P「涼ちん♪」 涼「」(480)

 

誰得

涼ちんちんぺろぺろ

俺は応援するっ!

はよ

涼ちんちんかわいい

まだか

ふざけんなよおい
おいぽおp@

涼ちんちんは俺のもの

いいや俺のものだ

全部北斗ちん

まだかああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

まだかまだか

涼ちんこないの?

P「……俺が876プロに、ですか?」

高木「ウム。いや、もちろん短期間ではあるよ。石川君から、どうしても助力して欲しいと頼まれてしまってね」

P「はぁ……でも、他の事務所のアイドルのプロデュースに口を出すなんて、してもいいんでしょうか」

高木「その辺りはもう、あちらとも話は済んである。いやはや、私も石川君とは浅い縁ではないからね」

高木「黒井とともに、お互い助け助けられ、あの激動の時代を乗り越えた仲間だからね。そう、思えばあのとき……」

P「わ、わかりましたわかりました! 問題がないなら、行かせていただきます!」

P(社長は話し始めると長いからな……たぶんもう、俺の意思とは関係なく決定事項なんだろうし)

高木「おおそうか! いや助かるよ、これで私の面子も……ごほんごほん!」

P「……それで、それはいつからの話なんですか?」

高木「今日だよ」

P「えっ」

高木「今日今すぐ、876プロダクションへ行ってもらう」

P「えっ えっ」

ひゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!
きたあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

期待

愛と絵理にも期待

P「ということで、今日からしばらくの間留守にすることになった」

千早「そっ、そんな! 急にそう言われても……困ります」

真「そうですよ、プロデューサー! 急にボク達だけでやるなんて……」

やよい「プロデューサーがいないなんて、ちょっと寂しいかもです……」

P「まぁそういうな。短い間らしいし……社長命令には逆らえないからな」

三人「……はーい……」

P「……あずささんも、それでいいですか?」

あずさ「……んー、そうですね……」

あずさ「プロデューサーさんがいないのは少し不安ですけれど、もう決まってしまったことはしかたないですね」

P「……助かります、すみません」

P「俺がいない間みんなを頼むな、律子」

律子「まかせといてください! 私もそろそろ、本格的にアイドルプロデュースに手を出してみたかったところですし」

P「ははは、頼りにしてるよ。それじゃあ、行ってくる」

律子「はいっ! ……って、ああっ、プロデューサー!!」

P「うん、どうした?」

律子「あの……876プロにいる、アイドルのことなんですけど……」

P「ああ、そういえば律子のいとこがいるって話だったな。その子の件か?」

律子「はい、あの、実は……涼は、本当は……」

P「うんうん……ってヤバイ! もうこんな時間だ!」

律子「あっ」

P「すまん律子、話はまた今度聞く! 初日から遅刻してしまうわけにはいかないからな!」

P「行ってきまーっす!!」タタッ

律子「い、行ってらっしゃい……」

バタン

律子「……大丈夫かしら」

ほぅ、DS時代設定か

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光の速さで保存した

絵理「……プロデューサー?」

愛「765プロの人なんですかっ!? わあっ、春香さん達のプロデューサーさんが来てくれるなんて、スッゴイですねっ!」

涼「ふふっ、どんな人が来るのか楽しみだねっ!」

石川「まあ、人となりは高木社長のお隅付きだから安心して頂戴。それより……」

バッターン!

P「お、遅れてすみませんっ!」

石川「あら、噂をすれば早速来たわね」

P「お、俺……あいや、私は、765プロから派遣されてきた……」

石川「まあまあ落ち着いて、わかってるから。それじゃあ、彼を含めて詳しい話をしましょうか」

メールで伝えときゃいいだろ馬鹿なのか律子は

涼ちんちん

サイネリアちゃん>キチガイオザリン>涼ちんこ>エリー>舞さん>まなみさん>ちんこの便器>愛>社長

玲子「あなたには、ひとりの女の子のアイドル活動をプロデュースしてもらうことになっています」

P「は、はい。そのへんはうちの社長からも……というかすみません、あなたは……?」

玲子「尾崎です、尾崎玲子。876プロ専属……というわけではないけど、一応今はここでアイドルプロデュースをさせてもらっているわ」

P「フリーランスの方なんですね」

玲子「ええ。私の担当アイドルは、ここにいる……ほら絵理、挨拶しなさい」

絵理「……」モジモジ

玲子「……頑張るんでしょ?」

絵理「う、うん……あのっ!」

P「は、はい」

絵理「えっと……絵理、です。水谷絵理……」

P(随分声が小さいな……あんまり自分に自信がないんだろうか?)

絵理「あの……これから、よろしくお願いします?」

P「ん? あ、ああ。短い間だけど、よろしく頼むな!」

P(なんで疑問系だったんだろ……)

絵理ちゃんマジ天使!

絵理ちゃんのボトルごくごく

絵理ちゃんはただのインドア派リア充なんでボトラーみたいな底辺とは違うんです
サイネリアちゃんみたいな舎弟もいますし


絵理「……言えた言えた♪ 尾崎さん、私、ちゃんと出来た?」

玲子「ええ、ちょっと声が小さかったけど、よくやったわ絵理。これからもこの調子でね?」

絵理「うん!」

石川「それで……この子は、日高愛よ」

P(日高愛……? なんだろう、似たような名前をどこかで聞いたよ

愛「よろしくお願いしまーっす!!!!!!」

P「!?」

ビリビリ

P(ガラスが……!)

愛「あたしっ、日高愛ですっ! ちゅーがくいちねんせーですっ!! アイドルなりたてですっ!!!」

愛「春香さんの紹介で、876プロに入れてもらえてっ! 失敗ばっかりだったけど、やっとアイドルになれてっ!」

P「う、うん」

愛「だからあたし、765プロの先輩達みたいになりたくて! まだまだランクは低いけど、絵理さんや涼さんと一緒に」

P「わかった! わかったから……熱意は伝わった。だからもう少し、声を抑えて……」

愛「うわあっ! す、すすすすみませんっ! あたしったら……」

うるせえ帰れ

セーブするよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

うるせえ帰れ

あいちゃんはいつも元気でかわいいなああぁぁぁぁ!!!

愛「うう……やっちゃったよ……最初っからあたし、やっぱりダメダメだぁ……」シクシク

P(なんか隅っこに行って小さくなってしまった……)

P「あの、石川社長……」

石川「……あの子は、色々難しいところがあるのよ。まあ心配しないで、立ち直るのもあっという間だから」

P「あはは……、なんだか、個性的な子ばかりですね」

石川「そうね。でもこれくらいのものがなきゃ、これから先の時代やっていけないわ」

P「はぁ……」

石川「ええっと、あの子の面倒は私とまなみで見ます。まなみについては……今は席を外しているから今度紹介するわ」

P「となると、俺は……」

石川「ええ、残ったこの子……秋月涼のプロデュースをやってもらいたいの」

P(秋月涼……ああ、律子が言ってた、いとこの子か)

石川「さ、涼。今日からあなたのプロデューサーになる人に、挨拶をしなさい」

涼「は、はい」

P「……っ!」

涼「えーっと、その……」

涼(うう、初対面だからってわけじゃないけど……すごいプロデューサーの人だって思うと、緊張しちゃうな)

P「……」

涼「あの、私、秋月涼です。知っているかもしれないけど、765プロにいる、律子姉ちゃ……秋月律子の」

P「……あ、ああ……いとこ、なんだっけ?」

涼「あ、やっぱり知っていたんですね!」

涼(あれ? ということは、僕が本当は……ってことも……?)

涼「あの、プロデューサーさん……わ、私のこと、どれだけ知って……いますか?」

P「……」

涼「……プロデューサーさん?」チラ


P(……このときだ)

P(このとき俺は、天使に出会ったのである……)

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はよ

P「……君のことは、まだ何も知らないよ。名前くらいだ」

涼「! そ、そうなんですか?」

P「ああ……だから、これから是非、君のことも深く知っていきたい」

涼「深く?」

P「あ、いや深くといっても、深い意味はないよ。ただ、信頼関係が大事ってことをだな」

涼「なるほど……」

P「うん……だからこれから、二人三脚で頑張っていこうな、涼ちん!」

涼「はいっ! ……って、え? 涼……ちん?」

涼(ちん!? ちんって何!? つ、つまりそれは……ぼ、僕の……あの、アレのことを……?)

涼(ぎゃおおん! こんな、みんなの前でバラされちゃうなんて~~!!)

涼「……」カァァ

P「あいや、これは失礼……涼ちゃん」

涼「……え」

P「す、すまない。言い間違えてしまったんだ」

涼「はぁ……」

ち、ちんぽちんぽ

P「……」フンフンフン

愛「プロデューサーさん、鼻息むんむんですねっ!」

P「おお、立ち直ったか愛ちゃん!」

愛「はいっ! えへへ、絵理さんからイチゴ牛乳もらっちゃいましたから!」

涼「……」

涼(ほ、本当に知らないのかな? だとしたら……)

石川「……ちょっと、涼?」ヒソヒソ

涼「えっ、なんですか、社長」

石川「……彼があなたのことを知っているかは、まだわからないけど……自分から正体をバラすのはやめてね?」

涼「えええ!? な、なんで……!?」

石川「当然でしょう! 秘密を知っているのは少ない方がいいに決まっているからよ」

涼「……そ、そんな……でも、プロデューサーさんですよ?」

石川「だとしても、完全に信頼できるかといえばNOよ。私達の予期しない段階で、マスコミにバラされる可能性もあるわ」

涼「……社長、あの人の性格については心配ないって言っていませんでした?」

石川「それはそれ、これはこれよ。とにかく……よろしくお願いね」

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これは支援だ

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涼ちんこわーい

wktk

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うっひょー

P「……ということで、さっそく営業にいこうか!」

涼「は、はい……」

石川「あ、ちょっとあなた」

P「石川社長、どうかしたんですか? 俺は一刻も早くこの子とふたりっきりに……」

石川「……」

ゴソゴソ

P「あっ、あん!」

石川「これは没収ね」ヒョイ

P「な、何するんですか……って、携帯電話?」

石川「これ、765プロで使われてる営業用の携帯でしょ?」

石川「こちらの活動にだって、秘密はある。だからこの期間中にあっちと連絡を取られたら、困ることになるかもしれないのよ」

P「ちょ、ちょっと横暴すぎやしませんか!?」

石川「緊急の際には、私に連絡するようにあちらには言ってあるから、心配しないで」

石川「もちろん、あなたの携帯の中身を見たりもしない。なんならこの場でロックをかけてくれてもいいわ」

P(話には聞いていたけど……結構なワンマン社長なんだな……)

うっひょーー涼ちん涼ちん

そういえば涼ちん昨日誕生日だったけどやっと僕と結婚できる歳になったのか・・・ハネムーンはオランダに行こうね涼ちん

何を言っているのかね君は?

>>51
これ明らかにモノホンのパイオツあるやろ

石川「代わりにこのモバイルを渡しておくから」スッ

石川「876プロの皆への連絡は、これを使って頂戴」

P「はぁ……」

P(まぁ、わからないでもない……芸能活動というのは、隠しておきたいことも多いしな)

P「……この活動中に知ったことを、俺が全部終わってからバラす可能性は?」

石川「ま、もちろんあるわね。でも少しでもそんな怪しい雰囲気が出たら、即刻あなたをあちらにお返しするわ」

P「随分、自信満々なんですね」

石川「……うちも765プロと同じだから。狭いからこそ、耳はそこかしこにあるのよ」

P「……」

石川「悪く思わないで。その分、お礼もはずむわ」

P「……」

P(正直、こんな言い方なんて……お前を信用していない、って言われているように感じる)

P(だけど……)

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ふぅ

P(だけど……ここでお断りすることなんて出来ない。なぜなら……)

涼「す、すみません、プロデューサーさん……石川社長も、悪気は……」

P「……ああ、大丈夫だよ。心配ない」

涼「……?」

P(なぜなら俺は、この涼ちんと……、ここで離れ離れになんて、なりたくないからだッ!)


P「……わかりました。それじゃあこの期間、俺の携帯はそちらにお預けします」

石川「納得してくれたみたいで嬉しいわ」

P「ここにいる間は、俺は765プロのことは忘れ、876プロのプロデューサーになりきってみせます」

P「そして、必ずや彼女を……今よりもっともっと、輝いたアイドルにしてみせますからっ!」

涼「!」

P「一生一緒に頑張ろうな、涼ちゃん!」

涼「は、はい……! ……え、一生?」


P(そうして、俺と涼ちんによる、二人三脚でのアイドル活動が始まったのである)

P(この先何が起きるかわからないが、この美少女と一緒に頑張ろう!)

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うへへ……涼ちんちん

P「さてと、それじゃあ改めて……営業に行くことにしよう」

涼「ははは、はいっ!」

P「あはは、まあそう固くならないでくれ。リラックスリラックス」

ポンポン

涼「ぁ……あ、あたま……」

P「あ、す、すまない。気安くさわってしまって……」

涼「い、いえ……」

涼(僕のことを女の子だと思っているからかな……普通、男の子に対してこんなこと、しないもんね)

P「ゴホン! えっと、それでは……、まずはテレビ局に行こうか。挨拶まわりのお仕事だ」

涼「……はい!」

涼(……こんなこと言うのも、ヘンだけど、やっぱりちょっと安心したかも……)

涼(やっぱり女の子の扱いには慣れているんだろうな……うう、なんかちょっと羨ましいよ)

涼(もしかして……僕が憧れる、イケメン……に、近かったりして?)

                | │                   〈   !
                | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
               /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
               ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
_______∧,、_| | /ヽ!        |            |ヽ i !_ ______
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'`'` ̄ ヽ {  |           !           |ノ  /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ヽ  |        _   ,、            ! , ′
                \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'
                  `!                    /
                  ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |
                      |\      ー ─‐       , ′ !

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お、BLか?
期待していいんだよな

さくらTV

P「さて……ここには、今まで来たことはあったかな?」

涼「はい、石川社長といっ……しょ……に……」

P「うん? どうした、汗がダラダラだけど」スンスン

涼「あっ、い、いえ! なんでもないんですっ!」

涼(おおお思い出しちゃったよ! 僕、あのとき、急におしっこがしたくなって……)

涼(でもでも、女装してたから……女子トイレにも男子トイレにも、結局入れなくて……それで……)

涼「……」カァァ

P「……」

P(かわいい)

P(なんだかわからないけど、照れているようだ。そんな表情も絵になるなぁ)

嗅ぐなよP

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P「今日君には、とある番組のプロデューサーに挨拶してもらうことになっている」

P「そしてあわよくば、今度の収録で使ってもらおうってことさ!」

涼「ば、番組プロデューサー? そんな、私まだ、テレビのお仕事なんて……」

P「そう思っていたって、もう涼ちゃんも確か、ランクDアイドルだろ?」

涼「はい……まだ、なりたてですけど」

P「まあもちろん、全国で放送されるような大きな番組ではないし、主役というわけでもない」

P「だけど……ランクDの時期は、こういう積み重ねが必要なんだ。わかるか?」

涼「……」

P「……なあに、そんなに心配するな! もし使ってもらえなくたって、良い印象を与えらればいいんだ」

涼「良い印象? でも、どうやって……」

P「そうだな……難しいことなんか考えないで、ただ、笑顔でいればいい」

涼「笑顔?」

P「ああ! 涼ちゃんはこんなに可愛いんだからな!」

涼「! えへへ……そんな、言いすぎですよ……」

P「……この笑顔で落ちない男性はいないさ。だから大丈夫、安心して行ってこい」

ヘイまなみさんもだしてこうぜ

―――

涼「お、終わりました~……」

P「おお、よくやったな! バッチリ良い印象を与えられたみたいだ!」

P「次々回のゲストとして、ちょっと顔も出させてもらえることになったし……最高の戦果だぞ!」

涼「ほ、ホントですか!?」

P「ああ! あのプロデューサーもきっと、君にメロメロになっていたよ!」

涼「えへへ……そうだとしたら、うれし……」

P「ん? どうした?」

涼「……あ、い、いえ……なんでもないですっ」


涼(ううう、嬉しいってなに!? そんな、男の人にメロメロになられたって、嬉しいなんてことは……)

涼(……でも……挨拶に行く前に、プロデューサーが言ってくれたこと……)

涼(あれが、僕の力になったのは……ホントだった)

涼(……やっぱり、すごい人なんだなぁ。なんというか、そこにいるだけで安心する……)

パーフェクトメモリー!

少し休憩

おつほ


ゆっくり休んでください

支援
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完結させてくれよー

―――

P「……さて、今日の仕事はこれくらいかな」

涼「そうですね。プロデューサーさん、この後は何を?」

P「そうだな……って、おや? あの姿は……」

真「あっ、プロデューサー!」トテテ

P「真じゃないか! 奇遇だな、こんなところで」

真「へへっ、ホントですね! 出て行っちゃった初日にまた会えるなんて、思ってなかったですっ!」

涼「ま、真さんっ!」

真「ああっ、涼!? 久しぶりだねっ! 元気にしてたかい?」

涼「はいっ! 嬉しいです、再会できて……」

真「ボクもだよっ! なんだか今日はツイてるなあ!」

P(おや? このふたりは、知り合いだったのか)

ツイてる?

真「それじゃあ涼! 再会を記念して、久しぶりにあれ、やってみよっか!」

涼「あれ? ああ、あれですね!」

真「うん! 拳と拳を合わせて……」

スッ

真・涼「だーんっ!」ダーン

涼「……ふふっ♪」

P「ははは、随分仲が良いみたいだな」

真「もっちろんですよ! ……って、あれ? 涼とプロデューサーが一緒にいるってことは……」

P「ああ、そうだよ。俺は、この涼ちゃんの……」

真「ああっ、言わないでくださいっ! もうすぐ、ボクにも答えがわかりますからっ!」

P「あ、ああ」

真「えーっと……今日プロデューサーは876プロに行くって言ってたから……」

真「涼は、876プロのアイドルだから……んーっと……」

ポクポクポク チーン!

真「」

移籍しました

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P「お、おいどうした? そんな顔して……顔面蒼白じゃないか」

真「ぷ、プロデューサー……」ワナワナ

P「何があったんだよ……真らしくないじゃないか」

真「……プロデューサーの……!」プルプル

涼「……真さん、大丈夫ですか……?」


真「プロデューサーの……浮気モノぉっ!!!」

P「えっ」


真「ボクというものがありながらっ、涼とふたりで仲良く歩いてたってことは……、そうなんでしょう!?」

P「そ、そうって? というか、ボクというものがありながらってなんだよ……」

真「ああっ、そ、それは違うんです! そういうことが言いたかったんじゃなくて……」カァァ

涼「ま、真さんっ! べ、別に私とプロデューサーさんは、そういうあれじゃ……!」

P(な、なんなんだ……、女の子同士の言うことって、たまにわけがわからないな)

申し訳ないがホモの三角関係はNG

真ニキ……

―――

真「すす、すみませんっ! ボク、早とちりしちゃったみたいで……」

P「いや、わかってくれたならいいんだけど……」

真「うぅ……なんだか、恥ずかしいなぁ……」

真「でも、それもこれも! プロデューサーと涼が、まるでカップルみたいに仲よさそうにしてたのが原因なんですからねっ!」

涼「か、カップルって……」

P「おいおい、そう見えたか? あっはっは、参ったなぁ!」

真「まんざらじゃなさそうですしっ!」

涼「……」

涼(……こういう誤解を受けると、真さんとの熱愛報道されちゃったときのこと思い出すな……)

涼(あのときはとにかく必死で、そんなことないってアピールしようとしてたっけ……)

涼「……?」

P「どうしたんだ?」

涼「あ、いえ……」

涼(……大ごとになってないから、だよね? 今、真さんに言われたことを否定しようって気持ちが、あんまり起きていないのは……)

保守

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紳士の集まるスレはここですか?

翌日 876プロダクション前

涼(昨日は色々あったけど……)

涼「うん、今日も頑張ろう! ……って、あれは」

絵理「……うぅ」

涼「絵理ちゃん、おはよ! どうしたの、元気ないみたいだけど……」

絵理「あ、涼さん……おはよう」

涼「なにか、嫌なことでもあった?」

絵理「……」

涼「あ、で、でも! 言いにくいことなら、いいんだけどねっ!?」

涼(女の子は、色々大変らしいからなぁ……周期的なアレで)

絵理「ううん、言いにくいってことはないんだけど……尾崎さんと、喧嘩?」

涼「け、喧嘩? 珍しいね」

絵理「うん……わたしの友達のこと、否定されちゃったから……」

涼「……」

鈴木さん・・・

涼「……そっか」

絵理「……わたしが怒ってるのを見て、尾崎さんも、悪かったって言ってくれたけど……」

涼「でも、絵理ちゃんはまだ、許せてないの?」

絵理「……」フルフル

涼「……」

絵理「そんなこと、ない? 誰に何を言われたって……サイネリアは友達だから」

涼「……大事な友達なんだね」

絵理「うん……だから、もう気にしてないんだけど……謝ってくれたし」

涼「ちょっと気まずいって感じ?」

絵理「そうかも……」

涼「……」

涼(女の子同士……あっ、尾崎さんは女の子って年齢でもないけど)

涼(女性同士のいざこざは、やっぱり難しいよね……)

涼(……こんなとき、プロデューサーさんなら、なんて言ってあげるのかな……)

ガチャ

涼「おはようございまーす」

絵理「……」コソコソ

P「おお、おはよう涼ちゃん! ……と、そこに隠れてるのは絵理ちゃんかな?」

絵理「は、はい……おはよう、ございます?」

P「どうしたんだ、そんなにコソコソして」

絵理「……尾崎さんは?」

P「ああ、今日は絵理ちゃんのセルフプロデュースでやらせるって言って、さっき出ていっちゃったけど」

絵理「……」ホッ

P「連絡、メールで来てなかったか?」

絵理「あ……来てたかも。確認してなかった……」

涼「……」

涼(絵理ちゃんも尾崎さんも……実はふたりとも、似たもの同士なのかな)

画像の支援が多いですね(もっとやれ)

―――

P「じゃあ涼ちゃん、今日はレッスンに行こうか!」

涼「はいっ!」

石川「ああ、ふたりとも。ちょっといいかしら?」

涼「社長、どうしたんですか?」

石川「実はね、来週に結構大きなオーディションの話があるのよ。涼宛てなんだけど」

P・涼「「本当ですか!」」

石川「ええ。何度か審査があって、割と狭き門なんだけど……どうする?」

P「もちろん、お受けします! なあ!」

涼「はいっ!」

石川「ふふ、そう言ってくれると信じていたわ。それじゃあ今週末に、一次審査があるから、よろしくね」

涼「オーディションかぁ……ふふっ、久しぶりだなぁ」

P「……ふむ、なるほど」ペラ

涼「プロデューサーさん、何を見ているんですか?」

P「石川社長からもらった、そのオーディションの資料だよ」

P「言っていたとおり、結構規模が大きいらしい。もしかしたら、その結果次第ではランクアップも狙えるかもな!」

涼「ランクアップ!? ら、ランクCアイドルになれるってことですか!?」

P「まあ慌てるな、そこで結果を残さなきゃ意味がないんだからな」

涼「結果……」

P「……そのためのレッスンだ! 最高の成果を出すためにも、今日は頑張ろうな!」

涼「……はいっ!」

もう876Pになればいいんじゃないかな

ID変わっても涼ちんちんぺろぺろ

涼ちんはたびたび見るけど愛と絵里のSSは全然ないな
特に絵里はさっぱり見ない

ダンスレッスンスタジオ

P「涼ちゃんは、ダンスが得意なんだっけ?」

涼「は、はい……ボーカルやビジュアルに比べたら、って感じですけど」

P「ふむ、それなら運が向いてるな! 今週の流行情報によると、ダンスがダントツでトップだから」

P「とにかく今週末の一次審査に向けて……残りわずかしか日数はないが、ダンスを中心にレッスンを重ねていこう!」

涼「はいっ! ……って、プロデューサーさん。あの人は……」

P「ん? ……ああ!」

あずさ「あら、プロデューサーさん~」

涼(こ、この人、テレビで見たことある! えーっと、確か……)

P「あずささんも、今日はレッスンですか?」

あずさ「そうなんですー。ふふっ、こんなところでお会いできて、嬉しいわ~」ポワポワ

涼(そうそう、765プロの三浦あずささんだ!)

絵理のは俺も見たことがない
愛ちゃんはたまにある Pの嫁になるやつは良かった

しえんしえん

あずさ「あの子が、プロデューサーさんが876プロで担当していらっしゃる子なんですか?」

P「ええ。秋月涼といって……律子の……」

あずさ「まぁ……ふふっ」

ワイワイ

涼「……」

涼(三浦あずささんも、プロデューサーさんがプロデュースした人なんだ……)

涼(やっぱり、凄い人なんだなぁ……プロデューサーさん)

涼「……でも……」ポツーン

涼(な、なんか、置いてけぼりにされてる気分……)

涼(こんな有名人に会えるチャンス、めったにないんだから……話しかけてみればいいんだろうけど)


P「キャッキャ」

あずさ「ウフフ」

涼(……うう、ふたりが良い雰囲気すぎて、間に入りにくいよ……)

ズキ

涼(……あれ? なんだろ……今の……)

Pで自由にやれないから?
つまりロンゲが悪いんデス

涼「……プロデューサーさん。あの……」クイクイ

P「ん? ああ、すまなかったな、涼ちゃん。つい話に夢中になっちゃって」

P「紹介するよ、三浦あずささんだ」

あずさ「うふふっ、これからよろしくね~」

涼「は、はいっ。あの、私、秋月涼って言います! あなたのことはテレビで何度も見たことありますっ!」

あずさ「まぁ、ありがとう。こんな私を知ってくれているなんて、とっても嬉しいわ~」

涼「こんな、なんて言い方……あずささんは、もうとっても有名じゃないですか。トップアイドルと言ってもいいくらい……」

あずさ「そう言ってくれるのは光栄なことだけど……決して、そんなことはないのよ?」

あずさ「まだまだ私は、私の目標に向けて歩いている途中ですもの……これからもっともっと、頑張らないと」

涼「目標……」

あずさ「こうして知り合えたのも、何かの縁ですし……これから、一緒に頑張りましょうね? 涼ちゃん♪」

涼「……はい!」


涼(……なんて良い人なんだろう)

涼(一瞬でも……やだな、って思っちゃった自分が、恥ずかしいよ……)

保守ですよーー‼

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絵理が悪いんちゃう、愛ちゃんや涼ちんのインパクトが強すぎるんや……

ダンスレッスン中

トテン

涼「ああっ、つまづいちゃった……」

あずさ「涼ちゃん、そこはね……」


P「……」

P(ここで出会ったのも何か縁、というあずささんのお言葉どおり。涼ちんのダンスレッスンを、あずささんに見てもらえることになった)

P(俺が指導するよりは、ずっとずっと効率が良いだろうからな)

P(しかし……)


あずさ「……んっ……はっ……」プルプル

P(あずささんの、揺れる体……)

涼「ふっ……よいしょっ」ピッ

P(涼ちんの、飛び散る汗……ほどよくついた、しなやかな筋肉……)


P「……」スタッ

P「ちょっとトイレにいってこよう」

りゅんりゅんで頼む(真顔)

武田は出ないんか

支援

30分後

P「……ふぅ」

涼「あっ、プロデューサーさんっ!」

P「おお、涼ちん。うふふ」

涼「ま、また涼ちんって……それより、どこにいってたんですか? 随分姿が見えなかったみたいですけど」

P「ああいや、ちょっと俺のPをPしててな……」

涼「?」クイ

P(首をかしげてる。かわいい)

P「……あ、あずささんは? もう指導は終わったのか?」

涼「あ、はい。途中で律子姉ちゃんが来て、なんでもユニットの話がどうこうって……」

P「ふむ……律子なりに、何か新しいことを始めようとしているのかもしれないな」

涼「……えへへ、なんだか、とってもダンスがうまくなった気がします! これもあずささんのおかげですね!」

P「ああ! この調子で頑張ろうな!」

涼「はいっ!」

パーフェクトレッスン!

>>46
クソワロタ

P「さあ、シャワーを浴びたら、事務所帰ろうか。汗を流しておいで」

涼「はいっ!」

トテテ

P「……?」

『男子更衣室』

P「!!? りょ、涼ちゃん!?」

涼「え? どうかしたんですか?」

P「そ、そこは男子更衣室だぞっ! 女子更衣室はあっち!」

涼「え……あっ、ああああ!!」

涼(どっ、どどどどどうしよう! いつもはひとりで、周りに人がいないのを確認してこっそり使ってたから……!)

涼(つい、クセで……!)

涼(と、とにかく……この場は誤魔化さないと)

涼「……ま……」

P「ま……?」

涼「まっちがっちゃいましたぁ~☆」

P「……間違えた? あはは……それなら仕方ないな! まったく、このおっちょこちょいさんめ☆」

コツン

涼「えへへ♪ それじゃあ、私はこっ……ち……で」

『女子更衣室』

涼「……」

P「うんうん! さあ、名残惜しいがその汗を流すために生まれたままの涼ちんになってくるんだ!」

涼「…………」ダラダラ

P「……どうした?」

涼(どうもこうもないよ! なんにも問題は解決してないっ、というか、もっと悪化してるじゃない!)

涼(じょっじょじょじょ女子更衣室に入るなんて……そ、そんなのムリムリムリ!)

涼(そもそも、僕の私物は男子更衣室のロッカーに入ってるのに!)

涼(どぇっ、どぅどぅえどうしたらぁ~~……!!)

P「……お、おいおい。汗がさらに流れてるぞ」スンスン

涼「え、えへへ……」

あずさ「……あら? 涼ちゃんじゃない~!」

涼「ああ、あずささん!? 律子姉ちゃんと帰ったんじゃ……!」

あずさ「そう思ったんだけど……偶然、この子に会っちゃってね」

愛「涼さんっ! 奇遇ですねっ!」ピョン

涼「あ、愛ちゃん……」

あずさ「律子さんと一緒に、ちょっとだけ愛ちゃんのレッスンを見てあげることになったのよ~」

愛「もうバッチリですっ! さいっこーなレッスンが出来ましたっ!!」

涼「え、律子姉ちゃんと一緒……? ということは……」

律子「……」

涼(ぎゃおおおおん!!!!)

よいぞよいぞ

律子「……ちょっと涼? こっちに来なさい」グイッ

涼「なんでしょうか……」

律子「見間違えだったらごめんね。だけど、ちょっと気になることがあったから」

涼「……」

律子「あなた今……女子更衣室に入ろうとしてなかった?」

涼「! こ、これには深いわけが……」

律子「へぇ~~? 何、どういうわけが説明してごらんなさいよ」

涼「だっ、だからっ……!」

あずさ「涼ちゃんも、シャワーを浴びようとしてたのよね?」ヒョコ

涼「!?」

愛「そーですよねっ、こんなに汗だらだらなんですもんっ! えへへ、レッツゴーですっ!」グイグイ

律子「ひ、日高さんっ、ちょっと待って! この子は本当は……」

涼「律子姉ちゃん!!」ヒソヒソ!

律子「な、何よ」

涼「あ・の・こ・と・は、ヒ・ミ・ツだからぁっ!!」ヒソヒソ!!

もうバラしてPと一緒に洗いっこすればいいんじゃないかな

男?別に構わない(笑顔)

律子「ヒミツってあんた……まだバレてなかったの?」

涼「う、うん……」

律子「……もしかして……」チラ

P「……?」

律子「……プロデューサーにも?」

涼「そうなんだよぉ……社長に言われて、それで……」

ゴニョゴニョ

律子「……なるほど。携帯を没収、か。だからいくら連絡しても返事がなかったのね」

涼「だ、だからっ、ここでバレるようなことは……」

律子「……」

律子「……はぁ。わかったわよ、それじゃあ私も、ちょっと協力してあげるから」

涼「ほ、ホント!?」

律子「ちょっと待ってなさい」タタッ

涼(良かったぁ……なんだかんだ言っても、やっぱり律子姉ちゃんは僕の味方なんだよね……)

律子「はい、これ」スッ

涼「……なにこれ?」

律子「見てわからない? 水着よ。女の子用の競泳水着」

涼「……これでどーしろと?」

律子「これを着て、さっさと女子更衣室でシャワー浴びちゃいなさい」

涼「……え」

律子「これなら、大事な部分を隠せるからバレやしないでしょ? ふふ、我ながらナイスアイデアね!」

涼「あの……」

律子「みんなには、涼は恥ずかしがりやだからって説明しといてあげるから。お姉ちゃんに感謝しなさいよね?」

涼「……」

律子「みんなー、ちょっと聞いて! 実はね……」

みんな「なるほど~」

涼(ぎゃおおん!!! 前言撤回だよぉ!!!!)

涼(やっぱり律子姉ちゃんは悪魔だったんだ!!!!!)

ちんちんおっき

陰茎の硬度がどうのこうの

涼「律子姉ちゃん!」ヒソヒソ!

律子「何よ……」

涼「その……いくら僕が隠したって、目に入っちゃうでしょ、色々!」

律子「目を瞑りなさい。心の目で見るのよ」

涼「そ、そんなこと言ったって……! それに、こんな競泳水着じゃ、ぴったりすぎてカタチが……!」

律子「(笑)」

涼「ひどすぎる……! か、カタチが、大きくなっちゃうことも……あるかもしれないでしょ!」

律子「うわぁ……あんた……そんな下ネタ、言う子だったっけ?」

涼「うぅ……」

律子「煩悩なんて捨てなさい。さ、行くわよ」

涼「あああああ……!」ズルズル

律子「あ、ちなみに……私のことちらっとでも見たら、どうなるかわかるわよね?」

涼「見ないよバカ姉ちゃん!!!!」

律子「あ?」

涼「……なんでも、ないです……」

シャワールーム

モヤモヤ……

涼「……」

愛「わあっ、すっごいですっ! あずささんのっ! 憧れちゃうなぁ~……」

あずさ「ふふ、ありがとう。でも、そんなに良いものでもないのよ~?」

愛「そーなんですかっ?」

あずさ「ええ、肩が凝っちゃったりするし……」

涼「…………」

愛「でもでも、これぞオトナの女ー! って感じですっ! 律子さんもそうだしっ!」

律子「あら、私なんてあずささんに比べたらまだまだよ」

愛「どうしたら、そんなに大きくなれるんですか?」

あずさ「んー……、これと言って、特にしてきたこともないけど……あ、でも、カタチが崩れないようにマッサージとか」

涼「………………」

支援

すまないが寝させてもらう

愛「マッサージ?」

あずさ「ええ、例えば……」

ミュニュ

愛「ひゃあっ! あは、あははっ、く、くすぐったいです~……!」

律子「日高さんも、その年にしては……うん、良い感じじゃない」

愛「そ、そんなことっ! うひゃ、あはははは!」

涼「……」ガラッ

あずさ「あら、涼ちゃん。もういいの?」

涼「……は、はい……」

愛「涼さん、ずっと目つぶってましたけど……シャンプー、入っちゃったんですか?」

涼「う、うん……まあ、そんなところ……お先に失礼しますっ!」

だだだっ!

涼ちんならコツカケで男性部分のふくらみを小さく見せれるにちがいない

小さく見せる必要のない俺は勝ち組

P「……おお、涼ちゃん!」

涼「……ぷ、プロデューサーさん……」ポタポタ

P「水もしたたる良い女だな! って、あれ……?」

涼「う、うぅ……」ポタポタ

P(垂れてる水滴は、髪から落ちているものだけじゃない……?)

P「ど、どうしたんだ? というか、またトレーニングウェア……?」

涼「もうっ、帰りましょう! 一刻も早く、ぼ……私、一人になりたいんですっ!」

P「……なにがあったんだ? それに、さっきから前かがみだけど……」

涼「聞かないでください~……う、うぅ……」

P「……」

P(……女の子には、やっぱり色々あるんだな……ここは、聞かないでおいてあげよう)

少し休憩
長くなるかもしれないけど完結はさせるつもり

舞ってる

頑張れ
前かがみになって一人になったときの描写も頼む

帰りの車内

ブロロロ……

涼「……」モジモジ

P「……」

涼「うぅ、まだ……おさまら……」ブツブツ

P「……涼ちゃん」

涼「は、はいっ!」

P「さっき何があったかは聞かないけど……話せるときになったら、いつかは話してくれると嬉しい」

涼「……」

P「この短い間とは言え、俺は君だけのプロデューサーなんだ」

P「だから、良いことも悪いことも……ふたりで共有しあっていきたいんだよ」

涼「……プロデューサーさん……」

天使かと思ったら涼ちんだった…

涼ちんの涼ちんがSランクアイドルか

涼ちんの涼ちんがりゅんりゅんするのか

涼「プロデューサーさんは……、どうしてそこまで、私に優しくしてくれるんですか……?」

P「そんなの、決まっているだろ。君に笑顔で、アイドルを続けて欲しいからさ」

涼「……!」

P「俺の方から、『あれをやれ、これをするな』とは、出来るだけ言いたくはない」

P「あくまで、俺が出来るのはサポートだからな……」

涼「サポート……」

P「君に心から楽しんで欲しい……そう思っているから、こういうことが言えるんだ」

P「そうして、少しでも多くのファンのみんなに……涼ちんの最高に可愛い笑顔を届けたいんだよ」

涼「……えへへ……また、涼ちんって……」

P「……ふふっ、やっと笑ってくれたな?」

涼「あ……」

P「やっぱり、君の笑顔は素敵だよ。何よりも……」

涼「……」

ポロリ……

これ男ってバレたらPどんな反応するんだろうな

ポロリ(意味深)

P「!? ど、どうした? 急に泣き出して……」

涼「……あ、いえ……」

ポロポロ……

P「おい、大丈夫か……?」

涼「み、見ないでください! ……ミラーばっかり見てると、事故になっちゃいますから……」

P「あ、ああ……」

涼「……」

P「……」

涼「……なんだか……う、うれしぐ、なっちゃって……」

P「嬉しい?」

涼「はい……こ、こんなに、優しい言葉をかけてもらえたの……ひぐっ……私、随分、久しぶりだったから……」

P「……」

涼「私がアイドルになってから……ずっと、ずっと緊張しっぱなしで……!」

涼「だから……っ! な、なぎだいくらい……あなたの優しさが、嬉しいんです……!」

ポロポロ……

男でもいいじゃんってなる

朝まで保守頼むぜ

その夜 涼ちんの部屋

涼「……」

涼「プロデューサーさんに……かっこわるいとこ、見せちゃったな……」

涼(あのあとプロデューサーさんは、何も言わずに……僕が泣き止むまで、待ってくれた)

涼(……やっぱり、あの人はすごい人なんだ。そばにいて、たまに頭を撫でてもらうだけで……)

涼(こんなに……安心した気持ちになれるなんて……)

涼「……」ジワァ

涼「!」

ブンブン

涼「お、思い出したら、また泣きそうになっちゃった。えへへ……」

涼「……よし、気晴らしに……」

チラ

ティッシュ箱「よぉ」

涼「自家発電でもしよう!」

涼(そうだよ、僕はこのために、一刻も早くひとりになりたかったんだから!)

よぉ


スルスル……

涼「……うわ、すごい……」

涼「……」

スッ

涼「……ぅんっ……」

涼「……あ、そういえば……」

涼「まなみさんから誕生日プレゼントにもらった、ローションがあったんだっけ……」

涼「……使って、みようかな……」

キュポン ヌルヌル……

涼「……」

クチュ

涼「……っ!」

涼「はぁっ……んっ……」

クチュクチュ

涼ちんがまだ男の子しててよかった?

お、お尻は…

むしろローション使うならおしりでやってないはずがない

涼「……だ、だめぇっ……!」

ニュルニュル

涼「これっ……刺激、す、すごすぎて……なんにも、考えられっ……!」

涼「……っ!」

スポン

涼「ひゃあっ! ま、間違って、お、おし……」カァァ

涼「……でも……」

ヌププ

涼「……む、むりむり……こ、こわいよぉ……」

涼「……こっちは、また今度……」

クチュクチュ

涼「……っ」

ピリピリ

涼「……!!」

涼(あ、あの……ぴりぴりってする感覚……も、もう? いつもより、随分早い……)

まなみさんはなんでローションをプレゼントしたんですかねぇ・・・

waffle waffle

涼「はぁ、はぁ……っ!」

涼「だ、だめっ……もう、限界っ……!」

ニュルニュル

涼(何か、何か考えないと……なんか、刺激だけで……するのは、もったいないもんね……)

涼「何か……な、何か……!」

ピリピリピリ

涼「……! も、もう……!!」

涼「……くっ……!! で、出ちゃ……!!」


『涼ちん』

『やっぱり、君の笑顔は素敵だよ。何よりも……』


涼「!? な、なんでここで、あの人の……顔がっ……!?」

涼「……―――!!!!!!」

―――

涼「……はぁ、はぁ……んっ……」

涼「……」

涼「あ、ティッシュ……間に合わなくて、いろんなとこに……」

涼「なんか、いつも以上に……あれ、だったから……」

涼「……そうじ、しないと……ね。よいしょっと……」ムクリ


フキフキ……


涼「……」

涼「……最低だ……僕って……」

最高の間違いだ涼ちん

あるある

ちょっと参考画像ありませんかね?

ないない

シャワー室を思い出さない涼ちんはアイドルの鏡

早く早くPとのアナルセックスを早く

翌日 876プロダクション

ガチャ

涼「お、おはようございまーす……」

P「ああ、おはよう!」

涼「ぷ、プロデューサーさん……!」

涼(どど、どうしよう……まともに、顔が見れないよぉ……)

P「ん? どうした涼ちゃん。顔伏せちゃって」

涼「! ななな、なんでもないですっ!」バッ

P「顔も、少し赤くなってるぞ? 熱でもあるんじゃ……」

ピト

涼「ひゃあっ!」

P「ふんふん……やっぱり、おでこが熱くなってる。風邪か?」

涼「そっ、そそそ、そんなことないですっ! 大丈夫、すぐに直りますからぁ!」

P「直る? 治るじゃなくて……?」

涼(うぅ……は、離れたいのに、動けない……!)

これはりゅんりゅんですわ

しえん

涼「……すみません、もう、だいじょぶです……」

P「そうか……無理せず、きつかったらすぐに言うんだぞ?」

涼「はい……」

涼(僕、本当に……どうかしてる……)

涼(プロデューサーさんのことは、なんとも思っていない……ただの、今だけのパートナーなのに)

ズキ

涼(……今だけ、か……そうだよね)

涼(いつか、プロデューサーさんは……また765プロに、帰っていっちゃうんだもん)

涼(……やだな、って思っても……そんな、私の意志なんて、関係ないんだもんね)

涼「!!?」

P「ど、どうしたんだ? やっぱり具合が……」

涼「あ、いいえ! ホント、大丈夫ですから……!」

涼(やばいやばいやばいやばいやばい)

涼(やばいことに気付いちゃったよぉ!!)

涼(いま、僕……心の中で、自分のこと、なんて呼んだの?)


――……やだな、って思っても……そんな、私の意志なんて、関係ないんだもんね……――


涼(わ、私? 『私』って言った?)

涼(誰にも聞かれていない、心の中なのに?)

涼(そ、それに……これだけじゃない)


P「さあて、今日の予定は、っと……」

涼「……」ドキドキ

涼(それに……何より、このことを考えていなかった)

涼(大切なことを……!)


涼「……っ!」ゴクリ

涼(……僕は、本当は男の子で……)

涼(プロデューサーさんも、男だってこと……それが、さっき、頭になかったんだ……!)

涼(まるで……、そんなことはどうでもいい、って感じで……!)

心の声まで乙女ですやん

P「――ちゃん、涼ちゃん!」

涼「は、はいぃ!?」

P「大丈夫か? ぼーっとしてたみたいだけど……」

涼「……す、すみません……えへへ、ちょっと、寝不足で……」

P「……やっぱり今日は、休みにするか?」

涼「だ、だめですっ! オーディションの一次審査まで、もう何日もないんですからっ!」

P「それはそうだけど……」

涼「……」スゥ…… パシーン!

P「!?」

涼「いたたた……ほっぺが痛い……でも、もうこれでバッチリ、気合は入りましたからっ!!」

P「ははは……まるで男の子みたいな気合の入れ方だな」

涼「わ、私は女の子ですよ?」

P「わかってる、わかってる……こんなに可愛い子が、男の子のはずないもんな」


涼(……とにかく。今はヘンなこと考えないで……レッスンに集中しないと!)

涼(色々考えるのは、それからだっ!)

数日後 オーディション会場

涼「……よし!」

P「気持ちはばっちりか?」

涼「大丈夫ですっ! この日のために、毎日頑張ってきたんですから!」

涼(ついに、オーディションの一次審査の日がやってきた……)

涼(プロデューサーさんは、大丈夫だって言ってくれたけど……ううん、油断しちゃだめ!)

涼(僕の目標のために……ここでなんとしてでも、勝ちを取らないとっ!)

涼「それじゃあ、行ってきま――

夢子「あっ! も、もしかして、秋月涼さんですか!?」

涼「え? そうですけど……君は……?」

夢子「私、桜井夢子って言いますっ! 実は私、涼さんの大ファンで! お会いできて嬉しいですっ!」

涼「そ、そうなの? えへへ……ありがとう! なんか、嬉しいなぁ」

涼(お、女の子のファンだ! 初めて見るかも……!)

P「……」

P(……なんか、ひっかかるな……この子、どこかで見たことあるような)

大変だ
隣の部屋から喘ぎ声が聞こえるんだ

大声でキラメキラリ歌え

夢子「涼さんも、今日のオーディションに?」

涼「うん。……というか、『も』ってことは、夢子ちゃんも?」

夢子「はいっ! 実は私もアイドルやってて……でも私なんかじゃ、涼さんと一緒のオーディションじゃ負けちゃうだろうなあ」

涼「そ、そんなことないよ! 一緒にがんばろ? ね?」

夢子「えへへ……そういってくれて、嬉しいです。精一杯、頑張りますね♪」

P「……!」

P(そうだ、この子は……!)

夢子「あ、それと涼さん、聞きました? オーディション会場が変更になったって話」

涼「ええ!? そ、そうなの!?」

夢子「私もさっき、ここの会場に来てから知ったんですけど……」

涼「教えてくれてありがとう! それで、その場所っていうのは?」

夢子「それは――

P「ゴホンゴホン! あー……ちょっと待ってくれないか」

涼「え? ど、どうしたんですか、プロデューサー?」

夢子「……あなたは?」

P「涼ちゃ……いや、涼のプロデューサーだよ」

涼(あ、呼び捨て……えへへ、こういうのもいいなあ)

夢子「っ! プロデューサー……? そんな、前まではそんな人、いなかったはずなのに……」ブツブツ

P「会場が変更になったという話は、俺は聞いていない。もしかしたらそれは、君の勘違いじゃないか?」

夢子「……で、でもっ……」

P「……なんなら、俺が今からこのオーディションの責任者に連絡を取って確認してみるけど、どうする?」

夢子「……そ、そんなことできるんですか?」

P「ああ。なんといっても、何度もお世話になった人だからな」

夢子「……あなた、一体……?」

涼「夢子ちゃん、この人はね……765プロの――

P「はい、ストップストップ。……まあ、そんなわけだから、さ」

夢子「……ぐぬぬ……」

P「さ、行こうか、涼」グイグイ

涼「は、はい……ごめんね、夢子ちゃん」

涼ちんいらなそうだから
夢子は貰っていきますね

どうぞどうぞ

サイサリスさんあげるよ

サイネリアちゃんマジ可愛い

>>187
どうも

P「それと……」クルリ

夢子「な、なんですか?」

涼「……?」

P「……涼は、先に行っててくれ。すぐに済むから」

涼「は、はい……」ステテ


夢子「……まだ何か、お話でも?」

P「……君のことは知っている。これまでやってきたこともな」

夢子「っ! な、なんのことでしょうか……」

P「俺はな、こう見えて色々と顔が広いんだ。プロデューサー歴も随分長いしな」

夢子「……」

P「……君なら、自分の実力でもやっていけるさ。姑息な手段なんて使わなくてもな」

P「これから先、涼に近づく分には構わない。だけど……もし、万が一ってことがあったら、こちらにも考えはある」

夢子「考えですって……?」

P「まぁ、例えばの話だけど……君が出るオーディションすべてに、ランクB以上のアイドル達をぶつける、とかな」

夢子「……!!」

>>187
こんなとこでGP02を拝めるとは

夢子「……」

夢子(嘘をついているような目じゃない……)

P「……ま、今日はお互い、精一杯頑張ろう。素の力でな」

夢子「……はい……」

―――

P「すまない、またせたな」

涼「なんの話をしていたんですか?」

P「ああ、大したことじゃないよ。これからもよろしく、全力で頑張ろうなって話だ」

涼「……?」


P(……まあ、俺がさっき彼女に言ったことは……やろうと思えば出来るけど)

P(そんな目には目を、みたいなやり方は絶対にしない)

P(それに……涼ちんなら多少の嫌がらせを受けたって、それを跳ね除けるくらいの力もある)

P(……ちょっと、余計なお世話だったかな……)

スタッフ「……合格者は以上です! 合格した皆さんには、数日後に二次審査を……」

―――

涼「プロデューサーさんっ! やりましたよっ、合格しましたぁ!」

P「ああ、よくやったぞ涼ちん! ダントツで一位だっ!」

涼「ふふっ、プロデューサーさんのおかげですね!」

P「そんなことはないさ。実力が伴っていたからだよ」

涼「またまた、謙遜しちゃって……ふふ、ふふふ♪」

P「あはは、嬉しそうだな、涼ちん!」

涼「ま、また涼ちんって! もう……。って、あれ……」

夢子「……」

涼「夢子ちゃんっ! 夢子ちゃんも合格したんだよねっ! おめでと――

夢子「……っ」ダダッ

涼「……う、って……。行っちゃった……」


P「……彼女なりに、今日の反省点を見直してまた頑張る、って言ってたぞ」

涼「えっ、プロデューサーさん、夢子ちゃんと話したんですか?」

P「ん、ああ。ちょっとな」

涼「……そう、ですか……」

P「さあ、事務所に帰ろうか。一次審査突破記念パーティだ!」

涼「ぱ、パーティなんて、まだ気がはやいですよぉっ!」


涼(……プロデューサーさん、オーディション前も夢子ちゃんとお話してたし……)

涼(それに、今も……随分、仲良くなるのが早いなぁ……)

涼(……やっぱり、敏腕プロデューサーだから……だもんね。女の子の扱いは、きっとお手のもの……)

涼「……」

ズキ……

涼(プロデューサーさんが、誰と仲良くなったって、関係ないのに……)

涼(なんか、モヤモヤするな……)

涼(……だっ、だめだめ! 今は、次のオーディションに向けて、気持ちを入れなおしていかないと!)

これはいい
しえん

15分休憩します

ほしえー

ちんちん

ほしゅほしゅ

日曜日

涼「今日は日曜日だ! ふふっ、何をしよっかな?」

涼「……と、言っても……もうすぐオーディションの二次審査があるから、あんまり遊んでばっかりもいられないよね」

涼「……」

涼(いつもだったら、愛ちゃんや絵理ちゃんのアイドル活動を見にいくところだけど……)

涼(なんか今は、そんな気も起きないなあ……は~あ……)

涼(……プロデューサーさんも、今日はしっかり体を休めるように、って言ってたし……)

涼(家にいようかな……)

携帯『スキスキ♪ ダイスキ♪ マルデ ジェットコースター ミータイネー♪』

涼「!」ガバッ

涼「こ、この着信音は……」

………………………………
 着信:プロデューサーさん
………………………………

涼「ぷ、プロデューサーさん……!」

携帯『イツデモ ドキドキ ハッピー……

ピッ

涼「も、もしもし……プロデューサーさん?」

P『ああ、涼ちゃん。すまないな、わざわざ休みの日に電話して……』

涼「い、いえ……どうしたんですか?」

P『いや、実はな……ちょっと、頼みがあってさ』

涼「頼み……?」

P『うん。えーっと……』

涼「……」

P『今から俺と、デートしないか?』

涼「……ぇ……」


涼「うぇぇえええええぇええっ!!?」

着信音がもう・・・

涼「えっ、その、あのっ! ででで、デートって……!?」

P『ああ、ごめんごめん。言い方が悪かったな』

涼「……えーっと……」

P『新しい衣装を買おうと思うんだよ。懇意にしてるショップがあるから、そこでさ』

涼「……私の、ステージ衣装?」

P『ああ。いつもは、ファンの方からもらった衣装を着てるだろ? それ以外にも二、三着、もうそろそろ持っておかないと』

涼「……」

P『……と、思ったんだけど、ダメかな? あ、いや、用事があるなら無理にとは言わないんだけど』

涼「い、行きますっ! 用事なんて全然ないですからっ! 是非行かせてくださいっ!!」

P『おお、そうか! じゃあ、……時に、……に待ち合わせということで』

涼「は、はいっ! それじゃあ、またあとで……!」

ピッ

涼「……」

涼「…………」

涼(よ、喜んでなんかないよ。ただ、暇だった休日に、良い時間潰しが出来たから……、ただそれだけだから……)

涼ちんかわいい

チン皮?

ソワソワ

涼(ああどうしよう、何を着ていこう……!?)

涼(ああっ! ていうか、プロデューサーさんと会うんだから、女の子の格好していかないとダメだよねっ)

涼(となると、一回シャワーを浴びて、メイクもしないと……髪もボサボサだし……)

涼(に、ニオイも……なんか、汗っぽいし……)スンスン


涼「えーっと、と、とにかく! ま、まずは速攻でシャワーを……っと、うわわわ!?」

どんがらがっしゃーん!

涼「あいたたた……もうっ、なんでこんなところにサッカーボールが転がってるのっ!」

涼「まるで男の子の部屋みた……い……」

涼「ぎゃおおおおんん!!!!」

涼「ぼっ、ぼぼぼ僕は男の子だよっ!!!」

涼「そもそもなんでっ、こんなにナチュラルに、女の子のデートの準備が頭に浮かぶんだよぉっ!」


涼(うぅ……も、もう……なんなの……)

涼(どうしてプロデューサーさんのこととなると、僕はこんなに、落ち着いていられないの……!)

支援。

ヤバい可愛い

なんか目覚めそうだわ

―――

涼「はぁっ、はぁっ……! ぷ、ぷろでゅーさーさぁん……!」

P「……ん、おお、涼ちゃん!」

涼「すっ、すみません……おまたせ……うぅ……しました……」

P「いやいや、気にしないでくれ。随分急いで来たみたいだな……」

涼「はっ、はい……じゅ、準備は万端、だったはずなんですけど……」

ツツー……

P(涼ちんの汗)

涼「プロデューサーさんを……んっ……待たせてる、って思うと……はぁ、はぁ……」

涼「なんか、急がなきゃ急がなきゃって……思っちゃって……うぅ」

P「そんな、遅れるって連絡はちゃんとしてくれたんだから……ゆっくり来てくれれば良かったのに」

涼「でも……っ!」


涼(うう……も、もう……、ダメダメだよぉ……)

涼(アタフタしまくり……髪は結局ボサボサになっちゃったし……ヒールは、折れてないけど……)

涼(こ、こんなんじゃ、幻滅されちゃうかも……!)

順調に乙女度進行中で何よりです

精神崩壊バッドエンドはまだですか


涼(……げげげ、幻滅ってなに!?)

涼(あわわわ……そんなのまるで、恋する女の子みたいじゃないかっ!)


涼「……と、とにかく……ごめんなさい、こんなボロボロで……」

P「あはは……涼ちゃん。いつもより、お洒落してきたんだな」

涼「そ、そうですか……? えへへ……こないだ、愛ちゃん達と買いにいったんです、この服……」

P「いつもはしないのに、今日はネイルもしてるじゃないか」

涼「……それは……プロデューサーさんと、会うから……」

涼(……本当は。それはただ……プロデューサーさんに、女の子じゃない、ってこと、バレたくなかっただけ……で……)

P「……可愛いよ。よく似合ってる」

涼「……っ」

涼(それだけ……のはず、なのに……)

P「でも、いつも通りの君でも……、俺は良かったんだよ。いつだって、どんな格好をしてたって、君は……可愛いから、さ」

ナデナデ

涼「……!!!」

いいよ
いいよ!

P「っと、すまない、また気安く頭を……」

涼「……――っと……」

P「え?」

涼「もっと……撫でてくれても、いいです……」

P「……」

涼「そうしてくれたら……私も、嬉しい……ですから……えへへ」

チラ

P「っ!」

P(こ、この場面で上目遣いとか卑怯だろ……危ない危ない、あやうく抱きしめるところだった)

P「あ、ああ……それじゃ、遠慮なく……」

ナデナデ……

涼「……ふふっ……なんだか、落ち着きます……」

P「そ、そうか……それはよかった……」


涼「……プロデューサーさん?」

P「ん? どうした?」

涼「今日、私、一日暇なんです。だから……その……」

P「……いやいや、だめだめ。もうすぐオーディションなんだから……この買い物が終わったら、家に帰って休むんだ」

涼「……はーい……」

P「ははは、そうふくれっ面になるなよ……」


涼(……なんか、よくわからなくなっちゃった)

涼(僕は、プロデューサーさんに、どう思われたくて……)

涼(どう、思われたくないのか……)

涼(……でも……)


涼「ふふっ、それじゃあ、行きましょっか♪」

P「う、うん……」


涼(今だけは……そういうの抜きにして、思いっきり楽しんでも……いいよね?)

その夜 涼ちんのお部屋

涼「……」

涼「…………」

涼「………………」


涼「ぎゃおおおおおおおん!!!」

ゴロゴロ

涼「ぼ、僕っ! ななな、なんてことを……言っちゃったの……!」

涼「僕は男の子なのにっ! 弱々しかった自分を変えたくて、アイドルになろうって思ったはずなのにっ!!」

涼「イケメンになって、男の人から告白されるような、女々しい自分から卒業したかったはずなのにぃ……!!」

ゴロゴロ……

涼「それなのにっ……あ、あれじゃあ、まるで……!」

涼「ま、まるで……、あれだけ、そう思われるのがイヤだった……」

涼「女の子そのものじゃないかぁっ! うあうあうあうあ~~!!!」

ニタニタ


ゴロゴロ

涼「……」ピタ

涼「……プロデューサーさんに、へんだって……思われなかったかな……」

涼「こんな……男とも女とも言えない、僕を目の前にして……プロデューサーさんは……」


涼(……可愛い、って……言ってくれたけど……)

涼(も、もしも……実は全部、見抜かれていたんだとしたら……?)

涼(そうじゃなくても……僕が本当は男の子だ、ってバレちゃったら……そのときプロデューサーさんは、僕のことを……)

涼(き、キライに……? なるよね、当然、だよね……)

涼「うぅうぅううう……!」ジワ

ポロポロ……

涼「うぇええん……!」


ポロポロ……

涼「うう……ひっく、えぐ……」


涼(もしも、もしも……って)

涼(そんな、まだ何もわからない未来のことを想像したら……なんだか、泣けてきちゃった……)

涼(どう思われたって、構わない。だって、僕はアイドルで、あの人はただのプロデューサーで……)

涼(本当は、そのはずなのに……)


涼「き、嫌われるのだけは……っ……イヤ、だよぉ……!」

涼「うわぁあああん!!!!」

うむ


涼(……デートは、とっても楽しかった)

涼(でも……楽しかった分、ひとりになったとき、こんな気持ちになるなんて)

涼(……今まで、知らなかった……)


涼「う、うぅ……」

ガサゴソ

涼「……ぁ、あった……。今日買ってもらった……新しい、ステージ衣装……」

涼「えへへ……これも可愛いって、言ってくれたっけ……」

涼「僕ったら、そんなこと言われて、つい舞い上がっちゃって……」

ぎゅっ……

涼「……プロデューサーさん……」


涼(もう……今なら……少しだけ、あのクラスメイトの気持ち、わかるかもしれない……)

『お、男でも関係ない! 俺は、秋月のことが、好きなんだよぉ! ハァハァ』

涼(……彼については、僕自身、なんとも思っていないけど……)

涼(その、熱くなってしまった気持ちは……今なら、少しだけ……)

俺がいた


涼「……」

涼「そうだよ……僕は……もう……」


涼「気が付けば、僕のこの気持ちは、もう……、こんなに、大きくなっちゃってたんだ」

涼「……僕は……」

涼「プロデューサーさんのことが……」



涼「……すきなんだ……!」



涼(……もう、自分の気持ちに嘘はつかない。いや……つけない)

涼(僕が男だとか……プロデューサーさんが男だとか……そんなことはもう、関係ないんだ)

涼(もちろん、僕が男色家というわけでもない……ただ、たまたま……そう、たまたま、なんだ)

涼(たまたま、好きになった人が……男の人だった。……ただ、それだけなんだ)

涼(この気持ちを持つこと……この気持ちで、熱く心臓を高鳴らせること)

涼(男とも女とも言えない、こんな中途半端な僕だけど……それだけは、決して、間違ったことじゃないんだ……!)

30分ほど休憩します

ちん……

 

月曜日 876プロダクション前

涼(……もう、昨日までの僕じゃない)

涼(僕は……生まれ変わったんだ! ううん、なんて素晴らしい朝の空気なんだろう!)


愛「あっ、涼さーんっ!」トテテ

涼「おはよ、愛ちゃん!」

愛「おっはよーございまーっす!! えへへ……」

涼「ふふっ、随分ご機嫌だね。何か良いことでもあったの?」

愛「はいっ! 今日のご飯は大好きなハンバーグだって、ママが約束してくれたんですっ!」

涼「そっか~……ふふ、うふふっ♪ それは楽しみだね♪」

愛「涼さんも、ずっと笑顔でニコニコしてますね! 何か良いこと、あったんですか?」

涼「そう見える? でもでも~……、内緒だよ!」

愛「え~ずっるーい! 教えてくださいよ~っ!」


涼(自分の気持ちを、素直に認める……開き直る、とも言うかもしれないけど)

涼(それだけで、世界はこんなにも……美しくなるんだ……!)

ガチャ

涼・愛「「おはようございまーっす!!」」

P「……おはよう、ふたりとも」

涼「おはようございます、プロデューサーさん♪」

P「……」

涼「って、あれ……? なんか、元気ないですね?」

P「あ、いや、そんなことは……気にしないでく

愛「プロデューサーさん! 今日は月曜日ですよ、月曜日!!」

愛「一週間の始まりですっ! なんだか元気が出ますよねっ!!」

P「う、うん、そうだな! わかったから、耳元で叫ぶのは――

愛「あ……あうう、あたしったら、また……」

P「というのは嘘で、どんどん大声出してくれていいぞっ! 愛ちゃんの声は元気が出るからさ!」

愛「!」ピョコン

P「俺だって負けないからな! あーっはっはっは!」

愛「あは! それじゃあ、一緒にさけびましょーっ!!」

―――

P「……ふぅ。愛ちゃんは去ったか……」

涼「プロデューサーさん……。どこか、無理してるんじゃないですか……?」

P「……」

涼「あの……私でよかったら……」

P「い、いや……大丈夫大丈夫。涼ちゃんは気にしないでくれ」

涼「でも……」

P「……今日は、オーディションの二次審査だ。俺のことより、自分のこと。そうだろ?」

涼「……」

P「……心配かけてすまないな。でも、今すぐってわけじゃないから、さ」

涼「え?」

P「ああ、いや、なんでもないなんでもない!」

―――

石川「……涼は?」

P「衣装合わせと……振付パネルのセットに行きました」

石川「そう……」

P「……」

石川「……重ねて言うけど、本当にごめんなさい。私達、あなたのことを好き勝手に振り回してしまって……」

P「……いえ、いいんです。これは876プロのせい、というより……身内の問題ですから」

石川「……あなたのこと、誤解していたわ」

P「あはは……知り合って間も無く『何から何まで信頼しろ』と言うのも……、なかなか難しいですよ」

石川「……」

P「あと、残り一週間……。全力で、あの子のプロデュース……、やらせていただきます」


今より少し前……


P「……帰還命令、ですか」

石川「……ええ。昨晩、私のほうに連絡があってね」

P「……理由を、教えていただけますか? 何か、俺に落ち度でも……」

石川「いいえ、そういうわけじゃないのよ。……あなたが担当していたアイドルの中に、如月千早という子がいたわよね?」

P「っ! ち、千早に何かあったんですか……!?」

石川「何かあった、というより……これから何かが起こる、という方が正しいわね」

P「……れ、連絡を……!」

石川「とにかく、落ち着いて頂戴。何も、悪いことが起きる、ってわけじゃない。むしろ……良いこと、らしいわよ」

P「良いこと?」

石川「詳しくはそちらの話だから私も把握していないけれど……はい、携帯」スッ

P「……」

石川「……直接、高木社長に聞いてみなさい」

支援

ちーちゃん爆弾やったんか……


P「……はい、はい……。了解しました。では、あと一週間でそちらに……はい、失礼します」

ピッ

石川「……」

P「……千早が、ロスにあるスタジオでレコーディングすることになったんです」

石川「私に話してもいいの?」

P「ええ……これくらいなら。結構前から、この話はあったんですけど……急遽、決定されたらしくて」

石川「それで、あなたもそれに付き添う……というわけね?」

P「はい。さすがに、千早ひとりで行かせるわけにはいかない、ということで」

石川「……ごめんなさい。私達の都合で、あっちに来たりこっちに来たりさせて」ペコリ

P「い、いいえ! 社長たるものが、そう簡単に謝らないでください!」

石川「でも……ようやく、涼とも仲良くなってきた、ってところだったのに」

P「……これは、喜ばなきゃいけないことなんです。俺が育てた千早が、こんなに大きくなってくれたんですから」

P「だから……、俺は、大丈夫です。たとえ、残された時間があとわずかでも……」

P「最後まで、俺は……彼女だけのプロデューサーでいますから」


時間は現在に戻って……


P「……」

P(あと、一週間……ちょうど、今臨んでいるオーディションの日程と重なるな)

涼「プロデューサーさん! おまたせしましたっ!」

P「……おお、やっぱり似合ってるじゃないか! 流行にもばっちり合ってるぞ!」

涼「! えへへ……ありがとうございます……!」

P「うん、これなら今日のオーディションも楽勝だな!」

涼「……っ」

涼(プロデューサーさん、元気になったのかな……?)

P「……よし、それじゃあさっそく、会場へ行こうか!」

涼「……はいっ!」


P(……さっきは、少し油断してしまっていた)

P(俺が彼女に出来ること……いいや違う。彼女にしてやりたいこと。それは……)

P(最後まで、笑顔で……心から楽しんで、アイドルをさせる。それだけなんだから……)

すみません、もう眠気で頭が
起きた時に残ってたら最後まで書きます おやすみ…

眠いならちかたない

乙ちんちん

保守せざるをえない

昨日の夜からずっと書いてたんだな、すごいわ
しえんぬ

ホッスホッス

しゅ

おっすおっす

これから涼ちんどうなってしまうん?
ゆっくり休んで無事書き切ってな

保守せざるを得ない

涼ちんの心の推移が見えてぐっとくる

涼ちんなら掘ってもいいし掘られてもいい
ていうかしゃぶりたい

うん、うん

はてさて

保守。

おいあの

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内


                                 ,.へ
  ___                             ム  i
 「 ヒ_i〉                            ゝ 〈
 ト ノ                           iニ(()

 i  {              ____           |  ヽ
 i  i           /__,  , ‐-\           i   }
 |   i         /(●)   ( ● )\       {、  λ
 ト-┤.      /    (__人__)    \    ,ノ  ̄ ,!
 i   ゝ、_     |     ´ ̄`       | ,. '´ハ   ,!
. ヽ、    `` 、,__\              /" \  ヽ/
   \ノ ノ   ハ ̄r/:::r―--―/::7   ノ    /
       ヽ.      ヽ::〈; . '::. :' |::/   /   ,. "
        `ー 、    \ヽ::. ;:::|/     r'"
     / ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ

     | 答 |       保     守        │|
     \_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ

保守です

のっとり即興らしからぬクオリティ

ほしゆ

保守ありがとうございます、起きました
10分後くらいから再開する

>>283
待ってる

きたか

オーディション二次審査会場

ザワザワ……

P「さてと……もうすぐ本番だ。準備はいいかな、涼ちゃん」

涼「ばっちりですっ!」

P「おお、それは頼もしいな! それじゃあ――

夢子「すみません、ちょっといいですか?」

涼「あっ、夢子ちゃん!」

P「む……」

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!

P「……何の用かな? こっちはこっちでもう準備できてるから、余計なお節介は無用だぞ」

夢子「そ、そんなに警戒しないでください。あなたがいるんだし、無駄だってことはわかってますから」

涼「無駄……?」

夢子「……涼さん。いえ……涼」

涼「あっ、はい……どうしたの?」

夢子「今日は私、絶対に通ってみせるから。あなたも負けないでよね」

涼「う、うん……えへへ、お互い、頑張ろうね! あ、よかったら一緒に……」

夢子「ふんっ! 馴れ合いがしたいわけじゃないわ。とにかく今週末の本番で、あなたをコテンパンにしてやるんだから!」

夢子「それじゃあねっ!」

スタスタ

涼「……なんか、前とは随分印象が違うなあ」

P「ふふっ、良い感じじゃないか」

涼「良い感じ、ですか? 前の方がもっと、おしとやかというかなんというか……」

P「きっとあれが本来の彼女の姿なんだよ。これからちゃんと、良い方向に変わってくれればいいけど」

涼「……」

P「ん? どうした、ふくれっ面して……」

涼「……プロデューサーさんって、ああいうタイプの子が好みなんですか?」

P「……」

P(もしかして、ちょっと嫉妬してる? かわいい)

涼「……」

P「……俺がすきなのは、涼ちんみたいなタイプだよ」

涼「!」ピョコン

P「優しくて、気遣いもできて……家事だってお手のものだ。その上可愛いしな!」

涼「そ、そんな……言いすぎですよ」

P「言い過ぎなもんか。俺がプロデュースしたアイドル達の誰にも引けをとらないくらい、魅力的だって俺は思ってるんだから」

涼「……っ! ほ、ホントですか……?」

P「もちろんさ!」

涼「……それ、一番、一番……嬉しいです。えへへ……なんか、力がいっぱい沸いてきましたっ!」

P「その意気だぞ! よし、それじゃあそのまま本番、行ってこいっ!」

涼「はいっ!」

ホモォ・・・

まぁPの一番にはなれないのかね

支援

オーディション終了後

スタッフ「……最後に、876プロダクション所属……秋月涼さん!」

涼「……! は、はいっ! ああ、ありがとうございますっ!」

スタッフ「合格者は以上三名です。今週末のオーディションも、頑張ってください」

―――

涼「プロデューサーさんっ!」トタタ

P「やったな涼ちゃん! 大丈夫だったか?」

涼「はいっ、もういつも以上のパワーでやりきれましたぁ!」

P「そうか、それは良かった! いや、なんだかんだ言ってもちょっと心配でな」

涼「心配、ですか? や、やっぱり私の実力じゃ……」

P「あ、いやいや、涼ちゃんの実力なら通るとは思っていたよ。でも、もしかしたら妨害が入るかもしれないって思って」

涼「ぼ、妨害!?」

P「例えば床がヌルヌルになって、靴を脱ぐしかなかったり……はたまた嘘の情報のせいで、いつもと違う靴を履いちゃったり」

涼「? なんの話ですか?」

P「いや……まぁなんにせよ、無事に通過できて良かったよ。おめでとう!」

紫煙

超支援

涼「夢子ちゃん!」

夢子「……」プイ

涼「夢子ちゃんも、合格おめでとう。最終審査も頑張ろうね」

夢子「……あなた、わかってるの?」

涼「え? な、なにが?」

夢子「最終審査が通るのはひとりだけよ。あなたと私はもう、完璧に敵同士なんだから」

涼「あ……う、うん。それはそうだけど……」

夢子「……プロデューサーなんかに頼って、ひとりじゃなんにもできないあなたに……負けやしないわ」

涼「っ! そんな言い方……!」

夢子「ま、せいぜい全力を尽くしてね。そうじゃないと、張り合いがないもの。……ばいばい」

涼「……」

しえん

涼「……」

涼(ひとりじゃなんにもできない……か)

涼「……プロデューサーさん」

P「……どうした? あの子に言われたことなんて、気にすることはないぞ」

涼「う……はい……」

P「ははは、気にしてるって顔に書いてあるじゃないか」チョン

涼「あう」プニ

P「……ひとりでは出来ないこと、仲間となら出来ること……。そういうのって、意外とたくさんあるもんだよ」

涼「仲間……?」

P「ああ。涼ちゃんにだって、仲間はいるだろ? 愛ちゃんや絵理ちゃん……それにもちろん、俺だって」

涼「……」

P「本当につらい時、くじけてしまった時……もう一度立ち上がらせてくれるのは、やっぱり仲間の力さ」

P「だから、涼ちゃんは涼ちゃんらしく、最後まで……な?」

涼「……はい」

しえん

数日後

涼「……はぁ」

涼「今日は、久しぶりのセルフプロデュースかぁ……何をしたらいいか、思いつかないや」

涼「……」

―――

『本当にすまん、涼ちゃん! 今日だけはどうしても、765プロの方に顔を出さないといけなくなったんだ』

『人手が足りてないらしくてな……だから今日は、自分でレッスンをしてくれないか?』

―――

涼(……そう言い残して、プロデューサーさんは、765プロにいるあるアイドルのライブ会場まで行っちゃった)

涼(しかたない、とはいえ……やっぱり、ちょっとさみしいな……)

涼「……」

涼「……ライブ、見に行ってみようかな?」

野外ライブ会場

涼(ほ、ほんとに来ちゃったよ……それにしても)

ウォオォオオオ!!

涼「……っ! す、すごい熱気……!」

涼「とはいえ、それもそうだよね。なんせ、今日ここでやってるのは……」


やよい『いぇーい! それじゃあ、次の曲いっちゃうよーっ!!』

 やよいちゃーん!!!!

       かわいいぃいいいい!!!! 結婚してぇえええ!!

やよい『うっうー! ありがとーございまーっす!』

やよい『キラメキラリ!!』


涼「……高槻やよいさん……」

涼「プロデューサーさんがプロデュースしたっていう、765プロの超有名アイドルだ……」

このロリコンどもめ

しえ

犯罪者ばかりですね


キラメキラリ♪ ずっとチュッと♪

ワァァ!!

―――

P「……うん、なんとか一段落着いたかな」

律子「そうですね。すみません、わざわざこっちに来てもらっちゃって」

P「ああいや、いいんだよ。やよいのコンサートは裏方まで全員、体力勝負だしな。それはわかってるからさ」


涼「……」コソコソ

涼「あ、いたいた。プロデューサーさんと、律子姉ちゃんだ」

涼(スタッフの人に頼んだら、意外なほどすんなり中に入れてもらえちゃった)

涼(僕がプロデューサーさんのプロデュースを受けてるアイドルだって、知ってたからかな?)

涼「……」

涼「……何の話をしてるんだろ?」

|´ ̄ ヽ
| ノハ)i |
|゚ ヮ゚ノリ
|o④o  ソローリ
|―u'


| '´ ̄ ヽ
| ノノハ)i |  
| (l゚ ヮ゚ノリ
|o   ヾ
|―u' ④ <コトッ


|
|
|
| ミ  ピャッ!
|    ④

律子「……涼の調子は、どうですか?」

P「見たところ、絶好調さ。涼ちゃんには才能もある。きっと努力すれば、いけるところまでいけるぞ」

律子「いけるところ、というと……ランクA?」

P「……道さえ間違えなければ、そこまでいったって全然おかしくはない……と、思う」

律子「へえ、あの涼が……ふふっ、なんだか意外かも。やっぱりあのとき、無理矢理にでも765プロに入れておくんだったかな」

P「涼ちゃんは最初は、765プロに入りたかったんだっけ?」

律子「ええ、まぁ……ま、私に見る目がなかったというかなんというか……色々あって、876プロに所属することになったんです」

P「……律子としては、やっぱり心配か?」

律子「ぜーんぜん! むしろ、どんどん逆境に追い込まれればいいんですよ、あの子は」

P「あはは……厳しい姉ちゃんだな」


涼「うぅ……ここからじゃ、あんまり聞こえないよ」

涼(……プロデューサーさんと律子姉ちゃん。楽しそうに話してるな……)

ズキ

涼「……っ!」

涼(……今のは……嫉妬、なのかな。それとも……)

かわええのう

律子「……あの、千早の件ですけど……」

P「……ああ、大丈夫。そっちも心配ないさ。ちゃんとあと――で」

律子「重ね重ね、すみません……私がついていってやれれば……」

P「……」


涼「……あれ? ふたりの顔が……なんか、暗くなってる?」

涼(き、気になる……! もうちょっと、近づいてみよっかな……)

ソローリ

涼「うぅ……も、もうちょっと……!」

やよい「あれっ?」

涼「もう少しで、聞こえそうな……感じなんだけど」

やよい「そこにいるのは、涼さんですよねっ! おはようございまーっす!!」

涼「!!?」


涼「うわああああ!!!」

どんがらがっしゃーん!

P・律子「!?」

涼「あいたたた……お、驚きすぎてこけちゃったよ……」

やよい「ご、ごごごめんなさいっ! うう……ビックリさせるつもりはなかったんですけどー……」

P「りょ、涼ちゃん!? どうしてここに……!?」

涼「ぁ……あ、あははは……」

律子「……あんた、もしかして……さっきからずっと?」

涼「う、うん……ごめんなさい。つい、来ちゃいました……」

ほっしゅ

涼ちんなら掘って良し、掘られてよし

うむ

P「……俺達の話、聞こえちゃってたか?」

涼「あ、いえ……ほとんどなんにも……」

P「……そうか。まあ、それならいい」

涼「あのっ! ご、ごめんなさいプロデューサーさんっ! 私、レッスンしないでこんなところ――

P「そのことはいい。とりあえず、これが終わるまで、外で待っていてくれ」

涼「っ! はい……わかり、ました……」

涼(プロデューサーさんの顔、こわい……や、やっぱり怒ってる……?)

涼(……とにかく、言われたとおり……外に行ってよう……)トボトボ


やよい「あ、あのー……」

P「……またせたな、やよい。えっと、次の曲の衣装は……」

やよい「あの、プロデューサー! 今の人が、さっき話してた涼さんですよねっ!?」

P「……うん」

やよい「それならっ、ここで待っててもらってもー……!」

P「……そういうわけにもいかないよ。一応、部外者だしな。そんなことより、やよいは今は自分のコンサートに集中するんだ」

やよい「……はーい……」

―――

P「……おまたせ」

涼「あ、プロデューサーさん……」

P「さっきはすまなかったな……、追い出すような形になっちゃって」

涼「……」

フルフル

涼「いいんです、私が勝手に入っちゃったのがいけなかったんですから……」

P「……」

涼「……やよいさんのコンサート、すごかったですね」

P「ん、すごいって?」

涼「あんなの、初めて見ました。熱気も歓声もすごくて……」

P「ああ、涼ちゃんは初めて見たんだっけ。やよいのライブは、いつもこんな感じでパワフルなんだよ」

涼「……やよいさん、何時間も踊りっぱなし、歌いっぱなしなのに……全然、疲れた様子も見せてなかった」

P「ははは……たぶん、やれと言ったら、あと三時間は笑顔で踊れるだろうな」

涼「……」

しえん

涼「やっぱり、すごいなあ……。765プロの先輩達も、プロデューサーさんも」

P「みんながすごい、ってのは俺も同意だけど……俺がすごいってなんだ? 関係ないだろ」

涼「……いいえ、関係あります。プロデューサーさんはすごいです」

涼「真さんやあずささん、やよいさん……こんなに有名なアイドル達をプロデュースしたんですから」

P「……俺だけの力で、ここまで大きくなったんじゃないさ」

P「765プロが強い秘訣、それは前にも言ったとおり……仲間同士の絆の強さ、だからさ」

涼「仲間……」

P「俺だけの力でも、みんなだけの力でも……ここまで来ることはできなかった」

P「もちろん努力だってたくさんした。時間をかけて、たくさんのレッスンもした。運だって……多少は良かったと思う」

P「それでも、今いるメンバーのうち、たったひとりでも欠けていたら……絶対に、こんなに大きくはなっていなかったよ」

涼「……」


涼(そう語るプロデューサーさんの顔は……なんだか、娘の成長を喜ぶ、お父さんみたいな表情で)

涼(そんな嬉しそうな顔を見ながら、僕は……)

涼(プロデューサーさんの居場所は、仲間は……やっぱり、765プロなんだ、って……思ってしまった)

涼「……」ジワ

P「っ! 涼ちゃん……」

涼「……」

ゴシゴシ

涼「す、すみません……嘘です、今の涙は、嘘……」

P「嘘ってそんな……」

涼「……プロデューサーさんは、いつか……」

P「え?」


涼(――このときだ)

涼(このとき、こんなことを聞かなければ、よかったんだ)

涼(でも、そんなことがわかるのは……もう少し、あとのことで……)

涼(このときの僕は、ある種の期待を込めて……、こう聞いてしまったんだ)


涼「……765プロに、帰っちゃうですよね?」

P「……っ」


涼(プロデューサーさんが、765プロに帰ってしまう)

涼(それは決して避けられないことだけど……。それでも、そんなことはまだまだ、先の話だよって……)

涼(そんな未来のことは考えなくてもいいんだよ、って……そう言ってくれると、期待してたんだ)


P「……」

涼「……な、なんで……なんにも……言わないんですか?」

P「涼ちゃん……俺は……」

涼「それじゃあずっと、876プロにいてくれるんですか?」

P「……いや……それは、できない……」

涼「……っ! じゃ、じゃあ……なんでもいい、なんでもいいから……!」

P「……」

涼「……私を……安心、させてよぉ……!」


涼(それでも、プロデューサーさんはただ黙っているばかりで、僕には何も、声をかけてはくれなかった)

涼(そのとき僕は、ようやく自覚した。僕はもう、本当に……プロデューサーさんのことが好きで好きで、好きすぎて)

涼(夢子ちゃんの言う通り……ひとりじゃ、なんにもできない……弱い人間になっちゃってたんだ、ということに)

少し休憩

わっふるわっふる

保守ならできます

数日後 涼ちんのお部屋

チュンチュン……

涼「……」

ムクッ

涼「……はぁ……。ついにこの日が来ちゃったよ……」

涼(今日は、オーディションの最終審査日……)

涼(今日の結果次第で、ランクアップできるかもしれないって、プロデューサーさんは言っていたっけ)

涼(でも、もう……なんか、どうでもよく……なっちゃった)


涼(イケメンになるために、僕はアイドルになった)

涼(女の子アイドルとしてトップに立つことができれば、男の子アイドルとしてデビューさせてくれるっていう、社長の言葉を信じて)

涼(それでも、今の僕はどうだろう? プロデューサーさんに、女の子としての自分を褒められて、それがとっても嬉しくて……)

涼(……今でも、イケメンになりたい、って……本当に、そう思っているのかな)

しえしえ

ムクッ

りゅんりゅん♪

876プロ事務所

ガチャ

涼「……おはようございます」

P「あ、ああ。おはよう、涼ちゃん……」

涼「……」

涼(あれからプロデューサーさんとは、仕事上での最低限の話しかしていない)

涼(プロデューサーさんは、何か話してくれようとはするんだけど……僕が、ことごとくそれから逃げてしまったんだ)


P「ゴホン! ……今日は、ついにオーディション最終日だな。調子はどうだ?」

涼「……普通、です……」

P「そ、そうか……いや、いつも通り、普通が一番だな! あはは……」

涼「……」

P「はは……は……」

涼「……」

涼(本当に……なんて女々しいんだろう、僕って人間は……)

(男は黙って支援)

オーディション会場

夢子「……あっ! 来たわね、涼!」

涼「夢子ちゃん……」

夢子「……なによ、その顔。調子でも悪いわけ?」

涼「う、ううん……大丈夫、なんにも心配、ないから」

夢子「し、心配なんてしてないわよっ! ただ、私は……」

涼「……ねえ、夢子ちゃん。どうして私に、そこまでこだわるの?」

夢子「え?」

涼「……私、夢子ちゃんに……何か、気にさわるようなこと、しちゃったかな……?」

夢子「……」

支援

夢子「……はぁ~……」

涼「えっ、な、なんでため息?」

夢子「バカみたい、って思ったのよ……本当にね」

涼「バカ、って……そんな言い方……!」

夢子「ああ、違う違う。あなたのことじゃないわ。バカなのは、私」

涼「……どういうこと?」

夢子「……同期の、同ランクくらいのアイドルの中でも、私はね……涼が、一番の強敵だって思っていたのよ」

夢子「ライバル視、と言えば聞こえはいいけど……どんな手段を使ってでも、あなたには勝ちたいって思ってた」

夢子「……ま、あのプロデューサーがいたから、結局素の実力で勝負することになっちゃったんだけどね」

涼「……? それって、どういう……」

夢子「そんなことはどうでもいいのよ……とにかく。そんな前までの、ちょっと気合入れちゃってた自分が、バカみたいだって思ったの」

涼「……」

夢子「今のあなた、最低よ。まるで勝つ気が感じられない」

涼「……っ!」

夢子「本気じゃないなら、アイドルなんてやめちゃえばいいのよ。遊び感覚で勝てるほど、甘い世界じゃないんだから」

スタッフ「……エントリーナンバー2、桜井夢子さん。そろそろ本番ですので、準備をお願いします」

夢子「はい♪ ……それじゃ、お先に行ってくるわね」

涼「夢子ちゃん……わ、私は……」

夢子「……中途半端な言葉なら、何も言わないで」

涼「……」

バタン……



涼「中途半端……か……。本当、そのとおりだよね……」

涼(最近の僕は、アイドルというより……、ただ恋してるだけの、男でも女でもない、中途半端な存在だったんだ……)

涼(……なんのために頑張ってるんだろう。なんのために、アイドルを続けているんだろう……)


――……君に笑顔で、アイドルを続けて欲しいからさ……――


涼「……」グッ

涼(プロデューサーさん……)

涼(……プロデューサーさんに、会いたい……!)

超支援

―――

P「……くそ、なんだか落ち着かないな……」ソワソワ

P「涼ちんの出番は……もう、そろそろか。ちゃんと力を出し切れてるといいんだけ――

バッターン!

涼「……はぁ、はぁ……!」

P「!?」

涼「プロデューサーさんっ!」

P「な、なんでここにいるんだ!? オーディションは……!?」

涼「わ、私の出番まで、あとちょっとだけ……んっ……時間はありますから……!」

P「とは言っても、こんな場所に来るほどの余裕は……」

涼「だからっ! はやく、はやくって……急いできたんですっ!!」



てす


P「……一体、どうして……」

涼「プロデューサーさんにっ、聞きたいことがあるんですっ!」

P「……」

涼「それに答えてもらうまではっ、私、ここを動きませんっ! オーディションにも出ません!」

P「な、何を言っているんだ! そんなこと許されるわけないだろうっ!」

涼「だからお願いですっ! 答えてくださいっ!! すぐに、あなたの本心を……!」

P「……」

涼「……はぁ、はぁ……」

P「……わかった。質問に答えるよ。なんでも聞いてくれ」

涼「あ、ありがとう……ございます……」

P「……」

涼「……あの……プロデューサーさんは……」


涼「いつまで、私のそばに……いてくれるんですか?」

P「……っ……。それは……」

涼「いつかは……いなくなってしまうこと、わかってます」

P「……」

涼「だけど、あのときプロデューサーさんは……なんにも、言ってくれなかったから……」

涼「私は、不安になっちゃったんです……!」

バタバタ

スタッフ「……あ、いたいた! 秋月さん、もうそろそろ出番ですよっ」

涼「……プロデューサーさんっ!!」

スタッフ「ほら、こっちへ……」

涼「ごめんなさい、もう少し、もう少しだけだから……!」

P「……涼ちゃん。俺が……876プロにいられるのはな……」

涼「……」

ドックン…… ドックン……


P「……明日が、最後なんだ」

涼「……っ!!」

ΩΩΩ<な、なんだってー!?


涼「……そ、そんな……!」

スタッフ「……秋月さん?」

涼「……」

P「……さあ、行って来るんだ」

涼「……っ……はい……。すみません、スタッフさん。おまたせしました……今、行きます」

スタスタ

涼「……」チラ

P「……」

涼「……っ」ダダッ

スタッフ「ああ、そんなに急がなくても」


P「……」

P「……涼ちゃん……」

P「俺は……どうすればよかったんだ……」

Dazzling World……
「目が眩むほどに輝いている世界」、か…

超支援


スタッフ「それでは……エントリーナンバー3、876プロダクション所属、秋月涼さん。オーデションを始めます」

涼「……はいっ。よろしくお願いします」


――♪

――……いま 目指してく 私だけのストーリー……――


涼(……プロデューサーさん……)

涼(もう、お別れは……こんなに、目の前まで、来ていたなんて……)


――……BRAND NEW TOUCH 始めよう SAY “HELLO!!”……――


涼(……もう、何も見えない。思い出ルーレットも、真っ赤に染まって全部BADだ……)

涼(これで……最後なのに……)

オーディション終了後

涼(オーディションが、終わった)

涼(結果は……)


涼「……」

夢子「……涼……」

涼「……おめでとう、夢子ちゃん。本番の収録も、頑張ってね」

夢子「……ええ、言われなくても」

涼「……」

夢子「あの、さっきはその……ちょっと言いすぎたわ。ごめんなさい」

涼「……ふふっ、そんなに私、ひどい顔してる? 夢子ちゃんがつい心配しちゃうくらい」

夢子「……」

涼「でも、気にしないで。私が中途半端だったのは、本当だから……」

支援

涼「……それじゃ、私、もう……帰るね」

夢子「りょ、涼っ! ちょっと待って!」

涼「……?」

夢子「……確かに、今のあなたは、どうしようもなく最低な顔してる」

涼「あはは……直球だね」

夢子「でも……あなたなら、きっとまた上がってこれるわ」

涼「……励ましてくれてるの?」

夢子「……違うわよ。これは、私のために言ってるの」

夢子「あなたはね、私が実力を認めたのよ……たとえ一瞬でもね」

涼「……」

夢子「だから私に、恥をかかせたままにしないでちょうだい。何をしてでも、どんな手段を使ってでも、這い上がってくるのよ」

涼「……っ」

夢子「……それじゃあ、またね。バイバイ」

―――

涼「……プロデューサーさん、すみません」

P「……」

涼「プロデューサーさんが付いていてくれたのに……オーディション、負けちゃいました」

P「……俺のことは、気にすることないよ」

涼「で、でも……」

P「今回は残念だったけど、何もこれでアイドル生活が終わるってわけじゃない。また次が――

涼「次はっ!」

P「っ!」

涼「……次のときは……。プロデューサーさんはもう……いない、んですよね……」

P「……」

涼「……」

P「……少し、外に出ようか。ふたりで話そう」

屋外

P「……」

涼「……プロデューサーさん。詳しく、聞かせてください。さっきのこと……」

P「876プロにいられるのが明日まで、ってことか?」

涼「はい……。どうしてそんなに急に? も、もしかして、私が何か……」

P「……涼ちゃんのせいじゃないよ」

涼「じゃあ、なんで……」

P「これは、誰のせいでもないんだ。ただ、タイミングが悪かった……それだけさ」

涼「タイミング……?」

P「……悪い、って言い方も間違ってるな。これは、喜ぶべきことなんだから」

涼「……」

P「……765プロのアイドル。俺がプロデュースを手がけたアイドルの中にいる……如月千早って、知ってるか?」

涼「は、はい、もちろん! あの人は、スターだから……」

P「その、千早がな……」

ほしゅ

―――

涼「……ロス、ですか」

P「ああ……。だから、俺もそれに付き添って、日本を発つことになったんだ」

涼「……本当、雲の上の話、みたいです」

P「……」

涼「千早さんは、日本中で知られてるトップアイドル……海外でレコーディングの話もある、本物のボーカリスト」

涼「一方で……同じアイドルなのに、私は……オーディションに負けて、こんなところで座り込んでる」

涼「なんで……こんなにも、違うんでしょうか……」

P「……君のアイドル生活は、まだ始まったばかりだろう。千早だって、アイドルになってすぐ、こんな地位を得たわけじゃないさ」

涼「それでもっ! そ、それでも……!」

P「……」

涼「あなたがついていてくれたのは千早さんと同じなのに! それにも関わらず、私は、少しも結果を出せなかった……!」

涼「そのことが……どうしようもなく、悔しいんです……!」

P「……それは、俺の力不足だったんだよ。涼ちんは本来なら、今日のオーディションを勝てるくらいの実力は持っているんだから」

涼「気休めはよしてくださいっ!!」

P「……! 涼ちん……」

涼「…………ごめんなさい……。今の私、少しヘン、みたいです」

P「いや……気が高ぶるのもしかたないことさ。こんな日はな」

涼「……何度も言うけど……765プロの皆さんは、本当にすごいです。プロデューサーさんも……」

P「……決してそんなことは」

涼「そんなこと、あります。皆さん、本物のアイドルで……日本中の人、みんなから愛されてる」

涼「そんな人達を育てた、プロデューサーさんが……すごくないわけ、ありません」

P「……」

涼「……一言、お礼が言いたかったんです」

P「お礼?」

涼「はい……。こんな、ダメダメな私のために……」

涼「今まで、短い間だったけど、時間をくれて……付き合ってくれて。ありがとう……ございました」

P「……」

涼「……っ」ジワ


涼(……言っちゃった)

涼(ありがとうございました……この言葉を、言っちゃった)

涼(……これで、おしまいだ。僕と、プロデューサーさんの関係も……)

涼(僕の、アイドル生活も……)


涼「……もうっ、もう『僕』は……ダメなんですっ……!」

P「……。……ダメって、何がだ?」

涼「もうやめたいんですっ、アイドルを……もう、無理なんですっ……!」

P「……」

涼「プロデューサーさんは、前に言ってくれましたよね……」


――……君に笑顔で、アイドルを続けて欲しい……――


涼「って……でも、でももうっ、笑顔なんて、作れないんですっ!!」

…見入るな、支援


涼「知ってしまったから……あなたの優しさを……」

涼「気付いてしまったから……僕が笑顔でいられる理由が、あなたがそばにいてくれるからだ、って……」

涼「だからもう僕は……っ! プロデューサーさんがそばにいないなら、笑顔になんてなれないんですっ!」


涼「もう、気が付いたら、こんなに気持ちは大きくなっていた……」

涼「中途半端な僕が、ただひとつ、確かに持っているものが……この気持ちだったんです……!」

涼「……僕は……!」



涼「あなたのことが、すきなんです……!」

※男です

男と男の娘の間には大きな壁がある

こんなにかわいい子が女の子のはずが無い

ほう


P「……涼ちゃん……」

涼「……う、ぅう……!」

ポロポロ……

涼「うわぁああ゛あん!!!!」


涼(溢れる感情が、涙の形をもって、僕の目から流れてきた)

涼(……言っちゃった……もう、最後だから……言うしかない、って思ったんだ)

涼(プロデューサーさんに……最後くらい、中途半端じゃない本物の僕自身を、見せたくて……)

途中から「僕」になっちゃったな・・・

切ないな涼ちん…僕のPも涙ぐんできた


涼「知り合っで……まだ、ちょっとしか経ってないげどぉ……!」

涼「それでも……この気持ちは、本物なんでずぅ……!」

ポロポロ……

涼「あなたが頭を撫でてくれて、嬉しかった……可愛いって言ってくれて、飛び上がりそうになった……」

涼「あなたのことを想って、毎晩……」

P「……毎晩?」

涼「……なんでもない、です……」


涼(もう……本当の本当に、おしまい)

涼(言いたいことは言った……日本を発つプロデューサーさんに、僕の本音をぶちまけた)

涼(だからもう……これで、僕とプロデューサーさんのお話は、おしまいなんだ……)


P「……涼ちん!」

涼「……ぇっ……」


涼(……と、思っていた……のに)

来たか……!


ぎゅっ……

涼「……っ」

P「……」

涼「離して……ください……」

P「いいや、離さない。何を言われたって……!」

涼「そ、そんなことされたら……余計、お別れが……つらくなっちゃうから……」

P「……知ったことか」

涼「……ぐすっ。……プロデューサーさんは、優しいから……そうやって、いつもいつも――」

P「君のためにやっているんじゃない。俺がこうしたいから、抱きしめているんだ」

涼「……」

P「だって、俺は……いや、俺も……!」

涼「……っ」

P「思えば、そうだ……一目見たときから……君のことを……」


P「すきになっていたんだから……!」

えん

※男同士

ほうほう…

(´;ω;`)

アッー

良い話だ 感動的だな


涼「……え……」

P「君はこんなにも可愛い。髪も、笑顔も、仕草も……すべて、俺の心をグラグラにするんだ」

涼「ちょ、ちょっと……ま、まってください……! 言ってる意味が、よく……」

P「わからないか? 俺はな、涼ちゃん……」

涼「……」

P「……いや、涼。君のことを……愛しているんだ」

涼「……!!!!!!」

えんだああああああああああああああああああああああ

えんだぁぁああああまだか

>>377
ヤンホモライダーは帰れ!

いやああああああああ

ぎゃあああああああああ

ぎゃおおおおおおおおおおん


涼「あ、あぅ……あうあう……」カァァ

涼「ちょちょちょちょ、待って……!」

P「な、なんだ? もうこれで、相思相愛だろ? だからさ……」

涼(僕、何をされちゃうの? め、目が怖い……!)

バッ

涼「……はぁ、はぁ……」ドキドキ

P「おいおい、離れないでくれよ……」

涼「……んっ……。プロデューサーさん、ほんと……ですか?」

P「当たり前だ……こんなこと、冗談でも言えない」

涼「プロデューサーさんの周りには……たくさんの素敵な女の子がいるのに……」

P「765プロのみんなのことか? 確かに、みんなそれぞれ違う可愛さを持っているし、魅力的だと思う」

P「だけど、俺の心を最初から最後まで掴んで離さなかったのは……涼、ただひとりだ」

涼「……う、うぅううう……」

P「ついでに言うと、涼のことを想って、抜いたこともある」

涼「!?」

おちんちんぺろぺろ(^ω^)

涼ちんちんぺろぺろ

P「……と、いうのは冗談で……」

涼「あ、冗談……そう、ですよね。あはは……」

P「……とにかく、俺の気持ちは本物だ。それだけはわかって欲しい」

涼「……」

ゴクリ

涼「……嬉しい、です……」

涼(プロデューサーさんが、僕のことをすきだと言ってくれた……)

涼(それはとても嬉しいこと、だけど……)


涼「……でも……」

P「……でも?」

涼「……」

涼(……僕にはまだ、プロデューサーさんに、言っていないことがある)

涼(僕が……本当は男の子だっていうことを……)

ホモですな

男の娘……?


涼「……プロデューサーさん、聞いてください」

P「……ああ」

涼「まだ、実は……言っていないことがあるんです」

P「……」

涼「これを聞いたら、きっとあなたは……僕のことを嫌いになると思う」

P「そんなこと、あるわけないだろ……」

涼「いいえ……それくらい大きなこと、なんです……根本から、全部覆しちゃうくらいの……!」

涼「だから……ここであなたと、結ばれるわけには……、いかないんです……!」

P「……言わない、ってことは、できないのか?」

涼「……」

涼「できません。だって、あなたを思うこの気持ちは……本物だから」

涼「あなたには……あなただけには……」


涼「偽者の『私』じゃなくて……」

涼「本物の『僕』をみてほしいから……!」


涼「今まで黙っていたけど……」

涼「……僕は……本当は……お、女の子、なんかじゃなくて……!」


ドックン…… ドックン……


涼(……心臓が、高鳴っている)

涼(それは、プロデューサーさんから嫌われるカウントダウンのように聞こえて……)

涼(とてもこわい……でも、この口は、止まらない)

涼(あなたには、僕のすべてを知ってもらいたいから……!)



涼「……男の子、なんです……!」

心太はまだか



P「……知ってたよ」

!?

なんだってーー

なにぃ!?

ええーーーー(棒

ホモォ・・・

なんだと…

素敵です

ぺろ…ぺろ…

はむっ

女の子が良い

出来れば女の子が良い

男の子でも良いや

男の子が良い ←今ここ


涼「……は……?」

P「……知っていたんだ。君が男だということは」

涼「え、え……う、うそ……!?」

P「嘘じゃない。……最初から知っていた、というわけでもないけど」

涼「……」

涼(なんで……)

涼(なんでなんでなんでなんでなんでなんで!!?)

涼(うそっ、もしかして僕っ、気付かないうちに何かヘマしてたっ!?)

涼(とにかくもう……何がなんだか、わからないけど……!)


涼「あ、あうあうあう……」プシュー

涼(恥ずかしい……!!!)


P「ま、まあ落ち着いてくれ……ほら、これ」スッ

涼「そ、それって……765プロの携帯電話? あれ? 没収されたんじゃ……」

P「……今週の頭に、石川社長から返されたんだ。この中に……」

男の子だから惚れたんだろ
765アイドルに靡かないのも当然

一体何があったんだ?


…………………………………………
From:秋月律子
Title:実は…

律子です。
今朝はあなたが慌しく出ていっちゃったから、
言えませんでしたけど…、
ひとつ、大切なことを知らせておきます。

876プロにいる、私のいとこ、秋月涼は、
本当は、男の子なんです。
女装して、女の子としてアイドル活動をしているんです。

色々と原因(主に私のせい、なんですけど)があって、
今みたいな状況になっているんです。
詳しく話をしたいので、手が空いたら折り返し電話をください。

それでは!
…………………………………………


涼「……これって……プロデューサーさんが、876プロに来た日付……?」

P「ああ。あのときはすぐ、石川社長に携帯を没収されてしまったから……このことは、つい最近知ったんだ」

涼「……そう、だったんですか……」

紫炎


P「あの日、やよいのライブの日にさ。この件について律子に確認をとった」

涼「……」

P「……まあ、律子は元々こんな冗談を言わない人だから。疑っていたってわけじゃないんだけど」

P「学生証を見せられて……、ついに確信したんだ」

涼「が、学生証? な、無くしたと思ってたのに……犯人は律子姉ちゃんか……!」

P「……」

涼「あの……」

P「……さすがに最初は驚いたけど、これで合点がいった」

P「こんなに可愛い子が、女の子のはずがない! ってな!」

涼「……ふふっ、前と、言ってることが逆です……」

P「そ、そうだったか? まあ、つまりだな……俺は、君が男だろうと関係ないんだ」

P「すきになったのが、たまたま男だった……それだけだ」

涼「っ!」

P「君が言ってくれたように……俺のこの気持ちだって、嘘じゃない。本物だから……」

┏━━━━━┓    ┏━┓    ┏━┓  ┏━┓    ┏━┓    ┏━━━━━┓
┃          ┃┏━┛  ┗━┓┃  ┃  ┃  ┃┏━┛  ┗━┓┃          ┃
┗━━━┓  ┃┗━┓  ┏━┛┃  ┃  ┃  ┃┃          ┃┗━┓  ┏━┛
       ┃  ┃┏━┛  ┗━┓┃  ┃  ┃  ┃┗━┓  ┏━┛┏━┛  ┗━┓
       ┃  ┃┗━┓  ┏━┛┃  ┃  ┃  ┃┏┓┃  ┃┏┓┃          ┃
       ┃  ┃┏━┛  ┗━┓┗━┛  ┃  ┃┃┃┃  ┃┃┃┗━┓  ┏━┛
   ┏━┛  ┃┃   ━ ┏━┛    ┏━┛  ┃┃┃┃  ┃┃┃    ┃  ┗━┓
   ┗━━━┛┗━━━┛.  . .  ┗━━━┛┗┛┗━┛┗┛    ┗━━━┛

勿論Pが入れられる側ですよね

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
/⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !─wwv─√レ─ww─
! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
| | /ヽ!        |            |ヽ i !
ヽ {  |           !           |ノ  /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  


涼「……う、ぅう……!」

ポロポロ……

P「……泣かないでくれ。俺は、君に笑顔でいてもらいたいんだよ」

涼「……ぼ、僕……ホントに男の子、なんですよ……?」

P「知ってるよ」

涼「お、おちんちんだって……付いてるんですよ……」

P「そんなもん、俺だって付いてる。はは、一緒だな!」

涼「……プロデューサーさんが、女の子にしたいこと……全部、させてあげられないんですよ……」

P「工夫次第では、いくらでもやり方はあるさ」

涼「や、やり方……?」

P「うん、例えば……あ、いや、今はやめておこう」

涼「……そ、それじゃあ……そ、そこまで、言うなら……」


涼「僕の、恋人に……なってくれるんですか?」

P「ああ、もちろんだ……!」

          {               |
          !                |
           |  _ -‐'''''''""""""'''ー|
           |‐''            .|,,,,,,,,,,,,,______
          ,、L,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,-‐‐‐''''"~´_____,,,,、、-‐'r゛
      , -‐'    ________,,,,,,,、、、-=;;''''ヽ| ,,、-‐''"

     < ―‐'''!'''''''h''T'''廿'i= .r廿´| { r~
       ̄ ̄ |⌒i r ヽ-- '   |i‐‐‐'  }|

          |λ|{       ヽ      |
.          |ヽi |       , r.'    |
          lV r              |       
          `、 !   ‐‐''''''''"""'   !      < 奴は、とんでもない物を盗んで行きました。 
           ヽト     ""     /          涼ちんの心ですよ。
             |\         ,.!
           ,,、rl  '''''''ー‐_"''''""_´└ 、
         // __`-‐''""~   /    丶-、__
    =--_-/ /''"  ヽ    /        //  ゛''‐--、,,,
  /  ̄/ /    _ノ\ /          //、__    /~'=‐-
/   / /⌒ヽ<  /           //    ̄"''v /

おいんいん

さて残り半分のスレは濃厚なホモセックスか

>P「工夫次第では、いくらでもやり方はあるさ」
そんなこと言われても画像がないことには…

俺的にはちんちんのちんちんでPのPが開発されていって最終的にPの方がちんちんに依存してしまっていれば満足です

男の娘には髭とか脇毛は永久に生えないで欲しい
それだけが私の願いです

紳士多すぎるだろ


―――

涼(……こうして、僕とプロデューサーさんのお話は、ひとまずのおわりを迎えた)

涼(でも、僕とプロデューサーさんの関係は、これからも続いていく)

涼(僕はプロデューサーさんにすべてを打ち明けて……この想いを伝えて……)

涼(プロデューサーさんは、それに応えてくれた……)


涼(僕は、アイドルだ)

涼(プロデューサーとアイドルとしての関係は、今日でおわりだけど……)

涼(それでも、そばにいてくれると約束してくれたから……僕だけを見てくれると約束してくれたから)

涼(僕は、あの人の言う通り……笑顔でアイドルを続けていける)


涼(……しばらくの、お別れ。でも、これが最後じゃない)

涼(また、いつの日か……必ず会える。そのときが来るまでに……)

涼(僕は、もっともっと、素敵な人間になっています……プロデューサーさん……!)

10分休憩したら後日談を書いてく

エロはまだかね

わた春香さんというものがありながらこのPは男を選んだのか

>>425
春香さんは付いてないからね、しかたないね

ビックリしすぎて律子の眼鏡が飛んでいくな

取り敢えず超乙!

涼ちんエクシタシー待機

               _,,,..   -   .,,_
           ,,.. - "´          、`  、
          /               )、、 \
        /                ノ ヽ   ヽ、
        /                ル'   ヾ   ヽ
       /                /      ゙i,   ゙i
       j              ,ィ/      ゙i,  |
      lィ'             ,ィ/j/          |  iリ
       |        /l /          '"` |  |l
       リ!     ./,ノ           _,、=''''`ヘ ,リ
        ゙!     l/   ,:-ー=‐-ミ、,,_,.ノ /(∩ -)‐V´
       ヽ,/`ヽヽ .ト、   (,∩ ‐)- 、,.-トi´    ,ノ
       , ヘ  ゙iヽl `ヽ,r'´      ノ ヾー--‐''゙|
      ,,.く  ゙i   ゙i    ヽ、 __,,、-'"    〉    i
   ハ'´  ゙!   ゙i  ,!           ´ ´     i.......,,,,,,,,____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ゙、゙i,__r'゙゙>ー┬-!       _______ ,   ,!;\;;;;;;;;;;;;;;;;| 10分待ってやる!
      ,゙V" ゙ヽ;;;!::::::ヽ      `ー─''''"´   /;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;<
   ,.、;;'";;;;ヽ. - ''^゙~ ゙ヽ\      ,,.、-─‐- .,〈;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;\__________________
,.、;;;'";;;;;;;/;;r'´  -‐‐'''"´~ヽ\   (.r‐'''""゙"''''y.);;;;;;;;;;;;;;;;〉;;;;;;;;;;;;;;;;;;

;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;|     _,,..、-‐^ヾ\ _,,,,ヽ    ,/'゙!;;;;;;;;;;;;∠、;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;j;;;;|           ,⊥,     ゙i    :レ' ゙!;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;!;;;:;|        -‐''"´  ゙)ゝ、、 !   !.   !;;;;;;;;;;;;;;;;!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;

こりゃありっちゃんはトラウマのあまりレズに目覚めちゃうな……

誰か保守間隔の表たのむ

>>431
ほう

とりあえず乙!


二週間後 876プロ事務所

涼「……」

涼(あれから、二週間が経った)

涼(思えば、僕とプロデューサーさんが、一緒にアイドル活動をしていたのも、たった二週間だったんだっけ)

涼(僕は相変わらず、ここ、876プロでアイドルを続けている)

涼(でも……)

パカッ

涼「……うへへへ~……」

まなみ「……涼クン、最近、携帯見てはずっとニコニコしてますね」

涼「あ、まなみさん! うふふ、ありがとうございます、あの誕生日プレゼント!」

まなみ「えっ。ローションのこと?」

涼「はいっ! ありがたくふたりで……ゲフンゲフン!」

まなみ「……?」


TV『……続いて、芸能ニュースです……』

ムムム

そこ大事なのに……

誕生日プレゼントでローションって……


TV『……今朝八時半、765プロ所属の如月千早さんが、ロサンゼルスへと旅立ちました……』


涼「あ……千早さん」

まなみ「すごいですよね、ロスだなんて……」

涼「……」


TV『……報道陣のインタビューに対し、如月さんは……』

千早『不安もありますが、期待の方が大きいですね。本場のスタジオで収録できるのが楽しみです。ひと――

プツン


まなみ「あれ? 消しちゃうの?」

涼「……」

涼(あの飛行機の中に、プロデューサーさんもいるんだ……)

涼(……うう、なんか……仕事だって、頭ではわかってるのに……モヤモヤする……)


涼「……はぁ~~……」グデー

まなみ「涼クン、そんなにぐでーってしてたら、社長に怒られ……」

涼「い~んです~。今日は仕事もないし、レッスンも終わっちゃいましたから~」

涼「なんか、今はこうして、あの人とのメールを見返しているほうが――

バッターン!

石川「涼っ!!!!!」

涼「はっ、はいごめんなさいっ!! すすすすみませんっ! シャキッとしますっ!!」

石川「良い知らせが入ったわよ!」

涼「……な、なんですか?」

石川「仕事よ、仕事! 大きなテレビの仕事が入ったの!」

涼「え……それって、もしかして……!」

涼「海外!? ロサンゼルスとかですかっ!?」

石川「んなわけないでしょっ!」

バシーン

涼「あうっ。じゃ、じゃあ……そんな、大げさにしなくても……」

>>436
省略しないでくださいお願いします



















お願いします

A-10の涼ちん本みたいなのですね

なにその対地攻撃機

石川「この仕事は、もちろん国内の放送。で、ちなみに主役は絵理」

涼「絵理ちゃん……? それじゃあ、僕は……」

石川「ま、絵理のアシスタントといったところね」

涼「……なーんだ……」

石川「なんだってことはないでしょ、規模は小さくないんだから」

石川「あなた達には、巷で有名な幽霊屋敷に潜入して、レポートをしてもらいます」

涼「……ゆ、幽霊屋敷……? え……ほ、ほんとですか……?」

石川「ふふふ……」ニタニタ

涼「……なんでそんなに笑ってるんですかっ! ぼ、僕がお化け苦手なの知ってるでしょ!」

石川「え? ああ、ごめんなさいね、あなたの喜ぶ顔を想像したら、ついね」

涼「ぎゃおおおん! そんなので喜ぶわけないじゃないですかぁっ!」

石川「良いニュースは、ひとつだけじゃないからよ」

涼「……え?」

石川「そのお仕事をするにあたって、もうひとつ、ビッグなニュースがあります!」

ttp://up4.viploader.net/ero2d/src/vlero2d092746.jpg


石川「それじゃあ……入ってらっしゃい!」

涼「え、え? 誰か来るんですか?」

石川「ふふ、あなたも良く知ってる人よ」

涼「……そ、それって……」


ガチャ




P「涼ちん♪」

涼「」

>>448
なるほどー

>>448
ふぅ…


P「あはは、久しぶりだな涼ちゃん! と言っても、最後に会ったのは……ああ、あの夜か」

涼「」

P「どうしたどうした、そんな顔して。そんなに俺との再会が嬉しいか?」

涼「」

P「……りょ、涼ちん? 大丈夫?」

涼「……な……」

P「な……?」


涼「なんでプロデューサーさんがここにいるんですか!!!?」

涼「ろ、ロスに行ったんじゃ……!?」

乗っ取りでスレタイを回収するとは大した奴だ…

P「あれ? ニュース見てなかったか?」

涼「ニュース……?」

P「千早はな、単身ロサンゼルスに行ったんだよ。とりあえず」

涼「え……」

P「インタビューでもたしか……」


『不安もありますが、期待の方が大きいですね。本場のスタジオで収録できるのが楽しみです』

『ひとりきりではありますが、精一杯あちらで腕を磨いて、また日本の皆さんへ最高の歌を届けたいと思います』


P「……って言ってたけど……」

涼(そんなの、全部聞く前に途中で消しちゃったよ……)


涼「な、なんでこんなことに……?」

P「うん、まあ……実はな」

P「俺が涼ちゃんのプロデュースで、あまり良い結果を残せなかったから……高木社長からお叱りを受けちゃってさ」

涼「お叱り……?」

P「ああ。涼ちゃんをランクAアイドルに仕立て上げるまでは、876プロも765プロもロスも、好き放題に飛んでもらうってことになって」

涼「ええええ!!?」



尾崎「……社長」

石川「あら、尾崎さん。おはよう」

尾崎「おはようございます。なんだか、またにぎやかになってますね」

石川「そうね……でも、この方が楽しいじゃない」

尾崎「……彼が言ってること、本当ですか?」

石川「もちろん、あんなのデタラメよ」

尾崎「……やっぱり……」

しえn


ギャー ギャー
          ギャオオン


石川「876プロとしては、一時期彼が手伝ってくれただけでも大助かりだったもの」

尾崎「つまり、お叱りを受ける理由もないんですね」

石川「……まあ、好き放題に飛んでもらう、ってことになったのは本当だけど……」

石川「これは、彼が高木社長に頼み込んだことらしいわ」

尾崎「……涼のために?」

石川「本心はわからない。でも、使えるものは使ってしまうほうが、賢いでしょう?」

尾崎「……そうですね。私も、彼に負けていられません」

石川「今度の番組。絵理が持ってる主役の座を、涼に奪われないように、あなたも頑張って頂戴」

尾崎「ええ、もちろん!」


涼「……も、もう……何がなんだかわかりません……」

P「あはは……まあ、追々説明していくさ」

涼「とにかく……これだけは、確認させてください」

P「ん? なんだ?」

涼「あのときも、聞いたこと、なんですけど……」

涼「……あの……プロデューサーさんは……」

涼「こっ、今度は……!」


涼「いつまで、私のそばに……いてくれるんですか?」

P「……もちろん、ずっとだよ!」


おわり

    |┃三    ,ィ, (fー--─‐- 、、

    |┃.    ,イ/〃        ヾ= 、
    |┃   N {                \
    |┃  ト.l ヽ               l
 ガラッ.|┃ 、ゝ丶         ,..ィ从    |
    |┃  \`.、_    _,. _彡'ノリ__,.ゝ、  |     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |┃三 `ゞf‐>n;ハ二r^ァnj< y=レヽ    <  話は聞かせてもらったぞ!

    |┃.    |fjl、 ` ̄リj^ヾ)  ̄´ ノ レ リ     |   二人ともおめでとう!
    |┃三  ヾl.`ー- べl,- ` ー-‐'  ,ン       \____________
    |┃      l     r─‐-、   /:|
    |┃三     ト、  `二¨´  ,.イ |
    |┃     _亅::ヽ、    ./ i :ト、
    |┃  -‐''「 F′::  `:ー '´  ,.'  フ >ー、
    |┃    ト、ヾ;、..__     , '_,./ /l


乙です


おちんこもんだりしたけど、私は元気です。

乙!
この気持ちまさしく愛だ!!

あれアナルセックスは?


見事な乗っ取りだ

      )
   /´⌒´`ヽ
  {. (_⌒_レ〉}

   巛゚ !_゚リ)/  いいSSだった、掛け値なしに
    ,<V>、
  < | l :8l |.|

   ヽ|」_:_L|j
    .|__|__|

>>464
番組に帰れ

おわりです。読んでくれた方ありがとう
ちょっと涼ちんの涼ちんしゃぶしゃぶしてくる

乙 しかし律子はどう思ってんだろうか

社長「信じて送り出したPが濃厚ホモセックスの虜になるなんて・・・」

乙 次は涼ちんの涼ちんをPのPでパーフェクトコミュニケーションしてる部分だ

これは盛大な乙


ほろ苦しょっぱ甘い良いSSだった

このスレの所為で目覚めた

>>467
ポルナレフ状態

ttp://viploader.net/jiko/src/vljiko083019.jpg
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ttp://viploader.net/jiko/src/vljiko083019.jpg

みs
ttp://up3.viploader.net/jiko/src/vljiko083017.png

超乙! 超乙!

大層乙であった

ttp://viploader.net/jiko/src/vljiko083020.jpg
ttp://viploader.net/jiko/src/vljiko083021.png

>>414>>422で省略されたところが読みたいなぁと思いました
思っているだけで要求はしていないのでした

ttp://up3.viploader.net/jiko/src/vljiko083024.jpg

そういえば、PSPの新しいソフトで876組もでてくるみたいだけど、どうなんすかね
容量的に、対戦相手としてちょろちょろってでてくる程度かな

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