【仮面ライダー】恭介「黒のジョーカー?」中沢「ハードボイルドだぜ!」【まどマギ】 (46)


QB「ハーフボイルドでしょ?」

恭介「ハーフボイルドだろ?」

中沢「ええ……」


・仮面ライダーとまどマギのクロスです

・更新不定期

・魔女は登場予定無し

・他の仮面ライダーは一応出るかも

・仮面ライダージョーカーが基本出ます

・QB可愛い

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――路地裏

「……?」

路地裏で近道をしようと路地裏に入っていったが何か様子がおかしい
誰かに見られてるようなそんな感覚

「……」カッカッカ

気味が悪くなり、歩く足も早くなる。さっさとここから出てしまおう
そう思い歩いていたら

ガッ!!

「!?」

突如背後からの音がし振り向いたが何も居ない
……明らかにおかしい。怖くなり走りだすが

「待て」

「ヒッ!」





現れたのは異型の怪物であった
しかし、人間の形を残してありそれは更に女の恐怖を駆り立てた

女「な、何!?」

「あん時の事…覚えてるかよ?」

女「あん時って何よ!?」

「覚えてねえのかよ…クソ女が」

その怪物は苛ついた様にしあきれ果てた

「……もういいわ…[ピーーー]」

女「きゃあ!」

怪物がその腕を挙げ振り下ろそうとした時……













「ちょっと待ってえええええ!!!」











何者かが怪物に飛び蹴りを仕掛けるが……

スカッ

「あれ?」

怪物はその蹴りを悠々と躱し
拳を打ち付ける

ドガッ

「グエッ」

そのまま落ちる少年
……何をしに来たのか分からず倒れこんでいた

「え?え?」

女は状況が分からず困惑するばかり
無理も無い、怪物が現れたと思ったら少年がその怪物に飛び蹴りをかまし
そのまま失敗する。何ともシュールな光景であろうか

「……痛い」

「……お前が…ジョーカーだな?」

怪物が少年に向け呟く




「……そう…です」

少年はゆっくりと立ち上がる答えながら構える
対峙するつもりなのだろう

「クソ…!どいつもこいつも邪魔しやがってええええ!!」

怪物は激昂し少年に向かって行く

「……それじゃ…行くぜ!俺…変身!!」

――ジョーカー!――

少年はその腰にあるベルトにメモリを挿した瞬間
少年の体が黒きボディに包まれ独特のメロディが流れた






その姿の名は……

ジョーカー「仮面ライダージョーカー!」

「お前……!」


ジョーカーは怪物に何時もの台詞を言う


「さあ!お前の罪を数えな!!」



取り敢えず、ここまで
更新はホント不定期ですが宜しくお願いします
魔法少女は出る予定は無いです

とりあえず乙
基本Wのクロスでライダー側の登場人物は出ない感じの認識で良いか?

>>11
うん、そうかな
でも、オリキャラは出さないようにするし中沢も原作に近いようにする。自己投影するの好きじゃないし
原作見ると軽いヘタレなイメージでいいかな?

でも、敵はちょっと考える。もしかしたらライダー側の登場人物出るかも

上条も大概だけど、原作も何も中沢なんてモブ同然じゃない
原作通りなら空気だし、個性があるなら、それはもうオリキャラだよ
少女の方が色やら特性やらで、まだわかりやすかったのでは

>>15
あくまで魔法少女が出ないだけでまどマギ原作キャラは出ない訳じゃないよ
中沢も色付けすぎないようにするし

まさか>>1って談義スレでしつこく中沢の話を振ってきてうざがられてる中キチじゃないだろうな?

>>23
んな事しないって。中沢なんて話題特に無いし

取り敢えず、少し投下




怪物と呼ばれるそれの正体
それはドーパントと呼ばれるガイアメモリを用意た変身である
大抵の者はその力を自らの欲望の為に使い暴れていた

「畜生!どいつもこいつも馬鹿にしやがって!」

ドーパントはジョーカーに何も考えなしに突撃を仕掛けたが…

「オラ!!」

当たり前の様に避けられ逆に拳を無数に叩き込まれる

「痛え…テメエ!」

ガシッ

「うわっ!」

調子よく拳を叩き込んでいたがその拳を捕まれ
ドーパントから出たその炎を至近距離で喰らう

「ぐあっ!?」





「ああ…痛え……」

「まだだあ!」

ドーパントは次々と炎を手から吐き出しジョーカーを追い詰める

「ヒッ!」

ジョーカーは怯えながらもその炎を見切り少しづつ
ドーパントに距離を詰めようとする

(怖い……逃げてえ!)

そう思いながらも逃げる事は叶わない事を知っているジョーカーは
覚悟を決め勢いよくドーパントに向け走りだす

「辞めろお!!」

そして、そのまま先ほど食らわせる事が出来なかった飛び蹴りを浴びせると
ドーパントは吹っ飛びそのままのけぞった

「今!」

ジョーカーはそのスキを狙わず自らのメモリをベルトから外し
左側のスロットに差した





――ジョーカー!マキシマムドライブ!――

「はああああ!!」

ジョーカーが構えた拳にそのメモリの全力が流れ込む
その拳をドーパントに向け走りだす

「ライダーパンチ!!」

勢い良くそのエネルギーを込めた拳でドーパントにストレートを決め

「あああああああああああああ!!!」

爆発が起こりドーパントは倒れこむ
そして、メモリがバラバラに飛び散り、人間の姿に戻った男が倒れこんでいた

「……助かった」

ジョーカーはようやく、戦いの恐怖から開放され安堵していた





「あ、あの……」

先程のあの女が声をかけてきたが……

「…」ダッ

「あ……」

ジョーカーは無言で走り去りついにその正体は誰かは分からなかった

「……黒いジョーカー?」

女にはその言葉を自然に呟き、その場で立ち尽くしていた

――――――――――――――――――

――――――――――――――

――――――――――


仮面ライダージョーカーのときも腰のメモリスロットは右だったと思うんだけど?




――病室

「……さやかは見つかった?」

そのベッドには中々美形とも言える少年が寝転んでいた

「あ、いや……まだ……」

その少年にドギマギする男、この男が先程のジョーカーの正体である
中沢という人物であった

「……そうか」

少年は落胆するように布団に潜り込み、ため息を付く

「それよか、お前はどうなんだよ?」

「僕は……手はまだ動かせない…でも、それよかさやかが心配だ」

先ほどからさやかという少女らしき名を繰り返し呟くこの少年
名は上条恭介という

「えっと……」

「ああ、御免。でも……僕があんな事言った後からさやかに会えなくて……
僕のせいで……」

「あ…その……」

「…僕が動けたら自分で探すんだけどね」



>>32 そうだった、ミススマン

先ほどから上条が口にしているさやかという少女

何が在ったというと二ヶ月程前から姿を消していた
残っている証拠と言えばその少女が最後に居たと思われる激しい戦いの後のみであった

「あ、俺…頑張って探すから……」

中沢は自信が無さそうに上条に言う

「うん…ありがとう」

「こんな体じゃなかったら……」

「しょ、しょうがないって」

上条は以前事故に合い、片腕も動かせない程の後遺症を患い
満足に動けなくなっていた。その為中沢に頼るしかなかった

「……何でこれ……拾っちゃったんだろ」

中沢は少し前の自らの行動に後悔しながら
さやかを見つける為にそして、何より自分が死んでしまわぬよう
戦う事を覚悟していた



ここまで

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