ほむら「運命の赤い糸ねぇ……」(177)

マミ「えぇ、運命の相手の小指と自分の小指に赤い糸がつながっているんですって」

ほむら「見えない糸なのにどうして赤い糸なの?」

杏子「というかなんかそれって相手が決められてるみたいでいやじゃねぇか?」

マミ「ロマンチックだとおもったのだけど……そうなのかしら……」

杏子「まぁ魔法少女の私達がそんなの非現実的なんて言ってるのもおかしな話だな」

マミ「そういうことを言わないの」

ほむら「……」

ほむら(なんて話があったわね……)

ほむら「……」シュル

ほむら「まどかの赤いリボンを小指に巻いて……」ギュッ

ほむら「まどかと運命の赤い糸……なんて」

ほむら「虚しいわね……」

まどか「うぇひひ、私もしちゃおっと」ギュッ

ほむら(あれ?まどかのリボンってこんなに長かったっけ?)

まどか「うぇひひ、これで小指と小指がつながっちゃった」

ほむら「え?」

まどか「?」

ほむら「……」ジィー

まどか「突然ぼんやりしてどうしたんだろうほむらちゃん……」

ほむら(まどかが目の前に突然現れた?)ジィー

まどか「何か後ろにあるのかな?」キョロキョロ

ほむら(幻覚?)ソー

スカッ

まどか「?」

ほむら(触れない……やっぱり幻覚?)

まどか「どうしたんだろう」

まどか「うーん……」ジィー

ほむら(じっと私をみている空を飛んでいる人っていうのもなんというか……)

まどか「特に何も無さそうなんだけどなぁ……」

まどか「大丈夫かなぁ……」

ほむら「え、えぇ……大丈夫よまどか」

まどか「え?えぇ!?」

ほむら(あれ?反応した?)

まどか「……」ジィー

ほむら「あ、あまり見つめられると恥ずかしいのだけど」

まどか「あ、えと、ごめんね」

ほむら「ってあれ?会話できてる……え?」

まどか「えっと、私が見えるのほむらちゃん」

ほむら「え、えぇ」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「え、えっと……」

まどか(突然すぎて何をお話したらいいかわからないよぉ)

ほむら「触れないのは残念だけど……本当にまどかなのね」

まどか「う、うん」

ほむら「ごめんね、突然過ぎて何を話せばいいか全然わからなくて」

まどか「ううん、私も突然過ぎて驚いちゃってて」

ほむら「それにしてもどうして突然……」

まどか「多分これ……かなぁ?」

ほむら「小指に巻いたリボンが?」

まどか「うん、ほむらちゃんが私のリボンを小指に結んでたから私もって……うぇひひ」

ほむら「ちょっと待って、それってつまり……見てたのよね?」

まどか「何を?」

ほむら「私があなたの赤いリボンを巻くところ……」

まどか「え、えと……うぇひひ///」

ほむら(まどかに見られてたなんて……まどかはどこにでもいるってわかってはいたけど)

ほむら(こうして見ていたことがわかると一気に恥ずかしくなるわね)

ほむら「で、でもまどかもそうやって小指に結んでるってことは……」

まどか「えと///」

まどか「は、はずかしいよぉ///」

ほむら「そ、それはこっちのセリフよ///」

まどか「なんだかこうやって小指と小指がリボンでつながってるのを見ると嬉しいなって」

ほむら「な、何を言っているのよ」

まどか「だってほむらちゃんとつながってるみたいだし」

まどか「こうやってお喋りもできるなんて思わなかったもん」

まどか「あの時のリボンが赤くなかったらこうならなかったのかな?」

ほむら「わからないけど、運命の赤い糸って聞いてしたことだから」

ほむら「赤いリボンじゃなかったらしなかったんじゃないかしら」

まどか「うぇひひ、自分たちで運命の赤い糸をお互いに結んじゃったね///」

ほむら「そ、そうね///」

ほむら「そ、そういえば周りから見たらリボンが変にふわふわしているように見えないのかしら」

まどか「え?うーんどうだろう……わからないや」

まどか「それよりももっともっとお話しようよほむらちゃん」

まどか「あの時、全部わかってからお話できなかったもん」

まどか「いっぱいいっぱいお話したいなって」

ほむら「えぇ、私もあなたといっぱいいっぱいお話したいわ」

まどか「うぇひひ」

うぇひひじゃねえよきめえ

―朝―

まどか「ほむらちゃーん、朝だよー」

ほむら「ん……」グシグシ

まどか「ほむらちゃんおはよう!」

ほむら「……」

まどか「あれ?ほむらちゃんってそんなに朝は弱くないよね?」

ほむら「夢の出来事だったんじゃないかって思っていたけど現実みたいで嬉しかっただけよ」

まどか「うぇひひ」

キモイから書かかなくていいです

まどか「昨日あんなにお喋りしてたのに夢って思うなんてひどいよぉ」

ほむら「そうね、たくさんお喋りしたわね」

まどか「ほむらちゃんの寝顔もたっぷり見ちゃった」

ほむら「寝るときに私をじっと見つめられると眠り辛いのだけど……」

まどか「えー、今まで毎日見てたのにだめなんてひどいよ」

ほむら(好きな人が自分をずっと覗き込んでたらはずかしくて眠れないわよ……)

ほむら(それにたまにスカートの中がみえたり……)

さっさと寝とけホームベース

ほむら「朝ごはん……作るの面倒だし抜いちゃおうかな……」

まどか「だめだよほむらちゃん、ちゃんと食べないと大きくならないよ」

ほむら「……どこの部分が?」

まどか「え、えと……うぇひひ」

ほむら「……」

まどか「とにかく朝ごはんは食べなきゃだめだよ!」

うぇひひが特にキモイんで書くのやめてください

まどか「美味しそー」

ほむら「一人暮らしの年季が違うわ」ファサ

まどか「最初は目玉焼きでも焦がしちゃってたのにね」

ほむら「昔の話を言わないで///」

まどか「あ、あと買ってきた卵を転んじゃって割っちゃったりとか」

まどか「メガネをかけてた時のほむらちゃんってなんだかドジっ子さんだったよね」

ほむら「そ、そういうことは忘れてよ///」

まどか「うぇひひ、だって全部知ってるんだもん」

後少しでのくすに乗るから頑張ってね

このキモイSSが

ほむら「いただきます」

まどか「うぇひひ」ニコニコ

ほむら「た、食べてる時ぐらいあまりみないでまどか」

まどか「でもこうやって小指が繋がってるから離れられないし」

まどか「やることもないから見ていたいなって」

ほむら「もう///」

嵐?二宮君とかが好きだな

それは置いといてのくす乗ったねおめでと~

ほむら「……」ホムホム

まどか「うーん……」

ほむら「どうかしたの?」

まどか「ほむらちゃんって本当に格好良くなったよね」

ほむら「と、突然何を言ってるの」

まどか「うぇひひ、でも突然の事に慌てちゃうんだよね」

ほむら「も、もう……」

ほむら「ごちそうさまでした」

ほむら「……」カチャカチャ

まどか「そういえばほむらちゃん、今日は学校?」

ほむら「えぇ、学校よ」

まどか「なんだか学校に行くのって久しぶりで楽しみだな」

ほむら「あなたは学校にもいるんじゃないの?」

まどか「ほむらちゃんと登校するのは久しぶりだからいいの!」

ほむら「ふふっあんまりあなたと話すと私が変な人に見られそうね」

まどか「あ、そっか……うーんどうしよう……」

ほむら(やっぱりまどかは可愛いわね)

まどか「じゃ帰るわ」

さやか「お帰り」

ほむら「マドカァー」

終わり

まどか「うーん……」

ほむら「テレパシーを使えば堂々と話しはできるんじゃないかしら」

ほむら「そもそもあなたの声が聞こえるのかはわからないわよ」

まどか「あ、そっか!元々私が他の人に見えるのかもわからないんだし」

まどか「ってほむらちゃん最初からわかってたのにどうしてあんな意地悪言うの!」

ほむら「まどかが困った表情が見たかったのよ」

まどか「ひどいよぉ……」

ほむら「ふふっさっきからのお返しよ」

―外―

マミ「おはよう暁美さん」

ほむら「えぇ、おはようマミ」

まどか「わぁ、マミさんだ」

マミ「あら、リボンを小指に巻いたの?可愛いわね」

ほむら(まどかもつながっているのも見えていないみたいね)

ほむら「えぇ」

まどか「うぇひひ、なんだか3人で登校してるみたい」

ほむら『そうね』

マミ「なんだか何もない方向を何度も見ているけど、そっちになにかいるの?」

ほむら「え、あぁ猫がいて……」

マミ「え?猫がいるの!?」キョロキョロ

ほむら「さっき逃げてしまったけど」

マミ「そ、そう……」シュン

まどか「にゃあー」

ほむら『突然猫の真似なんてしてなにしてるのよ』

まどか「うぇひひ、猫がいるっていうから猫さんの真似をって思って」

マミ「猫……」

ほむら「あなた、そんなに猫が好きだったっけ?」

マミ「特別好きってわけじゃないけど可愛いし好きよ?」

マミ「膝の上でごろごろーってされたらとっても癒されるじゃない」

ほむら「まぁ確かにそうね、優しく撫でてしまうわよね」

マミ「え?暁美さん、膝の上でごろごろーってされたことがあるの?」

ほむら「え?えぇ……」

まどか「エイミーはもうほむらちゃんの飼猫みたいになっちゃってるもんね」

マミ「私もされてみたいわ……」

._

                    \ヽ, ,、
                     `''|/ノ
                      .|
                  _   |
                  \`ヽ、|
                    \, V
                      `L,,_
                      |ヽ、) 
                     /    
                    /    
                   |           
                   |.       
                   ヽ      
                 __ヽ____

                /´   .      `ヽ 、
               / 、、: ヘ :::::::.....      \
              ./ ‐-_ヽ!:...__>;::;;;;;;;::::::::...._   \
             /   /  \!´   \::::::::! ̄ ヽ、 ヽ,
             `‐rt-'....,,,___」     \::!    .ソ_,ノ         
               !:.\::::..  ヽ      >、:.、../_,、!、           
     , --v‐- 、 _   ヽ::.ヽ::::..  `、    /  ニ,:',.':::::::(´  
   , - ';;/::ノ::::// l ̄`―`-:;;\::..  ヽ   /   /jヽ:::::::::::)-‐'チ、           糸冬     
 //::::;ィ'":;∠;_/::::!::::::.............  トr-;;_ `、 / ,.-=';`-- -‐ii'  ミlユ       --------------
..:ヽ-'⌒/::;;-‐'´ └‐┴‐-----=;;:.ヽ;:::::..:;ノ::.::.ヽ;:::::::....... .. .oo!!_,,..-"-┘.....      製作・著作 NHK


まどほむ厨死ね

ほむら「動物に嫌われる体質でもあるの?」

マミ「そういう体質はないわよ!」

マミ「ただ私のひざ上ってその……胸のせいか怖いらしいのよ」

ほむら「……」

まどか「確かにマミさんに膝枕されて上を見たら圧迫感がありそう……」

マミ「そのせいかなって思ってて」

ほむら「さっさと行くわよマミ」

マミ「え?な、何を怒っているの暁美さん!」

マミ「それじゃあまた放課後に」

ほむら「えぇ」

まどか「うぇひひ」ギュゥ

ほむら「ち、近いわまどか」

まどか「マミさんとお喋りしてて私とあんまりお喋りしてくれなかった分」

まどか「抱きつけないけど抱きついてるみたいに近づきたいなって」

ほむら「も、もう///」

早乙女「では出席をとります」

ほむら「……」

まどか「私の席はもうないんだよね」

ほむら『まどか……』

まどか「大丈夫だよわかってたことだもん、ごめんね変なこと言っちゃって」

まどか「私はどこにでもいるからここに席がないこともちゃんとわかってたから……」

ほむら「すみません、保健室に行ってもいいですか?」

―保健室―

まどか「ほむらちゃん、体調悪いの?大丈夫?」

ほむら「あぁ、それなら嘘よ」

まどか「え?」

ほむら「あなたがつらそうだったから抜け出したかったの」

まどか「そ、そっか……ごめんね迷惑かけちゃって」

ほむら「別に隠さなくてもいいのよ、悲しいなら悲しいっていいなさい」

ほむら「その方が楽になるわ」

まどか「うん、ありがとうほむらちゃん」

まどか「もう大丈夫だよ」

ほむら「本当に?」

まどか「うん、ほむらちゃんとお喋りできるようになっただけでもすごく幸せだもん」

まどか「それにこうやってほむらちゃんと赤いリボンで結ばれてる」

まどか「だから大丈夫だよ」

ほむら「そう、よかったわ」

ほむら「と言っても保健室に来てすぐに戻るのもなんだしちょっと寝ていきましょう」

まどか「他に人がいないからお喋りもできるね」

ほむら「ふふっそうね」

ほむら「保健室のベッドってなんだか眠りにくいのよね」

まどか「なんだか自分の家と違うからそう感じやすいよね」

ほむら「えぇ、それにこの独特の匂いとかもね」

まどか「保健係だから匂いは慣れちゃったかなぁ」

まどか「最初のころはいっぱいほむらちゃんを保健室に連れてきたっけ」

まどか「申し訳なさそうにしててとっても可愛かったなぁ」

ほむら「もう、だから昔の話はやめてほしいわまどか」

まどか「うぇひひ、どのほむらちゃんも大好きだもん」

ほむら「そんな事言われたら怒れないじゃない///」

まどか「まどかって呼んでくれなくてどうしたら呼んでくれるかなんて考えたこともあったっけ」

ほむら「そうだったの?」

まどか「うん、突然暁美さんって呼んだらなんでか聞いてくれて」

まどか「名前で呼んでくれないのに私が名前で呼ぶのはよくないかなってとか言えば言ってくれるかなとか」

ほむら「それって……」

まどか「うぇひひ、覚えてるんだねほむらちゃん」

ほむら「まどかが突然呼び方を買えたから何をしてしまったのか不安になって……」

まどか「突然ごめんなさいって泣きそうになりながら言われちゃってすごく悪いことしちゃったなって」

まどか「どうしたら許してくれるかなって考えてたっけ」

ほむら「許すも何も私が勝手に勘違いしただけじゃない」

まどか「それでもやっぱり気になっちゃったなぁ」

まどか「その後だったかな、ほむらちゃんが体調悪くしちゃって保健室に連れて行ったよね」

ほむら「そうね、まどかには助けられてばかりだったわ」

まどか「あの時謝るチャンスだよねってちょっとほむらちゃんの体調不良を喜んじゃってたんだ」

ほむら「あら、ひどいわね」

まどか「うぇひひ、ごめんなさい」

まどか「あ、そういえばほむらちゃんが転校してきてすぐに」

ほむら「そ、その話はやめて」

まどか「うぇひひ」

ほむら「だ、だってあの時はあなたともう一度出会えてうれしくて……」

まどか「あの時はすごくびっくりしちゃったよ」

ほむら「あれは本当に黒歴史にしたいわ……」

まどか「今考えてもとっても可愛いと思うけどなぁ」

ほむら「なんだかちょっと眠くなってきたわね……ふわぁ……」

まどか「体調不良って出てきたんだから寝ちゃってもいいんじゃないかな」

ほむら「そうね、」まどかには悪いけど少し眠るわ……」

まどか「うぇひひ、寝顔をみているだけでも十分だよほむらちゃん」

ほむら「うん……」

ほむら「すぅ……すぅ……」

まどか「うーん、撫でたりできたらいいのになぁ」

まどか「リボンで結ばれてるからあんまり遠くに行けないし」

まどか「行く理由もないけど……」

ほむら「すぅ……すぅ……」

まどか「うぇひひ、ほむらちゃんの寝顔可愛いな」

まどか「そういえばリボンでほむらちゃんを引っ張ったりできるのかな……」

ほむら「すぅ……すぅ……」

まどか「……」クイッ

ほむら「すぅ……すぅ……」ピクッ

まどか「あ、手が動いた!ってことはできるんだ」

まどか「じゃあほむらちゃんにリボン伝いなら触れるのかな……」

まどか「……」ギュ

ほむら「すぅ……すぅ……」

まどか「やっぱり触れないよね……」

まどか「一緒に寝ちゃったりできたらいいのになぁ」

まどか「ほむらちゃんの唇をぷにってさわって驚かせたりとか」

まどか「き、キス……とか///」

まどか「はぁ……」

ほむら「んん……」

まどか「おはようほむらちゃん」

ほむら「!?」

ほむら「そ、そんな近くになんでいるのよ///」

まどか「え?うーん、ほむらちゃんにキスしたいなって」

ほむら「な、なな、何を言って///」

まどか(うぇひひ、冗談なのに可愛いなぁ)

ほむら「そ、そういうのをするときはちゃんと私に言ってから……ってそうじゃなくて」

まどか「起きたばかりで混乱しちゃってるよほむらちゃん」

ほむら「もう、あなたのせいじゃない……」

ほむら「運命の赤い糸は決して切れないそうよ」

まどか「そうなんだ」

ほむら「この赤いリボンは解けたり切れたりしないって信じていいのかしら」

ほむら「もしもを考えるとなんだか外せそうにないわね」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「どうせならまどかに触れられるようになればいいのに」

まどか「大丈夫だよほむらちゃん」

まどか「だって赤い糸は運命で決められた人と結ばれるんだよ」

まどか「だからきっと見えるだけじゃなくてふれあえるようになるよ」

まどか「見えるだけで結ばれてるなんてきっと違うよ」

ほむら「……そうね、そろそろ戻りましょうか」

まどか「うん!」

―お昼―

マミ「美樹さんが導かれてから不思議とお昼は屋上に来ちゃうのよね」

ほむら「そう言われるといつも屋上ね」

マミ「美樹さんもよく一人で屋上にいたわね……」

ほむら(まどかはいないものね……)

マミ「それで話しかけてみたのよねぇ」

ほむら「そう……」

マミ「やっぱり、寂しいわね」

ほむら「私じゃ不服かしら」

マミ「ううん、そうじゃないわ、あの子はとびきり元気で騒がしすぎるほどだったから」

マミ「いなくなってしまうと余計にね……」

ほむら「そう……」

マミ「暗くなっちゃったわね、ごめんなさい」

ほむら「ねぇ、今度クラッシックのコンサートにでも行かない?」

マミ「クラッシックのコンサート?」

ほむら「さやかの願いがあるからこそ聞ける音楽がそこでやるみたいなのよ」

マミ「是非行きたいわね」

ほむら「ツテがあるからチケットぐらい3枚用意できると思うわ」

マミ「ありがとう暁美さん」

まどか「……」

マミ「さてと、ところで暁美さん、その小指のリボンについてだけど」

ほむら「何かしら?」

マミ「もしかして昨日の運命の赤い糸の話でし始めたのかしら?」

ほむら「ち、違うわよ!」

まどか「あ、ほむらちゃんの嘘つきー」

マミ「相手が誰でも応援するわよ?」

ほむら「だ、だから違うって言っているでしょう」

マミ「まどかって子からの貰い物なんでしょう?相手はその子」

ほむら「ああもう!何度も言わせないで!」

マミ「ふふっ暁美さんってわかりやすいわね」

ほむら「うぅ///」

まどか「うぇひひ」

―授業中―

まどか「ほむらちゃんの嘘つきー」

ほむら『マミの前でそうなのなんて言えるわけないでしょう』

まどか「えー、でも私としては言って欲しかったなぁ」

ほむら『無理に決まっているでしょう』

まどか「じゃあ私にだけなら言える?」

ほむら『どういうこと?』

まどか「私に大好きって言ってほしいなって」

ほむら『な、何を言ってるのよ』

早乙女「暁美さん?」

ほむら「え?あ、はい」

早乙女「ぼんやりしているようですし、顔も赤いし今日はもう保健室で休むか早退しなさい」

ほむら「あ、はい……」

―外―

ほむら「まさか帰ることになるなんて……」

まどか「ほむらちゃん、大好きって言ってくれないの?」

ほむら「だ、だから……その……」

まどか「……」ワクワク

ほむら「だ、大好きよまどか」

まどか「うぇひひ」

ほむら「うぅ///」

―数日後―

ほむら「お風呂でもリボンだけつけたままというのもあたり前になってきたわね」

ほむら「汚れたりしないか不安だけど……」

まどか「そうだねー」

ほむら「まどかとこうしてずっと一緒にいたいって思ってしまうのはわがままなのかしら」

まどか「うーん、どうなんだろうね」

ほむら「あら、わがままなんかじゃないよと言ってくれないのね」

まどか「うぇひひ、私もほむらちゃんと一緒にいたいけど」

まどか「わがままなのかそうじゃないのかはわからないなって」

ほむら「ふふっそれもそうね」

QB「やぁほむら」

ほむら「何よQB」

QB「魔獣が出たんだ、杏子はもう向かっている君も来てくれないかい?」

ほむら「また?最近多いわね……」

QB「マミにも今から伝えに行くよ」

ほむら「わかったわ」

まどか「頑張ってねほむらちゃん怪我しちゃやだよ?」

ほむら「えぇ」

ほむら「雑魚でも多いと面倒ね」

杏子「だな……」

ほむら「そっちは任せたわ」

杏子「おう、マミが来る前に終わらせちまおう」

ほむら「えぇ」

ほむら「あとちょっとで終わり……」

まどか「あ、ほむらちゃん危ない!」

ほむら「え?あ……」

ほむら(よけれない……まさかこんな形で……)

ほむら(あ、でもこれでまどかと触れ合えるのかな……)

まどか「だめええええええ!」グイ

ほむら「わっ!」

まどか「よかった、ほむらちゃ」

ほむら「あ、あれ?まどかがリボンを引っ張って助けてくれたのね」

ほむら「あ、あれ……リボンがズタズタに……え?嘘でしょ……」

マミ「暁美さん!?」

杏子「お、おい!何してやがる!」

ほむら(赤い糸が切れた……つまりもう私とまどかは……)

杏子「どうしちまったんだよ突然!」

杏子「お前、死んでたかも知れねぇんだぞ!」

ほむら「……」

マミ「もしかして……小指のリボン?」

ほむら「今日はごめんなさい、帰るわね……」

杏子「お、おい!」

マミ「……佐倉さん、お願いがあるのだけど」

―ほむホーム―

ほむら「……」

ほむら「まどか……」

ほむら「返事をしてよまどか……」

ほむら「まどか……」

ほむら「あの時油断しなかったら……」

ほむら「いつもいつも、私は……」

―翌日―

ほむら「何もする気になれないわね……」

ほむら「こんなことなら最初からまどかが見えたりしないほうが良かったかもしれない……」

ほむら「なんて……聞いているわよね、ごめんねまどか」

ほむら「ごめんね……私のせいで……」

ピンポーン

ほむら「……」

ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン

ほむら「はい……」

杏子「よう」

ほむら「何か用?」

杏子「これ、マミがおまえにって」

ほむら「私に?」

杏子「それだけだ、早く元気になれよ」

杏子「さやかのやつみたいにお前とまで微妙な状態で別れなんて私はいやだからな」

ほむら「あなたにそんなこと言われるなんてね」

杏子「とにかく、渡したからな」

ほむら「……これ……まどかのリボンを直したのかしら?」

マミ[佐倉さんと一緒に探して直してみました]

マミ[勝手に手を加えてしまったけどリボンが原因ならそれで元気をだしてね]

ほむら「ありがとうマミ、杏子……でもこれじゃあ……」

ほむら「これじゃあまどかとは……」

ほむら「だって一度切れてしまった、赤い糸が……もうまどかとは……」

まどか「ひどいよほむらちゃん、運命の赤い糸は切れないってほむらちゃんが言ったんだよ」

ほむら「え?まどか……いるの?」

まどか「あ、やっと聞こえたんだねほむらちゃん」

まどか「うん、そのリボンを小指に巻いてみて」

ほむら「う、うん!」

まどか「うぇひひ、見えるかな?」

ほむら「まどかが……見える……」

まどか「これでまた一緒だねほむらちゃん」

ほむら「どうして……」

まどか「このリボン……マミさんと杏子ちゃんが直したの」

ほむら「それは知ってるけど」

まどか「杏子ちゃんが魔法でリボンを治すときに想いを込めてくれたの」

まどか「リボンにまどかってやつにほむらとあって話をしてやって欲しい聞いてやってほしいって」

まどか「それは杏子ちゃんの魔法の根源でもある想い……」

まどか「マミさんも魔法でリボンを治すときに想いを込めてくれたの」

まどか「暁美さんとまどかという子の絆がこんなことで切れていいわけがないって」

まどか「マミさんの魔法はね、リボン、繋ぐ魔法」

まどか「杏子ちゃんのおかげでリボンが近くにあるだけでお喋りがさっきできた」

まどか「マミさんのおかげでほむらちゃんと私をまたそのリボンが繋いでくれた」

ほむら「そうだったのね……」

ほむら「まどか……まどかぁ……グス……」

まどか「わわ、泣いちゃだめだよほむらちゃん」

ほむら「嬉し涙ぐらい許して……グス……」

まどか「うぇひひ、マミさんや杏子ちゃんの魔法の力まで加わったおかげでちょっとすごいことになったんだよ」

ほむら「まどかとまた……もう一度出会えた……これ以上にすごいことなんてあるのかしら」

まどか「目を閉じてほむらちゃん」

ほむら「うん……」

ペロ

ほむら「!?」

まどか「うぇひひ、ほむらちゃんの涙はしょっぱくて暖かいね」

ほむら「え?え?」

まどか「んっ」チュッ

ほむら「!!?」

まどか「うぇひひ、キスしちゃった」

ほむら「な、なんで……」

まどか「私のリボンは元々ほむらちゃんと私を強く繋いでくれるものだったからね」

まどか「そこに二人の魔法がプラスされてふれあえるようになったんだよ」

まどか「ね?赤い糸は運命で決められた人と結ばれるんだもん」

まどか「いつか触れ合えるようになるって言ったでしょ?」

まどか「やっぱりほむらちゃんと私に運命の赤い糸が結ばれてるんだよ」ギュゥ

ほむら「まどか……まどかぁ……」ギュゥ

まどか「これからはちゃんと慰めてあげられるね」ナデナデ

まどか「ずっと一緒だよほむらちゃん」

ほむら「うん……」




終わり

オチが無理やりでごめんなさい、でももう眠いし朝から用事あるしってことで
本当はもっとグダグダいちゃつかせようと思っていたのに全然出来なかった
まどほむ誰か書いてくれないかなぁ、最近少なくてすごく悲しい
こんなの読んでくれた人ありがとう、暇つぶしになってれば幸い

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