不良「女になった」(406)

不良「女になっちゃた」

男「マジで?」



一日前


幼馴染「ねぇねぇ」

男「んだよ」

幼馴染「学校に来て寝てるって意味ないんじゃない?」

男「眠たいときに寝なくちゃ、アレだろ? 勿体なだろ? 善は急げだよ」

幼馴染「学校で眠ることは善じゃないと思うけど」

男「有為転変は世の習いってな。明日、死ぬかもしれないのに今寝なきゃもったいないだろ?」

幼馴染「それってただの屁理――――」

教師「^‐^」

男「先生ぇー。幼馴染がうるさくて勉強できません」

幼馴染「ちょっと、男ッ!!」

よーわからんけど続きはよ

教師「?」

男「え、なんで疑問符を浮かべてる……あ、はい。すいません。俺がうるさかったです」

幼馴染「嘘はばれるのよ。ざまぁーみろ。お天道様は見てるんだよ」ドヤ

男「ハイハイ。そんな顔しないの。ほら、不良がこっち見てるぞ」

幼馴染「えッ?」チラッ

不良「…………」

幼馴染「何、嘘ついてるのよッ!! 見てないじゃないッ!!」

教師「^‐^」

幼馴染「えっと、すみませんでした」


教室

友「理科室行こうぜぇ~男ぉ~」

男「嬉しそうだな、友」

幼馴染「あっ、友君。次って理科室だっけ?」

友「う、うん。そうだよ」

男「」ニヤニヤ

友「なんでニヤついてるんだよお前ッ!!」

男「まぁ、言わずもがな」

幼馴染「?」

「――――どいてくれ」

男・友・幼「「「ん?」」」

不良「どいてくれ、俺が通れないんだよ」

幼馴染「あっごめんっ」

TS

不良「」スタスタス

友「なんか変わったな、アイツ。小学校のころは俺らの後ろ付いて回ってたのにさぁ~。いまでは金髪にしちゃってピアスだぜ?
  小学校のころは女の子みたいな顔だったのにさ」

幼馴染「アンタたちが連れまわしてたんでしょう? 大体、不良は嫌がってたわよ。たぶんそれのリバウンドで社会に反抗
    ―――って、ねぇ、男? どうしたのぼぉーとしてさぁ。ほら、眉間にぎゅぅと皺寄ってるし」ギュウ

男「掴むなよ。ったく、ただの考えごと。俺だって考えることがあるんだよ。そこのバカとちがってな」

友「なっ、俺の事言ってるのかッ!?」

男「さぁ? まぁ二人のどちらかだろ」

幼馴染「じゃあ、私? まぁ私は……頭が悪くて、バカだけどさぁ」

友「いいや、俺がバカです!! 俺がバカで良いですッ!!」

次の日

教師「」ペラペラ

男(なんで俺たちにつけが回ってくるんだよ。ったく進路調査書は配っとけよ)

幼馴染「(男はどうするか決まってる? 大学とか学部とか)」

男「(あっ? いや特に)」

幼馴染「(もう二年生だよ? そろそろ決めないとさぁ~やばいよねぇ~)」

男「(お前は部活に専念しろよ。スポーツ推薦で頑張ればいいじゃん)」

教師「」ドンッ

男「お、俺ですか?」

教師「」コクン

男「え? 俺が不良の家に進路調査書を届けにゆく?」チラッ

 (たしかに今日、不良は休みだけど、そんな小学生みたいなこと。大体、アイツと話すなんて中一以来だぞ。
  まぁ、渡すだけだし…………いいか)

男「わかりました行き……」

うはw
なにこれw

なんつー四角関係


幼馴染「(私も参りたい)」

男「お前は部活だろ? 俺だけが行くから。なっ?」

幼馴染「……わかった。変な気は起こさないでね。不良、顔はいいから。痔で入院とか嫌だからね」

男「おこさねぇーよ。俺は健啖家だけど、そこら辺の分別はあるさ。えっと――――先生わかりました」

不良の住むマンション前。

男「って言ったものの。はぁ~」テクテク

 (いざ会うとなると……緊張するな)

男「たしか三階だった……気が。ってここか」テクテク

 (ふぅ~気合を入れて、)ピンポーン

 シーン

男「?」ピンポーン

 (いないのか?)ピンポーン

 シーン

 (……郵便受けに入れて帰るか、仕方ない。これで最後にするか)ピンポーン

 ガチャ

男(いたのか。さて、考えていたあの台詞を)

 きぃ

男「よぉ、不良。その今日は別にお前のために来たんじゃ……え?」

?「…………」ウルウル

男(え? 誰? 金髪巨乳美少女……え? 不良と同棲中のお方? いやいやいや、だって高校生だぞ?
  たしかに不良は両親が出張中で一人暮らしらしいが、連れ込んでるって)

?「お、オレ、オレ、女になった……」

男「へ?」

?「オレ、女にぃぃぃぃ!!」ダキッ

はよ


不良宅

男「you are 不良?」

不良「」コクン

男「うそでしょ? 妹じゃないの?」

不良「俺は一人っ子」

男「いやでも科学的見地から導かれる事実として、既存の男性が女性へ変わることなんてあり得ない。
  ほら、アンビリバボーでも女性ホルモンの過剰分泌で女みたいな体になったことはやってたけどさ、
  寝て起きてそしたら女になるなんて、それこそアンビリバボーだ。もしもボックス使われたんじゃないか?」

不良「でも、オレなんだ。オレなんだよ。朝起きたら胸がアツくて、見てみたらおっきくなってて……」

男(おっぱいって。たしかに薄着のTシャツだから、たわわに実った肉の果実は認められるけど……。おいおいおい乳首浮いてますけど。自己主張激しいんですけど)

男「えっと、ノーブラ?」

不良「見たい? なら」ヌギヌギ

続きはよ!!

>>14
男は英語もまともに使えないのか

最強の不良が女体化!ツンデレ俺口調の美少女に!?~馬鹿!中に出す奴があるかっ、俺が妊娠なんて有り得ねえ!~

男「おい、待ってッ!? なんでTシャツをたくし上げてるんですかッ!? 綺麗なおヘソ見えてるしッ!!」

不良「だって、まだオレがオレって信じてないから」

男「脱いでも関係ないだろ!! おっぱいはおっぱいなんだ、ビバ肉叢なんだよ!! 
  大体そんないたいけな乙女が会って数分の男に恥部を見せるなんて、大和撫子の恥じらいは!?」

不良「オ、オレは女じゃない!!」

男「そんな可愛い容姿で言われてもなぁ。そういえば鏡を見たか?」

不良「見た。裸になってみたけど、ち○こなかった」

男「そんなシャルマンな容姿で下ネタはいかがかと」

不良「オレはれっきととした男性だ……。だからおっぱい触られても恥ずかしくない」

男「でもなぁ」

不良「ホントはずかしくないんだッ!!」

非常によい


男「はぁ、仕方ない。俺も可惜好機を逸したと思ってるし、ありていに言うと、そのおっぱい触りたい」

不良「ホ、ホントかッ!?」キラキラ

男「ああ。その威容な乳房には良い意味で辟易する」

不良「じゃあ、」ヌギヌギ

男「待てッ!! 着衣で良い、着衣で良いから。もし脱いだら俺が何を起こすかわからないだろ。
  仮にお前が不良だとして、俺に犯されるのはいやじゃないか? いつしか過去の痴態に悶えることになる」

不良「う、うん。じゃあ、触ってくれ」

男「お、おお」ペタ
 
男(あたたかい。すげぇー厚み。挟まれたい、挟まれて果てたい)


 書き溜めてないから遅いかも

くそっ!!
そろそろ出かけなきゃならんのにこんなスレに出会っちまうとは...
今日も休むか

パンツ亜空間に弾けとんだ


不良「ど、どうだ? オレのおっぱい?」ギュウ

男「手で押さえないでくれ。触感がヤバい」

不良「悪い。でも心臓がドキドキしてないか? オレはヤバい。すごくドクンドクンって緊張してる。女ってこんな気持ちなのか?」

男「そんなの肉厚で分からねぇーよ」ボソ

不良「なにか言ったか?」

男「い、いや。えっと、そろそろいいか?」

不良「お、おう。いつまでもこうしている訳にはいかないもんな。それでどうだ? 信じたか?」

男「まぁ、胸触っても分からんよ」

不良「なんだよそれェ……」グズ

男「でもな、アンタが不良だと言うことを信じるとする」

不良「ホントか!? オレを信じるか!?」

男「けど証拠が足りない。もし不良だったら俺との記憶があるはずだ。俺と不良だけが知ってる真実。
  俺はある程度思い当る節はあるだが……」

不良「もしかして、ファーストキスの相手が――――」

男「――――お前が不良だ。決まり。信じます。俺のファーストキスの味はお前しか知りません」

「あるだが→あるのだが」
 

黒歴史がいい思い出に変わった瞬間だな

これもBLなんだろうか

不良「じゃあ信じてくれるのか?」

男「ああ、信じる」

不良「本当か……信じられなくちゃどうしようかと思ったよ」フゥ

男「でも悪いな、疑ってさ。いや、でも俺にも弁解の余地が……」

不良「でもよかったよ。ホントによかった。オレ、ずっと不安だったからさ。
  夢だといいなって何回も思ったし、親に見つかったら死のうって思ってて。
  でも……本当に、よかった。というか、なんで泣いてんだろ、オレ」ボロボロ

男「な、泣くなよ。なっ? 俺が、その、どうにかするからさ。ほらっ、ケセラセラだよ」

不良「それ、本当か?」ウルウル

不良「なんか言ってくれよ」

 (やっべ、咄嗟に出ちまった。でも、今更見捨てるわけにはいかないなよなぁ。仮にも昔の友人だし)

男「嘘じゃないって。女が泣いてたら助けるだろ?」

不良「なっ、女じゃないって!!」

男「わかってる。でも、こんな可愛い子が男の子のはずが……」

不良「な、殴るぞッ!?」

男「そう、業腹するなって」


不良宅前

男「じゃあ、明日一緒に病院に行くってことでいいんだな?」

不良「」コクン

男「一応、妹の服とか下着と持ってゆくからさ、それ着ろな?」

不良「」コクン

男「えっと……そんな気を病むなよ? なんてつーか俺も空とぼけるわけにもいかないし、当事者がそんな顔してると、ほら、アレだろ?」

不良「でももう学校はいけない。こんな姿じゃいけいない」

男「えっと……その……」

不良「なんだよ、そんな顔するな。当事者はこんな元気なんだぞ」ニコッ

男「なっ。はぁ~心配して損した」

不良「まぁ、学校なんて行くかなくてもいいしなァ~。というか、明日ちゃんと来てくれよ」

男「ああ、行く。俺が行かなくて自殺されたら困るし」

不良「じゃあ、また明日」

男「ああ、明日」

元ネタ

なんちゃらファック物語だっけ


次の日 放課後

 ガヤガヤ

男(早く行かなくちゃ、アイツ待ってるし)

幼馴染「き、昨日ッ!!」

男「ん?」

幼馴染「……その、どうだった?」

男「不良のことかか? なら、家にいなかったから郵便受けに入れてきただけ」

幼馴染「そう……なんか他には?」

男「いや、別に。でもなんでそんな、気にするんだ?」

幼馴染「だって……」チラ

A「不良クンいないと楽だよねぇ~。こう、大股で歩けるというかさァ~」

B「いるとなんか睨めつけられるし。そうだ、知ってる? 不良クンって手早いんだって
  こないだぁ、Cに訊いた話なんだけどさぁ―――」コソコソ

幼馴染「根も葉もない噂が立ってるし……曲がりなりにも不良のちいさい頃からの友達だもん。気にするよ」

男「とかく女っていう生き物は都合がいいものだな。まるでスネ夫みたい」

幼馴染「私は違うよ? ちゃんと薬の用量と自分の友達は守るし。それとね―――」


女友「――――幼馴染ぃ~部活行かないのぉ? 部長でしょ~」


幼馴染「え、ああ、行くッ!! っと、その前に。男!!」

男「はい」

幼馴染「男も守ってよ、友達を!!」

男「わかった。でもなんか呼んでるけど」

幼馴染「わかってる。じゃあ、明日ねッ!!」タタタタ

友「――――可憐だ」

男「うぉ!! びっくりしたぁ~。いきなり出てくるなよ!!」

友「まぁ、俺の事は木ノ葉の黄色い閃光とでも呼んでくれ」

男「うるせぇ。お前がその黄色い閃光でも多由也は絶対に渡さない」

友「まぁ、多由也ちゃんは可愛いけど、ふざけてないで帰ろうぜ。来週には不良は帰ってくるだろうしな」

男(まだ分からないけどな)

男「その、悪い。俺、用事あるから先に帰るわ」

友「幼児あるから? 子供できたのか!?」

男「なんか無理矢理だな。とにかく俺先に帰るから」

不良宅。

不良「キツいぞ、これ。小さいんだけど。あと胸が苦しい。というかなんで内股なんだ?」ムチムチ

男「」モゾモゾ

不良「もしかして、オレの胸をみて興奮してるのか?」ニヤニヤ

男「いや、ちげぇーよ。つーかそうやって胸を強調するな。俺が言いたいのは、それじゃ外出られないだろってこと」

不良「だって小さいからサァ。身長縮んだのになんではいらねぇーんだァ。あー女の身体ってメンドクサ」

男(くっそ。侮った。妹もそれなりにあると思ったんだがな……)

不良「…………」ジー

男「?」

不良「な・ん・だ・よっ。言いたいことあるなら言えよ」

支援

男「ただ妹よりでけぇーなって思っただけ」

不良「それって褒めてるのかァ? オレは女じゃないんだゾ?」

男「わかってるよ。でもな、ついてるんだから仕方ないだろ? 見た目は女なんだ。顔もいいし、スタイルも良い、美少女なんだよ」

不良「オレだって好きでなってるわけじゃない。と、というか!! なんかもう服着替える!! だからもう出てけ!!」ドン

男「男同士だろ?」

不良「男同士でも恥ずかしいものは恥ずかしんだよ、バカ!! とにかく出てけよ!!」ドンドンドン

男「え、お、おい、ブラ――――」

 ――――バンッ!!

男(よくわかんねぇーな。まぁ、俺もまじまじと股間見られたら恥ずかしいし、それと同じ感覚か)

病院待合室。

 コソコソ ジロジロ
 
男「ギリギリだな、丈。肩周りはブカブカに余ってるのにさ。彼氏のTシャツを着てるます感がすごい」

不良「なんか……見られてるな、オレ。戻ったらもう女の胸を見ないことにしよう」ハァ

男「そりゃーTシャツで巨乳。しかもブラジャーが小さいって、もう鬼に金棒。いや鬼の金棒か」

不良「上手いことを言ったつもりか? 全然上手くないゾ? 大体病院で下ネタなんて、もう去勢しろ」

男「女にはなりたくないがな」

不良「だからオレは女じゃない!!」

男「そんなこと言ってないだろ。ただ去勢したらやっぱり女っぽくなるんじゃないかってことだよ。先走りすぎだぞ」



 やばい、飽きてきた

見てる

頑張って下さい

不良「な、なんだよ、バカにして。だいたい昔からそうだった……すぐオレをおちょくってさ。何かあるごとにオレを呼びつけて、イジメてさ
   結構、オレ悔しかったんだゾ?」

男(……昔の話はやめてほしいんだけどな。中学生から疎遠だったし)

不良「黙るな。話し続けてくれよ。黙られると不安になんだよ」

男「悪い。そうだ、幼馴染が心配してたぞ? アイツには教えたら?」

不良「お節介な奴には黙っておいた方がいいと思う。知ってるのは二人だけでいいよ」

男「でもな、不良。いつかはさ――――」

 ――――不良さーん

不良「呼ばれたぞ、行こう」

 
診察室

医者「不良君っと……君、元は男の子だったんだよね」

不良「」コクン

医者「」チラッ

男「はい、そうです。元は男の体でした」

医者「う~ん。やっぱりそうかな」

男「そうって?」

医者「TS病。一夜にして身体が異性へと変わる原因不明の奇病さ。発病確率が100万人中1人。これはもう運が悪かったって言うしかないね」

不良「運が悪かったって、オレは死ぬの?」

医者「死にやしないよ」

不良「じゃあ……オレずっと女の身体?」

医者「身体だけじゃない。心も体に馴致する。時が経れば確実に活着するね。わかるだろ、君も? 容器が変われば内容物も変形するんだよ」チラ

男(不良……)

医者「っていっても大丈夫。治せるから」

>>17
あれヒロインが可愛くない

良「へ?」

男「どういうことですか?」

医者「薬があるんだよ、TS病を治す薬がさ。それを処方するから。でも一気に飲まないでね、副作用あるし」

男「本当ですかッ!?」

医者「嘘をいって医者になんの得があるんだい。政治家じゃあるまいし」

男「不良、よかったなッ!!」

不良「う、うん。……よかった。ヤバい、泣きそう」

男「女じゃないんだろ? なら泣くなよ」

医者「今ぐらいは泣かしてあげないよ」

男「そうですか?」

医者「僕は行くからさ」ガタッ

医者「――――ああ、忘れてた。あと服と下着も渡すから、ちょっとそっちの君は診察室を出た方がいいね。
   裸を見られるのは誰でも恥ずかしいことだろ?」

男「え、あ、はい」

医者「じゃあ、二人で頑張って。来週も来るんだよ?」

良→不良

100万人に1人って・・・
いくら奇病でももうちょっと確率下げようぜ

>>48
日本語でおk

帰り道。

不良「なんか背中むずむずする。ブラジャーって気持ち悪いな」

男「そうなんだ。知らなかった」

不良「でも、なんか嬉しいな。服を紙袋いっぱい貰ったし」ギュウ

男(紙袋を嬉しそうに抱きしめてる……。心も女に近づいてるのか?)

不良「これで外歩けるし、コンビニにも寄れるしなァ~。なんか未来明るいッ!!」ギュウ

男「女みたいだぞ?」

不良「ん? いいだよ、別にィ~。だって治るんだゼ? なら女の特権を使わなきゃだろ?」

男「くれぐれも貞操観念は強く持てよ。まぁ、そういう関係を全否定ってわけじゃないが」

不良「なっ!! そんなことしねぇーよ!! するわけない!! 大体、ファーストキスを奪った奴がそんなこと言うなッ!!」

男「え? 不良もファーストキスって俺なの?」

不良「そうだよ。神社の裏でイキナリ。……って言わせるなッ!!」カァー

男「俺は覚えてないんだよ、あんまりさ。ただキスしたことしかさ」

不良「」ジー

男「なんだよ」

不良「覚えとけよ、バカ。オレだけがバカみたいだろ? というか死ネッ!!」ドンッ

男「タックル……よわッ」

不良「ヌヌヌッ」

なるほど

なるほど…

男「どうした?」

不良「やっぱり女の特権なんか使わネッ!!」スタスタ

男「お、おい、待てよ」

不良「」ピタ

男「おっ本当に止まった。いきなりどうした?」

クルン

不良「えっと、その、言わないといけないから、その、言うだけだぞ
   別にオレがどうとかアレだかな。その、うん」プイ

  ギュウ

男「おい、また紙ぶ――――」

不良「――――ありがと、その男………クン」

男「…………」

不良「こ、こっち見んなッ!! …………オレもう行くッ!!」タタタタ

男(アイツ、俺のことクンづけだったな。そういえば)

男自宅玄関

ガチャ

男「ただいまぁ」ニヤニヤ

妹「何、ニヤニヤして気持ち悪いよ。ただいまなんていつも言わないのに」

男「そりゃいいことがあったからな。いや~友情って素晴らしいですねぇ~」

妹「ケインコスギと例の台詞を叫んだの?」

男「そうじゃないって。でも、胸が温かくなった。ぽかぽかさ」

妹「そうなんだ。いやそうじゃなくて、聞きたいんだけど私の服知ってる?」

男「へ?」

妹「ブラジャーとか下着がなくなってんの。お母さんのはあるんだけど私のだけないだよぉ~」

男「えっと、ちょっとコンビニに寄ってく――――」

 ガシッ

妹「――――さて、家族会議だ。永田町は大荒れだけど、ウチは即刻可決だ」

 

支援

これは良いSSだ
支援

次の日、学校

幼馴染「えっと、困ってるんなら私の下着貸すけど?」

男「いやいいです。というかなんで知ってるんだ?」

幼馴染「メール来たから。ホイッ」

『マジ、ウチの兄貴キモィ。死んだ方が良いとおもう。幼馴染ちゃんはどうおもう?』

男「はは、直接言われました。はぁ~」

幼馴染「まぁ落胆しなさんな。福が逃げるよ。願いば叶うって言うじゃん?
    次のチャンスはあるよ。一難去ってまた一難、ぶっちゃけありえない、でしょ?」

男「なんのチャンスだよ。俺は今回で後悔先に立たずって言葉を知ったの。
  大体、べつに妹のパンツを使って、俺の息子が羽化登仙したわけじゃないし」


 飯を買ってきます。
 

しえん

飯代行はよ


★食事代行始めました★
食事したいけどその時間が無い、食事をしたいけど食べるものが無い、そんなときに!
フードファイトで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに食事をしてくれます!
モチロン食事を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近くのラーメンを無差別に食い荒らします!
1時間\1200~ 24時間営業 年中無休!

                /ヽ
                /  s i
          /    .|/\――ァ      _ / ̄/ ̄:::''‐、.       ら

.    r―――くS    /   |―― ァ     ./::/ /::::::::::::::::::::::\.   お.  あ
     \__r――― '――― ァ_ノ    /::::::/ /:::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ.   か  め
.    r、{ ̄∽  \∽   ∽∽ ノ―ァ ア    ./_/__i i:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ  わ.  ん
  r、! \   r――――― '‐―ァ/}.     ../ | .|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|  り
 !\ S. ` 、r‐` ――――――‐ァ―ァ      /┃ ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
  r――――.\______ ,ノ―ァ     (   (7::::::::i:::::::::::::::::::::::::/
.  \∽   { ̄∽   ∽∽  ,フ /       .\ /::::::::::/:::::::::::::::::::::::(
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                        ,`‐η‐-' く::::::\:::::::::::/ /ヽ / /~/ /
―――――――――――――――ヽ‐<...,,__/)λ" ):/ / / / / / /――――

                                 ヽ ) (/ / "/ / / /

   食事代行では現在スタッフを募集していません

 買ってきた。というか自転車を直そうと思った。
 

幼馴染「む~折角私のパンツ貸すって言ってるのにさぁ~」

男「紛うことなき痴女だな。パンツ売りの少女で名作童話入りですよ」

幼馴染「売るんじゃない、貸すの!!」

男「いやでも貸すって、何期待してるんだ? 俺のために貸すんだよな? 
  もしかして俺の滓の為に貸すのか? なら、唯々諾々と肯くことも能わないこともないが」

幼馴染「……だってさ、普通に考えて男が妹ちゃんの下着を盗らないでしょう?
    なら、理由があるんじゃないかって。私は何年一緒にいるのよ。50年後に友達料金を請求してやる気だし」

男「ヤバい。昨日といい今日といい泣きそう……」

幼馴染「なに、大の高校生が中学生に泣かされたの?」

男「え、いや、そ、そうだよ。言葉責めがけっこうな。意外と興奮も相俟って」

友「――――うぃーす、幼馴染」

幼馴染「うっす、友君。今日は部活無いから一緒に帰れるねぇ~。女友も一緒だけどいい?」

友「全然OK!!」

男「あっ、俺用事あるから。ゴメン。いけないわ」
 

支援

不良宅 不良の部屋

不良「男クン、強すぎ。もう格げーやめようぜ」

男「お前が弱いんだよ。じゃあ次はマリオカートやるか? 赤甲羅でしずめてやんよ」

不良「もうやんない」ポイッ

男「おいおい、ベッドの上に寝転ぶなよ。あと、コントローラーもこんなに雑に扱うと壊れるだろう?」ガチャガチャ

不良「オレのなんだからいいじゃん、別に。昔ならそんなこと言わなかったヨ」

男(昔、昔って。ガキ大将なんてずっと前の話だろう。つーか寝るとおっぱいがやばいな。おっぱい界のアコンカグアだ)

不良「何見てんの? あっ、またオレの胸見てたろォー」

男「そんな凶器があれば誰だって見る。何カップだっつーの」

不良「Fカップ。オレだって好きでこんなもの」ムニュ

男「おい、やめろ。俺の理性がやばい」

不良「抜いてやろうか?」

ガタッ

男「え?」

不良「その、お返しっつーか。その、オレだってやっぱり感謝してるしさ。だから胸を使って…………」

男「――――いいよ。大丈夫だ」

不良「なんでだ? オレは別にいいって言ってるのに」

男「だって男に戻るんだろ? ならさ、そんな過去はないほうがいいし。大体、家ではお前の痴態を思い出して抜かせてもらってるしさ
  今は台所でイチャイチャセックスしてるし、あともう少しで臨月かな。はやく子供を見たい」

不良「なっ!! ――――」

男(枕を投げ……)

不良「もう死ね」ギュウ

男「枕を抱きしめるな。女みたいだぞ?」

不良「うっさい!! オレは男だ。つーか、なんか、帰れよ!! ……時間も時間だし」

男「もうそんな時間か。じゃあ行くな。今日は面白かったぞ、普通にさ。やっぱり女の子と居れる気持ちになれるからか?
  まぁ、また誘ってくれよ」


      ,、.,- 、

     ,´;:;:;:;:;:;:;ヽ、     寒 
     l:;:;:;:;:;:;:;:;::;〈      い 
     ヽ;:;:;:;:;:;:ヘl 〉      の 
      〉゙゙゙゙゙゙゙゙゙ ソ        で 
    ,. √ ̄ ̄ヽ._      す 
  ,/´  ̄ ̄ ̄´`゙ ヽ、   が
 〈 /      \   ヽ
  トl        ヘ   `l
 / l          l   〉
 ヘ l l       l__ノ  ,============
  `゙l ヾ       l  ヘ ∥        ∥
   l         ゙ヽ  ト-、       ∥

   ンー----‐ー‐‐´シ ゝ、ソ――――‐‐」

   {   、         ´ヽ、___/
   ヘ、 人 ,,..、         ヽ ̄ ̄ ̄´
   /´゙:, ,.ノ ´lヾー-‐―ヾ  }

   〔  〉´   ノ- 、_____ノ
   `゙゙´ `゙゙´
           》》》》》》》》》》》》/
          ノ   √/   ノ

         ∠_____λノ___/
         ` ̄ ̄    ̄´

不良「…………」

男「じっと見て、顔に何か付いてるか?」

不良「明日も来てくれ」ボソ

男「ん?」

不良「明日も来いってこと!! だから明日も遊ぼうって。……それだけ」プイッ

エロないよ。いや希望有れば書くけど。ちょっとエロシーンにはトラウマがあるから

ええがな

エロなんてなくてもいいから
続けて続けてくださいな

夕べ立ってたTSエロ画像スレを思い出した


次の日

友「帰ろうぜ?」

男「ゴメン。今日も」

さらに次の日

幼馴染「不良来ないね」

男「そうだな。ああ、あと友に用事があるから一緒に帰れないって言っておいて」



そして、6日後 病院

エロよろしく

支援

不良「はい、ちゃんと飲んでます」

医者「女性の身体はどうだい?」

不良「不便です。トイレとか下着を付けるのも大変で」

医者「それはそうだよね。座らないといけないし」

不良「あと、周りの目が気になるし」

医者「それは君がかわいいからだよ。アイドルなんて目じゃないね。普通の男性なら放っておかないよ」

不良「…………」

医者「そういえば、もう一人の子は?」

不良「男クンは家の用事でこれないって」

医者「だから元気ないんだね、不良君はさ」

不良「べつに元気がないわけじゃないです。ただ不安で」

医者「毎日、いっしょに居るんだ」

不良「来てくれるんです。でも、オレ」

医者「負担になってると思ってるんだね、君は」

不良「だって―――」

医者「―――でも、薬を一気に飲まないようにね。たしかにあの薬を全部飲めば戻ると思うけど、ダメだよ。
   君が倒れたら、彼だって悲しむだろう?」

不良「……わかりました」

月曜日 学校 昼

幼馴染「1週間。不良のことを悪く言うのを聞くようになったね」

女友「だって嫌われてるじゃない。協調性がないっていうか。自分勝手というか」

幼馴染「昔の男を見てるみたい」

女友「男君って荒れてたの?」

幼馴染「ガキ大将ってやつよ。ちいさい頃、私と友と不良と、それと男の妹を引きつれて色んな所回ったんだ。
    我がままで短気で、私が何か言ったらすぐに怒るし、掴み合いのケンカもした。でもね」

女友「でもね? 何、そのあと」

幼馴染「教えない。教えたら」チラ

男「おい、友ッ。お前、それじゃ都落ちするぞ」


幼馴染「ダメだと思うから」

女友「もしかして好きだったとか?」ニヤニヤ

幼馴染「違う、違う。そんなのありえないから」

支援

放課後 不良宅 リビング

男「俺、そろそろ帰るな」

不良「……待って」

男「ん?」

不良「その、夕ごはん食べない? そのオレが作るから……さ」

男「え? あ、ああ。別にいいけど料理なんかできるのか?」

不良「うん。一応。えっと、TVつけて待ってて」

男「う~ん。わかった」


台所

不良「まずエプロンつけて……今日買ってきたビニール袋から、ひき肉を」ガサゴソ

  (でもハンバーグなんてベタだったかな? でも初心者でも作れそうだし)

不良「とにかくやろう。男クンのためだ」


カタカナのおかげで一方通行さンに見えてきた支援

リビング

男「おっ、ハンバーグか。ベタだな」

不良「ダメだった?」

男「いや、楽しみ」

不良「そう、よかった。はい、これ」

男「悪いな」

不良「べつにオレが作りたかっただけだから」ストン

男「座るのにエプロン外さないのか?」

不良「え、あ。オ、オレは外さない主義だから」

男「そう、じゃあ食べるから」

不良「…………」ジー


>>85 百合子ちゃん可愛い

男「食べにくい。だいたい食べないのか、お前は?」

不良「オレは良いんだよ。だって今日は男クンのために作ったんだから」

男「それはわかるけど、でもお前は?」

不良「今までの感謝の証。気にするのはらしくないぞォ」

男「俺はべつにお前のためにやってるつもりはないって」

不良「ツンデレってやつ? 似合わねェー」

男「違うって。ただ女の子といれるから来てるんだよ」

不良「だからオレは――――」

男「――――少なくとも戻るまでは女だろ? なら、もし何かあったら大変だろ?」

不良「大変じゃない。だって、今までも無理なくやってきたし」

男「俺が一緒にいたからだろ? あとな、お前が気負う必要はないって。
  もし何かあったら、友とか幼馴染とかを呼んで助けてもらえばいいじゃん
  いや、俺が絶対に手伝わせるから。だから、その、えっと、もうすこし一緒にいようぜ?」

不良「昔の男クンみたいだ」

男「昔の俺? こんなだったか?」

不良「我がままで自己チューでそのくせ他人に介入する」

男「悪いな」

不良「いいよ。さて、じゃあ、オレも食べようかな。ハンバーグ」

男「作ったのか?」

不良「ううん。それを分けようって思っただけで」

不良宅 玄関

不良「明日もオレの家にくるんでしょ? 男クン」

男「ああ」

不良「じゃあ、何がいい?」

男「作ってくれるのか? なら何でもいいや」

不良「え、ああ。じゃあ決めとく」

男「そう。なんか本当に付き合ってる気分」

不良「うるせぇー。ホモじゃん。はやく行けよ」ドン

五十嵐ナナコ

もう一方通行でしかイメージ出来なくなった

不良「おう」

 ガチャン

不良「また明日か。あっ、薬飲まないと」

 タタタタタ

不良「この袋に……」

  (けっこう少ない。あと2週間で終わる)

  「今日はやめとくか。急ぐことはないし」

 学校

幼馴染「不良が来なくなって二週間。何か事件の臭いがする」

男「唐突だな」

幼馴染「事件は学校で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ!!
    室井さん、聞こえるか? どうして現場に血が流れるんだ?」

男「流れてない。つーか影響され過ぎだと思う」

幼馴染「まぁ冗談は置いといてさ、マジで不良どうしたんだろ?」

男「わからん。まぁ、土日挟むし帰ってくるだろう?」

幼馴染「なぜベストを尽くさないのか!!」

男「…………」

ID:+5FQ8Ehy0楽しみにしてる。ガンバ

土曜日 不良宅

男「遊びに……」

不良「…………」ウルウル

男「どうした、厚着なんかして」

不良「おっぱいがおっきくなった。ブラジャー小さい」


ランジェリーショップ

男「…………」

 ジロジロ

男「…………」

 コソコソ

男「……連れが試着中なんですよ。そうなんですよ。だから俺は悪くない
  べつにうん。あれ。ですよね。はい。俺はね」ボソボソ

店員「終わりましたぁ~。ああ、彼氏さん」タタタ

男「あ、はい」チラッ

不良「肩コル……おっぱい邪魔」


店員「凄いですね、彼女さん。綺麗だし、スタイルも良いし」

男「彼女じゃ――――」

店員「――――惚れ惚れします。ああ、彼女さんこちらへ。では会計は5250円となります」

男・不良「「へ?」」

店員「どうしました?」

不良「(高くない? そんなすんの?)」

男「(わからない。女装趣味ないし。ましてやブラジャーなんて買ったことなんて)」

店員「どうしましたぁ?」

不良「……仕方ない」

男「じゃあ、割り勘するか」

不良「え? マジで?」

男「良心の呵責ってやつ。それを金銭に還元するのはどうかと思うけどさ、まぁ、俺が3000円出すから」

不良「計算できてないよ、それ」

男「いいんだよ、別に。そこはありがたく受け取っとけ。あんまり遠慮するとかえって、嫌味だぞ?」

不良「それを言ったら、身も蓋もないだろ。わかった、オレが」

店員「オレ?」

不良「わ、わたしが2000円」

歩道
 
不良「なァー気持ち悪い。わたしなんて」

男「そうか、似合ってたぞ?」

不良「それは見た目が女だから――――」

男「――――服屋、あるぞ? 寄らないのか?」

不良「よ、寄りたいけどさァ。だって、可愛いとか言うの女みたいだし」

男「いいんじゃねぇーの? 女の特権だろ? そもそもお前も侃侃諤諤として言ってただろ?
  女には特権があるってさ。それが今だろ」

女になりたくなってきた

最近TSの活性化率が半端じゃない

不良「そう……か? 迷惑じゃないか?」

男「その代わり、一日、俺の彼女のな?」

不良「……わかった。わたしは今日、男クンの一日彼女」

男(え? 反抗するんじゃないの? デ、デレたのか? いやわからん。試してみよう)

不良「どうした? わたしの彼氏」

男「いや、やっぱり可愛いなって。おっぱい大きいし、顔も良いし」

不良「そう。じゃあ、はやく彼氏、服を見に行こうよ。福は急げってね」

男「善は急げじゃ――――いきなり引っ張るなッ!!」

>>100まーな。別にいいじゃんTS

一時期のNTRブームよりは遥かにウエルカムだわ

不良ちゃん覚醒するのか

帰り道

不良「彼氏ィ~。女って楽しいなァ~。いろんなものを着れるし、おまけに」

 ダキッ

男「うおっ!! いきなりなんだよ」

不良「こうやってビビらすことができる。ほら、おっぱい攻撃だァー」スリスリ

男「バカ、やめろよ、彼女」

不良「イチャイチャしてるんだよ、彼氏」

男「いつか浄玻璃の鏡に映し出されるぞ? だから離れろ」

不良「なんだよ、つまんない。オレが折角、男クンのために可愛い服着てるのにさぁ」

意味不明なNTRブームより百万倍マシ

男「……俺のためなのか?」

不良「なんだよ、そんな顔して」

男「俺のために金を使わせたのかなぁーってさ」

不良「そう……え、あ、なんか悪い」

男「…………」

不良「なっ、こっち見るなァー。うう……あ~なんか、なんでこうなってだよぉ~
   もう、なんかさぁ~。あぁ~なんかぁ~」ボロボロ

男「え、な、なんで泣きそうなんだよ」アタフタ

 もう泣いてるやがな。
 「泣きそうなんだよ」→「泣いてるんだよ」


不良「わからねぇーよ。い、いきなり涙が出てきてぇ……なぁ~なんでだよぉ」

男「え、一回落ち着け。ほら、ひっひっひふぅ~」

不良「それ、ラマーズ法だよぉ……」バシバシ

男「じゃあ、えっと、あ~そうだ、不良のおっぱいってどんぐらいの大きさ?」

不良「じ、じーカップ」

男「お、おう」

不良「なッ、なんでこんなこと聞くんだよぉ、この屑野郎ォ……」ポカポカ

男「だって、他に思いつかなくてさぁ。そうだ、ファミチキ買ってくる。待ってろよ」タタタタ

不良「なっ、ちょっと、待てよ」タタタタ

おいやめろ

これで男がブサなら…

Gカップってありえんやろww

それがありえるんだな

男「泣きやんだか?」

不良「すこし。だけど、なんか感傷的になってるかも」ハムハム

男「ファミチキ食べながら言われてもね」

不良「うっさい。そっちが買ったんだろ?」ハムハム

男「でも食ってるのは不良だ」

不良「……なんだよ、バカ。オレもう帰るから。こっちから帰るから!!」

男「お、おう」

不良「―――ッ!!」 

  (普通、止めろよ!! なんでわかんねぇーんだよ!!)

>>113
もう7~8年前になるが、テレビで「ランジェリーショップでHカップの下着までは普通に扱ってる」って言うとった

最近読んだ
TSになった奴使用人とイチャコラしてるやつ思い出した


      ,、.,- 、

     ,´;:;:;:;:;:;:;ヽ、     寒 
     l:;:;:;:;:;:;:;:;::;〈      い 
     ヽ;:;:;:;:;:;:ヘl 〉      の 
      〉゙゙゙゙゙゙゙゙゙ ソ        で 
    ,. √ ̄ ̄ヽ._      す 
  ,/´  ̄ ̄ ̄´`゙ ヽ、   が
 〈 /      \   ヽ
  トl        ヘ   `l
 / l          l   〉
 ヘ l l       l__ノ  ,============
  `゙l ヾ       l  ヘ ∥        ∥
   l         ゙ヽ  ト-、       ∥

   ンー----‐ー‐‐´シ ゝ、ソ――――‐‐」

   {   、         ´ヽ、___/
   ヘ、 人 ,,..、         ヽ ̄ ̄ ̄´
   /´゙:, ,.ノ ´lヾー-‐―ヾ  }

   〔  〉´   ノ- 、_____ノ
   `゙゙´ `゙゙´
           》》》》》》》》》》》》/
          ノ   √/   ノ

         ∠_____λノ___/
         ` ̄ ̄    ̄´

完全女じゃん不良ちゃんwww

>>115

Gの友達が友達が可愛いのないって嘆いてたな

TSは男子校で主人公以外全員女になったってのがいいアイディアだと思った

不良「もう知らない!! じゃあなッ!!」

男「え、ああ、じゃあな」

不良「」タタタタ

男「あ、そういえば」

不良「なにッ!?」クルン

男「その服、俺の前以外で着るなよ」

不良「はっ!?」カァァァ

不良(何言ってるだよ!? いきなり。訳分からないし、はっ!? そんなことをいきなり!!
   ばかじゃねぇーの!! だいたい、オレだってな、男クンに言いたいことあるのに、着るななんて!!)

男「いや、ズボラな格好でさえあんなに可愛いのに、下手にそんな服を着たらナンパ。……って聞こえてるのか?」

不良「オ、オレ、もういくから!!」タタタタタ

>>マジワロタ


不良「なんだよ、いきなり、あんなこと」タタタタ

  (訳分からない。なんでオレ、こんな逃げてるんだよ)
 
  (冗談を言えばよかったじゃん。なんで泣いてるんだよ)

  (相手は女じゃないのになんでオレ……やっぱり、オレ)

不良「なんでオレ……」トボトボ

 ブブブブー

不良「携帯? 男クンからか?」

>>119
男は下着より中身の方にしか興味がないから良いのだよ


家 玄関

男「ただいまぁ~」

妹「またキモい」

男「これはご挨拶だな」

妹「盗人に言われたくありません」

男「それを言ったら身も蓋もないだろ」

母「妹ちゃん、あとクズ男~。雨降ってきたから窓閉めてぇ~」

男「そうですか、もうクズですか。これは家庭内暴力ですよ」

妹「性的虐待でしょ? この変態、見境なし、人のパンツを使ってナニしてたのよ」

男「あ~やめてくれぇ~。ホントにやめてくれぇ~。
  でも、妄想が……、妹に罵詈雑言を吐かれながら、俺のイチモツを足コ―――」

――――ピンポーン

4

読みにくい

男「ん? 誰?」

妹「知らない。つーか早く出ろよ、汚物」

男「え、ああ」

 ガチャリ…………ザザァー

不良「…………男クン」

男「どうしてお前」

 ダキッ

不良「助けて、男クン」

支援

男宅 リビング

妹「ホントに彼女なの?」

母「いま、シャワー浴びてもらってるけど……本当に彼女なの?」

男「そうだよ、悪いかよ。俺に彼女がいちゃおかしいか?」

妹「おかしい。あんなに可愛い彼女なんておかしい。弱み握ってるでしょ?」

男「そんなわけないだろ。つーか詮索するな」

母「でも、名前ぐらい教えてくれてもいいじゃない。妹ちゃんのお姉ちゃんになるかもしれないのよ?」

男「名前? 名前は……不良……不良子!! そう不良子だよ」

妹「不良子? 不良君に似てるね、名前」

男「あ、ああ。たまたまだろ」

新谷良子の良子不良子普通の子

谷亮子

?「その、」

母「あっ、来たのね、不良子ちゃんッ!!」

不良「不良子?」チラッ

男「(スマン、彼女の振りで)」

妹「でも、不良子さんって綺麗だよね。スタイル良いし」

不良子「そんなことないって。オレは――――」

妹「オレ?」

不良子「え、あっ、わ、わたしは普通だよ」

母「それって嫌味? 姑の逆鱗に触れるよ?」

不良子「え、あっ。……その」

母「まっ、いいよ。そうだ、ご飯作ってあるし、食べちゃわない? 食べてないでしょ?」

不良子「」コクン



 風に揺れる篠竹を見て、夏休み最終週に何をやってるんだろうって思った。

そんなんいいからはよ

今週一杯は書けるってこと?(アスペ)

リビング 食後

妹「ねぇねぇ、不良子さんは他に付き合ってた人、いないの?」

不良子「え? えっと、い、居ないかな」

妹「コイツが初めてってこと?」ドスッ

男「蹴るなよ、やり返すぞ」

妹「よるなよ、変態ッ!! というか、一緒にお風呂入ろうよ、不良子さん」

不良子「でも、さっき」

妹「いいじゃん、いいじゃん」グイグイ

ふぅ…

支援

脱衣所

妹「ほら、不良子さん、脱いで」バサッ

不良子「でも」

妹「なんで顔赤くなってるの? 女同士じゃん」

不良子「そうだよね……」ヌギヌギ

妹「す、すっご。これは、か、神乳やぁー!!」モミ

不良子「ちょ、やめて。んっ。くすぐったいッ」

妹「あ、え、ごめんなさい。で、でもアイツとは……アレしたんですよね? その、エッチ」

不良子「し、してない、まだしてないッ!!」

妹「意外。あの獣がまだ……でも、咥えた?」

不良子「だから、もう、早く入ろうよ」

妹「乗り気ですね」

妹くれや

風呂

妹「二人で湯船につかると狭いね」

不良子「そうだね。胸も浮くし、ホントおっぱいって邪魔……」

妹「邪魔って贅沢の悩み。わがままなおっぱいはこうしてやるッ!!」モミ

不良子「また、やめて」

妹「張ってますね。母乳が溜まってるのでは?」

不良子「そんなことないッ。ちょっとマジヤメテ」

妹「あむぅ」

不良子「ちょっと噛まないでよ。ホントに初めてだから!!」

妹「あ、え、ゴメン。調子乗った」

不良子「い、いいよ。うん。わたしも悪かった」

妹「……私の方が」

ほぅ・・・

妹うぜぇwwww
初対面によくやるな


 ………………

妹「えっと、いきなりだけどね。アイツのどこが好きなの?」

不良子「アイツって男クンのこと?」

妹「うん……たしかに時々、カッコいいけどさ。不良子さんみたいな綺麗な人と釣り合うとは思えない」

不良子「……わたしが男クンが好きな理由」

   (べつに好きじゃない。だけど、だけど、一緒に居て欲しい。……これって好きってことなのか?)

妹「じゃあ、今日はサービスして私のことを話そうかな」

不良子「サービス?」

妹「実は私ね、昔のアイツが好きだったんだ。自分しか考えないように思えて、だけど、実際は私のためにがんばるの
  私が上級生に泣かされた時、アイツは一人で喧嘩しにいった。嬉しかった。
  だけどその反面、ああ、私ってお兄ちゃんの妹なんだって思って、初恋の人とは結ばれないんだなぁーって思ったんだ。
  気持ち悪いよね、実の妹なのに好きだったなんて。」

不良子「そんなことない。オレだって人のこと言えないし。
    優しくて、だけど口ではそんなこと言わなくて…………そんな男クンがオレも好きだから」

妹「不良子さん……」

不良子「……オレ、ホントに好きなのかなッ? 男クンのことッ?」

妹「ふふっ。私はお姉ちゃんとして認めます。だって俺っ娘だよ? 珍しいしぃー」

http://www.e-nls.com/pict1-32097?c2=9999

誤爆スマソ

>>148
oh・・・

不良子「え、オレになってた?」

妹「うん。なってた」

不良子「あ~約束……やぶちゃったなぁ」ブクブク

妹「お、お姉ちゃん。それ……かわゆいッ!!」ダキ

不良子「ちょっと、やめっ」

妹「肌すべすべだし」スリスリ

不良子「痛いって」

妹「そうだッ!!」バシャン

不良子「ん?」

妹「絶対、お兄ちゃんと結婚してねッ!! 絶対だよぉ!?」

不良子「え、そんないきなり」

妹「そしてもし結婚したらさ、お姉ちゃんと町を歩いてナンパされまくるんだ。
  でも、ナンパを全部断って、優越感に浸るの。なんか楽しくない?」

不良子「そうかな?」

妹「そうだよぉ~。ほら、美人姉妹って響き、よくない?」

不良子「よくわからないかな。えっと、一つ質問なんだけどさ」

妹「はいはいさ」

不良子「オレって男クンのこと好きに見える?」

妹「何、その質問」

不良子「真剣なんだ。とっても真剣なんだよ」

妹「そういう質問する時点で好きってことじゃないかな? 私はそう思うけど」

不良子「そうかな?」

妹「そうだよ。というか、そんな質問するお姉ちゃんも可愛い!!」

支援

激しく支援

男の部屋

男「なんで一緒に寝ることに?」

不良「婚前交渉をしろって」グッタリ

男(風呂入ってなんで疲れてんだ?)

 「妹は下の部屋に降りたのか?」

不良「そうだって」

男「……じゃあ、どうするよ」

不良「…………」

男「背中、向け合って眠るか。別々に寝たら怪しまれるし」

不良「それしかないな」

男「じゃあ、電気消すぞ」

不良「うん」

しえ

 パチッ――――モゾモゾ

男「………………」

不良「………………」

男(ヤバい。なんだこれ。目が冴えすぎ全然眠れん!! まぁ、背中には美少女いるし、
  もしかしたらおっぱいがあらぬ形になってるかもしれないし。あの金髪が谷間に滑り込みパイズ
  ――――ぬぅぅぅぅ、待て!! まだ気が早いぞ、俺の息子!! まだログインするには早い!! 
      はぁぁぁあぁあ、静まれ俺の剣よッ!!)

不良「」モゾモゾ

男「ん?」クル

不良「おはよう」ニコ

男「な、なんでこっち向いてるんだよ」

不良「オレをがばって襲わないのかと思って準備してた。もう、パンツとブラジャーだよ」

男「お、男さんは襲いません。どうぞ己にそげぶしてください」クルン

男のセリフが映画の面白黒人みたい


不良「ちょっと男ぉ~」

男「マジでおっぱい当てるなよ」

不良「襲ってもいいよ。何をしてもいいから、全部従うから。
   だから、ズッコンバッコンやろうよぉ~」

男「は?」クルン

不良「襲えって。オレ……いや、わたしを」

男「い、いきなり何を言ってるんだよ。は? 男同士だろ?
  今回もお返しとか、そういうのか?」

不良「わたしがしてほしいんだ。男クンに襲われて、処女を奪って欲しい。例えば、」

男「なッ――――」


 ちゅる……ぴちゃ、 ちゅぶぶ……。


不良「ん……」

男「ん、ん!?」

キター

不良「ぷはぁ……おいしい」ヌタァ

男「…………い、いきなり」

不良「だから、ね? お願い。友達だろ? お願いを訊いてくれ。大体、そっちのここもこんなに」

男「えっ、おい。パンツの中にッ!!」

不良「凄い。こんなおっきく。こんなの入ったらさ、多分オレ、いっぱいイクと思うよ。潮ふい――――」

 バサッ!! 

男「――――ッ 不良……やめろ」

不良「男……クン? いきなりどうしたの? ……そうだ、ちゃんとキスしよッ」

男「やめろって言ってんだよ!!」

不良「」ビクッ

ほう

医者の言うことは本当だったんや

キマシタワー


男「お前は薬を飲んで、元に戻るんだろ!? それで、元に戻って、女をいっぱい誑かすんだろ!?
  そもそもな!! 今日なんで俺ん家来たんだよ!?」

不良「それは両親がオレの様子を見に来たから。今日だけ泊らせてもらおうと思って」

男「だろ!? ならこんなことをするなよ!!
  もし元に戻りたくないんなら、逃げずにちゃんと女になったって言うべきだろ!?
  元に戻るつもりだから、ここに来たんだろ!?」

不良「ッ…………」

男「俺だってな、お前を襲いたい。時折、違う。いつも思うんだよ。スゲー可愛って。ずっとこのままだったら嬉しいって。
  でもな、そしたらお前の人生が変わっちゃうから、やっぱりお前が大切だから、ずっと我慢してたんだよ。
  でも、でも、お前がそんなんじゃ、俺、堪えられねぇーよ。俺、お前のことが……」

不良「…………ゴメン」

男「ああ。俺、リビングで寝るから」

不良「うん」

男「……じゃあ、おやすみ」

 ガチャ、バンッ

不良「…………死ね」ギュウ

不良「オレなんて死んじゃえ、死んじゃえよ、ホント」

次の日

男「じゃあーな」

不良子「……うん」

妹「なんでお姉ちゃんすぐに行ってしまうん?」

不良子「ゴメンね。できればもう一度」チラッ

男「…………」

不良子「くるから」

妹「じゃあ、私、この愚兄を調教しとくから」

不良子「うん。じゃあね」

妹「じゃあ~また今度ォ~」ブンブン

あげ


 次の日。

 その日は、残暑厳しい教室は息苦しいものだった。
 いや、違う。嘘を言ってはならない。息苦しく感じていたのは自分ぐらいだ。
 事実、クラスメイトたちは事情なぞ知らぬまま、禿頭の教師の板書を写してゆくだけで、
 その後ろ姿に緊張の文字は認められないし、
 一様にして、隣りの幼馴染の横顔にも、不安も愁いも鬼胎もなく、ただ退屈の色しか見られない。
 要するに俺は、降りかかった不幸を嘆いて、あまねく他人に己が薄幸を帰化しようとしただけなのだ。
 それはわがままだと思う。妹が言った通りのクズだと思う。そして、辛辣で、とても残酷な、哄笑を浴びるべきだと思う。
 しかし……しかしそれさえできないのだ。
 ただ友人が女になったという秘密を胸に沈め、その重さにより、俺の心が撓んでゆくのを傍観するしかないのである。
 だが、俺は気付くことになる。この息苦しさは決して俺だけのものではなく、彼女のものでもあったということを。
 ……それは放課後だった。
 彼女は立ち上がり、俺にこう言ったのだ。

「なんで、嘘を吐いたの!?」と。

 くわえて、俺に自分の携帯を突きつけて、だ。


 ゴメン、飽きてきたから。

あ?

おい

あ?続きはよ

「それは……」

 何も言えない。理由は至極簡単である。
 携帯の画面には、不良母から送られてきた一通のメールがあったからだ。
 俺は口を噤んだ。それから周りに視線をやった。クラスメイト全員の注目が、ここに殺到している。そんなことは簡単に知れる。
 無論、友と女友も例外ではなかった。ただ一様に、愁眉を顰め、己が息を殺し、秘密を宿す俺と、激昂を湛える幼馴染とを、じっと見つめているだけだった。
 
「私が不良のことどう思ってるか知ってるでしょ!?」

「…………」

 届いたメールの宗はこうだ。
 『男君とウチの子供が一緒に遊びに行っているのだが、二人の仲は続いていたのか?』
 もちろん、続いていたわけではない。だがこの2週間で、途切れていた絆は結ばれた。しかし論点はそこではない。
 幼馴染の激昂理由は、おそらく、いや、確実に嘘を吐かれたことである。
 たとえば仮に、送られてきたメールが真実だと、彼女自身がそう信じていた場合、幼馴染は裏切りと感じるだろう。
 その逆の場合だって同じだ。裏切りを感じ、男を責め立てる。
 諄々とした委曲なく、バカの一つ覚えのように、恋々とした想いを傷つけたと、信じてたのに騙したと、そう俺を責める。
 たとえば今のように、瞋恚の焔に燃えて。

「答えてよ!!」

「…………」

途中で飽きたとかいうんだったら最初から書くなよ





さっさと続き書いてください

「もういい」

 答える気がないのを知るに及ぶと、その怒りに塗れた少女はスクールバッグを抱えて、教室をあとにした。  
 しかし、残された教室は静まり返ったまま。誰も言葉を発しない。それだけではない。動くことができないのだ。まるで空気が流動をやめてしまったかのように。
 だが、一人の声がこの沈黙を破った。

「いやぁ~。マジで焦ったぁ~」

 友だった。

「帰ろうぜ、まぁ、男ッ!!」


 文体が単調で飽きたってことで……えっと、言葉足らずですいませんでした

唐突に馴www

嘘だろ

支援

帰り道。

男「…………」

友「まさか、幼馴染がアイツのことをなぁ~。くぅ~知らなかった」

男「あのさ、」

友「ストップ。言わなくていいぞ。つーか、これ以上何も言うな」

男「でもさ、」

友「知ってたさ。幼馴染がアイツのこと好きなのはさ。でも信じたくなかったんだよ。
  だから告白なんかしなかった。したら、知ってしまうだろ? そげぶされるのは嫌だったんだよ」

男「嘘、吐くなよ。見栄を張るな」

友「…………やっべぇーーーー!! 夕日が目に染みて、涙出てくるし!!」

男「俺の胸は貸さないぞ?」

友「うるせぇ!! 上を向いてればな、涙はこぼれないんだよ!!」

道路

 タタタタタタッ

幼馴染(なんで嘘なんて。男のバカ!!)

   (でも、嘘を吐くくらいなんだから何かあるんだろけど)

   (とにかく……向かおう)

今北産業

支援

支援

不良宅前

幼馴染「久しぶり……ね。いるかな」

 ピンポーン 

 …………
 
 ピンポーン

 …………

 ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン。

 ……………………………………………………………………………………………

幼馴染「なんで出ないのよ!!」
   
   (仕方ない。不良母から貰ったこの合鍵でッ!!)

 ガチャガチャ。
   
   「はやくあけよ!! クッソ!!」

 ガチャリ。
    
   「開いた」

 ダンダンダンッ!!

幼馴染「不良!! 不良いるの!?」


不良宅リビング

幼馴染「いない」


不良の部屋

幼馴染「いない」


   「いない」

    
   「いない」 

   「いない」

   「いない」

   「いない」

 ガタッ

幼馴染恐い

幼馴染「風呂場から?」
    
不良宅 風呂場

幼馴染「ここにいるの!?」バン

不良「ッ――――!!」

幼馴染「アンタ、誰よ」

不良「お、幼馴染……」ブルブル

幼馴染「誰なのよ!!」ドン

不良「ふ、不良だよ、不良!!」

幼馴染「ふざけないでよ!!」ドンドンドン

不良「痛い!! やめて!!」

幼馴染「誰なのよ!! 言いなさいよ!!」

不良「オレはオレは――――」

幼馴染「――――あっ、そうだ」ニヤ

不良「え?」
  
  「いいこと思いついた」

幼馴染怖い…

なにこれこわい

幼馴染ヤンデレかよ


下校途中

友「幼馴染こなかったな」

男「あれから一週間。まぁ、俺が悪いんだけど」

友「なぁ、不良との間に何があったんだ? 教えてくれ、俺とお前の仲だろ?」

男「お前さ、父親が次の日、お母さんになってたらどうおもう?」

友「え? 不良の父親が玉金取ったの?」

男「違うけど、それぐらい凄いこと」

友「見当も付かないけどさぁ」

男「そうか?」

支援

 ブブブブ……

男(電話………不良!?)

友「どうした?」

男「すこし用事――――」

 ガシッ

友「――――水臭いぜ、親友よ」

男「なんかホモ臭いぞ」

支援

結局地の文が書きたいのか? 書きたくないのか?

支援

タタタタタッ

友「じゃあ、不良は女になったっていうのか?」

男「ああ。アイツは女になった」

友「信じられないな。でもお前が真剣な顔してるんだかそうなんだろうけど」

男「でもウチに来てくれって…………」

友「男ッ!!」

男「ん?」

友「すごい美少女がこっち向かってくるぞ!?」

男「え、あっ、不良!!」

がんばれ


不良「男クン!!」ダキ

男「不良!!」

不良「う、う、う……男クン」

友「」ポカーン


幼馴染「男……友……」


不良「お、幼馴染」

幼馴染「まぁ良い。そいつをこっちに返して」

不良「」ギュウ

男(怯えてる。幼馴染に何かされたのか?)

幼馴染「早く返しなさいよ!!」

友「」ポカーン

あげ

支援

男「まてよ、幼馴染!!」

幼馴染「そいつは不良を誑かしたのよ!! だから一週間も帰ってこない!!
    ずっと家に居たのに帰ってこないのよ!!」

不良「オレ、オレ……ずっと怖かった」

友「……コイツは不良だよ」

男「友……」

幼馴染「そんなわけないでしょ!! それが不良なわけ!!」

友「嘘つくな!! 気づいてるんだろ!? だって似てるだろ!?」

幼馴染「――――ッ」

友「その、何となく、雰囲気がさ!!」

男(雰囲気って……それでわかる訳? 俺は……)

幼馴染「わかってるわよ」

男(え? わかってらっしゃる? もしかして俺だけ? ガチで疑ったって)

しえん

支援

私怨

友「わかってるならよ!!」

幼馴染「わかってるからこそでしょ!! もしも他人だったらこんなことしないわよ!!
    ただ、悔しいの!! どうすればいいのかわからなかったのよ!!」

友「幼馴染……」

幼馴染「……許さない。女なんかになった不良は絶対に許さない!!」

男「え?」

幼馴染「絶対、許さない!!」タタタタッ

友「ここは通さん!!」

幼馴染「じゃまよ、友!!」

友「俺のことは気にするな!! 俺も後から行くさ!!」

男「死亡フラグじゃないか」

不良「男クン、早く!!」

男「え、おお」

フwラwグw

友いいやつww

     ○

幼馴染=∥ 
     くく
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

オレが止めているうちに逃げろ!
早く!早く!オレに構わず逃げろ

友かっけぇww

駅前

男「はぁ、はぁ、はぁ。駅までは遠いな」グッタリ

不良「疲れたぁ~。バスでも使えばよかった」

男「ああ、疲れた」

不良「…はぁ、はぁ。その男、クン?

男「ん?」

不良「気分転換にすこし電車乗らない?」

男「え? おお。金はあるのか?」

不良「百倍返しするから貸して?」

      ∴ `,‥○

      =∥   ´  -=≡幼馴染
     くく
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

電車

ガタンガタン ガタンガタン

D「うわっ、滅茶苦茶可愛いんだけど……」

E「モデルかな?」

D「女優っしょ」

不良「…………」

男「…………」

D「じゃあ、隣は?」

E「彼氏?」

D「いや下僕じゃない?」

E「奴隷ってこと?」

D「なんエロいね」

 ギャハハハハハ

男(うぜぇ。腹パンしたい)


50分経過。

ガタンガタン、ガタンガタン。キィー

男「おい、ここ何処だ? 何もないぞ、なんか閑古鳥が鳴いてる」

 シーン

不良「わからない」スタスタ

男「じゃあ、なんだよこれ? 何しにここに来たんだよ?」

不良「それは、逢引だ、あ・い・び・き」ニコ

男「は?」

不良「行こう。二人だけの逃避行」グィ

支援

田舎道

トボトボ

不良「何にもない、田んぼだけだし、遠くに民家が見える。ほら、星が綺麗」

男「そうだな。田舎だな」

不良「風も涼しいし、良い夜だと思わない?」

男「お前さ、変わったな」

不良「そう?」

男「女みたいだ」

不良「それは女の体してるし、心もそうなるって。あと、恋の力ですよォ~」

男「最初はアレだったのに。おっ……寺があるぞ? 行くか?」

不良「じゃあ、すこし行ってみるかな。さて、手を握ろう。オレの好きな人」 

男「ああ」ギュウ

不良子から不良になってるな



パチンパチン

男「何、願った?」

不良「秘密」

男「ありきたりな回答だな」

不良「ふふっ。そうだ、昔みたいに寺の裏に行かない?」クルン

男「そうだな」

不良「あの頃はさ、皆で一緒に走ってたよねェ。そのときはオレが一番遅くて、男クンが一番早かった。
   いつも男クンの背中を追うだけど追いつけないんだよ。あの頃はホント楽しかった。
   皆、男クンも友もオレも妹ちゃんも、それと……幼馴染も、みんな一緒だったから」

男「……手を握るか。はぐれないように」

不良「うん」

男「裏、暗いな」

不良「そうだね。これならイチャイチャしてもばれない」

男「ああ」

ヤったら男に戻るんだろ!

なんかとらドラの最終回みたいな感じになったな

>>224
誤魔化すのに呼んでただけだろう

支援

ギュウ

不良「ん? 何?」

男「このときだけ、俺の彼女になってくれないか?」

不良「もちろん」


寺の裏

男「着いた。広いな?」

不良「そうだね。……えっとさ、話変わるけど」

男「なんだ?」

不良「さっき、神様に何を望んだかわかる?」

男「さぁ? 全然。」

不良「今すぐ世界が滅んでくれないかなぁ~って思ったんだよ。
   木端微塵に地球が爆発してくれないかなぁーって。
   そしたら、男クンを忘れることはない。ずっと一緒に居れるって。
   だって、好きだった事実は永遠に残るでしょ?」

まだだ、たかがメインカメラを盗られただけだ


     /|ヽ
     ._/\_

はよはよ

男「……じゃあさ、あの日の続きする?」

不良「ふふっ。元々そのつもりなんでしょ? 白々しい」

男「え、ああ。まぁ、」

不良「今だけの彼女に性欲をぶつけるなんて。中々不潔だね」

男「嫌いになった?」

不良「ううん。好き、大好き、世界を滅ぼしちゃうぐらいに好き」チュ

男「恥ずかしい台詞だな」

不良「それぐらい好きなんだよッ。わかれ」バシ

男「イタッ、ちょっと叩くなよ」

不良「今、顔赤いから、こっち見るな!!」

何で寺で手を叩いて神様に願い事をしてるんですかとか野暮な突っ込みはよしておこう

しえん

支援

>>235
こまけぇこたぁいいんだよ
リア充だって寺と神社の違いなんかしらねぇよ

早朝 男宅前

不良「まさか男クンと手を繋ぐとは思わなかった」

男「俺も。でも、今は普通だな。違和感はない」

不良「この手が離れたら、終わりだよね?」

男「記憶には残るさ」

不良「記憶には残さない方がいい。もしオレが戻ったときに、思い出すし。
   男クンに会った時に顔赤くしたら困るしね」

男「だなッ」

不良「でもさ、あの頃に、みんなで遊んでた頃に、戻れるよね?
   もし戻れないんなら、オレ、戻る意味ないから」

男「俺が戻すさ。幼馴染もお前も友も妹も、俺がどうにかする」

不良「流石、オレとわたしが惚れた男」

男「じゃあ、手を離すぞ」

ゴメン。まったく失念してたわ。あとエロシーン省いて悪い

問題ない

不良「最後にキスする?」

男「本当の終わりみたいじゃんか、明日もあるだろ?」

不良「明日ね。明日はこないで。部屋の片づけあるし」

男「わかった。じゃあ、離すぞ?」

不良「うん」

不良宅リビング

不良「やっぱり荒れてる」

  (ずっと、幼馴染に責められてたし、仕方ないかな)

  (…………あっ、そうだ、男クンと一緒に買った服)


不良の部屋

不良「隠してたから、ここに」ガサゴソ
 
  「あった」

  「やっぱり可愛い」ギュウ

  「そうだ、最後に着よう」


不良「」ヌギヌギ
  
  「やっぱり、アザだらけ」

  「でも、男クンは何も言わなかったなぁ~。変に優しんだよね。あーゆーのが」

  「さて、鏡の前で着よう」

支援

鏡の前

不良「やっぱり……うん。良い」クルン

  「可愛いなぁ~、でも男クンの前しか着れないし。
   どうしよう、捨てるには勿体ないし」

  「……ホント、どうしよう、これ」
  
  「なんで、こんな胸が痛いだろ」ボロボロ

  (女……だからかな? なら、)

不良宅リビング

不良「薬。この薬を全部飲めば」

――――医者「副作用があるよ」――――

不良「ふふっ。死ぬか元に戻るか。なんか、どっちでもいいや。どうせ結ばれないんだし」

 パチン、パチン、パチン、パチン

不良「さて、薬も水も用意した。ふぅ……」

  (世界が滅びて欲しい)

  (ふふっ。そんなことしなくていいんだよ。オレが……わたしが死ねばさ)


 グビグビグビ、ゴクン…………………ドサッ

はよ


はよぉぉぉぉ!!


学校 昼休み

男「良く生きてたな、友」

友「あ、ああ。お疲れ様でね。っでお前の方は? 不良とはどうなった?」

男「別れた」

友「え? マジで?」

男「ああ、マジ。大マジ」

友「でもなんでだよ。俺は祝福したし」

男「アイツさ、昔の俺たちに戻ってほしいだって。だとしたら、自分は元に戻らないとって」

友「お前、バカだな」

男「なんだよ、いきなり」

友「はぁ……。水臭いなぁ~お前。童貞を先に卒業してさ、気付けよ鈍感」

男「だから、何を言ってるんだよ?

ほしゅ


友「不良の性別がなんで関係があるんだよ? アイツが女でも俺たちは奇数なんだぜ?
  絶対に一人余る計算なんだよ」

男「えっと、そういう問題じゃないと……」

友「まぁ、明日。行こうぜ。不良と…………幼馴染の家」

男「…………」
 
友「おい、行くぞ。ガキ大将!!」

男「ふんッ。そうだな。ケセラセラだよな」

 ――――ガラッ!!

男「ん?」

教師「不良が倒れた」


病院

男(クソッ、何してるんだよ、俺ッ!!)

ウィーン――――タタタタタ

男「そ、そのすいません」

受付「はい」

男「今日、不良という女の…………」



幼馴染「男……」



男「幼馴染!! お前、またアイツに何か!!
  身体、痣だらけだったんだぞ!?」ガシ

幼馴染「ち、違う。謝ろうと思って、家に行ったら、ドアが開いてて、覗いてたら、倒れてて――――えっ、あっ、男!!」

男「」タタタタッ

友「はぁ、はぁ、はぁ、やっとついた」

幼馴染「友……」

友「おう。アイツやっぱり、はぁ、足は速いな」

幼馴染「……そうだね。私より速いし」

友「えっとさ、突然だけどさ」

幼馴染「なに?」

友「俺、お前が好きだ」

幼馴染「は?」

友「好きだ」

幼馴染「あんな狂ってるのに?」

友「俺が繋ぎ止めないと、五人がバラバラになっちゃうだろ?」

幼馴染「…………私はゴメン、まだその心の準備が」

友「泣くか?」

幼馴染「トイレでね。ちょっとトイレ行くから、ここで待ってて」

支援
昼間からずっと見てたけどそろそろ終わりかな?

寝たいからはよ



ごゆっくりどうぞ

男「病室、何処だよ。くっそ、何やってやってんだ俺!!」

 (つーか、幼馴染じゃなかったら、薬の副作用か。くっそ。やっぱり俺が食い止めれば!!)

 タタタタタ――――ん?

男「アレは、不良の母親……あそこか」



病室前

男「えっと、おばさん」

不良母「……もしかして、男君?」

男「はい。それと不良は!?」

不良母「あの子は大丈夫です」チラッ

男「そう……ですか」ハァ

いいぞいいぞ

不良母「その男君、一つ聞いていい?」

男「はい?」










不良母「あの子が女の子になったのはいつなの?」

友は帰ってください。てめぇは幸せする資格はない

男「え?」

不良母「たしかTS病という病気なんですって? さっきお医者さまから聞いて」

男「じゃあ、なんで倒れたんですか?」

不良母「過労だけど……そういえば、あの痣はなんでできたの!?」

男「それは……俺のせいで」

不良母「何をしたのよ、あの子に何をしたのよ!?」

幼馴染「――――私です。私が悪いんです」

不良母「幼馴染ちゃん」

幼馴染「私が、かくかくしかじか」

不良がTSってどう考えても天使な小生意気なんだけど誰もツッコまないの?

元ネタなんてどうでもよろし

よくあるじゃん

恵不良違うし

友「うぃーす。男」

男「あっ、友」

友「っで、不良に会ったのか?」
 
男「いや、まだ」

友「じゃあ、行けよ。それからずっと付き添ってやれ」ドン

男「お、おう」

診察室

医者「君、山月記を知ってるかい? 中島敦の」

看護婦「え、まぁ、知ってますけど」

医者「TS病もそれと一緒だと思わないか?」

看護婦「はい?」

医者「私は彼……いや彼女にこう言った。心が身体に馴致すると。でもね、実際、TS病は心が先なんだよ」

看護婦「性同一性障害の方に多いということですか?」

医者「まぁーね。でも、叶わぬ恋を持つとこの病気にかかることが多い。
   決して性別に恋する訳ではなく、その人間という人格に恋したときに」

看護婦「……では、彼女は叶わぬ恋を?」

医者「そうなるね。それとね、私はもう一つ嘘を吐いた」

4⃣

看護婦「それはなんでしょう?」

医者「薬だよ、薬」

看護婦「薬? そんなものを処方してました? たしか処方なさったものはビタミン剤」

医者「そのとおり。もし君が医者だった場合、正体不明の病を治す薬がを処方するか?」

看護婦「それはしませんよ。大体、正体不明の病を治す薬なんて、西洋医学ではありえませんから」

医者「そう、薬なんてないんだよね、実際」

看護婦「では、なぜ嘘など?」

医者「いきなり突き放して、自殺されては困るでしょ?」

看護婦「しかし、薬をビタミン剤と知った場合、絶望して」

医者「このTS病は100万に一人の奇病だ。でもおかしいと思わないか?
   人類全員を100万で割ったらおよそ7000人がこの病気にかかるんだ。なのに奇病」

看護婦「どういうことですか?」

医者「ハッピーエンドが大多数ってこと。私が思うにね、TS病は病気ではなく、成長だと思うんだよ。
   成長した後に暴露すれば、大丈夫でしょうという話さ」

支援

まさか伏線だったとは

看護婦「このおっさん、うぜえ」

病室

ガラ

男「……不良」

不良「あ、男クン」

男「えっと、こういうときなんて顔すればいいのかわからないな」

不良「お互いにね。結局、戻れなかったし」

男「ああ」

不良「でも、うれしいかな。これで晴れて男クンの彼女だし」

男「まだ俺は何も言ってないぞ?」

不良「だってオレ……じゃなくて、わたしは彼女じゃないの?」

男「いや、それは――――」

ガラッ――――マジで女になったの!?

男「ん?」

 ゾロゾロゾロゾロ

A「めっちゃかわいいじゃん!!」キャァー

B「ホントに不良クン!?」キャピキャピ

F「おいおいおい、マジで美少女じゃんかぁー」

男「え? は?」

幼馴染「ゴメン。呼んじゃった」

男「なんでいきなり、そんなこと」

幼馴染「学校に戻ってもらいたいから。女になったって明かすのはこのタイミングしかないと思って」

男「なら、あとで……」チラ

不良「え、あっ、うん。たしかに女の子になると大変だよ。うん」

A「でしょ? 女は大変なんだってェー」

F「俺らじゃなくて、俺も大変なんだよなぁ? 不良?」

不良「でも、女の子の方が」

B「ちょっと、なに鼻の下を伸ばしてるのよ、バカ!!」

F「え、伸ばしてねぇーよ!!」

 ワイワイ

男「……おい、幼馴染」

幼馴染「なに?」

男「病室で騒ぐなって言っておいて」

幼馴染「え、男は?」

男「自販機に」

幼馴染「じゃあ、ちゃっと見張るからね。手を出さないように」

男「お前もちゃんと謝れよ」

幼馴染「そうだったね。じゃあ、待ってるよ」

男「おう」

自販機前

男「はぁ、疲れた」

 (気苦労ってやつか)

 「ったく、なんか冴えないな」ガサゴソ

 「コーラっと」

 ガタン…………プシュ

 「……ああ、そうか」

 俺、あの時。

十年前

寺の裏

不良「ねぇ、男クン」

男「何だよ。女みたいな顔して」

不良「えっとね。気持ち悪がらないでね」

男「なんだよ、女野郎」

不良「僕が女だったら、好きになった?」

男「は? 前にも言ったけどな、俺はお前のこと好きじゃねぇーの!!
  しつこいぞ!!」

不良「じゃあ、キスして。キスしたら好きなのやめる」

男「キ、キスって好き同士がするんだろ?」

不良「ううん。恋人が別れる時にもするんだ。TVでやってた。だから」

男「なんだよ、やんねぇーよ!!」

不良「なんでキスしてくれないの? これで好きじゃなくなるんだよ」

男「じゃあ、なおさらできない」ボソ
 
不良「もういい。僕からする」

男「は?」

 チュ

不良「えっと、これが僕の気持ち。これでさよならだけど、ずっと好きだよ、男クンッ」


                          おわり

ふぅ……

えっ

我々は後日談を要求する

え? マジで?

男に戻る√…(ボソ

非常になんというか文学的な終わり方でよろしいが我々の求めているものは後日談である

―SSスレにありがちなこと―
・書き手の体調が悪くなる、急に用事ができてSSが中断される
・SS終了してもいつまでもクソみたいな馴れ合い
・「誰も見てないのかな(ならやめようかな)」→「見てるよ」→「じゃあ書きます」とかいうショートコント
・なぜかかなり腰低めの書き手だが他のスレじゃキチガイ
・エロを入れたがる奴がいる
・聞いてもないのに「◯◯で再生された」「○○ちゃんでイメージ」とかいうレス
・ちょっとでも批判されるとすぐ「嫌なら見るな」と即レス脊髄反射
・「SS書くの初めてorまだ◯回目だから~」とか言って進行の遅さや文章が拙い事の言い訳
・「これは稀に見る良SS」
・「あとは任せた」「こんな感じのを誰か頼む」 と他人任せ立て逃げ
・途中まで面白かったのに安価なんか始めて激しく萎える
・書き手が失踪して保守レスを最後にスレが落ちる、もしくは他の奴が代わりに書き始める。しかもつまらない

ふむ。乙。だがわかっているな?我々が望むものを

とりあえず乙
でも個人的にはもっとほら…なぁ?



それで、だ

風呂入りたいでござる。すこし待ってろ、風呂で構想を練る。
もちろん、エロですよね?

エロじゃなくてもいいんだよ?

追いついた
終わってた

え?

後日談書いてくれるということで全力保守

両方書こう

書いてくれるならどっちでもいいや

★お風呂代行始めました★
ムカついたけどお風呂に入る時間が無い、お風呂に入りたいけど入るお風呂が無い、そんなときに!
入浴で鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりにお風呂に入ってくれます!
モチロンお風呂を用意する必要もありません!スタッフがあなたの家の近所のお風呂に無差別に入りまくります!
1時間\1200~ 24時間営業 年中無休、詳しくはお近くのらん豚までお尋ねください

      |   γ⌒ヽ

      |    ゝ,,__ノ    γ;)____
      |           || |゚    ゚|
      |       (;´⌒.   || | 〃.  |  お風呂代行では同時にスタッフも募集しています
      |      (: ) )   リ |。  〃。|  入浴に自信のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか?
      |       ノ  ノ   ̄ ̄    お風呂に入るだけの簡単なお仕事です!

      |_∧_∧____屯==、

       /と (´・ω・`) つ . /|
     / .,' `Y,,.. .,. .Y´.`i |{ |_
    / .,' ,; ~      ';i |L/_ 占占__
.   / ,' ,;~  ~ ~.  i |/

(。・д・。)ほぇ~

よし書くぞ。余裕はないが堪えてくれ

キター!

やった


がんばれ!

ベッタベタに甘いのを頼む

きたか…!!
  ( ゚д゚ ) ガタッ
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/    /

たのむ

そう、安易なエロじゃないんだ、もっと甘々なのが見たいんだしえん

文化祭というものがある。
学生の短い時間の中では、最重要のイベントである。
そして、この文化祭でどれほどの物語を残せるのかが今後の人生を左右する。
まぁ、これは蓋しく過言で聞き流してもらって大丈夫だが、こちらのとかく言いたいことは、文化祭は重要なのである。


幼馴染「文化祭は、女装・男装カフェで決定ね!!」バン

 シーン

幼馴染「え? リアクション薄くない? ほら、シュプレヒコール的な感じでさ。きなよ。ヘイ、カモン」

 シーン

幼馴染「えっと、え? 却下? でも、ほら楽しいひと時をさ、皆で作ろうよ。もしかしたら熱帯夜のアバンチュールがあるかもよ? いやロマンスも」

 シーン

幼馴染「私、無反応にアレルギー反応起こすんだ。こんな静まり返ると、アナフィラキシーで死ぬよ? 私?
    でも、わかるよ。これはあまりにアナーキーだと。だけどね、虎穴に入らずんば虎子を得ずだよ。
    ノーリスクノーライフじゃない?」

男「(おい、友。フォローしてやれよ)」

友「(はっ!? ふざけんな!! もし賛成したら、俺たちも女装する可能性もあるんだぞ? 黒歴史の黎明期の到来だ)」



甘々……だと。日常系になるんだが。まぁ、甘くするつもりだが

甘々かもん

不良「それ、賛成かも」

クラスの九割「「「「「え?」」」」」

不良「久しぶりに男性用の服も着てみたいし、私どっちも着たことあるから、抵抗感ないし」

友「ちょっと不良ぅぅぅぅぅ!!!!」

男「のた打ち回るな。お前は活きの良いマグロかよ、友。築地じゃ高値だぞ」

幼馴染「ふ~ん。あのバカは置いといて、不良は賛成ってこと?」

不良「うん。私は賛成。だけど、皆は……」

「不良ちゃんが賛成するなら、私もしようかなぁ~」

「じゃあ、あたしもぉ~」

「え、Aも? じゃあ、はぁ~い」

んじゃあ、俺も

じゃあ俺も

無駄に難しい言葉使うな・・・
馬鹿な俺はマイッチング

友「なんという一体感。救急車に道を開ける際の、あの異様な一体感に似ている」ドドドド

男「……えっとさ、止めなくていいの、お前?」

友「そ、そうだ!! 俺は反対だぁ!! 断固反対!! 絶対に反対です!! なぁ、男性の諸君!!
  益荒男の我々がヒラヒラのフリルを着て、接客なんて…………」

男子A「でも女子の男装は見てみたいよなぁ~。ブカブカの学ラン着てさぁ~。よたよた歩いてるのさぁ~」

友「喝っ!! 詰襟とは男の象徴!! 女子ごときが着れるようなものじゃない!!」

男子B「幼馴染ちゃんの男装……うひ……うっ!!」

友「Bぃぃぃぃ!! まだ早いぞ!! 幼馴染が男装したらそんなものではない!! こう引き締まった尻がなぁ~」

男子C「では、ロリちゃんが男装したら…………賛成!! さんせぇぇぇぇぇぇい!!」

友「ロリちゃん……だと!! 最終兵器のロリちゃんが男装だとっぉぉぉぉ!! うぉぉぉぉぉ、これは俺も賛成だぁぁぁぁぁ!!」

 スクラムを組む男子。そして校歌を熱唱。

ロリ「(えっと、私は裏方でお願いしますぅ)」ボソ

幼馴染「はい、じゃあ裏方で」

幼馴染「ハイ、却下。男は女装ね。おまけに猫耳」

男「な、なんで!?」

幼馴染「可愛いは正義なのよ!!」スリスリ

ロリ「にゃめてくりゃひゃい、いらいれふ」グニャグニャ

男「じゃ、じゃあ俺は? 俺は可愛い?」ニャン
 
 男の猫のポーズ。
 幼馴染に50のダメージ。
 
幼馴染「ごふっ……なんと強烈な。気高き勇者よ、我をよく」ガク

ロリ「幼馴染さぁあぁぁぁぁあん!! なぜだ!! まだ戦争をしたいというのか!! アンタ達は!!」

男「え?」ニャン

 ロリに会心の一撃

ロリ「まさかこの私がやぶれるとはぁ…。しかし 何者もこの私の息の根をとめることはできぬ…。
   私は破壊と殺戮の神ローリドレアムなり」ゴフ

男「へ?」


そのころ、不良というと……

不良「男クンの猫のポーズ。はぁ~かわゆい。写メ取っちゃおう」パシャ

下校中、町内

不良「ねぇ、男クン?」

男「え、おう」

不良「呼んでみただけ」ニコニコ

男「そうか」

不良「うん、呼んだだけぇ~」ニコニコ



友「なんすか、アレ」

男子C「見せつけですよねぇ~友隊長ぉ~」

ロリ「だよねぇ~。友たいちょー」

男「おいおいおい、そこのボコボコ三人組よぉ、お前らの声はまるっと聞こえてるぞ」

不良「そうだよ、聞こえてるぞぉ」

友「だってさぁ~なぁ~」

ロリ・C「なぁ~」

不良「べつに手を握ってるだけだもん」ギュウ

男「いや、ここだけの話、俺的にはあんまり公共の場でな、こう握りたくないだけどな」

不良「そうなの? 男クン?」

男「だって恥ずかしいし、トイレ以外ずっと握ってるし」

不良「好きなんだもん」

男「それを言ったら、身も蓋もない」

不良「好きなものはずっと一緒に居たいでしょ。だから握ってるの」ニコニコ

ロリ「(なんか、笑顔であんなことを言う不良さんこわいです。男さんのためなら人を殺しそうですよ)」

友「(同意)」

C「(上に同じ)」

だって不良だし…

途中5人とか奇数とか出てるけど
男友幼馴染不良以外だれいたっけ

おまえだったのか

いもうt・・・>>320だよ

ロリ・C・友「じゃあねぇ~」ブンブン

男「ああ、じゃあな」

不良「またね」

 二人は三人の姿を見送り、向き直る。

男「う~ん。今日はどうする?」

不良「今日はイチャイチャする」

男「今日『も』じゃないか?」

不良「昨日は違うじゃん。イチャイチャじゃなくて、はじめてグラタンを作った日だよ」

男「えっと、訊くが……そういうの全部決めてるのか?」

不良「うん。結婚したあととかに見直して、笑いあいたいから。たとえば、あんなことがあったとか、こんなことがあったとか。
   歌にあるじゃん。あんな~こと~、こんな~こと~、あ~ったでしょ~って」

男「不良って結婚をもう考えてるの?」

不良「なっ、私を棄てるつもりなの? 所詮、私は遊びだったの?」ウルウル

男「いや、違うけど。やけに現実的だなって思って。俺には漠然としたビジョンしかないからさ」


不良「子供の名前も決まってるよ。もちろん、一姫二太郎で産もうと思ってる。それでね、下の子には音楽させるの。
   ああ、もちろん胎教のCDも買うよ? でね、家は二階建てにして、子供が中学生になるまで同じ部屋で寝るの。
   そうそう、こないだ聞いた話だけどね、今妊婦のヌードが流行ってるけど、やせてる妊婦が産む子供って太りやすいんだって。
   だからわたしは、妊娠中にいっぱい太って、産んだあと、頑張ってやせるんだぁ」

 嬉しそうに未来予想図を描く不良の横顔を見て、男は非常にい愛おしい気持になり、

男「なんか可愛い」

不良「そ、そんなに可愛くない」ブンブン

 不良はどうやら「可愛い」ということに弱いらしく、男の声で聴くとすぐに赤くなる性質があった。

男「照れてるのか? やっぱりそこも可愛い」

不良「むぅーやめてよぉ。怒るよ?」プクゥ

男「頬を膨らますのも、可愛い」

不良「だから、全然可愛くないッ!! もう知らない!!」

 男の手を離し、不良は足を早くする。
 一方のそれを追う男は執拗に「可愛い」を放つ。
 無論、男は不良も本気で嫌がっていることを知っていた。
 が、今回の攻撃はあまりにしつこい。傍から見ても驚きの粘っこさだ。
 そのためか、不良も業腹するのである。

不良「もううるさいッ!! もうついてこないで!!」

男「え?」

不良「男クンなんてだぃぃぃ嫌いなんだから!!」タタタタタ

男「ふ、不良…………」



ただのバカップルになってしまった。


誤字 嫌がっている→嫌がっていない

下半身寒いから早く

エロシーンにトラウマって何があったんだよ

学校 文化祭準備

男「」ムスッ

不良「」ムスッ


幼馴染「(な、何があったの? 二人とも)」

ロリ「どうやら、ケンカしたみたいです」

幼馴染「マジで? なんで?」

友「男の可愛いがしつこいからだって。なんか呆れるわ」

幼馴染「砂糖を入れ過ぎたコーヒーを飲んだみたいなこと?」

ロリ「おそらく。でもいつも一緒に帰ってるんですよねぇ~」

友「いや~不思議ですねぇ~いやはや、ホントに」

こういうのはエピローグも重要だからね

頑張れ下さい


幼馴染「すこし……話してくる」

友「おい、地雷を踏みにゆくようなものだぞ!! その足裏に爆弾があるとしてもお前は進むのか!?」

ロリ「そうですよ、幼馴染さん!! 命あっての物種ですよ!!」

幼馴染「いや、文化祭のことで話すだけだから」

友「おい、地雷を踏みにゆくようなものだぞ!! その足裏に爆弾があるとしてもお前は進むのか!?」

ロリ「そうですよ、幼馴染さん!! 命あっての物種ですよ!!」

幼馴染「いや、文化祭のことで話すだけだから」

友「……その後、幼馴染を見た者はいなかった」

幼馴染「勝手に殺すな!! まだ死なない!!」

ロリ「でもくれぐれ気を付けてください。どこが地雷原だがわかりませんから」

幼馴染「わかった」

 テクテク

はよはよ


幼馴染「えっと? 不良、話いい?」

不良「え、あ、うん」

幼馴染「男装の件なんだけどね」

不良「全然、裏方に回るよ」

幼馴染「いや、えっと。女の子の衣装を着て欲しいんだ」

不良「え、なんでッ? わたし女だよッ?」

幼馴染「それはわかってるけど、その……集客目的なら、絶対に女の子の服を着た方がいいと思うから」

不良「たしかにまだ戸籍は女じゃないけど、でも……」

幼馴染「それで提案があるんだ」

不良「ん?」

幼馴染「それはね――――コソコソ」

不良「それってホントッ!? あっ、でもお金が大変」

幼馴染「そこは採算を見込んで考えてあるよ。でも、選べるのは一着。
    好きなもの、選んでいいけど、絶対一着だよ?」

不良「わ、わかった……」チラッ

男「…………」

不良「頑張る。ウェイトレス頑張るから」


文化祭当日

ふぅ…

ガヤガヤ

女装・男装カフェ前

野次馬A「ここにスゲー可愛い子いるんだってさ」

野次馬B「え? どれ?」

野次馬A「ほら、アレ!!」


不良「お待たせいたしました。こちらが――――」


野次馬B「――――ヤバすぎだろ!! おっぱいが強調された衣装だし!!」

野次馬A「残念。アレは偽乳。見よ、看板を!!」

野次馬B「女装・男装!! では、あの子は男!?」

野次馬A「そうだ!! だが」

A・B「「全然いける!!」」

幼馴染「ふぅ。不良のおかげで盛況だね」

男「お、おう」

幼馴染「どうしたの?」

男「俺、似合わなすぎだろ? 女装」

幼馴染「まぁ、友がね……」


友「おかえりなさいませ、ご主人様!! 今日は何になさいます!?」

客A「君、可愛いね。女の子?」

友「そこは秘密です。禁則事項です」

客B「いいじゃん、少し。肌もこんなにスベスベだし」ペタ

友「きゃっ!! やめてください、ご主人様ッ。
  でも、おさわりはアフタータイムならOKですよ」

客A「アフター? アフタァァァァァァァ!?」

客B「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!! 男の娘ぉぉぉぉ!!」

友はっちゃけたな

女装が似合うってことは変則的だがイケメンの部類ってことだろう

幼馴染「アイツが似合いすぎなのよ。見てみてよ、女子の皆が歯ぎしりして、嫉妬してるって」

男「それはわかりますよ。あの鋭い視線を見れば。まぁ、アイツはノリノリで気付いてないみたいだけど」

幼馴染「私もあれぐらい人気があればねぇ、はぁ。すこしは貢献できるですけど」

男(お前も十分あるみたいだがな。この教室にやってくる女子のほとんどはお前目的ですよ。
  すこし鈍感すぎやしませんか、幼馴染さん? ほら、噂をすれば)

後輩A「せ、先輩」

幼馴染「え、なに?」

後輩B「(は、はやく言いなって)」ボソボソ

後輩A「(なんで私が)」

幼馴染「なに?」キラン

後輩A「え、あああ///……その、えっと」

後輩B「く、クッキー焼いて来たんですッ!! その良ければ!!」バサ


幼馴染「ありがとう。……意外とかわいいね、この虎の」

後輩A「かわい――――」グラ

幼馴染「え? 大丈夫!!」

 倒れた後輩を抱きかかえる幼馴染。言うまでもなく逆効果であって、後輩は鼻血を出す始末だ。
 
後輩A「し、死んでもいい……」ドクドク

幼馴染「え、あ、君ッ!!」

後輩B「は。はひ(裏声)」

幼馴染「この子を医務室に」

後輩B「わかりまひた」ビシ……ダキ……タタタタ

幼馴染「はぁ、なんだろうね。このクッキー。
    というかさっきからもらい物が多いんだけど。なんかの罠かな?」

男「知らない。俺は知らない」

幼馴染「そうだよね――――」

女友「――――幼馴染ぃ~手伝ってぇ~」

幼馴染「アイアイさぁ~」


 タタタタタ

男「…………」

ロリ「男さん、落ち込まないでください」

男「ロリ……」

ロリ「私もまったくモテませんから」

男「はっ!? ふざけんな!? お前には根深い固定客がいるじゃねぇーか!! ほらあそこに」


客C「可愛い。ぐひひ。うぅぅぅ。はぁ、はぁ、うっ!!」


ロリ「アレは不良さんのファンですよ」

男「…………なんか絶望した」

ロリ「絶望しないでください。そうだ、私が男さんに話しかけてるのは、交代の時間ですからです」

男「交代?」

ロリ「外を見てきてください」

校内

男「外を見てくるって。そんなこと言われてもなぁ」

 (不良が居なくちゃ、周っててもさぁ)

 (どこ寄ろう)

男「お好み焼きでも食べようかな……アイツの分も買って」

 (…………なにやってだろう。俺。はぁ~)

 ――――ドン

男「あっぶね、いきなり何すんだ……」

イケメン「あっ、ゴメン」

男「え、あ、いや」

イケメン「本当にすいません。じゃあ、いきますんで」

男「え、ああ、はい」

 タタタタ

男(あんだけ顔が良ければ、モテるんだろうなぁ~。まぁいいや)

教室

ロリ「不良さん、これ」

不良「ありがと、ロリちゃん」ニコ

 タタタタ

不良「お待たせしました。こちら……どうかなさいました?」

客E「いや、可愛いなぁーと思って。彼氏いるの?」

不良「申し訳ありません。そのようなプライベートな質問には回答を控えさせていただきます」ペコリ

客E「いいじゃん。少しぐらい。大体、こんな胸を強調させる衣装を着てる時点で、触ってもOKってわけで」

「――――やめろ」

客E「あっ?」

イケメン「やめろといってるんだ」

客E「あっ!? なんだお前っ!?」

イケメン「相手が困っているじゃないか。そういう行為は慎むべきだよ」

客E「なんだ、いきなりッ!! そもそもお前はこの子とはどういう関係なんだよッ!?」


夜が明けるな

イケメン「彼氏だッ!!」ドヤ

不良・幼馴染・友・ロリ「は?」ポカーン

イケメン「さぁ、行こう」ガシッ

不良「ど、どこに?」

イケメン「体育館裏さ」

不良「へ? あ、えッ?」




男「不良の分の焼きそば。それと、俺の分と。アイツ喜んでくれかなぁ~」

 教室に入る男。

男「う~すっ、元気に……ってアレ? どうしたの、皆?」

ロリ「不良さんが、不良さんが、誘拐されました!!」

男「はっ?」 

急展開


      ,、.,- 、

     ,´;:;:;:;:;:;:;ヽ、     寒 
     l:;:;:;:;:;:;:;:;::;〈      い 
     ヽ;:;:;:;:;:;:ヘl 〉      の 
      〉゙゙゙゙゙゙゙゙゙ ソ        で 
    ,. √ ̄ ̄ヽ._      す 
  ,/´  ̄ ̄ ̄´`゙ ヽ、   が
 〈 /      \   ヽ
  トl        ヘ   `l
 / l          l   〉
 ヘ l l       l__ノ  ,============
  `゙l ヾ       l  ヘ ∥        ∥
   l         ゙ヽ  ト-、       ∥

   ンー----‐ー‐‐´シ ゝ、ソ――――‐‐」

   {   、         ´ヽ、___/
   ヘ、 人 ,,..、         ヽ ̄ ̄ ̄´
   /´゙:, ,.ノ ´lヾー-‐―ヾ  }

   〔  〉´   ノ- 、_____ノ
   `゙゙´ `゙゙´
           》》》》》》》》》》》》/
          ノ   √/   ノ

         ∠_____λノ___/
         ` ̄ ̄    ̄´

体育館裏

不良「い、いきなり何すんのよ!!」

イケメン「怯えなくて大ジョウブさ、僕のマイキャット」キラン

不良(ああ、コイツ。頭が残念なんだ)

イケメン「その瞳に宿るコスモスを僕のジョウロが咲かせてあげよう」

不良「何言っているのかわかりません。わたしに相談する前にお医者さんにかかったらどうです?」

イケメン「ノン、ノン、ノン。そんなことはノーセイだ、僕のマイエンジェル。
     一緒にキャリーオンがナンバーワンだ」

不良「……頭が痛くなってきた。アレ、これが偏頭痛ってやつ?」

イケメン「さぁ、君のアイズにフォーリンラブだ」

 イケメンの手が不良の乳房を揉んだ。

不良「な、何すんだよッ!!」ドカ

 イケメンの腹部に強烈な一撃。イケメンは崩れ落ち、動かなくなる。

追いついた

イケメン弱すぎ


不良「オレの胸を触っていいのは、男クンだけなんだよ!! 他の下衆なんて絶対無理!!
   大体、お前みたいなちゃらちゃらした男はもっと無理!! オレの身体は男クンの物なの!!」

イケメン「ううう、」

  (あっ、ヤバ。口調が元に戻ってる。折角矯正したのに、やっぱり焦るとダメね)

不良「と、とにかく今回は許すから、早くわたしの目の前から消え……失せ……って?」

イケメン「う、う、う。君は僕のマイエンジェルじゃない」ボロボロ

不良(な、なんで泣いてるの? もしかしたら、私の蹴りで内蔵が)

イケメン「き、君は女なんだろ?」ボロボロ

不良「えっとまぁ、」

イケメン「僕のマイキャットは男の娘じゃないとダメなんだぁ!!!!!
     下半身にソーセージがなければ認めないぃぃぃぃぃだぁぁぁあぁぁ!!」

 イケメンは立ち上がる。慟哭を空に向かって吠えながら。

不良「…………」

イケメン「待ってろ!! 僕のマイエンジェル!!!!!!」タタタタ

不良「…………」

男「アイツどこ……」

イケメン「エンジェェェェェェル!!」

男(うわ、泣いてる。……気持ちワル)ザワッ

イケメン「」タタタタタ

男「近寄りたくないな。あーゆー人種には」

 (でも、なんで体育館裏に?)

 (もしかしたらアイツが)


体育館裏。

男(ここにいるのか?)

 男は足音を潜め、静かにその角を曲がる。
 そのさきにある人影も知らずに。

 ガチン―――ドサッ

ダメだもう学校だ

まとめられることを祈る

男「っう……ったく、いってぇー……な?」

不良「お、男クン」

男「不良、お前」

不良「え、ああ。えっといきなりここにね」ヒョイ

男「いや、そうじゃなくて」

不良「どういうこと?」

 男は不良を壁に押しやる。

不良「男……クン?」

私怨

男「今日、すげー可愛い」 

不良「す、すこし化粧してみたんだ。似合ってるかな?」

男「ああ、すごく」

不良「……ありがとう。ええと、わたし、あの時はゴメンね。いきなり怒ってさ」

男「俺が悪いって。言い過ぎたし」

不良「うん。だからさ、今度からは可愛いだけじゃなくてね、もっといっぱい好きって言って欲しいの」

男「じゃあ、好き」

不良「どのくらい」

 不良のそのセリフ。ありきたりなものだ。
 しかし、それが男にとって一等嬉しいものだった。
 彼は華奢な少女の体に腕を回す。

男「これくらい」ギュウ

不良「わたしもこれくらい好き」ギュウ

捕手

アフィは禁止な

男「……良い匂いする、不良の体」

 男は舌先で首筋をなぞる。

不良「ちょっと、男クン。くすぐったい」

 しかし男は、笑声交じりの忠告を無視し、首筋から上へ、その舌で薄くルージュが引かれた口唇を目指す。
 すると、一方の不良も、男の思惑を悟ったのか、漏れ出ていた笑声を飲み込み、肉欲の到達を待つ。
 しかし、その己が体を汚すだろう、愛する者の色情は思いの外早く自分の唇に到達し、不良は一驚を喫した。
 待ちきれなくなったように、男の唇が女のものを啄んだのである。まるで急いでいるようにも思えた。

不良「ん、っん。男っ」

あひぃ

 段々と馴らしてゆくように、ついばみの感覚は短くなり、ついぞ離れぬかと思われるほど濃厚な接吻へと昇華し、
 相互いの内に潜んでいた淫蕩さが顔を表す。

男「不良。ん。じゅる。」


 くちゅくちゅという淫靡な音色が男女の両耳を占有し、
 口内ではその二つの舌が、一時は糾える縄の如く、一時は冬の日の線路のように、絡み合いを幾許も繰り返してゆく。
 そして、次に互いの唇が離れた時には、すでに二人の口元はぬらぬらとした吐液に染められていた。色はない。
 だが確かにそこには、何度となく確かめ合ってきた淫蕩な情欲は刷いてあった。
 男の手が自然と不良の乳房へ向かい、衣類の上から焦らすように、執拗に弄る。たが、不良は嫌がるような素振りを見せない。
 それもそのはず。彼女は男の唇を貪ることに夢中だったのだ。だが――――そこに唐突な尿意。しかも強烈なものだ。
 下腹部のさらにしたこそばゆい感覚が現れ、同時に内側から尿の放流を促すように圧力がかかる。

不良「んっ、はっ、はっ、はっ」

 突然の接続切断に男は疑問を浮かべた。

不良「お、男クン。わ、私、トイレ行きたい」

男「トイレ? 漏れそうなのか?」

不良「うん」

穂狩


 少女の顔には先ほどの淫乱さはない。あるのは乙女の恥じらいのみ。
 堪えるように足踏みをしているところを見ると、どうやら尿意は本物のようだ。
 男に一つの狡知が働いた。

男「そこでしろよ」

不良「えッ?」

 不良の顔が嫌悪に歪む。

男「ほら、スカートをたくし上げて。俺に見えるようにさ」

 男は不良のスカートの裾を摘まみ、持ち上げる。
 パンツは水色と白のストライプ柄のものだ。おまけに、彼女の子宮はすでに涎を垂らしており、パンツは濡れている。
 不良は蔑むような目で男を睨む。

不良「やめてよッ!! いくらなんでもそこまではッ!!」

男「見たいんだよ。不良がいきむ様子を」

不良「ホント?」

男「責任取るさ」


 耳元でそうつぶやくと、不良は渋々といった様子で下着を脱ぎ、その場にしゃがみ込んだ。
 ちょうど、それは和式便所で行うような態勢である。だがその態勢ではよく尿の放流を確かめられない。

男「M字かい脚」

不良「え?」

 男は足先をふくらはぎに当て、「外へ向けろ。お前の性器を見せつけるんだよ」

不良「恥ずかし……」

男「早くやれよッ」

 語調を強める。不良は泣きそうな表情をしたが、構わず彼女を己が欲求に従わせる。
 不良はM字に開脚し、目を思い切りつむった。
 すると、彼女の肉の襞が数回ひくついた――――もう出る。
 そのとき「あっ」という不良の気の抜けた声を合図に、ぷしゅーと黄金の液体が低い放物線を描いて放たれた。
 臭いはない。だが、男のイチモツは強く鼓動した。ズボンの上からでもその形がはっきりと確認できるくらいに。
 そのうち、小便はじょぼじょぼという音を立てはじめる。汚らしい音だ。
 だがその反面、愛する者を辱めるという背徳感を覚え、リビドーの高まりは止まらない。

男「長いな、小便。膀胱にどれだけ溜めてたんだよ」

不良「…………ッ!!」

長いな、どれだけ書き溜めしてないんだっ!

 不良は悔しさのあまり涙をにじませた。が、泣かない。下唇を噛んで堪える。
 たしかに屈辱はある。だが、それが恋々とした想いに勝るかというとそれはない。
 先ほど自分の口で言った通り、自分の体は男の物であり、自分のものではないのだ。
 尿はとぎれとぎれになり、最後に残り滓のようにひねり出す。

不良「終わった」

 腰が抜けそうになった。だが、男に腕を掴まれ止まる。地面は尿に塗れた土だ。
 これはへんな優しさだと思う。だけど、だけど、不良は嬉しくなった。
 しかし、次の言葉でその印象は逆転する。

男「服が汚れたら迷惑がかかるだろ」

 信じられない言葉だ。こんなの男じゃない。

不良「なんでなの?」

男「ん?」

不良「なんでこんな意地悪するの?」

 涙を流す。それからパンツを履こうと腰を曲げた時に新たな力が加わり、体育館の壁にぶつかる。

男「なにやってるんだ。まだ終わってないだろ」

わっふるわっふる

>>1徹夜……?

  ベルトを外す音。ズボンは落とされ、男の肉棒が現れる。
 見慣れたものだと言うのに怖い。こんなものが入れられらと思うと不良は震えた。

不良「終わってないって。わたしは終わったの!! もうわたしたちもダメだよ!!」

男「終わってない」

 壁に押し付け、下から突き上げるようにその肉の割れ目へ。

不良「ダメ、コンドームを付けてない」

男「だから、責任取るって言っただろ?」

不良「へ?」

男「俺が妊娠させてやる」ジュプリ

不良「んっ!! ダ、ダメ!! 抜いてよ!!」

男「絶対、俺が孕ませてやる」

 じゅぷっじゅぷっじゅぷ

不良「男!! んはっ。ダメだよ!!」

男「胎教を聞かせて、下の子には絶対音楽させる」ズチュッズチュッズチュ

不良「んっ、あっ、やっ、ダメ、きも、ち」

徹夜です。徹夜でエロを書いてるんです。

もう一日がんばれ

>>1すげぇwwwwwww


男「不良……」ズチュッズチュッズチュズチュッズチュッズチュズチュッズチュッズチュ

不良「いっ、あっ、んっ、あっ。好き、男っ……好きぃ……」

男「……」ピタ

不良「ふぇ? どうしてやめ――――んっ」

男「んっ、くちゅ、じゅる」ズチュッズチュッズチュ

不良「あっ、男ぉ。中に出していいよ。だいひゅき、あっ、だから、出していいよぉ
   ミルク欲しい。男のミルクぅ」

男「そのつもり」ズチュッズチュッズチュ

不良「出ひてぇ、男のザーメン、あっ、わたひのなかに、出ひてぇ」

男「イく…………不良!!」ドピュドピュ

不良「ん、ぃぃぃぃぃいぃぃ」ガクガクガクガクガク

男「っ……ちょー出る」ドピュドピュ

不良「出てりゅ、ひっぱい出てりゅ。あー妊娠ちゃうぅぅぅ。絶対、妊娠しちゃう」

男「責任取るから……」ズチュッ

不良「うん、結婚しゅる。絶対、結婚するよ、男クン」トロー

>>1
頑張れください


時が経ち、夜。キャンプファイヤー

男「やっちまった」ズーン

幼馴染「どうしたの?」

男「いや、やっちまったよ。絶対」

幼馴染「は? 不良は帰って来たし、別にね? 不良?」

不良「え、ああ、うん。そうだね」ギュウ

幼馴染「相変わらず、ラブラブですな。私はここら辺でドロンするでござるよ」

不良「じゃあね」

幼馴染「じゃあねぇ~」

 タタタタタタ

男「……はぁ」

不良「なんでそんなにテンション低いの?」

男「だってさ、」

不良「別に中に出されたことは悪いと思ってないよ。べつに今回だけだと思えば」

男「いや、ゴム有りはもうできない」

不良「なんで?」

男「無しが気持ちよすぎる。襞の張り付き具合が違うんだよ」

不良「…………じゃあ、無しにしよう」

男「いいのか?」

不良「早くラブラブ臨月セックスしたいもん」 

男「……この淫乱」

不良「酷い。折角、男クンを励ますために」プクゥ

男「可愛い」ツンツン

不良「可愛いじゃないでしょ? 約束したでしょ?」

男「ああ、好きだし、可愛い」

不良「ふふっ、私も。私も大好き」

男「キスはいいか。どうせ今日の夜もするし」

不良「そーだね。これからずっと、男がおじさんになっても、記憶を失ってもするもの」

男「……ずっと一緒だからな」

不良「うん」

ハッピーエンドで頼むよ

男「というか友は?」

不良「友? 友はーあそこにいる」

男「ん?」


友(男の娘)「大好き」イチャイチャ

イケメン(絶対男の娘主義)「僕のマイエンジェル」イチャイチャ



男「え? 次は友が女にッ!?」


                       

ファッ!?

不良「……友の右手にお札が」

男「え? 売春?」

不良「わからない。でも、その可能性が――――」

妹「――――お姉ちゃん」ギュウ

不良「い、妹かぁ~。誰かと思った」

妹「私以外にこんなことする人はいないでしょ?」

不良「男がいるもん」

妹「こいつはしないって」

男「こいつってなぁ~。つーかなんで勝手に高校の敷地に」

妹「意外とばれないもんだね?」                       

男「犯罪者の兄かぁ」

幼馴染「おうおうおう、兄弟お揃いでェ」

妹「幼馴染ちゃんッ」

不良「あっ、友がこっちにくるよ」

妹「え? アレが友君? 滅茶苦茶可愛いだけど」

友「これで5人揃ったね」

男「まぁだいぶ様変わりしたがな」

友「いいじゃん、というか一枚写真撮らない? あのイケメンに写真頼むからさ」タタタタ

男「え、おいッ」



          

はよう

友「――――さて連れてきた。じゃあ撮ろう」

イケメン「イエス、マイエンジェル」

 タタタタ

友「じゃあ、俺は男の隣り」

妹「じゃあ、私は後ろ」

幼馴染「え、あッ、じゃあ私は前」

男「前に来たら俺が映らないだろ」

幼馴染「じゃあどうすればいいのよ!!」

不良「立って横なればいいんじゃない?」

男「めんどい」

幼馴染「じゃあ、不良の後ろッ!!」

不良「なっ、重いって!!」

幼馴染「ほら、いいじゃん。カメラ取るよ、ハイ」





「「「「「チーズ」」」」」



                         おわり。

終り

>>1 非常に乙!


久々の神SSだったな

ラブラブ臨月編マダー?

このTS物は>>17を買って思いついたものです。
すばるちゃんがあまり可愛くなかったから、書いたものです。

後半はかなりぐだぐだで誤字脱字が目立つますが、読んでもらえて感無量です。

>>395

不良「うっ、あっ、そんなに深く、あっ、男のチ○ポが、子供に、あたっちゃうよぉ」

ほう

お疲れさん>>1
面白かったわww

乙!

天使な小生意気

おつ

>>1
乙!二期SSまだー?(えっ

乙枯れ



>>1先生の次回作にご期待ください!

>>1
徹夜って頑張りすぎだwww

>>1は奥浩哉か

二期期待保守

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