めぐみ「クリスマスケーキ」 (25)

21時30分 めぐみのバイト先


めぐみ「ありがとうございました!」

同僚A「もうお客さんはいなくなったよね」

同僚B「誰もいません」

同僚C「ここでシャッターを閉めましょう」

店長「皆さん、お疲れ様」


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着替え室


めぐみ「ふぅっ、今日は沢山お客さんが来たね」

同僚C「今日はクリスマスだったからね」

同僚D「クリスマス限定ケーキも無事に完売出来たね」

めぐみ「でも、予想を越える売れ行きに本来残すはずだった私たちの分まで売り物になっちゃったね」

同僚C「先週、アド○に取り上げられたからいつも以上に人が来たね」

同僚D「る○ぶや七森WALKER、自○人にも取り上げられたのも大きかったね」

めぐみ「店もいつも以上にケーキを用意したけど」

同僚C「2日間とも夜7時までには売り切れになったね」

同僚D「メディアの効果って凄いね」

めぐみ「そろそろ22時か」

同僚B「どうしたの?時計を気にして」

めぐみ「ちょっとこれから約束があって」

同僚D「もしかしてデート?」

同僚C「園川さん羨ましい」

同僚E「あたしたちなんかこんな日なのに相手がいなくて寂しい夜を過ごすのに」

めぐみ「ち、違います。ちょっと電話を掛けるだけです」

同僚C「それって交際相手?」

店長「22時に電話だからシンデレラエクスプレスならぬシンデレラテレフォンだね」

同僚E「♪雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう~」

同僚D「♪サイレントナイト~ ホーリーナイト~」

同僚A「♪きっと君は来ない~」

同僚B「♪ひとりきりのクリスマスイブ」

同僚C「♪サイレントナイト~ ホーリーナイト~」

めぐみ「違います!掛ける相手は友達です!学校のクラスメイトです!」

店長「な~んだ」

同僚D「ちょっとガッカリ」

めぐみ「あと、店長、シンデレラエクスプレスは22時じゃなくて21時です」

店長「あははは、間違えちゃった」

めぐみ「(良かった。バレなかった)」

副店長「(その曲が使われたのはクリスマス・エクスプレスだぞ)」

22時過ぎ


めぐみ「ちょっと時間過ぎたけど電話を掛けよう」

めぐみ「もしもし」

撫子『めぐみ、遅いよ』

めぐみ「ゴメン、着替えるのに時間が掛かって」

撫子『言い訳は後でいい。それより今夜はうちに来て』

めぐみ「えっ」

撫子『いいからうちに来て』


プツッ


めぐみ「あっ」

大室家前


めぐみ「一応、家に帰って準備をしてから来たけど」

めぐみ「こんな遅い時間になって撫子、怒っていないかな…」


ピンポーン


めぐみ「すみません」


ゴゴゴゴゴ…


めぐみ「何か扉の向こうで凄い気を感じる」

撫子「めぐみ…」ゴゴゴゴゴ

めぐみ「ご、ご、ごめんなさい!こんなに遅くなって」

撫子「寒いから早く入れ」

めぐみ「えっ」

めぐみ「(凄い気を放っていたけど、一体何だったの?)」

撫子「バイト、お疲れさん」

めぐみ「撫子、何で急に家に呼んだの?」

撫子「それはこれを見せるためだよ」


六○のおいしい水


めぐみ「また水っ」

撫子「自由に飲んでいいよ」

めぐみ「それは普通に売っている物でしょ」

撫子「じゃあ、いろ○すとFROM A○UAを」

めぐみ「それも水!」

撫子「冗談だよ」

めぐみ「もう!水キャラのイメージが付きまとっているからって水を使って遊ばないでよ」

撫子「水ポケ○ンも大好きだしね」

めぐみ「言っているそばからまた水!」

撫子「めぐみに本当に見せたかったのはこれ」


ケーキ


めぐみ「こ、これは!」

撫子「めぐみのバイト先の限定ケーキだよ」

めぐみ「でも撫子、来てなかったはず」

撫子「妹たちに頼んで買いに行かせた」

めぐみ「妹ってどっちの?」

撫子「賢い方。友達と一緒に買いに行ったよ」

撫子「めぐみがバイトが終わる頃には売り切れると思って早い時間に買いに行かせて取っておいたんだよ」

撫子「めぐみのバイト先のケーキは美味しいからめぐみと一緒に食べたかったんだ」

撫子「このクリスマスの夜に」

めぐみ「撫子…」

撫子「溶けちゃうから早く食べよう」

めぐみ「うんっ」

撫子「はい、めぐみ、あ~ん」

めぐみ「あ~」

サッ

めぐみ「んっ」

めぐみ「あれっ」

撫子「ケーキはここだよ」

めぐみ「もうっ」

撫子「じゃあ、もう一回行くよ。あ~ん」

めぐみ「あ~」


サッ


めぐみ「んっ」

めぐみ「またっ」

めぐみ「もうっ、撫子、意地悪しないでよ」

撫子「じゃあ、今度はちゃんとやるよ」

めぐみ「本当にちゃんとやるよね」

撫子「は~い、あ~ん」

めぐみ「あ~」


パクッ


めぐみ「!」

めぐみ「美味しい!」

撫子「今度はめぐみの番だぞ」

めぐみ「はい、撫子、あ~ん」

撫子「あ~」


サッ


撫子「んっ」

撫子「あれっ」

めぐみ「さっきのお返し」

撫子「…」ゴゴゴゴゴ

めぐみ「ごめんなさい!今度はちゃんとやります!」

めぐみ「は~い、あ~ん」

撫子「あ~」


パクッ


撫子「!」

めぐみ「どう?」

撫子「美味しい!さすがテレビや雑誌で取り上げられただけあるな」

めぐみ「あたしもほんとビックリしたわよ!あんなに人が来るなんて」

撫子「今日は本当にお疲れ様、めぐみ」アーン

めぐみ「あたしのために取っておいてありがとう、撫子」アーン


パクッ


パクッ

「撫子、唇にケーキが付いているよ」


ペロッ


「そういうめぐみだって付いているよ」


ペロッ




花子「…」

花子「今夜はお姉ちゃんたち、熱々の夜になりそうだし」

花子「ケーキ買いに行って良かったし」


本編おしまい

おまけ


花子「みさきち、ありがとうだし」

みさき「ふふん、みさきだってちゃんと買い物が出来るわよ」

花子「花子は一人で電車とバスに乗れるし」

みさき「み、みさきも自転車に一人で乗れるわよ」

花子「花子は補助輪無しで乗れるし」

みさき「…」

みさき「み、みさきだって」

みさき「…」

花子「みさきち、意地を張らなくていいし」

みさき「い、意地なんて張ってないわよ」

みさき「意地なんて」ウルッ


スッ


花子「みさきち、泣かないでし」

みさき「ケーキ、食べてもいいの?」

花子「花子たちの分まであったし」

花子「櫻子の分をみさきにあげるし」

みさき「あ、ありがとう…」

花子「はい、みさきち、あ~ん」


パクッ


みさき「!」

みさき「美味しい!」

みさき「みさきもお返しするわ。はい、あ~ん」

花子「あ~ん」


パクッ


花子「!」

花子「凄い美味しいし」

花子「まだケーキが残っているからみさきちにお返しするし」

みさき「みさきもまだ残っているから花子にお返しするわ」

パクッ


パクッ



撫子「…」スー

撫子「私も今夜めぐみと一緒にやろうかな」


おしまい

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