貴音「あなた様とらぁめん探訪」(514)

神奈川県 京急川崎駅付近

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貴音「本日はこちらですか」

P 「あぁ、少し並ぶが、大丈夫か?」

貴音「30分程度なぞ、らぁめんの前には霞んでしまいます」

貴音「それにしても、商店街を抜けた通りに二十郎があるとは、
   いささか不思議な雰囲気ですね」

P 「そうか?結構商店街に隣接している二十郎は多いんだがな」

貴音「面妖な・・・」

P 「はは、じゃあ次は赤羽の二十郎にでも行ってみるか?
  あそこは商店街に隣接じゃあなく、商店街にあるからな」

貴音「なんと!
   二十郎はそこまで進化していたのですね」

貴音「あなた様、ところでこのお店は、独自の規則等はございますか」

P 「そうだな・・・特に無いぞ
  一般的な二十郎と一緒だ
  そのかわり、味も特筆する程じゃあない」

貴音「美味ではない、ということでしょうか」

P 「いや、他の店と同じくらい上手いってことだ
  二十郎であんまり美味しくないといったら、新宿ぐらいだからな」

貴音「それは期待が持てそうですね」

P 「なんやかんや話してるうちにもう順番か
  貴音は大ダブルでいいか?」

貴音「もちろんです」

P 「お、席あいたみたいだ
  先に行ってるな」

貴音「はい、お気をつけて」

P 「・・・」

貴音「・・・」



店主「大豚ダブルの男性の方、トッピングは?」

P 「ヤサイマシ、アブラカラメ」

店主「ヤサイマシアブラカラメ!」ドンッ

P 「ありがとうございます」

店主「大豚ダブルの女性の方、トッピングは?」

貴音「ヤサイマシマシニンニクカラメ」

店主「ヤサイマシマシニンニクカラメ!」ドンッ

P 「ずっ・・・ずっ・・・ずぞぞ・・・」

貴音「ひょいぱく ひょいぱく」

・・・・・・

貴音「真、美味でした」スタスタ

店主「ありがとうございましたー!」

P 「ずぞぞーっ、ぱくぱく・・・」

貴音「あなた様、先に出ております」

P 「わかった」

・・・5分後

P 「いやー、待たせたな」

貴音「今度は2分程短縮して下さい」

P 「善処するよ」

貴音「冗談です
   あなた様、黒烏龍茶をどうぞ」

P 「おう、ありがとな
  いやー、二十郎を食べた後はやっぱり黒烏龍茶だな!」

貴音「そうですね、これほどまでに飲料が美味しいと感じるときはないでしょう」

P 「それにしても、今日の二十郎は神二十郎だった!
  麺の硬さもスープの濃さも、最高だったよ!」

貴音「ふふ、それは宜しかったですね」

P 「貴音はどうだった?」

貴音「それはですね・・・」


? 「・・・まさか、765プロのヘボプロデューサーと
   四条貴音がこんなところに居るとは・・・
   くくく・・・あーっはっはっは!」

翌日 765プロ

ガチャッ

P 「おはようございます」

ザワザワ・・・ガヤガヤ・・・

P 「ん?どうしたんだ?」

小鳥「プロデューサーさん!
   どうしましょう・・・大変ですよ!」

P 「どうしたんです?音無さん
  事情を教えて下さい」

小鳥「それが・・・これを見てもらえますか?」

P 「動画投稿サイトですか?
  ・・・うわっ!俺と貴音じゃないか!」

小鳥「どうやらプロデューサーさんと貴音ちゃんがデートしている所を
   誰かに見られてたみたいですね・・・」

P 「参ったな・・・変な男とデートしてるという風にしか見られないじゃないか」

小鳥「これは困りましたね・・・」

P 「えぇ・・・軽はずみな行動でこんな事になってしまうとは・・・」

小鳥「プロデューサーさんは悪くないですよ!」

ガチャッ

社長「いやーおはよう!今日もいい天気だね!
   ん?二人ともどうしたんだい?」

小鳥「それが・・・これこれしかじかの」

社長「かくかくうまうまと言うわけか」

P 「社長・・・どうしましょう」

社長「・・・ピンと来た!」

P 「本当ですか?!」

社長「キミ!四条くんとキミのラーメン食べ歩きを放映しよう!」

P 「・・・はいぃ?!」

社長「この動画の男が、プロデューサーであることを周知する!
   さらに、四条くんがラーメンを食べることで宣伝をする!
   いいこと尽くめじゃないか!」

小鳥「また始まった・・・」

P 「良くないですよ!
  俺、テレビとか出たことないんですよ?!」

社長「それに、だ
   この動画の、キミがご飯を食べている所だが実に快い!
   見ているこちらが幸せになるようだ!」

P 「は、はぁ・・・」

社長「と、言うわけでだ
   私は今から知り合いに連絡して、手はずを整えるから
   キミも四条くんに伝えておきたまえ」

P 「そ、そんな!社長ー!!!」

P 「・・・ということで、こんな企画が決まったようだ」

貴音「それは夢のような企画でございます!」

P 「あぁ、夢であって欲しいよ・・・
  そういうわけで、これからはあまりオフで外食は行けないな」

貴音「なんと!私は一向に構いません!」

P 「また貴音のファンに動画でもとられたら大変だろう?
  俺も苦しいんだ、我慢してくれ」

貴音「いけずです・・・」

0/3日目  都内某所

真美「兄ちゃーん!お腹空いたよー!」

亜美「もうペコペコだよー!」


貴音「貴音と」

P 「プロデューサーの」

皆 「らぁめん探訪ー!」ワァー!!!

貴音「皆様、ごきげんよう
   四条貴音でございます」

P 「貴音のプロデューサーです」

貴音「本日は都内某所の幸薬苑を貸しきって収録しております」

P 「新番組の番宣ってやつだな」

春香「プロデューサーさん!ラーメンはまだですかー?」

P 「もう!挨拶ぐらいさせろ!」

貴音「来週から3週連続で放映されます、貴音とプロデューサーのらぁめん探訪、
   果たしてどのような番組になるのでしょうか」

P 「かいつまんで説明すると
  俺と貴音が適当にラーメン屋を巡るっていう内容だな」

千早「プロデューサー・・・?
   それは分かったんですが、なぜ私達が幸薬苑に集まったんですか?」

P 「それはだな、俺と貴音だけじゃ間が持たないんで、
  毎回一人ゲストとして呼ぼうと思ってな
  ぶっちゃけ言うと、今回の収録でピンと来たやつが選ばれるぞ」

小鳥「えっ?!本当ですか?!」

P 「誰だ事務員呼んだの!」

伊織「それはいいんだけど、なんで幸薬苑なわけ?
   大方、あんたの財布が寒いからだとは思うけどね にひひっ」

貴音「無論、金銭の事情というのもございます
   ですが、それとはまた別の理由もあるのですよ」

P 「金銭の事情は無いよ・・・
  今回企画を決めるにあたって、俺と貴音で行きたい所を選んだんだがな
  なんと、ほぼ二十郎だった」

千早「当然なんじゃないでしょうか・・・」

P 「そこでだ
  まず二十郎を食べる前に、らぁめんとはなんぞや、というのを
  皆と共有したいと思ってだな」

伊織「だからなんで幸薬苑なのよ」

P 「それに答える前に、まずは注文だ!」

真美「じゃあねー、真美はこの担々麺を」
亜美「亜美はもちろん、こってりとんこつらーめんっしょ!」
伊織「スーパーアイドル伊織ちゃんは、この濃厚魚介つけめんを頼むわ」
響 「自分は完璧だから、ねぎらーめんを食べるぞ!」
美希「あふぅ・・・ミキはマンゴープリンがいいな」
やよい「中華そばが一番安いから、これがいいかなーって」
律子「では、私は味噌野菜らーめんを頂きますね」
真 「ボクは坦々つけめんがいいかな」
雪歩「私も、真ちゃんと一緒ので・・・」
あずさ「塩ねぎらーめんと、ぎょうざ、あと日本酒を頂けるかしらー?」
春香「えーっと、私は・・・うーん・・・」

P 「春香、受けを狙わなくていいんだぞ」

春香「狙ってません!」

貴音「皆の注文が出揃ったようですね」

春香「・・・私、なんでチャーハンなんて選んだのかな」

P 「結構皆バラけたな」

貴音「プロデューサー、私もらぁめんが食べとうございます」

P 「来週からたくさん食べられるんだから、我慢しろ」

貴音「面妖な・・・」

P 「ところで・・・千早は注文しないのか?」

千早「私はそれほどらぁめんが好きではありませんので・・・」

P 「そうか・・・じゃあ杏仁豆腐でも食べておけ、な?」

千早「はい、プロデューサーがそう言うなら・・・」

P 「皆の注文が来たみたいだな」

真美「兄ちゃーん!食べていいー?」

P 「あぁ、いいぞ
  食べながらでいいから話を聞いてくれ」

亜美「わぁーい!」

貴音「それでは本題に入りたいと思います
   伊織、らぁめんとは、何が入っていればらぁめんと言えるのでしょうか」

伊織「そうね・・・
   最低でも、麺とスープがあればらぁめんなんじゃない?」

P 「じゃあ、蕎麦やうどんなんかもらぁめんに入るのか?」

伊織「入るわけないじゃない!あんたバカじゃないの?」

貴音「確かに、麺とスープがあるだけではらぁめんとは言えません」

貴音「真はどう思いますか」

真 「うーん・・・そんなの考えた事無かったなぁ
   鶏がらや豚骨からスープが作られてて、麺が入ってて・・・
   後は、上にトッピングがあればラーメンになるんじゃない?」

響 「胡椒とかもあると、らぁめん!って感じがするぞ!」

律子「めんまとか、なるとがあると、らぁめんって雰囲気は出るわね」

亜美「良くわかんないけど、おいしければらぁめんでいいんじゃない?」

真美「真美もそう思うよ!」

P 「確かに、おいしいのはまず第一条件だな」

小鳥「私は、自分の分のらぁめんも注文できたらいいと思いますよ」

雪歩「あのぅ・・・私の分、食べますか?」

小鳥「あら、ありがとう」

貴音「つまり、麺とすぅぷがあり、めんま等が乗っており、
   そしておいしい、というのが世間一般でのらぁめんなのですね」

P 「そのようだな
  となると、やよいが食べてる”中華そば”が一番普通に近いと言えるだろう」

やよい「ふぇっ?!私ですかっ?!」

真美「じゃあ真美の担々麺はらぁめんじゃないのー?」

真 「ボクの坦々つけ麺も定義から離れてる気がする」

美希「ミキのは、おいしいかららぁめんだと思うな」

律子「それはマンゴープリンです!」

P 「春香、らぁめんは上手いか?」

春香「おいしいです」

P 「まぁ正直な話、ここでらぁめんとは何か、というのを統一する気は更々無い
  なんといっても、個人の好みも価値観も千差万別だからな」

貴音「今回、私共が伺うらぁめん屋には、
   およそらぁめんの定義からかけ離れたものが出るでしょう」

亜美「さそりが乗ってるとか?」

真美「手で食べるとか!」

P 「自分が行きたい、という意見として受け取っておくよ」

真美「ウソだよ兄ちゃんー!そんなの食べたいわけないじゃん!」

亜美「若気の怒りってやつだよ!」

P 「そんなわけで、だ
  It's a らぁめん!というものが置いてある幸薬苑さんにお邪魔したわけだな」

伊織「ねぇ、あんた
   別に悪口を言うわけじゃないんだけど・・・
   わざわざ幸薬苑じゃなくても良かったんじゃない?」

P 「どういうことだ?」

伊織「ここよりも手の込んだらぁめんが出るお店なんていくらでもあるし
   ぶっちゃけ安いだけの店じゃない」

P 「そうだな・・・伊織の言う通り、味だけじゃ他の店に数段劣るだろう」

律子「ちょっとプロデューサー殿?!
   公共の電波に乗るんですよ?!」

P 「だが、ここはチェーン店だ
  他の店には無い、利点というものがある」

P 「まず第一に、全店舗ではないが24時間営業だ」

貴音「らぁめんが食べたい、と思った時に食べられるのは真、素敵ですね」

P 「第二に、味のブレが少ない」

貴音「ちぇえん店であるがゆえに、規則がしっかりとしており
   調味料の量から何から何まで安定した味を供給出来るのですね」

P 「第三に、全国、とはいかないがいろんな地域で食べられる
  北海道及び四国より西では店舗は無いが、
  そこ以外の地域ならば幸薬苑はあるからな」

貴音「もし幸薬苑の味が好みならば、
   好きな時に、好きな場所で、安定した味を楽しめる」

P 「更に安いと来たもんだ、さすが幸薬苑さんだー!」

春香「必死でカバーしようとしてるね・・・」

千早「見苦しいわ・・・」

キツい飲み会の帰りとか荒れた喉に染みるよね、ラーメン。後楽園行こうかな…

伊織「あんたの言いたいことはわかったわ」

P 「わかってくれるか」

貴音「プロデューサー、そろそろ時間です」

P 「もうそんな時間か・・・
  というわけで、だ
  来週の本放送からは、二十郎を中心にらぁめんを食べ歩こうと思う」

貴音「らぁめんとは一体なにか
   二十郎とは何かを視聴者の皆様にお伝えすべく、
   全霊を賭して戦って参りたいと思います」

春香「来週月曜日、19:00からご覧のチャンネルで放映しまっす!」

P 「それでは、貴音とプロデューサーのらぁめん探訪・・・」

皆 「「「「「「皆さん見て下さいねー!」」」」」」



監督「はい、かぁーっと!」

>>28
飲み会等で酒が入った時には、とんこつらぁめんがいいらしい よ
とんこつらぁめんの成分がアルコールから守ってくれるそうだ

P 「・・・どうしよう、丁寧語だったのは最初だけで、
  途中から素になってしまった・・・」

監督「オレっちは中々いいと思ったぞ
   まったくの勘だが、受ける!多分おそらくメイビー、受ける!」

P 「はぁ・・・監督がそういうなら、良いのでしょうか」

響 「そうだぞ!プロデューサーはきっとテレビ映えするぞ!」

貴音「さすが響、見る目がありますね」

響 「えへへ、褒められると照れるぞー!」

あずさ「プロデューサーさーん!お酒おかわりよろしいでしょうかー」

小鳥「おかわりもってこーい!」

P 「事務所に帰るか!撤収!」

あずさ「あぁんいけずー!」

春香「それにしても、プロデューサーがらぁめん通だなんて初めて知りましたよ!」

P 「あぁ、前職の時の趣味がらぁめん食べ歩きだったからな
  貴音と食べ歩くようになったのはここ最近だが」

美希「そういえば、ハニー最近太った?」

P 「ぎくっ・・・!」

美希「だよねー
   ベルトの穴が一つ増えてるもん」

P 「良く見てるな・・・
  確かにこれは運動しないとやばいかもしれん」

真 「プロデューサー!運動ならボクにお任せですよ!」

P 「真・・・助けてくれ、これじゃあ俺、ブタ太になっちまう・・・」

真 「もちろんですよ!じゃあまずはマラソンからですね!」

P 「あんまりきつくないのを頼む」

真 「イヤですっ!」

~番宣放送後~


? 「なんだこれは・・・!!
   四条貴音のスキャンダル記事を握ったと思ったら
   高木のやつ、逆手に取りおって・・・!
   このままでは終わらんぞ・・・
   おい!羅刹!」

冬馬「おいおっさん、そろそろその名前で呼ぶのやめてくれよ」

? 「セレブな私は旅行に行ってくる
   それまでジュピターは何をすれば良いのか
   ラーメンを食べて、考えておくんだな!」

冬馬「ラーメン?おい、意味がわかんねぇよ
   待てって、おっさん!
   おーい!!」

~収録日当日 朝~

真 「おはようございます!!!」

P 「あぁ、おはよう・・・」

真 「プロデューサー!声が小さいですよ!
   おはようございます!!!」

P 「おはようございますっ!」

真 「良い返事ですね!
   じゃあ準備運動も終わったことだし、走り込み行きますよ!」

P 「待て、さっき5km走ったのは準備運動だったのか?!」

真 「今回は20kmです!さぁ立って!
   765プローふぁいおっふぁいおっ!」

P 「まじかよ・・・ふぁいおっ」

1/3日目  埼玉県大宮

貴音「貴音と」

P 「プロデューサーの」

春香 「らぁめん探訪ー!」

貴音「皆様、ごきげんよう
   四条貴音でございます」

P 「貴音のプロデューサーです」

春香「ゲストの天海春香です!」

貴音「本日は東京の北、埼玉県は大宮で収録しております」

春香「プロデューサーさん!トップバッターですよ!トップバッター!」

P 「あぁ、トップバッターだな」

春香「チャーハン選んだのが良かったんですかね?」

貴音「春香、なぜ春香が最初に選ばれたかというと」

春香「うん」

貴音「最初に伺うお店は二十郎だからです」

春香「えーっ?!二十郎?!
   私行ったことないよ?!」

P 「なんで行ったことないんだ?」

春香「だって・・・怖いじゃないですか!
   ロットバトルとか出来ないですよ!」

貴音「なるほど、これは適任ですね」

P 「だろう?」

P 「ということで、大宮駅から徒歩5分、
  ラーメン二十郎の大宮店に伺っております」

貴音「本日はよろしくお願い致します」

城島「よろしく」
ヒゲ「よろしくな」

春香「うわぁ、二十郎に初めて入っちゃった」

貴音「真、二十郎でございますね」

P 「あぁ、二十郎だな」

春香「黄色い看板に赤い机、あとロットバトル・・・」

P 「それだそれ、前半は大体合ってるが、ロットバトルなんて無いぞ?」

春香「えー」

P 「折角だ、二十郎に関する知識を言ってみろ」

春香「そうですねぇ
   一番大きいラーメンを頼んだ人が二人以上いると、バトルが始まったり
   20分以内に食べきれなかったらギルティ!って追い出されたり
   もやしがこれ以上ないくらい載せられてたり
   トッピングに特殊な呪文を唱えないといけなかったり・・・」

貴音「春香、一体どこからそのような知識を得たのですか」

春香「えっと・・・インターネットから、かな」

P 「残念だが、春香が言ったのは大半が誇張してある
  二十郎はそんな怖い店じゃあないんだよ!!!!」バンッ!

貴音「それでは、実際に流れで食券を買ってみましょう」

P 「そうだな、それがいい」

春香「二十郎って食券だったんですね」

貴音「さらに、通常時は行列に並ぶ必要がありますが
   大体30分も並んでいれば店内に入れるでしょう」

P 「ちなみに、二十郎大宮店では
  食券を買ってから行列に並ぶローカルルールがある
  他の店では店内に入った時点で買うからな」

春香「それですよそれ!
   なんでそれを明示してないんですか?」

P 「なんでだろうな」

春香「なんでだろうなって・・・」

貴音「プロデューサー、私は大豚だぶるでお願いします」

春香「大豚ダブルってなんですか?」

貴音「らぁめんの大きさが大、豚がたくさんという意味です」

P 「らぁめんは大きさが小か大が選べる
  ただ小といっても通常のらぁめんより大分多いがな
  その点大宮店は、小より下のミニがある」

春香「じゃあ私そのミニで!
   豚っていうのはなんですか?」

P 「豚というのは、いわゆるチャーシューの事だ
  チャーシューには似ても似つかないが
  通常では2枚、豚では5枚、豚ダブルでは8枚入っている」

春香「うーん、2枚でいいかなぁ」

P 「春香はミニラーメンだな
  俺は折角だから大豚ダブルを頂こう」

P 「さて、食券だ
  この食券だが、買ったら上に置く」

春香「それもローカルルールですか?」

P 「二郎のデファクトスタンダードだ
  明示されていないが、どの店舗でも上に置く必要があるな」

春香「あ!私、ヤサイニンニクでお願いします!」

城島「出来上がったらもう一度聞きますので、
   その時仰って下さい」

春香「うぅ・・・」

貴音「春香、こぉるは聞かれた際に答えれば良いのです」

春香「初心者には厳しいですよ・・・」

P 「ちなみに、油少なめと麺固めを注文する場合は今のタイミングでいいぞ
  出来上がってからじゃ逆に遅いからな」

春香「なんか、コールもよくわかんないですよね
   ニンニクとかカラメとか」

P 「確かに呪文みたいだよな」

貴音「真、二十郎が恋しくなる呪文でございます」

P 「コールの内容は
  ニンニクはニンニクを入れるかどうか
  通常はニンニクがゼロだ
  ヤサイが野菜を増すかどうか
  アブラがアブラを増すかどうか
  カラメが醤油を足すかどうかだ」

春香「マシっていうのはなんなんですか?」

貴音「通常よりも多く、という意味です
   ヤサイマシマシと言うと、大量の野菜が提供されるのです」

春香「じゃあ、ヤサイマシニンニクカラメ、って感じでいいんですか?」

P 「おお、上出来だな」

春香「ヤサイマシニンニクカラメ・・・ヤサイマシニンニクカラメ・・・」

貴音「春香、そろそろですよ」

春香「うん・・・!」

P 「緊張することないぞ、肩の力を抜こうな」


城島「ミニラーメンの方、ニンニクいれますか?」

春香「えっ・・・あ、はい・・・え?」

城島「どうぞ」ドンッ


城島「大豚ダブルの男性の方、ニンニク入れますか?」

P 「ヤサイマシマシニンニクアブラカラメ」

春香「えっ?」

城島「どうぞ」ドンッ


城島「大豚ダブルの女性の方、ニンニク入れますか?」

貴音「ヤサイマシマシニンニクマシカラメ」

城島「どうぞ」ドンッ

春香「どういうことですか?」

P 「あぁ、悪い 言ってなかったな
  コールの時は、”ニンニク入れますか”と聞かれるんだ」

春香「知らないですよそんなの!」

P 「ただ、さっきみたいに”はい”と答えてもいい
  呪文を言わなくてすむから、初心者には安心だな」

春香「安心じゃないですよ・・・」

貴音「さて、春香・・・二十郎のらぁめんを見て、何か思うところはありますか?」

春香「えーとですね、やっぱりこれらぁめんじゃないです!」

P 「春香の言う通り、普通のらぁめんとはかけ離れてるな」

春香「野菜、って言ってももやしとキャベツが大量にあるだけだし、
   麺もらぁめんの麺というよりうどんですよ!」

まさかの大宮キター

てか大宮の幸楽苑24時間やってないとこあるんだけど...

春香「それに・・・」

貴音「春香、そろそろ麺が伸びてしまいます
   後は食べ終わってからで良いのではないでしょうか」

春香「そ、そうだね貴音さん」

P 「今日はいつにもまして美味しそうだな」

貴音「えぇ、真・・・」

春香「これからバトルが始まるんですね!?」

P 「だから始まらないって!
  そもそも貴音のスピードに追いつけるわけがないだろう」

貴音「ひょいぱく ひょいぱく」

春香「うわぁ・・・」

>>48
大宮は24時間どこかしらのらぁめん屋が営業しているので、文句言わない

貴音「真、美味でした」

P 「ずぞぞっ、むしゃむしゃ」

春香「はむっ」

貴音「プロデューサー、豚を一枚頂いてもよろしいでしょうか」

P 「ダメだ」

貴音「いけずです・・・
   春香、豚を一枚頂いてもよろしいでしょうか」

春香「うん、いいよ」

貴音「春香は将来大物になりますよ
   ひょいぱく」

P 「さて、皆食べ終わったわけだが・・・
  春香、どうだった?」

春香「うぅ、口の中がしょっぱいです・・・」

P 「美味しかったか?」

春香「最初の一口は美味しかったですけど
   それ以降はわからないかな・・・」

貴音「正に王道の答え、といった所でしょうか」

P 「だな
  基本的に、二十郎は好き嫌いが別れる食べ物だ
  一週間後、また食べたくなるかどうかが分かれ道だと思っている」

春香「多分もう食べたいと思いませんよ・・・」

P 「ちなみに俺は、今回は普通だったな
  豚がもっと柔らかければ神二十郎だった」

貴音「えぇ、私も同じ意見です
   麺の湯で加減は最高でした」

春香「プロデューサーさんは、豚の事チャーシューって言ってましたけど・・・
   あれ、チャーシューじゃないですよね?」

P 「そうだな
  だから”豚”と呼ばれているんだ」

春香「なんていうか・・・やっぱり二十郎はらぁめんじゃないです!」

貴音「やはり、春香もそう思いますか!」

P 「らぁめん二十郎はらぁめんではない、という言葉もあるぐらいだからな
  だが、俺は立派ならぁめんだと思うぞ」

貴音「ちなみに大宮店は、私のほぉむでもあります」

P 「貴音のお勧めってことだな」

貴音「春香、初めて二十郎を食べて、何か思うところはありますか」

春香「うーん、ネットで噂を見てただけだから、
   二十郎って怖い所だなーって思ってましたけど
   それほど怖い所じゃありませんでした!
   自分一人で並ぶとしたら勇気がいりますけど
   また貴音さんと来るんだったら怖くないかもですね!」

貴音「春香さえ宜しければ、是非ご一緒致しましょう」

P 「うむ、その時は俺もついていくからな」

貴音「さて、では次の店に参りましょう
   店長様、副店長様、本日はありがとうございました」

城島「ありがとう」
ヒゲ「次のご来店お待ちしております」

春香「じゃあ私はここまでですね」

P 「待て!春香!机を拭くんだ!」

春香「え?またローカルルールですか?」

P 「二十郎では、食べ終わった後は机を拭くのがマナーだ」

春香「やっぱり二十郎は怖いなぁ・・・」

春香「ふー・・・じゃあ、これで本当にお別れですね」

P 「いや、最後にだな」

貴音「プロデューサー、春香、これを」

春香「なんですかこれ」

P 「トリイサンの黒烏龍茶だ
  脂肪の吸収を抑える効果がある」

貴音「トリイサンは今回の放送のすぽんさぁとなっております
   ふふ、これを飲んで、一区切りと言うわけです」

春香「へー・・・ごくごく・・・
   えっ?!なにこれ、おいしい!」

P 「だろう?」

貴音「二十郎を食べ終わった後の黒烏龍茶は格別です」

春香「ちょっと癖になりそうかも・・・」

P 「ということで、最初のゲストは春香でした!」

春香「ありがとうございました!」

貴音「気をつけて帰るのですよ」

二十郎 大宮店

営業時間 11:00~14:00  17:00~22:00
定休日 無し
     臨時休業の場合はメールマガジンで連絡アリ

メニュー ラーメン:650円
      ミニラーメン:600円
      大盛り:750円
      豚増し:+100円
      豚W:+200円

      味付きうずら:100円
      刻みタマネギ:100円

      期間限定でつけ麺を提供

特殊ルール:行列に並ぶ前に店内入り口左の食券を買う

美希ルートオナシャス!

貴音「プロデューサー、次のお店はどちらでしょうか」

P 「その前に、次のゲストを呼んでおこうか
  あずささーん!」

あずさ「はぁ~い
    只今ご紹介に預かりました、三浦あずさと申します~」

貴音「あずさはらぁめんは良くお召になるのでしょうか」

あずさ「ん~、それほどじゃあないけれど、
    普通の人ぐらいには食べるわよ~
    ところで、私はどのお店に行くのかしら?」

P 「次のお店は・・・着くまで秘密です」

あずさ「あらあら♪」

あげ

貴音「まさか、次はここだとは・・・こってりの誘惑に耐えられません」

P 「そう、こってりといえばここ、天上一品!」

あずさ「あらあら、天一ね~
    お酒を飲んだ後はすごいおいしいのよね
    プロデューサーさんも良く行くんですか?」

P 「いや、俺は時々しか行かないですが・・・
  ただ、時々天一のこってりが無性に食べたくなる時があるんですよ」

貴音「プロデューサー、その気持ち良く存じております
   一ヶ月も天上一品から離れると、生きた心地が致しませんから」

あずさ「あら?そこまでのものだったかしら?」

>>63
ageるから美希ルート書いて

あげ

>>64
支援は嬉しいけれど、ミキは当分さきなの あふぅ

>>66
ていうかもっかいスレ立ててよ
続きが読みたい

あげ

貴音「あずさも天上一品を知っているということあれば、
   こってりについて説明は不要でしょうか」

あずさ「ダメよ、貴音ちゃん
    視聴者の方は天上一品か何かわからない人もいるんだから」

P 「確かにそうだな
  貴音、こってりについて説明してくれ」

貴音「そうですね
   こってりは、あっさりに比べてこってりしており」

P 「その説明じゃわからないぞ」

あずさ「こってりがあっさりよりこってりで、
    こっさりがあってりで・・・あら?」

P 「正直俺も口で説明する自信が無いから、
  注文しちゃおうか」

あげあげ

あげ

貴音「こってりが参りました」

P 「あぁ、こってりだな」

あずさ「お酒が欲しくなりますね~」

P 「ダメです!まだ日が明るいんですからね!」

貴音「こってりとは・・・そう、普通のらぁめんではありえないほど
   麺にすぅぷが絡みます」

P 「そうだな・・・
  天上一品のスープは濁っているから、
  視覚的にも麺に絡んでるように見える」

貴音「すぅぷはどろっとしていて・・・
   ここまでどろっとしている豚骨は天上一品以外には中々ありません」

あずさ「あらあら、二人ともらぁめんの話になると目の色が変わるんですね~」

えいじ

あげあげ

あげ

P 「ちなみに・・・
  俺は食べたことがないんだが、一部店舗には
  こっさりと言うものが存在するらしい」

あずさ「こってりと、あっさりの中間って事かしら~?」

P 「どうもそのようで、”こっさり”もしくは”二号”と注文すると
  出てくるみたいです」

あずさ「あらあら、じゃあ次はそのこっさりを頼んでみようかしら」

貴音「いわゆる裏めにゅぅという物ですね」

P 「なんか通ぶってるように見えるよな」

貴音「二十郎の呪文も同じようなものです」

>>76
あげるけど落ちたらまたスレ立てよろ
とりあえずあずささん編終わらせよう

あげ

P 「ずぞぞー」

貴音「ひょいぱく ひょいぱく」

あずさ「しゃっきりぽん」


P 「毎回思うが、貴音は良くそんな風に食えるな」

貴音「私とてアイドル、無様な姿は見せられません」

P 「らぁめんを食べてる様子がさまになってるのが、
  アイドルの辛い所だよな」

貴音「いけずです・・・」

どうでもいいけど
そうめん並みに麺がほっそいラーメン屋が大分県にあるけど
他の地域のもある?

貴音「真、美味でした」

あずさ「本当美味しかったわ~」

P 「もう一杯食べたいな」

貴音「今回の天下一品も、通常のらぁめんとは
   大幅にずれていますね」

P 「そうだな
  まずスープがスープじゃない
  らぁめんとは別の進化系だ」

あずさ「あら~、天一の器って、底に何か書いてあるのね~
    普段はスープを全部飲まないから、気づかなかったわ~」

貴音「”明日もお待ちしてます”と書いてあります」

P 「小さな気配りだよな
  俺はこれがあるから、毎回スープは飲み干してる」

あげ

貴音「あずさ、今日は天上一品を食べて思うところはありますか」

あずさ「確か、天一ってチェーン店よね?
    こんな癖が強い物が全国にあるなんて、全国的に人気ってことかしら
    美味しいものがどこでも食べられるなんて、幸せな時代に生まれたものね
    それにしてもお酒遅いわねぇ」

P 「お酒は頼んでませんよ」

貴音「代わりに黒烏龍茶をお飲み下さい」

あずさ「うふふ、貴音ちゃんありがとう」

P 「ということで、ゲストの三浦あずささんでした!」

あずさ「天上一品で私と握手~♪」

P 「そんな企画ありません!」

貴音「二十郎で私と握手・・・」

美希ルートはよ!

天上一品

営業時間 店によってまちまち
定休日  上に同じ

メニュー:らぁめんには”こってり”と”あっさり”があり、
     同じ値段で選択出来る
     なお、中間の”こっさり”もある模様

     また、セットメニューも充実しており、1,000円もあれば十分豪遊可能
     個人的にお勧めは、チャーハン+こってりスープのラーメンチャーハン

貴音「プロデューサー、本日はあと何件はしごするのでしょうか」

P 「今日はあと2件回る予定回る予定だ」

貴音「ふむ、そろそろ満腹の頃だと思われますが、如何でしょう」

P 「そんなことないぞ、なんてったって・・・」

真 「25km走って、お腹ペコペコですもんね!」

P 「あぁ、正直立ってるのもやっとだがな」

貴音「というわけで、今回のゲストは真です」

真 「まっこまっこりーん!シャンシャンプリプリ 真ちゃんなりよー♪」

P 「カメラ止めて!放送事故!」

真 「事故じゃありませんっ!」

貴音「プロデューサー、今回は店の中から収録ではないのですね」

P 「そうだな
   今回は、埼玉県赤羽駅降りてすぐの商店街で収録しています」

真 「商店街ってことは、なんかおしゃれならぁめん屋なんですか?」

P 「ふふ、それはとっぷしぃくれっとです」

貴音「プロデューサー!それは私のセリフですよ!」

P 「これ、叩くな貴音
  お、そろそろ見えてきたぞ」

真 「えーっと、あれって・・・」

貴音「黄色い看板・・・ラーメン二十郎!」

P 「赤羽店だ」

真 「うわー、初めてみた!
   商店街の中にもあるんですね!」

P 「ここは比較的最近できた二郎でな、
  商店街の中でも営業出来るっていうことは
  世間的にも認められた、と見てもいいだろう」

貴音「プロデューサー、机が!
   机が赤くありません!」

P 「確かに珍しいな」

P 「さて、本日二軒目の二十郎なわけだが」

貴音「真は二十郎初めてと言っていましたね」

真 「そうだね
   だけど大丈夫!
   さっき春香のVTR見て、勉強したよ!」

P 「そうか、それは頼もしい
  じゃあ早速入ってみるか」

真 「はい!」


店員「いらっしゃいませー」

貴音「食券を買いましょう」

P 「貴音はいつもどおり大豚Wでいいか?

貴音「はい、それでお願いします」

真 「ボクはミニラーメンでお願いします!」

P 「残念だが、赤羽はミニラーメンは無いんだ」

真 「えっ?!
   どうしよう、食べきれるかな・・・」

P 「安心しろ、ここの麺の量は基本的に少ない
  小でも普通のらぁめん程度しか無いぞ」

真 「そうなんですか
   二十郎は、店によってまちまちなんですね」

貴音「店による差と、時期による差、それが非常に多いのが二十郎」

P 「いつでも美味しい二十郎は、二十郎じゃない!」

真 「そういえば、二十郎ってチェーン店じゃないんですか?」

P 「チェーン店ではないな
  いわゆる暖簾分けってやつだ」

貴音「二十郎で下働きとして働き、一人前と認められた者は
   そのものの希望により店主となる」

P 「そうして幾つもの二十郎ができてるんだ」

真 「へー じゃあ二十郎は、きちっとしたマニュアルは無いんですね」

P 「無いが・・・あまり二十郎から離れていると、二十郎の暖簾を外されるんだ」

貴音「二十郎評価委員会によって、二十郎が二十郎であるかの調査を受けるのです」

私もらぁめん食べとうございます

真 「ということは、暖簾を外された前例があるんですか」

P 「あぁ、昔、武蔵小杉に二十郎があったんだ」

貴音「ですが、時が経つにつれ二十郎とは別の進化をしていった
   味は確かに美味しいのですが、もはや二十郎とはいえなくなりました」

P 「麺も細いしな」

貴音「本店の再三の警告を無視し続けた結果・・・
   本店の店長から破門され、店名も”らーめん546(こじろう)”に改名したのです」

P 「そこから、二十郎委員会が発足した、と俺は踏んでいる
  それまではそんなの見たことも聞いたことも無かったからな」

真 「委員会・・・このステッカーですね」

P 「さて、湿っぽい話もなんだし、今は赤羽二十郎だ!」

真 「確か食券を上に置くんですよね」

P 「お、さすが勉強してるな」

真 「えっへへー」


店員「ニンニクいれますか?」

貴音「ヤサイマシマシニンニクアブラマシカラメ」

真 「えっ?」

店員「次の方、ニンニク入れますか?」

真 「えっ、あ、はい」

店員「次の方、ニンニク入れますか?」

P 「ヤサイマシマシアブラカラメ」

さるさんさるさん

しえんしえん

ごめんなさい、あまりに連投しすぎてさるさん規制に引っかかってました
あと赤羽って東京だったんですね 目から黒子だよー

>>115
黒子「間違って目の中にテレポートしたので無理やり出てきましたわ」

真 「聞いてませんよ!こんなの!」

P 「悪いな、言うのを忘れていた」

貴音「赤羽店では、席に座って真っ先にこぉるを聞かれるのです」

真 「ローカルルールですか?」

P 「そうだな・・・俺も最初きた時はびっくりしたよ」

貴音「先に聞かれるのは、少数派ですね」

真 「むぅ、ボクも呪文唱えたかったなぁ」

真 「そういえばここの二十郎って大分静かなんですね」

貴音「言われてみればそうですね」

P 「ラジオの類が一切ないからな
  他のお客さんが食べている音や、らぁめんを作っている音が
  他店よりもよぉく聞こえる」

真 「今はボク達しか居ないから大丈夫ですけど
   他のお客さんが居た場合は
   あまりに静かすぎてすごい喋りづらいですね」

P 「静かだから、というよりは
  二十郎では歓談はあまり推奨されないな」

真 「えっ、そうなんですか?!」

貴音「もちろん、多少話すぐらいは問題ありませんが、
   らぁめんを食べ終わった後も席に座ったまま話をしていると
   ろっとなるものが乱れてお店に迷惑をかけてしまいます」

P 「だから、複数人で食べに行った時でも
  食べ終わったらすぐに店を出るのが礼儀なんだ」

しえん

貴音「どうやららぁめんが出来上がったようです」

P 「うむ、二十郎だな」

真 「うわぁ、プロデューサーと貴音のはもやしがすごいね」

貴音「このもやしを食べないと、二十郎にきたという心持ちがしません」

真 「なるほど・・・ぱくっ・・・」

P 「どうだ?真」

真 「うーん、思ったより麺が柔らかいです」

P 「だろう
  先ほど行った大宮店は麺が固めだが、
  赤羽店は逆にやわらない
  ちなみに麺固めで注文すると、麺がぽきぽきいう食感になるぞ」

貴音「プロデューサー、麺が伸びてしまいます」

P 「おう、すまんすまん」

美希編くるまで支援
美希ペロペロ

貴音「真、美味でした」

P 「おぉ、今度は擬音すらなくなったな」

貴音「プロデューサー、まだ豚が3キレも残っていますよ
   お手伝い致しましょう」

P 「ダメだ」

貴音「いけずです・・・」

真 「ずずず・・・」

P 「真、スープは飲まなくていいんだぞ」

P 「真は二十郎初めてだろ?味は大丈夫だったのか?」

真 「ちょうどいい感じでしたね
   しょっぱすぎず、薄すぎずって感じです」

P 「なるほど、神二十郎だったってわけだ」

貴音「私は、豚が非常に美味しく頂けました
   麺がもう少し固ければ神二十郎となっていたやもしれません」

P 「確かにここの豚は美味しいな」

貴音「真、初めて二十郎を食べて、思う所はありますか」

真 「確かに美味しいし、ボリュームもたっぷりで
   プロデューサーや貴音が夢中になるのもわかる気はする
   けど、絶対カロリーがどうかな?
   体を頻繁に動かす学生が食べるならまだしも、
   アイドルやプロデューサーが頻繁に食べるのは危険だと思うよ」

P 「う・・・確かに」

貴音「二十郎にかぎらず、らぁめんを食べたら一定の運動が必要なのですね」

P 「貴音は、らぁめんを食べたエネルギーはどこへ行ってるんだよ」

貴音「とっぷしぃくれっとです」

貴音「プロデューサー、真、どうぞ」

真 「やーりぃ!黒烏龍茶だね!」

P 「ありがとう、貴音」

真 「ごくっ、ごくっ・・・
   うわ!美味しい!
   もしかしたら、二十郎より美味しいかも?!」

P 「そう思うよな?
  多分二十郎より美味しいぞ」

貴音「この時程、黒烏龍茶が真価を発揮することはありません」

P 「トリイサンがスポンサーじゃなくても、きっと黒烏龍茶飲んでたろうな」

貴音「こればっかりは譲れません」

P 「ということで、ゲストの菊地真でした!」

真 「きゃっぴぴーん!」

貴音「面妖な・・・」

面妖なワロタwwwwwwwww

うぎゃー
訪問販売うざーい!
保守ありがとうございます

貴音「すでに3つのらぁめんを食べて満腹創痍となりました
   プロデューサー、次のらぁめん屋はどちらでしょうか」

P 「いわゆる二十郎系だな
  いや、二十郎系とはまた新たな進化先と行ったところか」

貴音「ふむ・・・」

P 「そして今回のゲストは、この人だ」

小鳥「皆さんこんにちは!
   765プロの小さなオアシス、音無小鳥です!」

貴音「小鳥嬢ですか」

P 「なんか監督が気に入っちゃったらしくてな
  アイドルじゃないがしょうがなくキャスティングしたよ」

小鳥「ちょっとそこ!聞こえてますよ!」

P 「でも実際助かった、今回は見た目があまりよろしくないからな」

小鳥「なんか私の評価おかしくないですか?」

P 「音無さんはそういうの見慣れてるでしょう?」

小鳥「もう!見慣れてませんよ!失礼ですね!」

P 「痛い痛い!落ち着いて!」

小鳥「で、なんですか?
   しもつかれでも食べに行くんですか?」

P 「さすがにそこまでは行かないかな・・・」

貴音「やはり、今回も現地に行くまで」

貴音・P「とっぷしぃくれっとです」

P 「ということでやって参りました、埼玉県東大宮」

貴音「黄色い看板に”にんにく入れましょう”の文字・・・
   二十郎に酷似しています」

P 「もしかして、貴音は初めてか?」

貴音「はい、このようなおどろおどろしい豚の文様、初めて拝見致しました」

小鳥「あーん、確かラーメン博物館で見た気がするー」

P 「音無さんって、意外と遊び人なんですね」

小鳥「プロデューサーさんこそ、貴音ちゃんとらぁめん食べてほっつき歩いて!
   デートしすぎですよ!」

P 「カメラさん、編集でカットして下さい」

貴音「この店の名は、じゃんくがれぇじ、と言うのですね」

P 「あぁ、ジャンクガレージは二十郎系インスパイアとして
  一部で熱狂的な支持がある
  そして、一部では二十郎を超えたとまで言われているそうだ」

小鳥「ここではギルティとかあるんですか?」

P 「二十郎に比べて、比較的緩いから
  こうしなきゃいけない、なんてのは無いな」

貴音「ふむ、二十郎系のインスパイアがどのようなものか
   実際に食してみましょう」

貴音「プロデューサー、どうやららぁめんと、まぜそばという
   二種類があるようですが」

P 「今回はまぜそばを頂こう」

小鳥「まぜそば?お蕎麦ですか?」

P 「いや、まぜそばは まぜそばだ
  見ればわかる」

貴音「普通のらぁめんは頼まないのですか」

P 「今回は頼まなくていいだろう
  いいか、ジャンクガレージにきたら、必ず最初はまぜそばを食べてほしい!
  それぐらい、まぜそばはインパクトがでかいんだ」

小鳥「特製まぜそばってなんでしょう」

P 「お、ちょうどいいです、小鳥さんは特製まぜそばを頼んで下さい」

小鳥「そういえば最近、二十郎インスパイアというのが増えてきてますね」

P 「ラーメン大や、富士丸なんかだな
  それ以外にもゴリメンとか小さいお店でも増えてきている」

貴音「二十郎が世間に受け入れられている証拠でしょう」

P 「二十郎は見た目は簡単だからな
  麺は太い小麦粉、スープは豚骨にカネシ醤油、
  豚はスープを作った時に出来る物で、野菜はもやしとキャベツ」

貴音「後はにんにくと油を入れれば二十郎、ですか」

P 「実際、にんにくを大量に入れればそれだけで二十郎に近くなるからな」

貴音「油とうま味調味料を入れれば、それだけで味は確保できます」

P 「今後二十郎系インスパイアが増えるのは構わないが、
  ただ真似しただけではなく、何か一アイディア欲しいところだな」

貴音「最初は真似だけでも良いのです
   真似ることが完璧にできたのならば、次は工夫を加えてみる
   その積み重ねでらぁめんは進化していくのだと、私は信じています」

貴音「はて、こぉるが、二十郎とは違うようですね」

P 「そうだな、ジャンクガレージでは
  野菜、ニンニク、アブラ、チーズ、課長の中から選べる
  ただし、野菜はらぁめんのみ、
  チーズはまぜそばのみトッピング可能だ」

小鳥「あのー、課長ってなんですか?」

P 「化学調味料だな」

小鳥「化学調味料?!
   それって大丈夫ですか?なんか体に悪そうなイメージですけど」

P 「イメージだけです、大丈夫
  昔は化学調味料は石油から作ってましたから
  確かに体に悪かったですが・・・
  今は別の方法で作られていて、体に問題は無い、とされています」

貴音「しかし、化学調味料の入れすぎも、味のバランスが崩れてしまいます」

P 「外食やコンビニ弁当なんかは、基本化学調味料が入ってると言って差し支えない
  それぐらい、一般的な物なんだ」

貴音「そろそろこぉるの時間でしょうか」

店員「ニンニク入れましょう!」

小鳥「えっ、あ、はい」

店員「ニンニクだけでよろしいですか」

小鳥「えっと、じゃあチーズも入れて貰えますか」

店員「はい」


P 「初心者には聞き返してくれるのも、インスパイア系ならではだな」

貴音「ろっとの間が長い為出来る芸当でしょう」

貴音「そろそろ出来るみたいですね」

小鳥「どんならぁめんなんで・・・しょう・・・」

貴音「なんと!」

P 「うむ」

貴音「あなた様!すぅぷが!ございません!」

小鳥「なんか見た目グロいですね・・・」

P 「それが、まぜそばだ」

小鳥「まさか、まぜそばだから、これを混ぜる・・・?」

P 「その通り」

小鳥「うぅ・・・なんか美的感覚が狂いそう」

P 「お世辞にも快い見た目という訳にはいかんな」

貴音「まさにじゃんく、と言えるでしょう」

参考画像
混ぜる前:ttp://tabelog.com/saitama/A1101/A110103/11004783/dtlphotolst/P9755603/?ityp=1
混ぜた後:ttp://tabelog.com/saitama/A1101/A110103/11004783/dtlphotolst/P9755616/?ityp=1

P 「ちなみに、特製まぜそばは、普通のまぜそばにプラスして
  ベビースターとエビマヨネーズがトッピングされている」

小鳥「まさかとは思いましたが、これベビースターだったんですか?!」

貴音「らぁめんにべびぃすたぁらぁめんを乗せるなど、奇天烈としか言い用がありません」

小鳥「うわぁ・・・見ようによっては、しもつかれよりも強烈ですよ・・・」

P 「味は保証します
  騙されたっ!と思って食べてみて下さい」

小鳥「プロデューサーさんがそこまで言うなら、食べますけど・・・」

>>167
皿の端っこにおつまみラーメン入ってない?

小鳥「ずぞぞぞぞっ!ずぞぞぞっ!」

貴音「ひょいぱく ひょいぱく」

P 「・・・いかがですか」

小鳥「ん・・・思ったよりは悪くないですかね」

貴音「確かに、見た目に目をつぶりさえすれば、
   味は中々のものです」

P 「そうだろう?
  スープがなくてもちゃんとらぁめんらぁめんしてる
  一体、らぁめんってなんだろうな」

貴音「これがらぁめんである、という主張であらば
   首を傾げざるを得ません」

P 「実際、このまぜそばはらぁめんと似ても似つかない、異色だ
  らぁめんではない、というのも理解できなくは無いな」

小鳥「水!プロデューサーさんお水下さい!」

P 「あぁ、はいはい」

貴音「私にもお願いします」
  

>>167
上に乗ってる茶色っぽいドロッとした奴は何?

>>171
あ ぶ ら

貴音「真、美味でした」

小鳥「貴音ちゃん、食べるの早いわよー」

P 「慣れて下さい」

貴音「確かに、味は良かったでしょう
   ですが、日本では食事は目でも楽しむものと聞きます」

P 「食欲をそそるような見た目ではないな
  実際、女性でまぜそばを食べる客はあまり見たことがない
  女性で二十郎に行く客も居ないが」

小鳥「居たとしても、せいぜいカップルとかですよね」

貴音「そうです
   私は好いておりますが、一般的な女性が二十郎の味を好むとは
   到底思えません」

P 「二十郎系インスパイアは、女性客をどのようにして取り込むかが
  勝利の鍵となりそうだな」

貴音「小鳥嬢、初めてまぜそばを食べて、何か思うところはございますか」

小鳥「今までらぁめんって言ったら、至って普通のらぁめんだったり
   替え玉のある、とんこつらぁめんだったけれど
   日本には私の知らないらぁめんが、まだまだあるのね
   らぁめんとはかくあるべし、という固定概念について
   よくわかったつもりよ」

P 「貴音も初めてだろう
  どうだった?」

貴音「まだまぜそばを、らぁめんと認めるのは時間がかかるでしょう
   ですが、味自体は非常に美味であり、
   決して二十郎に引けを取らないと言えるでしょう」

P 「そっか、貴音も音無さんも、それぞれ思う所があったみたいで良かったよ!」

小鳥「後は見た目なんですが・・・
   よく今回放映出来ましたね」

P 「本放映ではモザイクをかけます」

貴音「プロデューサー、逆に汚く見えると思われます」

貴音「小鳥嬢、プロデューサー、どうぞ」

小鳥「黒烏龍茶ね!」

P 「やっぱりこれがないと締まらないよな!」

貴音「一日に4本も黒烏龍茶を飲んだのは初めてです」

小鳥「貴音ちゃん、体調崩さないでね?」

貴音「問題ありません」

小鳥「すごいわね・・・
   私なんか、まぜそば一杯だけでお腹ギュルギュルいってるのに」

P 「では、今回のゲストは音無小鳥さんでした!」

小鳥「ピヨー」

ジャンクガレージ 東大宮店

営業時間 11:30~15:00 18:00~25:00
定休日 基本無休

メニュー まぜそば:750円
      大盛り:+100円
      特盛り:+200円
      らぁめん:720円
      大盛り:+0円
      特盛り:+80円

      その他、激辛レッドやカレー等あり
      チェーン店を相当数展開しているので、
      東京付近の県であれば店舗が見つかるだろう

貴音「さて、本日ノルマの4店舗を回り終えました
   いかがでしたか?プロデューサー」

P 「予想外に時間がかかったな」

貴音「おそらく、味の感想等を仰ったほうがよろしいかと」

P 「そうだな、正直4店舗が全部こってり系、といっても差し支えないので
  次回はあっさり系のらぁめんも視野に入れたい所だ
  貴音はどうだ?」

貴音「あっさり系、それもよろしいですね

   今回は新しい出逢いがございました
   果たして、あれはらぁめんと言えるのか・・・
   それを差し引いても、素晴らしい出逢いと言えるでしょう」

P 「あぁ、そうだな」

貴音「次回も、新しい出逢いがあると信じて、今週は一旦お別れです」

P 「番組のご意見、ご感想がありましたら
  是非是非、以下の番号までご連絡下さい」

貴音「めぇる、お電話、お葉書でのご連絡等お待ちしております」

P 「次回は、来週の月曜日、19:00から、ご覧のチャンネルで放映予定です」

貴音「皆様、宜しければ来週もお付き合い下さいませ」


P 「それでは、貴音とプロデューサーのらぁめん探訪」

貴音「また来週、お会い致しましょう」

・・・

貴音「プロデューサー、今度はまぜそばではなく、らぁめんが食べとうございます」

P 「えっ?!まだ食べるのか?!」



監督「はい、かぁーっと!」

監督「いやー、良かったよ!
   度胸があるっていうか、カメラ慣れしてるっていうか
   とにかくお疲れさん!」

P 「ありがとうございます」

監督「普通の人だったら、カメラの前に立っただけで
   呂律が回らなくなるからね
   その点キミはすごいよ
   貴音くんもそう思うだろ?」

貴音「はい、プロデューサーの会話力には、目を見張るものがあります
   現アイドルである私でさえも、
   油断をすると負けてしまうでしょう」

P 「いや、そんなことないって」

監督「とにかく、だ!
   この調子で、来週も頼むよ!ガッハッハ!」

P 「善処します」

~本放送後~

社長「いやー!素晴らしい!
   キミが、プロデュースだけでなく俳優もやれるとは!」

小鳥「たまには社長の思いつきも役に立ちますね」

P 「いえ、俳優なんてとても無理ですよ!」

小鳥「またまた、そんなご謙遜しちゃってー」

ガチャッ

律子「プロデューサー殿ー?」

P 「なんだ、律子」

律子「プロデューサー殿宛のファンレターですよ」

P 「・・・は?」

社長「いや素晴らしい!
   まさかこんな短期間でファンまで手に入れるとは!」

P 「いやいや待って下さい!
  多分ただの全国のらぁめん好き同士ですよ!
  ですから!決して、またピンと来ないでください!!」

需要ありますかね?らぁめん

需要なかったら打ち切りだよパトラッシュ

あるある絶対ある
美希編みたい

ありがとう、頑張る

目標17時までに終わらそう、うん

~収録日当日 朝~

真 「おはようございます!!!」

P 「おはようございます」

真 「ボク、プロデューサーがどれだけカロリーを摂取してるのか
   甘く見積もってました!反省します!」

P 「いや、反省しなくていいよ」

真 「ということで、今週は走りこみを30kmに増やしますね!」

P 「増やさなくていいよ」

真 「これもプロデューサーの為なんです
   今日も美味しいらぁめん食べたいですよね?
   はい、じゃあ準備運動!5kmジョグですよ!」

2/3日目 東京 品川区
貴音「貴音と」

P 「プロデューサーと」

亜美「亜美と!」

真美「真美の、らぁめん探訪!」

貴音「皆様、ごきげんよう
   四条貴音でございます」

P 「貴音のプロデューサーです」

亜美「かわいい方の亜美でーす!」

真美「セクチーな方の真美でーす!」

貴音「本日は東京都、品川区で収録しております」

亜美「兄ちゃん!このメンツで収録すると、嫌な予感しかしないよ!」

真美「デ・ジャ・ヴュってやつだよ!」

P 「少しは我慢しなさい」

貴音「亜美、真美、一体何がイヤなのですか」

亜美「この前、お姫ちんと二十郎いったじゃん?」

真美「ヤサイというよりもやしタワーが出てきたじゃん?」

亜美「あんなのラーメンじゃないよ!」

真美「スペクトラルタワーだよ!」

P 「また訳の分からない例えを出して・・・
  安心しろ、二十郎はヤサイマシと言わなければ
  ありえない量にヤサイは出てこない」

真美「とかなんとか言っちゃってー
   実はどっきりでした!って落ちでしょー?」

貴音「行ってみれば自ずと分かるでしょう
  さぁ、プロデューサー
  本日の戦地へ導くのです!」

P 「ということで、本日最初の店舗は
  二十郎 品川店です」

貴音「ついにやって参りました
   二十郎、品川店!」

真美「嫌な予感しかしないね、亜美」

P 「まぁもしもがあっても、
  一応今回は貸切だからな
  時間はたっぷりあるぞ」

亜美「死亡フラグってやつかな、真美」

貴音「自分の食べられる量を把握し、
   それ以上頼まなければ良いだけの話
   自分の限界を理解するのです」

真美「限界を超えろ!」

P 「貴音は大豚Wでいいかー?」

貴音「はい、それでお願いします」

P 「お前らは・・・そうだな、二人で1杯食うか?」

亜美「ほんとー?!さっすが兄ちゃん!」

真美「真美達の事わかってるー!」

亜美「二人で1杯なら、大でも食べられるかな?」

真美「もちろん!当たり前だのクラッカーっしょ!」

貴音「二人とも、大丈夫でしょうか」

P 「大丈夫だろ、品川店は”麺の量”はそれほど多くない
  スープも甘めだし、あいつらでも十分食えるよ」

貴音「では、大豚W3つ、ですね」

真美「お姫ちん、いつも唱えてる呪文はどう答えるのー?」

貴音「そうですね・・・
   ヤサイマシマシニンニクアブラカラメ、と答えれば良いかと」

P 「それもいいんだがな、品川はヤサイの注文方法が少し違うんだ」

亜美「ってゆーと?ヤサイチョモランマ!とか?」

P 「近いな
  品川はヤサイマシの上が”ダブル””トリプル”と続くんだ」

真美「その上はー?」

P 「”タワー”」

貴音「タワー・・・心が揺り動かされる響です」

真美「うわー、絶対そんなの食べられないよ!」

P 「そうだな、だからお前らは絶対にコールするなよ?
  いいか?絶対だからな?
  絶対”ヤサイタワー”と言っちゃあダメだからな?」

貴音「ヤサイタワーは禁忌の呪文です」

店員「チラッ」

貴音「ヤサイタワーニンニクマシアブラカラメ」


真美「今アイコンタクトで会話してた!」

亜美「ツーカー?」

P 「いや、この店舗は視線を送ってコールを聞くことがあるんだ
  もちろん、アイコンタクトを送って反応がなければ
  直接聞くけどな」

店員「チラッ」

P 「ヤサイタワーニンニクカラメマシマシ」


店員「チラッ」

真美「ヤサイ」

亜美「タワー!」


真美「・・・亜美ー?」

P 「Oh・・・」

ワロタwwwwwwww

P 「お、貴音のから先に来たみたいだな」

亜美「何あれ、タワーっていうよりエアーズロックだよー」

店員「残さないのであれば、もっとませますけどどうしますか」

貴音「お願いします」

店員「はい」


真美「なにあれ」

亜美「わかんない」

P 「お、次は俺か」

店員「ましますか?」

P 「はい」

亜美「ねぇ、真美、これ亜美達だけまさなかったら
   負けかな?」

真美「もう負けでいいと思うよ」

なにそれ・・・

P 「こんな感じで、品川店は
  ヤサイタワーで、かつラーメン大を選んだ客にのみ
  野菜の追加マシを持ちかけられることがある」

貴音「その時は、このように小皿で別に野菜が運ばれてくるのです」

真美「小皿?」

亜美「きっと小皿だよ、諦めよう」

貴音「さぁ、亜美、真美
   今日はもやし祭りです
   この幸福の一時、ともに楽しみましょう!
   ひょいぱく」

P 「ぱくぱく」

亜美「うえーん!地獄だー!」

真美「うぅ、泣けるぅー」

貴音「真、美味でした」

真美「お姫ちん早っ?!
   まだもやししか食べてないよー!」

P 「慣れろ」

亜美「うぅ、もやしが減らないよー」

P 「ちなみに、ヤサイ通常形態はこんな感じだな」

参考画像:ttp://www.geocities.co.jp/foodpia-Olive/3433/img186.jpg

真美「真美これがいいー」

貴音「自分で頼んだ分は、自分で処理するのです」

亜美「うぇー」

貴音「しかし、さすがにこれは酷と言うもの
   豚が余っていれば頂きましょう」

P 「どうだ
  調子にのった挙句のもやしは美味いか?」

真美「わかんない」

亜美「知らない」

真美「小麦粉か何かだ」

貴音「当然の報いですね」

P 「うむ
  二十郎が有名になっていくにつれ、
  高校生等も二十郎に増えていくことになった」

貴音「そして調子に乗った高校生が、
   ラーメン大豚W、ヤサイマシマシを注文して」

P 「そして撃沈する」

貴音「二十郎では、まず自分の限界を理解するのが先決です」

P 「そろそろか、貴音、もやしを食べてあげなさい」

P 「個人的には、自分がいくら食べられる!と思っていても
  はじめに行く店舗ではラーメン小から食べるのが鉄則だな」

貴音「甘めにみて、ラーメン大のヤサイ普通でしょうか」

P 「店舗によって量はバラバラだし、味もバラバラだ
  この放送を見て、二十郎に興味を持った人も、
  残さない、残らない、退っ引きならないの
  3つのNoを覚えて置いて欲しい」

真美「兄ちゃん!普通の麺は美味しいよ!」

亜美「すこーし伸びちったけど」

P 「用量、用法を守れば、これほど美味いらぁめんは無いからな」

貴音「ちなみに、一つのらぁめんを二人で食べる行為は
   ぎるてぃとなります」

P 「ぎるてぃなんて実際無いが、あまり推奨されないって事だな」

貴音「亜美、真美、本日二十郎を食べて、何か思うところはありますか」

真美「もやし」

亜美「やもし」

P 「確かにあのもやしの量は圧巻だよなぁ」

真美「野菜とか言っておきながら、もやししか無いんだもん!」

亜美「キャベツとか飾りですよ!兄ちゃんにはわからんのですよ!」

貴音「品川は微乳化したすぅぷと少ない麺の影響で
   二十郎初心者にもお勧めしやすい店舗でしょう
   しかし、初心者のうちはヤサイは増さないほうが良いかと」

P 「ヤサイの下は美味かったろ?」

亜美「うん、おいしかった!」

真美「新時代の幕開けを見た!」

P 「それは良かった」

貴音「亜美、真美、プロデューサー、どうぞ」

亜美「お姫ちんありがと→」

真美「もうお姫ちんらびゅんだよ!」

P 「毎度悪いな」

亜美「ごくごく・・・
   くはぁー!効きますなー!」

真美「まったく、極楽ですな!」

貴音「黒烏龍茶は摂取した脂肪の吸収を抑える効果があります
   大量に摂取して疾患が治るものではありません」

P 「スポンサーのトリイサンから、黒烏龍茶でした」

亜美「それじゃあ亜美達はこれで!」
真美「ばいばーい!兄ちゃん!お姫ちん!」

貴音「ゲストの双海姉妹でした」

二十郎 品川店

営業時間 平日 11:00~14:30 17:00~21:00
     土曜 11:00~14:00 昼営業のみ
定休日  日曜・祝日

メニュー ラーメン小:700円
     ラーメン大:800円
       豚増し:+100円
        豚W:+200円
       煮玉子:100円

特記事項:品川店にはロットと呼べるロットが無く、
     お客さんが入って来次第麺を茹でる
     並ぶ時間は大体1時間程度

>>235
東京って飯食うのに1時間待ちか
すげぇな

貴音「プロデューサー、前回、私の記憶が確かならば
   あっさり系のらぁめんを選択する、と仰ってましたね」

P 「おぉ、そうだ
  次に行く所は、俺お勧めのあっさりらぁめんだ
  疲れた体に染み渡るぞ」

貴音「ふむ、薬膳らぁめんでしょうか・・・」

P 「そして、今回のゲストは、この人だ」

千早「あの・・・こんにちは、如月千早です」

貴音「はて、千早ですか」

P 「どうかしたか?」

貴音「たしか千早は、あまりらぁめんが好きではないはずでは?」

P 「そうだ
  だから、今回の収録でらぁめんを好きになってもらおう、と
  お節介ながら計画してみた」

千早「期待に添えるかわかりませんが・・・」

P 「ということで、今回はらぁめん火頭山にお邪魔しています」

貴音「熱そうな店名ですね」

P 「そんなことないぞ、どちらかというと最高にCoolだ」

千早「・・・」

P 「なぁ、千早
  千早はなんでらぁめんが嫌いなんだ?」

千早「嫌いじゃありません!
   ただ、ラーメンは・・・ラーメン特有の刺激が苦手で・・・
   それに、口に入ってしまえば皆一緒じゃないですか」

P 「ふむ、わかったよ、千早
  まさに火頭山のらぁめんは千早にぴったりだ!」

貴音「一体どのような薬膳らぁめんが出てくるのか、興味が付きません」

千早「はぁ・・・」

貴音「らぁめん火頭山では、どんならぁめんが出てくるのでしょう」

P 「そうだな
  一言でいうと、優しいらぁめんだ」

千早「優しいラーメン?」

P 「それ以上は言わない
  実際に食べて確かめてくれ
  ちなみにお勧めは塩ラーメンだ」

貴音「では、私はお勧めの塩らぁめんをお願いします」

千早「私もそれで・・・」

P 「三人塩らぁめんだな」

貴音「そろそろ来るようですよ」

P 「そのようだな」

貴音「プロデューサー」

P 「なんだ?」

貴音「少々量が少なくありませんか」

千早「私からは普通ぐらいに見えるけど」

P 「つまり、そういうことです」

貴音「面妖な・・・」

P 「あんまり落胆するな、味は一級品だ
  そこは残念な思いはさせないさ」

参考画像(お品書き):ttp://www.santouka.co.jp/menu/index.html

貴音「めんまにきくらげ、なるとにネギ・・・」

千早「柔らかそうなチャーシューに、一点の赤い梅干し」

貴音「これは、目にも心地よい綺麗さです
   食べるのが勿体無いとは、正にこの事でしょう」

P 「だが、らぁめんは食べるものだ
  千早、口にできそうか?
  無理はするなよ」

千早「私、このラーメンなら・・・
   四条さん、プロデューサー、私、食べてみます」

貴音「お肉は食べられなかったら頂きます」

P 「貴音、言葉の取捨選択は大事だぞ」

千早「・・・ゴクッ・・・はむ」

P 「・・・」
貴音「・・・」

千早「あれ?刺激が無い・・・」

貴音「・・・プロデューサー、私も頂いて宜しいでしょうか」

P 「いいぞ」

貴音「ひょいぱく ひょいぱく」

千早「はむ、もむもむ」

貴音「なんと!これはなんと優しい!」

千早「何これ・・・おいしいわ・・・
   すごい・・・鳥肌が立ってきてる」

貴音「まったく癖が無く、豚骨であることを忘れさせるような味!
   むしろそれ自体がこのらぁめんの癖なのですね!」

P 「あぁ、それが北海道初の優しいらぁめんだ」

貴音「優しいがゆえに、癖の無いらぁめん・・・
   その癖の無さを調和するように、
   中央に添えられた小梅」

P 「見た目だけじゃなく、食べてもアクセントになる
  まったく飽きを感じさせない、素晴らしい味だ」

千早「ごくごく・・・」

P 「千早?!
  スープまで飲んだのか?!」

千早「プロデューサー・・・美味しいです
   私、ラーメンは皆一緒だって思ってました
   ですが、このらぁめんを食べて・・・私は・・・」

貴音「千早・・・」

P 「千早をここに呼んで良かったよ
  まさか泣くほどとは、予想にもしなかったが」

千早「私、泣いてなんか・・・あれ、おかしいです・・・」

貴音「千早・・・お手洗いに参りましょう」

しえん

P 「千早、落ち着いたか」

千早「はい、取り乱してしまい申し訳ありませんでした」

P 「いや、千早が無事ならいいんだ
  千早がらぁめんを好きになってくれれば」

千早「プロデューサー・・・
   一つ聞きたいのですが、あれは本当にらぁめんなのでしょうか
   私が知っているらぁめんとは、似ても似つかないのですが」

P 「・・・さぁ、どうなんだろうな
  貴音はどう思う?」

貴音「私は、らぁめんだと思います」

P 「そうか」

千早「あの・・・もし良ければ、また今度
   火頭山に連れてって貰えますか?」

貴音「構いませんよ」

P 「あぁ、俺も問題ない」

貴音「千早、プロデューサー、どうぞ」

千早「ありがとう」

P 「うーん、今回は要らないんじゃないか?」

貴音「それもそうですね」

P 「悪いが千早、持ち帰ってくれ」

千早「はい
   トリイサンの黒烏龍茶、私も飲んでます!」

P 「それでは、今回のゲストは歌姫 如月千早さんでした」

貴音「またらぁめんを食べにご一緒しましょう」

千早「是非!よろしくお願いします!」

俺の予想だと次は
伊織か美希かやよい

らーめん火頭山
営業時間 店舗による
休業日  上に同じ

メニュー しおらーめん
     みそらーめん
     しょうゆらーめん
     特選とろ肉らーめん
     辛味噌らーめん
     チャーシュー麺
     各種大盛りあり

特記事項
関西よりも西には店舗は無い
海外に店舗展開をしており、外に出る日も安心

貴音「火頭山は、まさしく優しいらぁめんでした」

P 「おそらく、ああいうのが女性に受けるんだろう」

貴音「量もさほど多すぎず、女性向けというのが感じられました
   ところで、次のらぁめんはなんでしょうか」

P 「次のらぁめんの前に、ゲストを紹介しよう
  はい、どん!」

響 「はいさーい!自分、我那覇響だぞ!」

貴音「響でしたか!」

響 「貴音!会いたかったぞ!」

P 「天真爛漫沖縄元気っ子、
  チャレンジ精神旺盛な我那覇響くんだ」

響 「そうだぞ!チャレンジ精神の塊だぞ!」

参考画像:ttp://blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_407/ikemen/11665161.jpg

P 「はい、というわけで、今回は蒙古タンメン中卒にお邪魔しています」

貴音「蒙古たんめん?らぁめんでは無いのですか」

P 「らぁめんみたいなもんだと思う
  というか多分らぁめんだ」

響 「ただのらぁめんなのか?」

P 「響を呼んだって事は、ただのらぁめんじゃあ無いんだ」

響 「へ?」

P 「なんていうか、辛い」

貴音「プロデューサー、”からい”か”つらい”かわかりません」

P 「両方だ 便利な言葉だよな」

P 「響は、辛いものは苦手か?」

響 「なんくるないさー!自分、ダンスやってるからな!」

貴音「ふふ、頼もしいですね」

P 「その言葉を待っていた!
  突発!響チャレンジ!他局編!」

響 「うおー!チャレンジか!燃えてきたぞー!」

P 「中卒はらぁめんの種類によって、0辛~10辛まであるんだ
  ちなみに辛いのが苦手な人は、辛さ控えめを選択出来るぞ」

響 「自分10辛だな!楽しみだぞ!」



貴音「響が楽しそうで何よりです」

P 「ということは、10辛の冷やし味噌らぁめんだな」

響 「これは、つけ麺?」

P 「そうだ、多少冷えてるから、辛さは多少抑えられるだろう
  ちなみに暖かいらぁめんで一番辛いのは、9辛の北極らぁめんだ」

貴音「私は、あまり辛いものに慣れていませんので、
   ここは蒙古タンメンを頂きましょう」

P 「お、さすが貴音だな
  初めての人はそれが一番だ」

貴音「らぁめん選びは慣れておりますので」

P 「ところで響、いい忘れてたんだが・・・
  冷やし味噌らぁめんな、辛さ5倍に出来るんだよ」

響 「ひっ!」

P 「無理にとは言わないが・・・チャレンジするか?」

響 「うぅ・・・す、するぞ!自分完璧だから、
   10辛の5倍でもなんくるないさー!」

P 「じゃあ俺は、普通の冷やし味噌らぁめんでも頼んでおくか」

外食してくる
お前ら支援と保守頼む
一時間で戻ってくるから

貴音「私の蒙古タンメンが来たようです」

参考画像:ttp://www.good24.jp/resources/images/blog/1/files/060609_f517_03.jpg

響 「うわー、辛そうだな」

P 「うむ、実際に辛い
  だが、その辛さも二度三度と通ううちにやみつきになってくるぞ
  お、俺のも来たみたいだ」


響 「・・・赤いぞ」

貴音「赤いですね」

P 「赤いな・・・おっと、響のも来たみたいだ」

参考画像:ttp://image1-3.tabelog.k-img.com/restaurant/images/Rvw/11792/320x320_rect_11792552.jpg

響 「何なのだ、これは!どうすればいいのだ?!」

P 「気張るな
  どうあがいても、しょせん地獄よ」

貴音「私は響を信じております」

響 「いや、これは・・・」

貴音「私の蒙古タンメンは、確かに辛いですが
   それだけではない、爽やかさも含んでおります
   きっとそのどろっとした何かも、爽やかさがあるでしょう」

P 「まぁ一口だけでも食べてみろって
  意外といけるかもしれんぞ?」

響 「うぅ・・・一口だけだぞ・・・」パク

響 「うぎゃー!」

P 「まぁそうなるわな」

響 「口がー!うぎゃー!」

貴音「響!気を確かに!」

P 「ほら、響!ヨーグルトだ!食べろ!」

貴音「ヨーグルトは辛味を感じる味蕾を保護し、
   辛味を抑える効果があります」

響 「ぎゃー!ぎゃー!」

------

響 「はぁ、はぁ・・・疲れたぞ」

P 「いくら辛いからって、暴れすぎじゃないか」

響 「ごめんだぞ、プロデューサー」

貴音「その赤い謎の液体はどう処理致しましょう」

P 「残すのは忍びない・・・よし、俺が食べよう
  幸いヨーグルトはたくさん用意した
  代わりに、響はこの普通の冷やし味噌らぁめんを食べてくれ」

響 「わ、わかったぞ!それぐらいなら!」

貴音「はて・・・」

P 「すーはー・・・ぱくっ」

響 「ちゅるちゅる・・・けほっけほっ」

貴音「ひょいぱく ひょいぱく」

P 「響、汗がすごいぞ 大丈夫か?」

響 「プロデューサーこそ・・・
   あれ?全然汗かいてないな」

P 「おそらく、限界を突破すると・・・
  汗は・・・
  出ない」

貴音「真、美味でした」

響 「うぅ、貴音は食べるの早いぞ」

P 「慣れた」

貴音「響、初めて冷やし味噌らぁめんを食べて、何か思うところはありますか」

響 「無いぞ」

貴音「その気持ち、よくわかります」

響 「しいて言うなら、らぁめんじゃないぞ!」

貴音「私の食べた蒙古タンメンは、
   辛さと味のバランスがしっかりしており
   決して普通のらぁめんに引けを取るようなものではありませんでした」

P 「今回は選んだらぁめんが悪かったな」

響 「今度は、チャレンジ無しで普通のを食べたいぞー!」

P 「そうだな、今度は3辛でも食べよう」

貴音「響、プロデューサー、どうぞ」

響 「うぅ、ありがたいけど・・・」

P 「多分、飲んだら、死ぬ」

貴音「ふむ、それほどまでに辛さが」

P 「トリイサンには悪いけれど、
  黒烏龍茶は自宅に持って帰って飲ませて頂きます!」

響 「食後に一本!黒烏龍茶だぞ!」

貴音「以上、今回のゲストの、我那覇響さんでした」

響 「またやーさい!」

今戻った
ラーメン食い行ったから
ちょいうpする

4

蒙古タンメン中卒
営業時間 店舗によって異なる
定休日 店舗によって異なる

メニュー (一部抜粋)
     味噌タンメン:750円 辛さ3 ほぼ辛くない
     蒙古タンメン:770円 辛さ5 味噌タンメンに麻婆豆腐が出会った
     北極ラーメン:800円 辛さ9 温かいラーメンの中ではもっとも辛い
     冷やし味噌ラーメン:770円 辛さ10 もはやラーメンではない
     蒙古丼:800円 辛さ5 蒙古タンメンの上の具を、ご飯に乗っけてみました

特記事項:辛いメニューを食べた後は、お腹の調子及び
     トイレに注意

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3513614.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3513619.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3513622.jpg

普通なのが豚骨、コーンが乗ってるのは豚骨塩ラーメンです
大分県に近い方は是非 麺が細くて食べやすいです

貴音「さて、本日のノルマの3店舗を回り終えました
   いかがでしたか?響」

響 「もう辛いのはこりごりだぞ!」

貴音「プロデューサーは、あまりにも辛い物を食べ過ぎた影響で
   倒れました」

響 「犠牲になったのだ!」

貴音「本日は二十郎、火頭山、蒙古タンメン中卒と回りましたが、
   それぞれが別の方向を目指す、どれもまったく似ていないらぁめんでした」

響 「もう突き抜けちゃってるさー!」

貴音「次回は一体どのような出逢いがあるのでしょうか」

響 「プロデューサーから伝言だぞ!
   次回は変わり種のらぁめんを用意しておく、って!」

貴音「はて、変わり種とはなんでしょうか
   それでは、次回も新しい出逢いがあると信じて、今週は一旦お別れです」

>>299
うまそう・・・

響 「番組の意見や感想があったら、
   遠慮しないでこの番号まで連絡くれよな!」

貴音「めぇる、お電話、お葉書でのご連絡等お待ちしております」

響 「最終回は、来週の月曜日、19:00から、同じチャンネルで放映するぞ!」

貴音「皆様、宜しければ来週もお付き合い下さいませ」


響 「それじゃ、貴音と響のらぁめん探訪!」

貴音「また来週、お会い致しましょう」



監督「はい、かぁーっと!」

最終回か…

>>302
宝来軒って店
場所によっては片方の店舗から1kmも離れてないところに別の店舗あったり

>>304
え?

監督「いやー響くん!元気一杯だねぇ!
   いい絵が撮れたってもんだ!」

響 「へへっ、自分完璧だから、あれぐらいなんくるないさー!」

貴音「監督、ところでプロデューサーの様態は、いかがでしょうか」

監督「それに関してなんだが
   今一番つらい状況らしい
   オレっちには何も出来ないが、
   峠を超えるまで、せめて見守ってやってくれや」

貴音「はい、わかりました」

響 「うぅ、プロデューサー!頑張るんだぞー!」



P 「お腹が・・・うぐぉっ?!
  痛た・・・あぎぃっ?!」

~本放送後~

律子「プロデューサー殿?お荷物ですよー」

P 「出会い頭にひどくないか?」

律子「いえ、プロデューサー殿宛にお荷物が届いたんですよ」

P 「なんだろう・・・はぁ?ヨーグルト?」

律子「この前放送した時に食べてたヨーグルト、
   あれ雹印のヨーグルトだったみたいで、
   あの放送の影響でちょっとしたヨーグルトブーム見たいですよ」

P 「まじか・・・
  なぁ、黒烏龍茶は来てないのか?」

律子「あんまり横着してるといけませんよ?
   ちなみに、黒烏龍茶は貴音が持って行きました」

P 「なんと!」

~同日 某事務所~

?「ふっふっふ・・・はーっはっはっは!
  ついに!ついに見つけたぞ765プロ!」

冬馬「急に帰ってきたと思ったら、テンション高いな」

?「なんだ、羅刹ではないか」

冬馬「羅刹じゃねーってーの!
  それよりも、ジュピターでラーメン食ってきたぜ」

?「つまらん、そんなことか
  それよりも、もっと面白い情報があるぞ
  なんと、あの憎き765プロのプロデューサーが、
  逢引している現場を発見したのだ!」

冬馬「はぁ?!おいおい、あの鈍感野郎が逢引?!」

?「セレブである私に不可能はない
  そして今日から、事務所付きのパパラッチを仕向ける
  さて、何日で765プロの化けの皮が剥がれるかな?
  はーっはっはっは!はーっはっはっはっはは!」

~収録日当日 朝~

真 「おはようございます!!!」

P 「おはよう!真!」

真 「おっ、今日は元気いいですね!」

P 「なんか運動し始めてから、最近目覚めがいいんだ
  これも真のお陰だな」

真 「そうですよ!
   運動すれば落ち込んだ気分も直るし、
   ダイエットにも効果的なんです!」

P 「よし、じゃあ今日も気合いれて走るか!」

真 「そうですね・・・プロデューサーも最近体力ついてきたし、
   折角だからスポーツとかしませんか?」

P 「そうだな・・・お、あんな所にテニスコートがあるぞ」

真 「プロデューサー・・・ボクにテニスを挑むなんて、勇気がありますね
   ボクは一時期テニスのプリンスって言われてたんですよ!」

P 「それはよかった、初心者同士で打ち合いしなくて済むんだからな」

真 「へへっ、覚悟してくださいねっ!プロデューサー!」

3/3日目 神奈川県 鶴見
貴音「貴音と」

P 「プロデューサーの」

P・貴音「らぁめん探訪!」

貴音「皆様、ごきげんよう
   四条貴音でございます」

P 「貴音のプロデューサーです」

律子「皆さんこんにちは
   竜宮小町のプロデューサーにして元アイドル、
   765プロ一の論理派、秋月律子です」

貴音「本日は神奈川県、鶴見で収録しております」

律子「で、プロデューサー殿?
   なんでアイドルでも無い私が呼ばれたんですか?」

P 「んなもん、監督に聞いてくれ
  なんでも元ファンだったとか」

貴音「もしかして、そのためにこの企画をOKしたんじゃ・・・」

P 「さぁ、細かい所は気にしないで行ってみよう!」

貴音「そういえば律子嬢は、幸薬苑で何を頼んだのでしたか」

律子「確か、味噌野菜らーめんね
   って、それを聞いてくるってことは、
   もしかして味噌野菜ラーメン系のお店ってこと?」

P 「あぁ、二十郎だ」

律子「二十郎ですかー
   あそこは味噌こそ無いけど野菜がたっぷり入ってて、
   味噌野菜ラーメンに通じるものが
   ってこらぁっ!」

貴音「これが本場ののりつっこみ、ですね」

P 「あぁ、覚えておけよ
  後で必要になるかもしれん」

律子「そんな必要後にも先にもありません!
   ほらさっさと!今日の取材場所に連れてって下さい!」

P 「ということで、こちらが二十郎 鶴見店だ」

律子「とんでもない所で営業してるわねー
   周りは道路で、人なんて集まりそうにも無いじゃない
   飲食店は、人通りが多い所で営業するのが鉄則よ」

貴音「確かに律子嬢の言う通りです
   しかし、二十郎はただの飲食店ではありません!」

律子「どういうこと?」

P 「二十郎にはな、遠くからでも人がやってくるような
  魔力がこめられているんだ
  人が居るから二十郎があるんじゃない
  二郎があるから、行列が出来るんだ!」

律子「なるほど、確かに予想に反して人が居るわね
   つまり、二十郎はそこに存在するだけで
   ランドマークとなり得る、という事かしら」

貴音「私達も、いつかはそのような存在になりたいですね」

P 「あぁ、俺たちにならなれるさ・・・」

律子「二人共・・・微力ながら、私も協力するわ」

貴音「・・・せーの」

P・律子・貴音「アイドルマスター!」

P 「さて、じゃあ早速注文してみよう」

貴音「私は大豚Wでお願いします」

P 「うーん、実はここでは大豚Wはお勧め出来ない」

貴音「なんと!」

律子「何か理由があるんですか?」

P 「そうだな・・・折角だ、頼んでみるか?貴音」

貴音「はて、なぜ私が選ばれたのでしょう」

律子「折角だから、3人で大豚Wとやらを頼みましょうよ」

P 「何が折角なんだよ・・・」

貴音「プロデューサー、あの張り紙をご覧下さい」

P 「良い所に気づいたな、貴音」

律子「なになに?ヤサイマシマシはご遠慮下さい?」

P 「そうだ、鶴見店では、ヤサイマシマシは出来ない
  ヤサイマシはかろうじて可能だ」

貴音「はて、何か理由があるのでしょうか」

P 「基本、ヤサイというのは無料トッピングだからな
  無料トッピングを頼まれれば頼まれる程、経営は苦しくなる」

律子「それでも、もやしなんて安いですから
   マシマシでもいい気はしますけど」

P 「鶴見店はな、もやしとキャベツの割合が3対7なんだ」

貴音「なんと!7対3ではなく!」

P 「あぁ、キャベツのほうが多い」

貴音「それはなんと・・・早く食べたくなって参りました!」

店主「一番右の方」

貴音「ヤサイマシアブラ」


店主「中の方」

律子「にんにくでお願いします」


店主「左の方」

P 「ニンニクマシ」


P 「なんだ、律子コール出来るんじゃないか」

律子「えぇ、無様な姿を見せないよう、練習してきましたから」

貴音「ところで、プロデューサーはなぜヤサイマシにしなかったのですか」

P 「そろそろわかるよ」

店主「はいよ」ドンッ ドンッ ドンッ

P 「皆、立て」

律子「えっ、はい」

P 「立った状態で、器を手前に移動するんだ」

貴音「プロデューサー、異常事態です
   すぅぷが今にも溢れそうです」

律子「むしろ、もう溢れてない?」

P 「そういうもんだ
  しょうがない、手本を見せよう
  まず、器を指先だけを使って持つ
  あ、熱っ」

律子「あれは、どうやっても溢れるわよ」

P 「ふー、なんとか手前に置けたな」

貴音「プロデューサー!すぅぷがどんどんこぼれていきます!」

P 「あぁ、なぜか鶴見店は机が傾いている
  ついでに、椅子も急に傾いて壊れるときがあるぞ」

律子「プロデューサー殿!こぼれたスープが椅子に垂れそうです!」

P 「あぁ、だから立てって言ったんだ
  こういう時はだな・・・
  机の上の布巾で、堤防を作る!」

貴音「面妖な」

P 「これをしばらくしていれば、スープの溢れは止まり
  落ち着いて食べれるようになる」

貴音「律子嬢、私共も行なってみましょう」

律子「えぇ、プロデューサー殿ばっかりに格好いい所は見せられないわ!」

P 「ちなみにこぼれたスープは左に流れるから、
  つまり全部俺の方に来るわけだ」

貴音「面妖なっ!布巾が油まみれなどとっ!」

P 「俺は、鶴見店の布巾が油でギトギトじゃない時を知らない」

律子「ひどい目に遭ったわ」

P 「らぁめん小を選ぶ、豚増しをしない、
  この2つのうち、どちらかをすればスープ溢れは起こらないんだ」

貴音「小を選ぶと、器が小さくなって逆に溢れやすくなるのでは?」

P 「残念だが、鶴見店には器は一種類しか無いんだ」

律子「つまり、大を選んでも器の大きさは変わらないから・・・」

P 「そう、キャパシティを超えて溢れやすくなる」

貴音「食い意地が張っていると、大変な目に合うということですか」

P 「実際そうだから困る」

律子「色々大変ね、この鶴見店というのは」

P 「あぁ、だがこういうアトラクションをやらせる為だけに
  鶴見店を選んだんじゃないぞ」

貴音「なるほど、プロデューサーは鶴見店の味に自信を持っているのですね」

P 「そういうこった
  まぁ落ち着いて食べてくれ」

律子「ぱくぱく ちゅるる」

貴音「ひょいぱく ひょいぱく」

P 「どうだ?」

律子「想像していた二十郎の味とは違くて
   柔らかい美味しい味です」

貴音「味だけならば、大宮の
   神二十郎の時にも引けを取らないと思います」

P 「だろう、なぜか味は美味い
  乳化してるからか?それはよくわからんが」

貴音「後は麺がもう少々固ければ、最高の二十郎です」

律子「私はこれで満足だわ、麺の固さもちょうどいいもの」

貴音「律子嬢、本日二十郎を食べて、思う所はありましたか」

律子「最初のぐだぐだから始まった時は
   どうなることかと思いましたけど、
   美味しいらぁめんにありつけてそこは良かった
   ただ、スープが溢れるのとギトギトの布巾はダメダメですね
   そこを何とかしたら、もっと繁盛店になるのに、勿体無い」

P 「確かに、鶴見に来た人は皆が思うことだよな」

貴音「味は真、美味ですが」

律子「二十郎というブランド力と、このらぁめんの味があるから
   お客様は来ています
   器や布巾がギトギトなのは瑣末な問題なのかもしれないですね」

P 「だが、それを味わった客が不快に思うのもまた事実だ」

貴音「美味なるらぁめんを頂いた後は、快く帰宅したいものです」

律子「ところでプロデューサー殿?
   どこかに水道無いかしら」

P 「外にセブンイレブンがあるから、
  お手洗いを借りて来たらいいと思うぞ」

貴音「律子嬢、プロデューサー、どうぞ」

律子「ありがとう」

P 「おう、ありがとう」

律子「ごくごく・・・
   わ!美味しい!」

貴音「その顔を見るのも、二十郎を勧める際の楽しみの一つです」

P 「トリイサンの黒烏龍茶は二十郎にぴったりだからな」

律子「それではプロデューサー殿、貴音、本日はありがとう」

貴音「こちらこそ、ゲストに来て頂きありがたく存じます」

P 「それでは、ゲストの秋月律子さんでした」

律子「皆さん!竜宮小町、竜宮小町をどうか宜しくお願いしますねー!」

P 「プロデューサー根性に溢れてるな」

P 「だいぶ北に移動したな」

貴音「はい、私達は今、栃木県宇都宮市に赴いております」

P 「まだ関東と言っても寒いな」

貴音「栃木県は盆地ですから・・・
   ところで、前回プロデューサーは変わり種を用意した、と
   仰っておりましたが、どのようならぁめんでしょうか」

P 「あぁ、かいつまんで言うと、見て楽しめるらぁめんだ
  と、その前に、ゲストを紹介しよう
  おーい」

美希「はいなのー!ハニ~♪」


監督「かぁーっと!」

店舗情報を書き忘れてしまった

ラーメン二十郎 鶴見店

営業時間 平日  11:30~14:15 18:00~24:15
     土日祝 11:30~15:00 18:00~24:15
 ※雨が振ると休日の可能性大

メニュー ラーメン小:600円
     ラーメン小豚:700円
     ラーメン小豚W:800円
     ラーメン大:700円
     ラーメン大豚:790円
     ラーメン大豚W:900円
     ビール:500円

特記事項
・一気に12人分程作る為、行列の前進が遅い
・大豚Wを頼むと、スープが溢れる可能性が高い
・ヤサイマシマシは不可(マシは可能)

美希編きたあああああああああああああ

P 「美希、ちょっとこっちこい」

美希「ミキ、何か悪いことした?」

P 「ハニーはまずい、ハニーは
  スキャンダルをもみ消す!って意義もある放送で、
  新たなスキャンダルなんか作ったら伝説になるぞ」

美希「伝説になるの?」

P 「いや、ならないから安心しろ
  いつもどおり、プロデューサーで頼む」

美希「いつもだったら、ハニーでいいと思うな」

P 「おっけ、今だけ頑張ってプロデューサーで通してくれ」

美希「はいなのー」

P 「監督さん!こっちおっけーです!」

監督「次は気をつけろよっ!!」

P 「だいぶ、北に移動したよな」

貴音「はい、私達はただ今、栃木県宇都宮市に赴いております」

P 「栃木県は関東、と言っても、非常に冷えるな」

貴音「栃木県は盆地ですから・・・
   ところで、前回プロデューサーは変わり種を用意した、と
   伝言を残しておりましたが、どのようならぁめんなのでしょうか」

P 「かいつまんで言うとだな、見て楽しめるらぁめんだ
  と、その前にゲストを紹介するぞ
  おーい!」

美希「はいなの!プロデューサー!」

貴音「美希ですか
   確か美希はらぁめんに興味なかったのでは?」

P 「あぁ、興味なさそうだった
  だから、今回は興味が持てるようならぁめん屋を用意したぞ!」

美希「すごーい!さっすが・・・プロデューサーなの!」

P 「それも、こんな寒い日にうってつけの、な」

P 「ということで、今回は石焼らーめん炎山にお邪魔しています」

貴音「石焼らぁめん・・・でしょうか」

P 「そう、石焼きビビンバのらぁめん版みたいなもんだ」

美希「石焼だと、何かいいことあるの?」

P 「そうだなぁ、しいていうなら、時間がたっても
  スープが熱々って事かな」

貴音「らぁめんは熱が冷めると、基本的に味が落ちます
   例え食すのが遅くとも、長時間すぅぷが熱いならば
   味の低下が抑えられるのですね」

P 「あぁ、それに味も美味いぞ、保証する
  ただ、問題があってな・・・
  いつまでも熱いから、猫舌の奴には向かないんだ
  美希は猫舌じゃないよな」

美希「うん、猫舌じゃないよ」ペロッ

P 「そうか、それは良かった」

P 「さて、メニューだが、何を選ぶ?」

貴音「そうですね
   プロデューサーのお勧めは何かございますか」

P 「お勧めはなんといっても、石焼野菜らぁめんだな
  これは、醤油、塩、豚骨、味噌の4種類から選べるぞ」

美希「ミキは、この塩がいいって思うな」

貴音「では私は、豚骨を頂きましょう」

P 「それじゃあ俺は醤油だな」

美希「ハ・・・プロデューサー、なんか紙が来たの」

貴音「面妖な・・・どこかの方言が書いてあります」

P 「栃木弁というやつだな
  栃木県の南部はそれほど訛っていないんだが、
  栃木県の北部に行くとはっきりわかる程なまりが出てくる」

美希「どんなことが、書いてあるの?」

P 「炎山のらぁめんを食べる手順について、だな」

美希「食べ方に手順があるなんて、なんかめんどくさいね」

P 「いやいや、それほどめんどくさくないぞ
  今回は俺がレクチャーしてやるから、大船に乗ったつもりでいろ!」

貴音「えぇ、それでは宜しくお願いしますね」

美希「プロデューサー♪」

貴音「プロデューサー、来ました」

P 「俺も石焼らぁめん自体は久方ぶりだから、楽しみだな」

美希「ん?なにこれ
   石鍋に麺と具材だけ入ってて、スープが入ってないの」

P 「これはな、隣にあるスープを店員さんが入れてくれるんだ
  俺たちは、さっき貰った説明が書いてある紙をだな
  こんな風に、鍋のちかくに立てて、
  飛沫が飛んでこないようにガードする」

貴音「これで宜しいでしょうか」

P 「上出来だ」

美希「店員さん!もうスープ入れちゃっていいよ!」

貴音「では、最初は美希のらぁめんから入れて貰いましょう」

美希「ミキが最初でいいの?やったやったやったぁ!」

はしゃいでる美希可愛いくびれたまらん

参考”動画”:ttp://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=SdLn5xikId0

美希「わあっ!すごいぐつぐつっていってるの!」

貴音「これは見るからに熱そうですね・・・」

P 「熱いぞ
  だから絶対に、石鍋には触れるなよ」

美希「わかったの」

貴音「店員殿、次は私のをお入れ下さい」

P 「貴音も見てて、やりたくなったか
  ちなみに、スープを入れて2分ぐらい
  大体ぐつぐつ言わなくなった頃が食べごろだな」

貴音「あなた様っ!面妖な!
   ぐつぐつ沸騰しておりますっ!」

P 「!」

監督「(セーフセーフ)」

あなた様、一緒にらぁめんについて盛り上がりましょう

美希ね、黒歴史とかかんけーないと思うな
理由はなんだろうとキラキラしてる人が一番だと思うの

貴音「面妖なっ!面妖なっ!」

美希「そろそろ落ち着いてきたの」


P 「店員さん、俺のにもお願いします」

店員「はい」スー

シーン

貴音「面妖な・・・」

美希「いきなり落ち着いてるの」

P 「時々、なぜか、沸騰、しない
  おそらく石鍋の温め時間が少なかったのか、
  放置時間が長かったのかのどちらかだろう」

貴音「プロデューサー・・・」

P 「稀にこういうことがあるんだよな・・・
  参っちゃうよなホント・・・はは」

美希「プロデューサー、もう食べていい?」

P 「ん、ああ・・・落ち込んでる場合じゃないな
  もちろん、食べていいぞ
  ただ、これも食べ方があってな」

美希「食べ方とかめんどくさーい」

P 「食べ方といっても、”安全な”食べ方だ
  失敗するとやけどするから気をつけろよ」

美希「はぁーい」

P 「といっても簡単だ、食べる時はこの小皿に移してから食べる
  それだけだ
  石鍋から直接食べると、絶対にやけどするぞ
  あんなふうに」

貴音「熱っ!熱っ!」

P 「食い意地はるなってことだな
  おい貴音、聞いてたか」

美希「分かったの!」

>貴音「熱っ!熱っ!」
クッソワロタwwwwwwwwwwwww卑怯すぎwwwwwwwwwwww

あんたもあんたで結構な時間張り付いてるよなこのスレに

>>394
面白いからね
結局離れたのは外食に行った時だけか

貴音「美味しゅうございます」ひょいぱく

P 「それは良かった
  貴音が重篤なやけどを負わなくて良かったよ」

美希「ずっと熱いままかと思ってたけど、
   こうやってお皿にとって食べたら
   簡単に食べやすい温度に出来るね!」

P 「そういえばそうだな、気が付かなかった
  これで、2つのブレがなければ個人的に最高なんだがなぁ」

貴音「ぶれ、でございますか」

P 「あぁ、1つはさっきの石鍋の温度」

美希「意外としゅーねん深いの」

美希「もう1つは?」

P 「もう1つは・・・肉、だ」

貴音「肉、でございますか
   ぶれと申しましても、私が食した肉は
   どれも美味でございましたが」

P 「味のブレじゃないんだよ・・・
  数にブレがあるんだよ」

美希「へー」

P 「基本的に、一つの鍋に0~5個の肉が入っている
  ちなみに俺のは、さっきから探してるんだが無いようだ」

貴音「なんと!」

美希「それは仕方ないの
   運が無かったって思うな」

貴音「プロデューサー、もしかしたら醤油味には
   肉が入っていないという可能性もございます」

P 「そうだな、きっとそうに違いない」

貴音「プロデューサー、この白米はどのようにしたら良いのでしょう」

美希「きっと石鍋の中に放り込むんだと思うな」

P 「お、勘がいいな その通りだ」

貴音「白米を、らぁめんのすぅぷの中に?!」

P 「鍋をした後の、締めのおじやみたいな感じで
  これはこれで結構美味いぞ!」

貴音「ふむ、らぁめんとして楽しみ、おじやとしても楽しめる
   二度の楽しみが、この石焼らぁめんには詰まっているのですね」

貴音「美希、本日は石焼らぁめんを食し、思う所はありましたか」

美希「ミキね、あんまりらぁめんには興味ないんだけど、
   石焼らぁめんみたいに楽しくお喋りしながら食べるのは
   悪くないって思うな
   ミキ的には、また皆でらぁめんを食べに来て、
   千早さんとかを驚かせたりしたい!」

P 「想像したより美希や貴音が喜んでくれたのは嬉しい誤算だったな」

貴音「味も美味でしたし、私は言うことはございません」

P 「栃木県を中心に、どんどんチェーン店を広げてる
  石焼らーめん炎山、東京に進出する日も近いな」

美希「事務所の近くにできたら、一緒に行こうね!」

貴音「そうですね、美希」

貴音「美希、プロデューサー、どうぞ」

美希「ありがとなの!」

P 「おう、毎度悪いな」

貴音「今回はそれほど油っこいらぁめんでは無かったので、
   飲む必要性が感じられません」

P 「そんなことないぞ、らぁめんっていうのは
  結構油を使ってるからな」

美希「ご飯食べたら、眠くなっちゃったの あふぅ
   黒烏龍茶は起きたら飲んでいい?」

P 「おう、構わないぞ」

貴音「今回のゲストは、マイペースアイドル星井美希さんでした」

美希「トリイサン、ばいばーい!」

貴音「さて、残るは最後の店舗になりました」

P 「思えば遠くまで来たもんだ」

貴音「地理的にはそこまで遠くではございません、
   神奈川県は横浜西口」

P 「それでは今回のゲストは、この子だー!」

やよい「うっうー!ゲストにお誘い頂き、ありがとーございます!」

貴音「最後にやよいでしたか」

P 「あぁ、そしてやよいってことは、もう既に行く所が
  バレているかもしれないな」

やよい「うー?なんですかー?」

貴音「えぇ、やよいといえば・・・あそこしかございません」

P 「というわけで、やって参りました一颪堂 横浜西口店」

貴音「やはりこちらでしたか」

P 「ところで、先ほど紹介した石焼らーめん炎山の紹介を忘れてたんだが」

貴音「宜しいのでは?店舗によって異なる、でしょうし」

P 「そうだな」

やよい「あのー、なんで私と言ったら、このお店なんですかー?」

P 「よし、じゃあそこら辺の説明も含めて、まずは注文しようか」

店舗ガラス張り参考画像:ttp://www.ippudo.com/store/img/pht_yokohama-nishi.jpg

貴音「一風堂は、確か豚骨らぁめんでしたね」

P 「そう、そして、味は大別して4種類
  豚骨の味がシンプルな白丸元味と、
  醤油と辛味噌の味が香る赤丸新味、
  白丸ベースのスープに肉味噌をトッピングしたからか麺、
  最後に、かさね味だ」

やよい「かさね味って、なんですかー?」

P 「なんだろうな
  俺が聞いた時は、赤丸と白丸を
  絶妙に調合してできたもの、と聞いたが・・・」

貴音「かさね味は、数ある一颪堂の店舗でも
   銀座、町田、高崎、そしてここでしか食すことが出来ない
   店舗限定の味なのです」

やよい「そうなんですかー?すごいですー!」

P 「やよいは何か食べたいの決まったか?」

やよい「そうですねー、一番安いのがいいかなーって」

P 「それじゃ、俺は白丸、貴音は赤丸、
  やよいはかさね味でいいな」

やよい「だめですよ!プロデューサーさん!
    かさね味は一番高いじゃないですか!」

P 「大丈夫だ、今回は一颪堂のご好意で、
  お金はかからないことになってるんだ」

貴音「それは本当ですか?!」

P 「やよいの分だけな」

貴音「いけずです・・・」

P 「そういう訳で、やよいは遠慮せずに味わっていいんだからな」

やよい「うー、プロデューサーがそういうなら、
    思いっきり味わいます!」

P 「じゃあ白、赤、かさねで注文するからぞ」

貴音「プロデューサー、注文もすみましたし、そろそろあれを」

やよい「あれですかー?」

P 「そうだな
  やよい、ちょっとこの箱を見てくれ」

やよい「はーい」

パカッ

やよい「こ、これは・・・!」

P 「もやしだ
  食べ放題もやし、しかもロハだ」

やよい「ロハ?」

貴音「無料ということです、やよい」

やよい「本当ですかっ?!」

P 「ちなみに、このもやしは一颪堂特製のタレで味付けしてある
  美味いぞー!」

貴音「さすがに全て食い荒らすのも如何かと思いますが
   らぁめんが来るまでの間に食べるのが良いでしょう」

やよい「食べていいですかっ?!」

P 「食え、好きなだけ」

やよい「はむ・・・」

P 「どうしたんだ?やよい」

やよい「どんな調味料が使われてるのかなーって
    わかったら、家族にも食べさせたいんです!」

P 「いつでも家族思いなんだな・・・」


貴音「私も頂きましょう」

貴音「おや、もう来ました」

P 「さすが早いな」

やよい「うー、まだもやしの謎が解けてませんー」


P 「貴音、そういえば言っておくことがあった」

貴音「なんでしょうか」ひょいぱく ひょいぱく カタメー

P 「替え玉は2回までな」

貴音「なんと!
   それでは心ゆくまで堪能出来かねます!」

P 「こういっておかないと、貴音はいくらでも食うからな」


やよい「らぁめん・・・ずるずる
    うっうー!美味しいですー!」


P 「貴音も、あんなふうに一口を楽しもう」

貴音「替え玉が一枚・・・替え玉が2枚・・・もう無い・・・」


P 「やよい、美味しかったか」

やよい「はい!もやしも、らぁめんも、すっごい美味しかったです!」

P 「貴音も落ち込んでないでこっちこい!」

貴音「落ち込んでなぞおりません!」

P 「味はどうだった?」

貴音「えぇ、真、美味でした」

P 「やはり、一颪堂は美味いな」

貴音「えぇ、至って普通に見える豚骨らぁめん・・・
   しかして、日本を飛び越えて海外まで展開しているとは」

P 「一体なにが受けて何が受けないのか」

貴音「私共には、まだ理解が足りないのかもしれませんね」

貴音「やよい、一颪堂のらぁめんを食べて、思う所はありますか」

やよい「えーっと、ゲストに呼ばれて、その上
    らぁめんも食べさせてもらって、嬉しいなーって!
    よくある無料トッピングだと、しば漬けや紅しょうがとかが
    多いんだけど、もやし、しかもちゃんと味付けしてある
    おいしーいもやしを無料でおいてて、
    お客様へのサービスが高いなーって思いました!」

P 「やよいの言うとおり、適当に買ってきた業務用のものではなく、
  一颪堂でしか食べられないものを用意しておく、
  この部分はサービスとして非常に高レベルにあるだろう」

貴音「店員の声出し等も、しっかりハキハキと喋っており、
   こちらに不快感を与えず、逆に心地よい気持ちにしてくれます」


P 「日本を超えて、世界に出ていくらぁめんというのは
  サービスもしっかりしているんだな」

やよい「あー!それアイドルにも同じこと言えますよねー!
    歌が上手いだけじゃなくて、ファンサービスとかも出来る人が、
    トップアイドルになるんだと思いますー!」

貴音「やよい、プロデューサー、どうぞ」

やよい「ありがとーございますー!」

P 「おう、ありがと」

やよい「これはなんですかー?」

貴音「トリイサンの黒烏龍茶ですよ、やよい」

P 「食べたものが、お肉にならないように防いでくれるんだ」

やよい「そーなんですかー?すごいですー!」

貴音「あと、これもお渡しします」

やよい「あっ、これはあの、ホットもやしソース(4本入1,680円)ですねー!」

P 「おうちに帰ったら、家族に食べさせてあげなさい」

やよい「はいー!今日は本当に、本当にありがとーございました!」

貴音「以上、高槻やよいさんでした」

やよい「視聴者の皆さんも、ありがとーございましたー!」

一颪堂
営業時間 店舗による
定休日 店舗による

メニュー 白丸元味
     赤丸元味
     からか麺
     かさね味(銀座、横浜西口、町田、高崎限定)
     替え玉

特記事項
ほぼ全国的に展開しており、
その県には無くとも隣の県にはあるんじゃないかというぐらい分布している
海外にも展開しており、これからの成長に期待が持てる

ごめんな・・・伊織・・・雪歩・・・

貴音「さて、本日のノルマの3店舗を回り終えました
   いかがでしたか、プロデューサー」

P 「今回の3店舗は、味、と言うよりサービスを中心に見ていったと思う」

貴音「二十郎 鶴見店、石焼らーめん炎山、一風堂・・・
   さぁびすとは何か、というのを考えさせられました」

P 「この三週間で回った、10店舗・・・
  二十郎 大宮・赤羽・品川・鶴見、 天上一品、 ジャンクガレージ、
  火頭山、 蒙古タンメン中卒、 石焼らーめん炎山、一颪堂」

貴音「もっと回っていたと思っておりましたが、
   10店舗しか回って居なかったのですね」

P 「それぞれ、良い所や欠点が目立つ所、色々あったと思う
  だが、それがらぁめんだ、と俺は思う
  誰から見ても、全てが完璧な、らぁめんなんて無いんだ」

貴音「今回の探訪で、そのことが良くわかりました」

P 「人の好みは千差万別、
  その人にあったらぁめんが必ずあるはず」

貴音「だから、私達は探すのですね
   自分に合う、究極の一杯を」

貴音「貴音とプロデューサーのらぁめん探訪は、今回が最終回となります
   ですが、私達のらぁめん探訪は終わりません」

P 「番組の意見や感想、素晴らしいらぁめん情報等がございましたら、
  以下に表示されている番号までご連絡下さい」

貴音「皆様、宜しければ私達のらぁめん探訪にお付き合い下さいませ」


P 「それでは、貴音とプロデューサーのらぁめん探訪」

貴音「またいつか、お会い致しましょう」



監督「はい、かぁーっと!」

~エピローグ~

P 「いやー、全くあの時はどうなるかと思いましたよ」

社長「またまた、キミは謙遜が上手いねー
   私はキミがうまくやってくれる、そう信じてたよ」

P 「いえ、アイドルでもなんでもない私が、
  アイドルと一緒にレポーターをやるなんて
  一歩間違えれば炎上してましたよ?」

社長「そこなんだが・・・キミ、これを期に
   俳優業なんかに手を出したり・・・なんて気はないか?」

P 「ありませんよ!
  私はあくまでプロデューサーですから!
  テレビに映るのは得意じゃないんですよ」

社長「そうか、それは実に残念だ」

律子「プロデューサー殿ー!」

社長「おや、律子君!慌ててどうしたんだい」

律子「それが、プロデューサー宛にファンレターが来てまして・・・」

P 「またか、今度は前回は2枚だったから、今回は4枚ぐらいか?」

律子「今度は、ダンボール3箱分です」

P 「ほぁっ?!」

社長「おおっ!それは素晴らしい!
   どうだねキミ、これだけの声援があれば、
   俳優、いや、アイドルにすらなれるとは思わないか?」

P 「いやいや、無いですって!
  気の迷い、若気の至りですっ!」

社長「ううむ、残念だが・・・
   キミさえ良ければ、いつでも席は開いているんだよ
   そこを、忘れないでくれたまえ」

小鳥「ピヨー!!」

社長「音無君!音無君まで一体どうしたんだね?」

小鳥「そ、それが、社長
   こんな動画が炎上してまして・・・」


P 「・・・おい、これは
  俺と真がテニスしてる動画じゃないか!」

律子「なんかデ・ジャ・ヴュを感じます」

小鳥「この動画のせいで、真ちゃんとプロデューサーさんが
   デートしているように勘違いされますね」

P 「くっ・・・961プロめ・・・!」



社長「・・・おおっ!ピンと来た!」

P 「本当ですか?!」

社長「あぁ、いい案を思いついたよ
   プロデューサーとのデート疑惑を払拭しつつ、
   真君がスポーツをすることで宣伝をする、一石二鳥の案がね」

--終わり--

4/3日目 神奈川県 横浜駅

貴音「あなた様・・・一体このような所で、何をなさるのでしょうか」

P 「仕事とか関係無しに、貴音とらぁめんが食べたくなった
  それだけだ」

貴音「ふふ、私もあなた様とらぁめんが食べとうございます」

P 「先に断っておくがこれはただのわがままだ
  ただの自己満足だし、決して面白い話を書こう等とは思っていない
  エピローグは無事に終わった

  それでもいい、俺のわがままについてきてくれるというなら、
  ・・・ついてきてくれないか」

貴音「・・・わかりました」

貴音「あなた様・・・夜の横浜は、情緒がございますね」

P 「・・・」

貴音「あなた様、こちらの方面は、もしや
   一颪堂への道ではございませんか」

P 「よく覚えてるな
  だが、目的地は一颪堂じゃあないんだ」

貴音「ふむ、他のらぁめん屋でしょうか」

P 「・・・月が見えないな」

貴音「横浜ですから」

貴音「こちらですか」

P 「あぁ、一颪堂の道路を挟んで向かい側にあるらぁめん屋
  とんこつらぁめんの、よかとこ」

貴音「・・・」

P 「聞いたことないだろう
  チェーン店でもないし、有名でも無いしな」

貴音「この水車は、何に使う物なのでしょうか」

P 「さぁ、俺も動いている所を見たことはない」

P 「俺はいつもここで、つけ麺を食べていた」

貴音「本日もそれを食されるのですか」

P 「そのつもりだよ」

貴音「では、私も同じ物を頂きとうございます」

P 「ここのつけ麺はな、つけ汁が二種類出てくるんだ
  たしか豚骨醤油味と、塩味の二種類だった」

貴音「ここには結構いらっしゃったんですか」

P 「前の会社の時に、何度も通ったよ」

貴音「それでは、ここのらぁめんも期待が持てる、という事でしょうか」

P 「わからない」

P 「この店は、お昼ごろになるとタイムサービスで、
  500円で醤油とんこつらぁめんと半チャーハンが食べられたんだ
  美味しかった」

貴音「・・・」

P 「よかとこには、何度も通った
  雨の日も、風の日も、
  会社でミスして落ち込んでいるときも、
  プロジェクトが順調に進んでいるときも、
  いつだってよかとこに通った」

貴音「なるほど・・・
   この店の味が、あなた様にとっては
   究極の味、という事なのですね」

P 「さすが貴音だな、なんでもお見通しだ」

貴音「あなた様にとっては究極の味ですが、
   他の人にとっては一般的な味かもしれない」

P 「そう、だな」

貴音「それで、今日はなぜ私をお選びになったのですか?」

P 「さぁ・・・今の貴音なら、
  その理由もわかると思ったんだがな」

貴音「私は、あなた様の口から聞きたいのです」

P 「・・・俺が究極の味だ、と思ったらぁめんを、
  貴音にも食べて貰いたい
  ただ、それだけだ」

貴音「はい、ただそれだけで、私は嬉しゅうございます」

P 「貴音・・・ありがとう」

貴音「あなた様、つけ麺が来ました」

P 「あぁ、醤油とんこつと、塩の二種類のスープ」

貴音「いただきます」

・・・

貴音「醤油とんこつは、麺と絡んで濃厚な味が出ています
   毎日通うのも、頷ける味でございますね」

P 「そうだったな・・・」

貴音「塩は・・・醤油とんこつの後に食したからか、
   口に残っている味にかき消され、
   大した味を感じられません」

P 「・・・」

貴音「あなた様の事ですから、醤油とんこつのつけ汁ばかりを
   お召し上がりになっていたのでしょう?」

P 「はは、やっぱり貴音には隠し事は出来ないな」

貴音「確かに、これは美味です
   これが、あなた様の究極の味なのですね」

P 「貴音自身は、どう感じた?」

貴音「あなた様が思う究極の味、それ自体は理解致しました
   しかし、私の思う究極の味のそれとは、また別物でありました」

P 「・・・そうか」

貴音「以上です」

P 「やっぱり、貴音と一緒に食べるらぁめんは格別だな」

貴音「はい、私も、あなた様と食すらぁめんは別格でございます」

ガランガラン

P 「ふー、やっぱり夜は冷えるな」

貴音「もう秋でございますから」

P 「今日、俺の究極の味を貴音に食べてもらって、すっきりしたよ」

貴音「左様でございますか」

P 「あぁ・・・貴音、今日は本当にありがとう」

貴音「いえ、礼には及びません・・・
   そうですね、私からもお願いがあるのですが、宜しいでしょうか」

P 「貴音からのお願いか・・・なんだ?」

貴音「あなた様は究極の味に出会えた・・・
   ですが、私はまだ究極の味に出会えてません
   そして、ここ数日あなた様とらぁめんを食し、
   私は確信致しました

   究極の味を知りつつも、
   様々ならぁめんを追い求めるあなた様といれば、
   私の追い求める究極のらぁめんに出会える、と

   あなた様のご迷惑でなければ、
   私が究極の味に出会えるまで、
   共に、歩んで、頂けませんでしょうか」

蛇足パートはこちらで終わりになります
まさか24時間まるっとかかるとは思いませんでした

貴音×らぁめんの構想を考えた時点で、
蛇足を書くことは決定していました

あくまで私の自己満足です


私の愛したよかとこは、2010年の今頃、廃業致しました

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