モバP「アイドル達が家族だったとするじゃないですか」(322)

ちひろ「はい?」

P「だから、アイドル達がですね」

ちひろ「はぁ」

P「家族だったら、とするじゃないですか」

ちひろ「するんですか」

P「するんですよ」

ちひろ「家族って、どういう関係ですか?」

P「その話をしようっていうワケですよ」

ちひろ「なるほど」

P「例えば……そうですね、わかりやすく凛でいきましょうか」

ちひろ「凛ちゃんですか?」

P「はい」

ちひろ「凛ちゃんが家族……家族って、お嫁さんってことですか?」

P「まさか。アイドルをお嫁さんにだなんて恐れ多い」

ちひろ「身内にするのはありなんですか」

P「ありです。妄想ですし」

ちひろ「日菜子ちゃんみたいなこと言ってる自覚はありますか?」

P「もちろんありますが」

ちひろ「よかった、手遅れではないみたいですね」

P「それで、凛ですよ」

ちひろ「ふむふむ」

P「凛は……そうですね、妹かな」

ちひろ「妹ですか?」

P「オーソドックスですね」

ちひろ「確かにオーソドックスですね」

P「夕方の、リビングあたりの一幕で……」

ちひろ「へぇ……?」

P「イメージしろ! スタンドアップ・ザ・ヴァンガード!」

渋谷凛(15)


P「……」

凛「お兄ちゃん?」

P「あ、凛。どうした?」

凛「別に……ご飯できるよ」

P「わかった、片付ける」

凛「家でまで仕事?」

P「ん、ちょっと書類がなぁ……」

凛「ふーん……大変だね」

P「まぁな……社会人だし」

凛「……」

P「データ見てても面白くないだろ?」

凛「うん、よくわかんない」

P「ん、じゃあまぁどかすから……」

凛「あ」

P「ん? どうした?」

凛「ねぇ、ここだけ桁が大きいみたいだけどいいの?」

P「うぇっ……嘘だろ!?」

凛「……」

P「うあぁぁ……こりゃ修正しなきゃ……」

凛「大変だね」

P「うん……でも気付けて助かったよ、ありがとな。凛」ポンポン

凛「別に……無理、しないでね」

P「うん、わかってるって!」



P「こんな感じですかね」

ちひろ「なるほど……普段とあまり変わりませんよ?」

P「凛はクールですからね。家ではもうだらっだらに甘えてくる凛ていうのも考えたんですが」

ちひろ「そっちに興味があります」

P「まぁまぁ、よいではないか」

ちひろ「不完全燃焼です……それから」

P「はい?」

ちひろ「凛ちゃんなら『お兄ちゃん』より『兄さん』じゃないですか?」

P「そこはね……悩みましたよ。それはもう、断腸の思いですよ」

ちひろ「そうですか……」

P「次いってみましょう」

長女 アナベベ

次女 きらり

真ん中 P

三女 蘭子

P「そうですね……さっきは妹だったので……」

ちひろ「次は……お姉ちゃんですか?」

P「そうですね」

ちひろ「お姉ちゃん……うーん、お姉ちゃん……」

P「凛に続いてですし。卯月、っていうのも考えたんですよ」

ちひろ「卯月ちゃんですか……なにか問題でも?」

P「ちょっと、まぁ……スパイスが足りないかなーって」

ちひろ「スパイスですか」

P「だから俺はあえて杏を提唱します」

ちひろ「杏ちゃん……!?」

P「イメージしろ!」

ちひろ「それ毎回いりますか?」

P「いりませんね」

双葉杏(17) 身長139cm ニート


P「たっだいまー! って、うわぁ……」

杏「ん、あ? おかえりー、我が愛しの弟よー」

P「姉ちゃん何やってんの……」

杏「見てわからないかなー。だらけてるの」

P「そこ、コーラこぼれてる」

杏「拭くもの探すのめんどくさくて、そのうち乾くしいいかなーってさー」ケラケラ

P「ったく……なにやってんだよ、もう。片付けるよ」

杏「おーおー、働き者の弟をもってお姉ちゃん幸せだなー」

P「はいはい……」

P「ふぅ、こんなもんかな」

杏「うん、ご苦労様。ほめてやろう」

P「はいはい、ありがとう……」

杏「褒美として飴を……あ、無い」

P「……」

杏「ねぇねぇ、お姉ちゃん飴買って来てほしいなー?」

P「やだよ、めんどくさい……」

杏「えー、ケチー。ほら、買ってきたら1つあげるから」

P「せめて金くれよ!」

杏「やだー」

P「ほんっとにこの姉ちゃんは……」

杏「んー? かわいいお姉ちゃんを持てて幸せって?」

P「んなわけあるかぁ!」

杏「はぁー、仕方ないなぁ……」

P「なんだよ」

杏「じゃあ自分でお金出すから、部屋までおんぶしてよ」

P「は?」

杏「階段登るのめんどくさいし、ね?」

P「……」

杏「んー……じゃあお駄賃もあげるから」

P「はいはいわかりましたよ……」

杏「うんうん、素直なほうがかわいいぞー」

P「はぁ……」

杏「どうせならこのまま一生養ってくれたりしない?」

P「しない!」

―――

――



P「こんな感じで」

ちひろ「なるほど」

P「お姉ちゃん、って意外とだらしない子が似合うと思うんですよ」

ちひろ「確かに一理あるかもしれませんね……」

P「そういう意味では、そうですね……和久井さんとか」

ちひろ「留美さんですか?」

P「あの人も、仕事はできるけど普段はからっきしですし。いいかもしれません」

ちひろ「たとえば……?」

P「たとえば……」

和久井留美(25)


ガチャッ

留美「……ただいま」

P「姉さん、お帰り」

留美「……帰りは遅くなるって言ったはずだけど?」

P「うん、待ってた」

留美「夜はきちんと寝ないとダメよ?」

P「わかってるって。でもそれは姉さんもだろ」

留美「……そうね」

P「……なんかあったの?」

留美「少し」

P「そっか……ん、はい」コトッ

留美「……?」

P「ココア。飯、あっためるから飲んでてよ……コーヒーだと眠れなくなるし」

P「……」カチッ…

留美「……仕事でね」

P「うん?」

留美「少し……いえ、大変なミスを犯してしまって」

P「……」

留美「仕事だけでやってこれたのに、こんなつまらないミスをやらかして……自信を無くしそうなの」

P「そっか……」

留美「……」

P「姉さん」

留美「何かしら?」

P「俺は、姉さんのいいところ。いっぱい知ってるよ」

留美「……」

P「仕事だけじゃないよ。もっと、自信持っていい。肩に力入りすぎじゃない?」

留美「……そうかしら」

P「そうだよ。それに、普段の姉さんを知ってる人なら……きっと、ミスぐらいで責めたりしないって」

留美「でも、私は周りには厳しくしているわけだし。自分だけミスが許されるだなんて……」

P「許される、とかじゃなくて……ほら、もっと周りに頼るとかさ」

留美「頼る……」

P「そうそう! 俺、姉さんの仕事がどれだけ大変かなんてわかんないけど……」

留美「……」

P「こう、グチとか。家であんまり話さないでしょ? 言ったら楽になるかもしれないし。聞くぐらいならできるよ?」

留美「……ふふっ、私は良い弟を持てたみたいね」

P「姉さん?」

留美「あなたが弟で本当に良かった……そばに、いてくれてありがとう」

―――

――



P「こんな感じで」

ちひろ「あぁ、不器用ですものね……留美さん」

P「えぇ。仕事だけにうちこんできたせいで家事もからっきしだとか……」

ちひろ「最近は、料理の勉強もしているそうですよ」

P「そうなんですか?」

ちひろ「えぇ、食べさせたい相手が見つかったとか……」

P「へぇ……」

ちひろ「……」

P「なんです?」

ちひろ「なんでもないです」

P「さて、次は……」

ちひろ「次は?」

P「……」

ちひろ「いきなり悩んでますね」

P「まぁ、アイドル達も一筋縄ではないですから」

ちひろ「あなたは誰なんですか」

P「さて」

ちひろ「はい」

P「じゃあ……母を」

ちひろ「お母さん、ですか……」

P「楽な話題ではありません」

ちひろ「そうですね」

P「普通に考えれば」

ちひろ「はい?」

P「川島さんとか、高橋さんになるでしょう」

ちひろ「年長組ですね……」

P「ですが」

ちひろ「はい?」

P「あえて俺は日下部さんを押します」

ちひろ「若葉さん、ですか」

P「あぁ見えて20歳です」

ちひろ「知ってますよ? それでも若すぎませんか」

P「では少し……」

グンマーはキャラの豊富なモゲマス内でも随一の土下座すればヤらせてくれそう感

日下部若葉(20) 身長:148cm 群馬出身


ピピピピッ ピピピピッ ピピッ

P「うるさいなぁ……」バシッ

P「うーん、あと5分……」

P「……ムニャ……」

ガチャッ

若葉「こーら! おーきーなーさーい!」

P「んぁ……母さん……?」

若葉「学校、遅刻するわよ?」

P「だいじょぶだって……まだぁ……」

若葉「だめですっ」コツン

P「いたっ……」

若葉「朝ご飯も作ったんだから、ちゃんと食べてもらわなきゃ!」

P「はいはい……」

P「んぁ……」モグモグ

若葉「どう? 美味しい?」

P「ん……まぁまぁ」

若葉「……うーんと……」

P「……」モグモグ

若葉「学校の勉強、どうかな~?」

P「普通」

若葉「そっかぁ、普通なんだ……」

P「……」モグモグ

若葉「それじゃあ、お友達は」

P「母さん」

若葉「な、なぁに?」

P「……しつこい」

若葉「あ……ご、ごめんね?」

若葉「お母さん、心配で……」

P「心配って……別に勉強も普通だし。友達もいるよ」

若葉「でも、もしもってことがあったらって考えると~」

P「はぁ……母さん」

若葉「な、なぁに?」

P「俺、母さんに隠し事とかしたことないから」

若葉「……」

P「悩みがあったら相談するって……信じろよ」

若葉「そ、そっかぁ……お母さん、嬉しい~」ギュッ

P「だ、だからくっつくなってば! 前、母さんと買い物言った時噂になったんだから!」

若葉「……噂って、どんなの?」

P「あれ、他校の生徒で彼女なのか、それとも妹なのかって……」

若葉「えぇ~!? 私、お母さんなのにぃ……」

P「だからベタベタするのはいやなんだってば!」

―――

――



P「みたいな方向ですかね」

ちひろ「なるほど、あの人はもうほとんど伸びしろが……」

P「それ以上いけない」

ちひろ「……失言でした」

P「入社してから1年以内に4cm伸びた17歳だっているんですから、まだ身長が伸びる可能性だって無きにしも非ずですよ」

ちひろ「本気で思ってます?」

P「杏が自分から働きだすぐらいの確率はあると踏んでます」

ちひろ「なるほど」

きらりは成長期だから

P「さて……他のお母さんだと……」

ちひろ「まだ続けますか?」

P「……後回しにしましょうか」

ちひろ「後回し?」

P「今、少し思いつきました」

ちひろ「思いついたって、何がですか?」

P「家族、血縁関係に限る必要はないかなって」

ちひろ「なるほど、妄想ですものね」

P「妄想ですからね」

ちひろ「それで、具体的には何を?」

P「……まずは軽めに、姪を」

ちひろ「姪、ですか……確かに家族感は薄れますね。自分は叔父さんですか? 伯父さんですか?」

P「おじさんです」

ちひろ「厳密な定義は置いておくんですか?」

P「そうしましょう」

ちひろ「それで、誰が姪にしたいんですか?」

P「わかりませんか?」

ちひろ「はい?」

P「姪なら、蘭子でしょう」

ちひろ「蘭子ちゃん……?」

神崎蘭子(14) 厨二病)


P「んー、たまには帰省したら兄さんと被るとはなぁ」

兄「はっは、いいじゃないか別に……そうだ。お前もいい嫁さんみつけたか?」

P「さっぱり。全然だよ……ははっ」

兄「枯れてるなぁおい」

P「疲れてるんだよ」

兄「ま、いいや。ゆっくりしてけよ」

P「はいはい……あ、兄さん」

兄「ん?」

P「蘭子ちゃん元気?」

兄「あぁ、蘭子な……蘭子はなぁ……」



病院いかなきゃいけないの忘れてた
ごめんなさい

例えるなら

五歳の弟(甥)に「大きくなったらお姉ちゃんのお婿さんになる!」と言われて

笑いながら「あら嬉しい、じゃあ期待して待ってましょう」と大人の対応を見せるのが高橋さん

顔真っ赤にしながら「もし大きくなってもお姉ちゃんにお婿さんがいなくて、その時もお姉ちゃんのこと好きだったらお願いね?」っていうのが三船さん

悪い虫がつかないようにちょこちょこ接触を取りつつ17年(大学卒業まで)しっかり待って本人が約束を忘れてても婚姻届をもってやってくるのが和久井さん

例えば

各アイドルが妹だったとして

「もう、お兄ちゃんはしょうがないなぁ」とかいいながら目いっぱいお姉さんぶってお世話をしようと努力するのが薫ちゃん

普段はかなりしっかりしてるけど朝起こすのを頼んだときは決まって兄の布団にもぐりこんで寝ちゃうのが仁奈ちゃん

キスまでは家族でのスキンシップであり合法だと言い張るのがめあいー

反応は薄いけど気が付くと隣に座ってて服の裾を掴んでるのが小梅ちゃん

どうあがいてもLO展開不可避なのが千枝ちゃん

例えば

小さなころに二人お医者さんごっこしたことを話題に出すとして

顔真っ赤にして「忘れないとブッ殺す」といいながら脅しかけてくるのが姐御

「お前ホントエロいコトだけは忘れないよなー!」とカラカラ笑って背中叩いてくるのがフォーゼ

「今は昔と比べモンになんないよ、なんなら見てみる?」とナチュラルに誘ってくるのが唯ちゃん

そのネタで逆にゆすってくるのがアコちゃん

雫ちゃんが家族とか拷問だわ

月見マラソン終わったら書く

川島さんは世界一可愛い!

川島さんの魅力で病気が治ったのね
わかるわ

蘭子「……」カキカキ

P「あ、蘭子ちゃん! 久しぶり……」

蘭子「何者だ!」

P「へ?」

蘭子「あ……」

P「えーっと、何者って……? あ、絵描いてるの? み、見せてもらっても」

蘭子「ぶ、無礼者! 我が咎の書に触れようなどとは、恥を知れ!」

P(な、なんだこの子……)

蘭子「う、うぅ……」

P(昔の蘭子ちゃんと同一人物なのか……?)

P(昔は……)


らんこ『おじちゃん、おじちゃん』

P『おー、蘭子ちゃん。どうしたの?』

らんこ『あのね、おじちゃんのにがおえかいたの! あげるっ!』

P『おぉ、ありがとう……うん、じょうずだね』ナデナデ

らんこ『えへへ……あのね、らんこね、おじちゃんのこと、だいすき!』ニコッ

P『らんこちゃんはかわいいなぁ……』


P(こんなだったのに……今は……)

蘭子「貴様、己が咎を自覚しているのか!? 瞳を持たざる人間がみようなどと、地獄の業火に焼かれるぞ!」

P(こんなになってるなんて……)

P「えーっと、蘭子ちゃん……あのさ、俺のことは覚えてる?」

蘭子「……我が瞳は、一度映したものを忘れることなど無いわ」

P「え、えーっと、覚えてるってことだよね……? あのさ、いったい何が……」

蘭子「わ、我は己が魂の背負いし宿命に目覚めたのみ!」

P「あるまのせおいしさだめ……? ごめん、おじちゃんよくわかんないや」

蘭子「うぅ……」

P(難しい年頃なんだろうか……)

蘭子「よ、用が無いなら立ち去れ!」

P「ご、ごめん……じゃあ、またあとで……」

スゥ…パタン

蘭子「あ……」

蘭子「うぅ……久しぶりに叔父さんに会えると思ったのに……」

蘭子「絵を描いてるところを見られたからって緊張しちゃったよぉ……」

蘭子「どうしよう、変な子だって思われたかも……でも……」

蘭子「……素直におしゃべりなんて恥ずかしくて、できないし」

蘭子「……」

蘭子「そうだ!」

P「はぁ……」

兄「はっはっは、どうだった?」

P「ちょっと、時の流れって怖いなって思ったよ……」

兄「そういう年頃なんだよ、たぶんな」

P「兄さんは楽観的過ぎない?」

兄「そういうな」

P「だけど……」

ガラッ

兄「ん?」

P「え?」

蘭子「わ、我と同じ血肉を分け合いし者たちよ!」

兄「どうした、蘭子?」

蘭子「あ……えっと……」チラッ

P「……?」

兄「あー。うん……おい、ちょっと用事だってさ」

P「え、俺?」

兄「いいからいけ」

P「わ、わかったよ……」

蘭子「……あ、あり……感謝するぞ、我が父よ! フハハハ!」

兄「はいはい、いってらっしゃい」

P「な、なんだよもう」

CD蘭子の声はレイナサマ寄りだった

P「蘭子ちゃん、どうしたのかな……?」

蘭子「……」

P「蘭子ちゃん?」

P(……どうしよう、なんか呪いの儀式の供物にでもされるのかな……すっごい睨んでる……)

蘭子「……すぅ……はぁ……」

P「蘭子ちゃん……?」

蘭子「わ、我が咎を見せてやろう! う、受け取るがいい!」

P「咎、って……え。スケッチブック……見てもいいの?」

蘭子「……」プイ

P「あは、は……じゃあ。見せてもらうね」

蘭子「……」ジッ

P(見られてるとやりづらいなぁ……どれどれ)ペラッ

P(……これ、は……)

P「ペガサスとか、なんだか幻想的なのが多いけど……すごく、綺麗だ」

蘭子「……!」

P「すごいね、蘭子ちゃん……絵、うまいんだ……」ペラッ

P「……ん?」

蘭子「……」

P「おぉ、これかっこいいな……暗黒の騎士……?」

蘭子「あ……」

P「ん、どうかしたの?」

蘭子「……あ、あの」

P「……?」

蘭子「わ、我が咎の一部として、そなたの名は、刻まれ……」

P「え、なにそれこわい」

蘭子「あ、ちが……否! その描かれし騎士は、目覚めしそなたの真なる姿を我が見抜きしものなり!」

P「……うーんと? ひょっとして、この騎士様って……俺?」

蘭子「……」コクッ

P「は、ははは……かっこいいなぁ……うん。ありがとう蘭子ちゃん」ポンポン

蘭子「……」

P「っていかんな。年頃の女の子の頭を撫でるなんてセクハラみたいで……」

蘭子「ま、まって……」

P「ん?」

蘭子「もう少し、だけ……」

P「でも、こんなおじさんに頭触られるの嫌じゃない?」

蘭子「いやじゃ、ない……から。もう少し」

P「んー、それじゃあ失礼して……」スッ

蘭子「んっ……」

P「……すごいな、さらさらだ……」

蘭子「己が身を高めるのもまた、目覚めし者に課されし罰……」

P「悪いことじゃないとは思うんだけど?」

蘭子「あ……えっと、その……」

P「どうしたの?」

蘭子「お、おじ、さん……」

P「ぉお……!?」

蘭子「ひ、ひさしぶりに、あえて、嬉しかった……です」

P「俺も……久しぶりに蘭子ちゃんにあえて嬉しかったよ?」

蘭子「真か!?」

P「え?」

蘭子「あ……本当、ですか?」

P「う、うん……かわいくなったよね、あはは……」

蘭子「……ありがとう、ございます」

P(あ、かわいい)

蘭子「よかったら、もらって、ください」

P「この絵? ……いいの?」

蘭子「……」コクッ

P(あっという間に時間は過ぎて)

P(いろいろあったけど、楽しい実家だった……)

P「蘭子ちゃんは、少し個性的になってたけど……」

P「この絵、本当にうまいよなぁ……あれ? 裏、なにか設定が……」


[暗黒の騎士は、咎に目覚めし姫と共に歩む。姫にとってのやすらぎの地は、彼の者の胸の中]


P「……ん?」



らんこ『らんこね、おおきくなったらおじちゃんのおよめさんになりたいの!』

―――

――



P「みたいな方向ですかね」

ちひろ「長かったですね」

P「えぇ、長かったです」

ちひろ「楽しかったですか?」

P「とても充実していました」

ちひろ「それはよかった」

P「叔父ちゃん冥利に尽きますよね」

ちひろ「そうですね」

病院帰りで頭が働かない
明日はナンジョルノの誕生日だし、心折れてもいいよね……

ネタはあるんだけどね
参加しづらい形でたてたのが悪いね
あと、自分で書くと割と毎回同じキャラばっかりになるし

安価投げてそのキャラが身近な人だったらシチュ妄想に変えてもいいかな?

長女 雫
次女 とときん
三女 千枝ちゃん

という生殺し一家

ありがとう。とりあえず
>>125の子が身近な人だったら(もしシチュ指定があったらそれ、無ければでっち上げ)

小梅
年下の幼なじみ

白坂小梅(13) オカルト好き



P「んんっ……ふぅ。よく寝た……」

P「あー……」

P「……小梅?」

小梅「……あ、あの……」

P「寝起きで顔アップはびっくりするからやめてくれ」

小梅「ご、ごめん、ね……起こそうと、思って……」

P「うん、なら起こしてくれていいから……」

小梅「う、うん……」

P「さてと……あー。お前ん所の母さんまた出かけてるの?」

小梅「うん……ごめん、ね……」

P「別に謝んなくてもいいよ、いつものことだし」

小梅「でも……」

P「いいから。朝飯何がいい?」

小梅「……目玉焼き」

P「はいはい」

小梅「目玉……」

P「ケチャップで、な。わかってるわかってる」

小梅「ふ、ふふ、ふふふ……」

P「朝っぱらからトリップすんなー」

P「はい、お待ちどうさま」コトッ

小梅「……いただき、ます」

P「どうぞ召し上がれ」

小梅「……」ツン

ドロォ…

小梅「……」ジッ

P「……」

小梅「目玉が、崩れるとこ……見てるの、落ちつく……」

P「あー、小梅?」

小梅「……?」パクッ

P「その食べ方はどうなんだ?」

小梅「……食べ、かた?」

P「いや、文句を言うわけじゃないけどさ」

小梅「……」モグモグ

P「その……お前もいい年頃だろう?」

小梅「……そう、かな?」

P「そうなの。俺は昔から面倒見てるから知ってるけど……お前も年頃なんだから」

小梅「……年頃……」

P「うん、お年頃。好きな男の1人ぐらいできたか?」

小梅「……え……」

P「うん?」

小梅「……好き、な、人、は……え、えっと……」カァァ…

P「お、おぉ? いるのか!?」

小梅「……」

P「俯いてたらわかんないだろ。どんな奴なんだ?」

小梅「え、えっと……」

P「うんうん」

小梅「……や、やっぱり、はず、かしい……」

P「そういうなよ。俺とお前の仲だろ? お兄ちゃんに話してみなさい」

小梅「おにい、ちゃん……」

P「うん、昔っから面倒みてるんだしそれぐらい……」

小梅「……」

P「小梅?」

小梅「……おにい、ちゃん……」

P「どうした?」

小梅「……」

P「おーい、小梅?」

小梅「お兄ちゃん、じゃ、嫌……」

P「え?」

小梅「……」

P「あー。俺にも話したくないってことか……真剣なんだな? だったら俺も応援を……」

小梅「ちが、う……」

P「違う? 何が?」

小梅「あ、あなた、と……お兄ちゃんと、妹は、嫌……」

P「……?」

小梅「だって、好き、な、人……は……」

P「好きな人は……?」

小梅「あ、あなた、だから……」

P「……俺?」

小梅「……」コクッ

P「……」

小梅「……嫌、だった?」

P「いや、いきなりでびっくりしてる……妹みたいだって思ってたから……」

小梅「……お兄ちゃん、みたいって、思ってた。でも……」

小梅「……いっしょに、いると……」

小梅「ホラー映画より、ずっと、ドキドキ、して……」

小梅「だから、い、いっしょに、いて、ほし、い……って……思って……」

P「……そう、か」

小梅「う、うん……そう……」

P「ホラー映画よりドキドキする、って……」

小梅「あ……えっと、スプラッタの、シーンより、もっと……」

P「言い変えなくてもいいから……はぁ」

小梅「……」

P「それが告白理由だって納得できる奴、そういないぞ?」

小梅「そ、そう、かな?」

P「そうそう。俺ぐらいずっといっしょにいた奴じゃなきゃ小梅がどれだけホラー好きかなんてわかんないだろうし」

P「俺はまぁ、小梅といっしょにずっとホラー見てて……」

P「割と、慣れちゃったけどな。怖いの……ドキドキしなくなった」

小梅「……で、でも。いっしょに、見てる時……ずっと、ドキドキ、って……」

P「……小梅が膝の上に座るからだよ」

小梅「え……」

P「妹みたいだと思ってたのに、そういう風に見ちゃいそうだったから好きな人でもいないか、って聞いたのに……」

P「藪蛇、だったかな。なんて」

小梅「あ……え……?」

P「……お兄ちゃん、じゃなくなると恋人か……」

小梅「う、うん……」

P「恋人ってどんなことするんだ?」

小梅「……い、いっしょに、映画、とか……」

P「いつも見てるよな」

小梅「えっと、ご飯、作ってあげたり……」

P「朝ご飯担当してるな」

小梅「……あ、あれ……」

P「……なんというか、あんまりこれまでとは変わらないかもしれないな」

小梅「……あ……ひ、ひとつ、だけ。お兄ちゃんじゃ、しないこと……みつけた……」

P「それってなにさ?」

小梅「……キ、キス……」

P「……!?」

小梅「……え、映画、だと。してる、人、死んじゃうけど……だ、大丈夫。死んでも、悔い、無いから……」

P「そこは死なない方向で……っていうか目をつむるな、まだ早いから!」

おわり

ごめん、本格的にダメみたいだ
週末にでも似たネタなり参加型なりのモバマススレたてるから今回は勘弁してくれ

P「百人以上アイドルがいたらですよ、そりゃもうやるしかないと思いました」

ちひろ「なにをです?」

P「ポジショニングですよ、仮にギャルゲーを作るとして、どのアイドルがどのくらいの立ち位置に居てほしいか、配置してみたんです」

ちひろ「それで、どんな布陣を敷いたんですか?」

P「よくぞ聞いてくれました。今日は実際に分かりやすく書いたものを用意しています。見てください」

姉 海老原 菜帆 (pa)
妹 市原 仁奈   (pa)

幼馴染      大槻 唯    (pa)
幼馴染の友人 相川 千夏   (co)

担任教師  荒木 比奈      (co)
保険の先生 三船 美優     (co)

委員会での先輩   日下部 若葉  (cu)

委員会での同級生  喜多 日菜子  (pa)
委員会での後輩   今井 加奈    (cu)

部活での先輩   浅野 風香   (cu)
部活での同級生  日野 茜    (pa)
部活での後輩   輿水 幸子   (cu)

P「どうです、この完璧な布陣」

ちひろ「煩悩丸出しって感じです」

幼馴染の特権であるベランダから部屋に侵入する黄金パターンの図が容易に想像でき、かつ合法そうなのは唯ちゃんくらいだと思うんだ
他のメンバーだとちょっと無理があったりストーカー臭がしたり

小春ちゃんと仁奈ちゃんって相性よさそう
なんか手を繋いで一緒に登校してそう

そういえばお盆に[百物語]白坂小梅が来ると思ってたのに来なかったな
ハロウィン一択か

寝て起きたらなんでまだ残ってんの……
携帯からだとかなり遅くなるだろうけどいいかな

>>217の子でゆっくり
指定なければ適当な設定で

ところで俺の龍崎ちゃんが話題に出てないのはおかしいと思うんだ
きっと序盤に一回位お世話になっただろう?

竜崎薫(9)
設定:妹



薫「おにーちゃん!」

P「あ、薫……」

薫「まだお仕事してるの?」

P「なかなか終わらなくてなぁ……」

薫「おうちでもお仕事もちこむ人はいい旦那様になれないよってせんせぇがいってたよ?」

P「う……耳が痛い……」

薫「ご飯できたよ、たべよー?」

P「そうだな、じゃあこれだけ仕上げてから……」

薫「……」ジッ

P「……わかった、すぐいくよ」

薫「ご飯だよー」

P「うん……ん?」

薫「今日はねー、ハンバーグと、サラダと……」

P「……」

薫「おにーちゃん?」

P「あ、いや……なんでもない」

薫「そっかぁ……ねぇねぇ、食べて食べて?」

P「うん、それじゃ……いただきます」

薫「どうぞ、めしあがれー」

母「あらあら……」ニコニコ

P「……あむっ」パクッ

薫「……」ジッ

P「……」モグモグ

薫「ど、どう? おいしいかな?」

P「うん、すごい美味い」

薫「そっかぁ……えへ、えへへぇ……」

P「流石だな、薫……」

薫「えっ?」

P「ん? 今日のって薫が作ってくれたんだろ?」

薫「むぅ、なんでわかったの? おかぁさんに聞いた?」

P「んー……まぁなんとなく?」

薫「なんとなくってずるいー」ムスッ

P「ずるいって言われてもなぁ……」

薫「だってぇ……」

母「薫ね、お兄ちゃんが仕事ばっかりだから元気がでるように、内緒で作るって言ってたんだけど……」

薫「おかぁさん!」

母「あら……ごめんね?」

P「……あぁ、美味しいハンバーグを食べたら元気がわいてきたぞ!」

薫「……ほんと?」

P「うん。でも元気すぎて書類整理する気にはならないなぁ」

薫「……?」キョトン

P「薫、久しぶりにちょっと遊ぶか?」

薫「いいの?」

途中送信やらかした


P「薫、久しぶりにちょっと遊ぶか?」

薫「いいの?」

P「うん、今は元気がありあまってるしな! 薫のおかげだ」

薫「そっか、やったぁ! じゃあかおるね、いっしょにゲームしたい!」

P「よし、とことん付き合ってやるからなー」

薫「おにゃーしゃー☆」

P「……なんだそれ?」

薫「学校ではやってるの!」

P「はぁ、最近の流行はわからんなぁ……」

薫「おねがいしまー☆」

>>230
設定指定なかったら適当にでっち上げ

きらりが年下の幼なじみ 高校生2歳差 Pは既に背丈を抜かれている

諸星きらり(17) 身長:186cm


設定:年下の幼馴染 高校生2歳差
P=高校3年生18歳、きらり高校1年生16歳
身長据え置きで

ガチャーン☆

きらり「おっすおっす☆ Pちゃんいるー?」

P「いるけど……ドアを叩き開けるなよ……」

きらり「ちょっちしっぱいしちゃったにぃ☆」

P「ちょっち、ってなぁ……こちとら受験生だぞ……」

きらり「うきゃ……ごめんなさい?」

P「うん、わかればよろしい……で、どうした?」

きらり「あのね、きらり相談があって……」

P「相談?」

きらり「うん、あのね……」

P「……家にゴキブリでも出たか?」

きらり「ちがうにぃ……あのね、きらりね……」

P「ふぅん……じゃあ……」

きらり「告白、されちゃったんだにぃ……」

P「……は?」

きらり「Pちゃん、どうしよー……」

P「こくはく……?」

きらり「うん……」

P「告白? 付き合ってくれって?」

きらり「うん、きらりのこと好きーって……」

P「まじかよ……」

P「……相手は?」

きらり「バスケ部の、ぶちょーさん……」

P「そうか……部活勧誘とかじゃないよな?」

きらり「ち、ちがうにぃ! だって、呼ばれて、好きーって言われて、つきあってーって……」

P「……正気かよ……こんなんを……」

きらり「にょわ?」

P「……いや、顔はかわいいけど。自分より背が高い奴とつきあいたいってなぁ……」ブツブツ

きらり「あ、きらりとおんなじぐらいおっきかったよ?」

P「……まじかよ」

P「それで、どうするんだ?」

きらり「どうしよーって思って……」

P「どうしよー、じゃなくて……どうしたい?」

きらり「んーと……えっと……」

P「……そのぶちょーさんとやらはかっこいいのか?」

きらり「うん、部活でもすっごくきらきらってしてて、かっこいいにぃ?」

P「そうか……ふぅん……」

きらり「だんくしゅーととか、もうぶわーってしてて、ヤバーい! って……」

P「なら!」バンッ

きらり「うきゃっ」ビクッ

P「……なら、付き合えばいいんじゃないの。かっこいいんだろ」

きらり「でも……」

P「なんだよ」

きらり「……ごめんね、Pちゃん。お勉強のじゃましちゃって……」

P「……あぁ、こっちは追い込み中なんだから勘弁してくれよ」

きらり「……ごめんね……」

ガチャッ……バタン

P「……」カリカリ

P「……」カリカリカリ…

P「……はぁ」コロン

P「やっときらりのおもりを解放されるわけか……」

P「ははっ、ぶちょーさんとやらも大変だろうなぁ」

P「あいつ、手加減とか理解しないし……子供みたいで……」

P「……なんかだるい。寝よ」

―――

――

ピピピピッ ピピピピッ……

P「……ん……う……」バシッ

ピピッ

P「……はぁ、学校いくか……」

P「……」

P「流石に昨日の今日できらりも起こしにはこないか……」

P「あいつに起こされると身体痛いんだよなぁ……はは、楽でいいや」

他のアイドル達が結婚の話題を振るなどして遠回りに攻めているのに対して、直球ど真ん中、唯一Pにキスした女諸星きらりちゃん!

P「……」

P「……おばさんに聞いたら1人で登校したっていうし」

P「ちょっと強くいいすぎたかな……はぁ……」

P「まぁ、彼氏ができるならいつまでも依存されても困るし」

P「さっさと教室……ん?」


男「でよ、先輩がそのでか女落とせるかってのを賭けようぜ」

女「えー、部長あんなのがタイプなの? ショックー」

部長「まさかだろ。あんな電波女……まぁ、体と顔はいいし適当に遊んだらポイかな」

男「うっわー、鬼畜っすねー」

部長「夢見せてやるんだから優しいだろ? まぁいつも脳内お花畑だろうけど! ギャハハハ!」

P「……おい」

部長「あ? んだよ」

P「お前、バスケ部の部長か?」

部長「そうだけど、だったらなんだよ」

P「そうか……」

P「……俺の幼馴染を笑ったな? 俺も笑って貰おうか」

部長「は? 意味わかんねぇ……」

男「こいつ頭おかしいんじゃねぇの?」

P「うるせぇ一発殴らせろ!」

部長「んだよ、うぜぇ!」

P「……」

先生「なんでこんなことをした?」

部長「いきなり殴られました」

P「……むしゃくしゃしてやりました」

先生「……お前なぁ、受験も近いのにこんな問題起こして……」

P「……」

部長「……」ニヤニヤ

ガラッ

きらり「Pちゃん!?」

P「あ……」

部長「あぁ、きらりちゃん!」

きらり「あ、ぶちょーさん……どうして?」

部長「聞いてよきらりちゃん。この人がいきなり殴りかかってきてさ……」

きらり「……そうなの?」

P「別に……なんかむかついて、つい」

きらり「Pちゃん……」

部長「俺、被害者ですしいってもいいですよね。先生?」

先生「いや、まだ話が……」

部長「いこうよ、きらりちゃん」グイッ

P「あ、まっ……」

きらり「いや!」バッ

部長「……あ?」

部長「……どうしたの? この人のことならおいといてさ……」

きらり「ごめんなさい、ぶちょーさん……きらりね、いっぱい考えたけど……」

部長「あ……?」

きらり「やっぱり、ぶちょーさんといっしょに恋人さんにはなれないにぃ……」

部長「……」

きらり「あのね、ぶちょーさんはかっこいいしきらきらーってしてるにぃ……でもね、いっしょでもハピハピしなくて……」

部長「ちっ……意味わかんねぇよ電波女」

きらり「え?」

部長「気持ちわりぃ……冗談だっつの。うぜぇ」

きらり「あの、ぶちょーさん……」

部長「まじ意味わかんねぇ……帰る」

先生「ちょ、ちょっと待ちなさい!」

タッタッタ……

P「……」

きらり「あ、あのね、Pちゃん……」

P「は、ははっ……ほっといても断ってたのか……」

きらり「うきゃ……?」

P「いや、なんでもない。慣れないことなんてしなけりゃよかったなぁ」

きらり「なんのお話?」

P「こっちの話……なぁ、きらり」

きらり「どうしたの? どこか痛いのかにぃ?」

P「いや。お前も悪い男にひっかからないぐらいには賢いんだなぁ……」

きらり「んーとね、いっぱい考えたから……」

P「そうか……はは、うん。それなら安心だわ」

P「んじゃ、教室もどれよ……?」

きらり「……」キュッ

P「……なんだよ、裾なんか掴んで」

きらり「あのね、きらりね……いっぱい、いーっぱい考えたんだにぃ……」

P「……それで?」

きらり「きらりね、好きーってむつかしいって思ったんだけど……」

P「……」

きらり「でもでも、たーくさん考えたんだにぃ、それでね」

P「なんだよ」

きらり「好きな人、いるかもって思って……」

P「なん……だと……?」

P「ま、まぁ……たくさん考えたんなら、いいんじゃねぇの」

きらり「Pちゃんもそう思う?」

P「人を見る目はあるみたいだしな。おせっかいはやめるわ」

きらり「じゃあね、あのね……」

P「……だから、俺に相談してないでその好きな人に伝えて来いよ」

きらり「……好き」

P「……は?」

きらり「きらりが、好きな人はね……Pちゃんなんだにぃ……」

P「……俺?」

きらり「うん」

P「友達の好きじゃなくて?」

きらり「うん、あのね……いっしょにいるとハピハピでね……どきどきして……」

P「……は、ははっ。まじか」

きらり「……いや?」

P「いやっていうか……」

きらり「……?」

P「……まぁ、きらりに付き合える男なんてそういないよな……うん」

きらり「じゃあ……」

P「俺でいいなら……喜んで」

きらり「……!」バッ

P「ちょっ、きらり……!?」

ドンガラガッシャーン!

P「い、いきなりとびつくなよ……こんな……」

きらり「うれしぃにぃ……だいすき、すき……」ギュゥゥ…

P「……あー……うん、よしよし」

ガラッ

先生「まったく、あいつは……あ?」

P「あ」

きらり「にょわ?」

先生「おまえらなにを……」

P「ち、ちがうんです! 話を聞いて……」

先生「うらやましいじゃねぇか! ちくしょうが!」

P「ダメだ話が通じない……逃げるぞきらり!」ヒョイッ

きらり「うゃっ……」

先生「またんかぁ!」

P「待ちません! きらり、自分で……」

きらり「うきゃー……おひめさまだっこ、うきゃー……」ポー…

P「走れそうにないなチクショウ! とりあえず落ち着くまでは逃げ続けないとな!」


おわり

―――

――



P「ふぅ……かなり連続しましたね」

ちひろ「何人か無駄に長かったですね。蘭子ちゃんとかきらりちゃんとか」

P「姪は過去との対比が重要ですし、年下の幼馴染は保護対象からの変化が重要なんです。譲れません」

ちひろ「うわぁきもちわるい」

P「ありがとうございます。知ってます」

ちひろ「……それで、まだやるんですか?」

P「割と満足しました」

ちひろ「そうですか」

P「でもね、ちひろさん」

ちひろ「なんですか?」

P「俺は、アイドル達に可能性を見てるんですよ」

ちひろ「可能性……」

P「そう、可能性。身近な存在だったらという可能性です」

ちひろ「何人か恋人になってましたが」

P「可能性です」

ちひろ「微粒子レベルどころじゃありませんが」

P「人間の可能性は無限なんです」

ちひろ「いいセリフだ、感動的だな」

P「そうでしょう」

ちひろ「だが無意味だ(腹パン)」ドスッ

P「うっ……」ガクッ

ちひろ「……」

ちひろ「身近な存在に、アイドルが……」

ちひろ「はっ、これは新しい可能性がみえたかも!?」

ちひろ「次回のキャンペーンは『妹コレクション』『姉コレクション』同時!」

ちひろ「さらに幼馴染コレクション、マニアックな母コレクションも実装!」

ちひろ「いけますよ、これ!」


おわる

もはやモバマスSSですらなくなってる気がするので終わり
携帯からぽちぽちも少し厳しいのよ

保守支援ありがとうございました!

幸子「遅いですよ先輩!

P「すまない、文化祭が近くてな」

幸子「こんなカワイイ後輩を待たせるなんて先輩はどうかしてます」

P「先に帰ってもよかったのに」

幸子「それじゃ一人になっちゃうじゃないですか」

P「友達少ないのか」

幸子「…とにかく!今日は私の家まで送って行ってもらいます!」

違うな

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