春香「あーあー今年もクリスマスなのに」 (67)

春香「みんなでクリスマスパーティなのです」

貴音「春香がやろうやろう、うるさいからですよ」

美希「やらないとへこんで病んじゃうから、仕方がないの」

千早「せっかくの一人クリスマス盛り上がりたかった」

春香「あれぇーみんな楽しくないの?」

貴音「ただケーキ食べに来てるだけですよ」

美希「このパーティがなければハニーとデートなの」

千早「なければ部屋で一人で寂しい自分に酔えたのに」


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春香「とかいっちゃって、みんな楽しんでるんでしょ?」

貴音「春香、勘違いしてはいけません」

美希「来年はさすがにやらないと思うの」

千早「クリスマスはダメでも、元旦こそは一人お正月よ」

春香「みんな…あの団結だけしかとりえのない765プロ魂はどこへいったの」

美希「そんなの幻想だと思うな」

貴音「このクリスパスパーティーのために、どれだけPが苦労してるか、考えなさい」

春香「年に一度なんだから、楽しもうよ」

貴音「春香、楽しんでほしいなら、もっとケーキをそろえとくべきでしたね」

美希「ハニーがまだ帰ってこないから、つまらないの」

千早「PC液晶の前であの子とクリスマスケーキを食べたかったわ」

春香「みんなわがままいわないの、ほらやよいなんて楽しんでるよ」

美希「やよいを添うのはかわいそうだと思うな」

貴音「家で兄弟とケーキ食べたがってましたよ」

千早「今日のために厳選美少女を選んでたのよ」

春香「わたしは楽しいよ?みんなもほら、楽しもうよ」

貴音「春香、現実を見てみなさい、みんなつまらなそうですよ」

美希「春香のわがままには困ったもんなの」

春香「千早ちゃんは楽しいよね?」

千早「ええ、とても楽しいわ、こうやって二次元のことを考えてるだけで」

春香「ほら、千早ちゃんは楽しいって」

美希「つまらなくて、一周して逆に別の楽しみを見つけちゃったみたいなの」

春香「せっかく伊織に頼んで、有名店のケーキを50種類そろえたんだし楽しもうよ」

伊織「今年限りにしてほしいわね」

やよい「長介が怒ってるみたいなん、帰ってもいいですか?」

伊織「やよいが変えるなら、わたしも帰らせてもらうわね」

春香「帰るなんてとんでもない」

美希「春香が張り切ってるときってろくなことがないの」

やよい「電車があるうちに解散がいいかなって」

春香「残念でしたー朝までレッツパーティーだよ」

小鳥「そうよ!みんなで楽しみましょう!」

響「ピヨはデートする相手がいないからな」

小鳥「そうよ!今年こそはと考えてPさんにアプローチしてたのに!」

春香「わたしもなんですよ、小鳥さん奇遇ですね」

小鳥「あら、春香ちゃんもPさんにアプローチしてたの」

春香「はい、PさんがOKしてくれたら、二人っきりでクリスマスパーティーだったのに」

小鳥「そこまで一緒なのね、なんか寂しくなっちゃうわね」

春香「はい、だからみんなで楽しみましょうよ」

小鳥「そうね、その前向きな姿勢が春香ちゃんらしいわ」

春香「えへへ、ワインですよ小鳥さんワイン」

小鳥「いいわね、春香ちゃんも飲みなさい」

真美「ねーはるるん、帰りたいんだけど」

亜美「もー眠いよ」

春香「これからが大人の時間だよ」

真美「はるるん、亜美は朝の6時から番宣で一日中番組めぐりしてたんだよ」

亜美「はるるん、真美は一日中ゲームしてたんだよ」

春香「お疲れだね、一緒に騒いで疲れを吹き飛ばしちゃおう!」

真美「相変わらずはるるんは自分が楽しむことが最優先だね」

亜美「しょうがないよ、刹那主義だからね」

真美「さすが亜美さんは大人ですな、よじじゅくご使うなんて」

亜美「Pにそういう生き方だけはしちゃいけないって怒られたんだよ」

真美「そっか、つらかったね」

亜美「兄ちゃんに怒られるより、強制参加のクリスマスパーティーのがつらいよ」

真美「だねー、ねえ、はるるん帰りたいよ!」

亜美「帰りたいよ!」

春香「うへへ、小鳥さん~このワインおいしいですよ」

真美「聞いてないよ」

亜美「さすが天海刹那だよ」

あずさ「あらあら、春香ちゃん楽しそうね」

春香「はい、とても楽しいです」

あずさ「若いわね、クリスマスパーティーが許されるのは小学生までなのよ」

春香「それじゃ、あずささんは楽しめないんですね、残念です」

あずさ「あらあら、どういう意味かしら」

春香「あずささん、はい!ワインですよ、あそこで小鳥さんが飲んでますよ」

あずさ「小鳥さ~ん~一緒に飲みましょうよ」

小鳥「おう、さっさと横に来てワイン注げや、うぷ」

律子「…春香、あんた未成年でしょ」

春香「うぷ」

律子「ほら、飲まない」

春香「うぷ」

律子「…そんなにおいしいの、そのワイン?」

春香「おいしーいでーす、でも律子さんにはあげませーん」

律子「なぜ!?」

春香「メガネだからですーす」

律子「メガネのなにがいけないのよ」

春香「目が悪いアピールですか?」

律子「この子、悪い酔いするタイプだったのね」

春子「は~?酔ってませんけど、全然酔ってませんけど」

貴音「美希、そこのケーキを取ってください」

美希「ちょっと無理だと思うな」

貴音「取りなさい、これは命令です」

美希「今、ハニーとのLINEので忙しいの」

貴音「あまり年上を舐めると、この銀のフォークを頭に突き刺しますよ」

やよい「ううっう、四条さんが荒れてます」

伊織「ケーキで人を釣るのにも限界があるんでしょ」

やよい「伊織ちゃん、ケーキ食べていい?」

伊織「もちろんよ、弥生のために頑張ってそろえたのよ」

やよい「いっただきまーす!」

響「グビグビ、ワインうまいぞ」

小鳥「あら~響ちゃんまで飲んでるのね、一緒に飲みましょう」

響「いいぞ!一緒に飲むぞ」

あずさ「さ、さー一気にどうぞ」

響「いくぞ、ゴクゴクゴク、ぷはー」

律子「ちょっと響、大丈夫なの?」

響「なんくるくるくるくるあるさーうぷ」

律子「こりゃだめだ、次いってみよ」

千早「……なぜわたしはここにいるのかしら」

美希「どうやら千早さんが正気に戻ったみたいなの」

貴音「このまま正気を失っていたほうがよろしかったのでは」

美希「美希もそう思うな」

千早「あら、ケーキがたくさんあるわ、あの子たちに少しもらっていっていいのかしら」

美希「正気に戻ってなかったの」

貴音「美希、千早のことはいいのです、大切なのPのことです」

美希「ハニーは誰にも譲らないの」

貴音「残念ですが美希、わたくしとPは契りを交わしているのです」

美希「んー難しいことはよくわからないの、でもハニーは美希のなの」

春香「うへへ、ワインがおいしいな、おいしいな」

響「春香ー自分のワインを飲むといいぞ」

春香「そのワイン、辛口だから無理ーー」

響「その辛いのがうまいんだぞ、グビグビ」

春香「甘口が一番飲みやすいよ、グビグビ」

春香「えへへ、ボトル一気飲みしまーす」

響「春香、自分もやるぞ」

春香「一緒に一気飲みしよう」

響「よし、勝負だぞ」

春香「うん、レディーゴー!」

中断

なんて荒れたアイドル達なんだ…

真と雪歩はいないのか?

なんだろう
春香はバカにして良いとでも思ってるんだろうか

これは愛がない

全キャラの投げっぱなしジャーマン具合がなんかツボ

雪歩「Pに地面に穴掘っちゃだめっていわれたから、ケーキをほじくり返してます」

真「見て雪歩、ついに買っちゃった、ヒラヒラミニスカ、どうかな似合うかな?」

雪歩「そんなの真ちゃんらしくない」

真「ふん、雪歩のためじゃないもん、Pに褒めてもらうためだもん」

雪歩「ぶっぶっー!わたしと真ちゃん、P好みなのはどっちでしょう」

真「絶対に雪歩だよね、Pは雪歩や春香みたいな女の子してる女の子が好きだよね」

雪歩「わたしが横から似合わないといえば、Pの意思になるのです」

真「なんて卑怯な」

春香「えへへ、そうなんだPさんはわたしのことが…」

響「Pは自分のもんだぞーこないだってマクドナルドの新商品ごちそうしてくれたさ」

真「響…それは違う思うよ」

律子「ねー春香、ちょっといいかしら?」

春香「律子しゃん、どうしたんですか?ワイン切れたんですか?」

律子「違うわよ、本当に朝までこのクリスマスパーティーやるのかと思って」

春香「ハッスルハッスルですよ、やるに決まってるじゃないですか!」

律子「監督者としては、それは無理なの」

春香「律子さん、一つ忘れてますよ」

律子「なによ…」

春香「律子しゃんも未成年なのれーす!」

律子「そうだったわ、わたしまだ未成年…」

春香「そうそう、事故があっても怒られるのは小鳥しゃんです」

律子「あすささんも成人だけど…」

春香「あの人はあらあらいってれば許されるキャラなのです」

律子「あんた、酔うとえげつないキャラになるのね」

春香「Pさん早く帰ってこないかな、わたしの胸に」

貴音「春香、ケーキに飽きましたよ、何か他に食べ物はなにのですか?」

美希「美希的にもケーキはもういいかなって思うの」

やよい「そんなこといっちゃダメです!せっかく春香さんが伊織ちゃん使って集めたケーキなんですから」

伊織「やよいがわかっていてくれればいいのよ」

やよい「伊織ちゃん!」

伊織「やよい!」

やよい「伊織ちゃん、あのねあのね、ケーキばかりじゃダメかなって」

伊織「あんたまで…なにが食べたいのかしら」

やよい「前から七面鳥食べたいかなって」

伊織「…わかったわ、今から準備させるから、待っていなさい」

やよい「ううっう!さすが伊織ちゃん」

貴音「やよいがやよいがどんどん春香に影響受けてますよ」

美希「仕方ないの、春香系統の子は本能的におねだりしちゃうの」

千早「そうだわ、高槻さんフィギアを作れば、いつも一緒!Pさんに頼み込んでみましょう」

春香「貴音しゃん、貴音しゃんはワイン飲まないのれすか?」

貴音「春香、あなた少し飲み過ぎでは?明日も仕事のはずですよ」

春香「だってーPさんがいないんだもん!さびしいよー」

貴音「PにはPの仕事があり、それに伴う人間関係があるのです」

美希「今、ハニーにメールしたら局の人たちと忘年会してるみたいなの」

貴音「仕事、仕事じゃなかったのですね、貴方さま…」

春香「しょうがないよー忘年会でコネ作って、わたしたちのお仕事増やすためだもん」

貴音「それでも、それでも!わたくしがこの日にPとラーメン屋巡りをどれだけ夢想したことか」

美希「春香、貴音のそばからワイン持って向こうにいってほしいなの、貴音酔ってるの」

春香「むこういけなんてひどいよー美希!わたしたち好敵手と書いてライバルと読む関係でしょ」

美希「あのね美希ね、そろそろ寝るの」

春香「うふふ、今日は寝かせないよ」

雪歩「あの貴音さん、お茶いりますか?」

貴音「雪歩…見ての通りテーブルには大量のケーキと大量のワイン」

雪歩「はい…あのお茶は?」

貴音「お茶はよいのです、雪歩、あなたもここで一緒に食べていきなさい」

美希「ここは逆らわないほうがいいと思うな」

春香「雪歩~Pさんが美希とはメールしてるのに、あたしがメール送っても返ってこないんだよ」

雪歩「あのね春香ちゃん、さっきからずっと春香ちゃんのメール、わたしの携帯に届いてるの」

美希「ぷぷ、春香、酔いすぎなの」

貴音「響、響はいないのですか!」

小鳥「響ちゃんなら、窓の外見て泣いてるわよ」

あずさ「沖縄のお兄ちゃんのこと思い出しちゃったのね」

響「にいにい…東京の人はみんな冷たいんだぞ・・・うううう」

あずさ「あらあら、響ちゃん泣かないのせっかくの楽しいパーティなのよ」

響「うううう、あずさぁ~」

律子「ちょ、わたしはあずささんじゃないわよ、抱きつかないでよ」

小鳥「うふふふ、りつひび?ひびりつ、ほんこれね」

あずさ「ちょっとショックだわ~響ちゃんが抱き着いてくれなくて」

小鳥「ま、いいじゃないですか小鳥さん、もっと飲みましょう」

あずさ「そうですね、飲んで飲んで飲まれましょう」

千早「あの音無さん…ちょっとご相談が」

小鳥「あら、なぁに~?恋のこと?お姉さんが答えてあげるわよ」

千早「恋はしてますが、悩んではいません、ちょっと企画を考えまして」

小鳥「いけないわ、いけないわよ千早ちゃん!」

千早「やはりいけませんか、わたしの企画」

小鳥「違うわ!いけてないのはあなた自身よ!」

千早「どういうことでしょ!わたしこれでも最近おしゃれに目覚めて勉強してるんですよ」

小鳥「その空気読めてなさがいけないの、今は春香ちゃん主催クリスマスパーティなのよ」

千早「そうですが」

小鳥「なら、楽しまなくちゃ、せっかくお友達の春香ちゃんがパーティ開いてくれたんですもの」

千早「そうでした、あまりにも自分のことばかり考えていて、楽しんでいませんでした」

小鳥「ほら、春香ちゃんのところいって騒いで来なさい」

千早「春香、ごめんなさいね、わたしあまりパーティを楽しんでなかった」

春香「ねーねー千早ちゃん、やめようよ」

千早「そうね、わたしもっと楽しむわ」

春香「Pさん…どうして美希にばかりメール送ってるんですか」

千早「それは…」

春香「なぜ、今わたしの横にPさんじゃなく千早ちゃんがいるんですか?」

千早「春香…」

春香「あの日、握ったあなたの手はとても大きく暖かった」

千早「ごめんなさい、わたしがいるから春香につらい思いさせてしまって」

美希「千早さん、気にしないでなの、春香は今酔ってグた巻いてるだけなの」

貴音「如月千早、さっきからあなたは何をしているのですか、このワインを飲むまでどこにもいかせませんよ」

雪歩「千早ちゃん、貴音さんが怖いですぅ」

千早「わかりました、女は度胸、女は愛嬌、女は大酒のみといいますもんね」

貴音「わかってくれましたか千早、わたくしはうれしいですよ」

春香「あなたの手のぬくもりが忘れられないの、早く帰ってきてわたしをあたためて」

美希「ハニーからメールなの、どうやら別の局のスタッフと合流したみたいなの」

春香「飲まずにいられないよ」

律子「ちょっと響離れなさいよ、きゃー鼻水を服につけるなー」

あずさ「あらあら、大変ね」

律子「あずささん他人事だとおもって」

あずさ「小鳥さん、もっと飲みましょうよ」

小鳥「ワインだとアルコール度数が低いから、いまいち酔えないんですよね」

あずさ「ですよね~もっと強いお酒がほしいわ」

小鳥「ほしいわよね」

律子「これ以上は勘弁してください、わたし一人じゃこの子らの面倒見きれませんよ」

あずさ「あらあら、それは律子さんのP能力次第ですよ」

小鳥「そうそう、真正面からぶつかっていけば、おとなしくなってくれますよ」

律子「無責任な」

真美「ねーねーりっちゃん」

亜美「ねーねーりっちゃん」

律子「どうしたのあんたたち、目が閉じかかってるわよ」

真美「帰って寝たかったんだけど、終電終わっちゃった」

亜美「亜美もう眠くて玄界灘だよ」

律子「困ったわね、そうだ社長室のソファーで寝てなさい」

真美「うん…」

亜美「わかったよ、りっちゃん」

律子「そうだ、やよいはどうしたのかしら」

やよい「真さんの腹筋すごいです!パキパキしてます」

真「いやー恥ずかしいな」

やよい「実はわたしも真さんみたいになりたいかなって」

真「それは止めておいたほうがいいよ」

やよい「そうですか?」

真「やよいが腹筋割れても誰も喜ばないよ」

やよい「そうでしょうか?」

真「やよいには柔らかいままでいてほしいな」

やよい「柔らかいですか、そうですね!もっとふにゃふにゃになります」

真「ちょっと違うかな…それよりやよいは眠くないの?」

やよい「いつもお父さんの晩酌の相手してるから、こんな時間は宵のうちです」

真「知りたくなかった高槻家の真実」

やよい「相手といってもおつまみ作ってるだけですよ」

真「わかるよ、誰もお父さんの膝の上に乗って甘えてるなんて思ってないから」

やよい「それは、お隣のお姉さんがやることかなって」

真「…Pに相談しなくちゃ」

律子「いたいた、やよい、あんたも眠くなったら社長室で寝なさいね」

真「この際、律子でいいや」

律子「なに、どうかしたの?」

春香「・・・Pさんに会いたい」

美希「ハニーからメールきたの、今はセクキャバ?にいるんだって」

貴音「雪歩、いいですかお酒というものは女のたしなみなのですよ」

雪歩「は、はい!たしなみたしなみ、ごきゅごきゅ」

貴音「千早、いいですか、ワインというものはただ飲めばいいというわけではありません」

千早「きゃはあははあははh!貴音さんの顔真っ赤よー春香みてごらんなさい」

美希「ここに四人も酔っ払いがいるの、面倒を見てる美希ってえらいと思うの」

春香「ああ、あなたは今どこにいるのですか?わたしはここにいますよ」

美希「あ、ハニーからのメールだ、今から事務所へ帰るだって」

春香「!!!!!!!!!!!!!!!!」

貴音「!!!!!!!!!!!!!!!!」

雪歩「!!!!!!!!!!!!!!!!」

やよい「!!!!!!!!!!!!!!!!!」

美希「いきなりみんなが覚醒したの」

中断

セクキャバから即帰…!?

今井さんがいますね

美希が一番まともって珍しい

あと、やよいの「ううっう」で吹くのでやめてください

律子「ちょっとあずささん、それ以上飲んだらだめですよ」

あずさ「あら~律子さん、お久ぶりね~」

律子「ずっと隣にいたじゃないですか」

小鳥「律子さん…わたしのどこがダメなんですようかね」

律子「酒癖直してください」

小鳥「わたしの楽しみを奪わないでください、ひっく」

律子「はぁ~せっかくのクリスマスなのになんで酔っ払いの面倒みてるのかしらね」

響「うううう、なんくるあるさ、問題だらけだぞ、自分最弱だぞ、うわーん」

律子「P殿、早く帰ってきて」

伊織「やよい、あなたのために七面鳥持ってきたわよ」

七面鳥「ぐわ!」

伊織「どう、立派な七面鳥でしょ、都内のペットショップに連絡しまくってやっと見つけたのよ」

やよい「伊織ちゃん…さすがに生きたまま持ってくるのはどうかなって」

伊織「そうよね、響なら捌けないかしらね」

律子「伊織、あんんたねーなんで七面鳥なんて持ってきてんのよ」

伊織「ふふん!これから食べるのよ、響はどこかしらね」

律子「残念だけど、響ならあずささんのところで泣いてるわ」

伊織「泣いてるって、いったいなにがあったのよ!」

律子「ワイン飲んで泣いちゃったのよ、泣き上戸だとはね」

伊織「それじゃ、誰がこの七面鳥捌くのよ!」

律子「もう持って帰りなさい」

伊織「やよい!やよいにあげるわ!家で育てるなり、捌いて食べるなりしていいわよ」

やよい「伊織ちゃん、今それでころじゃないんだよ」

美希「デコちゃん、うるさいの」

伊織「な、なによ!」

貴音「今は静にPの帰りを待っているのです」

雪歩「そうだよ伊織ちゃん、今はね静に厳かにわたしの旦那さまを待ってるの」

貴音「雪歩、ちょっと話があります」

雪歩「お話なんてありませんよ」

美希「美希も雪歩にちょっと聞きたいかな」

雪歩「何を聞きたいんですか?」

貴音「なぜPのことを旦那さまといったのかです」

雪歩「…それはPに直接聞いてください」

美希「ハニーは美希のなの」

雪歩「美希ちゃん、中学生と社会人の組み合わせどうかな」

春香「雪歩ちゃん、ワイン抹茶割りまじゅーい」

貴音「春香、いい加減にしなさい、今は雪歩の話が重要なのです」

春香「ハハ、Pさんは今はやりの鈍感さんだから、平気兵器」

貴音「今のは平気に兵器を掛けたのですか?ぷぷぷぷ」

美希「笑ってるの、貴音が笑ってるの、ぷぷぷぷ」

千早「・・・?ぷぷぷぷ、ぷぷぷぷですって、ぷぷぷぷ」

春香「千早ちゃん、それは笑うところじゃないよ」

千早「ぷぷぷぷ、そうね、ごめ…ぷぷぷぷ」

春香「千早ちゃん、このワイン抹茶割り飲んで落ち着いて」

千早「ありがとう、春香、ごっくん」

雪歩「なんだ千早ちゃんお茶がほしいなら、ほしいっていってほしいかも」

真「雪歩、しっかりー雪歩」

雪歩「真ちゃんだ、ずっとどこにいたの?」

真「ずっとやよいの横にいたよ、しっかりしてよ雪歩」

雪歩「むす!わたしに注意するなら、まずはこの赤茶を飲んでくさい」

真「それワインだよね…」

雪歩「そうともいいます、とにかく一献」

真「お酒は雪歩のお願いでもあ飲めないよ」

春香「真、そういうところが女の子らしくないんだよ」

真「ど、どういうこと?

春香「男の人の女の子像ってのは押しに弱いってことで一致してるの」

真「そうなの?」

雪歩「はい、わたしの知ってる男の人はみなそういってたよ」

真「押しに弱い…」

春香「そういうわけなので、どうぞ」

真「だ、だめだって、の、飲めないよ、ゴクゴク、ぷはー」

雪歩「いい飲みっぷりでした」

春香「さすが男前」

真「なんだか熱くなってきたーきたー」

春香「まこちゃんの腹筋が見てみたい!」

真「おっしゃー腹筋見せちゃいまーす!」

雪歩「真ちゃんマジ漢ですぅ!」

貴音「真、あなたはなにをやっているのですか」

真「何ってみんなに腹筋をですね…」

貴音「だから、あなたは男とも女にもどっち付かずなのです」

真「僕、女の子だからー」

貴音「女なら一糸まとわぬ姿で殿方を待つものです」

春香「そうだよ、貴音さんのいうとおりだよ」

雪歩「下着つけてる真ちゃんなんんて見たくないよ」

真「わかったよ、脱ぐよ、脱いでPの帰りを待つよ!」

貴音「それでこそ、真です」

美希「あ、ハニーからのメールなの、今からレコード会社のお偉いさんと泡風呂いってくるってあるの」

やよい「さすがPです、こんな夜中でもお仕事忘れてません」

美希「あは、美希のハニーだからね、当然なの」

やよい「美希さん、それは違いますよ、Pはやよいのお兄ちゃんかんって」

美希「…そっかーなら美希とやよいは姉妹なの」

やよい「杯タッチしましょう!」

美希「それはグラスなの、やよいグラスでワイン飲んじゃだめなの」

やよい「ダメなんですか?とってもおいしいのに」

美希「明日の朝、頭痛くなるの」

やよい「はわっ!明日の朝、TVの生放送があります」

春香「やよい、TVは明日もあさってもあるけど、クリスマスは来年までないんだよ」

やよい「そうでした、美希さん!一緒に姉妹の契りを交わしましょう」

美希「美希的にはそういうのは嫌いかな」

やよい「やよいのお姉さんになってくれないんですか?」

美希「やよいのお姉さんなら、春香だと思うな」

律子「ちょっと小鳥さん、スカート脱がないでくださいよ」

小鳥「だって、スカートの中が蒸れるんですもの」

あずさ「あらあら、小鳥さんむっちりしてますもんね」

小鳥「そうなのよ、むっちりしてるから、それでもPさんは振り向いてくれないの」

あずさ「Pは大人の魅力より、春香ちゃんたちみたいな若い子が好きなのかしらね」

小鳥「それも違うと思うわ、貴音ちゃんとは仲良くしてるもの」

あずさ「いったいどういう基準なのかしらね」

律子「もう、響、しっかりしなさい」

響「もう自分はダメだぞ、沖縄に帰るぞ、帰ってご当地アイドルになるんだぞ」

律子「はぁーほら泣かない」

貴音「美希、なぜ正座してるのですか?」

美希「なにか待つときは裸正座で待つといいって」

貴音「裸になってませんが」

美希「真りゃんみたいに、ここで裸になるほど度胸ないの」

貴音「だから、ただ正座して待っているというわけですね」

やよい「うっうーわたしも正座してPの帰りを待しますね」

貴音「ならばわたくしも、ここで正座してPの帰りを待つと致しましょう」

雪歩「いまさら、正座しても遅いですぅ、わたしなんかずっと正座ですぅ」

春香「そんな待ちじゃPさんは振り向いてくれないよ」

伊織「そうよね、わたしは外で待つことにするわ」

春香「あー!雪降ってるよ!ホワイトクリスマスだよ」

伊織「……」

春香「伊織ちゃん、風邪ひかないようにね」

真「なら僕はネクタイと靴下はいて正座、正装して待つとします」

春香「真ちゃんが変態紳士になってるよ」

千早「いくら正しい待ち方だとしても、裸で正座はさすがにアイドルとしてどうかと思うわ」

春香「だよねー真ちゃん、せめてコレ」

真「…禿かつら」

千早「ぷっ、ダメよここはこらえるのよ千早」

春香「ごめん、こっちだった」

真「こ、これは幼稚園の制服」

千早「に、似合ってるわ真」

こ、赤茶…

律子「ね、美希、P殿はいつ帰ってくるのかわからない?」

美希「律子、さん、さっきのメールで泡風呂で一汗流すってあったの」

律子「泡風呂…あのスケベP」

美希「ねーねー律子さん、泡風呂ってなに?」

律子「あなたは知らなくていいのよ」

美希「教えてくれないなら、ハニーが帰ってきたら聞くの」

律子「そうね、それがいいわ、きっとあなたたちの関係になにかしら動きが出るわ」

美希「最近、ハニーとの関係がマンネリなの」

律子「あれだけイチャイチャしといてマンネリね」

春香「ハニーがイチャイチャしてマリーネ」

千早「ハニーがぷっ!」

美希「この二人は終わってるの、なにいわれても流せる気がするの」

真美「ねーねーはるるん、のど乾いたー」

春香「あ、真美が起きてきたんだ」

真美「なにか飲むものない?」

春香「これ飲みなよ、レッドワインだよ」

真美「レッド…なに?なんだかよくわからないけど、ちょうだい」

春香「はい、どうぞ、ぐいぐいっといって」

真美「うん、グイグイ、ぷはー」

春香「ねーねーどう?頭がくらくらして気持ちよくない?」

真美「うーまずーい」

春香「真美にはまだ大人の味は早かったね」

真美「大人の味?兄ちゃんもこれ飲んでおいしく感じるの?」

春香「Pさんなんて毎日飲んでるよ」

真美「…ねえ、はるるん、もう一杯ちょうだい」

春香「いいよ、いいよ、さーいきねえ」

真美「うん…ゴクゴク」

あずさ「ねえ、小鳥さん…」

小鳥「ぷはー、なにかしら?」

あずさ「わたしね、小鳥さんと二人でユニット組みたいの」

小鳥「マジっすか?さすがにわたしはいまさら無理よ」

あずさ「ゴクゴク、いいえ、きっといけるわ」

小鳥「Pさんと相談してみないと」

あずさ「わたしね、小娘と歌うよりあずささんと歌いたいの」

小鳥「いいわね、大人の色気で勝負するのね」

あずさ「あと、四条さんも加入させてもいいかもしれませんね」

小鳥「貴音ちゃんはPさんにお熱だから、彼がいないとダメよ」

あずさ「なら、Pにプロデュースしてもらいましょうかしら」

律子「…これ以上、P殿の仕事を増やさないでください」

あずさ「あらあら、律子さんいつこっちに戻ってきたんですか?」

律子「あっちには美希がいるから、わたしはこっちです」

亜美「ねーねーりっちゃん」

律子「亜美、あんた寝てないで平気なの?」

亜美「なんだかのど乾いたみたい」

律子「そう、ならこれ飲みなさい、ただのブドウジュースだから」

亜美「うん、ゴクゴク」

律子「それ飲んだら寝てなさい」

亜美「ね、りっちゃん、これなんか苦い」

律子「…あずささん、これの中身入れ替えました?」

あずさ「さっき小鳥さんが…ヒック」

小鳥「ふふふーん」

律子「小鳥さんですか、亜美がワイン飲んじゃったじゃないですか」

小鳥「小さな間違いを積み重ねて大きな間違いになっていくのよ」

律子「なに、あたりまえのこといってるんですか」

亜美「う~世界が回るよ、回レ、回レ、回レ」

春香「…このワインはわいんだ」

美希「美希的にはスルーするの」

やよい「はい、お姉ちゃんのいうとおりかなって」

伊織「やよいがスルーするならわたしもするわ」

貴音「真美、そうやってガブガブ飲むものではありませんよ」

真美「ぷはー、このワインはわいんだって、はるるん、くだらなすぎー」

千早「ぷっ、ダメ、もう限界よ、ぷははははははははははは」

美希「もうすぐ深夜三時なの」

伊織「ちょっと美希、Pにメールして早く戻ってくるようにいいなさいよ」

真「うん、早くしないと僕、恥ずかしくて憤死しそうだよ」

伊織「あんたは着てきた服に着替えなさいよ」

真「ダメだよ!Pに女の子の僕を見てもらうんだもん」

伊織「もんじゃないわよ」

美希「あ、ハニーからメールだ、今、タクシー捕まえてる最中なの」

伊織「こんな時期でこんな時間でタクシー捕まるのかしらね」

亜美「ひひひ、ひびきんが泣いてる、泣いてる」

律子「こら亜美、からかうんじゃないの」

亜美「自分、完璧だぞ」

律子「いい加減にしなさい」

響「律子ぉー亜美が亜美がーうううう」

律子「あんたもいい加減、酔い覚ましなさいよ」

響「なんだか母ちゃんのにおいがするぞ…」

亜美「ママ…ヒック、ママぁ」

律子「ちょっと亜美まで、いったいなんなのよ」

小鳥「さすが765プロの肝っ玉母さん」

あずさ「母ちゃん度高いですもんね」

小鳥「ねー早く彼氏見つけて、結婚しやがれー」

あずさ「律子さんが寿退社したら、わたしがプロデューサーになろうかしらね」

小鳥「それはちょっと洒落にならないとおもうわよ」

あずさ「あらあら、たしかにわたしには無理かもしれないわね」

小鳥「あずささんはずっとわたしと飲んでればいいんですよ」

あずさ「運命の人と結婚したいですーPさん結婚してほしいです」

小鳥「わたしもーわたしもー早くもらってくださーい」

美希「ハニーは美希のなのに、みんなひどいの」

やよい「ハニーPはわたしのかなって」

伊織「あのバカはわたしの家で面倒みるわ」

貴音「あなた様、いつ戻ってくるのですか?戦争はとっくに終わっているのですよ」

真「恥ずかしい、恥ずかしい…けど、気持ちよくなってきてるよ」

雪歩「春香ちゃん、その髪型似合わないよぉ」

春香「雪歩もその髪型、どうかなわたしとキャラも似てるし」

雪歩「どこが似てないです、わたしそんなにあざとくないです」

春香「わたしだって、雪歩みたいにあざとくないよ」

貴音「せっかくの楽しいパーティですよ、喧嘩はよしなさい」

春香「そうでしたーみんなで飲みなおさない?」

雪歩「春香ちゃんワイン入れたよ」

春香「うひひひひひひひひ!天井がぐるんぐるんしてるーきゃは」

雪歩「春香ちゃんが絡み酒から笑い上戸に移行しました」

貴音「酒は飲んでも飲まれるな、先人はいいことばを残してくれました」

美希「ハニー…遅いの、会いたいの」

やよい「ちょびちょび、ヒック」

伊織「ちょっとやよい、よしなさいよワインなんて」

やよい「伊織ちゃんが持ってきたワインだよ、飲んであげてのかなって」

伊織「美希ーあんたやよいの面倒みなさいよ」

美希「ハニーからメールが帰ってこないの、もう終わりなの」

伊織「あんたも飲んでるの?」

美希「もう何もかも終わりなの、美希は裸の写真取られて世間にばらまかれて終わりなの」

伊織「飲んで変なスイッチ入ったのね、やれやれ」

美希「ハニーとのエッチな写真がなぜかネットに流れてるの」

伊織「あの男がそんなことするわけないじゃない」

美希「デコちゃんのパンツがヤフオクに流れてるの」

伊織「あんたね、いい加減にしなさいよ!」

美希「ワインおいしいの、ワイン風呂に入りたいの」

やよい「お風呂ですか、お風呂入りたいですよね、お風呂いいですよね」

伊織「やよいまで変なスイッチが入った!?」

やよい「おうちが貧乏だからお風呂が壊れても直せないんです」

伊織「あんたお給料どうしてるのよ、それで直しなさいよ」

やよい「給料は貯金かなって」

伊織「律子ーちょっとどうにかしなさいよ」

律子「あーもー響と亜美がくっついて離れないのよ!どうにかしてよ!」

あずさ「そろそろですかね」

小鳥「そうですね、楽しかったですね」

あずさ「はい、携帯です」

小鳥「ぴっぽぱっと」

律子「誰に電話してるんですか?」

あずさ「Pですよ」

小鳥「あ、お疲れさまです、今どちらですか?はい、そうなんです緊急事態です」

あずさ「あらあら、小鳥さんったら」

小鳥「ぐたぐたいってないで、あと五分で来てくださいね」

律子「語気が強くなってる」

小鳥「来ないと、怒りますよ?」

あずさ「どうでしたか?」

小鳥「あと五分もすれば帰ってくるんじゃないですかね」

律子「どういうことなんですか?」

小鳥「Pさん、こうなることわかっていて逃げたんですよ」

律子「あの野郎~」

美希「来るの!」

やよい「やつが来るかなって!」

貴音「あなた様、そこを右、そう今度は左、そして階段を上ってください」

春香「Pさん…うっ」

雪歩「あなた…」


バタン

P「ハァハァ」

美希「ハニーなの!」

やよい「うっうーお兄ちゃん!」

貴音「あなた様、お待ちしてました」

真「P、見てください、僕の恥ずかしい格好」

真美「兄ちゃん、一緒にのもーのもー」

雪歩「今ワイン入れますね」

P「予想以上にひどい」

P「小鳥さんはどこですか」

小鳥「なんですか」

P「一番年上なんだから、しっかり面倒みてくださいよ」

小鳥「いやですよーだ、わたしだって楽しみたいですよ」

P「せっかくプレゼント用意したんですけどね」

小鳥「ごめんなさい、わたしの監督不届きでした」

P「あずささんにも頼みましたよね」

あずさ「あらあら、わたしはみんなと同じアイドルですよ」

P「あずささんが小鳥さんとわたしがいるから、安心して忘年会巡りしてきっていうから」

あずさ「そうでしたね、ごめんなさいね」

律子「…忘年会巡りするなら、わたしも連れて行ってくださいよ」

P「え?あーそれはだな…」

律子「セクキャバ、泡風呂ってなんでしょうね」

小鳥「旦那の夜遊びを問い詰め始めたわ」

あずさ「あらあら、大変だわ」

響「か、母ちゃん、ぐすん」

亜美「ひっく、ひっく、ママぁ」

美希「くんくん、女の人のにおいがプンプンなの」

貴音「あなた様、浮気は浮気だけはお止めください」

伊織「ふふふふふふ、不潔よーーーー!」

やよい「浮気の一つや二つ、男の甲斐性かなって」

真「ハァハァ、P見てくださいよ、あなたのためにこんな格好してるんですよ」

春香「ああん、Pさんの手がひんやりしてますよ」

雪歩「わたしがあたためてあげますぅ」

春香「わたしがやるから!」

雪歩「わたしがやりますぅ」

P「みんな飲んでるのか…」

律子「P殿、どうしますか?」

P「俺も飲み足りないから、飲もうかな」

律子「本気ですか!?」

P「せっかくのクリスマスだしな、律子も飲め、飲め」

律子「だ、だめですよ、この子だち寝かしつけてきますから」

P「待ってるから、早くしてくれよ」

律子「もう、この子たちったら」

あずさ「あらあら、本当の夫婦みたいですよ」

小鳥「ほのぼの家族ごっこしちゃって、ふふふふ」

あずさ「小鳥さんから黒いオーラーが出てる」

P「やれやれ、赤ワインか」

律子「伊織が持ってきてくれたんですよ」

P「ありがとうな伊織、みんなのために」

伊織「いいのよ、気にしないで飲んでちょうだい」

P「そうするよ」

美希「ハニーあーんして?」

P「あーん」

美希「口移しでワイン飲ませるの」

律子「ちょ、美希!」

美希「ひっ、ハニーに甘えたかっただけなの」

P「美希、さびしい思いさせて悪かったな」

美希「ううん、こうしてるから幸せなの」

春香「Pさん、はい、これ」

P「これってワインだろ?ワインがどうしたんだ?」

春香「おうちで作ってきたんですよ」

P「…だいぶ酔ってるようだな」

春香「そんなことないですよ、いつもの春香ちゃんですよ」

美希「春香、ハニーにくっつかないでほしいの」

春香「Pさんはわたしのです」

美希「ハニーは美希だけのハニーだよね?」

P「え?ああ、そうだな、たぶん…」

真「あの…あの…あふーん」

伊織「真があまりの羞恥さに撃沈したわ」

やよい「お兄ちゃん!」

P「鬼ちゃんですよ、悪い子はいねえか~」

やよい「うっ!うわああああん!お兄ちゃんが鬼のお兄ちゃんになりました!」

律子「おーよしよし、怖かったわね、もうP殿、あまり子どもを怖がらせないでくださいよ」

P「ごめんちゃい」

雪歩「いいんです、あなた…あなたはわたしだけを見てればいいんです」

貴音「雪歩!わたくしだけがPのことをあなた様と呼ぶことが許されているのですよ!」

雪歩「もう、お茶淹れてあげません」

貴音「くっ、お茶を人質に取るとは…」

P「はいはい、雪歩に貴音、ただいまな」

雪歩「おかえりなさいです」

貴音「待ってましたよ、さ、一緒に雪見酒をしましょう」

P「悪いけど、寒いから雪見酒はパスな」

貴音「あなた様はいけずです」

あずさ「後片付けが大変ですね、小鳥さん」

小鳥「みんなが楽しんでくれたから、掃除は大目にみましょう」

あずさ「律子さんが765プロのお母さんなら小鳥さんはなんですかね?」

小鳥「お姉ちゃんかしらね」

あずさ「お姉ちゃんは私ですよ」

小鳥「親戚のお姉さん?隣の若妻かしらね」

真美「ピヨちゃんは小姑だよ」

あずさ「あらあら」

小鳥「ピヨッ」

おまけ

千早「P、あの…お話が…」

P「ん?千早も一緒に飲もう」

千早「え?あ、はい、ゴクゴク」

P「いい飲みっぷりだな千早」

千早「ぷーーーーーーーーーーーぅ、ぷはあはははあはh」

P「どうしよ、この子」

自分から飲ませておいてなんて奴だ

なんだこの終わり方(驚愕)
ギスギス感がよかった


何回見てもううっうで笑ってしまう

今井さん72してるんですか…

おつー

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