【安価】ベルトルト「ライナー、僕はそろそろ限界だ」(581)

ベルトルト「ライナー、君、故郷にクリスタを連れてく気みたいだけど、本気なの?」

ライナー「ああ。クリスタがいれば俺達の使命にも役に立つだろうし・・・かわいいしな。ほら、俺達だけだとむさいだろ?」

ベルトルト「可愛いならアニがいるからクリスタいなくてもいいだろ。あの二人見た目がちょっとかぶってるし、それに僕はそんなにむさくないよ。ライナーが個人的に好きだから、クリスタを連れて行きたいんだ!」

ライナー「そんなに怒るなよ。クリスタがいれば楽になるはずなんだから」

ベルトルト「・・・ライナーは、なんで無意識に僕を悩ませるんだ!もう嫌なんだ!」

ライナー「な、なんだ!?俺がなにをしたっていうんだ!?」

ベルトルト「君のお世話はもう沢山だって言ってるんだ!」

ライナー「お、お世話!?」

ベルトルト「君は今、どっちなの?」

ライナー「え?どっち?」

ベルトルト「それもわかんないの?」

ライナー(うう、なんか知らんがベルトルトがめちゃめちゃ怒ってるな。よし。ここは怒らさないように上手く答えないといかんな!)

ベルトルト「どっちか答えてよ!」

ライナー「今の俺は>>3だ・・・」

農家

ライナー「今の俺は農家だ・・・」

ベルトルト「の、農家?え?僕の知らないうちに訓練兵をこなしながら未開拓の地を開墾していたの?なんで使命があるのにそんなことしてる余裕があるの?無意味すぎるよ!」

ライナー「無意味じゃない。俺達はいつスパイだということがばれてしまうかわからないんだぞ?いざという時身を寄せれる場所が必要だと思って土地を借りたんだ」

ベルトルト「そんな、借地なんてすぐに足がつくだろ」

ライナー「マルセルの偽名と戸籍を使って借りたから大丈夫だ。戸籍はユトピア区にしているから俺達とは繋がらん」

ベルトルト「僕らの戸籍は適当にしてるのになんでそんなとこしっかりしてんだよ。じゃあ、ここにいないときは農業してたの?何作ってたのさ」

ライナー「芋だよ」

ベルトルト「芋・・・たしかに食料としてはいいチョイスだけど」

ライナー「芋はな、サシャをこっちに引き込むための武器でもあるんだよ」

ベルトルト「ああ・・・芋あげて働いてもらうのか」

ライナー「ま、そういうことだ。黙ってて悪かったな。俺がひとりでこっそりしてたことだから、お前らに手伝ってもらうのは心苦しくてな」

ベルトルト「もしかして、君が異様にムキムキなのも農家兼業してるからなの?」

ライナー「ああ。何かあったとき、最終的に頼れるのは己の肉体だけだからな」

ベルトルト(ふーん・・・。なんだ、意外とちゃんと考えてるじゃないか。兵士よりは戦士よりな感じはするな)

ベルトルト「でも、クリスタ連れて行くのは賛成しかねるな」

ライナー「いや、連れて行ったほうがいい」

ベルトルト「もう!僕らだけでも上手く故郷に帰れるか不安なのに・・・ライナーには僕の気持ちを少しわかってもらう必要があるね」

ライナー「なんだ、なにするんだ?」

ベルトルト「ライナーがクリスタを連れて行くなら、僕も誰かを故郷に連れて行くからね!」

ライナー「は?いや、お前・・・それは、無理だろ」

ベルトルト「無理じゃない!僕はライナーが『おいおい、一緒に連れて帰るとかやめろ!』って言うまで勧誘するのを!やめない!」

ライナー「まあ、数人ならなんとかしてやるが・・・」

ベルトルト「兄貴ぶるのはやめろー!僕は怒ってるんだよ!」

ライナー「そうか、すまん。俺は芋に水やってくるから、用があったら畑にきてくれ」

ベルトルト「わかったよ。とにかく、僕は連れてくるからね!よし、まずは>>8を誘ってみるか」

エレンにウサミンコスをさせられたアルミン

ベルトルト「よし、まずはエレンにウサミンコスをさせられたアルミンを誘ってみるか」

ベルトルト(クリスタが可愛いっていうなら、アルミンだって可愛いからね。でもそのままだとやっぱりアニとクリスタとかぶっちゃうから、ここは僕風に一工夫だ!ウサミンで女神クリスタもたじたじだ!)

ベルトルト「とりあえず、エレンにアルミンをウサミンにしてもらわなくてはいけないな。ううん、困ったぞ。僕がアルミンに直接なら、なんとか力任せにできるかもしれないけど・・・僕はできるだけ手を汚したくないからなぁ」

ベルトルト「そういえばウサミンコスはどこにあるんだっけな?」

エレン「よお、ベルトルト。なにキョロキョロしてるんだ?」

ベルトルト「エレン!丁度いいところに。あのさ、前にアルミンがバニーになったときのコスチュームどこにあるか覚えてる?」

エレン「ああ、ウサミンになった時のか?アルミンが持ってるんじゃねぇのか?」

ベルトルト「本当?ねえ、ちょっと借りたいんで、一緒に来てくれないかな?」

エレン「は?ひとりで行けよ」

ベルトルト「ひとりで行ったら、僕がバニー着たいと思ってると勘違いされるかもしれないだろ?」

エレン「ん?お前が着たいんじゃないのか?違うのか?」

ベルトルト「うん、ライナーが着たいって言うから」

ベルトルト(ごめん、ライナー)

エレン「ふーん、破れそうだな・・・。まあ、アルミンのとこに行くか」

ベルトルト「うん、頼むよ」

---------

エレン「おーい、アルミン」

コンコン

アルミン「何?エレン」

エレン「あのよ、お前バニーのコスチューム持ってただろ?あれ、ベルトルトが持ってないかって」

アルミン「ああ。あれかぁ。うん、探したらあると思うよ。入って」

エレン「俺も探すよ」

ベルトルト「僕も」

アルミン「えっと、この辺かな・・・」

ゴソゴソ

アルミン「あ、あった!これだね!」

エレン「おお、これか」

ベルトルト「うん!これだ!!あのさエレン・・・」

エレン「なんだよ?」

ベルトルト「アルミンに着てみて欲しいんだけど、エレンから言ってくれないかな?」

エレン「はあ?なんで俺なんだよ、自分で言えよ」

ベルトルト「た、頼むよ」

エレン「なんでだよ?」

ベルトルト(うぐぐ・・・あとはエレンに着せてもらえばウサミン完全体なのに、なんでエレンはこんなに頑ななんだ。なんとかせねば!)

ベルトルト「エレンに着せてもらわないと、>>15だからだよ」

ライナーがアルミンを安価スレの宿命としてパコミンすると言っていたから

ベルトルト「エレンに着せてもらわないと、ライナーがアルミンを安価スレの宿命としてパコミンすると言っていたからだからだよ」

エレン「パコミン?なんだそれ」

ベルトルト「パコミンって言ったら>>18ってことだろ」

アルミンに乱暴するってことだろ!
エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!

ベルトルト「パコミンって言ったらアルミンに乱暴するってことだろ!エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!」

エレン「え?エロいことするってことか。でもアルミンは男だぞ?」

ベルトルト「男だろうが関係ないよ。エレンにもわかりやすく言うとね・・・ちょっとエレンあっち向いてくれる?」

エレン「おお。なんだよ?ん?お前はしゃがむのか?」

ベルトルト「とうっ!!!」

ズビッ!!!

エレン「ぐわああっ!!!いっでー!!!!!」

ベルトルト「こういうことさ・・・」クンクン

エレン「なんでカンチョーすんだよ!!思いっきりしやがったな!!痛ぇ!!」

ベルトルト「さっきのはお試しみたいなもんだよ。いいかい?アルミンが味わうのはもっと痛みを伴うと思う。アルミンのアナルミンは無事で済むと思うかい?いいや、そんなわけがない。アルミンがうんこする時に、今まで快便だったとしても、これからは痛い思いをしながら必死に生み出さないといけなくなるってことだよ。そんなのかわいそうだろ?」

エレン「おお・・・そうだな」

ベルトルト「だから、さあ、エレン。君がアルミンをウサミンに着替えさせてあげるんだ。そうすれば一時的にかもしれないがアルミンは穴価・・・じゃないや、安価の呪いから逃れられるかもしれないんだ!」

エレン「わかったよ。アルミンが助かるなら着替えさせればいいんだろ?」

ベルトルト「そうだよ」

エレン「おい、アルミン。俺が着替えさせてやるから、脱げよ」

アルミン「え?なんで?まあ、よくわかんないけどいいよ?なんか昔みたいだね」

エレン「そうだな。そう思うと、着替えさせてやってた俺の方が兄貴だよな!」

アルミン「別にそんなんじゃないだろ・・・。エレンはミカサに襟直したりしてもらってただろ。エレンの方が弟気質だよ」

エレン「あれはあいつが勝手にやってたんだ!」

ベルトルト「・・・アルミン、恥らっていいんだよ?」

アルミン「いや、男同士だしお風呂でも見てるし見られてるし、平気だけど」

ベルトルト「そっか・・・」

ベルトルト(まあいいか。さて、ウサミン完全体が完成したらなんて誘おうかな?)

エレン「よし、こんなもんか」

ウサミン「うん。そうだね」

ベルトルト「ウサミン、よく似合ってるね。ところで、話は変わるんだけどさ」

ウサミン「なに?」

ベルトルト「僕が故郷に帰るときにウサミンに一緒に来て欲しいんだけど・・・」

ウサミン「旅行かぁ。ふーん。楽しそうだね。でも何で僕を誘ってくれるの?」

ベルトルト(ウサミンが行きたいな!って思うような誘い方をしないとな。うん、よし、思いついたぞ)

ベルトルト「>>23

>>22

ベルトルト「僕の故郷では壁内ではみられないようなものが沢山見られるからさ」

ウサミン「へええ!!すっごい興味そそられるなあ!」

エレン「なんだそれ!?お、俺も!俺も行きてぇ!!」

ベルトルト(おっ、思わぬところでエレンも食いついてきたぞ。エレンは元から連れてく算段だったけど、どうせなら快くついてきて欲しいから、このまま二人を釣り上げるぞ!!)

ベルトルト「うん。きっと楽しいよ」

アルミン「ここには無いものが沢山って、例えばどんなものが見られるの?」

ベルトルト「そうだなぁ・・・>>25とか>>27とかかなぁ」

ハゲ散らかったおっさんの大群

珍しい虫

ベルトルト「そうだなぁ・・・ハゲ散らかったおっさんの大群とか珍しい虫とかかなぁ」

アルミン「ハゲ散らかしたおっさんは良く見るよね?巨人もおっさんぽいの多いし」

エレン「ああ。毎日見てるハゲ散らかしたおっさんもいるしな・・・虫は見たいけど」

ベルトルト「ハゲ散らかしたおっさんの大群だよ?大群だよ。巨人だって大群たってあいつら髪の毛あるだろ。おっさんたちのツルツル頭に照り返した太陽の光と熱が生み出す神秘的な情景を見たことあるの?雨の日に、おっさんたちの頭に跳ね返る雨音とおっさんたちのハーモニーを聞いたことあるの?おっさん密集地に発生してるむせ返るような加齢臭臭いのかいだことあるの?」

アルミン「無いけど、どっちかというと見たくないなあ・・・。説明されるとどんどん気持ちが失せてくようだよ」

エレン「そうだな。虫は見たいけど」

ベルトルト(うう・・・おっさんの大群で何故かトーンダウンしてしまったぞ。まずい。こうなったらエレンが虫に食いついてるから、虫の方で攻めるか)

ベルトルト「えっと、珍しい虫、いっぱいいるよ!一緒に捕まえようよ」

アルミン「どんな虫なの?」

エレン「気になるな」

ベルトルト「>>30みたいな虫だよ」

宝石みたいな(いわゆる玉蟲)

ベルトルト「宝石みたいな(いわゆる玉蟲)みたいな虫だよ」

アルミン「へえ!!!宝石みたいな虫だって!?うわあ!!すっごく興味あるよ!!」

エレン「ああ!そうだな!」

ベルトルト(よし!!食いついてきたぞ!)

ベルトルト「うん。光沢があって、角度によって色が変化するんだ。虹みたいですっごく綺麗だよ。あんまりにも綺麗だから、装飾具として加工されることもあるんだ。それに、色んな色や形のものがいるから、きっと毎日虫取りしても全然退屈しないよ」

アルミン「そうか・・・」

ベルトルト(よし、いい感じだな。この流れでアルミンが一緒に来てくれるか聞いてみよう)

ベルトルト「そういうことなんだけど、どうかな?僕が帰るときに一緒に来てくれるかな?」

アルミン「>>33

勿論、エレンもいこう

ウサミン「勿論、エレンもいこう 」

エレン「いいぜ」

ベルトルト「やったー!!!ウサミンとエレンゲットだぜ!」

ウサミン「どうしたの?嬉しそうだね」

ベルトルト「そりゃ嬉しいよ。ありがとう、ウサミン、エレン!」

ベルトルト(でも、ライナーはエレンもアルミンも連れて行っていいよっていいそうだなあ。僕の不安な気持ちをわかってもらうにはもっと人数を集めないといけないな。よし、この調子でもっとメンバーを増やしていこう!)

ウサミン「それで、僕はこの格好でどうすればいいのかな?」

エレン「その服、ライナーが着たいって言ってたみたいだけど・・・」

ベルトルト「あ、ああ。そうだったね。でもとりあえずウサミンはそのままでいてくれるかな。また後でどうするか伝えに来るから」

エレン「どっか行くのか?」

ベルトルト「うん。ちょっと事情があって、故郷に帰る時に一緒に来てくれる人いないか探してるんだ」

ウサミン「次は誰のところに行くの?」

ベルトルト「そうだなぁ。>>36を誘ってみるよ」

【ベルトルト故郷ツアー参加者名簿:ウサミン・エレン】

アニ

ベルトルト「そうだなぁ。アニを誘ってみるよ」

---------

ベルトルト(と言っても、アニは一緒に帰るから特に誘わなくてもいいんじゃないかな?でもライナーのことも相談がてら協力してもらうか)

ベルトルト「アニ、ちょっといいかな?」

アニ「なに?」

ベルトルト「あのさ、ライナーのことなんだけど・・・」

アニ「ああ、畑のこと?」

ベルトルト「えっ、アニ知ってたの?」

アニ「前に嵐の夜にライナーがどっか行ってるの見かけたからついて行って畑の様子確認してるの見たんだよ。ライナーは私が知ってること知らないと思うけど」

ベルトルト「嵐の夜に畑を確認しに行くなんて勇気があるなあ」

アニ「でも、あいつのことだから考えがあるんだろ?ほっておきなよ」

ベルトルト「畑は・・・そうだけどさ。ライナー、故郷にクリスタ連れていくって言うんだよ」

アニ「そうなの?」

ベルトルト「ライナーはクリスタがいれば使命を果たす役に立つって言うけどさ、同時にかわいいからって言ったりするし、こんがらがってるせいだと思うんだけど・・・。ライナーがあんなになって、僕、いいかげんガマンの限界でさ」

アニ「気持ちはわかるけどさ・・・。で?ガツンと言ってやったの?」

ベルトルト「うん。ライナーがクリスタを連れて行くなら、僕も誰かを故郷に連れて行くからね!って言ってやったよ」

アニ「は?」

ベルトルト「ライナーには実際自分がどういうことしてるかわかってもらわないとね。僕がいっぱい連れてって少しは困ればいいよ」

アニ「あんた・・・バカ・・・」

ベルトルト「バ、バカ?」

アニ「なんでそういう方向に懲らしめようと思うのか理解に苦しむよ。で?何人連れて行く気なの?」

ベルトルト「今のとこ、ウサミンとエレンは決定だよ」

アニ「え?エレン?あんた、バカだけど、やるじゃん」

ベルトルト「うん、ウサミン誘ったらエレンが上手い具合に一緒に来る気になってさ」

アニ「そっか。よくやったね」

ベルトルト「そ、そう?う、嬉しいな・・・ありがとう」

アニ「じゃあもういいんじゃない?元々エレンが来ればこっちは目的達成なんだし」

ベルトルト「駄目だよ!ライナーに思い知らせるためにしてるんだから。もっと人数集めるよ。アニはもちろん一緒に来るよね?」

アニ「そんなツアーに巻き込まれるのは嫌だけど・・・」

ベルトルト(あれ?アニが一緒に行きたくなさそうだぞ・・・。どうしよう。アニにはガイドさんをして欲しいのに・・・。でもガイドさんしてねってストレートに言うと怒られるかもしれないから、何かアニが行きたくなるようなことを言って、ガイドさんをしてもらわなくっちゃ)

ベルトルト「そんなこと言わないでよ。アニがいないと駄目だよ」

アニ「なんで?」

ベルトルト「>>43

ksk

※安価失敗時は安価↓

ベルトルト「やっぱり君みたいな可愛い女の子がいてくれるとさ、心が和らぐんだよね」

ベルトルト(チビだけど)

アニ「は?か、可愛い・・・!?私が?」

ベルトルト「エレンとアルミンもアニみたいに華がある子が一緒にいてくれたら絶対喜ぶと思うんだ」

ベルトルト(暴力女だけど)

アニ「華がある!?よ、喜ぶわけないだろ・・・。あんた何言ってんの。何言ってんの・・・」

ベルトルト「男だけだと飽きて帰っちゃうかもしれないしさ、ね!お願い!」

ベルトルト(無愛想で性格悪いけど)

アニ(可愛い女の子・・・女の子・・・)

アニ「あんたね。女扱いしたくらいで私があんたのおふざけツアーに乗っかると思ったら大間違いだからね」

ベルトルト「駄目かな?」

ベルトルト(ううっ、僕にとっては魅力的だけど、言ったら怒られそうな部分は心の中に留めて、一般的に喜びそうなことだけ言ったんだけど、嬉しくなかったのかな?)

アニ「もっと私を説得してみな」

ベルトルト「え?」

アニ「だから、もっと私が行きたくなるような説得してみなよ」

ベルトルト「・・・美人で綺麗なアニがいると、皆目の保養になると思うし・・・」

ベルトルト(目つき悪いけど)

アニ「ふ、ふーん!!」

ベルトルト(結構喜んでるのかもしれない・・・)

ベルトルト「えっと、もういいかな?」

アニ「まだあるんなら聞いてあげてもいいよ」

ベルトルト(もっと聞きたいんだろうか)

ベルトルト「うん、言っても言い切れないし、アニも聞くの大変だと思うから、今度紙に書いて来るよ。ところで、どうかな?アニがいないと駄目ってわかってくれたなら、ウサミンやエレンがついて来る時に一緒に帰ってくれるよね?」

アニ「>>50

行くよ。また父さんに会えるかもしれないしね

アニ「行くよ。また父さんに会えるかもしれないしね 」

ベルトルト「やった!!アニガイドさんゲットだぜ!」

アニ「ガイド?」

ベルトルト「あ、ううん。なんでもない。お父さんに会いたいんだね。よし。ツアーのスケジュールに『アニの父探し』を加えておくよ」

アニ「スケジュールまで組んでるの?」

ベルトルト「いや、今組んでおかないといけないなって思ってね」

アニ「他になにするの」

ベルトルト「ウサミンとエレンの希望で、玉蟲捕りをする予定だよ。あと、ハゲ散らかしたおっさんの大群見学も加えたいな」

アニ「おっさんは誰得なんだよ」

ベルトルト「ベル得だよ・・・」

アニ「まあいいけど。あんた勧誘で忙しいんだろ?スケジュール管理は私がしてやるよ」

ベルトルト「ほんと?じゃあお願いしようかな」

アニ「希望がまとまったら組むから、また声かけてよね」

ベルトルト「うん!ありがとう、アニ」

アニ「それで、他にも誘うって誰誘うのさ」

ベルトルト「そうだなあ、アニは誰が来てくれそうだと思う?」

アニ「そうだね。>>54かな」

ベルトルト「よし、じゃあ>>54のとこに行って来るよ!」

【ベルトルト故郷ツアー参加者名簿:ウサミン・エレン・アニ(ガイドさん予定)】

【ツアー内容:おっさん見学・玉蟲捕り・アニの父探し】

ハゲ教官

アニ「そうだね。ハゲ教官 かな」

ベルトルト「よし、じゃあハゲ教官の・・・キース教官のとこに行って来るよ!」

ベルトルト(そうだな。引率の先生がいたほうがいいな!考え付かなかったよ)

---------

教官室----

ベルトルト「失礼します!」

キース「うん?なんだ、フーバー訓練兵か。何か用か?」

ベルトルト「はい、あの・・・」

キース「?」

ベルトルト(うーん、なんて言ったらいいんだろう。失敗したら怒られるだけかもしれないしなあ)

ベルトルト「キース教官はご旅行はお好きですか?」

キース「壁外には昔よく行っていたが・・・旅行とは壁外調査のことか?」

ベルトルト「いえ、そうじゃなくて・・・娯楽としての旅行と言いますか」

キース「今も昔もそんな暇は無いな」

ベルトルト(そっか。調査兵団からの教官だから忙しくて当然だよね。でもなんとか一緒に来て欲しいなあ。教官が来たらライナーもちょっとはたじろぐだろうし)

ベルトルト「実は、僕が故郷に帰る時に引率していただきたいんです」

キース「なぜ私がついて行かないといけないんだ」

ベルトルト(ううっ、怖いなあ。でもここは教官が一緒に来たくなるように説得しなくては!)

ベルトルト「>>57

実はですね、僕の故郷にはハゲたおっさんが群れをなして生息しているんですが最近そのハゲどもの統率が乱れていて住人が迷惑を被っているらしいんですよ
そこでキース教官のように優れてリーダーシップを持ったハゲに来てもらって彼らをまとめていただけたらなー、と思っているのですが

ベルトルト「実はですね、僕の故郷にはハゲたおっさんが群れをなして生息しているんですが最近そのハゲどもの統率が乱れていて住人が迷惑を被っているらしいんですよ」

キース「なにっ・・・!?」ピクッ

ベルトルト「そこでキース教官のように優れてリーダーシップを持ったハゲに来てもらって彼らをまとめていただけたらなー、と思っているのですが」

キース「ふむ・・・具体的に住民はどんな迷惑をこうむっているんだ」

ベルトルト「おっさんが思い思いにキョロキョロするので光が拡散して目が痛くなったり・・・華麗臭がきつくなったり。もしかしたらもっと悲惨な状況になっているかもしれませんが。僕も詳しい原因はわからないので、調査もかねてハゲのプロであるキース教官にお願いできればと思いまして」

キース「うーん。話はわかったが・・・」

ベルトルト「お願いします。僕の故郷を助けてください!」

キース「>>61

いいだろう
それならもう一人エルヴィンも誘うといい

キース「いいだろう。それならもう一人エルヴィンも誘うといい」

ベルトルト「エルヴィン・・・?調査兵団のエルヴィン団長ですか?」

ベルトルト(なんでだろう?統率能力があるって言っても、ハゲおっさんの大群はあんなフサフサ頭の人の言うことなんて聞くかなあ?)

キース「なんでだ?という顔をしているな」

ベルトルト「は、はい。なぜエルヴィン団長なんでしょうか?」

キース「本人と話せば自ずとわかることだとは思うが」

ベルトルト「はあ・・・」

キース(ここはフーバー訓練兵の成長のためにも私がすんなり教えてやるより、ヒントをやって自分で気付かせるか)

キース「・・・ふぅ」

キュッキュッ

ベルトルト(ん?なんだ?頭を磨き出したぞ?)

キース「・・・・・・」ピカッ

ベルトルト「はうっ!まぶしっ!」

キース「そういうことだ・・・」

ベルトルト(え・・・もしかして、エルヴィン団長もピカピカなのか?いや・・・まさか。確かにビシッと髪型が決まりすぎてて硬そうだけど、ヅラだっていうのか?)

キース(私はヅラだと思っとるぞ)

ベルトルト(ううん、まあ、本人に確認しようか。別にハゲじゃなくてもあんな頼りがいありそうな人が引率してくれたら心強いしね)

ベルトルト「わかりました!ありがとうございます!では、また日程など決まりましたら報告いたしますので、よろしくお願いします!」

キース「うむ」

ベルトルト(キース教官の引率ゲットだぜ!)

【ツアー参加者名簿:ウサミン・エレン・アニ・キース教官(引率)】

【ツアー内容:おっさん見学及び調査・玉蟲捕り・アニの父探し】

ベルトルト「よし、さっそくエルヴィン団長のところに行くぞ!」

---------

調査兵団本部--

ベルトルト「あの、エルヴィン団長に面会をしたいんですが・・・。ここに訓練兵団のキース教官からの紹介状があります」

兵士「ああ。連絡は来ています。こちらにどうぞ」

ベルトルト(わー。緊張するなあ。一張羅の白シャツ着てきたほうがよかったかな)

兵士「団長」

コンコン

エルヴィン「ああ、入ってくれ」

ベルトルト「失礼します」

エルヴィン「やあ。キース教官から話は着ているよ。君は訓練兵のベルトルト・フーバーだね」

ベルトルト「はいっ!」

エルヴィン「まあ、楽にして座りたまえ」

ベルトルト「はい、失礼します」

エルヴィン「すまないが、私も時間があまり無いのでね。いきなりだが用件を聞こうか」

ベルトルト「はい。あの、僕の故郷を救って欲しいんです」

エルヴィン「巨人に襲われた・・・のかな?」

ベルトルト「いえ。僕の故郷名物、ハゲ散らかしたおっさんの大群の統率が乱れて、混乱をきたしているんです。それで、キース教官に相談したら、エルヴィン団長も誘うように助言いただきましたので、こうしてお願いに伺いました」

エルヴィン「ふむ。しかし・・・なぜ私に?」

ベルトルト「え・・・なんででしょうか。団長はお心当たりは無いんですか?」

エルヴィン「いや・・・。おそらく>>69だからだろうとは思うんだがね」

エルヴィン「いや・・・。おそらく私の太陽のように光り輝く黄金の頭脳に期待しているからだろうとは思うんだがね」

エルヴィン「いや・・・。おそらく私の太陽のように光り輝く黄金の頭脳に期待しているからだろうとは思うんだがね」

ベルトルト(自分で言っちゃうんだ・・・)

エルヴィン「・・・どうした?」

ベルトルト「いえ。とっさの状況で、作戦や対応をピカッと閃くってことですね」

エルヴィン「ああ。そういうことだと思うよ。キース教官は何か言っていたかな?」

ベルトルト「会えば自ずとわかると。あと、頭を磨いてピカッってするのを見せてくれました。あれがヒントだったんですね」

エルヴィン「ああ・・・。そうだな。そうだろう」

ベルトルト「それで、どうでしょうか、その頭脳で僕を、僕達を助けていただけないでしょうか?一緒に故郷に来てくれませんか?」

エルヴィン「>>71

わかった。微力ながら君の故郷のために尽力させてもらうよ、よろしく頼む(と、言いながらベルトルトに近づこうしたら何かにつまづいで豪快にこけてヅラがとれる)

エルヴィン「わかった。微力ながら君の故郷のために尽力させてもらうよ、よろしく頼む」

ツカツカ

ベルトルト(あっ。握手してくれるのかな?えっと、立たないと!!)

ビンッ!

ベルトルト「あうっ!ベルトが椅子に引っかかってた!!うわわっ!!」

ドテッ

エルヴィン「ぬわ!」

ガツッ

ベルトルト(ああっ!倒れた僕にエルヴィン団長がつまづいてしまった!)

ドンガラガッシャーン!!

ベルトルト「あああああ!すいません!!すいません!!エルヴィン団長大丈夫ですか!?」

エルヴィン「ははは、大丈夫だ。なんてことないよ・・・いてて」

ベルトルト「怪我はありませんか?」

エルヴィン「ああ、怪我はない。大丈夫大丈夫。ありがとう」

ベルトルト「あ。毛が無い・・・」

エルヴィン「ああ。無いよ。心配しなくていい」

ベルトルト「いえ、毛が・・・」

エルヴィン「ん?」

ベルトルト(き、気付いてないのかな?しかし、ヅラだったのか・・・。確かに光り輝く黄金なのはその通りだ・・・)

ベルトルト(しかし、ハゲ散らかってますよとは言えないから、ヅラが落ちてるとこを目で教えてあげよう)

ベルトルト「あの、団長・・・」

エルヴィン「ん?」

ベルトルト「チラッ・・・チラッ・・・」

エルヴィン(ん?・・・なにかを訴えているな。あっちに何かあるのか?)

ヅラ「・・・・・・」

エルヴィン(む!!)

エルヴィン「おや?なんだあんなところにねずみかな?」

ベルトルト「えっ!?ねずみ?」

エルヴィン「あんな金色でフサフサなねずみ見たことないな。よし、捕まえてみるか!」

ベルトルト「えっ?えっ!?」

エルヴィン「それ!捕まえた!んんっ!?こいつはもう死んでるな!」

ベルトルト「・・・・・・」

エルヴィン「・・・・・・」カポッ

ベルトルト「あの・・・」

エルヴィン「・・・日程が決まったら教えてくれたまえ」

ベルトルト「あ、はい・・・」

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ベルトルト(なんか居たたまれなくてつっこめなかったな。ま、エルヴィン団長ゲットだぜ!だからいいか)

ベルトルト(さて、次は>>77のとこに行ってみるか)

【ツアー参加者名簿:ウサミン・エレン・アニ・キース教官・エルヴィン団長(引率)】

【ツアー内容:おっさん見学及び調査・玉蟲捕り・アニの父探し】

褌一丁のリヴァイ

ベルトルト(さて、次は褌一丁のリヴァイの兵長とこに行ってみるか)

ベルトルト(本部に来たついでに探そう)

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ベルトルト「うーん、褌一丁のリヴァイ兵長どこにいるのかな」

キョロキョロ

リヴァイ(むっ・・・本部の廊下の隅に埃が溜まってやがる。誰が掃除してんだ?チッ・・・気になるな)

ベルトルト(あ!あの人だ!間違いないぞ。でも服を着てるなあ。褌一丁のリヴァイ兵長じゃないとなあ・・・)

ベルトルト(とりあえず褌一丁になって貰うか)

テッテッテ

ベルトルト「あの、リヴァイ兵長」

リヴァイ「なんだ?誰だお前は」

ベルトルト「訓練兵のベルトルト・フーバーです。あの、お話がありまして・・・」

リヴァイ「話?俺は今ここの埃を掃除するんだ。後にしろ」

ベルトルト「掃除ですか?」

リヴァイ「ああ。見ろ。この埃。お前は何も思わないか?」

ベルトルト「あー・・・。ちょっと溜まってますね」

リヴァイ「だろ。掃除しねぇと」

ベルトルト「あの、僕も手伝います」

リヴァイ「そうか。じゃあ箒と雑巾を持ってくるから待ってろ」

ベルトルト「あ、僕が取ってきます!」

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ベルトルト「お待たせしました!箒と雑巾です」

リヴァイ「ああ。悪いな。・・・おい、なんだこの雑巾、えらく長いな。切った方がいいんじゃないか」

ベルトルト「そうですね。それしかなくって。僕が切っておきます」

リヴァイ「・・・じゃあ俺は箒で掃くか」

ベルトルト「あ!駄目ですよ兵長!」

リヴァイ「ああ、そのまま掃くと埃が舞うな。出涸らしの茶葉があったほうがいいか?」

ベルトルト「いえ、あの、服のまま掃除すると・・・」

リヴァイ「別に服は汚れたってかまわん。後で洗濯を・・・」

ベルトルト「そうではなくて、服を着たままだと、汚れるのは廊下ですよ」

リヴァイ「なんだと?」

ベルトルト「服から出た埃が廊下に落ちたら、元も子も無いですよね」

リヴァイ「服はそんなに埃ってねぇだろ」

ベルトルト「そうですか?僕は埃一つ残さないために、全裸でしてますけど、兵長は意外と細かいことは気になさらないんですね。全裸で掃除したら埃なんて全く無いからすっごい気持ちいいのになぁ」


リヴァイ「・・・・・・・」

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リヴァイ「全裸掃除も悪くない・・・」

ベルトルト(よし!リヴァイ兵長を全裸にしたぞ!掃除しやすいみたいでご機嫌になったし、あとは褌を巻いてもらうだけだな!)

ベルトルト「ここ、掃き終わったとこ雑巾かけますね」

リヴァイ「ああ」

ベルトルト「ゴシゴシ・・・」

ベルトルト(よし、このままさりげなくリヴァイ兵長に褌を巻くぞ!)

ベルトルト「ゴシゴシ・・・」

リヴァイ「おい、それは俺の脚だ」

ベルトルト「えっ!?す、すいません。彫刻が置いてあるのかと思って・・・」

リヴァイ「雑巾切ってねぇじゃねぇか。俺の脚に絡まってるぞ。さっさと除けろ」

ベルトルト「はい!えっと、えっと・・・」

ベルトルト(こうしてこうして・・・こうしてこうっ!!!!)

ギュッ!

ベルトルト「褌兵長のリヴァイ一丁が出来た!!!」

リヴァイ「・・・なんだこれは」

ベルトルト「あの、陰毛が落ちるといけないなって思って・・・」

リヴァイ「だからって雑巾巻くやつがあるか。なんのつもりだ」

ベルトルト「実は、リヴァイ兵長にお願いがありまして」

リヴァイ「いきなりだな。だがまあ、全裸掃除を教えてくれたから聞いてやろう。なんだ?」

ベルトルト「僕が故郷に帰る時に、よければ一緒に来て欲しいんですが」

リヴァイ「なんでだ。興味があれば考えてやらんでもない」

ベルトルト(お、もしかしたら一緒に来てくれるかもしれないな。僕の話術次第だな。よし、リヴァイ兵長が来てくれますように・・・)

ベルトルト「リヴァイ兵長をお誘いした理由は>>84です」

ハゲのおっさんの大群からエルヴィン団長のヅラヴィンを守れるのは貴方だけだからです

ベルトルト「ハゲのおっさんの大群からエルヴィン団長のヅラヴィンを守れるのは貴方だけだからです 」

リヴァイ「ヅラヴィン?貴様見たのか?奴らが別々の個体であるところを」

ベルトルト「は、はい。分離するところを見てしまいました」

リヴァイ「そうか。ガチガチに固めておけばいいものを・・・」

ベルトルト「固めても、産毛がうっすら生えると持ち上がってくるんだと思います。下手に固めると頭皮が痛みそうですし、今の技術じゃ乗せるのが限界ですよ」

リヴァイ「それで、ハゲのおっさんの大群とはなんだ。そいつらにエルヴィンのヅラヴィンが奪われるということか?」

ベルトルト「ハゲのおっさんの大群は、僕の故郷の名物なんです。ところが最近彼らの統率が乱れてるので、キース教官とエルヴィン団長にを助けていただくことになったんですが・・・もし、彼らがハゲのおっさんの大群に紛れてしまったら・・・見つけられるかどうか・・・」

リヴァイ「顔でわかるだろ」

ベルトルト「もちろん、毎日見てるキース教官はわかりますよ。でも、エルヴィン団長となると、僕ら訓練兵だけでは到底無理です。だって、いつもヅラヴィンなわけですから。ハゲヴィン状態になったらお手上げです」

リヴァイ「それもそうだが。それで、わからなくならないよう、ヅラヴィンが落ちないように守れということか」

ベルトルト「そういうことです。それと、万が一ハゲヴィンになっても、リヴァイ兵長ならすぐエルヴィン団長を見つけてくださると思うので・・・。お願いします」

リヴァイ「チッ・・・断る」

ベルトルト「ええっ!?そんな!!」

ベルトルト(人類最強リヴァイ兵長が来てくれたらライナーがビックリするの間違いなしなのに!!いや、僕は粘るぞ!ネバーギブアップ!!)

ベルトルト(リヴァイ兵長のことはよくわからないが、ついてきて団長を守ってくれるとこんな特典がうちの故郷にはありますよ!とか、リヴァイ兵長が楽しめそうなこともアピールしよう!これで断られたら諦めよう・・・)

ベルトルト「あの、ついて来て団長を守って欲しいだけでなく、調査が終わればゆっくりしていただけますし、うちの故郷いいとこですから!いいことありますから!」

リヴァイ「何があるんだ?」

ベルトルト「>>88

背が僕並になりますよ

ベルトルト「背が僕並になりますよ」

リヴァイ「!!!!!」

ベルトルト(お、言葉は発さなかったけど、すっごい体がピクッてしたぞ!)

ベルトルト「僕の同郷のライナーという男も、180越えの大男です。故郷の空気が違うのかなー、僕なんて気付いたらこんなに伸びちゃってました」

リヴァイ「そうか・・・」

ベルトルト「伸びるかも・・・」

リヴァイ「別に俺は今のままでも・・・」

ベルトルト「ちょっと箒借りますね」

リヴァイ「?」

ベルトルト「天井に蜘蛛の巣がはってたので」

サッサッ

ベルトルト「ふぅ。いやあ、僕くらい背が高いと脚立無くてもちょっと背伸びしたら高いとこも余裕だな。金の足場だと床に傷がつくかもしれないし、木の足場だと、どうしても細かい木屑が出たりして掃除が二度手間なんだよな・・・それ、サッサっと・・・」

リヴァイ「・・・・・・」

ベルトルト「そして僕ほど背が高ければ腕も長いので、手さえ入る隙間なら、奥のほうの埃にも届くんだよな。こういう棚と壁の隙間とか埃が溜まってるからなぁ。それ、サッサっと・・・」

ベルトルト「やあ!僕ほど背が高いと、リヴァイ兵長の大好きな掃除がとってもしやすいなぁ!!」

リヴァイ「・・・おい」

ベルトルト「はい」

リヴァイ「さっきの話だが本当か?」

ベルトルト「たぶん・・・」

リヴァイ「そうか」

ベルトルト(よし。かなり興味を持ってるみたいだぞ!これで駄目ならエルヴィン団長はハゲのおっさんに紛れて行方不明になるフラグが立つが、それはそれで次に行くぞ!)

ベルトルト「どうですか?リヴァイ兵長?僕の故郷に一緒に来ていただけますか?」

リヴァイ「>>92

背が伸びるとかホント、完全にどうでもいいんだが
俺の居場所はエルヴィンの隣だからな、ヤツがお前に付き合うなら俺も付き合うさ

リヴァイ「背が伸びるとかホント、完全にどうでもいいんだが・・・俺の居場所はエルヴィンの隣だからな、ヤツがお前に付き合うなら俺も付き合うさ 」

ベルトルト「やった!!!ありがとうございます!褌一丁のリヴァイ兵長ゲットだぜ!」

リヴァイ「日程が決まったら連絡しろ」

ベルトルト「はい。僕、リヴァイ兵長とエルヴィン団長の絆に感動しました。背はどうでもいいんですね」

リヴァイ「あ、ああ・・・どうでもいいな、どうでもいい・・・」

ベルトルト「では、また連絡します!」

テッテッテ

リヴァイ(天井の蜘蛛の巣か・・・どれ、あそこにもあるな)

グググッ・・・

リヴァイ「チッ!届かねぇか!!」

リヴァイ(・・・ベルトルトだったか。奴のツアー、いつだろう)

【ツアー参加者名簿:ウサミン・エレン・アニ・キース・エルヴィン・リヴァイ】

【ツアー内容:おっさん見学及び調査・玉蟲捕り・アニの父探し】

------------

ベルトルト「人数はまだ少ないけど、大物ばかり集まったな!あんまり多すぎても大変だなあ。キース教官班と、エルヴィン団長班とリヴァイ兵長班の3班構成×各班員4人で全員で15人にするか」

ベルトルト「引率の先生除いて、僕とライナーとアニと、ウサミンとエレンは確定してるからあと定員まで7人だな」

ベルトルト(次は誰を誘おうかな~。うーん、>>97にしようかな)

ハンネス

ベルトルト(次は誰を誘おうかな~。うーん、誰にしようかな)

ベルトルト(あ、よく考えたらライナーがクリスタを誘うつもりだから残り6人だな。もしライナーがクリスタ誘って駄目だったらその時は僕が補充しよう)

ベルトルト(そうだ、次の人はどうしようかな・・・)

ウサミン「ベルトルト!」

エレン「おーい!待ってくれ!」

ベルトルト「やあ、ウサミン、エレン。どうしたの?」

ウサミン「あの、君の故郷ツアーのことなんだけど・・・」

ベルトルト「もしかして都合悪くなった?」

エレン「いや。逆だ。もし一緒に連れてっても構わなければ一緒に行きたい人がいるんだ」

ベルトルト(ああ。ミカサかな?)

ベルトルト「いいよ。あと6人誘うつもりだったからね」

ウサミン「本当?良かった!いや、僕らの保護者というか、長年付き合いのある人なんだ。ハンネスさんって言うんだけど」

エレン「紹介したいから一緒に来てくれるか?」

ベルトルト「うん、もちろんだよ。もう誘って一緒に来てもらえることになってるの?」

エレン「いや、これから誘ってみるんだ。世話になってるから旅行プレゼントしたくてよ。お前の故郷のこと話してやってくれよ」

ベルトルト「うん!」

ウサミン「ハンネスさんは駐屯兵団にいるから、駐屯所に行ってみよう」

---------

ウサミン「ハンネスさん!」

ハンネス「おお、アルミン!なんだそれ?わはは!可愛い格好してるな」

ウサミン「まあね。あのさ、ハンネスさん、旅行行きたくない?」

ハンネス「旅行?おい、お前ら俺に調査兵団に加われって言うつもりか?」

エレン「違うよ。俺の同期のやつが帰省する時に、俺達一緒に行くことになったんだ。それで、そいつの故郷って壁内に無いものがいっぱいあるみたいだから、ハンネスさんも良かったらいかねぇかなって思って・・・」

ベルトルト「こんにちは。エレン君とウサミン君にはいつも仲良くしてもらってます。同期のベルトルト・フーバーです。よろしくお願いします」

ハンネス「うお、でけぇな。俺と一緒・・・いや、ちょっと高いか?」

ベルトルト「はい、同じくらいですね」

ウサミン「彼の故郷って、すっごく楽しそうなんだ。僕ら、ハンネスさんと一緒に行きたいな」

ハンネス「うーん、気持ちは嬉しいがな・・・。俺は引率か?」

ベルトルト「いえ。引率にはエルヴィン団長、キース教官、リヴァイ兵長が来てくださるので、ハンネスさんは気軽に旅行気分で来ていただければ・・・」

エレン「え!リヴァイ兵長来るのか!?すげぇ!!人類最強の兵士だぞ!!!」

ハンネス「おいおい!!そんなすごいメンバーで行くなんて俺にはプレッシャーだぞ。気を使うだろ」

ウサミン「ええっ・・・そんなぁ」

エレン「おい、ベルトルト!ハンネスさんが行きたくなるように、お前の故郷をアピールしてくれよ!!」

ベルトルト「う、うん。わかったよ」

ベルトルト(僕が良かれと思ってした発言でハンネスさんの気持ちがしぼんでしまったんだ。ウサミンとエレンのためにも、僕はなんとかハンネスさんに故郷をアピールせねば!)

ベルトルト「ハンネスさん、僕の故郷はいいとこですよ!」

ハンネス「・・・例えば?」

ベルトルト「そうですね、例えば・・・>>103

ベルトルト「そうですね、例えば・・・ハンネスさんとそっくりな声の人がいっぱいいるから楽しいと思いますよ」

ハンネス「声?楽しいか?」

ベルトルト「血液の温度を500℃まで上げられる人とか、将棋ってゲームがそれなりに強い人とか、最近少し伸び悩んでダメになってるボクサーとか足がすっごいくさいおじさんとか、みんなハンネスさんの声にそっくりなんですよ! 」

ハンネス「声が同じで楽しいと言うか、奇人変人が沢山いるのが楽しいってことか?」

ベルトルト「声が同じ人がいっぱいいたら楽しいですよ?ねえ、ウサミン?」

ウサミン「そうかなぁ?例えば?」

ベルトルト「知らない人が喋ってるのに、声がハンネスさんなんだよ?ハンネスさんが言いそうにないこととか言うんだよ?」

エレン「それはちょっと聞いてみたいかもな」

ベルトルト「情けないハンネスさんや、かっこいいハンネスさんの声を聞いたり、誰が喋ってるのかもはやわからない空間を体験できるんだよ。そんなことなかなか体験できないよ!」

ウサミン「目隠ししてどれがハンネスさんか当てっこするのは楽しそうだね」

ベルトルト「うんうん。そうだろ?」

ハンネス「うーん、お前らは楽しいかもしれんが、俺は同じ声のやつばっかりいると困っちまうなぁ・・・。どうせ誰が何言ってもヒロシwwwwwって言われるんだろうし・・・あれ、俺何言ってんだ?」

ウサミン「僕、ハンネスさん当てゲームしたいな」

エレン「一緒に行こうぜ」

ハンネス「もっと俺が楽しめることがあればなぁ・・・」

ベルトルト(うーん、もう一押しだな。正直なとこ、ハンネスさんの声と同じ人を集めるのはできないこともないかもしれないが、僕がよく知らない人も混じってるし時間もかなりかかるし難しい・・・。次で駄目ならハンネスさんは諦めてもらおう)

エレン「他に何か無いのかよ?」

ベルトルト「うーん、後は>>108

卵が安いです

ベルトルト「うーん、後は卵が安いです」

エレン「地味だな・・・」

ウサミン「地味だ・・・」

ベルトルト「地味だって言うけど、ただの卵じゃないよ。ここいらで流通してる卵より栄養価が高いし、大きいけど黄身がプルプル艶々で、しっかりしてて濃厚で味もいいし、めちゃめちゃ美味しいんだからね」

ハンネス「ほほぉ」

エレン「ふーん、美味そうだな」

ベルトルト「うん。僕は小さい頃からその卵食べてたから、こうして背もしっかり伸びたし、粗食ながらに筋肉だってそれなりについたんだ」

ウサミン「そっか。そういえばライナーもがっちりしてるもんね。卵に秘密があったのか」

ベルトルト「おそらく壁内だと内地でも手に入らないような逸品だと思うよ。仮に内地にあっても一部の人間にしか手に入らないような値がつくんじゃないかな?」

ハンネス「温泉卵にして、酒のつまみにいいかもな」

ベルトルト(お、やっぱり食べ物関係は相手が誰でも、一定の効果が得られるな。もう一押しかな?)

ベルトルト「お酒召し上がられるんでしたら、その卵で作った卵酒は絶品ですよ」

ハンネス「おお・・・いいな」

ベルトルト「もし良かったら、僕が卵料理皆に振舞いますよ」

エレン「卵祭りか」

ウサミン「卵美味しそうだよ?ハンネスさん。どうかな?一緒に行ってくれる?」

ハンネス「>>113

行ってもいいんだけど…そうだなあ……

可愛い女の子と遊べる場所とかある?(ベルトルトだけに聞こえるような小声で)

ハンネス「行ってもいいんだけど…そうだなあ……」

ベルトルト(ううっ・・・駄目か?)

ハンネス「ベルトルト君、ちょっと・・・」コイコイ

ベルトルト「はい?」

ハンネス「可愛い女の子と遊べる場所とかある?」ヒソヒソ

ベルトルト「可愛い女の子?」

ハンネス「ああ。そうだ」

ベルトルト(うう~ん、可愛い女の子と遊ぶ場所か。故郷にいた時は僕今よりもっと子供だったからなあ。あったかな?公園とかでアニやクリスタと遊ぶんじゃ駄目かな?)

ベルトルト「・・・なんとかします」

ハンネス「なら話は決まりだ」

ベルトルト(ツアー内容に【女遊び】を加えておこう。内容はまたアニたちと相談するか)

ウサミン「何話してるの?」

エレン「内緒話かよ」

ベルトルト「ううん、ハンネスさん、来てくれるって!」

ウサミン「ほんと!?」

エレン「やった!!」

ハンネス「ああ。せっかくお前らが誘ってくれたしな。話を聞くと、俺も楽しめそうだし行くことに決めた!」

ベルトルト・ウサミン・エレン「ハンネスさんゲット!だぜ!」

【ツアー参加者名簿:ウサミン・エレン・アニ・キース・エルヴィン・リヴァイ・ハンネス】

【ツアー内容:おっさん見学及び調査・玉蟲捕り・アニの父探し・女遊び】

---------

ベルトルト(さて、次はどうしよう。まとめて勧誘してもいいし、一人一人じっくり説得するのでもいいし・・・あと5人だな。次は>>117にしようかな)

ジャンとミカサ

ベルトルト(まとめて勧誘してもいいよ。OKだよ)

ベルトルト(ジャンとミカサにしようかな)

ベルトルト(でもあの二人だけで一緒にいることって無いだろうから、エレンに頼んでミカサを連れてきてもらうか。僕はジャンを呼び出そう)

----------

ジャン「おい、お前からの手紙がベットの上にあったから来たけど、食堂に来いってなんか用かよ?メシの時間は終わっただろ」

ベルトルト「個人的にジャンに大事な話があるんだ」

ジャン「なんだよ?さっさと済ませてくれよな」

ベルトルト「うん、待って。もう少ししたらミカサも来るから」

ジャン「ミカサ?な、なんでミカサ」

ベルトルト「君ら二人に用があるからね」

ジャン「そうか、ならゆっくりしてもいいかもな・・・」ソワソワ

エレン「おい、ベルトルト待たせたな」

ベルトルト「ああ、エレン!こっちだよ!」

ジャン「はぁ!?どうしてミカサじゃなくてエレンが来るんだよ!!」

エレン「俺はベルトルトに頼まれただけだ。ほら、ミカサ、こっち」

ミカサ「ベルトルトが私に話があるそうだけど」

ジャン「なんだよ。そういうことかよ。よお、ミカサ」

ミカサ「ジャンもいるの?」

ベルトルト「うん。二人にお願いがあってね(ミカサが行くって言ったらジャンもきっと行くって言うだろうと思ってね)」

エレン「俺は居たほうが良いか?」

ジャン「いなくて構わねぇぞ」

ミカサ「私はいて欲しい」

ベルトルト「エレンか・・・(うーん、どうしようかな、僕はどっちでもいいんだけど)」

ベルトルト(>>125の秒数末尾が偶数なら残ってもらおう。奇数なら帰ってゆっくりしててもらおう)

ベルトルト(エレンにはさっきハンネスさんも手伝ってもらったし、ゆっくり休んででもらおうか。ジャンとケンカになったら疲れるだろうしね)

ベルトルト「エレン、ミカサ連れてきてくれてありがとう。帰ってゆっくりしてて」

エレン「いいのか?」

ジャン「いいぜ。ベルトルトが話があるのは俺とミカサにだそうだからな」

ミカサ「エレン、必要があればまた後で報告するから安心してほしい」

エレン「別に心配なんかしてねぇよ。ベルトルトの話は大体予想ついてるしな」

ベルトルト「うん。すぐ終わるし、ミカサもジャンも軽く聞いてくれたんでいいよ」

エレン「じゃあな」

スタスタ

ミカサ「それで、ベルトルト、話ってなに?」

ベルトルト「二人ともさ、旅行とか好きかな?」

ジャン「旅行?そんなもん訓練で忙しいのに行ってる暇あるかよ」

ミカサ「私もあまり考えたことないけど。エレンやアルミンは旅行、好きだと思う」

ベルトルト「そっか。そうだよね。もし、少しでも行ってもいいかなって気持ちがあれば僕の誘いを受けて欲しいんだけど・・・僕が故郷に帰る時に、二人も一緒に来てくれないかな?」

ジャン「俺たちも?」

ミカサ「ベルトルトの故郷に?」

ベルトルト「うん」

ジャン(ミカサが行くなら・・・悪くないかもな)

ミカサ(エレンは行くのだろうか)

ベルトルト「僕の見立てだと、二人は特定の誰かが行くなら行ってもいいかもなって思ってないかい?」

ジャン「・・・そりゃ、気の乗らないメンバーで行ってもしょうがねぇしな。旅行が楽しいかどうかってメンバーにも大きく左右されるだろ」

ミカサ「私もそう思う」

ジャン「だ、だよな!」

ミカサ「・・・・・」コクッ

ベルトルト「そうだね。でも、僕としては誰かが行くからって気持ちだけじゃなく、もしきてくれるなら、僕の故郷に興味を持って楽しんで欲しいんだ。だから、もしよければ純粋にひとりきりでついて来るとして行きたいかどうか考えて欲しい」

ジャン「興味っつってもな。お前の故郷がどんなもんか知らねぇし、はっきり言って、今の段階だと俺ひとりが誘われてるなら行く気はないぜ」

ミカサ「私も一人で行くということなら興味ない」

ジャン「だよな!」

ミカサ「・・・・・・」コクッ

ジャン(さっきからミカサと意見が一致してなんか嬉しい・・・)

ジャン「ま、とりあえずは聞いてやるけどよ、お前の故郷には俺が行きたくなるような、楽しめそうなこととかものがあるのかよ?」

ミカサ「私が興味ありそうなものがある?」

ベルトルト「そうだな。僕の故郷のいいとこで、ジャンにオススメは>>130

ベルトルト「ミカサにオススメは>>132

馬の屠殺場

うえ

ベルトルト「そうだな。僕の故郷のいいとこで、ジャンにオススメは馬の屠殺場」

ベルトルト「ミカサにオススメはゲロの滝かな、成人男性100人が断崖絶壁ギリギリに並んで一斉にゲロを吐き出すんだ!圧巻だよ」

ジャン「馬肉食えるってことか?」

ベルトルト「うん。その場で解体するから新鮮な馬刺しも食べれるよ。お肉なんてここじゃめったに食べれないでしょ?(食べ物は一定の効果有なんだよね)」

ジャン「肉はいいけどよ・・・馬かよ」

ベルトルト「ここでも走れなくなった馬はそうするでしょ?僕らだって調理場で肉の解体することはたまにあるんだし、別に大丈夫だよね?ジャンも鳥とか解体してたよね?」

ジャン「そりゃそうだけどよ。馬はちょっとな・・・なんかかわいそうで」

ベルトルト(ああ・・・馬ってジャンに似てるからかな)

ミカサ(ジャンは馬に似ているから・・・)

ジャン「なんか気分が落ち込んだぜ・・・」

ベルトルト「ごめん・・・(しまった。ジャンはミカサで釣らないと無理かもしれないな)」

ミカサ「ベルトルト、ゲロの滝って・・・」

ベルトルト「成人したら誰しもが通る道なんだけどね。ゲロ吐く時って、前かがみになるでしょ?断崖絶壁で、前かがみになって自分は落ちないようにゲロだけ落とすんだ。勇気が無いやつは後に下がりすぎて自分の足にゲロがかかる。これをしてしまうとその先ずっと臆病者として皆から後ろ指をさされるんだよ」

ミカサ「・・・・・・」

ベルトルト「かといって、前に出すぎたやつはゲロの滝つぼに落ちるし、運が悪ければ命を落とすんだ。いわゆるチキンランってやつかな?僕らもこっそりやってる、ぶつかる寸前までアンカー出さない方が勝ちみたいなやつさ」

ミカサ「確かに、かっこいいのかもしれない」

ベルトルト「うん!かっこいいよ!喉が焼けてもゲロを最後まで落ちずに絞りきったやつは英雄だよ!!」

ミカサ「でも臭そう」

ベルトルト「・・・うん、臭いよ」

ミカサ「臭いのは嫌」

ベルトルト「その臭さに耐えてってのも英雄の証なんだけどな・・・」

ミカサ「嫌だ」

ベルトルト「わかったよ。ごめん(ミカサは強さに興味があるかと思ったら、僕の予想以上に女の子だった・・・エレンで釣るしかないのか?)」

ベルトルト(とりあえず一か八か誘ってみるか。断られたらもう一度いいとこアピールするか、エレンでミカサ釣って、ミカサでジャンを釣るかどっちかでいくぞ!)

ベルトルト「ジャン、ミカサ、来てくれるかな?」

ジャン「>>137

ミカサ「>>139

だが断る

参加は出来るの?

ジャン「だが断る」

ミカサ「参加は出来るの?」

ベルトルト(ジャンは駄目か。しかも断り方が、(もしかして来てくれるかも)と思ってる僕みたいなのにNOと言ってやることが好きだからって感じだ!)

ベルトルト(でもミカサはちょっと興味ありそうだな。ゲロの滝に参加したいのかな?でもあれ、成人男性なんだよね。いいのかな?確認してみないとなあ)

ベルトルト「ミカサ、臭いけどゲロの滝に参加したいの?」

ミカサ「エレンが参加したがるかなと思って」

ベルトルト(確かに参加したがるかもしれないな。しかしやっぱりエレンか。しょうがないな。参加できるかはわからないから、ツアー内容に【ゲロの滝】を加えておくか)

ベルトルト「じゃあ、確約はできないけど、ミカサはゲロの滝にエレンが参加するのが見れるかもしれないなら一緒に来てくれる?(これで駄目ならミカサは諦めよう)」

ミカサ「>>143

それでもいいけど、もっと普通に綺麗なところはないのだろうか
例えば一面の花畑とか、蛍の飛んでいるところが見れる場所とか
(そういうところがあればエレンといきたい)

ミカサ「それでもいいけど、もっと普通に綺麗なところはないのだろうか」

ベルトルト「綺麗なところ?例えば?」

ミカサ「例えば一面の花畑とか、蛍の飛んでいるところが見れる場所とか(そういうところがあればエレンといきたい)」

ベルトルト(花畑か。ハゲ畑ならツアーで間違いなく見れるけど・・・。とりあえずエレンが参加してるなら、一緒に来てくれるってことだよね。ただ、ゲロ滝よりは綺麗な場所がいいのか)

ベルトルト「わかったよ。ツアー内容の【ゲロ滝】を【綺麗な場所観光】に変更して、探しておくよ。ミカサは来てくれるということでいいね?」

ミカサ「エレンが行くなら。エレンはベルトルトから私たちへの話の内容は大体予想がつくと言ってたから私たちより先に誘われたと思ったんだけど、もしエレンが行かないなら考え直す。なので、エレンが参加してるのかどうかを教えて欲しい」

べルトルト「エレンありきか。まあ、しょうがないね。うん。エレンは参加してくれるよ。あとウサミンもね」

ミカサ「エレンもアルミンもいるなら断る理由は特に無い」

ジャン「えっ、ミカサ、行くのかよ?」

ミカサ「メンバーに問題が無いので、私は参加することにした」コクッ

ジャン(なんだよ、俺は馬の屠殺場なんて行きたくねぇけど、ミカサが行くのかよ。でも馬は・・・)

ジャン「ううう・・・」

ベルトルト(あれ?ミカサが参加するって言ってるのに、ジャンは悩んでるなあ。よし、ミカサが来ることも含めて、もういっちょジャンにオススメしてみるか。それで断られたらジャンは諦めないとね)

ベルトルト「ジャン、馬の屠殺場がそんなに君を苦しめるとは思わなかったよ。でも、ミカサも来るって言ってるし、どうかな?」

ジャン「今の気持ちだと半々だな。俺におすすめなのは、馬の屠殺場以外でなんかねぇのかよ?」

ベルトルト「>>147

↑+綺麗な雌馬もいるよ

ベルトルト「すっごく美味しい人参があるよ。それに、綺麗な雌馬もいるよ」

ジャン「は?」

ベルトルト「人参、好きだよね?」

ジャン「いや、別に特に好きってわけでもねぇけど・・・」

ベルトルト「え?嘘でしょ。なんで隠すの?」

ミカサ「ジャン、あなたの好物ということは皆知っている。嫌われることも多い人参が好物であることはむしろ自慢してもいいと思う」

ジャン「別に好物じゃねぇって。なんでそうなるんだよ」

ベルトルト「こないだあげたら僕の手から嬉しそうに食べてたでしょ?」

ジャン「お前に食わせてもらったことなんてねぇよ」

ミカサ「私があげた時も美味しそうにバリバリ食べていた」

ジャン「俺、ミカサにも食べさせてもらったことがあるのか?本当かよ!いつだ!?俺覚えてねぇ!!」

ミカサ(はっ!・・・もしかしたらジャンじゃなくて、あれは馬だったかもしれない・・・)

ミカサ「ベルトルト、ちょっと・・・」

ベルトルト「なに?」

ミカサ「私は馬に人参をあげたのを、ジャンにあげたと間違って伝えてしまったかもしれない」ヒソヒソ

ベルトルト「ええっ?なんでジャンと馬を間違ったりするの?人参を美味しそうに食べてたならそれはジャンで間違いないよ。ミカサ、自信持って」

ミカサ「そうだろうか・・・」

ベルトルト「うん。うん・・・あれ?そうだっけ・・・。馬だったのかな?ジャンを見てると僕もだんだんわけがわからなくなってくるんだ」

ミカサ「しっかりして、ベルトルト。この際、馬でもジャンでもどっちでもいいと思う」

ベルトルト「そうか。彼が来てくれるなら、どっちでもいいね。ありがとう、ミカサ」

ジャン「おい、俺は放置かよ」

ベルトルト「ごめん、ごめん。とにかく、人参は馬でもジャンでも美味しく食べれるよ。あと、ジャンの好きそうなクールで綺麗系の雌馬もいるから、おいでよ」

ジャン「俺、馬は嫌いじゃねぇけど、大して好きってわけでもねぇんだけど」

ミカサ「ジャンとお似合いかもしれない」

ジャン(俺が乗るのにおすすめってことか?ミカサみたいな黒毛で、スタイルのいい馬が俺の馬になったらいいかもな。名前はミカ・・・いやいや、さすがにミカサの名前を付けるのは・・・)

ジャン「馬、将来俺の馬にできるならいいかもな」

ミカサ「ベルトルト、ジャンはすでに結婚まで考えている」ヒソヒソ

ベルトルト「がっつり食いついて来たね!やっぱり男だね」ヒソヒソ

ジャン「もし気に入ったら、俺の馬にできるか?」

ベルトルト「そうだね、もし君か、もしくは君が将来所属する兵団で買い上げたいってことになったら僕がなんとか話をしてみるよ」

ジャン「そっか!!」

ベルトルト(うん、もうこれは来てくれそうだな。でも一応聞いてみるか。また「だが断る」される可能性も無くはないもんな)

ベルトルト「それじゃあ、ジャン、僕の故郷に来てくれるかな?」

ジャン「>>152

よし、ミカ…馬を探しに行くか

ジャン「よし、ミカ…馬を探しに行くか」

ベルトルト「やった!ジャンとミカサゲットだぜ!!」

ベルトルト「ジャンのためにツアーに【ジャンのお見合い】を入れておくね」

ジャン(俺の馬か・・・しかもミカサっぽい馬。楽しみだ)

ベルトルト「じゃあ、また日程は連絡するね。二人ともありがとう!」

【ツアー参加者名簿:ウサミン・エレン・アニ・キース・エルヴィン・リヴァイ・ハンネス・ミカサ・ジャン】

【ツアー内容:おっさん見学及び調査・玉蟲捕り・アニの父探し・女遊び・綺麗な場所観光・ジャンのお見合い】

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ベルトルト(さて、あと3人か。誰にしようかな・・・。>>155を誘ってみるか!)

サシャ

ベルトルト(さて、あと3人か。誰にしようかな・・・。サシャを誘ってみるか!)

ベルトルト(サシャなら卵とか人参でホイホイついてきてくれそうだな)

ベルトルト「サシャはどこかな?」

キョロキョロ

ベルトルト(うーん・・・)

ベルトルト「あーっ!こんなところにホカホカのパンがあるぞ!」

サシャ「パン?どこですか?今、誰かパンって言いましたよね?」

タッタッタッタ

ベルトルト「僕だよ」

サシャ「ベルトルトでしたか。パンは?」

ベルトルト「ごめん。パンは無いよ」

サシャ「嘘ですか」

ベルトルト「嘘じゃないけど。ここにあるパンはパンでも僕のホカホカパンツだよ」

サシャ「なんだ・・・。がっかりです。では私はこれで」

ベルトルト「待って待って。ちょっと話があるんだ」

サシャ「なんですか?」

ベルトルト「サシャって、旅行とか興味あるかな?」

サシャ「美味しいものが食べれるなら興味あります。そこでしか食べれない美味しいものを食べ回る旅行ならしてみたいですね!」

ベルトルト「そっか。あのさ、僕が帰郷する時に、よかったら一緒に来ない?」

サシャ「なんでですか?」

ベルトルト「今、一緒に来てくれる人を誘って回ってるんだ」

サシャ「美味しいものあります?何か美味しいものとか食べさせてくれますかね?」

ベルトルト(やっぱ食べ物なら簡単についてきてくれそうだな。さて、サシャが食いつくような美味しいものとかあったかな。他にサシャが興味ありそうなものでもいいけど、なんて誘おうか?)

ベルトルト「>>160

ゲロの滝で取れた天然水があるよ
あの酸味と匂いがたまらないんだ

ベルトルト「ゲロの滝で取れた天然水があるよ。あの酸味と匂いがたまらないんだ」

サシャ「ゲロの滝ってなんですか?」

ベルトルト「えっと、ゲロの滝っていうのは僕らの風習で成人の儀式というか・・・」

サシャ「人間のゲロですか?」

ベルトルト「うん。ごめん、臭いの嫌だよね(僕はミカサで失敗したのにまたやってしまった)」

サシャ「いえ、別に人間のゲロでもなんでもいいんですが、美味しくて食べれるなら問題ありません」

ベルトルト「ええっ!?僕も飲んでたし、言い出しといてなんだけど、ゲロでもいいとか、ちょっと引くよ・・・」

サシャ「ツバメの巣なんて、鳥の唾液ですし、ネコや象のうんちから取ったコーヒー豆もあるんです。さすがにゲロ自体は私も食べるのはごめんですが、食べ物として食べれて、美味しいならかまいません。むしろ珍味なら食べてみたいですね。どんな水なんですかね」

ベルトルト「ええと・・・何百年もかけて積み重なったゲロが硬い地層になってて、地下から牛乳みたいなのが湧き出てるんだけど、それを撹拌してこしたら、チーズみたいなのと、透明な水に分離するんだよ。栄養もあるし美味しいよ」

サシャ「ふんふん。そのチーズみたいなのも気になりますね!」

ベルトルト「うん。湧き出てるのそのままもなかなか美味しいよ。なんていうか、飲むヨーグルトっていうか」

サシャ「うんうん、いいですね!いいですね!」

ベルトルト(・・・こいつ簡単だな・・・。まあ、誘ってみて断られたら他のおすすめも考えてみるか。それで駄目なら諦めよう)

ベルトルト「どう?食べに来る?一緒に来てくれるかな?」

サシャ「>>165

もう少しなんかあればいくんですけど

サシャ「もう少しなんかあればいくんですけど」

ベルトルト(!?・・・ホイホイ来るかと思いきや、上乗せしてくるとは。うーん、・・・食べ物でいいかなあ?)

ベルトルト「とっても美味しくて安い卵があるよ!」

サシャ「卵ですか!いいですね!他には?」

ベルトルト「他!?美味しい人参かな・・・」

サシャ「ふんふん、人参!食べたいですね!チーズと人参と卵でオムレツとか美味しそうです!他にはありますか?」

ベルトルト(ええっ~!?まだ足りないの?困ったな。この欲張りさんめ・・・)

ベルトルト「そうだなぁ・・・」

ベルトルト(うーん、何かあったかな?食べ物以外でもいいのかな?食べ物にしようかな?うーん、うーん。ええい!次で駄目だったらサシャは諦めよう・・・)

ベルトルト「>>168

そうだねー、食べ物っていうか調味料なんだけどね
僕の故郷にいるハゲ親父の大群からとれる脂はかなり質がいいんだよ
この脂を使えばどんなに不味い肉でも超高級肉みたいな味に変わるんだ

ベルトルト「そうだねー、食べ物っていうか調味料なんだけどね。僕の故郷にいるハゲ親父の大群からとれる脂はかなり質がいいんだよ。この脂を使えばどんなに不味い肉でも超高級肉みたいな味に変わるんだ」

サシャ「な、なんですかそれは!!す、すごいですね!!!!」

ベルトルト「ハゲ親父からは塩も採れるからね。汗塩って言うんだけど」

サシャ「塩っ!!塩なんてここでは貴重品ですよ!!」

ベルトルト「おっさんの群生地に行けば、汗塩で真っ白だよ。故郷に来れば新鮮な馬肉も食べれるとこがあるから、馬肉をおっさん脂で焼いて、汗塩で調理したら・・・だめだ。僕もよだれが出てきた」

サシャ「そ、そそ、そんなの行くしかないじゃないですか!!ズビッ!!」

ベルトルト「うん。食べにおいでよ(肉で落ちたか。サシャって肉が好きなんだな)」

サシャ「うへへ・・・。肉・・・。あの、行くなら>>170も誘ってみてはいかがでしょう?」

ベルトルト「うん。いいよ。君と違って肉で来るとは限らないから、僕が誘ってみるよ」

ベルトルト(サシャゲットだぜ!!食べ物関係も多くなったから、【食事会】もツアー内容に入れておこう、あとやっぱり【ゲロ滝】も入れるぞ!)

【ツアー参加者名簿:ウサミン・エレン・アニ・キース・エルヴィン・リヴァイ・ハンネス・ミカサ・ジャン・サシャ】

【ツアー内容:おっさん見学及び調査・玉蟲捕り・アニの父探し・女遊び・綺麗な場所観光・ジャンのお見合い・ゲロ滝・食事会】

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ベルトルト(いよいよあと2人か。サシャが>>170を誘ってみたらって言ってたな)

コニー

ベルトルト(いよいよあと2人か。サシャがコニーを誘ってみたらって言ってたな)

ベルトルト「コニーはどこかな?」

キョロキョロ

ベルトルト(男子寮かな?)

男子寮-----

コニー「で?これはどういうわけなんだ?」

ウサミン「うん、だからこれはね・・・」

ベルトルト「あ。いたいた。コニー!ちょっといい?」

コニー「ん?なんだ、ベルトルト。今ウサミンに座学の復習手伝ってもらってんだ。なんか用か?」

ベルトルト「あの、話があるんだけど」

ウサミン「あ、もしかしてコニーも誘うの?」

ベルトルト「うん。そうだよ」

ウサミン「コニー、先にベルトルトの用事すましてからにしようか」

コニー「俺は別にいいけどよ。なんだよ?」

ベルトルト「単刀直入に言うよ。コニー、僕と一緒に、僕の故郷に来ない?」

コニー「なんでだ?」

ベルトルト「今、一緒に来てくれる人を集めてるんだ。ウサミンは来てくれるんだ」

ウサミン「うん、ベルトルトの故郷、楽しそうだよ」

コニー「ふーん、俺が好きそうなもんとか、楽しめそうなもんあるのかよ?」

ベルトルト「>>174

野球場がある

ベルトルト「野球場がある」

コニー「野球場ってなんだ?」

ベルトルト「僕らが箒とかでたまにやってる、球を棒で跳ね返す遊びにルールを着けてもっと本格的にして、二つのチームに分かれて勝負するのが野球だよ。その試合を観戦できるのが野球場だよ」

コニー「へえ!!面白そうだな!!!」

ベルトルト(お!コニーは坊主頭だし、野球のユニフォームも似合いそうだし、好きだと思ったんだ!!)

ウサミン「面白そうだね。でも、ベルトルトの故郷は娯楽としてそういう競技場が作ってあるんだね。すごいな(ベルトルトは、山奥出身と言ってたけど、もしかして意外と都会なのかな?)」

ベルトルト「まあ、競技場なんてなくても、僕も小さい頃にライナーや近所の子供と野原とかでしてたからね。ここでもやろうと思えばできるよ。道具は手作りしないといけないけどね」

コニー「いいな!!今度教えてくれよ!」

ベルトルト「うん。いいよ」

ウサミン「コニーも来る?」

コニー「そうだなー、どうせ行くなら、妹や弟に何か買って送ってやりたいから、いい土産とかあるか?かなり行く気にはなってるけど、何にも無いってんならちょっと考えるかもな」

ベルトルト(コニーはいいお兄ちゃんだな。よし、ここはコニーがいっぱい買って帰りたくなるお土産をおすすめしておこう!これで駄目でも粘ってはみるけれど!これで決めたい!!)

ベルトルト「お土産なら、>>177とか>>179が人気だね」

縦縞のユニフォーム

>>176

ベルトルト「お土産なら、縦縞のユニフォームとか二頭身ハゲ親父ストラップが人気だね」

コニー「おお、ストラップ?」

ベルトルト「紐がついてる人形だよ。可愛いよ。僕も一つ持ってるのが・・・ちょっと待ってて」

コニー「人形なら妹が喜びそうだな」

ウサミン「ハゲ親父だけどいいの・・・?」

ベルトルト「これだよ。最初、自分のブレードの持ち手に付けてたんだけど教官に見つかって怒られたから、水筒とか荷物に付けるといいかもね」

コニー「ふーん、この人形なんでゲロ吐いてんだ?」

ベルトルト「これはゲロ滝のご当地限定モデルだからね。ゲロ滝にも連れてってあげるから、行けばわかるよ。こういうご当地モデルとか、限定ものも作られてるから集めてる人も結構いるし、中には高値で取引されてるものもあるよ」

ウサミン「へぇー。ツルツルハゲ親父だけど、確かにこれはちょっと可愛いのは可愛いね」

ベルトルト(そういえば、このストラップ、アニが集めてたような気がするな)

コニー「縦縞のユニフォームってのは?」

ベルトルト「僕の故郷の野球の人気二大チームである、スーガイタと、ツンアイヤジってチームの、スーガイタのユニだ」

コニー「強いのか?」

ベルトルト「うん。ファンの熱気も凄まじいよ。僕もファンだからおすすめ!!ライナーはツンアイヤジをおすすめしてくると思うけど、絶対スーガイタだよ!」

コニー「まあ。それは見てから決めるぜ」

ベルトルト(スーガイタは、僕の超大型巨人がマスコットだからね。縞々も僕の筋筋がデザインになったものだから!ライナーの鎧の巨人はツンアイヤジのマスコットだから・・・譲れない!コニーにはスーガイタのファンになってもらいたい!)

ベルトルト「どうかな?行きたい気持ちは変わらないかな?」

コニー「そうだな。お土産もまあまあだし、別にいいぜ。野球は楽しみだな!」

ベルトルト「やった!!!コニーゲットだぜ!!!」

【ツアー参加者名簿:ウサミン・エレン・アニ・キース・エルヴィン・リヴァイ・ハンネス・ミカサ・ジャン・サシャ・コニー】

【ツアー内容:おっさん見学及び調査・玉蟲捕り・アニの父探し・女遊び・綺麗な場所観光・ジャンのお見合い・ゲロ滝・食事会・野球観戦】

ウサミン「ベルトルト、参加者はどのくらい集まったの?」

ベルトルト「定員15名のとこ、クリスタがまだ不確定だけど、今14名だよ。あと1人、誰にしようかな?誰がいいと思う?」

ウサミン「>>184がいいんじゃない?」

マルコ

ウサミン「マルコがいいんじゃない?」

ベルトルト「マルコか。いいね!」

マルコ「今、僕のこと呼んだ?」

ベルトルト「あ、マルコ、いたんだね。あのさ、マルコ、一緒に旅行に行こうよ。ジャンも来るよ!」

マルコ「旅行って?」

ウサミン「ベルトルトの故郷に連れて行ってくれるんだって」

コニー「俺も行くぜ」

マルコ「へぇ。興味が無いことは無いけど、何か僕が行きたくなるような、好きそうなものとかあるのかな?」

ベルトルト「>>189

アルミンをレイプできる

ベルトルト「アルミンをレイプできる」

マルコ「えっ!?」

ウサミン「はぁっ!?」

ベルトルト「どうかな?(あれっ?僕なにかおかしなこと言ったかな?)」

マルコ「アルミンレイプできるって、ベルトルト、君は僕をそういう人間だと思ってたの?」

ウサミン「なんで僕なんだよ・・・。僕、男だよ」

ベルトルト「ご、ごめん・・・。僕の故郷は自然が多くて、とっても開放的になれるから、いつもはできないようなことも思い切ってできるようになるっていうか・・・。男女関係無く、本能のままにさらけ出したくなるような場所だよってことがいいたかったんだけど。別にマルコがアルミンをレイプしたいと思っているとは思っていないよ。例えだよ、例え」

マルコ「本当かな・・・なんかショックだよ」

ベルトルト「ほ、本当だよ!」

ウサミン(ベルトルト、汗が尋常じゃないよ・・・)

マルコ「でも、もし一緒に行って、アルミンをレイプしたくなるようなことになるなら、僕は行かない方がいいな。僕が我を失って、アルミンパコミンして、アルミンを痔にしてしまったら、責任とって一生面倒みる可能性もあるしね。アルミンが男ということを差し引いても、優しくて賢くて精神が強くて可愛いお嫁さんゲットできるのは嬉しいけど。僕は構わなくても、アルミンの意思を無視してしまうそんな展開は後味が悪いから・・・」

ベルトルト(マルコ、まんざらでもないんじゃないんだろうか・・・)


ウサミン「僕もエロ同人誌みたいな展開はごめんだよ。僕のケツの穴は死守だ!!」

ベルトルト「じゃあ、マルコは行きたくない?マルコ行かない?」

マルコ「今のとこ行く気が失せたよ、でも何か他にあれば気が変わるかもね・・・」

ベルトルト(よし、次で駄目ならマルコは諦めるか。班長できるマルコがいてくれると嬉しいけど、しょうが無いね)

ベルトルト「他はそうだね・・・>>193

マルコが尊敬する王によく似たハゲたおっさんがいるよ

ベルトルト「他はそうだね・・・マルコが尊敬する王によく似たハゲたおっさんがいるよ」

マルコ「!!!!!!!」

ガタッ

マルコ「うおおおおおおっ」

ゴソゴソ!ガタガタッ!

ウサミン「マ、マルコどうしたの?突然暴れ出して・・・」

マルコ「僕のザックどこかなって思って!この辺にしまったような覚えがあるんだけど!」

コニー「なんだよ、荷物まとめるのか?どっか出かけるのか?」

マルコ「何言ってんだ。ベルトルトの故郷に行く準備だよ」

ウサミン「今から!?」

マルコ「うん。準備は早めにしておくべきだよ。ベルトルト、おやつはいくらまでかな?」

ベルトルト「え?来てくれるの?」

マルコ「もちろんさ」

ベルトルト「やった!!!!」

ベルトルト(王に似たおっさんはハゲ畑に紛れてるから探すの大変かもしれないけど・・・。まあ、来てくれるみたいだから黙っておこう)

ベルトルト「よし!これで当初の予定してた定員に到達したぞ!よーし!皆、ありがとう!」

ウサミン「よかったね。旅行、楽しみにしてるよ」

コニー「おう、俺も今から楽しみだぜ!」

マルコ「早く行きたいな。頼むよ、ベルトルト」

ベルトルト「うん。後はスケジュール組むだけだから。じゃあ、僕は残りの準備があるから、ちょっと出かけてくるね」

【ツアー参加者名簿:ウサミン・エレン・アニ・キース・エルヴィン・リヴァイ・ハンネス・ミカサ・ジャン・サシャ・マルコ】

【ツアー内容:おっさん見学及び調査・玉蟲捕り・アニの父探し・女遊び・綺麗な場所観光・ジャンのお見合い・ゲロ滝・食事会】

-------------

ベルトルト「アニ!こっちこっち!」

アニ「ライナーの畑に集まれって言うから来たけど、もうメンバー集まったの?」

ベルトルト「うん。こっちはね」

アニ「こっちは?」

ベルトルト「あとはライナーがクリスタを誘えるかどうかだね。ライナーが失敗したら僕があと一人だれか誘う予定だよ」

アニ「ライナーに誘わせるの?クリスタを?」

ベルトルト「うん。だって、ライナーは最初からそのつもりでクリスタを連れてくって言ってるんだし、本当に連れて行きたかったらさらってでも連れて来るんじゃないかな?」

アニ「・・・で、ライナーは?」

ベルトルト「あそこで芋の葉についた虫とってるよ」

アニ「完全に農家のおっさんだね・・・。おい!!ライナー!!!ちょっと来て!」

ライナー「おう!ちょっと待て、あとこの列だけ調べたら・・・」

アニ「ちまちま丁寧に仕事してるね。案外繊細なんだよね・・・」

ベルトルト「そうだね。暇だし、僕らも手伝おうか?」

アニ「・・・そうだね。手伝いながら話そうか」

----------

ベルトルト「お、虫見つけた」

プチッ

アニ「ちょっと!潰すのやめなよ!・・・ん、ここにもいる」

ヒュンヒュン

ベルトルト「アニこそ、虫投げ飛ばすのやめてよ。さっき僕の頭に乗ったし!」

アニ「手が滑ったんだよ。水溜りまで捨てに行くの遠いから投げたほうが早い」

ライナー「お前ら、手伝ってくれるのはありがたいが、遊ぶのはやめてくれよ。アニも投げるんじゃない。また葉についたら困るだろ」

ベルトルト「ほら」ツンツン

アニ「うるさい。汚いから虫潰した手でつつくのやめて」

ライナー「ところで、俺に何か用があるんじゃないのか?」

ベルトルト「そうだった。あのさ、僕、ライナーがクリスタを故郷に連れて行くなら、僕も誰かを連れてくぞって言ったでしょ?」

ライナー「ああ。そうだったな。どうだ、誰か来てくれるやつがいたか?」

ベルトルト「うん。14人集めたよ」

ライナー「14人か。がんばったな。そうか・・・14・・・は!?14人!?」

アニ「みんな引き連れて、故郷ツアーするんだって」

ベルトルト「どう?びっくりした?後は、ライナーがクリスタを誘えばメンバー決定だよ。ライナーはクリスタ連れて行きたいんでしょ?」

ライナー「いや、そりゃそうだが、そんな大人数どうするんだよ・・・」

ベルトルト(ふふふ・・・困ってるな。うん、その顔が見たかったんだよ)

ベルトルト「ライナーがクリスタ連れてくって言ったからこうなったんだよ。ライナーにも責任がある!から、手伝ってもらうよ!」

アニ「スケジュールは私が組むから、あんた鎧の巨人になって皆を運んでよ」

ライナー「はぁ!?いや、無理だろ。そんな、ばれたらぶっ殺されるぞ」

ベルトルト「鎧の部分を剥がしてさ、頭に馬の耳みたいに剥がした部分つけて、巨大な馬ですってことにしたらいいよ」

ライナー「俺は四つんばいになって故郷まで走らんといかんのか」

アニ「あんたならできるよ。戦士だろ」

ライナー「戦士とか関係あるか・・・?」

ベルトルト「とにかく、クリスタ誘ってきてよ。クリスタこなかったら僕が誰か誘ってみるからさ」

ライナー「いや、しかし、クリスタを誘うのか?俺が・・・ひとりで?」

ベルトルト「そうだよ」

アニ「なに、あんた・・・クリスタ誘うの、恥ずかしがってんの?」

ライナー「・・・俺の故郷に来てくれなんて、なんかな・・・。プロポーズみたいじゃないか?」

アニ「自意識過剰だよ」

ベルトルト「向こうはそんなこと思わないよ。これっぽっちも思わないよ」

ライナー「うーん、まあ、ベルトルトががんばって集めたツアーを俺のせいで駄目にするのもいかんな。よし、いっちょ誘ってみる」

アニ(ライナーを困らすのが目的だったベルトルトのツアーが、いつの間にかツアーを成功させることが目的になってるね)

ベルトルト「うん、がんばって!」

アニ(ベルトルトも普通に応援してるし、結局仲がいいだけだね、こいつらは・・・)

ライナー「じゃあ。行ってくる・・・」

ライナー(いかん。すごく緊張してきた)

---------

クリスタ「・・・・・・」

ライナー(図書室で読書中のクリスタ。・・・可憐だ)

ライナー「よお、クリスタ」

クリスタ「ん?ああ、ライナー。どうしたの?」

ライナー「何読んでるんだ?」

クリスタ「『秘境の妖精・神秘のハゲ親父』っていう本だよ」

ライナー「お、その妖精、俺の故郷で見れるぞ」

クリスタ「え?本当?このお話、ゲロの滝とか出てくるんだけど、これ、ライナーの故郷のことなの?」

ライナー「ああ。モデルになってるんだろうな」

クリスタ「へぇ。おもしろいところなんだね」

ライナー「・・・来てみるか?」

クリスタ「ん?」

ライナー「お、俺の故郷に来てみるか?って、聞いたんだが」

クリスタ「え・・・」

ライナー「その、旅行でだ。ベルトルトがツアーを組んでてな。俺はお前に来て欲しいんだが、どうだ?」

クリスタ「そっか。うん、いいかもね。でも、私が好きそうなところとかあるのかな?」

ライナー「そうだな・・・。>>203とかかな」

温泉街

ライナー「そうだな・・・。温泉街とかかな」

クリスタ「へえ。いいね」

ライナー「おう、肌にもいいしな、ツルツルに・・・」

ライナー(クリスタが温泉でツルツルに・・・)ドキドキ

クリスタ「うん。皆で温泉っていいね。ユミルは来るのかな?」

ライナー「ユミル?・・・ユミルがいないと駄目か?」

クリスタ「駄目ってことはないけど、一緒に行きたいなって思ったんだけど」

ライナー(そういえばメンバーは聞いてなかったな。まあ、いなくても誘えばいいか)

ライナー「ユミルも誘うか?」

クリスタ「いいの?じゃあ行きたいな」

ライナー「ユミル抜きだと嫌か?例えば、俺と2人でとして、例えだからな。それでも来たいと思うか?それとも、お前はユミルがいるなら行きたいと思うのか?」

ライナー(女同士だし、まさかとは思うが。クリスタ、ユミルのことが好きとかじゃ無いよな?もしユミルが来ればずっと二人でべったりだろうし、俺としてはちょっと寂しいことになるかもしれん。誘ってやりたいが、クリスタがユミルがいなくても構わないと言うなら、メンバーにいなければユミルは留守番しててもらおう)

ライナー「ユミルがいなくても来るか?」

クリスタ「私は>>206

今からうんこ食べまーす

クリスタ「私は今からうんこ食べまーす」

ライナー「そうか・・・わかった。うんこを食べるんだな。よし、待ってろ。俺が太いのを用意してくるから!」

タッタッタ

------------

ライナー(ううん・・・なかなか出んな。今朝したばかりだからな。しかし、クリスタが待ってるんだ。はやくホカホカででっかいのをしないと・・・)

ライナー「ぐうううう・・・出ん!!!」

コンコン

ライナー「誰だ?入ってる!」

ベルトルト「あ?ライナー?なにしてんの?」

ライナー「うんこだよ!」

ベルトルト「なんで?」

ライナー「うんこするのになんでもクソもあるかよ。出るもん出してるだけだろうが」

ベルトルト「さっき、でっかい声で『出ん!』って言ってたのはなんなの?」

ライナー「・・・戦士には出なくても出さないといけない時があるんだ!」

ベルトルト「無理すると痔になるよ。うんこするのはいいけどさ。クリスタはどうなったの?」

ライナー「いや、だからクリスタのために今こうして踏ん張ってるんだよ、俺は」

ベルトルト「は?なんで?」

ライナー「クリスタがうんこ食うっていうから・・・」

ベルトルト「は?」

ライナー「うんこ・・・はっ!?クリスタ、うんこ食べるとか、あいつ一体何を言ってるんだ!?」

ベルトルト「君こそ何言ってるんだよ」

ライナー「・・・・・・」

ガチャ

ベルトルト「あ、出た?」

ライナー「いや。出なかった。が、クリスタがうんこ食うって言ってたんだが」

ベルトルト「それでライナーは、自分のうんこ用意するつもりだったの?いくらクリスタでもライナーのうんこなんて食いたくないよ。どうせならアニとかミカサとか、可愛い子のうんこがいいよ。あ、クリスタならユミルのがいいかな」

ライナー「俺はかわいくないってのか!?」

ベルトルト「うん。しかも無駄に太くて獣臭しそうだしやだよ。僕だってやだよ」

ライナー「しかし、なんだってクリスタはうんこ食うなんて・・・」

ベルトルト「なにか余計なことライナーが言ったんじゃないの?」

ライナー「俺はなにも。ただ、ユミルを誘ってほしいみたいだったから、ユミルがいなくても来るか聞いただけだ」

ベルトルト「なんて聞いたの?」

ライナー「例えば俺と2人でも、ユミルがいなくても故郷に来るか?って。そしたら、今からうんこ食べまーすって・・・」

ベルトルト「それさあ、ユミル抜きなんてクソ喰らえってことじゃないの?」

ライナー「そうか?でもうんこ食えじゃなくて、食べますっていったぞ」

ベルトルト「そりゃクリスタは優しいからさ。断るのにクソ喰らえなんて言わないよ。ユミル抜きで君と2人で故郷旅行するくらいなら、うんこ食うよってことでしょ」

ライナー「そ、そんなひどいことを言ったのか、あいつが!?」

ベルトルト「かなり柔らかく言ってそれなんだよ。きっと。しょうがないね。ユミルも誘おうか」

ライナー「・・・ああ、そうだな。いや、もう、クリスタはいいんじゃないか。俺のこと嫌いなのかもしれん」

ベルトルト「そ、そんなことは無いと思うよ。普通だよ。きっと。無関心っていうか。どうでもいいっていうか、その程度で、嫌いじゃないと思うよ!」

ライナー「それはそれで傷つくんだが」

ベルトルト「大丈夫だよ。エレンやコニーや、僕やアニはライナー大好きだよ!!ね、元気出して!!!」

ライナー「ああ、ありがとう。じゃあ、ユミルを誘って、ユミルからクリスタをもう一度誘ってもらうか」

ベルトルト「うん。そうしよう。ユミルが誘ったらクリスタは来るよ。もしユミルが来ないって言ったら、あの2人は抜きで旅行しようね」

ライナー「そうだな・・・。それもいいかもしれん」

ベルトルト「うんうん。じゃあ、ユミルのとこに行こうか」

------------

ベルトルト「ユミル、ちょっといいかな?」

ユミル「なんだよ。用か?」


ベルトルト「僕らと、旅行行かない?今メンバー募集中なんだ。もちろんクリスタも誘うよ!」

ユミル「めんどくせっ、どこに行くんだよ」

ライナー「俺達の故郷だ。もうメンバーは大体集まってる。お前も来い。是非来い。来てください」

ユミル「はあ?なんでだよ。なんかおもしろいもんあんのか?」

ライナー「>>214

ハゲ親父ハンティングができる。

ライナー「ハゲ親父ハンティングができる」

ユミル「なんだそりゃ。面白いのか?ってか、なんだよハゲ親父って」

ベルトルト「僕らの故郷の名物だよ。ハゲ親父ハンティングが面白いかというと個人差あるけど、ハゲ親父はお金になるからね。得るものは多いよ」

ライナー「ああ。そうだな。いい土産になる」

ユミル「親父なんて持ち帰りしたくねぇよ。金になるってどういうこった」

ライナー「貴重な調味料原になる。脂とか、汗とか、ビックリするぐらい美味い」

ユミル「うげっ」

ベルトルト「いや、これは口にしないとわかんないよ。あと、ここだけの話、ハゲ親父の股間には金になるものがぶら下がってるんだ。それだけでも価値があるよ」

ユミル「そりゃ金は金でも、お前らにもぶら下がってるもんだろうが!!」

ライナー「キンじゃない、カネだ。金になるものがある!」

ユミル「ほぉ~、でも金が必要かと言われると別になあ・・・」

ベルトルト「もう、なんでもいいから来てよ。早くスケジュール組みたいよ。お願いだよ!」

ユミル「投げやりに誘うな!!」

ベルトルト「しょうがないな、他に何かあったかな?ライナー。(もうこれで駄目ならユミルは諦めよう。そしてクリスタも諦めよう)」

ライナー「そうだな。>>217なんてどうだ?」

>>213

ライナー「そうだな。温泉があるから一応女子の君なら裸のクリスタといちゃつき放題だ!・・・なんてどうだ?」

ベルトルト(ライナー、温泉で釣るのか。スケジュールに【温泉街】を入れておかないとな)

ユミル「あのな、裸のクリスタといちゃつくなんてここでもできるんだよ。風呂だっていっつも一緒に入ってるだろうが、そんなんで私を釣ろうなんて百年早いんだよ。行くに決まってんだろ!」

ライナー「よし!!やった!!おい、ベルトルト、見たか!?俺がユミルを誘ったぞ!」

ベルトルト「ああ、うん。よかったね」

ライナー「誘って来てくれるって嬉しいもんだな。ありがとう、ユミル」

ユミル「別に礼言われるほどのことじゃないけどな。まあ、好きに喜べよ」

ベルトルト「じゃあ、ユミル、クリスタも誘っておいてね。君が来るなら来るはずだからさ。それに君もクリスタが一緒のほうがいいだろ?」

ユミル「まあな。クリスタは連れてくよ。あいつが旅行で楽しそうにするの見たいしな・・・」

ライナー「頼む。じゃあ、また日程は追って伝える。準備しておいてくれよ」

ユミル「わかってるよ。大して旅行に期待はしちゃいねぇが・・・一応、誘ってくれてありがとな」

ライナー「おお」

ベルトルト「ねえ、ライナー。もしかしてユミルも誘われたの嬉しかったのかな?」

ライナー「かもな。あいつも可愛げがあるじゃないか」

ベルトルト「うん。さて、ライナー、アニのところに戻ってスケジュールの相談だ!」

--------------

[ライモー畑]-----

ベルトルト「あ、なにこの看板?ライモー畑って書いてある」

ライナー「俺の芋畑だからな。わかりやすいだろ?」

ベルトルト「ここ、隠れ家なんでしょ・・・こんなにわかりやすいのだめじゃないか」

ライナー「そう言われるとそうだな・・・。名前変えるか」

ベルトルト「そうじゃなくて、名前なんてつけたらだめだめ・・・」

スタスタ

アニ「あ、おかえり。どうだった?」

ライナー「ばっちりだ。ユミルとクリスタは来るぞ」

アニ「ユミルも?クリスタと一緒にいたの?」

ベルトルト「クリスタが、ユミルが来ないならうんこ食って出す。って言ったんだって。クリスタがうんこしないように、ユミルも誘ったんだ」

ライナー「おい、違うぞ。クリスタがうんこ食わないようにだよ。まあ、クリスタはうんこしないけどな」

アニ「いくら女神だと言っても、うんこくらいさせてあげなよ。便秘になったらかわいそうだろ」

ベルトルト「女神って便秘するの?」

アニ「神だって子供や人間や動物作るんだから、うんこなんて自我のないもんくらいもっと簡単に作れるだろ。作っても出なきゃ詰まるんだから便秘するよ」

ベルトルト「アニもするの?」

アニ「乙女に聞くことじゃないよ、ベルトルト」

ヒュンヒュン

ペチッ!ペチッ!

ベルトルト「いたっ!芋のつるで叩かないでよ!」

ライナー「こら、芋で遊ぶな。さて、メンバーはどうなった?」

ベルトルト「うん。ユミルが加わったから予定の人数オーバーしたなあ。班の割り振り考え直そう。メンバーと、ツアー内容はこうだよ」

【ツアー参加者名簿:ウサミン・エレン・アニ・キース・エルヴィン・リヴァイ・ハンネス・ミカサ・ジャン・サシャ・コニー・マルコ・ユミル・クリスタ・ベルトルト・ライナー】

【ツアー内容:おっさん見学及び調査・玉蟲捕り・アニの父探し・女遊び・綺麗な場所観光・ジャンのお見合い・ゲロ滝・食事会・野球観戦・温泉街】

ベルトルト「大人数だから、キース教官班、エルヴィン団長班、リヴァイ兵長班の3班に分けて割り振るよ」

アニ「ハンネスって誰?」

ベルトルト「エレンやアルミンの後見人みたいな人だよ。のんだくれのかっこいいおっさんだよ」

ベルトルト(ん?まてよ。そういえばリヴァイ兵長はエルヴィン団長の隣が居場所だって言ってたな。もしかして、リヴァイ兵長とエルヴィン団長を別班にすると、リヴァイ兵長が居場所が無くなってぼっちになったりするかもしれない?)

>>222>>226

1→キース班・エルヴィン班・リヴァイ班のままで行く

2→リヴァイをエルヴィン班に入れて、代わりにハンネス班を作る

2

1

ベルトルト(リヴァイ兵長は僕と同じかそれ以上に暗・・・いや、あまり明るくなさそうだったから、ぼっちになるとかわいそうだな。よし、ハンネスさんには引率じゃないよって言ってしまってるし、事後報告になるけど、ここは年齢的にもハンネスさん班を作ってしまおう)

ベルトルト「いつもは周りにまかせる僕も、決断する時はするんだ!ハンネスさん班結成だ!」

アニ「え?リヴァイ兵長班は?」

ベルトルト「リヴァイ兵長はエルヴィン団長の隣じゃないとぼっちになるからダメなんだ」

ライナー「え?兵長なのにか?それで兵長の仕事をしてるのか?大丈夫なのか・・・」

ベルトルト「いやいや、中間管理職は上司に押さえつけられ、部下には突き上げられ、いつもぼっちなんだから、むしろぼっち耐性があるほうが向いてるよ。でもさすがに旅行でぼっちはかわいそうだからね」

アニ「まあ、なんでもいいけどさ。班員はどうする?」

ベルトルト「それなんだよね。とりあえず、僕ら3人はそれぞれガイドとして3班に分かれよう」

ライナー「そうだな。班長もするか?」

ベルトルト「いや、班長は別にしよう。僕、上手くできないと思うし・・・」

アニ「私も班長はやりたくないね」

ライナー「そうか。じゃあ、どの班に入る?」

ベルトルト「そうだなあ・・・」

>>230>>232
ベルトルト達3人の名前の書き込みのあった早い順で、キース班、エルヴィン班、ハンネス班の順に割り振る。

失敗した場合は、再安価せずに背の高い順に上記の班順に割り振る。

アニ

ライナー

アニ「私はハンネスさん知らないし、エルヴィン団長も知らないから、慣れてるキース教官がいい」

ライナー「だとよ」

ベルトルト「いいよ。ライナーは?」

ライナー「俺もハンネスさんは知らないからな。お前と面識あるなら、ハンネスさんはお前がいたほうがいいんじゃないか?」

ベルトルト「ああ、そうだね。じゃあ、そうしようか」

【キース班】アニ

【エルヴィン班】ライニャー、リヴァイ

【ハンネス班】ベルトルト

ライナー「俺の班、緊張しそうだにゃ・・・」

ベルトルト「強そうだね」

アニ「それで、残りのメンバーはどうする?旅行だし、仲良しメンバーで割り振っとく?」

ライナー「仲良しメンバーで割り振るか、バラバラで交流を深めてもらうか・・・か。バラバラも面白いんじゃないか?」

ベルトルト「それはライナーみたいに誰とでも仲良くできて、気にせずガンガン交流できる社交的なやつの考えだよ」

アニ「ほんとそうだよ」

ライナー「な、なんだよ・・・」

ベルトルト「でも、せっかくだしね。バラバラもいいと思うよ。でも仲良しのほうがいいかもしれないし、どうしようか?」

>>235>>239で1か2多いほうで決めていく

1→エレン、ミカサ、アルミンが一緒。ジャン、マルコが一緒。サシャ、コニーが一緒。クリスタ、ユミルが一緒。でそれぞれの班に安価で組み込む。

2→安価で班員ひとりずつ決める。

2

1

アニ「やっぱり、仲良し同士で組んだほうが、文句言われないしいいよ」

ライナー「そうか?」

ベルトルト「そうだよ。そうしよう。えーっと、班割りはどうしようかな」

【キース班】アニ

【エルヴィン班】ライニャー、リヴァイ

【ハンネス班】ベルトルト

ベルトルト「ここに、どうやって割り振ろうかな・・・うーん・・・」

>>243【エレン、ミカサ、アルミン】の入る班

>>244【ジャン、マルコ】の入る班

>>245【サシャ、コニー】の入る班

>>246【クリスタ、ユミル】の入る班

※同じ班にいっぱい来ても失敗とみなさずそのままいく。

※架空の班などの割り振れない安価が来た場合、ハンネスさん班へ割り振る

ハンネス

エルヴィン

エルヴィン

ハンネス

ベルトルト「ええっと、エレンたちはハンネスさんと旅行したがってたから、ハンネスさん班へ入れてあげよう」

ライナー「ジャンとマルコはどうする?」

ベルトルト「うーん、ジャンとエレンが一緒だとケンカになるかもね。アニとジャンも合わ無さそうだね。エルヴィン団長班でどうかな」

アニ「じゃあ、サシャとコニーはうちの班だね」

ベルトルト「いや、その2人はキース教官によく怒られてるし、別にしてあげようよ」

ライナー「だが、あまり気が緩みすぎてもいかんからな。エルヴィン団長班に入れておこう。割と面倒見のいいジャンとマルコがいるし、どうだ」

ベルトルト「そうだね。ライナーもいるしそれが安心だね」

アニ「それもそうだね。私じゃ面倒見れないし。じゃあ、クリスタとユミルはうちだね」

ライナー「お前・・・それは辛いんじゃないか?」

アニ「え?」

ベルトルト「うん・・・。女子3人で、アニは大して2人と仲良くないんだしさ。クリスタとユミルが仲良しなんだからぼっちまっしぐらだよ?クリスタの気遣いが痛々しくなるよ」

アニ「・・・じゃあ、ジャンとマルコちょうだいよ」

ライナー「それもぼっちまっしぐらだろ・・・。ジャンがずけずけ言うかもしれんしお前仲良く話せるのか?マルコの気遣いが痛々しくなるぞ」

アニ「・・・じゃあ、誰もいらないよ!」

ベルトルト「まあ、班と言っても点呼したり確認のためが主だから、観光地で解散する時間は一緒に回ろうよ」

アニ「別にいいよ、気使わなくても」

ベルトルト「いや、僕もアニとライナー以外で一緒に回りたい人特にいないし・・・」

ライナー(俺はクリスタと回りたいが・・・)

【キース班】アニ

【エルヴィン班】ライナー、リヴァイ、ジャン、マルコ、サシャ、コニー

【ハンネス班】ベルトルト、エレン、ミカサ、アルミン、クリスタ、ユミル

ベルトルト「決定だ!うん!楽しそうな班だな!女の子がいっぱいだ!」

アニ「・・・・・・(これはこれで楽でいいか)」

ライナー「じゃあ、あとは班長だな。キース班はアニが班長だぞ、がんばれよ!うちはやっぱりリヴァイ兵長だな」

アニ「班員も私だけだから余裕だよ・・・」

ベルトルト「僕の班はどうしようかな・・・エレンにお願いするか」

アニ「じゃあ、班長はそれでいこう。さっさとスケジュール組もう」

ベルトルト「そうだね。えーっと、皆の希望は・・・」

【ツアー内容:おっさん見学及び調査・玉蟲捕り・アニの父探し・女遊び・綺麗な場所観光・ジャンのお見合い・ゲロ滝・食事会・野球観戦・温泉街】

アニ「まず父さん探しだね」

ベルトルト「いや、おっさん調査だよ。これが治まらないとゆっくり観光なんて無理だからね」

ライナー「温泉と女遊びは夜だな」

アニ「なに、女遊びって」

ベルトルト「えっ!?いや、これは・・・ハンネスさんの希望で・・・。その、大人の人だけに行ってもらうから、僕らは行かないよ・・・たぶん」

ライナー「・・・そうだな」

アニ「本当かあやしいもんだね。まあ、いいけど。じゃあ、おっさん調査して、父さん探しね」

ベルトルト「うん。ミカサが見たがってた綺麗な場所観光はどうしよう?」

アニ「それなら、玉蟲取りとまとめよう。あいつら夜は光るし、玉蟲がいっぱい集まってるのは綺麗だからね」

ベルトルト「ふんふん。じゃあ、朝におっさん見学→ゲロの滝→お昼の食事会→野球観戦→玉蟲→温泉にしようか」

アニ「ジャンのお見合いは?」

ベルトルト「お昼に馬肉食べる予定だから、その時に近くの牧場でしよう」

アニ「ふんふん。じゃあ、スケジュールはこうだね」

【ツアースケジュール】

おっさん見学及び調査、君の好きなおっさん探し!(お土産・おっさんの塩と脂)

アニの父探し(お土産・アニの父)

ゲロの滝見学及び参加しよう!(お土産・ゲロの天然水、チーズ、ゲログルト)

食事会(メニュー・馬肉ステーキ、オムレツ、人参)

ジャンのお見合い(お土産・ジャンのお嫁さん)

野球観戦(スーガイタVSツンアイヤジ)

玉蟲取り(お土産・綺麗な景色、玉蟲)

温泉(温泉卵、卵酒)

女遊び(大人のみ)たぶん

ライナー「うん。いいんじゃないか?」

ベルトルト「多少入れ替わったりするかもしれないけど、大きな流れはこれでいこう」

アニ「よし、じゃあ、あとは日程と、ライナーの馬の練習だね」

ライナー「本当に俺が運んでいくのか・・・」

アニ「がんばって。あんたならできるよ」

ベルトルト「なんとかごまかすよ。頼む」

ライナー「わかったが、失敗したらすまん」

--------

そして・・・・・・

―男子寮―

ウサミン「見て!エレン!僕の枕の下に、ベルトルトたちからの招待状があったよ!」

エレン「俺もあったぞ。こっちは旅のしおりだとよ。というか、お前いつまでウサミンなんだよ」

ウサミン「だって、誘われたのはアルミンじゃなくてウサミンだから・・・」

エレン「まあ、いいけど、風邪引くなよ?なあ、ハンネスさんのとこ行こうぜ!」

ウサミン「うん。僕、ミカサも誘ってくるよ!」

ジャン「ん?なんだこれ?旅のしおり?」ペラペラ

マルコ「招待状だね。やっと来たか!!楽しみだな!」

ジャン「お。俺ら同じ班だぞ。って・・・エルヴィン団長!?」

マルコ「ええっ!?わ・・・すごいね。ベルトルト集めたんだ・・・このメンバーを」

コニー「お、俺も班一緒だぜ。よろしくな!ライナーとサシャも一緒か!楽しそうだな!」

ベルトルト(うんうん、皆喜んでるみたいだな。出発までに皆、荷物準備しておいてね)コソコソ

―女子寮―

サシャ「旅のしおりっ!!」

クリスタ「枕の下にあったね。あ、ユミル見て。同じ班だよ!」

ユミル「お、本当だな。誰だ?ハンネスって?」

ミカサ「私の昔からの知り合いで、後見人をしてくれてる人。エレンやアルミンとも旧知の仲」

ユミル「ふーん」

クリスタ「その人も一緒に旅行行くんだね。同じ班でよかったね、ミカサ」

ミカサ「そう、同じ班で良かった。嬉しい」

サシャ「私の班女の子いませんよー」

ユミル「女がいなくてもコニーがいるから寂しくないだろ」

サシャ「まあ、それはそうですけども。アニも女の子一人で寂しくないですか?」

アニ「別に寂しくないよ。一人のほうが気使わなくていいし」

サシャ「そうですか?さみしくなったら一緒に回りましょうね」

クリスタ「うん。そうだよ。一緒に回ろう」

アニ「・・・どうも。気持ちはいただいとくよ。でも、私はガイドみたいなもんだからね。気使わなくていいから、あんたらの好きなように楽しんでよ」

ユミル「・・・ガイド?」

アニ(はっ!!しまった!!)

クリスタ「アニももしかしてライナーたちと同郷だったの?」

アニ「む、昔ちょっと住んでて知ってるだけだよ。父さんが転々としてたから・・・。あいつらとはここで初めて会ったんだ」

ユミル「へぇ。一人が気楽だけど、旅行は一緒に行くのか?」

アニ「そうだよ。私は父さん探しに行くんだ。ツアーの手伝いはついでだよ」

サシャ「お父さん行方不明なんですか?」

アニ「ああ。昔住んでたから居るかも知れないだろ(なんとかごまかせたか?でも一時期でも同郷だったことになったから、ばれたのとそんなに変わらないよ・・・。でもこれ以上は下手にごまかすと追求されるかもしれないね・・・)」

アニ「まあ、そういうわけだから、私は呑気に観光する気分じゃないんだ。悪いね」

ユミル「なるほどね」

クリスタ「お父さん、見つかるといいね」

アニ「ああ・・・」

アニ(本当に、いるといいんだけど・・・)

-----------

ベルトルト「とうとうやって来ました!ベルトルト・フーバー主催による、故郷ツアーの日が!」

参加メンバー「パチパチパチ」

ベルトルト「ありがとう!ありがとう!」

ベルトルト「ええと、乗り物はこちらで用意しているので、まず、班に分かれて点呼をしてもらいます。えー、キース教官班」

キース「うむ、私の班か」

アニ「よろしくお願いします」

ベルトルト「班員兼、班長のアニです」

キース「・・・ん?一人か?」

アニ「そうです」

キース「・・・そうか(私は大勢を引率しなくていいから、ゆっくりしてくれということか?)」

ベルトルト「そして、エルヴィン団長班です。班長はリヴァイ兵長にお願いします(あっ!リヴァイ兵長、ふんどし一丁のままだ!)」

エルヴィン「私の班か。どれどれ」

リヴァイ「チッ・・・班長だと?なんで俺なんだ。しおりの班員名簿は何ページだ?・・・点呼するぞ!ライナー・ブラウン!」

ライナー「はいっ!」

リヴァイ「ジャン・キルシュタイン!」

ジャン「はいっ!」

リヴァイ「マルコ・ボット!」

マルコ「はいっ!」

リヴァイ「コニー・スプリンガー!」

コニー「はっ!はいっ!」

エルヴィン(この子たちはいい面構えをしているな。うん、いい訓練兵たちだ)

リヴァイ「サシャ・ブラ・・・!」

サシャ「モグモグモグモグ」

ベルトルト(ああっ!サシャ!何やってんだよ!芋食べるタイミング最悪だよ!)

リヴァイ「おい、貴様・・・何してる」

サシャ「モグモグモグモグ」

キース(む、この光景見たことあるぞ・・・懐かしい!)

サシャ「モグモグモグモグ!!!」

リヴァイ「貴様だ・・・!芋のカスがポロポロ落ちてるだろうがっ・・・。おい、誰か箒!」

ベルトルト「あ、はいっ!!」

タッタッタ

ベルトルト「箒です・・・」

リヴァイ「ああ。ほおっておくと虫が沸くからな」

サッサッサ

サシャ「す、すいません・・・モグモグモグ」

リヴァイ「今芋食った分、お前はおやつ抜きだ。芋女」

サシャ「そんなっ・・・!?」

ベルトルト(うん、エルヴィン団長班は仲良くやれそうだな)

ベルトルト「そして、我らがハンネスさん班です。班長はエレンにお願いしてもいいかな?」

エレン「俺?いいぜ」

ハンネス「ちょっと待ってくれ、ベルトルト、話が違わないか?」

ベルトルト「何のことです?」

ハンネス「なんで俺が引率することになってるんだよ!気楽に来いっていうから俺は来たのに、ガキのお守りはごめんだぞ!」

ベルトルト「ハンネスさん班にしないと、調査兵団元団長か、現団長か、兵長と一緒の班になっちゃうから、逆に気楽に出来ないと思ったので。すいません・・・リヴァイ兵長に頼んで代わってもらいましょう」

ハンネス「あ、そうか、そうだな。待て待て。うん、お前の言うとおりだな。俺は俺のやりたいようにできる班がいいな。これでいい、いいぞ」

ベルトルト「本当ですか?よかった。じゃあ、点呼を・・・」

ハンネス「えーと、1、2、3・・・6人いるな。よし、ハンネス班OK!!」

ウサミン「ええっ!?ちゃんと点呼しなよ」

ハンネス「エレン、しといてくれ。頼んだぞ」

エレン「あのなー・・・ったく、しょうがねぇな。ベルトルト!」

ベルトルト「なに?」

エレン「点呼だよ。返事!」

ベルトルト「ああ。はいっ!」

エレン「ミカサ!」

ミカサ「はい」

エレン「えーっと・・・」

ベルトルト(うん、ハンネスさんは適当だけど、エレンたちがいるから大丈夫そうだな。よーし、これであとはライナーに乗っかって行くだけだな)

ベルトルト「えー、では、点呼が終わりましたら、乗り物に移動しますので、ついてきてくださーい!」

スタスタスタ

-------------

ライナー(ばれないだろうか・・・)ドキドキ

アニ(ぷっ。本当に耳つけてんだ)

ベルトルト「この、巨大馬に乗っていきます!」

ライナー「ヒヒン」

全員「・・・・・・・」

ベルトルト(・・・ん?どうしたかな?)

アニ(ばれたか?)

ライナー(ヒヒン?)

リヴァイ「おい」

ベルトルト「はいっ!?」

リヴァイ「>>265

今からアルミンレイプしまーす

リヴァイ「今からアルミンレイプしまーす」

ベルトルト(あっ、良かった~、ばれたのかと思った!びっくりしたな。ただのアルミンレイプします宣言か・・・。驚かせないでよ)

ライナー(ぬっ!?俺のお株を奪われたような気がするぞ!?しかも2回目な気がするぞ!?)

マルコ(えっ!?リヴァイ兵長が!?困ったな。もし・・・もし僕がベルトルトの故郷に行って、アルミンレイプ気分になったら、兵長と争奪戦をしないといけないのか!?僕に勝てる要素は・・・若さと身長くらいしかなさそうだ!!アルミンは若い方がいいよね!?・・・あれ?僕はまんざらでもないのか!?)

エルヴィン「リヴァイ、ウキウキしているのはわかったが、まだ乗り物に乗る段階だぞ。まだそんなに開放的にならなくてもいいんじゃないか」

ベルトルト「そうですよ。すでにふんどし一丁なのに、まだ開放されたいんですか?僕の故郷に行ったら、そりゃすごく開放的な気分に・・・いわゆるアルミンレイプ気分になりますが、まだこんなとこで早いですよ」

リヴァイ(これに乗って行けば、背が伸びて掃除が楽になると思ったら・・・つい開放的になってしまった。俺としたことが、はしゃぐ気持ちを抑えられねぇとは)

エレン(すげぇ・・・!リヴァイ兵長、人前で堂々とアルミンレイプ宣言かよ。しかも・・・本人がいる前でだぞ?しかも、旅行ワクワクしすぎで内心はしゃいでるのばれて恥ずかしいはずなのに・・・。なんだ?あの涼しげな顔は・・・。すげぇ。人類最強はメンタルも最強なんだな!!!うおおおお!!!!かっこいい!!!)

ミカサ「・・・変な人・・・ね、エレン」

エレン「え?何言ってんだよ。ミカサ。あのかっこよさがわかんねぇのか!?」

ミカサ「わからない」

ハンネス「俺もわかんねぇよ」

ウサミン(僕ウサミンだから・・・今、ウサミンだから!アルミンじゃないから・・・!僕のケツの穴は死守だ!!)

エルヴィン「どうだ?リヴァイ、アルミンレイプはがまんできるか?」

リヴァイ「俺はいつまでもガマンできる。そしていつでも開放できる」

ミカサ(あの小さい人、私と同じ?自分を完全に支配しているの・・・?)

リヴァイ「さっさと連れて行け」

ベルトルト「わかりました。では。皆さん。乗ってください」

ジャン「これ、本当に馬かよ?」

ベルトルト(うっ。ジャンにはわかってしまうのか!?)

マルコ「うん、馬にしては間接とか色々おかしいよね」

ベルトルト「僕の故郷の馬なんだよ。珍種だよ」

ジャン「そうなのか?」

マルコ「へえ」

ウサミン「珍しいから、スケッチしたいな」

アニ「スケッチは禁止だよ!」

クリスタ「なんか硬いね」

ライナー(はっ!クリスタが俺の背中に座るのか!!)

ユミル「ケツが痛くなりそうだな。クリスタ、私の膝に座れよ」

サシャ「お!ユミル椅子!!私座りたいです!」

バッ

ユミル「サシャ!コラ!!クリスタ以外はダメだ!!どけ!!!」

クリスタ「あ、じゃあ私サシャの膝に座ろうっと!」

サシャ「どうぞ!どうぞ!」

ユミル「おい!ったく!!2人も乗ったら重いんだよ!」

クリスタ「まあまあ」

サシャ「まあまあ」

ライナー(・・・直接座らなかったか・・・。まあ、いいか)

ミカサ「・・・エレン」

エレン「俺はお前に座らないし、座らせないぞ」

ウサミン「ミカサ、エレン。ハンネスさんに座ろうよ!!」

ミカサ「それはいい考え」

エレン「おっ、いいな!!」

ハンネス「バカ!でかいガキ3人も乗るかよ!!!」

エレン「いいからいいから」

ウサミン「へへへ!」

ハンネス「ったく・・・」

ベルトルト(ああー楽しそうだな。僕も誰か座らすか座りたいな)

>>272「ベルトルト、膝に座っても?」

ベルトルト(あ、>>272だ。僕の膝に座りたいんだ!?)

※ツアーメンバー以外が来たらエルヴィンが座ります。

コニー

コニー「ベルトルト、膝に座っても?・・・いいか?」

ベルトルト(あ、コニーだ。僕の膝に座りたいんだ!?)

ベルトルト「うん、いいよ!!」

コニー「ありがとよ。お前でかくて座りやすそうだからよ。よっと」

ストッ

ベルトルト(おお・・・コニー。小さい。でも意外と重いな。ライナーの次にマッチョなだけあるよ。でも身長はアニに近いな。ちっちゃいなー。弟がいたらこんな感じかな)

コニー「おー、硬ぇけど、もたれかかれていいな!楽させてもらって悪いな!」

ベルトルト「ううん、いいよ」

ジョリジョリ

コニー「おい、何すんだよ!!」

ベルトルト「コニーの頭ジョリジョリして気持ちいいね」

コニー「楽しいかよ?」

ベルトルト「うん」

コニー「まあ、好きにしろよ」

ベルトルト「ありがとう」

ジョリジョリ・・・ジョリジョジョリ!!

ベルトルト(うん、いい感触だ!!)

コニー「なんか、でっかい弟みてぇだな」

ベルトルト「お、弟!?」

コニー「俺の弟も俺の頭ジョリジョリして遊ぶの好きだったからな」

ベルトルト「・・・・・・」

コニー「なんだ?もういいのか?やめろってことじゃねぇぞ?遊んでもいいんだぜ?」

ベルトルト「うん・・・(僕、ライナーにも弟扱いなのに、コニーにも弟扱いされるのか・・・)」

コニー「まあ、俺寝るからよ。着いたら起こしてくれよな」

ベルトルト「うん。ジョリジョリしてていい?」

コニー「いいぜ」

ベルトルト(弟扱いされたけど、このジョリジョリの前ではそんなことどうでもいい悩みになってしまうよ)

ジョリジョリジョリジョリジョリ・・・

---------------

[山奥]------

ベルトルト「コニー、コニー!着いたよ!!」

コニー「ん?・・・なんだよ、もう着いたのか?」

ベルトルト「うん。着いたよ」

ベルトルト「ここが僕らの故郷の山奥だよ」

コニー「へー、思ったよりも普段見てる景色とあんまり変わんねぇな」

ベルトルト「自然がいっぱいだろ?」

コニー「まぁな」

アニ「ベルトルト。変身解いたライナーも来たから、点呼してハゲおっさんのところに行こう」

ベルトルト「そうだね。えっと、その前に到着の挨拶と、スケジュールの説明を皆にしておこうか」

キース(誰の面倒も見なくていいというのは、思ったより落ち着かんな。ずっと大勢を率いてきたからな)

エルヴィン「さ、私の班はここに集まって、順番に座るんだ。リヴァイ、点呼を頼む」

リヴァイ「わかった。ライナー・ブラウン!」

ライナー「はい!」

ウサミン「ハンネスさん、僕らも並んで点呼しないと」

ハンネス「おお、そうだな。エレン!任す!」

エレン「またかよ」

ハンネス「班長なんだろ。俺はお前を信用してるから任せてるんだよ。大人扱いだ。大人扱い」

エレン「はあ?・・・まあ、別にいいけどな」

ベルトルト(よし、皆いるみたいだな。えーと、挨拶はライナーにしてもらうか)

ベルトルト「ライナー、挨拶と故郷の紹介頼むね」

ライナー「俺が?お前がした方がいいだろ。主催なんだから」

ベルトルト「僕はこの旅行の最後に挨拶するから。最初はライナーの担当だよ」

ライナー「そうか?じゃあ・・・」

ライナー「えー、皆。皆さん。本日は僕達の故郷ツアーへの参加、ありがとうございます」

ベルトルト「ライナーが、『僕』だって・・・ふふふ」ヒソヒソ

アニ「かしこまってるね」ヒソヒソ

ライナー「立派な兵士になるまではここに帰ってくることも無いだろうと・・・だが、可愛いお嫁さんと一緒にいつか帰ってこようと・・・そう思っていた僕ですが、今日、こうして皆さんと一緒に帰って来るとは思いも寄りませんでした。巨人という敵がいるこの過酷な世界の中で、僕達は明日を生きるための技術を学ぶため、訓練兵団に所属しています。そして、先輩であり、現場でさらに過酷な任務についておられる調査兵団、駐屯兵団の方々。兵団の生活は娯楽も少なく、厳しく、ゆっくり羽根を休めるということもなかなかできないことと思います」

エレン「長ぇな・・・」

ミカサ「うん、長い」

ライナー「ですが、今日は日頃の悩みや疲れを忘れ、僕達の故郷で楽しんで帰っていただきたい。そして、これからも一緒に戦い、支えあって生きていく仲間たちとの絆が、この旅を通して深く固いものになれば幸いです」

マルコ(深く固い絆か・・・)チラッ

ウサミン「・・・ふあ~あ・・・っと、ライナーの話が長くってあくびしちゃった」

マルコ(いやいや、僕はアルミンレイプ気分になんてならないぞ・・・うん、まだ大丈夫だ・・・。リヴァイ兵長は、なってるのかな?)チラッ

リヴァイ「・・・・・・」

エルヴィン「おい、リヴァイ。いくら彼の話が長いからって、目を開けて寝るのはよさないか」

ライナー「ええー、それでですね。この世には大事な袋が3つあります。それは・・・」

ベルトルト「ライナー、ライナー。もういいよ。ありがとう」

ライナー「え?もういいのか?」

アニ「うん、良かったよ。感動した」

ライナー「そうか。じゃあ、スケジュールの説明に移るか」

アニ「ああ。私がするよ」

アニ「皆、今から故郷ツアーの観光スケジュールを伝えるから聞いてほしい。旅のしおりにも書いてあるから確認しておいて。まず、これから私達は『ハゲ散らかったおっさんの大群』の見学に行く」

アニ「ただ、見学といっても今ハゲおっさんの大群は非常に乱れた状態になっている。なので、まず彼らの統率を取戻すために一仕事してもらうことになる。キース教官、エルヴィン団長をリーダーとして、参加者全員で力を合わせて問題解決に努めて欲しい」

コニー「はい!」

アニ「なんだい?コニー」

コニー「俺達は具体的になにすればいいんだ?」

アニ「それは実際おっさん達の動向を調査して、原因を究明。それからの話になるね。その時は指示に従ってくれたらいい」

コニー「わかった。けどわけがわかんねぇから、俺、自信ねぇよ」

サシャ「そうですね。でも塩と脂のためにがんばりましょう!」

アニ「できるだけ協力頼むよ。次のスケジュールに進む時はまた私が説明する。以上」

ベルトルト「ありがとう、アニ。ということで、まず、ハゲ親父の大群に合いに行きます。現場はおっさんの汗や汗塩がすごいので、雨具を着てください」

ベルトルト(あと、臭いです)

クリスタ「楽しみだね、ユミル」

ユミル「おっさんなんてどうでもいいけどなあ・・・」

ジャン「いきなり仕事かよ。ったく・・・」

マルコ「まあ、いいじゃないか。皆で作業って楽しいかもよ」

ベルトルト(よし、皆準備は良さそうだな。では、出発だ!)

---------------
[ハゲ散らかったおっさんの大群]-----

ベルトルト「えー、この洞窟を抜けた先におっさん達がいます。僕に着いてきてください」

サシャ「ああっ!見てください!!コニー!ここ!塩ですよ!洞窟の壁に塩が!」

コニー「おお!ほんとだ!!」

ジャン「おい、お前ら余所見してると置いてくぞ!?」

リヴァイ「さっさと来い」

エルヴィン「迷子になったら困るな。コニー、サシャ、手を繋ごうか」

コニー「えっ、いや・・・そんな、いいです」

サシャ「そうですね、あの、ちゃんと着いていきますので」

エルヴィン「遠慮しなくていいんだよ」

ガシッ

コニー「おい、ジャン!マルコ!!ど、どうしたらいいんだ?団長が・・・!!」

マルコ「いいんじゃない?」

サシャ「ひええええ!!すいません、すいません!!」

ジャン「お前ら団長に世話かけさせんなよ・・・」

エルヴィン「ははは!」

コニー「・・・なんか恥ずかしいな」

サシャ「そうですね。でも、団長お父さんみたいですね」

コニー「ああ。そうだな・・・。父ちゃんと手つないだのなんてどんだけ昔なんだ」

ウサミン「あ、コニーとサシャが団長と手をつないでるよ」

ミカサ「本当」

ユミル「私らも繋ぐか?」

クリスタ「いいよ、恥ずかしいし」

ウサミン「ハンネスさん、手繋ごうよ!」

ハンネス「はあ?めんどくせぇな。ほらよ」

エレン「じゃあ、俺も・・・ほら、ミカサ」

ミカサ「うん」

ウサミン「へへ!ユミル、僕の反対の手、繋ごう」

ユミル「・・・しょうがないな。ほら。・・・クリスタ、お前も」

クリスタ「うん」

ベルトルト(あ。いいな。クリスタが誘ってくれるかな?)

エレン「おい、ミカサ。ベルトルトと繋いでやれよ」

ミカサ「私が?」

エレン「クリスタだと、片方だけ列が長くなるだろ」

ミカサ「わかった。ベルトルト、繋ごう」

ベルトルト「う、うん!(ミカサと手を繋ぐなんて、考えれなかったな・・・)」

キース「・・・・・・」

アニ「・・・・・・」

キース(ここは私が手を繋いでやったほうがいいんだろうか?)チラッ

アニ(・・・なんだ?キース教官も手を繋ぎたいと思ってるの?まあ、私ぐらいの子供がいてもおかしくないし繋ぎたいと思うかもしれないけど。ここは私から繋いだほうがいいのか?)

キース・アニ「手・・・」

キース「・・・なんだ?」

アニ「いえ、教官どうぞ」

キース「・・・迷子になるかもしれんから、手を繋いでおくか?」

アニ「・・・そうですね」

ニギッ

キース「・・・・・・(これで良かったんだろうか?)」

アニ「・・・・・・(これで良かったのか?)」

ウサミン(あ、アニとキース教官が手を繋いでる・・・!!なんか変な光景だなぁ)

------------

ベルトルト「もう見えてきたよ。あれが統率の乱れたハゲ散らかしたおっさんの大群だよ」

キース「これは・・・!」

ハンネス「ひでぇな。こりゃ」

エルヴィン「こんなことになっているとは・・・」

※どんなことになってるか>>290

全員がアルミンレイプ気分になっている
ちなみにこれは空気感染する

ハゲおっさん「アルミン!!アルミン!!アルミン!レイプ!!」

ハゲおっさん「アルミン!アルミン!アルミン!!レイプ!!」

ウサミン「うああああああ!?なんだこれ!?」

ベルトルト「このように、おっさん達は常にアルミンレイプ気分になっています」

ウサミン(ひいいい!!!ベルトルトがライナーがパコミンする呪いを回避するためにエレンに着せてもらってウサミンになるよう言われたけど、本当に良かったよ!でもこれじゃ、僕この服脱げないな・・・温泉入れるのかな?困った)

マルコ(なんてことだ・・・!僕のライバルが多すぎる!!)

ベルトルト「ちなみに、このアルミンレイプ気分は空気感染します!!気をつけてください!でもそれにかこつけてアルミンレイプしたい人はお気軽にどうぞ!」

ウサミン「ベルトルト!勝手なことを言わないでよ!?」

キース「ふむ。この状況をなんとかせねばならんのか・・・」

アニ「そうですね」

???「むっ!!アニ!!!」

アニ「!?」

???「誰だ!?その男は!!!」

アニ「は!?」

ベルトルト「あっ!!!アニ!ハゲ親父の集団の中・・・!あそこよく見て!!」

アニ「えっ?!あっ・・・!!!あれは!!!」

アニ父「アニ!!お父さんはアルミンレイプ気分!!」

アニ「なにやってんだよおおおおおおお!!!」

アニ父「それよりアニ!!誰だ!?そのハゲ親父は!?」

キース「ハゲ親父はあんたもでしょうが」

アニ「お父さん、どうしてそんなにハゲ散らかしちゃったんだ!?」

アニ父「そりゃ、お前と離れ離れで心配だったからに決まってるだろう。お父さんは寂しい思いをしていたのに、お前は・・・お前は・・・新しいお父さんなのか!?」

アニ「違うよ!訓練兵団の教官だよ!」

アニ父「なに?教官?」

キース「初めまして、お父さん」

アニ父「これは失礼しました。いつも娘がお世話になっております。あの、なにかご迷惑おかけしたりしておりませんでしょうか?無愛想なところがありますが、本当は心優しい娘なんです・・・。あ、これつまらないものですが、ハゲおっさんの塩と脂です」

アニ「ちょっと!お父さん!やめてよ!恥ずかしい!」

クリスタ「アニ、お父さんと会えたんだね・・・よかった」ウルッ

ユミル「そうか・・・?泣くほど感動する場面だったか?」

ジャン「おい、ベルトルト。この状況をなんとかするんだったらさっさとしようぜ?俺達までアルミンレイプ気分になっちまう!」

ベルトルト「そうだね。キース教官・・・どうしましょう?何か作戦がありますか?」

キース「そうだな・・・ここはアルレルト訓練兵に男になってもらうか」

ウサミン「ええっ!?」

キース「こうなったら望みどおり差し出して、発散させるしかあるまい?どうだ、他になにか作戦があるか?エルヴィン。なければアルレルト訓練兵のケツの穴を犠牲にするしかない」

エルヴィン「>>296

エルヴィン「調査兵団の団長として、若き兵士の貞操は死守せねばなるまい。総員、ウサミンを死守せよ!」

ウサミン「団長!!!」

エルヴィン「ウサミン。君は後に下がって、女子は彼を囲んでなるべく離れていなさい。アルミンレイプ気分が感染してはいけない」

ミカサ「はい」

ウサミン「え?あの、感染するならどうせなら女子が感染したほうが僕としてはありがたいんですが・・・」

アニ「あんた、あんな臭いハゲ親父の集団に私らにつっこめっていうのかい?」

ウサミン「あ、いや・・・そうじゃないけど・・・」

キース「アニのお父さん、この中にリーダー格のおっさんがいるんじゃありませんか?」

アニ父「リーダーですか・・・」

アニ父「少し待っててください」

スタスタ

アニ父「・・・リーダーは確か君だったか?」

ハゲ親父「グツグツのシチューにしてやるっ!!」

アニ父「違うな。ええと・・・」

ウサミン「さっき、ハンネスさんの声しなかった?」

エレン「ああ。聞こえたな」

ミカサ「というか、ハゲおっさんの声、皆ハンネスさんと同じ・・・」

ハンネス「こんなとこに固まってんのかよ!!全員はげ親父って嫌だな!」

アニ父「お待たせしました。リーダーは彼です」

ハゲリーダー「・・・・・・」

エルヴィン(はっ・・・!この人は>>301にそっくりだな!)

ナナバ

エルヴィン(はっ・・・!この人はナナバにそっくりだな!)

ハゲバ「私がリーダーのハゲバだ。アルミンレイプ気分!」

ベルトルト(このおじさん、顔はかっこいいのになんて残念なんだ)

キース「あなたたちは何故そんなにもアルミンレイプ気分になっているんだ」

ハゲバ「この故郷にいる限り、我々は年に一度アルミンレイプ気分になるんだ。その気持ちは抑えられない・・・儀式があるまでは・・・」

キース「儀式?」

ベルトルト「はっ・・・!!もしかして!?」

ハゲバ「ここでは、年に一度成人男子がゲロの滝からゲロを吐く。我々はアルミンレイプ気分になっていてもその臭いで我に返り、一年を過ごすことになる。・・・だが、今年はまだ儀式が行われず、我々はアルミンレイプ気分が収まらないまま過ごしているんだ」

キース「なぜ儀式は行われていない」

ハゲバ「・・・今年は成人男子がいなかったから・・・」

ベルトルト「僕らの故郷は少子化しているんです。どうしよう、ゲロの滝の儀式ができなければ・・・おっさんたちは楽しいままだ!」

リヴァイ「・・・その儀式は、成人男子がすればいいんだな?」

エルヴィン「おい、リヴァイ!君は成人なんてとっくの昔に終わっただろう」

ハゲバ「いや、確かに成人男子がする儀式ではあるが、我々のアルミンレイプ気分を抑えるのはゲロの臭いだ。ゲロが吐ければ誰でも構わない・・・はずだ」

エレン「じゃ、じゃあ自分らで吐けばいいじゃねぇか」

ハゲバ「我々はここから動くことはできないんだ。どうだ、君達で我々を助けてくれないか?」

ライナー「・・・やりましょう、キース教官。エルヴィン団長・・・」

キース「そうだな。それしかあるまい」

ベルトルト「皆、協力してくれる?」

マルコ「してもいいけど・・・それで僕らのアルミンレイプ気分も収まるのかな?」

ベルトルト「え?マルコ感染しちゃったの?」

マルコ「え、うん、たぶん・・・」

ジャン「まじかよ!」

ハゲバ「君らに関してはどうだろうね。感染させておいて申し訳ないが、そちらで解決してもらわなければいけないかもしれない」

ベルトルト「そっか・・・ちなみに、ツアーメンバーの中でアルミンレイプ気分に感染しちゃった人はいる?いたら挙手して」


>>305>>310の間で名前が書かれたメンバーはアルミンレイプ気分に感染しています。一つの安価に数人名前書いてもOK。

※マルコとリヴァイはすでにアルミンレイプ気分です。
※アルミンレイプ気分になったメンバーは女遊びには参加できなくなります。

エレン

キース

エレン「・・・・・・」スッ

ミカサ「エレン!?」

エレン「感染しちまったみたいだ。すまん、アルミン」

ウサミン「ええっ!?エレンが!?」

クリスタ「私も・・・」スッ

ユミル「なっ!?おい!!嘘だろ!?」

ウサミン「本当!?やった・・・!!やったぞ!」

ジャン「・・・・・・」スッ

マルコ「えっ!ジャン!君もなの!?」

ライナー「すまん。俺もだ」スッ

ベルトルト(うん、君はきっと感染すると思ったよ)

ベルトルト(かく言う僕も感染してるんだけどね!アルミンレイプ気分!!)スッ

アニ「あんたらね・・・」

キース「ふむ。あとはいないか?」

エルヴィン「いないようですが・・・リヴァイも出発前からアルミンレイプ気分でしたから、全部で7人ですね」

キース「いや、私を入れて8人だ」

全員(あんたもかよ!!)

ウサミン「どうするんだよ、こんなアルミンレイプ気分の野獣に紛れて、僕はどうすればいいんだよ!」

ミカサ「とりあえず、ウサミンの間は大丈夫だと思う。でも、ウサミンを脱いだ時が危ない」

キース「うむ。とりあえず、ゲロの滝に行って、我々でゲロを吐き、ハゲおっさん達を静めるのが第一だ。だが、おっさん達はともかく、我々のアルミンレイプ気分が治まる保証はないのが問題だ」

アニ「それだけど、私に考えがある」

ベルトルト「考えって?」

アニ「ゲロの滝は、度胸試しの為に崖っぷちからゲロを吐くだろ。アルミンレイプ気分を収めるにはそりゃ発散したほうがいいよ。でも、全員相手はアルミンがかわいそうだろ」

ウサミン「ひとりでも、クリスタ以外は僕がかわいそうだよ」

アニ「そこで、ゲロの滝でゲロを吐くのはアルミンレイプ気分になったやつらでするんだ。同時に、アルミンレイプできるやつを一人決める」

ベルトルト「なるほど・・・チキンランをするのか」

アニ「そういうこと」

エレン「チキンラン?」

アニ「まあ、ルールは現地で説明するよ。皆、ゲロの滝に移動だよ」

アニ父「待て、アニ。もう行くのか?」

アニ「ああ。お父さんも一緒に行こうよ」

アニ父「すまん・・・俺はもうハゲ親父の一員だからな。ここから動くことができないんだ」

アニ「え、そんな・・・」

アニ父「元気にしていて安心したよ。苦労をかけてすまないな・・・」

ギュッ

アニ「父さん!は、恥ずかしいだろ。皆見てるよ」

アニ父「アニ・・・大きくなったな」ヨシヨシ

アニ「もう、お父さん・・・お父さん・・・」

クリスタ「ううっ、アニ・・・こんなの、アルミンレイプ気分だよ・・・」ウルウル

サシャ「うう~良かったですねぇ。でもここに来ないと会えないのはさみしいですね」

コニー「俺も父ちゃんたちに会いてぇなあ」

ベルトルト(良かったね、アニ。さて、次はゲロの滝でチキンランだな)

--------------

[ゲロの滝]---------

ジャン「くっせええええええ!!!!」

マルコ「うわあああああ!!」

ユミル「げほげほ!」

ベルトルト「ここがゲロの滝です。あの断崖絶壁から、成人男性がゲロを吐いて滝にするのがここの名物ですが、今年は僕らがすることになりました。でも参加できるので、楽しいと思います」

サシャ「ベルトルト!天然水はどこですか!?チーズは!?」

ベルトルト「うん、ちょっと待っててね。今アニが皆の分とりに行ってるからね」

リヴァイ「うぐ・・・この場所はいかんな。俺にはきつい・・・臭い」

エルヴィン「よし、すぐにちり紙で鼻栓を作るから待っていろ」

リヴァイ「ああ・・・」

コニー「すげぇくせぇな」

クリスタ「うん、そうだね。それより、私上手くゲロ吐けるのかな・・・」

ライナー「大丈夫だ」

アニ「お待たせ。ゲロの天然水、チーズにゲログルトもって来たよ」

サシャ「待ってました!!!いただきます!!」

ベルトルト「まだだよ、サシャ。僕の話聞いてね。えーと、皆さん、お疲れ様です。ここではゲロ吐き班と見学班に分かれます。見学班はこちらに座って見ていてください。飲食も自由にしていただいて結構です」

エレン「俺達は?」

ベルトルト「うん。ゲロ吐き班は崖に登って、そこで天然水を2リットル飲んでもらいます。それから、崖っぷちに立って一斉にゲロを吐きます」

キース「チキンランはどうするんだ?」

ベルトルト「はい。ゲロを吐く時に、一番崖っぷち近くに立てた人が勝者です。もし同じ位置に立ってた人が2人以上いれば、今度はゲロを吐く長さで勝負します」

ウサミン「あのさ、ベルトルト・・・」

ベルトルト「ん?どうしたの?」

ウサミン「それ、僕も参加していいかな?」

ベルトルト「いいけど・・・なんで?」

ウサミン「僕が優勝したら、アルミンレイプは無しにしてもらう!皆には諦めてもらうんだ」

エレン「そんなに嫌なのか?」

ウサミン「嫌だよ!!クリスタが優勝するならいいけどさ!」

ベルトルト「まあ、勝負はやってみないとわからないから・・・。じゃあウサミン。もし負けたら潔くレイプされてもいいのかな?」

ウサミン「その時は・・・しょうがないよ。僕も男だ。諦めるよ」

ライナー「お前、負けたらただ被害を受けるだけなのに・・・男だな・・・」

ウサミン「そう思うならライナー、辞退してくれよ」

ライナー「いや、それはできん。すまん」

ウサミン「全く。じゃあ、僕も参加するからね!」

ベルトルト「了解。そしたら参加者は崖に登るので僕についてきてください」

-------------

キース「これは・・・すごい高さだな」

リヴァイ「ふん、まあ大したことない」

マルコ「ああ~緊張してきた・・・」

ベルトルト「皆、水飲んでね。飲まないとゲロ出ないよ」

ライナー「ゴクゴク」

ジャン「ゴクゴク・・・なかなかキレがある味だな」

クリスタ「ゴクゴク・・・」

ウサミン(はあ・・・勝つぞ。それか、クリスタがんばってくれ)

エレン「ゴクゴク・・・ぷはっ」

ベルトルト「飲んだら、崖にスタンバイしてね。チキンランの説明をするよ」

安価書き込み時間の秒数末尾1桁が

0→前に出すぎ。崖から落ちます。

1~7→数字の少ないほうが前に出ています。

8、9→後に下がりすぎ。この臆病者!!

以下の安価書き込み時間秒数末尾1桁を採用。アルミンレイプ目指して頑張ろう!

>>322エレン

>>323ウサミン
 
>>324クリスタ

>>326ライナー

>>327ジャン

>>329マルコ

>>330キース

>>331ベルトルト

>>333リヴァイ

アルミンレイプ

クリスタ頑張れ

がんば

支援ミン

どや

ほい

キース

レイプ

エレンつええ

全員「オロロロロロロロロロロロロ」

サシャ「あっ!見てください!!崖の上からキラキラ光るものが!モグモグ。アニ、おかわりいただけますか?」

アニ「ほら、食べな。でも後でオムレツにする分は残しときなよ」

コニー「これがゲロの滝ってやつか」

ユミル「おお、なんか綺麗かもな・・・くせぇけど」

ハンネス「うーん、しょぼい・・・」

ミカサ(エレン、ウサミン・・・がんばって)

エルヴィン「記念にスケッチしておくか」サッサッ

------------

エレン「げほげほ、どうだった?」

ベルトルト「えっと、一番前に出てたのは・・・」

ウサミン(頼む!クリスタクリスタクリスタ!か僕!!)

ベルトルト「エレンだね」

エレン「よっしゃー!!!!」

ウサミン「ああ・・・駄目だったか」

ベルトルト「ウサミンは後に下がりすぎたね。靴にかかってるよ。靴にかかってる人は臆病者って言われるんだ」

キース「・・・・・・」

ベルトルト「・・・あ、あの、教官はわざと手を抜いてくださったんですよね。うん、そうですよね」

ベルトルト「エレンの次に前に出てたのはクリスタだね。すごいよ!」

クリスタ「本当?あーあ、もうちょっとだったんだね」

ウサミン「本当だよ!!ああっ!!惜しい!!」

ベルトルト「あとはリヴァイ兵長、ライナー、マルコ、ジャン、僕の順だったね(危なく臆病者になるとこだった・・・ギリギリだったな)」

ベルトルト「皆、アルミンレイプ気分だと思うけど、勝負に負けたものは黙って諦めよう」

ライナー「仕方ないな・・・しかし、エレンお前強いな」

エレン「まあな。アルミンは俺の親友だし、絶対助けたかったんだ」

ウサミン「エレン・・・!じゃあレイプするのは・・・」

エレン「え?それはするけど」

ウサミン「ああ・・・そうなの・・・ははは・・・」

ベルトルト「ゲロの滝、参加できてよかったよ。参加者には後で参加証明書を配るよ」

----------------

コニー「おっ、お土産屋があるぞ。なぁ、俺ゲロ親父のストラップ買って帰っていいか?」

ベルトルト「そうだね。お土産買って行こうか」

アニ「ああ(むっ、親父ストラップ、ゲロ吐き崖落下タイプと、臆病者タイプが出てるね。これは買いだ。でも予算的にどっちかだね。どっちにしよう)」

ウサミン「僕も何か買おうかな?エレン、ミカサ、ハンネスさん。お揃いでストラップ買おうよ」

ミカサ「そうしよう。どれにする?」

エレン「俺、このゲロの英雄タイプがいいな。ハンネスさん、これ!」

ウサミン「じゃあ僕のも!はい!」

ハンネス「おいおい、俺がお前らの分も買うのかよ?しょうがねぇなぁ」

クリスタ「ユミル、私達も買おう。おそろいにしよっか」

ユミル「そうだな」

ハンネス「君らのもついでだ。俺が払っとくから」

クリスタ「えっ!?いいんですか?でも・・・」

ユミル「太っ腹だね、ハンネスさん。クリスタ、ここはお言葉に甘えようぜ」

ハンネス「ああ。好きなの選んでいいぞ?」

クリスタ「ありがとうございます!」

ユミル「へへっ。よかったな。ハンネスさん、ありがとな!」



サシャ「あっ。ゲロチーズケーキとか売ってますね。買いです!買い!!」

ジャン「お前、そんなに買ってどうすんだよ・・・金あるのか?」

サシャ「ジャン、このクッキーおいしそうですよ。ジャン買いませんか?そして私に一口ください」

ジャン「はあ?嫌だね」

サシャ「じゃあ、コニー」

コニー「俺、家族の分しか買わねぇよ」

サシャ「そうですか・・・ライナーは?」

ライナー「ん?食いたいのか?じゃあ、俺が買おう」

サシャ「やったー!!!ついでにこっちの天然水飴も!!」

ライナー「そんなにいっぱい買えるか。欲張るな。我慢しろ」

サシャ「ええ~~~っ。そんなぁ・・・」

マルコ「じゃあ、それは俺が買うから、ケーキと分けっこしようか?」

サシャ「マルコ~!!!じゃあ、ジャンはこっちのゲログルトをお願いします」

ジャン「買わねぇって!!お前ふざけんな!!」

エルヴィン「よしよし、私が買うからケンカはよしなさい」

サシャ「えっ!?」

ジャン「ほらみろ!!バカ!いいんですよ、団長。そんなことしなくても」

エルヴィン「いいからいいから・・・」

エルヴィン(む。と思ったら手持ちが少し足り無いな・・・)

エルヴィン「リヴァイ、ちょっと貸してくれないか?」

リヴァイ「チッ・・・無い金出そうとしてんじゃねぇ。ほら」

サシャ「なんと!!リヴァイ兵長におごっていただきました!」

マルコ「ありがとうございます。・・・申し訳ない」

ジャン「すいません。サシャ、お礼言っとけよ」

サシャ「はい!!ありがとうございます!!!」

キース(・・・ふむ。私もレオンハート訓練兵に何か買ってやるべきか?)

アニ「うーん・・・」

キース「悩んでいるのか?」

アニ「はっ!?」

キース「お土産を・・・」

アニ「は、はい。この親父ストラップどっちにしようかと」

キース「両方買いなさい」

スッ

アニ「えっ!?お金?い、いや、それは・・・。あの。かまいません。選びますので」

キース「遠慮しなくていい」

アニ「じゃ、じゃあ・・・。ありがとうございます・・・」

キース(うむ。これで良かったんだろう)

アニ「・・・あの、じゃあこれ私の買ったほうどうぞ」

キース「む?私にか?」

アニ「はい。教官もお土産無しいうのもどうかと思ったので」

キース「ふむ。では貰っておこう。ありがとう」

アニ「いえ」


ベルトルト(皆、お土産ちゃくちゃくと買ってるな。僕はどうしよう)

ハンネス「ベルトルト。お前のも買ってやるから何か選んでいいぞ?」

ベルトルト「えっ・・・?いいんですか?」

ハンネス「ああ」

ベルトルト(どうしようかな・・・)

ベルトルトの選んだお土産>>348

ゲロ饅頭

ベルトルト「じゃあ、このゲロ饅頭で・・・」

ハンネス「いいぞ」

サシャ「ベルトルト!!後で分けっこしましょう!!」

ベルトルト「うん。いいよ。あの、ハンネスさん。ありがとうございます」

ハンネス「ああ。ほらよ」

ベルトルト(買ってもらった。嬉しいな)

アニ「さて、そろそろお昼だね。食事しに行こうか」

ベルトルト「そうだね!」

--------------

[食事会]--------

アニ「お疲れ様です。今から食事会です。会場はこちら、山奥牧場です」

サシャ「楽しみですね!!」

クリスタ「おなかすいたね」

ユミル「そうだな」

ジャン(牧場か。ここにミカサ似の馬がいるんだな・・・)キョロキョロ

マルコ「ジャン、キョロキョロしてどうしたの?」

ジャン「いや、なんでもねぇ」

ライナー「さっきのハゲ親父の脂と塩で調理した馬肉ステーキと、近所で安く買った卵とゲロチーズのオムレツと美味しいだけの人参だ」

ベルトルト「僕とライナーが鉄板で焼くから、焼けた分は取って自由に食べてね」

ジュウジュウ

サシャ「うおおおおおお!!!たまりません!!」

ハンネス「おお、旨そうだな!!」

ウサミン「わあー!!エレン、ミカサ!!見て見て」

エレン「こんなでかい肉食えるなんてすげーな」

ミカサ「エレン、いっぱい食べよう」

コニー「おおおお!!!なあ、まだか!?まだか?」

ライナー「待て待て。もうすぐだからな」

エルヴィン「ふむ。この卵は素晴らしいな。色もいいし。栄養価も高そうだ。何とか調査兵団で定期的に購入できないものか」

キース「訓練兵団にも供給されると助かるな。訓練兵は成長期だしな」

リヴァイ(なるほど、この卵か。これがベルトルトの長身の秘訣なのか?)

リヴァイ「エルヴィン、なんとかこの卵を調査兵団に流通できるようにしろ」

エルヴィン「ん?ああ。善処してみるよ」

ライナー「よし、そろそろ焼けてきたな。ほら、コニー。皿持ってこい」

コニー「やった!!!」

サシャ「ああっ!!私も!私もっ!!」

ベルトルト「オムレツも丁度いい具合になったよ。皆。並んで」

アニ「人参はこっちだよ。ジャン、早く来ないと大きいの無くなるよ」

ジャン「別にいい・・・(ん?まてよ。俺の馬用に大きくて美味そうなの貰っておくか?)」

ジャン「いや、一番でかくて美味そうなのくれ」

アニ(やっぱり人参には目が無いんだね・・・)

ベルトルト(ジャン、やっぱり人参好きなんじゃないか)

カチャカチャ

サシャ「ん~!!!この脂!!塩加減!!さいっこうです!!」

アニ「いっぱいあるから、もっとゆっくり食べなよ、サシャ」

コニー「おお!すげーうめーな!!母ちゃんたちにも食わせてやりてぇな」

ユミル「卵フワフワだな。こりゃすげぇ」

クリスタ「うん、おいしい~!!」

ウサミン「うわ~!!美味しい。人参甘くて美味しいよ」

ライナー(可愛いな・・・うん。良かった。来てくれて本当に良かった)

ベルトルト(ライナーはクリスタかウサミンか、どっちかわかんないけど可愛いと思ってるな。それにしたって見すぎだよ)

エレン「うめー!!!ハンネスさん、うめぇな!!」

ハンネス「うんうん。ああ~これで酒があったら最高だなぁ」

ミカサ「お昼から呑んでいては駄目」

キース「うむ。美味い(訓練兵皆にもこれだけのものを食わせてやれればいいんだが・・・)」

リヴァイ「おい、どうした。ジャン。手が止まってるぞ」

ジャン「え?あ・・・そうですね」

ジャン(確かにオムレツはめちゃくちゃ美味いけど・・・馬はなぁ・・・)

コニー「どうしたんだよ?ジャン。食わねぇのか?」

ジャン「ん?ああ・・・。おい、サシャ。俺の肉も食っていいぞ」

サシャ「ええっ!?勿体無いですよ?食べないと!!でもいらないなら遠慮なく!!」

マルコ「そうだよ。ジャン。すっごく美味しいのに・・・サシャ!ちょっと待てよな」

エルヴィン「どうした?どこか悪いのか?」

ジャン「いや、そうじゃないですけど」ソワソワ

ベルトルト(ジャンは早く彼女に会いたいんだな。皆が食べ終わって、ちょっとしたらセッティングするか・・・)

ベルトルト「ライナー、そろそろジャンのお見合いを始めようと思うんだけど」

ライナー「ああ。そうだな。じゃあ、馬を連れてくる。ちょっと待ってろ」

ベルトルト「うん。頼んだよ」

ベルトルト(さて、ジャンにもうすぐ来るよって教えてあげよう)

ベルトルト「ジャン。もうすぐ馬来るからね」

ジャン「ジャン。おお、そうか。なんかドキドキするな」

ジャン(黒毛の・・・スタイルのいい馬・・・)

アニ「待たせたね」

ベルトルト「あれ?アニ?アニが馬連れてきたの?」

アニ「そうだけど。こいつだろ?」

ライナー「おーい!連れてきたぞ!」

アニ「なんでライナーも馬連れてきてんの?」

ライナー「なんでって、お前こそなんで連れて来たんだよ」

ベルトルト(二頭になっちゃった・・・。どっちかジャンに選んでもらおうか。もしジャンが気にいらなかったら、僕が別の馬を連れてこよう)

エレン「なんだ?馬連れてきて?」

サシャ「食べるんですか?」

ウサミン「サシャ、まだ食べるの?」

エルヴィン「ほう。いい馬だな」

ベルトルト「ジャンに馬を見せる約束してたんだ。もし気に入ってくれたら、将来的にジャンの愛馬になる予定だよ」

エレン「へぇ。いいな」

マルコ「良かったね。ジャン」

ジャン「ああ。まぁな・・・」

コニー「二頭もかよ。俺にもくれよな」

ベルトルト「さすがにどっちか選んで貰うよ。ジャン。どっちの馬がいいかな?アニ、ライナー、君達の連れてきた馬がどんな馬かジャンにアピールしてあげて

ジャン「そうだな」

アニ「私の連れてきた馬は>>359

ライナー「俺の連れてきた馬は>>361

マキバオー

黒く艶やか毛並み、はちきれんばかりの筋肉
そして強い意志を秘めた瞳
通称、漆黒の帝王。カスケード(CV玄田哲章)だ

あと喋れる

アニ「私の連れてきた馬はマキバオー」

ライナー「俺の連れてきた馬は黒く艶やか毛並み、はちきれんばかりの筋肉、そして強い意志を秘めた瞳
通称、漆黒の帝王。カスケード(CV玄田哲章)だ」

ジャン(アニの連れてきた馬・・・すっげえ小さいんだけど・・・)

ジャン「おい、アニ。これ本当に馬かよ?」

アニ「そうだよ。サラブレッドっていう、走りに特化した馬だよ」

リヴァイ「ブタじゃねぇのか?」

ウサミン「僕、本で見たことあるよ!これはカバっていう生き物だよ!」

マキバオー「んあ~。違うのね!ボクはお馬さんなのね!!」

ジャン「うわああああ!喋ったぞ!」

ライナー「こっちも喋れる」

カスケード「オレは負けない・・・実は既にもう不治の病だが・・・死なねぇ・・・!!」

ジャン「見た目はこっちがかっこいいな・・・」

ベルトルト「脚の速さではどっちも遜色ないと思うよ」

アニ「マキバオーは走り方が犬みたいで可愛いよ」

ジャン「でも乗りにくそうだな。足が地面についちまう(しかも全然ミカサじゃねぇ!どっちかというと芋女じゃねぇか!)」

マキバオー「ちくそーっ!!」

ジャン「かといって、こっちはこっちで病気になってちゃな・・・。かっこいいしスタイルもいいけど・・・(見た目は男版ミカサって感じで悪くないんだけど)」

カスケード「オレを・・・選ばないと言うのか・・・?」

ジャン「うーん、まいったな・・・」

ベルトルト「どうする?ジャン?」

ジャン「そうだな・・・(>>365>>376の間で下記選択肢で選択が多かったもの)」

1、可愛いからマキバオーにするのね!!
2、かっこいいからカスケードだな・・・
3、牧場で競馬して、勝ったほうの馬にするわ
4、ベルトルト、他の馬を頼む
5、馬とかもういいわ。

お見合いなのに両方ともオスだぞwww

4

ジャン「牧場で競馬して、勝ったほうの馬にするわ。どうせなら、走りがいい方に乗りたいしな」

ミカサ「ベルトルト・・・」ツンツン

ベルトルト「ん?どうしたの?ミカサ」

ミカサ「あの馬はどっちも雄みたいだけどいいの?ジャンは結婚できる?」

ベルトルト「うん、いいんじゃない?ジャンはアルミンレイプ気分だし、きっと今は雄でもウェルカムだと思う。子供は養子を貰えばいいし何も問題ないよ!」

ミカサ「そう。ならいいんだけど」

ジャン「おい、ベルトルト。何ミカサとこそこそしてんだよ」

ベルトルト「ううん。別に・・・ジャン、この馬たち、牡馬だけどいいの?(結婚相手として・・・)」

ジャン「は?別にどっちでもいいだろ?(なんだ?性別で走りが変わるのか??)」

ベルトルト「ね、ミカサ。いいってさ」

ミカサ「ジャンは守備範囲が広い・・・」

ジャン「まあ、そういうわけだから、アニ。ライナー。お前らがそれぞれ騎手になって、そいつらの走りみせてくれよ」

アニ「・・・わかったよ」

マキバオー「アニ兵衛親分・・・がんばるのね!!」

アニ「誰が親分だ!でもがんばろう、たれ蔵」

ライナー「いいだろう。カスケードは病気だが・・・それはハンデということだ」

カスケード「オレはまだ走れる・・・」

ベルトルト(こうして・・・ジャンのお嫁さんを巡って熾烈な戦いが幕を開けようとしていた!!)

名作・マキバオーだが、もううろ覚えだからちょっと借りてくるわ。続きはそれ以降で・・・


ウサミン『さあ、始まりました。第一回ジャン・キルシュタイン・マリッジ杯。実況は私、させるもんならさしてみろ。安価界の逃げ馬、ウサミン・アルレルトです』

ウサミン『解説はお馬大好きユミル好き。クリスタ・レンズさんです。よろしくお願いします』

クリスタ『よろしくお願いします』

ウサミン『そして、ジャンがいるからいじられないが、この方も結構馬面です。ゲストのベルトルト・フーバーさんです。よろしくお願いします』

ベルトルト『馬面ではありませんがよろしくお願いします』

ウサミン『さあ、ジャン・キルシュタイン・マリッジ杯のファンファーレです!』

コニー『パプー、パプパプー!』

リヴァイ『パパパ、パッパプー!』

ウサミン『さて、いよいよスタートですが、クリスタさん、今回はアニ+マキバオーとライナー+カスケードという2頭によるレースになりますが・・・』

クリスタ『そうですね。マキバオーもカスケードも力量に圧倒的な差は無いと思います。ただ、2頭だけという状況ですね。お互いにどう自分のペースに持ち込むか、相手のペースに惑わされないか・・・そこが勝負の分かれ目になってくるんじゃないでしょうか?』

ウサミン『んー、なるほど!どちらの馬も最後にその馬脚の底力を見せ付ける追い込み馬です。ハラハラする展開が待っていそうですね!』

ウサミン『ベルトルトさんはいかがですか?』

ベルトルト『確かに馬だけを比べるとどちらが勝つかわかりませんね』

ウサミン『ふむ。馬だけ・・・』

ベルトルト『アルレルトさん、競馬の騎手の体重は40㎏台なんですよ。ライナーを見てください。あの筋肉隆々の180オーバーの大男の体重をご存知ですか?』

ウサミン『うーん、85㎏ぐらいでしょうか?88かな?』

ベルトルト『95㎏なんですよ。いわば、カスケードは騎手2人を乗せて走るようなもんです。いくらカスケードといえど、これは大きなハンデですよ』

クリスタ『それにカスケードは病気の体ですからね・・・心配です』

ウサミン『確かにライナーの体格は大きなハンデになりそうです。対するアニは小柄な体が幸いして、あの犬のように小さなマキバオーになんとか騎乗できていますが、アニも54㎏ありますからね』

ベルトルト『ウサミンさん、何故ライナーの体重は知らないのに、アニの体重は知っているんですか?』

ウサミン『そういうベルトルトさんこそ何故アニの体重をご存知なんですか?』

クリスタ『アルレルトさん。各馬スタート地点に揃ったようですよ?』

ウサミン『ああ、ありがとうございます。さて。ではスタートです!』

----------------

アニ「たれ蔵、絶対勝つよ!」

マキバオー「んあ!絶対勝つのね!」

ライナー「カスケード、勝つのは俺たちだ」

カスケード「ああ・・・必ず勝つ」

アニ・マキバオー・ライナー・カスケード「「行くぞッ!!!!!」」

ドドドドッ

ウサミン『さあスタートしました!コースは牧場1000mを走ります。先にゴールした方が勝ちです!』

ウサミン『コースの説明をします』

安価指定のレス投稿時間秒数末尾が

0・1→100メートル進む

2→100メートル進む&最安価で何かが起こる

3・4→200メートル進む

5→200メートル進む&最安価で何かが起こる

6・7→300メートル進む

8→300メートル進む&最安価で何かが起こる

9→投稿者IDに含まれる最初の数字×10m分進む。数字が無い場合は50メートル進む


アニ+マキバオー>>388

ライナー+カスケード>>340

間違った。ライナー+カスケードは>>390

今の私はアルミンレイプ気分

ぶひひぃぃぃん!

ウサミン『先に飛び出したのはアニ+マキバオーです!これは速い!速いぞ!』

ベルトルト『カスケードは、やはりライナーの体重が重くて、飛び出しが一歩遅れたんでしょうか?』

クリスタ『いえ。スタートはほぼ同じでしたからね。カスケードは最後の追い込みまで後方につけるタイプなので、今回もそうでしょう』

ウサミン『彼はスタミナの消耗が心配なところです』

クリスタ『その辺りの配分も考えて抑えてきてますね』

ベルトルト『スタミナで有利なマキバオーがこのまま逃げ切れるかどうかですね』

□=100メートル ■=現在地


アニ+マキバオー   □□■□□□□□□□ゴール

ライナー+カスケード ■□□□□□□□□□ゴール


アニ「よしっ!このまま逃げ切るよ!カスケードのペースにはまらないよう気をつけよう」

マキバオー「わかってるのねん!」

ライナー「まだ勝負は始まったばかりだ」

カスケード「ああ・・・まだこれからだ」

ドドッ ドドッ ドドッ

ウサミン『おおっと!?』

ベルトルト『どうしました!?ウサミンさん!』

ウサミン『あれを見てください!!アニ+マキバオーの方を見てください!!』

クリスタ『ああっ!』
 
ベルトルト(その時・・・!僕たちの目の前でアニ+マキバオーにあることが起こった!!)

アニ+マキバオーに何が起こったか>>397

ねずみ「チュウッ」

シュタタタタッ

マキバオー「んあ!!!」

グラッ

アニ「グッ・・・!(外によれたっ!)」

アニ「たれ蔵!どうかしたの!?」

マキバオー「今、今チュウ兵衛親分が・・・」ドキドキ

ウサミン『よれました!マキバオー、外に向かってよれたっ!』

ベルトルト『一体どうしたんでしょうか?』

クリスタ『わかりません・・・ですが、マキバオーは動揺しているようです』

ウサミン『サシャ・ブラウスさん、目のいい貴女なら見えたんじゃないかと思うんですが、どうですか?』

サシャ『はい。マキバオーの足元をねずみが通り過ぎたようです。見ました!!』

ウサミン『ねずみです!マキバオー、足元を通ったねずみに驚いてよれました!ですがまだカスケードとの差に影響はないようです』

アニ「ちょっと、たれ蔵!歩調が乱れてきてるよ!落ち着くんだ!」

マキバオー「わかってるのね!わかってる・・・でも、心臓がドキドキいって止まらないのね!!」

アニ(たれ蔵・・・!!)

クリスタ『マキバオーに落ち着きがなくなっているようです。ただねずみに驚いたというだけではないようですが・・・』

ベルトルト『そうですね。きっと、彼はかつて共に走り戦ってきたチュウ兵衛親分のことを思い出したんでしょう』

ウサミン『チュウ兵衛親分?』

ベルトルト『はい。アニがマキバオーをたれ蔵と呼んでいますが、フルネームだとうんこたれ蔵。この名付け親がマキバオーがまだ子供の時に出会ったチュウ兵衛というねずみです。そして出会いからずっと傍に居て、マキバオーの頭に乗り走り続けてきた・・・。チュウ兵衛は、マキバオーの精神的支柱だったんです・・・』

ベルトルト『そして、彼は一度、レース中に落馬したチュウ兵衛親分を踏みそうになったことがあります。その時のトラウマが蘇ったのでしょう』


ウサミン『なるほど。ここは騎手のアニが落ち着かせてあげれるかどうかですね!』

アニ「たれ蔵。大丈夫、大丈夫。あれはただのねずみだから」

マキバオー「うん、うん。ただのねずみなのね・・・」

アニ(駄目だ。口では納得してるように言ってるけど、震えてるじゃないか!)

ウサミン『さあ!まだゴールは先だ!マキバオー逃げ切るか!?カスケードが追い上げるか!?』

安価指定のレス投稿時間秒数末尾が

アニ+マキバオー>>403

0・1→100メートル進む

2→100メートル進む&再安価で何かが起こる

3・4→200メートル進む

5→200メートル進む&再安価で何かが起こる

6・7・8→300メートル進む

9→300メートル進む&再安価で何かが起こる

ライナー+カスケード>>405

0・1→100m差に追いつく

2→100メートル差に追いつく&再安価で何かが起こる

3・4→並ぶ

5→並ぶ&再安価で何かが起こる

6・7・8→100メートル追い抜く

9→100メートル追い抜く&再安価で何かが起こる

ksk

いけ

マキバオー「はあ・・・はあ・・・(あれっ、あれっ。脚ってどうやって出すんだったのかな。だめなのね!わ、わからなくなりそうなのね!)」

ダカッ ダカッ ダカッ

アニ「たれ蔵!!!」

マキバオー「んあ・・・!」

アニ(ああっ。駄目だ。たれ蔵のやつ、集中できてない!このままじゃ・・・)

ライナー「マキバオーがよれてから走りがおかしいな。だがまだ差を詰めるには・・・」

グイッ

ライナー「おい!なんだ!?もう行くっていうのか!?」

カスケード「あの野郎・・・(なにしてる・・・そんな走りでオレに勝とうというのか?みっともねぇ走り見せやがって・・・マキバオー!)」

ライナー(どうしたんだ!?ここから行くのか!?いけるとは思うが・・・俺の体重と病気のハンデがあるのに危険だ・・・!!)

ライナー「まだだ!カスケード!まだ早い!」

カスケード「いや・・・行く!」

ドドドドドドドドッ

ウサミン『おおーっと!!!カスケードだ!黒い馬体が外から上がってきます!!!』

クリスタ『ハンデを抱えながら、速い時点で速度をあげてくるなんて、大丈夫でしょうか・・・』

ベルトルト(カスケード、そんなにジャンのお嫁さんになりたいのか・・・ジャンはどう思ってるんだろ)チラッ

ジャン「すげぇ・・・。あの黒いのも、白いチビも。どっちかが俺の馬になるのかよ・・・。すげぇよ!」

ベルトルト(お、すっごい目がキラキラしてる!)

ウサミン『ああっ!カスケードがグングン追いあげてきました!すごい!万全とはいえないながらも力強い走りです!伸びる!伸びる!!カスケード!もうほとんど差はないぞ!!カスケード!カスケードッ!!』

アニ「!!たれ蔵!カスケードが来たっ!!」

マキバオー「んあっ!こ、こんな早い地点でもう来たのね!?」

アニ「たれ蔵、今のままじゃ追いつかれる・・・いや、抜かれる!私らも行こう!」

マキバオー「う、うん!」

グンッ

ウサミン『マキバオーも速度をあげました!しかし、相変わらず安定しきらない走りです!その間にもカスケードが後から来るっ!!!』

ライナー「カスケード、無理はするな!」

カスケード「無理するなだと・・・?ふざけるな・・・。オレは自分の体を庇いながら走って負けるなんて・・・ごめんだ!!そんな走り、俺は絶対にしないっ!!!」

ドドドドドッドドドドッ

クリスタ『ああっ!!カスケードが!マキバオーを抜きそうです!!』

マキバオー(カスケード!!!)

ドドドッドドドド

ウサミン『来たー!!!カスケードが追いついた!追いついた!マキバオーに並ぶっ!!並ぶっ!!カスケード!カスケードッ!!!マキバオーに並んだー!!!!』

カスケード「・・・・・・」チラッ

マキバオー「・・・・・・」

カスケード「ミドリマキバオー・・・お前はそんなものか・・・」

マキバオー「!!!」

ドドドドドドドッ

アニ「ああっ!!抜かれたっ!!」

ライナー「よしっ!!!いいぞ!!カスケード!!」

ウサミン『カスケード、ついにマキバオーを抜き去りました!』

クリスタ『カスケードが早仕掛けをしてくるなんて、意外でしたね』

ベルトルト『ゴールまで距離がありますからね。まだカスケード相手に、マキバオーが巻き返すチャンスはありますよ』

ジャン(ああ~!!どっちもがんばれぇ!!!)


□=100メートル ■=現在地


アニ+マキバオー   □□□□■□□□□□ゴール

ライナー+カスケード □□□□□■□□□□ゴール

ウサミン『さあ!レースはまだまだ続きます!マキバオー、このまま終わってしまうのか!?それとも巻き替えせるのでしょうか!?』

安価指定のレス投稿時間秒数末尾が

アニ+マキバオー>>414

0・1→100m差に追いつく

2→100メートル差に追いつく&再安価で何かが起こる

3・4・5→並ぶ

6→並ぶ&再安価で何かが起こる

7・8→100メートル追い抜く

9→100メートル追い抜く&再安価で何かが起こる

ライナー+カスケード>>416

0・1→100メートル進む

2→100メートル進む&再安価で何かが起こる

3・4・5→200メートル進む

6→200メートル進む&再安価で何かが起こる

7・8→300メートル進む

9→300メートル進む&再安価で何かが起こる

※カスケードが300m進んで、マキバオーが100m追い抜いたらマキバオーが先に1000mになるのでマキバオーの勝ちで決着になりますが、マキバオーが末尾【9→100メートル追い抜く&再安価で何かが起こる】で再安価に勝敗に関する内容が来た場合は再安価の内容優先。

うおー!

ksk

ウサミン『カスケードがマキバオーを抜き去ってから、差は縮まりません!クリスタさん、どうでしょう!?』

クリスタ『まだまだ勝負はわかりませんよ。マキバオーの走りが安定すればチャンスはあります』

ウサミン『鍵はマキバオーの精神状態ですね!先ほどのねずみのトラウマを乗り越えられるのでしょうか!?』

マキバオー「ううっ・・・抜かれたのね・・・。病気で、しかもでかいおっさん乗せたカスケードにボクはあっさりと抜かれてしまった」

アニ「まだ抜き返せるよ。あんたには特別な走りが残ってるだろ!」

マキバオー「そ、そうだけど。・・・わからないのね」

アニ「えっ?」

マキバオー「脚の動かしかたわからないのね・・・。走らなくちゃと思うのに、うまく脚が動かせないのね!!」

アニ「そんな!!」

アニ(やっぱりさっきのねずみの件がひっかかってるんだ!)

マキバオー「はあ・・・はあ・・・」

アニ(私だ。私がなんとかしないと!!こいつのトラウマを)

アニ「おい、たれ蔵・・・いつまでメソメソ俺のことで悩みやがるんだ!お前は踏みそうになっただけで、実際踏んでないんだから、いいかげんにしろっ!」

マキバオー「んあっ!?」

アニ「お、俺は元気にここにいるだろうが」

マキバオー「どういうことなのね?アニじゃないの?」

アニ「俺は・・・チュウ兵衛だ。今は人間の姿になってるだけだ」

マキバオー「んああ!?親分人間だったの!?」

アニ「お前に騎手として乗る為に一時的に人間になっているんだ」

マキバオー「そ、そういえば目つきが似てるのね!実はアニと親分似てるとずっと思ってたのね!目つき悪いところがそっくりなのね!」

アニ(え?目つき悪い・・・!?まあいいか)

アニ「まあ、そういうわけだからよ!俺のことでお前がお前の走りをできないなんて、そんなこと許せねぇ。お前は踏みこえねぇといけねぇ!トラウマも!辛さも!甘さも!全部踏み越えて走り抜くんだよ!これでカスケードに負けたら、お前は精神的にも一生カスケードに届かないぞ!!」

マキバオー「親分っ!!!」

アニ(こんなもんでいいかな?)

マキバオー「うん、ボク・・・ボクは甘かったのね。カスケードと走っているのに・・・親分も一緒に走ってくれていたのに・・・。ボクはボクの内側や過去しか見てなかったのね!走っているのに。今、ここで・・・!!外を走っているのに!!」

ドドドドドドッドドドッ

アニ(よし!走りが戻ってきた!)

ウサミン『おっと!!マキバオー、走りが安定してきました!!踏み込みに力が戻っています!』

クリスタ『なにか吹っ切れたんでしょうか?顔もスッキリしてるように見えますね』

ベルトルト『アニはなんで前歯をむき出しているんでしょうか?まるでねずみのようですね』

アニ「たれ蔵!飛ばすよ!!」

マキバオー「んあ!!!!カスケードに追いつくのね!!」

ドドドドドドドッドッ

ライナー「むっ!?アニのやつ追いつく気か?」

カスケード(そうだ。それでこそオレのライバル・・・ミドリマキバオーだ!!!)

カスケード「ここからが本番だ・・・!!!」

ドドドドドドドドッ

ウサミン『さあ!巻き返しなるか!?マキバオー!すごい速さでカスケードを追いかけていきます!!』

マキバオー「んああああ!!カスケードオオオオ!!!!」

カスケード「・・・・・・」

ドドドドドドドドドッ

ウサミン『すごい!速いですマキバオー!!さっきまでのフラフラした走りはなんだったんでしょうか!?速い!速い!!カスケードを差し返すか!?差し返すか!?カスケードも逃げる!逃げる!!』

カスケード「・・・・・・!」グラッ

ウサミン『おっとぉ!?カスケードどうした!?ここで失速!やはり95㎏の大男と病魔には勝てないか!?がんばれ!がんばれカスケード!!』

ライナー「おい!カスケード!!」

カスケード「大丈夫だ・・・!手綱を引かないでくれ・・・オレはこのまま走る・・・!」

マキバオー「うおおおおおおおおお!!!」

ドドドドドドッドッ

カスケード「本気のコイツに負けるわけにはいかねぇんだ・・・!!」

グンッ

ドドドドドドドドッ

ウサミン『カスケード持ち直した!大きなハンデを抱えながらもこの走り!!漆黒の帝王の名は伊達ではありません!強い!!強い、カスケード!!だがマキバオーがもうカスケードを捉えているぞ!』

マキバオー「んあああああ!!!カスケード!!ボクは負けないのね!!」

ドドドドドドドドッ

カスケード「オレもだ・・・!!!」

ドドドドドドドッ□=100メートル ■=現在地


アニ+マキバオー   □□□□□□□■□□ゴール

ライナー+カスケード □□□□□□□■□□ゴール

ウサミン『カスケードか!?マキバオーか!?ほぼ、ほぼ一直線です!今、マキバオーがカスケードに追いつきました!並んでいます。ぴったりと、横に並んでいます!!ここからは直線勝負!ゴールまであと1ハロン!200mです!!!』

クリスタ『あっ!』

ウサミン『どうしました!?クリスタさん!?』

クリスタ『ライナー+カスケードが!』

ベルトルト(その時!僕たちの目の前でライナー+カスケードにあることが起こった!)

ライナー+カスケードに何が起こったか>>424



俺もみたい

カスケード「ゼエ・・・ゼエ・・・」

カスケード(苦しい・・・なんて苦しいんだ・・・。体が思うように動かないってのは苦しいな・・・)

カスケード(少しだけでいい。マキバオーとの勝負の間だけでもいいんだ・・・!!オレの脚よ!!もっと、もっと強く踏み込ませてくれ・・・!オレは、もっと走れるのに速く・・・!もっと速くっ・・・!!!)

グラッ

ライナー「カスケードッ!!」

マキバオー「カスケードッ!!!」

カスケード(見るな・・・!そんな目でオレを見るんじゃねぇっ!!オレを失望させるな!マキバオー!!)

ウサミン『まただー!またもやカスケード失速!!限界がきているのでしょうか!?とても苦しそうだっ!くっ・・・苦しそうだぁ~!!カスケードッ!!』

クリスタ『カスケードォ!!!が、がんばれ!!』

ジャン「うおおおおおおおお!!!カスケードオオオオオ!!!!」

マルコ「ジャン、カスケードがいいの?」

ジャン「バカヤロウ!!お前、お前・・・カスケードがああああっ!!」

マルコ「うんうん・・・(ジャンは意外と熱い性格してるよね)」

ライナー「おい、カスケード。これ以上走ると・・・わかってるのか?お前・・・もう走れなくなっても、死んでもいいのか?」

カスケード「ライナー、止めるつもりか?止めたいなら手綱を引いてもいいぜ。それでオレを止められると思うならな・・・」

カスケード「オレは・・・オレはっ!!たとえ顎が引きちぎれても!この脚が二度と使えなくなろうとも!!!マキバオーとのレースは降りない!!この1ハロン!死んでも走り抜くぞ!!」

ライナー「いや、その覚悟が知りたかった」

カスケード「・・・・・・!!」

ライナー「行くぞッ!!!カスケードッ!!!お前の最高の走りを見せ付けてやれっ!!」

ビシッ!!

カスケード「!!!!」

ライナー(こいつの頑固さと譲らなさは・・・どっかの誰かさんみたいで・・・)チラッ

エレン「・・・・・・」

ライナー(まったく!!どいつもこいつもオレの周りに居る奴は、しょうがねぇ熱血野郎ばかりだぜ!!!)

ドドドドドドドドッ

ウサミン『おおっ!?復活しましたか!?カスケード、遅れを取戻すかのような走りだ!!ライナーの鞭も初めて入りましたね!』

クリスタ『そうですね。それよりも。カスケードの体なんですが・・・!』

ウサミン『どうかしたんですか?クリスタさんはさっきなにかに気付かれたようでしたが?』

クリスタ『カスケード、まっすぐ走っているときも、小さくですがぶれていたんですが、それが無くなったというか・・・。脚の踏み込みの力強さがまるで変わってきています!』

ウサミン『んんっ!?どういうことですか!?』

クリスタ『こんなこと・・・こんなことあるのかわかりませんが、病気で弱っているはずの体の痛みが無くなっているんじゃないでしょうか?』

ベルトルト『根性で克服したということですか?骨折しても集中してる時は気付かないことってありますよね』

クリスタ『いいえ。・・・そんな精神的なものだけであそこまではっきりと力強い走りになるなんて・・・どうしてかはわかりませんが・・・。わからなくてもいい。それよりも、あの走り!きっとあの走りこそ、カスケードの本来の力なんだと思います!!』

ドドドドドドドドッ

カスケード(・・・不思議だ。体が・・・体が軽い。オレはどうしたんだ?オレの体は病気だってのに、今は不思議と痛みがないぜ・・・)

ウサミン『カスケードが一時失速しましたが、再び立ち直り、マキバオーと並んでいます!その脚には先ほどより確かな!確かな力強さが感じられます!』

マキバオー「んああ!!カスケードの走り方が変わったのね!!」

アニ「なんだって?」

マキバオー「まるで・・・まるで病気なんて無いような、ボクが追いかけて追いかけてずっと勝ちたかったカスケードの、カスケード本来の走りなのね!!!」

ドドドドドドドドッ

ライナー「もっといけるか?カスケード?」

カスケード「ああ。なんだか体が軽くなった・・・。お前みたいなデカ物乗せてるのに、体がまるで全盛期のような、そんな感じだ。まるで痛みが無い。脚より先に頭か神経がいかれちまったのかもな・・・」

ライナー「いや、そうじゃない。カスケード。そうじゃないんだ」

カスケード「?」

ライナー「お前は治ってる」

カスケード「!?治ってるだと?オレは・・・不治の病だ」

ライナー「さっきまではな。効いたんだよ。ゲロの天然水が・・・」

カスケード「ゲロの天然水?」

ライナー「お前の水桶に入れておいたんだ。ちょっと酸っぱかったろ!!天然の妙薬だ!!」

カスケード「・・・そうか。オレは、オレは治ったのか!!」

ライナー「ああ!そうだ!!これでハンデは無い!思いっきり走って、勝とうぜ!!!カスケード!!!オレの体重ぐらい、今のお前の体にとっちゃハンデにならねぇよ!!!」

カスケード「言ってくれるぜ・・・!!!だが、その通りだ・・・!!!」

ドドドドドドドドドドッ

ウサミン『おおおおおっ!!!カスケード飛び出した!!!マキバオーよりも頭ひとつ飛び出しました!!苦しいこの場面で、最後の力を振り絞ってきたーーー!!!』

マキバオー「んあーー!!!カスケード!!どうしたの!!急に元気になっちゃって!!」

カスケード「お前に勝つために地獄の淵から這い上がってきたんだ」

マキバオー「元気なのね!?元気になったんだね!!」

カスケード「まさかお前、オレに同情して手を抜いていたんじゃないだろうな?」

マキバオー「・・・カスケード相手に、そんな恐ろしいことできるわけない・・・!!カスケードが病気だろうが、元気だろうが、ボクはいつでも勝ちたいのね!!だけど・・・だけど・・・」

マキバオー「ボクは一番強い走りのカスケードと走って、勝ちたいといつも思ってた!!ボクは・・・!!今の君とこうして走りたかった!!!それが嬉しくてしょうがないんだ!!」

カスケード「・・・・・・!!!」

ドドドドドドドドッドッ

ウサミン『両者一歩も譲らないまま、ゴールは目の前だああああ!!!どっちだ!?どっちが勝つんだ!?カスケードかっ!?カスケードかっ!?それとも白い奇跡マキバオーなのかあああああ!?』

クリスタ『わかりません!これは誰にもわかりませんっ!!』

ベルトルト『が、がんばれ!!二頭ともがんばれえええー!!!』

ジャン「うおおおおおおお!!!!マキバオーーーーー!!!!!カスケードーーーーーー!!!」

アニ「たれ蔵!!最後の力振り絞るよ!!!マスタングスペシャルだ!!」

マキバオー「んあーーーー!!!!」

ドドドドッドドドドドドドドドッ

ウサミン『な、なんだあの走りは!?前足を同時に出してるぞ!?まるで犬のような走り方だー!?速い!!速いがあれは本当に馬なのか~!?』

ライナー「カスケード!!正念場だぞっ!!!」

カスケード「待ってたぜ・・・!!この時を・・・!!!」

グインッ

ドドドドドドドドドドドッ

ウサミン『カスケード顎を引いたっ!!引いて引いて、頭が地面に着くかのような前傾姿勢だあああ!!!まるで地を這うようなこの走り!!!これが!これがカスケード本来の走りなのでしょうか!!速いっ!!これこそがカスケードっ!!黒い風だああああああ!!!』

ドドドドドドドドドドッ

アニ(もう少し・・・!もう少しだ!たれ蔵!!)

ライナー(カスケード!あとはもうがむしゃらに走るだけだ!!)

マキバオー「うおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!」

カスケード「おおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!」

【レース最終安価】

安価指定のレス投稿時間秒数末尾の合計が大きいほうの勝ち

アニ・マキバオー→>>435+>>437+>>439

ライナー・カスケード→>>436+>>438+>>440

たれ蔵

ほい

ほら

カスケード

カスケードー!

マキバオー「うおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

アニ(だめだっ!!カスケードがとんでもなく速いっ!!頭一つ分が縮まないッ!!!あいつ、ライナーを乗せてるのに、なんであんなに速いんだ!!)

カスケード「おおおおおおおおおっ!!」

ドドドドドドドドドドドドドッ

アニ「たれ蔵、私が騎手だから・・・ごめ・・・」

マキバオー「アニ!!!親分は!!!親分は最後まで諦めないぞ!!!」

アニ「!!!」

マキバオー「ボクは絶対!絶対カスケードに勝つんだ!!!元気なカスケードに、ボクの力で勝ちたいんだ!!!」

マキバオー「だからアニ!!君はボクを信じて、力を貸してくれ!!」

アニ「親分のフリ・・・気づいてたの?」

マキバオー「ボクはアニがボクを励ましてくれた気持ちを信じたのね・・・!!」

アニ「!!」

アニ(そうだね。たれ蔵。一緒に走ってるのに・・・バラバラになっちゃったら・・・それだけで負けだね)

アニ(ライナー・・・ライナーは、カスケードを信じてるんだ。だからカスケードも思い切り自分の走りをしてるんだ!!)

マキバオー「アニ!!ボクと一緒に!!カスケードに勝つんだあああああああああああ!!!!」

アニ「うおおおおおおっ!!!!」

ウサミン『カスケード、頭一つの差をキープしたままゴールインか!?・・・おっと!?な、なんでしょうか!!あれはっ!?』

クリスタ『アニが!アニが動きにあわせて、マキバオーの頭を押し込んだり引き上げていますね!』

ベルトルト『自らがマキバオーのバネとなって全身運動の手助けをしているんですね!!まるで一心同体だ!!』

マキバオー「アニ!!!」

アニ「たれ蔵!!私のことはいい!!前だけ見て!あんたの、あんたのライバルに勝つ・・・!!それだけ考えて走るんだ!!!」

マキバオー「んあああ!!!」

マキバオー(勝つ!!絶対に勝つのね!!カスケードッ!!!)

カスケード(マキバオーッ!!!オレはお前に勝つ!!勝つぞ!!!)

ドドドドドドドドドドッ

ウサミン『マキバオー!!マキバオーが!!その小さな体でぐんとあがってきたーーーー!!並ぶか!?並ぶか!?カスケードとの差!!その差ほんの頭ひとつ!!!マキバオーがあがってきましたあああああ!!!!』

ジャン「マキバオオオオオオオ!!!!ああああああっ!!!」

マキバオー「ずっと!!待ってた!カスケード!!ボクは!!君と!!」

ウサミン『マキバオー並んだっ!!!並んだっ!!内にマキバオー!!!外にカスケード!!マキバオーだ!!!マキバオー!!ミドリマキバオー!!!!!』

カスケード「オレも待っていた!!ミドリマキバオー!!お前と・・・!!」

ウサミン『カスケードも譲りません!!カスケードッ!!粘る!粘る!!両者一歩も譲りません!!!!どっちかわからない!!これはわからないいいいいいいい!!!』

クリスタ『がんばってーーーー!!!!』

ジャン「カスケエドオオオオオオオオオオオオ!!!!おおおおおおおっ!!!」

マキバオー(そうだ。待ってたんだ!!)

カスケード(この時を・・・!!)




マキバオー・カスケード「「決着をつける時を・・・!!!」」




カスケード「来い!!!マキバオー!!!!」

マキバオー「んあああああああああああああああ!!!!!!」

ドドドドドドドドッ

ウサミン『マキバオーか!?マキバオー!マキバオーッ!!!カスケードか!?カスケードかっ!?マキバオー!カスケード!!もうすぐゴールです!!並んだままゴールです!マキバオーなのかああああ!?』

カスケード「オレは勝つ!!!絶対に勝つんだ!!」

グンッ

ウサミン『いや!カスケードだ!!カスケードの脅威の三の脚だ!!伸びる!伸びるカスケード!これはカスケードです!!カスケード来た!カスケード!!これが漆黒の帝王の底力だあああああ!!!』

マキバオー「まだだ!!!まだ負けてない!!ボクは、ボクはカスケードに勝つんだああああああ!!!!!」

ダンッ

ウサミン『ああっ!?』

カスケード「!!!」

ライナー「!!!!」

ウサミン『飛んだーーーーーー!!!!マキバオー!!!全身をバネにして!!飛びました!!!白い珍獣は空を駆けるのかぁーっ!?』

マキバオー「勝つんだあああああああああああ!!!!」

ドスン!!  

ズザーーーーーーーーーッ

ゴロゴロゴロゴロゴロ!!

マキバオー「んぎゃああああああああ!!!」

アニ「うわああっ!!!」

カスケード「・・・・・・!!」

ドドドッ 

ライナー「・・・終わったか」

カスケード「・・・・・・」

ウサミン『マ・・・マキバオー!!マキバオーです!!最後の最後にマキバオーがカスケードを差しました!!!マキバオー!白い奇跡ミドリマキバオーが制しました!!!マキバオーです!!!!』

クリスタ『良かったね!良かったね!カスケードもがんばったよね』

ユミル「うんうん。泣くなって」

ジャン「おおおおおおおおおおおお!!!!マキバオオオオオオ!!!!」

マルコ「ジャン、大丈夫??」

マキバオー「いててて・・・思いっきり顔すりむいたのね・・・アニ、大丈夫?」

アニ「あたた・・・。あんたこそ。怪我無いかい?」

マキバオー「うん。ありがとう。アニがボクのバネになってくれたから、最後あんなに長く飛べたんだ」

アニ「私は別に・・・あんたが私を信じてくれたからだよ」

マキバオー「んはは!!」

カスケード「・・・完敗だな・・・」

マキバオー「カスケード!」

カスケード「楽しかったぜ・・・」

マキバオー「ボクも楽しかったのよ」

カスケード「これで決着はついたな。最後にお前と走れてよかったよ」

マキバオー「んあ~?何言ってるのね?今日で終わりみたいなこと言って。まだまだ走れるのにだめよ」

ライナー「そうだぞ。カスケード。お前の体はもう問題無いんだ。検査は一応しておいたほうがいいが。これからはいつだってレースできるだろ?」

カスケード「ああ、オレの体はな・・・だが、マキバオーは・・・ここからいなくなるだろ?」

マキバオー「へ?」

アニ「あっ」

ライナー「あっ」

ウサミン『きわどいレースでしたが!最後はマキバオーで決まりました!!すばらしい走りでしたね!クリスタさん』

クリスタ『うん、うん・・・グスグス』

ウサミン『どうでしたか?ベルトルトさん』

ベルトルト『そうですね。両者ともすばらしい戦いを見せてくれましたね!』

ウサミン『はい!さて、これにて第一回ジャン・キルシュタイン・マリッジ杯終了となりますが、え~、今回のレースは勝ったほうがジャンの愛馬として兵団所属になるというものでした』

マキバオー「んあっ!!!!」

ウサミン『ジャンの愛馬はミドリマキバオーに決定です!おめでとう!ジャン!!』

ジャン「おお、ありがとう!!!」

マキバオー「んあんあっ!!アニ・・・!ボクどうなるの!?」

アニ「えっ・・・えっと(確かジャンのお嫁さんになるんだっけ?)」

ジャン「よお。白い奇跡・・・ミドリマキバオー」

マキバオー「ど、どうも・・・」

ジャン「レースすごかったぜ。俺、あんたみたいなすごい馬を迎えられるなんて信じられねぇよ!!(でも俺、乗れるのかな?)」

マキバオー「ボ、ボクをどうするの?」

ジャン「どうって・・・一緒に生きていくんだよ。相棒として」

アニ「家族になるってことだよ(やっぱ結婚するんだね。ジャン、牡馬でもいいんだ・・・)」

マキバオー「カスケードともう走れないの?」

ベルトルト「そうだね。兵団の馬になるんだったら今から訓練もしなくちゃならないしね」

マキバオー「そうなの・・・」

ジャン「マキバオー・・・」

エルヴィン「いやあ、私としてはそちらのカスケードも一緒に来て欲しいと思ったんだがね」

ベルトルト「エルヴィン団長。カスケードも?」

エルヴィン「ああ。そしたら一緒に走れるぞ?どうかな?カスケード」

カスケード「いや、オレは行かない」

ライナー「どうしてだ?」

カスケード「オレは軍に入りたいわけじゃない」

マキバオー「そうだよね」

カスケード「お前との決着はついた。そして道も分かたれた。お前は勝ったんだからそいつらと行くんだ」

マキバオー「んあ!そうなのね。ボクが選んだんだから・・・行くのね!」

ベルトルト(ごめん・・・マキバオーが自発的に選んだ道じゃないけど。ごめん・・・)

カスケード「じゃあな」

マキバオー「カスケード!また会えたら勝負しようね!」

カスケード「ああ・・・」

カポッ カポッ

ベルトルト「行ってしまった・・・」

ハンネス「ほえ~すごい馬だな」

エレン「すげえな、あの馬。かっこいいな」

ウサミン「うん。渋いね」

ベルトルト(こうして・・・ジャンのお見合いは滞りなく終了した。喜んでもらえて良かったな!!!マキバオーは僕らが帰るまで牧場でゆっくりしててもらうことになった)

-------------

ベルトルト「さて、次は野球観戦だね。スーガイタVSツンアイヤジを観戦だ!」

コニー「おお!楽しみだな!」

ベルトルト「皆の分、スーガイタの席とっておいたから・・・」

ライナー「おいおい、待てよ。なんでスーガイタなんだ?俺がツンアイヤジの席とっておいたってのに・・・」

ベルトルト「・・・いやいや、ここはスーガイタでしょ?」

ライナー「お前な、自分がマスコットのチームだからって勝手に全員分決めるなんてどうかと思うぞ?」

ベルトルト「ライナーこそ、僕に相談もなく席を確保してるんじゃないか。自分がマスコットだからだろ。まあ、でもライナーの班はそっちに座るといいよ」

ライナー「そうだな。そうしようぜ。ということだ。皆いいな?」

ジャン「俺はなんでもいいけどよ」

マルコ「僕も・・・」

エルヴィン「私も構わないが」

リヴァイ「どうでもいい」

サシャ「美味しいもの食べれるほうがいいですね」

コニー「俺は・・・」

ベルトルト(コニー・・・)ジーッ

コニー「俺は最初に誘ってくれたのがベルトルトだったからよ・・・。ライナーには悪いけどベルトルトのとってくれたチームの席に座るぜ。ごめんな」

ベルトルト「コニー!!!」

ライナー「そうか、しょうがないな。あとは俺と来たいやつはいるか?」

ハンネス「うーん、チームなんてよくわかんねぇからな。エレン、お前どうしたい?」

エレン「バラバラになると点呼がややこしくなるから、どうしても行きたいってことじゃなければ同じ班のベルトルトの席でいいと思うけど。なあ、ウサミン?」

ウサミン「そうだね。だれかライナーと一緒に行きたい人居る?」

ハンネス班「・・・・・・」

ユミル「どっちでもいいからさっさと行こうぜ」

ライナー「そうだな。まあ、試合の途中でこっちに来たくなったら来いよ」

ベルトルト「アニ、アニはどっちに座る?」

アニ「私?どっちでもいいけど、ライナー班が少ないからそっちに座るよ」

ベルトルト「そ、そんなっ」

アニ「なんだよその顔。(せっかく偏らないように気つかってんのに・・・)」

キース「そうだな。私達はブラウン訓練兵たちと座ろう」

ベルトルト(なんてことだ。アニと離れてしまった…。アニ、君はツンアイヤジを応援するのか…。でもまあ、コニーが来てくれたのが嬉しかったからいいか)

ベルトルト「じゃあ、スーガイタ応援団はこっちに移動だよ。付いてきてください」

ライナー「ツンアイヤジ応援団はこっちだ」

スタスタ

ベルトルト「さあ、始まるよ。コニー。君はここだよ。一等席だ!」

コニー「おお、ありがとよ!」

ハンネス「しかし、なんか暗いなあ。これであの真ん中で球投げ合うのが見えるのか?」

ウサミン「そうだね。でもこの広場を明るくするには相当数の松明が必要だよ。でもそんな装置なさそうだしなあ」

ベルトルト「心配ご無用だよ。実はここには次のスケジュールに含まれている玉蟲取りの、玉蟲が集まってくるんだ。彼らがここを照らしてくれるよ」

エレン「えっ!?玉蟲って光るのか?」

ベルトルト「うん。すっごく綺麗だよ」

ベルトルト「…ミカサ、エレンの横に座って一緒に見るといいよ。君が希望した綺麗な景色をエレンと一緒に見るんだ」ヒソッ

ミカサ「!…ありがとう、ベルトルト」

ミカサ「エレン、隣に座ってもいい?」

エレン「別にいいけど・・・」

クリスタ「綺麗なんだって。楽しみだね、ユミル」

ユミル「ん?ああ、そうだな」

ブブブブブブブブブブ…

エレン「ん?何の音だ?」

ベルトルト「あれは玉蟲の羽音だよ。さあ、もうすぐ明るくなるよ!」

--------------------ーーーーーー

サシャ「何か音がします」

リヴァイ「音だと?」

エルヴィン「なにかな?」

サシャ「何かが唸るような音といいますか。うーん、虫ですかね?」

ライナー「ああ。そりゃ玉蟲だな」

ジャン「玉蟲?」

マルコ「それにしたって、こう暗いと困るな。こんなとこで本当に球技とやらが見れるのか?」

ライナー「心配しなくていい。玉蟲が集まれば明るくなる」

ジャン「どういうことだよ。わかるように話してくれねぇとわかんねぇだろ」

アニ「玉蟲ってのは鶏の卵くらいの大きさで、暗い所で発光するんだ。そいつらがここに集まってくる。そしたら明るくなるから広場も見えるようになるよ」

マルコ「へぇ。不思議だけど、神秘的でいいな」

キース「ふむ。何かに集まる習性があるのか」

アニ「何かっていうか、巣に帰ってくるんです」

キース「巣?」

サシャ「あっ!皆さん!見てください!あっちの空!光の帯がこっちに向かってきます!」

ライナー「玉蟲だ!」

ブブブブブブブブブブ

キース「むっ!?」

ピトッ

サシャ「あっ!教官の頭に止まりましたよ!ウププ…」

アニ「ま、まずい…」

エルヴィン「次々と集まって来ているが」

キース「こ、これは・・・」

--------------------

ベルトルト「ハゲおやじなんだ」

エレン「え?」

ベルトルト「玉蟲はハゲおやじを巣として、生活しているんだ」

ウサミン「えっ…ええっ?」

ベルトルト「ほら、周りを見てみてよ。だんだん明るくなってきただろ?それは玉蟲がハゲおやじにくっついているからだよ」

コニー「俺も坊主だけど集まってこねぇぞ?」

ベルトルト「コニーはハゲじゃなくて坊主だからね。あと、玉蟲はハゲおやじの脂を体に塗ることで体を滑りやすくして敵から身を守ったり、乾燥や病気を防いだりしてるからね。コニーみたいに若い脂じゃだめなんだ」

コニー「ふーん。そうなのか」

ミカサ「ベルトルト…」

ベルトルト「なに?ミカサ」

ミカサ「…これは、あまり綺麗じゃないと思う」

ベルトルト「何言ってるの。綺麗でしょ?ほら、クリスタを見てごらんよ」

クリスタ「…き、綺麗ね。ユミル…」

ユミル「お前。無理しなくていいんだぞ?」

ベルトルト「………」

ミカサ「ベルトルト」

ベルトルト「あ、でも、ほら。エレンは喜んでるよ?」

エレン「すげーな!本当に明るくなってきた。ウサミン、後で一緒に玉蟲採ろうな!」

ウサミン「うん。採ろう。採るけど、エレン、あの、あんまり強く手を握らないでくれる?」

エレン「あ、悪い。でも、俺…アルミンレイプ気分だから…駄目か?」

ウサミン「いや、駄目っていうか。痛いよ…エレン」

エレン「ウサミン…」

ミカサ「………」

ベルトルト「………」

ミカサ「ベルトルト」

ベルトルト「ミカサ、顔が怖いよ!ぼ、僕のせいじゃない!エレンがアルミンレイプ気分なのは僕のせいじゃない!あ、僕ちょっと催してきた。ちょっと席をたつよ。ごめん。ミカサ…」

ミカサ「待って、ベルトルト」

ベルトルト「ひいいいいいい!ごめん!ミカサ!!」

ダッ

ミカサ「待て・・・!」

エレン「おい、ミカサ何やってんだよ。ほら、こっちに来て一緒に野球見ようぜ」

ミカサ「…うん」

エレン「お前綺麗な景色見たかったんだろ?玉蟲、綺麗だな?」

ミカサ「う、うん」

ウサミン「僕、エレンと、ミカサと、ハンネスさんで一緒にこんな綺麗な景色見れて嬉しいよ」

ハンネス「確かにきれいかもしんねぇけど、酒のつまみにもならねぇな。…けどま、お前らが嬉しそうにしてるの横で見てるのは結構いいもんだな」

ウサミン「ハンネスさん・・・」

エレン「なんだよ、珍しいな。でも、俺も嬉しいかもな」

ミカサ「私も…」

ベルトルト(なんかしんないけど、ミカサも落ち着いていい雰囲気になってくれたな。良かった…)

コニー「…ベルトルト、しがみつくのやめてくれよ」

ユミル「ベルトルさん、ミカサから隠れてるつもりかもしれねぇがコニーにアンタが隠れるのは無理があるぜ」

クリスタ「丸見えだよ」

ベルトルト「だって、君らにしがみつくわけにいかないし、コニーなら守ってくれそうだし…」

クリスタ「ベルトルト紳士だね」

ユミル「違うぞ、意気地なしっていうんだ。クリスタ。覚えとけ」

ベルトルト「ひ、ひどいよ。ユミル」

コニー「おい、ひどいこと言うなよ。クソ女」

クリスタ「コニーこそひどいよ!ユミルはクソ女じゃないよ!」

ベルトルト「僕のために争うのはやめてよ!」

ユミル「何ヒロインぶってんだ!」

ベルトルト「別にぶってないよ。僕はふつうにしてるだけで、環境が僕をそういう立場に導くんだ。そういう星回りなんだ」

ユミル「…あ、ああ、そうかよ(何言ってんだこいつ)」

コニー「ベルトルト、あんまり変なこと言うと俺も庇えねぇぜ…」

ベルトルト「え…変なことなんて言ってないよ・・・」

コニー「それより、早く野球見たいぜ。まだ始まらねぇのか?」

ベルトルト「ああ、そうだね。もうすぐだよ。ほら、選手が入場してきた」

--------------------ー

エルヴィン「ん?あれはハゲバさんじゃないか?」

リヴァイ「ハゲバ?」

エルヴィン「さっき、ハゲおやじの集団でいただろう。ハゲおやじのリーダーだ」

サシャ「あれは、野球を今からする人たちですよね?」

ライナー「そうだ。観衆もハゲおやじだが、選手ももちろんハゲおやじだ。ハゲバさんはツンアイヤジの監督だからな」

ジャン「お前らの故郷の世間狭すぎじゃねぇか?」

マルコ「ハゲおやじにしか会ってないよね・・・」

アニ「何言ってんだい。私の父さんに会ったろ」

マルコ(アニの父さんもハゲおやじだったろ・・・。んんっ!?)

マルコ「ライナー!!あっちの、あっちのアンニュイな感じのハゲおやじは!?」

ライナー「あれか?あれはスーガイタの監督のハゲオーだ」

マルコ「王!やっぱり!昔見た王の肖像画にそっくりだ!あああああ!!」

ジャン「おい、マルコどうしたんだよ!?」

マルコ「ライナー、ジャン…ごめん。僕は、僕は悪いがスーガイタ側に行くよ!」ダッ

ジャン「はぁ!?なんでだよ!急におかしいぞお前!」

マルコ「そうだ。僕はおかしいんだ。王に狂っちまってる変態野郎さ!悪いか!悪いか!?ジャン!」

ジャン「おい、お前そんなんだったか?」

アニ「無駄だよ。ジャン。放っておきな」

ライナー「そうだ。こうなったらもう歯止めは効かん。お前も興奮すると発症するといかん。マルコは向うにいかせよう」

ジャン「お前ら何か知ってる風だが、どうなってるのか説明しろ」

ライナー「わからんのか?ジャン…マルコは…アルミンレイプ気分なんだぞ」

ジャン「はっ!!」

アニ「そうだよ。今のマルコはなんだってできる。あんただってアルミンレイプ気分になってるんだ、マルコの気持ちわかるだろ?」

ジャン「いや、いや、俺はこんなにならねぇよ…」

アニ「笑わせてくれるじゃないか。牡馬娶ってねんごろになろうとしてるやつがよく言うよ…」

ジャン「は?」

ライナー「まあ、マルコは放っといてやれ。ヒートアップすると余計おかしくなるぞ。それよりそろそろ試合が始まるから、座って観戦しよう」

アニ「そうだね。よし、応援してやるよ」

サシャ「おやつとか売りに来ませんかね」

エルヴィン(むむ、皆に何か買ってやらんといけなくなるかもな…。困ったらリヴァイかキースさんに借りるか)

ジャン「おい、アニ。お前さっき俺が馬とどうって言ったんだ?」

アニ「は?うるさいね。試合に集中できないだろ」

ジャン「なあ、なあ!!!アニ!!お前おい!無視すんな!」

ライナー「うるさいぞ、ジャン。マルコが気になるならお前も無理にこっちにいなくていいんだぞ」

ジャン「そうじゃなくってよ!アニが!」

サシャ「まあまあ。いいじゃないですか。私はジャンが牡馬と結婚してもなんとも思いませんから」

ジャン「え?サシャ、お前今…」

リヴァイ「おい、お前ら。いい加減にしろ。黙って座らないと…」ギロッ

ジャン「は、はいっ!すいませんでした!」

ジャン(くっそー。なんだよ、アニもサシャも…なんか、なんかしんねぇけど俺のことで、重大な誤解をされてるような気がするぜ)

--------------------

マルコ「こっちに来たよ!」ダダダダダッ

コニー「なんだ、マルコかよ。どうしたんだ」

マルコ「いや、スーガイタに王にそっくりな監督がいてさ!僕は彼を応援する!」

ベルトルト「やあ!いらっしゃい!やった!」

ベルトルト(さあ、試合が始まるぞ!!)

そしていきなり終わるが、

負けたチームの応援団は玉蟲を自力で採ります。

勝ったチームの応援団はユニフォームと玉蟲セットのお土産をもらい、負け応援団が玉蟲採りをするのを眺めながらおいしいものを食べます。

スーガイタ応援団→ベルトルト・ハンネス・エレン・ウサミン・ミカサ・ユミル・クリスタ・コニー・マルコ

ツンアイヤジ応援団→ライナー・エルヴィン・リヴァイ・キース・アニ・ジャン・サシャ

>>492の末尾1桁が偶数でスーガイタの勝ち、奇数でツンアイヤジの勝ち。

待ってた。ずっと

ライナー「よっし!!!ツンアイヤジの勝ちだ!!!うおおおおおおお!!」

エルヴィン「なかなか面白かったな、リヴァイ?」

リヴァイ「ああ、悪くない。そしてこのユニフォームも悪くない」

サシャ「あっ、なんですか。リヴァイ兵長。その服」

アニ「ほら、サシャあんたにもあげるよ」

サシャ「ありがとうございます。これ、選手たちと同じ服ですね」

キース(ふむ。この服は訓練兵の制服によさそうな生地だな)

ジャン「どうしたんだこれ?」

ライナー「応援団にお土産ということらしい」

ハゲバ「やあ。こんばんは。さっきはどうも」

エルヴィン「ああ、これはハゲバさん。どうですか、その後アルミンレイプ気分は」

ハゲバ「ええ。あなたたちのおかげでなんとか最悪な混乱を避けることができました。ありがとうございます」

ライナー「このユニフォームはハゲバさんから俺たちにってことだ」

サシャ「そうだったんですか!ありがとうございます!」

ハゲバ「応援のおかげでうちのチームも勝ったしね。それと、皆に玉蟲もプレゼントしようと思って…」スッ

キース「ほう、これは美しい」

サシャ「キラキラして美味しそうです」

ライナー「サシャ、食うなよ。玉蟲は高級な宝飾品だから大事にしろよ?捕まえるのは結構難しいんだ」

ハゲバ「そう。私たちハゲおやじにも難しい。自らの体にくっついてくる玉蟲の捕獲に失敗すると、最悪、警戒されて寄り付かなくなってしまうからね」

サシャ「へえ、ではこれは貴重なんですね」

アニ「そうだよ。サシャ、あんただって女なんだからこういうの好きだろ?」

サシャ「そうですね。飴みたいで見てるだけで涎が出るので、口が潤っていいですね」

アニ(結局食欲なんだね…)

ジャン(綺麗だな。ミカサにやったら喜ぶかな?)

ジャン「あの、これスーガイタ応援に行ったやつらにもプレゼントを?」

ハゲバ「え?いや、悪いけど数がそんなになくてね。それに…あちらはあちらでお礼の準備はしてると思うよ。ハゲオーとはあまり仲良くないから、特に話し合ってないんだけど。悪いやつじゃないから、きっと私の用意したものと変わらないものをプレゼントしてると思うよ」

ジャン(そうか…じゃあ、これ、ミカサにやってもしょうがねぇのか。じゃあババアにでも送ってや…。いや、こんなもん似合わねぇって!)

ハゲバ「さあ、こちらにちょっとした夜食を用意してるから、良かったらゆっくりして行ってください」

サシャ「夜食!!!」

エルヴィン「おお、ありがたいな」

リヴァイ「また飯か。そんなに食べることがねぇから腹がおかしくなりそうだな」

キース(うーん、この食料事情。訓練兵たちのために輸入なりなんなりできんものか…)

キース「ハゲバさん、もしよろしければ少しご相談が」

ハゲバ「ええ、構いませんよ。あちらに参りましょうか」

キース「エルヴィン。君もだ」

エルヴィン「私も?ええ…わかりました」

リヴァイ「おい、エルヴィン…」

エルヴィン「リヴァイ、君は残って彼らの引率を続けてくれ」

リヴァイ「あ、ああ…しかしお前」

エルヴィン「ん?」

リヴァイ(キース教官とお前とハゲバで相談っていったら…その、ハゲおやじ仲間に入るとかそういう相談じゃねぇのか)

ライナー(教官…もしかしてここに残るのか?)

アニ(玉蟲もなついてるしね…。でも訓練兵には教官は必要なんじゃないかな)

ジャン(なんてこった。エルヴィン団長もハゲおやじだったのかよ。玉蟲がくっついてるから怪しいとは思ったんだ)

サシャ(夜食!夜食!!!)

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ベルトルト「ふうううううっ、うぐっ、うぐっ。うえええええええええ…」

ユミル「…いつまで泣いてんだよ」

コニー「負けちまったけど、接戦してたぜ。俺、熱くなったぜ?なあ、面白かったし、泣き止めよ。ベルトルト」

ベルトルト「だって、僕の、僕のチームがあああ…」

マルコ「いや、良かったよ。ベルトルト。僕はハゲオーの采配は間違ってなかったと思う。たまたまエラーが出ただけだ。元気だして」

エレン「いやー、面白かったぜ!なあ、ウサミン!」

ウサミン「うん。僕、手に汗握っちゃった!ね、ミカサ」

ミカサ「うん、面白かった」

ハンネス「おっ?どうしたんだ、ベルトルト。うずくまってもでかいな!」

ベルトルト「ま、負けてしまったので…」

ハンネス「そんなこと気にすんなって!また次の試合では勝つって!な!」

ハゲオー「そう、次の試合では勝つ。少年。顔をあげたまえ」

ベルトルト「!!」

マルコ「ああああああ!!王そっくりの人!!うわああ!!本物っぽい!!サインください!」

ハゲオー「いいだろう。サラサラサラ…」

マルコ「やった!感動だ!!ありがとうございます!」

ハゲオー「時に、君たちは我々ハゲおやじの危機を救ってくれたな。お礼に…玉蟲採りをさせてあげよう」

エレン「玉蟲採りだって!」

ウサミン「や、やったー!!!」

ハゲオー「好きなだけ採るといい…が、採るのはなかなか難しいから、慎重に採ってくれたまえ」

クリスタ「わあ。ユミル。一番綺麗なのにしよう?」

ユミル「よし、私がいっぱい採ってやるよ!」

ハンネス「その頭に乗ってるやつだな。採っていいのか?どれどれ…」

ハゲオー「いや、頭のは起きているから手にとることはできない。玉蟲は眠るから、そいつらを採るがいい」

ミカサ「寝る?虫が寝てるかなんてわからないけど…」

ハゲオー「寝ている玉蟲は寝室とでも言おうか。我々の…ここに移動する」

ペカーッ

コニー「ウオッ!まぶしっ!おっさんの金玉光ってるぞ!」

クリスタ「きゃあああああ!!」

ユミル「寝室って、股間じゃねぇか!!!バッカ野郎!!」

ベルトルト「ユミル、言っただろ。ハゲおやじの股間には金になるものがぶら下がってるって…あれだよ!玉蟲のことだよ!さあ!金になるよ!採るんだユミル!!」

ユミル「てめえ!押すんじゃねぇ!!やめろ!」

ミカサ「…削いで落としてもいいだろうか」

エレン「よし!ウサミン!採ろうぜ!!」

ウサミン「ええっ!?エレン平気なの?おっさんの金玉に触ってしまうかもしれないんだぞ!?」

エレン「アルミンレイプ気分だから大丈夫だ!なあ、マルコ!?」

マルコ「勿論さ!エレン!むしろ王の金玉だろ。そこには次代の王がいっぱいいるってことだ。それは王墓に等しい尊い場所だよ!聖域だ!」

ベルトルト「積極的でうれしいよ。さあ、採ろう!」

ユミル「お前ら、変態か!私はやだぞ!クリスタも嫌だよな」

クリスタ「見てみてユミル!こんなに採っちゃった!」

ユミル「よせ!顔にくっつけてくんな!バカ!」

ユミル(そういえばこいつもアルミンレイプ気分なんだった…)

ミカサ「私は見ていよう…」

ハンネス「俺も」

エレン「ミカサ!ハンネスさん!何ボーっとしてんだよ!玉蟲採ろうぜ!」

ハンネス「俺はかまわねぇから、お前らで好きなだけ採れよ」

ミカサ「わかったエレン。採ろう、いっぱい採ろう。ハンネスさんも来て」タタタタ・・・

ハンネス「しょうがねぇな…。俺も結局採るのかよ…」

ベルトルト(皆楽しく玉蟲採りしてくれてるな。よかった!!)

-----------------

サシャ「エレンたち楽しそうになにやら走り回ってますね」モグモグ

ライナー「自力で玉蟲採るのも楽しかったかもな」

ジャン(ちくしょー!おっさんの金玉触るのはごめんだが、俺もミカサと虫とりしたかったぜ!)

こうして、僕らは楽しく野球観戦と玉蟲採りを終えた。
僕らが楽しい時間を過ごしている間に、キース教官とエルヴィン団長が兵士たちのためにハゲバさんと色々交渉してくれたみたいだ。
ツアーも温泉街と女遊びを残すのみ…夜は更けていく…。

【温泉街の宿】

ハンネス「やった!待ちに待った大人の時間!温泉だ!」

キース「温泉か…」

エルヴィン「体の疲れが取れそうだ。楽しみだな」

リヴァイ「個室はねぇのか…?」

ライナー「えーと、皆さん!温泉の説明をしますのでこちらへ」

全員「わいわい」

アニ「温泉は男湯と女湯に分かれていますので、それぞれ間違えることの無いよう、入浴を楽しんでください」

ハンネス「酒は飲めるのか?たまご酒がどうとか言ってたよな、ベルトルト」

ベルトルト「はい。大人の方はお酒を召し上がってもらってもかまいません」

キース「…しかし、飲酒しながら訓練兵と一緒に入るのはまずいだろう」

エルヴィン「そうですね。どうだろう。子供たちに先に入ってもらって、彼らが上がったら我々大人が入るということで」

ハンネス「かまいませんよ」

エレン「ハンネスさんと入りたかったな、ウサミン」

ウサミン「そうだね。でも、ハンネスさんの好きなお酒のんでゆっくりしてもらうのもいいんじゃないかな。温泉はまた一緒に入りに行けばいいし」

エレン「そっか」

ベルトルト「では、男子は僕とライナーについてきてください。女子はアニ、お願い」

アニ「ああ。女子はこっちだよ」

ハンネス「おい、ベルトルト…ちょっとこっちに」

ベルトルト「はい?」

----------------

ハンネス「で?女遊びできるとこはあるのか?」

ベルトルト(あっ、忘れてた!)

ベルトルト「えっと…えーっと。ハンネスさんたちが上がるまでに探してみます」

ハンネス「そうか。頼むぜ。お前も来るよな?ん?」

ベルトルト「いや、僕は…」

ハンネス「そうか?女遊びしたくないか?」

ベルトルト(うーん、僕も今はアルミンレイプ気分だから、女遊びとかどうでもいいんだよな…)

ベルトルト「行きたいやつだけハンネスさんのとこに行かせますから、僕は遠慮しておきます」

ハンネス「そうかよ。じゃあ、ま、頼むぜ」

ベルトルト「はい」

-----------------

【女湯】

アニ「さあ、ここだよ。布巻いたまま温泉に浸かるのは駄目だからね。あと、最初にかけ湯してから…」

サシャ「ひゃっほーう!一番乗りです!!」

ドボーン

アニ「あっ!サシャ!あんた…」

サシャ「アニも入りましょう!」

グイッ

アニ「バカ!引っ張ったら…うわっ!」

ドボーン

ユミル「おい、バカ。人の話は聞けよ!ったく…クリスタ、ほら、かけ湯」

バシャッ

クリスタ「わぷっ!」

ユミル「ダハハ!悪い!思いっきり顔にかかったな」

クリスタ「もー!わざとやったでしょ!お返し!えいっ!」

バシャッ

ユミル「うわっ!」

サシャ「ミカサー!ミカサも早く入りましょうよ!アニのおっぱい白くて柔らかいですよ!柔らかパンです!」

アニ「揉むな!!あんたいい加減にしないと…こうだよ!」モニッ

サシャ「ぎゃっ!アニなにするんですかー!」

アニ「お返しだよ!ほらほら!」

ミカサ「アニ楽しそう」

アニ「べ、別に楽しいわけじゃないよ…」

サシャ「ミカサー!助けてください!」

ミカサ「わかった。アニ、勝負」ジリッ

アニ「何の勝負だよ、こ、こっちに来るんじゃない」

サシャ「がんばれ!ミカサ!」

ユミル「お前ら楽しそうだな」

クリスタ「私たちも参戦しようか、ユミル」

ユミル「いいけど、泣くなよ?」

クリスタ「泣かないよ!ね、サシャ?」

サシャ「そうですね!クリスタ、一緒にユミルを泣かしてやりましょう!日頃の恨みです!」

ユミル「なんだと?サシャ。よし、最初に泣かすのはお前だ!こんにゃろー!」

サシャ「ぎゃー!!クリスタ!助けてください!」

クリスタ「ちょ、ちょっと、二人とも待って…!」

--------------------ー

【男湯】

ベルトルト「なんか女湯のほう楽しそうだね(アルミンレイプ気分だからそんなに興味無いけど)」

ライナー「そうだな(アルミンレイプ気分だから正直あまり気にならないが)」

ジャン「どうせ芋女がふざけてんだろ(アルミンレイプ気分だから、隣でミカサが入ってるってのにそんなに惹かれないぜ)」

マルコ「あはは、皆開放的になってるんだよ(アルミンレイプ気分だから僕はどうでもいいけど)」

ウサミン「・・・・・」

エレン「おい、ウサミン。早く服脱げよ」

ウサミン「嫌だ…。僕は…僕はアルミンになってしまう」

エレン「なんだよ、お前アルミンだろ?」

ウサミン「今の僕はウサミンだよ!ウサミンだから皆の視線がそんなにまだ気にならないけど、これを脱いでアルミンになったら僕は一体どうなるんだ!?」

エレン「大丈夫だって。アルミンレイプしていいのは俺だけってゲロの滝で決まったろ」

ウサミン「でも…でも…」

コニー「よお、早く入ろうぜ。何もたもたしてんだよ?」

ウサミン「!!コニー!!コニーじゃないか!!」

コニー「おお」

ウサミン「今は君が天使のように見えるよ!コニー。頼みがあるんだけど、僕と一緒にいてくれないか?」

コニー「なんでだ?」

ウサミン「僕は…今、君以外のここにいる男たちから狙われているんだ。助けてくれ、コニー」

コニー「助けるったって…俺一人でこいつらからお前守れるわけねぇだろ」

ウサミン「うう…どうしよう。もう、もう温泉に入るのは諦めて女湯を除きにいくしかないのか?」

ウサミン(どうするか…よく考えるんだ。ポクポクポク…そうだ!!)

ウサミン(よし!ここは>>512するのが一番だよ!)

コニーがアルミンレイプ気分にならなかったということはコニーの体にはアルミンレイプに対する免疫があるはずだからそれを解析して速攻で解毒剤を作る

ウサミン(コニーがアルミンレイプ気分にならなかったということは、コニーの体にはアルミンレイプに対する免疫があるはずだ!!よし!ここはそれを解析して速攻で解毒剤を作るするのが一番だよ!)

ウサミン「エレン、僕ちょっと野暮用ができた。コニー、一緒に来てくれ」

コニー「やだよ、俺温泉に入りてぇしよ。エレン、お前行ってやれよ」

ウサミン「駄目だ!コニー!君じゃなきゃ駄目なんだ!唯一無二の天才児、コニー・スプリンガーじゃなきゃ、他の誰にもできないことなんだ!」

エレン「なんかしんねぇけど、コニー、ウサミンがこんなに必死になってんだから行ってやれって」

コニー「しょ、しょうがねぇなあ…どこ行くんだよ?」

ウサミン「大丈夫、大丈夫…。痛くしないから…たぶん」

コニー「おい、今お前なんつった?おい、怖ぇよ!アルミン、おい!」

ウサミン「いいからこっち来て!」

-----------------

コニー「やめろ!アルミン!何するんだ!?」

ウサミン「君の血液と皮膚とか、色々採取させてもらうんだ。髪の毛も欲しいけど…」

コニー「バカ、お前!そんな…いててててて!サカムケ剥がすなよ!」

ウサミン「大丈夫、大丈夫。死にはしないよ…。よし、皮膚と血液を手に入れたぞ。さて、このコニーの一部を解析するぞ!」

コニー「どうやって解析するんだよ」

ウサミン「…どうやってって…」

コニー「それに解毒剤って材料とかあんのか?」

ウサミン「あるよ。ゲロの滝の水とか玉蟲とか、採って来たからね。とりあえず全部粉々にして混ぜてみるか」

コニー「そんなんで効果あんのかよ?」

ウサミン「ある…!と信じさせてくれよ…。僕だって藁にすがる思いなんだ。シクシク…」

コニー「じゃあ、俺先に入ってるからよ。まあ、なんだ、がんばれよ」

ウサミン「ああ…ありがとう…」

-----------------ー

ウサミン「…よし、こんなもんでいいか。あとはこれをコーヒーと牛乳を割ったものに混ぜて…っと」

【男湯】

エレン「アルミン遅いな」

コニー「なんか一生懸命作ってたぜ」

ジャン「おい、マルコ。背中の落書きなんだ?」

マルコ「落書きじゃないよ。これは王にそっくりなハゲオーさんのサインだよ。あっ、消すなよ」

ジャン「お前のアルミンレイプ気分はひどいな」

ベルトルト「マルコは出発前からだからね。しょうがないよ。そう思うと、同じく出発前からアルミンレイプなのに全然そぶりを見せないリヴァイ兵長って、完全に自分を支配してるよね。人類最強ってだけあるよね」

エレン「だよな!俺もあの人はすごいと思うぜ!」

マルコ「なんだよ。コニー以外皆アルミンレイプ気分の癖に…僕ばっかりおかしいやつみたいに言うなよな」

ライナー「まあまあ。おっ、アルミンが来たみたいだぞ?」

ウサミン「やあ。みんな」

エレン「おい、まだ服着てたのかよ」

ウサミン「うん。脱ぐよ。皆がこれを飲んだらね。ほら、差し入れだよ。コーヒー牛乳ってやつだ。はい」

エレン「ふーん。コーヒーと牛乳を割ったのか?」

ベルトルト「わあ。おいしそうだね」

ライナー「ほう、これは…」

ジャン「気が利くじゃねぇか」

ウサミン「さあ、飲んでくれ。一気に!ぐぐっと!」

全員「ごくごく…」

ウサミン(計画通り…!これで、皆…皆…)

どうなったか(※カップリング要素発生の場合は片思い&一時的なものとし、旅が終わると解消されることとします)

ベルトルト>>519

ライナー>>521

エレン>>523

ジャン>>525

マルコ>>527

アルミンレイプ気分解除

アルミンレイプ気分が解除されクリスタを甘やかしてあげたくなった

アルミンレイプ気分が解除されてミカサに甘えたくなる

アルミンレイプ気分が解除されエレンの黒髪が綺麗に見えてくる

アカシックレコードにアクセスし、クリスタが本物の王の血をひいていることを知ってしまう

ベルトルト(あれっ?アルミンレイプ気分が治まったぞ…)

ライナー(んん?アルミンを見ても平気になったぞ。だが、急にクリスタを甘やかしてやりたい気分になったな)

エレン(あれ?俺、アルミンレイプしたかったけど、おかしいな。なんか急にミカサに甘えたくなってきた)

ジャン(おお。アルミンへの妙な気持が無くなったぞ。しかし…なんだこれは、今度はエレンの髪がやたら綺麗に見えるな。ど、どうなっちまってるんだ)

マルコ(アルミンレイプ気分が無くなったぞ、しかし…なんだこの、僕の脳内を駆け巡るヴィジョンは。ここは…暗闇で…石?岩かな。暗闇に光る石が浮いているぞ…。うっ。これは、これは僕らの住んでいる土地の…壁を越え、空を越え、その果てにある場所なのか?なんてことだ。僕らの壁の外にはこんな…こんな世界が広がっているというのか?僕の意識はどこに向かっているんだ。彷徨っている。うう…。何か見えてきた。美しい建物だ。ここは、図書館か?本が。いや、違う。これは世界の記憶だ。全ての人々の全ての記憶が、ここに眠っているんだ!すごいぞ。僕は世界の秘密を知ることができるんだ。知りたい。僕は王について、知りたい!!…なんだ?本が現れたぞ。これを読めというのか?僕が、僕が王を知りたいと思ったから…出てきたのか?よし、読もう。僕は、王を知り、世界を知るぞ…。どれどれ…ややっ!クリスタが…!?こ、これは…!)

マルコ「た、大変だ!!」

ジャン「ほ、ほっとけよ!気の迷いだ!こいつの髪がき、綺麗だなんて…!」ビクッ

ベルトルト「マルコ、どうしたの?」

マルコ「べべべべベルルルルルルルトルルルルルルルトトトトト!!!大変だ!」

保守などありがとう。完結まで駆け抜けるよ。続きは次回。

※すまない、マルコはアルミンレイプ気分解除されていなかった。

ベルトルト「どうしたの?マルコ」

コニー「汗がすごいぞ」

マルコ「ぼ、僕は大変な事実を知ってしまった…(あと、アルミンレイプ気分が無くなった気がしたけど気のせいだった)」

エレン「なんだ?大変な事実って」

ウサミン「気になるね」

ジャン「なんだ、マルコ。落ち着けよ」

ライナー「ゆっくり話してみろ」

マルコ「ああ…(待てよ。こんなこと、話しても大丈夫だろうか?うかつに話して、噂が広まったらまずいことになるんじゃないだろうか。例えば、現王家がクリスタを亡き者にするために動きだすとか…。クリスタを祀り上げる団体ができて内紛がおこるとか)」

マルコ「その…いや、なんでもなかったよ」

ジャン「はあ?なんだよ、そんな感じじゃなかったぜ?何か隠してるだろ。言えよ」

マルコ「ジャン、僕は何も隠してない」

ジャン「じゃあ、なんで目を逸らすんだ?隠すなって!」

ライナー「そうだぞ。マルコ」

マルコ「わ、わかったよ。実は…僕はさっきアルミンのコーヒー牛乳を飲んで、アカシックレコードにアクセスしたんだ。そこで、僕は見た。エルヴィン団長の髪は…カツラなんだ!(これでごまかせるだろうか。半分事実を織り交ぜているから大丈夫だとは思うけど)」

エレン「えっ!あんなにふさふさなのに、ハゲてるのか!?」

コニー「まじかよ」

ベルトルト「そ、そうなんだ…(マルコ気付いたか)」

ライナー「…そりゃ、皆そう思ってるんじゃないか?」

ジャン「思ってるっていうか、気づいてるだろ。玉蟲が髪の下に潜り込んでいってずれてたしよ」

ウサミン「完全にハゲてるよ、あれは」

マルコ「うん、まあ、事実だったんだよ。それだけさ」

ウサミン「ふーん。とりあえず、皆アルミンレイプ気分はなくなったようだし、僕も入るよ。服を脱いでくる」

スタスタ

マルコ(よし、アルミンは僕がアルミンレイプ気分じゃないと思い込んでいるな。裸で入ってきたらアルミンのアルミックレコードにアクセスしてアルミンの全てを明かしてやろう)

コニー「…おい、なんかマルコの目おかしくないか?ギラギラしてるぜ」

エレン「そうか?それより、はやくミカサに会いたいな…」

ジャン「は?てめぇいつもミカサに冷たいくせに急になにを…」ジロッ

エレン「んだよ」

サラッ

ジャン(うぐっ!髪がめちゃめちゃ綺麗だ!さ、触りたい…。いかん、エレン相手におかしいぞ!?)ドキドキ

ジャン「なんでもねぇよ!」

エレン「変な奴だな」

ベルトルト「ライナー、アルミンレイプ気分がなくなって爽やかな気分だね」

ライナー「ああ。そうだな。しかし、俺は急にクリスタのことが気になってしょうがなくなったんだが」

ベルトルト「それならいつものことじゃないか。元に戻ったんだよ」

ライナー「そうか。そうだな…」

アルミン「おまたせ!わー!温泉気持ちよさそうだな~」

マルコ(君も気持ちよさそうだ…。ふふふ…早く入っておいで、アルミン…)

--------------------

サシャ「はー。さっぱりしましたね!気持ちよかったです!」

ユミル「あ~いい湯だった。おい、サシャ。お前私にマッサージしろよ」

サシャ「えっ。なんで私が…」

クリスタ「ユミル。サシャに意地悪しないの。マッサージなら私がしてあげるから」

ユミル「そうか?頼むぜ」

アニ「ミカサ。あんた、バカ力すぎなんだよ!思いっきり揉みやがって。いてて…」

ミカサ「アニが先に力任せに揉んだせい。私は返しただけ」

エレン「お、お前らも風呂あがったのか」

ミカサ「エレン。体、ちゃんと洗った?」

エレン「洗ったよ。お前、母さんじゃないんだから…そういうのやめろよな…」

ミカサ「まだ髪が濡れている。乾かすからこっちに来て」

エレン「いや、いいって…」

ミカサ「駄目。風邪をひく。エレン、こっち」

エレン「わかった。わかったから引っ張んなって」

ミカサ(いつもはここで手を振りほどかれるのに、今日は素直についてきてくれる。どうしたんだろう)

エレン(世話焼かれて恥ずかしいけど、なんか悪い気しないな。お、俺ミカサに甘えたいって思ってる)

ミカサ「さ、ここに座って、頭向けて」

エレン「おお…」

ポスッ

ミカサ(!!エレンが!エレンが私の胸に顔をうずめた!ど、ど、どうしよう!?)

エレン「なんかこうしてると安心する…」

ミカサ「そ、そう。じゃあ髪を拭くからじっとしてて」ドキドキ

ゴシゴシ

クリスタ「見て、ユミル。エレンとミカサがなんかラブラブだよ」

ユミル「ふーん。私らもラブラブじゃねぇか?」

クリスタ「もう。ユミル。どこか凝ってるとこない?」

ユミル「そうだな。じゃあ背中にのって全体を踏んでほぐしてくれよ」

クリスタ「うん。わかった」

ユミル「………」

ドスッ!

ユミル「ぐえっ!!!!」

ドスッ!ドスッ!!

ユミル「うぐえっ!ちょ、ちょっと待て!?クリスタ、お前、お前そんな体重あったか!?重い!!!背骨が折れる!!」

ライナー「大丈夫だ。お前なら耐えれる。いっちに、いっちに!」

ドスッ!ドスッ!

ユミル「はああああ!?なんでライナーが乗ってるんだよ!ぐえっ!バカ野郎!殺す気か!?やめろー!!!」

クリスタ「ライナー!やめて!ユミルが死んじゃう!!!」

ライナー「そうか?クリスタが言うならやめよう」

ユミル「げほげほ!ライナー!てめぇ!」

ライナー「お、怒るなよ。クリスタの代わりになってやりたいと思って、つい…」

クリスタ「ユミル、大丈夫?」

ライナー「クリスタ、ユミルのことは俺に任せろ、お前はそこでゆっくり休んでいるんだ。ここにお菓子があるからな。これを食べてゆっくりしておけ」

クリスタ「い、いらないよ。ライナー、なんでそんな意地悪するの?」

サシャ「クリスタがいらないなら、お菓子は私がいただきます!」

ライナー「意地悪じゃない…。クリスタは何もしなくていいんだ。俺が全部代わってやる」

ユミル「余計なお世話だっての!おい、クリスタ。もう部屋に戻ろうぜ」

クリスタ「うん。ライナー、気持ちは嬉しいけど放っておいてくれたらもっと嬉しいな」」

ライナー「そうか?わかった…」

マルコ「ライナー…お前、王…おっと、クリスタになんてことしてるんだ?彼女になにかしたら僕が許さないぞ…」

ライナー「マルコ!なんだ、お前。お前はクリスタが好きだったのか?」

マルコ「いや、僕は彼女の信奉者ってとこかな。いいか、僕はアルミンレイプ気分なんだ。お前をどうにだってできるんだからな」

ライナー「……ああ、すまん」

ウサミン「コニー、コニー…助けてくれてありがとう。まさかマルコがあんな速さで僕の背中に回り込むとは思わなかったよ。もうこのウサミンスーツは脱がないと誓うよ」

コニー「おお、そうしろよ。あんなマルコ見たくねぇしな」

ウサミン「僕の肛門括約筋が一世一代の力を振り絞って門を閉ざしたから、なんとか突破されずにすんだけど、明日おしりが筋肉痛になりそうだ」

コニー「そんときゃ踏んでほぐしてやるって」

ベルトルト(さて、皆温泉も楽しんでくれたし…あとは女遊びだな。ハンネスさんたちがあがったら呼びに行くか)

ベルトルト「ライナー、ちょっと相談なんだけど」

ライナー「おお、なんだ?」

ベルトルト「大人たちが帰ってきたら、男だけで女遊びに繰り出す予定なんだ。どこかいいとこないかな?」

ライナー「そうだな…宿の人にきいてみるか」

-----------------ー

ライナー「すいません」

ハゲバ「はい、なんでしょう?」

ベルトルト「あれっ?ハゲバさん?」

ハゲバ「やあ。君たちか。うちに泊まってたんだね」

ベルトルト「いや、なんでここにあなたが」

ハゲバ「経営してるからだよ」

ベルトルト「ハゲおやじはあそこから動けないっていってませんでしたっけ?そういえば球場にもいたし、どういうことです」

ハゲバ「球場もここも私たちのテリトリーの中だからね。ゲロの滝は少し外れているんだよ」

ライナー「本当に俺たちの故郷は狭いな…」

ベルトルト「ほんと、狭すぎだよ」

ハゲバ「それで、何か御用かな?」

ベルトルト「ええ。実は大きな声では言えないんですが、男だけで女遊びできるところに行きたくって。ハゲバさんいいとこ知りませんか?」

ハゲバ「そうだなあ。うん、ならうちの宿の裏にキャバクラがあるからそこにおいで」

ベルトルト「まさかハゲおやじしかいないんじゃないでしょうね…」

ハゲバ「…それは行ってみてのお楽しみさ」

ベルトルト「わかりました。ライナー、部屋に帰って、僕らの中で行きたいメンバーを集めよう。アルミンレイプ気分は解消されたから参加したかったら参加してもいいよ」

ライナー「そうか。大人は皆行くんだな?」

ベルトルト「そうだね。アルミンレイプ気分になってるキース教官とリヴァイ兵長以外は行くよ」

ライナー「じゃあ、皆に聞いてみるか」

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【男子の部屋】

ベルトルト「ということで、大人についていってこっそり女遊びしたい人は行ってもいいよ」

マルコ「僕はアルミンレイプ気分だからパスだ」

ライナー「お前らはどうする?ほかにやりたいことがあるやつ、寝たいやつはそっちを優先してもかまわんぞ」

※女遊びに行くか・行かないか

※行かない場合は別行動となるので女遊びせずに何をするか、内容を書いてください。

エレン「>>544

ジャン「>>546

コニー「>>547

ウサミン「>>549

ベルトルト「ライナー、僕らはどうする?僕は>>550

ライナー「>>552

俺は遠慮しとくわ。(何故だかわからんが凄くミカサと一緒にいたい)

俺も今はそんな気分じゃないからよ(クソ、何故だ。エレンが気になって目が離せねえ)

俺は行くぜ!

僕も行きたいな

案内役だから行かなきゃいけないけど

なら俺もついていこう(クリスタ似の子がいればいいが)

エレン「俺は遠慮しとくわ。(何故だかわからんが凄くミカサと一緒にいたい)」

ジャン「俺も今はそんな気分じゃないからよ(クソ、何故だ。エレンが気になって目が離せねえ)」

コニー「俺は行くぜ!」

ウサミン「僕も行きたいな」

ベルトルト「ライナー、僕らはどうする?僕は案内役だから行かなきゃいけないけど」

ライナー「なら俺もついていこう(クリスタ似の子がいればいいが) 」

ベルトルト「じゃあ、参加者はコニーとウサミンとライナーだね。えーっとマルコ、後のことよろしくね」

マルコ「ああ」

エレン「俺、ちょっと外の空気すってくる(ミカサに甘えに行こう)」

ジャン「お、俺も」

エレン「なんだよ。ついてくんなよ」

ジャン「俺も同じ方向に用事があんだよ!お前について行きたいわけじゃねぇ!」

エレン「そうか?ならいいけどよ…」

スタスタ

ベルトルト「じゃあ、僕たちも行こうか」

-----------------

ハンネス「よお。ベルトルト!いいとこ見つかったか?」

エルヴィン「やあ。楽しい所に連れて行ってくれるそうだな」

ベルトルト「ハンネスさん、エルヴィン団長。この宿の裏にキャバクラというところがあるそうです」

ハゲバ「こんばんは。私がご案内しますので、こちらにどうぞ…」

ハンネス「あれっ、このおっさんどっかで見たな」

ベルトルト「ハゲおやじのリーダーのハゲバさんですよ。この宿も仕切ってるそうです」

ハンネス「世間って狭いな」

ライナー「どんなところなんだろうな?」

コニー「女遊びってなにすんだ?」

ウサミン「そ、それは…僕の口からは言えないよ」

スタスタ

【ハゲバさん経営のキャバクラ】

エルヴィン「ほお、ここが…」

ハンネス「へえ、結構でかいな」

ベルトルト「ここから先には何があるんだろう」

ライナー「なんか緊張するな」

コニー「なあなあ、何して遊ぶんだ?ウサミン」

ウサミン「もう、コニー、うるさいよ」

ハゲバ「さあ、どうぞ…」

ギイイイイイイイ…

ベルトルト「これが…キャバクラ!見て!ライナー」

ライナー「ああ、これは>>557だな」

ウサミン「わかった?コニー、これが女遊びだよ!」

コニー「そうか、女遊びってっ>>560てことなんだな!」

ハンネス「これはまた…>>561だな」

エルヴィン「ほほう。こういうのもまた一興だな。ここは>>563な店なんだな」

桃源郷、いや酒池肉林だな

エロいカッコした綺麗なねーちゃんと遊ぶって

風流

エッチ

ベルトルト「これが…キャバクラ!見て!ライナー」

ライナー「ああ、これは桃源郷、いや酒池肉林だな」

ウサミン「わかった?コニー、これが女遊びだよ!」

コニー「そうか、女遊びってっエロいカッコした綺麗なねーちゃんと遊ぶってことなんだな!」

ハンネス「これはまた…風流だな」

エルヴィン「ほほう。こういうのもまた一興だな。ここはエッチな店なんだな」

ベルトルト「ハンネスさん?風流?」

ハンネス「ん?いや、店の内装がだな。こんな装飾、シガンシナでは見たことねぇ」

ライナー「よ、よし!行くか…ベルトルト」

ベルトルト「えっ、あの、ハンネスさん…」

ハンネス「おお、よし。俺についてこい」

ウサミン「うわあ、いいのかなあ?僕ら、こんな大人なお店で遊んで…いいのかな?」

コニー「いいんじゃねぇか?楽しみだな!」

エルヴィン(子供たちが羽目を外しすぎないように私がしっかり見張っていないといかんな)

おねーちゃんたち「いらっしゃーい!!!」

ベルトルト「うわああ!すごい格好だ!おっぱいが見えそうだ。あ、僕駄目だ。鼻血出そう」

ライナー「大丈夫かベルトルト?かくいう俺も目のやり場に困っている」

ウサミン「お姉さん、僕ウサミン、可愛がってくれる?」

コニー「なあ!誰か俺と早飲み勝負しようぜ!」

ハンネス「ねーちゃん、こっちだこっち!いいケツしてるな!わはは!」

エルヴィン「なんだか、昔通った酒場を思い出すな…」

こうして、僕らは夜が明けるまでキャバクラで女遊びを楽しんだ…。
旅も終わりだ。
僕らは明日、故郷から帰って元の生活に戻るんだ。

------------------

ベルトルト「ふああああ~、楽しかったけど、あんまり寝れなかったね」

ウサミン「はあ…おっぱいってあんなに柔らかいんだね」

ライナー「お前いつのまにそんなことしてたんだよ」

ウサミン「ウサミン服のおかげで、お姉さんがいっぱい抱きしめてくれたからね。また行きたいなあ」

コニー「しかしよぉ。なんかくっせえ匂いがとれねぇんだけど」

ベルトルト「香水かな。温泉入ろうか…」

アニ「あ、ベルトルト、ライナー。どこ行ってたんだよ。帰り支度を…くっさ!」

ベルトルト(わあ!しまった!!寄りによってアニに見つかってしまうなんて!)

アニ「…酒と、化粧?あんたら…いかがわしいとこに行ってたんだろ」

ベルトルト「い、いかがわしいって…健全なお店だよ!ね、ねえ!?」

ライナー「ああ。ああ、そうだ!!」

ウサミン「ううう、うん。そうだよ!」

コニー「おお。健全だったぜ」

アニ「ふーん。まあ、どうでもいいけど…お楽しみだったようで。さっさと帰りしたくしなよ」

ベルトルト「うん(完全に目が疑ってるよ~!!)」

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ベルトルト「え~、皆さん。この度は、僕らの故郷ツアーに参加してくださって、ありがとうございました。あっという間の1日でしたね楽しんでいただけたでしょうか?」

ハンネス「楽しかったぞ!」

エレン「おお!楽しかったな、ミカサ?」

ミカサ「うん(エレンが夜から甘えてくれてて嬉しい)」

ジャン「俺も結構楽しかったぜ」

マルコ「僕も満足だ」

ベルトルト「皆、ありがとう。それではこれから帰路につきますので、また外にいる巨馬に乗ってください」

ユミル「クリスタ、土産持ったか?」

クリスタ「うん。ライナーが先に運んでくれたよ」

サシャ「ライナーはなんかクリスタになんでもしてくれてますね。何か弱みでも握ってるんですか?」

クリスタ「私もわからないの…」

コニー「よお、サシャ!早く行こうぜ!前の方に座ろうぜ!競争な」

サシャ「あっ、待ってくださいよ!コニー!」

キース「どうだ、久しぶりの帰郷で、少しは羽を伸ばせたか、レオンハート訓練兵?」

アニ「え?あ、はい…そうですね」

キース(うむ。食料や馬や服など、色々訓練兵のためになりそうなものも知れたし、私にとっても有意義な旅になったな)

リヴァイ「こういう旅も悪くない。結構…気晴らしにはなったかもしれんな」

エルヴィン「そうか。良かった」

リヴァイ(しかし、いつになったら俺の背は伸びるんだ…)

リヴァイ「おい、ベルトルト」

ベルトルト「はい?」

リヴァイ「俺の背は…どうだ?少し前と違うか?」

ベルトルト(やばい!忘れてた!!ちょっと中腰になるか!)

ベルトルト「そ、そういえば目線が前より近いかも…しれません」

リヴァイ「…そうか(これから伸びてくるのかもしれんしな)」

ベルトルト(ふぅ、なんとか誤魔化せたか。さて…皆乗ったら出発だ)

????「待って~!!!」

ベルトルト「ん?」

マキバオー「待つのよ!僕を置いて行ったら駄目なのね!」

ジャン「あっ!マキバオー!!」

マキバオー「ジャン!ひどいのね…。僕のこと忘れてたでしょ」

ジャン「すまねぇ…(エレンの髪のことで頭がいっぱいだった)」

マキバオー「これから一緒に暮らすんだから、僕のことちゃんとお世話してほしいのね」

ジャン「ああ。わかってるよ、相棒」

ミカサ「ジャン、結婚式には呼んでほしい」

ジャン「は?結婚式?」

アニ「帰ったらあげるんだろ?」

ジャン「誰とだよ?お、俺にそんな相手…(ミカサと…いや、エレンとか?いや、なんでエレン…)」

サシャ「何言ってんですか。お見合いまでしておいて」

ジャン「はあ!?」

ベルトルト「マキバオーはジャンのお嫁さんになるために一緒に来てくれるんじゃないか…、ジャン」

ジャン「嫁!?な、何言ってんだ!?こいつは俺の兵馬になるんだろ!?」

マキバオー「僕はお嫁さんってきいたのね」

ジャン「なんで俺が馬と!しかも牡馬と結婚しなくちゃなんねぇんだよ!?」

エレン「だって…お前馬面じゃん」

ウサミン「ジャンは…あの時アルミンレイプ気分だったし…」

ジャン「顔は関係ねぇだろ!!俺は馬面かもしんねぇが、馬じゃねぇし、馬と結婚もしねぇよ!いい加減にしろお前ら!!」

マキバオー「僕は養ってくれるなら結婚してもいいのね!なんっちって!ナハハハハ!!」

ジャン「ば、バカ!!でも、まあ…仲良くはしてくれよ」

マキバオー「勿論なのね!」

ミカサ「お似合いだと思う」

サシャ「ほほえましいですねぇ!」

コニー「だな!」

ベルトルト「あはは、じゃあ、皆揃ったね。帰ろうか。僕たちの…今いるべき場所へ!!!」

僕らの旅は終わった。
ハゲおやじだらけの世界で、ゲロのすっぱい匂いに包まれて…皆で食べた馬肉の味も、皆ではしゃいだ玉蟲採りも、アルミンレイプ気分も、忘れない…。

そして特にエロいお姉さんたちとの思い出は絶対忘れない。

楽しい思い出をありがとう。

ありがとう-!!!!

--------------------

アニ「何がありがとうだ!」

【ライナーの芋畑】

ライナー「コラッ!アニ!虫を投げるなって」

アニ「せっかくエレンを故郷に連れて行ったのに、なんで戻ってきてんだよ」

ベルトルト「だって…まだ訓練兵卒業してないし…。僕、まだ立体機動の科目で出来てないとこあるし」

アニ「当初の目的果たせてたんだから、訓練兵なんてどうでもよかっただろ」

ライナー「まあまあ。エレンだけ置いて帰るなんて無理だし、あのメンバーでエレンを連れ去って無事で済むわけないだろ。あそこで無茶しても失敗してたと思うぞ。機会を待つしかない」

ベルトルト「そうだよ。アニ。それにアニだって楽しんでたろ」

アニ「私は別に…」

ベルトルト「腰につけてるおやじストラップが増えてるね?」

アニ「うるさいな…もう」

ライナー「まあ、俺は良かったよ。あいつらと故郷でバカ騒ぎできて。俺たちのこと、嫌いになる前に…故郷を好きになってくれたんなら…。なんてな」

ベルトルト「…兵士はやめよう、ライナー。次に故郷に戻るときは…君は農家でも、兵士でもなく戦士にならなくちゃだめだよ」

ライナー「そうだな」

アニ「…はあ、虫多すぎだね。疲れたから部屋に戻るよ」

ベルトルト「僕も疲れたな。じゃあ、ライナー。農家もいいけどほどほどにね」

ライナー「ああ。わかってる」

ベルトルト(最初はライナーを困らせてやるつもりの旅だったけど、結局僕も楽しんでしまったな。長いような、短いような1日だったけど…とっても楽しかったよ。これは最初で、最後の…故郷ツアーだ。次に誰かを連れていくときは…)

ベルトルト「もう、ここには戻らない…」

終わりです。楽しい旅になって良かったよ、付き合ってくれてありがとう。では!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年02月17日 (月) 22:36:02   ID: Qa57RSLU

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2 :  SS好きの774さん   2014年09月15日 (月) 20:51:24   ID: LlcCvF3q

こうやって皆でワイワイキャッキャしてるの好き

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