カーズ「暗黒盗賊団?」ボロス「究極生命体?」(75)

ジョジョとワンパンマンのクロスです
ただしサイタマ先生やヒーローたちは登場しません

1938年・・・

シュトロハイム「ッ・・・!」ギリギリ

カーズ「無限の谷底へッ!とけて流れ落ちろォォォオオオオオッ!」バリバリバリッ

ジョセフ「ぐ・・・赤石をッ!」ゴソ

ジョセフ「!?」

ジョセフ(な・・・ないッ!?墜落の衝撃で吹き飛んだか!?)

ドゴオッ

ジョセフ「ぐあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーッ!!!!!」ドバアアアアア

ジョセフ(がッ・・・!おばあちゃん・・・スピードワゴン・・・スモーキー・・・スージーQ・・・師範代・・・そしてリサリサ・・・みんなあばよ・・・)

ジョセフ(シーザー!今からそっちへ行くぜ・・・!)ドサ

カーズ「」クル

シュトロハイム「!」ガシャッ

シュトロハイム(な・・・何もできん!今の俺には!奴には紫外線が効かないッ!もうなす術はない・・・!)

シュトロハイム「ぐ・・・」ギリ

カーズ「」ジャキン ブウウウウウン

シュトロハイム「我がナチスの科学力は世界一ィィィイイイ!我が偉大なるドイツ第三帝国よッ!永遠なれェェェェエエエエエエいッ!」バッ

シュトロハイム「JOJOォ!今そっちへ行くぞ!そしてカーズ!地獄の底でェェェエエエ!貴様が来るのを待っているぞォォォオオオ!」

ヒュッ

バギイイイイイイイイイイイン

2018年・・・

ボロス「何・・・?」クル

ボロス「地球という惑星に?」

占い師「ええ・・・そこに、あなたと互角の力を持つ者がいるとか・・・」

メルザルガルド1「貴様・・・嘘をついているんじゃないだろうな」ズイ

占い師「いえそんなことは・・・」アセアセ

ボロス「まあメルザルガルド・・・信じてみようではないか」

ゲリュガンシュプ「ボロス様・・・」

ボロス「俺も退屈しているんだ。反乱軍もいなくなり、刃向う者が誰一人いない・・・たまには対等に闘える者が欲しい。・・・仲間をかき集めていた頃は敵ばかりでうんざりしていたというのに・・・」

ボロス「時代は変わったな」

数時間後

グロリバース「ボロス様はああ言っておられたが・・・我々を遠ざけるための嘘の可能性が高いぞ」

ゲリュガンシュプ「・・・しかし、ボロス様が行きたいとおっしゃっておるのだ」

メルザルガルド1「ボロス様に一番古くから付き合ってるのはお前だ。だからお前の言うことには従いたいが・・・」

メルザルガルド1「グロリバースの言うことも考慮した方がいいだろう・・・」

メルザルガルド2「ああ」

ゲリュガンシュプ「・・・」

グロリバース「少なくともその惑星の連中は抵抗するだろう・・・ボロス様がそれだけで満足できるか考えると、まあ無理だな」

メルザルガルド1「うむ・・・」

メルザルガルド4「行ってもいいと思うよ」

グロリバース「!」

メルザルガルド5「ボロス様の、ため」

メルザルガルド1「・・・」

グロリバース「・・・行くか」

グロリバース「どうせボロス様は力づくで連れて行くだろう・・・力勝負では勝てっこない」

ゲリュガンシュプ「・・・」ニヤ

ボロス「何の話をしている?」ウィーン

ゲリュガンシュプ「ああ、いえ、地球侵攻をいつにするか話を・・・」

ボロス「そうか・・・なるべく近いうちがいいな」

2038年・・・

ドガアアアアアン

民間人1「な・・・!?」ドゴオオン

民間人2「何だ!?テロか!?」バガンズガアアン

民間人3「そんなバカな!ここは日本だぞ!?」ドドドン

ヒュウウウウウウ…

天空王「フハハハハハ!ホーク!イーグル!ファルコン!カイト!」

天空王「地上はもうわしらのものだ!深海王も地底王ももういない!一気に地上をいただくとしよう!」

天空王「この天空王についてこ・・・」

カイト「オヤジ・・・上だ・・・逃げろ・・・」バラッ

天空王「!」

ピキイイイイイイイイイイイイイイイン

ポポポポポポポポポポポポポポポ

ドドドドドドドドドドドドドドド

天空王(この天空王を・・・空の支配者を・・・)

天空王(まるで・・・羽虫のごとく・・・)

天空王(なにも・・・の・・・)

メルザルガルド1「何だ今の」

メルザルガルド2「わからん」

メルザルガルド3「飛んでたから殺した」

メルザルガルド4「いいと思うよ」

ガラッ

カーズ(な・・・なんだこいつは・・・!?)ガラ

メルザルガルド1「!」

メルザルガルド5「何か、いた」

カーズ「・・・」

メルザルガルド1「出てこい・・・さもなくば殺す」

カーズ「・・・仕方がないな・・・何者だ」ガラッ

メルザルガルド1「答える義理はない」ダッ

カーズ「!」ギュイン

カーズ(速い!)

カーズ「流法、輝彩滑刀!」シュ

スパァ

メルザルガルド4「う・・・」

メルザルガルド4「油断、よくない」ズズズ

カーズ「!」

カーズ(こいつ・・・再生能力を?)

カーズ「切り刻んでやろう!」ヒュヒュヒュ

ザザン

メルザルガルド1「・・・好戦的な生き物だな」

メルザルガルド2「警戒心も強いな」

メルザルガルド3「殺そう」

カーズ「・・・!」

メルザルガルド4「いいと思うよ」

メルザルガルド5「早く、早く殺そう」

カーズ(これは時間がかかりそうだ・・・)ギリ

ヴォッ

カーズ「!」ヒョイイ

ガオン

カーズ「ッ!」

カーズ(なんという・・・殺傷能力!腕が消し飛んだッ!)ドパア

カーズ「100年ぶりか・・・?この感覚は」ゾクゾク ズズズズズ

カーズ「・・・邪魔だッ!」グン ダッ

ザンッ

バラッ

メルザルガルド「!?」

ボトボトボトッ

カーズ「・・・」

カーズ「あっけない・・・この程度か」

ギュルルルルルル

カーズ「!」

メルザルガルド「ヴ・・・ヴフフフフフフ」ガラッ

メルザルガルド「この星に俺と戦える生命体がいたか!いいだろう!我々の侵攻に抵抗してみろ」

カーズ「・・・やはり地球外生命体だったか。あのでかい玩具には貴様らの仲間が群れているのだろうな」ペロ

メルザルガルド「ヴフフフフフフフフフ」ブン

カーズ「」ニヤ

ズブッ

メルザルガルド「!?」

カーズ「RRRRRYYYYYEEEEE・・・いい感触だ・・・どうだ?腕をじわじわと食われていく気分は?」ズブズブ

メルザルガルド「・・・!」

カーズ「丁度良いことに、貴様には再生能力がある。うまくすれば永遠に食われ続けられるぞ・・・?」

メルザルガルド「ぐッ・・・!」ズボッ

ブン

カーズ「まあそれでは面白くない」シャッ

スウ

クンッ

バシイ

メルザルガルド(!?弾かれ・・・!)

カーズ「無駄無駄無駄ッ!」ドゴドゴドゴ

メルザルガルド「ぐッ・・・おおおッ!」ビュン ドガガガガガガガガガガガ

メルザルガルド「チッ・・・船に連絡して増援を呼ぶか・・・」メキメキメキ

メルザルガルド4「いいと思うよ」メキメキ

メルザルガルド4「行ってきますヴフフフ」プチン パタパタ

カーズ「!」

メルザルガルド「おっと行かせはしない」ズザザ

カーズ「・・・」ズモモッ

メルザルガルド「!?」

カーズ「タコだッ!」バシュルルルルルル

メルザルガルド4「ッ!?」バギィ

メルザルガルド4「カスがあ・・・!」ボトッ

カーズ「勝てばよかろうなのだッ!カラッパ!」ブン

メルザルガルド4「びッ」ベキャア

ピタッ

キュンキュンキュン

カーズ「!」

メルザルガルド「どこを見ている!?」グオッ

カーズ「怪焔王の流法!」バシュッ

メルザルガルド「ぐおおおッ!?」シュルルル ギチギチ

カーズ「地球外生命体については知らないが・・・500度の沸騰血を流しこまれて生きていけるはずはないだろうなあ・・・」ペロ

メルザルガルド(こいつ・・・!)ギリギリ グググ

カーズ(・・・問題は再生の方法だな・・・どうやらビー玉のような核があって、そこに肉片が集まっていくようだが・・・)

メルザルガルド4「うん。いいと思うよ」キュン キュン

メルザルガルド4「決めた。お前は四肢を引き裂いて我々の船で飼う」

カーズ「ほう、面白い冗談を言う下等生物だ。永久に破壊され続けるか?」ヒュッ

メルザルガルド4「」ボギャア

メルザルガルド4「無駄無駄・・・いつまでもそうやって体力消耗してていいと思っ・・・」キュン気ュン

カーズ「」ニヤ

カーズ「もらったァ!」パシイ

メルザルガルド4「!?」

メルザルガルド(!・・・まずい!)ギリギリ グググ

メルザルガルド4「返ッ・・・」

カーズ「残念」バキン

メルザルガルド4「・・・!」

メルザルガルド4「おふう・・・」ドロッ

カーズ「ムウ・・・気色悪いな。さすがは下衆な生物だ」

メルザルガルド(馬鹿な!百年以上連れ添った頭の1つがこんな処で死ぬとは・・・!)

カーズ「そろそろ終わらせてもらう!闘技、神砂嵐!」ギュルルルルルル

メルザルガルド「!?」

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

メルザルガルド「風かッ!」グオオオオオオオオオオ

メルザルガルド「ぐああああああああああああああああああああああああああああッ!」ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

カーズ「貴様はこのカーズにとって試練の内にも入らんッ!帝王はこのカーズよッ!依然変わりなくッ!」ゴオオオオオオオ

メルザルガルド「ぐぎゃあああああああああああああああああーーーーーーッ!!!こんなところでェェェェエエエエエーーーーーーッ!!!」ブチブチ ベリベリィ

メルザルガルド「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…オオオオ…オオ…

カーズ「これが神砂嵐だ・・・」ボトボッ

メルザルガルド1(残る頭は1つか・・・!)ギリ

メルザルガルド5「絶対、殺す、即死」ギラア

ヴォッ

カーズ「そう同じ攻撃をやすやすと受けるかマヌケがァ~ッ!」ダッ

バサッ

メルザルガルド1「飛んだッ!」

メルザルガルド5「俺、飛ぶ、同じ」バサア

ダッ

カーズ「来ォい!今から貴様を惨殺処刑してくれようッ!」

戦闘員1「飛んだッ!?」

戦闘員2「空中戦になるぞ!砲撃してメルザルガルド様を援護しなくては!」

戦闘員3「待て!メルザルガルド様が砲撃に巻き込まれたらどうする気だ!」ガシッ

戦闘員2「しかし!このままではメルザルガルド様が・・・!」

戦闘員4「うろたえるな!暗黒盗賊団員はうろたえないィ!」

戦闘員1「皆落ち着け!空中戦はメルザルガルド様の十八番だということを忘れたのか!」

戦闘員3「そ・・・そうか!」

戦闘員5「ここはメルザルガルド様を信じるのだ!決してメルザルガルド様は負けたりしない!」

戦闘員2「お・・・おう・・・!」

バサッ

キュン

カーズ「羽の弾丸ッ!」ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

メルザルガルド「ぐッヌウ・・・!」ドドドドドドドドドドドドドドドド

メルザルガルド5「おふう・・・」パキ デロオ

メルザルガルド1「ぐッ・・・!残るは俺だけか!」バッ ビキビキ

ギュン

カーズ「!速い!」

バギャアッ

カーズ「ぐおッ!?」グラッ

カーズ(なんという強烈な一撃・・・!吸収能力を発動していなかったために・・・!)ギリ

メルザルガルド「ヴハハハハハハハハァ!脆い脆いィ!一撃でそこまでよろめくとはなァ!」

メルザルガルド「次は懐に入り込み、脳天を真っ二つに切断してやろうッ!」メキィ

カーズ「ぐッ・・・!」

フッ

メルザルガルド「ヴハハハハハハハハハハハハハハッ!」ヒュッ

ズバッ

カーズ「ぐううううううううううううううううううううッ!」ブシュウウウウウウウウウウウウ

メルザルガルド「ボロ切れと化せッ!ヴハハハハハハハァ!」ドゴドゴドゴドゴ

カーズ「」ボグワアアア

メルザルガルド「いい気味だッ!このメルザルガルド様に倒されたこと、せいぜいあの世で喜べ!」

カーズ「・・・頭に乗るなよ、便器に吐き出されたタンカスが・・・」ギロ

メルザルガルド「!?生きていたのか!?」

カーズ「名は覚えたぞメルザルガルド・・・今から10秒後、貴様は死んでいる」

メルザルガルド「やってみろォ!3秒後には貴様は絶命・・・」

バシュッ

メルザルガルド「ぐぼおッ!?」バギャッ

カーズ「輝彩滑刀の流法!」ヒュヒュヒュン

バラアアアアアアア

メルザルガルド(な・・・生意気なァ!生意気なァァァ!)キュン キュン

カーズ「普段はコアがどこにあるか把握されないよう自由に移動させている・・・だが再生時は常に頭部から再生する!そしてその中心にコアはある!」ブン

カーズ「これだけ見ていればサルでも要領はつかめるぞッ!このクサレ脳ミソがーーッ!」ズボオッ

カーズ「王手だッ!」バキィイン

メルザルガルド「おふう・・・」

ドロ

ベチャビチャブチャア

戦闘員4「そんな・・・メルザルガルド様が・・・」ガク

戦闘員2「今すぐ砲撃だ!あの男を即刻殺すぞ!」ガコン

戦闘員5「撃てェーーーーッ!!!」ポッ

カーズ「!」バサッ

ボッ

カーズ「今の大砲でA市を滅ぼしたのか・・・」

カーズ「レーザーでなくてよかった、簡単に対応できる」ニヤ

バサッ

ギュン

戦闘員1「目標接近!」

戦闘員3「予測できるルートを全て潰せ!」ガコン

ポポポポポポポポポポポポポポ

カーズ「!」

グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

カーズ「ふむ・・・」バサッ

ボッ ボッ ボボッ

カーズ(あの砲弾とその2個右の砲弾・・・あとその下の砲弾を破壊すればッ!)バッ

バシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ

カカカカカカカカカカカッ

ピシィ

バグオオオオオオオオオン

戦闘員2「も・・・目標接近!」

戦闘員3「まさか・・・砲弾を破壊するとはッ!」

カーズ「この程度の技術でこのカーズを倒せるとでも思っていたのかァ!?」バッ

キュイン

戦闘員2「撃て撃てェーーーッ!」ポポポポポ

カーズ「はッ!」バシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ

カカカッ

バガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン

戦闘員4「ま・・・まずいッ!このままでは突入される・・・!」

戦闘員5「させるものかッ!」タタタッ

ポポポッ

カーズ「」ニヤ

戦闘員5「!」

カーズ「タコだッ!」バシュッ

バシィ

ブン

ギュン

戦闘員2「な・・・ッ!」

戦闘員4「まずいッ!砲弾が・・・!」

戦闘員5(奴を追い込んだつもりが・・・逆に砲弾をあのタイミングで発射するよう仕組まれていたのか!)

戦闘員1「しかしッ!この宇宙船の外殻はポリカーバイドだッ!砲弾を投げつけただけで突破されるはずが・・・!」

ドグアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン

戦闘員ズ「ぐわああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーッ!!!」ブオン

ガシャアアアアアン パラ…

ムク…

カーズ「簡単に壊れたな・・・さて、この船のサルどもを皆殺しといこう」ザッ

戦闘員2(な・・・なんて奴だ・・・なんて怪力だ・・・!)

戦闘員2(こんな奴が・・・この惑星に存在していたのか・・・!)

戦闘員2「」ガク

カーズ「」カツカツ

戦闘員6「!?」

戦闘員7「貴様!何者・・・」

カーズ「邪魔だ」ヒュヒュヒュ

スパア

ジワ…

ブシュウウウウウウウウウウウウウウウウ

戦闘員6「あ・・・」

戦闘員7「か・・・」

ドサドサ

ガッ

バギアアッ

カーズ「フム・・・かなり壊したのだがな・・・なかなか落ちないものだ」ドガン バガア

グロリバース「フハハハハハハ!よくぞここまで来たな侵入者!」

カーズ「!」

ズザザッ

グロリバース「だがここまでだ!このグロリバースを倒すことなど不可能なのだからな!」バッ

カーズ「・・・」

グロリバース「俺様のアシッドブレスで溶けてなくなれィ!」ガバア

フシュウウウウウウウウウウウウ…

カーズ「!」

カーズ(酸・・・酸の息か)ガシャン

グロリバース「バカかァ~!?そんな剣で何ができるというのだッ!」シュウウウウウウウウウ…

カーズ「!」

カーズ(まずい・・・!背後にも酸がッ!)

グロリバース「もう遅いッ!脱出不可能よッ!」

ジュ…

ドロッ

カーズ「・・・!」

グロリバース「これから貴様の体はじわじわと溶ける!絶望と痛みに苦しむがよい!」

カーズ「ヌウ・・・!」デロデロ

グロリバース「まずはその剣から溶かしてくれる!」

スウウウウウウウウウウ…

ブファァァァァァァァァァアアアアアアアアア

カーズ「ッ!」

ジュバアアッ

カーズ「がッ・・・!」

カーズ(腕一本を一瞬とは・・・!じわじわと言っておきながら・・・)

グロリバース「」ニヤニヤ

カーズ(まずい・・・傷口からどんどん溶けていき始めている・・・!再生能力が追い付かない程とは・・・!)ジュワアアアア

ガクッ

カーズ「!?」

カーズ「な・・・!?」ドシャッ…

グロリバース「気付かなかったのか?貴様の脚は既にいつ折れてもおかしくなかった状態だったのだぞ?」ニヤニヤ

カーズ(こいつ・・・気付かせないために腕を消し飛ばしたのか・・・!なかなかの策士と見たッ!)

グロリバース「さて・・・そろそろ全身を溶かしてもいいか?あまり時間をかけるとボロス様に迷惑をかけてしまうのでな・・・」

カーズ「!」

カーズ「・・・ほう」ペロ

グロリバース「!」

カーズ「ボロスというのか・・・貴様等の頭領は・・・」ニヤニヤ

グロリバース「・・・・ッ!しまっ・・・」

カーズ「いい情報だ・・・思いがけずよい情報を手に入れたな・・・」

グロリバース「・・・だがッ!貴様に何ができる!?このグロリバースに殺される!それが貴様の運命・・・」

カーズ「セレウス菌」

グロリバース「・・・は?」

カーズ「貴様は地球上生物について知らないと見える・・・地球上にはセレウス菌という生物が存在する」

グロリバース「・・・だから何なんだよ?」

カーズ「セレウス菌はシリカガラスで酸から身を守る・・・このカーズは究極生命体だ。地球上のあらゆる生物の能力を使える」

グロリバース「・・・!」

カーズ「つまり、肉体をガラスで防御してしまえば―」ピキ パキ ペキ…

カーズ「貴様は単に・・・肉を包んだ皮袋にすぎぬ」パキイイイイン

グロリバース「・・・だがッ!それでは再生できないのではないかッ!二度と脚は元に戻らな・・・」

カーズ「勝手に決めつけるな・・・これは貴様を倒す第一段階に過ぎない」

グロリバース「何・・・」

カーズ「」バッ

グロリバース「!」

カーズ「右腕を関節ごと左回転ッ!左腕を関節ごと右回転ッ!」ギュルルルルルルルルルルルル

カーズ「2つの拳の間に発生する圧倒的破壊空間は歯車的砂嵐の小宇宙!」ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

カーズ「闘技!神砂嵐!」ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

ブワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

グロリバース「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

グロリバース「だがッ!」ダッ

グロリバース「この程度で死ぬグロリバースだと思ったか!」ズザザザアアアアアアアッ

グロリバース「貴様のような者など、何度も闘って飽き・・・」

カーズ「フン!マヌケがァ~!このカーズが貴様を殺すためだけに神砂嵐を使ったとでも思っているのかァ!」

グロリバース「何ッ!?」

カーズ「神砂嵐の真の目的はッ!空気中を漂う酸を分散させることよォッ!空気中の酸が減ったことにより、ガラスのプロテクターを解除できる!」

グロリバース「なッ・・・はッ!」

カーズ「それすなわち!脚が再生するということ!もう1度言おう!貴様は肉を包んだ皮袋にすぎないのだッ!」ズズズズズズズズズ

グロリバース「アシッドブレス!」ヒュッ

カーズ「2度も同じ攻撃をくらうものかァ!ガラス!」カキイイイイイン

グロリバース「ぐ・・・!」

カーズ「輝彩滑刀の流法!」ガシャッ

グロリバース(!さっきの剣!)

カーズ「先ほど・・・貴様はこの輝彩滑刀をただの剣だと酷評していたが・・・今に誤りだったことを認識させてやろう」ブウウウウウウウウウウウウウウン

グロリバース「なッ・・・剣が光って・・・」

カーズ「切り刻んでやろう」ヒュヒュヒュヒュヒュヒュッ

スパパアアアアアアアア

グロリバース「かッ・・・」

グロリバース「ぬぁ・・・」

バラッ

ベチャビチャブシャビチャビチャッ ベチョッ グチャ…

ピチャ

カーズ「・・・再生能力はない、か」

カーズ「・・・さて」シャコン

カーズ「早く親玉を潰しに行かなくてはな・・・」

カーズ「名前はボロス・・・か。それ以上の情報は引き出せそうになかったが・・・」

カーズ「他の連中から聞き出すとしよう」ザッ

カツ カツ カツ カツ

ゲリュガンシュプ「ば・・・馬鹿なッ!最上位戦闘員のグロリバースまでやられただと!?なんて奴だ・・・というかどうやって侵入したんだ!?」

ゲリュガンシュプ「くそ!見張りのメルザルガルドは何をやっている!?最上位戦闘員は俺とアイツしか残ってないというのに・・・外でサボっているのか!?」

ゲリュガンシュプ(いや・・・グロリバースを倒すような奴だ・・・。すでに侵入者に狩られてしまったのか・・・?いやッ!そんなことはないハズ・・・!)

ボロス「ゲリュガンシュプ」

ゲリュガンシュプ「!」

ボロス「何をしている」

ゲリュガンシュプ「・・・」

ゴクリ

ゲリュガンシュプ「も・・・申し訳ありません、この惑星の原住民の侵入を許してしまいました・・・」

ゲリュガンシュプ「ボロス様」

ゲリュガンシュプ「侵入してわずか8分で船の損傷率は23%・・・侵入者は1人ですが、立ち向かった戦闘員は全て秒殺されています」

ボロス「・・・ふむ」

チラ

ボロス「今破壊されているのは乗組員の居住区角だな・・・動力球が破壊されない限り落ちることはない」

ボロス「しかし雑魚どもでは相手にならんだろう。ゲリュガンシュプ、グロリバースとメルザルガルドを呼んで最上位三戦士で侵入者を潰せ」

ゲリュガンシュプ「グ・・・グロリバースはさっき消されました」

ボロス「何?」

ゲリュガンシュプ「メ、メルザルガルドを呼んできます!奴と私のコンビで絶対に侵入者を・・・」

ボロス「・・・」

チラ

ボロス(・・・)

ボロス(まさか・・・こいつが)

ボロス(対等に闘えるという)

ボロス(予言の)

ボロス(男・・・)

ゲリュガンシュプ「・・・ボロス様?」

ドグアッシャァァァァアアアアア

2人「!!」

カーズ「」ザンッ

ボロス(この星の代表か・・・計り知れないエネルギーを感じる・・・!)

ボロス「・・・」

ボロス「まさか短時間でここへ来ようとは・・・ようこそ我が船へ」

カーズ「貴様がボロスか」ジャキッ

カーズ「よくもこのカーズの所有物を破壊してくれたな」ブウウウウウウウウン

ボロス(ほう・・・腕から出た剣が光を放つか・・・)

ボロス(おそらく刃の表面を小型の刃が滑走し、特殊な光の反射をしているのであろう・・・面白い)

カーズ「・・・」

ゲリュガンシュプ「」シャッ…

ゲリュガンシュプ「おい」ドドドドドドド

カーズ「!」ジャッ

ビャキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキィン

パラパラ… パラ

ゲリュガンシュプ「!」

カーズ「瓦礫を飛ばしたのか・・・風の力ではないようだな」

ゲリュガンシュプ「ほう・・・この世界一の念動力使い・・・ゲリュガンシュプ様の攻撃を防ぐとは・・・」

ゲリュガンシュプ「だが今のは小手調べだ」ズッ

スウウウウウウウウウウウ…

ゲリュガンシュプ「全力で貴様を倒す」

ゲリュガンシュプ「くらえ!念動流石波!!くたばれ地球人!!!」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

キィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイインン

カーズ「我が流法は光!輝彩滑刀の流法!」ブウウウウウウウン

ダッ

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

バラアッ

ゲリュガンシュプ「ムウ・・・」ドドドドドドドドドドドドド

カーズ「無駄無駄ッ!」スパパアア

ドッ

ゲリュガンシュプ「!」

カーズ「真っ二つに切断するかッ!」ビュッ

ゲリュガンシュプ「うッ・・・」グ

ブン スカッ

カーズ「!ほう」

ゲリュガンシュプ「」フワッ

スタ

カーズ(念動力を自分の肉体に使い、我が輝彩滑刀を回避したか・・・)

カーズ「面白い!」ダッ

ゲリュガンシュプ「」グッ

ビュオッ

ギュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル

カーズ「!」グワッ

カーズ(これは・・・竜巻かッ!)ギュオオオオオオオオオ

ゲリュガンシュプ「そして!」

カーズ「ッ!?」ボッ

カーズ(炎・・・そうか、空気中の分子同士が衝突することによって熱を・・・!)

カーズ「だがッ!」バッ

カーズ「闘技、神砂嵐!」ギュオオオオオオオオオオオオッ

ゲリュガンシュプ「!」

ゲリュガンシュプ(風を相殺されたッ・・・!)

カーズ「羽の弾丸!」ガガガガガ

ゲリュガンシュプ「くッ」ギュイン

カーズ「」ニヤッ

ゲリュガンシュプ「!」

スッ

ゲリュガンシュプ「し、しまッ・・・」

ズバッ

ゲリュガンシュプ「こ・・・このゲリュガンシュプが・・・」

ゲリュガンシュプ「そ・・・んな・・・」

ドサッ

ボロス「俺の部下をことごとく・・・素晴らしい!」

ボロス「闘いあう前に教えておこう・・・俺は暗黒盗賊団ダークマターのヘッドであり、全宇宙の覇者ボロスという者だ」ドォーン

カーズ「ほう・・・俺は12万年前から生きる頂点の存在ッ!究極にして完全なる生物!カーズだッ!」バァーン

カーズ「・・・して、貴様は何の用でこの惑星に来たのだ?植民地化なら諦めるんだな」

ボロス「フッ・・・何の用・・・か。予言があったのよ」

カーズ「予言?」

ボロス「宇宙中を荒らしまわり、誰も俺に刃向うことがなくなった・・・退屈していたのよ」

ボロス「20年前のことだ・・・この惑星に俺と対等に闘える者がいると!部下たちは俺を遠ざけるための嘘だと言っていたが・・・」

スッ…

ボロス「今確信した。俺の生に刺激を与えてくれ・・・カーズ」

ヒュッ

ザザン

ボロス「・・・」バラッ…

カーズ「そうか・・・そんなにもこのカーズに殺されたい者がいたとはな・・・しかも宇宙に!」バァーン

シュウウウウウウウウ…

カーズ「!」

ボロス「今俺の強大すぎる力を抑える鎧が貴様の斬撃により破壊された」

カーズ「・・・ほう?」

ボロス「さあ殺りあおう」

ドン

グオッ

バッ

ズガァァアアアン

カーズ「」ヒュ

カーズ「フン!」ズザザ

カーズ「なかなかのパワーとスピード・・・褒めてもよいぞ」

ボロス「」ギュンッ

カーズ「」バッ

スカアッ

カーズ「流法ッ!輝彩滑刀!」シュ

ズパアッ

ボロス「」ガシッ

カーズ「!」

グッ…

ドゴォッ

カーズ「うッ・・・」ベギャ…

ボロス「」ブン

カーズ「くおッ」ギュイン

ガシャァァァアアアアアン

カーズ「ヌウ・・・!」ズズズ

ボロス「!」

カーズ「ハリオアマツバメという鳥類は時速170kmで飛行する!このカーズはその30倍ッ!マッハ4で飛行可能よォッ!」ヒュン

カーズ「さらにッ!血管針攻撃を行うことにより・・・」バシュッ

ボロス「ぐッ!」ザクウッ

カーズ「速度は上乗せされる!このまま壁に突っ込んで貴様の頭蓋骨を、餅を地べたに叩き付けるように潰してやるッ!」

バガァアアアアアアン

ボロス「うッ・・・」ズズズ

カーズ「さらにッ!ティタノボアで絞め殺すッ!」バシュッ

ボロス「!」ギュルルルルルッ

カーズ「ヌウ・・・!」ズズズ

ボロス「!」

カーズ「ハリオアマツバメという鳥類は時速170kmで飛行する!このカーズはその30倍ッ!マッハ4で飛行可能よォッ!」ヒュン

カーズ「さらにッ!血管針攻撃を行うことにより・・・」バシュッ

ボロス「ぐッ!」ザクウッ

カーズ「速度は上乗せされる!このまま壁に突っ込んで貴様の頭蓋骨を、餅を地べたに叩き付けるように潰してやるッ!」

バガァアアアアアアン

ボロス「うッ・・・」ズズズ

カーズ「さらにッ!ティタノボアで絞め殺すッ!」バシュッ

ボロス「!」ギュルルルルルッ

グンッ

ボロス「・・・ッ!」ギギギギギ

カーズ「ボア科のヘビは、ワニなど大柄の獲物を絞め殺して仕留める・・・貴様のような者など、簡単にひねり殺せるッ!」

ボロス「フンッ!」グッ

ブチィィイイイイーーーーッ

カーズ「なッ・・・」

ボロス「パワーが・・・違うのだよッ!」ダゴォ

カーズ「ぐおおッ」ガンッ ゴンッ

ズザザザザ

カーズ「くう・・・!」

今気づいたけどボロスが王宮出身だという妄想追加設定があることを書いてませんでしたね・・

ボロス「俺は長年王宮で訓練を積んだ・・・王宮剣術、王宮体術・・・血反吐を吐く様な訓練の下で俺は数百年を過ごしたッ!」

ボロス「その後はゲリュガンシュプとともに親族である王族と専属教師を皆殺しにし・・・グロリバースやメルザルガルドといった仲間を増やし、盗賊団を作り上げたッ!」

ボロス「俺の人生は全て格闘ッ!生まれて3日にして格闘訓練が始まり、この惑星に来るまでの20年間も重力鍛錬を行ったッ!」

ボロス「対して貴様はどうかな・・・12万年生きてきたと言ったが・・・果たして俺に勝る才能と鍛錬があったのか?」

カーズ「・・・ほう・・・?」

カーズ「石仮面を作り・・・強さを求めてから4万年ッ!石仮面で強さを手にして1万年ッ!エイジャの赤石を求めて600年ッ!究極生命体となって100年のこのカーズ・・・」

カーズ「このカーズに、たかだが数百年しか生きていない青っ白いガキがそんな口を聞けるとはな・・・面白い!」

カーズ「このカーズはこの惑星の頂点ッ!この惑星の全てを受け持つ者ッ!すなわち神!今貴様は神と対峙しているのだッ!」

カーズ「この神の・・・全能力を注ぎ込んで貴様をこの世から・・・消し去ってやる!!」

ボロス「面白い!早く!早く!やってみるがよい!この星の神とやらッ!」

ダッ

ダッ

ガィン

ガッ バギ

ボロス「」シュ…

ドドドドドドッ

ボロス「!」

カーズ「・・・フン・・・そんな殴打が効くと思うか?」ズズズ…

ボロス(腕が・・・!)

カーズ「全能力を使うといったはずだァッ!これは2000年周期で眠りにつく柱の男の能力ッ!その改良版だッ!波紋を流されようが吸収可能よォッ!!」

族長『カーズを殺せッ!究極生物となる前に!』

ワムウ『目覚めよ!我が君主たちよ!』

エシディシ『カーズ、お前もやるか?』

ワムウ『カーズ様・・・私は少々ギリシャへ行って参ります』

エシディシ『オレはベネツィアで赤石を探す・・・じゃあなカーズ』

ワムウ『俺はお前に出逢う為に1万数千年もさまよってたのかもしれぬ・・・』

吸血鬼『カーズ様が!おおおおおカーズ様がアアアーッ!!戦闘態勢にはいったーッ!』

ジョセフ『カーズ!てめーの根性はッ!畑にすてられカビがはえてハエもたからねーカボチャみてえに腐りきってやがるぜーーッ!』

カーズ「・・・」

フッ

ボロス「うッ・・・」スボォ

カーズ「マヌケがッ!!」ババッ

ボロス「!分裂・・・」

カーズ1「この地球には・・・プラナリアという分裂生物が存在する・・・!このカーズはそれをもコピーできる!」

カーズ2「死ねッ!羽の弾丸ッ!」ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

カーズ3「タコだッ!」バヒュルルルルルルルルルル

ボロス「ぐッ・・・!」バシィッ

ボロス「ご・・・」ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク

ボロス「・・・!」ギロ

カーズ3「いィ~なァ~!いィ~なァ~!!いィ~ぞォ~?その眼はァ~・・・」シャキン

カーズ2「このカーズは、こうしてゆっくり貴様に近づき、さりげなく殺すのみ・・・」ザッ ザッ

ボロス「・・・」

ボロス「力を開放した俺にここまでやるとはな・・・!」

ボロス「だがッ!」バッ

ブッチィイーーーッ

カーズ2「ッ!」

カーズ1(ほう・・・ヘビよりも弾力のあるタコを引きちぎるとは・・・!少々甘く見すぎていたようだッ!)

カーズ1「2人ともッ!戻れッ!」

カーズ3「ああッ!」シュッ

カーズ2「くッ」シュバッ

バッ バッ

ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

ボロス「いーい動きだァ!さすがに強いなッ!」バッ

カーズ「フンッ!」ガッ

ボロス「この俺と互角に戦えるのは貴様が初めてだ、カーズッ!」キュオオオオオオオオオオオオオ

ボロス「はァッ!」ドォン

ボロス「体内に存在する莫大なエネルギーの放出・・・雑魚がこれに触れれば原子1つ残さず消し飛ぶッ!貴様はどうかなカーズッ!」グオオオオオオオ

カーズ「こんなものをかわせないとでも思ったかウスバカがッ!」バッ

スウ…

ボロス「後ろだッ!」ドゴオォッ

ボロス「手ごたえあった・・・どうやら勝敗が見えてきたようだな」

カーズ「それはどうかな?貴様、己の体をよく見てみろッ!」

ボロス「何・・・ハッ!?」

ボロス(これは・・・この白い棒は!?カーズの腹から突き出て・・・!)

カーズ「リブス・ブレード・・・露骨な肋骨!1本1本が回転でき方向自在よッ!そしてここからッ・・・」

ボロス「なッ・・・」

カーズ「波紋を流すッ!」バリバリバリ

ボロス「ぐあああああああああああああああッ!!!」バッ

ズザザ…

ボロス「くッ・・・」ボタボタ

ボロス「こうなったら・・・」

ボロス(メテオリックバースト!!!!!)ドォン

カーズ「!?」

ヒュ…

バギアッ

カーズ「ぐッ」ドグァァァアアアアン

ボロス(体内エネルギーの放出を推進力として肉体の限界点を超越したパワーとスピードを出す・・・無呼吸運動のように体に莫大な負担がかかるため決着を早めたい時のみ使っていたが)

ボロス(俺はこの男に)

ボロス(全力をぶつけたくなった)

ドン

カーズ「面白い・・・」ガラッ

カーズ(『幽波紋』をイメージ!!!!!)ドン

ボロス「!?」

ヒュ…

ボギョオッ

ボロス「ごッ」バグォォォオオオオン

カーズ(波紋エネルギーは生命のエネルギー・・・これを極めることにより精神面が究極の段階へとアップグレードされる・・・スタンドなどという理屈も分からぬ能力を使う気はなかったが)

カーズ(俺はこの男に)

カーズ(全力をぶつけたくなった)

ドン

ボロス「来ォい!それでこそ倒しがいがあるというものよッ!」

カーズ「潰してやる!貴様の腑抜けた幻想をッ!」

バッ

バッ

ボロス「全エネルギーを放ち太陽系ごと貴様を消してやろう・・・!」

カーズ「全能力を用いこの宇宙の歴史から貴様を消してやろう・・・!」

ボロス「崩星咆哮砲!!!!!」ドッ

カーズ「ザ・ワールド・アルティメット!!!!!」ドッ

カッ…

バグォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンンン

数年後・・・

サアアアアアアアアアアアアア… チュンチュン ピピ

ザッ

???「ワムウ、エシディシ・・・サンタナ・・・」

???「ゲリュガンシュプ、メルザルガルド・・・グロリバース・・・」

???「・・・」

???「亡き者を思い出すとは・・・フッ」

???「あれから数年、俺は人里を離れ、生物と戯れ遊んでいる・・・」ナデナデ

???「好敵手が現れるまでは、こうして平穏にくらそう・・・」チュンチュン


こっちのSSも年内で完結できました。
最初は宇宙空間に両方とも追放される・・・という結末にしようと思いましたが、やっぱ暗いので取りやめました。

ボロスとカーズの性格と記憶が混じった新しい人物ができ、吉良のように平穏に暮らしていると思ってください。


終わり

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