ギャル「ちーっす」男「いや、帰れよ」(92)

ギャル「いやー、さみぃなー」

男「勝手に上がるな」

ギャル「雪降ってんだぜ? 雪」

男「帰れって」

ギャル「はぁぁ、やっぱ炬燵だよなー」ぬくぬく

男「帰って下さい」

ギャル「お、チップスターとは。流石、長年一緒なだけあるわー」ぽりぽり

男「勝手に喰ってるし」

ギャル「レモンライムも好きなだよなぁ。あの後味がすっきりしている所が」ごくごく

男「それ全部俺のなんだけどな」

ギャル「じゃ、9時になったら起こしてくれ」

男「帰れよ!」

ギャル男

リアルでされたら警察呼ぶ自信がある

ギャルはヤバイとキモイと意味わかんないしか発音しないぞ

寝ているうちにイタズラをするんだな

ギャル「何だよ」

男「その顔をするのはおかしいと思う。何故ならここは俺の家だから」

ギャル「いいじゃん。幼馴染だろ?」

男「そうだな。俺も普通だったらお前を歓迎してるだろう」

ギャル「なら、別に文句言われる筋合いなくね?」

男「そうだ。お前の容姿がけばくても、幼馴染なのは変わりない」

ギャル「ちょっと傷ついたわ」

男「しかし、お前には彼氏が居る」

ギャル「あー……居るねー」

男「だから帰れと言っている」

ギャル「しょーがねーな。それじゃあ8時に起こしてくれよ」

男「何でお前らは無駄な所で気遣うのかが分からん」

ギャル「うっせーな。いちいち細けーんだよ」

男「お前が大雑把なだけだ」

ギャル「はいはい。反省してまーす」

男「おいやめろ。流石にそれは古すぎるぞ」

ギャル「何? どうしてほしいの?」

男「帰ってほしい」

ギャル「いや、外、雪だぜ? ちょー寒いぜ?」

男「知らん。彼氏の所にいけ」

ギャル「お前の家の方が寛げんだよ」

男「じゃあ、自分の家に帰れよ」

ギャル「めんどくさい」

男「子供か」

ギャル「一応未成年だよ」

ギャルはアリ
彼氏持ちは却下

男「精神年齢の事を言ってるんだよ」

ギャル「IQは110くらいあるぜ?」

男「何で微妙に高いんだよ」

ギャル「大学の偏差値もあんたより上だし」

男「……」

ギャル「高校の成績も負けた事無いし」

男「……」

ギャル「受験勉強だって手伝ってあげたし」

男「……8時までだからな」

――

ギャル「そういやあんた彼女とか居んの?」

男「いねーよ」

ギャル「あー、そんじゃあ、魔法使えるようになるんだ?」

男「うるせー。迎えた時には絶対お前にニフラムかけてやるからな」

ギャル「何それ」

男「……何でもない」

ギャル「結構モテそうなのになー。顔もそこそこだし、身長高いし」

男「……まぁ、正直、第一印象は悪くない」

ギャル「じゃあ、何でよ」

男「……歩き方がキモイらしい」

ギャル「猫背だもんな、お前」

男「……手の動きもキモイらしい」

ギャル「あー、それは分かるわ。何あれ? 呪文でも唱えてんの?」

男「……頭の体操してるだけだ」

キモオタの妄想SSやばいっすね

そういや最近こういうSS減ったなぁ

秀才ギャルかよ

ルンゲ警部?

うーん。気持ち悪い

ギャル「まー、傍からみれば引かれるって。実際キモイし」

男「……そういうお前はどうなんだよ」

ギャル「何が?」

男「彼氏とは仲良くしてんのか?」

ギャル「……普通?」

男「普通って……何が普通なんだよ……」

ギャル「一緒に居て普通って感じ?」

男「……意味が分からん」

ギャル「彼氏と居ると楽しい。あんたと居ると楽」

男「何か体よく扱われている気がする」

ギャル「そんな事ねーよ。どっちと結婚するって言われたらあんたとするし」

男「お前は両方に謝るべきだ」

何だこの感覚、屈折した自己愛を感じるような

>>17
すごくわかる気がする
身体が痒くなる感じ

確かに気持ち悪い
ギャルより男のほうが嫌悪感がわく

男もアレだけど中途半端に関わろうとするギャルもなかなかアレ

おもしろい

あの花のじんたんとあなるが思い浮かんだ
イメージとしては

ギャル「そうかぁ?」

男「俺はともかくその彼氏が不憫だわ」

ギャル「そうでもねーって」

男「お前らは確信も無いのに自信あるよな」

ギャル「だって下心見え見えだもん」

男「そりゃあ、お前らの見た目ならな。そう思ってしまうのも仕方無い。男だし」

ギャル「この前だって、ラブホテルの前でいきなりキスされたしさー」

男「……ん? お前、経験ないの?」

ギャル「うん」

男「キスはした事あるのに?」

ギャル「キスはいいんだよ」

男「何その境界線」

ギャル「始めては大切にしたいつーか?」

男「お前らは無駄に貞操観念高いよな」

面白い

ギャル「猿と一緒にすんなよ」

男「まぁ、その事に関しては認めざるを得ない」

ギャル「だろぉ?」

男「じゃあ、何で付き合ってるんだよ」

ギャル「いい奴だからだよ」

男「猿なのに?」

ギャル「そこ以外が」

男「ふーん」

ギャル「ちょっと寝かせてくれよ。眠い」

男「勝手にしてくれ」

支援

――

男「おい。起きろ」

ギャル「んぁ? 今何時?」

男「12時」

ギャル「10時!? 8時に起こせって言っただろ!!??」ガバッ

男「嘘だよ。まだ7時50分だよ」

ギャル「……」ドス

男「いてっ!」

ギャル「本気でむかついたわ」

男「せ、せっかくの親切を……」

ギャル「そんな事されなくてもちゃんと起きるから、普通に起こせ」

男「け、蹴らなくてもいいだろ」スリスリ

ギャル「ふんっ! じゃあ、私行くから。戸締りちゃんとしろよ」すたすた

バタン

男「だから何で微妙な気遣いするんだよ……」

――

数日後

アパート前

男「あー、バイト疲れた……」カンカン

ギャル「遅い」

男「え?……え?」

ギャル「いつまで待たせてんだよ。風邪引くだろうが」

男「いや……何で居んの?」

ギャル「さっさと開けろよ。寒いんだよ」

男「まぁ……いいけど」ガチャ

ギャル「さっむー。凍え死ぬって」ドタドタ

ギャル「はぁぁぁ。やっぱ炬燵あったけぇー」

男「……」

ギャル「あ、そうだ。材料買ってきたからよ。鍋やんぞ、鍋」

男「……うん」

ギャルが処女は逆にキモイ

変に媚びんな

は、は、はよ

――

グツグツ

ギャル「ほら、喰えよ。肉も炊けてるから」

男「変によそおいたがるよな、お前らは」

ギャル「いっぱい買って来たからよ。喰え喰え」

男「……まぁ、食べるけどさ」もぐもぐ

ギャル「どうだ? 美味いか?」

男「鍋の味だな」もぐもぐ

ギャル「そりゃあ、鍋だからな」

男「彼氏と喧嘩でもしたのか?」

ギャル「へっ? 何それ?」

男「……」

ギャル「どういう意味だよ」

男「いや、すまん。忘れてくれ」

男(やっぱ発想が童貞だわ俺)

白ギャルなら全然あり

続きが気になるが眠い

ギャル「いやぁ、喰ったなぁ」

男「まぁ、量は丁度よかった」

ギャル「あー、炭酸飲みてー。レモンライムないの?」

男「……あるけど」ガサガサ

ギャル「うわっ! 箱買いしてんのかよ」

男「……アマゾンで安かったから」

ギャル「何かニートみたいだな、お前」

男「うるせー。便利だから仕方ねーだろ。ほら」

ギャル「冷えてねーよこれ。氷とコップくれよ」

男「……」

ガチャ

カランカラン

男「……ほら」

ギャル「ん、サンキュ」

はよー

微妙な深夜帯にSSスレ立てんなって…
どうせ知らない間に落ちるんだろうな

支援はしてやるよ

ギャル「うめー。やっぱ炭酸は冷えてねーとなぁ」ゴクゴク

男「そうか」

ギャル「あぁ。次からはちゃんと冷やしといてくれな」

男「で、何で今日は来たんだ?」

ギャル「いつも言うけどさぁ、理由必要か? それ」

男「……まぁ、面倒くさいならいい」

ギャル「……はぁ。お前と居ると楽だからって言っただろ? この前も」

男「……そうか」

ギャル「楽しくはないけどな」

男「やっぱ帰れ」

ギャル「何だよ」

男「ちょっと嬉しかった自分が悲しいわ」

ギャル「別に気にしなくていいんじゃね?」

男「くそっ。俺の家なのに何で下手なんだよ」

ギャル「はぁ。アイス喰いてー」ガサガサ

男「何やってんだよお前は」

ギャル「おっ! ハーゲンダッツ買ってんの? 男って変な所に金使うよなー」

男「おいやめろ。それは俺が喰おうと思ってたやつだ」

ギャル「今度買ってきてやるから」ぱく

男「……はぁ」

支援

――

男「おい、もう10時だぞ」

ギャル「えーまじ? んーーー」

男「駅までは送るから、準備しろよ」

ギャル「……泊まるわ」

男「は?」

ギャル「めんどくさいから泊まる」

男「いやいや、流石に無理」

ギャル「眠いし、外寒いし、何よりめんどくさい」

男「だってお前彼氏居るじゃん」

ギャル「うん、居るね。だから何なの?」

男「いやいやいやいや、お前はいいかもしれんが俺は無理だよ」

ギャル「何で?」

男「そりゃあ……彼氏にばれたら……何か言われそうだから……」

ギャル「ビビってんの? 顔も見た事ないのに」

男「いや……まぁ、それは……」

ギャル「たいしたことねーって。虚勢張る事すら出来ないんだから、あいつは。根っからの臆病者だよ」

男「いや……それでもさぁ、相手に悪いっていうか……」

ギャル「分かった分かった。許可を取ればいいんだろ?」ピッ

男「え?」

プルルルル

ガチャ

ギャル「あ、もしもし? 私だけど。今日さー男の家に泊まるから。え?

浮気じゃねーっつの。幼馴染だよ……大丈夫だって、そいつゲイだから……ああ、じゃあな」

ギャル「許可取ったぞ」

男「やっぱり帰れ」

つまり男がギャルの彼氏を寝取る・・・と

はよ

こんなの前にみたな

まだか

>>42
斬新だな

このギャル嫌いぢゃねえ

――

ギャル「はぁ、あったけぇなぁ」

男「何枚乗せてんだよ……」

ギャル「いやー、流石に炬燵では寝れねーしなぁ」

男「まぁ、いいけど。明日はすぐ帰るのか?」

ギャル「んー。9時くらいかなぁ」

男「分かった。7時に起こすわ」

ギャル「次やったら本当に殴るから」

男「はいはい……じゃあ、寝るぞ」

ギャル「ういー」

男「何だよそれ……」ぱち

支援

まだ?

――

1時頃

ギャル「……起きてるか?」

男「……うん」

ギャル「全然眠れないんだけど」

男「……知らん」

ギャル「……そっち行ってもいい?」

男「……駄目だ」

ギャル「それじゃあ、こっち来なよ」

男「……それも……無…理……」

ギャル「そっち行くからね?」

男「……」スースー

ギャル「……」ごそごそ

ギャル「……あったかいなぁ」

あれ?

ん?

はよはよ

――



ギャル「……んん」

男「遅かったな」

ギャル「え……今何時……」

男「12時」

ギャル「っっ!!……って、また嘘だろ。もう引っかかんねーよ」

男「本当だよ。ほら、そこの掛け時計見てみろ」

ギャル「え? !!! ほ、本当に12時じゃねーか!!!」

男「な? 言っただろ?」

ギャル「な? じゃねーよ馬鹿っ!!! 9時に起こせっつったじゃん!!」

男「……」

ギャル「黙ってんじゃねーよ!! あぁ、どうしよう……」

男「そういえば、携帯の着信が鳴りっぱなしだったぞ」

ギャル「っ! 早く連絡しないと!!……えっ?」

男「ん? どうした?」

ギャル「時間…・・・8時になってんだけど」

男「まぁ、今は8時だからな」

ギャル「……あそこの時計は12時になってんじゃん」

男「お前が起きる前にずらしておいたんだ」

ギャル「……」ボガッ!

男「いってぇぇぇ!!」

ギャル「死ねっ!!! 馬鹿っっ!!」

男「お、お前。顔を殴らなくてもいいだろっ!」

ギャル「うるせー!! もうやるなっつっただろうが!!」

男「お、お前も俺の隣で寝てただろうが」

ギャル「だったら何だよ。文句あんの?」

男「えぇー……」

そろそろ寝るんじゃないの
支援

遅すぎわろた

はよ

なんかきめえ

お前らたたいてるけどSSなんて全部こんなもんだろ

おれは良いと思う
まったりみてるよ>>1

左瞼が完全に閉じたぞ…眠い

遅いけど面白いよ遅いけど
支援

ナチュラルにきめぇな

俺はこんな雰囲気のSS好きだわ

白ギャルなら全然アリだと思います!

あーインスピレーションわいてきたわ
続き書いていい?結構有名な書き手なんだが

>>80
たのむはw
まとブロにのるようなピリリと刺激のきいたやつで頼むw

>>81

>>82
無言安価なんて無粋なことするなよ

寝た?

まだかなーって

>>83
無粋なことされる方も悪いと思うが

イメージ
http://i.imgur.com/FzdPy.jpg

>>87
うひょー!!

男のモデルは>>1君かな^^?

支援

ああ、そうか日曜だもんな

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