蛍・小鞠・夏海・れんげ「ハッピーメリークリスマス♪」 (46)

代行

>>1
ありがとう!

楓(駄菓子屋)「他にこんなお菓子はどうだ?」

れんげ「ダメなん。駄菓子屋はさっきから高いお菓子ばっかり進めてくるん」

楓「センパイがお金出してくれるんだし、少しくらい高級なやつ買っとけ」

れんげ「ウチはこの懐かしくて安っぽい感じの味が好きなのん」

楓「懐かしいって、お前まだ7歳だろ」

れんげ「ところで駄菓子屋は本当に来ないん?」

楓「ああ、今日は子供だけでクリスマスパーティーなんだろ?私は行かん」

れんげ「そうなんな」

楓「それにしてもお前も大きくなったよな。去年まではセンパイと3人でクリスマスやってたのに」

れんげ「酔っ払った駄菓子屋が腹踊りした、衝撃的な展開をウチは忘れられません」

楓「何言ってんだ…え?そんな事ないよな?」

れんげ「…」

楓「おい!」



楓「…ふーん、嘘をつくとサンタさんが来てくれないぞ?それでもいいのか?」

れんげ「冗談なのん!ちょっと場を和ませるための冗談なのん!嘘はついてないのん!」

楓「はいはい」

れんげ「じゃあ、これとこれとこれを買うのん」

楓「えーと…はい、200円な」

れんげ「はいなん」

このみ「じゃあ、私が荷物持つね」

楓「このみ…いたのか…」

このみ「私はどこでもいるよ?」


れんげ「じゃあ、駄菓子屋バイバイなん」

楓「あっ、ちょっと待て」

楓「ほら、クリスマスケーキ」

れんげ「?」

楓「ああ、ほらクリスマスだしな。ケーキでもくっとけ」

れんげ「でも、ケーキ代は持ってきてないのん」

楓「タダだよ!やるよ!クリスマスプレゼントだ!みんなで楽しめ!」

れんげ「おぉ!ありがとうなのん!」

楓「ああ、気を付けて帰れよ」


れんげ「駄菓子屋!」

楓「ん?」


れんげ「ハッピーメリークリスマスなん♪」

楓「ああ、ハッピーメリークリスマス。れんげ」



       終わり
続きまして
ルーチェ「ハッピーメリークリスマス」ひかげ「おい」
をお送りいたします

ルーチェ「ケーキ♪ケーキ♪」

ひかげ「…」

春風「はい、ケーキ焼けたよー。チキンもあるよー」

ルーチェ「おっおぉぉぉ!」

ピコ「ふっ。人間にしてはよくやるでしゅね」

春風「はい、ケーキに蝋燭を立てて…」

ルーチェ「?」

春風「ふふっ。蝋燭を立てて、讃美歌をみんなで歌って、そして最後に蝋燭をふーって消すんだよ」

ルーチェ「へぇ~、人間って変な事をやるんだな」

ピコ「ふっ。『蝋燭』という字は禍々しくて気に入りましゅたよ」

春風「じゃあ、一緒に歌うよ~♪」

「真っ赤なお鼻のトナカイさんは~」

「いつもみんなのーわらいもの~」


\バンッ/

ひかげ「…」

ルーチェ「び、びっくりした」

春風「ひ、ひかちゃん?」

ピコ「ピコの歌声に感動しゅましゅたか?」

ひかげ「ちげーよ!」

ひかげ「何で悪魔が普通にクリスマスやってんだよ!お前ら魔王の娘じゃねーのかよっ!」

ひかげ「それに『赤鼻のトナカイ』は讃美歌じゃねーよ!」

このみ「このケーキおいしーっ♪」

ひかげ「何でお前はここにいるんだよっ!」

このみ「ひっどーい。せっかく東京まで遊びにきたのにー」

春風「ひ、ひかちゃん?ほらここは『こあくまメレンゲ』だから『のんのんびより』のノリを出すのはちょっと」

ピコ「なるほど。だから今日はツッコミ役なんでしゅねー」

ルーチェ「そうだぞ!ツッコミは私の役だぞ!」

ひかげ「それはないから!」

………

ひかげ「はぁ…もう疲れた。早く食べよう」

ルーチェ「春香のケーキはうまいなぁ~」モグモグ

ピコ「人間にしゅては中々でしゅね」モグモグ

春風「えへへ。ありがとう。みんな」

ひかげ「…」モグモグ


ひかげ「あっ、そういえば。言ってなかった」

ルーチェ「ん?」

ひかげ「ハッピーメリークリスマス。みんな」

春風「うん♪ハッピーメリークリスマス♪」

ルーチェ「おぉ!ハッピーメリークリスマス」

ピコ「ハッピーメリークシュマス…って、ひかげは何で顔を隠しゅてるでしゅか?」

ひかげ「…」


春風「自分で言い出して、みんなノリがいいから恥ずかしくなったんだよ。察してあげないとダメだよ」

ひかげ「うるさい!」

「あははひかげって変なのー」

「お姉ーしゃま。そろそろ寝ないとサンタさんが来てくれないでしゅよ」

「もうこんな時間!急がないと!」

「でしゅね」


「おい…お前ら…」




       終わり
続きまして
夏海「ハッピーメリークリスマス♪」兄「」ウン
をお送りいたします

夏海「兄ちゃん!ほらこのサンタの服買おうよ!」

兄「…」

夏海「兄ちゃんがサンタの格好をすれば、れんちょんとほたるんは大喜びだよ!」

兄「」ウン


夏海「あれ?そういえば、姉ちゃんって…サンタ信じてたっけ?」

夏海「でもほたるんは、サンタがいないの知ってそうだよね…」

兄「!?」


夏海「え?サンタはいないよ。何言ってんの?」

兄「」シュン

このみ「あはははは」

夏海「あと、クラッカーと…あっ、人生ゲーム売ってる!」

夏海「へぇ~在庫処分セールで安いね。兄ちゃんこれ買う?」

兄「」ウン


夏海「これみんなで遊ぶと面白いよねー」

兄「」ウン

夏海「みんなでクリスマスパーティー楽しみだな~♪」ニコニコ

兄「…」フッ


夏海「あれ?兄ちゃん、何で嬉しそうなの?」

兄「…」


夏海「何でもないって?変な兄ちゃんだなー」

兄「~♪」

\バッ/

夏海「あっ…町のイルミネーションが…」

兄「…」


夏海「綺麗だね。兄ちゃん」

兄「」ウン


夏海「って、やばっ。もうこんな時間だ!兄ちゃん早く帰ろう!」

兄「」ウン



夏海「そうだ!ハッピーメリークリスマス!兄ちゃん♪」

兄「」ウン



       終わり
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一穂(先生)「ハッピーメリークリスマス」具「」
をお送りいたします

このみ「かーっずほっちゃん。遊びに来たよー」




このみ「って、あらら」

一穂「ぐーぐー」Zzzz

具「」Zzzz


このみ「帰ろうかな…」

ピンポーン


このみ「誰だろ?」


ガララッ

このみ「はーい」

ほのか「あ、あの…このおうちの方ですか?」

このみ「うーん、違うけど、そんな感じかなー」

ほのか「え?え?えーと……その、れんげちゃんいます?」

このみ「あっ、もしかして、れんげちゃんのお友達?」


ほのか「は、はい」

このみ「今は留守だよ。今日は違うところでクリスマスパーティーやってるから」

ほのか「そうなんですね」


このみ「じゃあ、一緒に行こっか♪」

ほのか「え?で、でも、迷惑なんじゃ」

このみ「大丈夫。大丈夫。気にしない気にしない」

ほのか「あ…はい。ありがとうございます」

このみ「じゃあねー、一穂ちゃん」

ほのか「お、お邪魔しましたー」



一穂「はっぴぃ…めりーくりすますーぐー」Zzzz

具「」Zzzz




       終わり
続きまして
蛍「ハッピーメリークリスマスですね♪センパイ♪」小鞠「ハッピーメリークリスマス!蛍!」
をお送りいたします

小鞠「よし!飾り付けの用の折り紙できたよ!」

蛍「小さいクリスマスツリーに、サンタさんに、トナカイに、リースに…センパイすごいですね!」

小鞠「こう見えても手先は器用な方なんだよね!」

蛍「そういえば、粘土のクリオねこ可愛らしかったですしね」

小鞠「でしょー♪」


小鞠「ところで、蛍の方は準備できた?」

蛍「はい!このみさんと協力して、料理はほぼ出来ました」

蛍「あとは、みんなが集まってから温めればオッケーです」

小鞠「…」ほへー

蛍「…」

小鞠「…」


蛍「あ、あの、味見していただけませんか?ちょっと自信なくて」

小鞠「うん!する!する!」

 
………


小鞠「このシチュー美味しい~♪」

蛍「はい、ママといつも一緒に作ってますんで。自信作なんです♪」

小鞠「あーサンドウィッチもあるー」モグモグ

小鞠「って、美味しいっ!!!」

蛍「ジャムも新鮮ないちごから作っちゃいました♪」

 
………


小鞠「食べ過ぎちゃいました」ゲプッ

蛍「おそまつさまです♪」

小鞠「それにしても、蛍は凄いね」

蛍「い、いえ、このみさんも手伝ってくれましたし」

小鞠「本当は私も手伝いたかったんだけど、飾り付けでちょっと時間使いすぎちゃった」

蛍「でもお陰で飾り付けすっごい綺麗ですよ♪」


小鞠「じゃあ、蛍の料理と、私の飾り付けでみんなをおもてなししちゃおうか♪」

蛍「はい!」

小鞠「早くみんな来ないかなー」

蛍「ですねー」


小鞠「あっ。そうそう」

蛍「?」


小鞠「ハッピーメリークリスマス♪蛍」

蛍「はい!ハッピーメリークリスマス。センパイ♪」





       終わり
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蛍・小鞠・夏海・れんげ「ハッピーメリークリスマス♪」
をお送りいたします

夏海「ただいまー」

小鞠「おかえりー」

夏海「ジャジャジャーン♪人生ゲーム!」

蛍「わぁ~。懐かしいですね」

小鞠「あれ?お願いしてたジュースは?ケーキは?」

夏海「…」

兄「…」

小鞠「おい」


夏海「テヘッ。夏海ちゃん大失敗の巻♪」

小鞠「大失敗しすぎでしょ!」

蛍「ま、まぁ、ホットケーキの素はあるので、それを変わりにすれば…」

 
………


れんげ「到着しましたのん」

蛍「あっ、れんちゃん。ご到着だね~」

れんげ「お菓子一杯に…ケーキも貰ってきたのん」

夏海「おぉ!さすがれんちょん!」

小鞠「れんげが持ってきてくれてよかった」


夏海「へへ~ん、実はウチ、こうなるって知ってたから買ってこなかったんだよね」

小鞠「調子に乗るな」


夏海「れんちょん!ありがとうございました!!」

兄「…」ペコッ

れんげ「?」

 
………


「おいっーす」

「このみさんこんばんわー…て、あれ?」

「こ、こんばんわ」

「ほのかちん!ほのかちんなん!」

「久しぶりだね。れんげちゃん」



「あっーケーキだよケーキ!飾り付けも完ぺきだねっ」

「ふふん♪」

「料理の準備も終わりました♪」

「冷めないうちに食べるよー」


「じゃあ、ロウソクに火をつけるね」

「よーし!せーのっで消そうー」


「せーのっ」


「フーッ」


\パーン/

\パーン/


「ハッピーメリークリスマス♪」






       終わり

                ,..-‐ ´ ̄ ''ー-.__
              /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::>⌒ヽ
               /::::::::::::::::::::::::::::::::::!:/ 弋__ノ
               /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ

           ゝ________ノ

            / . : :/^^ヽヽヽヽ: : : : : :.
            .: : {.:ト{⌒  ∨jハjハ、i : : トj
           i { :V  {j    {j   j : : }    今回はここまで
           {人⊂⊃     ⊂⊃: ,:イ
              } ハ 「  「 ̄ }  `フ´ノ:i{
             ノ. :八> `二´ イ:イ :八
        / . : マ¨¨ア/ 〈艾〉 Vk¨¨ア: . \

       // . : : `¨ 7   八  V¨´: : : : : .\
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