オオ様「オオ!よくぞ参った!若者よ!」 (38)

vip、2ch初投稿です。

ss読んでて、自分も書きたくなったので書きます。

だらだら進む予定ですが、めんどくさくなったらすぐ終わらせるかも。

メンタル弱いので、批評はほどほどに。

ネタフリしてもらったら拾うかも。適当にネタ思いついたらレスしてください。

筆遅いですが、どうぞお付き合いください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388634468

オオ様「オオ!よくぞ参った!若者よ!」

勇「オオ様、何用でございますか。」

オオ様「オオ!そう急ぐでない。ティーでもどうじゃ。」

勇「オオ様、畑の管理がございます故、可及的速やかに用件を。」

オオ様「オオ!そうじゃったか。」

オオ様「オオ!……しかし、なんで呼んだんじゃったかの。」

勇「用件がないなら帰りますが。」

オオ様「オオ!まっとくれ。   オオ!オオ!」

執事があらわれた!


勇「…いつも、唐突に現れる方ですね。」

執事「これはこれは。驚かせてしまったようで申し訳ない。
   早速、用件ですがな。あなたに、魔王の討伐をお願いしたいのですよ。」

オオ様「オオ!そうじゃったそうじゃった。
    なんでも、最近魔物の動きが活発になったとかならなかったとかで、
    各国最低一人、勇者を選抜して魔王討伐に向かわせるよう、
    周辺諸国との協定で決定したようでの。
    うちの国からはお主が選ばれたのじゃ。拒否権はない。」

勇「拒否権くらいくださいよ。というか、うちの畑はどうするんですか。
  父と母だけじゃやりくりするのは無理です。」

オオ様「オオ!その件については、国の方で『耕作の名人』を派遣してくれるそうじゃ。
    そんなわけで、さっそく、王都へ向かい、王様に詳しい話を訊きに行きなさい。」



勇 ジーーー…

勇「王都に、訊きに行かなくてないけないんですか。」

オオ様「オオ!それはそうじゃ。王様は、王都に居らっしゃるんじゃからの。」


勇 ハァ…

勇「分かりました。王都へ、向かいます。」

オオ様「オオ!まかせたぞ!」


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【自宅】

勇「と、言うわけで、魔王を討伐する旅に出ないといけないらしい。」

父「お前ならできる!」

母「勇ならきっと立派な勇者になれるわ!はい、100G。少ないけど持って行きなさい。」



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【王都へ向かう馬車の中】

勇「まったく引き留められなかったんだが・・・
  いつも、放任主義だとは思っていたが、ここまで邪険にされてるとは思ってなかった。。。」

勇「過ぎたことを考えてもしょうがない。現在の状況を確認しておこう。」

<所持金>
勇「もともと持っていた1,200G+さっきもらった100Gで1,300Gだな。
  こうして考えると、選別に渡される金額として100Gってすくなすぎないか。」

※1G=10円くらい
※馬車の代金はオオ様が(というか、国が)出してくれました。


<戦闘能力>
攻撃:100
防御:70
速さ:50

勇「まあ、農家の息子ならこんなもんじゃね。…こんなもんだろ? な?」

※この世界のリア充はすべて100くらいが普通です。

ナニコレ?

>>10

一応、魔王勇者系ファンタジー路線です。

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【王都 王城 謁見の間】

王様「おお!よくぞ参った!若者よ!」

勇 ナニコノデジャヴ…
  「は。 この度、私が勇者に選ばれたとのことですが・・・」

王様「おお!そうじゃ。うちの国には他国に居るような剣の名手などはおらんからの。
   どうしようかと考えていたところに、オオが、お主を推薦したからの。」

勇「しかし、私は推薦されるほどのものではございません。」

王様「おお!それは重々承知! 
   しかし、協定を結んでしまったからには我が国からも勇者を出さねばならんのじゃ。」

オオ様「オオ!王よ!そんな言い方では我らが適当に決めたように聞こえるではないか。」

勇(やっぱり居るし。ってか、明らかに内容知ってるじゃねぇか。あの場で言えよ…)

王様「おお!オオよ!では、どういう意図で彼を推薦したのじゃ。」

オオ様「オオ!王よ!それはの。こ奴の名前が『勇』だからじゃ。勇者にぴったりじゃろ。」

王様「おお・・・」 ボーゼン…

勇(やっぱり適当じゃねぇか。)

オオ様「オオ!勇のことを忘れておったわい。」

王様「おお! …わしは忘れておらなんだがの。 ゴホン
   勇よ!そういうことで、魔王を倒すたびに出るのじゃ。」

勇(王城に来てもろくな説明がないじゃねぇか・・・)


勇者は王様から 2000Gと回復薬(小)×10と冒険の初期装備一式をもらった!

勇「ありがとうございます。して、手始めに何からするべきでしょうか。」

王様「おお!そうじゃな。まずはギルドに向かい、仲間を募るといい。
   その後は適当に旅をしながら、ギルドのクエストなどで食い繋げばよかろう。
   わしらはお主に魔王討伐など期待しとらんからの。
   しかし、他国への体面のため、東の大陸の北にある『極寒山』最奥にあるといわれる、
   魔王城を目指して旅をしてもらわねばならん。」

オオ様「オオ!しかし、我が国は西の大陸の南西に位置する『始まりの森』の中にある国じゃから、
    適当に旅をしておけば他国の勇者が討伐してくれるじゃろうて。」

勇(とりあえず、旅に出さえすればいいってことか。)

勇「承知しました。」

王様「おお!わかってくれたか。では、今日は準備を整え、明日、出発するとよい。
   今日は王城の一室を用意しよう。」

勇「ありがとうございます。」

オオ様「オオ!分かってはおると思うが、
     他人の家に勝手に入って箪笥の中身などを持っていくのは、
     窃盗で罰せられるからの。勇者でも、やっていいことと悪いことの分別は付けるんじゃぞ。」

勇「承知しました。では、私は準備がございますので、これにて。」

王様「おお!健闘を祈る!」

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【王都 ギルド前】

勇(ここがギルドだな。俺は依頼したことはないが、
  一般人でも、ギルドに仕事を依頼することができる。
  迷子の子供捜索から魔物の討伐まで、依頼に見合った料金を払えば、
  何でも請け負ってくれるのがギルドだ。
  因みに、ギルドは依頼者から受け取った料金の1割を斡旋料として受け取り、
  残りをクエストを達成した冒険者に渡している。良心的な公共機関だ。
  ほかにも、今回の俺の目的、冒険の共の紹介など、いろいろな業務をやってる。
  ちなみに、紹介料は3割取られるらしい。まあ、2割は保険料らしいけど、そこはどうでもいい。
  さて、入るか。)

ドア カランカランッ


【王都 ギルド内】

ガヤガヤガヤガヤ…

勇(そう言えば、ギルドには必ず酒場が併設されているとか。) サケクサイ…

マスター「おう!見ない顔だな。依頼か?」

勇「いえ、この度、旅に出ることになりまして、一緒に旅をしてくれる仲間を探しに来ました。」

マスター「ほう。どこまで行くんだい。」

勇「魔王城まで。」

シーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

勇がその言葉を発した途端、あたりは静寂に包まれた。

マスター「本気かい。」

マスターがジッとこちらをみつめる。

勇「はい。王様より、魔王討伐の旅に出よ、と。」

マスター「そういうことなら、紹介できそうな冒険者はちょうど一人を除いて全員ここに居るな。
      お前ら!こいつについていく覚悟のあるやつはいるか!」


一同 シーーーン…

剣士「ハァ、しゃーねぇー。俺はついて行ってやってもいいぜ?」


マスター スッ
      「剣士のパラメーターじゃ。」

<戦闘能力>
攻撃:200
防御:150
速さ:150

<その他>
紹介料:1,000G
所持金:2,000G


マスター「こ奴を雇うのか?」

今日はここまでです。

ノシ

あ、ID変わってますが>>1です。

立て逃げ、乗っ取りではないので悪しからず。

初めて速報に来た人へスレみてきた?
とりあえずトリップつけなゃ

>>1です。

>>22
他のスレ見た限り、付けていない職人さん多かったので。。。
忠告ありがとうございます。



それでは、本日分書き次第投下していきます。
書き溜めてあるのは1レス分だけ。。。

勇「それでは、お願いします。」

勇はマスターに紹介料として1,000Gを払った!
勇の所持金が2,300Gになった!

マスター「しかと受け取った。
      剣士は分かってると思うが、剣士の分の分け前は次の町のギルドで支給されるからな。
      まあ、最低でもそこまでは一緒に冒険しろってことだな。」

剣士「わかってるよ。そっから先は俺がこいつを気に入れば無償で、
    あるいは契約して金もらって次の町まで旅を続けるか、そこで別れるか、だろ?
    基本じゃねぇか。」

勇(まじか。知らなかったぞ。。。
  ってことは、一緒に旅したければご機嫌取りをしろってことか?
  ってか、足手まといなだけだったら継続して金取られるんだよな。。。
  まあ、その辺はおいおい考えるとするか。)

勇「まあ、そうだよね。
  そういえば、自己紹介がまだだったね。僕の名前は『勇』。これからよろしく。」

剣士「おう。俺の名前は剣士ってんだ。よろしくな。」

勇「うん。じゃあ、王城に部屋が用意されてるらしいなんだけど、同室でも大丈夫?」

剣士「おう。そこは今後とも気にすんな。
    だけど、宿に冒険の装備とか置いてきてるから、先に行っててもらえるか。」

勇「わかった。兵士に話は通しておくよ」

なんか今日は気分が乗らなくて筆が進まないからここまで。

明日は来れないかも。

また明後日 ノシ

剣士はどんだけリアルが充実してるんだよ

遅くなりましたが、本日の分上げます。

そんなに時間がないので少しだけですが。。。


>>27
リア充度でパラメータが上がるってのもおもしろいですね。
「家に引きこもってたりしない一般人」って意味だったんですが。



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【王城 客人用の部屋】

勇(王城に戻って兵士に聞いたら兵士がここに案内してくれた。
  剣士のことは話を通しておいたから、しばらくしたら来るだろう)

勇(しっかし、唐突すぎるよなー。
  まあ、最近魔物の動きが活発になってきたってのは、
  噂で聞いて知ってたけどな。)

勇(でも、初日早々剣士という仲間が見つけられたのは
  儲けものだったな。パラメータも高かったし、
  あれで紹介料が高すぎないのは、なんでなんだろ。)


      ===数時間後===


ドア コンコン

勇(おっ キタキタ!)

勇「はーい! どうぞー!」


ドア ガチャ


剣士「失礼しまーすっと。
   おお!居た居た!
   宿の引き払いとか、ギルドでの継続クエストの破棄とかで
   遅くなっちまった。
   わりーな。」

勇「いや、気にしないでくれ。
  急な話だったし、あの状況で名乗り出てくれただけでも有難いよ。」

剣士「それにしても、凄い部屋だな。」

勇「まあ、仮にも王城の客間だからな。
  この部屋はランクの低い部屋だろうけど、
  それでも、貴族とかの泊る部屋だろうし、それなりの設備はないとな。」


剣士「おお!風呂も広いな!入っていいか?」

勇「うん。いいよ。俺はさっき入ったから。どうぞごゆっくりー。」

剣士「んじゃ、来てそうそう悪いが、お風呂いただきますよっと。」




※継続クエスト……ギルドで紹介されるクエストの一種。
         継続的に発生する事柄に継続的に対処するというクエスト。
         簡単なものだと、月一で庭の草刈りから、
         難しいものだと、森の魔物が増えすぎないように殺して間引くなどがある。

次のレスからやっと勇者の冒険が始まりますので、
今日はここまでにしたいと思います。

本日も少なかったですが、ご容赦いただければと。


ではでは、また明日ー。

皆さんこんにちは。

本日も時間がないので書き溜め分だけ投下していきます。

皆さんこんにちは。

本日も時間がないので書き溜め分だけ投下していきます。




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        ===翌日===

【王都 王城 謁見の間】

王様「おお!よくぞ参った!若者よ!」

勇 マタコノデジャヴカ…
 「はい。これより、冒険の旅に出たいと思います。
  先日頂いた冒険の初期装備一式はこのとおり。
  わが身にフィットしております!」

王様「おお!そうかそうか。
   1か月前にお主の両親にサイズを聞きに行った甲斐があったの。」

勇(あいつら、1か月も前に知ってたのかよ。。。)

勇「ありがたき幸せ。
  では、早速ですが、旅の連れの紹介をさせていただきます。」

剣士「私は剣士と申します。
   勇者の依頼により、旅の同行人を務めさせていただきます。」

王様「おお!それはそれは。」

王様(奇特なもんも居るもんじゃな。)

勇「では、これから、出発したいと思います。」

王様「おお!幸運を祈っておるぞ。」

勇&剣士「失礼します。」



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【王都 正門】


剣士「しっかし、なんでこの街の正門は南なんだろうな。」

勇「他の王都の正門はみんな中央大陸の方角なんだっけ?」

剣士「そうそう。まあ、俺も西大陸しか知らないんだけどな。」

勇「ふーん。それにしても、こっから俺の冒険が始まるんだな。」

剣士「おう!西大陸なら一通り見て回ったから、どこにでも連れてってやるぜ!」

勇「改めて、よろしく。」

剣士「おう!
   まあ、といっても、ここらの敵はまだよわっちいから、
   勇に戦いの基本ってのを教えながら進んでいくか。」

勇「俺は畑に現れた魔物を倒したことがあるくらいだからな。
  宜しく頼むよ。」

と、いうことで、なかなか始まらない冒険ですが、
長い目で見ていただければ幸いです。

ではまた。

と、いうことで、なかなか始まらない冒険ですが、
長い目で見ていただければ幸いです。

ではまた。

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