白望「芋けんぴ、髪に付いてたよ」(123)

ID:BzHWSYxY0
の代行

白望「なるほど……」

白望「SUNDAYじゃないの」

ありがとう!

シロのマイナーカプSSらしいぞ!
マイナーカプが苦手な人は気をつけろ!


塞「好きな人ができたァ!?」白望「うん」
一応前作?だけどお話のつながりはないです

ちゃちゃのんがメインですが方言全然自信ないですごめんなさい



ーーー

洋榎『清老頭や。32000──思ったより痛いんちゃうか?』

いちご『そんなん考慮しとらんよ……』

ーーー


チュンチュンチュンチュン


いちご「…………」パチッ

いちご「……チュンチュンが、チュンチュン鳴いとる……」

いちご「……最悪の寝覚めじゃ……」

いちご「もう何日もたつのに、いまだに立ち直れん……」

いちご「テレビでも見よ……」


『今日の占い、カウントダウーン!』

『今日もっとも良い運勢は――』


いちご「はぁ……」


『――そして今日最も悪い運勢なのは、ごめんなさい、??座のあなた――』


いちご「占いまで最下位……ちゃちゃのんはもう駄目かも……」

『でも大丈夫!そんなあなたのラッキーポイントは、芋けんぴです!』


いちご「…………」

いちご「芋けんぴ、買いに行くかのう……」





アルバイト「ありゃっしたー!」


いちご「……けっこう美味いのう」カリカリ

いちご「……」カリカリスタスタ

いちご「なんかいいことな――」


いちご「――わぷっ!?」白望「わっ」ドンッ


いちご「いたたた……」

白望「ごめん……大丈夫、立てる?」

いちご「あ、こちらこそすみません……つっ!」

白望「膝、怪我してる」

いちご「あ、お、お構いなく……」

白望「そういうわけには、いかないよなぁ……」

いちご「ぇっ?」

白望「ん……」ダキッ

いちご「!?!?!?!?」

いちご(お、お姫さまだっこぉ!?)

白望「近くにベンチがあったから……そこまで我慢して」

いちご「は、はいぃ……」

あって一分経ってないだろうにこのたらしスキルである

白望「よいしょ……」

いちご「わ、わざわざすみません……」

白望「私のせいだから、気にしないで」

いちご「そんな……」

白望「そこの薬局で水と傷薬買ってくるから、少し待ってて」

いちご「あ、そこまでは……行っちゃった」

いちご「これはラッキーなのか、アンラッキーなのか……どっちなんじゃろ」

白望「おまたせ」

いちご「あ、おかえりなさい」

白望「とりあえず、応急処置」テキパキテキパキ


白望「ん、できた」

いちご「ありがとうございます」

白望「うん」

いちご(やさしい人じゃのう……近くの子やろうか?)

白望「…………」

いちご「…………」

白望「…………」

いちご「…………?」

いちご「あ、あの……」

白望「んー?」

いちご「ここにおっていいんですか?用事とかは……?」

白望「散歩してただけだから……。君が歩けるようになるまではいるよ」



シロの二人称よくわからんから君使いました。間違ってたらごめんね

いちご「えっ!?」

白望「あ、迷惑ならどっか行くけど」

いちご「そ、そんな、迷惑なんて!」

白望「そう……よかった」

白望「君可愛いから、一人にするのはちょっと心配だった」

いちご ボンッ!

いちご「か、可愛いなんて……」

いちご(い、言われ慣れとるはずなんに、何じゃろこの気持ちは……)




白望「……」

いちご「……」

いちご(無言なんに居心地悪くない……不思議な人じゃのう……)

白望「……」

いちご「……」




いちご「あの、そろそろ……」

白望「動ける?」

いちご「はい。ありがとうございました」

白望「ん……、ちょいタンマ」

いちご「え?」

白望 スッ

いちご「え?え?ええええ?な、なんじゃあ!?」

いちご(このシチュエーション、まさかキス――)


白望 ヒョイ

白望「芋けんぴ、髪に付いてたよ」カリッ


いちご「う……」

いちご(わ――――///)カァァ

白望「それじゃ」

いちご「あ、ま、待って!」

白望「?」

いちご「お名前、教えてください!」

白望「小瀬川白望。じゃね」


いちご「小瀬川さん……」キュン

う わ――――――――

ーーー


いちご「個人戦じゃ!」

鹿老渡A「ちゃちゃのん気合はいってんね?」

鹿老渡B「団体のアレから立ち直れてよかったのー」

鹿老渡C「がんばって!」

いちご「うん!」

いちご(もしかすると小瀬川さんが見とるかもしれんしな!)

鹿老渡A「ほい、対戦表」

いちご「ありがと、最初に当たるのは……埼玉と、京都と……」


いちご「……岩手、小瀬川白望……!?」


ーーー


いちご「うん、見間違えじゃない」

いちご「こういう珍しい名前が何人もおるとは思えんし……」

いちご「たぶん、小瀬川さんで間違いないな」




※個人戦代表シロ&ちゃちゃのんはオリ設定やで
岩手と広島の代表は判明してなかったよね?

いちご「…………」

いちご「……どうしよう……」

いちご「……どどどどどどうしよおおおおお……」

いちご「まままままさかこんな展開になるなんてそんなん考慮しとらんよおおおお」

いちご「あわわわわわわわ」

いちご「お、おちつけちゃちゃのん、平常心じゃ……」

いちご「ひっひっふー、ひっひっふー」

いちご「お、おちついた……」

いちご「うん、これで小瀬川さんとも……もも、もももももももも」

いちご「い、いかん、こんなんでまともに打てるわけない……」

いちご「ど、どうすりゃええんじゃ……!?」





いちご「そんなこんなで個人戦当日になってしまったんよ」

ぼく「そんなこんなでちょっと退席するんよ」

たぶん20~30分くらいです

戻ったのじゃ
こっからは大筋しかできてないんで少しペース落ちます

いちご「もうなるようになれー……。ほっ、まだ誰も来とらんな」


白望「だる……」


いちご「!」

いちご(い、今の声は――!)


白望「ん……?あれ、こないだの」

いちご「ここここっここここ」

白望「……?」

いちご「ここここここここ」

いちご(ああああちゃちゃのんのあほぉ!名前も呼べんのか!)

白望「んー……?」


埼玉「ちわー」

京都「わ、ちゃちゃのんだ!本物だ!」

いちご(み、みんな揃ってしまった……)


埼玉「よろしくお願いします」

京都「お願いしまーす」

白望「よろしく……」

いちご「よ、よろしくお願いします」




埼玉と京都は日本地図開いたらたまたま目に入っただけですはい




 キ ン ク リ !





いちご(終わった……)


いちご(結果は対局に集中できなかったちゃちゃのんの一人沈み……)

いちご(小瀬川さんは終始だるそうな顔しとった……)※素です

いちご(あきれとったんじゃろうか……?)※素です

いちご(泣きたい……)

白望 スタスタ

いちご「あ……」

いちご(小瀬川さん、行っちゃう……)

いちご(そりゃそうじゃ、対局が終わったら用ないもんな……)

いちご(……お別れか……広島と岩手じゃもう会うことも……)

いちご「…………」


ガシッ

白望「……?」

いちご「…………」

いちご(か、体が動いちゃった……)

白望「なに?」

いちご「あ、あの、あの……」

いちご(いかん、何も出てこん!)

白望(ほかの人がいると話しにくいのかなぁ……)

白望「……控え室、行く?」

いちご「ひ、控え室?」

白望「あそこなら、二人になれると思う」

いちご「は、はい……」



埼玉「なんだあの空気」

京都「私のストロベリーがパニックしそう」

ちょいPC不調なんで別のに変えてきます
すぐに戻る

戻ったかく




白望「で、なに?」

いちご(い、いかん、二人っきりになってもなんも好転しとらん……)

いちご(何て言えば正解なんじゃ……)

いちご(好きです付き合ってくださいとかか!?絶対引かれるわ!)

いちご(ぬぬぬぬ……)

いちご「あーーー!!」

白望「!?」ビクッ

いちご「女は気合じゃ!小瀬川さん!」

白望「う、うん」

いちご「私と――」


いちご「私と友達になってください!!」

間違えたで
×
いちご「私と――」


いちご「私と友達になってください!!」



いちご「ちゃちゃのんと――」


いちご「ちゃちゃのんと友達になってください!!」

いちご(うん。千里の道も一歩からじゃけん)

いちご(まずは友達からじゃな。うん。決してちゃちゃのんがヘタレなわけじゃないよ)


白望「……ちょいタンマ」

いちご「ふぇっ?」

いちご(え、え、なんでここでタンマ……!?)

いちご(ちゃ、ちゃちゃのんと友達なんてごめんとか!?)

いちご(ああ、傷つけずに断る言葉でも探してるのかもしれん……)

いちご(うー、もう、何言われても泣かん覚悟はしたけぇ)

白望「…………」

白望「んー、ねえ、佐々野さん」

いちご「は、はい」

白望「それ、佐々野さんが一番したいことじゃないよね?」

いちご「……え?」

白望「なんとなくだけど、佐々野さんが一番したいことは別にある気がする」

いちご「え?え?」

               ___

            ,. .:': : : : : : : :`: : ..、     
           /..:: : : : : : : : : : : : : : : \     
         /: : : /: : : l: : : : : : :.l : : :', : :ヽ.__ 
      ,. .-v': : : :,' : : ノ!: : : : : : :.lト:、 :.',: : : ヽ: :、
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    ,': : : :.!: : i: :lト;: : |:Lゝ:'; : j.: / .j: :./:リ.!: : : : :i: : : i  
     i: : : : l: : :l: :l! ,,ム示、ヽ从/ .示半z, jl: : : l/i: : : !
    ゝ: : 人: :ゝ:|./lkr必l!     lkr必!.} j/: ノト; :.:丿
    ((. i:.(:ト;.:.`ーイ とつ''¨   '   とつ .l!:l : : i ):.l
    ヽ ー=-: :l:ト   |!''''   --    ''' .j、l: : : !'イ
     /: : l|.: l:lゝ, {;  (     )    ノ人: : :.i   そんなん考慮しとらんよ
      //: :.l!: :.i:l:j: :.>..          ...:く:(: : :.!: :..i
.     i:iヽ: :l!: : Y: l: : l: :> .. __ .. <:.l: :!:i ): :.j: : :.i
      ゝ ): :.';: :.ト、j: : !: :!=|      |: : l: j:.l': V : : .人
     丿:!: :.): !:|:l Yi/ ` 、 _r'´ \リ/:.:.(: : :.( _ ))

    /:.イ:.:/:ヽY!jヽ;!!   /  ̄|ト、. .|/: :/):) 、: :、:(
.  ./:/  ,l: iイ )/.  リ /:::>‐._//`ヽ!: :.i'イ  .): :) ヽ
   !::! ./ ゝニ=-    ´  l::::::::::/   `j/  , 'イ ヽ
   ゝ./ ヽ   /       ヽ:-:〈      \  / |
.    /   ', l         |:::::::i       `// !

いちご(……これは、つまり……告白しろと、そういうことじゃろうか?)

いちご(いやでも、もしちゃちゃのんの恥ずかしい勘違いで、断られたら、友達にすら……)

いちご(……ここで断られるようなら、ずっと脈なしか)

いちご(行くしか、ないのう!)


いちご「小瀬川さん!」

白望「うん」


いちご「ちゃ、ちゃちゃのんと、付き合ってください!」

ーーー

ーー



―広島、鹿老渡高校―


いちご「~♪」

鹿老渡A「あー、またちゃちゃのんケータイ見つめてにやにやしとるー」

いちご「に、にやにやなんてしとらんよ!?」

鹿老渡A「えー、してたよー」

鹿老渡B「しとったのー」

鹿老渡A「誰かからメールかー?」

鹿老渡B「はい!岩手の某恋人さんなどが怪しいと思います!」

鹿老渡C「わたくしも同意見であります!……あ、逃げよった」

鹿老渡A「追うぞー!」

鹿老渡BC「おー!」





いちご「……ふぅ、何とか撒いたな。まさか立ち入り禁止の屋上にいるとは思わんじゃろ……」

いちご「さて、メール、メール……」

いちご「ふふっ」

いちご「あー、無性に叫びたい気分じゃ」

いちご「シロー!大好きー!!……なーんて、」

鹿老渡A「おやおや、聞きましたか?」

いちご「え」

鹿老渡B「愛の告白ですのう」

いちご「ちょ、」

鹿老渡C「熱々ですなー」

いちご「な、なんでおるんよ!?」

鹿老渡A「ちゃちゃのんの行動パターンなどお見通しよ!」

鹿老渡B「ハイパーニヤニヤタイムの始まりじゃー!」

鹿老渡C「ニヤニヤニヤニヤ」

いちご「や、やめてー!!」

ーーー


白望「うん、私も大好きだよ」


白望「……いちご」




おしまい

済:はやりん、ちゃちゃのん

残:部長、クロチャー、衣、とーか、純、はっちゃん、すばら、タコス、小蒔、照、もーちゃん

はやりんはスラスラっといけたのにちゃちゃのんは難産過ぎた
ほとんどちゃちゃのんとシロの二人でセリフ回したからかしら


次はてるてるの予定だけど、なんも思い浮かばんのでシチュエーションとか募集してみる

>>115
すこやんはないのか

>>117
総合スレで挙がっただけでも13人とかいう鬼畜な数字なんでこれ以上は増やせそうにないわごめんな


とりあえずシチュエーションに関しては挙がったのの中からぼくが書きやすいと思ったの使います
どんどん挙げてくれるとうれしいよー
あ、どっちかというとシリアスよりギャグのほうが書きやすいです。うん

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