える「摩耶花さん、相談なんですが…」(122)

摩耶花「どうしたの?改まって」

える「ええ、大したことではないのですが…」

摩耶花「なになに?」

える「生理がとまってるんです」

摩耶花「 え っ ! ? 」

摩耶花「そ、それって、あれよね……?そういうことよね……?」

える「ええ、ほら、こないだまで中間テストで、もうすぐには期末テストでしょう?
   それで、根詰めてやりすぎてしまったんだと思います」

える(勉強のやりすぎによるストレスで生理不順になったのでしょうか……)

摩耶花(テスト勉強でストレス溜まったら、その…したくなるもの、なのかな?)

摩耶花「そ、そうかあ…」

摩耶花「でも、知らなかったな。ちーちゃん達って、もうそこまで進んでたんだ…」

える(テスト勉強の進展具合のことでしょうか?)

える「摩耶花さんのとこは、遅いんですか?」

摩耶花「えっ、そ、そうね…。まだ、そういうところまではいってない、かな…」

える「わからないことがあれば、わたしで良ければ教えますのでいつでも相談してくださいね」

摩耶花「えええっ!そ、そうね、あ、ありがと」

摩耶花「えと…、ちーちゃんはそういうの、詳しいんだ?意外…」

える「ええ、まあ自慢するほどではないですが、毎晩やっていますので」

摩耶花「ま、毎晩!?す、すごいね…。家でやってるの…?」

える「基本的には家ですよ?ああ、たまに部室に残ってするときもありますが」

摩耶花「ぶ、部室!?わたしたちがいない間にそんなことやってたの!?」

える「え、ええ…まあ…他にすることもありませんしね…」

摩耶花「えー、そうなんだ。そういうもんなんだ…」

摩耶花「そりゃ、そんなけしてたら生理とまっちゃうよ…」

える「ええ、どうしましょう」

摩耶花「折木にはそうだんしたの?」

える「えええっ!こ、こんな話折木さんにできないですよ!」

摩耶花「そ、そうか。いきなりは無理だよね」

える「だから摩耶花さんにお話ししているんです」

摩耶花「でも、いつかは折木にも言った方がいいんじゃ…」

える「言いませんよ!折木さんにそんな気苦労背負わせたくないですし…」

摩耶花「ちーちゃん、そこまで折木のこと考えて…。自分ひとりで背負ってたのね…」ホロリ

摩耶花「でも、まずは病院に行った方がいいんじゃない?」

える「しかし、それほど深刻な問題というわけでもないですし…」

摩耶花「かなり深刻だと思うよ!?」

える「そうですかね。次も飛んだら病院に行ってみようと思います」

摩耶花「そうしたほうがいいよ」

摩耶花「でもさ、もしもだよ?もしも――!」

摩耶花「その…当たってたらどうするの!」

える「当たる?」

摩耶花「できてたら、って意味よ」

える「できる?テストの話ですか?」

摩耶花「違う!赤ちゃん!」

える「あか…ちゃん? がどうかしましたか?」

摩耶花「へっ?」

える「えっ?」

摩耶花「ちーちゃんが妊娠したかもしれないって話じゃないの?」

える「えええっ!?」

える「ち、ちがいますよ~。どこからそんな勘違いしてたんですかっ!」

摩耶花「だって生理が止まったとかいうから…」

える「ただの生理不順の話ですから!」

摩耶花「え?じゃあ毎晩してるとかいったのは…?」

える「毎晩…?あ、ああ!」

える「あ、あれはテストの話だと思って…勉強を毎晩してるって話です!」

摩耶花「そ、そうか。そうよね…」

摩耶花「てっきりちーちゃんと折木が毎晩…」

える「ひえっ!ち、ちがいますからぁ~!!」

摩耶花「わたしもびっくりした…」

える「わたし、恥ずかしいです…」

摩耶花「ごめんごめん」

える「どうして折木さんなんですか~」

摩耶花「だ、だって、ちーちゃんたち毎日ラブラブじゃない」

える「ええええっ!」

摩耶花「ちーちゃんいつも折木に『気になります!』連発して迫ってるじゃない
    折木もまんざらじゃなさそうだし」

える「そ、それは…」

摩耶花「少なくとも、折木は絶対ちーちゃんのこと好きだと思うな」

える「えええっ!」

摩耶花「ちーちゃんは、好きなの?折木の事…」

続きどうしよか

里志「どうやら僕の出番みたいだね」

折木「また千反田で抜いてしまった…」

里志「そういう報告マジでいいから」

折木「あの写真がダメだ。あの写真がある限り俺は千反田で抜き続けてしまう

里志「じゃ棄てろよ」

折木「そんなことできねーよ!」

折木「日々のオナネタを記録した手帳があるのだが…」

里志「そんなのつけてたんだ!」

折木「千反田の使用回数が昨日500回に達した」

里志「千反田さんと知り合ってからの日数より多くない!?」

折木「そうだろうな…」

里志「本当に千反田さんのことが好きなんだね」

折木「好き、なんてもんじゃない」

里志「ああそう」

折木「俺の人生のすべてといっても良い」

里志「じゃあなんで告白して付き合わないのかな?」

折木「……フられたらどうする」

里志「心配性だね。千反田さんもホータローのこと好きだと思うけどなー」

折木「なぜそういえる?」

里志「だって、千反田さんの接し方が僕とは全然違うからね」

折木「そうなのか」

里志「そう。だから告白しなよ」

折木「できないよー。そんなのこわいよー」

里志「やれやれ…」

後日

える「今日は誰もいないんですね…」

える「折木さんは来ないんでしょうか…」ソワソワ

える「おや?これは…手帳ですね」

える「誰の手帳でしょうか?」

える「表紙には『オナネタ記録』とありますが…
   おなねた、とはなんのことでしょうか…?」

える「中を読むのは、悪い気がするので、やめておきましょう!」

える「……」

える「……」チラ

える「だ、だれのものかを確認するくらいなら大丈夫でしょう…」ペラ

える「……」

える「……不思議な手帳です。
   日付と、その横に一言のメモが書かれているだけのものですね。
   本当に「記録」といった感じですが…」

える「9月19日 1回目:本 2回目:L 3回目:L
   9月20日 1回目:L 2回目:L
    9月21日 1回目:AV 2回目:L
   ……ずっとこの調子で、ずーっと書いてますね」

省エネどころか浪費もいいところだな

える「いろんな言葉がでてきますが、この『L』というのが圧倒的に多いですね」

える「あ、一番新しいページに『L使用回数累積500回記念』とあります」

える「とすると、これは何かを使った記録、ということなのでしょうか?」

える「もしかすると、この『L』はわたしのことを指しているのかと思いましたが…
   それだと『L使用回数』という言葉の意味が理解できませんね。わたしを使う、というのはよくわかりませんし」

える「しかし…」

える「ちょくちょく人名が登場するんですよね、この記録」

遠垣内「お、お前は俺を……!」

折木「悪いとは思ってるんですよ」

える「しかも、女性の名前らしきものがカタカナで書かれているだけ…」

える「ミホ、サナエ、マユミ、キョウコ…」

える「うーん、この名前に何か共通点のようなものは、ないですね…」

える「あ、マヤカというのもありますね。摩耶花さんのことでしょうか」

える「うーん、やはりわたしでは謎は解けませんね。この記録は気にしないことにしましょう…」

える「さすがに他人の手帳の中身の謎を折木さんに訊くわけにもいきませんしね」

折木「よ、よう…」

える「あ、折木さん。いらしたんですか」

折木「も、もしかして、これ…」

える「ああ、この手帳ですか?椅子の下に落ちていたので机の上においておきました。中身までは見ていませんよ」

折木「そうなのか?」

える「さすがに悪いと思いまして…。折木さんのなんですか?」

折木「まあな」サッ

える「日記か何かで?」

折木「そんなとこだ」アセ

える(嘘、ついちゃいました)

える「どんな日記を書いているんですか!?わたし、気になります!」

折木「ま、まあ、日ごろの事をな…」

える「見せてください!」

折木「ダメに決まってるだろ!!!」

える「そうですよね。折木さんだって恥ずかしいですよね、わたしったら無神経にすみません…」

える「……」

折木「……」

える「何が500回なんですか?」

折木「!?」

える「Lってやっぱりわたしのことですか?」

折木「み、み、見てんじゃねーか!」

折木「もはやこれまでか……」

える「?」

折木「そうだよ。その通りだよ……。俺は夜な夜な千反田のことを想像してる最低のクズ男だよ」

える「え?」

折木「軽蔑したか…?失望したか…?」

える「急にどうしたんですか?見られたのがそんなにショックだったんですか?」

折木「やめろ!やめてくれ!悪かった!俺が悪かった!」

える「あの…わたし、中身を見てしまいましたが…何が書かれているのか理解できなくて…
   その…すみません!勝手に見てしまって!」

折木「意味がわからないなんて、ウソつくなよ…」

える「嘘ではありませんよ!」

折木「……本当か?」

える「本当です。おなねた、ってなんですか?」

折木「ええい、もうこの際だから包み隠さず教えてやる……」

える「お願いします!」







える「……」サーッ

折木「というわけサ」

える「あ、の、」サササ

折木「フフフ、さすがの千反田もドン引きか…」

折木「なあ、千反田。俺の事、きらいになったか?」

える「ひっ!」ビクッ

折木「……」

える「ご、ごめんなさい。わたし、びっくりしちゃって、その…」

折木「そうだよな。そりゃそうだよな」

える「折木さんって…わたしのこと、好きなんです…か?」

折木「……ああ」

ほうたる「千反田っ…お前のそのコンバインで俺の稲を収穫してくれっ…!」パンパン

えるたそ「はぃ…折木さん…!今年も…んっ…立派な…ぁう…お米がっ…収穫…できますっ…!」

折木「こんな形で言うのもなんだが…。
   俺は千反田のことが異性として好きなんだ。
   そりゃあもう毎晩千反田とえっちなことする妄想するくらいにな!」

える「そうですか…」

折木「気持ち悪いか?そうだよな…。こんなオナネタ記録するような変態に好かれてうれしいわけないよな…」

える「い、いえ…そういうわけでは…」

える「わたしも、折木さんのこと、好きなんだと、思います」

折木「…え?」

える「折木さんのこと、考えてると、胸がいっぱいになります」

折木「それって…」

える「これって、恋心なんですかね…」

える「折木さんがわたしでえっちな想像してると聞いたとき、実はちょっと嬉しかったんです
   不思議ですよね。普通、そんなことされたら気持ち悪いと思うはずなのに…
   折木さんだと嫌じゃないです…」

折木「お、お、お…?」

いい

える「でも、わたし…」

える「えっちなことって、どうやるのか、知りません」

える「おかしいですよね、もう高校生なのに…。そういうことを知るのが恥ずかしくて…逃げてきました」

折木「あ、ああ…」

える「折木さん…教えてくれませんか…?」

折木「い、いいのか!?」

きたきた

折木「そ、それは…俺が千反田とえっちするってことだぞ…」

える「あの…赤ちゃんができるようなことでなければ…」

折木「わかった」ゴクリ

える「すきにしてください…」

折木「里志は今日は来ないといっていた。伊原も…この時間に来なけりゃいつもきてないから大丈夫だろう」

折木「いくぞ」チュッ

える「はむっ!」チュウウウ

折木「」チュパチュパ

える「んんんっ」チュパチュパ

折木「ぷは」

える「これが…キスの味なんですね…わたし、ドキドキします…」

折木「ああ、すごい…えるの唇、やわらかい…」

える「あっ、名前で呼んでくれましたね」

折木「えるも、名前で呼んでくれ」

える「はい……ほうたろ!」

折木「!!!」ビクンビクン

折木「名前で呼ばれただけでイきそうだ…」ガシッ

える「やんっ!あ、服、脱ぐんですね…」

折木「ああ、俺が脱がせるからじっとしてろ…える」

うーん、この>>1は童貞ですねえ

える「んんっ」

折木「すごい……えるのおっぱいLカップ!」

える「そ、そんなにないです!」

折木「触るぞ…」

える「んんいやああんっ!」ハァハァ

折木「んっ」ペロペロ

える「あっ、ほうたろぉ…舐めちゃいやっ…」ハァハァ

折木(最高)

ちょっと気持ち悪い

途中までよかったのにエロシーンでぶっこわれた

ドサ

摩耶花「」

折木「!?」

える「!?」

摩耶花「あ、あ…」ワナワナ

折木「伊原…いつからそこに…?」

摩耶花「ちーちゃんから離れなさいよ!」

しえん

摩耶花「ひどい…ちーちゃん上半身裸じゃない!」

摩耶花「ちーちゃん大丈夫!?折木になにされたの?」

える「あ、あ!摩耶花さん!これは…これは…その…」

折木「」ダラダラ

摩耶花「……最低」

いい展開に

える「違うんです摩耶花さん。これはわたしが頼んだことで…」

摩耶花「ちーちゃん、折木のこと好きなのはわかるけど…庇う必要なんてないわ」

折木「おいおい!それじゃ俺が無理やり千反田を襲ったみたいじゃないか!」

摩耶花「……みたい、じゃないでしょ。その通りでしょ」

摩耶花「だいたい学校でする?最低よ。死ね」

える「あの、すみません!わたしが悪いんです!わたしが…折木さんは何も悪くないです!」

摩耶花「ちーちゃん…」

まやかこわい

摩耶花「とりあえず、今日は帰りなさいよ!」

折木「わ、わかったよ…」

摩耶花「明日…覚えときなさいよ…」

える「あっ!折木さん!」

摩耶花「……よしよし」

える「あの、摩耶花さん…」

摩耶花「なに?」

える「眠さの限界です…」

摩耶花「そうね…わたしも…」

fin

は?

童貞乙

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