良太郎「時間の改変の影響で女の子になっちゃった……」 (66)

モモ「お前……本当に良太郎かぁ?」

ウラ「雰囲気だけなら良太郎そっくりだけど、にわかには信じがたいね……
   君みたいに綺麗な花の言うことなら、信じてあげたいんだけど」

キン「時間が変わったからって、性別が変わったりするもんなんか?」

リュウ「良太郎は男の子でしょ?僕、お前なんて知らなーい」

ナオミ「わーお、これはまた、ものすごい疑いのまなざしですねえ」

ハナ「この、馬鹿イマジンどもはこれだから……!」

良太郎「……困ったなぁ」ショボン


良太郎が女の子になってしまいましたが、イマジンたちは疑っているようです。
拙い文章のSSですが、どうかお楽しみください。
※見ようによってはアッー!注意です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388293223

これまでのオールライダー女体化計画

アンク「オエージ!……女!?」
アンク「オエージ!……女!?」 - SSまとめ速報
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フィリップ「翔太郎、太ったんじゃないかい?」
フィリップ「翔太郎、太ったんじゃないかい?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1385/13859/1385912339.html)

紅渡「僕がクイーンだ!」
紅渡「僕がクイーンだ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1386/13863/1386347591.html)

啓太郎「やっぱりファイズはたくちゃんじゃないと!」
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【仮面ライダー】クリスマスプレゼント【TS】
【仮面ライダー】クリスマスプレゼント【TS】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387897255/)

良太郎「どうしたら僕が良太郎だって信じてもらえるのかな……」

モモ「どうするもこうするも、俺の知ってる良太郎はお前じゃねえよ!
   ……いってぇ!?」ガツン

ハナ「馬鹿!今一番戸惑ってるのは良太郎なのよ?
   それを責めてるみたいな口調で……この大馬鹿!」バシッ

モモ「いてえって言ってるだろうが!」

良太郎「ハナさん、そんなに叩かないであげて。モモタロスも混乱してるんだよ」

ハナ「けど……!」

良太郎「僕はいいから、ね」

ハナ「……ふん、良太郎に感謝しなさいよ!」

モモ「けっ!この馬鹿力のコハナクソ女!……いてえ!?」ガンッ

ハナ「あんた、本当に懲りないわね!」

良太郎「あの、ハナさん、ちょっと落ち着いて……わっ!?」ツルッ

ウラ「おっと」ガシッ

良太郎「あ、ありがと、ウラタロス」

ウラ「どういたしまして、かわいいお嬢さん」

良太郎「え」

ウラ「それとも、良太郎かな?」

良太郎「そうだよ!だから、女の子みたいに扱うのはやめてほしいっていうか……」

ウラ「そういうわけにはいかないかな。たとえ元が良太郎だとしても……
   こんなに可憐な花を前にじっとしてはいられないから。……いたっ!?」ゴキッ

ハナ「ウラタロス!良太郎を口説かないで!」

ウラ「いてて……ハナさん、嫉妬もかわいいけど、これはちょっと痛いかな」

ハナ「嫉妬じゃないわよ。もう……大丈夫、良太郎?
   安心してね、あなたのことは私が守るから」

良太郎「えっと、気持ちは嬉しいんだけど、僕は大丈夫ですから。
    ウラタロスが女の人に声をかけるのは癖みたいなものだし……」

ウラ「そうそう、だからそんなに怒らなくてもいいんじゃない?」

ハナ「自分で言うな!」

良太郎「けど、そっか……見た目は完全に女の子になっちゃったんだね。
    ウラタロスが声をかけてくるくらいなんだし……」ショボン

キン「ま、元気出しや!えーっと……良太郎でええんか?」

良太郎「キンタロスは信じてくれるの?」

キン「せやなあ。男の良太郎がおらんっちゅーことは、お前が良太郎なんやろ。
   ハナもナオミもお前のこと信じとるみたいやからな」

ナオミ「ええ、それはもちろんですよ~。
    良太郎ちゃんは、ちゃんとパスも持ってますから」

キン「そういえば、そうやったな。せやないとデンライナーには乗られへん」

リュウ「じゃあ、ほんとのほんとに良太郎なの?」

良太郎「そうだよ。リュウタは僕のこと信じてくれる?」

リュウ「うーん……えいっ!」ギュッ

良太郎「え、リュウタ……?」

モモ「おい、このはなたれ小僧!なにしやがる!?」

ウラ「まあまあ、先輩、落ち着いて。子供のやることなんだから」

キン「けどリュウタ、ほどほどにしやなあかんで。良太郎が困っとる」

リュウ「やだー!……うん、この感じ、良太郎だ!良太郎~♪」スリスリ

モモ「このガキぃぃぃいいい……!!」ギリギリ

ナオミ「モモタロスちゃん、歯ぎしりしちゃだめですよー」

モモ「うるせえ!ナオミ、コーヒーだ!」

ナオミ「はぁ~い」

ウラ「先輩、もしかしてやきもち?男のやきもちは見苦しいよ」

モモ「んだとぉ!?」

キン「俺もコーヒーや」

ナオミ「了解でーす!」

ハナ「リュウタ、そろそろ離れなさいよ。そんなに思いっきり抱きしめたりして……
   今の良太郎は前より体も小さいんだから、気を付けてあげないと」

リュウ「良太郎、苦しいの?」

良太郎「苦しいってほどじゃないけど、ちょっとだけ力を緩めてくれたらうれしいかな」

リュウ「じゃあ……良太郎がギューってして?」

良太郎「え……っと、その……それはちょっと恥ずかしい、かな?」

リュウ「……良太郎、僕のこと嫌いなの?」

良太郎「そうじゃなくて……しょうがないなぁ」ギュー

リュウ「えへへ、やったあ!」スリスリ

モモ「クソガキめ……」ギリギリ

ウラ「先輩、歯ぎしりがうるさいんだけど」

ナオミ「お待たせしました~。コーヒーでーす!」カチャ

キン「おお、すまんな。……うん、今日もうまいでぇ!」

ナオミ「モモタロスちゃん、飲まないんですか?」

モモ「飲むに決まってるだろうが!けっ!」

ナオミ「むー、そういう態度はかわいくないですよー?」

ハナ「それで、キンタロスとリュウタは良太郎を信じたとして……
   残りの二人はどうなの?」

モモ「知るか、そんな気の弱そうな女!なぁ亀?」

ウラ「僕は信じようかな。パスも持ってるし、かわいいからね」

モモ「はあ!?この裏切り者ぉ!」

ウラ「ごめんね先輩。けどほら、僕はかわいい女の子の味方だから。
   ねえ、良太郎?」

良太郎「僕は女の子じゃないけどね……」

リュウ「ねえ良太郎、胸がおっきいってことは女の子ってことでしょ?
    じゃあやっぱり良太郎は女の子だよ」

良太郎「」マッカッカ

ハナ「おばか!」ペシッ

リュウ「いたーい!ひどいよ、ハナちゃん……」

モモ「だいぶ手加減されてるじゃねーか!」

ウラ「ていうかリュウタ、そんなこと考えながらくっついてたの?
   意外とやるね。リュウタもそろそろ大人になってきたのかな」

キン「リュウタもいつまでも子供とちゃうからな」

良太郎「そ、その……僕、えと、あうぅ……」

侑斗「邪魔するぞ。野上……じゃない!?」

良太郎「侑斗……な、なんか恥ずかしいね、こんな姿見られちゃうなんて」

リュウ「えーっ!なんで?なんでこいつ相手だとそんなに恥ずかしそうなの?」

ウラ「同じライダーだからかもね」

デネブ「この人は誰なんだ?
    あっ!分かった!もしかして新しい乗務員さんか!」

良太郎「そうじゃなくて、野上良太郎なんだけど……」

デネブ「野上は男だ!君は女の子だ!つまり、別人だ!」

侑斗「けど、デンライナーに乗ってるのはどうしてだ?
   それに、その手に持ってるのはパスじゃないのか。それは野上のだろ」

良太郎「だから僕が良太郎なんだって!」

デネブ「けど……」

侑斗「他の奴らが否定しないところを見るに、そうらしいな」

デネブ「それじゃあ、時の運行が乱れて野上が女の子に?
    それは大変だったな、野上。このキャンディーで元気を出してくれ!」

良太郎「ありがとう、デネブ」

侑斗「……なるほど、野上だと思えば確かに似てる気もするな」

リュウ「ちょっと、あんまり良太郎にひっつかないでよね!
    良太郎は僕の!お前はあっち行って、しっしっ!」

侑斗「お前な……」イラッ

ウラ「ああ、けど、ちょうどよかったかもね」

キン「何がや?」

ウラ「今の僕が良太郎とデートしようにも、体がないから。
   ボクちゃんが来てくれて助かったよ」

リュウ「デートかぁ……僕も良太郎とデートしたい!
    いいよね?答えは聞いてない!」ギュー

良太郎「あわわ、ちょ、重たい……!」

キン「良太郎と出掛けるんも、悪くないかもしれへんな」ウンウン

モモ「……けっ」ギリギリ

ハナ「モモ、うるさい」

侑斗「お前ら、俺は体を貸すなんて一言も言ってないからな!
   俺と野上がデートなんて、なんかの冗談だろ……」

デネブ「けど、侑斗、友達と出掛けるのは楽しいんじゃないか?」

侑斗「こんなやつ友達じゃねーよ!」

良太郎「あはは……あの、リュウタ、本当につぶれちゃうから」

リュウ「は~い」

デネブ「野上と出掛けて一緒に遊ぶのは侑斗のためになる!
    それに俺も野上と遊びたい!」

侑斗「デ~ネ~ブ~!結局自分のためかよ!」

デネブ「わ、ごめん、侑斗!」

ウラ「あんまりうかうかしてると、おでぶちゃんに良太郎をとられちゃうかもね」

リュウ「えー、そんなのやだ!」

キン「良太郎が楽しいんやったらそれでええけど、
   できれば俺と出掛けてほしいなあ」ウンウン

ナオミ「良太郎ちゃん、モテモテですね~」

ハナ「確かに、今の良太郎、すっごくかわいいもんね。
   あいつらの気持ちも分からないわけじゃないけど……やっぱりだめ!
   良太郎は良太郎だもん。あんまり女の子扱いされたくないよね?」

良太郎「うん、そうだね。心は変わってないから」

ウラ「そんなにかわいい顔して言われたってねえ……
   いっそのこと、女の子としての自分に慣れてもいいんじゃない?」

ナオミ「というと、どうするんですか?」

ウラ「デートするんだよ、僕と」

ハナ「却下!」

リュウ「じゃあ僕と!」

ハナ「だめに決まってるでしょ!」

キン「俺やったらええか?」

ハナ「そういう問題じゃないの!」

モモ「……しょうがねえな、じゃあ俺が――」

デネブ「俺もだめか?」

ハナ「デネブは……まあ、こいつらに比べたらマシだけど」

モモ「……」

ウラ「あーらら。先輩、ドンマイ!」

モモ「うるせえっ!」

ハナ「デートじゃなくても、女の子らしい振る舞いを覚えた方が
   周りから怪しまれなくていいかもしれないけど……」

良太郎「あ、それもそうだよね……姉さんに心配かけちゃうかもしれないし。
    それじゃあデネブ、お願いしてもいい?」

デネブ「ああ、任せてくれ!侑斗も喜んでる!」

侑斗「喜んでねーよ!」

リュウ「良太郎、僕とのデートはー?」

良太郎「それはまた今度、侑斗が体を貸してくれたらね」

侑斗「一生貸さねえ」ツーン

リュウ「……やっぱりお前、嫌い!」ムッ

キン「ええんか、モモの字?」

モモ「何がだ!あんな女なんて知らねーよ!」

ウラ「ほら、何のことか分かってるじゃない」

キン「今やったらまだ間に合うで。ほら、さっさと謝っとき。
   そのついでにデートに誘ったらええ」

モモ「……てめえら、自分がデートしたいんじゃなかったのかよ」

キン「別に、一番やないとあかんことはないさかいな。
   俺はお前のあとでもええで」

ウラ「先輩より先に、ってわけにはいかないでしょ?」

モモ「お前ら……!し、しょうがねえなあ、そこまで言うなら
   いっちょ、俺の漢らしいところを見せてやるぜ!」ドカドカ

良太郎「どうしたの、モモタロス」

モモ「おい、お前……良太郎だって信じてやるよ!」

良太郎「そうなんだ、ありがとう」ニコッ

侑斗「反応軽いな……」ボソッ

モモ「と、特別に信じてやるだけだからな!勘違いするんじゃねーぞ!」

ナオミ「何をどう勘違いするんでしょうねー」

ハナ「やっぱりあいつ、馬鹿よね……」

デネブ「野上、それでどこへ遊びに行くんだ?」

良太郎「そうだね、デネブはどこに行きたいの?」

モモ「おい待て!おでぶ、お前は引っ込んでろ!」

デネブ「えっ?けど、俺だってたまには野上と遊んでみたい……」

良太郎「そうだよ。モモタロスたちとはいつも一緒だったけど
    改めて考えてみると、僕ってあんまりデネブと話したことないから」

モモ「なんだとぉ!?それはお前、つまり……俺よりおでぶがいいってことか!?」

良太郎「そういう意味じゃないけど……今度一緒に遊びに行くのはデネブだから。
    また今度、遊びに行こう?……侑斗が体を貸してくれたらだけど」

侑斗「絶対に嫌だ」

デネブ「侑斗、そう言わずに。すまない、みんな。
    侑斗はちょっと照れてるだけなんだ」

良太郎「だけど、侑斗の体を勝手に使うのもよくないよね……
    いざとなったら、僕に憑依してもらってもいいんだけど」

デネブ「それも楽しそうだな!」ワクワク

リュウ「だったら、僕ともそうやってデートしてよ、良太郎!」

良太郎「そうだね。……いつもと変わらない気もするけど」

リュウ「やったー!良太郎とデートだ♪」

デネブ「野上と仲良くなるチャンスだ!やった!」

ウラ「微笑ましいよねえ」

キン「せやな。……ぐー」スヤスヤ

ナオミ「あー、せっかくおかわり淹れたのにぃ」

ハナ「はあ……デートはいいけど、良太郎をあんまり疲れさせないでね?
   女の子になって、体力も落ちてるはずだし」

デネブ「ああ、分かった!」

ナオミ「それじゃあ良太郎ちゃん、当日はおめかししなきゃですね~」

ウラ「なんなら僕が手伝ってあげるよ?」

リュウ「僕も僕もー!かわいくしてあげるね!」

キン「ぐごー……がー……」スヤスヤ

良太郎「えっと……あんまり女の子っぽい格好は、
    まだちょっと抵抗があるかな」

モモ「……」ショボン

良太郎「モモタロス、どうしたの?」

モモ「別に、なんでもねーよ」プイッ

良太郎「……デネブと出掛けたら、次はモモタロスと出掛けたいなぁ」ニコッ

モモ「お……おう!仕方ねえなあ、出掛けてやるよ!」ソワソワ

ウラ「よかったね、先輩」

キン「ぐおー……」スヤスヤ

リュウ「えー!次は僕と出掛けようよ、良太郎!」

良太郎「えっと……出掛けるのはモモタロスの次まで我慢してね。
    ちゃんと順番は守らないと」

リュウ「やだやだ、僕が先にデートしたいって言ったのに!
    僕が先に良太郎と遊ぶー!」ジタバタ

モモ「ああん!?割り込みするんじゃねえ、はなたれ小僧!」

リュウ「別にモモタロスの許可なんていらないし」

モモ「何だとぉ!?」

良太郎「リュウタ、お願いだから、ね?
    ちゃんと我慢できたら、きっと姉さんも褒めてくれるよ」

リュウ「お姉ちゃんが!?うん、分かった!」

ナオミ「それじゃあ、えらーいリュウタロスちゃんには私から
    コーヒーをプレゼントで~す」

モモ「それ、さっきクマが飲まなかったやつ――」

ナオミ「モモタロスちゃんにはプリンです♪」

モモ「わーい、プリンだー!」

ハナ「……馬鹿ね、本当」ガックリ

ウラ「それでこそ先輩だよ。それで良太郎、僕とのデートはいつ?
   待つのは釣りの基本とはいえ、あんまり待たされ続けるのは寂しいかな」

良太郎「ウラタロスと?それは、えっと……」

ウラ「あれ、もしかして嫌だった?」

良太郎「そうじゃないんだけど、ウラタロスは僕のこと、
    本当に女の子扱いしちゃいそうだから」

ウラ「もちろんだよ。こんなにかわいい子を男扱いなんて、できるはずないから」

ハナ「言っとくけどね、良太郎が元に戻れる可能性だってあるのよ?」

リュウ「けど、ハナちゃんはずっと小さいまんまだよね!」

ハナ「うるさい!」

ウラ「まあ、元に戻ったらその時はその時。
   そんな先のことを考えていて、大物を逃がすわけにはいかないよ」

キン「がー……ごー……」スヤスヤ

ナオミ「キンタロスちゃんも、デートしたいんじゃないですか?
    良太郎ちゃん、本格的にローテーションを組まないとですね~」

良太郎「えっ、ローテーションなの?」

ハナ「そんなの、一回でいいでしょ!」

ナオミ「いえいえ、女の子の自分に慣れるためでもあるんですから。
    回数を重ねれば重ねるほどいいと思いますよ~」

リュウ「それじゃあ、良太郎と何回もお出かけできるんだよね?
    わーい、やったー!」

良太郎「いや、まだ決まったわけじゃな――」

デネブ「俺も野上とたくさん遊びに行けるのか?
    やったな、侑斗!」

侑斗「嬉しくないし、行く気もないからな。
   野上が体を貸すって言ってるんだから、野上と二人で行け」

リュウ「僕だって、お前なんかの体は使いたくないよーだ!」

侑斗「何かの間違いでデネブに貸すことはあっても、
   お前にだけは使わせるか!」

ウラ「はいはい、喧嘩しないの。リュウタ、あんまりボクちゃんをいじめると
   愛理さんに嫌われるよ?」

リュウ「ううー……それはやだ」

ウラ「じゃあいい子にしようね」

侑斗「べ、別に俺は……そんなんじゃないけどな!」

ナオミ「照れちゃってますねー」

侑斗「照れてない!」

良太郎「なんだか、すっかりローテーションに決まっちゃったけど……」

ハナ「あいつら、本当に自分勝手なことしか言わないんだから!
   良太郎、つらかったら私に言ってね?鉄拳制裁してあげるわ!」

良太郎「気持ちはうれしいけど、暴力はよくないし……
    疲れるとは思うけど、楽しそうだから平気です」

ハナ「あなたがそれでいいなら、私は何も言わないけど……」

モモ「それじゃあ、週に一回でどうだ!」

リュウ「それじゃあ全然遊べないよー。週に二回!」

ウラ「三日に一回でいいんじゃない?」

ハナ「前言撤回、ちょっとお説教してくるわね……」

~お説教中です、ちょっと待ってね!~

その間にHERO SAGAの感想でも。

よかったです!
アドベントカレンダーが読みたくて買ったのに、
気付いたら剣の話でちょっと切なくなってたっていう。

そんなにガッツリ真一が登場したわけではなかったんですが、
これはこれで妄想の余地があっていいかなと……(笑)

とりあえず、真司が彼を兄さんと呼んだことに驚いた。てっきり兄ちゃんかと。

何はともあれ、これを肥やしに龍騎SS書きたいなあ。
兄さんについて捏造しまくり、地の文多めSSを書きたいなあ。
……読んでもらえますかね?チラッ

~お説教終了~

ハナ「――いい?あんまり良太郎に負担をかけるんじゃないわよ!
   分かったらほら、ごめんなさいは?」

三人「ごめんなさーい」

侑斗「ここは幼稚園か何かか……?」

デネブ「ちょっと楽しそうだな、デンライナー幼稚園」

侑斗「いや、普通に考えて嫌だろ」

ナオミ「デンライナーが幼稚園だったら、私は保母さんですね~」

侑斗「あんなやつらの面倒なんか見たいのか?」

ナオミ「そういうめんどくさいことは、ハナさんにお任せしま~す♪」

ハナ「えー!?私一人でこいつら全員の面倒を見るなんて……無理無理!」

モモ「だらしねえなぁ、ハナクソ女!」

ハナ「そもそもあんたが手のかかるやつだからよ、この馬鹿モモ!」ゴツン

モモ「いてえ!」

ウラ「あ~あ、余計なこと言わなきゃいいのに」

リュウ「モモタロスのばーか!」

良太郎「リュウタ、そんなこと言っちゃだめだよ」

リュウ「だって、本当に馬鹿なんだもん」

モモ「お前だって馬鹿だろうが、はなたれ小僧が!」

リュウ「ちょっと、モモタロスと一緒にしないでよね!」

ハナ「……またお説教されたいの?」

モモ・リュウ「……」ピタッ

ハナ「よろしい。……良太郎、こいつらと出掛ける必要なんてないんだからね?
   こいつらがうるさくて思い至らなかったけど、
   私と一緒に出掛けて女の子の振る舞いを覚えてもいいんだから。
   ……ううん、そっちの方が絶対にいいわ!」

ナオミ「確かにそうですねー。ハナさんを見て、
    女の子らしい振る舞いを覚えられますもんね」

モモ「ハナクソ女が女らしいだぁ?へっ、笑わせんな!――あだっ!?」バキッ

ハナ「あんたは黙ってなさい。ね、良太郎。
   デネブと出掛けてみるのはいいけど、私とも遊びに行かない?」

良太郎「そうだね。言われてみればあんまり遊びに行ったことってないし……
    なんなら、三人で出掛けてみる?」

デネブ「うん、それも楽しそうだ!」

ハナ「そうね、それならデネブがおかしなことしたって、
   私がどうとでもフォローできるわ。よし、決まり!」

リュウ「僕とのデートは?」

ハナ「やっぱりそんなのなしよ、なし!」

ウラ「それは困るな。ちゃんとローテーションを組んでもらわないと」

キン「ぐー……ごごご」スヤスヤ

ナオミ「キンタロスちゃんだって、デートしたいって言うはずですよ?」

ハナ「キンタロスは寝てるだけじゃない!どうせデートしたって、
   途中から寝てばっかりで良太郎が退屈するわよ」

良太郎「そんなことないと思うけど。キンタロス、優しいし」

侑斗「お前は出掛けたいのかそうじゃないのかどっちなんだ?」

良太郎「それは……嫌じゃないけど、ローテーションは疲れるかな」

ウラ「けど、順番を決めないと喧嘩になりかねないからね」

モモ「じゃあ強いやつが出掛ける!これで決まりだ!」

デネブ「喧嘩はよくない!じゃんけんでどうだ?」

ハナ「だから!そもそも良太郎はあんたたちとデートしないの!」

ワーワー ギャーギャー

良太郎「ちょっと、みんな……聞いてないし。
    やっぱり、女の子になってもいつも通りだよね。良くも悪くも」

侑斗「ま、これからのお前次第だろうな」

良太郎「……?」


はい終わり。
誰をメインにするか悩んでここで切りました。
次回、ケンジャキが女の子になりますね!やった!
今日中に投下できるかもしれません。

なぜ…なぜデート編を書かない…!
(真一じゃなくて一真ですよー)

>>42それは剣崎、リュウガは真一。
HERO SAGAの龍騎の話では、リュウガ=真一という名前の人だったんです。

なるほどすまんぬ

>>44いえいえ。
本当に間違っていることもあるでしょうから、
教えていただけると助かります。

ちなみにデートを書かないのは
誰とうまくいくか決められなかったからです。

少なくとも俺は読む
そういや今日紘汰出るな

>>46何にですか?
紘汰の中の人?

>>47
そう、中の人
ちなみに澤田くんと伊坂もいる
もう一人見覚えのある人がいるが、あとはわからん。

すまん『最強スポーツ男子頂上決定戦』

>>49ありがとうございます。
番組表見て無事に見れてます。

紘汰、よく頑張った……お疲れ様です。

やたらイケメンに見えてビビった

鎧武とちょっと印象違いましたよね。
表彰されるとき一人だけ背が低くてwwwってなりました。
母はなぜか伊坂先生を応援してました。

>>53先生じゃなかったwww
申し訳ございません、このようにだめだめな>>1で。

伊坂井坂

照井橘「イサカー!」

実を言うと人の顔をあまり覚えられないんですよねと
言い訳してみるけど明らかに顔が違う二人を間違えたことの
言い訳にはならねえなあと内心焦っている>>1

今、剣のSS書いてる途中なのに!(笑)
ちなみにうちの母はライダーの主人公だと士が一番好きらしい。
顔だけだとね。
たっくんのことキムタク?って……www

確かに長髪のたっくんはキムタクに見えたw
でもウルフカット?にしてからはすげぇ似合ってるしかっこ良かった。
髪型でだいぶ印象って変わるよね

同志よ……
前髪上げてるたっくんかっこよすぎてつらかったです。

真司とか、普段は表情のせいでそんなイメージないのに
静止画とかで見るとイケメンっていうか美形ですよね。
角度によっては女の人っぽくなる。

髪を耳にかけてる真司は女にしか見えなかったなwwww
あ、草加のキューティーハニー思い出しだ。

>>59それも美女なんですよね、おそろしいことに!
草加の……?なにそれこわい。想像しただけで……
うわあこわい

村上さんがイケメンなだけにナニヤテンダ!!ってなった。
かっこいいのは確かだけど、女顔じゃないからあんなことに…

静止画で見ると女っぽいというと、フィリップもそうだよな。
今は見る影もないが…

ですよねー
イケメン≠女顔
かっこいい人は女装も似合うっつーのは幻想ですよね

いつのまにかでかくなっちまいましたからね……
渡は割と女の子っぽいと思います。
っていうか女装が似合う?
某義理の息子がいっぱいなドラマでのメイド服は
個人的にかなりきた。化粧とかしてない女装って興奮するんですよね。

なにそのドラマ

剣SSが意外と長くなってちょっと戸惑ってるんですが、
投下始めました。
始「誰だその女は」橘「剣崎だ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388329252/)

>>63堀北真希のあれです。
アタシんちの男子とかいうやつ。
ああいうのけっこう好きです。

>>65
ありがとう

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