エーリヒ(すげぇ俺とそっくりな女の子がいる……)(69)

エーリヒ「……」

エーリカ「……」

エーリヒ(どうしよう……スゲェ気まずい……)

エーリヒ「あー…… お嬢さん……」

エーリカ「えっ あっ はい! な、なんでしょう?」ビクッ

エーリヒ「い、いや別に」ビクッ

エーリヒ(どうしよう……)

エーリヒ(つーかここ何処だ どこかの建物の中みたいだが)

エーリカ「……」

エーリヒ(こういうときってバルクホルンは何て言うんだろう……」

エーリカ「バルクホルン……?」

エーリヒ「おっとすまない声に出してしまった……何でもないよお嬢さん」

エーリカ「もしかしてトゥルーデを知ってるの?」



エーリヒ(誰だ)



エーリカ「ねぇ 知ってるんでしょう? ねぇ!」

エーリヒ(やべぇ バルクホルンのことを言ってるのか? ノリで押しきるか)

エーリヒ「ば、バルクホルンさんのことか?」

エーリカ「そう! そのバルクホルンさんだよ!」

エーリヒ(あいつどうしてこんな女の子と知り合いなんだ…… まさかあいつ…… ロリコンか……?)

言うほど似てるか?期待

>>3
雰囲気が似てるってことにしだされ そのほうが想像しやすいかも

エーリカ「トゥルーデったらさ……ひどいんだよ! いつもいつも部屋片付けろって」

エーリヒ(急に喋り出したな よくわからんけどバルクホルンよくやった)

エーリヒ「ふむ…… あいつも言うようになったなぁ……」(そんなキャラだったかな? あいつ)

エーリカ「そういえば貴方の名前を聞いてなかったね 私はエーリカ・ハルトマン エーリカと呼んで」

エーリヒ「私はエーリヒ・ハルトマンだ よろしくエーリカ」



二人「「ん?」」

エーリヒ「妙に似た名前だな……」

エーリカ「偶然って怖い……」

エーリヒ「と、ところでここはどこかね?」

エーリカ「わからない…… でもこれぐらいの壁なら壊せそうだよ」

エーリヒ「ほう? どうやるんだい?」

エーリカ「簡単だよ!」

エーリカ「シュトゥルム!」

エーリヒ(嵐……? なんのことだ)

ヒュンヒュンヒュンヴォガァァァァァァァン

エーリカ「ほら」

エーリヒ「」

エーリヒ(いやいやいやいやおかしいってこれ!? 『ほら』じゃねーし!? 何だあれ!? シュトゥルムって何? あれか? 連合軍の新兵器か? もしこの子が連合軍の兵士なら俺は敵なんだろ!?  俺がエーリヒ・ハルトマンだって知られたら殺されるじゃん! ってさっき名前言っちゃったじゃん!ヤバいヤバいヤバい! 殺される!)ガクガクブルブル

エーリカ「?」キョトン

エーリヒ(待てよ…… シュトゥルムってドイツ語だよな…… この子も見た感じドイツ人 つーか名前がエーリカ・ハルトマンならドイツ人だな 何ビビってるんだ俺 俺はエースだぞ!? ドイツ空軍最強のエースだぞ!? こんな女の子に何ビビってるんだ!? 大丈夫 大丈夫)ゼーゼーハーハー

エーリカ「どうかしたの?」

エーリヒ「いや…… 急にやられてビックリしたんだ…… すまない」(大丈夫 大丈夫 きっと大丈夫)

エーリヒ(……待てよ もしかしてこの子 実は連合軍なんじゃね?
小さい時に拉致されて洗脳されたとか
実は連合軍の人造人間とか……
そう考えないとさっきのシュトゥルムってのは説明つかないな……
おのれ……連合軍……こんな女の子を戦場に出そうなどと…… 鬼畜にも程があるぞ……
この建物は連合軍の研究所に違いない…… この際バラバラに解体して廃墟にしてやる…… 廃墟マニアが泣いて喜ぶな…… フハハハハハハ!」

エーリカ「え……? ど、どうかしたの?」

エーリヒ「い、いや何でもない 行こうかエーリカ」(まず武器が必要だな……)



エーリヒ「何か……武器……武器…… むっ! これは!」

エーリヒは棍棒(カールスラント製)を見つけた!

エーリヒ(よくやったぞ俺…… まさかいきなりドイツ製のものを見つけられるなんてな……)

エーリヒ「この鉄パイプがあればアメリカなんて目じゃないな! フハハハハ!」

エーリカ「アメリカって誰?」

エーリヒ「え? あの超大国アメリカ合衆国を知らないだと?」

エーリカ「あ、国なのね 聞いたことないなぁ」

エーリヒ(おいおい……どういうことだ……)

エーリカ「どこの国? アフリカ?」

エーリヒ(アメリカを知らないのなら連合軍じゃないな よかった……)

エーリヒ「小さな国だ 気にするな」

エーリカ「ふーん」

エーリヒ「それにしてもここはどこだ……」

エーリカ「私はネウロイと交戦中にやられてから記憶がないんだ……」

エーリヒ「ネウロイ? 交戦? 何のことだ?」

エーリカ「フフフ 実は私ウィッチなんだよ!」

エーリヒ(何だウィッチって)

エーリカ「もしかしてウィッチ知らない?」

エーリヒ「ああ…… 私には何が何だかさっぱりだ」

エーリカ「えーとウィッチって言うのh「ハルトマン!」

エーリカ「へ?」

エーリヒ「誰だ?」

ルーデル「ハルトマン! 俺だ!」

エーリヒ「大佐!? 何故ここに!?」

ルーデル「知るか 変な部屋でガーデルマンと一緒に目が覚めたんだ そしたら外から女の子の声が聞こえてな その女の子を一目見ようと近くにあった手榴弾で壁をぶち破って追いかけてたらいつの間にかここにいた 」

エーリヒ「今日も平常運転ですね 私達は同じ部屋にいましたが」

ルーデル「私達? あぁ そこの女の子か」

エーリカ「こんにちは♪」ピョコン

ルーデル「ほう……?」ピクッ

エーリヒ「しまった! 大佐は5歳の女の子と結構しようとする変態だった!」

ルーデル「仕方ない 命令だ! 私達が耳にした声の主を見つけてくるんだ!」

エーリヒ「職権乱用じゃないっすか!?」

ルーデル「その女はルーデルがどうたらこうたら言っていた! つまりそいつが私達をここに連れてきた犯人だ!」

エーリヒ「なるほど…… 先にそれを言ってくださいよ……」

ルーデル「よし! ついでにその金髪ロリ……もとい女の子をこっちに寄越せ!」

エーリヒ「嫌です!」ドン!

ルーデル「この私に逆らうのか……」

エーリヒ「個人的な命令には従いませんよ……!」

ヨコセ!イヤデス!ロリハモノジャナイゾ!コッチノセリフデス!ナンダトコノヤロ! 

ベキィバキィボカボカゴキッグチュ!ボガーン!ガハッ!グバッゲリッキュコキュコキュコ…ズリズリズリ…

エーリカ「いや今何か爆発しなかった!?」

エーリヒ「大佐…… あなたこの前なんて言ったか覚えてないんですか?」ボタッボタッ

ルーデル「なんだと!? えーっと確か……」ボタッボタッ



エーリヒ『いや~ww今日の大佐はいつも以上にロリコンっぷりが発揮してましたね~www』

ルーデル『だろ~! 俺から言わせたら中学生より上はもうBBAだわ』キリッ

ゲルハルト『出た~www ルーデル大佐の名言www』



ルーデル「中学生より上はBBA……中学生より上はBBA…… 中学生より上はBBA…… それがどうした!? 彼女はどう見てもJKには見えんぞ!」

エーリヒ「よく見てください……大佐……!」

エーリカ「」←16~17歳

ルーデル「……まさか!?」ガタッ

エーリヒ「そう…… よく見てください 彼女の体は二次成長期を終えているんだ! 顔は丸いし肌の色が白い! 若干声も低くなっている! 胸は小さいですけどね!」

ルーデル「し、しかし彼女は中三という可能性も……」

エーリヒ「そしたら来年はJKですかね?」

ルーデル「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ」

エーリカ「何この争い」

エーリヒ「勝った……」

ルーデル「おぉ! あんなところに大きな穴があるぞ! 外に出れるかもしれん!」

エーリヒ「誰が開けたんですかね?」

ルーデル「そりゃあガーデルマン……」

エーリヒ「ガーデルマンならアッチにいますよ」

ガーデルマン「すいません……女の子は見当たりませんでした……」ゼェゼェハァハァ

ルーデル「お前の横の女の子じゃないか?」

エーリカ「私? 違うよ?」

ルーデル「……」

ルーデル「……タレ」

ルーデル「クソッタレェェェェェェェェェ!」ベキィ

ガーデルマン「ブベラバッ」ゴキィ

ルーデル「仕方ない! 女の子を探しにいくぞ!」

エーリカ(忙しい人だなぁ)

ルーデル「私に続k」ヒュン

ガーデルマン「大佐が消えた!?」

ルーデル「消えたんじゃない! 落っこちたんだ! 助けてくれ!」

エーリヒ「それくらい普通に上がれるでしょう ってえぇ!?」

ガーデルマン「こ、この建物浮いてる!?」

エーリカ「わ、私達ネウロイの中にいたの!?」

三人「「「ネウロイ?」」」

エーリカ(えっ この人達いかにも軍人みたいな格好してるのにネウロイ知らないの?)

エーリヒ「そう言えばネウロイってなんだ? さっきは聞きそびれた」

エーリカ「……正体不明の人類の敵って言えば簡単かな?」

エーリヒ「緊急会議だガーデルマン」

ガーデルマン「了解」

ルーデル「おーい 助けてー」

エーリヒ(もしかしてそういう漫画の見すぎの思春期の女の子なのかね? 私の予想だと彼女は連合軍に洗脳されてると思うのだが)

ガーデルマン(かもね もしかしたらそういうのを信じるように教育されたのかもしれないよ まぁ可愛いから許してあげようよ)

エーリヒ(だな)

ルーデル「おーい」

エーリヒ「とにかく脱出しよう! その女の子は何かしらして脱出したんだろう!

ルーデル「おーい」

ガーデルマン「あ、忘れてた よっこらしょ」グイッ

ルーデル「痛い! 主に肩が痛い!」グキッ

エーリカ「ストライカーユニットがあればなぁ……」ポツリ

エーリヒ「スト……なんだって?」

ルーデル「助けてー! 痛い!」

エーリヒ「仕方ない。よっこらしょ」グイッ

ルーデル「もっと痛い!?」グキッ

エーリカ「手伝う?」

エーリヒ「いや、いい」

ルーデル「手伝ってぇ!」グキッグキッ

ルーデル「やばかった…… 足にプロペラつけてライフル持って飛んでる天使が見えた……」

ガーデルマン「重症ですな……」⊃精神安定剤

ルーデル「あぁ ありがとう……」ゴクリ

エーリヒ「なぁエーリカ もしかしたらこの建物……ネウロイだっけか?に他にも誰かいるんじゃないか?」

エーリカ「確かに……  じゃあ探しにいこうか」

ガーデルマン「わかった 俺はルーデル大佐と行く」

ルーデル「ああ……」ゼーハーゼーハー

エーリヒ「じゃあエーリカと俺は行く いいよな?エーリカ」

エーリカ「うん」

ルーデル「その前にこれを渡しておこう」⊃P08

エーリヒ「ありがとうございます大佐」

ルーデル「……行こうか」

……

エーリカ「はぁ…… まるでいないねぇ」

エーリヒ「全くだ 私は案外簡単に見つかると思ったんだが……」(こう見ると普通の女の子だな 俺の持ってる拳銃に見向きもしないし)

エーリカ「そういえば詳しいネウロイの説明をしてなかったね ネウロイは金属を取り込む性質があるの」

エーリヒ「ほう? 興味深いな」(俺はロリコン大佐とは違うんだ!)

エーリカ「だから私達の武器でもダメージをあまり与えられないんだ」

エーリヒ「なるほど 武器ってのは?」(意外とちゃんと設定考えてるんだな)

エーリカ「MG42とか」

エーリヒ「なるほど……」(やっぱり連合軍の秘密兵器か何かなんだよきっと)

エーリヒ「むっ! あそこに飛行機がないか?」

エーリカ「本当だ! いこう!」ダダダダ

エーリヒ「まるで妹を持った気分だな」



エーリヒ「Ju-88が一機と変な靴が二足……いや三足目は持ってかれたあとがあるな…… メモしておこう」カキカキ

エーリカ「私のストライカーユニットとトゥルーデのストライカーユニットがある…… トゥルーデがいるのかも」

エーリヒ「トゥルーデ…… バルクホルンのか…… あいつ変わったな……」

パァン!ズダダダダダ!

エーリヒ「銃声だ!」

エーリカ「行こう!」

一時中断

再開



ゲルハルト「くそっ!ネウロイめ!」ズダダダダ!

トゥルーデ「この! 出てこい!」ズダダダダ!

ルーデル「私だ! ルーデル大佐だ! 同志撃ちになるぞ!」

ゲルハルト「うるさい!ネウロイめ!」ズダダダダ!

ガーデルマン「大佐!撃ちかえしましょうよ!」

ルーデル「ダメだ! 同志撃ちになる! 説得するんだ!」


エーリヒ「クソッ! バルクホルン少佐か!? 止めてくれ!」

エーリカ「トゥルーデ? トゥルーデなの?」バッ

トゥルーデ「エーリカ!? 何でここに!?」ズダダダダ!ズダダダダ!

ルーデル「私は大佐だぞ! ゲルハルト・バルクホルン少佐! やめろ! スツーカ大佐だと言えばわかるか!? そう! あのいけてる感じの男だ! だからやめろ!」

ゲルハルト「黙れ! ネウロイめ!」ズダダダダ!ズダダダダ!

エーリヒ「仲間を撃つんじゃない! バルクホルン少佐!」

ゲルハルト「あいつが先に撃ってきたんだ! 仕方ないだろ!」ズダダダダ

エーリヒ「誤射だ! 止めてくれ!」

ゲルハルト「……わかったよ」

ルーデル「流石だな……ドイツ空軍ナンバーツーの実力は……」ボロボロ

ゲルハルト「大佐! ネウロイかと……」

エーリヒ「まぁいいや さっき飛行機を見つけたんです! 行きましょう! 話はあとだ!」

ルーデル「よくない! そういえば君の名前はエーリカだったのか」

エーリカ「うん! エーリカ・ハルトマンだよ!」

ルーデル「ふむ……合法ロリか……」

ガーデルマン「馬鹿言ってないでいきましょう!」

ルーデル「私はいつでも本気だガーデルマン!」

トゥルーデ「ルーデル大佐……こちらのミスで危険にさらしてしまった……すまない……」

ルーデル「私は生きているぞ? 生きていれば戦える 貴女の名前は?」 

トゥルーデ「ゲルトルート・バルクホルンです」

ルーデル「いい名だ 大事にするんだな」


エーリヒ「飛行機に乗るんだ! ここから出るぞ!」

ルーデル「私が操縦する ハルトマンは副操縦席に座れ ゲルハルトとガーデルマンは銃座にすわって上空監視だ お嬢さんがたはその靴を持って乗っていてくれ」

ガーデルマン「どっから離陸するんです?」

ルーデル「Ju-88の中の爆弾で壁をこじ開ける そしたらギリギリ飛べるだろう?」

ゲルハルト「了解です」

チュドーン!バリバリバリ!ズドーン!パラパラパラ……

ルーデル「エンジン、弾薬共に問題なし 燃料は若干少ないが節約すればなんとかなるか…… 弾薬を少し捨てよう」カチリ

ガーデルマン「了解 機関銃の弾を減らします」

エーリヒ「高度900m…… どこを飛んでるんだこの建物は……」

ゲルハルト「建物じゃない ネウロイだぞハルトマン ネウロイのことはそこのお嬢さんから聞いてるんだろ?」

エーリヒ「あ、ああそうだったな というかなんでお前はネウロイの中にいるんだ?」(意外とノリノリだな だからといって実弾を使うのはヤバイけどな そういえばあそこのクールっぽいお姉さんもノリノリだ)

ゲルハルト「こっちが聞きたいね」



トゥルーデ「ネウロイの中に何故我々がいるんだ…… フラウ、心当たりはあるか?」

エーリカ「全く そっちは?」

トゥルーデ「同じくだ……  でもストライカーユニットがあってよかった そういえばあの人達は軍人だ 階級は私達よりも上みたいだし 失礼のないようにな」

エーリカ「わかってるよ!」

ルーデル「ハルトマン 滑走距離は大丈夫そうか?」

ハルトマン「少しキツいですが…… 大佐ならできますよ」

ルーデル「買い被りすぎだ」ヤレヤレ



ルーデル「エンジンチェック」

エーリヒ「エンジン ポジティブ」ドキドキ

ブロロロロロロロ!!!

ルーデル「よし……いいぞ!」

グゥォォォォォオン……

エーリヒ「achtzehn!(80ノット!)」

ルーデル「……チェック」

エーリヒ「V1 チェック」ドキドキ

ガタガタガタガタ

エーリヒ「Vr チェック(機首を上げてください)」

グィィィィィン……

ガタン!
トゥルーデ「……今絶対アウトな音したよな」

ガーデルマン「大丈夫ですよ 大佐なら」

トゥルーデ「そうですか……」

エーリヒ「ダメージ……ギアがイカれましたがまだ飛行可能です」

ルーデル「仮にもこいつはスツーカだ これくらいじゃ壊れないさ」

エーリヒ「そうですね V2チェック!(離陸完了) ポジティブ ギアアップ」

ゲルハルト「よし!」

ガーデルマン「そういえばさっき女の子はどうやって脱出したんでしょうかね?」

ルーデル「パラシュートでも使ったんだろ くそっ……機体の前に何かが横切った 何だ今のは……」

エーリヒ「人に見えましたが……」

ルーデル「馬鹿言え こんなところに人がいるわけないだrズキュゥゥゥゥゥゥゥゥン!ズキュゥゥゥゥゥゥゥゥン!

エーリヒ「ちっ……どこから撃ってる!?」

ゲルハルト「さっきのネウロイからだ! なんか変な物体が飛んできているぞ! 戦闘機か!?」

ガーデルマン「くそっ!撃ちかえせ!」ダダダダダ

スゲェ眠い orz
中断します
おやすみなさいであります

再開

ルーデル「くそっ! 降りきれない!」

トゥルーデ「……機関銃を貸してください」

ガーデルマン「何をするつもりだ!?」ズダダダダダダダ

トゥルーデ「ストライカーユニットで外に出て倒してきます!」

エーリヒ「その変な靴のことか!? そんな靴で何をするんだ!?」

トゥルーデ「飛ぶんです!」

ゲルハルト「ふざけるな! そんな玩具で!」ズダダダダダダダ

ルーデル「やめろバルクホルン! 彼女には考えがあるんだろ?」

エーリヒ「そんなわけ…… 待てよ?エーリカ、シュトゥルムってやつを使って飛ぶのか?」

エーリカ「んー まぁだいたいそんな感じかな」

エーリヒ「いけるんじゃないか!?」

ゲルハルト「マジで言ってるのか? シュトゥルムってのがなんなのかわからんが 考え直せ! ハルトマン!」

エーリカ「私?」

ゲルハルト「そっちじゃない! 確か君はゲルトルートさんの友人なんだろう!? 説得してくれ! 無茶苦茶なことをやって死なれたら大問題だ!」

エーリカ「無理だね トゥルーデは一度決めたら絶対に考えを変えない人間だから」

ゲルハルト「女の子を戦場に出せるのかよ!」

ガーデルマン「しかし他に手はないですよ!?」

エーリヒ「そういえば君は軍人なのか!? 銃の扱いに慣れてるようだが」

トゥルーデ「はっ! カールスラント空軍第52戦闘航空団第二飛行隊司令 ゲルトルートバルクホルン大尉です!」

ゲルハルト「……何のために軍に入った!?」

トゥルーデ「……守りたい人がいるからです!」

ゲルハルト「……そうか 固い信念は曲げられんな 私はドイツ連邦軍空軍 第52戦闘航空団第二飛行隊飛行隊長 ゲルハルトバルクホルン少佐だ! 今だけ君は第52戦闘航空団第二飛行隊のメンバーだ! 戦闘を許可する! 行ってこい!」

トゥルーデ「了解!」

ガーデルマン「ってもどうやって飛ぶんですか!?」

エーリカ「大丈夫…… 見てて……」

トゥルーデ「……」ピョコン

ルーデル「」ガタッ

エーリヒ「どうしました!? 大佐!?」

ルーデル「耳と尻尾かわいい……! ロリコン卒業するわ……///」

ゲルハルト(大佐が……ぶれてる……)

ガーデルマン「10分後に戻ってこい! ハッチを解放する!」ガチャン

トゥルーデ「了解!」チャキン

ルーデル「かわいい……/// バルクホルンちゃんかわいい///」

ゲルハルト「……寒気がした」

エーリヒ「大佐! 前! 前! 敵が!」

ルーデル「うわっ! 何かにつかまってろ!」

トゥルーデ「うわっ!」ズルッ

ヒュルルルルルルルル……

ガーデルマン「あ」

トゥルーデ「うわぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ヒュルルルルルルル

ルーデル「」



トゥルーデ「うわぁぁぁ…… クソッ!」ギュイイイイイン!

トゥルーデ「よし! このまま行けば……」ギュイイイイイン!

トゥルーデ「……助かった」フゥー



エーリヒ「……次やったらぶっ飛ばしますよ?」

ルーデル「……ゴメン」

寝る! 寝てやる! 今日は中断!

再開

???「未確認機発見 中からウィッチが一人射出 かなり強引ですね……」

???「了解 未確認機を基地までエスコートしてやってくれ 見たところかなり強引に飛ばしているようだしな」

???「了解」

エーリカ「私も発進するよ!」ピョコン

エーリヒ「君も軍属なのかい!?」

エーリカ「勿論! さっき言わなかったっけか?」ブロロロロロロ

エーリカ「……行くよ!」チャキ ヒュゥゥゥゥゥ

ルーデル「……横から未確認飛行物体が接近 女の子に見える……」

エーリヒ「きっと二人と同じ技術で飛ばしているんでしょう きっと 接触してみましょう」ギュイィィィン ガチャガチャ

ガーデルマン「まったく なんでこんな技術があるなら早く出さないんだか」ズダダダズダダダ

ルーデル「そういえば聞いたことがあるな。 『ヴンダーヴェッフェン計画』 何でも空を自由に飛び回る円盤を作るんだと その計画の一部じゃないか?」

エーリヒ「なるほど…… ドイツの科学力は世界一ですね」ギュィィィィン!

ゲルハルト「全くだ…… 総統閣下が言っていたのはこれだったのか……」ズダダダズダダダ

ガーデルマン「それで連合軍が作ったのがあの変な戦闘機と……」ズダダダズダダダズダダダ

ルーデル「そうだな しかしあれでは大きさが規格外だ 色もキツイし敵に当ててくれと言ってるようなものだな まるでセンスがない スツーカを見習ったほうがいいな」

???「……! ……!」

エーリヒ「よーしコンタクトを取れましたよ どうやら日本人のようです ここには日本軍がいるようですね」

ルーデル「繋いでくれ」

???『えー……そこの未確認機! えーと…… あー…貴機は領空を犯しています 私の誘導に従って進路をとってください 飛行場に誘導します』

エーリヒ「……とのことです」

ルーデル「彼女達をおいていけるか!? ここで戦闘を続けろ! と言っておけ」

エーリヒ「了解『あー、こちらはドイツ空軍の…いや細かいことはいいや…… そちらの要求は承諾できない この機体から発進した戦闘員を回収するまで待ってくれ』」

???『了解 貴機の援護につきます』

ガーデルマン「承諾しちゃうんですね…… こっちが連合軍なら撃ち落とされてますよ……」

ゲルハルト「あぁ…… 彼女は軍人向きじゃないな…… 情に流されるタイプと見た」

すまんちょっと野暮用で書けなかった


エーリヒ「あと燃料はどのくらい持ちますか?」

ルーデル「あと50分はもつ 安心しろ ガーデルマン 戦闘機は撃ち落とせてるか?」

ガーデルマン「いやぁ全くですね…… あいつら固くて…… そう!大佐みたいに」ズダダ!

ゲルハルト「下ネタを言うんじゃない! 不謹慎だ!」ズダダ!

ガーデルマン「えっ 俺は大佐の信念のことを言ってるんだけどなぁ……  変な妄想ばっかしてるんじゃないの? ゲルハルト」ニヤニヤ

ゲルハルト「いや…… うん…… 大佐はフニャチンだったねぇ……」アハハ

ルーデル「なんだと! この粗チン野郎!」

エーリヒ「……」ゲシィ

ルーデル「痛いよー 痛いよー ハルトマン君ー」

エーリヒ「ちょっと状況を整理しましょう

我々はどこにいるかわからない

この戦場には日本軍がいる

帝国軍はヴンダーヴァッフェ計画によって新兵器【ストライカーユニット】を開発 それを使っているのがエーリカ・ハルトマンとゲルトルート・バルクホルン あとそこを飛んでる日本軍兵士ですね

それに対抗して連合軍は新兵器【ネウロイ】を開発したようです 只今交戦中

何故かネウロイの中にあったJu88で我々は脱出する

そして今に至る訳ですね」

ゲルハルト「全く意味がわからないな 別世界のようだ」

トゥルーデ「ようし! あらかた片付けたぞ!」

エーリカ「案外らくちんだったね そういえばあのエーリヒって人と知り合いなんでしょ?」

トゥルーデ「いや? 知らんぞ? 初対面だ」

エーリカ「え……? じゃあもしかして……ストーカー……?」

トゥルーデ「……」



エーリヒ「この! 黒い悪魔ことエーリヒ・ハルトマンを! よくもまぁ粗チンと呼びましたね!」ゲシゲシ

ルーデル「言ってない! 言ってなぁい!」サッ!サッ!

バルクホルン「こっちは終わりましたよ 後は二人を回収して着陸するだけです」

ガーデルマン「さっさと帰って大佐に薬を…… さっきから容態がおかしい……」

ルーデル「なんだと!? じゃあ仕方ないな! ハルトマン!」ガハハ

エーリヒ「ま、まぁそうっスね」アハハ…

エーリヒ(納得いかねぇ……)

ルーデル「敵が逃げてくぞ! ふはは! 私を落としたかったらハルトマンを連れてこい! 連合軍め!」ガッハッハッ

エーリヒ「追撃します?」

ルーデル「別にいいだろう 味方の邪魔になるだけだ」

ガーデルマン「二人が帰ってきますよ 準備しててくださいねー」

ゲルトルート「無事なのか!?」

ガーデルマン「見たところ無事だね  もしかしたらやられてるかもしれないがね」

ゲルトルート「ふ、不吉なことを言うんじゃない!」

今後書くのがクソ遅くなるから注意 保守感謝



エーリヒ「ところでどう中に二人を入れるんですか?」

ルーデル「……?」

エーリヒ「いやだから このままいったらぶつかって落っこちますよ?」

ルーデル「だってさガーデルマン 俺は知らんぞ」

ガーデルマン「いやいや ここはバルクホルンが」

ゲルトルート「どうするんだ!? 死ぬぞ!? 嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!!!!?!!!!??」ワタワタバタバタ

エーリヒ「本当にどうしましょ」

エーリヒ「無線で格納を中止を呼び掛けましょう」

ガーデルマン「無理だ 無線が通じないしそもそも二人は無線を持ってない」

エーリヒ「はぁ…… 速度をぎりぎりまで落とします」

ルーデル「ストールするぞ?」

エーリヒ「あなたなら立て直せますよ」

ルーデル「褒めても何もでてこないぞ」

ゲルトルート「助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!???!?!!!!!!?」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月14日 (金) 06:22:45   ID: kKd2m1o8

ドイツ連邦軍じゃねーよ

2 :  SS好きの774さん   2014年04月03日 (木) 00:42:36   ID: vJJ5o9Wa

ドイツ国防軍じゃなかったけ

3 :  SS好きの774さん   2014年11月02日 (日) 23:11:11   ID: WtsYzxXh

ハルトマンのことをわかってない

4 :  SS好きの774さん   2015年01月17日 (土) 09:33:33   ID: qEWy7hap

おさむい

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