キラ「ねぇ、アムロ。パン早く買ってきてよ」(70)

キラ「さっき頼んだよね」

キラ「早くしてよ」

アムロ「そ、それくらい自分でしたらどうなんだ」

キラ「僕にそんな口利いていいと思ってるのかな」

ブライト「アムロ! キラ准将になんて口を利く!!」
ガスッ
アムロ「あぐっ!」

ブライト「准将。申し訳ない」

ブライト「私の指導が未熟だったばかりにこのようなことに」

キラ「大丈夫。気にしてないよ、ブライト」

キラ「ただこれからは部下の管理とか気を付けてね」

ブライト「ははっ。ほら、貴様も謝るんだ」
ゴリゴリ
アムロ「うぐぐっ。も、申し訳ありません……」

アムロ(くっ。こいつら……)

カミーユ「どうしたんですか、アムロさん」

カミーユ「不満そうな顔して」

アムロ「どうしたも、こうしたもないよ」

アムロ「キラの奴がまた幅を利かせてるんだぞ」

アムロ「こっちはたまったもんじゃないよ!」

カミーユ「はははっ。アムロさんは子供だな」

カミーユ「確かにキラ准将は嫌なところがあるかもしれない」

カミーユ「放っておけばいいんですよ、ああいう連中は」

カミーユ「ん?」

アスラン「おい、キラ。また良さそうな女を拾ってきたぞ」

キラ「ご苦労さん、アスラン」

フォウ「は、放せっ! 触るな!」

カミーユ「フォウじゃないか!」

キラ「へぇ、この子、フォウって言うのか」

アスラン「強化人間らしい」

キラ「気に食わないな」

カミーユ「待て! フォウに何をするつもりだ!?」

キラ「僕は強化人間とかいう類が大嫌いなんだよね」

キラ「だから本当はここで処刑するつもりだったんだけど」

キラ「君が可愛くなければね」

強引にフォウの服を脱がせるキラ。

フォウ「や、やめろ! そんな辱めを受ける憶え、あぁっ」

カミーユ「貴様ァ! いい加減にしろ! 修正してやる!」

バキッ
カミーユ「ぐあぁっ! こほっこほっ……」

キラ「やめてよね。カミーユが僕に適うわけないだろ?」

キラ「まったく、面倒増やさないでよね」

キラ「アスラン。カミーユとこのフォウって子を営倉にぶち込んでおいて」

アスラン「わかった」

キラ「僕は気分を壊したから」

キラ「気分転換がてら格納庫に行ってくるよ」

格納庫

ジュドー「よしっ、もうすぐ整備完了だ」

キラ「やぁ、ジュドー」

ジュドー「キラさんか。どうしたの?」

キラ「MSの様子見に来たんだ」

キラ「調子はどうだい?」

ジュドー「へへっ、ばっちりだよ」

ジュドー「見てよこのZZを。この俺が直々に整備しただけあって」

ジュドー「なんて輝いてるんでしょ。これでいつ敵が来てもへっちゃらってね」

キラ「そっか。それはすごいね」

キラ「それじゃ君の気が済んだとことで」

キラ「このZZとかいう鉄くず、そろそろ外に捨てていいかな?」

ジュドー「えっ」

ジュドー「ちょっと待ってよ!」

ジュドー「それってどういうことさ」

キラ「MSはストライクフリーダム一機さえあれば十分だよ」

キラ「こんな無駄に大きいだけのジャンクの塊」

キラ「艦に置くと重くなるだけさ。だから、ね?」

ジュドー「ふざけるな! そんな勝手な理屈で!」

キラ「いいのかい、艦長は僕だよ? 艦を降ろされたら妹を助けることができなくなるけど」

ジュドー「くっ!」

キラ「みなよアスランあの子卑猥な頭してるよ」

アスラン「確かに 女性としてどうかと思うな」

ヘンケン「・・・エマ」

エマ「いいのよ気にしてないから・・・」

キラ「欲求不満なのかな 僕ちょっと声かけてくるよ」

アスラン「お前も本当に物好きな奴だな」


キラ「元館長 ちょっと席譲ってくれないかな」

ヘンケン「いや、しかし・・・」

キラ「彼女にちょっと用事があるんだ 明日の朝には返すよ」

ヘンケン「・・・」プルプル

キラ「聞こえないのかな」

「「そこまでだ!」」

キラ「お前は・・・カツッ!!」

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