亜美「カゼひいた」 (43)

亜美「へぇっくしょい!!」

亜美「あ゙ぁ゙ぁぁ鼻水がどまらない・・・」

亜美「最近春なのに寒かったからかなぁー・・・」

亜美「いつもならこの時間事務所なのに・・・」

亜美「ゔうぅぅぅ・・・ヒマだ・・・」

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真美「やあやあ亜美さん、調子はdo-dai?」

亜美「どーもこーもないよ! ヒマすぎて死んじゃうよ!」

真美「しかたないじゃん、カゼひいてるんだしさ。我慢しなよー」

亜美「ムリ! もうがまんできないよ! というよりなんで真美も休んでんのさー!」

真美「だってちかたないじゃん。今日ママもパパもいないんだし。真美がカンチョーしてあげなきゃ」

亜美「それを言うならカンビョーっしょー!!」

( ゚д゚)ハッ!つまり『座薬』かっ!!!

真美「おぉ! そうだったね! カンチョーじゃなくてカンビョーだったよー! あっははは!!」

亜美「全然面白くないよ! こっちはこの一分一秒をヒマとたたかってんだかんね!」

真美「んっふっふ〜! 戦闘入る前にちゃんとセーブはしたかね?」

亜美「してないよ!! リスポーンしたくないよ!! あーもー治った!! 今治った!!」ガバッ

真美「おおっと、今はまだ寝ていたまえお嬢さん。今動いたら傷口がひらいちまうぜ」

亜美「はなせー!!」ジタバタ

期待

———15分後

亜美「はぁ・・・はぁ・・・/// まみぃもうむりぃ・・・///」グッタリ

真美「どうしてこうなった」

亜美「うぅぅ・・・頭いたいぃ・・・」

真美「動きすぎたね。カゼなんだからおとなしくしてなきゃだめだよ」

亜美「だってぇ・・・真美がぁ・・・」

真美「顔真っ赤だよ? 熱でてきたんじゃない?」

亜美「でてないよぅ・・・亜美はケンコーなんだかんね・・・」

真美「とにかく、今日はアンセーにしとかなきゃだめだよ! 布団しっかりかぶって!」

亜美「ううぅ・・・またあのヒマ地獄に戻るのかぁ・・・」

真美「我慢してよー。真美がなんかつくったげるからさ」

亜美「あー、亜美もやるー」

真美「動いちゃだめだよー! 亜美は寝てなきゃだめだかんね!」

真美「布団からでちゃだめだよ? しっかりねてるんだよ?」

ガチャ

亜美「・・・。」

亜美「あーヒマだ」

亜美「なんか気がまぎれるものないかなー・・・」


亜美「・・・。」


亜美「あの木目をたどってくと、そこにくるのかぁ・・・」

亜美「あー、あの木目はサンダルみたいー・・・」

天井の木目って面白いよね

たまに怖いけど

亜美「木目であみだくじー。いえーい」

亜美「はるるんがはじっこで、千早お姉ちゃんがその隣で」

亜美「その隣がやよいっちで、その隣がお姫ちんで・・・」


亜美「じゃーけっかはっぴょー」

亜美「はるるんはー・・・えーっと・・・」

亜美「・・・。」ジィー

亜美「・・・・・・結果考えるの忘れてたや」

亜美「じゃーはるるんは大凶ーわーおでめとー」

亜美「つぎーやよいっちー・・・あり?千早お姉ちゃんだったっけ?」


亜美「・・・むなしいからやーめた」

亜美「んー・・・。ヒマだ」

亜美「・・・あ、あんなところにぷれぃすてぇいしょんぽぉたぼーが」


亜美「・・・。」キョロキョロ


亜美「まーさっきよりかは辛くないし? 熱くもないし?」

亜美「それにちょっとぐらいならやっても・・・。あ、そーそー! 体を強くするってことでー」

亜美「うんそーだよねー! 寝てるだけじゃ体が強くなんないかんねー!」

亜美「ってことでスイッチオン!」

亜美「んーふふふふふっふーふーふ かたまりだまっすぃー♪」

亜美「んっふっふ〜♪ なんでもっと早くから気付かなかったんだろう!」

亜美「カゼをひいてヒマならゲームをやればいいじゃない!」

亜美「ぐっふっふ、自分の才能が怖すぎるぞぉ!」

<亜美ーはいるよー

!? バババッ

ガチャ
真美「あとちょっとでできるかんねー・・・ってなんでそんな変な位置で寝てるの?」

亜美「いっいやー! なんかここ冷たくてきもちーなーってね! あははは!」

真美「・・・亜美、なんか隠してない?」

亜美「かっ・・・隠してるわけないっしょー! ほらほら! 早くもってきてよー! 余は飯を処望じゃ!」

真美「ふーん・・・? じゃあいそいでつくるよー・・・」

亜美「ふぅ、まったく危ないところだった・・・」

亜美「それじゃ! 続き続き!」バッ

ガチャ
真美「おかゆ梅干しいれるー?・・・・・・って」

亜美「あ・・・・・・」


真美「なんでゲームやってるの・・・?」

亜美「・・・・・・・・・真美さんもやるかい?」

亜美「ゲームを没収されてしまった・・・」

亜美「もー! 少しぐらい、いいでしょー!! きびしすぎるよー!!」

ガチャ
真美「亜美うるさい!! 静かに寝ててって言ったでしょー!!」

亜美「だってヒマなんだよー!! なんでゲームだめなのさ!!」

真美「おとなしく横になってなきゃ治んないよ! ゲームなんてロンガイだよ!」

亜美「いやだー!! ヒマだよー!! なんで亜美ばっかしなんだよー!! げぇぇっぇぇむ!!」


———5分後

亜美「げぇぇむ・・・げぇ・・・げほっげほっ・・・」グッタリ

亜美「うぅぅ・・・喉も痛くなってきた・・・」

真美「げーむげーむ叫んでるからだよ。はいおかゆ」

亜美「あんまり食欲ない・・・」

真美「もー! さっき早く持ってきてって言ってたじゃん!」

亜美「いや本当に・・・ちょっと気持ち悪い・・・」

真美「仮病はいいからさっさと食べてよー! ほらっ!」ガッ

亜美「むぅ!?」

真美「はい噛んで! よく噛んで! さらに噛んで! おいしいっしょ!?」

亜美「むぐむぐ・・・あんまりおいしくない・・・」

亜美「うっぷ。とりあえずお腹いっぱいになった」

亜美「んー・・・ちょっと眠いかも・・・」

亜美「薬も飲んだし・・・ちょっとひと眠り・・・」

亜美「・・・。」


・・・・・・・・・。

・・・キィィィィィィン・・・・・・。

・・・・・・・・・。

・・・・・・キィィィィィィィィィィィィィィン・・・。

・・・キィィィウゥゥゥゥゥン・・・。

・・・・・・ゴォォォォォォゥゥゥ・・・。

亜美「うわぁぁっぁ!!! 耳鳴りがうるさぁぁぁい!!!」

亜美「どっから聞こえてるんだ!! 出てこい!! お前はホーイされている!!」

亜美「はぁ・・・はぁ・・・」ゼェゼェ


亜美「聞こえなくなったからもう一回・・・」

・・・キィィィィン・・・・・・。

亜美「うぅぅ・・・聞こえない聞こえない何も聞こえない・・・」

・・・・・・キィィィィィィィィィィィィィ・・・。

亜美「大丈夫・・・大丈夫・・・」

・・・ウゥゥゥゥゥンキィィィィ・・・・・・。

亜美「・・・。」

・・・キィィィィン・・・・・・。

・・・・・・。

・・・ゴォォォォォ・・・・・・。

ゴォォォォォォォォォ・・・ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオォォォォォ!!!

亜美「うあぁぁぁぁぁ!!」

真美「さっきからなに一人で騒いでるの?」

亜美「まみぃぃぃ! 寝れないよぉ! みみがごぉぉぉって! うわぁぁぁん!!」

真美「うわっなんで泣いてるの!? どうしたの!?」

亜美「ううぅぅぐすっ・・・寝れない・・・ごぉぉって・・・」

真美「よしよし! 手握っててあげるから! はいもう大丈夫!」

亜美「まみぃぃ・・・」


———20秒後

亜美「」zzz

真美「はっ・・・早い・・・」

亜美「・・・・・・ん・・・」

亜美「・・・あれっ・・・寝てたんだ・・・」

亜美「真美ー・・・はいないか」

亜美「あれ? 紙が置いてある」


  ママンから頼まれたから買い物言ってくるよん

         PS 愛の値段はプライスレス・・・


亜美「・・・・・・寒っ」

亜美「んぅ〜、寝たから体が軽いなぁ」

亜美「とはいってもヒマだなぁ・・・なんかないかなー」

亜美「ん?」

  TVドーン

亜美「おお! そうだよぅ! テレビでなんかみればいいんじゃん!」

亜美「さっそくぽちっとな!」


アンタァ・・・ ヤメロチカズクナ!


オフクロサンガ・・・ スミマセンデシタ・・・


亜美「つまんない・・・」


亜美「なんでこの時間のテレビってつまんないのかなー・・・」

亜美「もっとこう・・・楽しくなるようなのないかなー・・・」


  DVD! DVD!


亜美「おぉ!」

亜美「そーだよ! DVDがあったよ!」

亜美「なんか面白いのないかなー」ゴソゴソ

亜美「これはー・・・みたことある・・・。これはー・・・つまんない・・・」

亜美「お?」


  Billy's Boot Camp

ビリーバンド付き 7日間プログラム


亜美「・・・。」

<サーコッ! サーコッ!

亜美「はぁ・・・はぁ・・・んっふっふ〜! 寝てばっかりだったからね!」


<オイコメ! コノコブタメ!

亜美「はぁ・・・はぁ・・・あと少し・・・!」


<ソンナモンカ! アトスコシダ!ガンバレ!

亜美「ううぅ、ワン・・・トゥー・・・スリー・・・!」


<ヨクガンバッタ! デハサイゴニテヲツナイデ

亜美「ヴィクトリィィィ!!」バッ

真美がお姉ちゃんしてるSS滅多にないから続き気体
風邪ひくと耳鳴りうるさいんだよね…イラッとするし

真美「たっだいまー!」

真美「んっふっふ〜! 真美様がよく効くお薬買ってきたよ〜ん!」

真美「亜美はおとなしくしてたかな〜ん?」ガチャ


亜美「」死んー

真美「うわぁぁぁっぁ!? 亜美ぃぃぃぃぃ!!」

真美「亜美ぃ!! どうしたの!? ヒャクトーバンする!?」

亜美「うぅ・・・めのまえが・・・まっくらに・・・」グッタリ

真美「亜美! しっかりしてよ! なにがあったの!?」

亜美「まみぃ・・・あみのかわりに・・・つづきを・・・」

真美「なに!? 続き!? 何の続き!?」


<アシタハ4カメダ! サボルンジャネーゾ!


亜美「隊長・・・ゔぃくとりぃ・・・」

真美「・・・。」

亜美「だって仕方ないじゃん。ヒマだったんだしー」

真美「仕方なくないよ!! バカじゃないの!? なに病人がビリーズブートキャンプやってんのさー!」

亜美「だって・・・一日中寝てるんだもん。ちょっとは動きたいよ」

真美「もー! 亜美は口ごたえ禁止!! 布団から出ちゃいけないの刑!!」

亜美「えー・・・」

———夕食後

亜美「うーなんで亜美だけまたお粥なのさー・・・」

真美「それこそ仕方ないじゃん。そんなことより、体調はどうなの?」

亜美「隊長・・・厳しいけれど、愛のあるお方だった・・・」

真美「ビリーの方じゃなくて!! 体の調子!」

亜美「うーん、ご飯食べてからなんか暑いかな」

真美「そう・・・。そんじゃ、大人しくしててね。真美は今日ママの部屋で寝るから」

亜美「うぇ!? なんで!?」

真美「だってうつったら困るっしょ? パパもそうしろって言ってるし」

亜美「そんな・・・バカな・・・」

亜美「うーん・・・あつい・・・寝ぐるしい・・・」

亜美「目が回る・・・目の奥がじんじんする・・・」

亜美「なんか急に悪くなってきた気がする・・・」

亜美「ビリーのせい・・・? そんなことは・・・」

亜美「うぅぅ・・・のど乾いた・・・お茶・・・」グビグビ

亜美「・・・。」

亜美「・・・・・・おしっこしたい・・・」

亜美「トイレまで行くのめんどくさいなぁ・・・」

亜美「でも、漏らすのも・・・」

亜美「うーん・・・体が重い・・・」ヨロヨロ

亜美「トイレが遠い・・・。やっと着いた・・・」

ガチャ

亜美「あれ・・・?」

<うわっ!びっくりした・・・。亜美?

亜美「真美?」

ガチャ

真美「はい、いいよ。大丈夫?」

亜美「うう・・・あんまり大丈夫じゃない・・・」ヨロヨロ

バタン

真美「・・・。」


ガチャ
亜美「ふぅ・・・またあの長い道のりを・・・あれ?」

真美「んっふっふ〜! 今夜は特別に真美が亜美のアッシー君になってあげよう!」

真美「よっと、寒くない?」

亜美「うん大丈夫・・・。・・・ありがとう」

真美「どういたまして。寝れる?」

亜美「全然」

真美「そう。じゃあ寝れるまでここにいたげるね!」

亜美「うん・・・」

————————
————

チュンチュンピヨッ

亜美「・・・・・・ん」

亜美「・・・・・・あさ・・・」

亜美「よく寝れた・・・のかな?」

亜美「あれ?」

真美「」zzz

亜美「まーみーおきてよー」

真美「うーん・・・・・・あれ?」

亜美「なんでここで寝てるの?」

真美「亜美? あ、そんまま寝ちゃったんだきっと」


真美「そんなことより亜美! 治った!?」

亜美「うん。割と。体軽いし」

真美「おぉー! それはよかった! これでへっくしょい!!! 今日は一緒にズズズッ事務所にあーのど痛い」

亜美「・・・。」

真美「どうしてこうなった・・・」

真美「結局うつされてしまうとは・・・双海亜美、恐ろしい子・・・!」

真美「うぅぅ・・・ヒマだ・・・なんかないのか・・・」

真美「! そうだ! ゲーム!」

ガチャ
亜美「おおっと、ゲームはもう回収させてもらったぜ」

真美「亜美!? 何故ここに!? 今日はママがいるはず!」

亜美「ふっ・・・。『大事な大事なお姉ちゃんのお世話してあげたいのっ!』って言ったらイチコロだったぜ・・・」

亜美「さぁ真美覚悟! 今日はこの亜美がみっちりとカンチョーしてあげるかんねー!」

真美「カンチョー!? それを言うならカンビョーじゃ・・・ってその手に持っているのは! やっやめろ!近づくな!」


アッー!

終わり

やっぱり書き溜めないと無理だね
風邪ひいたときってやたら動きたくなったよね。少年少女時代は

おつおつお

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