鬼龍院皐月「第十八回聖夜祭大集会を開催するッッッ!!」 (34)

流子「な、なにぃっ!?」

皐月「聞こえなかったか纏流子、明日の晩聖夜祭大集会を執り行うと言ったのだ」

流子「だから何だっていうんだよ、そのー……大なんチャラ集会?ってのは」

皐月「……蒲郡、説明してやれ」

蒲郡「ハッ、皐月様ッッッ」

流子「いたのかアンタ」

蒲郡「いいかよく聞け転校生!! 聖夜祭大集会というのはなァ!! 来たるクリスマス当日、皐月様ご本人によって主催され、ご本人によって選出された選ばれし生徒のみが参加できる特別な慰労会なのだッッッ!!!」

皐月「フッ……」


流子「あークリスマスパーティならマコんちでやるからアタシはパスで」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388484579

皐月「……」チラッ

蒲郡「ッ! あまりに早計過ぎるぞ転校生!! 今回の聖夜祭大集会には…なんと…なんと!!!! 皐月様が直々にお選びされたクリスマスプレゼントがプレゼント交換会にたった一つ紛れ込むともっぱらの噂なのだぞ!!!???」

流子「へぇーそいつはすげぇ」

蒲郡「であろう?! どうだ転校生、お前も参加したくなったのではn」

流子「アンタ当たるといいな」

蒲郡「……」チラッ

皐月「……」

流子「アタシこれからマコんちの家族分のプレゼント代稼ぐ為にバイトだから、じゃぁな」

皐月「……」コショコショ

蟇郡「ッ!、待てェい転校生!!」

流子「だからなんだよ……早く行かないとバイト遅れちゃうだろうが!!」

蟇郡「満艦飾マコと言えば無星生……無星生にクリスマスパーティの食事を揃えるのはなかなか経済的に酷な話であろうな……ましてや今年は居候も1人増えているとくる……辛かろうなァ……」

流子「!」

流子「……やっぱアタシ、常識的に考えてジャマだよな」

蟇郡「そこでだ!! お前に素晴らしい提案がある!! 心して聞くがいい!!!!」

流子「家族水入らずの大切な時間だ……私みたいな余所者が居座ってちゃマコも……クリスマス当日はやっぱりネカフェで……」

蟇郡「!?、纏流子!! どうした!!話を聞かんか!!」

流子「……」ブツブツ

鬼龍院皐月「喝ッッッッッッッッッ!!」ピカー

流子「うわっ!?」

蟇郡「皐月様…!」

皐月「纏流子、そんなお前に良い提案がある……」ピカー

流子「なん……だと……?」

皐月「フンッ、それはな……」

―――

流子「って訳なんだが、やっぱりクリスマスは

マコ「行くー!!行こうよ流子ちゃん!!」

流子「いいのか? クリスマスは家族水入らずで……」

マコ「だって皐月様主催のパーティでしょー? きっとご馳走だよー!フルコースだよー!満願全席だよー!」

又郎「しかも家族参加も許してくれるなんてさすが皐月様だぜー!!」

好代「でもでもドレスコードとか大丈夫かしら~」

流子「ああ、衣装なら向こうがもってくれるからそのままの格好で来てくださいって……」

好代「あらぁ~さすが流子ちゃんのお友達、優しいのねぇ~」

流子「いや友達ってワケじゃ……」

薔薇蔵「そうと決まりゃこうしちゃいられねぇ!!行くぞ又郎!場所取りだ!きっと行列になるぞっ!」

又郎「おうっ父ちゃん!!」

ガッツ「ギャッツギャーッツ」

流子「いやパーティは明日で!」

ブルルンブルルン…

流子「いっちまった……」

マコ「楽しみだねぇー流子ちゃん!」

落ちちゃったみたい、書き込めない

1 2 月 2 5 日 聖 夜 祭 大 集 会

ザッ

蟇郡「来たか……纏」

流子「読んだのお前らだろうが」

蟇郡「では控室に行き着替えてくるのだ、安心しろ纏、不器用なお前にも対応して一流スタイリストが腕捲りしt」

薔薇蔵「いけぇー又郎っ!!ご馳走を食いつくせー!!」

又郎「オッシャァァァッッッ」

蟇郡「っ!?、抜かれた!?スタッフ、スタッフウウウウゥ!!!」


薔薇蔵「ぐわっ、離しゃがれ、オワッ、くっ、ぬわー!!」

又郎「ちょっ姉ちゃんどこ触って……あひぃぃッッッ」

蟇郡「そのままお客様を着替えさせてこい……お前の家族は騒がしいな、満艦飾マコ」

マコ「えへへぇ~」

流子「なんとなく予想はついてたが本当に嫌になるくらい広い家だなアイツの家」

マコ「それなんだかいい匂いもするよぉ~んは~」

流子「『女性用着替え室』……ここみたいだな」

マコ「おじゃましまーす!美少女にしてください!」

流子「お、お手数お掛けします……」ペコ

スタイリスト「第十八回聖夜祭大集会へようこそお嬢様」ペコ

太眉スタイリスト「うむ、入れ」

流子「……」

マコ「わぁーっお洋服がいっぱいだよ流子ちゃん!」

流子「あ、あぁ…」

スタイリスト「では満艦飾様、本日担当させていただきますスタイリスト子と申します、よろしくお願いします」

マコ「よろしくお願いしまーす!」

太眉スタイリスト「フッ、まあ座れ」

流子「あ、ハイ」

スタイリスト「ではマコお嬢様、失礼ですがまずスリーサイズから計らせて頂きますがよろしいでしょうか?」

マコ「ハーイ!」スッポンポーン

スタイリスト「た、大変豊かなお胸をお持ちですね……」

マコ「そうですか!?ありがとうございます!」

スタイリスト「ではまずバストから失礼して……」

マコ「ハーイ!」


太眉スタイリスト「よし、脱げ」

流子「あ、はい……」

流子「……」シュル…パサッ

太眉スタイリスト「……」ジー

流子(おい鮮血、鮮血ってば)

鮮血(どうした流子)

流子(アタシ担当のこのスタイリストさん見て何か思わないか?)

鮮血(スタイリストだと?)チラッ

太眉スタイリスト「……」フンスフンス

鮮血(……興奮しているようだな)

流子(いやそれもそうだが、そうじゃなくて……)

太眉スタイリスト「脱ぎ終わったな、ではスリーサイズからだ」

流子「あ、よろしくお願いします」

太眉スタイリスト「両手を少し上げろ」

流子「あ、ハイ」

シュル

流子(うっ、メジャー冷た)

太眉スタイリスト「フンスフンスフンスフンス!!」

流子(そして鼻息すごいなこの人……くすぐったい)

太眉スタイリスト「ハァー…ハァー…」

鮮血(!、流子離れろっ! その女お前の乳首を舐めようとしているぞ!)

流子「うぉわった!?」ドンッ

太眉スタイリスト「ぐぅッ……!」

鮮血(レズビアンだコイツ! コイツはレズビアンだ!)

流子「れ、れずってお前……」

太眉スタイリスト「急に何をする……ぐぅっ」

流子「あ、あぁすいません乳首に嫌な予感がして……」

太眉スタイリスト「………」

流子「……」

太眉スタイリスト「ゲッホゲホゲホ!!鳩尾を蹴られたせいで呼吸が…っ」

流子「あぁっ!すいません鳩尾なんて蹴り上げて!ホントにすいません!」

流子(鮮血!お前の勘違いでスタイリストのお姉さん蹴っちゃっただろうが!)

鮮血(いやしかしあの時確かに……)

流子(あいつに似てるから先入観で考えちゃったんだ、気のせいだよ)

鮮血(しかし……ぐぬぅ……)

流子「すいませんお姉さん、ホントにすいません……」

太眉スタイリスト「いやいい、次はウェストだ」キリッ

流子(そのあと、おへそを舐められたような気がしたりお尻をヤケに揉まれたりしたような気がしたがきっと顔があいつに似てるから邪推してしまうだけだろう)

流子(それにスタイリストっていうのは客の身体のサイズを精密に調べて完璧に把握してこそ、一流の仕事も出来るし客のベスト答えを提示できるんだ)

流子(一流なんだな、このスタイリストさんは……)

流子(そんな事だけを考える様にして過ごしてたらいつの間にかスリーサイズは測り終わっていた)


太眉スタイリスト「コレか……いやこっちも似合うな……」

流子(そして今はこうして私を置き去りにしてスタイリストさんはパーティドレスを一生懸命探している、さすがプロだ)

マコ「じゃーん!!」バッ

スタイリスト「お疲れ様でした、マコお嬢様」

流子「マコ!」

マコ「どうどう似合う!? 可愛い!?」

流子「すごいな! ほんと、綺麗だし……すごい! すごい可愛いよ!」

マコ「だってスタイリストさん!」

スタイリスト「ええ、とてもよくお似合いですわ」

マコ「わーいわーい! こんな格好するの初めてだからもう動きづらいったらないよ!でもこんなオシャレするのも初めてだから嬉しいったらないよ!」

流子「お、おぉ、それはよかった…な??」

マコ「あーもう待ち切れないよっ!みんなに見せてくるね!」バヒューン

流子「お、おぅ……待っててくれないのかよ、まぁいいけど」

流子(本当に綺麗だったな…化粧で女ってあんなに変わるのか…)

スタイリスト「お嬢様…」

流子(私も…私も化粧すればあんな風に…?)

太眉スタイリスト「こちらもそろそろ終わる、下がって良い」

スタイリスト「……」ペコリ

流子(なんか想像つかないな、でもスタイリストのプロの化粧術ならこんな私でも……)

流子「……フフッ」

太眉スタイリスト「何を笑っている」

流子「うわぁ!? す、すいません!」

太眉スタイリスト「決まったぞ、貴様を天女…イヤ、天使…女神……ヴィーナス、違うか」

太眉スタイリスト「……貴様をこの世の物でも彼の世の物でも無い美しい何かに変貌させるプランがな!!」

流子「……大丈夫なんですかねソレ」


ーーーー
太眉スタイリスト「終わったぞ」

流子「鏡、見ても良いですか?」

太眉スタイリスト「好きにしろ」

流子(似合ってなかったらどうしよう……なんかスタイリストさんに悪いな……)

鮮血(似合っているぞ流子ッッッ流子可愛いッッッウォォォォォォォアアアアア)

流子(鮮血うるさい)

流子「……」チラッ


流子「……わぁ」

流子「じ、自分じゃないみたいだ……」

太眉スタイリスト「フッ、私の手に掛かればこの程度容易い」

流子「あっ、ありがとうございます!」

太眉スタイリスト「構わん、行け」

流子「本当に、本当にありがとうござーっした!!」

流子「……マコーっ!」タタタッ

太眉スタイリスト「ドレスで走るわ、お辞儀がヤクザ風だわなっとらんな奴は」

太眉スタイリスト「……次は女としての所作を教えんとならんな」

太眉スタイリスト「この……」

ババッ

鬼龍院皐月「鬼龍院皐月、直々になぁ!!」

バァーーーーz_______ン

流子(やっぱり一流スタイリストだったんだあの人!)

流子(よく考えれば当然といえば当然か、あの鬼龍院家に雇われてるんだしな……)

流子(アイシャドウ入れるから目をつぶれって言われたから目をつぶったらリップをぶちゅっと塗られた時はこの人痴呆なんじゃないかと失礼な事思ったけど……)

流子(一流は客を飽きさせないユーモアも備えてるって事だな!)

流子「っと、会場はここか」

ギィィ

ざわざわ

ざわざわ

流子「選ばれし生徒っていうから少人数の身内パーティかと思ったら……めっちゃいるじゃねぇか」

猿投山「ちょっとナンパしてくる」

蛇崩「毎年毎年必死ねェ~童 貞 君」

犬牟田「そろそろ皐月様の開会の挨拶が始まる頃だ」

猿投山「去年までの俺とは違う」

猿投山「去年までの俺は女性の外見の煌びやかさだけに囚われ過ぎて内面が見えていなかった……」

猿投山「しかし今の俺は違う、虚の視界を捨てた俺に虚の魅力は通じんッッッ!! この心の目で優しくて俺にも優しく手解きしてくれそうな家庭的で優しくて優しい女性を即座に見抜き、即座に口説いて見せる!!」

蛇崩「ヴェー、どぉんだけ優しさに飢えてんのよ気持ち悪い」

犬牟田「存外に女々しい奴だな君は、データに加えておこう」

猿投山「……クソォッ!!!」ダッ

犬牟田「紅一点のお前が意地悪だからだぞ、蛇崩」

蛇崩「なぁんで私があんたらなんかに」

猿投山(クソックソッ! 蛇崩も犬牟田も馬鹿にしやがって!)

猿投山(見ていろ……イケイケのチャンネーで童貞捨てて犬牟田も蟇郡先輩も……いや蟇郡先輩はもうハタチだしな、捨ててるか)

猿投山「そうと決まればッ!!」

猿投山「伊織ぃー! 伊織ぃー!」

伊織「ハァ、ここはパーティ会場なんだが……場を弁えてほしいね」

猿投山「居たか、お前に頼みがある」

伊織「今度はなんだい? まさか今度は目を見えるようにして欲しいなんて頼みじゃないだろうね?」


猿投山「……フッ、そのまさかだ」

ーーーー

伊織『そんな事もあろうかと裁縫部で研究していた品がある、まだプロトタイプなんだが……実用には耐えるだろう』

伊織『外部視力補助装置、一見ただのヘッドマウントディスプレイにしか見えないこの代物は生命繊維を直接視神経に接続し、失った視力を再度取り戻す事ができる』

伊織『戦闘で視力を失った生徒達の為に皐月様から開発を依頼されていた物だが丁度いい、ついでにテスターもやってくれ』

伊織『くれぐれも悪用するんじゃないぞ』




猿投山「さすが伊織だ、欲しい時に丁度欲しい物を出してくれる」

猿投山「心眼通では心は読めても顔は見えんからな、童貞を心の綺麗なブサイクで捨てる羽目になるのはゴメンだ」

猿投山「確かここがスイッチだったな」カチッ、ヴン

猿投山「おお!?見える、見えるぞ!!」

猿投山「さて、目ぼしい女の子は~……は、ハァァァァ…!!」



マコ「この料理がおいしんだよ~! なんていう料理かは知らないんだけどね!」

流子「料理は分かったから、あたしのカッコみて感想とか無いのか?」

マコ「え? 流子ちゃんはいっつも可愛いじゃーん! もう、何言ってんのっ!」

流子「お、おぅ……アリガト」

マコ「きゅんっ」

マコ「流子っちゃーん!!」ギュー

流子「おわっ、ドレスにソースがつく!」


猿投山「か…可憐だ……ッ!」


猿投山(行くか……行けるのか!? そもそもあんな可愛い女子がこの学校に居たのか!?)

猿投山(栗色のショートヘアーの娘も素敵だし黒髪の美しい! どっちに行けば良いんだ!?)

猿投山(そもそもあれだけ可愛ければ彼氏の一人二人居てもおかしくないだろう……そうなれば俺などが出て行った所で新たな傷が増えるだけになるのは明白……!)

猿投山(いやまて猿投山渦……あの二人から透けて見える育ちの良さそうなお嬢様オーラ、彼氏がいないどころかまだ処女である可能性が高いッ! フフフ良いぞ……これが心眼通を得た俺の視界か、世界がいつもより鮮明に詳細に見えるッ! あの二人は処女だ!)

猿投山(処女とすれば童貞……いや女に免疫の無い俺とも戦力は互角ッ! 征くぞ猿投山渦ッ! )

マコ「流子ちゃーん! あっちにケーキあったよっ! 食べにいこ?」

流子「ハイハイ、ホントにマコはよく食べるなぁ」

猿投山「ああああああのっほぉぅ!! す、しゅ、す、しゅいません!! ちょちょ、ちょ、とょっと僕とお話でもぉぉ!!」

マコ「んぇ?」

流子「は?」

マコ「あれ? もしかして猿投山先輩じゃないですかっ?」

流子「ん? 言われてみれば確かに」

猿投山(俺の事を知っている……ッッッ!? 確かにあり得る事だ、何せ俺は猿投山渦……運動部統括委員長猿投山渦だッ! 見知らぬ女生徒の尊敬を知らぬ内に受けていてもなんら不思議な事は無い!!)

マコ「なんでそんなメガネしてるんですか? 」

流子「そういやアンタにはまだ借りを返して無かったな……ココでヤるってのか?あぁン?」

猿投山(なれば好機!! この機会、絶対にモノにしてみせるッッッ)

猿投山「あっああああ、あにょぅ!! もももしよろしければぁ!この後のダンスを是非僕とご一緒なしてくだしゃぁぁぁす!!!!!!」



流子「……は? 1人で踊ってろ、じゃぁな」

猿投山(……んぐぅぅぅぅぅぅぅ!?!?!?!? これまでにない鳩尾に深く突き刺さる様に響く言葉を吐く女だッッッ! 俺の心眼通が見誤ったか!?)

猿投山(だがまだもう1人!! 希望はまだある、俺はまだ立っていられる!!)

猿投山(頼む! 頼むッッッ! 頼む~~~ッッッッッッ)

猿投山「……」チラッ

マコ「あっ、えっとえ~っと……待ってよぉ~流子ちゃ~ん!」

猿投山「……」

猿投山「……」

猿投山「」ドシャァッッッ



蛇崩「派手にイッたわね、ありゃ」

犬牟田「予想の範囲内だな、今年も」

カッーーーーーーーーーー!!!!

蟇郡「皐月様がいらっしゃったぞ、遊びは終わりだ」

蛇崩「あらガマくん、案内係お疲れ様」

蟇郡「うむ、猿投山はどこだ?」

犬牟田「まだダメージが抜けきれていないようだ、あそこでくずおれているよ」

蟇郡「今年もか、学ばない奴だな全く」





皐月「生徒諸君! 今宵はわざわざ集まって頂き感謝する! 今夜は年明けに控える三都制圧修学旅行の壮行会も兼ねている! 各々心ゆくまで飲み!喰らい!歌い!踊って行くが良い!」

ワァァァアアア!!

皐月「……」

……

皐月「ウム、ではこの聖なる夜とサンタクロース殿に」

……?

ざわざわ

皐月「乾杯!!!!」

蟇郡「乾杯ッッッ」

蛇崩「カンパーイ!」

犬牟田「乾杯、っと」

犬牟田「やはり今年も初めてパーティに参加した生徒の動揺を誘ったね」

蛇崩「だからなに? アンタ皐月様になんか文句あるっての?」

犬牟田「いやそういうことではないよ、ただ箝口令とか敷かなくて良いのかなって思ってさ」

蟇郡「皐月様に正面から真実を告げられる者などこの学園にはおるまい、杞憂に過ぎん」

犬牟田「それもそうか」

蛇崩「なによアンタ、まさかサンタクロースがいないとでも思ってるワケェ?」

犬牟田「そういう君はどうなんだ?」

蛇崩「……さ、皐月ちゃんがいるって言ってんだからいるに決まってんでしょぉ!? アンタバッカじゃないの!?ガマくんもなんか言ってやんなさいよ!」

蟇郡「ウ、ウム……」

蛇崩「ちょっとガマくぅ~ん? サンタクロース、いるわよねェ゛ェ゛?」

蟇郡「と、当然だ!!」

蛇崩「そうよ、それでいいのよ」

犬牟田「やれやれだね全く」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom