育て屋さん「クソッ!5Vロトムに囲まれたぞ!!」 (63)

助手「一体どうしたんです!?」

育て屋さん「色違い狙うためにあずけっぱなしの男がいたんだよ!」

育て屋さん「俺はバッジ八つもってねえんだ!だから・・・だから・・・!」

育て屋さん「成長したあいつが俺の言うことを聞かなくて・・・!」

ロトム「キシャアアアアアアアア」

育て屋さん「助手!木版もってこい!!あと釘もたりねえ!早くしろ!!!」

助手「はいッ!!」

育て屋さん「クソッ!まずいな・・・・」

育て屋さん「あの野郎自分の卵を割って仲間を増やしてやがる・・・・!」

助手「しかしLv1のロトムならどうということはないのでは?」

育て屋さん「馬鹿野郎!こんだけの数がいたら俺達のPPがたりねえ!!」

育て屋さん「それに・・・親は6Vと6Vなんだぜ?」

育て屋さん「子は勿論エリート!そんなバケモンどもがここを抜け出してみろ!!」

育て屋さん「数年後にはここ一変が地獄になるぜ・・・・!!」

助手「警察よびましょうよ!」

育て屋さん「ダメだ!そんなこたァとうの昔に試してる!!」

育て屋さん「でもダメだったんだ!!」

育て屋さん「ひかえめなロトムだから大丈夫だと思ってた・・・でもそれがまずかったんだ!!」

育て屋さん「あいつらの群れに頭のキレるやつがいる!ここの家電はもう使い物にならねえ!!」

助手「そんな・・・」

助手「じゃぁ一体どうするんですか!」

育て屋さん「耳元で怒鳴るんじゃねぇよ!!」

育て屋さん「一応策がないわけじゃねぇ・・・」

助手「教えてくださいよ!やれることはやりますから!!」

育て屋さん「いったな!じゃぁ説明するからここのドアおさえとけ!!」

助手「どこいくんですか!?」

育て屋さん「この土地の地図持ってくる!!」

育て屋さん「よしあったぞ・・・!これだこれだ」

育て屋さん「俺達がいるのがまずここだ!七番道路の川沿いにあるこの小屋!」

育て屋さん「だが正面はカビゴンがふさいでて出られやしねえ!」

育て屋さん「しかも左右の庭には凶暴化したポケモンが大量にいやがるからここもだめだ!」

助手「じゃぁどうするんです?この川から脱出するんですか?」

育て屋さん「この川もだめだ!」

助手「えっ?」

育て屋さん「別の地方からでけェワニ持ってきた馬鹿がいやがるんだよ!今やあそこはワニの巣になってる!!」

助手「オーダイルですか!?」

育て屋さん「そうよ!」

助手「四方八方ふさがれてるじゃないですか!じゃぁ一体どうするんです!?」

育て屋さん「そこでよ!」

育て屋さん「この庭なんだがな!左はダメだがまだ右のほうは比較的種族値の低いポケモンが多いんだわ!」

育て屋さん「だからここを強行突破する!」

助手「はっ!?」

育て屋さん「一回は俺がふさいだからもう出れねえ!二階から飛び降りるんだ!!」

助手「は!?」

育て屋さん「よしいくぞ!!」

育て屋さん「おい!」ポイッ

助手「わっ!」ドサッ

助手「これ・・・銃ですか!?」

育て屋さん「とりあえずこれで我慢してくれ」

助手「まさかポケモンをうつんですか!?」

育て屋さん「お前この期におよんでなにいってやがる!うたなきゃ食われて死ぬだけやぞ!!」

助手「まさかこんなことになるなんて・・・・」



育て屋手持ち

Lv35 ポンプ式ショットガン いじっぱり

助手手持ち

Lv15 オートマチックハンドガン まじめ

育て屋さん「銃の使い方はさっき教えたとおりだ!足元気をつけろよ!!」カチャッ バーン

ポッポ「ギエエエエエエエエエエ」ボトッ

助手「ひっ!」

育て屋さん「いまだ降りろ!!」

助手「はいっ!」

育て屋さん「よし今度は俺が降りるからそのまま近寄らせるなよ!!」

助手「あたれ・・・あたれ・・・・あたれーッ!」パンパンッ

ロトム「キエエエエエエエエ」ポシュッ

ドンドンドンドン! ドンドンドンドン!!

助手「・・・・な、なんの音です?」

育て屋さん「おいおいうそだろまじかよ・・・」

助手「なんなんです!?」

育て屋さん「今の音でカビゴンが目を覚ましたらしいな・・・!!」

助手「そんな・・・小屋が!?」

育て屋さん「やべぇぞ!小屋が倒れる!急いで走れ!走れー!!」

カビゴン「グオオオ・・・」

助手「育て屋さん早く!!」

育て屋さん「馬鹿野郎!お前は早く行きやがれ!!」

育て屋さん「小屋が倒壊したんだ!今度は左側から凶暴なポケモンどもが流れてくるぞ!!急げ!!」

助手「育て屋さん!!絶対追いついてくださいよ!!」

育て屋さん「あたりまえだ馬鹿やろう!早くいけーッ!!」

育て屋さん「クソッ!このッ!このッ!!」カチャッ ドーン カチャッ ドーン

カビゴン「フゥゥ・・・グオァアアアアアアア」ガシッ

育て屋さん「なッ!?てめェ・・・この野郎!!はなしがれ!はなしやがれ!!」カチッ ッターン

カビゴン「ぶばッ!」グチャッ

カビゴン「・・・」ズズズ・・・ドサァーッツ

育て屋さん「うおッ!」ドサッ

育て屋さん「ぐっぅう!!」

育て屋さん「あ・・・あしが・・・あしが・・・ッ」

育て屋さん「小屋の木片が刺さって・・・畜生ッ!!」

ベトベトン「ウヴォァァあ・・・」ズルズル

ベトベター「あぁっぁ・・・・」ニュルニュル

育て屋さん「・・・こっちくんじゃねぇよ化け物どもめ!!」パーン パーン

バルチャイ「キエエエエエエエ」バサバサバサ

育て屋さん「くそっ!この野郎!畜生!!この野郎ーッ!!」パンパン

バルジーナ「キョエエエエエエ」ガッガッガッ

育て屋さん「あっ!ぐげっ!がっ!・・・あっ・・・」

助手「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

助手「あの柵を超えれば道路に出られるッ!!」カチャッ

フカマル「がおー」

助手「・・・」ッターン

フカマル「がッ」ドサッ

助手「はぁはぁ・・・・はぁ・・・」

助手「育て屋さんは・・・こないか・・・」

助手「・・・」

助手「そうだ・・・メモ用紙があったからこれで」カキカキ

助手「よしっと」

助手「先言ってますよ育て屋さん!」ペタッ

助手「バトルシャトーが・・・燃えている」

助手「あそこは強いポケモントレーナーが沢山いるっていう話だったのに・・・」

ガサガサ

助手「!?」カチャッ

バックパッカー「待ってくれ!人間だよ!うたないでくれ!!」

助手「生存者!?」スッ

助手「あんた一人か!?」

バックパッカー「ああ・・・」

助手「他の人は!?」

バックパッカー「俺ずっとこの茂みに隠れてたんだ・・・最初は洞窟に逃げようかと思ったんだけど」

バックパッカー「あっちはもうだめだ・・・きっと」

バックパッカー「大量のガブリアスが走っていくのが見えた・・・」

バックパッカー「あそこに避難してた人は多分・・・」

助手「・・・」

バックパッカー「なぁアンタ!コボクのほうまで逃げる気なんだろ!?」

バックパッカー「銃も持ってるみたいだしさ俺も連れてってくれよ!?頼むよ!」

バックパッカー「ほら!俺旅しててさ!便利な道具とかいっぱい入ってんだ!役に立つはずだからさ!」

助手「・・・分かりました」

バックパッカー「ありがてぇ!宜しく頼むよ!」

バックパッカー「いやぁしかし助かったよ!武器持ってる人とあえるなんて良かった!」

バックパッカー「すげぇ心強いよアンタ!俺はさ!」

助手「シッ!静かに・・・・!!」

バックパッカー「ん?」

助手「ふせて動かないで・・・・!」

バックパッカー「・・・」

短パン小僧「助けてぇええええええええ助けてぇえええええええええええええええ」

イーブイ「フウウウウウウウ」ガジガジガジ

短パン小僧「ああああああああああああああ」

ガーディ「フアアアアアアアアウウウウウウウ」ガジガジガジガジ

短パン小僧「マンマアアアアアアアアアアアアア」

バックパッカー「・・・おいあれ!」

助手「静かに!」

バックパッカー「武器もってんだろ!?たすけねぇのかよ!?」

助手「もう無駄ですよ・・・あの子おなかが裂けてます」

助手「多分内臓ももうだめでしょう・・・助かりませんよ・・・」

バックパッカー「だけどよ!」

助手「それにあんな大通りで戦ったら銃声を聞きつけたポケモンたちが沢山やってきて」

助手「コボクまで抜けるのが難しくなります」

バックパッカー「・・・」

助手「・・・」

バックパッカー「・・・」



短パンお肉「・・・」ピクッピクッ

ガーディ「はんはむはむ」クッチャクッチャ

イーブイ「はむはむ」ブチッ

ガーディ「はむ」ズルズル

助手「いきましたね・・・」

バックパッカー「かわいそうに」

助手「あいつらが去った今がチャンスです」

助手「抜けましょう」ガササッ

バックパッカー「・・・」

バックパッカー「おいちょっとまて・・・」

バックパッカー「あの煙があがってるのってまさか・・・」

助手「コボクの方角からですね」

助手「急ぎましょう!!」

バックパッカー「おいおいウソだろ・・・」

バックパッカー「あたり一面死体と火の海かよ」

助手「なんて酷い・・・」

バックパッカー「住民皆しんじまったのかよ!?」

助手「ホテルは燃え上がってますし恐らくここにはもう」

バックパッカー「ミアレまで逃げ切ったことを祈るぜ」

フェーン フェーン

バックパッカー「いや待て!」

助手「ん?」

バックパッカー「今あそこの民家から泣き声が聞こえたんだ!」

助手「ちょっと待って!もう火が燃え移ってるし危ない!」

助手「気のせいですよ!突っ込むことない!」

バックパッカー「いや気のせいじゃねぇ!また聞こえた・・・女の子の声だ!」

バックパッカー「確かリュックの中に水の入ったボトルがあったはずだ!」ガサゴソ

助手「ちょっと何する気です!?」

バックパッカー「何って助けにいくんだよ!」バシャーッ

バックパッカー「おい!誰かいるんだろう!?助けにきたぞ!!」

フェーン フェーン

バックパッカー「そこか!!」バタンッ

バックパッカー「助けに来たぞ!もう安心していいからな!」ガッ

ゴチミル「・・・」

バックパッカー「・・・」

バックパッカー「おい・・・うそだろ・・・」

ゴチミル「んあっ」

『うわああああああああああああああああああああ』

助手「あの人の悲鳴!?」


助手「そこか!」カチャッ ッターン

ゴチミル「ぐえッ」ビチャッ

助手「大丈夫ですか!?」

バックパッカー「クソッ!畜生!こんなポケモンに騙されるなんて!!」

バックパッカー「ああクソッ!肩がいてえ!俺の肩がッ!畜生!!食いやがってッ」

助手「とにかく外に出ましょう!ここに居たら危ない!!」

バックパッカー「ああーッ!いてぇッいてえよぉ・・・」

助手「今止血しますから暴れないでください!」

バックパッカー「畜生・・・畜生・・・」

助手.oO(まずいなこのままだと出血多量で・・・)

助手.oO(ポケモンセンターは焼け落ちているし・・・)

バックパッカー「ハハッ・・・もうこんな身体じゃミアレまではいけねぇなぁ・・・」

助手「・・・」

助手「そうだ」

助手「お城ですよ!」

バックパッカー「・・・何?」

助手「お城なら強固ですし町の人もショボンヌ城に避難しているはずです!」

助手「だとしたら逃げ込んだ人の中にお医者さんや」

助手「いや薬を持っている人もいるかも」

助手「そもそも観光地なんですから体調悪くした人のためにそういう用意はある程度してあるはず!」

バックパッカー「俺を背負いながらいくのか・・・?」

助手「それしかないでしょ」

バックパッカー「そうか・・・色々ごめんな」

助手「気にしないでくださいよ」

バックパッカー「長い間お世話になったリュックとはここでおさらばか」

助手「しっかりつかまっててくださいよ」

バックパッカー「ああ」

バックパッカー「道中遭遇しないことを祈るよ」

あきたからほかのひとかいて

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom