妹「兄さんがわたしに興奮するかどうか、それが問題です」兄「」(212)

兄「おい、おい妹」

妹「はい。なんでしょうか兄さん」

兄「今日は学校がある日なんだが」

妹「ええ、でもまだ6時ですよ?」

兄「すまん。それ以前に言うべきことがあったようだ」

妹「察しはついていますけれど、一応どうぞ」

兄「なんで俺の手足、ベッドに縛り付けられてるの?」

妹「ぐっすり眠っていて気づかなかったせいかと」

兄「少し聞き方が悪かったか。なんでこんな真似をしたんだ?」

妹「ぐっすり眠っていたので、衝動的に」

兄「ねえ、怒っていいかな?」

妹「めっ、ですよ」

兄「・・・それ、俺の台詞」

妹「思うに、最近兄さんはわたしに冷たすぎます」

兄「そんなことは、ないだろ?」

妹「今の一瞬の間、少しは思い当たる節があったのでは?」

兄「い、いや、全然・・・」

妹「昔は登校するとき一緒に手を繋いでくれましたし、髪の毛だって洗ってくれました」

兄「それは・・・成長するにしたがって色々あるから、仕方ないだろ」

妹「つまり、女らしくなったわたしに欲情してしまうということですね?」

兄「それはまずないと思うが、世間体の問題があるからな」

妹「あくまで、わたしの体では興奮しないとおっしゃる」

兄「無理無理、5年早い」

妹「えい」ヒョイ

兄「――っ」

妹「あら、なぜ顔を逸らしてしまわれたのですか?」

兄「おまえがいきなりスカートたくし上げるからだろが!」

妹「ですけど兄さんは、わたくしごときの体では興奮しないのでしょう?」

兄「ぱ、パンツは別なんだよっ」

妹「なんなんですか、そのひどい言い草は」ムゥ

兄「う、うるせーな! こればっかりは理屈じゃないんだ」

妹「わかりました、ではパンツを脱げば万事解決というわけですね」

兄「ちょっと待った」

妹「今度はなんですか?」

兄「・・・頼むからやめてください」

妹「もう、あれもダメこれもダメではどうしようもないじゃないですか」

兄「まずは縄を解くことから始めよう。そうしたらすべて解決する気がする」

妹「それでは、兄さんがわたしとの賭けに勝ったらいいですよ」

兄「・・・賭けだって?」

妹「今から6時半までの間に、兄さんがわたしに我慢しきれなくなったら負けです」

兄「ちょっと待てって」

妹「・・・まだなにか疑問が?」

兄「俺はそういう行為をされたくないから頼んでるんだぞ?」

妹「あら、勝つ自信がないんですか? なら初めからそうおっしゃってください」

兄「む・・・」

妹「わかりました。僕は妹の足コキでいっちゃう変態さんです、って宣言したら解いてあげますよ」ニコ

兄「・・・な、なめやがって」

妹「ふふふ、少しはやる気が出てきましたか?」

兄「いいだろ、返り討ちにしてやるぜ」

兄「くっ・・・」ジリ

妹「ふんふん、ふふふーん♪」パチン

兄(・・・こ、こいつ。片足だけでトランクスのボタンを外しやがった)

妹「こんなの、まだまだ序の口ですよ」スリスリ

兄「・・・・・・」ググ

妹「なるほど。立たせるにはそれなりに時間がかかりそうですね」ツンツン

兄「ふんっ。いくら触られたってなんとも思わん」

妹「でしたら――んしょ」チラッ

兄「い゛っ!? な、なんのつもりだ!」

妹「別に? ただ膝を曲げて楽にしただけじゃないですか」グッ

兄「チェック柄のパンツが丸見えなんですけど!」

妹「ストッキング越しなら問題ないでしょう?」チラ

兄「・・・くっ」

妹「宣言通り手は出してないですし」チラ

兄「・・・・・・」ググ

妹「気になるのでしたら、目を瞑ってしまえばよろしいんじゃないですか?」

兄(くっ・・・言われた通りにするのは癪だが、仕方ない)ギュウ

妹(あら、本当に瞑ってしまわれたのですね)

妹(けれど、その選択はこちらの思惑通りですよ?)

兄「・・・・・・ぐっ」ジリジリ

妹「んっ、くぅっ、ふぅっ」スリスリ

兄(な、なんで、だ! さっきよりずっと刺激が強、くっ)

妹「んっ、ふふっ、兄さんのココ、喜んでるみたいですよ」ツンツン

兄「・・・ぎっ」

妹「ねぇ、見なくてもわかるでしょう? さっきよりずっと、硬くなってますよ」

兄「だ、誰がっ」

妹「幅の方も、んっ、わたしの指の間接じゃとても、あっ、おさまらなくなって」クリクリ

兄「・・・そ、そうか、他の男ともこんな真似やってるわけか」ギリ

妹「そっ、そんなわけないでしょう?」

兄「嘘つけよ、くっ、めちゃくちゃ、慣れてるじゃんか」

妹「当然です。バナナを兄さんのに見立てて、はっ、毎日練習、したんですっ」キュッ

兄「た、食べ物を粗末に――うぁ!」ビクン

妹「あっ、今のはいい声でしたね。この辺り、だったかしら」

兄「て、てめえ・・・ぐぅっ」

妹「ふふっ、兄さん? お気づきですか?」

兄「・・・何が、だ」

妹「言葉遣い、荒くなってますよ? ついに余裕が、はぁっ、なくなってきちゃいましたか?」

兄「はっ、おまえこそ、足の裏から熱が伝わってるぞ。相当疲れてるんじゃ、ないのか」

妹「ま、まだまだですよ」

妹「あと、バナナはちゃんと皮剥いた後、美味しくいただきました」スリスリ

兄「・・・そ、そういう問題じゃ・・・問題か」

妹「舌全体を使ってねっとりと、しゃぶるように、兄さんの固さと太さを想像しながら、むさぼるように」スリスリ

兄「うくっ・・・ひ、卑怯だぞっ!」ビク

妹「はぁ、はぁ。さすがに本物は、一筋縄ではいきませんね」

兄「おまえ・・・終わったら覚悟できてんだろうな」

妹「兄さんに襲われる覚悟なら、何年も前からずっと」ポ

兄「やかましっ!」

妹「っと、危ない危ない。時間を稼がせるわけにはいきませんね」ギュウ

兄「ぐぁっ!」

妹「優しくこねるように、間接を絡めるように」ニギニギ

兄「・・・・・・っ」ムク

妹「・・・今、わたしの足の裏、ぐっと押し返してきましたよ」ドキドキ

兄「い、いちいち解説するな!」

妹「くっ・・・さすがに足だけを動かしていると疲れますね」シュッシュ

兄「も、もう観念したらどうだ」ググ

妹「そんなこと言って、もう真上を向きかけてますよ?」クス

兄「・・・ぬぐ」

妹「足先も少しぬるぬるしてきました。確かこれって、我慢汁っていうんですよね?」

兄「し、知らん」プイ

妹「はぁ、いい加減指がつりそうです」プルプル

兄「・・・はは、あと10分だ、もう間に合わないんじゃないか」

妹「ご、ご心配なく、そろそろスパートをかけようと思っていたところです」グッ

兄(くそっ、完全に勃起しちまったっ! このままじゃ・・・)

妹「はっ、はっ、はぁっ!」ギュッギュッ

兄(が、がっちり挟みながら、絞るように上下させてやがる)

妹「に、兄さんっ? さっきから、言葉を殺すので精いっぱいみたいですね」

兄「ど、どうかな」

妹「ふぅ、ふぅ、んふぅっ」シュッシュ

兄(ぐ、序盤で嵌められたのが響いたな・・・目を瞑った方が、刺激をより意識しちまうじゃねえか)ジリ

妹「し、しぶといですね。こうなったら仕方ありません」ハァハァ

妹「鈴口を高速で摩擦しちゃいますよ、・・・ふっ!」シュシュシュ

兄(・・・・・がっっ!)グッ

妹「さぁ、どうですか? これでも、わたしに興奮していないと!?」

兄「・・・ぐっうっ」ググ

妹「・・・我が兄ながら天晴れな強情ぶりですね。ですが、これでとどめですっ!」

兄(こ、これ以上されたら、す、少しでも位置を変えて)

兄「くっ、くぉおおっ!」グイ

――ツルン

妹「・・・え」シュ

妹「――いひゃっ!」ピキィ

兄「・・・・・あれ」

妹「――つ~~~~ぅっ」ビクンビクン

兄(あ、今の拍子で左腕の縄が解けた)

妹「た、助けて、兄さん。あ、足、攣っちゃっ――はうぅっ!」ビクン

兄「・・・・・・」スルスル

妹「ねえ、わたしの言うこと聞いてるんですか!? 兄さん!?」

兄「聞いてますよ。てて、完全に痣になっちまってる。いくらなんでも強く縛りすぎだろ」

妹「わ、わかりました、謝りますから。だから、攣った足なんとか、してください」ズキズキ

兄「あんだけ開脚して足動かしてりゃ誰だって攣るだろうさ」

妹「うぅ、お願いです。本当に痛いんです」シクシク

兄「ああそうか、形勢逆転だな」

妹「・・・え」

兄「さっき襲われるのを望んでたとか言ってただろ」スッ

妹「ちょ、ちょっと兄さ――ひゃあんっ!?」ビクンッ

兄「・・・シミが大きくなってたから気づいてたけど、こんなに濡らしてたのか」ポタポタ

妹「た、タンマです兄さん! ふ、不測の事態が――ひぁっ、ひぅんっ!」ビクビク

兄「兄貴のあそこ足で触ってただけでこんなに濡らしちまうとか、どんな変態さんだよ、ん?」クリクリ

妹「うぁっ、んぅっ! あっあっ!」ビクビク

兄「おいおい、声がでかすぎるぞ。ご近所さんに聞かれちゃうぜ?」ジュプッジュプッ

妹「だ、誰のせいですかっ、あっああっ、ダメっ、やめぁあああっ!」ビクンッ

兄「おーおー、背中そんなに反らしちゃって、ここ、そんなに気持ちよかったか?」カリ

妹「~~~~~~~~っっっっ!!」プシュッ

兄「はは、軽くいっちまったか。あんま強く噛むとネクタイに歯型残っちまうぞ?」

妹「ぷぁっ、も、もう、しません。兄さん、お願い、お、お」ボロボロ

兄「・・・ああ、おしっこ?」

妹「//////」コクコク

兄「んー、そうだなぁ。――――ここでしちゃえば?」

妹「・・・じょ、冗談、ですよね。だって、ベッドが、ここ、兄さんの」ガクガク

兄「携帯に粗相の瞬間、納めといてやるよ。そうすりゃもう、こんな真似できないよな」ニカッ

妹「・・・こ、こんなのいやです、兄さん」ピクッピクッ

兄「俺もいやだった。無理矢理されるって本当に腹が立つ」

妹「痛いし、もう限界・・・なんです。このままじゃ、本当に汚しちゃう・・・兄さんのベッド」ヒック

兄「もう手遅れなくらい湿ってるぞ。おまえの愛液が染み出てきちまって」スウ

妹「や、やぁ、言わないでぇ///」カァ

兄「幸い今日は洗濯物日和だな、天気もよさそうだし、一日干しておけば乾くんじゃないか?」

妹「ひ、ひどい・・・あぁ、もぉ、本当に、あ゛あ゛っ///」ボロボロ

兄「・・・そんなにやばそう?」

妹「む、無理っ、もっ、きちゃう! 高校生なのに、おしっこ出ちゃうよぉ!」エグエグ

兄(・・・下の階にまで洩れるとさすがにまずいか)

兄「しゃあねえ、なんとかしてやる」

妹「・・・あぁ、兄さん大好き」パァァァ

兄「はい、いつでもどうぞ」←コップ

妹「」

以上っす
疲労が限界、寝まふ

――ピィィィ

兄「使い古しって言ってたし構わないよな」

妹「や、外気に晒されて、刺激が」ピクピク

兄「すごい熱気だ、指近づけただけではっきりわかる」ムァ

妹「~~~~っ///」プィ

兄「ほらほら、準備できたんだから我慢してないで出しちまえって」クリュクリュ

妹「やぁっらぁっ、出したく、ないですっ」モジモジ

兄「未だに敬語のままって、ある意味尊敬するよ」キュ

妹「ひんっ!」プシャッ

――ピュルッ

兄「お、ちょろっと出てきた」

妹「・・・お、お願いですから、こんなの恥ずかし、あっ、あっうああっ!」ビクビク

兄「おまえのお豆さん、弾力あるなぁ」グニグニ

妹「も、もう、うっ、いいで、しょ? あ゛っ、あひっ、いひゃあっ!」チョロロ

兄「また途中で止まったか。意外と頑張るなぁ」スリスリ

妹「うぁっ、やぁっ、やめひぇっ、もういや、ぁっあああっ!」ビクビク

――チョロロロロ

兄「ん、やばいな。この量、コップだけじゃとても収まりそうにない」

妹「な、なら、あっ、攣った足、何とかしてくださ、いい゛っ!」プシャップシャッ

兄「ションベンとは違うもんもたっぷり出てるみたいだけど? まさか、この状況で欲情しちゃってるのか?」

妹「う、嘘です、そんなの、ん゛ん゛っ!」

兄「だったら、確かめてみるか」ピンッ

妹「っっう゛あ゛!!?」プシャッ

兄「さてと――」ググ

妹「痛っ、あ、足、広げないで、ぇっ!」

兄「顔近づけると熱気がすごいや。おまえのここ、思いきり吸ったらどうなっちゃうかな」

妹「・・・・・・や、今そんなこと、されたら」フルフル

兄「うん、何事も経験だな」グイ

妹「だめっ、それだけは、わ、わたしの体、絶対、裏切っちゃ・・・」フルフル

兄「せーの」

妹「やめっ、れぇっ!?」

――ジュルルルルルルル

妹「いっああっ、あ゛っ、いひっ、いっひゃっ!」

妹「兄さんにクリひゃん、キスしゃれながら、いっひゃっ、う゛うううううッッッッ!!!!」ビクンッ

――ジョロロロロロ、プシャッ、プシュッ

兄「んぐ、んく、じゅる。ぷはっ、飛沫だけでびっしょりじゃねえか。どんだけため込んでんだよ」グイ

妹「・・・あっ・・・ひゃぁ・・・あっ」ビリビリ

兄「・・・聞こえてないか。嬉しそうに足の裏まで痙攣させちゃって、まぁ」

妹「以上が一部始終ですが、はぁ、ここまで責められてしまうとは予想外でした」ポ

兄「・・・・・・」ダラダラ

妹「困りました、おしっこまで飲まれてしまうなんて。わたしもう、どこにもお嫁にいけませんね」シクシク

兄「・・・ぜ、全部演技だったのか」

妹「まさか、半ばこういう展開も覚悟していただけです。練習中に何度か足攣ったことありましたし」

兄(・・・隙を見せるのも、織り込み済みだったのか)ゾク

妹「ほら、この角度だとよぅく見えますでしょ。兄さんの凛々しい顔も、勃ち姿も」

兄「・・・・・・」プイ

妹「ふふふ。こことかアップしてみるとわかるんですけれど、兄さんのもしっかり垂れてましたよ?」

兄「・・・くっ」ジリ

妹「もちろんこれはコピーですから、取り上げたところで無駄です」ニコ

兄「ど、どういうつもりだ。こんなもん隠し撮りしやがって」プルプル

妹「ただの保険ですよ。とはいえ、これをネットに流したら間違いなく兄さんは身の破滅ですね」

兄「お、おまえもだろうが!」

妹「わたしは被害者ですし、兄さんとの赤裸々な関係が世間様に知れ渡ったところで痛くもかゆくも」

兄「・・・なんでこんな変態さんに育っちまったんだ」

妹「わたしは正しくまっすぐに兄さんを慕っているだけです」マジ

兄「・・・はぁ、わかった。どうすればいい?」

妹「さすが、話が早いですね」パン

兄「・・・く、悔しい。全部妹の計画通りだったなんて」ビクンビクン

妹「時間はたっぷりとありますから。頑張ってリベンジしてくださいね、に・い・さ・んっ」パチ

以上です、二度寝しまふ

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