あかり「安価でお姉ちゃんの目を見てみるよぉ」(470)

七森中学校
 ごらく部

京子「あかねさんの目を見てみたい」

ちなつ「え?」

結衣「……お前は何を言っているんだ」

京子「いや、私の記憶の中のあかねさんはいつも笑っているんだよ…」

結衣「あぁ、笑顔が素敵な人だよな」

京子「だから目が開いているところを見たことが無い」

結衣「……確かに」

結衣「あかりは見たことある?」

あかり「う~ん…ないかも…」

京子「えっ?」

あかり「お姉ちゃんいつもにこにこしてるから、見たことないよぉ」

結衣「い、妹のあかりですら見たことが無いなんて…!」

京子「一体どんな謎が隠されているっていうんだ!?」

京子「こうしちゃいられない!行くぞ!あかねさんの目を見に!!」バッ

あかり「えぇっ!?」

ちなつ(え~…私、あの人苦手なんだけど…)

結衣「おいこら!見るって…何するつもりだよ!?」

京子「え?なにって、>>6だけど?」

あかりのエロい写真をあげる

京子「あかりのえっちな写真をあげたらあかねさんも驚いて…目をカッと見開くんじゃないかな」

あかり「え?あ、あかりの…?」

結衣(そんなわけないだろ、とは言い切れない)

京子「ってわけであかり!はい、なんかポーズとって」

あかり「ええええええ!?」

京子「あかりのえっちな写真が必要なんだ!さぁ早く!!」

あかり「ちょっと待ってよ!お姉ちゃんをびっくりさせるだけなら別にえっちな写真じゃなくてもいいよねぇ!?」

京子「いや…あかりのえっちな写真じゃないとあかねさんはびっくりしないよ」

あかり「なんで!?」

京子「だってあかねさんはあかりのこと好」

結衣「ちょっと待て!!」ガッ!

京子「むぐー!!」

あかり「なんで?なんでえっちな写真じゃないとだめなの?」

結衣(ど、どうにかしてごまかさなきゃ…!)

結衣「そ、それは…>>13だからだよ!」

あかねさんは純粋でエッチなことに耐性がないから
特に身内の写真ともなれば衝撃がいっそう増す

結衣「あ、あかねさんは純粋な人だから…!」

あかり「?」

結衣「きっとえっちな事にも耐性が無いと思うんだ…!」

結衣「だ、だから家族であるあかりの、それもえっちな写真を見せたらきっとびっくりするんじゃないかな?」

あかり「…………そっかぁ!そういう事だったんだね!」

京子(あかりがいい子かつ人を疑わない性格でよかった)

あかり「で、でもあかり…えっちな写真なんて恥ずかしいよぉ」

京子「平気平気!そんなに過激なのは撮らないからさ!」

あかり「……使ったらすぐ消してね?約束だよ?」

京子「分かってるって!それじゃ一枚脱いでみようか」

あかり「………うん」スルッ

結衣「こ、これは…なんだか…」

ちなつ「セーラー服を脱いでワンピースになっただけなのに官能的…!あかりちゃんのくせに」

京子「いい表情してるね!あかり!」サッ

京子「じゃあちょっと>>24なポーズとってみようか?」

まんぐりがえし

京子「はい、じゃあちょっとそこに腰降ろして」

あかり「?」ペタン

京子「で、足ちょっと開いて…うん、そうそう…それでそのまま後ろに…」

あかり「え…!ちょっ、京子ちゃん…!!」

京子「うん?なんだい?」

あかり「あ、あの…!このまま足を後ろにやったら…ぱんつが…」

京子「うん、ぱんつ撮ろうと思って!」

あかり「……絶対だめええええええ!!」

京子「撮っていいっていったじゃん!!」

あかり「物事には限度ってものがあるよぉ!!」

あかり「大体なんでぱんつなの!?えっちな写真なら鎖骨とかおへそでいいじゃない!!」

ちなつ「あかりちゃんそういうの好きなの?マニアックだね」

あかり「物の例えだよ!?」

京子「あーもう!いいからぱんつ見せろーっ!!」グイッ

あかり「きゃあああああああああああああああああああ!?」

あかり「い、いやぁ…!だめなのぉ!!」グイグイ

京子「ぐぬっ…!抵抗しないの!減るもんじゃないだろ!?」

あかり「あかりのぱんつなんて見たってお姉ちゃん驚かない!」

京子「そんなわけないだろ!あかねさんは自分の部屋にあかりのぱんつ持って帰る程の」

結衣「わーーーーーー!!」ガッ

京子「むぐーっ!?」

ちなつ「あかりちゃん、大人しくして!」

あかり「いやああああああん!!」



京子「やっと撮れた」ゼェゼェ

あかり「うっうっ…!だめっていったのにぃ」

京子「よし!早速あかねさんに見せに行こう!」

京子「あかり、あかねさんは今どこにいるか分かる?」

結衣「アルバイトなんじゃないか?」

あかり「えっとね、お姉ちゃん今日は…>>35に行くって言ってたけど…」

とらのあな

あかり「とらのあな?っていうところに行くって言ってたよぉ」

結衣「タイガーマスク?」

京子「いや…私には分かる!アニメグッズ専門ショップの事だ!」

ちなつ「京子先輩詳しいですね…」

京子「よし!とらのあなに行こう!」


七森町
 とらのあな

ちなつ「着きましたね」

あかり「わぁ~漫画がいっぱい売ってるよぉ」

結衣「あかり、あんまりさわっちゃだめだよ」

京子「さて、あかねさんはどこに…!」キョロキョロ

結衣「……ん?おい、あそこにいるのって」

京子「…あ!>>43!!」

綾乃

京子「あ!綾乃!!」

綾乃「ととっととととっと歳納京子ーーっ!!?」ビクッ

京子「生徒会副会長様が帰りに寄り道とは…」

綾乃「そ、それはあんたもじゃない!お互い様さまサマルカンドよ!」

結衣「さまさまサマルカンド…!」クスクス

ちなつ「結衣先輩……」

京子「で?何してんの?」

綾乃「な、なんでもいいじゃない」プイッ

綾乃(……歳納京子の描いた、魔女っ娘ミラクるんの同人誌を買いに来たなんて、言えないわよ)

京子「ふーん…つれないなぁ」

綾乃「で?ごらく部勢ぞろいで…何しに来たの?」

京子「私達、人を探してるんだ」

京子「あかりにそっくりで…おだんご一つのお姉さん、見なかった?」

綾乃「……そうねぇ」

綾乃「>>52

近くのトイザらすに行ったわ

綾乃「さっき、近くのトイザらすに行ったときに見たわよ?」

綾乃「赤座さんにそっくりだったから覚えてるわ」

京子「さんきゅー綾乃!よっしゃ行くぞー!」ダッ

あかり「ま、待ってよぉー!」

綾乃「まったく…騒々しいんだから」

京子「あ、綾乃ー!!」ピタッ

綾乃「なに?」

京子「綾乃はトイザらすで何買ったの?」

綾乃「魔女っ娘ミラクるん☆変身ステッキ…ってなに言わせるのよーー!!」

京子「あははははは!」ダッ


七森町
 トイザらす

結衣「あ、いた…あかね姉さんだ」コソコソ

あかり「お姉ちゃん、おもちゃ屋さんに何のご用なのかな?」

京子「何か手に取ってみてる……あれは、>>60かな…」

ミラクるん変身ステッキ型バイブ

京子「何か手に取って見てる…あれは」

あかり「あ!ミラクるんのステッキだぁ!」

京子「…ミラクるん変身ステッキ型バイ」

結衣「とりゃーっ!」ガッ!

京子「むぐぐー!」ジタバタ

結衣(あ、あかりとちなつちゃんの前だぞ!?分かってても口に出すなよ!)

京子(ゆ、結衣は分かったんだね…!ぐ、ぐるじい…!)ジタバタ

あかちな「?」



京子「……さて、誰が最初に声をかけるかだけど」

結衣「言い出しっぺのお前が行けよ」

ちなつ「写真も京子先輩の携帯に入ってるんですから」

京子「いやー…いざとなったら緊張しちゃってさー…」

京子「>>70、代わりに行ってくれない?」

チーナはわかるだろw

安価でもチーナ

京子「ちなつちゃん、代わりに行ってくれない?」

ちなつ「え…嫌ですよ!京子先輩が行けばいいじゃないですか!」

ちなつ「大体私、その…あかりちゃんのお姉さん苦手っていうか…」

あかり「お姉ちゃん優しいから大丈夫だよぉ」

ちなつ「う~ん……」

京子「行ってくれたら、結衣が『暑いなー…』って言いながら胸元ぱたぱたさせてた時に撮った写メあげるよ」

ちなつ「行ってきますー!!」ビシュンッ

結衣「おいそんなのいつ撮って…!あ、待ってちなつちゃーん!?」



ちなつ「さて…」

あかね「~♪」

ちなつ(京子先輩から写メの入った携帯も預かったし…)

ちなつ(どうやって行けばうまく驚かす事ができるかな…?)

ちなつ(それじゃあ…まず最初は>>80って声をかけよう)

未来のお義姉さま、なんちゃって

ちなつ(よし、ファースト・コンタクトから驚きを誘っていく形で仕掛けよう!)

ちなつ「み、未来のお義姉さまっ♪」

あかね「……えっ?」

ちなつ「……………」

あかね「……………」

ちなつ「……………な」

ちなつ「……なんちゃって」

あかね「………え、えぇ」

ちなつ(滑ったーーーーーーー!)

あかね「…あら?あなた、確か吉川さんの…」

あかね「そうそう!ちなつちゃん!よね?」

ちなつ「あ、はい…」

あかね「こんなところで会うなんて偶然ね?今日はあかりは一緒じゃないの?」

ちなつ(と、とりあえず接触に成功!なんて返そう…)

ちなつ「>>88

これあげます!

京子「ちなつちゃん、うまくやるかなー」

あかり「ううぅ…!お姉ちゃん、あかりのえっちな写真見てどんな顔するのかな…?」ドキドキ

結衣「…あっ、話しかけた」



ちなつ(はぁ…いきなり滑ったしなんだかもうどうでもいいかも…)

ちなつ(別に私はこの人の目がどうとか知ったこっちゃないし…)

ちなつ(適当に終わらせて結衣先輩の写メ貰って帰りたい…)

ちなつ(って事で適当に返しますか…)

ちなつ「あかねさん、これあげます!」バッ

あかね「え?何かしら」

ちなつ「じゃあ私はこれで!失礼します!」バッ

あかね「え…?えぇ、気をつけてね…」

あかね「なんだったのかしら、それにこれは…」

あかね「…………>>97?」

カッ!!!!

あかね「これは…携帯電話?写真のデータ…これは…」カチカチ

あかね「…………!!」カッ!!!!



京子「ちなつちゃん!戻ってくるの早いよー!」

ちなつ「行ってこいって言われたから行っただけです!それより結衣先輩の写メください!」

結衣「お、おい本当にそんなの撮ったのか!?」

あかり「あ!お姉ちゃんが目開いた!!」

あかり(お姉ちゃんの目…初めて見たなぁ)

あかり(綺麗な紫色で…あかりと、同じ色)

あかり(でもすっごい吊り上ってるのはなんでかなぁ…?)

あかり「…あ!ほらほらみんな見て!お姉ちゃんが目開けてるよぉ~!」

結衣京ちな「ん?」

あかり「……あ、うつむいちゃった」

あかり「京子ちゃん、ちゃんと見れた?」

京子「>>114

この後に期待

京子「あ、ごめんちょっと見てなかった」

あかり「ええええええええええ!?」

あかり「あかり、せっかく恥ずかしい思いしてえっちなポーズしたのに!なんで見てないの!!」

京子「めんご☆この後の展開に期待ですね☆」

あかり「まだやるの!?」

京子「作戦が失敗したからにはしょうがない…!即興であかねさんの目を開くしかない!」

京子「というわけで第二陣いけー!!」

結衣「ま、まだやるのか?今日はもう事情を説明して帰らないか…」

ちなつ「私もなんだか疲れました」

あかり「それになんだか…お姉ちゃん、怒ってる?みたいだし…」

結衣「………」チラッ

結衣(うわ、うつむいて携帯握りしめてる…)

京子「まだだ!まだ終わらんよ!行け、>>123!」

kskst

京子「行け!ミラクるん!」

ちなつ「………は?」

京子「……行け!ミラクるん!」ベシベシ

ちなつ「ちょ…!背中押さないでください!なんでまた私なんですか?二回目ですよ!」

京子「大丈夫だよ、魔女っ娘帽子被ってステッキ持っていけばどこからどうみても魔女っ娘ミラクるん♪」

ちなつ「そんなのでごまかせるはずないでしょ!私、帰り…」

京子「行ってくれたら、結衣がお風呂上りに髪乾かしてる時に撮った写メあげるよ」

ちなつ「魔女っ娘ミラクるん!華麗に参上!!」バシュンッ

結衣「そんな写真あるのか!?おい京子!!」



あかね「あかり……」プルプル

ミラクるん「魔女っ娘ミラクるん☆華麗に参上!」キャルーン☆

あかね「………………」

ミラクるん「てへ☆」

あかね「>>139

吉川さん、この写真についてちょっと聞かせてくれない?

あかね「吉川さん、この写真についてちょっと聞かせてくれない?」

ミラクるん「……………」

ミラクるん「魔女っ娘ミラクるん!華麗に参じょ」

あかね「吉川さん、この写真についてちょっと聞かせてくれない?」

ちなつ(駄目だ、ばれた)

ちなつ(っていうか名前の呼び方が『ちなつちゃん』から『吉川さん』に…!)

ちなつ(もしかして…っていうかもしかしなくても)

ちなつ(怒ってる!?)

あかね「…………」

ちなつ「…………」

あかね「…………」

ちなつ(ひいぃ…!喋ってくれないし…!)

ちなつ(と、とりあえず私は関係ないんです、ってちゃんと言わなきゃ!!)

あかね「吉川さん、この写真についてちょっと聞かせてくれない?」

ちなつ「そ、それは…!>>150なんです!!」

あかりちゃんが見てほしくて撮ったけど恥ずかしくて渡せないって言うから……

ちなつ「あ、あかりちゃんが…!」ガタガタ

ちなつ「あ、あかねさんに見て欲しくて撮ったけど…!恥ずかしくて渡せないって言うから、だから…私が…!」

あかね「………そうなの」

あかね「そう…あかりが、ふふ…あの子ったらはしたないわね…うふふふ」

ちなつ(た、助かった…?)ホッ

ちなつ(それにしても…なんて嬉しそうな笑顔)

ちなつ(やっぱりこの人、あかりちゃんのことを……)

あかね「あ、ちなつちゃん?」

ちなつ「はいぃ!?」ビクッ

あかね「この写真、あかりが見せたいって言ったのよね?」

あかね「じゃあ、誰が撮ったの?」

ちなつ「え?」

あかね「誰が撮ったの?」

ちなつ「そ、それは…!」ビクッ

ちなつ「………>>160が…!」

京子先輩

あかね「誰が、撮ったの…?」

あかね「写真のあかりの手…両手ともスカートのすそを握ってる…」

あかね「それにこの携帯、あかりのじゃないのよ」

あかね「…だれがとったの?」

ちなつ「きょ、京子先輩ですうう!!」

ちなつ「わ、私は関係ないんです!!あかりちゃんに、渡してきてって言われて!それで…!」

あかね「……そう」

あかね「うふふ、ごめんなさい…すこし驚かせちゃったわね」ナデナデ

ちなつ「……あ」

あかね「ごめんね、私どうしてもあかりの事となると押しが強くなっちゃって…」

あかね「別に怒ってるわけじゃないから…許してね?」

ちなつ「は、はひ」

あかね「それじゃ、私はこのへんで…」スタスタスタ

ちなつ「……………」

ちなつ(お、怒ってない…!?あれで……!?)ガタガタ

あかね「………さて」

あかね「京子ちゃんに少しお話を聞かなくちゃ…」

あかね「あかりが自分でこんな写真を撮るわけないのよ…」

あかね「もし本当だったとしたらあかりにはちゃんと、こういうのはよくないのよって教えてあげなくちゃ」

あかね「そのためにも京子ちゃんからお話を聞かなきゃね?」

あかね「うふふ……どこにいるのかしら」

あかね「>>171を探してみましょう」

結衣のアパート

七森町
 結衣のアパート

あかね「結衣ちゃんは確かここで一人暮らしをしてるってあかりが言ってたわね」

あかね「それに、結衣ちゃんは京子ちゃんととっても仲がいいみたいだし…」

あかね「悪いけどここでちょっと待たせてもらいましょう」

あかね「結衣ちゃんが一緒ならきっと京子ちゃんも素直にお話聞かせてくれるわよね…うふふ」

あかね「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ…」


そのころ
 トイザらす

あかり「お姉ちゃん帰っちゃったよぉ」

京子「ちなつちゃんがなんだかダメージ受けてる…」

ちなつ「……うぅ、結衣せんぱいぃ…」グッタリ

京子「ちぇー、じゃあ今日の部活はここでお開きにしますかー」

あかり「あかり、ちなつちゃんをおうちまで送っていくよぉ」

結衣「よろしくね、あかり……私は家に帰ろうかな」

京子「んじゃー私はー……>>182!」

>>180

京子「それじゃあ私は結衣の家いく!」

結衣「まぁいいけど」

京子「今日はちなつちゃんのお茶飲めなかったからなー…結衣の晩ご飯で手を打とう!」

結衣「……はいはい」クスクス

結衣「それじゃあ帰りに買い物して帰ろうか」

京子「あかりー、ちなつちゃーん!まったねー♪」

あかり「また明日ね!結衣ちゃん、京子ちゃん!」

ちなつ「…………ごふゥ」



結衣「結構買ったな」ガサガサ

京子「半分持つ?」

結衣「いいよ、別に重いわけじゃ……ん?」

結衣(部屋の前に誰かいる、あれは……>>201?)

管理人

結衣「……あ、おばさん」

管理人「結衣ちゃん、お帰りなさい」

京子「おばさん?」

結衣「アパートの管理人さんだよ、私の親戚の人なんだ」

京子「ふーん、そっかぁ」

管理人「お友達?」

結衣「うん、京子って言って…今日泊まっていくんだ」

管理人「あらあら、仲がいいのね」クスクス

結衣「あんまりうるさくしないようにするから…」

管理人「いいのよそんな気を使わなくても、ここのアパート壁厚いし」

管理人「お友達は大切よ、仲良くね!結衣ちゃん!」

結衣「うん、分かってる」

結衣「……それで?おばさんは、何か用?」

管理人「>>214

結衣ちゃんちょっと来てくれない?

管理人「……結衣ちゃん、ちょっと来てくれない?」

結衣「なに?」

管理人「…あのね」ヒソヒソ

京子「?」

結衣「…京子に聞かれちゃいけない話なの?」

管理人「…ちょっとね」

結衣(……京子に聞かれちゃいけない、話?)

結衣(なんだろ?防犯の話とかかな…それなら外部の人に教えちゃだめだろうし…)

結衣(それとも家族の話?最近実家帰ってないしな…)

結衣(それとも別の……うーん、もう思いつかないかな)

結衣「で、なに?」

管理人「>>224

少し眠っててね?

管理人「少し、眠っててね?」ドスゥ

結衣「かはッ……!?」ドシャア

京子「ゆ、結衣!?」

管理人「くっくっく……!」

京子「結衣!結衣!!」ユサユサ

結衣「………………ぐ」

管理人「無駄よ、結衣ちゃんはしばらく目を覚まさないから」

京子「くぅっ…!なんで結衣にこんな事を!」

京子「あなた、管理人じゃ…結衣の親戚、家族じゃなかったの!?」

管理人「…………」

京子「だ、黙ってないでなんとか……!」

管理人「>>239

最低でも半殺しで済ませてあげるから
安心しなさい

管理人「最低でも半殺しで済ませてあげるから安心しなさい」

京子「な…!?こ、これ以上結衣に手出しは…!!」

管理人「何を勘違いしているの?あなたの事を言っているのよ」

京子「!?」

管理人「………………」ニコニコ

京子(だめだ…!この人、おかしい!)

京子(携帯で助けを………っ!!)

京子(しまった…!携帯、ちなつちゃんに預けて…!あかねさんが持ってるままだ!)

管理人「あら?なにか探し物?」ニコニコ

京子(こうなったら…!)

京子「逃げるっ!!」バッ!

管理人「!」

京子「待っててね、結衣!すぐに助けを呼んでくるから!」

管理人「行かせない…!」ダッ!

京子「ここから近くて安全な場所…>>258に逃げなきゃ!」

異世界

京子「確か、こっちにエレベーターが…!あった!」タタタッ

管理人「そんなものでどこへ逃げるつもり!?」

京子「夕方のマンションのエレベーターは異世界に通じてるんだよ!」ピンポーン

管理人「それ、ゲームの話よ!?」

京子「今だ!!はぁーっ!!」ガシャンッ!

管理人「しまった!ツッコんでるうちに…!!」


異世界
 結衣のマンション?

京子「……ここ、どこだろ」

京子「結衣のマンションに似てるけど…よく見ると違う」

京子「外も…夕日が沈まない赤の世界だ…」

京子「っと!こうしちゃいられない!早く戻って誰か助けを呼ばないと!」

京子「確か、ここから元の世界にもどるには…」

京子「>>278だったかな」

服を脱ぐ

京子「確かゲームだと序盤でおっさんが死ぬから元の世界には帰れないんだよねー」

京子「だが京子ちゃんはかっこよく布をバサッとやる事で時空間転移ができる能力者なのだ!」

京子「ってわけで制服の上を脱いで…きゅぴーん☆」バサァッ


現実世界
 七森町

京子「七森よ!私は帰ってきたぁ!!」

京子「こうしちゃいられない…!誰か助けを呼んで結衣を助けなきゃ!」

京子「えっと…ここから近い場所は…!」

京子「>>299だ!待ってて、結衣!」

あやののいえ

七森町
 綾乃の家

京子「綾乃!綾乃ー!!」ドンドンドン

綾乃「はーい…って!ととととっとと歳納京子!?」

綾乃「い、いきなりうちになんて来て…!何か用なの!?」

京子「結衣が…!結衣が!!」

綾乃「え…?船見さん?」



綾乃「なんですぐに警察に通報しなかったのよ!」

京子「け、携帯人に預けてて…!」

綾乃「とにかく!私が電話しておくから…!」

綾乃「歳納京子は私の家の中から使えそうな物を取ってきて!船見さんを助けに行くわよ!!」

京子「う、うん!!」

綾乃「あ、もしもし警察ですか!?はい、えっと…!」

京子「使えそうな物…!武器になりそうなもの…!!」キョロキョロ

京子「……>>310!これだ!!」

バールのようなもの

京子「こ、これは…バールのようなもの!!」

京子「前にあかりが頭打った時に使った…!綾乃の私物だったのか…!」

綾乃「歳納京子!行くわよ!」

京子「あ、綾乃も何か持った方がいいよ!武器が無いと危ない!」

綾乃「大丈夫よ、丸太を持ったわ」

京子「流石綾乃だぜ!凄ェ!!」


七森町
 結衣のマンション

京子「結衣ーーー!!!」ダッ

京子「さっき管理人さんに会ったのはここだけど…!」キョロキョロ

綾乃「歳納京子!そこに誰かいるわ!」

京子「ん!?……>>322!」

綾乃と京子

京子「ん!?あれは…綾乃!?」

綾乃「それと…歳納京子!?」

綾乃「なんで私達がもう一人…!?」

京子(しまった…!時空間転移を使ったせいで私たちの存在を歪めてしまったんだ…!)

綾乃「ど、どういうことなの…!?」

綾乃2「なんで私達がいるの…!?」

京子(でも存在が歪んだのが私で幸いだったかも…あっちの私も事情は飲み込めてるはず!)

京子「京子!!」

京子2「うん!分かってる!」

綾乃's「何が!?」

京子「綾乃!後で元に戻すから、今は結衣を助けなきゃ!」

京子2「行こう!」

京子2「結衣はあっち…!>>346にいるから!」

処女宮

黄道星座十二宮六番目
 処女宮

綾乃「なによここ…星?私達、さっきまでマンションにいたはずなんじゃ…」

京子2「空間が歪んでるんだよ、大丈夫!後で直すから」

綾乃2「直せるの!?」

京子「話は後だよ!そこにいる…」 

京子「あいつを倒してからだ!」

管理人「ふふ…あなたが時空間を歪めたおかげでいい舞台が出来たわ」

京子2「なんで結衣を…!いや」

京子「なんで私を狙うの!?」

管理人「………いいでしょう、教えてあげる」

管理人「>>356だからよ!」

あかりを辱めたから

管理人「あかりを…辱めたからよ!」

京子「!?」

綾乃「あかりって、赤座さんのこと…?」

京子2「まさか、あなたは!」

管理人「そう私の正体は…!」ビリビリベリィ

あかね「あかねよ!!」バリーーン

京子's「な、なんだって!!」

綾乃「……誰!?」

あかね「はじめまして、あかりの姉の赤座あかねです♪」

綾乃's「は、はじめまして…」ペコッ

あかね「京子ちゃん、ちょっとあかりについてお話しましょうか」

京子「え……」

あかね「京子ちゃんの携帯電話にね、あかりのえっちな写真が入ってたの」

あかね「……どういうことか、説明してくれるわよね?」

京子「それは………>>368!」

おもしろいからやっただけ

あかね「どういう事か説明してくれるわよね?」

綾乃's「と、歳納京子ー!?携帯に赤座さんのえっちな写真って…!」

京子2「綾乃、ちょっと黙ってて!」

京子「…………」

あかね「ちなつちゃんはね、あかりが私に見せたくて撮ったって言ってたの」

あかね「でもそれなら京子ちゃんの携帯にデータが入ってるのっておかしいわよね?」

あかね「京子ちゃんがあかりに頼まれて撮ったの?それとも…」

あかね「どうなのかしら?」

京子「………!」キッ

京子「面白いからやっただけです!!!」

あかね「…………」

京子「あかねさんの目を見てみたいなーと思って、それであかねさんをびっくりさせようと写真を…」

京子「あかりに頼まれたからとか、そういうのは一切ありません!」

あかね「…………」

あかね「>>384

全員の記憶とデータを消す

京子「………………?」

気がついたら、私は結衣の部屋で…私と結衣とあと何故か綾乃の三人で寝転がっていた。
なんでここにいるのか?いつここに来たのか?記憶がおぼろげでなにも覚えてなかった。
結衣に聞いても綾乃に聞いても、二人共覚えてなかった。

京子「ごらく部の部室に行って、それで…」

結衣「…あれ?こんな食材、いつ買ったんだろう」

綾乃「本屋に行って…それから…?」

京子「…………あ、そうだ」

京子「あかりの写真を撮ったような…?」カチカチ

京子「…ないや、夢だったのかな」

京子「ま、いっか」

京子「結衣ー!ラムレーズンー!!」

綾乃「あなたもご飯作るの手伝いなさいよ!」

結衣「いいよ、京子はラムレーズンあげて大人しくしててもらうのが一番の手伝いだからさ」

七森町
 あかりの家

あかね「…………」ガチャッ バタン

あかね「……ふぅ」

あかり「あ、お姉ちゃんおかえりなさぁい」

あかね「あらあかり、まだ起きてたの?」

あかり「えっと…今日の事、ちゃんと説明しておこうと思って…」

あかね「今日の……あぁ、あの写真ね」

あかり「う、うん…」

あかね「ああいう写真はお姉ちゃん関心しないわよ?ちゃんと説明してもらおうかしら」

あかり「えっとね、あれは…」

あかり「>>395なんだよぉ」

あかりなりのお姉ちゃんへの愛のかたち

あかり「あかりなりの…お姉ちゃんへの愛の形、なんだよぉ」

あかね「……え?」ピクッ

あかり「あのね…最初は、京子ちゃんが『お姉ちゃんの目をみたい』って言い出して」

あかね(そういえば京子ちゃん、そんな事言ってたわね…)

あかり「……あかりも、見てみたいなぁって思って」

あかね「え?私の目を?」

あかり「あかり…お姉ちゃんの好きな物とか、お部屋がどうなってるかとか」

あかり「そんな事も知らなかったから」

あかり「だから、ちょっとあかりの知らないお姉ちゃんを見てみたかったんだよぉ」

あかね「…………あかり」

あかり「だからちょっと恥ずかしかったけど…頑張っちゃった」ニコッ

あかね「……だからってああいうのは駄目よ、あかりは女の子なんだから」

あかり「ご、ごめんなさい」

あかり「お姉ちゃん…怒ってる?」

あかね「>>405

怒ってないからパンツ見せなさい

あかね「別にそんな…怒ってなんてないわよ?」

あかり「ほんと?」

あかね「えぇ…怒ってないから」

あかね「だからあかりのぱんつ見せてくれるかしら?」

あかり「え」

あかね「だからあかりのぱんつ見せてくれるかしら?」

あかり「え?」

あかり「えええええええええ!?なんでそうなるのぉ!?」

あかね「だってお姉ちゃん、あかりに目を見られちゃってすっごい恥ずかしかったのよ?」

あかね「だからあかりにもちょっと恥ずかしい思いしてもらわなきゃ不公平じゃない?」

あかり「目とぱんつじゃ全然違うよねぇ!?」

あかね「……お姉ちゃんは目を見られるくらいならぱんつ見せるわ」

あかり「嘘!?」

あかね「……だめかしら?」

あかり「う…えっとぉ、……>>416

お姉ちゃんもパンツ見せてくれるなら

あかり「お…お姉ちゃんも見せてくれる、なら…!」カアァ

あかね「え?」

あかり「ひ、一人でぱんつ見せるのは恥ずかしいよぉ…!!」

あかね「…いいわよ、お姉ちゃんも見せるから」

あかね「だからあかりのぱんつも見せて…?」

あかり「……う、うん」ドキドキ

あかね「…………うふふ」


赤座家
 あかりの部屋

あかね「…じゃあ、脱がすわよ?」

あかり「お姉ちゃん待って…!」

あかり「ほ、ほんとに恥ずかしいから…!お姉ちゃんから脱いで…?」

あかね「………」

あかね「>>432

ええからはよぬげや

あかね「ええからはよぬげや」バサッ

あかり「きゃーーっ!!?」

あかり「な、なんで無理やり脱がすのぉ!?なんで関西弁なのぉ!?」

あかね「うちけっこうせっかちな性格やねん、堪忍なー」

あかり「だからなんで関西弁なの!?」

あかね「焦るとでてまうねんー」

あかり「うぅ…池田先輩みたいだよぉ」

あかね「…………」

あかね「お姉ちゃんといる時は他の女の子の話、してほしくないなぁ…」ギシッ

あかり「……お、お姉ちゃん?」

あかね「…あかり、目を閉じて?」

あかね「今度はお姉ちゃんの…私なりの愛の形を見せてあげるから…ね?」

あかり「…………う、うん」

次の日
 七森中学校

ちなつ「そういえばあかりちゃん、結局お姉さんの目は見れたの?」

あかり「え?」

ちなつ「昨日帰ってからお姉さんと話したんでしょ?」

あかり「……あ、うん」

ちなつ「昨日、私は見れなかったからねー」

ちなつ「どうだった?見せて貰えた?」

あかり「…うん!」

あかり「お姉ちゃんの目とか、お部屋とか…いろんな物見せて貰ったよ!」

あかり「昨日だけで…あかりの知らないお姉ちゃんをたくさん見れたよぉ」

ちなつ「ふぅん、よかったね」

あかり「…それと、誰も知らないあかりの顔もいろいろ見られちゃったよぉ」ポッ

ちなつ「………ん?」

あかり「愛って素敵だねぇ、ちなつちゃん」

ちなつ「……?そ、そうだね」

七森中
 ごらく部部室

ちなつ「…で?京子先輩、目の事はもういいんですか?」

京子「…目?」

あかり「京子ちゃん、昨日お姉ちゃんの目をみたいって言ってたじゃない」

京子「…そんな事言ったっけ」

ちなつ「あんだけ人を巻き込んでおいて…!結衣先輩も何か言ってあげてください!」

結衣「…そんな事言ってたっけ?」

結衣「なんか昨日の記憶がなくて…なにしてたんだっけ」

京子「覚えてないや…」

ちなつ「なんなんですか、二人して」

京子「それにしても…あかねさんの目かぁ、確かに気になるな」

京子「……よし!あかねさんの目を見にいこう!」

あかり「えぇーーーーっ!?」


おしまい

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