美希「ハニー!ミキ、果物屋を始めたの!」(80)

P「そ、そうか」

美希「でね、最初のお客さんはハニーにするって決めたの」

P「それは嬉しいな、で、何処でやっているんだ?」

美希「ここなの!」

P「...何もないじゃないか」

美希「よく見て欲しいの、ここに綺麗なメロンが二つもあるの!」ヌギヌギ

P「なっ!?」

美希「ハニーには特別に無料で食べさせてあげるの、だから、食・べ・て、なの!」

P「も、もし俺が断ったらどうする?」

美希「ミキのお客さんはハニーだけって決めてるから、その時は悲しいけど閉店するの」

P「そ、そうか」

美希「そうなの!」

P「じゃ、じゃあメロンをふたつもらおうかな...」

美希「好きなだけ堪能して欲しいの!」

P「ふぅ、ナイスメロンだったぜ」

美希「ハニーが満足してくれてとっても嬉しいの!」

P「また頼むよ」

美希「好きなときに利用して欲しいの!じゃあミキはオーディションに行ってくるの!」

P「あぁ、頑張ってこい!」

美希「ハニー分を満タンまで補充したから簡単なの!期待して待っているの!」

P「おう、期待してる!」

貴音「...」

貴音「突然ですがあなた様、果物はお好きしょうか?」

P「まぁ好き...かな?」

貴音「...いつか果物屋を開こうと思うのですが、何か好きな果物はありませんか?」

P「そうだな...メロンとか桃かな」

貴音「なんと!?」

P「え、どうしたんだ貴音!?」

貴音「いえ、偶然にもどちらも今持っていたので、つい」

P「それは凄い偶然だな」

貴音「もし宜しければ食べてみませんか?」

P「いいのか?」

貴音「はい、じっくりと味わって下さい...」ヌギヌギ

貴音「その...どうでしょうか?」

P「凄い...大きくて、綺麗なメロンだよ」

貴音「そう言っていただけてとても嬉しいです」

P「それに触り心地も良い」

貴音「あっ、あなた様、その様に触られては、んんっ」

P「次は貴音のピーチを見たいな」

貴音「見るだけでいいのですか?」

P「食べてもいいのか?」

貴音「もちろんです」

P「それじゃあ、食べさせて貰おうかな...」

貴音「私のぴーちはあなた様のお口に合いますでしょうか?」

P「ああ、柔らかく、モチモチで最高だよ」

貴音「あっ、そんなに、顔を埋められては...」

P「果汁がどんどん溢れてくるな」

貴音「あなた様、それは桃の果汁ではなく、まんごーのです」

P「なんだって、マンゴーまであったのか!?」

貴音「隠していて申し訳ございません」

P「謝らなくていいよ...食べてもいいよ、か?」

貴音「是非お願いします」

P「それじゃあ、いただきます!」

貴音「んあ、あ、ああっ」

P「凄い、このマンゴー、舐めれば舐めるほど果汁が溢れてくる」

貴音「あ、あなたしゃまぁ、少し、舐めるのをとめて、くだひゃい」

P「え、まぁ貴音がそう言うなら」

貴音「あ、ありがとうございます」

P「で、どうしたんだ?」

貴音「新しい果物を仕入れたいと思いまして」

P「他に今果物があるのか?」

貴音「はい」

P「他に貴音が持っているようには見えないな...新しいメロン追加とかか?」

貴音「いえ追加はしません」

P「じゃあ何があるんだ」

貴音「良く見て下さい、あなた様!ここにばなながあるではないですか!」

P「わっ、本当だ!大きくて立派なバナナがこんなところに!」

貴音「売り物にするには黒すぎるの気がしますので、私が試しに食べて味の確認をしてみましょう」

P「そうか、じゃあ食べてみてくれ」

貴音「はい、ん、ほぉれふぁ、ほほひふて、んぁ、大きくて食べにくいです」

P「そうか、味はどうだろうか?」

貴音「少し独特な苦味と香りがします、ですが嫌ではありません」

P「それは良かった」

貴音「味は問題ありませんでした、ですが売り物としては皮の色が黒すぎてとても...」

P「それは残念だ」

貴音「...そうですね」

P「そうだ、このバナナとマンゴーを混ぜればいいんじゃないか!?」

貴音「なんと!?それは素晴らしいあいであです、早速試してみましょう!!」

P「そう慌てるなって」

貴音「さぁあなた様、準備はいいですか?」

P「まぁ、待てって」

貴音「あなた様、お願いです...早く」

P「あのな、大変な事に気がついたんだが、このバナナ、チェリーみたいなんだ」

貴音「なんと!?」

貴音「ばななであり、さくらんぼでもあるとは、なんとも摩訶不思議な」

P「すまない」

貴音「...ご安心下さい、このマンゴーも出荷されたことのない物ですから」

P「なんだって!?」

貴音「ですからどうぞ思いきってやってください」

P「本当にいいんだな?」

貴音「勿論です」

P「それじゃあ、いくぞ?」

貴音「はい...あっ」

P「うっ」ビュルル

貴音「え??」

P「すまんヨーグルトがマンゴーの中に...」

亜美「最近お姫ちん綺麗になったよね→」

真美「ね→、何て言うか前よりせくちーで、大人の色気がムンムン、みたいな?」

貴音「そうでしょうか?」

亜美「そうだYO、なんか最近始めたことってある→?」

真美「YOU、真美達に秘訣を教えちゃいなYO」

貴音「そうですね...参考になるかは分かりませんが最近ばななよーぐるとを毎日食べるようになりました」

真美「バナナ」

亜美「ヨーグルト?」

貴音「はい、一日に十杯ほど」

真美「沢山食べるんだね→」

亜美「亜美達も真似しよ→っと」

貴音「ふふ、頑張るんですよ二人とも」

美希「ハニー、最初の一回だけで果物屋利用してくれないの!」

P「ああ、ごめん、今は貴音青果に出荷するのに忙しくからさ」

貴音「あなた様、本日もいつもの場所で」

P「おーけー」

美希「わけがわからないの!」

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