美希「突撃!ハニーの晩ごはん!」(295)

美希「なの!」

P「なのじゃないが」

P「まったく、突然訪ねて来るから何かと思ったら……」

P「なにかあったのかと思ってヒヤヒヤしたんだぞ?」

美希「……」

P「まさか、本当になにかあったのか?」

美希「……実はね、最近ちょっと悩み事があるんだ」

P「そうか」

P「きっと力になってみせるよ。よかったら話してみてくれ」キリッ

美希「……最近、」

P「うん」

美希「最近、ハニーが構ってくれなくてすごく寂しいの!」

P「」

美希「ねえハニー? 寂しさ、埋・め・て?」チラッ

P「……こいつ」ビシッ

美希「あうっ! い、痛い!」

P「大人をあんまりからかうな」

P「まったく心配して損した……」

美希「ご、ごめんなさい……」シュン

P「……はぁ」

美希「……うう」

P「……」

P「ああ、もう」

P「分かった、分かった。あがってけ、あがってけよ」

美希「えっ」

美希「 い、いいの!?」

P「ただし出した物に文句をいったら即追い出す」

美希「それでもいいの! わーい! ハニーのお家!」

P「……素直なんだか素直じゃないんだか」

P宅

美希「意外と綺麗なんだね」

P「物が少ないんだよ。最近は家より事務所の方に長くいるし」

美希「へえー……」

P「あんまり眺めないでくれ。なんだかすごく恥ずかしい」

美希「だってすごく嬉しいんだもん! ハニーのお家にお邪魔するのって、ミキが初めてでしょ?」

P「まあ、そうかな」

美希「えへへ」

P「……」

P「はい。今日の我が家の晩ごはん」

美希「……冷凍ピラフにインスタントのスープ」

P「仕方ないだろ、なんの材料もないんだから」

美希「わー、おいしそうなのー(棒)」

P「大いに結構」

美希「いただきまーす、なの」

P「あんまりひっつくなよ。食いづらいじゃないか」

美希「他の誰もいないから、気にする必要ないと思うな」

P「そういう問題じゃなくて……」

美希「それにひとつのお皿を突つくんだから近づいちゃうのは自然なことなの!」

美希「~♪」パクパク

P「うまそうに食べてるけど、それ冷凍食品だからな?」

美希「ハニーと一緒に食べればこそなの」

P「……あ、そう」パクパク

美希「ハニーったら照れてるの?」

美希「……む~」

P「どうした? 最後の一口とにらめっこして」

美希「これを食べたら、晩ごはんは終わり」

美希「そしたら、もう帰らないといけなくなるの……」

美希「むむ~……」

P「……」

P「……」パク

美希「あー!?」

美希「ひ、ひどいよ……」

美希「久しぶりにハニーとたくさんお話できると思ったのに……」

P「……あー、ピラフ半人前は物足りないなー!」

P「どっかに食べ直しに行こうかなー!」

美希「!」

美希「ミ、ミキも行く!」

・・・

765プロ 事務所

亜美「じゃあミキミキは兄ちゃんの家でごはん食べたの?」

美希「そのあとお出かけにも連れてってくれたの! すごく楽しかったよ」

真「プロデューサーの部屋かあ。なんだか汚そう」ハハハ

美希「そんなことなかったよ! むしろ綺麗な方なの」

春香「へ、へぇ〜」

アイドル達(……羨ましい)

・・・

P宅 玄関前

P「あれ? 千早?」

千早「プロデューサー……」

P「俺の家の前でどうしたんだ?」

千早「えっと、それは……」

千早「……」ゴクリ

P「?」

千早「と、突撃! ハニーの晩ごはんっ!」ガ-

千早「ですっ!」

P「」

千早「……」

P「エフッ」

千早「!?」

P「エフッ、エフッ」

P「アハハハハハハハハ!!!」

千早「な、なんですかそのバカ笑いは」

P「いや、だってさ、千早がハニーって……似合わなすぎ」プ-クスクス

千早「が、頑張ったんです! 笑わないでください!」

P「悪かった、悪かった」

P「にしても、なんで美希みたいな真似を? 流行ってるのか?」

P「それともまさか千早まで『寂しいの☆』とか言い出さないよな」ハハハ

千早「……///」

P「えっ」

P「……マジか」

千早「い、いけませんか!?」

千早「ちょっと前まではレッスンに付きっきりだったのに、最近は他の子とばっかりで……」

千早「私、嫌われたんじゃないかと……」

P「そんなわけないだろう」

P「レッスンに顔を出さないのは、千早を信頼してるからであって」

千早「……本当は私の口うるさいのが面倒になったんじゃないんですか?」

P「……」

千早「……」

千早「……」ジー

P「さて千早! お腹も空いただろう! 俺が作ってやるから、ゆっくりしていきなさい!」

千早「……ふふっ。お邪魔します」


P「千早は普段料理とかは?」

千早「毎日してます。最近は創作料理にも……」

P「嘘はいけない」

千早「ごめんなさい」シュン

P「ははは、まあゆっくりしててくれ」

千早「……はい」


P(あんまり凝った料理でなくてもいいよな)

P(……ひき肉買っておいてよかった)

P「お~まえとなら感じてナイト~♪」

千早「なにを作るんですか?」

P「うわっ!? 急に後ろに立つな!」

千早「ごめんなさい。どうしても落ち着かなくて」

P「んー……」

千早「……」ジ-ッ

P「……一緒に作ろうか」

千早「はい!」

P「じゃあ玉ねぎを切ってくれ」

千早「はい!」

P「いい笑顔だけど使い方はこうな」ピトッ

千早「は、はい……///」

・・・

765プロ 事務所

やよい「千早さんはプロデューサーと一緒にごはんを作って食べたんですかー」

千早「ええ、包丁の使い方を教えてもらったわ」

小鳥「プロデューサーさんの料理ねえ……」

千早「とても美味しかったですよ?」

千早「メニューがハンバーグっていうのは、子ども扱いされてるみたいで癪でしたけど……」

真美「へ、へぇ〜」

アイドル達(羨ましい)

・・・

あずさ「突撃! ハニーの晩ごは~ん」

あずさ「ハニーって呼ぶの、なんだか照れますね」

P「……あの、あずささん」

あずさ「はい。なんですか? ……ハニー?」

P「……ここ、スーパーです」

P宅 近所 某スーパー


あずさ「あらあら」

あずさ「なんででしょう? 美希ちゃんに地図を書いてもらったはずなのに……」

P「地図って……。まさかあずささんまでウチにくる気だったんですか?」

あずさ「はい~。なんだかみんなの話を聞いてたら羨ましくなっちゃって……」

P「うーん……」

あずさ「ダメ、ですか……?」ウルウル

P「ぐっ……」

あずさ「プロデューサーさんに晩ごはん食べてもらいたくて、もう材料も買っちゃったのに……」ガサッ

P「ぐぬぬぬぬ……」

・・・

P宅

あずさ「お邪魔しま〜す」

P(俺って甘いよなあ……)

あずさ「じゃあお料理してるので、待っててくださいね?」

あずさ「ハニー♪」ボソッ

P「」ズキュ-ン

あずさ「そ~らに♪ そびえる♪ くろがねのしろ~♪」

P(台所から見えるあずささんの後姿……)

P(……いかんいかん)

・・・

あずさ「はい、召し上がれ」

P「い、いただきます」

P(随分と本格的だなあ)

P「ん、うまい」

あずさ「本当ですか? 嬉しいです」

P「いや本当、俺なんかが作るより何倍もうまいです」ガツガツ

あずさ「あらあらうふふ」

あずさ「おかわりもありますよ?」

P「……」

あずさ「プロデューサーさん?」

P「いいですね、こういうの。すごく癒されます」ニコッ

あずさ「」ズキュ-ン

・・・

765プロ 事務所

伊織「じゃああずさはあいつに手料理をふるまったわけ?」

あずさ「何度もおかわりしてくれるからうれしかったわ~」

亜美「材料も一緒に買ったの?」

あずさ「そうよ~。ひとつの袋を二人で持つのって、なんだか手を繋いでるみたいでちょっと恥ずかしかったけど///」

律子「へ、へぇ~」

アイドル達(羨ましい……)

・・・

P宅

P「今日は誰もこないみたいだな……」

貴音「そのようですね」

P「今日はひさしぶりにゆっくり飯を食えそうだ……」

貴音「皆と食事を共にするのが嫌なのですか?」

P「いやあ、みんなと食べるのも楽しくて好きだぞ?」

P「けど、こう連続するとなあ」

貴音「そうでしたか……。どうやら都合が悪い時に訪ねてしまったようですね」

P「……」

貴音「……」

貴音「日を改めたほうがよろしかったですか?」

P「いや、もう俺はなにも言わないよ……」

貴音「そうですか、では遠慮なく……」

貴音「突撃!はにいの晩ごはん!」

P「……」

貴音「……」

P「さーて今日はなにを食べようかな……」

貴音「なにか反応がないと寂しいのですが……」

P「うーん。冷蔵庫にはなんにもないしなあ。冷食も切らしてる」

貴音「あなた様ー?」

P「出前か外食かなあ」

貴音(お困りのご様子……)



貴音「!」

貴音「あなた様? こちらをご覧ください」

P「ん?」

P「!?」

P(何時の間にテーブルに岡持が……)

貴音「味噌に醤油に、豚骨、しお、なんでもござれです」ガバッ

P「……余った分は?」

貴音「わたくしがいただきます」ニコッ

・・・

P「……ズズッ」

貴音「……ズズズッ」

P「まさかの月見ラーメンか……」

貴音「趣があってよろしいではございませんか」

P「うーん……」

貴音「ズズズッ……」

P「ま、いっか。……ズズイッ」

貴音「……」

貴音「ズッズッ、ズズズズッ」

(訳・月が綺麗ですね、あなた様)

P「貴音うるさい」

貴音「……いけずです」

・・・

765プロ 事務所

響「貴音はプロデューサーと一緒にラーメンを食べたのかー」

貴音「月見らあめんです。楽しい一夜になりました」

雪歩「月見ラーメンですか……。と、とっても素敵です」

貴音「そうでしょう、そうでしょう」

アイドル達(あんまり羨ましくない……)

貴音「なんと面妖な……」

書きため終わり
ちょっと風呂入ってきます
どうか保守を!

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>>+2

・・・
某スーパー

P「うーん、肉は我慢かなあ」

P「でも野菜ばっかりといのも味気ない……」

P(肉、野菜、肉、野菜)

P(うーん、ダメだなにも思いつかない)

P「……お? 特売?」

『特売!もやし』

P(なるほど、もやし。そういうのもあるのか……)

P「大豆は畑の肉というしな。おあつらえ向きだな」

P「ってラスト一袋か。早足で急ごう」

ガッ!

P「おっ?」

やよい「はわっ」

P「やよいかあ、奇遇じゃないか」

やよい「うっうー!プロデューサー! こんばんは!」

P「こんばんは」

やよい「プロデューサーもお買い物ですか?」

P「そう。晩御飯のね」

P「このもやしを買えば事足りるんだけど……」

やよい「ううー……」

P「うーん。まさかやよいと取り合いになる日が来るとは」

P「うーん、困ったな」

やよい「ご、ごめんなさい……」

やよい「そうだ! 」

やよい「プロデューサーには普段からお世話になってるから、このもやしは譲ります!」

P「ん、いいのか?」

やよい「はい……!」

P「……」ジッ

やよい「……うっう」

P「……やっぱ今日は豆腐の気分かな」

やよい「えっ」

P「もやしはやっぱりやよいが持っていってくれよ」

やよい「あ、ありがとうございます!」



P(その日の晩ご飯は野菜丼でした)

・・・
後日
765プロ 事務所

P(うう、徹夜明けの朝はつらい)

やよい「プロデューサー? なんだか顔色が……」

P(アイドルに心配させるわけにもいかないよなあ)

P「HAHAHA、なんともないよ。ちょっと夜中までモバマスをやっていてね」ハハハ

やよい「……」

やよい(プロデューサーが栄養失調になっちゃった!)

やよい(やっぱり、あのとき私がもやしを持って行っちゃったから……)

・・・

現場 撮影終了後

やよい「うっうー! お疲れさまでしたー!」

P「やよい、もう遅いし俺が送っていくよ」

やよい「本当ですか!? ありがとうございます!」

・・・

高槻家宅 前

P「はい、到着」

やよい「……」

P「やよい? やーよーいー?」

やよい「……zzz」

P「寝ちゃってるよ。寝顔もかわいいなあ!」

やよい「……///」

P「仕方がない。運んでいってあげよう」ギュ

P(軽いなあ)

P「……ドアが開けられん。おーい、長介くん? いるk」

やよい「……」ギュ

P「やよい、起きてたのか」

やよい「プロデューサー……」

P「?」

戸「ガラッ」

長介「突撃!」

かすみ「高槻家のばんごはん!」

P「うおお!?」

P「こ、これは?」

やよい「プロデューサー、普通に誘ってもきっと遠慮するから……」

長介「聞いたよ兄ちゃん。もやし不足でフラフラって」

P(もやし不足って……)

かすみ「だから今日はみんなで食べようって、お姉ちゃんが」

P「そうか……」

P「ありがとうな!やよい!」

やよい「はいっ!」

長介「ところでいつまで抱っこしてるの?」

やよい「はわっ/// お、下ろしてくださいプロデューサー!」

P「あ、暴れないで!」

・・・

765プロ 事務所

春香「じゃあやよいの家でプロデューサーさんとお食事したんだ」

やよい「はいっ! もやしパーティ特別版です!」

響「プロデューサーはやよいの兄弟たちとは仲良くなれたの?」

やよい「みんな仲良しです! なんだか家族が一人増えたみたいでした!」

伊織「へ、へぇ~」

アイドル達(羨ましい……)

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>>+2

・・・
P宅

雪歩「とつ、とつと突撃! ははははハニーの晩ごはん!」

P「……いらっしゃい」

雪歩「お、オジャマします……」カチコチ

P(手と足が同時に動いてるよこの子)

・・・

P[まあ、晩ご飯には早いし少しゆっくりしていってくれ」

雪歩「は、はい!」

P「……」

雪歩「……」

雪歩「き、綺麗な部屋ですね!」

P「物がないからなあ」

雪歩「……」

P「……」

雪歩「きょ、今日は良い天気でしたね!」

P「そうだな。風が涼しくて良い日だった」

P「雪歩は海で撮影だったよな。大丈夫だった?」

雪歩「あ、はい。私はなんとも……」

P「それはよかった」

雪歩「……」

P「……」

雪歩「き、昨日テレビに真ちゃんが出てたんです」

P「ああ、スポーツ女王決定戦か。真の一人勝ちだったなあ」

雪歩「真ちゃん、格好よかったです」ポワー

P「本人からすれば複雑な心境だろうな」

雪歩「……」

P「……」

P「……どっこいしょ」ガタッ

雪歩「」ビクッ

雪歩(あ、プロデューサー……)

雪歩(うう、私の話がつまらないから、きっと退屈しちゃったんだ……)

雪歩(本当、私はダメダメですぅ……)

雪歩「うう……」ションボリ

コトッ

雪歩「お茶?」

P「いやあすまん。出すのが遅れた……。折角のお客さんなのにな」

雪歩「い、いただきます……」ズズッ

雪歩「ほわあ……」ホワー

P「あはは、変な顔」

雪歩「えっ、そ、そんなこと言わないで下さいっ!」

雪歩「うう、恥ずかしい……///」

雪歩はずっとイチャイチャしてたい

P「……」ズズッ

雪歩「……」ズズッ

雪歩(また会話が……)

雪歩(でもなんだろう。さっきまでとはちょっと違う)

雪歩「……ふふ」

P「どうかした?」

雪歩「なんでも無いです。ところで今日は良い天気でしたね」

P「それさっきも話したじゃん……」

雪歩「ふふ、そうでした」ニコ

・・・

千早「じゃあ、萩原さんはお茶の後に晩ご飯を?」

雪歩「はい。あんまりお話できませんでしたけど……」

貴音「まるで長年連れ添ってきた夫婦の日常のようですね」

雪歩「ふっ、夫婦……/// そ、そんな私はまだそこまで」

響「へ、へえ~」

アイドル達(羨ましい……)

スレタイ関係無くなってきた気が

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>>+2

響はやく

・・・

響「うう、今度は自分の番か……」

響「自分も何か作って食べさせてあげたいけど、何を作っていこうかな?」

響「うう、どうしよう……」


P(……)


響「うがー! なにも決まらないよー!」

響「どうしようどうしよう……」オロオロ


P(あっ、このままじゃなくなこの子)

P(……)

\あー! カレーが食べたいなー!/

響「!?」

響「……カレー? 良いこと聞いちゃった!」

響「よし!プロデューサーをおどかしちゃうぞ!」

響「若い命がまっかにもえ~て~♪」

・・・

ピンポーン

P「はーい」

響「突撃! ハニーの晩ごはん!」

P「おっ、珍しく正攻法だな」

響「見てみてプロデューサー! 自分、ゴーヤカレーを作ってきたんだ!」ナベッ

P「おお! 本当か!? 丁度食べたい所だったんだ!」

響「自分、完璧だからね! プロデューサーの事ならなんでもわかっちゃうんだ!」

P「ははは、さすが響だなあ」ナデナデ

響「んっ……、えへへ///」

なでなでで照れてる響可愛すぎ

・・・

P「うーん、これはうまい」ガツガツ

響「プロデューサー、がっつきすぎだぞ!」

P「いやあ、ほんと。思った以上に美味しくて」

響「料理も完璧だもん! ……えへへ」

響「そんなにはまったなら、たまに作りに来てあげよっか?」

P「ほんとか? 冗談抜きでお願いしようかな」

響「うん! 任せてよにぃに!」

P「?」

響「あっ」

響「い、今の忘れて……///」

P「にぃにかあ……」

響「わ、忘れてってば!」

響「意地悪するやつにはカレー作ってあげないぞ!」

P「生意気言う奴には食後のゴージャスプリンはやれないな」

響「あっ! するい!」

P「ほーれほれ、欲しかったら奪ってみろ」

響「うがー! 持ち上げないでよー!」ピョンピョン

P「あはははは!」

このスレ一番の可愛さ

俺がにぃにだ

・・・

765プロ 事務所

美希「じゃあ響はハニーにカレーを作ってあげたんだ」

響「うん! 毎週金曜はカレーの日だって!」

あずさ「最近の響ちゃん、なんだか元気いっぱいね」

響「それはにぃn、プロデューサーがちょっかいを出してくるから!」

真「へ、へぇ~」

アイドル達(羨ましい……)

× 響「あっ! するい!」
○ 響「あっ! ずるい!」


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>>+2

・・・

春香(ついに来ました私の出番!)

春香(今日という日のために色々計画してきたんだもん。他の子には負けられない!)

・・・
P宅

春香「というわけで」

春香「突撃! ハニーの晩ごはーん!」

ガチャ

春香「焦げ臭っ!?」

P「……よう、春香か」

>>153
にぃにが連結列車しながら
俺達がにぃにだと言いながら響追いかけて涙目で逃げる響を想像した

春香「一体なにをしてたんですか? くっさ!」

P「いやあ、最近みんな俺の家に食べにくるだろ?」

P「作ってもらってばっかりで悪いし、お返しにお菓子でもと思って……」

春香「それで盛大に失敗しちゃったんですね? うわくっさ!」

P「……そんなに?」

春香「そんなにです! とにかく掃除しましょう!掃除!」

P「あ、ああ」

>>155
俺ら「にぃににぃににぃに」ノッシノッシ

響「うぎゃぁーあんなのにぃにじゃないぞ!!」


あれ?響って兄居たよね?

・・・

数時間後

春香「な、なんとか片付きましたね……」

P「すまん春香……」

春香「いいんですよ! 普段お世話になってるお返しです!」

P「晩ごはん、いまから作ったら遅くなっちゃうな……」

春香「い、いいんですってば! 元々急に押しかけてきたんですし」

P「ごめんな、春香」

春香「気にしないでください、また来ればいいんです」

P「ははは、それもそうかな」

P「ん? ビニール袋? 玄関にあんなのあったかな……」

春香「あ、あれはなんでもn」

P「うわっ、すごい量の食材が……」

P「もしかして春香、今日のために……」

春香「な、なんで気が付くんですかあ」

春香「どうせ今から作っても遅くなるし、もう持って帰りますよ」

P「で、でもなあ」

春香「い、いいんですよ。たまたまこういう日だったんです」

春香「……」グスッ

P「!」

春香「それじゃあ、私帰りますね……」

P「ま、待って春香!」ガシ

春香「!」

P「料理、していってくれないか? 今日はまた失敗しそうで」

春香「でも、いまからじゃ遅くなっちゃいます……」

P「じゃあ、泊まっていけばいい」

春香「えっ」

春香(計画通り…)

これが閣下か…
恐ろしい子…

P「行っておくけど、変な事は無しな。まあ春香なら大丈夫だろうけど」

春香「お泊まりかあ……」

春香「プロデューサーさん! 私頑張っちゃいますね!」

P「お? おう、応援してる」

春香「わっほい!」

P(なんだ? 急に元気になった……)

・・・

765プロ 事務所

千早「……」

春香「のヮの」

律子「……」

春香「のヮの」

雪歩「……へぇ~」

アイドル達(羨ましい)

この流れ・・・ 
他のアイドルの行動が徐々にエスカレートしていく流れ・・・

>>179
なんかポイント制のやつで既視感

次のアイドル
>>+2

・・・

765プロ 事務所

律子「プロデューサー殿ぉ? なんだか最近楽しそうですねぇ?」

P「な、な~んのことかなあぁ? ボクさっぱりわからないよぉ~」

律子「とぼけなさんなっ! いい加減マスコミにばれますよ!」

P「そうは言うけど、あいつらが勝手に押しかけてくるのはどうしようもないだろう!」

律子「へえ、勝手に押しかけてくる」

P「律子?」

律子「つまり誰も来ないように見張っていればいい、という訳ですね!」

・・・
P宅

律子「……」フンス

P「あのー、律子さん? 玄関で仁王立ちしてないで、お茶でも……」

律子「結構です! 私はアイドル達を見張りに来たのであって……」

美希「ハニー! 一緒にごはn」

律子「ああ?」ギヌロ

美希「げえっ、律子!!」

美希「おじゃましましたー!」

律子「このようにアイドル達を見張りに来たのであって、遊びに来たわけではないんです!」

律子「ですから、おもてなしは結構です」

P「う、うーん……」

・・・
数時間後

律子「美希が3回、雪歩と千早が1回、あずささんが2回……」

律子(危険だわ……!)

律子「これもプロデューサーが甘いから……!」

天使律子『説教!説教!説教!』
悪魔律子『説教!説教!説教!』

律子「よろしい、ならば説教よ」

ゴルゴ13「要件を聞こう」

伊織「ターゲットは毎晩P宅の玄関で仁王立ちしてるこの眼鏡よ」

ゴルゴ13「…」

律子「こら! プロデュー、サー……」

P「……zzz」

律子「寝てる」

律子(これは、ご飯の用意? 必要ないって言ったのに……)

律子(もう冷め切ってる……)

律子「……プロデューサー? プロデューサー、起きてください」

P「んあ、律子?」

律子「……ごはん、食べましょうか」

P「……! ああ!」パァァ

律子「悔しいけど、美味しいですね」

P「律子がどうしてもっていうなら、教えてもいいんだぞ」

律子「結構です。自分で覚えますから」

P「つれないの」

P「……ちょっと熊狩ってくる」

律子「普通にトイレで良いですよ」

・・・

律子「長いわね。まさか本当に熊狩ってるんじゃないわよね……?」

律子「……なんだか喉乾いちゃった」

律子「冷蔵庫の缶ジュース、貰っても大丈夫よね?」

プシッ

P「ああスッキリ……」

律子「……」

P「律子?」

律子「あ、ぷろりゅうさあ!」

律子「どこいってたんですかもお~」ベタベタ

律子「ほらほら~、ごはんちゃんと食べないと」グイグイ

P「律子? ああコイツ酔ってる!」

律子「んえ?」ヘベレケー

律子「あ、そうだ説教しないと!」

律子「くぉらぷろるうさ! そこに正座!」

P「は、はい!」

P(酔っぱらいこえー!)

律子「いいですか! ぷろりゅうたあとして、アイドル家にあげるなんて信じられません!」

P「いや、だからあれはアイドル達が勝手に」

律子「うるさい!」ベシーン

P「ああ!」ビターン

律子「大体あなたはいつもいつも誰にもかれにも優しくしてぇ」ノッシノッシ

P「の、乗るな! 乗らないで律子!」

律子「聞いてます?」ズイッ

P「も、もちろん」

律子「ほんとに?」ズズイッ

P「誓って」

律子「……」

P「……」

律子「……」ニヘラ

P「えっ?」

P「あの、ちょ、既成事実とかマジかんべn」

律子「んふふ、独り占め……」ギュゥ

P「ふわあ……」

律子「……zzz」

・・・

765プロ 事務所

やよい「起きたら記憶が飛んでいた? 大変ですー! 律子さんが病気に……!」

律子「あ、あんまり大きい声で言わないで……///」

真美「えっと……///」

律子「で、でも! 服に乱れはなかったから! きっとなんともないわ!」

律子「……きっと」

あずさ「へ、へぇ~」

アイドル達(羨ましい……)



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>>+2

これは伊織

・・・

伊織「突撃! ハニーの晩ごはん!」

伊織「うーん」

伊織「突撃! アンタの晩ごはん!」

伊織「嫌な気分にさせちゃうわね」

伊織「うう、どうすれば自然なの……?」

・・・
P宅

『…! ……!』

『…・! ……!!』

P「?」

P「なんだ? 外がやかましいな」

P「どなたですか?」

ガチャ

伊織「突撃!あなたの晩ごはん!」ニコッ

P「」ズキューン

伊織「あ、ああ!? い、今の無し! 今の練習!」

伊織「違うのよ! 本当はもっと!」

P「もっと?」

伊織「う、ううう……。いいからやり直し!」

P「お、おう」

ドア「バタン」

ドア「ガチャ」

P「どなた?」

伊織「と、突撃!ハニーの晩ごはんっ!」ガー

伊織「スーパーアイドルの伊織ちゃんがいっしょに食べてあげるんだから、泣いて喜びなさい!」

P「うん」ニコニコ

伊織「あー! もう! さっきのは無しって言ったじゃない!」

P(テロだ)

・・・

伊織「で? 今日のメニューはなんなのよ」ソワソワ

P「おう、今日の晩ごはんはな」

伊織「……」ワクワク

P「俺お手製の!」

伊織「……」ゴクリ

P「焼き魚定食だっ!」

伊織「おおっ!」

P「……」

伊織「……ケホン」

伊織「ま、まあ妥当ね。庶民らしくて良いんじゃない?」

P「へえ」ニヤニヤ

伊織「な、なによ!」

ゼノグラシア面白いだろうが!

P「オススメの食べ方があるんだ」

伊織「へえ、どんな?」

P「魚の身をほぐして、おろし大根と混ぜて、そこに醤油をたらし」

P「あつあつの白米にのせてパクリ!」

伊織「!」

伊織「さっそくやってみましょう!」イソイソ

P「……」

伊織「む、むう……」イソイソ

P「……」

伊織「できない……」グスッ

伊織「……」チラッ

P「……」

伊織「……」チラッ

P「……」

伊織「お、お願い、手伝って……?」

P「」ズキューン

P「おう! 任せろ! どんどん任せろ!」

P「はいできた」

伊織「これに大根おろしと醤油を……」

P「あとはごはんにのせて……」

P「はいあーん!」

伊織「あーん」

伊織「!」

伊織「ちょっと、なにさせてるのよ!」

P「えー、だって伊織、箸の使い方下手なんだもん」

伊織「たまたま魚がほぐせなかっただけよ! 箸くらい使えるわ!」

P「ふーん。はいあーん!」

伊織「あーん」

伊織「おいしい!」テーレッテレー

伊織「あ!」

伊織「だから何させてるのよ!」ムキー

P「まあ落ち着きなって」パクパク

伊織「あ、それ私の分でしょ! 食べちゃダメ!」

P「ごめんごめん。はいあーん!」

伊織「あーん」

・・・

765プロ 事務所

真「それで、プロデューサーに最後まで食べさせてもらったんだ?」

伊織「……///」

真美「でも、それって食べづらいんじゃないの→?」

伊織「そんなこと無いわ! 一口の量もちゃんと考えててくれて……」

亜美「へぇ→」

アイドル達(羨ましい……)

巻きで


>>+2

ごめん765以外は書けそうにないんだ……
あと申し訳ないけど時間がないから双海姉妹はセットで扱う

・・・

真美「突撃!」

亜美「ハニ→の晩ごはん!」

亜美真美「「イエ→イ!」」

P「近所迷惑になるから、あまり騒がないように」

「「はーい」」

P(子供が相手ならハンバーグで決まりだな)

亜美「ねえ兄ちゃん? 何作るの?」

P「出来てからのお楽しみ」

真美「じゃあ期待しても良いって事だよね」

P「そうだな。任せてくれ」

亜美「真美は何が食べたい?」

真美「ビーフガノンドロフ!」

亜美「シャレオツですな→」

真美「まさかハンバーグなんて子供騙しに釣られる歳でもないっしょ!」

P「う」

亜美「ですよねー!」

亜美「きっとハンバーグにしても、中にチーズが入ってたり→」

真美「ひと味違った創作ハンバーグだったり→」

「「楽しみだね! 兄ちゃん!」」

P「」グサグサ

P(こ、こいつら……)

P(くそ! こんな中学生の期待を裏切るのが大人のすることかよ!)

P「ちょっと買い出し行ってくる! 留守番頼んだぞ!」

「「は、はーい」」

亜美「やりすぎた?」

真美「……かもね」

・・・

P「はいどうだ! カリオストロ風ミートボールスパゲティ!」

P「子供が一度は夢見る食べ物だろ!」

亜美「おおー……」

真美「すごいよ兄ちゃん」

P「どや」

亜美「すごいけど」

P「?」

真美「ちょっと時代が古いかなあ……?」

P「え、ええ……」

亜美「でもなんだろうね、すごく嬉しいよ!」

真美「うんうん。兄ちゃんの精魂が詰まった料理……」

P(それは精魂……あってるか)

真美「おれぁ、泣きそうだぜ……」

亜美「とっつぁん……」

P「小芝居はいいから、はよ食えはよ」

「「いただきまーす」」

P「……」

P(なんだ、美味しそうに食ってくれるじゃないか)ホッコリ

・・・

765プロ 事務所

貴音「では、三人で仲良く食事を?」

亜美「うん! ごはんの後にお菓子も作ってくれたんだ!」

春香「お菓子かあ」

真美「ゲームもいっぱいやったしね! また遊びにいきたい!」

雪歩「へぇ~」

アイドル達(微笑ましい……)

・・・

真(うう、男の人の家って緊張するなあ)

真(でも、ボクはボクらしく……!)

真「突撃! ハニーの晩ごはんっ!」バーン!

P「うおっ」ビクッ

P「ドアを勢いよく開けすぎだ! 真!」

真「あはは、ごめんなさい」

真「あれ? 料理の途中だったんだすか?」

P「ああ、そろそろ真がくる頃だと思ってさ」

真「ホントですか? すごいですねプロデューサー!」

P(毎日ソワソワしながらオフの日確認してたら誰にでもわかるよ)

P「とりあえず座ってまってなよ。もうすぐ出来る」

真「ホントですか? じゃあオジャマします!」

・・・

真(プロデューサー、なにを作ってくれるのかな?)

真「まっかなぷーらずまいま♪ ガレキのつちにたつ~♪」

P「はいお待たせ、ふわふわオムライス」

真「わっ、すごい!」

真「って、この形……」

P「ああ。真が熱心に読んでた雑誌についてた店のを真似してみた」

P「写真ほど上手く行かなかったけど……」

真「……」フルフル

P「真?」

真「プロデューサー! ありがとう! 大好き!」

P「お、おう」

真「ねえねえ、なにか文字書いて下さいよ!」

P「も、文字? そうだなあ……」カキカキ

真「!」

P「どう?」

真「……えへへ。ありがとう、プロデューサー!」

真「そうだ! 記念に写真を撮りましょうよ!」

真「接写!」パシャ

真「ボクも一緒に!」パシャ

真「ほらほらプロデューサーも!」

真「接写!」パシャ
P「接写!」

・・・

765プロ 事務所

真「ほら見てくださいよ! これが一番良く撮れてて!」

小鳥「あー、うん。すごいわねえ……」

真「ちゃんと聞いてます? なんだかみんなも生返事なんですよ!」

真「これってひどくないですか?」

小鳥(十回も同じ話を聞かされたら流石に答えるわ……)

小鳥「ところで、オムライスにはなんて書いてもらったの?」

真「えっ!?」

真「それは……その……///」

小鳥(恨めしい……)

・・・

後日

高木「なにやら、最近面白いことをしているそうだね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

P「は、はい。ほんと、スイマセン」

高木「まったく君という奴は」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

P(やばい、これは『チャオ☆』られる。確実に)

高木「なんで私に言わないんだ! こんなに面白い企画に混ぜないなんて信じられん!」

P「は、はあ!?」

高木「罰としてだな、君にはこの企画を請け負ってもらうよ」スッ

P「は、はあ……」

高木「『突撃!アイドルの晩ごはん!』なんてのはどうだ?」





おわり

以上
さすがに時間がかかりすぎた
余裕があれば社長とか小鳥さんも書きたかった


支援保守してくれた人に感謝

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