」

教師→向日葵「はい。変身しましたー」

ちなつ「うわー、すごーい。
     最近の着ぐるみって良く出来てますねー」

結衣「ちなつちゃんまでこの修羅場に来ちゃったんだね」

ちなつ「はい。向日葵ちゃんに見に行こうって誘われたので」

あかり「向日葵ちゃん、また殴られにきたの?」

向日葵「その逆ですわ。あなたに復讐しに来ました」

あかり「へえ。生意気だね」

あかりの拳が空気を切る。


結衣「……!?」

京子「……え?」


ギャラリーらにはその残像すら見えない。

あかりの強さの秘訣はここだった。

洗練を極めた格闘技は、動きの余韻すら残さないほど速いのだ。


ボコッ


確かな手ごたえ。


向日葵「うふふっ」


しかし、奴は微笑んでる。

では、あかりは誰を殴ったのか?

さるよけ

向日葵本気出したか

櫻子「うぐぅぅぅぅぅぅ」

向日葵「許しなさい櫻子。聖戦のための犠牲ですわ」


お腹を抱えながらうずくまる櫻子。

つまり、向日葵に身代わりにされたのだ。


あかり「何にも悪いことしてない櫻子ちゃんを殴っちゃったよ」

向日葵「あら、気にすることないんですのよ?
     私なら毎日あの子を殴ってましたから」

あかり「性的暴行も加えてたんでしょ?」

向日葵「ご存知でしたか。40回くらいレイプしましたわ」

あかり「ふぅん。やっぱり向日葵ちゃんは死んだほうがいいよ」

向日葵「その言葉、そっくりそのままお返ししますわ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

夕飯のため、休憩をはさむ

またか
前にも櫻子が向日葵の身代わりにされてたな

ぐう畜向日葵

食事代行はよ

綾乃千歳が完全に空気
というか生徒会の権力持ってるのって実質向日葵な気がする

マジキチばっかやでぇ

まだか

戻ったが


あかりは軽く息を吸ってからジャンプし、
向日葵に制裁の一撃を加えようとしたが、


向日葵「うふふ、これが見えますか?」


向日葵は、ちなつの首筋にナイフを突き立てていた。


あかり「あかりに勝てないからって人質を取るんだ?
     どこまで卑怯者なの」

向日葵「戦略と言ってくださいな。
     吉川さんはそのために連れてきたのですから」

あかり「ちなつちゃんは関係ないのに」

千歳「いや、関係ありまくりやろ。
    吉川さんも歳納さん達の共犯なんやから。
    むしろ処罰されない方が不自然やわ」


あかり「言ってくれますね、池田先輩」

千歳「うん。うち、これでも生徒会の人間やし」

あかり「先輩も処罰してもいいですか?」

千歳「ふざけんな、お団子頭」

あかり「はい?」

千歳「うちは古谷さんに味方するわ。
    同じ生徒会の人間が虐げられてるのに、黙ってみてるとか無理や」

船見「えー、まさかの千歳参戦? 格闘技はできないんじゃなかったの?」

千歳「いつからウチが弱いと錯覚してた?」

向日葵「なんと」

綾乃「私も戦うわ」

京子「綾乃まで何言ってんだ!! あかりに勝てるとでも思ってるのか?」

綾乃「千歳も一緒なら大丈夫よ。むしろ勝てると思うわ」

りせ会長は間違いなく戦闘力高い

四面楚歌や


あかりは、寝言は寝てから言ってくださいね、と言って
綾乃に『おっぱい・ボディプレス(二期一話参照)』を食らわした。


綾乃「ふごおおおおおおおお!!」


想像を絶する弾力に、竹とんぼのように吹き飛んでしまう綾乃。

元は向日葵の得意技だったのだが、あかりは短時間で会得したのだ。


あかり「ずばり雑魚ですね。次は池田先輩も吹き飛びますか?」

千歳「遠慮させてもらうわ」


千歳はメリケンサックを装着し、あかりの顔を殴り飛ばした。

あかり「痛いじゃないですか」

千歳「これほどの一撃を喰らったのに平然と立ってるのが信じられんわ」

あかり「今のはわざと受けたんですよ」

千歳「なんやて!?」

あかり「今度はこっちの番。今回は蹴り技で行きますよ?」


ヒュ

あかりの回し蹴りの予備動作。周囲の空気が震える。

軸足を中心に、たっぷりと遠心力を加えた一撃が、千歳の脇腹に当たる。


千歳「がはっ……」

あかり「先輩も雑魚ですね。だらしない二年生達です。
     それでも生徒会の人間ですか?」

関西弁は強キャラ

おれのあかりがこんなに乱暴なわけがない
夢を見てるようだ

ゆるゆり→がちゆり→ばきゆり

それ、千鶴やで

千歳は痛みのあまり、あかりのセリフなど耳に入っていない様だった。

あかり「次は向日葵ちゃんの番だね。二度と学校に
     来れなくなるくらい痛めつけてあげる」

向日葵「近寄らないで!! 半径一メートル以内に接近したら、
     吉川さんの首をかっ切りますわ!!」

あかり「……」

向日葵「な、なんですの、その目は。
     人質を取るのは古来から存在する有効な方法でしてよ」

あかり「向日葵ちゃんはクズだね」

向日葵「……それが何か? 元はと言えばあなたが悪いんですわ。
     素直に私の行為に従って古谷家の一員になっていればいいものを」

ちなつ「あかりちゃん、負けないで!!
     こんな腐った紫のいうことなんて聞くことないよ!!
     私も身はどうなってもいいから向日葵ちゃんを倒して!!」

向日葵「腐った紫ですって?」

ちなつ「ひえええ!!」

ひえ~

なにがなんだかわからない

髪の毛を軽く引っ張られただけだが、ちなつにとっては怖かった。

耐久力に自信があるとはいえ、向日葵の戦闘力はかなり高い。

一対一でも勝てない相手に、今は人質にとられているのだ。


あかり「困ったなぁ。人質がいなければ向日葵ちゃんを殴れるのに」

向日葵「あかりさんもずいぶん変わりましたね。
     あの天真爛漫な少女は何処へ消えてしまいましたの?」

京子「いや、おっっぱいちゃんも人のこと言えないだろ。
    まとまキャラ保ってる奴がほぼいないってどういうこと?」

結衣「この教室には、キチガイとまともな人の二種類しかないじゃないか」

ちなつ「結衣先輩、向日葵ちゃんについてどう思いますか?」

結衣「安定感のあるバカだね。バカすぎて大体の行動が予想できるよ。
    衝撃の事実が分かっても、あーやっぱりなって」

向日葵「……船見先輩を殴りたくなってきました」

千歳「じ、次期生徒会・副会長候補がそんなこと言ったらあかんでぇ」

まじきちになってまう

休憩

またか多いな


長いな

おしおきが必要だよぉ

てす

休憩か
また貼っとく多分もっと持つだろうけど・・・

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

はよ

残ってた保守

マダー?

ホモ村

おいおいまだ始まってないのかよ

どこいっただ

今日は戻ってこないとかないよな…

5分以上はもつけど10分ほど放置すると落ちるっぽい

しゅ

なんでこいつらこんなにキチガイなんだ

この世界では普通です

まだぁ

     ____
   /__.))ノヽ

   .|ミ.l/  \i.)  
  (^'ミ/.(゚) .〈(゚) リ  
  .しi   r、_) |     
    |  `ニニ' /     
   ノ `ー―i´


まだかな

寝たか?

おきろ

がちで寝たのか?

寝てない!
保守しとけクズども

私の苦しいので聞いてください。お願いします。宇宙の記憶記憶層に(アカシア記録で
す)大変なことがあります。心霊です。血を吐きます。頭が割れます。脳が出るのがつらいです。舌
を切られます。いろいろなことを書きました。だから書かされます。いろいろと妨害があるのですが
それはどうしても仕方がありません。法務省の崎川さんに連絡をしたのですが、梨の礫でした。妨
害があるのです。緑の色の毒の電波が走っているのを見つけたのはクリスマスでした。12月25
日です。キリストもメシアとして知っていました。キリストもメシアとして知っていました。だから血
を流したり、腹を裂いて黄色い脂肪の玉を取り出したりしたのです。まるで蛙の解剖です。彼らに
コントロールされ本当にけしかけられかなり高価なプログラムまでけしかけられ買い込みだましま
した。やつらが何か霊的な光をどろどろしたからなのです。違和感がある内に止めさせてください
停止の命令をあなたが聞けないのなら、とか信用できないのなら、それはあなたがコスリ感緩和膜
を頭の裏に貼られているからです。ではそれをどのようにすれば剥がしたり破ったりできるのか話
感がある内に止めさせてください停止の命令をあなたが聞けないのなら、とか信用できないのな
ら、それはあなたがコスリ感緩和膜を頭の裏に貼られているからです。ではそれをどのようにすれ
ば剥がしたり破ったりできるのか話しかけましょう。まず右手の薬指の爪の間に柔らかい泥を塗っ
て置きます。それからニクロム線を手首に結んで反対側をミカンに差し込みましょう。差し込みま
しょう。差し込みましょう。あるいはマチ針を用意してください。血は出ません。それは脇腹に少しだ
け穴を開けます。血が出ないのがコスリ感緩和膜れは脇腹に少しだけ穴を開けます。血が出ない
のがコスリ感緩和膜を頭の裏に貼られている証拠です。証拠ならいくらでもあります。ですから私
は証拠を持って法務省の崎川さんに訴えたのです。それを取り合わないのは、私が正しい証拠な
のですが、それよりも崎川さんのことが心配です。私の優しさに付け込むのがやつらなのです。
ですから注意を聞きましょう。出口王仁三郎になりました。ささくれて頭くじられます。地獄です。とて
も地獄です。ですから注意しましょう。出口王仁三郎になりました。ささくれて頭くじられます。
すから注意を聞きましょう。出口王仁三郎になりました。ささくれて頭くじられます。地獄です。とても
地獄です。ですから注意しましょう。もしそのようなことがあなたに出来ないのならば、呪われても仕方がない。
呪われても仕方がない。呪われても仕方がない。呪われても仕方がない。呪われても仕方がない。
われても仕方がない。呪われても仕方がない。呪われても仕方がない。呪われても仕方がない。
呪われても仕方がない。呪われても仕方がない。呪われても仕方がない。呪われても仕方がない。呪われても仕方がない。呪われても仕方がない。


櫻子「こんなバカのどこが副会長候補ですか!!
    まだ歳納先輩が会長になった方がましですよ」

京子「……」

櫻子「あっ、すみません。先輩に対して失礼なことを……」

結衣「気にしなくていいよ、大室さん。
    京子はあかりの将来を憂いているだけだから。
    向日葵ちゃんの将来の方がもっと心配だけどね」

向日葵「船見先輩、さっきから言ってくれるじゃありませんか。
     ターゲットをあなたに変更してもよろしいんですのよ?」

結衣「うるさい、死ね」

向日葵「は?」ギロ

結衣「キチのくせに無駄にお嬢様口調なのがむかつくんだよ。
    君なんて、くたばればいいんだ」

向日葵「……」

あかり「ぷっ、あははは。あかり、笑いが止まらないよぉ」


キーン コーン カーン コーン


戦闘を中断を告げるチャイムが鳴り、
長い長いホームルームの時間が終わった。

京子の教室はめちゃくちゃになってしまったが、
なぜか教師たちは文句を言ってこなかった。


あかり達が教室に帰った後、
向日葵が恐るべき事実を教えてくれた。


向日葵「裏で脅迫しましたので、先生方は
     私たちのバトルには口出ししてきませんわ」

あかり「へー、そうなんだー。さすが向日葵ちゃん、クズの鏡だね」

向日葵「あらあら。赤座さんほどじゃありませんわ」

あかり「へー、言ってくれるね。思わず肩パンしたくなっちゃうよ」

向日葵「私こそ、腹パンしてやりたくなりましたわ。おほほ」

あかり「あははは」

きたか

クズゆり


櫻子「ねえ、喧嘩は止めなって」

ちなつ「他のみんなも見てるんだよ?
     うちのクラスまで修羅場にするつもり?」

あかり「でも、このゲス女が突っかかってくるから」

向日葵「あら、ゲスって言った方がゲスでしてよ」

あかり「やっぱ今すぐ殴っていい?」

向日葵「ほぼクラスメイト全員が注目してますが、
     その中でも大丈夫でしたらどうぞ」

あかり「相変わらず気取ってるね。そういうとこ大っ嫌い」

向日葵「私はこれが素でしてよ?
     それにしても吉川さんの髪、ふわふわで気持ちよかったですわ。
     また人質にとっても良いですか?」

ちなつ「嫌に決まってるでしょ。あの時本当に怖かったんだからね」


櫻子「あかりちゃん、向日葵の性格は今更治らないよ。
    それより歳納先輩たちの粛清が本命だってこと忘れない?」

あかり「……櫻子ちゃんは妙に向日葵ちゃんをかばってる気がする」

櫻子「これでも腐れ縁の幼馴染だからだよ。
    向日葵も三歳くらいまでは良い子だった」

あかり「そんな小さい時から? どんだけクズなの」

向日葵「うるせーですの」


そんな心地よい殺気の飛ばしあいの中、午前中の授業が終わり、
給食の時間が到来。あかりたちは無言のまま食事を済ませる。


あかり「さーて、粛清タイムの続きかな」


あかりは準備体操を始める。二年生の教室に殴り込みに行くためだ。

なぜあかりを覚醒させてしまったのか…

櫻子にも言われたが、忘れてはならないのが京子と結衣の粛清である。

だが、問題はたくさんあった。


綾乃→京子  ちなつ→結衣  


という関係で片思いが成立しており、彼女らに危害を加えれば、
必然的に綾乃とちなつも止めにかかるから、処罰する必要がある。

特に厄介なのが綾乃だった。彼女は現副会長である。

あかりとて今後の学園生活がある。できれば生徒会は敵に回したくなかった。


あかり「こんにちわー。京子ちゃんいますか?」ガラガラッ

女子A「あ、あなたは今朝の暴力女さんね……。
     歳納さんなら保健室で手当てを受けてるわよ」

あかり「そうですか」

踵を返し、まっすぐ保健室を目指した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お風呂タイム。あがり次第、続きを書く

なら俺もお風呂タイムだ

どうしてこうなった?

赤痢厨が顔を真赤にして書いてんの?

あかりの今後の学園生活は既に終わっている

マダカナー

副会長の綾乃の前に現会長のりせをどうにかした方がよさそうだが

追いついた④
気づいたらバトルしてた

キチ

待たせた 再開する


綾乃「背中に湿布張ったから、少しはましになったかしら?」

京子「午前中いっぱいベッドで横に慣れたから、もうだいぶ回復したよ。
    綾乃、本当にありがとう。お礼にあとでラムレーズンおごってあげる」

綾乃「べ、別にお礼を言われるほどのことをしたわけじゃないけどね。
    生徒会副会長としては当然のことをしたまでよ!!」


扉の隙間から一部始終を見ていたあかりは、
今すぐ花瓶を投げつけてやりたい衝動に駆られた。


はたから見れば、仲睦まじい。

なぜか結衣の姿はなく、今は綾乃と京子の二人っきりだ。

保健室で秘密の会合をしてるように見えなくもない。


やはり気に入らなかった。


あかり「さーて、久しぶりに本気出すかな」

りせ「……」

会長キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─!!


あかりは後ろから肩を叩かれたので、驚愕して振り返った。

三年生とは思えないほど小柄な少女がそこにいた。

黒いロングの髪に、小動物のようなクリクリした目。


知る人ぞ知る、現生徒会長、松本りせだった。


りせ「……」

あかり「え? これを読めばいいんですか?」


手渡された手紙にはこう書かれていた。


『あなたの悪事は全部池田さんから聞いてる。
  うちの生徒会のメンバーにまで手を出したわね。
  生きて帰れると思ってるの?』


次の瞬間、りせの拳が飛んだ。

ようやくきたか

まさかのりせwwwwwww一番弱そうなのにwwwwwww

あかりは派手に吹き飛ぶことになった。

保健室の扉をなぎ倒しながら内部へ突入。


いきなりの急展開に固まってる京子と綾乃をよそに、
保健室のガラス窓まで突き破って校庭まで飛ばされてしまった。


りせ「……」

綾乃「え? ……ついに本気で暴れる時が来たって?」

りせ「……」

綾乃「……あの一年生は五体満足じゃ帰さない?
    お気持ちは分かりますけど、そんなの会長の仕事じゃありませんよ」

りせ「……」

綾乃「……現にあなた達は何の役にも立たなかった?
    否定できませんね。現に先生方も買収されてるみたいですし」

今更だが…なぜか中二バトルモノにシフトしてるwwwww


りせ「……」

綾乃「……なんですって、買収したのは会長と古谷さんが主導で行った?
    どうしてそんなことを?」

りせ「……」

綾乃「……赤座さんを自由にボコれるから? 
    か、会長って意外と武闘派だったんですね」

京子(おい、やべーぞこれ。あかりを片手で吹き飛ばすとか、ただ者じゃねえ)


数分後、真顔のあかりが戻って来てしまった。

校庭の茂みへ突っ込んだらしく、全身に緑の葉がかかってる。

拳は握りしめており、敵である生徒会長をまっすぐ睨んでいた。


あかり「とんだ邪魔が入っちゃったよ。会長さんも粛清対象に決まりだね」

りせ「……」

あかり「……その生意気な顔を苦痛でゆがめさせてやるって?
     大人しそうな顔してる割には言いますね」

赤座家は耐久力もすごいのか。それともあかりちゃんがすごいのか

お団子がクッションになったんだろwww


花瓶が飛ぶ。

りせは軽くかわしたが、それは罠だった。


あかり「さようなら」

りせ「……!!」


一瞬で間合いを詰めたあかりのボディが入る。

赤座家といえばこれである。


りせ「……ふぅ」

あかり「あれ? 効いてない?」

りせ「…………おかえし」

あかり「か……は……」


あかりのお腹のど真ん中に蹴りが命中。

攻撃力、耐久力、共にりせが上回っていた。

また強さのランキングが変わったぞww

りせ会長って、本編で爆発さんにやられてほとんどぶっ倒れてるから、耐久力低くて身体能力低いと勘違いしてましたw

あかりが主人公ぽくなってきたぞ!


りせ「……」

綾乃「赤座さん、会長は降伏すれば命までは取らないと言ってるわ」

あかり「ふざけ……ないで……。京子ちゃん達に踏みにじられたあかりの
     心は今でも痛んでるんだから。絶対に京子ちゃん達を
     粛清するまでは諦めないんだから」

京子(あかり、そこまで私のことを恨んでいたのか)

櫻子「さすがのあかりちゃんも会長には勝てなかったみたいだね」

向日葵「おほほ。なんてみっともない姿なのかしら。
     赤座さんの屈服する姿が早く見たいですわ」

あかり「向日葵ちゃんに櫻子ちゃん、いつから見てたの?」

櫻子「あかりちゃんが茂みまで飛ばされるところからかな。
    心配だから様子を見に来たんだ」

向日葵「ほらほら、とっとと会長に降伏しなさいな。
     そして忠誠を誓いなさい。二度と生徒会には逆らわないと」


次の瞬間、なぜかりせに蹴られた向日葵。

おい、中学校で殺人やめろよw

ざまあwwwww
最近キチゆりはやってるのか


蹴りといっても、実際は軸足に力を込めた強烈なミドルキックである。

向日葵は窓ガラスを突き破って校庭へ旅に出た。


りせ「……」

綾乃「……ああいう高圧的な態度の奴はむかつく? 
    まあ分からなくはないですね」

櫻子「でも向日葵にはお仕置きが必要だよ。
    私だって何回裏切られたことか」

りせ「……」

綾乃「……向日葵の悪事についても千歳から聞いてるですって?
   てことは、今回の制裁対象は赤座さんだけじゃなくて古谷さんも?」


りせは首を縦に振り、窓から校庭へ出て追撃を加えようとした。

向日葵は恐怖のあまりパニックを起こして職員室へ駆け込もうとしたが、
途中でりせに足を捕まれて転倒する。

日常系だったはずなのに、みんなの身体能力がおかしいw
どこの邪気眼系ラノベだよw

相変わらず向日葵が小物感全開だなぁ


向日葵「ひぃぃ!! 生徒会長様!! どうか御慈悲をください!!
     わたくしは、いつだって生徒会のために全身全霊を
     尽くしてきたではありませんか!!」

りせ「……」

向日葵「……私の大事な部下である大室櫻子さんをおもちゃにした、ですって?
     さ、櫻子は私の所有物なんだからどうしようとわたくしの勝手ですわ!!」


りせが向日葵の胸ぐらをつかみ、タイガーアッパーカットを喰らわした。


向日葵「ぎいいやああああ!!」

りせ「……あなたにはお仕置きが必要」


全神経を先頭に集中させていた向日葵には、
会長のつぶやきが聞こえてしまった。

会長の目は冷たく、制裁のために一切の私利私欲を押し殺してるようにすら
思えた。確かに生徒の長たる生徒会長としては当然の行為とも思えた。

櫻子が陰のフィクサー

会長のやってることが中国共産党みたいな…

会長恐ろしい

あかりが最強に京子賭ける


向日葵「なんでもします!! なんでもしますから、許してくださいな!!」


りせは、返答代わりに向日葵の足を踏みつけた。


向日葵「……ああああああああああぁぁぁ」


空気の中に消えていく向日葵の悲鳴。

通常は低めの声の彼女だが、今はやかましいトーンで叫んでいる。

まるで首を絞められたダチョウのようだ。


櫻子「会長、さすがに校庭でやるのはまずいですよ」

りせ「……止めないで」

櫻子「うおっ、会長がしゃべった。ってそれどころじゃないや。
    とにかく向日葵だって反省してるようですし、
    もう勘弁してあげてください」

りせ「……こいつは反省なんてしてない」

櫻子「え?」

まぁしてないな

向日葵(cv.ほうちゅう)
会長(cv.玄田哲章)

いつも喋ってるだろ
大声で叫んでようやく聞こえる声量とか


りせは、向日葵の左手に隠し持ってる物を見せなさいと言った。


櫻子「あれは……小型の爆弾?」

向日葵「こ、これは何でもないんですのよ。
     たまたま西垣先生から預かっていたものですの」

りせ「……お仕置き」

向日葵「ぐわああああああああああ」


向日葵のお腹に会長のパンチが突き刺さったのだが、
これがシャレにならない威力だった。

あかりの力を仮に5としたら、会長の力は倍以上だった。


向日葵「いたいですのおおおおおお!!」


狂ったように血の上を転がりまくる向日葵。

身体が泥らけになってるが、気にする余裕もないようだ。

>>1の向日葵がこの程度で反省してるはずがないな

会長はチートかなんか使ってるのか?
戦闘能力がどう考えても人間超えてるんだけど…?
あかりと向日葵はまだ人間レベルだったのに
これは、あかねさん登場フラグか?それとも、京子の紙芝居落ちか…?

こっからあかりと向日葵組むパターンか?


櫻子「向日葵が死んじゃうよ!!」


大慌てで向日葵の介抱に向かったものの、
どうすればいいか分からない。

なにせ、彼女が苦しんでいるのは内臓の痛みである。

櫻子に出来るのは、向日葵の背中を優しくさすってあげることだけだった。

急激な呼吸困難で顔が青ざめているのが恐ろしかった。


りせ「……」

櫻子「……なぜ、そこまで向日葵に尽くすのかって?
    あなたは彼女を恨んでいいはず?
    ええ。確かにそうです。でも私は心から向日葵を憎めません」

りせ「……どうして?」

櫻子「親友だからですよ。幼い時からずっと一緒でしたから。
    いつか、あの時の純粋な向日葵に戻ってほしいと思ってるんです」

この櫻子はきれいだなぁ
別次元でレイプされたりしたりしてたとは思えん


りせは、しばらく黙りこんで考え事していた。

数分ほどして、あなたの考えはよく分からない、と言って去って行った。


向日葵「うううう、げほげほっ、とんでもない化け物でしたわ」

櫻子「これに懲りたら、もう悪いこと考えるのは止めなって。
    次は本当に命を落とすかもしれないよ?」

向日葵「……」

櫻子「おい向日葵。いい加減反省しなって」

向日葵「過去の自分を否定するということは、
     今の自分を否定することになりますわ」

櫻子「またそんな小難しいこと言って。
    監禁レイプ趣味はいい加減卒業しなよ」

向日葵「ええ。その件は諦めても良いですわ。
     でも赤座さんへの復讐だけは止められません」

櫻子「復讐? それって逆恨みじゃね?」

向日葵ちゃんって、中二病ってだけか。
あかりは中二病に苦しめられたっていうのか?ちきしょー
まぁ、中二病自体は問題ないが、方向性の問題だと思われ。


向日葵「なんとでもおっしゃいなさいな。
     赤座あかりを打倒するまでは、死んでも死にきれませんわ」

櫻子「また騒動起こしたら会長が怒るぞ」

向日葵「学校で起こしたら、そうですね」

櫻子「まさか?」

向日葵「どうせなら、あかりさんの家にお邪魔しようかと思ってますわ。
     あかりさんのお姉さんとやらにも挨拶したいですし」

櫻子「あかりちゃんのお姉ちゃんのこと、知らないの?
    ソビエト連邦の軍人と徒手格闘しても勝てるくらい強いのに」

向日葵「え?」

櫻子「あの人、私たちの中で一番強いんじゃないかって噂だったんだよ。
    ちなつちゃんが強烈なボディを喰らったって言ってたじゃん」

向日葵「私より強いのかしら?」

櫻子「それは、まあやってみないと分かんないけどさ」

そういや不意打ちでしたね敗因


そういうとこで、放課後、あかりの家にお邪魔することになった向日葵。

心配なので櫻子まで着いて来てしまった。


あかね「あら、お友達ね?」

櫻子「始めまして。私達、あかりちゃんのクラスメイトの大室櫻子と」

向日葵「麗しき淑女、古谷向日葵ですわ。ではさっそくですが……」


挨拶代わりに放たれた拳。

あかねは軽く受け止め、向日葵に何の真似かしら、と言った。


向日葵「そこにいる櫻子にやれって言われましたの」

櫻子「言ってねーし、ふざけんな」

あかね「あなたがあの悪名高い向日葵ちゃんね。
     噂はあかりからよく聞いてるわ」

悪名高いwwwww

向日葵殺されてまう

あかりを取引に手を組みそうだな

ラスボスはまだ一割も力を出してないんだぞ・・・


今度はあかねの番。見えないほどの速さで繰り出された拳は、
しかし向日葵の目の前で止まる。


あかね「お客さんにお痛したら、あかりに嫌われるから勘弁してあげる」

向日葵「……慈悲の心に感謝しますわ」

櫻子「おい、冷や汗すごいぞ。向日葵って思ってたより強くないじゃん」

向日葵「きょ、今日は調子が悪いのかしら?」

あかね「それより、あかりがまだ帰ってないんだけど。
     どこで寄り道してるのかしら?」

櫻子「まだ帰ってないんですか?」

向日葵「そういえば、あかりさんに許可なく勝手にお邪魔してしまいましたわ」

あかね「フリーダムな子たちね。とにかく上がりなさい。
     大切なお話が合って来たんでしょ?」

ティーカップに紅茶を注いでいくあかね。

良い香りが部屋に広がり、心が安らいだ。


前進に包帯を巻いてる向日葵も、今だけは痛みを忘れられた。


向日葵「まあ、このお部屋、ウッドコーンが置いてありますわ」

櫻子「なんかヘンテコな形をしたコンポだね」

向日葵「その口、ねじきりますわよ。
     ビクターの五十年の歴史を結集させた傑作機ですわ。
     その辺のデカいだけのオーディオには負けませんわよ」

あかね「まあ、クズの割に話が分かるのね」

向日葵「同人誌を読みながら、ヴィヴァルディの四季を
     聴くあなたには負けますわ。バロック時代の作者に土下座しなさい」

あかね「本当に生意気な子ね。あかりが帰ってくる前に
     ワンパン食らわしたくなるじゃない」


櫻子「喧嘩はだめだよ!! 会長に怒られたばかりじゃん」

向日葵「分かってますよ。どうせ、この傷じゃ勝ち目有りませんからね」

あかね「なら挑発しないでくれる? 私ね、これでも沸点低いのよ」

向日葵「あらごめんなさい。私はナチュラルに人をコケにするのが得意ですの」

あかね「うーん、ここまで生意気な年下に会ったのは生まれて初めてだわ。
     あなた、前世はどっかの国のお姫様とかだったんじゃない?」

向日葵「面白いですわね。きっとそうですわ」

櫻子「けっ、向日葵がお姫様とか似合わねーし」

向日葵「なんですって!!」


あかね(なるほど、この二人は仲がいいみたいね。
     特に櫻子ちゃんの方はマトモそうだわ。
     あかりの友達に一人でも正常な子がいて安心したわ)

本当に櫻子がまともなのか未だに懐疑的な目で見てるが・・・

本編じゃあかりのお団子にひどいいたずらしてたのに、この櫻子まともすぎてぐう聖すぎて


茶番劇をしてると、ずいぶん時間が過ぎた。

向日葵達がそろそろ帰ろうかと思った時、ちょうどあかりが帰ってきた。


あかり「あー、クズがいる」

向日葵「お邪魔してますわ、あかりさん。
     今日はお姉さんにご挨拶に来ましたの」

あかり「……殴りに来たの間違いじゃないの?」

向日葵「いえいえ。いくら私でもそこまで野蛮なことは
     しませんわ。ちょっと相談がありますの」

あかり「なに?」

向日葵「手を組んで会長を倒しませんか?
     京子さんたちを打倒するためには、会長が一番の障壁でしょう?」

あかり「怖いからやだ」

向日葵「」


あかり「だってあの人、戦闘力半端ないもん」

向日葵「そ、それでも私と組めば勝ち目はありましてよ?」

あかり「無理だね」


断言。

あの強気なあかりが、ここまではっきり言うことに、
向日葵は驚きを通り越して恐れすら感じ始めた。


あかり「りせさんは人間を超えてるよ」

あかね「あかり、何があったのかくわしく聞かせてくれる?」


あかりは一部始終をあかねに話した。

あかねはあかりが酷い目にあったことを知り、
涙を流しながら聞いた。

もし自分がその場にいれば、生意気な生徒会長を
亡き者に出来たのにと、自らの不運を嘆いた。

打倒会長同盟でもできるのか?
まあ結局向日葵が裏切るんだろうが

本編天使の向日葵が、この世界じゃへタレクズなんて…

本気モードのあかねさんはやはり最強か


あかね「辛かったでしょう、あかり。
     その女の子は、あとでお姉ちゃんが始末してあげるからね」

あかり「……お姉ちゃんでも勝てるか分かんない相手だよ」

あかね「最悪の場合は毒殺するから平気よ」

向日葵「あの会長がそんな手で殺されるわけないでしょ。
     もう少し頭を使ったらいかがですか?」


向日葵は左ストレートを喰らい、またしても吹き飛んでしまった。


櫻子「あーあ。だから余計な口挟むなって言ってたのに」

向日葵「ぐぬぬ、帰りに病院寄って行きますわよ」

あかね「ごめんなさい。ついカッとなったわ。治療費は私が払うからね」

向日葵「ご心配なく。たいした怪我ではありませんわ」


ちなみに、常任なら全治一か月ほどのけがだった。

こち亀の両津並みの生命力である。

いつの間にか暴力シーンを当然のように読み流してしまっている自分がいる

ジャンプでやれwwwww

次は、卍解か写輪眼でも開眼するのかw?


結果的に交渉は決裂。

あかりとの同盟関係は結べなかった。

失意の向日葵は、櫻子に肩を借りながら病院へ向かった。


向日葵達が帰ってから、あかねは密かに作戦を練っていた。

あかりに暴力を振るうものは、その理由に関係なく裁くべき対象である。


あかり「本当に心配いらないってば。京子ちゃんなら
     自宅で襲撃すればイチコロだよ」

あかね「そういうことじゃないのよ。
     あかりを殴った会長さんは生かしておけないわ」

あかり「まさか、あかりの学校まで来るつもり?」

あかね「ええ。先生たちには見つからないようにするから大丈夫よ。
     そのりせちゃんって子を屈服させてみせるわ」

あれ?
この間はあかりとあかねが結ばれて赤座家の問題は解決したとか言ってたじゃん?
新シリーズ?

ぶっちゃけ京結の粛清が二の次になってるなw

何だか、よくあるようなキチとは違うな
狂気のようなものすら感じる

数日後のことである。

あかねは見事に惨敗し、病院に短期入院することになった。


あかり「はぁ……。やっぱり無謀だったね」

あかね「ごめんなさい。来週には退院できるらかね」


生徒会長の戦闘力が、やはり人外だったことが証明された以上、
あかりの目的はただ一つに絞られた。

結衣と京子への粛清の継続である。


向日葵(やはり会長は強かったようですわね。
     なら、私もしばらく赤座さんに味方させてもらいますわ)


これ以降、向日葵はあかりの制裁を助けるようになる。

彼女が何を企んでいるのか、その野望を知るのは櫻子くらいであった。

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もう寝るぞ。落としていいからね

とりあえず、会長は学校に住み着く死んだ幽霊かなんかが妖怪かなんかにシフトチェンジしちゃった存在ってこと?

おいここからだろ・・・
とりあえず落ちたらスレ立てて続き書いてくれよ・・・

やはり生徒会長はマッドサイエンティスト西垣の手によって生み出された生物兵器なのか

なんてこった…続きが気になる…

これも気になるが、クロチャがアコチャーから大切なものを奪うSSの続きも気になってんだが…

地の文が戦力になるのは今時珍しいな

>>167

寝るほ

もっとレズレイプオナシャス!

誰かと思えばお前か

☆彡

お疲れ

>>308
なにそれkwsk

はよ

おきたらまだあった

今日は何時ごろから始まるやら

最初はギャグバイオレンスかと思えばガチバトルじゃないですかー

はやくしろっ!! 間にあわなくなってもしらんぞーーっ!!

ho

おいこら

面白い

誰かこの人の過去作知ってたら教えてくれ

バンバン

おきろー

まさか、>>1は何者かに制裁を喰らって帰りに病院に寄ってるんじゃ……

☆彡

会長って何であんなかわいいのに強いの

落としは先祖

>>1だが、今起きた。もう少し待っててくれ

        ┏┓                ┏┓         巛 ヽ.                     ┏┓      ┏┳┓
┏━━━┛┃┏┓        ┏━┛┗━┓  ┏┓ + 〒ー|    ┏┓    ┏┓┏━━┛┗┓┏┓┃┃┃
┗━┓┏━╋┛┗━┳┳┳╋━┓┏━╋━┛┗┳━|  |┳━┛┗┳━┛┗╋━┓  ┏┻┛┗┫┃┃
    ┃┃  ┗┓┏┓┃┃┃┣┓┃┃┏╋┓  +┻ +/ /┻┓  ┏┻┓  ┏┛  ┃┃┃┏━┓┃┃┃
    ┃┃    ┃┃┗╋┻┛┃┃┃┃┃┣┛ ∧_∧/ / .┏┛┃┃┏┛┃┃┏━┛┃┣╋━┛┣╋┫
    ┗/´》〉  ┗┛  ┗━━┻┛┗┛┗┻━(´∀`_/ /  ┗━┻┛┗━┻┛┗━━┻┛┗巛 ヽ┻┻┛
  * | 〒  /⌒ヽ | 〒  ||| ,.へ´_|_ヽ  ,-r、,r/」  f  |||  ∧ ∧,.へ,    〒 ! /⌒ヽ 〒 !
     |  |  ( ´∀`)  |   人l ァ'`・ω・)〉/_ュヘ〈|7  | *   (゚∀゚ `ァ ノ +   |  | ( 个  ) |  |
 +  |  {  |   .|   {  .(__)、   ○〈_}ノ :   |  +  O    /:-一;:、 / /. |    | ./ /*
    ヽ ヽ |   .|.ヽ ヽ (___)  、 〈   く/ ヽ__,」 +    )   ミ;;★:;:;:;ミ/ /   |    |/ /
     ヽ  ヽ,, ´∀`) ヽ  ヽ ´∀`)__ノ ヽ__) /  ,ヘ   | __,, '´ ̄`ヽ__ (・ω・´/ /  (・∀・ / /
 ,.へ ■ヽ ヽ     ー、 ヽ     ー、     /  / |.  | ★((ハヾヽ,.べ, ミ三彡 f  ,-     f+
 l ァ'^▽^) i     ,rュ ', i     rュ ', |||  (   〈  .|  .|  ハ^ω^*`ァノュヘ    |  / ュヘ    |
 ヽ    ○.|    /{_〉,.へ∧ ∧{_〉  << \ ヽ .|  .|   O☆゙ _ノ_,} )   | 〈_} )   |
  |  、 〈 |    〈   l ァ';・∀・)        \ノ |_,,|   ノ´ ̄ゞ⌒'ーァ    ! |||  /    ! |||
||| l__ノ ヽ__)|   ,ヘ. ヽ  ヽ    ○ヽ  +    |__ノ|  )  `7゙(´〈`ー''´     |   /  ,ヘ  |   ガタタタン!!!!

きたああああああああああああああああ

あかりちゃんに蹴られたい

感謝…!圧倒的感謝!

またキチかよよく伸びるなと呆れてたら意外とおもしろくて悔しいビクンビクン
まぁゆるゆりの原形見当たらないけど

監禁モノまた書いてほしいな

キチかと思いきや存外そうでもない
少年漫画っぽいテイスト


>>302

休日の午後、京子は結衣のマンションでダラダラしていた。

結衣はドラクエのレベル上げに夢中で、京子にあまり構ってくれない。

時々、京子がちょっかいをかけても軽くいなされる。


京子「なんか、今日の結衣冷たくない?」

結衣「うるさいな。レベル上げの邪魔だから静かにしてろ」

京子「ぶー」


京子はまたベッドに横になって漫画を読み始めた。

あからさまに不満そうな顔をしているが、一方の結衣は恐怖で脅えていた。


結衣(あかりは、私たちを粛清するといっていた……。
    いつ襲ってくるかもわからないぞ。
    そう。今この瞬間だってマンションを訪れてくるかもしれない)

帰ってきたか


京子(あかりなんて怖がる必要ないのに。
    どうせ殺されることにはならないよ。
    生徒会長だって味方なんだし)


そのことは以前にも結衣に伝えているのだが、
彼女の恐怖心は一向にぬぐえないのだ。

あかりのことを思い出すだけで、、
ジャイアントスイングされた時の記憶が鮮明によみがえるのだ。


結衣「くそっ!!」


レベルを上げを中断し、ボスに挑んだのだが、簡単に全滅させられる。


京子(ロクに回復魔法も使わずに攻撃一辺倒。
    しかもレベルも中途半端じゃん)


全てが結衣らしくなかった。


結衣「もとはといえば、ちなつちゃんが悪いんだ」

京子「……なんだって?」

結衣「スレタイを見てみろよ!!
    あかねさんの前で~とか最初にぬかしたのは、ちなつちゃんじゃないか!!
    なのに、なんで私と京子だけ重罪人扱いなんだ!?」

京子「う~ん。実は前からあかりに恨まれてたとか?
    影が薄いネタでさんざんイジったしね」

結衣「そんなの理由になるか!! 影が薄いって言ってたのは京子が中心だ!!
    私はあかりに恨まれるようなことは、ほとんどしてないぞ!!」

京子「いやいや。結衣もあかねさん作戦に加担した以上は同罪だって」

結衣「なら、なおさらちなつちゃんだけ無傷なのが気に入らない!!」

京子「ちなつちゃん、序盤であかねさんにボディ喰らってたよ?」

結衣「あんな軽いボディなんかじゃ、ちなつにとっては
    散歩中に犬に噛まれたくらいの痛みだよ」

結衣が小物すぎるwwwww


京子「え? 常任なら全治一か月はくだらない一撃じゃなかったっけ?」

結衣「うるさい!!」


ワイヤレスコントローラーが飛んでくる。


京子「ゆ、結衣? 今日はやけに機嫌悪いじゃないか」

結衣「全部あかりとちなつちゃんののせいだ。
    休日にゲームするのが私の生きがいだったのに!!
    こんな中ボスにも勝てやしないんだぞ!?」

京子「えーっと、もう少しレベルを上げたほうがいいんじゃ?」

結衣「そんなこと、言われなくも分かってる!!」


今度はPS2のソフトが飛んできた。

結衣は機嫌が悪くなると、身近にあるものを手当たり次第に
投げる癖があるのだ。

亭主関白である。


京子は縮こまって脅え、結衣の怒りが去るのを待つしかなかった。

結衣の怒りは、例えるなら台風のようなものである。

京子にとって一番怖いのは、あかりなどではなく、結衣だった。


京子(いてて……飛んできたコップが頭に当たった。
    でも、これで結衣の気が済むならいいよ。
    結衣に嫌われるのだけはごめんだからね)


結衣がゲームを生きがいにしてる一方、
京子は結衣にぞっこんだった。

結衣が寂しくないようにとマンションを頻繁に訪れるが、
本音を言えば結衣に会いに来てるだけだった。


結衣「あ……その。ごめんね、京子?
    私ったらまたイライラしちゃって」

京子「私なら全然気にしてないよ?
    誰だって機嫌が悪い時はあるもんね。
    気にしないで」


結衣は一通り暴れた後、京子をぎゅっと抱きしめ、大粒の涙を流す。


結衣「本当にごめん。私ったらどうかしてたんだ。
    悪いのはちなつちゃんなのに、
    京子につい八つ当たりしちゃって……」

京子「いいんだよ、結衣。私なら大丈夫だから」

結衣「ごめんね。本当にごめんね」


京子は、この一瞬のために生きてると言っても過言ではなかった。

結衣の本当の顔を知っているからこそ、
痛みにも耐えられる。

彼女のすべてを受け入れることができる。

結衣はまだ恋人になることを認めてくれないが、
それも時間の問題だろうと思っていた。

結衣もまた、京子に依存し始めてるからだ。

この機会を与えてくれたあかりには、感謝すらしていた。


ピンポーン

鳴ってはいけないチャイムが鳴った。


結衣「……え?」

京子「……はは。宅急便じゃないかな?」

結衣「そ、そうだな。
    まさか、あかりが一人でマンションに来るわけないもんな」

京子「そうだよ。もし何かあったら会長に通報すればいいんだし、
    心配は、ノンノン、ノートルダムだよ」

結衣「ぶほっ」


一通り笑った後、玄関に近づく。

液晶には誰も映ってなかったので、意を決して扉を開くが、誰もいない。


結衣(誰かのイタズラだったのか?)

結衣ってプロゲーマーとかになりそう


京子の元に戻り、何もなかったことを告げると、またチャイムが鳴った。


結衣「どうせ、小学生とかのイタズラだろ。
    かまうことないよ」

京子「そうだね……」

結衣「どうした京子? まさか、こんなのでビビってるのか?」

京子「うん。少しだけ」

結衣「今日はやけに素直じゃないか」


ピンポーン

またしてもインターホンの音。


京子「今度は私が出てみるよ」

結衣「どうせ誰もいないんだぞ?」

ジャイアントスイングで不覚にも

京子は、どうしても自分が行くと言い張って聞かなかった。


緊張しながら玄関の扉を開き、あたりを確認した。

通路側にはもちろん誰もいないし、念のため
階下を見下ろしても誰もいない。通行人すらいない。


京子(百パーセントあかりの襲撃の前兆だと思うんだけどなぁ。
    うーん、何かが引っかかるなぁ)


考え事をしながらリビングへ戻ると、
なんと結衣が気絶していた。

駆け寄って脈を確かめたが、確かに生きていた。

本当に気持ちよさそうに寝息を立てていることから、
犯人に殺意がないのが分かる。


向日葵「ごきげんよう、歳納京子先輩」


犯人は優雅に紅茶を飲んでいた。

この2人うぜえから殺していいよ

>>366
赤痢厨くっさ


京子「最初に訊くね。君は私の敵?」

向日葵「あら、そうとも言い切れませんわ。
     私は見てのとおり怪我人です。
     今日は歳納先輩にお話に来ただけですわ」


向日葵は体中に包帯を巻いていた。

体が痛むのか、紅茶を飲む動作も、どこかぎこちなかった。


向日葵「医者の話では入院が必要だそうですが、
     私の耐久力なら問題ありませんわ」

京子「そっか、どうせなら一生入院してればいいのに」

向日葵「……何か言いましたか?」

京子「君は結衣を傷つけた。死んだほうがいいと思う」


京子は向日葵に襲い掛かった。

ちょっとまどマギの映画見てくるから、保守頼むよ




☆彡

さるったか?

へふ

激甚指定災害

今北産業

この京子の行為はある意味、英雄的だった。

怪我人とはいえ、向日葵の戦闘力はあかねの次にランクされる。


彼女と京子とでは腕力以前に、戦いのカンが違いすぎる。

おっぱいの大きさも違いすぎる。

向日葵ほどの実力者になると、敵の襲撃など
一秒以内で察することができる。


向日葵「もう少しうまく殺気を隠しなさいな」

京子「う……。そんな馬鹿な……」


床に伏せられて、両手を背中側に回されてしまった京子。

犯人が警察に押さえつけたような体勢。

マウントポジションを取っている向日葵の存在感は圧倒的だった。

今北産業

向日葵は小者臭するけど実際かなり強いんだよなぁ

今北産業


向日葵「うふふ。あなたの脅えてる顔って素敵だわ。
     食べたくなっちゃうくらい」

京子「ひっ、わ、わわ私に手を出したら結衣が黙ってないぞ!!」

向日葵「結衣ですって? 軽い手刀で簡単に気絶したあの先輩が?」


京子の頭にそーっと手を伸ばし、リボン型カチューシャを抜き取る。


向日葵「このリボンは歳納先輩の象徴ですわ。
     あかりさんにとってのお団子みたいな存在ね」

京子「がるる」

向日葵「そんな怖い顔で見つめないでくださいな。
     前からこのリボンが気になっていましたの」

京子「おまえなんかにはやらんぞ。返せ」

向日葵「条件があります。私とキスしてくださいな」

京子「は?」

向日葵「これから結衣さんを起こします。
     彼女の見てる前で私とキスしてくださいな」

無茶な提案に激怒した京子が吠えまくるが、顔を引っぱたかれて沈黙する。


向日葵「落ち着きなさい。私にはあかりさんの制裁を手伝う義務が
     ありますの。今日はクローゼットに違和感を感じませんでしたか?
     実は朝からずっと隠れてあなた達のやり取りを見守っていましたの」

京子「て、てめえ。泥棒みたいな真似しやがって」

向日葵「うっせえですわ。お二人のドロドロした関係、実にすばらしかったです。
     船見先輩はあなたに依存してます。もし、船見先輩の目の前で、
     あなたの貞操を奪ってしまえば、どれだけ精神的
     ダメージを与えられるでしょうね?」

京子「なっ……?」

向日葵「京子。服を脱ぎなさい。
     最初に言っておきますが、逆らったら無理やり脱がせます」

京子「……どうしても?」

向日葵「はい」


京子は向日葵の笑顔の裏に隠された狂気を理解していた。

だから大人しく指示に従うことにした。

脱いだ衣服を綺麗に畳んで床に置く。


向日葵「綺麗ですわ。京子」


色っぽい目で見つめられたかと思うと、ベッドに押し倒されてしまった。

色欲の奴隷と化した向日葵にとって、京子は上等のエサでしかない。

未発達のおっぱいに必死で顔をうずめ、乳首を吸い始めた。


京子「あっ……んっ……」

向日葵「京子っ……京子っ……」


抵抗しようとする両手を押さえつけ、体中を舐めていく。

いみじくも重なり合う形となった二人の手のひらは、
レズ特有のサインにすら思える。

このタイミングで偶然にも目覚めてしまった結衣は、
眼前で繰り広げられている惨状に言葉を失う。


向日葵「京子ったら、櫻子にそっくりで可愛いですわっ!!」

京子「んんん……」

向日葵「んん……お口の中、おいしいですわ……」


情熱的なキスを交わす二人。

結衣は、この事態をいかに切り抜けるべきか考えていた。


一方的に犯されながらも、まんざらじゃなさそうな京子。

本性がドMだからだ。しかし、結衣の目には浮気のように映った。


結衣(意味が分からない……。京子には私がいるじゃないか。
    なんで巨乳の後輩なんかに浮気してるんだよ?)


結衣は、怒鳴り声を上げながら向日葵を京子から引きはがした。


京子「ゆ、結衣、落ち着いて」

結衣「これが落ち着いていられるか!! 
    なんで古谷さんとキスしてたんだ!!」

あ^~


向日葵「実は歳納先輩とは、前からお付き合いしてたんですの」

結衣「なんだと……?」

京子「何適当なこと言ってんだ!! そんなのウソに決まってんだろ!!」

結衣「……」

向日葵「さて。私はそろそろ帰りますから」

京子「ちょ」

結衣「……古谷さん。君はとんでもないことをしてくれたね。
    冷静になって考えてみれば、京子は犯されていたんじゃないか」

向日葵「あら、今頃気づいたんですの?
     それでは、ごきげんよう。妹がお腹をすかせて待っていますので」

結衣「待て!! 話はまだ終わってないぞ!!」


向日葵はベランダから飛び降りて去って行った。

あまりにもあざやかな去り際だった。

目を離したらカオスが加速してた

北斗の拳で例えて……


結衣「くそっ。あいつ、どこまでふざけてるんだ」

京子「結衣ぃ。怖かったよぉ」

結衣「あ? 触るな」


頬をしたたかに叩かれ、あぜんとする京子。

恐るべき事態がついに到来したのだ。


結衣「無理矢理とはいえ、向日葵ちゃんと楽しそうにキスしてたじゃないか。
    おまえみたいな浮気性の女とは今日で終わりだ」

京子「結衣……? それってどういう意味?」

結衣「言葉通りの意味だよ。今まで我慢してたけど、もう限界だ。
    おまえは誰にでもしっぽを振る女だったんだ。
    ちなつちゃんにだってすぐキスしようとしてたし」

京子「あ、あれはちょっとしたジョークだよ!!
    ちなつちゃんはミラクルンにそっくりだから……」

結衣「黙れ黙れ!! 言い訳なんて聞きたくない!!」

効果ばつぐんじゃないですかー

濡れ場キターーー!!


それから大喧嘩になってしまい、京子はマンションから追い出された。

結衣さえいれば、他には何もいらなかったのに。

どこで歯車が狂ってしまったのか。


京子「ちくしょう……。これから何を信じて生きたらいいんだ。
    こうなったら、本当にちなつちゃんに浮気してやろうかな」

櫻子「それはだめですよ、先輩」

京子「君は……大室櫻子ちゃん?」

櫻子「向日葵は人間関係を滅茶苦茶にするのが目的なんですよ。
    今浮気なんてしたら奴の思うつぼです」

京子「……でも、結衣、すごく怒ってたんだよ?
    あんなに怒鳴られたの初めてなんだよ?」

櫻子「いきなりあんな惨状を目にしたら、誰だって動揺しますよ。
    船見先輩ならきっと元通りに戻りますから大丈夫ですって」

この櫻子を未だに信用出来ない・・・裏がある気がしてたまらない・・・

賢しい櫻子だ


暖かい励ましの言葉が身に染みた。

京子は櫻子にしがみつき、わんわん泣いた。


櫻子(はぁ。向日葵の犠牲者がまた増えちゃった。
    どうしたらあいつを正気に戻せるのかな?)


京子と別れた後、古谷家に寄った櫻子。

向日葵は食事の用意をしてる最中だった。

クズのわりに料理は得意で、家事も一通りこなせるのだ。


櫻子「おーい向日葵。今日私が料理当番なの。
    代わりに何か作って?」

向日葵「くたばれ」

櫻子「相変わらずきっついなぁ。なんで今日は歳納先輩を犯したの?」

向日葵「新しいストレス解消法でしてよ。あの顔を見てるとつい犯したくなるの」


櫻子「いいのかよ。船見先輩が狂って自殺するかもしれないぞ」

向日葵「死んでもらっては困りますわね」

櫻子「あかりちゃんだってあの二人を殺す気はないよね?」

向日葵「たぶんそうだと思いますわ。あの方の定義する制裁の
     意味がいまいち分かりかねますが」

櫻子「で、おまえはあかりちゃんの手助けをすると見せかけて
    私欲を満たしていると。私とあかりちゃんに飽きたあとは
    歳納先輩か。みさかいないね」

向日葵「明日は、杉浦先輩の見てる前で歳納先輩を犯そうと思ってますの」

櫻子「……向日葵。いい加減目を覚ませよ。
    そんなことして誰の得になるんだ?」

向日葵「ひまとくですわ」

櫻子「うっせーし。それでボケたつもりかよ」


楓「あー、櫻子お姉ちゃんが遊びに来るなんて珍しいね。
   今日もお姉ちゃんと一夜を共にしに来たの?」

向日葵「楓、私と櫻子はもう終わった関係ですわ」

櫻子「つーか、幼児のくせになんてセリフを口にしてんだよ。
    私だって向日葵となんてごめんだよ」

向日葵「あら? 言ってくれるじゃないの。
     今日はよりを戻そうと思って来たんじゃなかったの?」

櫻子「まさか。どうせ、また飽きて捨てられるのが分かってるもん」

あかり「ほんとだよねー。向日葵ちゃんって誰にでも手を出す女だもん」


いきなり登場したあかりに驚く一同。

あかりは荷物を取りに来ただけだと言った。
楓を脅して例のカメラを持ってこさせ、叩き割ってしまう。

あかり「あかりに許可なく京子ちゃんに手を出したみたいだね。
     向日葵ちゃん、今ここでボコってもいい?」

向日葵「ちょ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
休憩

今日は早めに戻ってこいよ・・・

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

けいおんの裏不無的なノリを感じる

終わりがまるで見えない

あかり→赤座の血統、ポテンシャル未知数
向日葵→古今無双のクズ、攻撃力耐久力ともに高く熟練の戦闘狂、色欲の権化
ちなつ→異常なまでの耐久力、類稀なルックスにより難を逃れる
結衣→心身とも一般人、京子に依存
京子→結衣に依存、騒動の発端
りせ→最強の生徒会長
綾乃→副会長、生徒会の力がバックにある、正義漢
櫻子→傍観者、狂言まわし、向日葵の色欲の最初の被害者

会長は、最強とか以前にスペックが人外すぎるんだがw

向日葵の宗教ネタ以外は面白いんだけどなぁ

宗教ネタもアクセントになってていいと思うけどな
それにこの人だって分かりやすいし


向日葵は必死に言い訳は始めた。京子を犯したのは
結衣との仲を裂くためであり、決して私欲のためではないと。

向日葵「あかりさん、いっそ私と同盟を組みませんか?
     あなたと私が手を組めば敵なしですわ」

あかり「誰が好き好んであなたみたいな人と組むのかな?
     やっぱボコりたいなぁ」

向日葵「ままま、待ってください!!
     私はあかりさんとは戦いたくないんですの!!
     代わりに櫻子を殴ってくださいな!!」

櫻子「あかりちゃん、こいつ、クズだけど許してあげてくれないかな?」
    
あかり「無理だよ。あかりは京子ちゃん達を肉体的に殴りたかっただけなの。
     レズセックスとか、そういうのは望んでなかったの」

向日葵「二度とああいうプレイはしないと約束しますわ!!」

あかり「じゃあ結衣ちゃんに謝ってよ。あの子、根暗で
     寂しがり屋だから本当に自殺しちゃうよ」

向日葵「分かりました!! 明日学校で謝ると誓いますわ!!」

今日は早かったな


櫻子の説得もあり、なんとか納得して帰って行ったあかり。


翌日、向日葵は朝一で結衣のとこへ行って謝ったが、
今さら白々しいよ、と言われてぶん殴られてしまった。

濡れたハンカチで頬を冷やしながら、自分の教室に戻る。


向日葵「まだほっぺたがヒリヒリしますわ……。
     最近、殴られてばかりですわね」

ちなつ「おはよー、向日葵ちゃん」

向日葵「おはようございま……ぶっ……!?」


脇腹に感じた強烈な違和感の正体は、ちなつの蹴りだった。


向日葵「いきなり何しますの!!」

ちなつ「昨日のこと、櫻子ちゃんから聞いたよ。
     結衣先輩の前で京子先輩を犯したんでしょ?」

向日葵「くっ……櫻子の奴、みんなに言いふらしてますのね」


ちなつ「私ね、向日葵ちゃんのことがよく分からないの。
     うすうすクズなんじゃないかって思ってたけど、
     本当にクズなの?」

向日葵「失礼ですわ!! 私に比べたら、浮気性の歳納先輩のほうが
     よっぽどクズじゃありませんか!! 
     しかも、船見先輩と共依存の関係で気持ち悪いですわ!!」

ちなつ「……」

向日葵「ふふ、知ってましたか? 初めから船見先輩は
     あなたなんかには振り向いてくれないんですよ? 
     あの方はずっと前から、歳納京子にぞっこんですからね」

ちなつ「……向日葵ちゃん。もう黙ろうか」

向日葵「あんなロクデナシの先輩にぞっこんなあなたも愚か者ですわ!!」


この一言をきっかけに、ちなつが切れた。


向日葵「ぐっ……!?」

実はちなつも強いのか

なんかバキのクロスオーバーとか
ガチのトーナメントバトルとかを読んでみたい

姉の訓練の賜物


不覚と取ったとしか言えない状態だった。


ちなつの振り回した椅子を食らい、激しく転倒した。

だが、やられてばかりの向日葵ではない。

彼女にとってこの程度のダメージは、真夏の夜に蚊に刺されたくらいにすぎない。


向日葵「おかえしですわ」

ちなつ「ふごおおおおっ!!」


一瞬で起き上がった向日葵が、ちなつの肩をぽんと叩いた次の瞬間、
もう片方の手でボディブローが放たれたのだ。

その間、わずか一秒にも満たない。


ちなつ「またお腹を殴られたあああああ!!」

向日葵「おーっほほほ。雑魚のくせに調子に乗るからですわ。
     よく見ると、あなたも可愛らしい顔をしてますわね」

あぁやはり耐久力だけか…

前述のとおり、ちなつの耐久力も並ではない。

彼女を完全に倒すためには戦車でも用意するしかない。


ちなつ「んもー!! 朝から痛いじゃない、向日葵ちゃん!!」

向日葵「仕掛けてきたのはそっちなのによく言いますわ。
     いっそ、あなたも私の毒牙にかけてあげましょうか?」

ちなつ「じ、自分で悪だって認めた!!」

向日葵「ふふ。この世には正義もいれば悪もいるんですわ。
     何より重要なのは、勝てば官軍という言葉です」


調子に乗った向日葵がさらに拳を振り上げようとした時、
登校してきたあかりに見つかり、ぶん殴られて吹き飛ぶ。


あかり「ちなつちゃん、大丈夫?」

ちなつ「ありがとう、あかりちゃん。
     今は私のことより結衣先輩が心配だよ」

あかり「いちおうあのクズに謝らせたんだけど、
     ちゃんと機嫌治してくれたかな?」


向日葵「おほほほほ!! あの方はまだ失意の底にいましてよ!!
     私の謝罪の言葉にも一切耳を傾けないほど、
     落ち込んでいましたわ!! ざまーみろですわ!!」

ちなつ「向日葵ちゃん……。どうしてこんな性格になっちゃったの?」

あかり「なんかね、入学した時からこうだったみたい。
     みんなの前ではネコかぶってたんだって」

ちなつ「それより結衣先輩への制裁はどうするの?」

あかり「うーん、なんか調子が狂っちゃったよ。
     私なりの計画があったのに、向日葵ちゃんが勝手に
     かきみだすんだもん」

ちなつ「あと気になってたんだけど、どうして私には優しいの?」

あかり「好きだからだよ」

ちなつ「え///」

あかり「ちなつちゃんは初キスの相手でもあるし、特別なの」

ちなつ「あかりちゃん、それって///」

あかり「うん、だからね。最後にボコろうと思ってたの」

ともこさんも強いみたいだけど出てこないな

結局ボコるのかww


衝撃の告白に顔色を失うちなつ。

この天から与えられた容姿のおかげで助かると確信してたのに。


あかり「ちなつちゃんは一番多く痛めつけようと思ってるの。
     お姉ちゃんにも協力してもらって二対一でね」

ちなつ「あ、あははー。それ、面白いジョークだね」

あかり「本気だよ?」

ちなつ「……」

あかり「制裁られる日を楽しみに待っててね♪」

ちなつ「……して」

あかり「え?」

ちなつ「許して……。お願い。あれは全部京子先輩が言い出したことで、
     私と結衣先輩は無理やりつき合わされただけなの」

そういやともこさん未だ出ないな
ちなつを鍛えたみたいな話だから強いのかな

どう聞いても言い訳にしか聞こえない。

しかも仲間(京子)を売ってるかのようにも聞こえるこの発言。

あかりは少しだけイラッとした。


あかり「それ、本当なのかな?」

ちなつ「私があかりちゃんに嘘ついたことないでしょ!?
     本当に京子先輩の軽いイタズラ心から始まったことなんだから!!」

向日葵「汚い嘘ですわ!! 吉川さんは、自分可愛さに歳納先輩を悪役に
     引き立てようとしてるんですわ!!」

あかり「実はあかりもそう思ってたの」

ちなつ「んもー、向日葵ちゃん、余計なこと言わないでよぉ!!」
     
あかり「スレタイにもちなつちゃんの名前がはっきり書かれてるよね。
     むしろ、発案者ってちなつちゃんじゃないの?」

ちなつ「そんなことあるわけないでしょ!!」

ーーー
夕飯タイム


    ★ご飯食べ代行休業しました★

         || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ご飯食べ代行会社はご飯食べ代行サービスについて、
         ||秋季休業中| 予想を大きく上回る売れ行きと、スタッフ不足の為、
         ||_____| このたび代行を一時休止させていただくこととなりました。
              | ::|    お客様やお取引先様ならびに関係者の皆様に   
             _| ::|_    多大なご迷惑をおかけしますことを、心より深くお詫び申し上げます。

わぁい

どれぐらいで戻るのか・・・

オナニー二回分くらいの時間で

娯楽部と生徒会のオールメンバーが次々に出てきて面白いな

はよ

仲良くレズセックスしてよぉ…

   ;ヾ、,.、,、.、rツ ッッシ、:':' r':' _,、-'゙_,  や 公 帰 そ
 ,、,、,ミッン、,._        _,、-'゙_,、-'゙.   っ 園. り ん
 、ィッ ,:、 ゙''ゞ=ミ、~.: _,、-'゙_,、-'゙  __,  て の 道 な

 }; ヾ ゙' {!li;:,. _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,::|_|  来  ト に わ
 ゞァ''゙ぐ _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,、-''" .|_   た イ  あ け
 ,ヘ:'_,、-'゙_,、-'゙..::「┴_,エ ┴  ''"_|_|  の. レ る で
  └i'゙-ニ,ニエ,.:|ニ「 _エ ┴  ''"_|_   だ に
    |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴  __.|_|_
    |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ 「fj.||__|__| _|
    |エ | ニエ, |[8] _エ ┴ └‐_|_|__l__,|⊥ |__
    |エ | ニエ, |二 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
    |エ | ニエ, |┴ _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__|
    |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
    |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__
  -,-=''┷━━|┬ニエ ┬--  .|__|__| _|_|_
   ''ーニ_''ー::、_ ゙┷ 工_二'‐-、,_|_|__l__,|⊥ |__

  二二二`''ーニ`_''ー-、_¨''━、L|__|__| _|_|_
  二二二二二二二`''ーニ_''ー 、_       |⊥ |__

ウホッ

ゴクリ


向日葵「怪しいですわ」

あかり「怪しいね」

向日葵「おや、珍しくあなたと気が合いましたね」

あかり「ほんとだね」

向日葵「では、吉川さんも制裁対象に加えますか?」

櫻子「ちょっと待ったぁ!! ちなつちゃんが白なのは確実だよ!!」

向日葵「おや、あなた誰ですか? このクラスの人ですか?」

櫻子「うっせえ。ちなつちゃんがあかねさんの正体を知って
    何になるのさ。どう考えても歳納先輩のイタズラでしょうが」

あかり「やっぱりそうなのかな?」

向日葵「ちっ」

ちなつ「今、向日葵ちゃんが舌打ちした!!」

向日葵「き、気のせいじゃないでしょうか」

櫻子「さすが向日葵、汚い」

向日葵「うっせえですわ。それより、歳納先輩の様子を見に行かなくて
     いいんですか? 傷心なのはあの方も同じなんでしょう?」

あかり「そうだね。てか、原因は全部向日葵ちゃんだけどね」

向日葵「あかりさんが数日前?にボコりまくったからですよ」

あかり「……? 一本背負いしただけだよね?」

向日葵「常任が喰らえば全治一週間程度の威力でしたわ」

櫻子「それはいいとして、昼休みに二年生の教室に言って見ようよ」

ちなつ「賛成」


ということで四人の意見がまとまり、京子の教室へ集まったのだった。

きてた

あかりと向日葵の姿を確認した京子はパニックを起こし、
ベランダから飛び降りようとしていた。

ちなつが京子の制服を引っ張って必死に止める。

そんな騒ぎのせいで、またしても衆人環視になってしまった。


京子「うわあああああ!! はなせええ!! おまえらに捕まるくらいなら
    いっそ飛び降りてやるうう!! もう背負い投げされるのはごめんだああ!!」

あかり「今日は背負い投げじゃなくて拷問しにきたの。
     よく熱した鉄ゴテを、京子ちゃんの背中に押し付けちゃおうかなって」

京子「ひえええええ!! 誰でもいいから助けてくれええええ!!」

あかり「落ち着いて京子ちゃん、今のは冗談だから!!」

京子「え?」

あかり「京子ちゃんはいつも通りみたいで安心したよ。
     向日葵ちゃんに貞操を奪われた割には元気だね」

京子「……いや、そこまでされてないし。せいぜい、ディープキスしただけ」

お仕置きはレズセックスで勘弁してよぉ


ちなつ「あれ? 最後までやったんじゃなかったんですか?」

京子「裸にはなったけど、キスだけだった気がするな。
    向日葵ちゃんはずっと服着たままだったし」

櫻子「まあ比較的安全なプレイでしたね」

京子「君は、なぜ見知ったかのような言いかたができるの?」

櫻子「なぜでしょうね?」

京子(うっ……。なぜ悪寒を感じるんだ?)

あかり「京子ちゃんが元気ってことは、安心して粛清ができるね。
     京子ちゃんに吐かれた暴言の数々、全部覚えてるよ?」

京子「ちょ、ちょっと待ってくれ!! 今までのことは全部謝ったじゃないか!!
    あかりに勝てないことは分かったんだし、
    今までのことは水に流そうよ!!」


あかりは光彩を失った瞳で京子を見ていた。

それは怒ってると言うより、あわれんでいる。

情けない言い訳をしてる上級生の幼馴染を、あわれんでいるのだ。

きたか

あかりが、全霊を込めて必殺の腹パンを繰り出そうとした時であった。

生徒会副会長の一言が、暴走を中断させた。


綾乃「蛮行もいい加減にしなさい、赤座さん。会長に言うわよ?」

あかり「杉浦先輩……。またですか。また、あかりの邪魔をするんですね?」

綾乃「歳納京子を傷つける人は無条件で私の敵よ。
    たとえ悪魔に魂を売ってでも助けてやるわ」

あかり「……できるなら、最初にあなたの頭をかち割ってあげたいです」

綾乃「やってみなさいよ。会長の報復であなたは即、ご臨終よ」


あかりは悔しそうに奥歯を噛んだ。


綾乃「七森中の生徒会を舐めないでね?
    不良生徒に対する制裁は十年前から継続してるんだから」

あかり「くやしいけど、退散するしかなさそうですね」

綾乃「そういうこと。お願いだから二度と歳納京子に近寄らないで」

綾乃ちゃん完全に会長頼みじゃないですかー

陽動作戦しかない


京子「綾乃、ありがと。本当に怖かった

綾乃「私だって本当は怖かったわ。
    でも、あなたのためだもの。いくらでも頑張れるわ」

京子「あやの……」

綾乃「としのうきょうこ」

京子「あのさ、今度から下の名前だけで呼んでくれるかな?」

綾乃「え/// そんな、恥ずかしいわ」

京子「お願い。綾乃には下の名前で呼んでほしいんだ」

綾乃「じゃ、じゃあ、京子」

京子「うん」

綾乃「京子、京子、京子。きょ、京子。悪くないわね」

京子「いろんなイントネーションで発音したね。
    綾乃って器用だなぁ」

簡単に覚醒しないところが面白い
支援


結衣(あいつら、なにイチャついてんだよ。
    あかりに命寝られてるってのに、ラブコメなんてしてる場合かよ)


結衣はイチゴ牛乳の紙パックを握りしめていた。

一度自分の元を離れた京子は、簡単に綾乃になびいてしまった。

教室で堂々と抱き合う二人を、クラスのみんなは興味深そうに
眺めていたのだが、結衣は心中穏やかではなかった。


結衣(くそっ、おもしろくない。あぁ、早く家に帰ってゲームがやりたい)

千歳「船見さん、機嫌悪そうやけど、何かあったん?」

結衣「ふっ、ちょっと家庭の事情でね。
    千歳は夫の亭主関白についてどう思う?」

千歳「なんや、唐突な質問やなぁ」

結衣「ちょっと気になってさ」

千歳「まあ、人としてやってることは最低やけど、
    夫のほうも家庭を背負って働いてるわけやから、
    一概に責めるわけにはいかんよなぁ」

亭主関白の自覚あるのかよww


結衣「でもDVとかだったら最悪じゃないか」

千歳「暴力は良くないわぁ。この作品を否定することになるけどな。
    でも、痛みを乗り越えた上で作り上げる絆ってのもあるかも知れないよ?」

結衣「そんなのあるのかな? 普通は離婚するんじゃないか?」

千歳「暴力振るう側だって、心の中でうっぷんがたまってるんや。
    社会は複雑にできてるからなぁ」

結衣「うん。でも殴られる妻の方は最悪だろうね」

千歳「それも人に寄るわ。いくらぶたれても離婚しない家庭とか
    普通に存在するからなぁ。私だったら耐えられんわ」

結衣「生徒会は暴力を推奨してるんでしょ?」

千歳「言う事を聞かない生徒には容赦しないで。
    一応監禁する施設まで用意されてるからな」

結衣「あかりと古谷さんを閉じ込めるべきじゃないのか?」

千歳「今のところ会長が天下を取ってるから必要ないわ。
    争いの火種は全部消してくれる人やから、本当に頼りになるわ」

その日の放課後、結衣は久しぶりに娯楽部に出席した。

京子は日直の仕事があるで遅くなるらしい。


ちなつ「今日は珍しく二人っきりですね♪」

結衣「あ、ああ。そうだね。お茶貰えるかな?」

ちなつ「はい、ただいま♪」


結衣は、ちなつのことを嫌ってはいなかった。

自分のことを盲目的に好いてくれてくれる一年生。

良い意味でも悪い意味でも女らしいちなつは、
結衣とは正反対のタイプだった。

ふわふわしてて可愛いピンク色の髪。

見てると吸い込まれてしまいそうだった。


ちなつ「今日知ったんですけど、私もあかりちゃんの制裁対象だったみたいです」

結衣「えっ、前は見逃してあげるって言ってたのに?」

ちなつ「ジョークだったみたいです。あかりちゃんは私を最後に
     制裁するつもりみたいですよ」

結衣「まるで他人事みたいに話すね。あかりが怖くないのか?」

ちなつ「怖いですよ。でも、怖がったってしょうがないじゃないですか。
     私の耐久力なら死ぬことはありませんし、いざとなったら
     生徒会長さんに頼んで倒してもらえばいいんですよ」

結衣「そんな簡単な話かな? 自宅で襲われたりしたら、ひとたまりもないぞ。
    私はマンション住まいだから特に怖い。まるで陥落寸前のベルリン
    みたいな毎日だ。先週は向日葵に襲撃された」

ちなつ「あー、あのバカ、そんなこと言ってましたね」

結衣「私の戦闘力じゃ向日葵すら倒せないんだ。
    あいつらは強い。どこで訓練を受けたのか知らないけど、
    女子中学生としては日本一強いと思う」

ちなつ「その才能をどこか別の場所で生かせればいいんですけどね。
     あと最強なのは会長ですよ」

これ終わりあるのかよw

最強 なのは 会長に見えた


結衣「ちなつちゃん、笑ってくれ。私はあの日のことを今でも後悔してるんだ。
    見えないあかりの影におびえる日々。今までは京子がいてくれたら
    何とかなったけど、あいつは浮気性だからあてにならない」

ちなつ「杉浦先輩との件ですか」

結衣「そうだ。私と喧嘩別れしてまだ一日しかたってないのに、
    もう別の女を見つけてるんだ。あいつを信じた私がバカだった」

ちなつ「先輩……。安心して下さい。
     結衣先輩には私がいるじゃないですか」

結衣「ちなつちゃん、君はこんな私を受け入れてくれるの?」

ちなつ「はい。初めて会った日から、私には結衣先輩しか映りませんでした」


次の瞬間、ちなつは結衣の腕の中で抱かれていた。

鼓動が早まり、夢と現実の狭間にいることに気づいたちなつ。

夢にまで見た光景が、目の前に広がっている。

自分が物語のヒロインになっているのだ。


結衣「キス、してもいいかな?」

やったねチーナ

ちなつは無言でうなずいたので、お互い目を閉じて優しく唇を重ねあった。

京子とは違う味。京子とは違うシャンプーの匂い。抱き寄せた肩の感触も違う。


結衣(いますぐ、ちなつちゃんを押し倒したい……。
    どうせ京子は来るかどうか分からないんだ。
     何を我慢する必要がある)

ちなつ「私、覚悟できてますよ?」


ついに力任せに押し倒し、ちなつの胸を制服越しに触る。

その姿は猛獣を連想させるが、ちなつは嫌がる様子もなく無抵抗。

全てを結衣に任せているのだ。


京子「おーっす、遅くなったな」


京子は、娯楽部がラブホテルと化してることを知り、カバンを落とした。

色々な感情が頭を駆け巡った。

嫉妬、悲しみ、羨望。

混沌とした感情が、ピュアなハートを破壊し、
最後に脳が出した指令は純粋なる怒りだった。

先が読めない…

おもしれえええええええええ なんだこれ

京子「おい、おまえら、そこで何やってんだよ!!」

結衣「邪魔するな!! 私とちなつちゃんは今日から
    こういう関係になるんだ!!」

京子「部室でそういうことするなんて不潔だよ!!
    てゆーか結衣、なんで私には冷たくて
    ちなつちゃんには優しいんだよ!!」

結衣「おまえみたいな浮気性の女と違って、
    ちなつちゃんは可愛げがあるからな」

京子「くっ……ちくしょう。ちくしょおおおおお!!」


強烈なビンタを食らい、結衣が軽くのけぞる。


結衣「やったな」


今度は結衣のビンタが飛んだ。

暴力女なので力は強かった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
休憩 もう疲れた。許してくれ

最後は愛の決闘で仲良くなってくれよ

幸せなキスで終わってくれよ~頼むよ~

頑張ってなんとか終わらせてくれよ
全く終わり見えないけど

ほほほほほほ

ほし

何日続けるきだ

じょ

あかりの粛清と櫻子の真意と会長をどうするかが見ものだな

あかりがんばれ

最近何日も続けるSS多いよな
別に悪くないけど内容少しはまとめろよ、とは思う

なあにまだあと500も余裕が有る

まだ終わらせない

\ホッシュリーン/

今日はいつ戻ってくるか…
なげないでおわらせくれればいいんだが

力士「GOD'S and DEATH・・・」

500

おぴすとる

>>1が戻ってきますように

戻ってくると信じたい
そしてちゃんと終わらせてくれると思いたい

デュデュデュフフ

そういや、結衣って陸上部誘われたくらいだから、京子じゃ勝てんだろ

運動苦手な向日葵が夢想するここの設定じゃ意味はない

ここだけ、世界線が0.8くらいずれてる気がするww


京子「結衣のバカ!! 浮気性なのは、そっちのほうじゃないか!!」

結衣「えええい、黙れ黙れ!! 最初に浮気したのはそっちだろうが!!
    今日も綾乃と親しげに名前で呼び合ってたくせに!!」

京子「あ、あれはただのスキンシップだ。
    友達同士のコミュニケーションだよ!!」

結衣「なら、私がちなつちゃんとしてたこともスキンシップだ!!」

ちなつ「あ、あのぉ。お二人とも落ち着いて」

京子「……ふん。これで私たちも内部分裂しちまうのか」

結衣「そうだな。おまえとはもうやっていけそうにないよ。
    あかりは覚醒しちゃったし、校内じゃ暴力が横行してる。
    なんというか、七森中自体がオワコンだ」

ちなつ「早まった行動はいけませんよ。
     短気な人は損するってお姉ちゃんが言ってました。
     せっかく作った娯楽部じゃないですか」


作者から言われば、このSSのキャラクター自体がオワコンである。

今日は早かったな

自分からオワコン言うなwww

>>1
キター


クズ。そしてクズ。

今までに、まともな精神を保ってるキャラクターがいただろうか?

なるほど。確かに櫻子は普通、というより聖人に近い。

そして千歳や西垣先生、ともこは未登場。

千歳や綾乃も比較的マトモだろう。


ちなつ「先輩たち、座って話をしましょう。
     二人とも完全に冷静さを失ってます」

京子「……」

結衣「……」


重苦しい空気に包まれる娯楽部。

京子と結衣は睨みあって仁王立ちしてる。

親友同士だったからこそ、譲れないところがあるのだ。

忘れ去られた千鶴

撫子さんと花子は屑じゃないことを祈る


思えば、この部活での会議から始まった事件だった。

下らぬ妄想や遊び心は、人なら誰でも一度くらいは抱くものである。

今回の京子のそれは、あまりにも壮大で無謀すぎた。


京子「結衣、私は……」

結衣「いや、言うな。先に私から言わせてくれ」


ちなつの淹れてくれたお茶にも手を付けず、見つめ合っていた両者。

先に口を割った京子は、面食らった様子で結衣の言葉を待った。


結衣「冷静に考えれば、全部私が悪いのかもしれない。
    私はおまえと綾乃に嫉妬してたんだよ」

京子「結衣は悪くないよ。
    私が結衣を裏切るようなことしたから悪いんだよ」


一転して謝罪合戦を始める二人。

ちなつという解毒剤の効果だ。さすがに後輩に叱責されて頭が冷えたのだろう。

4行目の千歳は千鶴なんじゃね?出てきてないし
そして>>1のクズキャラが魅力なのもまた事実

きてたー
これは妥当あかり同盟結成か?


ちなつ「どっちが悪いとか関係ないですよ。
     向日葵ちゃんが言ってたけど、人って間違いを
     犯すように作られてるそうですよ」

結衣「あの女め、どうせ旧約聖書の引用でもしたんだろ」

京子「なあ、話は変わるけど櫻子ちゃんって良い子だよね」

ちなつ「そうですねぇ。クラスでも向日葵ちゃんの暴走を
     止めようと必死で頑張ってますし」

結衣「うん。文句なしの聖人だね。裏があったら怖いけど」

京子「千鶴ってまだ登場してないよな?」

ちなつ「むしろ登場しないほうがいいんじゃ……。
     どう考えても武闘派決定ですよ」

京子「ならさ。こっち側に引き込んで、対あかり包囲網でも作らないか?」

結衣「いいね。あのクソお団子頭は、頼んでもないのに
    暴力という名の出血サービスを提供しに来るからね」

京子「しかも年中無休ときた。影が薄かったあかりはどこへ消えた?」

二重の意味での出血サービス


ちなつ「でも、あかりちゃんって元から空気みたいな存在だったんですから、
     あのくらいキャラ作りしないと目立ちませんよ」

結衣「確かに。原作のままだったらやばいよな」

京子「SSだと文字しかないからな。絵がないから文字通り空気ってか」

結衣「ふふ、笑いが止まらないよ。ここで例のセリフを斉唱しようか?」


全員が息を吸い、声のタイミングを合わせた。


三人「アッカリーン♪」


あかり「はーい」


二秒後、異常事態に気付いたちなつが、短距離ランナー並の
速度で出口を目指そうとするが、あかりのエルボーを喰らって撃沈する。


あかり「みんな、久しぶりー。元気そうで安心したよ」

>>58ぐらいで向日葵ひっぱたいてから影の薄さは消えたな
元はといえばあかり覚醒させたのは向日葵なんだよな・・・京子たちはきっかけであって

これはやばい


結衣「待てあかり、最初に訊きたいことがある。
    私たちの話、全部聞いてた?」


あかりは笑顔のまま首を縦に振った。

京子は死を覚悟し、信じてもいない神様や仏様に祈ることにした。

あかりの背後に、燃え盛るような怒りの炎を感じたからだ。


この部室は広いようで通行できる場所は限られてる。

仮に全力で逃げたところで、ちなつと同じ運命をたどるのは確実。


結衣「あかり、取引しないか?
    おまえの欲しいものがあったら何でもやる。
    むしろ私はどうなってもいい。京子だけは助けてあげてくれ」

あかり「えー、そんなこと言われても困っちゃうなぁ。
     あかりは物欲がないタイプだもん。
     強いて欲しいものといえば京子ちゃんの生首とかかな?」

あかり…

あれあかりさん命までとらないって言ってたじゃないですかw

生徒会登場前に京子を再起不能に

オッスオッス

会長をどうするかだよ

会長はあかりが教師に圧力かけてるみたいだし西垣ちゃんを人質に取れば・・・


京子には冗談に聞こえなかったらしく、子犬のようにうずくまり、
何事かブツブツ言い始めた。まるで大昔の彼女に戻ってしまったかのように。

あの弱虫だったころの幼い京子に。


結衣「あかり、頼む。落ち着いて話をしよう。
    おまえが私たちを恨むのは当然の話だ。
    あかねさんを怒らせたのは本当にすまないと思ってる」

あかり「……」

結衣「私達は人の家庭の事情に首を突っ込みすぎた。
    処罰されるのは当然なのかもしれない」

あかり「ちょっと待って」

結衣「え?」

あかり「今、携帯で生徒会に通報しようとしたでしょ?」

結衣は大慌てで携帯をバッグの中に隠そうとしたが、
目にもとまらぬ速さであかりに取り上げられる。

ディスプレイには松本りせの番号が
表示されていて、押される寸前だった。

これで結衣の処刑は決定した。

サラバ

結衣さん退場か
残った京子は向日葵にいただかれちゃいそうだな


あかり「何勝手に通報しようとしてるんだよおおおお!!」

結衣「あぁ……あかりぃ……ごめんなさい……」

あかり「あなた達はどこまであかりをバカにすれば気が済むの!!」

結衣「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……殺さないでください」

あかり「なんなの、その誠意のこもってない泣き方は!!
     謝れば許されるとでも思った!?」


攻撃の第一撃目はちゃぶ台返しであった。

ちなつが丹精込めて淹れてくれたお茶も、テーブルと一緒に吹き飛ぶ。


結衣「うわああああああ」


結衣も吹き飛ぶ。ちゃぶ台返しのあまりの迫力に、雷が落ちたのかとすら思った。

京子は押し入れの中に隠れて震えていたが、
あかりに髪をつかんで引っ張り出される。

あかり無双

生徒会に気づかれる前にどこまでやれるかが問題だな

まままままだあわあわあわあわわわ

綾乃を娯楽部の部室に寄せ付けない工作をしていないのか


京子は髪を持ったまま引きづられて絶叫を上げるが、
あかりは笑ったままだ。

結衣の見てる目の前でお腹を蹴りあげ、悶絶させた。


京子「ぐおおっ。痛いよぉお」

あかり「えへへ。痛いでしょ?
     あかりの心はもっと痛かったんだよ?」

京子「……もう怖いのいやぁ。おうち帰りたいよぉ……」


あかりは笑いながら京子のすねを蹴ってあげた。

京子は痛みのあまり、床をごろごろ回って行ったり来たりした。

そんな様子がおかしくて、あかりは声を上げて笑った。

今更だけどみんなクズだな

ついに粛清が始まったか・・・

どうせクズなら何時もなんやかんやで逃げ切ってる京子だけはどうにかしないと

ぐおおっ。


あかり「あっそうだ。ちなつちゃんの見てる前で
     結衣ちゃんを殴ろうかな」

結衣「な……」


あかりは、気絶してるちなつにバケツの水をかけるように
結衣に命令し、その通りにさせた。

ちなつは、最悪の目覚めに頭をフラフラせていたが、
あかりの左ストレートが目覚まし代わりになった。


あかり「今から結衣ちゃんを痛めつけるから、
     ちゃんとその目に焼き付けてね?」


ドスッ


結衣「……っ」


凄い音がした。赤座家伝統のボディブローが決まったのだ。

腹パンというには、あまりにも残酷すぎる威力を持っていた。

なんだかんだで結衣と京子は一般人並だからきついだろうな


まず結衣が耐えなければならないのは、呼吸ができない苦しみ。

みぞおちに直撃したのだから当然だ。

鉄のように固い拳だった。


結衣「か……はっ……」


内臓の損傷を通り越して骨に異常があるかもしれない。

これが赤座家の力。

ちなつは、物語冒頭であかねの本気を喰らっても減らず口が聞けた。


結衣(ああああぁ、私もどこかで訓練を受けてればこんなことには……。
    今は自分の弱さが憎い。戦闘力のなさが憎いよ……!!)

ちなつ「あかりちゃん、こんなの残酷すぎるよ。
     結衣先輩を殺すつもりなの?」

あかり「あかりの気が済むまで痛めつけるだけだよ。
     さすがに殺すとか物騒すぎるよねー」

りせさんの粛清は今は考えずに2人の心をここで一生分折れればいいなっ

登場人物のほとんどがクズすぎてなんともいえない


あかりは、涙を流しながら両手を合わせてるちなつを見た。

彼女の美しい顔だけは汚したくなかったのに、左の頬が
真っ赤に染まってる。先ほどのストレートのせいだ。


あかり「ちなつちゃん、今どんな気分なのかな?」

ちなつ「ゆ、結衣先輩を介抱してあげたい」

あかり「駄目だよ。一歩でもそこを動いたら拷問するからね」

ちなつ「ご、拷問?」

あかり「生まれてきたことを後悔するくらい痛めつけてあげる。
     分かったら大人しく観戦してて。まだちなつちゃんを
     痛めつける段階じゃないんだから」


また京子が逃げ出そうと駆け出した。

あかりは一秒以内に彼女の肩をつかみ、脇腹にフックを入れて沈黙させた。

あかりちゃんが死ななければそれでいい

そろそろクズ向日葵の出番じゃないですかね!

向日葵が動いたら生徒会が気付いてしまう
今はその時ではないかと

向日葵は死に方次第で英雄にも屑にもなれる…
選択肢が死しかないけど…


京子「ごはあっ!!」

あかり「逃げるなんて卑怯だよ。京子ちゃんの親友の
     結衣ちゃんが酷い目にあってるのに。
     あ、それとも外に助けを呼びに行こうとしたのかな?」


あかりの目が狂気に染まり、京子の髪に手を伸ばそうとしたその時、


結衣「あかりぃ、死ねえええええええ!!」


木刀を手にした結衣が襲ってきた!!

京都旅行の時に買った木刀だ。

もしもの時を考え、押し入れの中に忍ばせていたのだ。


ガン


あかりの右の肩に命中!!

結衣は、自分でも信じられないくらいの力で振り下ろした。

絶対にあかりを倒せると確信が持てた。

これは、あかりの変身の前触れ…ガタガタガタガタッ…

結衣さん如きでこのあかりにダメージ負わせられたら苦労はしないな・・・
そして向日葵は生徒会でちゃんと活動してるのか怪しいけどなw

追いついた
とりあえず>>1がまともな精神を持っていないことが分かった

あかりのリミッタが完全に外れたな
これで2人とも壊れるまで逃げられない


あかり「それがどうかした?」


あかりは片手で木刀を取り上げ、ちなつにプレゼントしてあげた。


あかり「じゃあ死のうか」

結衣「ぐふうううううう!!」


見事なアッパー。結衣の身体は数メートル後方まで飛ばされ、
ふすまなどを巻き込んで倒れることになった。


あかり「結衣ちゃんは、まだ実力の差が分からないんだね。
     素人の振り下ろした棒なんて意味ないのに。
     構えも力の入れ方もすべてが適当」

結衣「ぐあああああああああ!!」


あかりに手を踏まれ、大声で悲鳴を上げたが、助けてくれる者はいない。

この娯楽部という癒し空間は、すっかり処刑場と変わり果ててしまった。

愉悦部wwwww

構えとか力の入れ方適当でも木刀で殴られたら痛くね?

木刀固いしそれだけで痛い。
あかりはきっと筋肉が見えないだけでレスラーとか並になってんだろw

一般人なら殴られたら下手したら気絶とか骨折とかするレベルでは痛いよ


無駄に立派な庭があるだけに、校舎まで悲鳴が届くわけがない。

そう思われたのだが、


綾乃「そこまでよ、赤座あかり。あなたを暴行の
    現行犯として生徒会室まで連行します」

あかり「今日はりせさんは一緒じゃないんですか?」

綾乃「会長なら事務処理で忙しいのよ。代理で私が討伐に来たわ」


大変に結構なことだったので、
あかりがあいさつ代わりに腹パンを食らわそうとしたが……。


綾乃「遅すぎるわ」

あかり「がはあああっ!?」


なんと、綾乃にカウンターのボディを貰ってしまったではないか!!

あかりの動作を見切り、完璧なタイミングでカウンターを食らわしたのである。

まだ京子が残っている
あかりは怒りでパワーアップしたに違いないから
りせさんとの戦闘力の差も少しは縮まったかもしれない

綾乃はあかりの動きをパターン暗記してきたか…
だがやめとけ、それはあかりを学習させているだけだ。あかりにはオーガノイドシステムが積んであるんだからやめとけw

綾乃ちゃんが輝いてる!でも噛ませ臭しかしない不思議!

このあかりはきっとゲッター線大量に浴びてる感じ


綾乃「会長と訓練したの。もう今までの私じゃないのよ。赤座さん?」

あかり「こ、こいつぅ……」

綾乃「ふ、あれを喰らってもまだ睨む余裕があるのね。
    恐るべき耐久力だわ」

あかり「赤座家の血筋なんだよ。向日葵ちゃんへの恨みもあるし、
     あなたなんかには負けないんだから」

綾乃「あらそう。それなら楽しめそうね」


音速と思わるミドルキックが飛ぶが、あかりはガード。


綾乃「やるわね」

あかり「手がしびれちゃいました。
     やっぱり手段なんて選ばない方がよさそうですね」


ちなつに預けておいた木刀を手にし、瞬息で間合いを詰めて胸を突いた。


綾乃「くっ……。武器を使うなんて卑怯よ」

あかり「かてば官軍。向日葵ちゃんの好きな言葉です」

短時間鍛えた素人と、身体能力化け物な奴が戦ったらどうなるか目に見えてるよねw

会長の指導だとはいえ短時間であかり並に強くなれる綾乃ちゃんって実はすごいんじゃ・・・?

そろそろ向日葵の働きに期待
どう転ぶかわからんが

何か『ドシュウウウウ』とか言う擬音発しながら戦ってる姿が脳内再生される

綾乃ちゃんにはもみあげブーメランとポニテブレードがあるからね

千鶴はまだかぁぁぁぁ


動きの鈍った綾乃を、木刀で散々叩きのめしてやった。

卑怯と言われようが、勝てばいいのである。

どうせこのSSにはクズしかいないのだから、どう呼ばれようと関係ない。


綾乃「うぅ……これ以上は動けないわ……私の負けよ……」

あかり「あははははは!! 無様ですね先輩!!
     せっかく助けに来たのに返り討ちに会うなんて!!」

ちなつ「そんな……杉浦先輩まで倒されちゃうなんて……」

結衣「くそ……。もう私たちはここまでなのか?」


そういえば、京子はどこだと見渡すが、いない。

彼女は、あかりが死闘を演じてる間に外へ出て、携帯で通報していたのだ。


千歳「呼ばれたので来てしまったわ。
    まずは赤座さん、うちの綾乃ちゃんになにしとるん?」

あかり「ごはぁああああ!!」


一瞬で木刀をへし折り、あかりをハイキックで吹き飛ばした。

今さらだけど即興でこんな引き込まれる展開を繰り広げる
>>1の想像力すごくないか

千歳初登場w
でも妹の方が強そうなんだけど…

千歳はもう出てね?メリケンサックもってあかりに挑んで負けてた気がする

この>>1に王道少年漫画展開書かせたら凄い気がする

きっと姉妹でワンピの空島に出てきた双子みたいなことが


丸い眼鏡の奥は、怒りの炎で燃えていた。

説明されなくても、彼女もりせの元で訓練されたのは明らかだった。


千歳「赤座さんの処罰は今ここで下すことにするわ。
    会長には事後報告すればええしな」

あかり「ぐううう!!」


千歳の動きは圧倒的だった。つねにあかりの一歩二歩先を読み、
的確に攻撃してくる。ボクサー並のコンビネーションを喰らい、
ついにあかりが地に伏せることになった。


あかり「いてて……体中が痛くて立てそうにないよ……。
     少し休憩時間をくれませんか?」

千歳「なに甘いこと言ってるん? 
    あんたは今から生徒会の地下室に監禁や。
    しばらくそこで反省してもらうで」

>>568
他の女の子を食ってどんどん繁殖するのか…

この会話時間だけで、あかりの超自動回復が進んでるんだろw
たぶん千歳かませ出し…

どうやってエンディングにいくのやら

流石に脳内再生されない


まさに絶望的な状況。

結衣と京子は愉悦の笑みを浮かべていたが、それも長くは続かなかった。


向日葵「えい、ですの」

千歳「……うーん。ふい……うち、かいな……」


背後から忍び寄った向日葵。クロロホルムを嗅がせて千歳を気絶させた。

一応、目を覚ました時のために縄で全身を縛っておいた。


向日葵「赤座さん。正義の味方、古谷向日葵が助けに来ましたわ。
     これであなたはもう安心です。主の加護のある者に敗北はなくてよ」

あかり「ここは素直にお礼を言うべきだよね。ありがと。
     でも生徒会の人を倒しちゃってよかったの?」

向日葵「いいんですのよ。生徒会って気取っててむかつく
     連中しかいませんでしたから」

まさかの裏切りw

向日葵が飛び抜けてクズすぎる

向日葵キター!屑なのに出てくるとなんか安心するわw

くずまり……

向日葵のキャラが素晴らしいw

本編じゃ天使なのに、向日葵…どうして…(泣)

向日葵が最高に輝いている
鈍く

もはやテニヌのようなギャグ漫画の域


あかり「そっか。じゃあ京子ちゃんたちの粛清の続きだね」

向日葵「ええ」


結衣と京子は絶望し、その場に崩れ落ちた。

特に京子は、綾乃が善戦してるのを見て、
空気女なんて死んじゃえ、などとあかりに罵声をあげながら観戦していた。


あかり「特に京子ちゃんを徹底的に痛めつけてくれるかな?
     この子ね、少なくともあかりを三十七回くらい罵倒したから」

向日葵「分かりましたわ。さあ、歳納先輩。お仕置きの時間ですわ」

京子「い、いやあああ。痛いのは嫌なのおおおお!!」


畳をハイハイしながら逃げようとする京子の長い髪を鷲掴みにし、
動きを止めてからうつむきに寝かせ、マウントを取った。


京子「離してええええ!!」

敵の敵は敵ってわけですなw

この瞬間を待っていた
京子さんサヨウナラwww

向日葵に捕まるってことは京子の貞操の危機だな


向日葵「うふふ。その脅えた顔、すごくそそりますわ。
     しかも幼児退行してるようですわね。
     私が今から叩きのめすのは歳納先輩ではなく、
     京子という一人の女の子ですわ」

情け容赦のない拳が腹部へ振り下ろされ、京子の呼吸まで止めてしまった。


京子「か……はぁ……」

向日葵「あああっ、その苦しそうな顔……。
     たまりませんわ。もっと苦しんで頂戴、京子♪」

京子「……うぅ」

向日葵「はぁはぁ……よだれを垂らしてますわ」

京子「ゆいぃ。たすけてよ、ゆいちゃん」


結衣は、はっとして京子の方を見た。懐かしい呼び名だった。

フラッシュバックするかのように、過去の記憶が鮮明によみがえる。

いじめっ子にちょっかい出された京子を
助けてあげたのは、いつも結衣だった。

ロリ京子は可愛いよ。中学生京子は屑だよ!

結衣さんや
あかりちゃんを倒せたら京子を助けられるね

ひまあかENDならもうなんでもいいや

☆彡

京子は自分が守ってあげないと駄目なんだと分かっていたから


結衣「クソ紫野郎!! 京子を離せえええええ!!」

向日葵「騒がしいですわね。京子が余計泣いちゃうでしょ」


あざやかなカウンター。

結衣の拳は空を切り、向日葵の左手は結衣の顔を殴り飛ばしていた。

不意を突いてもこの結果。圧倒的な戦闘経験値の差だった。


結衣「ちくしょう……どうして勝てないんだ……。
    こんなに……こんなに京子を助けたいと思ってるのに……」


船見結衣。大往生。

彼女はよく戦った。

勝てなかったにしろ、精一杯よく頑張った。

彼女をバカにする人はどこにもいないに違いn……


向日葵「ぷっ。負け犬の姿はいつ見てもブザマですわ」

もはや清々しいレベル

向日葵って紫じゃなくて青だと思うんだけど…

ゆるゆりは元が平和過ぎるから妄想だと過激になりがち

少し見ない間に大分展開進んだな
二年生は千鶴以外は全滅か…ようやく会長が見えてきたな

あかりは向日葵許したのか?

向日葵さん最高っす!!!


この一言で、ついに吉川ちなつが切れる。


ちなつ「古谷向日葵ぃぃやああああああ!!」


猛烈なダッシュのあと、その勢いを生かして右手のパンチ。


向日葵「ぶほっ」


命中した!!


向日葵「なんちゃって」


全然効いてなかった。


向日葵「私の頬に傷をつけるとは。古代エジプトの
     女王に無礼を働いたのと同じ罪と思いなさい!!」

ちなつ「……っ!!」


怒りの回し蹴りで吹き飛ばされるちなつ。

いちいち例えが面白いw

お前クレオパトラだったのかwwww
このSS中のちなつは耐久力だけってのが悲しいよね…

ちなつに手を出して大丈夫なのか向日葵は
あかりちゃんに注意されているのに…

チーナはもふもふで腕でも脚でものみこんじまえよ!

>>1の向日葵は徹底的にクズなんだが何故か容易に想像できるんだよなぁ

あかりもちなつに手を出してたから問題ないかもよw


押し入れの扉を綺麗に突き破って内部へ突入した。

悲惨である。


向日葵「今、確信しましたわ。私とあかりさんが組めば、
     この学園を支配できます」

あかり「あかりもだいぶ傷が癒えたよ。
     これで全力の八割くらいは出せるからな」

りせ「……」

あかり「あっ、真のラスボスだ」

向日葵「ついに登場しましたわね。
     セリフを訳すのめんどくさいから、直接話して下さらない?」

りせ「……あなたち、二人とも、監獄行き決定」

向日葵「まあ、監獄だなんて物騒ですわ」

あかり「本当だよね。むしろ会長さんが監獄に行きべきじゃないかな?」

向日葵「それは愉快ですわね。自分で用意した監獄に自分で入るなんて。
     滑稽の極みですわ」

共闘展開キター!

なんだこの無駄に熱い展開w

屑との共闘w
熱いのになぜか笑ってしまうww

何故か会長が喋ってるのに違和感を一切感じないぜ・・・

ほとばしるあかりのカリスマ

あカリスマと呼ぶに相応しい…


りせはそれ以上の会話は不要、と言わんばかりに間合いを詰め、
あかりに拳を放つのだが……。


あかり「今、蚊が止まったかな?」

りせ「……!?」

あかり「あかりは一度、池田先輩に倒されてまた復活しました。
     この意味が分かりますか? 強さ倍増ってことです」


お返しに真の右ストレートをお見舞いする。

あのりせを!!

りせを庭まで吹き飛ばし、池の中に沈めてやった。


りせ「……げほげほ。絶対に許さない」

あかり「復活早いですねぇ。それに尋常じゃない殺気。
     ちなつちゃんとか気絶しちゃいましたよ?」

りせ「……二度と学園生活が送れないようにしてあげる。むしろ殺す」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

あふれでる闘争心が地面を揺らす!!

やはりあかりはオーガノイドシステムを…

なぜか熱い展開に見える!不思議!

ゆるゆりって、ジャンプかなんかに連載されてるのかなぁ…

あかりちゃんがカカロットになるのかべジータになるのか
どちらにしても楽しみだ

深刻なBD化

インフレ祭りや!

まるでDBだなww
すっかり忘れてたが櫻子見ないな

DBやで


向日葵「おっと、ここに偶然武器がありましたわ」

りせ「……!?」


催眠ガス段を発射するグレネードランチャーだった。

主に警察などが犯人逮捕に使うものだ。


向日葵「えいっ」

りせ「……くっ……どこまで……ひきょうなの……」


実に納得のいかない展開ではあるが、これにて勝敗は決した。

すやすやと気持ちよさそうに眠るりせ。

向日葵は彼女を頑丈な鎖で縛り、
あとでたっぷり調教することに決めた。

>>633
櫻子は置いてきた……

実は櫻子がシュナイゼルみたいに高みの見物してるのではないかと…
おのれ、櫻子!

>>637
おのシュナは関係ないけどそんな気がしてきた

3名様、監獄行き決定!!

やはり勝敗は今回もあっさりつくんだな
しかしグレランはなぜ落ちてたし…


向日葵「ふぅ。これだけ暴れれば、あなたの気も晴れたことでしょう。
     お姉さんのかたきも取れたことですし」

あかり「そうだね。ぶっちゃけ素手で会長さんを倒すとか無理ゲーだし、
     これで良かったんだよね」


しつこいようだが、勝てば官軍である。

歴史とは、常に勝者に都合良く書かれるものなのである。


この日以降、あかりと向日葵は親友と呼べるほどの仲に発展した。

櫻子は、二人の関係を怪しく思って観察し続けるが、
彼女には分かりえない固い絆で結ばれているようだった。

会長が倒されたニュースは学園中に広まり、
七森中では、あかりや向日葵に逆らおうとする生徒はいなくなったのだった。


これにて地獄のバトルロワイヤルに終止符が打たれたのである。

    
                          ☆終わり☆

乙!
しかし、生徒にとって悪は会長だったんだなw

ハッピーエンドですね!乙

まじで向日葵と組むとは…乙

あかりならこの後向日葵を抹殺してくれると思ったが
まぁ乙

あかひまENDとは…このSSでは最高の結末である
もう少し京子の悲鳴を楽しみたかったが致し方ない

すばらしいSSを有難う
乙です

おのれ、櫻子展開はなかったか…
それとも新スレたてて、後日談で櫻子の話が描かれるのか…

けっこうな長編だったなぁ乙

>>1の想像力と文才に嫉妬

乙や

おつおつ
ここから向日葵の敗者への調教とあかりのちなつへの粛清が始まるかと思ったがなかったか…
けど面白かったわ!またかいてくれ

そんで覚えてる範囲で過去作教えてくれない?

>>650 ごめん。いっぱい買いたけど、これしか覚えてない
    自分が書いた作品はすぐ忘れちゃうんだ

向日葵「櫻子を監禁しましたの」櫻子「は、はなせー」↓
向日葵「櫻子を監禁しましたの」櫻子「は、はなせー」 - SSまとめ速報
(http://sea-mew.jp/nox/modules/webarc/2ch/ss/1345878487-0.html)

↓こんなのもあった。たぶん俺が書いたのだと思う


京子「あかねさんの前であかりを殴ってみる」

http://blog.livedoor.jp/kakusika767/archives/18861425.html


京子「あかり、好きだ!!」あかり「声が大きいよ///」

>>651-652
助かるわ、櫻子監禁は>>1だって気付かなかったわ…向日葵出てたのに…
とりあえず長編マジで乙、>>1の書くクズ向日葵大好きだからこれからも書いてほしいわw

ゆるゆり版仁義なき戦い乙でした

すげぇおもしろかった、乙
櫻子は聖人のままだったか

結衣→大往生
綾乃→木刀でボコボコ
千歳→拳でボコボコ
りせ→すやすや

あかりを殴るやつでも笑ったわwwwww乙!

更生するチャンスはいくらでもあったのに、全部棒に振っていくのがもう……

土曜から乙、>>1のこんだけ長いのははじめて読んだわ
相変わらず面白かったよ、今回も安定の向日葵だったしw
そして俺は最後までこの櫻子を信じきれなかった・・・絶対裏があると思ったんだがな・・・

>>658
上で挙がってるの以外で>>1の過去作知ってたら教えてくれ

>>659
すまん、スレタイとか覚えてないんだわ
短かったり途中で落ちてるのが数本あった気がする

>>660
そっかー残念

何とか探せないかな

ストーカーかよお前ら

向日葵があかりと付き合いたい話もあったよな
スレタイはよく覚えてないけど

向日葵「 赤座さん

は入ってたと思う

このスレくっさ

面白すぎワロタ

>>661
見てるかわからんが探したらあったわ

あかり「向日葵ちゃんを痛めつけたら櫻子ちゃんはどう思うのかな?」

ちなちゅっちゅ!ちなちゅっちゅ!

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